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カテゴリー「#ドラマ:2013年第2クール」の44件の記事

2013年7月 5日 (金)

マネーボール

2011年製作 アメリカ 133分 原題「MONEYBALL」

原作:マイケル・ルイス「マネーボール」(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
原案:スタン・シャービン
監督:ベネット・ミラー/脚本:アーロン・ソーキン、スティーヴン・ゼイリアン/製作:マイケル・デ・ルカ、レイチェル・ホロビッツ、ブラッド・ピット/製作総指揮:スコット・ルーディン、アンドリュー・カーシュ、シドニー・キンメル、マーク・バクシ/音楽:マイケル・ダナ/撮影:ウォーリー・フィスター/美術:ジェス・ゴンコール
出演:ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル、ロビン・ライト、フィリップ・シーモア・ホフマン、クリス・プラット、ケリス・ドーシー、キャスリン・モリス

ブラッド・ピットがプロ野球チームのカリスマGMに扮した実話ストーリー。紆余曲折の末、独自の経営哲学“マネーボール理論”によって、メジャーリーグの歴史を変えたビリー・ビーンの半生を描く。フィリップ・シーモア・ホフマン、ロビン・ライトといった演技派が脇を固めるほか、当事者である監督や選手も実名で登場する。(Movie Walkerより)

@スカパー

「ナチュラル」を見た後、同じ題材を扱ったものを観てみるのも一興かと、続けて観ました。

原作未読、ネタばれなしの簡単感想です。

「ナチュラル」の牧歌的な世界から一気に現実へ。
あまりにも両極端すぎて、ちょっとクラクラしちゃいました(^^;;
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昨年公開時に観に行ったイーストウッドの「人生の特等席」がこの映画、というか主人公、ビリー・ビーンが実践した"セイバーメトリクス”に対するアンチ・テーゼだったことが、ようやくわかりました。
現場を見ないでPCで選手を判断し、獲得しようとするGMがビリー・ジーンのパロディだったことも。

「セイバーメトリクス」とは、野球を統計学的手法をもって分析すること、だそうです。
ビリー・ジーンは資金力のないチームを勝たせるために、この方法を駆使します。

潜在能力などという、数値的に判断できない要素は一切、省みられません。
人々が野球に求めるロマンティックな夢や愛着を徹底的に否定しているように見えます。

勝利を金で買う。その言葉通り、チームに不要になった選手を、チーム間で株のように売買。あまりにもあからさまなので、ちょっと唖然としました。
そしてシーズン途中で突然移籍や解雇を告げられるも、何も言わずに去っていく選手たち。
何も言わずに去るしかないのですもんね・・・
プライスレスなものなんて、存在しない。でも。

ビリーが野球を経済活動としてしか見ていないか、というと、そうではない。

資金力のないチーム、スターのいないチームでも勝利することが、彼の一生の夢。
人生すべてを野球に捧げた男。
自分のやり方が絶対だとも思っていない。
運も担ぐ。
選手たちと親しくしないのは、クビを宣告する時に辛いため。

娘が自作の歌を唄って見せるシーン、その歌そのものがこの作品の全てだとも言えます。

挫折感と矛盾を抱えた孤独な男を、ハンドカメラを多用した乾いたタッチで描いた作品でした。
ビリー・ジーンという特異な人物像を描くことにブレがなく、2時間超えの長さは感じなかったです。
選手役には野球経験者を揃えたとのことで、プレイするシーンで一気に醒めることもありませんでした。
実話ですので、試合のシーンに本当の映像を使えるのは有利だったかもしれません。

勝てなければ意味がない、それが彼の哲学。
しかし、皮肉なことかもしれませんが、勝てなくでも、彼は伝説にはなるでしょう。
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「ナチュラル」、「マネーボール」。
全く質は違いますが、野球に人生を注いだ男たちを描いた映画、そして野球への熱い想いが伝わる映画でした。

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人々が情熱を注ぐ野球の、ごくごく基本的なルールを、いとも簡単に踏みにじってしまった、日本の某コミッショナー。
ああ、情けない。

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2013年7月 2日 (火)

2013年6月のまとめ<2013年春クールのドラマ・まとめ>

今期は、レギュラー感想がニ本のみ、というかつてないことになってしまいました。

「中間報告その1」にも書きましたが、初回を見て、書こうかどうか迷っているうちに周回遅れになってしまって。
それでも書きたい、という気力が湧いてこなかったのです。

ドラマの感想を書かなかった分、録り溜めしていた映画をいつもよりは、観れたと思います。
まだ、大量に未見の映画がありますので、しばらくレンタルを封印して、録画作品を観ることに専念するつもりです。

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※ミラー&トラックバック専用として「昼寝の時間@R」を運営しています。
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以下は初回から最終回まで感想を書いていて、今期で終わったドラマです。 
各作品のタイトルは最終回の感想、もしくはまとめ記事にリンクしています。

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<連続ドラマ>

※終了した順番です。

小暮写眞館
幽やかな彼女

<継続中>

恐竜戦隊キョウリュウジャー
仮面ライダーウィザード 
八重の桜

<単発ドラマ>

「リッチマン・プアウーマン」「GTO」SP ひとこと感想
スペシャルドラマ「リーガル・ハイ」超簡単感想
純と愛スペシャル「富士子のかれいな一日」ひとこと感想
世にも奇妙な物語 '13 春の特別編 ひとこと感想メモ
味いちもんめ
土曜ワイド劇場特別企画 「スペシャリスト」
ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ 簡単感想
怪物
鬼女

<鑑賞した映画・DVD・演劇>

おのれナポレオン
舟を編む
モネ・ゲーム
おとうと(1960年)
カルテット!人生のオペラハウス
はじまりのみち
お買いもの中毒な私!
ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ
五月のミル
リアル 完全なる首長竜の日
噂のモーガン夫妻
秋刀魚の味(1962年)
ナチュラル

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感想は書いていませんでしたが、最初から最後まで見たドラマは「ガリレオ」「鴨、京都へ行く。」「家族ゲーム」「潜入探偵トカゲ」「お天気お姉さん」です。

※なお、初回の感想や中間の感想へのリンクは一番下に貼ってあります。

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以下、あくまで個人的な、まとめを兼ねた好きな作品順の寸評です。
レギュラーで感想を書いていた作品については短く、書いていなかった作品は多少長く書きました。
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「家族ゲーム」
原作未読です。

”吉本”を良い人に終わらせなかったのが、良かったです。
というより、あれ以外の終わり方は、このドラマのテーストから言って、考えられないでしょう。

”吉本”と慎一の対決、そして「ありがとうございましたっ」と頭を下げる、慎一の姿が心に残りました。

ラスト、”吉本”いや、”田子”?が「いいねぇ」と言った後、慎一は「やっぱり。」と言ってそう。
慎一は家庭教師が何者なのか、もう関係なくなっていたと思います。
家庭を壊し、再生への道を示唆してくれた人物、ということだけでいい、と。
それでも怒りをぶつけずにはおられなかった。そして、自分にそういう感情を戻してくれたことに、感謝した。
慎一が殴りたかった相手は、過去の自分自身なのかもしれない、とも。

なんてね、すっかり慎一目線で見てしまってました(^^;;

沼田家は今後も何かとあるだろうし、子供たちもいずれ巣立って、やがてはバラバラになるかもしれません。
しかし、大人たちはともかく、茂之は本当の強さ、慎一は本当の優しさをいうものを実感として捉えることができたことは、とっても大きい・・・書き出すと止まらなくなるので、このへんにしておきます。←だったらレギュラー感想を書いておけば良かったのに、ということなんすが(汗)。

当初はイジメのシーンがキツかったので腰が引けていたのですが、尻上がりに面白くなっていった作品でした。

キャスティングも良かったです。
悪い櫻井さんは言うまでもなく、沼田一家の人々や沙良(これも本名かどうか謎ですが)を演じた忽那汐里さん。
特に、家庭に無関心な父親から、劇的なシフトチェンジをすることなく、ぬらっと家庭を立て直そうとする父親になった板尾さんの、捉えどころのなさが印象に残りました。

神木君に関しては、はまり役だったと。
神木さんが慎一だったから、櫻井さんも新境地を開けたように思います。

今期一番面白かったドラマでした。

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「お天気お姉さん」
中間感想でも書いていますが、ミステリーとしては何ともぬる~い作品だったけれども、この枠ならではの味わいがあって楽しめました。

三雲、青木、蜜代のおとぼけキャラにほのぼの、意地悪キャラかと思ったアナウンサー、茜も意外と良い人だったりと、後味が良かったです。
晴子の過去をドロドロと引きずらなかったことや、ヒロイン、晴子がだんだん可愛いキャラに見えてきたのも好印象でした。

続編、待ってます。

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ここから先は、どの作品も一長一短、というところでしょうか。
録画に失敗しなかったから、という理由だけで見続けたドラマもあったりしました。(汗)

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「小暮写眞館」
最後にバタバタっとしてしまったのが、残念でした。
雰囲気は良かったのに。

「幽やかな彼女」
とても真面目な学園モノでした。
良いセリフも一杯ありましたし。
個人的には、もう少し幽霊さんたちが活躍してくれる話かな、と思っていたので、その点で、最後までしっくりこなかったかも。好みですね。

「鴨、京都へ行く。」
予想よりは面白かったです。
特に豆腐屋のエピは印象に残りました。暖簾は下ろしても、味や技は引き継がれる、ということ。

古都の老舗旅館を受け継ごうとするには、ヒロインがあまりにも不勉強なこと、不勉強なことに疑問を持っていなかったことが、最初はしんどかったのですが、その高い鼻がへし折られていくごとに見やすくなりました。

でもねぇ、やっぱり基本は持っていないとねぇ、バイエルも弾けない人間がいきなりソナタは弾けませんて、と、そういうドラマだと知りつつ、突っ込みつつ見てました。

あと、上羽屋がどうしても二百年(だっけ)の歴史を持つ老舗旅館には見えなかったこと。
着ぐるみ、何かと重宝に使っていましたが、絶対、ありえないです。
一泊ウン万円の旅館ですよ。とほほ。
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「ガリレオ」
原作未読です。
最終回の前に内海のSPを流したのは失敗だったのでは・・・。

最終回の結末には、今シリーズで一番大きな「?」が浮かびました。
前後編だったのに、不妊ではなく避妊していたとか・・・犯人についてわからないことが多すぎる。
あと、夫の自殺した恋人についてはほったらかしなの?とか。

天才・変人型の探偵って感情移入できないから、助手スタンスのキャラが視聴者との媒介者となる。
また、助手キャラが振り回されることで、より、探偵のカリスマ性が高まる。
今シーズン、確かに振り回されてましたけれども、媒介となっていたかどうかは疑問です。

そして物理的トリックってある種絵空事なので、映像化する場合は、犯人の肉付けがしっかりしていないと、トリックだけが浮いてしまって、ドラマとしては納得にしくい。
犯人は探偵の鏡でもあるのです。

ですので、動機には興味がない湯川に、犯人の方からぐいぐい近づいていくお話、「演技る」「攪乱す」は、面白かったです。
特に「攪乱す」は、生瀬さん、渡辺いっけいさんの絡みに「珍山荘ホテル」を思い出して、楽しめました。

雰囲気は好きなので、次シリーズ、もしあれば、良い形で戻ってきて欲しいです。

「潜入探偵トカゲ」
「お天気お姉さん」と真反対。トカゲの過去をずっと引きずっていました。
ひたすら重かったです。
最後のほうは潜入すらしていませんでしたし。
潜入探偵としてのそのものより、仕事過去の事件の真相を暴くのがメインテーマだったようで、それならば、特に大きくは破綻していなかったとは思います。
「潜入探偵」というタイトルから、もっと軽い話を想像してしまったのが、失敗だったかも。

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番外として「まほろ駅前番外地」
原作未読です。テレ東系は見れないので、BSにて一期遅れて見ました。
面白かった~。
面白かったので、簡単な感想を別項で書く事にします。
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別枠で「あまちゃん」 

先週(6/29)まで見ました。
東京編に入ってどうなるかな~っと思っていたら、どんどんヒートアップしてきました。
1話1話に山場があって、目が離せません。
クドカンさんて、昼ドラの時もそうだったけれども、こういうペースで書くのが合っているのかもしれない、と思いつつ。
ただ、やはり不安なのは震災です。
でも、どう描かれようと、今、繰り広げられているドラマの楽しさ、面白さの記憶は残る、そんな気持ちで観ています。

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○印象に残った女優さん
今回は該当者なし、ということで。

○印象に残った男優さん
「小暮写眞館」もあった神木隆之介さんです。

以上、あくまで、好みです。お許しくださいませ。

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2013年4月のまとめ~春クールドラマの中間報告その2
2013年4月のまとめ~春クールドラマの中間報告その1
2013年春クールドラマ 初回の感想その4「TAKE FIVE」「家族ゲーム」「ガリレオ」
2013年春クールドラマ 初回の感想その3「お天気お姉さん」「35歳の高校生」「間違われちゃった男」
2013年春クールドラマ 初回の感想その2「ラスト・シンデレラ」 
2013年春クールドラマ 初回の感想その1「でたらめヒーロー」「鴨、京都へいく。」
2013年春のドラマ:視聴予定

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2013年6月27日 (木)

ナチュラル

1984年公開 アメリカ 138分 原題「The Natural」

原作:バーナード・マラマッド「ナチュラル」
監督:バリー・レヴィンソン/脚本:ロジャー・タウン、フィル・ダッセンベリー/製作:マーク・ジョンソン/製作総指揮:ロジャー・タウ、フィリップ・M・ブリーン/音楽:ランディ・ニューマン/撮影:カレブ・デシャネル/美術:アンジェロ・グラハム、メル・ボーン
出演:ロバート・レッドフォード、ロバート・デュヴァル、グレン・クローズ、キム・ベイシンガー、ウィルフォード・ブリムリー、バーバラ・ハーシー、ロバート・プロスキー、ジョー・ドン・ベイカー

若くして野球の天才と呼ばれるが、凶弾によって球界入りを遅らされ、35歳にして“奇跡のルーキー”として活躍する事になった男ロイ・ホッブス。その男の半生を「レインマン」のバリー・レヴィンソン監督が詩情豊かに綴った作品。R・レッドフォード主演。(Yahoo映画より)

@NHK・BS

録画したまま未見だった作品のひとつです。←大分溜まってます(汗)

原作未読、ネタばれなしの簡単感想です。

「ナチュラル」とは”天性の才能”という意味。

開始間もなく登場する謎の女・・・ファム・ファタール(運命的魔性の女)が暗示した神話の通り、天才野球選手、すなわち英雄が辿る過酷な運命を描いたドラマでした。
二つの大戦間、1910年代後半から始まり、ナチスがポーランドに侵攻する1939年で終わっています。

メジャーリーグのことは全く知らないのですが、登場するチーム名はほとんど架空のはず。
ですので、主人公のチームがメジャーリーグなのかマイナーリーグなのか、最初、わかりませんでした。
試合内容がメジャーリーグにしてはあまりにもお粗末でしたし(汗)。
神話時代の野球、と言ったところでしょうか。

謎の女の目的が何だったのかは、最後までよくわかりませんでした。

しかし、伝承的神話として見るならば、辻褄の合わない所があってもいいのかもしれません。

雷、腕試し、放浪、ファム・ファタールたち、エクスカリバーのようなバット、呪い、英雄失墜を企む立ち悪魔の陰謀、故郷で待つ恋人、そして自分が親であることを知らない英雄・・・神話の要素の盛り込み方は、お見事、と言ってもいいと思います。

神話の英雄って、どうしてこんなに誘惑にノーガードなんだろうと、歯がゆかったのですが、それがこの作品のポイントなのだから仕方がありません。

レッドフォードは、運命に翻弄される英雄がはまっていました。
野球のこと以外は何も知らない素朴で無口な男。
しかし・・・35才はともかく、さすがに20才前後を演じるシーンには無理を感じました。
そのため時間の経過も感じられませんでしたし。
ま、神話の英雄には年齢は関係ない、ということで(汗)。.

突っ込みどころは多いのですが、失敗作、とも思えないのは、野球を愛し、野球に娯楽を超えた神聖性を求めるアメリカ人の思いのようなものが伝わってきたからかもしれません。
野球に伝説を求める人々の思いに応えた作品、とでも言うのでしょうか。

野球ドラマとして観るか、神話・・・ファンタジーとして観るかで、評価は別れると思います。
格調は高かったです。

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最後に・・・あ、少しネタばれ気味ですので反転します。

主人公はその後、どうなったのでしょう。
最後のシーンは現実なのか、それとも主人公が垣間、観た夢なのか。

「神話の英雄」のままならば、幸せな余生が待っているとは思えないのですが、どうなのでしょう。

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2013年6月25日 (火)

ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ 簡単感想

公式サイト

脚本:池上純哉/演出:西谷弘/音楽:福山雅治、菅野祐悟
出演:柴咲コウ、ユースケ・サンタマリア、柳楽優弥、伊武雅刀、余貴美子、滝藤賢一、大路恵美、永島敏行、モロ師岡、澤部佑、吉高由里子、品川祐、北村一輝、吉高由里子、渡辺いっけい、福山雅治 他

今回のスピンオフドラマは、完全オリジナル作品。現在放送中の『ガリレオ』第1話で、内海薫はオクラホマへ研修にいくため、新人刑事の岸谷美砂(吉高由里子)を湯川学(福山雅治)に紹介し旅立ちましたが、今回のスピンオフでは、その研修に行く直前に内海が捜査したある難事件が描かれています。(公式サイトより)

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連ドラは毎回見ていますが、レギュラー感想は書いていません。
ガリレオシリーズの原作は未読です。
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本編は物理的トリックメインですが、本作は多少のトリックはありましたが、正統派の刑事物語でした。
犯罪に対する切り口が全く違うにも関わらず、ガリレオの世界になっていたのは、お馴染みのキャラが登場することはもちろんですが、BGMの役割も大きかったと思います。
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いわば左遷同然でオクラホマ研修に行かされることになった内海の鬱屈。
二転三転する容疑者の供述に翻弄されつつも、自力で突き止めた真実は、内海にとって愕然とするものだった。警察官としても、女性としても。
しかし、目を逸らすことはない。そして、そこで終わらせない。
事件の絵を書いたとも言える人物との心理戦に、体を張って挑みます。
そして得た苦い勝利。
人前では涙を見せない・・・トイレで一人号泣する内海。

トイレの入り口に「清掃中」の看板をそっと置き、廊下で佇む当摩。
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内海の目線で丹念に描かれた、テンポのいいハードボイルドなドラマで、見応えがありました。

いい塩梅でコミカルなシーンを入れる緩急をつけた流れもよく、2時間強、がっつり楽しめました。

余さん、ユースケさん、柳楽さん。キャスティングも良かったと思います。
当摩、いい味出していました。

特別出演の湯川教授と栗林のシーンは、内海との信頼関係が感じられて微笑ましく、本編では道化役だった弓削先輩もナイスアシスト。うまい使い方でした。

そして何より、柴咲さんの内海。

本編よりさらに得難いキャラに成長、目ヂカラもアップ。
ハードボイルドが似合っていました。

孤立無援の中、挫折感を抱えながらもめげずに地道な捜査を続ける姿は、同性の共感を得ただろろうと思います。
ヒロインは同性に好かれないとね・・・

続編が作られる可能性はあるのでしょうか。
オリジナルだけれどもキャラはガリレオとか、色々調整する部分はあるでしょうけれども・・・見てみたいです。できたらバディーは当摩のままで。

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2013年6月21日 (金)

秋刀魚の味(1962年)

1962年公開 日本 113分 英語タイトル「An Autumn Afternoon」

監督:小津安二郎/脚本:野田高梧、小津安二郎/製作:山内静夫/音楽:斎藤高順/撮影:厚田雄春/美術:浜田辰雄
出演:笠智衆、岩下志麻、三上真一郎、佐田啓二、岡田茉莉子、中村伸郎、三宅邦子、北竜二、環三千世、東野英治郎、杉村春子、吉田輝雄、加東大介、岸田今日子、高橋とよ、菅原通済、織田政雄、浅茅しのぶ、牧紀子、須賀不二男

「小早川家の秋」のコンビ、野田高梧と小津安二郎が共同で脚本を執筆。小津安二郎が監督した人生ドラマ。撮影は「愛染かつら(1962)」の厚田雄春。(Movie Walkerより)

@NHK・BS「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~家族編」

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ストーリーは書いていませんが、ネタばれを含む簡単感想です。ご注意下さい。
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「おとうと」の時も書きましたが、フィルム再生技術の進歩は凄い。

小津監督の作品は大昔にテレビで「晩春」(1949年)と「東京物語」(1951年)を観ただけです。

その時は子供だったこともあって、昔の言葉遣いがよくわからない上に、その頃の日本映画の保存状況、特に音が非常に悪かったため、セリフが聞き取りにくいことが気になって、作品の世界にはいっていけずじまいでした。

その後、世界的に「小津調」の名声が高るにつれ、かえって敬遠するようになっていました。はい、へそが曲がってます(汗)
「小津的な」と評される作品を面白い、と感じたことがあまりなかったためでもあります。

ですので、本作が初・小津体験と言っていいと思います。

賛美されている構図へのこだわりなど、実際目にして、ああ、なるほど、と。感じ入りました。
映画製作者たちが思わず取り入れたくなるのも、もっともだなあと。
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静かな画面に秘められた人間の心の機微。
人生の終盤にさしかかった主人公、平山周平の、常に穏やかでにこやかな表情の中にある、悔恨、寂寥感・・・なんてことは言い尽くされているでしょう。

計算しつくされた静かな世界に動きをもたらすのは、食べ物に執着する姿がいじましい、東野英治郎さんが演じる元漢文の教師「ひょうたん」。
それから元艦長だった平山の、加東大介さん演じる元部下。

平山はさぞ、部下に慕われる艦長だったのでしょう。
「もし日本が勝っていたら、今頃ニューヨークにいたかも。」
という元部下の言葉にはどきっとしました。
バーで軍艦マーチに合わせて敬礼をしながら歩き回る、酔っているとはいえ、彼の少しイった目つきが強烈でした。

海軍で艦長と言えば、超エリートです。
平山は日本が負けた後、どんな人生を歩んだのでしょうか。
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ナビゲーターの山本晋也氏が、イタリア映画のような、と言っておられましたが、音楽によるところも大きいと思います。

最も驚いたのが、この音楽の使い方です。

少しラテン系のリズミカルなテーマとBGM。
この明るく軽やかな音楽を、軽いシーン、悲しいシーン問わず、ほとんどのシーンに使っている。
特に、ひょうたんの娘を演じる、杉村春子さんが泣くシーンに使っているのにはびっくりしました。

画面と音楽のミスマッチ感で、恐らく監督の意図通り、このシーンは忘れられなくなりました。
構図は取り入れることはできでも、愁嘆場でこういう音楽を使うセンスというか勇気を取り入れるのは難しいでしょう。
一つ間違えば・・・凡作、駄作。ああ、怖い。

ミスマッチと言えば、音楽だけでなく、セリフと表情の関係もそうでした。

「不潔な感じがする。」
きつい言葉を、普段は温厚な平山が、温厚な表情のまま、友人にはっきり告げるシーンも忘れられません。

ゆるやかに漂うユーモアの奥底にあるひやりとした感触と危うさ。

映画批評においては「小津調」と「完璧」はセットになっていたため、もっと予定調和な世界だと思い込んでいました。

いや、こんなにスリリングだったとは。
もっと早くに観れば良かったです。
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あと、この作品の2年後に、37歳で亡くなられた佐田啓二さん。
顔立ちは似ていないのですが、身体の線、動き方、雰囲気が、中井貴一さんにそっくり・・・いや、逆ですね、中井貴一さんがそっくりなのにしみじみしました。

小津監督の享年60歳、というのも、今思うと、若いです。
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この作品に描かれた昭和30年代の日本は、小津監督の生み出した幻想。
映画とは、多かれ少なかれ、監督含む製作スタッフたちの幻想であることに改めて気づかされ、幻想を映画として創り上げることの大変さに思い至らしてくれた作品でした。

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2013年6月19日 (水)

幽やかな彼女 #11 最終回

公式サイト

「ずっとそばにいてほしい」と暁(香取慎吾)に告白され、有頂天のアカネ(杏)。だが、急に顔を曇らせると、幽霊のアカネが生きている暁と一緒に暮らしてはいけないと言い出し…。

そんな中、暁を仰天させる知らせが入る。3年2組の生徒全員が千穂(前田敦子)を人質に取り、教室に立てこもったというのだ。その頃、小原南中では、我が子を心配して押しかけた保護者たちへの対応に和泉(真矢みき)ら教職員が追われていた。騒ぎを知った教育委員会の轟木(加藤虎ノ介)も現れ、校内は騒然となる。
教室の外から必死の説得を試みる岩名(髙嶋政宏)。まもなく、中にいる亮介(森本慎太郎)が電話で岩名に要求を伝えてきた。「俺らの要求は一つだよ。神山を学校に戻して、担任を続けてもらいたい」。続けて電話に出たりさ(山本舞香)も、父親の京塚(飯田基祐)に暁の転任を白紙にするよう伝えてほしいと懇願。暁を慕う生徒たちの真剣な訴えに、岩名は言葉をなくし…。 (公式サイトより)

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今回もセリフをメモる時間がなかったので、ざっくりと書きます。
文中のセリフは全て概略です。

修学旅行前みたいに立てこもりを用意する生徒たち。
やることの是非はともかく、皆で徹夜で何かするって楽しいそう。

河合まで参加しちゃってます。良くも悪くも印象は「足」。もういっぺん使ってきました。

でも浮かれているばかりじゃない。
かえって暁の立場を悪くするんじゃないか、と気づきはじめます。

さて、大人たち。
駆けつける親たち、PTA内の権力者の言うがままに動く教育委員会。
彼らが強制撤去しようとするのを、教師たちは暁が生徒を説得することを支持します。

何かあった時は自分たちが責任をとる。

今まで語られてきたセリフの集大成でしたが、それぞれの教師の個性は出ていました。
中でも、自己反省する大原と、いままで何事も副校長まかせだった校長の、公園の遊具を教育に擬えた話は印象に残りました。
窪内は生徒一人一人を良く見ていた、良い先生、ということで。

教室で生徒たちを叱責する暁。

理由があれば、間違ったことをしていいなんて理屈は通らない。
これから理不尽なことなど山ほどある。そのたびにこんなことをするのか。
大人だって弱さを抱えて生きている。
自分を理解してくれと甘える前に、相手を理解する強さを持って欲しい。

みなさんはもう、大丈夫です。

文化祭で唄う予定の曲で、暁の卒業式を行う生徒たち。
タクトをふる暁。

唄い終わって感無量の暁と生徒たち。
そこへ教育委員会の人々がバリケードを壊して入ってこようとします。
倒れてきた机からりさを庇った暁は意識を失って・・・

意識だけが自分の部屋に戻った暁は、アカネと触れ合うことができました。

このまま死んでもいいや。いつか死ぬんだから。だったら一番良い時にみんなに惜しまれて死ぬのもいいかもしれない。

おいおい、生徒たちに言っていることと違うぞ・・・(^^;;

でも、教師だって人間だから、ということなのでしょう。
もういいやって思う時だってある。
このままだったら、ずっとアカネといられるしね。

しかし、ユーレイなのにポジティブ志向のアカネには、暁が何を言い出したか、最初は理解できません。
そういう発想はアカネにはないことだから。

猛然と説教をはじめます。

気軽に死ぬなんて言う人と一緒にいたくない。
20年以上の幽霊生活を舐めないで。
私がどんな思いでここでうやってきたと思っているのか。

・・・結構楽しんでたようです(笑)

暁と会えてよかった。いろんなものを取り戻せた。
正確に言うと、取り戻せたのは暁だけだけど。
私は取り戻せない。
死んでいるんだから取り戻す資格がない。

人は死んだら終わり。
生きている人の思い出にはなれても。死んだ本人が何かを積み重ねることはできない。

生きている、ということは、それだけで可能性なのだから。

死ぬまで精一杯生きてください。
私は向うで待っています。

アカネが成仏しなかったのは、暁の思いのためだったんですね。
それを引きちぎるアカネ。

あなたに会えてよかった。

抱き合う二人・・・の魂。
やがて光に包まれたアカネは消えていきました。
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京塚が訴えを取り下げたので、暁は小原南中で教師を続けることができました。
ほんと、岩名の言うとおり、お騒がせな親父です。
河合と北山は良い感じになっているようで。
窪塚の方がお似合いなような気もするのですが(汗)

で、アカネは・・・幽霊というより背後霊?
暁は一生一人身ってことになるのかな。
幸せは人それぞれですから。それもOK、ということで。

お城の模型のネタはここで使ったのね。

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まとめ感想を書きます。

立てこもりの顛末はまあまあ予想通りでした。
そういうベタな部分もありつつ、教師たちが皆、真っ当な人々だったのが気持ち良かったです。

生きている、ということはそれだけで可能性なのだから、というアカネの言葉も響きました。

特徴的だったのは、親子、家族の関係です。

親がどうの、なんて関係ない。自分が強くなればいい。

駆け落ち騒ぎの時に、暁が生徒に言う言葉です。
りさも両親と分かり合えたとは思えません。少なくともそういう描写はないままでした。

その他、何かあればクレームをつける親、ただおろおろする親、全く無関心な親。
(三話の、アイドルになりたい娘の気持ちを受け止める父親は、例外的存在でした。)

自分のことで精一杯な大人たちに守ってもらえない、子供たちの心細さが印象に残りました。
だからこそ、ずっと見守ってくれている暁を失いたくなかったのだなあ、と。
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えっと、少しだけ突っ込みを書いておきます。

中盤で貼った伏線を、全てうまく寄りあわせていたとは、感じれなかったです。
その理由は、淳也、そして暁のかつての教え子、京塚の母、そして父など、重要なファクターの存在感が大きすぎたためです。
微妙にバランスが悪かった、と言うか。

特に淳也は、セリフひとつで片付けられちゃったみたいな気がする(涙)
できたら生きて絡ませて欲しかったなあ。
生きてこそ・・・アカネの言ったことを体現する人物として、ワンカットでもいいから。

幽霊という飛び道具をうまく取り入れていたとも思えなかったです。

真面目なメッセージが一杯つまった、ストレートな学園ドラマと、ユーレイというかファンタジックなパートが浮いていたように感じました。
アカネの過去が本格的に絡んでくるまでは、存在感も薄かったですし。

ラスト近くの吉岡さんには思わず噴出しちゃいました。
本当はこういうシーンがもっと見たかったのですが、これは好みですね。

なんだかんだ書きましたが(汗)、後味の良いドラマでした。

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2013年6月18日 (火)

噂のモーガン夫妻

2009年公開 アメリカ 103分 G 原題「Did You Hear About the Morgans?」

監督、脚本:マーク・ローレンス/製作総指揮:アンソニー・カタガス、ライアン・カヴァーノ/製作:マーティン・シェイファー、リズ・グロッツアー/共同製作:メリッサ・ウェルズ/音楽:セオドア・シャピロ/撮影:フロリアン・バルハウス
出演:ヒュー・グラント、サラ・ジェシカ・パーカー、サム・エリオット、メアリー・スティーンバージェン、エリザベス・モス、マイケル・ケリー

スター共演によるロマンチック・コメディ。殺人を目撃した離婚寸前のセレブ夫妻が、身分を隠して田舎町へ逃亡。カルチャーギャップの妙味と大人の恋愛模様が巧みに交錯する。(Movie Walkerより)

@BS

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ネタばれなしの超簡単感想です。

妻はマンハッタンで数千億円の物件ばかりを扱う不動産会社の女社長、夫は、全米屈指の敏腕弁護士という、別居中で離婚寸前、子供のいないセレブな夫妻。
別居の理由は、夫の浮気。
あくまで浮気だったようで、妻を愛している夫はひたすらあやまりますが。
突っぱねる気の強い妻。

後でわかるのですが、妻は、夫に対してはもちろんですが、浮気をされた自分も許せないというか、浮気をされたことで相当落ち込んでいたのです。
夫が浮気をしたのは、自分に魅力がなくなったためではないか、と。
不妊治療でギクシャクしはじめた頃のことであったようで、年齢的にも非常にデリケートな精神状態だったのです。
しかし、本音を言うにはプライドが邪魔する妻。
そんな二人がやむを得ず西部のど田舎に隔離され、ジタバタするわけで。

ま、ちゃんと口で言わないと相手には伝わらないよ、というお話でした。

例によってヒューは気の弱いインテリ。
西部の田舎やそこに住む人々の描き方もお決まりのパターン。

でも、それぞれのシチュエーションを丁寧に描いているので、わかっていても笑ってしまう。
これが伝統というものでしょう。エンターティメントの提示の仕方が素晴らしいです。
劇中のチビッコの歌も上手でした。

ただ、主人公たちのとんでもセレブっぷりがね~。
アメリカそのものが夢の国だった時ならば、おとぎ話として割り切って楽しめたと思うのですが、人や物の行き来が自由になり、全世界規模で貧富の差が問題になっている今は、少々鼻についたりしました。

妻には、女性としての悩みが伝わる以前に、最後まで多少の傲慢さを感じてしまいました。
それだけヒューのダメ男っぷりが可愛らしかった、とも言えるかもしれません。

本当は、とんでもないセレブやミュージシャンなどより「アバウト・ア・ボーイ」くらいのダメっぷりが好きなのですけれども。

他愛なく笑おうと思えば、笑える作品です。←なんだか捻くれた書き方。

以下、ネタばれ含む感想ですので、反転しておきます。
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結局、この夫婦、養子をもらうのです。
それも東アジア系の。

「いとしい人」(2007年米製作 ヘレン・ハント、ベッド・ミドラー、コリン・ファース)を思い出しました。

この作品の感想の一部を再掲します。

>何かと言うと「中国人の養子」というキーワードが出てくるのが気になりました。

それが流行りなのかな?
何故、自国の子供じゃないのだろう。

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原題の直訳「モーガン夫妻のこと、聞いた?」が「噂のモーガン夫妻」。
わかりやすくって、内容を端的に表していて、お見事。
ラブコメの邦題は、総じて知恵を絞っているような気がします。

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2013年6月14日 (金)

リアル 完全なる首長竜の日

2013年公開 日本 127分 G 

Photo

公式サイト

原作:乾緑郎「完全なる首長竜の日」(宝島社文庫)
監督:黒沢清/脚本:黒沢清、田中幸子/企画プロデュース:平野隆/エグゼクティブプロデューサー:田代秀樹/プロデューサー:下田淳行/音楽:羽岡佳/撮影:芦澤明子/主題歌:Mr.Children
出演:佐藤健、綾瀬はるか、オダギリジョー、染谷将太、堀部圭亮、松重豊、小泉今日子、中谷美紀

第9回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した乾緑郎の小説「完全なる首長竜の日」を、佐藤健&綾瀬はるか主演、黒沢清監督で映画化。浩市と淳美は幼なじみで恋人同士だったが、淳美は1年前に自殺未遂で昏睡状態に陥り、いまも眠り続けていた。浩市は淳美を目覚めさせるため、「センシング」という最新医療技術を使って淳美の意識の中へ入り込み、彼女がなぜ自殺を図ったのかを探る。センシング中に出会った淳美は、浩市に「首長竜の絵を探してきてほしい」と頼み、浩市はその絵を探しながら淳美との対話を続ける。しかし、センシングを繰り返すうちに、浩市は見覚えのない少年の幻覚を見るようになり……。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

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原作未読、ネタばれなしの感想メインですが、最後に少しだけネタばれ含む感想を書いていますのでご注意下さい。

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他人の夢の話って聞いていて面白くないことが多い。
本人だけが、辻褄が合っていないシーンが自分の過去のどこから来ているのかを知っていて、その繋がりを楽しんでいるから。
話し手の心象風景を自己満足で語られると、ついていけません。

しかし、話し手の腕が良い時は、不条理な世界にぐっと引き込まれる。

この映画はどちらなのだろう、という不安を抱きつつ、映画館へ。
冒頭でぐっとひきつけられなかったので(汗)、不安が中々消えず、作品の世界に浸るまでに時間がかかりました。

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結論から言うと、「センシング」をどう捉えるかという点と、「あれ」がなぜ罪悪感の象徴になったのか、そこに必然性を求めるか否かで、大きく意見が別れると思いました。

自分は、わからなくてもいい、と思ったので、OKです。
「センシング」はねえ、多少都合が良すぎないかな、とは思いましたが。

その他のシーンはキャストの表情、セリフ、そして衣装を含めて、ああ、そういうこと、と納得できるよう描いていました。
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SFのような、ホラーのような、スペクタクルのような、特撮のような、もやっとした不条理な悪夢の世界。

もし、ハリウッドだったら、スペクタクルなシーンをもっと作りこんで前面に出しただろうし、主人公たちの感情の波やサイコ的なトラップも、もっとドラマチックにわかりやすく描いただろうと思います。

でも、圧力を感じない、日本的な"もやっと”感は嫌いじゃないです。
作り手側の意図を押し付けてこないので、暑苦しくない。
もやっとした画面から、じわじわと悲しみが沁み込んできました。

相手の意識の中に入る。
君が、あなたが。ずっと自分の意識の中にいたような気がする、というようなセリフもありました。
だからといって精神的にわかりあえている、ということでないような気がするのです。
肉体だけでなく精神そのものも、どこまでも「個」なのだから。
少なくとも生きている間は。

ここから先の感想はネタばれを含みますので、一番後に書きます。

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ちょっと突っ込みを入れます。

もやっとした部分=中途半端と感じるシーンもありました。
プロットだけでなく、CGの質にも。
CGは予算もあるのでしょうね。
廃墟のシーンが仮面ライダーみたいなのが、ライダーファンとしては楽しみつつも、それでいいのかな、と、複雑な気持ちになりました。

一番気になったのは、シーンの繋ぎ目の粗さです。
わざと粗くしている部分もあるのでしょうが、もう少し作りこんでくれたら、もっと作品の世界に浸ることが出来たと思います。
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主人公二人を描くことに全力を傾けた作品。
すなわち、二人の放つスターのオーラを、真っ当に描いた作品です。

それぞれのファンはそれなりに楽しめたのではないでしょうか。
「仁」「八重の桜」「ブラッディマンデイ」・・・それぞれのドラマのキャスティングと重ね合わせるのも一興でしょう。

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以下、ネタばれを少し含みますので、ご注意下さい。
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前半は浩市の分身だった淳美。
後半、スタンスが逆転した後は、姉のようにも見えました。
どちらの淳美にも生身の女性を感じることはなく、清らかでひたすら美しく、時には残酷でもある、勇敢なミューズのようでした。

でも、それは浩市がそう感じているからなのでしょう。
どの淳美も結局は浩市から見た淳美なのです。

だとしたら、淳美に立体性はなく、この映画で生きている人間として描かれているのは浩市だけ、ということになります。

自らの中に廃墟を持ち、欠落してしまった何かを捜し求めていた浩市。
目覚めた後、彼の心から「あれ」は去っているのでしょうか。廃墟は消えているのでしょうか。
淳美に立体性を感じないので、その後の二人の暮らしが想像できません。
浩市の彷徨はずっと続くような気がするのですが・・・
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映画の世界にどっぷり浸れたのは、帰宅してから後です(^^;;

感想を書くために何度も反芻しているうちに、様々な印象がそぎ落とされていって、最後に残ったのが、ひとりぼっちの浩市の姿でした。

佐藤さんは、浩市の孤独感をよく表していたと思います。

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映像的な物足りなさは感じましたが、じんわりと記憶に残る作品。

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2013年6月12日 (水)

幽やかな彼女 #10

公式サイト

暁(香取慎吾)のクラスの文化祭の出し物が合唱に決まった。香奈(未来穂香)はさっそく停学中のりさ(山本舞香)に連絡。りさの早い復学を願ってのことだが、りさに反感を抱く舞(飯豊まりえ)らには、それがおもしろくない。

そんな折、轟木(加藤虎ノ介)が暁に転任を勧告。京塚(飯田基祐)がりさを復学させる条件として、暁を学校から追い出すよう教育委員会に要請したらしい。だが、和泉(真矢みき)はこの要求をはねつけ、りさを学校に戻すつもりはないと断言。親の愛情に飢えて心が歪み、茜をあやめた淳也に似たりさを許せずにいたのだ。このことを知ったアカネ(杏)は、和泉を救ってあげてほしいと暁に頼む。 (公式サイトより)

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あまりがっつりとメモれなかったので、記憶を頼りに書きます。

教師を辞めるのを辞めます、と職員室で宣言した河合。
だったらTPOをわきまえた服装に変えよ、と大原。

・・・TPOって、やる気があるかどうかは関係ないんじゃないかな、と突っ込みつつ。

河合はりさのことを窪塚に相談します。
窪塚は、人の気持ちをどうにかできる魔法の言葉なんてない、と。それより。
「改心ズ・ハイ」。
いきなり頑張りすぎると疲れるよ、と河合にアドバイスします。

河合の言う通り、単に気が弱いだけの、本当はいい教師のようです。
りさたちに手こずったことがトラウマになったのか、1年間、生徒に話しかけれなかったんですねえ。
お祝いに呑みに誘う岩名(笑)。

りさともう一人、救って欲しい生徒がいる、とアカネが霧澤の名前を言ったシーンにはちょっとうるっとしました。
暁はアカネを霧澤にあわせ、事件の真相を語ります。
淳也はりさと一緒だったこと。
茜が自殺しようとした淳也を止めようとして、誤って刺されてしまったこと。
死ぬ間際まで、いや、死んだ後までずっと淳也のことを心配していたこと。
淳也に思いが残って、もはや生きていた頃の記憶がなくなってしまうほどの長い時間、淳也のアパートにとどまっていること。

霧澤はアカネを見る事はできないけれども、自分を抱きしめてくれる暖かな気配は感じることができました。

父の理不尽な取り引きを知ったりさは河合にそのことを打ち明けます。
河合はりさの父に直談判するも。
きれい事を言う暁など信用できない、親なら誰でも我が子がいじめられる側になるよりいじめる側の方がいいと思っている、とはねつけられます。

・・・そうかなあ。河合も絶句していましたが、大分と歪んだ考え方です。

転任を、今日1日だけ担任をやらせてもらうという条件で受け入れた暁。
生徒たちにはもちろん知らせずに、最後の教壇に立ちます。

教室では、りさと舞が本音でぶつかり合っていました。

人なんか信じない。友人だなんて思ったことがない。都合のいい奴だと思っていた。でも、それも悪くない、楽しい時はあった、とりさ。
舞たちも、自分たちがりさを怖がっていたことを認めます。都合のいい奴でしかないことも自覚していました。だからこそ、反発も強かったのでしょう。
でもその一方で、彼女が何かを抱えていることも感じており、心を開こうとしない寂しさも感じていたみたいです。
単にりさの、圧倒的な威圧感に振り回されていただけではない。

今、やっと少し心を開き始めたりさ。
舞に、できれば友だちになりたい、と。
りさの、勇気を振り絞った言葉です。

彼女たちのぶつかり合いを見て、暁も本音を語りだします。

ここへ来た時は、みんなに興味なんかなかった。
教師を、大人を見下して、信じてなくて、お互いに距離を置いて、本音を言わない中学生たちに合わせて、自分も仕事と割り切って踏み込まないようにしようと思っていた。

でも、教師というのは、そういうもんじゃないだろう、と言ってくれた人がいて。

自分を変えようとしたり、人と繋がろうとしたり、大人になりたいと願ったり、自分を見失ったりして、みんなもがいていること、距離を置いているように見えて、消えない絆があることが見えてきた。

そんな傷つきやすい心、傷つきやすいからこそ隠している。
でも、だからこそ、ぶつかり合うことで生まれるものがある。

みんなの教師で良かった。

去っていく暁。

暁の様子がいつもと違う、と不審に思う生徒たち。
りさが転任のことを、転任を強要された理由を打ち明けます。

けっこうサバサバとアパートに戻った暁。
サバサバっとアカネに告白しちゃいました。
人間と幽霊の恋愛・・・は、やっぱり何かとやばいと思うけどなあ。別れは切ないけれどもねえ。

どんな結末にしてくれるのでしょうか。

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子供たちを信じて見守る。
それが大人、そして教師の役割。

暁、霧澤、生徒たちのお話はいい流れでした。
でも、学級封鎖には、正直、あれ~っと思っちゃいました(大汗)
概視感がありすぎ・・・見る前からおおよその流れが想像できちゃって。

良い形で裏切って欲しいものです。

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淳也が亡くなった、と聞いた時には思わず、なんと不憫な、と涙しましたが、亡くなったらしい、ということですから、まだ何らかの伏線になりえるかも。
だとしたら?・・・
あと、模型を壊したのはアカネの力だった、ということで決着したのでしょうか。
それにしては唐突なエピのように思うのですが・・・どうなのでしょう。

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2013年6月11日 (火)

五月のミル

1989年製作 フランス、イタリア製作 107分 原題「Milou en Mai」

監督:ルイ・マル/脚本:ルイ・マル、ジャン=クロード・カリエール/製作総指揮:ヴァンサン・マル/製作:ジェラール・モルト/音楽:ステファン・グラッペリ/撮影:エマニュエル・カストロ
出演:ミシェル・ピッコリ、ミュウ=ミュウ、ドミニク・ブラン、フランソワ・ベルレアン、ハリエット・ウォルター、ヴァレリー・ルメルシェ、ミシェル・デュショソワ、ルノー・ダネール、ブルーノ・ガレット 他

1968年5月、フランスの田舎の家に集まってきたブルジョワ一家の数日間の騒動を描く人間ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはヴァンサン・マル、製作はジェラール・モルト、監督・脚本は「さよなら子供たち」のルイ・マル、共同脚本はジャン・クロード・カリエール、撮影はレナート・ベルタ、音楽はステファン・グラッペリが担当。出演はミシェル・ピッコリ、ミュウ・ミュウほか。(Movie Walkerより)

@BS

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ネタばれなしの簡単感想です。

公開当時、話題になったのを見逃していた作品。

所謂「お葬式」ものです。
葬儀の形は違えども、家族たちが本音を吐き、人間関係が錯綜するのは日本と変わりません。

亡くなったのは、主人公、ミルの母親。
地主の息子として生まれたミルは、自分の土地を管理する以外の仕事をしたことがない、初老の男です。
立派な家と農地や庭はあれども、もうそれだけで暮らしていける時代ではなく、実はとっても貧乏。
でも、お金がなくても、自然の恵みがあれば、のんびりと暮らしていける。
そんな生活に満足して生きてきました。

母親の死で集まってきたのは、ミルの娘とその娘、つまりミルの孫。ミルの弟とその息子。
ミルの亡くなった末弟の娘、つまり、姪。
家屋敷の処分を巡るミル、弟、姪、娘の思惑が、母の死そっちのけでぶつかりあいます。

家を売って金に換え、分配すべきだと主張する弟たちと、絶対売らないと譲らないミル。
家には母の思い出がつまっている、というより、ミルにとっては生命線ですから。

そこにメイド、姪の友人、ミルの娘の幼馴染、なぜかトラックの運転手まで加わってきて・・・

と、まあ、ストーリーだけ書くと2時間サスペンスみないな設定なのですが。

いじましい遺産争いと各々が秘めている苦悩、そして恋愛沙汰が、美しい田園風景の中で、多少ブラックの効いたユーモアを交えて描かれいて、ルイ・マルのエスプリ漂う作品になっています。
後半のドタバタにはサイレント映画の趣きを感じました。

お葬式ってお祭りなのかもしれない。
センチメンタルなシーンはほとんどありません。
祭りの終わった後の寂寥感まで、明るく描いています。
その明るさが、見終わった後で切なく残りました。

お葬式を混沌とさせた原因に、1968年にフランスで起こった五月革命があります。

五月革命とは、日本の安保闘争、チェコの「プラハの春」、アメリカの反戦運動など、1960年代末に世界同時期に起きた学生運動のひとつ、という教科書的説明を鵜呑みにしていただけなので、本当に革命に発展する、と捉えられていなかった日本の安保闘争と同じように思っていたのですが。(「プラハの春」は別次元の事と捉えていました。)

※自由と平等と自治を掲げた約1千万人の労働者・学生がパリでゼネストを行った。(wikiより)

この作品を観て初めて、労働運動まで広がったフランスでは、かなり切迫していたことを知りました。
流血革命を何度も経験しているからこその緊迫感でしょう。

あと、欧米の人たちの恋愛表現ってほんと、肉食系、と、改めて思いました。

TV放映可の作品ですから過激なシーンはありませんが、いや、だからこそでしょう、精神がそのもの肉食だなぁって。性だけでなく、生そのものに対して。

音楽がジャズ・ヴァイオリニストのステファン・グラッペリとは知りませんでした。
とても心地良いです。サントラが欲しくなりました。
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非ハリウッド系欧米映画が好きな人にはお薦めです・・・って、そういうのが好きな人はとっくにチェック済みだと思います(^^;;

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