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2013年8月29日 (木)

Woman #09

公式サイト

小春(満島ひかり)は数日間入院することに。
その間、紗千(田中裕子)が望海(鈴木梨央)と陸(高橋來)の面倒を見る。子供たちと過ごすうち、望海の姿に子供のころの小春を重ねる紗千。
彼女は、小春と骨髄が適合するかを調べる検査を受けるために病院へ向かう。
一方、健太郎(小林薫)は紗千から、小春の病気のことや栞(二階堂ふみ)が信(小栗旬)の死と深く関わっていることを聞かされた。
そして、ある決意を胸に、家を出ていった栞のもとを訪ねる…。(公式サイト)

.

子供たちを残して数日間入院することに不安を抱き、すぐにでも起き上がろうとする小春を、ストレートに嗜めるのではなく、趣味は?と尋ねる澤村。
将棋、読書、バトミントン・・・

「バトミントンはだめ。」

深刻な状況なのですが、思わずくすっと笑ってしまいました。
小春も同じだったのでしょう、大人しくなりました。

.

今回も濃い内容でした。
セリフは概略、デティールは間引きながら、メモります。
.

小春は望海に病気のことを隠し、仕事だから、と電話します。
その晩、望海は母に言われたとおり、陸の世話をし、自分たちだけで眠りますが、様子が気になる紗千。
何度も覗きに行っては、望海にはきはきと「おやすみなさい」と言われ、撤退。
それでもなお、そっと伺うカットで終わるのが、可笑しくもあり、しんみりしました。

翌朝。
お見舞いに行くのは健太郎。
紗千から託された荷物は、とっても重い。
紗千の方は、子供たちと一緒に恐竜博物館へ。
自分と孫たちだけで過ごす、初めてのお出かけです。

陸の世話をする望海。わがままを言ったりして紗千の手を煩わすこともなく。
子供たちの他愛のないおしゃべりを黙って見守るばかりです。
観覧車には乗らなくてもいいの?と望海に尋ねると、いいの、と望海。

「一日に2個、楽しいことがあったら、どっちが楽しかったかわからなくなる。
乗りたかった?」

独特の発想をする、しっかりした子。人によっては可愛げがない、と感じるかもしれません。
その両方の感情を思い出す紗千。

「あなた、お母さんに似てるわね。そういう感じだった。」

その晩は、健太郎も一緒に4人で寝ました。
紗千は寝物語に小春の幼い頃のことを望海に語ります。嬉しそうな望海。

とにかくおしゃべりで、いつもおかしな空想ばかりしていたこと。
小学校に入学して3週間で、帰り道で教科書を全部捨ててしまったこと。
叱ったら。

「世界中のどこかに、もう一人の私がいると思うの。
今からその子を探しに行くの。」
そして、教科書ほど面白くない本はない、学校なんかには面白いことの欠片もない、と。
「私はもっと面白いことがしたいの、見つけたいの。
いるところを間違っているから、交替してもらうの。」

と。

お母さん、だめだね、わがままだね、と望海。

「この子がこのまま大人になったら、とんでもないことになると思いました。
心配して、ちゃんとした子にしなきゃと思って。」

そう、思ったのだけれども。

「そんな心配、いらなかったの。
あなたたちのすてきなお母さんになりました。
きっと何より面白いことをみつけたのね。
もう、誰かと交替したいなんて、思わないくらい。」

ちゃんとした子にしなきゃ。

それでピアノのお稽古とかに無理矢理行かしてたのですね。

あまりにインドアな子供だった自分を心配した親に、無理矢理体操教室に通わされたり、早朝マラソンをさせらりしたことを思い出しました。
辛かったです。よくサボりました。

大人しすぎても、活発すぎても。
親は心配するのです・・・

小春のことを思い出す紗千の表情が、段々母親の顔になっていってます。
その頃小春は、病院のベッドで母が差し入れてくれた将棋の本を読んでいました。

.

明くる日。
退院する小春と入れ替わりに病院へ行くのを訝る健太郎に、「ドナーの検査を受けるの」と打ち明ける紗千。

ショックを受けるも、これは運命なんだよ、つぐないができるじゃないか、と健太郎。
紗千が小春をおいて家を出たことへのつぐない。

「あの子はそれを一番嫌がっていると思うわ。
そんなことでつぐなえることじゃないのよ。」

そんなことない、家族で乗り切れば、と紗千の手を握り締めて一生懸命説得する健太郎の腕の中に崩れ落ちる紗千。

シーン変わって。
栞の部屋で、栞の書いたスケッチを咽びながらむさぼり見る、全てを知ってしまった健太郎。

紗千がドナーの検査から帰ってきても、まだ栞の部屋にいました。
アルバムを見ながら、言葉少なく栞の思い出を交わす二人。

紗千からは、ようやく思いを共有できた安堵感のようなものを感じました。
健太郎は・・・
.

澤村が休みの時に、代わりの医師から検査の結果を聞く紗千。
その様子を廊下から見つめる藍子。

「マッチしませんでした。」

後の言葉は何も耳にはいってこない。

紗千の脳裏に蘇る小春の幼い日。
台所、黄色いエプロンを着けている自分にまとわりつく小春。

「どうなるの、どこへ行くの、おかあさん」
「お星さまになるのよ。」

・・・

「おかあさんのおかあさん」

望海の声で我に帰ります。

そこはいつもの近所の神社。
かつて、ここで偶然会った時は全く無視していたのですが、今は小さく手を振る紗千。

望海、陸そして小春。
三人の後ろ姿をみつめる紗千。

うー、ここ、「小春の母」に戻っていく田中さんの表情が素晴らしくって・・・

帰宅後、お風呂を沸かす紗千は、子供たちに頼まれて、お父さんが最後に食べたメニューを作る小春に「覚えているの?」と。
カレイの煮付け、キュウリとささ身の酢の物・・・素直に暗唱する小春。

茶の間でマメをむく小春をおずおずと手伝いながら、検査結果を伝えようとする紗千。
「あ、いい?」
何となく察したのでしょう、席をはずして台所に立つ小春。
だめだったことを伝える紗千。

「ごめんなさい。無理でした。
ごめんなさい。丈夫に生んでやれなくって。」

ごめんなさい、はそういう意味だったのですね・・・

ここでお風呂が沸いた、と紗千が気分を変えます。
お風呂に呼ばれた望海。何となく表情が暗い・・・

ここで、栞に会いに行った健太郎のカット。
栞は家から出た生活を満喫しているようです。
.

再び、植杉家の台所。

紗千も台所に行って料理を手伝っています。
小春の動きを見て。

「上手ね。」

煮魚は得意じゃない、と小春。
煮魚は年寄りだから。
じゃ、塩焼きは若いの?
南蛮漬けは?

自分の作ったカレイの出汁を、小皿に入れて差し出す小春。
味見する紗千。

「おいしい。」

料理を作りながら、段々昔の感覚に戻っていく二人。
お互いに覚えていること、忘れていること。

栞とはこんな風に一緒に台所に立ったことはないのかもしれません。

でも、小春は。

「黄色い・・・山吹色のエプロン、持ってましたか?」
「覚えていたの。」

作っていたら、だいたい近くにいたから。
本を読んだり、おしゃべりしたり、あやとりしたり。

「あやとり・・・」

思い出す小春。

橋から田んぼ、川・・・
思い出しながらエアーあやとりをする二人。
そして声を揃えて

「ダイヤモンド。」

再び元の位置に戻る紗千。
小春が教科書を捨てた話、世界のどこかにいるもうひとりの自分に会いにいく、と行っていた話・・・

「変な、おかしな質問するの、今思えば、面白い子だったわね。
あなたが望海にしているように私、したらよかったのよね。」

小春は、かつて人が死んだらどうなるかを聞いたことを尋ねます。

「私、覚えてるのは・・・人は死んだらどうなるの?って。
それは、すごく、毎晩 考えてました。」
「私は、お星さまになるのよって答えたの。」
「今だったらなんて答えますか?」

つまる紗千。

「どうなるんですか、どこにいくんですか?!」

「あなたはそんなことには、なりません、絶対にありません!」

紗千のテンションに共鳴する小春。
黙って聞く紗千。

世界のどこかにいるもうひとりの自分に会いたい、それ、今すごくそう思います。
もうひとりの自分が健康だったら、その自分にタッチして、子供たちのことをあずけたいです。
今は大人だから、そんな人、いないの、わかってますが。

「わたしね・・・返事して。」

「なに?」

ここから敬語じゃなくなります。

「子供たちがいなかったら、別にいいやって思ってたと思うの・・・返事して。」
「うん」
「それくらい許せないんだよ、あなたのことも、あなたの娘のことも。」
「うん」
「それは一生なの。
そんな人たちに頼らなきゃいけない自分も、許せないの!」
「うん」
「ねえ」
「うん」
「嫌なんだよ」
「うん」

泣きながら紗千の肩を叩きはじめる小春。
その手を握り締める紗千。

「許せないんだよ」
「うん」
「助けてよ」
「うん」
「許せないんだよ」
「うん」
「ねえ」
「うん」

「おかあさん、おかあさん おかあさん」

泣きじゃくる小春を、しっかり抱きしめ、背中をさする紗千。

「私はお星さまにはならない。
でも、絶対なんか、ないから。
おかあさん・・・」

その声に、お風呂に入っている望海が小春を呼ぶ声が重なります。

.

そして栞と健太郎。

父が信のことを知って自分を訪ねてきたことを知っている。
健太郎に近況を聞かれて。
してないことをしてみようと思っている。働くとか。男性とも付き合ったことないし・・・

いつもうっすら笑っている栞。
笑っているつもりはない時も、そういう表情をするようになってしまったのかも。

「小春ちゃんにちゃんとあやまろうか。」

つぐない、わかるか。
てきるかどうかは別。

しかし、父から渡された、信の好きな曲が入っていた端末機を川に捨ててしまう栞。

あの店と家は売ろうと思う。
売ったお金は小春に渡して、僕とさっちゃんとしーちゃんの三人で、どこかアパートを見つけよう。
お父さんも働く、お母さんも働く、しーちゃんも働く。
それで返せるかどうかはわからないけれども。

「何の話?」

「つぐないの話だよ。」

笑う栞に、笑うところじゃないんだよ、と健太郎が激しく迫ります。

「お父さんの声、聞こえているか?

世の中で一番悪い人は、自分のしていることをわかってない人なんだよ。
お父さんもそうだった、しーちゃんがどこで何をしていたのか、何もわかってなかった。

わかったか?命を奪ったんだよ。
小さな軽はずみな気持ちが、誰かの大切な誰かにとっての命を奪ってしまったんだよ。
彼の人生を断ち切ったんだよ。
途中で、断ち切ったんだよ。」

反省の仕方、後悔の仕方、つぐないの仕方、わかるか?

家に帰ろう、という健太郎を振り切る栞。
はずみで川に落ちた健太郎。

.

紗千には言えなかったことを栞に説いた健太郎。
自分のしたことと向き合って欲しいけれども、すぐには無理かもしれません。
せめて、真っ当なことを真直ぐに言ってくれる人がいる幸せに、気がついてくれればいいのですが。

良祐と藍子のことを書き漏らしていました。
先週、いきなり子供を連れて帰った藍子が、そのまま引き取って、育児は自分の親にまかせるつもりだと知った良祐は、両親がいてこそ、と思わずいつものように言ってしまいます。
そんな良祐を、紙に書いたとおりのことしか言わない、役人みたい、と馬鹿にする藍子。
「役人だから。」
ですよね(苦笑)

しかし、花を買ったところを通報されて生活保護を打ち切られてしまった案件を見て、上司に食い下がります。
花を買ったのは、80歳になる祖母のため。花を買ったのがそんなに悪いことなのか。
取り合わない上司・・・のデスクの上に置いてあった花瓶を上司のPCにぶちまけてしまいました。
大丈夫かな?

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健太郎が真実を聞いた時のショックを映さなかったのは、うまいなあ、と思いました。
修羅場は二度は見せない。
そのため、不幸のてんこ盛りなのですが、くどさが軽減されています。

小春と紗千の台所のシーンは、坂元さんらしさが全開でした。

ここに行き着くまでの、紗千と孫たちの交流や絵本とか。
細かい情景が効いていました。

母に自分の子育てを肯定されたことは、小春にとって、どれほど嬉しかったことか。

「おかあさん」と抱きつく小春を抱きしめる紗千の表情に、今期、初めて泣いてしまった・・・・

満島さんと田中さんが圧巻でした。
あざといと言えばあざといシナリオを、自然に見せる力。

この人たちの凄さを引き出す演出、照明、カメラも凄い。

家族の絆を結びつけるきっかけに難病を持ってくる話なんて、普段なら絶対に観ないです。
それなのに、こんなに惹きつけられるのが、悔しいです。←何度も書いてますが(汗)。

栞がドナー適合者で、ころっと改心して・・・なんていうラストであっても、もう、突っ込みません。
むしろ、そうであって欲しいです。
ううむ、術中にはまってる・・・

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コメント

>栞がドナー適合者で、ころっと改心して・・・なんていうラストであっても、もう、突っ込みません。
むしろ、そうであって欲しいです。

わかります!
私も初めは、どうせそうなるんでしょ。そんなドラマイヤだと思っていました。
けど、今は、もうどうでもいいからそうなれ、と思ってる^^;
術中にハマってるんですかね^^; 

くうさん こんにちわ。

>私も初めは、どうせそうなるんでしょ。そんなドラマイヤだと思っていました。
そうなんですよ。
決して好きな話のドラマではないんです(^^;;
一歩間違えば、りっぱな昼ドラかな~とも。

でも、坂元さんの描きたいことが画面のはじばしから滲み出ていて、スッタフ、キャストの皆さんのパワーに引きずられているって感じです。
小春の生き生きとした姿で終わることを願っています。

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