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2013年12月10日 (火)

八重の桜 第49回「再び戦を学ばず」

公式サイト

1890(明治23)年に教育勅語が発表されると、覚馬(西島秀俊)は天皇への忠義を課す一節に懸念を抱く。
そんな覚馬のもとに、山川健次郎(勝地涼)が訪ねてきた。健次郎は兄・浩(玉山鉄二)に代わって川崎尚之助(長谷川博己)の会津戦記を仕上げるために、京都でどのように薩長と戦っていたか覚馬に詳しい話を聞く。しかし、覚馬が薩長にも勤王の志はあったと語ったことに、健次郎も八重(綾瀬はるか)も激しく反論する。
その後、覚馬は同志社の卒業生たちに不戦の精神を説くと、すべての荷を下ろしたかのように病床に就き、息を引き取った。
覚馬の死後しばらくして、日清戦争が勃発。八重は赤十字の若い看護婦たちを率いて、再び戦へと赴くことになる。(公式サイトより)

.

週末多忙にて、遅くなりました。
今回はセリフメインで書き留めておきます。

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日清戦争勃発前夜。入学希望者が激減していることを受けて、襄亡き後、同志社を引き受けた覚馬。

「日本はたった二十年あまりで、文明国家の枠組みを作ってのけた。
その揺り戻しが始まった。」

「キリスト教が去年発布された教育勅語の教えに反する、と批判する学者もあらわれたそうです。」

忠孝、そして国家の危機には忠義を持って天皇につくすべし、という一行があった(ナレより抜粋)

「教育勅語か。教育の名の下に、人を縛るようなことがあってはなんねえが。」

看護術授業の通訳をする八重。

「会津の戦の時には、銃で撃ち抜かれた人、砲弾で吹き飛ばされた人が大勢いたけんじょ、今はあの頃より武器は強力になっている。
戦の傷は惨いものですよ。
しっかり学んでくなんしょ。私たちの武器は知識だけなんだから。」

「若え人は錦絵でしか戦を知らねえから、勇ましい所しか見えねえんだべ。」と佐久。
「浮ついた気持ちでは、いざっつう時に役に立たねえ。」八重。

戦が起きるのを憂慮する八重と佐久。
覚馬の体調は、学校の仕事もあって大分悪くなっています。
そこへ健次郎が訪れます。

「立派になって。青びょうたんと呼ばれた昔のことが嘘みてえだな。」
「佐久殿、そのあだ名は、もう、忘れてください。」

ここは、今回唯一の和みのシーンでした。

呼吸器を患っている兄、浩は今、尚之助の意思を引き継ぎ、会津に何があったのかを書き残そうとしている、と健次郎。

「聞かせてください、この京で何があったのか。」

「長州派の公家たちが、帝のご叡慮でねえことを勅命と偽り、幕府打倒を企てた。
殿は、全軍を率いて御所に向かわれ、長州を都から取り除かれた。」

「この時の働きで、帝から厚い信認を得たのですね。」

「だか、帝の崩御を切っ掛けにすべてがそっくり裏返った。
今度は会津が勅命を持って、都を追われた。」

「命を賭けて、都をお守りしていたのに。」八重
「書き残さなければ。会津が如何に勤王の志が高かったかを。」健次郎

「勤王の志は、薩長も持っていた。
薩摩の西郷、長州の木戸。
彼らにも、思い描く日本の見取り図はあった。
戦をせず、国を滅ぼさぬ道も、あったはずなのだ。」

「望んで戦をしたわけでねえ。私たちのご城下に、敵が土足で踏み込んできたのだし。」八重

「大君の義。一心大切に忠勤を存ずべし。御家訓のこの一条に、会津は縛られてしまった。
いくつもの不運もあった。謀にのせられもした。
それでも、まだ、引き返す道はあったはずだ。」

「覚馬先生、あなたは忠勤を尽くした大殿と会津の人々を貶めるのか。
会津には、義がありました。」

「向こうも、同じように思っていたろう。
誠意を尽くすことは尊い。それだけでは人を押しつぶす力をはね返すことはできねえ。」

「繰り言など聞きたくない。
覚馬先生は会津魂を忘れてしまったのではありませんか。」

八重は健次郎を止めつつも、自分の思いを覚馬にぶつけます。

「健次郎さんは長州の人たちの助けで学問を修めた。捨松さんは、薩摩の大山様に嫁いだ。
みんな、恨みばっかり抱いているでねえ。
うんだけんじょ、亡くなった仲間たちを思うと、会津が間違っていたとはけして言えねえ。」
.

同志社の理化学館を見学する健次郎と案内する八重。
二人は覚馬に言い過ぎた、と反省します。

「新しい知識は、いつもあんつぁまが持ってきた。
あんつぁまの目は、人よりも先を見ていて、周りの人がどんなに反対しても、進むべき道はこっちだと、言い続けてきた。」

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書斎に兄を訪ねる八重。

「京都に来た時、会津本陣で言われた。同じ日本の中で、もう戦はしてはなんねえと。」
「ああ、だが、また戦は始まんべえ。」

「それを避ける道を考えていたのがし。会津が敗れた理由の中から。」

「国を失う痛みは、会津が一番良く知っている。
人間の知恵や知識で、戦が避けられねえのなら、学問など、無駄なのか。」

「あんつぁまは、学問は武器だと言った。学問すれば、答えが見つかると。だから、私は学んだ。
それが、襄の学校作りの役に立った。
襄は生徒たちに、国に縛られず、自分の力で考え抜く人であれ。
そう、教えていた。 

私は、その中に答えを見つけたんだし。
自分の力で考え抜く人であれ。
襄の子供たちはきっと、その思いを受け継いでいってくれる。
あんつぁま、諦めねえでくなんしょ。
誰よりも先を見て、もっともっと教えてくなんしょ。」

.

卒業式。

「諸君は学業を終え、これからそれぞれの仕事に就かれる。どうか、弱い者を守る盾となってください。
かつて私は、会津藩士として戦い、京の町を焼き、故郷の会津を失いました。
その償いの道は、半ばです。

今、世界が力を競い合い、日本は戦に向けて動き出した。
どうか、聖書の一説を、心に深く刻んでください。

その剣をうちかえて鋤となし、その槍をうちかえて鎌となし、国は国にむかいて剣をあげず、二度と再び戦いのことを学ばない。

諸君は一国の、いや、世界の良心であってください。
いかなる力にも、その知恵で抗い、道を切り開いてください。
それが、身を以て戦を知る、私の願いです。」

学校の運営から身を引いた覚馬は危篤におちいります。
寄り添う、八重、佐久、久栄。

「風を入れてくなんしょ。」

障子を開ける佐久。

「会津は、もう雪だべか。
やっと帰れんなあ。
みんなが待ってんべえ。
母上、八重。
いつも生き延びて、二人がいてくれたから、会津の男として生きてこられた。
ありがとなし。」

ついに会津に帰らぬまま、息を引き取った覚馬。
覚馬の死を、山川兄弟から知らされた、病床の容保。

「二人に、託したい事がある。」

それは御宸翰。

「開城のおりに、失われたものと思っておりやした。」

「これだけは。
会津が逆賊でないことのただ一つの証し。」

「殿、なにゆえ秘しておいでだったのですか。
これを世に出せば、殿の汚名はそそがれたはずにごぜえます。」

「都の争いとは、勅を得た者が正義となった。
ならば、御宸翰が再び戦の火種となる。
それだけは避けねばならぬと。」

「会津と薩長。義はともにあった。
覚馬先生が問うておられたのです。
会津にはたどるべき別の道が・・・」

「健次郎!」

「いや、武士の忠義を貫き通したかわりに、わしは、会津を死地へと追いやった。」

「殿。あん時、会津までが、徳川を見捨てていたならば、こん国に、真の武士などいなかったことになります。」

「いつか、御宸翰を世に出してくれ。
会津が、如何に誇り高く戦ったかを。死んでいった者も。心を。
ただし、再び同じ道をたどらぬよう、戒めとして。
これをそなたらに託したい。
わしの最後の願いじゃ。」

.

容保死去の知らせに、みんないなくなってしまった、と嘆く八重。
すると襄の声が・・・

「亡くなった人たちは、もう、どこにも行きません。あなたのそばにいて、あなたを支えてくれるのです。」

八重の背後からちらちらと襄らしき人物が見えるシーン、心霊写真っぽくって怖かったです(汗)
.

ついに戦争に向かって動きだした政府と軍部。
世論もそれを望んでいる。
張り切るマスコミ、そして兄、猪一郎たち。

「なんば浮かれとっとか。」苦々しく呟く健次郎。

上京した八重は、大山に、政府が敵味方区別なく看護する赤十字の活動を認めてくれるよう、助力を頼みます。
清国が赤十字に加盟していないこと、女が戦場に赴くことが、問題になっているようです。

「苦しんでいる人たちに手を差し伸べんのが、文明と言うものではねえのですか。」
私にはこの戦争にどんな意味があるのかわからない。だけど戦は始まってしまった。

「私は、できることをやらねばなんねえ。
一人でも、多く助けます。」

「敵なればとて、傷をおくるか病いに罹りたるもの、いたわり救うは人の常なり。仁愛の心をもってこれに対すべし。」

出陣に際し全軍に訓示する、と大山。

「八重さん。良かね。」
「はい。」

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山本覚馬。本当に苛烈な人生でした。
そして八重の言う通り、人より先が見えてしまう人でした。
故に、八重のようには学問の力を信じてはいなかったのかもしれません。

夫としては突っ込みどころがありましたが、側室が認められていたあの時代であれば、ままあることかと。自分がその立場になったら恨んだりしたかもしれませんけれども。
ドラマとしての描き方には思うところはあるのですが、それは総評で触れます。

どんなにか故郷に帰りたかったでしょう。
会津の男でいられた、という言葉、そして江戸留学から戻ってきた時の回想シーンに、思わず涙。
合掌。

病床の容保。
御宸翰をいただいた前後の高揚感あふれるシーンを思い出しました。

後家訓、御宸翰、武士のプライド。それらを全て振り捨てていれば。
だが、最後まで守り続けた。
会津の汚名をそそぐこと、すなわち、その思いについてきた家臣たちの汚名をそそぐこと。
自らを責めつつ、様々な思いを飲み込み、残しつつ逝った容保。
合掌。

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冒頭、襄の意を受け継ぐと、八重に語りかけるアリス。
教育方針を巡って八重と対立した後、どういう流れで仲直りしたのか、ドラマの流れ的に気になりました。

気になったといえば、以前にもちょこっと書きましたが、健次郎が長州の人たちの助けで戦場を逃れたこと、これもいきさつを全く描いていませんでした。
なので、八重が「健次郎さんは長州の人たちの助けで学問を修めた」というセリフが宙にういてしまった気がしました。

後は、書き留めたセリフが全てです。
恐らく、作者が一番書きたかったセリフではないでしょうか。

様々なセリフがありましたが、印象に残ったのは

「苦しんでいる人たちに手を差し伸べんのが、文明と言うものではねえのですか。」

と言うのと、

「戦には双方義がある。」

かつ、双方に恨みが残る。そして。

「二度と再び戦いのことを学ばない。」

でも、学ばなかったんだ、力の前に学問が無力だったのだ、と思うのか。
これからでも遅くない、学んでいけるのか。
それとも痛い目に合わないと学べないのか。

日本がアメリカと戦争をしていたことを知らない人も多いと言うニュースをみて。
教えようとしない大人たちの責任は大きいのでは、と思わず暗澹たる思いになりました。
加えて、国会にて、未だに強行採決、などという野蛮な手法をとる国に幻滅、そして、そういう人たちを選んでしまったのは自分たちであるということに、落胆。

先週末は、多忙なこともありましたが、とても感想を書く気持ちになれなかったです。

さて、次回はいよいよ最終回です。

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