2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

自己紹介のようなメモ

  • 気になる、もしくは愛すべき作品にはついついツッコミを入れてしまう、ドラマの感想中心のちょっとおっちょこちょいなブログです。

TBとコメントについて

  • TBとコメントは認証制にしています。頂いたTBには記事と関係がある限り、必ずお返しするようにしていますが、サーバーのご機嫌次第で時々お返しできない時があります。

過去の感想記事について

  • ドラマ感想及びまとめは下記の「クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧」に、 DVD、映画、舞台の感想は「DVD、映画、舞台のINDEX」にアカサタナ順に、 読書は「読書:著者&編者別のINDEX(アカサタナ順)」に収納しています。

クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧

DVD、映画、舞台のINDEX

カテゴリー

今月の読書

無料ブログはココログ

« 2013年秋クールドラマ 初回の感想その1 「ダンダリン~労働基準監督官」「独身貴族」「東京バンドワゴン」 | トップページ | リーガルハイ(2013) 2話 »

2013年10月16日 (水)

よろず占い処 陰陽屋へようこそ 1話、2話

公式サイト

原作:天野頌子「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」「よろず占い処 陰陽屋あやうし」「よろず占い処 陰陽屋の恋のろい」「よろず占い処 陰陽屋アルバイト募集」「よろず占い処 陰陽屋あらしの予感」(ポプラ文庫ピュアフル)
脚本:黒岩勉/演出:土方政人、植田泰史/プロデュース:豊福陽子、稲田秀樹、小林宙/音楽:井筒昭雄/音楽プロデュース:志田博英
出演:錦戸亮、倉科カナ、知念侑李、柏木由紀、杉良太郎、宮川一朗太、濱田マリ、ふせえり、駿河太郎、 見栄晴、南野陽子

.

主人公、安倍祥明とは。

金にならない仕事はせず、事実を明らかにするわけでもないのに、なぜか客のどんな悩みもスルリと解決してしまう、飄々とした人物。
ものものしい陰陽師の格好で接客する姿はいかにも胡散臭いのに、持ち前のルックスと元ホストの口八丁手八丁の話術で、どんな難題・お悩みも解決してしまい、客はそのなんとも不思議な魅力に、気がつけば皆、祥明に感謝して帰っていく・・・(公式サイトより)
.

原作未読です。
人間関係などは公式サイトをご参照下さいませ。

.

1話は、父親の狐憑きを直して欲しい、と頼みにくる少女、由実香のお話でした。

両親の不和の原因を、親たち自体にあるとか、自分のせいとか、とは思いたくない。
唯一の逃げ道が、お化けだったのです。

怪談は子供たちの逃げ道。
学校の怪談とか口避け女などが流行るのと同じです。

由実香は本心から狐憑きを信じているわけではないのですが、それが彼女のSOSでした。
祥明はそのことを知っているから、狐憑きを否定したりしません。
路子が喧嘩をやめない両親を、声を荒らげて止めようとするのも、押さえました。
親が責められることこそ、由実香が一番避けたかったことだから。

由実香の両親の喧嘩は、日常の些細な積み重ねの爆発でした。
高価な食器が壊されていないのを撮った一枚の写真から、祥明は、両親が家庭を壊そうとまでは思っていないことを推察します。

親にとっては、ひょっとしたらフラストレーションを発散する行為でしかなくっても、子供にとっては、この世が壊れるほどの出来事。
そのギャップを、祥明は、黒か白か決め付けるのではなく、「祟り」という曖昧な状況を作ることで、誰も追い詰めることなく、埋めたのです。

.

2話は、夫に先立たれた後、女手一つで店の味を守ってきたラーメン屋のおかみ、江美子と漫画家志望の息子、隆平の「親の心、子知らず」な話でした。

同時に、瞬太が拾われっ子だったこともわかります。

ネットの掲示板に、瞬太が王子神社で拾われた子だ、という書き込みがあって、色めき立つ瞬平の担任、路子。
迷った末にそのことを瞬平の両親、みどりと吾郎に相談しますが、その通りです、と動じません。
そんなこと、今更どうでもいい。あの子が私たちの息子であることに変わりはないのだから、と。
しかし、自分が捨て子だったことを瞬太が知っているかどうかを気にする路子は、幼い頃に伝えたことはあるけれども、覚えているかどうか・・・と、あやふな両親に、ならば、傷つく前にきちんと話したほうがよいです、と力みます。

でも、瞬太は知っていました。
知ってて知らないふりをしていた。両親も、自分が知らないふりをしていることを知っていると思う。
はっきりさせないのは、いったん口にしてしまうと、今までの生活が壊れてしいそうだから、と。
本当の家族なら、こんなこと思わないのかも、と言う瞬太に、祥明は、どんな家族だって口に出せないことがあるのだ、と語ります。

一番気の許せる相手が家族だと言うのは嘘で、本当はみんな家族にこそ気を遣っている。(公式サイトより)

路子の祖父、源次郎にも何か孫に言えないことがあるようです。
何にでも噛み付く路子より、瞬太の方がよほど大人かも。

あ、意味ありげな男は祥明の友人だったのね。犬みたいに祥明に懐いていましたが、どうからんでくるのでしょうか。

.

正体不明の軽~いインチキ野郎に見えて、実は観察眼に優れた、人の心を読むに長けた探偵、というのは珍しくないキャラですが、錦戸さんがぺらっと演じていて、新鮮でした。
軽さと時折見せる暗さの塩梅が丁度いいです。
彼が言うと、重々しい語録も押し付けがましく聞こえません。
久しぶりに当たりの役かも。

祟りやお化けというのは、人の心の中にあるもので、あると思えば、ある。あって欲しいと思うから、お化けは出てくる。
このロジックは最近では京極夏彦さんたちが事細かに構築されているので、詳しくはそちらをご一読くださいませ。

ではどうして瞬太は人より耳が良くって鼻が利くのか・・・

摩訶不思議な現象を信じていない祥明が、瞬太の謎をどう解き明かすのか、解き明かせないのか。
興味がわきました。
.

お話は面白そうだったのですが、朝ドラの後遺症でヒロインが苦手なため、ちょっと腰が引けていましたドラマ(汗)。

でも、祟りやお化けを待望してしまう人の心の暗みを軽いタッチで描いていて、面白かったです。

何事にも四角四面に取り組む路子の立ち振る舞いが不快になる直前で(あくまで路子のキャラに対してです;;)、祥明が斜めの切り口でさらっと解決してくれるので、今のところストレスが溜まりません。かえって爽快に感じてしまいます。
ある意味、名コンビです。

また、トリックより動機重視の推理物としても、妙に凝らずに人の情に沿った流れなので、安心して見れました。

あと、瞬太のクラスメイトたちがとても普通で自然なのにも、好印象。

持ち込まれてくる悩みと、祥明や瞬太たちのドラマがバランス良くうまく噛み合ってくれれば、自分にとっては大穴なドラマになりそう。
たとえすごく面白くならなくっても、大崩れはしないような気がします。

ですので、感想を書くことにしました。
最終回まで書き続けることができますように。なむなむ。

.

.

.

にほんブログ村 テレビブログへ    Q_2

« 2013年秋クールドラマ 初回の感想その1 「ダンダリン~労働基準監督官」「独身貴族」「東京バンドワゴン」 | トップページ | リーガルハイ(2013) 2話 »

#ドラマ:2013年第4クール」カテゴリの記事

□よろず占い処 陰陽屋へようこそ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/204809/58396897

この記事へのトラックバック一覧です: よろず占い処 陰陽屋へようこそ 1話、2話:

» よろず占い処 陰陽屋へようこそ (第2話・10/15) 感想 [ディレクターの目線blog@FC2]
関西テレビ『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』(公式) 第2話『空腹占い師、呪いのラーメンの謎を解く』の感想。 なお、天野頌子氏の原作小説『よろず占い処 陰陽屋シリーズ』は未読。 祥明(錦戸亮)の店に、ラーメン店「上海亭」の女将・江美子(濱田マリ)が現れ、突然客足が途絶えたのは呪いではないかと相談する。触ったら呪われるという王子稲荷の狐石を触ってしまったため、江美子は心配...... [続きを読む]

» よろず占い処 陰陽屋へようこそ 第2話 [ドラマハンティングP2G]
第二話「空腹占い師、呪いのラーメンの謎を解く」2013年10月15日 陰陽屋に、中華料理店『上海亭』の女将・金井江美子(濱田マリ)が相談にやって来る。客足が突然ぴたりと途絶え、「店が呪われているのではないか」と言う江美子。 店の前には、触った者は必ず呪われると…... [続きを読む]

» よろず占い処 陰陽屋へようこそ 第2話 [レベル999のgoo部屋]
『呪われたラーメン』 「空腹占い師、呪いのラーメンの謎を解く」 内容 今日も、あいかわらずのうさん臭い占いで、 美希(上野なつひ)という女性の悩みを聞く祥明(錦戸亮) “ホスト商法”だと瞬太(知念侑李)に呆れ気味に言われても、 満足してもらえることが重要だ...... [続きを読む]

» よろず占い処 陰陽屋へようこそ 第2話 [ぷち丸くんの日常日記]
陰陽屋に、中華料理店「上海亭」の女将・金井江美子(濱田マリ)が瞬太(知念侑李)の母・みどり(南野陽子)に連れられてやって来ます。 客足が急に途絶えて、店が呪われているのではないかと言う江美子ですが・・・ 店の前には、触った者は必ず呪われると言い伝えのある狐石が置いてあったといいます。 祥明(錦戸亮)は全然乗り気じゃなかったですが、江美子に脅されて渋々、クチコミサイトにベタ褒...... [続きを読む]

« 2013年秋クールドラマ 初回の感想その1 「ダンダリン~労働基準監督官」「独身貴族」「東京バンドワゴン」 | トップページ | リーガルハイ(2013) 2話 »

作品一覧