2013年9月のまとめ<2013年夏クールのドラマ・まとめ>
関西での「天魔さんがゆく」の放映が終わったので、まとめ感想を書きます。
感想は書いていなかったのですが、ずっと見ていたので、このドラマが終わらないとなんとなく夏クールが終わった気がしなかったのです。
今期は7月、8月のまとめ、すなわち感想の中間をついに書けませんでした。
書いたけれどもアップするタイミングを失ったり、時間がなかったり。
来期は書けるかな~?(汗)
レギュラー感想を書いたのは4本でした。
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※ミラー&トラックバック専用として「昼寝の時間@R」を運営しています。
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以下は初回から最終回まで感想を書いていて、今期で終わったドラマです。
各作品のタイトルは最終回の感想、もしくはまとめ記事にリンクしています。
<連続ドラマ>
※終了した順番です。
激流~わたしを憶えていますか?~
スターマン~この星の恋~
Woman
半沢直樹
仮面ライダーウィザード
<継続中>
恐竜戦隊キョウリュウジャー
八重の桜
<単発ドラマ>
だましゑ歌麿3 簡単感想
ほんとにあった怖い話 夏の特別編2013
ドラマスペシャル「いねむり先生」 ひとこと感想
<鑑賞した映画・DVD・演劇>
マネーボール
キャデラック・レコード~音楽でアメリカを変えた人々の物語
東京キッド
終戦のエンペラー 簡単感想
タイピスト!
少年H
クロワッサンで朝食を
風立ちぬ 簡単感想
さよなら子供たち
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感想は書いていませんでしたが、最初から最後まで見たドラマは「SUMMER NUDE」「救命病棟24時 シーズン5」「ショムニ」「ぴんとこな」「警部補 矢部謙三2」「天魔さんがゆく」「悪霊病棟」、そして「あまちゃん」です。
「Oh, My Dad!!」は2話目で、「斉藤さん」は3話目で挫折しました。
「Oh, My Dad!!」は主人公の言動に苛々度マックスになったため。
「斉藤さん」は前回と同じく原作とのギャップを感じてしまったため。原作は面白いですよっ。
「DOCTORS2」はだいたい見ていたのですが、時々録画し忘れたこともあったので、寸評は差し控えます。面白かったです。
ミニシリーズ「夫婦漫才」は見逃してしまいました(_ _;;
※なお、初回の感想や中間の感想へのリンクは一番下に貼ってあります。
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以下、あくまで個人的な、まとめを兼ねた好きな作品順の寸評です。
レギュラーで感想を書いていた作品については短く、書いていなかった作品は多少長く書きました。
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「Woman」
好みの分かれるドラマだと思います。
あざとい筋、途中で時々ひっぱり気味のエピソードの挿入など、突っ込みどころは多いのですが、感想記事内で書いている通り、満島さん、田中さん、二階堂さんなどキャストの皆さんの力。そして、坂元さんの描きたい世界をよく理解しているスタッフたちによる映画的な映像とテンポが好きでした。
坂元さんは間違いなく、今、テレビで、自分が作りたい作品が作れる数少ない脚本家の一人でしょう。
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「半沢直樹」
原作未読です。
講談調というか、漫画テーストで、小気味良く料理したドラマでした。
しかし、書き割りっぽい登場人物に血肉を与えたキャストたちがいなければ、これほどブレイクはしなかったでしょう。
中盤以降は、キャストたちと演出が競うようにヒートアップしていきました。
当たっているドラマならではの高揚感を味わうのは、久しぶりです。
正直言って、最終回まで、抜きん出た視聴率と同じほど面白い、とは感じなかったのですが、ラストシーンの余韻でぐっときました。
自分の中では、ここで、このドラマは完結しました。
なあんて言いながら。続編が作られれば、必ず見ますよ(^^
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「スターマン~この星の恋~」
まったりと楽しみました。
岡田さんと堤さんのタッグ、時々微妙に感じることはありましたが、死の匂いがするお話を、ハートウォームなコメディとして仕上げていたと思います。
國村さんが重田さんで良かったです。というより、後半は重田さん中心の演出になっていたように見えました。重田さん中心に見ていたからでしょう(^^;;
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トップ3は、やっぱり、この三作になりました。
キャスト、脚本、演出及びスタッフの総合力が抜きん出ており、何を伝えたいか、描きたいものは何なのかが、きちんと伝わった作品となっていました。
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「警部補 矢部謙三2」
最終話ラスト、いつも引っ付いていた未来ちゃんが、同い年の少年たちと遊びに行くのを、さらっと見送る矢部。あれ、格好いいやん?(笑)
ということで、矢部は相変わらずジコチューでしたが、ちょっとだけ格好よくって、時には哀愁もちらり感じられるなど、ハードボイルドのパロディとして、前作より面白かったです。
でも、ライダーネタがわかっていないと、面白さは大分目減りしたでしょうね。まさかラストに勢ぞろいさせると思わなかったです~(^^;;
一番美味しかったのは、唯一死んじゃったアンクだと思う。
「天魔さんがゆく」
これもパロディものなのですが・・・ていうか、まんまヨシヒコのタイトルだし(笑)。
想像したとおりのゆるゆるしたドラマで、ゆるゆる楽しめました。
幽霊さんが幽霊になった動機がどんなにナンセンスであっても、成仏するシーンにはじんわりきました。
話がまたがる前半より、1話完結にした後半のほうがすっきりしていたと思います。先週の話を思い出すのに時間がかかりますからー。
ちなみに、寝相の悪いアイドルには笑ったです。
堂本さんのローテンション、川口さんの弾けっぷりを皆川さんがうまく拾っていて、いいコンビネーションだったと思います。
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ここから先は突っ込みが多いので、ご注意下さいませ。
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「激流~わたしを憶えていますか?~」
原作未読です。
本記事の中でさんざん突っ込んでおります(汗)。
危惧したことが全部あてはまっちゃった作品。
「救命病棟24時 シーズン5」
このシリーズに思い入れはないので、キャストうんぬんはさておいても。
流れの悪い作品になっちゃったような気がします。
夏目の背景を思わせぶりにぼかしたり、院長と看護師の、楓への視線が変わるポイントを丁寧に描いていなかったので、人物設定そのものがブレているように感じたことなどど、多々突っ込みどころはあるのですが。
盛り上がらなかった最大の原因は、甥っ子の話を最大のクライマックスにもってきたため、その後の数話が後日談のように感じてしまったことです。
クライマックス後に新加入した猿田って必要だったのかな?
佐々木さんの使い方がもったいなかったです。
「ぴんとこな」
原作未読です。
後半はほとんど舞台のシーンがなく、急速に興味が薄れてしまった作品。
別に歌舞伎でなくても描けた、韓流風、もしくは大映テレビ風の、すごくベタなメロドラマでした。
ファンの人なら楽しめたかも。
完二郎兄さんが登場シーンはわずかでも、美味しい役どころだったのが嬉しかったです。
「SUMMER NUDE」
三角関係ではなくって群像劇になってました。どろどろした感情を描きたくなかった、もしくは悪役を作りたくなかったためでしょうか。
それはそれでいいのですが、とにかく全てのテンポが悪すぎて。テーマ曲は素敵だったのに。
で、皆さんが指摘されているように。
あのカップルは、ほんと、なんだったんだ?!
「ショムニ」
回を重ねるごとに時代が逆行していった、タイムマシーンのようなドラマになってしまっていて、最終回は痛々しさすら感じてしまいました。
テレビで何と報道されようが、自分のまわりは全く景気回復しているように思えないし、非正規雇用社員が就労者の3分の1を締める時代(参考資料:東京都HP)に、出来なさ過ぎる上司に遊んでいるように見える大勢の社員と、無駄に豪華なプレゼン・・・ユートピアですわ。
ユートピアならユートピアらしくもっと弾けてくれれば良かったのに。
一時代を築いたシリーズも、本シーズンで終わったように思います。
「悪霊病棟」
感想は書いていませんが、春に放映されていた「クロユリ団地」の方がまだ怖かったです。
幽霊話がエクソシストものになっちゃってましたし。
エクスシストものって身近じゃないためか、全く怖くないのです。
救出された看護師さんを意味ありげに撮っていたのに、全く触れなかったのは、映画などで続編を作るってことなのでしょうかね。
怪談って連ドラには向いていないのかもしれません。もしくは連ドラとして引っ張るノウハウが蓄積されていないのかも。
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別枠で「あまちゃん」。
感想は書いていませんでしたが、最後まで見ました。
皆さんがリアルタイムで様々な視点から書かれているので、もう、今更書くこともなく。
春と夏のクールのコメディが色あせて感じられることもあったくらい。
加えて言うなら、この2クールのドラマの中で、ダントツで面白かったです。
ストーブさんだけが気がかりでしたが、そういう人がいてこそ、のような気もします。
キャスト、スタッフの皆さん、半年間、ありがとうございました。
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あと、TBS系のアニメ全般にも注目してました。
好きじゃないけれども見られずにおれない「進撃の巨人」。
最初は「うん?」と思ったけれども愛らしい作品となった「恋愛ラボ」。
続きがすごく気になる「東方八犬異聞」などなどです。
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○印象に残った女優さん
満島ひかりさんです。
迷わず決めました。
○印象に残った男優さん
堺さん、香川さん、片岡さん、滝藤さん・・・「半沢直樹」は男優さんたちの宝庫でした。あと、國村さん。
うーん。
堺さんはリーハイがありますし・・・一番感情移入して見ていた近藤役の、滝藤賢一さんで。
○特別賞
チームとして「あまちゃん」です。
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以上、あくまで、好みです。お許しくださいませ。
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2013年夏クールドラマ 初回の感想 2013年夏のドラマ:視聴予定
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