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2013年8月

2013年8月31日 (土)

ほんとうにあった怖い話 夏の特別編2013

公式サイト

3年ほど前から浄霊とか心霊写真鑑定のコーナーがなくなって、すっきりしました。

いい意味でのいかがわしさがなくなったのは、ちょっと寂しくはありますが。
やらせ疑惑などのリスク排除、といったところでしょうか。

感想を一言づつメモっておきます。

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「2階が怖い」
脚本:酒巻浩史、鶴田法男/演出:鶴田法男
出演:鈴木福、YOU、草村礼子

この話が一番怖かったです。
見せ方も、シチュエーションも。

家に出るのはあかんですよ~。しかも賃貸じゃないみたいだし。
庭に佇むのは空襲の被害者でしょうか。吹き溜まりみたいな家なのかも。
思わず「ほん怖五字切り」しちゃいました。
観音様への「のんのん」がなくなったのは寂しいです。

「Xホスピタル」
脚本:鶴田法男、穂科エミ/演出:鶴田法男
出演:藤ヶ谷太輔、柄本時生、吉田羊

窓に映った顔が超・怖かったっす。
「悪霊病棟」もそうだけど、そんなことを気にしていては病院では働けないってことなのでしょうか。

今回怖かったのはこの2本でした。

「影の暗示」
脚本:木滝りま/演出:森脇智延
出演:深田恭子、平岩紙、朝加真由美

うーん、もう少し影を禍々しく撮ってもよかったのでは。
あと、オチがわかりにくかったです。
日常に潜む恐怖、と言えないこともないのですが、ホラーならではの怖さも欲しかったですし、ショートショートとして見ても、あまりピリっとしない構成だったと思います。
あんなもの、見えないに超したことないですな。

「女子高大パニック」
脚本:酒巻浩史・鶴田法男/演出:鶴田法男
出演:坂口憲二、新川優愛、山田親太朗、木野花

送られてきた映像は雰囲気がありましたが、手法を含めて新鮮味は感じませんでした。
大勢で目撃って、あんまり怖くないのね。

「蠢く人形」
脚本:穂科エミ/演出:森脇智延
出演:指原莉乃、岡本玲、小澤亮太

窓が叩かれる時は怖かったのですが。
人形が怖く見えなかったのが最大のネックでした。
へたれのBF・・・ゴーカイレッド、頑張れ。

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2013年8月30日 (金)

少年H:映画

2013年製作 日本 122分 

公式サイト

原作:妹尾河童「少年H」(講談社文庫)
監督:降旗康男/脚本:古沢良太/製作総指揮:早河洋/音楽:池頼広/撮影:会田正裕/美術:中澤克巳
出演:水谷豊、伊藤蘭、吉岡竜輝、花田優里、小栗旬、早乙女太一、原田泰造、佐々木蔵之介、國村隼、岸部一徳

1997年に発表されベストセラーを記録した、妹尾河童の自伝的小説を実写化したヒューマン・ドラマ。戦前から戦後までの神戸を舞台に、軍国化や戦争という暗い時代の影をはねつけながら生きる家族の姿を見つめていく。実際に夫婦でもある水谷豊と伊藤蘭が、テレビドラマ「事件記者チャボ!」以来となる共演を果たし、少年Hの父母を演じる。メガホンを取るのは、『鉄道員(ぽっぽや)』などの名匠・降旗康男。感動にあふれた物語もさることながら、当時の神戸の街並みを再現したオープンセットも見どころだ。(Yahoo!映画より)

@TOHOシネマズ

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原作未読、テレビドラマ未見です。
原作があるから、少しはいいかな・・・ということで、少しネタばれありの感想です。

肇少年の目線で描かれていましたが、年が年だけに、盛夫の目線で見ました。
自分があの時代にいれば、やはり盛夫と同じく嵐が過ぎ去るのを待つしかなかったと思います。
過ぎ去るまで生きておられるかどうかはわかりませんが・・・

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職業柄、外国人と接する機会が多く、海外事情にも詳しい、誇り高き仕立て職人であり、紳士である父、盛夫。
新聞に書いてあることが本当とは限らないことも知っている。
それゆえ、この先どうなるのか・・・嫌な予感を感じている。

しかし、反対意見が許される時代では、とうになくなっているのです。
どうしてこうなってしまったのか。自問自答しつつ、家族にはなるべく不安を抱かせないようにしながら、思ったことを語って聞かせる盛夫。
嵐から家族を守るためには、嵐に身をゆだねるしかない。
彼の冷静な判断は常に家族の指針であり、体を張る姿は肇少年の誇りでした。

戦争自体には否定的であっても、負けたこと、そして家や町がなくなってしまったことは、彼に深い敗北感と挫折感をもたらします。

そんな父の姿に、肇少年も深い傷を負います。

そんな親子を立ち直らせるもの、それは・・・
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父からアメリカの国力を聞いて、戦争したら勝てっこない、と思っていた肇。
そのために父が酷い目に合わされることになっても、教官から理不尽なイジメを受けても。
どんな状況であっても、ひとこと余計なことを言ってしまう性分は治らない。ほんと、ひとこと余計なんですよね。
特に先輩に言ったひとこと・・・

まあ、危なっかしくもあり、それでも萎縮しないことに逞しさも感じました。

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時代の流れにすらすらと乗って行く近所のおっちゃんたち、そして教官も、ごくごくありふれた人々です。
乗れなかった盛夫だって、そう。
妻、敏子は、一神教に馴染みがないので、多少特異に感じました。この特異さが作品のアクセント。自分なら・・・しない(^^;;

水谷さんと伊藤さんは、控えめながらしっかりした絆を感じさせる夫婦を好演されていました。

身内にあの時代のことを聞いても、最後まで勝つと信じていた人、あかん、と感じていたけれども、まず生き抜くことを考えた人、戦後の180度価値観が変わった世の中に立ちすくんだ人、様々でした。
新聞社に勤めていた人は、新聞には載せられない本当の戦況を知っていながら、なお、負けるわけない、と信じてた、と話してくれました。

亡くなった人の言葉は・・・聞けない。
うどん屋の兄ちゃんの言葉は、聞けないのだろうなあ。

歴史というのは、生き残った人たちによって語り継がれるものなのだな、とつくづく感じました。
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"映画"としては、クライマックスは別として、全体的に起伏の少ない映像で、各エピソードも"ほどほど"に描かれた作品。
正直言って、その分密度の濃さは感じられず、登場人物の造形も薄く感じた部分がありました。

しかし、作者の伝えたいエピソードやセリフ、無残なシーンは、わかりやすくきちんと描かれていたと思います。
紙と木で出来た町が、悪魔のような焼夷弾によって文字通りペラペラと焼けていくシーンはぞっとしました。

先ほど"ほどほど"と書きましたが、ほどほどでおしつけがましくないので、色んな感想を持ってOK、なところが、好印象でした。
それゆえに、優れた少年映画になったと思います。

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人が信じている神を否定すると、自分の神もまた否定される(大意です)というセリフが、上記の新聞のくだりとともに印象に残りました。

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親子、家族で見る映画としてお薦めです。

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2013年8月29日 (木)

Woman #09

公式サイト

小春(満島ひかり)は数日間入院することに。
その間、紗千(田中裕子)が望海(鈴木梨央)と陸(高橋來)の面倒を見る。子供たちと過ごすうち、望海の姿に子供のころの小春を重ねる紗千。
彼女は、小春と骨髄が適合するかを調べる検査を受けるために病院へ向かう。
一方、健太郎(小林薫)は紗千から、小春の病気のことや栞(二階堂ふみ)が信(小栗旬)の死と深く関わっていることを聞かされた。
そして、ある決意を胸に、家を出ていった栞のもとを訪ねる…。(公式サイト)

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子供たちを残して数日間入院することに不安を抱き、すぐにでも起き上がろうとする小春を、ストレートに嗜めるのではなく、趣味は?と尋ねる澤村。
将棋、読書、バトミントン・・・

「バトミントンはだめ。」

深刻な状況なのですが、思わずくすっと笑ってしまいました。
小春も同じだったのでしょう、大人しくなりました。

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今回も濃い内容でした。
セリフは概略、デティールは間引きながら、メモります。
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小春は望海に病気のことを隠し、仕事だから、と電話します。
その晩、望海は母に言われたとおり、陸の世話をし、自分たちだけで眠りますが、様子が気になる紗千。
何度も覗きに行っては、望海にはきはきと「おやすみなさい」と言われ、撤退。
それでもなお、そっと伺うカットで終わるのが、可笑しくもあり、しんみりしました。

翌朝。
お見舞いに行くのは健太郎。
紗千から託された荷物は、とっても重い。
紗千の方は、子供たちと一緒に恐竜博物館へ。
自分と孫たちだけで過ごす、初めてのお出かけです。

陸の世話をする望海。わがままを言ったりして紗千の手を煩わすこともなく。
子供たちの他愛のないおしゃべりを黙って見守るばかりです。
観覧車には乗らなくてもいいの?と望海に尋ねると、いいの、と望海。

「一日に2個、楽しいことがあったら、どっちが楽しかったかわからなくなる。
乗りたかった?」

独特の発想をする、しっかりした子。人によっては可愛げがない、と感じるかもしれません。
その両方の感情を思い出す紗千。

「あなた、お母さんに似てるわね。そういう感じだった。」

その晩は、健太郎も一緒に4人で寝ました。
紗千は寝物語に小春の幼い頃のことを望海に語ります。嬉しそうな望海。

とにかくおしゃべりで、いつもおかしな空想ばかりしていたこと。
小学校に入学して3週間で、帰り道で教科書を全部捨ててしまったこと。
叱ったら。

「世界中のどこかに、もう一人の私がいると思うの。
今からその子を探しに行くの。」
そして、教科書ほど面白くない本はない、学校なんかには面白いことの欠片もない、と。
「私はもっと面白いことがしたいの、見つけたいの。
いるところを間違っているから、交替してもらうの。」

と。

お母さん、だめだね、わがままだね、と望海。

「この子がこのまま大人になったら、とんでもないことになると思いました。
心配して、ちゃんとした子にしなきゃと思って。」

そう、思ったのだけれども。

「そんな心配、いらなかったの。
あなたたちのすてきなお母さんになりました。
きっと何より面白いことをみつけたのね。
もう、誰かと交替したいなんて、思わないくらい。」

ちゃんとした子にしなきゃ。

それでピアノのお稽古とかに無理矢理行かしてたのですね。

あまりにインドアな子供だった自分を心配した親に、無理矢理体操教室に通わされたり、早朝マラソンをさせらりしたことを思い出しました。
辛かったです。よくサボりました。

大人しすぎても、活発すぎても。
親は心配するのです・・・

小春のことを思い出す紗千の表情が、段々母親の顔になっていってます。
その頃小春は、病院のベッドで母が差し入れてくれた将棋の本を読んでいました。

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明くる日。
退院する小春と入れ替わりに病院へ行くのを訝る健太郎に、「ドナーの検査を受けるの」と打ち明ける紗千。

ショックを受けるも、これは運命なんだよ、つぐないができるじゃないか、と健太郎。
紗千が小春をおいて家を出たことへのつぐない。

「あの子はそれを一番嫌がっていると思うわ。
そんなことでつぐなえることじゃないのよ。」

そんなことない、家族で乗り切れば、と紗千の手を握り締めて一生懸命説得する健太郎の腕の中に崩れ落ちる紗千。

シーン変わって。
栞の部屋で、栞の書いたスケッチを咽びながらむさぼり見る、全てを知ってしまった健太郎。

紗千がドナーの検査から帰ってきても、まだ栞の部屋にいました。
アルバムを見ながら、言葉少なく栞の思い出を交わす二人。

紗千からは、ようやく思いを共有できた安堵感のようなものを感じました。
健太郎は・・・
.

澤村が休みの時に、代わりの医師から検査の結果を聞く紗千。
その様子を廊下から見つめる藍子。

「マッチしませんでした。」

後の言葉は何も耳にはいってこない。

紗千の脳裏に蘇る小春の幼い日。
台所、黄色いエプロンを着けている自分にまとわりつく小春。

「どうなるの、どこへ行くの、おかあさん」
「お星さまになるのよ。」

・・・

「おかあさんのおかあさん」

望海の声で我に帰ります。

そこはいつもの近所の神社。
かつて、ここで偶然会った時は全く無視していたのですが、今は小さく手を振る紗千。

望海、陸そして小春。
三人の後ろ姿をみつめる紗千。

うー、ここ、「小春の母」に戻っていく田中さんの表情が素晴らしくって・・・

帰宅後、お風呂を沸かす紗千は、子供たちに頼まれて、お父さんが最後に食べたメニューを作る小春に「覚えているの?」と。
カレイの煮付け、キュウリとささ身の酢の物・・・素直に暗唱する小春。

茶の間でマメをむく小春をおずおずと手伝いながら、検査結果を伝えようとする紗千。
「あ、いい?」
何となく察したのでしょう、席をはずして台所に立つ小春。
だめだったことを伝える紗千。

「ごめんなさい。無理でした。
ごめんなさい。丈夫に生んでやれなくって。」

ごめんなさい、はそういう意味だったのですね・・・

ここでお風呂が沸いた、と紗千が気分を変えます。
お風呂に呼ばれた望海。何となく表情が暗い・・・

ここで、栞に会いに行った健太郎のカット。
栞は家から出た生活を満喫しているようです。
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再び、植杉家の台所。

紗千も台所に行って料理を手伝っています。
小春の動きを見て。

「上手ね。」

煮魚は得意じゃない、と小春。
煮魚は年寄りだから。
じゃ、塩焼きは若いの?
南蛮漬けは?

自分の作ったカレイの出汁を、小皿に入れて差し出す小春。
味見する紗千。

「おいしい。」

料理を作りながら、段々昔の感覚に戻っていく二人。
お互いに覚えていること、忘れていること。

栞とはこんな風に一緒に台所に立ったことはないのかもしれません。

でも、小春は。

「黄色い・・・山吹色のエプロン、持ってましたか?」
「覚えていたの。」

作っていたら、だいたい近くにいたから。
本を読んだり、おしゃべりしたり、あやとりしたり。

「あやとり・・・」

思い出す小春。

橋から田んぼ、川・・・
思い出しながらエアーあやとりをする二人。
そして声を揃えて

「ダイヤモンド。」

再び元の位置に戻る紗千。
小春が教科書を捨てた話、世界のどこかにいるもうひとりの自分に会いにいく、と行っていた話・・・

「変な、おかしな質問するの、今思えば、面白い子だったわね。
あなたが望海にしているように私、したらよかったのよね。」

小春は、かつて人が死んだらどうなるかを聞いたことを尋ねます。

「私、覚えてるのは・・・人は死んだらどうなるの?って。
それは、すごく、毎晩 考えてました。」
「私は、お星さまになるのよって答えたの。」
「今だったらなんて答えますか?」

つまる紗千。

「どうなるんですか、どこにいくんですか?!」

「あなたはそんなことには、なりません、絶対にありません!」

紗千のテンションに共鳴する小春。
黙って聞く紗千。

世界のどこかにいるもうひとりの自分に会いたい、それ、今すごくそう思います。
もうひとりの自分が健康だったら、その自分にタッチして、子供たちのことをあずけたいです。
今は大人だから、そんな人、いないの、わかってますが。

「わたしね・・・返事して。」

「なに?」

ここから敬語じゃなくなります。

「子供たちがいなかったら、別にいいやって思ってたと思うの・・・返事して。」
「うん」
「それくらい許せないんだよ、あなたのことも、あなたの娘のことも。」
「うん」
「それは一生なの。
そんな人たちに頼らなきゃいけない自分も、許せないの!」
「うん」
「ねえ」
「うん」
「嫌なんだよ」
「うん」

泣きながら紗千の肩を叩きはじめる小春。
その手を握り締める紗千。

「許せないんだよ」
「うん」
「助けてよ」
「うん」
「許せないんだよ」
「うん」
「ねえ」
「うん」

「おかあさん、おかあさん おかあさん」

泣きじゃくる小春を、しっかり抱きしめ、背中をさする紗千。

「私はお星さまにはならない。
でも、絶対なんか、ないから。
おかあさん・・・」

その声に、お風呂に入っている望海が小春を呼ぶ声が重なります。

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そして栞と健太郎。

父が信のことを知って自分を訪ねてきたことを知っている。
健太郎に近況を聞かれて。
してないことをしてみようと思っている。働くとか。男性とも付き合ったことないし・・・

いつもうっすら笑っている栞。
笑っているつもりはない時も、そういう表情をするようになってしまったのかも。

「小春ちゃんにちゃんとあやまろうか。」

つぐない、わかるか。
てきるかどうかは別。

しかし、父から渡された、信の好きな曲が入っていた端末機を川に捨ててしまう栞。

あの店と家は売ろうと思う。
売ったお金は小春に渡して、僕とさっちゃんとしーちゃんの三人で、どこかアパートを見つけよう。
お父さんも働く、お母さんも働く、しーちゃんも働く。
それで返せるかどうかはわからないけれども。

「何の話?」

「つぐないの話だよ。」

笑う栞に、笑うところじゃないんだよ、と健太郎が激しく迫ります。

「お父さんの声、聞こえているか?

世の中で一番悪い人は、自分のしていることをわかってない人なんだよ。
お父さんもそうだった、しーちゃんがどこで何をしていたのか、何もわかってなかった。

わかったか?命を奪ったんだよ。
小さな軽はずみな気持ちが、誰かの大切な誰かにとっての命を奪ってしまったんだよ。
彼の人生を断ち切ったんだよ。
途中で、断ち切ったんだよ。」

反省の仕方、後悔の仕方、つぐないの仕方、わかるか?

家に帰ろう、という健太郎を振り切る栞。
はずみで川に落ちた健太郎。

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紗千には言えなかったことを栞に説いた健太郎。
自分のしたことと向き合って欲しいけれども、すぐには無理かもしれません。
せめて、真っ当なことを真直ぐに言ってくれる人がいる幸せに、気がついてくれればいいのですが。

良祐と藍子のことを書き漏らしていました。
先週、いきなり子供を連れて帰った藍子が、そのまま引き取って、育児は自分の親にまかせるつもりだと知った良祐は、両親がいてこそ、と思わずいつものように言ってしまいます。
そんな良祐を、紙に書いたとおりのことしか言わない、役人みたい、と馬鹿にする藍子。
「役人だから。」
ですよね(苦笑)

しかし、花を買ったところを通報されて生活保護を打ち切られてしまった案件を見て、上司に食い下がります。
花を買ったのは、80歳になる祖母のため。花を買ったのがそんなに悪いことなのか。
取り合わない上司・・・のデスクの上に置いてあった花瓶を上司のPCにぶちまけてしまいました。
大丈夫かな?

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健太郎が真実を聞いた時のショックを映さなかったのは、うまいなあ、と思いました。
修羅場は二度は見せない。
そのため、不幸のてんこ盛りなのですが、くどさが軽減されています。

小春と紗千の台所のシーンは、坂元さんらしさが全開でした。

ここに行き着くまでの、紗千と孫たちの交流や絵本とか。
細かい情景が効いていました。

母に自分の子育てを肯定されたことは、小春にとって、どれほど嬉しかったことか。

「おかあさん」と抱きつく小春を抱きしめる紗千の表情に、今期、初めて泣いてしまった・・・・

満島さんと田中さんが圧巻でした。
あざといと言えばあざといシナリオを、自然に見せる力。

この人たちの凄さを引き出す演出、照明、カメラも凄い。

家族の絆を結びつけるきっかけに難病を持ってくる話なんて、普段なら絶対に観ないです。
それなのに、こんなに惹きつけられるのが、悔しいです。←何度も書いてますが(汗)。

栞がドナー適合者で、ころっと改心して・・・なんていうラストであっても、もう、突っ込みません。
むしろ、そうであって欲しいです。
ううむ、術中にはまってる・・・

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2013年8月28日 (水)

スターマン~この星の恋~ #08

公式サイト

重田(國村隼)が同じ星から来たことを知った星男(福士蒼汰)。地球で家庭を持ち、40年も暮らしてきた先輩として助言を求めると、重田は「能力について、一つ注意しなければならないことがある」とある衝撃の事実を伝える。その頃、重田の古女房(角替和枝)からアドバイスを受けていた佐和子(広末涼子)も同じことを聞かされて不安になる。(公式サイトより)

身辺バタバタとしてまして、遊びの部分はほとんどざっくりと削って、メモリました。
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古女房さんの存在感が増してきました。

宇宙人と暮らすことなんて外国人と暮らすのとなんら変わりない、と後輩、佐和子にのろけ半分、楽しそうに話しています。
そして重田さんのことを本当に心配している。
40年間連れ添ったパートナーのことを、こんなに笑顔で話せるって、幸せなことだなあ、とほのぼのしました。

一方の先輩・後輩チーム。
二人とも、地球に来たのは船の故障のためであって、地球が目的地ではなかったんですね。
故障した船は、あの湖の底にあるそうで・・・

星男に、帰らないのですか?と尋ねられた重田さんは、故郷は懐かしいけれども、家族もいるし、もう自分は帰らないと断言しました。
そして星男に、中途半端なことをするのが一番可哀想だ、とアドバイス。

彼らの故郷。どんなところなんでしょうねえ。
船は一人乗りだったみたいです。本当はどこへ行こうとしていたのでしょうか。
どうしてネバネバしたものが好きなのか・・・についての答えは期待してません(^^;;

先輩たちが後輩たちに、これだけは、と厳重注意したこと。
それは生き物の病気や怪我を癒すことでした。

古女房さんは、重田さんがかつて自分の病気を治して死にそうになったことがある、と言い、佐和子の手を握り締めます。
あの力を使うと彼らの生命が削られるのだから、絶対に使わせちゃいけない・・・

そんな二人の様子を遠くから羨ましそうに見ている祥子。

あくる朝、重田さんが納豆をかき混ぜるのをいつものように見つめる一家。
今朝は重田さんも古女房さんも一家も皆、笑顔です。珍しい~。

祥子はというと、重田さんが宇宙に帰るつもりがないのに、がっかりして家を出て行きました。
そして今度は星男に目をつけます。

星男は本当は私を迎えにきたのに、間違って最初に佐和子に出会ってしまったんだ、と佐和子に詰め寄ります。
もう、星男が宇宙人なのは彼女の中では決定事項、議論の余地なし、です(苦笑)

間違って、と言われてカチンときた佐和子。
星男は私の事が好きになったのだ、と否定するのですが、生まれてすぐの刷り込み状態なんじゃないの、という反撃をくらい、トドメは、そう思いたい気持ちはわかります、最後のチャンスだろうから・・・で、がっくり。「最後の恋」ね(^^;;
キツイわあ。

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重田さん、後輩に釘を刺しておきながら、孫のためなら自分の命が多少宇削れようとも、と孫の傷を治します。
心配しそうに見守る古女房さん。

星男も、美代さんの抱いていた傷ついた猫を治してしまいます。
星男の力を知った美代さんは「ちょっと怖いわねぇ」・・・
もちろん猫が治って嬉しいのですが、その力に畏怖しました。

佐和子の頭痛は単なる偏頭痛、でいいのでしょうか。
もっと難しい病だったら星男のダメージももっと激しかっただろうから。

いつも自分の渡した薬を飲んで元気になっていた母。嘘だってわかってても、そういってくれるのが嬉しかった大は複雑です。

次回は家出しちゃうみたいですが、変に気持ちを押さえ込まない方がいいとは思います。
でも、それが大事になるのでしょか?

星男みないな男が降ってこないかなってことで、yamazonから祥子と同じような無線機(?)を取り寄せた節。
「これであなたも宇宙人を呼び寄せられる」みたいなキャッチコピーでもついているのでしょうかね。
周波数は祥子とのとは違うようで、寄って来たのは何故かお年寄りばかり。
「まさか」・・・どういうこと?

今のところコメディリリーフでドラマを潤している節さん。
自分なりの幸せを見つけられればいいなあ。

さて、今回のサプライズはなんと言っても祥子の出自でしょう。

彼女も宇宙人なことは、節の電波に反応したりと、今までの流れから言って間違いないようです。

どうしてもこの土地に溶け込めない、という疎外感は思い込みじゃなかったのですね。
それゆえ、この町も良いところだよ、って宥められると余計に苛立つのでしょう。

だから何としても故郷に帰りたいという気持ちはわからなくはない、と思ってあげたいのですが・・・今のところ、あんまり共感は抱けないです(汗)。
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二度の偶然はあっても、三度はどうなんでしょうか。

・・・河口湖町、宇宙人だらけだったりして。ベタなオチですが(汗)。

でも、誰かに生死の境目が訪れ、星男や重田さんが深刻な決断する、なんていう方向のベタよりは救われるかな、と。
もっと奇想天外な展開があって欲しいと願いつつ。
後2話のようです。
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重田さん、祥子。元の体の持ち主はみな、亡くなっているのかなあ。
そして達也も。

地球に遭難した直後の宇宙人は、亡くなった直後の体に引き寄せられるのでしょうか。
もし、近くに該当するものがなければ、宇宙人も死んじゃうのかな?
それとも別に人間でなくてもいいのだろうか。
・・・なあんてことをうすらぼんやり思いつつ。
いえ、答えは求めていませんです(^^;;

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2013年8月27日 (火)

半沢直樹 第6話

公式サイト

半沢(堺雅人)が東京中央銀行本部、営業第二部次長に栄転し、既に1年が経とうとしていた。ある日、部長の内藤(吉田鋼太郎)に呼び出された半沢は、突如大きな仕事を背負わされることになる。それは老舗ホテルである伊勢島ホテルの経営再建と、近く金融庁が東京中央銀行に対して行う「金融庁検査」への対応だった。(公式サイトより)

原作未読です。

簡単に感想のみメモっておきます。
内容が分厚すぎて、細かく書き出す時間がない(^^;;
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紹介を兼ねていた初回とは違って、最初から飛ばしています。
立ち直った近藤そして黒崎登場まで、1時間20分、見せてくれました。

損失の規模が大きいためか登場人物が多いのと、中野渡と大和田が本格的に絡んできたこともあって、相関図も複雑になりました。

ワルも多そうです。

直接のターゲットは伊勢島ホテルの羽根ですが・・・。

いよいよ大和田が牙を剥いてきました。

キレ者の半沢を旧東京中央銀行派に引き入れることしか考えていません。
西大阪スチールの一件で、半沢が役に立つかどうか見極めた、というところでしょうか。

半沢の工場、半沢の父のことは本当に憶えてなさそうです。
自分が手がけてきた仕事は忘れない半沢にとっては、銀行員として許せないこと。
メラメラと目が燃えていました。

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今回はまず京橋支店の小物、古里をやっつけてくれました。

ここまでひどくはありまでんでしたが、上から目線の窓口銀行マンにキレそうになったことがあるので、思わずムカムカッ。
キレるわけにいかない近藤にドキドキしました。
でも、心を落ち着ける動作が功を奏したんですね。ふぅぅ。

融資をとりつけたとは言え、タミヤ電機も何やら後ろ暗いところがありそうです。
近藤、踏ん張れるか?踏ん張って欲しいです。

前編では外部協力者として竹下がずっとサポートしてくれましたが、後編は誰になるのでしょう。
損失をリークし、一旦クビになったのを、半沢の助言で復帰することができた戸越でしょうか?
羽根に睨まれている彼が、どれほど自由に動けるか、ちょっと心配です。
とは言え、羽根が社長になれば居場所は再びなくなるだろうから、必死にサポートしてくれるかもしれません。

中野渡が半沢を伊勢島の担当にしたのは、かつて半沢の仕事振りを見ていた湯浅社長直々の指名でした。
半沢を指名したのはGJですが、ちょっと頼りなさそう(^^;;

後は白水銀行の油山。
ピンポイントで半沢のサポートをしてくれるか、それとも全く逆なのか?今のところまだ見えません。

公式チャートを見ると、雑誌記者、来生も再登場するようです。
そうそう、奥様会も再登場。

「金融庁検査」を知ってたのは大和田の腰ぎんちゃく、岸川の妻ね。
だからー、社宅に住んでいるのだから、妻にぺらぺら仕事関係のことを喋っちゃだめだって。
妻にもよるだろうけれどもさー。

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銀行内での協力者は、なんと言っても内藤部長。
頼りがいがありそう(^^)v

・・・渡真利はね、まだ信用していなのです。及川さんの存在感のためでしょう(笑)。
悪意はなくても、罠に落ちてやむ終えず、半沢を裏切ったりするようなことがおきるんじゃないかな、とか。
このまま半沢を強力にサポートし続けてくれることを願っています。

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戸越から、歴代京橋支店長と伊勢島の関係は黒い闇だ、と聞かされた半沢。
近藤の力を借りて手に入れた証拠を持って、戸越のリークを隠蔽した人物がいる、と大和田に迫ります。

しかし、歴代の京橋支店長とは、岸川、そして大和田だったのです。

大和田と半沢の正面対決がついに始まりました。

日本のメガバンクは日本のために潰すわけにはいかない、と、大和田。
銀行なんてしょせん金貸し。だからこそ、貸す相手を見極め、いったん貸したなら、貸した金が戻ってくるように、全力をつくす。と、半沢。(セリフは大意です。以下、同じく;;)

しかし大和田は、半沢の敵意をすいっと交わしました。

君の言っていることと私の言っていることは裏表、同じだ。

半沢は喰らいつきます。

伊勢島も、例え地をはいつくばり土下座をしてでも、再建してみせる。

鼻で笑う大和田。

土下座?土下座に何の意味もない。
今まですがられたが、ピンとこなかった。
無能な奴のすることだ。

半沢は、大和田の足にすがりつく父の姿を思い出します。

あなたには土下座をする人間の気持ちがわからない。
必死さも、悔しさも。

そして挑戦状を叩きつけました。

もし、私が伊勢島を救えなければ、土下座してお詫びします。
ですが、もし、隠蔽を指示した人物があなたなら、土下座して詫びてください。

「いいだろう。」

土下座する自分の姿を想像したのでしょうか、大和田、思わず本気になって半沢の挑戦を受けてしまいました。

半沢の思いの深さを全身で表現した堺さん、堺さんの怒りを掻き立てる憎々しい香川さん。
演技の上でも息詰まる戦いでした。ほぅ・・・

で、ラスト。
ややこしい悪、黒崎が再登場。
待ってましたっ

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銀行のことは全くわからないのですが、ナレーションによれば、もし伊勢島の件で引当金が発生したら、東京中央銀行の株価が大暴落して破綻するかもしれない、とのこと。

大和田が黒幕ならば。
中野渡を追い出し、頭取になることなのだとは思うのですが、もしそうならば。銀行を窮地に陥れた後の段取りはつけてあるはず。

どんな仕組みを悪巧んでいるのか。
半沢がそれを、人間関係というか力関係を解きほぐしながら、どうやって見抜くか。

次回も楽しみです。

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2013年8月26日 (月)

仮面ライダーウィザード #47「ワイズマンの真実」、#48「賢者の石」

公式サイト

※47話
なすすべもなくコヨミ(奥仲麻琴)を笛木(池田成志)に連れ去られてしまった晴人(白石隼也)。「面影堂」に戻り、仁藤(永瀬匡)らにすべてを報告、笛木=白い魔法使いがコヨミの父親であることを初めて明らかにする。父親ならコヨミを大切にするはず、と笛木を信じる晴人だが、仁藤は納得できない。それでも今はどうすることもできないと、ゲートの山本(川口真五)を守ろうと切り替える。
<中略>
そのときワイズマンは変身を解除。なんと笛木となった。笛木はワイズマンとしてミサを操り、ファントムを増やすと見せかけながら魔法使いになる力を持った人間を探していたのだった。

※48話
ワイズマンの正体は白い魔法使い=笛木(池田成志)だった。ミサ(中山絵梨奈)=メデューサを消し去った白い魔法使いは、ファントムを抑え込んだ山本(川口真五)に近づくと、「お前は魔法使いになる資格を得た」と強引に連れ去ってしまう。(公式サイトより)

と、いうのが2話分の粗筋でした。

後、明らかになったことをメモっておきます。

笛木、つまり白い魔法使いがワイズマンだったことは予想通り。
笛木は有名な物理学者だった。

コヨミはすでに死んでいました。だとしたら今のコヨミは・・・

「賢者の石」を宿した人形だという。「賢者の石」は命を失ったコヨミをも甦らせる力を持つ究極の魔宝石。ただし、それを維持するには魔力が必要だという。
だから晴人がコヨミのそばに…。(公式サイトより)

そして笛木はコヨミの死に絶望してファントムになったのではなく、

自らの体にファントムを宿そうと人造ファントム、ワイズマンを作り上げたという笛木。そして、白い魔法使いになり科学と魔法の融合に成功した。(公式サイトより)

そしてコヨミが蘇るには4人の魔法使いが必要だということ。
晴人、真由、譲、山本。
仁藤はアーキタイプなので数に入っていません。

魔法使いが揃ったので、メデューサは用済み、消されてしまいました。
ワイズマンを信じて従ってしたのに、あわれ、メデューサ。

なぜメデューサがこれほどワイズマンを慕ったのかをほとんど描いていなかったから、あまり盛り上がらなかったのが残念です。ああ、もったいない。
ファントムは無条件にワイズマンに従うようにプログラムされてるのでしょうか。
譲と山本がマインドコントロールされているように。

プログラムがバグったのがソラ。
そのソラは、コヨミの中にある賢者の石で人間になるつもりです。もう、フラッグ立ってますけれどもね。

晴人がマインドコントールされなかったのは、全てのゲートがファントムにならないためのストッパーだったから。

そして真由は、対メデューサ用として、そして晴人から、白い魔法使いがコントールできないインフィニティーの指輪を奪うために・・・って必要な設定だったのかなあ。
元、ではあるけれども、敵対する双子、といういかにもライダーらしい設定の方をもっと生かして欲しかったですよ・・・
生かしきれていない設定が多すぎる気がする。

そうそう、晴人、真由も含めて、魔法使いになるために、どんな訓練(?)が行なわれたのか知りたかったです。

山本さんの変身コスチュームが真由にそっくりなのは「メイジ」括りだからなのね。
だったら譲だけなぜ違うんだろう。

このシリーズ、娘を蘇らせたいがために多くの人間を殺したマッドドクターの話、で終わるのでしょうか。
コヨミが復活する=人類の滅亡みたいなこと?
だとするとスケールが小さいんだか大きいんだか。
まあ、それはそれで面白いストーリーになったとは思うのですが、なんせここまでの描き方が・・・

次回は笛木の支配下にない仁藤が活躍してくれるようです。

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2013年8月25日 (日)

八重の桜 第34回「帰ってきた男」

公式サイト

1875(明治8)年、アメリカ留学から新島襄(オダギリジョー)が帰国。覚馬(西島秀俊)や槇村正直(髙嶋政宏)の援助を受け、京都に英学校をつくるため動き出す。
そのころ八重(綾瀬はるか)は、覚馬に促されて耶蘇教(キリスト教)の勉強を始めていた。ある日、宣教師の家を訪れていた八重は、偶然襄と出会う。八重が「女紅場」で働いていることを知った襄は、見学がしたいと願い出る。いきなり押しかけてきた襄に、戸惑う八重。

一方、会津戦争後にアメリカへ留学をしていた山川健次郎(勝地涼)は、5年間の留学を経て、日本に帰ってきていた。(公式サイトより)

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「悲しむ人は幸いなり。その人は慰められであろう。」

意味を聞いた八重に、宣教師のゴードンは、「人は悲しみ、絶望した時にこそ、主の愛の深さに触れることができるのです。」と説きますが。

悲しいことなんかない方がいいに決まっている、と八重。

どうしても聖書の教えに納得がいかず、佐久に愚痴ります。

「右の頬を殴られたら、左の頬も出せというんだし。
こんな教え、会津なら、子供にも通用しねえ。
やられっぱなしでいいのは、卑怯者か臆病者だけだ。
武士のすっことではねえ。
もっとおかしなことも書いてあんだ。
敵を憎むな、と。
敵のために祈れと言うげんじょ、殴ってきた相手を憎まない人間がこの世にいんべえか。」

そう言われても困ってしまう佐久。

「耶蘇の神様は、国を追われたことがないお方なんだべ。」

ともかく、なぜ覚馬が自分に聖書を学べ、と言ったのかわからない八重。

一方キリスト系の学校を作るのに苦戦している襄は、木戸から覚馬を紹介され、山本家を訪れます。
木戸はもう健康を害している様子でした。

「今、この国には、心の支えを求めて、苦しむ人が増えています。
傷ついたこの国を救うために、私はキリスト教に根ざした学校を作りたいのです。
学校を作り、一国の良心となるような青年を、この手に育てたい。
それこそが、西洋で学んだことを祖国のために役立てる道なんです。」

苦労しますよ、という覚馬に、私は宣教師です、主の名の元に受ける苦しみは、喜びです、と襄。

「我に従う者は十字架を背負え、か。」

聖書の一節を唱えた覚馬。懐から中国で書かれた聖書を取り出します。
クリスチャンではないが、この書の中に、私は探していたものを見つけた、と覚馬。
それは?と襄が尋ねるも、答えませんでした。

「この先、日本が間違った道に進まないためには、良心を持った人間が必要です。」
「そのための学校なのです。どうか、私に力を貸してください。」
「よくわかりました。あなたの学校、ぜひ、この京都に作ってください。私が力になります。」
「ありがとう!」

喜びのあまり覚馬と時栄をハグしちゃう襄。

はじめは渋っていた槇村ですが、覚馬の「大阪が断った」の一言で、学校をつくる許可を出しました。
私学ですのでお金はこちらが出す、と聞いて大喜びです。
「このかび臭い京都に、西洋の風をどんどん吹き込んでくれ!」

襄が独り身と聞いて、それはいけん、耶蘇教の上に独り身なんて誰にも信用されない、事業は信用第一、嫁をとって身を固めねば、と槇村。
わしがみつくろっちゃろ、と早速好みの女性を聞きます。

「顔にはこだわりません。ただ、東を向いていろ、と言われたら三年でも東を向いているような、そんな婦人は、ごめんなんです。」

思わず反応する覚馬(笑)

「学問があって、自分の考えをはっきりと述べる人がいい。
宣教師は、いつ、どこで命を落とすかわかりませんから。
一人で生きていけなければ困ります。
私の仕事を理解し、もし私に過ちがある時は、教え、導いてくれるような人。
私はそういう人と、暖かいホームを築きたい。」

「そげな恐ろしいおなご、わしは大の苦手じゃ・・・待てよ。わしの苦手はおなごと言えば・・・?」

そうそう、あの人しかいません(笑)

ゴードン宅で八重と出会った襄は女紅場を案内してもらい、アイドルなみに騒がれちょります。
この時、八重が「川崎八重」と名乗ったため、槇村から薦められていた覚馬の妹だたとは、気がついていませんでした。
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東京。

健次郎も5年の留学を終えて帰国しました。
エール大学卒業。慣れない英語で学位を得るって凄い。健次郎に限らず、この時代の人は実によく勉強したようです。

山川家では、佐賀の乱で左腕を負傷した浩、そして官兵衛が迎えてくれました。
浩は会津出身者としては珍しく陸軍中佐に進級。
官兵衛は今は巡査。薩摩の巡査たちが西郷について帰郷したため巡査が足りなくなったため、会津の者たちを三百人ほど率いて出てきたとのこと。
浩は、会津の子弟たちを書生にして学費の面倒もみています。
そのため、家はいつも貧乏。

健次郎にこれからどこで働くか、尋ねる浩。

「政府はいかんぞ。今の政府に、お前が学んできた知識を活かす場所はない。」
「軍人もだ。会津ものは出世できん」
と、官兵衛。

「私は、官吏でも軍人でもなく、学問を極めていきたいと思っております。」
「そうか。それはいい。」

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再び京都。

井戸のシーンは土スタで流していました。有名なエピソードなんですね。

山本家を訪れた襄は八重が覚馬の妹だと知ります。

「私は守られたいなどと思ったことはありません。
人に守ってもらうようなおなごではねえ。

私は、会津の戦さで鉄砲を撃って戦った。
男と同じように、敵を倒し、大砲を撃ち込んだのです。

7年過ぎた。
うんだげんじょ、私には、敵のために祈れと言う、耶蘇の教えは、わかんねえ。」

去っていく八重。
覚馬は襄に、八重への思いを語ります。

「妹は城で戦い、国が踏みにじられるのを目の当たりにした。
胸に刻まれた深い傷は、癒されることはありません。
天道溯原を知った時、私は耶蘇の言葉の中に、恨みや憎しみを超えていく新しい道が見つかる気がした。
妹にも聖書を学ばせた。
八重が背負った重荷は、誰にも肩代わりできねえ。
乗り越えていく道は、八重が自分で探すしかねえ。」

「全ての重荷を負うもの、我に来たれ。」

話をしているうちに、襄が、かつて佐久間象山の蘭学所に来た少年であることに気がつきます。

「安中藩士、新島。
そうか、あの時の。

あなたが京都に来たのは、確かに何かの導きかもしれねえ。」

以前、西郷から預かった薩摩藩邸の跡地に襄の学校を立てることを決めます。

「これは間違いなく、世のためになる使い方だ。」

襄は学校の話がまとまるまで、山本家に住まうことになります。
覚馬に命じられて襄の部屋を掃除する八重に、

「キリスト教を嫌う人たちが押しかけてくるかもしれません。
ご迷惑がかからなければよいのですが。」

「それくらいのこと、うちでは誰も驚きません。
兄も私も、人が反対することばっかりやってきましたから。

耶蘇がキリスト教を始めた時も、まわりの人たちは、そんな考えは間違っていると、こぞって反対したのですよね。」

「そうです。」

「でも、耶蘇は怯むことなく、教えを広めたと、聖書に書いてありました。
だったら、同じようにすれば良いのです。」

他に何か用がありますか、と八重に尋ねられて。

「あ、ひとつだけ。

八重さん、私の妻になっていただけませんか。」

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蘭学塾の回想シーン・・・尚之助の、希望に満ちた若々しい表情に、思わず涙。
そして元気な覚馬に、若き日の西郷。
まだ敵味方なく、学問によって新しい世界を知ろうとする熱気に溢れた塾。

・・・こういう感慨は大河ならではです。

覚馬はキリスト教の中に、恨みや憎しみで動いてしまう気持ちを乗り越えるものを見つけました。
八重が同じように見つけることができるかどうかは、わからない。でも、何かのきっかけになれば、とは思っている。

一方、八重がキリスト教の教えに戸惑うのもよくわかります。
覚馬は教えの胆のようなものを感じたのですが、八重は学問として捉えているからでしょう。

故郷の若者たちのために屈力する浩。
健次郎の帽子を早速質に入れる二葉、そのことを察して笑う健次郎。
山川家もようやく落ち着きを取り戻したようです。

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今回は襄が学校設立に動くのと同時に八重に惹かれていく様子がメインでした。
八重の言葉がいちいち襄の萌えポイントを射抜いていくのが、可笑しかったです。

ラストのプロポーズには、思わず「はやっ」と突っ込んでしまいました(^^

覚馬じゃないけれども、あの少年がね~。しみじみ。
と、ともに、予告の尚之助の姿に・・・(_ _)

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2013年8月24日 (土)

タイピスト!:映画

2012年 仏 111分 原題「Populaire」

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公式サイト

監督、脚本:レジス・ロワンサル/製作:アラン・アタル/音楽:ロブエマニュエル・ドルランド/撮影:ギョーム・シフマン
出演:ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ、ベレニス・ベジョ、ショーン・ベンソン、ミュウ=ミュウ、メラニー・ベルニエ、ニコラ・ブドス、エディ・ミッチェル、フレデリック・ピエロ

1950年代フランスを舞台に、タイプライター世界大会に挑む女の子の奮闘を、当時のカルチャー&ファッション満載で描いた作品。故郷の田舎町を飛び出したローズは、あこがれの秘書になるため保険会社に就職するが、すぐにクビを言い渡されてしまう。クビを免れる条件は、彼女の唯一の特技であるタイプライター早打ち世界選手権で頂点に立つこと。上司ルイのもと特訓に励むローズだったが……。ローズ役に「ある子供」のデボラ・フランソワ。(映画.comより)

@京都シネマ

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ネタばれなしの簡単感想です。

実話なんだそうです。

ストーリー、雰囲気、美術、衣装。1950年代を完璧に再現した、キュートでポップな、スポ根+ラブコメでした(笑)。

公式サイトにオードリー・ヘップバーンの「麗しのサブリナ」(1954)、「昼下がりの情事」(1957年)、「パリの恋人」(1957年)、「マイ・フェア・レディ」(1964年)を参考にした、と書いてありますが、見事に再現していたと思います。
一箇所だけ、50年代のラブコメには絶対にない、というより、あってはならないシーンがありますが、そこはまあ、さすがフランス映画、ということで。

ストーリーは極めてシンプル。上にコピペした粗筋以上のことはほとんどおきません。
フランス大会でのライバルのおねー様がとっても素敵でした。

最大の魅力は、何と言ってもヒロイン、ローズを演じたデボラ・フランソワでしょう。
顔立ちが似ているだけでなく、表情や雰囲気全て、オードリーそっくり。
オーディションで選ばれたとか。

デボラ・フランソワの他の作品を見たことがないので、もとからこういう雰囲気の女優さんなのか、それともオードリーが演じているローズを演じれる女優さんなのか、わかりませんが、すごく自然に見えました。

いわばそっくりさん映画・・・そういう映画を良しとするかどうかは、人それぞれでしょう。
自分は演出を含めての遊び心を楽しみました。

ただ、残念だったのは、女優さんたちが魅力的なのに比べて、男優さんたちが・・・(汗)
全く魅力を感じなかったんですねぇ。
特に恋敵にはがっくりでした。ごめんなさい!

相手役に魅力を感じなかったら、ヒロインの恋を応援したいとも、羨ましいとも思わないし、第一うっとりできませんです・・・(_ _;;

参考にした作品の相手役は、ボギーとウィリアム・ホールデン、ゲーリー・クーパー、フレッド・アステア、レックス・ハリソン。
当時すでに大御所だった人たちばかりです。どうせなら、ここも真似して欲しかったです。(大汗)

と、文句を書いてしまいましたが、ノルマンディーの四季の美しさや、タイプライター大会の様子など、きれいで楽しいです。

あ、男性が女性を誘うのに最適な映画かも!

※ルイの母親役がミュウ=ミュウだったことを後で知りました。感慨。

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終戦のエンペラー:映画 簡単感想

2013年製作 アメリカ 105分 原題「Emperor

Photo

公式サイト

原作:岡本嗣郎「終戦のエンペラー 陛下をお救いなさいまし」 (集英社文庫)
監督:ピーター・ウェーバー/脚本:デビッド・クラスベラ・ブラシ/製作:奈良橋陽子、ゲイリー・フォスター、野村祐人、ラス・クラスノフ/音楽:アレックス・ヘッフェス/撮影:スチュアート・ドライバーグ/美術:リンダ・バートン
出演:マシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、初音映莉子、西田敏行、片岡孝太郎、羽田昌義、伊武雅刀、夏八木勲、中村雅俊、火野正平、桃井かおり、コリン・モイ

「真珠の耳飾りの少女」「ハンニバル・ライジング」のピーター・ウェーバー監督が、太平洋戦争直後の日本とアメリカの史実をもとに描く歴史サスペンス。1945年8月、日本が連合国に降伏し、第2次世界大戦が終結。ダグラス・マッカーサー元帥率いるGHQが日本に置かれ、米軍統治が始まる。そんな時、日本文化を研究し、日本に対して格別な思いを抱くボナー・フェラーズ准将は、太平洋戦争の真の意味での責任者は一体誰なのかを調査するようマッカーサーから極秘に命じられ、独自に調べを開始するが……。主人公フェラーズに「LOST」のマシュー・フォックス、マッカーサーにトミー・リー・ジョーンズが扮するほか、初音映莉子、西田敏行、中村雅俊、夏八木勲、桃井かおりら日本人キャストも多数出演。(映画.comより)

@MOVIX

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原作未読、ネタばれなしです。

あの混乱をアメリカ側から描くとどうなるかに興味があっただけで、ドラマとしては期待はしていませんでした。

敗戦時の緊迫した状況を描いた映画「日本のいちばん長い日」(1967年 監督:岡本喜八/脚本:橋本忍)、そして東京裁判のドキュメンタリー映画「東京裁判」(1983年 監督:小林正樹/脚本:小林正樹、小笠原清)を観ているので・・・

特に「日本のいちばん長い日」は、東宝のオールスター映画だけあって、登場人物全てに存在感がある原作に忠実なアクション映画として、異様な迫力を放つ作品です。

あ、話が逸れました(汗)。

結論から言うと、「アメリカの正義」の押しつけがましさは感じませんでした。
しかし「戦争」そのものにも迫っておらず、テンポがぬるいこともあって、何とも中途半端な印象を受けました。
戦争責任という命題を恋愛話で大幅に薄めたって感じです。
彼女とその家族を通して、民間人が戦火に巻き込まれる悲劇を描いてはいたとは思うのですけれども。

あと、昭和20年の秋、日本はすでに米兵が夜の焼け跡を、闇市を、一人で歩けるほど安全だった、という設定にびっくり。
というより、それって軍務違反じゃないかな?
トラブルに巻き込まれる恐れ大だし、軍はそういうトラブルを避けたかったはずだし。
で、案の定、起きてるし。単なる喧嘩で終わらしてたけれども・・・(苦笑)

帝国主義の矛盾は描かれていました。
昭和天皇の戦争責任については、主人公が戸惑う通り。
明確な言葉が残っていないので、推測しかできません。
側近が聞き書きしたという「昭和天皇独白録」という著書がありますが、そこに書かれてあることが本当かどうかは、誰にもわからない。

天皇が逮捕されるかどうか、という緊迫感より、主人公のカルチャーショックの方が印象に残るハリウッッド作品でした。

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2013年8月23日 (金)

Woman #08

公式サイト

栞(二階堂ふみ)が信(小栗旬)にしたことを知り、
激しく動揺する小春(満島ひかり)。彼女は植杉家を出ていく決意をする。
紗千(田中裕子)は、二人の娘の間で苦悩する。
母たちの葛藤を知らない望海(鈴木梨央)と陸(高橋來)は、まもなく行われる町の夏祭りを楽しみにしていた。
お祭りに行けると喜ぶ子供たちのために、小春は夏祭りが終わるまで植杉家にいることに。
一方、栞は健太郎(小林薫)に、家を出ていきたいと打ち明ける…。(公式サイト)

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またまた出遅れたので、印象に残ったシーンなどのみ、メモっておきます。

紗千の帰りを待って、飲みに誘う健太郎。
さっちゃんなんて恥ずかしいから止めて、と言いつつも少し嬉しそう。
紗千って基本ツンデレなのね。

健太郎から栞が生まれた時、小春のことを思い出していたんじゃないか、だったら・・・

紗千が小春とぎくしゃくしていることを気にしている健太郎。

二人とも私の娘です。選んでなんかいない。
あなたは、栞のこと、何もわかっていない。過ぎたこととか・・・
栞のこととなると、態度を硬化させる紗千。

帰り道、踏み切りに佇む栞と出会った紗千は、小春が全てを知ってしまったことを知ります。

母の帰りを待っていた小春に、いきなり優しく話しかける紗千。
その様子で察する小春。

「植杉さん。ご存知だったんですか。」

最初は栞の言葉を否定するも、小春に問い詰められ、ひたすら栞を許してもらうよう、懇願し、弁護し、小春に詫びます。

あの子が悪いんじゃない。
本当は頼って来てくれたことを感謝してる、嬉しいの。
ここが家だと思ってくれていい。
我慢して欲しい。

「恨むんだったら、私を恨んでください。」

小春の言葉を一切聞かず、機関銃のようにあやまり続ける紗千。

「私、何を言っているのかわかりません。あなたが何を言っているのか、全然わかりません。」

小春だって混乱している。

はっきりしているのは、母と妹が信のことを隠していたことへの驚きと怒り。
栞を責めるとか、責めないとかいうのは、その先のこと。

その思いを言葉にするのは難しい。
言葉にすれば、きっと紗千と栞を責めることになってしまうだろうけれども、それでもそんな自分の思いにちゃんと向き合って欲しいのに。

小春の気持ちを全くくみ取らない、受け止めない紗千。
彼女もまた混乱している。
何とかして栞を守りたいという思いのみで暴走しています。

「ごめん、話になんない。がまんしろってなんなんですか。
信さん、死んだんですよ。」

小春と紗千を仲直りさせようと植杉家を訪れた帰りに。

「その帰り道に、死んだんですよ。」

すがりつく紗千を振り切って2階に戻る小春。

「困ったな。」

困ったな・・・しか言えない・・・。

職場にて。
小春は由季に病気のことを打ち明け、子供たちのことを頼みます。
あの家にはもう、居られない、ということですねぇ。
信のことを隠していた母と妹とは、到底一緒には住めません。

小春の抱えている事情を詮索することなく、明るく快諾する由季。

ふぅぅ。由季が本当に頼りになるかどうかはさておき(汗)、やっと本当のことを言える人ができたのね。
明るい由季のキャラも相まって、ほっとする場面でした。

あの家には住めないからこそ、改めて澤村の言葉を噛み締める小春。

自分が死ぬわけにはいかない。
覚悟。

町が祭りの準備で浮き立つ中、栞は家を出る準備をしていました。
そのことを打ち明けたのは健太郎のみ。

買い物の途中、ふらっと望海と陸のゲタを買う紗千。
しかし。
偶然出会った栞の高校時代の友人から、栞が苛められていたこと、苛められた原因は、栞がクラスで一番良い子で、繊細だったから、と聞かされて、涙し、買ったばかりのゲタを捨ててしまいました。

でも、ゲタは健太郎が買っていました。
ゲタを履き、紗千の縫った浴衣を着て、子供神輿に参加し、夜店でわたがしを買ってもらい・・・
以前のお祭りでは、夜店で買い物をするお金もなく、お稲荷さんを持参していた子供たちにとっては夢のような時間です。

「怖いくらい、楽しかった。」

いつも楽しい分、「おんなじだけ、それがなくなった時のことを考えている」望海の性格がよく出ている言葉ですが、だからこそ、哀しい・・・

祭りの晩、栞は、健太郎に見送られて家を出て行きました。
そのことを健太郎から知らされた紗千。

栞ももう二十歳。ひとり立ちしたいんだ。

「さっちゃんはもう、十分にあの子を育てた。
一番の子育ては、親はもう、必要ないって、子供が思うことだよ。」

違う、違う。あの子は違う。
紗千は心の中で叫んでいたはず。

この、最悪のタイミングで、小春は病気のことを打ち上げ、澤村の名刺を渡し、会ってほしいと打ち明けました。

「どうして今、そんな話をするかね。」

うーん・・・

栞のことでいっぱいいっぱいの紗千。
小春の言葉の内容も耳に入っていません。

浴衣のままシャワーを浴び始めます。

「栞、出て行ったの。」

私に黙って出て行った。
罪の意識で出て行った。
違うのに、あの子が悪いんじゃないのに。
背中を押した人が、梨を渡した私が悪いのに。

どうして栞のことを悪く言うの。
良い子なのに。みんなそう言っている。

栞をのことを悪く言っているのは、小春、ということ。
でも、小春は何も言っていない。いや、言わせてもいない。

「みんな、私が悪いの。
あなたはどうしているの?
どうしてあなたがいるの?

栞がいなくなったのに。」

警察でもどこでも行ってちょうだい。あの子は何もしていない!

どうしたら小春の気が済むのか。

「あの子殺して…殺せばいいの?私も死ねばいいの?
許してくれるの?許すの?」

立ちすくむ小春。
でも、ここで母の負のパワーに巻き込まれてはいけない。
覚悟を決めたのだから。

どうすれば許せる?
許せる気持ちになれることなんて、どこにもない。でも。

「私は望海と陸の母親です。
あの子たちが大人になるまで、一緒に生きていたいだけの母親です。
私たち、ここにいるしかないんです。
お願いします。」

小春に抱きつく紗千。

「また娘に捨てられてしまった。」

この人は、自分の必死の言葉を全く聞いていない・・・

紗千の肩を一瞬抱くも、振りほどいて立ち去る小春。
この人を抱きしめる理由は、何もない。

情に溺れる紗千の母性を徹底的に残酷に描くトーンに、邦画に脈々と息づいている伝統を感じました。

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日が変わって冷静になった紗千。
澤村を訪ねたり、病気のことを調べ出しました。
検査もしたようです。

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書き漏らしましたが、砂川親子。
今では父親の自覚ができ、息子の世話を見るようになっています。
しかし、予告なく妻が息子を連れていってしまい、一人ぼっちの部屋でがっくり落ち込んでいました。
これをきっかけに、良い方に向えばいいのですが。
.

今回は、山場が二つもあって、感想がまとまりません。
というより書き出すと長くなるので・・・短く。

小春を置いて家を出た償いなのかどうか、本人にもわからないのでしょう、とにかく栞に盲目的な愛を注いできた紗千。
栞もそれを求めている、栞の一番の理解者だと思っていたのに。
実は離れたがっていたこと、何も理解していなかったことを知った時の衝撃。

紗千は結局、いつも小春に甘えているように感じました。
親に甘えられたら、子供はいったい誰に甘えたらいいのでしょう。

年を経ると親から甘えられることになるとは言え、その甘えを受け止められるのは、かつて甘えさせてもらった記憶があるからなのでは・・・。

今、小春もは自分自身が親であることで、一番甘えたかった相手からの再度の拒絶に必死に耐えました。

紗千がどんな生い立ちだったのかが、気になってきました。描かれることはないかもしれませんが。
.

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そして、ついに家を出た栞。
普通なら健太郎の言う通りなのです。自立しなければ。

でも。

友人と話している栞。
友人は、栞が家を出たことに驚いています。

「何かあったの?」

「忘れた。」

にまっと笑って答える栞。

最後の微笑の意味は?

友人への愛想笑いなのか、自嘲なのか、それとも言葉の通り・・・?

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2013年8月21日 (水)

スターマン~この星の恋~ #07

公式サイト

死んだはずの星男(福士蒼汰)が生き返った!しかも、人間とは思えない不思議な動きを見せ、佐和子(広末涼子)らは驚きのあまり言葉も出ない。重田(國村隼)はそんな星男を「宇宙から来た王子様」と説明。重田もまた40年前に宇宙からやって来た星男の仲間だと打ち明ける。(公式サイトより)

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宇宙人って言われて、地球人もまた宇宙人だといちいち訂正する重田さん。
確かに、地球だって宇宙の一部です。
ようこそ地球へ、と改めてご挨拶する佐和子たち。

で、星男が説明しようとすると邪魔が入る、というお約束の展開に。

女子はSF好きじゃないから・・・てさ。自分は知りたいぞ(^^;;
祥子ほどのオタクじゃないけど。
どんな星から来たのか、どんな姿をしているのか。普通の人でも好奇心がわくんじゃないでしょうか。

そんところ、ほんわかファンタジーとはいえ、あまりにも潔くすぱっと削っちゃったのは、ちょっと残念だったりしてます。
でも、あったらあったで、鬱陶しいかもね。
ここは星男のレクチャーを完全スルーした佐和子が正しい、ということで。

ちなみに、自分は、恋人が兄妹だった、とかの方が消してちゃうかなあ~(^^;;

年はとるみたいです。
しかしそれとて、入れ物である人間の細胞に合わせて年をとるだけなのかも。
まあ、星についての説明は具体的にはないまま終わりそうな気がします。
星男が王子様なわけは、教えてくれるのでしょうか。

重田さんが星に帰りたがっているのでは、と拗ねる・・・本当は寂しい奥さん。
でも、重田さんは帰る気はない、と。
もし、どうしても帰らなければならないならば、みんなを連れて行くつもりだった。

あんなペケボコ(ここ、聞き逃しました。何となく直線的な風景を連想させる擬音でした;;)な星になんて行きたくない、と奥さん。

・・・えええ、奥さんは重田さんの星がどんなところか知ってるの?!

て、一瞬思っちゃいました。写真(念写可)でも見せたのかな?!て。
単なる言葉のあや?どーなんだろう。

今回、一番の衝撃シーンでした。

その次に驚いたのは、孫が「おじいさま、お帰りなさい」っていった時。
無表情で無愛想でちょっとヤンキーな一家だと思っていたので、礼儀正しい言葉使いに、びっくり。

この夫婦と一家には謎が多くって厭きません(笑)

そこへ祥子が何気にぬら~っと割り込んできました。
こういうキャラとはいえ、空気の読めなさはすごいわあ(苦笑)。
予告を読むと、彼女自身にも何かありそうなんですが、どうなんでしょう。

その晩、隕石を宇宙船だと勘違いした星男、重田さん、そして節。

重田さんは思わず奥さんを抱きしめて、帰りたくない~と絶叫。
抱きとめる奥さん。
次の朝は、重田さんだけ豪華な食事。奥さん、嬉しいそう(^^
家族も嬉しそう。

今まで妙に薄暗い照明とかではぐらかされていましたが、いい夫婦、そして家族です。

逆に、マイホームパパ(グランパかな?)の重田さんにがっかりなのは、祥子。

佐和子宅では。
星男は本当は星に帰りたいと思っているんじゃないかと、佐和子のご機嫌がすこぶる悪い。
しかし、星男に、迎えに来たなら帰らなきゃならない、と思ったけれども、それがすごく悲しかった、と言われて機嫌を直しました。

・・・節はどうしたのかなあ。
隕石だとわかってがっかりしたまま不貞寝しちゃったのでしょうか。
描かれてなかったのは、時間の都合?
それとも密かに何か拾った・・・なんてことはないよね(^^;;

地味に可笑しかったのは、安藤君が視力6.0なこと。
マサイ族か!

当初は目まぐるしい展開でしたが、少し落ち着いてきました。←あくまでこのドラマ比です(笑)。

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今までも、星男がいつか去っていくんじゃないか、と不安を持っていた佐和子。
星男が宇宙人であることがわかった今、改めて、かぐや姫みたいに星男がいつか消えることの覚悟を決めました。


・・・佐和子は達也が消えちゃったことには、何の感慨もないのかなあ。

遠く故郷を離れた迷子の星男にも哀愁は感じますが、ひとりぼっちの人生だった達也の方が不憫に思えてしまって・・・自ら選んだ道とは言え。

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2013年8月20日 (火)

恐竜戦隊キョウリュウジャー 第26話「ビックリ!ガブティラにんげん」

公式サイト

新たな強敵に対抗するため、弥生が、トリンの依頼で新開発したキョウリュウレッドのパワーアップ獣電池を持ってくる。早速、レッドはテストしてみるが、獣電池がいきなりスパーク。倒れたレッドが立ち上がると、まるでガブティラのような動きに!? あわてるキョウリュウジャーの前に、アイガロンとエンドルフが現れる。(公式サイトより)

簡単にメモっておきます。

怨みの戦騎・エンドルフ登場。
デーボスとカオスの復讐心の結晶だそうです。

アイガロンも一度爆破されてから、悲しみがピークになると暴走するようになりました。
自分でも何だか変、と思っている様子。
カオスが再生した時に何か注入されたのかもしれません。

と、以前より強力になったデーボス軍。

対抗しようとしたキョウリュウジャーは上記粗筋のようなことになってしまいます。

レッドさん不在で、皆は右腕であるブラックさんがリーダーになって欲しいと言いますが、ブラックさんにはその自信がありません。

何故なら、自分の中に、かつて友を殺したアイガロンへの怨みがあるから。
エンドルフはブラックさんの怨みの感情でさらに強くなってしまう。

しかし、我を失っても皆を助けようとしたレッドさんの行動に、

落ち着きを取り戻したイアンからは、怨みの心が消える。(公式サイトより)

かくしてブラックさんは満を持してのリーダー代理になり、何とかエンドルフの攻撃をかわすことに成功します。

ラッキューロはエンドルフが嫌いなんだそうで。うん、合わないと思う。

自分勝手にスクスクジョイロを使って巨大化したり、機を見てシュクシュクボールで元に戻ったり。
今までのデーボスとは明らかに違います。
戦い方も、あえてキョウリュウジャーの攻撃を受け止めることで、憎しみの心を強化、すなわち強くなる、というたちの悪い奴。
ドゴルドより頭が良さそう。
まさしく強敵です。

今回もバイオレットさんは一人、乙女になってました。
まー、こちらはどうなることやら(冷)

ひとつ疑問だったのは、レッドさんがガブティラになった時。
ガブティラってレッドさんたちの仲間なのに・・・その行動原理がよくわかりませんでした。

とにかく、次回にわかるはず、と思ったら、あれ、予告がないっ。
次週はお休みなのですね。残念~

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八重の桜 第33回「尚之助との再会」

公式サイト

覚馬(西島秀俊)の仕える槇村正直(髙嶋政宏)が、業務妨害の容疑で捕まり東京に拘留された。覚馬は、槇村の後見人である木戸孝允(及川光博)にとりなしを頼むため、八重(綾瀬はるか)を連れて東京へ向かう。結局覚馬の申し出は聞き入れられなかったが、時を同じくして起きた政府内の分裂によって槇村は釈放される。
その後、勝海舟(生瀬勝久)から尚之助(長谷川博己)の居場所を聞いた八重は、尚之助が住む浅草へ行く。しかし、再会の場にいたのはやつれきってすっかり生気をなくした伴侶の姿だった。尚之助が斗南藩のために罪をかぶったことを知った八重は、夫の力になるべく再び共に暮らしたいと訴えるが、その思いはかなわなかった。(公式サイトより)

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何かと多忙で遅くなりました。

溜めると後が大変なので、記憶を元に、簡単に感想のみメモっておきます。

女紅場での八重の溌剌とした姿には、暗い話が続いた後で、ほっとしました。

府庁にて、止めようとする男どもをごろごろと転がしたり、ずかずかっと庭と超えて槇村家に入っていくのが、如何にも八重らしい。
槇村さんちは山本家のお隣だったんですね。
槇村も相当な野人みたいなので、良い勝負です。

新政府のゴタゴタについてはあまり深く描くと、八重が置いてきぼりになるので、この程度でいいかも。

征韓論については、昔習った時も、その後この時代の本を読んでも、未だに納得いきません。
確かに、戦いに勝ったにも拘らず何の見返りもなく、それどころか侍という特権すら取り上げられてしまった士族たちの不満は大きかったでしょう。
しかし、彼らのガス抜きために他の国を攻めると言うのは、本末転倒。
国の体制も全く整っていないのに。
もっと現実的なことを言うと、お金もないのに。

壊すだけ壊した後、どうするつもりなのか。

岩倉や木戸に向かっての
「あなた方には一体どんな新しい国の姿が見えているのですか?」
という問いは、まさしく自分が聞きたいことでした。
だから、しゃしゃり出た、という感じはしませんでした。

そんな生き生きしている八重に比べて、尚之助(涙)。
寺子屋の先生をしてました。
まだ裁判の途中なんですね。
やっと一方的に離縁されたわけがわかった八重が会いに行くも・・・

しかし、もう、元には戻らない。

何故、尚之助一人が斗南藩の詐欺事件を背負うことになったのか。
何故、八重は斗南藩に行かなかったのか。

この2点を曖昧に描いていたので、脳内補填で忙しかったです(汗)。

事件そのものはもう、推測することすらできませんが。

藩のために苦境に陥った尚之助に、誰も救いの手を差し伸べなかったのかどうか、など、会津藩士たちなどの対応については色々と想像しちゃいました。

迷惑がかかるといけないから、と、八重を離縁したのと同じように、顔見知りの人々とは自ら関わりを断ったのかもしれません。
会津の人々にしても、斗南藩の悲惨な結末もあって、とても尚之助のことまで手が回らなかったのかも。
勝ったはずの士族ですら生活に困る状態だったのだから、「賊軍」のレッテルを張られた人々の苦境は大変だったでしょう。
尚之助と同じように、関わりを断った人も多かったようです。
むしろ山川兄弟たちのように、世に出て活躍した人の方が珍しかったのかもしれません。

そして、八重。
猪苗代の一件で、意地を張り続けていたのでしょうか。

まあ、はっきりしないことが多くはありましたが、別れのシーンにはしみじみしました。

八重は、この別れをケジメとして新しい世界へと進んでいくからいいとしても(^^;;

勝に、本当なら新しい世の真ん中にいるべき、と言われるほどの逸材、尚之助の有為転変に涙しました。
この後長い間、その生涯すらはっきりしてなかったんですから・・・

八重と結婚しなければ。会津に来なければ。覚馬と知り合っていなければ。
歴史にもし、は、ないけれども。
彼の人生を思うと・・・しみじみ。

「私の好きな妻は夫の前を歩く凜々しい妻です。」

お似合いの夫婦だったと思います。
そして八重のような女性を妻にし、愛せる男性は、この時代、稀有だった、とも。

で、八重は、もう一人稀有な人とめぐり合うわけですね。
うらやまし~(^^

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2013年8月17日 (土)

2013年7月の読書 その2

○新読   

深川澪通り木戸番小屋 著:北原 亜以子(講談社文庫)
深川澪通り燈ともし頃 著:北原 亜以子(講談社文庫)
新地橋―深川澪通り木戸番小屋 著:北原 亜以子(講談社文庫)

○再読 

夜の明けるまで―深川澪通り木戸番小屋 著:北原 亜以子(講談社文庫)

※読書順、敬称略です。

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「深川澪通り木戸番小屋」

川沿い澪通りの木戸番夫婦は、人に言えない苦労の末に、深川に流れて来たと噂されている。思い通りにならない暮らしに苦しむ人々は、この二人を訪れて知恵を借り、生きる力を取り戻していく。
傷つきながらも、まっとうに生きていこうとつとめる市井の男女を、こまやかに暖かく描く、泉鏡花賞受賞の名作集。   (カバー裏書より)

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「深川澪通り燈ともし頃」

江戸で五指に入る狂歌師となった政吉は、野心のあまり落ちこぼれて行くが、唯一救いの燈がともっていて…。幼い頃親を失ったお若は、腕のよい仕立屋になれたが、一人の心細さがつのる時は、まっすぐに深川澪通りに向って…。辛い者、淋しい者に、無条件に手をさしのべる木戸番夫婦を描く、傑作時代長編。 (「BOOK」データベースより)

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「新地橋―深川澪通り木戸番小屋」

江戸・深川澪通りの木戸番小屋に住まう夫婦、笑兵衛とお捨。そこには、人々の悲しみ、愁いを癒してくれる灯がある。訪れる人の心の奥を、そっと照らしてくれる。労り、助け合う市井の人情。人の世の機微を穿った逸品揃い。思わず挫けそうな、いつの間にか冷めかけた心を優しく温めてくれる珠玉の時代小説集。  (「BOOK」データベースより)

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「夜の明けるまで―深川澪通り木戸番小屋」

江戸の片すみ・澪通りび木戸番小屋に住む笑兵衛とお捨。心優しい夫婦のもとを、痛みをかかえた人たちが次々と訪れる。
借金のかたに嫁いだ女、命を救ってくれた若者を死なせてしまった老婆、捨てた娘を取り戻そうとする男・・・彼らの心に暖かいものが戻ってくる物語全8作。
第39回吉川英治文学賞受賞。  (カバー裏書より)

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シリーズまとめて、感想をかきます。
二作目のみ、中編二作で、あとは全て短篇集。

一、二作は夫婦が前に出ており、あとへ行くほど後ろに回っていきます。
後ろに回るといっても、夫婦が醸し出す雰囲気こそがこのシリーズのキモであることには変わりません。

このシリーズを初めて読んだのは三年ほど前です。
しかし、それが四作目だったので、笑兵衛、お捨夫婦が何物であるのかがわからず、単なる時代物の短篇集として流し読んでしまい、他のシリーズを読むこともなく・・・大失敗です。

この度、北原氏への追悼の意を込めて、一作目から読みました。
順番に読んでいって、やっと、笑兵衛、お捨夫婦の過去、そしてどうして皆に慕われるかがわかりました(汗)。

登場人物の行く末を懇切丁寧に描くことは少ないので、作品によっては突っ放されたような後味を感じたりもしましたが、何が幸せなのか、不幸せなのか。それは登場人物、そして読者の心持ち次第、ということなのでしょう。

どの作品も印象に残っているのですが、二作目、中編の第二話、身寄りのない女性が一人踏ん張って生きていく様を描いた「たそがれ」にこってりした味わいを感じました。

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2013年8月16日 (金)

激流~わたしを憶えていますか?~ #08 最終回

公式サイト

メールを受け取った圭子(田中麗奈)たちは、冬葉の母・裕子(田中美佐子)に話すかどうか悩む。そんな折、貴子(国仲涼子)の娘・華ちゃん(小林星蘭)の行方がわからなくなり、東萩(桐谷健太)たちが捜索。美弥(ともさかりえ)の弟・研二(高橋一生)が連れ出していたのを見つけ問いただすと、研二は――。(公式サイトより)

原作未読です。
簡単に感想のみ書きます。

ものすごく突っ込んでおります。

これだけ突っ込んだのは久々です(^^;;

ご注意下さいませ。

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えーっと。どこから突っ込んだらいいのもやら(苦笑)。

多すぎるので、選択しました。

今回は、まず何と言っても研二の設定でしょう。

憧れの先輩、冬葉の母、裕子の意向を汲んでメールを打ったっていうのは、まだわからないではありません。
冬葉のことを忘れているのが許せないっていう、ちょっと偏執的な人なんでしょうってことで。
裕子が影で不幸の種を撒いているなんて知らなかったわけだし。

しかし、なんで華を連れ出したのかがわかりませーん。

それでもっていきなり姉にキレる。

美弥のせいで家がめちゃくちゃ・・・て。

今まで美弥の家庭環境を全く描いていないのに、いきなり言われても。

直接言いなさいよって、ほんと、その通りです。

さらに。全てが終わった後、美弥と家族のことは全く描かないまま。
曲がヒットした後、一人気ままな放浪の旅に行っちゃうってさー。(棒)

一体何なの、この設定。

うわ、すでに赤字だらけ・・・

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さて、前回の毛利に引き続き、ラストの今回は裕子大爆発。

最初の方の感想で、

>娘と同い年の彼らが大人になった姿を見て、裕子はどんな思いをしたでしょうか。
心ない情報にふりまわされ続けながら、帰らぬ娘を一人で待つ母。
娘と同じ班だった彼ら全員の名前を覚えていました。

と書いていました。

やはり、娘と同い年、同じ班の彼らがすくすくと成長して社会に出て行くのを、見続けていたのですね。何故、あの子たちだけが、と思いつつ。

美弥が逮捕された時、いい気味だと思ったのに、出所後、のうのうと芸能活動を続けるのを見て、悪意は形となっていった。

メールを送ろうと思い立ったのは、研二に再会した時。
それほど親しくなかったブラスバンド部の後輩、研二すら憶えていてくれたのに。
冬葉と親しかったあの子たちは全く忘れている・・・。

真実にたどり着いた東萩たちから、冬葉がすでに亡くなっていることを伝えられても、信じられない裕子。
本当に生きていると思っている様子です。
でも、生きていると思っているなら、サバたちを見張る時間を、捜索に使わないかな?
やっぱり諦めていた、としか思えないなあ。

あ、もとい。

真相を聞かされて。

あなたたちさえ、冬葉がバスから降りるところを見てくれていたら、行方不明にならずにすんだのに、と恨みをぶつけます。

でも、それは違うでしょってことで。

冬葉が途中下車してしまった理由は、毛利、そして、元々は裕子と旭村の行動にあったのだから。
それとも、この時、東萩は裕子はまだ、冬葉が途中下車した理由を言っていなかったのでしょうか?
・・・でも、本当に知らなかったのかなあ。冬葉が悩んでいたことを。

そこへ満を持して毛利登場。
あなたは冬葉のことを理解していなかった!とはさすがに言わず、懺悔しました。

またも見守るだけの同級生たち(苦笑)

ま、色々あって。

ラスト、穏やかな表情で冬葉の写真が飾られたお仏壇に手を合わせる裕子。
何を思っているのでしょうか。

もっとわからないのが毛利です。
20年たって、わざと裕子に会いに行ったり、嫌われている旭村から離れようとしなかったり。
冬葉のことを黙っていたのは罪から逃れるためもあったでしょうが、前回激白したように冬葉を独占したかったから。
その偏執的な行動と、ラストの改心ぶりがちぐはぐでした。

結局このドラマ、このちょっとイっちゃてる女性二人の話ですやん。

本当の加害者、旭村のことさえ描いていない。

同級生たちの物語は、全部ワキのプロットでしかありませんでした。
彼らの人生は、本筋にほとんど絡んでいません。
2時間で収まった気がする(毒)

再会した同級生たちの、理想とは違ってしまった今の生活に対する苦悩は、毛利&裕子の異常っぷりに蹴散らされてしまいました。ラスト2話はほとんど聞き役。

冬葉のカットを多用してのミステリアスな雰囲気も、最後には霧散してしまいましたし。
竹薮から冬葉の名札が見つかるシーンは、無残で、哀れでした・・・

でも。
冬葉の失踪は、もう一度書きますが、同級生たちのせいじゃないですよね、大人たちのもつれた感情に振り回された結果です。

それなのに皆から責められ、そのたびに憶えていなかったことを反省させられる同級生たち。
何かおかしい気がしました。

自分がクラス会とかに全く行かないためかもしれません。
あの、見栄の張り合いのような空気が堪らなくって。

本当の友だちとは、何年経っても、何年空いても、連絡を取り合うと思うのです。
で、忘れてしまう人は、それだけの付き合いだった、ということ。
そのことを責められる理由はない。

もし、自分に20年前に、彼らと同じような状況で行方不明になった友だちがいたとしたら。
事件そのものは憶えているかもしれません。
また、冬葉と本当に親しかったならば、ずっと忘れないと思います。
冷たいようですが・・・そういうことでしょう。
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当初、同級生もの、ということでドロドロなお話なのかと思っていたら、予想外にミステリーな展開になっていったので、思わず期待してしまった分、ラストの失速が応えました。

サイコパスによる悪意のメールが、連鎖的に思わぬ事態を引き起こすというアイデアをもと絞り込めば面白くなったと思うのですが・・・何もかもが中途半端に終わっちゃったのが残念です。

普通なら、雰囲気は良かった、とか、何かひとつは良いな、と思ったところを書くのですけれども。

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そうですね・・・山本さんウォッチャーとしてメモっておきます。
最初はスタイリストさん、何考えているだ、と突っ込んでいたのですが、徐々に改良されていって、ひと安心(^^;;
そして受身スタンスを堪能できました←皮肉ではなく。とっても大事だと思っているので。
あとの山本さん成分は「ぴんとこな」で多少補完中でーす。

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2013年8月15日 (木)

Woman #07

公式サイト

小春(満島ひかり)は海(鈴木梨央)と陸(高橋來)を連れて、
信(小栗旬)の生まれ故郷へ向かった。そこは、山に囲まれた小さな村だった。
小春は、土産物屋の店主を訪ね、4年前の夏に信が置いていったという手紙を受け取る。
信は事故に遭ったその日、この村を訪れていた。
手紙には、信から聞かされたことのなかった彼の幼少期のこと、
そして彼の母親との思い出について触れられていた。
さらに、オレンジ色のマフラーの秘密、そして4年前の夏、信が植杉家を訪れた本当の理由が綴られていた…。(公式サイト)

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小春に届かなかった信からの手紙。

シングルマザーの母親は、故郷にたった一人、幼い息子を置いて、東京に出て行った。
時々会いに帰って来ては、いつか一緒に暮らせるから、とキャラメルを買い与え、抱きしめて帰っていく。
どうやら東京で同棲生活をしているらしい。

一人で暮らしているのは、母と信の秘密だった。
毎月母親から届くお金で、"牢屋"に入れられないように、一人で全てをこなす信。
でも、そんな生活は辛くはなかった。
なんか冒険王になったような気分だった。

しかし、次第に母からお金が届かなくなり・・・

大人になって、帰郷した信は、もう、関係はない人として、会うつもりはなかったのだけれども・・・大人になった姿を見せたくって、母に会いました。

自堕落な母の態度、言葉にただ素直に肯く信。
結婚したことを報告した時、真っ先に出た言葉が、保険に入ったのか、でした。

はっきりとは描かれていませんでしたが、母親は保険金目当てで信に何かしようとしたのかもしれません。
それで、信は逃げた。

そんな信の世話を親身になってしてくれたのは、郵便局員の宮前。恐らく施設に入所するためのもろもろの手続きも、この人が行なってくれたのでしょう。
再会した時は入院してました。外科系でなく、内科系の病気のようです。
4年後の今、生きておられるのかどうか。

母は、保険金の話から、罪悪感のためでしょうか、シングルで子供を育てることの大変さ、
子供のために好きなことができなかった恨みをことさらに言い立てた挙句、不貞寝してしまいました。

信は、部屋にかかっていたオレンジのマフラーをもらっていいですか?と言いながら紙袋に入れました。
それは、子供の時に母が編んだマフラー。
いつもそのマフラーを持って寝ていた。

そして、寝たふりをしている母に向かって、施設に入ってから心ない言葉をかけらる度に、母も同じように傷ついているのではないか、責められていたのではないか、心配していた、と語りかける信。

「僕、大丈夫だったんです。」

お母ちゃんと約束することが、楽しかった。
お母ちゃんが好きだったから。
お母ちゃんの封筒の字を見るのが楽しみだった。
他人は僕のことを不幸だと言ったけれど、僕にとってはただの現実だった。

僕、生きているだけだよ。
泣いてても生きている、悲しんでも生きている。

「彼女も僕と同じでちょっぴり寂しがりやです。
だから、一緒に生きてます。
気持ちに寄り添うこと、悲しみに寄り添うこと、丁寧に心を込めて生きること。
子供らに伝えます。

ありがとう、お母ちゃん。
僕は元気です。

母への気持ちを整理してから。
信は、小春と紗が仲直りできないものか、一緒にご飯が食べれたらいいな、と思い立って植杉家を訪れたのです・・・

子供たちに信の手紙を読んであげながら、小春は植杉家に、紗千に電話して、最後の日、信が何を食べたのか尋ねます。
戸惑いながら答える紗千。

豆ご飯とアサリのお味噌汁、カレイの煮付け、キュウリとささみの酢の物・・・質素で豪華な食事でした。

「あとで、梨をむいたわ。」

電話を切った後。
小春は子供たちに言います。

「お父さん、幸せだったと思うの。

幸せとか、不幸とか、ないの。
幸せだって、感じられる心だけがあるの。
お父さんには、幸せだ、と感じられる心があったの。
それは、お母さんにはすっごく強くて、素敵なことだと思うの。」

陸と望海がいて。
それ以上、もう何もいらなかったの。
家族と一緒にいられるだけで幸せだと思える。

「それはね、お父さんがくれたものだよ。願ってくれたこどだよ。」

今も三人は、お父さんがくれた幸せの中にいる。

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帰宅して。
紗千は、信が訪れた時に作ったメニューそのままを作って、夜勤に出かけていました。
少し顔がほころぶも、まだ頑なな小春・・・
そのうち子供たちは眠り、健太郎はどこかに飲みに行ってしまいました。

茶の間で出会う小春と栞。
事故のことを聞かれた小春。

誰かのせい、と思うことはあるけれども、それより、何か思い残すことはなかったのか、言い残すことがなかったのか・・・そんなことの方をいつも考えている。

手紙。

栞は、子供たちに漢字を聞かれたから、という理由で信の手紙を読んだことを明かします。

腹立たしさの混じった驚きで、コップを割ってしまった小春の手当てをしながら。

手紙を呼んで泣いたこと。
お姉ちゃんは旦那さんが亡くなっても強く乗り越えていて、子供たちもお父さんいないのに頑張ってる。

「普通、家族死んだら・・・」

「信さんは死んだんじゃないから。
生きたの。
生きただけなの。」

小春の言葉の重みに、ついに事件の真相を告白する栞。

青柳信さんは優しい人でした。私のこと、心配してくれて・・・ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・

泣き伏す栞に、掴みかかり、組み伏す小春。
思わず喉に手が行きそうになった時に、望海が起きてきました。
廊下に散乱する食器。

お母さん、何、しているの?

「来ちゃダメ!

割れているから。裸足、ダメ!」

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むうう、またまた濃い回でした。

書ききれませんでしたが、小春とは合わない、という紗千に、合わないんじゃなくて、似ているんだ、と言う健太郎の言葉も印象的でした。

相手に自分をみるから、ぶつかりあってしまう。
母と娘の関係を端的に表した言葉です。

そして、夜勤からの帰り道、紗千が子供たちのために、ひとつひとつ念入りにケーキを選ぶシーンも。
その頃、娘たちは・・・

健太郎は、大事な時に寝ていたり、いなかったり(^^;;

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今回は、とにかく信が切なくって。

信の母については、何も書きたくないです。

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信は小春より寂しい子供だったかもしれません。
しかし、自分を置いて出て行った母に対する怒りを持ち続けた小春とは、違っていました。

ネグレクトされても、親を嫌いになれない子供。
信は嫌いになれない気持ちを、そのまま真直ぐ持ち続けた人でした。
だから自分の家族を持つことを切望し、懸命に愛した人。

自分の場合は無理だったけれども、小春は、小春と紗千は一緒にご飯を食べれるかもしれない。食べさしてあげたい。

その帰り道に、あんなことが起きるとは。

不幸せすぎる・・・でも、小春はそうは思いません。
彼の「幸せを感じる心」に今も包まれつつ、彼と家族を作った幸せを思うのです。
信は、小春なら、自分の気持ちがわかると思っていた。信頼していたのです。

だから栞の「普通の家族だったら」とか、「だからわかる」とか、安易な言葉は、到底許せない。

信の気持ちの、信の生き様の、何が、亡くなった信のことを思い続ける気持ちの何がわかるのか。
信の存在を、気持ちを、思いを、消し去る原因を作ったのは、あんた!

救いだったのは、栞が自ら告白したこと、自分で膿を出したこと。
そして、怒りで我を忘れた小春が、望海を見て、母の気持ちを一瞬にして取り戻したことでした。

信の寂しさが描かれた前半、彼の残した手紙がきっかけで、栞が抱えていた秘密がついに明るみに出て、一つのクライマックスを迎えた後半。

信の手紙がきっかけ、というのは、今後の方向を表しているように思いました。
優しい気持ちに溢れた手紙なのだから。

最初は、すでに亡くなっている夫に小栗さん、というのは、スペシャル的なものなのかな、と思っていたのですが、がっつり意味のあるキャスティングでした。
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ほんと、疲れるドラマです(^^;;

でも、キャストたちのうまさ、そして多少の綻びはあれども、登場人物たちのバックボーンが描かれており、それが次第により合わさっていく構成がうまいので、がっつり見ざるおえない・・・
坂元さんの思う壺で見てしまっているのが悔しい(苦笑)

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2013年8月14日 (水)

スターマン~この星の恋~ #06

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記憶を取り戻した星男(福士蒼汰)は、不器用ながらも宇野家に溶け込み、大(大西流星)ら子どもたちとも本当の家族のような関係を築き始めていた。朝、子どもたちを引き連れ、野球の練習に出かける星男。その楽しげな様子に、佐和子(広末涼子)はしみじみと幸せを感じる。
だが、星男は記憶が戻って以来、体の中の“何か”が頻繁に暴れ出すようになっていた。「俺の中にいるお前はなんなんだよ。俺をどうするつもりなんだよ」と苦しげに訴える星男を偶然目にしてしまった佐和子は、不安を覚える。(公式サイトより)

記憶を頼りに書いているで、セリフは全て概略、エピソードは若干前後しています。

星男・・・今回は達也で通します。

達也が子供たちに野球を教える風景を見て。
今まで美代とともに子供たちを元気に育ててきたきたけれども、やはり父親がいた方がいいのかな、ともらす佐和子。

美代は嗜めます。
子供にとっては、父親がいた方はいい、とかそういうことは関係なく。

「愛されているっていうことが、大事なの、子供には。
父親のいない子には父親のいない良さがある。」

そのぶん、母親に守ろうとする優しい子になったでしょ、と。
肯く佐和子。
父親が欲しいから男性と付き合うのではなく、あくまで自分の気持ちが大事。

しかし、達也の様子が何だか変。
誰なんだよ、俺をどうするつもりなんだよ、と鏡に向かう達也を心配そうに見ている佐和子。

明くる日。調理室は、重田さんと祥子のキス事件から、なんだか微妙な雰囲気になってます。
特に安藤君は大ショックを受けてますが、祥子はるんるん・・・重田さんに告白までしてしまいました。でもって。

私を宇宙に連れてって!

祥子は、元々重田さんは私を迎えにきたのだけれども、早く着きすぎて、私が生まれるまで待てなかったんでしょ、と思い込んでしまったのです。
ああ、ややこしい(笑)

が、しかーし。

重田さんの奥さんは祥子とのことを全てお見通しどころか。
重田さんが宇宙人であることも知っていました。
40年前、結婚する時に、宇宙へはもう帰らないと約束していたのです!

今まで、失礼ながらくたびれたおばさん(汗)、としか見えなかった奥さんが一人の女性に見えてきました。さすがです。

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様子のおかしい達也のことで、重田さんに相談する佐和子。
何かある、でも、何も聞けない。聞くのが怖い。
聞いちゃうと、問い詰めちゃうと、今までの男性と同じように、最後にちょっとだけ優しくなってどっかへ行っちゃうから。

とは言え。彼は宇宙人なのだ、という重田さんの言葉に納得するわけもなく。
もし彼が宇宙人でも愛し続けることができるか、という問いをジョークと受け流してしまいます。
ま、信じられるわけがありません。重田さんも仕方がない、と思ってる。
でも、彼に何かあったら、絶対に自分を呼ぶことだけは、約束させました。

一方、達也は、自分の中にいる何者かが、脅威的な身体能力の持ち主で、しかも生命を生き返らせる能力まで持っていることに気がつきます。
そしてその何者かの力は次第に増していき、そのうち自我が消えてしまうことにも。

洗濯物を干しながら、人知れず大きな発作を起こして倒れてしまった達也。
しかし、そのことは美代には告げず、礼の言葉を述べます。

以前なら知ることもなかった穏やかな日々を過ごすことができて良かった・・・
それ以上は佐和子に直接言って、と美代さん。

自分は本当はもう、死んでいるのだ。
荒くれ達也に戻ることなく、二度目の死を淡々と受け止めようとしている達也。

次男、勝がボールを体で受け止めることができるようになったことを優しい目でみつめ、その場を去って行きます。これがお別れ?

三男、瞬を迎えに行った佐和子は、瞬と遊んでいた達也からデートに誘われます。

いよいよ別れの言葉か、と身構え、彼の言葉を聞こうとしない佐和子。
確かに、別れの言葉ではあるのですが。

佐和子と会った時、すでに自分は死んでいた。
何かの力で生かされいた。
それが何者かはわからないけれども、そろそろお別れみだいだ。
その前に、佐和子にお礼を言いたかった。

「俺はいなくなるけど・・・」

佐和子にとっては一番聞きたくなかった、悪い予想通りの言葉。
優しい嘘をつくんじゃない、と怒る佐和子。

嘘じゃない・・・佐和子の腕の中に倒れこむ達也。

「サンキュー、佐和。頑張れ・・・」

意識をなくした達也は佐和子の家に運び込まれますが、すでに手遅れの状態に・・・
そこへ飛んできた重田さんが思いっきり額を近づけると。

わーい、怖い(笑)

元の星男が戻ってきました。

宇宙人から来た王子様って・・・何!?

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達也はこのまま消えてしまうのでしょうか。

星男が戻ってきてくれたのは嬉しいけれども、何だか不憫で・・・(涙)
ボートに静かに横たわるシーンが印象に残りました。

もし、万が一達也が復活して、生きたい、というエネルギーが戻ったら、元の荒くれに戻っちゃうのかなあ。
どうして自殺したのか、という謎は残ったままです。

重田さん夫妻は、佐和子たちの大先輩なんですね。
重田さんは残る決意をしました。その決意に揺るぎはなさそうです。

でも、星男はどうするのでしょうか。
王子様って言うのが気になります。自分の意思で残れるものなのかどうか。

次回、星男が自分の正体について語るそうで・・・気になる!

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2013年8月13日 (火)

半沢直樹 第5話

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国税局に寝返った未樹(壇蜜)は黒崎(片岡愛之助)と取引をし、東田が自らに貢いだ店の開店資金の摘発を見逃してもらう代わりに、捜査への協力を約束する。東田の潜伏先に捜査が入ると、未樹は東田から渡された印鑑や通帳を持ってベランダから逃走。その後向かったのは、東田から指示された場所ではなく、近くで待機していた黒崎のもとであった。一部始終を近くで見ていた竹下(赤井英和)は、「万事休すだ」と半沢(堺雅人)に伝える。(公式サイトより)

原作未読です。

銀行に就職したのは復讐したい、という気持ちだけじゃない。
親父の会社を潰したのも銀行、救ってくれたのも、銀行。

地元の小さな信金が、親父の技術を評価してくれたのだ・・・

このちっぽけな釘が日本を支えている。
あの小さな明かりの一つ一つの中に人がいる。

そういう人たちの力になれる銀行員になりたい。
そのためには、銀行を変えなければいけない。
だから、銀行員を辞めるわけにはいかない。

はじめて花に、父のこと、そして自分の決意を話す半沢直樹。
5億円の件で追い詰められたことで、自分が銀行に入った目標を明確にすることができたのかもしれません。

浅野の暗躍で出向の辞令が出てしまった半沢。
国税は東田の隠れ家を捜査するも何も出てこない・・・すべて黒崎の計画通り。
やがて、通帳と印鑑を持った未樹が現れて黒崎の車に乗ります。

一方、東京では。
岸川業務統括部長から渡された半沢の出向辞令をすっと受け取る大和田常務。
岸川が去ってから、ここを乗り切れたら本物だった・・・惜しい!と、一人、切歯扼腕しています・・・謎だ、この人。

もう、誰も半沢に救いの手を差し伸べる人間はいない。

万事休す!

と、いうところへ未樹からのバイク便が届きます。
中には、ニューヨークハーバー信託の通帳と印鑑・・・東田の隠し財産の証拠が入っていました。

あらー。
未樹が国税に行ったのも半沢の計画だったのね。
しかし、未樹が裏切らない、という保障はなかったわけで。

もし、黒崎が半沢みたく未樹を誠意を持ってちゃんと扱っていたら、わからなかったでしょう。
でも、プライドが高く、負けず嫌いで「男前な」性格の未樹が、黒崎をどう思うかが、半沢にとっての保障となったのかも。
結果は半沢の予想通り。
はした金(といってもウン百万ですが;;)ばかりの通帳をつかまされた黒崎。墓穴を掘ったとも言えるでしょう。

全てが明らかになっても、半沢はまだ手の内を明かさない。
ここからが追い込みです。

家族と休日を過ごす浅野に、動かぬ証拠をメールで送りつけ、一挙に不安に陥れました。
このことがバレれば、家族はどうなるか・・・

東田の方は、未樹の働いているキャバクラに竹下とともに乗り込んでいきます。
店内には相模たち国税も張り込んでいます。
もう破産済みだと開き直る東田。
しかし、半沢が、ニューヨークハーバー信託、と呟くと顔色が変わりました。

「12億。もう差し押さえました。」

国税の顔色も変わりました。
黒崎に、もっとましな捜査をしたらいかが、と伝えてください、と半沢。
黒崎が怖いよー。相模、また締め上げられたんだろうな。

後は東田が暴れ出して、文字通りの大立ち回り。
「お前は社長の器じゃない。」
剣豪よろしくゴルフクラブで仕留めました。

そして10倍返しの最後の相手は、浅野です。

半沢が5億円回収したこと、そしてメールの送り主がやはり半沢だったと知って、今までの高圧的な態度はどこへやら。
支店長のプライドを捨てて、見苦しく半沢にすがりつきます。

人事部に言って好きな場所に移動させる。
とにかく刑事告発だけはやめて欲しい。

5000万円は、株で失敗した穴埋めに使ったのだそうです。
こういう事件はよく耳にしますが、やってはいけないことなのは言うまでもなく。
浅野の場合、東田という悪友がいたとは言え、今までの言動を見ていると、出来心とも思えません。

そこへ奥さんが挨拶に訪れます。
よく通したなあ、普通は応接室で待ってもらうだろうに・・・と一瞬思ったのですが、そこはドラマ。(汗)

奥さんは何か薄々感づいているみたいでした。
こんな人ですが、よろしくお願いします、と訴えるように半沢の手を握り締めて立ち去りました。
花との会話は浅野夫人の伏線だったのね。

その手の感触をなぞる半沢、どうする・・・。

いや。家族を持っているのは浅野だけじゃない。
浅野は自分の保身のために、多くの行員を落としいれ、彼らの家族を泣かしてきたのです。
銀行マンとしても人としても到底許せない。

「俺はお前を許さない。自分のしたことを一生悔やんでいろ!」

と、一旦室外に出ますが・・・思い直して。
再び支店長室に入ります。

人事部に掛け合って、自分を銀行の中枢部、エリートたちの精鋭集団である本部の第二営業部の次長クラスに移動すること。
それができたら、見逃してやる。
そして部下たちを希望のポストにつかせること。
最後に、5億年を回収した時の約束を実行してもらうこと。

もちろん、土下座です。

5億円の真相は、融資課だけで納めたようです。
しかし、浅野は半沢が行くはずだった東南アジアに出向することになりました。
まーね、それくらいは嗅ぎ付けないと。
これで浅野の銀行マンとしてのキャリアは終わったわけですな。

でも、浅野の奥さんは、一緒に住める、と喜んで、というより励ましていました。
こんな奥さん、いそうでいないですよ。大切にして欲しいものです。

半沢の部下たちは、希望のポストへ。
中西は関西最大の難波支店の主任に。ちょっとまだ頼りないけれども、頑張れ。
垣内はNY支店へ。この人はバリバリやれそう。
角田は半沢の後を継いで、融資課長に。安心です。
でもって支店長になれると思っていた副支店長はそのままなんだそうで。
ここで出世が止まった、ということでしょうか。
奥さんも悔しそう。

半沢を信じ、支えてきた竹下は、東田から取り戻したお金で会社を再建しました。
半沢の怖い一面を誰よりも目撃した人でもあります。

「正義もたまには勝つ。」

ここから、本業で巻き返しです。
未樹の店が軌道に乗ったところ、サービスカットでいいから見てみたい(^^

そういや、あの12億円って、5億円以外、どう分配したんでしょう。多分、皆が気になったかと。

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人を追い詰めるのは難しいな、と思いました。
追い詰めすぎても逆恨みされそうだし、手心を加えれば、また息を吹き返して逆襲してくるかもしれないし。
恨みつらみ・・・人の業を全部受け止めるパワーの持ち主でないと、トップにはなれないのだろうな、とも。

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半沢を心配する部下たちの気持ちをコーヒーの本数で描いたり、未樹を格好よく退場させたり。
クライマックスの浅野との対決に的を絞り、その他のエピは数カットでわかるように描いていたので、テンポが良く、楽しめました。

さて。少年時代の半沢が見た銀行マンは、大和田でした。
次回からいよいよ・・と思いきや、お休みなのね。
放映は再来週、また25分拡大だそうですが、引き伸ばし感がないことを願っています。

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2013年8月12日 (月)

恐竜戦隊キョウリュウジャー 第25話「ナニコレ! デーボスぐんのあくむ」

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キョウリュウジャーの活躍でデーボス軍はほぼ壊滅し、残るはラッキューロとキャンデリラのみ。街には平穏な日々が続いていた。そんなある日の夜、ソウジは悪夢にうなされ目を覚ます。剣道部マネージャーのりん(藤沢玲花)がいつの間にかラッキューロになり、ラッキューロにあおられた剣道部の先輩たちから怨みの襲撃を受ける…という夢だった。(公式サイト)

ラッキューロ大活躍の回。
・・・いや、本当はグリーン君のターンだったのですが。頑張ってました。
乙女なマネージャー、りんの再登場も楽しかったです。

幹部なしに発生したゾーリ魔たち。
デーボスの残した気が大地に残っていたためなのだそうです。
よく考えてみると、恐ろしいです。

ラッキューロが一生懸命作り出した、デーボ・アックムーン。
羊が入ってるのね、なんだかとぼけた造形でした。で、武器は枕・・・YES・NOって(笑)。

さて、個人的にはなんといっても、ラッキューロの六変化。
一番可愛かったのは、やっぱりピンクさん。
格好よかったのは、レッドさん。
ゆるきゃら系の体型かと思いきや、スリムなのにびっくり。
ていうか、違和感なく似合ってました(笑)

りんの作ったスペシャルドリンク・・・あれはドリンクなのか?(う、げへっ・・・苦笑)
りんの思いを無駄にせずに飲んだグリーン君、えらいよ、えらい!

成分より、あまりの不味さに目が覚めたのね。

皆にも飲ませて、眠気退散!

三体でデーボ・アックムーンをフルボッコ。

一件落着と思いきや、倒したはずのカオスたちが幹部が登場。
良かったね。ラッキューロ。仲間が戻ってきて。

デーボスは、キョウリュウジャーにとどめを刺される瞬間、心をカオスの身体に移し、死を逃れていた。(公式サイト)

カオスは海の中で氷結城を修理してたのとのこと。
わが因縁のトリンよ、というカオスの言葉に、ムムっとするトリン。
二人の間には、征服軍と防衛するもの、という関係を超えた因縁がありそうです。

オチは、グリーン君が皆にもドリンクを飲ませたことを知り、びっくりするりん。
飲ませたの?と尋ねると、だって仲間だもーん、という相変わらずなグリーン君。
その上みんなから「まずかったー、ありがとう」って心のこもったお礼を言われて・・・

「バカっ」

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あっという間にカオス、ドゴルド、アイガロンが復活しました。
新たな幹部も登場。
折り返し地点を迎えて、新たな展開になりそう。
楽しみです。

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2013年8月11日 (日)

八重の桜 第32回「兄の見取り図」

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京都の覚馬(西島秀俊)の家に暮らすようになった八重(綾瀬はるか)と佐久(風吹ジュン)、みね(池田沙弥花)。3人は同居後初めての朝を迎え、八重は台所を手伝おうとするが、覚馬の後妻・時栄(谷村美月)の段取りの早さについていけない。
一方、みねは母・うら(長谷川京子)のことが忘れられず納戸にこもってしまう。みねの後を追おうとした八重を覚馬は厳しく制止し、みねのことは時栄に任せるよう言い放つ。さらに、八重に自らが取り組む京都再建の片腕になるよう命じる。(公式サイトより)

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完璧に家政を切り盛りする時栄に、出る幕のない八重。

時栄としては、自分に好意をもっていない姑、小姑の手前、粗相をするわけにはいかないでしょう。
佐久の方はもう一家の主婦からおりて、隠居のような立場に。
しかし八重は・・・居場所がありません。

覚馬はそうなることはお見通し。
この時代、普通なら縁談を薦めるのですが、まず、本・・・万国公法を読むことを勧めます。

しかし、八重には、長州の人間の下で働く覚馬の気持ちがわかりません。
女紅場に裁縫の教師かつ舎監を勤めながら、英語を学べ、と言われても、長州ものが作る学問所になんか入りたくない、私をこの家から追い出す気か。
そんなことはできない、わたしはここでみねを育てねばならない。

しかし、覚馬は、みねのことは時栄に任せろ、と。

ここで八重の怒り爆発。

兄はわかっているのか、うらがどんな気持ちでみねと別れたかを。
そのうらと約束したのだ、みねをしっかり育てると。

「あんつぁまは人が違ったみてえだ。」

長州のものと笑って話して平気なのか、憎くはないのか。
長州や薩摩に攻められて、会津がどうなったか。城に籠って二千八の砲弾を撃ち込まれることが、どんなことなのか。

「あんつぁまはわかってねえ。あの時、お城にいなかったから。」

「・・・本は、読み終えたのか。明日も出かけるぞ。夜の内に読んでおけ。」

覚馬が変わってしまった、会津のことを忘れてしまった、と憤懣やるかたない八重に、覚馬は何も変わってねえ、と佐久。

あくる日、元、会津本陣があった黒谷に八重を連れていく覚馬。

もう、何もない上座に向かって平服する二人。
がらんとした広間が寂しかったです。

「殿。
徳川を守り、都を守り、帝をお守りする、その一心で京都守護のお役目を続けてこられた。
だげんじょ、もっと大きな力が、世の中をひっくり返した。
薩摩や長州が会津を滅ぼしに行くのを止められなかった。」

八重は、会津の戦さがどうだったか、語ります。

「女も子供も戦った。お城がぼろぼろになるまで大砲を打ち込まれても、弱音は吐かなかった。
会津は逆賊では、ねえから。間違ったことはしていねえから。」

「憎いか、敵が。」
「許せねえ。」
「俺もだ。」

だったら、何故。

「これは、俺の戦さだ。
会津を捨石にして作り上げて今の政府は、間違っている。
だけんじょ、同じ国の者どうし、銃を撃ち合って殺し合う戦さは、もうしてはなんねえ。」

「だったら、会津は、踏みにじられたままなのがし。」

「いや、そうではねえ。」

そう言って管見を見せる覚馬。

「新しい国の見取り図だ。
俺の仲間たちが見ていた未来だ。
国が敗れ、滅び、灰になっても、その中から身ひとつで立ち上がる者が、きっといる。
生き残った俺たちが、やらねばなんねえ。」

女学。
国家を治めるは人材によるものなり。
今から以降、男子を同じく学ばすべし。

「ぬしなら、わかるはずだ。
知恵が、知識が一番の武器になることを、ぬしほど身をもって知る女はいねえ。

新政府が捨てたこの都に、俺は、文明の町を創る。
武力に押しつぶされることのねえ、つええ町を。

学べ。新しい知識を。世界の文明を。
これからは、学問がお前の武器だ。
会津が命賭けたこの場所で、俺と戦ってくれ。」

この、覚馬のセリフまるまま、今回のテーマでした。

米沢では諦観したように暮らしていた八重ですが、長州や薩摩への怒りは決して消えていない。
その怒りを晴らすには、他の多くの元会津藩士と同じく、戦さではらすしかない、と思っていた八重に、本音を明かし、違う戦いの方法を指し示した覚馬。

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佐久に教わってこずゆを作り、うらを追い出した形になったことを詫びる時栄に、みねもようやく心を開き始めました。
みやが素直な子で良かった・・・です。

うらから渡された赤い櫛を覚馬に渡すみや。
櫛を触って、すぐにあの赤い櫛だとわかった覚馬。

「うら。」

みやの髪にさしてやります。

「大切に持っていろ。」

みやが避けていたこともあって、初めて娘に触る覚馬。

「何事もめぐり合わせだ。」

と、さっくり、佐久。
新し生活を始めるには、そう思ねば、ということなのでしょう。
切り捨てられちゃったのは、うら・・・(_ _;;

一方、新政府は早くも、旧藩同士、権力争い、腹の探り合いでぎくしゃく。
争いはアメリカにいる全権大使たちの間にも持ち越されています。
彼らの通訳を努めたのが、新島襄。
一緒に渡米した捨松と出会ってました。

京都の山本家に、西郷が訪ねてきました。
京都の薩摩藩邸を覚馬に売るためです。

身構える八重。
高くで売れる相手はいくらでもいるのに、何故薩摩のお方が、何の思惑があって会津のものに融通してくれるのか、と。

「何かひとつちごちょったら、薩摩と会津は立場が入替ちょったじゃろう。
そげんなっちょったら、薩摩は全藩討ち死に覚悟で、西討軍と戦さをした。」

新しい国をつくるために戦いことになったけれども、会津と薩摩はどこか似た国だと思っていた。

「武士の魂がかよう国どうしじゃち。」

それなら、なんで会津が滅びるのを止めなかったのか、と八重。

八重の質問には答えぬ西郷。覚馬に、おはんなら、あの土地を世のために役立ててくれるだろう、と言いおいて去っていきました。

答えてもらえなかった八重。

「あんつぁま。学問をすれば、答えは見つかんべか。」
「必ず見つかる。」
「今のままでは、勝てねえな。」
「行ってこい。」
「はい。」

家のこと、みやのことを時栄に頼んで、女紅場に行く八重。
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・・・いぢわるく見ると、一家に二人の主婦はいらないってことで(汗)。

ま、それはともかく、覚馬は最初から八重を家に閉じ込めておく気もなかったし、八重の性分ではそれはできまい、と思っていたのでしょう。
そして、新しい世を切り開く同志として期待している。
その期待に応えようと、発想を切り替える八重。
覚馬が女性の教育の必要性を管見に書いたのは、八重を見ていたから、とも言えるかも。

八重は、なぜ会津が滅ぼされたか、の答えを見つけることができるのでしょうか。

次回、尚之助との再会です。
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2013年8月10日 (土)

2013年7月の読書 その1

季節柄、怪談ものをチョイスしてみました。

※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

○新読   

九十九怪談 第四夜 著:木原 浩勝(角川文庫)
隣之怪 第三夜 病の間 著:木原 浩勝(角川文庫)
新耳袋 殴り込み 第一夜 著:ギンティ小林(角川ホラー文庫)
京都怪談 おじゃみ 著:神狛 しず (文庫ダ・ヴィンチ)

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「九十九怪談 第四夜」

アメリカ在住のEさんが日本に来て、初め叔父さんのマンションの部屋に泊まった夜。寝ていると上の階の部屋で足音がする。だがそこはずっと空き部屋のまま。やがて人のいないその部屋に灯りが点いたりカーテンが開いたりと怪現象が続く。なんとか我慢していたEさんだが、ある日さらに恐るべき出来事が…。シリーズ最恐といわれる「港区のマンション」をはじめ、バラエティ豊かな実話怪談99話を収録。 (「BOOK」データベースより)

今年も買いました。
今回は上記のようなホラーな話もあるけれども、民話的なお話も多くて、丁度いい感じでぞわぞわしました。

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「隣之怪 第三夜 病の間」

そこに泊まると必ず人が死ぬといわれている、友人の実家にある“病の間”。ある夜私は、興味本位で、その部屋にビデオカメラをセットした。翌朝、録画をチェックした私と友人が見たものは…!?(「病の間」)。怨念が凄まじい怪異を引き起こす「呪詛」「鬼術」、別れた彼女が祟る「黒波」「唇」、深夜の霊園で若者たちが出遭った恐怖を綴った「肝試し」など、怖すぎる実話ばかり14編を収録! (「BOOK」データベースより)

こちらも夏の風物詩。
ショートショートの九十九怪談シリーズとは違って、短編としてまとめてある分作り物めいてしまい、怖さが今ひとつの時があるのですが、今回は怖かったです。
今まの「隣之怪」シリーズの中では一番読み応えがありました。
ほどの良い語り口が、怖さを増幅させていて、さすがです。

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「新耳袋 殴り込み 第一夜」

実話怪談集の傑作『新耳袋』。そこで語られている話は真実なのか?謎の巨大施設がある「山の牧場」、自殺した女性の霊が出没する「幽霊マンション」、煙のように人が消える「天狗神社」など、絶対に“出る”といわれている最恐心霊スポットに、命知らずの男・ギンティ小林が突撃。徹底的に霊を挑発し、本当に霊が出てくるか確かめた。その恐るべき結末はいかに!?驚天動地、前代未聞の命がけ突撃怪談ルポ!!  (「BOOK」データベースより)

「新耳袋」及び「九十九」「隣之怪」シリーズのファンとしては気にならざるおえない一冊です。
木原浩氏公認の、再調査です。
「殴り込み」というタイトルそのまま、男性週刊誌っぽい、バイオレンスな文体。
その代わり、あまり怖くないです。この語り口では、怖さは伝わりにくいのかも。
楽屋裏を覗く面白さはあります。ルポとしては、正解なのでしょう。
などと、突っ込みつつ。第二夜が出たら、多分、買います(笑)

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「京都怪談 おじゃみ」

じゃみ、じゃみ、じゃみ。夫と五歳の一人息子と、京都の古民家で暮らす「私」は家の押入れや壁の隙間を這い回る、“異形の家族”を飼っている。それは私の過去の罪の証―。夫とも息子とも仲良うしたらあかん、“おじゃみ”がへんにし起こして、みんな居らんなってしまう(「おじゃみ」)。京都に暮らす女たちの心の闇を描く全7篇。書き下ろし作品「勇」を収録。第4回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。  (「BOOK」データベースより)

表題の「おじゃみ」は気色の悪い怪異な幻想小説です。
「増殖」も、ふいに語り部不在となるラストの、不条理な味わいが後を引く幻想小説。
「前妻さん」は女の情の怖さと切なさを、「虫籠窓」は古い家に身を捧げる女たちを描いて、京都らしさの漂う作品です。
「勇」は、落としどころはわかるのですが、狙いがどこにあるのか・・・少し中途半端な気がしました。
「安全地帯」は観念的で、純粋な怪談小説とはちょっと言えない。この短編のみ肌合いが違う気がします。
一番わかりやすくホラーなのは「正体見たり・・・」。その分、通俗的かもしれません。
怪談というジャンルにこだわらず、色々試しているのが伝わる一冊です。

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2013年8月 9日 (金)

激流~わたしを憶えていますか?~ #07

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修学旅行で冬葉(刈谷友衣子)が失踪したのは、あの女のせいだと言った音楽教師の毛利(賀来千香子)。
それ以上は聞き出せなかった美弥(ともさかりえ)たちは、冬葉かもしれないと気になっていた海外に住むフルート関係者の佐伯茉莉と接触。会うことができた佐伯は、圭子(田中麗奈)たちに宛てたある手紙を預かってきていた・・・。(公式サイトより)

原作未読です。
感想のみ書きます。

突っ込んでおります。ご注意下さいませ。

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榎がマフィア同士の闘争に巻き込まれて死んじゃいました。
これで世田谷の事件は本当に終わりのようです・・・

一体、何だったのでしょう。

冬葉の事件には全く関係がありませんでした。
単に美弥に容疑をかかる、という流れにしたかっただけのようです。

この事件が、ある人間に、冬葉の名前でメールを送るきっかけとなったのかもしれませんが。

でもって、肝心の冬葉はというと。

毛利と旭村、そして間接的には母、裕子に殺されたようなものでした。

毛利の言う「あの人」は予想通り裕子でした。ふう。

毛利、思った以上にイっちゃてました。
救急車を呼びに行った旭村が帰ってこないのを待っている内に、冷たくなった冬葉を抱いたまま、いつのまにか寝てしまった・・・って、普通じゃないです。
その上、埋めてしまうなんて。
冬葉がかわいそすぎる。

毛利の冬葉に対する執着は今も続いています。
冬葉だけじゃない、自分を忌み嫌っているはずの旭村のそばにべったりいたり、裕子のことを今でも憎んでいたり。
妄執の塊のような女性です・・・なんなの、この話(毒)

旭村も、当時からオカシイ。
裕子もなんだかおかしい。

変な大人たちによってたかって「行方不明」にされてしまった冬葉(涙)。

毛利が皆に怒っているのは、メールが来るまで、冬葉のことを忘れていたから・・・
この人の思考回路は理解不能なので、もう、いいです。

でも、メールを送ったのは毛利ではありませんでした。

冬葉のことは、そういうストーリーだったとしても。

毛利の告白をただ聞いているだけ・・・聞くしかない、同級生たち5人。

これだけのメンツを集めて、ロケをして、8話にして。
連続ドラマとしてどうなのだろうか、と思ってしまいました。

メールの送り主と、彼ら自身の話は次回に引っ張る・・・じゃない、持ち越し、ということのようです。

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以下、京都のバスについて。

冒頭に記したように原作未読ですので、原作ではどういう設定になっているかどうかは知りません。あくまで、このドラマ内のことです。

めんどくさーい話なので、読み飛ばしてもらっていいです(^^;;

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当初、冬葉がバスから消えてしまったことに、勝手に超自然的なイメージを抱いてしまった理由が、今回、わかりました。

冬葉がバスを降りたのは、地元にいるはずの毛利を見かけたから。
わかりやすく単純な理由で、なるほど、と思いました。

一緒に降りた人たちの目撃談は聞かなかったのか、という疑問はわきますが・・・ふうう。
ま、冬葉の失踪ありきのドラマですからねー

さて。人間の習性として、バスに乗った時、大抵の人は目の前の車窓か、もしくは前方を見るでしょう。後を見る人は、あまりいない。
ですので、東京のように乗車口が運転席の左で、乗った時に運賃を払い、降車口が中ほどにあれば、降りる人たちにまぎれて降りることも可能でしょう。
運転手も安全確認以上のチェックはしないかもしれません。

ですが。

京都のバスって、降りる時に運賃を払うシステムなんです。

なぜなら、バスの運賃が距離によって変わる区間が多いからです。
そのため、降車口が運転席の横なのです。乗車口は、後ろ。
均一料金区間であっても、システムは同じです。

うっすら混んでいるバスの、うっかり中ほど以降にいると、降りる時に「すみません、すみません」って人をよけながら前へと進まねばなりません。

冬葉たちの乗ったバスはそこそこ混んでいたから、もし、誰にも知られずに降りようとするなら、バスの前方、運転席近くに立っていて、現金(ってことはないか、修学旅行だから。)もしくは一日乗車券等を素早く出さねばならない。
※ちなみに一日乗車券は均一区間しか使えません。

と、いうことは、運転手が間近で降りるところを見ています・・・まあ、憶えてはいないかもしれませんが。

運転手が憶えていなくても、思いつきで降りようとすると、かなりバタバタしたはず。

ですので、誰にも知られずにバスを降りるのは、かなり難しいだろうと、勝手に思い込んでいたのですねー。

いや、例え、すっと降りれたとしても。

京都には、ドラマのような、降車口が中ほどにあるバスは走っていないのです。
なんだかね、ミステリーとしてみると、がっかりでした。
冬葉がどうやってバスを降りたのかが重要なポイントといういかトリックになっているだけに、ありえないバスが登場するとは・・・

かなりちまちまと書いてしまいました。

このドラマの京都は、裕子が旭村と待ち合わせをした地名を含めて、パラレル京都、と思えばいいことなのですが。
でもね、毎回、冒頭で「京都」って連呼してるからさあ。←ちょっと、ヤサグレでます(^^;;

ミステリーだけでなく、人間関係とか。
緻密な設定を期待した方が間違いなのねってことで。

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さて、次回、最終回。
冬葉の生死がわかっても、なお、ドラマは続く。

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Woman #06

公式サイト

自身の病状の悪化を自覚した小春(満島ひかり)は、望海(鈴木梨央)と陸(高橋來)を連れて植杉家へ向かい、一緒に住まわせてほしいと紗千(田中裕子)に頼み込む。
病気のことは告げずに、ひたすら懇願する小春。
頑なに拒否する紗千だったが、栞(二階堂ふみ)が小春たちと暮らしたいと言い出したことで、仕方なく同居を受け入れることに。
そんな中、小春は健太郎(小林薫)から、紙袋に入ったオレンジ色のマフラーを渡される。(公式サイト)

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「僕の妻は、青柳さんと同じ病気で死にました。
僕の骨髄じゃ適応しなかったのです、青柳さん、お母さんのお年はおいくつですか。」

「57です。」

「輸血と投薬が効かなかった時のために、今から、骨髄移植の適応検査だけでも受けておいてもっらた方が良いかもしれません。」

それは・・・渋る小春。

「どんなに嫌いで憎んでいる相手でも適応する時はします。どんなに愛情があっても、しない時はしないように。
青柳さん、約束しましたよね、お子さんたちのために生きるんだって。

生きる覚悟って、そういう意味ですよね。」

澤村の、自分の体験をふまえての、クールで熱心な言葉。

「もし、あなたが倒れた時、そこにお子さんしかいなかったら、取り返しのつかないことになるかもしれませんよ。」

藍子の口調は相変わらずきついけれども、言っていることは真っ当です。
病気のことは、ないことにはできない。現実は迫ってきているのだから。

こうして植杉の家に、母に頼ることを決心した小春。
紗千にどれだけ拒絶されても、嫌味を言われても、一切逆らわない。
信の物を一切持ち込まないことすら、自我を押し込んで受け入れます。それが小春の決意。
小春の顔が、ずっと影になっていたのが印象的でした。

でも、病気のことは、まだ言えない。

急に態度が変わったことをいぶかる紗千。ひょっとして信の事故のことを探りにきたのでは、と疑ったのかもしれません。

栞も・・・栞は、なぜ小春を家に入れたのでしょうか。
自虐的な気持ちからなのでしょうか。
半分は自分と同じ血が流れている小春を、そして母と小春の関係を観察するためなのでしょうか。
落としたチョコレートを食べるかどうかで、母が小春をどう育てていたのか、自分とは違ったのか・・・探ろうとしているように見えました。
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信の思い出の品々を預かってもらう由季に「なんか悪いなあ、友達の彼とデートするみたいで。」と言われて嫉妬する小春(笑)。
信への思いは深い。その深さの分、真相がわかった時が怖いです。

スタンプラリー・・・良祐はその後、息子と上手くやっているようです。

約束通り、食事を別々にとる、小春一家と紗千たち。
小春たちは、庭に面した部屋を与えられていました。
良い場所です。
植杉家の切り盛りに、健太郎の意向はほとんど反映されないので(笑)、紗千の気持ちでしょう。

またクリーニング店で働き出した由季は、小春に、差し出がましいことを言うようですけど、信の事件をちゃんと調べて見る気はないか、と、スマホを見せます。
そこには、4年前の事件の記事が。

「こういうの、残るんです。いつか望海ちゃんが検索できるようになったら、ショックを受けるんじゃないかと思って。」

由季の言っていることは正しい。
でも、思わずお節介かも、と思ってしまったのは、小春には治療に専念して欲しいし、専念できる場所をなくして欲しくないから。紗千と小春の関係が微妙に変化してきたこともあります。

でも。
このままでは、汚名をきたままの信も、悔恨に押しつぶされそうになっている栞も救われないんですよね・・・

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紗千が帰宅した時、ひとりで夕食を作っていた小春が倒れてしまいました。
どうするかと思ったら、迷わずお粥を作る紗千。

小春が起きたのに驚いて、お粥をこぼしてしまいました。

「作ってくださったんですよね。食べます。」

こぼしたお粥をかき集める小春。小さい時は、そういうことをすると怒られたのかも。チョコレートの時みたいに。

「全然大丈夫。」

いただきます、と深く一礼します。

「そんな気を使わなくても。」
「使います。普通、外のお店で食べてもこれくらい。」
「体調は?」
「もう、大丈夫です。ただの貧血ですので・・・あ、庭。」

望海が庭のある部屋に住めることを喜んでいること、だからと言って、ずっとここに住めるとは思っていないこと。

「上の子はそういうところ、すごくあって、楽しいことに無邪気にしてても、おんなじだけ、それがなくなった時のことを考えているっていうか。全然、私がちゃんとできてないので。
あの子、そういうところがあって。」

「あなたにもそういうとこ、あったわ。甘えない子だったけど。手も繋ぎたがらない。
そうね、亡くなった旦那さんは屈託のない人だったから、丁度半分づつ、子供に。」

半分づつ。
小春は、楽しいことがなくなった時のことばかり考えていた子供だったということ。

子供の話から次第に打ち解ける母娘。

信との出会いは、信のエベレストからの帰り道だった、と微笑みながら話し出す小春。

「そう。帰り道・・・」

紗千は、ふと、信の両親のことを聞きます。
結婚した時、子供が生まれた時、あんな亡くなりかたをした時。
そういえば、そうです。

小春は、信も自分も両親のことになると口が重くなってしまって、ほとんど何も知らないのだ、と答えます。
二人とも身内の付き合いは一切なかったんですね。

でも、いっぺんだけ、一瞬だけ。お母さんの話をしてくれた時がある。

キャラメルが好きな理由を望海に
「お父さんのお母さんの味なんだよ。」
と言った時だけ。

それは、植杉家に行く前の日、つまり、信が亡くなる前の日のこと。
もっと話しておけば良かった、聞いておけば良かったと思うことが多くて。

「ずっと一緒にいたから。当たり前のこと、意外と聞いてなかったりして。
最後も、最後のことも、なんかおかしな疑い、かけられたことも、私が信じていればいいって思ってたんですけれども、でもほんとはやっぱり、ちゃんと、調べたほうがいいのかな、とか・・・」

一変して態度を硬化し、小春の言葉を遮る紗千。

「申し訳ありません、私が、あの子に梨を持たせたから、そんな事故に遭いました。」
私が、あなたの大切な人を殺しました。申し訳ありません。」

「なんで、そんなこと言うんですか。
違います、違う。
そういうの、要りません。理由とか、答えとか、はっきりするとか、そんなの、要らないです。
信さんのこと、謝るとか、そういうので片付けるみたいな、終わらせるみたいな。
やめてください。やめてください。」

「そうね。
私とあなたは、昔、母と娘だったけれど。
そうね、ずっとこうなんでしょうね。

安心してちょうだい。
平気な顔して生きてるようにみえるでしょうけど、あなたに、許してもらえると思っていないから。
あなたをうちを出たことは、それは、一生、ずっと持って行くから。
安心して頂戴。

親子にだって相性があるもの。」

「知らなかったの。父が、あなたに・・・」

「細かいこと。」

「もし、それが本当だったとしたら、私の方がお母・・・」

「細かいことなの。
母親が、娘を捨てたことに比べたら細かいことなの。
許される理由になりません。

あなた、あの子たち、捨てられる?」

かぶりをふる小春。

「私には、それが、それができたのよ。」

「そうですね。ずっとこうなんですね。
私たちは昔、娘と母だったけれど。今は別々に、別々の場所で生きている、二人の母親だから。
お互いのこと、一番に思うことは、もう、ないのでしょうね。」

「そうね。」

母だと思うから、娘だと思うから、お互いを求め合い、拒絶しあって、傷つけあう。

でも、親子にも相性がある。

それだけで紗千のしたことが正当化されるわけではないのですが、そう思うことで、お互いが少し楽になるのなら・・・
それぞれの家庭を守ろうとする母親としてなら、距離を保ちながら付き合えるかもしれない。・・・この母娘の場合は事情が事情なので危ういですが。

「ずっとこうなのね。」

お互いのやること、言うことがついつい気に障ってしまう関係はずっと変わらない。
諦観とも言えますが、そのことをお互いに自覚したことは、関係改善に一歩前進したように思いました。

小春はやっと母離れをしつつあるように見えます。
母のしたことは理解できないけれども。
やっと、悔恨の思いを聞いたことで、母への様々な感情にひと区切りつけれたのかもしれません。

一方、自ら信の話題をふった紗千。
後ろめたく思っているから、いつも信のことを考えているから、つい口にしたのでしょうか。

子供たちの話から、紆余曲折を経て、とりあえずの和解に至る会話は、スリリングでした。
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紗千と栞はまだ親離れ、子離れしていない。
小春は、紗千と一緒に暮らしていても、早くに独立したように思います。
それほど姉妹の性格は、違っている。
栞が精神的に脆い部分を持っている子だから、紗千が過保護になったのか・・・母娘の関係は、ほんと難しいです。

その頃、河辺で子供たちのお守をしていた健太郎。
また、寝てるし(^^;;

陸が落とした帽子を取りに川べりに近づく望海を、危ない、と栞が止めました。
以前、駅に駆けつけた時と同じく、子供たちには優しい栞。

信の事件の真相は、いつか明るみになるでしょう。
できたら、栞の口から明かして欲しいものです。

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なんだか、だらだらと長くなってしまいました(^^;;

紗千と小春が、以前のように長く詰り合うことなく、休戦協定(汗)のようなものができたので、少し楽に観れました。

このまま雰囲気が好転してくれたらいいのですが・・・うーん、爆弾を抱えているからなあ。

次回は信の故郷へ。
黄色いマフラー、栞に関係があるのかと思ったら、違いました。

閉ざされた植杉家の空間から、山梨に移動する車内へ画面が移った時は、ほっとしました。

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2013年8月 7日 (水)

スターマン~この星の恋~ #05

公式サイト

宇野家で目を覚ました星男(福士蒼汰)は、記憶を失う前の本来の姿を取り戻し、やさしかった星男とは似ても似つかない荒んだ男・達也に戻っていた。佐和子(広末涼子)に悪態をつく星男におびえ、ショックを受ける大(大西流星)ら息子たち。そんな星男の態度を見かねた美代(吉行和子)は東京に帰るよううながすが、星男は「どこにも行くとこなんかねぇんだよ!」と出て行こうとしない。(公式サイトより)

意識が戻ってからは、星男と達也が交互に出てきたけれども、結局、荒んだ達也に落ち着きました。

"星男”をでっち上げた佐和子はあやまりまくり。

混乱している達也。
最初は「何か嫌な感じの家、田舎だけど古いけど素敵でしょ、みたいな。」なんて憎まれ口を叩いていましたが、家族もなく、帰るところもない、ということで、佐和子んちにお世話になることになってからは、少し大人しくなりました。

気の弱さを隠すために凄んでいるだけ・・・と、全く動じない美代さん(^^
佐和子も、達也が行くところかないことを知って、強気になりました。

もっとコワイ人かと思っていたら、意外と素直だった達也。
特に女性には頭が上がらないみたいです。
ミチルの下には帰らないのね・・・死にたいと思ったほど、切り捨てたい過去にいる人だからかな。

「比べるな」
こっちの方が嫌な顔、なんて、みんなから言われてね。それは嫌でしょう。
しかし、全く別人格だった”自分”に興味があるようです。
自分に絶望しなければ、自殺をしようとは思わないだろうから・・・複雑。

だんだん達也が、年相応の、しかも寂しいツッパリ野郎であることがわかってきた佐和子。
過去など、心配はあるけれども、星男の時と同じように、さばっと受け入れることにしました。
もう、恋人じゃないのは寂しいけれども。

何が起きても楽しむ。ポジティブシンキングの佐和子。

最初は怖がっていた子供たちも、星男で免疫がついたのか、案外あっさり受け入れ、「黒星男」に決定。(笑)
さらに、野球で県大会優勝していることに大喜び。
白星男は身体能力は優れていても、野球は知らないだろうから、かえって良かったかも。斜に構えていた黒星男も、野球のことは話す時は誇らしげというか、嬉しそうです。
すんなり家事手伝いを始めました。

みんなが出かけた後、洗濯物を干しながら、死んでいく瞬間に何かが自分の中に入ってきた、と美代さんに話します。

それから意識を取り戻すまで、夢を見ていた。
夢とは星男として「嫌な感じの家」で佐和子たちと過ごした時間。
家族と過ごす。初めての経験。
佐和子のことも憶えていたみたいです。しちゃったことは憶えてなかったけれども(^^;;

この夢というか記憶が、ワルだったらしい達也を、すんなりと佐和子たちの下に留まらせたのでしょう。

でも、夢だから、長くは続かない気がする。
自分の中にいる何かが目覚めたら、今度こそ本当に死ぬ気がする・・・。

身寄りがなくて、県大会で優勝して、その後荒れて、自殺を図って。
どんな人生を歩んできたのでしょうか。

そんな達也を見守る美代さん。

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と、しみじみと佐和子たちの話が進む一方。

相変わらずモールス信号発信に余念のない祥子。と、安藤君。
安藤君、あんた、バカすぎる(笑)
祥子もさ・・・ブーツ、必要なんだ(笑)

そして影の主役、重田さんは、星男が来たことが中間たちが迎えに来る予兆だと感じています。
なんで、いまさら。
地球にきて40年。家族も持った今、もう、帰れない、と涙を流す重田さん。
奥さんは重田さんの正体に気がついているのか、いないのか。

星男を重田さんをばっちりマークしている祥子。
重田さんの隙をついて、背後からデッキブラシでぶちのめす・・・

今回、最大の衝撃シーンでした(爆)

そうか、ここまでやっちゃうのね~。

で、予告にあった、これまた衝撃のキスシーンへ繋がって、続く。
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もう、本当にどうなるかわかりません、このドラマ。

達也の中に入っている星男・・・宇宙人が目覚めたら、本当に達也の魂は死んでしまうのかどうかは、次回の展開を見ないとわからない。
もしそうなら。
もともと重田さんだった人は、どうなったのでしょう。宇宙人が乗っ取った、ということになるのかなぁ。
しかし、達也の場合は、星男が入らなければ、死んでいたのだから・・・ああ、わかんなーい(^^;;

とっても優しかった星男がいなくなって、寂しい佐和子。
哀愁漂う悪星男こと、達也も悪くないと思うのですが。

達也の方も最初こそドン引きしてましたが、まんざらでもなくはない?
普通ならありえないかもしれないけれども、星男の記憶があるからなー(^^

ただ、何もない田舎で、ずーっと主夫ができるタイプじゃないかも。
風来坊って感じです・・・元夫みたいな(汗)
でも、それは星男になっても同じなのかな。いつか宇宙に帰ってしまいそうですし。

なあんてことを考えている暇もなく。
もう、達也の命が危ない?!

今までの予告のパターンのままなら、このシーンは次回のラストになりそう(^^;;
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2013年8月 6日 (火)

半沢直樹 第4話

公式サイト

融資事故の情報をマスコミにリークすることと引き換えに、ついに東田(宇梶剛士)の潜伏先を突き止めた半沢(堺雅人)。しかし、その場所に張り込んだ竹下(赤井英和)が送ってきた写真に、東田と一緒に写っていたのは何と浅野支店長(石丸幹二)だった。(公式サイトより)

原作未読です。

東田に、計画倒産や脱税のアドバイスをしていたのは浅野でした。
何か見返りがあるはずだ、と半沢直樹、竹下、渡真利は証拠を求めて動きます。

中学校の同級生だった浅野と東田。
東田は、エリートの王道を行くんだと言う浅野を、何だか見透かすように微笑みながら見ていました。
見栄っ張りなのは昔から変わらねえな、てところでしょうか。
もう、王道を踏み外しているのにねえ。

半沢は、浅野に竹下が撮ったツーショットを送りつけ、その後もメールで揺さぶりをかけます。

部下たちに協力を呼びかける半沢。
前回で結束力が高まったかに見えたチーム融資課でしたが、垣内が協力を断ります。
それどころか、浅野から半沢のスパイを命じられていました。
ま、普通に考えたら出向目前の上司にはついていきません。

エリートのご多分に漏れず、小心者の浅野は、半沢たちに次第に追い詰められていきます。
ついに浅野の部屋に忍び込み、通帳を手に入れたところへ浅野が戻ってきた・・・
が、ここでチームから抜けたと思った垣内のファインプレイ。

嫌な上司に一生使われるのは、嫌。
それが垣内の出した結論でした。

さて、通帳には。
東田の愛人、藤沢未樹名義の口座からの、5000万円の入金が記載されていました。
しかし、それだけでは東田と浅野の関係は立証できない。
崩すなら未樹から、というわけで身辺調査を開始します。

東田に出資してもらって、大阪ミナミの一等地でネイルサロンを開こうとしていること。
そして、東田に隠れて板橋と付き合っていること。
ここで板橋が再登場するとは。

未樹に、板橋とのツーショトをつきつけて、東田の隠し口座の仔細を聞き出そうとしましたが、開き直られた挙句、逆襲されてしまいました。
未樹は東田のことなど愛してはいない。自分の夢のために利用しているだけ。
東田が潰れる、それは自分の夢が潰れるということ。
クールで上から目線の、いかにも銀行マン、といった半沢の態度にも反感を持ったようです。

妻、花の、銀行なんて男社会etc.、というコメントに何か気づかされた半沢。
力で押してもだめ・・・ネールサロン立ち上げの企画書を作り上げ、再び未樹に会います。

男に頼らず、自分の手で立ち上げてみないか。
東田を利用したように、私を、銀行を利用してください、という真摯な半沢の言葉に泣き伏す未樹・・・

でも、一筋縄じゃいきません、この女(^^;;

壇蜜さん、「お天気お姉さん」とはまた違ったキャラを好演されていました。

浅野はある程度追い詰めたのですけれどもねえ。

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正体不明のメールの差出人名は「花」。

浅野が部下の家族を把握していたら、相手が半沢だとわかったかも。
でも、そんなことはありえない、と半沢は確信していたのでしょう。
頭がいいのを過信し、敵を知ろうとしない小悪党。

対して、会議室を覆わんばかりのオーラを発する大和田常務。
何を考えているのでしょう。

半沢に、君が入社した時の「銀行に感謝している」という言葉に違和感を持った、と渡真利。
しかし、時がきたら、と、まだ、本心を明かなかった半沢。
うーん、半沢の本心・・・意外とわかっているようで、わかってないことに気がつきました。
融資事故をリークしたのが、肉を斬らせて骨を断つ、ということだけだったのかどうかも、気になります。

一方、内紛に明け暮れる東京中央銀行に、バンカーとしての夢を抱けなくなってしまった渡真利。だからちょっと影を感じたのかも。
これからどうするのでしょう。ずっと半沢をサポートしてくれるのしょうか。
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今回もスリルとカタルシスをうまく重ねていました。
次回は1部のクライマックス・・・ということは、決着がつく?
どうやって逆転するのか、楽しみです。

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2013年8月 5日 (月)

仮面ライダーウィザード #46「ひび割れた思い」

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家族の仇であるメデューサを倒すことができず、一人悔しさを露にする真由(中山絵梨奈)の前に白い魔法使いが現れた。もっと強くなりたい、私を鍛えて、と思わずすがりつく真由に、白い魔法使いは新たな力を秘めた指輪を差し出す。この指輪を使えばメデューサを倒せる…。白い魔法使いの言葉に希望を見出す真由だったが、指輪を受け取るかわりにある交換条件を提示される。その条件とは?(公式サイト)

面影堂を訪ねた真由、白い魔法使いに会ったことを隠し、いきなり晴人の指輪を見せて欲しい、と言い出します。
怪しすぎる。
まあ、この話がメインではないのですが、次回への伏線だろうから、抜粋しました。

メインは、コヨミの争奪戦でした。
コヨミのひび割れた手は何を意味するのか。何物かに変化しようとしてるのかな?
ソラが喜んでいる、ということは、禍々しいものなのでしょう。
いや、ひょっとしたら・・・コヨミの中に賢者の石が隠されている??

晴人が変身しないのはコヨミを人質にとられているから、というのは公式で知りました。
起きしなで頭がぼぅっとしているためか、画だけではわからなかったです(汗)。
だからなんでボコボコにされるままなんだろうって思っちゃって・・・

あわや、と言うところで、白い魔法使い・・・笛木が登場。
晴人に礼を言い、コヨミを抱いて消え去ってしまいました。

東映公式によれば、今回が最後のゲートなんだそうです。

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えー、関西地方限定、恒例の季節がやってまいりました。
以下、自分用にメモっておきます。

8/11(日)分は8/22(木)10:00に放送。
8/18(日)分は8/23(金)10:00に放送。
ただし、雨天の場合は放送あり

毎年、なんでうちだけっと、歯噛みするのですけれども、今年はそうでもありません。
あくまで新シリーズ開始日から逆算して、ですが、去年までのように、休止明けにすぐ最終回、とはならなそうなので。
・・・というより、あまりテンションが上がっていないのかも?(苦笑)

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第24話「もえろ! 7にんのキョウリュウジャー」

公式サイト

デーボスは、城の中にいたカオスとドゴルドとともに大爆発。しかし、まだアイガロンたちが残っているため、油断はできない。そんな中、プレズオンに弥生のブレイブを注ぐことができたと知ったドクターは、弥生が二代目キョウリュウバイオレットを継いでくれると大喜び。ガブリボルバーと獣電池を弥生に託す。 しかし、弥生は、あれ以来ブレイブインができなかった。(公式サイト)

励ますピンクさんに、いつもレッドさんのそばに人にはわかりませんっとキレる弥生。
でも、何のことやら、と、鈍感力を発揮するピンクさんが素敵。
今回も見事なキックを見せてくれました。

結局、

弱気になる弥生に、アミィは、誰のためにキョウリュウジャーになりたいのかと問う。自分自身のためだと気付いた弥生は、自分のためにブレイブを燃やし、氷を溶かす。 (公式サイトより)

ということで、無事、バイオレットに変身できました。
自分自身のために・・・ライダーならともかく、戦隊なのだから、もっとベタな正義感が理由でも良かったんじゃないかなあ。

負けません、と、ピンクさんに宣言。
いや、闘う相手が違うだろう(^^;;

レッドさんが好きなのはいいけれど、人々が凍っていく最中にうじうじと(汗)・・・思った以上に女子な弥生に、多少イラっとしちゃいました。

おじいちゃんの下で修業を積むため、一旦退場。
でも、正式なメンバーなんですよね?
唯一PCを駆使できる頭脳派メンバーとして、頑張って欲しいものです。

・・・なあんて、突っ込みをいれつつも。
ペラペラで爆発力を回避したり。
ペラペラになった仲間を回収して得意げに指をならすトリンさんとか。
戦いの最中に、グリーン君まで巻き込んで、ヒョーガッキたちまで凍らせるオヤジギャグを連発するブルーさんとか。
今回もおもちゃ箱をひっくり返したような内容で、楽しめました。

流浪するデーボスたちが哀れでした。
しかもアイガロンが沸騰して爆発?!
ショックで失神しちゃうキャンデリラ。
ヒョーガッキも倒されてしまって、ひとちぼっちになちゃったラッキューロ。
それでも健気にスクスクジョイロをヒョーガッキにかけます。

でも、プレズオンまで加わったキョウリュウジャーに粉砕されてしまいました・・・

カオスたちの仇討ち、と、キョウリュウジャーに一矢報いようと頑張るアイガロンをバックアップするキャンデリラとラッキューロ。
決して恐怖で押さえつけられた軍団じゃないんですよね~。

デーボス城が復活しました。
いずれカオスもドコルドもアイガロンも復活するはず。
それまで頑張れ、ラッキューロ。

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2013年8月 4日 (日)

八重の桜 第31回「離婚のわけ」 

公式サイト

米沢の八重(綾瀬はるか)のもとに、尚之助(長谷川博己)から離縁状が届く。気丈に振る舞いながらも悲しみを抑えきれない八重。尚之助は斗南藩のために行った米取り引きで詐欺に遭い、取り引き先から訴えられ勾留されていたのだ。しかし、八重への手紙にそのことは書かれていなかった。
そんななか、八重たちのもとに兄・覚馬(西島秀俊)の使いが訪ねてくる。覚馬が京都で生きていることを知り、安堵(あんど)する佐久(風吹ジュン)とうら(長谷川京子)。しかし喜びもつかの間、覚馬に内縁の妻と娘がいるということが判明し、八重は激怒する。(公式サイトより)

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感想のみ書きます。

八重と二葉、そしてうらの離婚をまとめて描いていました。
この時期、環境の激変による離別が多かった、ということなのでしょう。

明治四年。

かつては名門の出でもあり、家老として自信に満ちていた頃の面影なく、抜け殻となってしまった梶原平馬。
国を敗戦に導いてしまった、という自責、悔恨の念で前に進めない。
東京へ行って新しい生活を始める気力もない。
こんな自分が妻子を養うことはできない、と、二葉と息子を山川家に返します。

今の夫には自分たちは重荷でしかない。引き止めたくても、引き止められない、武士の娘、二葉。

ドラマではここまで全く描かれていませんでしたが、梶原家もまた頼母の家と同じく、一族が自刃しているそうです。
梶原一族の悲劇は描かれていなくても、この夫婦の別れは、妻としては辛いですが、納得はできました。
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斗南藩の惨状。

斎藤は斗南、時尾のそばにいました。
会津が恨まれたのは、新選組が京で人を殺しすぎたからだ、と詰るユキ。
時尾は、会津のために戦い、今もともに苦労している、と斎藤を庇います。
辛い環境のために、誰かを恨まねばやっていけない、と時尾の祖母。

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尚之助をめぐる詐欺の一件は、内容がぼんやりとしていて、よくわかりませんでした。

史実がどうか、本当のことは書けないとかは置いといて、ドラマとしてきちんと組み立てて欲しかったです。
この事件によって、会津の人間になろうとしていた努力していた尚之助が、やむを得ずだとしても、会津から切り捨てられてしまう。
彼の、会津に来てからの人生が否定されてしまうわけですから。

米の買い付けを、藩から命じられたのではない、自分一人でやったことだと申し立てた尚之助。
八重に離縁状を書いたのは、迷惑をかけまい、ということ。

理由がわからない八重は勝手だと、怒ってしまいます。
尚之助はいつも勝手だと・・・猪苗代に連れて行ってもらえなかったことを根に持っているのですね。

でも、それ以外は、八重の山本家に対する思いや誇りを大事にし、彼女のやりたいことを最優先させてくれた、あの時代には珍しいほど物わかりのいい旦那さんだったと思うのですが。

ドラマの途中で、斗南に、尚之助の元に行かなかったことを後悔していました。

前回も思ったのですが、何故、行かなかったのでしょうか。
恨みを支えにしていては前に進めない、今の生活を大事にしたい、という前回のセリフだけでは、よくわらないかったのです。

尚之助よりも、細々とでも暮らして行ける生活を大事にしたかった。
もしくは尚之助の足でまといになりたくなかった。
あるいは猪苗代に連れて行ってくれなかったことで拗ねていた・・・。
などなど、脳内補填はしましたが。

それまで八重は思ったことをはっきり言葉にし、行動していましたので、ここだけ奥歯に物を挟んだような言い方なのに、違和感を持ちました。相手が大蔵だったこともあるのでしょうけれども。
史実の八重がどう思っていたかはわからないとしても、ドラマとして組み立てて欲しかったかな、と。
尚之助と再会する話があるそうですので、その時に、八重の胸のうちを描いてくれることを期待しています。

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そして、うら。
死んだと思っていた覚馬が生きていた、という喜びも束の間、子供までなした女性がいることに静かな怒りを燃やしました。
激動の9年間をひとり、山本家の嫁として、みねの母として必死で生きていた自分はいったい・・・

手紙には覚馬の体のことなどの事情が一切書かれていないので、わけがわからず、同じく怒り心頭になる八重。
女性を追い出すよう、覚馬に手紙を書こうとしますが、子供も追い出すことになる、と佐久に止められます。
でも、それはうらを、見放す、ということなのです。

長男が生きていた喜び、そして会いたいで思いでいっぱいの佐久。嫁の気持ちを慮る余裕はありません。
次男と夫を亡くした後の、思いもかけない朗報ですものね・・・

八重はうらに、正妻として堂々としていればいい、と言いますが。

「そんなこと、できんべか。
都の若い娘にやきもちもう焼かず、堂々としていられんべか。
きっと旦那様に恨み、ぶつける。
向こうのおなご、憎んで、繰り言を重ねる。
そんな情けねえ母親の姿、みねには見せたくねえ。
それに、私にも、おなごの意地がありやす。
旦那様には、赤い櫛が似合っていたころの私を、憶えていてもらいてえ。

みねのことを、どうか、おねげえいたしやす。」

こうしてうらは会津へ、八重たちは京へ。
長年苦楽をともにしてきたうらとの別れ。

「ほんだら、行くか。」

あっさりと、佐久。
あんなに仲睦まじく暮らしてきたのにねえ。個人的には納得がいかないのですが。
佐久さんがどうの、というより、ドラマの流れが、です。

みやが行きたくない、泣いてくれたので、少し救われました。
うらは、形見として思い出の赤い簪をみやに渡します。

そして京へ。
体を壊した覚馬を抱きしめる佐久。
しばらく距離をおく八重。

「こんな体になってしまって、探すことも、迎えにいくことも、できなかった。すまなかった。」

ようやく、八重も覚馬を抱きしめます。しかし、みやは突っ立ったまま。
三人が抱きしめ合っている様子を立ったまま見つめる時栄。

八重と時栄の初対面の時、静かな火花が散ったような気がしましたが・・・どうなるのでしょう。

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2013年8月 3日 (土)

二回目のロンドン旅行。 その8:部屋の仔細です。

前回の続きから。

どうしてもバター味ではないお米が食べたくって、ふらふらっと懲りずに買ったオニギリ。(SUSHIと書きましたが、オニギリの間違いです;;)

な、なんと。進化していました。

前はご飯の食感が全くしなかったのですが。

今回は、買ってから18時間くらい経ったコンビニのオニギリ、みたいな。←微妙;;

つまり、若干パサパサしていたのです。
でも、粘土よりは、マシです!

さらに・・・

201210gukusen

はい、パッケージに注目。

GUKUSENって。

マンガもしくはドラマから?それとも「極選」?「極専」?(笑)
ともかく、日本語でるあることは、間違いないです。
努力と気持ちは、認めたい気持ちになっちゃいました(^^;;

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さて、部屋はこんな感じ。

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前はツインで天井ももっと高かったのですけれども、今回はシングル。ガランと広い部屋より、落ち着きました。
身の丈に合っているというか。

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景色の素っ気無さも、ある意味ロンドンぽく、19世紀の苦学生になったような気分に。(^^

2012102

夜景です。
全階照明が灯っている所は、恐らくエレベーターフロア。

2012103

冷蔵庫がないので、前回同様、ビールなど冷やしたいものは窓際に置きました。
夜は室外は10度前後まで下がるので、エールビールならこれで十分です。
他の部屋から丸見えなため、一応紙を置いて隠しましたが、ペットボトルなどを窓際に置いている部屋は多かったです。 

201210_7

テレビは無料、地上波のみ視聴可能。BBC2局といわゆる民放が2、3局、あとスペイン語系のチャンネルも見れました。

2012102_5

前からの写真ではわかりにくいですが、ブラウン管テレビです。

置く場所に困ったのでしょうね・・・日曜大工のような無骨な作りの棚にのってました。
この細工、それほど古くないので、最近・・・10年くらい前までテレビは置いていなかったんじゃないでしょうか。
都会のホテルとして努力しているんだなあ。

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ついでにテレビ番組のことも書いておきます。

プライムタイムの番組編成が日本では考えられないほどゆるく、着いた晩は、8時くらいにポワロの再放送を流していました。
ドラマが得意な局と、バラエティメインの局があって、バラエティは公開オーディションをはじめとしてクイズ、恋人探しなど、視聴者参加番組が多かったです。
素人さんたちが、芸人顔負けで頑張ってました。

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バスルームのサイズ、設備は前回と同じ。お湯もきっちり出ました。快適。

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持参した洗面器。これで心おきなく、顔をじゃぶじゃぶ洗えました。

201210_8 .

※シャワーカーテン掛にばっちりはまったヒャッキンのハンガー。

洗面器とハンガー、そしてガウン代わりにもなったフリースの毛布は、とても重宝しました。

ちなみに外の気温は下がっても、室内は暖房が欲しくなるほどには、寒くならなかったです。
ヒーターをつけるのが面倒くさいので、寒さを感じないようにしていたのかもしれませんけれども。(汗)

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あ、エレベーターホールを出てたところの写真も載せておこうっと。

まず、左を向いてパチリ。

2012101_5

右を向いて、パチリ。

2012102_4

どっちへ行ったらええねーん(汗)。

・・・宿泊した部屋は、上の写真の廊下の突き当たりを、右へ曲がった所にありました。
肉眼でも霞んで見えなかったです。

加えて、エレベーターホールの周りに扉がいくつかあって、夜間は開かなくなるものがありました。
それはそれで必然性があるので、開かなくても困らないのですが、方向を間違えると、部屋にたどり着けない錯覚に陥って、思わず焦ってしまうのです。

下の写真の左上にちょっと写っていますが、壁に紙の案内図が貼ってありました。

が、宿泊三日目に、半分に破られていました。

迷った宿泊客が腹立ちまぎれにやっちゃったんじゃないかな、って思ったりして。(苦笑)
でもって、すぐに破られてしまうようなチープな案内図にしているのは、ヘタに上等にすると、いたずらされた時に取り替えるのにコストがかかるからかな?とか。

なお、破られた案内図は、その後四日間、帰国するまで、そのままでした。
ま、どっちに曲がるかの目印にはなりましたけれども(^^;;

201210_9

これは朝の風景。

清掃の時に、シーツやタオルなどの交換、そしてティーバックが1SET足されます。

高級ホテルなら、清掃時にチップを置いておくべきなのかどうか、なんていうことに煩わされるでしょうが、このホテルは日本のビジネスホテルと全く同じシステムですので、その点は大丈夫。

でも、洗濯物を干して出かけていたこともあって、二日目以外はずっと「PLEASE DON'T DISTURB(起こさないでください)」の札を下げていました。

ベッドメイクはある程度自分でできるし、七泊ぐらいなら、湿度が低いのでシーツ交換も必要ない。
タオルには元々信頼を置いていないので(汗)、バスタオルとフェイスタオルは持参、ホテルのタオルはシャワーを使った時の床の水拭きに使ったくらいです。

あと、ゴミも自分で捨てれる。←中庭にゴミ箱がありました。
床だってスリッパだし、第一そんなに汚さないし。ティーバックくらいはコンビニで買えるし。

ともかく、部屋に入って欲しくなかったんです。
警戒心以上に、テリトリー意識が強いというか・・・他人に部屋を清掃される、ということに慣れていないのでしょう。

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さて、次回から、やっと、観光地巡りです。

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※実に冷え冷えとした窓からの景色。こんなところに住むとなると、辛い。
でも、観光ならば。
数々の物語で読んでいた世界がここにあるんだ、という感動の方が大きかったです。

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その7:二回目のロイヤルナショナル
その6:関空→ヒースロー
その5:英国からの手紙
その4:準備の続きと、観光予定。
その3:準備したもの
その2:準備その2 ツアー予約
その1:準備その1

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初めての海外旅行でロンドン一人旅 編

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だましゑ歌麿3 簡単感想

公式サイト

原作:高橋克彦「かげゑ歌麿」(文藝春秋)
脚本:古田 求/監督:吉川一義/音楽:池 頼広/チーフプロデューサー:田中芳之/プロデューサー:島川博篤、渡邊 竜、永井準哉
出演:水谷豊、中村橋之助、鈴木杏樹、原田龍二、萬田久子、岸部一徳、古谷一行、南沢奈央、寺島進、金子貴俊、谷村美月、笹野高史、梅沢富美男、六平直政、島田順司、小野真弓

水谷豊が天才浮世絵師・喜多川歌麿に扮し、財政再建のため質素倹約の令を布き、華美贅沢を禁じる幕府の弾圧と戦う、痛快時代ミステリー『だましゑ歌麿』。
<中略>
第3弾では、幕府から命を狙われる歌麿の前に、娘だと名乗る少女が現れる! はたして彼女は本当に歌麿の娘なのか、それともお上が送り込んだ手先なのか…!? 過去2作とは趣の異なる、“父娘”をめぐる謎が最大のみどころ!(公式サイトより)

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「だましゑ歌麿」及びそのスピンオフシリーズは読んでいますが、本作の原作は未読です。

ネタばれなしの感想を、短くメモっておきます。

今回、新しく登場したのは松平定信と平賀源内。蘭陽は登場しませんでした。
第1弾から4年。
色々と入替はありますが、歌麿を支える一之進、おこう、蔦屋、志乃、春朗、平蔵に変りはありませんでした。

なお、春朗については、特に説明はなかったような気がします。後の北斎なのですが・・・クレジットを見逃したかもしれません。
あと、特に重要な役ではないけれども、島田順司さんが出演されていたのは、嬉しかったです。

前回は連続猟奇殺人がメインだったので、歌麿の反骨精神を十分に描いているとは思えませんでした。

しかし今回は敵が盗賊ではなく、浮世絵などの庶民の風俗を弾圧する松平定信、つまり幕府そのものでしたので、原作未読かつ初めてこのシリーズを見る人にも、歌麿や蔦屋たちの心情やスタンスがわかるように作られていたと思います。
蔦屋が身上を半分にされた有名な事件も織り込んでいましたし。
殺陣もすっきりしていたように感じました。

ドラマの続き・・・歌麿親子のその後は、先月、たまたま買った月刊誌に掲載されていました。
シリーズ続編はぜひ作ってもらわないと。
期待しています。

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だましゑ歌麿2 簡単感想

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2013年8月 2日 (金)

激流~わたしを憶えていますか?~ #06

公式サイト

圭子(田中麗奈)はストーカー女(佐津川愛美)に刺された鯖島(山本耕史)を知り合いの外科医(長野里美)のもとに運び緊急手術が始まる。
一命を取り留めた鯖島はまだ混濁した意識の中で、「イ―エスエス。ふゆは。げいき」と口走る。圭子・東萩(桐谷健太)・貴子(国仲涼子)・美弥(ともさかりえ)は、それが中学の時の英語劇のことだと推理し――。(公式サイトより)

原作未読です。
簡単に感想のみ書きます。
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あれれ?
都合よく、都合の良い外科医登場・・・今まで何か見逃していたかもしれません。

留美はこのまま退場するのでしょうか?と言うか、野放しにするの?

家にも押しかけていたらしい。それで奥さんがキレちゃったのね。
思いが高じた挙句に、心神耗弱状態で刺すなんて、かなり危ないストーカーじゃないですか。
刺したことで正気に戻り、つきまとうのを断念したのかな?うーん。

サバ(漢字だと文字化けることに今更ですが、気がつきました;;)の体面を気遣った、ということなのでしょうが、どうなんだろう。

圭子をはじめ、女性たちはともかく、東萩。
刑事なのに躊躇なく見逃すなんて。
いや、ひょっとして全て世田谷の事件解決のために動いている、ということもありえる?

なにはともあれ、サバ、助かって良かったです。

奥さんは、離婚したとは言え、愛憎半ばってところみたい。
啖呵を斬った圭子。
でも、元、を含めて、夫婦の間には入っていけないものです。

お腹がすいた、と言うのを、恥ずかしい、と思っている華。
貴子の思い通りに育ったのだけれども、これからはそれでは生き抜いていけないでしょう。
どうするのかなあ、貴子・・・いや、一番逞しく生きていくのかも。
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Do you remember me?・・・私を憶えていますか?

ESSのミュージカルのことを思い出した皆は、入院中にサバを除いて、劇を製作、指導していた毛利に会いに蓼科に行きます。

変わり果てた旭村に引き合わせる毛利。
20年前、旭村は付き合っていた、それ以上は旭村の許可がないと言えないのだそうです。
蓼科に、いつかあなたたちも連れてってあげます、と一方的に言い切ったわりに、引っ張ります。

あー、毛利だけテンションの質が違うのをどう見たらいいのか、迷っています(^^;;

毛利が言う「あの人」とは。

美弥の弟はクラブの先輩、冬葉に憧れていた。
裕子との会話が思わせぶりでした。
弟なら、美弥の携帯を見るチャンスがあっただろうから、皆のアドレスを知るのも難しくない・・・「あの人」に頼まれてメールを送った、とも勘繰れます。
姉に危害が及ばないなら、ということで・・・まあ、この線は低そうですが。

「あの人」はもう、あの人しかいないでしょう。

冬葉の失踪の原因が三角、もしくは四角関係のもつれなのは間違いないように思います、本格ミステリーならば。
もし、今まで名前も登場していない人物が「あの人」だったら、アンフェアかなあと・・・あ、本格ミステリーと銘打ったドラマではないので、そうであっても、違うやん、と突っ込むつもりはありません(汗)。

しかし、冬葉は生きているのか。
冬葉と榎の事件、そして長門がどう関わっているのか。
旭村はなぜ、精神を病んだのか。

そして誰が何のために皆に「悪意に満ちた」メール送ったのか。
貴子とサバを襲ったトラブルと、何か関係があるのか。

依然、謎のままです。

・・・圭子のサバへの思いの行方は、メールを送ったのが誰か次第なのかも。

ところどころ、描き方に綻びは感じるのですが、それがミスリードなのかどうなのか、まだ判断しかねている状態です。

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2013年8月 1日 (木)

Woman #05

公式サイト

精密検査の結果、再生不良性貧血と診断された小春(満島ひかり)。
医師の澤村(高橋一生)と藍子(谷村美月)からは、
命にもかかわる病気だけに治療について真剣に考えるように勧められる。
しかし小春は仕事を休むわけにもいかず、誰にも病気のことを打ち明けられないでいた。
せめて子供たちには悟られまいと努めて明るく振舞う小春だった。
そんな折、小春のアパートにエアコンが配達される。
健太郎(小林薫)からのプレゼントだと察した小春だったが、
健太郎に電話をすると送り主は紗千(田中裕子)ではないかと聞かされる。
そのうち病気の症状が出始め、不安が高まる小春は、ある決意をし、
望海(鈴木梨央)と陸(髙橋來)を連れて植杉家へ向かうのだったが…。(公式サイト)

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記憶を元に、感想のみ書きます。(文中のセリフは全て概略です。)

冒頭は、信がプロポーズした時の回想でした。

家族って「さようなら」を言わない人たちなのかな。

あるのは「いってらっしゃい」「いってきます」
・・・ああ、そうか。考えたことなかったです。

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診断のショックから少し回復した小春。

病院へ行かずに、由季たちとバイキングに行ったようです。
由季に聞いてもらおうとしたのですが、絶妙のタイミングで離婚したことを告げられ、タイミングを逃してしまいます。

由季は、早かったですね~。
原因は浮気。車と慰謝料はもらえたとのこと。
旦那の顔を映さなかったのは、このドラマには関係ない人、という意味でした。
両家の子供たちがすっかり仲良しになっているのが微笑ましかったです。

一方で、病院に来ない小春を、病気であることを認めたくないのではないか、と藍子。

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今回は、病気のことを誰にも相談できない小春の孤独な姿がメインでした。

エアコンが健太郎ではなく、紗千のプレゼントだと知ってとまどうも、子供たちの手前もあって、一緒に大はしゃぎ。
でも、壁が薄すぎて取り付けられませんでした(_ _);;

予備校を辞めてしまった栞はベッドで不貞寝。
信のスケッチを剥がしている母に向かって、私がこうなったのは全てお母さんのせい、死にたい、とブーたれています。
甘えられる人がいるのは幸せなのか、どうなのか。

話は前後しますが。
妻、藍子に家出され、一人で子育てをしている良祐。
通勤途中で息子、舜祐がぐずりだしたところへ、小春たちが通りかかります。
舜祐のぐずる原因を便秘では?と指摘され、驚く良祐。

腸ってストレスと直結だから。外でうんちができないのも、よくわかります。
でも、良祐には、それを推測する余裕も、家に帰る余裕もありません。
見るに見かねた小春が預かることに。
小春のアパートで落ち着いたのか、ちゃんとうんちができた舜祐。
ママに会いたい。
母が家に帰ってこないことが、便秘の原因。

その後、再び便秘になった舜祐を、いきなり小春の下に連れてくる良祐。
ストレスの原因が藍子の不在だと知った良祐は、病院で藍子に会いますが。

母親に専念すべきかどうか、藍子も悩んでいました。

あと1年で研修期間が終わる。
ここで辞めたら、今までの全てが無駄になる。
いや、それだけでなく、今の夫婦のあり方のままでは、研修期間が終わった後、医師として働いていけるかどうか。

風邪を引いたと電話したら、大丈夫、自分は外で食べてくるから、と言われた事を例えとして、藍子は、そういうことを思いやりだと思っている良祐とは一緒に暮らせない、と切り出しました。
自分が作る、とは言わない人。
良祐には全く悪気はない。
こういう男性は多いと思うのですが、女性はこういうことを一番根に持つんです(汗)。

「毎日、毎日、ちょっと汚れたコップで水、飲んでいるみたいだった。」

うわ、きつい。

男女問わず、他人と一緒に住む、ということは、一緒に新しいルールを妥協を重ねながら作ること。
ところが良祐は自分の家庭像を藍子に押し付けるだけ。
藍子は最初は何とか応えようとしていたものの、今はもう、夫の顔を見るだけで疲れてしまう状態に。

共働きにありがちなすれ違いなのですが、セリフが強烈だったので、思わず長々と書いてしまいました。

その後、息子を預かってもらっているお礼として、小春の下にバームクーヘンを手土産として訪れる藍子。
でも、舜祐は連れて帰らないのね。
小春に、舜祐にはお母さんは必要だ、と言われて、夫に会ったばかりのためもあるでしょう、カチンときたのか、小春が病院に来ないことを指摘します。

家族とよく相談して。

家族って・・・藍子がどこまで小春の家族のことを知っているのかはわかりませんが、アパートを訪れて、何となくわけありなことは感じなかったのかなあ。
紋切り型の言葉を投げつけて帰っちゃいました。
病院でならともかく、プライベートな時間に、逆ギレして患者の病気を無神経に口にする医者って・・・ちょっとイラっときました(汗)。

ま、小春もちょっとお節介だったかもしれないけれども、少なくとも、二度目は良祐が頼ってきたわけですからねぇ。

夜になって、舜祐を引き取りにきた良祐。
お礼の手土産は、藍子と同じバームクーヘン(苦笑)。

藍子はともかく、良祐は小春の生活が苦しいことを知っているのに、よく、子供を預けられるなあ・・・なんてことも思ったり。

バームクーヘンを取り分ける小春。
自分の分が薄すぎてこけてしまったのを見て。
おかあさんのおかあさんもそうだった、と呟きます。
先日のぶつかり合いを経て、少し、母への思いが氷解していっているのでしょうか。

明くる日、バームクーヘンを持って、エアコンのお礼に植杉家を訪れる小春たち。
家の近所の神社で、偶然、紗千に会います。

小春たちを見ようともせず通り過ぎる紗千。
帰ってきた栞の手を握り、望海が差し出したバームクーヘンに目もくれず、家の中に入っていったしまいました。

嫌味を言うならまだしも、全く無視されて唖然とする小春。

栞を守るためとは言え。
こういう母親とは、別れて良かったかも。
もし、一緒にいても、喧嘩が絶えなかったように思います。
いや、喧嘩できる相手がいる方が良かったのかな?

その晩。
まだ起きていたい、と陸が寝た後も寝ようとしない望海。
小春の手伝いをします。

がまんしなくっていいから。相談してね。助けるからね。

望海は望海なりに、昼間の紗千の態度で小春が傷つついているのでは、と感じたのか、わざわざ起きていたのは、この言葉が言いたかったからでしょう。

望海が寝た後、泣き咽ぶ小春。

明くる日、由季たち家族とともにプールへ行く子供たちを見送って、仕事へ。

あれ、今まで頑なに一人でお弁当を食べていたのに、おばさんたちの輪に入ってます。
帰宅する道すがらでも、望海ちゃんのおかあさん、こんにちわ、と挨拶しあっています。
自分に何かあった時のことを考えての変化でしょうか。

一人、帰宅して。夕食を作ろうとするも、近くの学校からでしょうか、流れてきた「家路」のメロディーを聴いて、ぽつねんとする小春。

勤務を終えた澤村が病院を出ようとした時、小春が駆けつけてきます。

病院の廊下で、堰を切ったように、今の症状、そして自分の思いを訴える小春。

眩暈、歯茎からの血、消えない痣・・・どんどん悪くなる症状。

背後で、看護師たちが不審がってるピンボケのシルエットが印象的でした。
案の定、時間外だから、と止めにきましたが、澤村はそれを制して、診察室に通します。

私、死ねないんです。死ぬの、だめなんです。
あの子たちが大人になるまで。
生きなきゃいけないんです。
私が守らなければいけない命なんです。

澤村は、医者としてはあるまじきことを言うけれども、と前置きして。

小春が子供たちを想う気持ちは。

どんな薬より、あなたの命を救う糧になります。
死ぬ覚悟ではなく、生きる覚悟を。

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今回は、紗千と栞のシーンが少なかったので、見やすかったです。
その代わり、藍子及び良祐の無神経さが目立ちましたけれども、それも流れのうちだから、仕方がないのでしょう(汗)。

そんなに仕事を休んで大丈夫なのかな?
夜のバイトのシーンはなかったのですが、辞めたのでしょうか。
医療費もかかるし・・・

ちゃんとやりくりできているのか、気になりました。
だって、初回で家賃も払えぬほどの金欠状態を見せられたのだから。
その後、家賃は払っているようです。
あの時はガソリンスタンドのバイトを突然クビになったために、家計のバランスが崩れたのかな?

その他、小春の代わりにバームクーヘンを持って紗千の下に駆け寄る望海のスローモーションとか、小春を慰める望海とか・・・何かとあざとく感じるところはあるのですが(汗)、画面に力があるので見入ってしまいました。

最後の澤村先生の言葉には、本当に救われました。ふぅぅぅ・・・

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もうすぐ更新時期だそうです。
で、次回の展開となるわけですね。
少し明るい感じになる?
栞はまだ何か爆弾を持っていそうです。

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#01 #02 #03 #04

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