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2013年8月10日 (土)

2013年7月の読書 その1

季節柄、怪談ものをチョイスしてみました。

※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

○新読   

九十九怪談 第四夜 著:木原 浩勝(角川文庫)
隣之怪 第三夜 病の間 著:木原 浩勝(角川文庫)
新耳袋 殴り込み 第一夜 著:ギンティ小林(角川ホラー文庫)
京都怪談 おじゃみ 著:神狛 しず (文庫ダ・ヴィンチ)

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「九十九怪談 第四夜」

アメリカ在住のEさんが日本に来て、初め叔父さんのマンションの部屋に泊まった夜。寝ていると上の階の部屋で足音がする。だがそこはずっと空き部屋のまま。やがて人のいないその部屋に灯りが点いたりカーテンが開いたりと怪現象が続く。なんとか我慢していたEさんだが、ある日さらに恐るべき出来事が…。シリーズ最恐といわれる「港区のマンション」をはじめ、バラエティ豊かな実話怪談99話を収録。 (「BOOK」データベースより)

今年も買いました。
今回は上記のようなホラーな話もあるけれども、民話的なお話も多くて、丁度いい感じでぞわぞわしました。

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「隣之怪 第三夜 病の間」

そこに泊まると必ず人が死ぬといわれている、友人の実家にある“病の間”。ある夜私は、興味本位で、その部屋にビデオカメラをセットした。翌朝、録画をチェックした私と友人が見たものは…!?(「病の間」)。怨念が凄まじい怪異を引き起こす「呪詛」「鬼術」、別れた彼女が祟る「黒波」「唇」、深夜の霊園で若者たちが出遭った恐怖を綴った「肝試し」など、怖すぎる実話ばかり14編を収録! (「BOOK」データベースより)

こちらも夏の風物詩。
ショートショートの九十九怪談シリーズとは違って、短編としてまとめてある分作り物めいてしまい、怖さが今ひとつの時があるのですが、今回は怖かったです。
今まの「隣之怪」シリーズの中では一番読み応えがありました。
ほどの良い語り口が、怖さを増幅させていて、さすがです。

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「新耳袋 殴り込み 第一夜」

実話怪談集の傑作『新耳袋』。そこで語られている話は真実なのか?謎の巨大施設がある「山の牧場」、自殺した女性の霊が出没する「幽霊マンション」、煙のように人が消える「天狗神社」など、絶対に“出る”といわれている最恐心霊スポットに、命知らずの男・ギンティ小林が突撃。徹底的に霊を挑発し、本当に霊が出てくるか確かめた。その恐るべき結末はいかに!?驚天動地、前代未聞の命がけ突撃怪談ルポ!!  (「BOOK」データベースより)

「新耳袋」及び「九十九」「隣之怪」シリーズのファンとしては気にならざるおえない一冊です。
木原浩氏公認の、再調査です。
「殴り込み」というタイトルそのまま、男性週刊誌っぽい、バイオレンスな文体。
その代わり、あまり怖くないです。この語り口では、怖さは伝わりにくいのかも。
楽屋裏を覗く面白さはあります。ルポとしては、正解なのでしょう。
などと、突っ込みつつ。第二夜が出たら、多分、買います(笑)

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「京都怪談 おじゃみ」

じゃみ、じゃみ、じゃみ。夫と五歳の一人息子と、京都の古民家で暮らす「私」は家の押入れや壁の隙間を這い回る、“異形の家族”を飼っている。それは私の過去の罪の証―。夫とも息子とも仲良うしたらあかん、“おじゃみ”がへんにし起こして、みんな居らんなってしまう(「おじゃみ」)。京都に暮らす女たちの心の闇を描く全7篇。書き下ろし作品「勇」を収録。第4回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。  (「BOOK」データベースより)

表題の「おじゃみ」は気色の悪い怪異な幻想小説です。
「増殖」も、ふいに語り部不在となるラストの、不条理な味わいが後を引く幻想小説。
「前妻さん」は女の情の怖さと切なさを、「虫籠窓」は古い家に身を捧げる女たちを描いて、京都らしさの漂う作品です。
「勇」は、落としどころはわかるのですが、狙いがどこにあるのか・・・少し中途半端な気がしました。
「安全地帯」は観念的で、純粋な怪談小説とはちょっと言えない。この短編のみ肌合いが違う気がします。
一番わかりやすくホラーなのは「正体見たり・・・」。その分、通俗的かもしれません。
怪談というジャンルにこだわらず、色々試しているのが伝わる一冊です。

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