2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

自己紹介のようなメモ

  • 気になる、もしくは愛すべき作品にはついついツッコミを入れてしまう、ドラマの感想中心のちょっとおっちょこちょいなブログです。

TBとコメントについて

  • TBとコメントは認証制にしています。頂いたTBには記事と関係がある限り、必ずお返しするようにしていますが、サーバーのご機嫌次第で時々お返しできない時があります。

過去の感想記事について

  • ドラマ感想及びまとめは下記の「クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧」に、 DVD、映画、舞台の感想は「DVD、映画、舞台のINDEX」にアカサタナ順に、 読書は「読書:著者&編者別のINDEX(アカサタナ順)」に収納しています。

クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧

DVD、映画、舞台のINDEX

カテゴリー

今月の読書

無料ブログはココログ

« 2013年10月の読書 その1 | トップページ | 八重の桜 感想まとめ »

2013年12月15日 (日)

八重の桜 第50回 最終回「いつの日も花は咲く」

公式サイト

1894(明治27)年、八重(綾瀬はるか)は従軍篤志看護婦として広島陸軍予備病院で日清戦争の負傷兵たちを看護していた。院内ではコレラや赤痢などが発生し危険な状況だったが、八重は感染にひるむことなく勇敢に看護に従事、若い看護婦たちを見事に統率する。
その功績がたたえられ皇族以外の女性では初となる宝冠章を受章した。しかし、戦のない世を願う八重は、晴れない気持ちを抱いたまま故郷・会津を訪れる。そこで、思いがけない人物と再会し…。(公式サイトより)

.

戦場に女性がしゃしゃり出ること、そして敵味方なく看護する赤十字の活動をなじられるも、はねのける八重。

味方の兵の上のみか 言も通わぬ敵までも 
いとねんごろに看護する 心の色は赤十字

看護婦への偏見に怒る看護婦たちに八重。

「初めてのことには、いつでも反対する人がいんだし。
まず、やって見せんべ。
道は私たちが作ればいい。誇りを持って働いてくなんしょ。」

旅順で勝利した後、八重たちの働く病院へ取材にくる徳富。
負傷者たちにインタビューを始めます。

「記事にすんなら、勇ましい戦闘の話ばかりでなく、コレラや赤痢でなくなっている方が大勢いることも書いてくなんしょ。」
「今は士気を鼓舞する記事ば優先する時です。旅順大勝利の勢いをかって、一気に北京ば攻め落としてもらわばなりません。
読者もそれば、待ち望んどっとです。」
「徳富さん、もっとしっかり伝えるべきことがあるはずです。
私たち看護婦だって、皆感染の危険と隣り合わせで働いているのですよ。」
「わかってますよ。看護婦の献身ぶりも書かせてもらいますけん。
この戦は、もはや軍だけのものじゃなか。国民全体の戦だい。」

徳富の変貌に愕然となる八重。
大勝利の中身は、補給も危ういぎりぎりの勝利でした。北京へなどと、とんでもない。
旅順がたやすく落ちすぎたか、と大山。
徳富は、始まった講和会議に日本は強い態度で臨むべきだ、と板垣に意見を述べます。

「おんし、最初に来たがは確か、新島さんの紹介だったろう。あの人の弟子が強行外交を唱えるがか。」
「それが、国民の望みです。」
「ええか、幕府が強い力を失のうて、わしらが国を新しゅう作り替えた時、流さんでもいい血がごんちゃんと流れた。
清が敗れて、世界の勢力地図が塗り変わる。国と国の大きな戦が始まるろ。流される血はこれまでとは比べ物にならん。」

頼母家の悲劇を回想する板垣。

「板垣先生は、もう古いか。」
「おんしゃ、若いの。」
「ええ。」

広島から帰った八重。襄の写真に話しかけます。

「敵を憎まず、苦しむ人、悲しむ人に寄り添う。襄が目指した世界を、私はちっとでも継げてんべか。
世界が動いている。なじょすることもできねえ。」

「誰かが種を蒔かなければ。一粒の麦を地に落とさねば」襄の言葉。

「種はまだ蒔いたばかりだ。立ち止まってる暇はねえ。」

三国干渉に怒る日本人、そして徳富たち。

「列強に屈した日本外交の弱腰が許せん。」
戦地の苦労が報われんと、どこの新聞社も政府を非難。
「どぎゃん正義も、押し通す力がなければ無意味たい。
おおいに武装すべきことを世論に訴える。それが新聞の使命たい。」

この時の屈辱と怒りは、日本を次の戦争へと駆り立てていくことになる(ナレ)

兄、猪一郎を大勢に流されているだけだ、俺は流されん、小説の中で本当の人間を書いてみせる、と健次郎。
そして書かれたのが「不如帰」。モデルにされた大山家にとっては迷惑な小説です(汗)

.

「私も年だ。たまげた、もう85だ。あの世で旦那様が待ちくたびれてんべ。」
耳をすます八重。
「おとっあまは、当分こっちに来るな、と言ってっからし。八重を一人にすっと可哀想べって。」
「急ぐ事はねえか。」
「ゆっくりしてってくなんしょ。」
「今日は茶の湯の稽古か。」
「茶道は奥が深くて難しいけんじょ、面白えもんだ。」

びっしり勉強している八重に、変わんねえな、と佐久。

「武士の娘だから。始めた事は極めるまで引けねえだし。」
「茶の湯は昔は男がやるもんだったけど、八重は人のいかねえとこばっかり。」
「新しい事を学ぶのは面白れえから。」

玄関で八重を見送る佐久。

「八重が動けば、何かが始まる。」

明治29年、佐久、逝去。
前後して、襄の母、とみ、覚馬の娘、久栄も逝去。久栄は佐久より3年早く、日清戦争より前に亡くなっているのですが、登場シーンもなく・・・ドラマ中の扱いも薄倖な人でした。
合掌。

一人になった八重。
邸の壁際に一人立つ姿が印象的でした。

茶の湯の稽古をつけてもらう八重。

「一服のお茶の前では、どなたとでも、まっすぐに向き合える。
互いに心を開き、敬いあって、清らかで、何事にも動じない。」

そこへ勲七等宝冠章授与の知らせが届きます。
広島の病院で看護婦たちを指揮した働きが認められたもの。民間人の女性で初めての叙勲でした。

知らせを聞いて喜ぶ、東京にいる時尾、二葉と斎藤一。斎藤は警察官につけていました。
「誇らしい。」
はしゃいだ女性二人の、薙刀に見立てた棒にやりこめらる斎藤。

二葉と時尾の薙刀・・・懐かしい。随分遠くまできたものす。

病床にある山川浩。
御宸翰をそろそろ世に出す時ではないか、と、健次郎に後を託します。

「会津が名誉を回復する時は、必ず来る。」

翌年、浩は世を去った。(ナレ)

合掌。

同年、明治31年、天皇に拝謁したことで復権した徳川慶喜。

「のう、勝。江戸が戦場になり、焼け野原になっていたら、この国はどうなっていたであろう。」
「江戸城の引き渡しを、無血開城と言う者がおります。なれど、血を流さす維新がなったわけではございません。
上野の彰義隊、そして会津をはじめとする奥州諸藩。」

少し自画自賛気味な慶喜に勝が釘を刺したように見えました。

「今も折に触れて思い出す。会津が京都守護職を引き受けた、と聞いた時の事を。」

慶喜の回想シーン。

「しかしよく承知したものだ。凶の御籤をわざわざひくようなものではないか。」慶喜。
「会津の主従は、都を死に場所と、覚悟を定めたのではござりましょう。今となっては、会津の誇りが仇とならぬことを祈るばかり。」春嶽。

「その会津をわしは見捨てた。恐ろしかった。会津の愚直さが。
いや、まことは羨んでいたのかもしれぬ。
信義で結ばれた主従の絆は、わしには手に入らぬものであったゆえ。」

畏まる勝。
慶喜のために生涯を賭けて奔走した勝も、幕府の家臣ではあっても慶喜の家臣ではなかった。

御宸翰の存在を知り、頭を悩ませる政府。
公にしようしているのは、大山の義兄、健次郎。
大山は、健次郎に御宸翰を含む「京都守護職始末」の刊行を見合わせるよう、頼みます。
しかし、健次郎は、慶喜が名誉を回復したのだから、容保の名誉も濯がねばばらない、と聞き入れません。

「今は、いかん。」
「あなた方が築いた、薩長藩閥政府の大義が失われてしまうからですか。」

西郷も大久保も、朝廷をないがしろにする気は毛頭なかった。

「国家の安寧のためじゃ。」
「話にならん。失礼する。」

無理にも刊行するというのなら、何としてもとめる、と大山。
一発触発の二人を止めたのは、捨松。

「私も会津の女です。早く会津の名誉を取り戻したい。
でも、どうしてお殿様は長い間、御宸翰を秘しておいでだったのでしょう。」
「それは・・・新たな火種となることを、恐れられたゆえ。」
「それなら、こうして兄上と巌が争っていることも、お殿様は悲しまれるのでは。」

「大山殿。私は亡き大勢の人々の無念を背負っています。」
「しばらく、待ってくんなせい。
どこで道が分かれたとか、考えてみたか。」
「永久に封印はできん。」
「それでよか。」

「京都守護職始末」が刊行され、会津復権の道が開かれるには、なお十年の歳月を要した。(ナレ)

会津に戻った八重は、あの桜の木の下で頼母と再会します。
今は桜守をしている頼母。

「また、戦が近づいている。今度はロシアが相手だそうです。
剣を鋤にうちかえ、国は国に向かって剣をあげない。
そんな時はこねえのか、会津で考えたくなったのです。」

「八重、わしはな、新政府が、なじょな国を作んのか、見届けんべと、生き抜いてきた。
だけんじょ、戊辰以来、わしのまなこに焼き付いたのは、なんぼ苦しい時でも、懸命に生きようとする人の姿、笑おうとする人の健気さ。そればっかりが、俺の心を、胸を揺さぶんだ。
八重、ぬしゃもそうだろう?
あの戦からすっくと立ち上がって。勲章までいただくとは、立派な会津のおなごだ。
わしゃ、嬉しくて嬉しくて。」

「ありがとなし。」

あの桜の木を眺める八重。

「花は散らす風を恨まねえ。ただ、一生懸命咲いている。」

「八重、ぬしゃ、桜だ。
花が散っても、時がくっと、また花を咲かせる。何度でも。何度でも。
花、咲かせろ。」

「はい。桜か。」

自宅の茶室で猪一郎をもてなす八重。

「徳富さんの国民新聞、近頃は政府の機関紙のようですね。」
「軍備増強ば、煽っとるちゅうことでしょうか。」
「はい。」
「国家のためです。私は国を愛するものです。」

「襄も愛国者でした。でも、襄が愛した国というのは、そこに暮らす人間ひとりひとりのことです。
同志社に来た頃、徳富さんは、自分の目で見た、世の中の本当を伝えたいと言っていた。」

「だからこそ、新聞も雑誌もこの手で作った。
言論が人を動かす時代がきたんです。」

「その力を、何に使うのですか?」

「え?」

「人を動かす、その大きな力を。
力は、未来を切り開くために、使わねばなんねえよ。

昔、私が生まれた会津という国は、大きな力に飲み込まれた。
私は銃を持って戦った。最後の一発を撃ち尽くすまで。一人でも多くの敵を倒すために。

だけんじょ、もしも今、私が最後の一発の銃弾を撃つとしたら。」

籠城し、銃を撃つ若き日の八重を見つめる、今の八重。
最後の一発は空に向かって撃たれました。

「私は、あきらめねえ。」

襄の蒔いた種の一つ、徳富猪一郎の変貌で、時代の流れを表現していました。
八重の言葉を猪一郎はどう受け止めたのでしょうか。

日露戦争までは開戦を望む世論の牽引者となり、艦隊増強案を支持。しかし、世間から弱腰として大ブーイングを受けたポーツマス講和条約を唯一支持したとのこと。(wikiより)

八重の「国は国に向かって剣をあげない、そんな時がくるのか」への疑問には、頼母にも、誰も答えられない。

はっきりしているのは、あきらめない気持ちを持ち続けること。あきらめないことで、激動の時代を生き抜いてきた八重。

看護婦への偏見、赤十字に対する無理解、汚名を濯ぐことが中々許されない会津、封建時代にはなかった言論という大きな力のありようなど、最後まで詰め込んできました。
頼母との再会が「八重=桜」で終わってしまったように感じたのは、残念です。

綾瀬さんの射撃姿にはしみじみとしましたが、全体的に大河の大ラスとしての感動はあまり感じなかった最終回でした。
その理由を含めた総括は、改めて書きます。
今日はセリフを拾うだけで精一杯。(大汗)

.

.

01 02 03 04、05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36、37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49

.

.

にほんブログ村 テレビブログへ    Q_2

« 2013年10月の読書 その1 | トップページ | 八重の桜 感想まとめ »

△大河:八重の桜」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 八重の桜 第50回 最終回「いつの日も花は咲く」:

» 【八重の桜】第50回 最終回 「いつの日も花は咲く」感想 [ドラマ@見取り八段・実0段]
明治27年、八重(綾瀬はるか)は、従軍篤志看護婦として広島陸軍予備病院で日清戦争の 負傷兵たちを看護していた。 院内は伝染病が発生して危険な状況だったが、八重はひるむことなく勇敢に看護に従事し、 若い看護婦たちを見事に統率する。 すると、その功績がたたえられ、皇族以外の女性で初となる宝冠章を叙勲。 しかし、戦争がきっかけとなった叙勲を素直に喜べない八重は、晴れない気持ちを抱いた...... [続きを読む]

» 【八重の桜】最終回感想と視聴率&総集編日程 [ショコラの日記帳・別館]
【最終回の視聴率は、12/16(月)午後追加予定】 「いつの日も花は咲く」 総集 [続きを読む]

» 八重の桜~最終話「いつの日も花は咲く」 [事務職員へのこの1冊]
第四十九話「再び戦を学ばず」はこちら。 びっくりしましたねえ。大河ドラマの主人公 [続きを読む]

» 八重の桜「いつの日も花は咲く」 [blog mr]
 新聞のテレビ欄のタイトルが「絶対にあきらめない! 今、東北・福島に誓う」になってて、プリキュアか、と思った。なんでそんなに煽らなきゃいかんのだ。  つまり、八重の戦いは終わらない、ということなんだろうね。戦国武将が主人公のシリーズだったら戦に勝ったところで終わり(少なくとも一段落)だけど、八重(や襄)の場合、そうではない、と。いいラストカットだったと思う。CGに頼っちゃったねぇ、って感じはしないこともないけど。  なんか「尻すぼみ」みたいな評価を見たんだけど、そうかなぁ、と思った。まぁ、前半は... [続きを読む]

» 『八重の桜』最終回「いつの日も花は咲く」★空に傘の花「私は諦めねえ」 [世事熟視〜コソダチP]
『八重の桜』最終回「いつの日も花は咲く」 最終回をスルーするわけにも行かないから感想を・・・・。 −◆− 1894(明治27)年、八重(綾瀬はるか)は従軍篤志看護婦として広島陸軍予備病院で日清戦争の負傷兵たちを看護。 大暴れしている清国人患者。 若い看護婦達は「手に負えません」と八重に助けを求めます。 言葉も通じない清国人患者に「傷が膿んでいます。すぐ治療を受けなければ足をなぐすことになりますよ。落ち着いて、私はあなたを助ける。心配いらねえ。赤十字の看護に敵も味方もねえがら。... [続きを読む]

« 2013年10月の読書 その1 | トップページ | 八重の桜 感想まとめ »

作品一覧