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カテゴリー「#ドラマ:2013年第3クール」の53件の記事

2013年10月 3日 (木)

2013年9月のまとめ<2013年夏クールのドラマ・まとめ>

関西での「天魔さんがゆく」の放映が終わったので、まとめ感想を書きます。
感想は書いていなかったのですが、ずっと見ていたので、このドラマが終わらないとなんとなく夏クールが終わった気がしなかったのです。

今期は7月、8月のまとめ、すなわち感想の中間をついに書けませんでした。
書いたけれどもアップするタイミングを失ったり、時間がなかったり。
来期は書けるかな~?(汗)

レギュラー感想を書いたのは4本でした。

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※ミラー&トラックバック専用として「昼寝の時間@R」を運営しています。
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以下は初回から最終回まで感想を書いていて、今期で終わったドラマです。 
各作品のタイトルは最終回の感想、もしくはまとめ記事にリンクしています。

<連続ドラマ>

※終了した順番です。

激流~わたしを憶えていますか?~
スターマン~この星の恋~
Woman
半沢直樹

仮面ライダーウィザード

<継続中>

恐竜戦隊キョウリュウジャー
八重の桜

<単発ドラマ>

だましゑ歌麿3 簡単感想
ほんとにあった怖い話 夏の特別編2013
ドラマスペシャル「いねむり先生」 ひとこと感想

<鑑賞した映画・DVD・演劇>

マネーボール
キャデラック・レコード~音楽でアメリカを変えた人々の物語
東京キッド
終戦のエンペラー 簡単感想
タイピスト!
少年H
クロワッサンで朝食を
風立ちぬ 簡単感想
さよなら子供たち

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感想は書いていませんでしたが、最初から最後まで見たドラマは「SUMMER NUDE」「救命病棟24時 シーズン5」「ショムニ」「ぴんとこな」「警部補 矢部謙三2」「天魔さんがゆく」「悪霊病棟」、そして「あまちゃん」です。

「Oh, My Dad!!」は2話目で、「斉藤さん」は3話目で挫折しました。

「Oh, My Dad!!」は主人公の言動に苛々度マックスになったため。
「斉藤さん」は前回と同じく原作とのギャップを感じてしまったため。原作は面白いですよっ。
「DOCTORS2」はだいたい見ていたのですが、時々録画し忘れたこともあったので、寸評は差し控えます。面白かったです。

ミニシリーズ「夫婦漫才」は見逃してしまいました(_ _;;

※なお、初回の感想や中間の感想へのリンクは一番下に貼ってあります。

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以下、あくまで個人的な、まとめを兼ねた好きな作品順の寸評です。
レギュラーで感想を書いていた作品については短く、書いていなかった作品は多少長く書きました。
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「Woman」
好みの分かれるドラマだと思います。

あざとい筋、途中で時々ひっぱり気味のエピソードの挿入など、突っ込みどころは多いのですが、感想記事内で書いている通り、満島さん、田中さん、二階堂さんなどキャストの皆さんの力。そして、坂元さんの描きたい世界をよく理解しているスタッフたちによる映画的な映像とテンポが好きでした。

坂元さんは間違いなく、今、テレビで、自分が作りたい作品が作れる数少ない脚本家の一人でしょう。

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「半沢直樹」
原作未読です。

講談調というか、漫画テーストで、小気味良く料理したドラマでした。
しかし、書き割りっぽい登場人物に血肉を与えたキャストたちがいなければ、これほどブレイクはしなかったでしょう。
中盤以降は、キャストたちと演出が競うようにヒートアップしていきました。
当たっているドラマならではの高揚感を味わうのは、久しぶりです。

正直言って、最終回まで、抜きん出た視聴率と同じほど面白い、とは感じなかったのですが、ラストシーンの余韻でぐっときました。
自分の中では、ここで、このドラマは完結しました。
なあんて言いながら。続編が作られれば、必ず見ますよ(^^

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「スターマン~この星の恋~」
まったりと楽しみました。
岡田さんと堤さんのタッグ、時々微妙に感じることはありましたが、死の匂いがするお話を、ハートウォームなコメディとして仕上げていたと思います。
國村さんが重田さんで良かったです。というより、後半は重田さん中心の演出になっていたように見えました。重田さん中心に見ていたからでしょう(^^;;

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トップ3は、やっぱり、この三作になりました。
キャスト、脚本、演出及びスタッフの総合力が抜きん出ており、何を伝えたいか、描きたいものは何なのかが、きちんと伝わった作品となっていました。

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「警部補 矢部謙三2」
最終話ラスト、いつも引っ付いていた未来ちゃんが、同い年の少年たちと遊びに行くのを、さらっと見送る矢部。あれ、格好いいやん?(笑)

ということで、矢部は相変わらずジコチューでしたが、ちょっとだけ格好よくって、時には哀愁もちらり感じられるなど、ハードボイルドのパロディとして、前作より面白かったです。

でも、ライダーネタがわかっていないと、面白さは大分目減りしたでしょうね。まさかラストに勢ぞろいさせると思わなかったです~(^^;;
一番美味しかったのは、唯一死んじゃったアンクだと思う。

「天魔さんがゆく」
これもパロディものなのですが・・・ていうか、まんまヨシヒコのタイトルだし(笑)。
想像したとおりのゆるゆるしたドラマで、ゆるゆる楽しめました。
幽霊さんが幽霊になった動機がどんなにナンセンスであっても、成仏するシーンにはじんわりきました。

話がまたがる前半より、1話完結にした後半のほうがすっきりしていたと思います。先週の話を思い出すのに時間がかかりますからー。
ちなみに、寝相の悪いアイドルには笑ったです。

堂本さんのローテンション、川口さんの弾けっぷりを皆川さんがうまく拾っていて、いいコンビネーションだったと思います。

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ここから先は突っ込みが多いので、ご注意下さいませ。
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「激流~わたしを憶えていますか?~」
原作未読です。
本記事の中でさんざん突っ込んでおります(汗)。
危惧したことが全部あてはまっちゃった作品。

「救命病棟24時 シーズン5」
このシリーズに思い入れはないので、キャストうんぬんはさておいても。
流れの悪い作品になっちゃったような気がします。

夏目の背景を思わせぶりにぼかしたり、院長と看護師の、楓への視線が変わるポイントを丁寧に描いていなかったので、人物設定そのものがブレているように感じたことなどど、多々突っ込みどころはあるのですが。

盛り上がらなかった最大の原因は、甥っ子の話を最大のクライマックスにもってきたため、その後の数話が後日談のように感じてしまったことです。

クライマックス後に新加入した猿田って必要だったのかな?
佐々木さんの使い方がもったいなかったです。

「ぴんとこな」
原作未読です。
後半はほとんど舞台のシーンがなく、急速に興味が薄れてしまった作品。
別に歌舞伎でなくても描けた、韓流風、もしくは大映テレビ風の、すごくベタなメロドラマでした。
ファンの人なら楽しめたかも。
完二郎兄さんが登場シーンはわずかでも、美味しい役どころだったのが嬉しかったです。

「SUMMER NUDE」
三角関係ではなくって群像劇になってました。どろどろした感情を描きたくなかった、もしくは悪役を作りたくなかったためでしょうか。
それはそれでいいのですが、とにかく全てのテンポが悪すぎて。テーマ曲は素敵だったのに。
で、皆さんが指摘されているように。

あのカップルは、ほんと、なんだったんだ?!

「ショムニ」
回を重ねるごとに時代が逆行していった、タイムマシーンのようなドラマになってしまっていて、最終回は痛々しさすら感じてしまいました。

テレビで何と報道されようが、自分のまわりは全く景気回復しているように思えないし、非正規雇用社員が就労者の3分の1を締める時代(参考資料:東京都HP)に、出来なさ過ぎる上司に遊んでいるように見える大勢の社員と、無駄に豪華なプレゼン・・・ユートピアですわ。
ユートピアならユートピアらしくもっと弾けてくれれば良かったのに。
一時代を築いたシリーズも、本シーズンで終わったように思います。

「悪霊病棟」
感想は書いていませんが、春に放映されていた「クロユリ団地」の方がまだ怖かったです。
幽霊話がエクソシストものになっちゃってましたし。
エクスシストものって身近じゃないためか、全く怖くないのです。

救出された看護師さんを意味ありげに撮っていたのに、全く触れなかったのは、映画などで続編を作るってことなのでしょうかね。

怪談って連ドラには向いていないのかもしれません。もしくは連ドラとして引っ張るノウハウが蓄積されていないのかも。

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別枠で「あまちゃん」。

感想は書いていませんでしたが、最後まで見ました。

皆さんがリアルタイムで様々な視点から書かれているので、もう、今更書くこともなく。

春と夏のクールのコメディが色あせて感じられることもあったくらい。
加えて言うなら、この2クールのドラマの中で、ダントツで面白かったです。
ストーブさんだけが気がかりでしたが、そういう人がいてこそ、のような気もします。

キャスト、スタッフの皆さん、半年間、ありがとうございました。

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あと、TBS系のアニメ全般にも注目してました。
好きじゃないけれども見られずにおれない「進撃の巨人」。
最初は「うん?」と思ったけれども愛らしい作品となった「恋愛ラボ」。
続きがすごく気になる「東方八犬異聞」などなどです。

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○印象に残った女優さん
満島ひかりさん
です。
迷わず決めました。

○印象に残った男優さん

堺さん、香川さん、片岡さん、滝藤さん・・・「半沢直樹」は男優さんたちの宝庫でした。あと、國村さん。

うーん。
堺さんはリーハイがありますし・・・一番感情移入して見ていた近藤役の、滝藤賢一さんで。

○特別賞
チームとして「あまちゃん」です。
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以上、あくまで、好みです。お許しくださいませ。

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2013年夏クールドラマ 初回の感想
2013年夏のドラマ:視聴予定

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2013年9月26日 (木)

さよなら子供たち:BS

1987年製作 フランス、西ドイツ 103分 原題「AU REVOIR LES ENFANTS/GOODBYE, CHILDREN」

監督・脚本・製作:ルイ・マル/音楽:ランツ・シューベルト、カミーユ・サン・サーンス/撮影:レナート・ベルタ
出演:ガスパール・マネッス、ラファエル・フェジト、フランシーヌ・ラセット、スタニスラス・カレ・ド・マルベール

ルイ・マル監督が描く、自伝的色彩が濃厚なナチス占領時代の少年もの。1944年、ナチス占領時代のフランス。パリからカトリック寄宿学校に疎開している12歳の少年ジュリアン・カンタンの学校に、ある日ジャン・ボネという少年が転入してくる。彼は少し変わってはいるが、数学、国語、ピアノなど学業優秀でジュリアンのライバルとなった。初めはどこか打ち解けない2人だったが、次第に連帯感が生まれてきたその頃、ふとしたことからジュリアンは、彼が偽名を使って転入してきたユダヤ人であることを知る……。(Yahoo!映画より)

@NHK BS

ネタばれなしの簡単感想です。

以前BSで、同じくルイ・マル監督の「5月のミル」と続けて放映されていたのを、今頃ですが、見ました。
この作品の翌年に「5月のミル」を撮ったのだそうです。
粗筋の通り、「5月のミル」とは全く違う趣きの作品。

占領下のフランス、ノルマンディー上陸直前の冬の出来事を、ジュリアンの目線で描いた作品です。

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上流階級の子供たちばかりを集めた疎開ですので、日本の学童疎開を描いた映像よりは多少裕福かつエレガントですが、抑制を強いられる生活なのは同じです。
村はドイツの占領下にあり、誰が敵か味方かわからない。食物も不足している。

加えて、親同士はみな直接、間接的な知人。
そんな閉ざされた学校に転入してきたボネは、非常に優秀であるにもかかわらず、明らかに階級が違うため、中々溶け込めません。

主人公、ジュリアンも、階級が違う子供と遊ぶことに馴れていないため、異分子として扱います。
しかし、自分の苦手な分野が得意な美少年、ボネが気になって仕方がありません。

皆にからかわれるボネ。
お互いにからかいあっているので、特にボネだけいじめられている、というわけではないのですが、他愛のないいたずらも、人にとってはつらいいじめと感じるかもしれない。
そう感じている人間は他にもいて・・・

言葉や風俗がわからないためでしょうか。
思春期直前の少年たちが、みんな、演技をしているとは思えないほど自然に見えました。
上手に演じようという力みが、ほとんど感じられない。
ロケも含めて、作り物なんだ、と醒めさす部分が全くありませでした。

特にジュリアンとボネ。
彼らの自然さが、余韻を深くしていました。

この年代特有の性の目覚めも描いていました。
邦画だと全く描かないか、妙に強調されてしまって作品全体のバランスを崩すことが多いのですが、この描写も自然でした。
この年代の少年に、そういう目覚めがないわけがない、ということを、軽いユーモアを持って描いていました。
国民性の違いもあるのでしょう。

ジャム、煙草、ピアノ、宝物探し、そして千夜一夜。寄宿舎という小さな世界でおきる紗様々な出来事の数々と少年たちの葛藤。
しかし外の嵐は容赦なく彼らの世界に侵入してくる。

しっかりした構成の物語を、控えめなトーンと色彩を押えた映像で描いた、極めて完成度の高い作品でした。

印象的だったのは、ドイツ軍が全て悪、とは描いていないこと。
ゲシュタポは例の通りでしたが。

ミサのシーンに込められた意味は、よくわかりませんでした。
聖なるパンを与えなかったのは、考慮なのか、それとも拒絶なのか、聖職者としてやってはいけないことだったのか。
宗教の部分は、やはり難しいです。

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ジュリアンは監督、ルイ・マルの分身です。
ボネにあたる少年も実在の人物だそうですが、実際には共通の話題がなさすぎて、ついに親しくなれなかったそうです。

でも、言葉をかわすきっかけは本でも音楽でも、良かったのだ。

後になって気がついたルイ・マル。
以来、抱えてきた痛み。
どうしても映像化した作品だったそうです。

※参考文献/著:田山力哉「現代ヨーロッパ映画の監督たち」(社会思想社)

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「さよなら子供たち」

さよなら。

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また一本、心に残る作品に出会うことができました。

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2013年9月25日 (水)

半沢直樹 第10話 最終回

公式サイト

近藤(滝藤賢一)は、大和田常務(香川照之)から提案された取引に応じ、手に入れた田宮社長(前川泰之)の証言を表に出さないという決断をした。
その結果、半沢(堺雅人)が大和田を追い詰めるために取締役会に提出する予定であった資料は、不正の事実を決定的にする重要な証拠がない不完全なものとなってしまう。そんな中、渡真利(及川光博)は人事部の後輩からの極秘情報によって、近藤が銀行に戻って来るとの情報を掴む。
<中略>
取締役会では、半沢が訴える不正問題と同時に、半沢の処分案も議題に上がることが分かった。(公式サイトより)

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文字通り、絶体絶命の半沢・・・

原作未読です。
印象に残った部分と簡単な感想、そしてまとめ感想を書きます。

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剣道場のシーン。
逃げずにやってきた近藤を責めずに、なぜ銀行員なんかやっているんだろう、とつぶやく半沢。
泣き出す近藤に思わず、もらい泣き。

約束通り、半沢は近藤を最後まで守り通しました。
大和田の、田宮社長の証言を取り直せばいい、というのは挑発ですね。
そう言えば半沢がますます意固地になることを知っているから。

半沢は大和田が不正を働いていることを取締役会で明らかにする、と中野渡頭取に報告しますが、具体的な証拠がないのに、大丈夫か?と問う中野渡。
この時点で決定打を持っていない半沢に、銀行員としての大和田しか見ていないのでは、とアドバイスします。

そこに飛び込んできたのが、花ちゃん情報。

ええーっ、黒崎が岸川の娘と結婚?!
どうやら黒崎の方から申し込んだらしい・・・

銀行員と金融庁の縁談ってまずいらしいです。
それ以上に、岸川の奥さんが浮かない顔をしていたのは、夫と娘婿の仕事上の関係以上に、娘さんがこの結婚をあまり望んでいるように見えなかったからなのでは。
うーん、止めといた方がいいと思います。人間を愛せない人だと思う。
今回の件で破談になっていれば良いのですが。気になるっ(^^;;

岸川が疎開資料の件を金融庁にリークしたこと、つまり大和田から離れたがっていることを掴んでいる半沢。
数々の不正に関わらされ、今や娘の結婚まで弱みとして握られてしまっている岸川に、銀行員としてのモラルを訴えます。
崩しやすいところから崩していくってこと。
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はじめて大和田のプライバシーが映されました。
100万円欲しいって。奥さん・・・金食い虫なんだ(_ _;;
独りで見ていたDVDは「東京物語」?
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と、色々ありつつ、ついに半沢と大和田が対決する時がきました。

伊勢島ホテルの損失情報のもみ消し、タミヤ電機への不正融資を追求する半沢を状況証拠しかない、と突っぱねる大和田。

そこで、半沢は大和田の個人的な資産状況を暴露します。

大和田の妻の会社が破綻同然であること。
借金を返すためにマチキンまで利用したこと。
家が抵当に入っている上に、まだ5000万円以上の借金をしていること。

プライバシーを暴露された上に、経営能力のない妻をそのままにしておいた、と言われた
大和田、モラルがない、とキレます。

が、半沢も、この銀行にまだモラルなんてものが存在のか?と切りかえします。
返す刀で、弱者を切り捨て、自分たちの勝手な論理を押し付け、問題は先送り、誰一人として責任をとらない、派閥意識で牽制しあい、部下が上司の顔色を伺って正しいと思うことを言わない。

「そんな銀行はもう、潰れているようなものです。」

と。
そして・・・キーマン、岸川に問いかけます。

「黒は黒。白は白。そう思いませんか。」

半沢のターゲットは岸川だった。
そうきたか、と、大和田は名指しされて立ち上がった岸川を、いつもの調子で目力で押さえ込もうとします。
が、半沢の呼びかけで、大和田の魔力が途切れました。
半沢の方が正しいことを認め、イスに崩れ落ちます。

ここで勝負はあったのです。
大和田の貯金を追及する時点で、中野渡や役員たちは少し引いてました。
でも、状況証拠しかない半沢が大和田を追い詰めるには、これしかない。
ここまでは、作戦。

しかし、中野渡や部長が止めるのを振り切って、大和田に約束の土下座を求めました。

「やれー、大和田!」

万座の中、悔し涙を流しながら土下座させられる大和田。

お二人の演技の圧が凄かったです。ふうう。

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後日。

中野渡に呼び出された大和田。
強がってはいますが、覚悟は出来ている様子。
そんな大和田に中野渡は、取締役解任のみ、言い渡します。
意外な発令に驚く大和田に、銀行員として尊敬していたのだよ、と・・・。
意味深です、この言葉。

半沢には、銀行員以外の部分を見よ、とアドバイスしたのに。

この意外な人事について、もう、大和田は頭取に逆らえなくなった。頭取は、これをきっかけに銀行内の派閥争いを解消・・・つまり反対勢力を掌握するだろう、と語る渡真利。

そんな意外な人事があっても、半沢本人も、友人達も、誰もが半沢の昇格を疑わなかったのですけれども。

下された人事は、東京セントラル証券への出向でした。

ラスボスは中野渡頭取。
期待に満ちた半沢の眼差しが、「倍返し」モードに変わりました。

続く・・・ではなく、終わり。

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すんなりと銀行マンとして出世することはないかも、とは思っていましたが、こういう形で挫折するとは。

取締役会の途中、半沢がいわば暴走し始めたところから、危ない、危ない、もうそのへんにしとき、とつぶやいてしまいました(^^;;

終わってみれば、大和田のプライバシーを暴露したのは、短い期間での反撃にはそれしか方法がなかったとはいえ、中野渡にうまく誘導された、とも思える流れなのが、うまいです。

大和田の不正は暴かれたけれども、役員会の、半沢への印象は悪くなったでしょう。
それは半沢も覚悟の上。
ここで止めておけば、キレ者で終わったかもしれません。

100倍返し、期待していたのですが、本当に実現してみると・・・やりすぎちゃったわけです。

半沢が暴走気味になることを、中野渡は予想していたのでしょうか。
ひょっとすると土下座をさせしなくても、半沢の出向は決まっていたのかもしれません。
でも、土下座強要で半沢の出向に異議を唱える役員はいなくなったでしょうね。

半沢のような部下は持ちたくない・・・つまり、みんな多かれ少なかれ大和田と同じ穴の狢ってことです。

土下座のシーンでは、寸分も同情するに値しない銀行マンの大和田が、ちょっと気の毒に見えてしまいました。
これくらいのお灸は必要だろうと思う一方、どんなに憎たらしい奴でも、人間なんだ、と思えてしまって。
役員会の直前、一人、ぽつねんとDVDを見ているカットが効いていましたし、型通りの悪役なのに、型通りに終わらせなかった香川さんに脱帽です。

中野渡に人事を言い渡された・・・完敗した時の、水に落ちた犬のような眼差しも、お見事でした。
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近藤が大和田の申し入れを受け入れたことを半沢が許したのには、半沢のためにも、ほっとしました。
もし近藤を責めたなら、それこそ大和田と同じになってしまっただろうし。
仲間にすれば、これほど頼りになる人はいないでしょう。

このシーンがきれい事に終わらなかったのは、堺さんの半沢はもちろんですが、滝藤さんの近藤が素晴らしかったから。
自分が弱い人間だからでしょう、近藤の弱さ、辛さに共鳴しました。

半沢はどんなに打たれても、這い上がれる人。だから近藤はこの件を引きずらずに、念願の部署で頑張って欲しいです。

渡真利が最後まで良き友人だったのが、意外であり、嬉しかったです。
ずっと疑っていてごめんなさい(^^;;
それが狙いのキャスティングなんでしょうね。

タミヤ電機がどうなったのか、気になりますが・・・中野渡のことだから、抜かりなく後始末したように思います。

北大路さんの中野渡は貫禄たっぷりのラスボスでした。

ラスボスと書きましたが、この銀行はまだ半沢が充分に活躍できる場所ではない、それどころかこのままだと潰されてしまう。そして半沢自身にも成長して欲しい、という親心の出向、とも見えます。

どちらにしても大狸。
勝てそうにないです(^^;;
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正直言って時々、劇画チックで勧善懲悪な時代劇だなあ、と、少し醒めて見ていた時もあったのですが、最終回はお見事だったと思います。

半沢も、最初は堺さんでなくても・・・と思わないでもなかったのですけれども、ラストの余韻は堺さんならではだったと思います。

強いがゆえに慕われる一方、厭われる運命を合わせ持ち、強いがゆえの脆さも、闇も抱えている。
正統的なヒーローでした。

長くなるので繰り返し書きませんが、おじさんたちの火花散る名演技がたっぷり楽しめたドラマでした。

やられたらやり返す・・・を利用されてしまった半沢の逆襲は?
続編は映画、それとも第2シーズンとし描かれるのでしょうか。

キャスト、スタッフの皆さん、面白いドラマをありがとうございました。

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2013年9月20日 (金)

風立ちぬ:映画 簡単感想

公式サイト

Photo

原作:宮崎駿
監督、脚本:宮崎駿/プロデューサー:鈴木敏夫/作画監督:高坂希太郎/音楽:久石譲/撮影:長岡博之/アニメーション制作:スタジオジブリ
出演:庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊、西村雅彦、スティーブン・アルパート、風間杜夫、竹下景子、志田未来、國村隼、大竹しのぶ、野村萬斎

宮崎駿監督がゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに、1930年代の日本で飛行機作りに情熱を傾けた青年の姿を描くアニメ。美しい飛行機を製作したいという夢を抱く青年が成し遂げたゼロ戦の誕生、そして青年と少女との出会いと別れをつづる。主人公の声には『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明監督を抜てき。ほかに、瀧本美織や西島秀俊、野村萬斎などが声優として参加する。希代の飛行機を作った青年の生きざまと共に、大正から昭和の社会の様子や日本の原風景にも注目。(YAHO映画より)

@MOVIX

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原作未読です。

宮崎さんのファンでもなく、零戦が好きなわけでもない、通りすがりの観客として、ネタばれなしの感想です。

零式戦闘機の歴史については昔、吉村昭さんの著書を読んだことがありますが、仔細はほとんど忘れています(汗)

ひとつだけ覚えているのは、零戦のスピードを上げるために、機体を当時としては究極に軽くしたため、機銃攻撃に非常に弱かった、ということです。
今なら軽くて丈夫な素材を作る余裕があったでしょうが、当時は搭乗員の保護を切り捨てるしかなかった、というより、人命尊重、なんていう概念はなかった。
無傷で残った機体が一機もない、というのが悲しかったことも、覚えています。

この映画では、個性を持った搭乗員は登場しません。

空を飛ぶって、楽しい。
そして零戦は美しい。
しかし、戦争がなければ零戦は生まれなかった。
遊びの許されない、究極の状況で作られた飛行機、零戦。

戦艦や潜水艦もそうですが、人間の知恵の結集です。
こんなに興味引かれる乗り物はありません。
でも、たいそうお金のかかる・・・武器なんですね。
でも、でも、武器の部分を含めて、洗練されたメカニックに対する憧れはどうしようもなく自分の中にあるのです。

そんなことを思いながら、観ました。

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主人公の葛藤は、そのまま宮崎さんの葛藤。

「少年H」もそうでしたが、自分の生きている時代を、知恵を振り絞って精一杯生きている人たちを描いていました。
彼らが生きた時代は、彼らの前の世代の人々が積み上げてきた結果なのです。

話題になっていた声優・・・さんについては、最初は違和感がありましたが、途中で気にならなくなりました。
エンジンの音が人間の声の合成なのが、印象的。
再会してからの二郎と菜穂子のシーンにはほっとしました。そこには人間の生活があるから。

正直言って、「映画」として面白いかどうかは、微妙でした。

何と言っても難しいテーマですから・・・エンターテイメントとメッセージがせめぎあっているような気がしました。うまく消化されていないというか。

でも、この消化されていない部分こそが、宮崎さんが観客に問うところなのだろう、とも思いました。

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ラストの一連のシーンには、思わず涙しました。
多少ネタばれになるので反転します。

特に、空高く幾千機も飛行する、美しいまぼろしの零戦。
あの零戦、一機一機に、人が乗っていたのだ、と思うと。

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時間をやりくりして観に行って、良かったと思います。

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2013年9月19日 (木)

ドラマスペシャル「いねむり先生」 ひとこと感想

公式サイト

原作:伊集院 静「いねむり先生」(集英社文庫)
脚本・監督:源 孝志/音楽:中島ノブユキ/チーフプロデューサー:田中芳之、菅井 敦、プロデューサー:西 勇哉、池田邦晃、槙 哲也、河野美里/制作:テレビ朝日、ホリプロ
出演:藤原竜也、西田敏行、阿部サダヲ、谷原章介、波瑠、余 貴美子、宇梶剛士、美波、大杉 漣、美保 純、萩原聖人、石橋蓮司、青木さやか、甲本雅裕、相島一之、床嶋佳子、尾上 紫、丘 みつ子、青谷優衣、川村陽介

藤原竜也×西田敏行が、「最愛の妻を失った男」と「ギャンブルの神様」の“出会いと再生”を熱演!!
伊集院静氏の傑作自伝的小説をドラマ化!
不器用で魅力あふれる男2人の魂の交流と心の再生を描く、感動の物語!!(公式サイトより)

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原作未読。
モデルとなった色川武大もしくは阿佐田哲也さんの作品は、色川武大名義の「なつかしい芸人たち」のみ読んだことがあるのみです。

テーマには余り興味がなかったのですが、キャストに惹かれて見ました。

まあ、豪華なラインアップです。
しかし、マサコ、そして主人公、サブローと先生を結びつける黒上以外は、ほぼワンシーンのみの出演でした。
そのこと自体が、先生の華やかな人脈を表現していたと思います。

お互いに負を抱えたサブローと先生の交流を、じっくりとメインに据えたドラマでした。

印象に残ったのは、ラスト近く、錯乱するサブローを見詰める、先生の、悲哀と慈悲に満ちたまなざしです。

そして、紙袋に原稿を入れて彷徨する、在りし日の先生のまぼろし。

サブローが火葬場の煙突から上る煙を見ながら、先生の大きな体も、魂も、煙になってしまった、と呟くシーンもしみじみと印象的でした。

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特別出演では 黒鉄ヒロシの阿部サダヲさん、井上陽水の谷原章介さんに思わずにんまり。
ギャンブル好きな鉄火な老舗料亭の女将は、まさに余貴美子さんのはまり役で、数少ない登場シーンを全てさらっていました。
余さんの若いツバメ役の川村陽介さん。
元は漁師だったのが「女将さんに釣られちゃいました」、と、ツバメという、ある種日陰の存在であることに、全く悪びれていない好青年ぶりが微笑ましかったです。

あと、各地のロケも美しかったですが、各地の場末の盛り場のセットがいい味を出していました。

本当はもっとじっくり見たかったのですが、関西地方は「大雨特別警報」が出たので、落ちつきませんでした。
後から聞いたのですが、友人の家も大変なことになっていたんです。

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DVD化されるとのこと。
機会があれば、見直したいと思います。

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2013年9月18日 (水)

クロワッサンで朝食を:映画

2012年製作 フランス・エストニア・ベルギー合作 95分 原題「Une Estonienne a Paris」(パリのエストニア人)

公式サイト

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監督:イルマル・ラーグ/脚本:イルマル・ラーグ、アニエス・フォーブル、リーズ・マシュブフ/製作:ミレナ・ポワヨ、ジル・サクト、リーナ・スィルドス/音楽:デズ・モナ/撮影:ロラン・ブルネ/美術:パスカル・コンシニ
出演:ジャンヌ・モロ-、ライネ・マギ、パトリック・ピノー、フランソワ・ブークラー、フレデリック・エポー、ヘレ・クニンガス

フランス映画界が誇る大女優ジャンヌ・モロー主演によるヒューマンドラマ。故郷エストニアで、長い介護生活の末に母を看取ったアンヌ。そんな彼女のもとに、あこがれの街パリでの家政婦の仕事が舞い込む。しかし彼女を待ち受けていたのは、高級アパートでひとり寂しく暮らす気難しい老女フリーダだった。そもそも家政婦など求めていないフリーダはアンナを冷たく追い返そうとするが、アンヌを若き日の自分と重ねるうちに心を開いていく。(映画.comより)

@京都シネマ

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単館上映なのが勿体ないくらいお客さんが入ってました。

いつものように、ネタばれなしの感想のみ・・・としたいところなのですが、若干内容に触れる箇所があると思います。
全く情報を仕入れずに観たい方は、ご注意くださいませ。
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凍てついたエストニアの田舎町から、パリへ出てきた中年女性、アンヌ。

母が亡くなった時の経験からフリーダの寝息に神経を尖らす一方、フリーダが寝た後で、一人パリの街を彷徨います。

ろくでもない亭主を別れた後、母を看取り、子供たちは独立。
今は一人の女性として、憧れの街の空気を慎ましやかに楽しむ姿には、ひっそりとした開放感と寂寥感が漂っていました。

アンヌを雇ったのは、カフェのオーナー、ステファン。
わがままなフリーダの面倒を見るのに何かと疲れているようで・・・どうやら血は繋がっていないようだ、と推測するアンヌ。

と、言うように、映画の4分の3くらいは、アンヌの目線で描かれています。

職業としてではなく、人として、フリーダに何とか朝食を食べてもらいたいアンヌと、意地を張るフリーダ。
フリーダがわがままを通すには、ある想いがあって・・・

その想いがなんともフランス映画っぽく、さすがはジャンヌ・モロー、と思わせるものでした。
今でも彼女は大輪の花です。
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エストニアでは、日本と同じように屋内では靴を脱ぐんだ、ということをはじめて知りました。
最初のうちは、フリーダの家でもブーツ・・・というより長靴を脱ごうとするアンヌ。
というのも、フリーダもエストニア出身だからです。
それでアンヌが呼ばれたわけですが。

しかし、フリーダは、故郷の習慣及びもろもろのしがらみを、とっくの昔に捨て去っていました。
そのうちアンヌもパリでの生活に馴れるにつれ、靴が変わり、脱がなくなります。

ドゴール空港に着いた時は、化粧っ気もなく、長靴を履き、地味なオーバーを着ていたのが、フリーダのアシストもあって徐々にお洒落になっていく。

内面の変化がファッションとなって表現されていました。
といっても、さすがはパリ。
年齢に相応しい品のあるファッションです。

しっかりもので、口数が少ないアンヌを演じるのはエストニアの女優さん、ライネ・マギ。
諦めかけていた人生だったのが、パリへ来てフリーダと出会ったことで「女性」として蘇っていく様子を、控えめな表情だけで演じていて、実に魅力的な女優さんでした。

ストーリーの大半は彼女の表情が物語っている、といっても過言ではないでしょう。
日本人好みの女優さんだと思います。

いわゆる女性映画なのですが、もし彼女を魅力的に感じられれば、男性でも十分に楽しめると思います。

ステファンを演じているのはパトリック・ピノーという男優さん。ちょっとジャン・レノに似ていました。
飛びぬけて男前じゃないけれども、大人の男性の色気が漂っていました。

監督のイルマル・ラーグは、この作品がはじめての長編映画だそうです。

淡々とした映画なのですが、淡々と終わるのではなく、きちんと締めて終わっていたのが好印象です。
伏線として、途中で、むむ?と思わすシーンはあったのですが・・・

ジャンヌ・モローは今も昔も男前でした。
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しっとりしたパリの雰囲気が素敵な映画。
あんな風にパリを彷徨ってみたい。

60代の女性が、パリへ来て、徐々に洗練されて綺麗になっていく、という、まさしく夢のような映画でもあります。
若い子が綺麗になるのは当たり前。でも50代過ぎてあんな風になれるなんて・・・

でも、元が綺麗なアンヌだから心がけ次第で綺麗になれるんだ・・・と、ふと、我に帰る(^^;;

そんな夢を見させてくれる一方で、アンヌ、フリーダ、ステファンの孤独も伝わってくる作品。

地味ですが、心に残る映画でした。
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※ひとつだけ疑問が。
タイトル通り、アンヌが世話をするのは朝食のみなのです。
昼食と夕食については一切描かれていません。どうしているのかな?(汗)

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2013年9月17日 (火)

半沢直樹 第8話、9話

公式サイト

まとめて簡単にメモっておきます。

8話 

ナルセンが破綻すると、これまで費やしてきた110億円以上もの投資が損失となってしまい、伊勢島ホテルは再び窮地に追い込まれる。事態を重く見た銀行幹部は、半沢を伊勢島ホテルの担当から外す方向で話を進めようとする。食い下がる上司の内藤(吉田鋼太郎)に対し、大和田常務(香川照之)は本番の金融庁検査の前に模擬検査を行うことを提案。大和田の息のかかった融資部の福山啓次郎(山田純大)を半沢の後任候補とし、模擬検査で一騎打ちをすることになった。(公式サイトより)

9話

近藤(滝藤賢一)が知ることになったタミヤ電機を舞台にした迂回融資事件。タミヤ電機を隠れ蓑にし、3千万円もの融資を受けていたのは、何と大和田常務(香川照之)の妻・棚橋貴子(相築あきこ)が経営する会社だった。(公式サイトより)

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原作未読です。

8話のクライマックスは福山と半沢の対決、というか、伊勢島の人間にあったこともない頭でっかちの福沢では、半沢の相手になりませんでした。

一方で近藤の追求で次第に暴かれるタミヤ電機の闇。
その3000万円の融資はどこへ消えたのか?
いや、8話のラストシーンは衝撃でした。

9話では、田宮が大和田の話を受け入れる5年前の回想シーンが。
当時京橋支店支店長だった岸川とともに田宮を説得する大和田。

絶対に返すから。
このことには私は一切関わりがない、ということで。

しかし3000万円の融資はいまだタミヤ電機には渡らずじまい。
大和田、悪い奴だとは思っていましたが、絶対にやっちゃあいけないことまでやってたんですね。
自分の力を利用して身内に金を回すなんて・・・ひどいです。
これはもう、許されることではありません。

その大和田。役員会議で半沢を伊勢島担当から降ろすことを提案します。すると岸川が、頭取直々のご指名でなのだから勝手に解任はできない、と反論。
岸川の言葉に納得したかのような大和田。
ならば、と、顔をぐっと近づけて、半沢のすることの責任はとりますよね、と圧力をかけます。
「むろんだ。」

中野渡を追い込む、大和田と岸川の三文芝居でした。
岸川はいつもびくびくしています。
伊勢島の欠損情報の握りつぶしやタミヤ電機の融資の件など、大和田の悪事にことこどく関与してきましたからね。もう、こうなったら大和田と一蓮托生。

半沢は、金融庁検査を乗り切るために、渡真利、近藤の同期三人だけで一大プロジェクトを立ち上げていました。

それは、伊勢島をアメリカ最大のホテルチェーンの傘下にいれること。
渡真利はフォスターと対等な条件を結ぶために動き、半沢は湯浅社長を説得にかかります。時間をくれ、と湯浅。

そして近藤は、田宮から大和田の不正融資について証言してもらうよう、説得。

一方、黒崎は例の疎開資料のありかを必死で探していました。
心配する渡真利に、半沢は「灯台下暗し」、すでに当行の地下に戻してあると。
そこは、銀行の見取り図にも載っていない部屋。なので外部からはわからないはず。

さて、色々あって。
ついに金融庁検査当日となりました。

湯浅社長の返事をじりじりしながら待つ半沢の下に、渡真利から、疎開資料を保管している部屋を金融庁のものたちによって封鎖されていると知らせが入ります。

万時窮す。
中野渡頭取も参加して、聞き取り調査が始まります。

新しい方策を示せない半沢を、いつもの2倍増して、獲物をいたぶる猫のごとくねちこく追い詰める黒崎。
思わず下を向く半沢。
やっつけたも同然、というところで、半沢の逆襲が開始されました。

「伊勢島ホテルはフォスター傘下に入ります!」

驚愕する黒崎と大和田。
下を向いたのは、湯浅社長からのメールを読んでいたからなのですね。

それでも黒崎はめげません。
例の疎開資料の件を持ち出し、これから見に行きましょうと、みんなを引き連れて地下へ行きます。
その間に大和田へ田宮から「全て近藤に話した」という電話が入ります。
ますます青ざめる大和田。

部屋に入ると、8つほどダンボールが。
勝利の雄たけびを上げながら、部下たちに蓋を開けさせる黒崎。

が、中から出てきたのは、仮想パーティーグッズ。

逆に内藤部長から名誉毀損として報告します、と言われてしまいます。
そこを、なにか誤解があったようだが、よくあること。今回のことはなかったことにしましょう、と宥める頭取に、お気遣い、感謝します、と歯軋りしながら頭を下げる黒崎。

しかし半沢には、この借りは死ぬまで忘れない、と。

えっと・・・散らかしたものはちゃんと片付けましょう。

疎開資料は同じ部屋の別の場所にブルーシートをかけて隠してあったんですね。
まあ、ほんとに綱渡りだこと。

こうして伊勢島ホテルは、湯浅社長の下で新しく生まれ変わることとなり、羽根専務は解雇されました。大和田の野望のひとつは砕け散った?
田宮の証言を正式な報告書にまとめた、という近藤の知らせを聞き、よくやった、と喜ぶ半沢。
しかし、電話を置いた近藤の撮り方が消え入るよう・・・

電話まで壊して怒り狂う大和田が、思わず殺し屋を雇うかと思っちゃいましたよ。
さすがにそんな荒唐無稽なことはなく。
近藤を騙して呼び出し、銀行への復帰・・・それも本社の、かつて近藤が望んでいた部署に移動しようというエサを提示しました。

うー、無理矢理裏切ることになるのは、渡真利じゃなくって近藤だったのかな??

どんな理不尽な目にあっても、銀行マンとしてのプライドは保ち続け、今回はあれだタミヤのことを考えてがんばった近藤。
一方で、病んだ時も変わらず自分を支えてくれていた妻・・・家族のことも考えちゃうのもわかります。
でも、ここでイエス、と言ったら、岸川のようにずっとびくびくしながら生きていかなければならなくなるんだけどなあ。そんなことくらい、わかっているよね、近藤は。

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今回は黒崎をぺしゃんこにやっつけた半沢。
でも、羽根はまだ直接やっつけてないので、大和田とともに巻き返しを図るところをやっつけるのでしょうか。

疎開資料を保管していた部屋付近をうろうろしていた福山が気になります。
彼は半沢はもちろん、模擬試験で失敗した自分を馬鹿にしたような目で見た大和田にも言い感情を持ってなさそうです。

ともかく、次回最終回。

近藤が寝返ったために・・・再び窮地に陥るのだろうな。
半沢が銀行に残れるかどうかはわかりませんが、大和田をやっつけるのは間違いないでしょう。
どうやって逆転するのか。大和田にどのような倍返しをするのか。
楽しみです。

そして、近藤がどうか救われますように。

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2013年9月13日 (金)

Woman #11 最終話

公式サイト

その日、小春(満島ひかり)、望海(鈴木梨央)、陸(高橋來)、そして紗千(田中裕子)、健太郎(小林薫)はいつものように明るく穏やかな朝食の時間を過ごす。
しかし、紗千と健太郎は内心、気が気ではなかった。栞(二階堂ふみ)が受けた骨髄適合検査の結果が出る日だったからだ。
祈るような思いの紗千と健太郎。
しかし小春は、もし栞の骨髄が適応したとしても提供を受けることはできない、と紗千にきっぱり告げるのだった。
そんな折、由季が段ボール箱を抱えてやって来る。
中には預けていた信(小栗旬)の遺品の数々が入っていた…。(公式サイト)

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感想を書くのに2日もかかってしまいました。
それでもまとめきれなかったです。情けない。(^^;;
文中のセリフはほとんど概略です。
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印象に残ったシーンを中心に抜粋して書きます。

まず、検査を受けに行く前に栞が小春に会いに来たシーン。

あの時。言いたかった言葉は2つあった、と栞。
ひとつは、

「この人は痴漢です。」


実際に栞が選んだのはこちら。

でも、栞は夢を見る。もうひとつの方を。

「おにいちゃん。」


選ばれなかったもうひとつの言葉から広がる世界の夢を見る。

その世界で繰り広げられる、信との会話。
信が言ったであろう言葉を、微笑みながら紡ぐ姉と妹。
思い出すだけで心を温かくしてくれる人、信。

「でも、それを選ばなかったから。あなた、選ばなかったから。」

夢から醒めた小春は再び厳しく言い放ちます。

「お願いします。
適合したら、その時だけ、妹と思ってください。」

病院へ行く栞。

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次に。
小春が、信の遺品を手にするシーン。

以前、植杉家に住むなら、信のものは一切持ち込むな、と紗千に言われたため、由季に預かってもらっていたもの。
賞味期限切れの素麺と一緒に持ってきてくれました。
遺影を見ても、もう、拒まない紗千。お花を添えてくれました。

久しぶりに見る信の形見。
信の言葉が蘇ります。

「最後の1ページを読むのは、子供たちなんだ。」

僕たちが生きてきた答えを見つけるのは、子供たちなのだ。
僕たちの人生を子供たちが読んでくれる。

だから。

できるだけ誠実に。できるだけ一生懸命に。
子供たちに恥ずかしくないように。

そうやって続いていく。
子供たちは子供たちの子供たちに向けて・・・

そうやって読みつがれていく。
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栞の検査結果をひっそりと、じりじりと待つ健太郎と紗千。
小春は、どちらであってもいいように覚悟を決めているように見えました。

結果は。

BGMのみで声を入れずに一人一人を撮っていき、最後の澤村の表情で・・・適合したことを表していました。
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その晩。

和やかに夕餉をとる植杉家の元に、栞がそっと訪れます。

気がついた紗千。
栞の肩をなでながら、ちゃんと食べているのか、寝れているのか、と皆に知られないように声をかけます。

しかし、小春は誰かが訪ねてきたことに気がついていました。

「上がっていただいたらどうですか。」

訪問者が栞とは知らせずに応える紗千。

「もう、帰られるって。今は、帰るって。」

もちろん小春は、そこにいるのが栞だと気がついています。

「私、許せるかどうか、わかりません。」

でも。

「子供たちがいつか知るかもしれない。
その時、子供たちに彼女を憎んで欲しくないって。

信さんを好きな気持ちで誰かを憎むとか。
ひとを大事に思う気持ちが、それが憎む気持ちに変わる。
それが辛いです。

伝えてください。

検査受けてくれてありがとう。
手術の時はよろしくお願いします。

私の妹に伝えてください。

あなたのおかげで生きられる。
あなたも生きてください。

暗い小路を帰っていく栞の後ろ姿を、黙って見送る紗千。
もう、追いすがったりはしない。
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子供たちも寝て、健太郎も寝て。
茶の間には小春と紗千のみ残りました。

望海の夏休み日記を読み始める小春。
最近始めたと言うパッチワークを作る紗千。

思わず、老眼でパッチワークはキツイだろう、なんて野暮なツッコミを入れてしまいました(大汗)
・・・パッチワーク=家族、ということですね、すみません。

「ここにいていいの?」と聞く紗千に「どうぞ。」と小春。
まだぎこちない二人。

小春はお茶の代わりに、食器棚にあったワインを飲もうと、紗千を誘います。
健太郎がもらってきた試供品なんだそうです。あの人、そういうのをもらうのが好きなんだと、紗千。何気に健太郎の性格を、健太郎と紗千の関係を表していました。

ほんのり酔っ払ってきた二人。

小春は子供たちのことから、自分の子供時代へと、他愛のないことを話します。
黙って聞く紗千。

「覚えてる?」

台風9号。
おかあさんが入院してた時。
たった一人で家にいて。停電になって。
このまま真っ暗で、雨が止まなかったら・・・

「怖かったの。」

でも、そこに、電車も止まっているのに、紗千が帰ってきてくれた。
雨に濡れた手でしっかりと小春の手を握ってくれた。
その手が段々あったかくなっていくのを感じて、わたし、守られている、と感じた。
そしたら、今まで早く過ぎ去ればいいと思っていた、暗い時間が、もっと続けばいい、と思えてきた・・・

だから、台風9号は小春にとって大事な思い出。

紗千の手を握る小春。握り返す紗千。

「私、大きくなった?」

すっと大きくなった私を見せたかった。

「思い出があったから、大きくなったの。
子供って、思い出で大きくなれるの。

私たち、ずっと結ばれていたわけじゃないけど、離れ離れだったけど。
代わる代わる渡しあうみたいに続いていたんだと思う、あやとりみたいに。

だから、望海や陸が、いつかそう思ってくれたらいいなあって思いながら。
いつも手、握っている。

お母さんが握っててくれたみたいに、握ってる。」

お互いにちゃぶ台に頭を横たわらせながら、見詰め合う二人。

「小春。また、会えて良かった。
いい一日だった。」

「ただいま。」

「おかえり。」

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その後は望海のナレーション・・・というか日記として語られます。

栞がお見舞いに行ったこと。
小春が入院している間に、紗千と健太郎、望海と陸が四季折々の風物を楽しみながら、家族となっていく様子。

そしてラストシーンは植杉家の庭。

戯れる姉弟にゆっくりと近づき、そして抱きしめる小春。

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働き出した栞。もう、へらへらと笑いません。
絵はもう書かない、と小春に言っていましたが、本当に描きたいものに出会った時に、再び筆をとるような気がします。

結局、栞が最初怯えていたというか・・・思っていた通り、あの家、そして両親は、小春に取られてしまったようにも思えますが、今はそれでいいと思います。贖罪、という意味ではなく、栞自身のために。
小春たちが植杉家に来たことで、紗千と栞は親離れ子離れができたのです。

繊細な栞は、これからも様々なことで彷徨うでしょう。
でも、帰る場所はある。
紗千たちと小春たちが囲む食卓に加わるかどうかはわかりませんが、あの家で育った思い出に帰ることはできる。

帰る場所を再生してくれたのは、小春の、子供たちに栞を憎んで欲しくない、という言葉。

大切な人を思う気持ちを憎悪に変えたくない。
そんなページを子供たちに読んで欲しくない。

それが、信の思い出から小春が導き出した答えでした。

信が生きていたら。

もっと早くに紗千と小春は仲直りできたでしょう。
植杉家の団欒は、栞も加わって、もっと賑やかなものとなったでしょう。

消えてしまったひとつの命・・・

偶然が重なったとは言え、やはり栞のあの一言は罪深い、と思わざるをえません。
もし、もうひとつの言葉を選んでいたら。

もし・・・と思うことは、誰にでもあることなのだ、とも。

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離婚が決まってから、子育てとは父性とか母性とかで担当を決めるものではない、と気づいた良祐。
でも、もう藍子の心は戻ってはきませんでした。
瞬祐と別れ、街角で号泣する良祐。

この夫婦の話はうまく本筋に絡んでいなかったように思います。
シングルマザーの小春と、協力して子育てできない夫婦、という対比を描きたかったのかな、とは思うのですけれども。

他にも蛇足的なエピはありましたが、世界観がブレることはありませんでした。
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紗千と健太郎が駆け落ちするまでの経緯は、公式サイトには書かれているのですが、ドラマ内では最後まで語られませんでした。

結局は離婚することになってしまった良祐と藍子を含め、男女間のもつれを一切排除し、親子関係に絞る。
それがこのドラマの品の良さに繋がったと思います。

改めて設定を書き出してみたのですが。

幼い時に母親が男と駆け落ち。
夫は異父妹の不用意な発言で命を落とす。
亡くなった夫には、シングルマザーの母から捨てられた過去があった。
時を経て、やっと再会した母からは自分についてこなかったと、裏切り者扱いされ、拒絶される。
優しいと思っていた父が実はDV夫だった。
自分の罪から目を逸らそうとする妹と、妹を庇う母。

そして主人公は再生不良性貧血だった・・・

他に、たちまちバツ2になってしまった親友のエピなどなど。

かなりあざとい(^^;;

ここに男女のドロドロを入れたら、即、昼ドラ風になったでしょう。

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終わってみれば、シングルマザーへの応援歌、というより、坂元さんの思い描く母性を、様々なパターン、角度で描いた作品だったような気がします。

母と娘の関係を濃密に描いたドラマですので、男性にはわかりにくかっただろうし、坂元さん独特の灰汁が濃厚な作品でしたので、好みは別れたかと思います。

でも、この灰汁がなければ、坂元さんじゃない。

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決して好きなタイプのストーリーではありませんでした。
むしろ、普段ならまず見ないタイプのお話で、事実、途中で幾度も引きかけました。

しかしラストに向うにつれ、どんなにベタであってもいいから、小春を助けて欲しい、と思ってしまったんですねー。

それは、俳優さんたちの魅力と、俳優さんたちの力を十分に引き出し、坂元ワールドを構築した演出、照明、編集・・・スタッフさんたちの力が素晴らしかったためです。

各話の感想に書いているのですが、改めて。
満島さん、田中さん。凄かったです。
二人の絡むシーンはどれもスリリングで惹きつけられました。

特に9話の母娘の和解のシーンは圧巻でした。

最終話の台風9号の思い出を、手を握り合って話すシーンも・・・
このひとときは、紗千を、小春を見るたびに自分の罪深さを思い知らされる、という呪縛から解き放ったような気がしました。

そして実世界と幻の世界を彷徨う栞の危うさを演じた二階堂さんの存在感。
子役さんたちも自然でした。

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ラストシーンは、良い意味で、ディズニー映画のように感じました。

小春の動きと、小春を見た二人のリアクションがスローモーションだったので、一瞬、このシーン、望海の夢ではないか、と一瞬ヒヤリとさせられましたけれども。

さっと幕が降りたように画面は暗転、坂元さんのクレジットが出た後に、回顧シーンとともにスタッフ、キャストのクレジットが流れる、映画のようなエンディングタイトル・・・映像を含め、極めて映画的な作品だったと思います。
映画より映画的、と言ってもいいくらい。

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キャスト、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

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2013年9月11日 (水)

スターマン~この星の恋~ #10 最終回 統括感想

公式サイト

上空に現れた謎の光は、隕石が落ちたときとは比べものにならないほど強烈なものだった。ついに“お迎え”が来たと悟った星男(福士蒼汰)は、愛する佐和子(広末涼子)のために地球に残ろうと決め、その意思を伝えてくると言い残して光の方へ。重田(國村隼)は、故郷の星に婚約者がいたことを古女房(角替和枝)に告白。一度、星に帰って婚約者に詫びを言い、必ず地球に戻ると告げて光の中に向かっていく。祥子(有村架純)も、泣き叫ぶ安藤くん(山田裕貴)に優しい笑みを浮かべ、光を見つめる。一方、節(小池栄子)は、遂に運命の男性がやってきたと思い、謎の光から節を守ろうとする幸平(KENCHI)をはねのけ、空を仰ぐ…。 (公式サイトより)

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まとめのみ書きます。

すこーし突っ込んでいます。

本作ファンの方はご注意くださいませ。
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トリッキーな設定でしたが、すべてまるっとほのぼのと終わりました。

もう少し捻った方が良かった、と思うか、最後までほんわかとしてて楽しかった、と思うは好みでしょう。
自分はちょっと迷いながら見ました。

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まず、引っかかった部分をいくつか挙げると。

達也の過去がなかったことになってしまったこと。
祥子に去られた家族たちが全く描かれなかったこと・・・これはなくても良かったかもしれませんが。
祥子って結局オチ要員でしかなく、テーマにほとんど関わってなかったですから。

つまり、構成がゆるいというか、ゲストも含めてわけありげなキャラが多く登場したわりには、あまりテーマに絡んでなかったのが、物足らなく感じました。

あと、遊びの部分にスパイスが足りず、今ひとつ弾けていなかったように思いました。
パロディを多用する方向が「あまちゃん」に少し似ていたのも、不運だったかもしれません。
あちらは人間関係も濃厚ですからねえ。

遊びの部分は、岡田さんと堤さんのセンスの擦りあわせが上手くいかなかったように思うことがありました。

「無視される店長」は不発気味だったし・・・最終回の星男が重大発表を言うのをひっぱりまくるシチュエーションは、あまり笑えませんでした。
こういうパターンはもっと混沌とさせた方が突き抜けると思うのですが。
あ、ぜえぜえ言いながら走りこんできた節には、タイミングがばっちりで、笑えました。

星男が目覚めた時、重田さんとアイコンタクトをする時の空気感も絶妙でした。節も実は宇宙人だったりして。

そういや、結局あの無線機は、電波に引き寄せられてやって来たお客さんたちは、なんだったのだろう。そしてラストの「フォッフォッ」という影・・・ま、想像にまかせる、というオチなので、置いておきます。

小池さん、今回は完全にサブでしたが、コメディエンヌっぷりが楽しかったです。

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岡田さん、堤さん、という異色の組み合わせだった本作。
似ているようで微妙に笑いの勘所が違うなあ、と思った部分もあったのですが。

二人の合作の面白さを凝縮していたのが、重田と言うキャラであり、國村さんの存在だったように思います。

40年連れ添った妻と、妻と作った家族を大事にする中年の・・・宇宙人(笑)。
難しいキャラを見事に演じておられました。感服。

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佐和子と星男の恋が実って何よりでした。
女の子が成長した時を見てみたいです。

・・・実はこの二人の恋愛の行方には、終始あまり興味が湧かなくって(大汗)

重田さん夫婦の幸せそうなラストシーンの方に、心から良かったなあ、と。

終わってみればSFでもファンタジーでもなく、「めでたし、めでたし」で終わる童話だった本作。
だから話の内容に突っ込むのは野暮というものなのでしょう。
さんざん突っ込んでおきながら、ではありますが(^^;;

突っ込みつつも、見終わった後はほんわかしました。
こういうドラマをこれからも作って欲しい、というのが結論です。

安藤君、頑張れ(笑)。

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Woman #10 簡単感想

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小春(満島ひかり)は数日間入院することに。
その間、紗千(田中裕子)が望海(鈴木梨央)と陸(髙橋來)の面倒を見る。子供たちと過ごすうち、望海の姿に子供のころの小春を重ねる紗千。
彼女は、小春と骨髄が適合するかを調べる検査を受けるために病院へ向かう。
一方、健太郎(小林薫)は紗千から、小春の病気のことや栞(二階堂ふみ)が信(小栗旬)の死と深く関わっていることを聞かされた。
そして、ある決意を胸に、家を出ていった栞のもとを訪ねる…。(公式サイト)

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最終回と一緒に書こうかな、とも思ったのですが・・・簡単に感想を残しておきます。

健太郎さん、大したことなくって良かったです。

健太郎が怪我をしたことで動いたことは三つ。

栞が自分の犯した罪と向き合う気になったこと。
一歩間違えば父親を"殺して"しまったかもしれない、と思ったのでしょうか。
命がなくなる、ということを実感できたのかもしれません。

紗千が動けない健太郎に代わって栞を探したこと。

紗千と健太郎がいないため、小春一家が久しぶりに親子三人水入らずの時を過ごしたこと。
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栞は母からの電話に出たり出なかったり・・・揺らぐ心のまま、街を彷徨います。
ただ彷徨っていただけなのか、それとも信の背中を押した人間を探そうとしていたのか。
もし後者だとしたら、4年も経っているので無理だと思うのですが・・・事故のあった駅を張っていれば、見つかる可能性はなくはないですけれども。

そのわずかな可能性があったわけですね。
栞は信の背中を押した男性を見つけました。本当に彼なのかどうか。言動から本当らしく見えましたが。
姉に会って謝って欲しいと追いすがる栞。

でも、もし、謝られても、小春の気持ちを乱すだけだと思いました。
謝って欲しい、というのは栞自身の願いでしかありません。

ビルの屋上に佇む栞を見つけた紗千。

人でなしでもいいから、忘れさせてあげたかった。
お父さんは、三人でつぐなおうと、やり直させてあげたいと言ってくれた。
でも。
小春たちのはぐくんできた小さな幸せのことを思うと。

「お母さん、それは無理だと思うの。」

亡くなった人に謝っても聞こえない、残された人につぐなっても届かない。
取り返しのつかないこと。
かけがいのない、もう戻らない命。

「あなたは、もう一生許されないの。
栞、あなたの人生は終わったと思いなさい。」

栞に告白された時に盲目的に庇護しようとした時とはうってかわって冷厳な態度をとる紗千。

小春が娘として自分の中に戻ってきたためもあるでしょう。
栞に言った言葉はそのまま自分への戒めであり、覚悟。

小春は、母の異変に気がついたことを押し隠そうとしている望海に、病気であることを明かしました。

母が嘘をついていたこと、自分を頼りにしてくれなかったことに怒っている望海。
小春は、シングルマザーで頑張っているお母さんでもなく、ましてや「病気のお母さん」としてではなく、ごく普通のお母さんであり続けたかったのだ、と黙っていたことを謝ります。
そして今なら、紗千の気持ちがわかるような気がする、普通のお母さんでいたかったのかもしれない、と。

普通とは何か、は難しいので、今は置いておきます。
子供にやつれた姿を見せたくない、という小春の気持ちは伝わりました。

小春の気持ちに同化するあまり、一生許してはもらえない、と頑なになっている紗千に、つぐなうことも可能じゃないのかな、と健太郎。
「それ生き」のテーマと重なる部分でした。
このドラマではどう持っていくのでしょうか。

瞬祐を取り合う良祐と藍子。
両親の争いにはうんざりな瞬祐。
この夫婦は最後までこうなのかな?
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前回、紗千と小春のシーンが圧巻すぎたためか、今回はあまりテンションがあがりませんでした(_ _;;
栞が試行錯誤しながら前に進み出したことなど、パーツとしては大事なエピが描かれてはいたのですが。

今晩、最終回。
どんな形でもいいから、小春が助かることを願っています。

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