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2013年6月

2013年6月30日 (日)

八重の桜 第26回「八重、決戦の時」 

公式サイト

八重(綾瀬はるか)は、半鐘が鳴り響く城下を佐久(風吹ジュン)らと共にひた走り、鶴ヶ城に入城した。城の守りが手薄であることを知った八重は、自ら鉄砲隊の指揮を執ることを名乗り出るが、神保内蔵助(津嘉山正種)らに「女の出る幕ではない」といさめられてしまう。だが、八重は男も女もなく会津すべての戦いだと訴える。
一方、出発が遅れたユキ(剛力彩芽)たちは閉門に間に合わず、敵弾飛び交う城下を逃げ惑っていた。そして、頼母(西田敏行)の登城のあと自邸に残った妻・千恵(宮崎美子)たちは自刃の道を選び、壮絶な最期を迎える。
 新政府軍の大山(反町隆史)らは、鶴ヶ城へ向けて一気に兵を進めるが、城内からの精度の高い射撃に進軍を阻まれ…。(公式サイトより)

.

慶応四年八月二十三日。

城下になだれ込む敵軍。
城に戻る容保は、弟、定敬を立ち去らせます。

城では、「おなごが鉄砲持って」と眉をひそめられる八重。
でも、全く意に介しません。

「私、行く。私はここに戦いに来たんだから。」

事、ここにいたっては、母、佐久も困惑しつつも送り出すしかありません。

「いくさに出かけるおなごに、かける言葉なんて知らねえもの。」
「さすけねえ、必ず戻るから。」

照姫から声をかけられます。

「その、鉄砲に会津武士の魂を込めよ。」

敵は外堀で打ち払う、と内蔵助と官兵衛たち。
それだと城の守りが手薄になる。年寄りと子供ばかりで指揮をとるものがいない、と平馬。

「私が鉄砲隊を指揮します。」

八重が名乗り出るも、もちろん、全く相手にされません。
でも、引き下がらない八重。今、この時に、そんな昔ながらの考えでどうするのですか、と反駁。

「これは、男だけの戦いではねえなし。
都から、傷だらけになって帰っきたみさなまを見た時から、帰って来なかった家族を待ち続けたあの時から。
男もおなごねえ、これは、会津全ての戦いだ。

私をいくさに加らして。
私の腕はお役に立つ。
それを使わねえなら、戦いを放棄したのと同じこと。

私は、山本覚馬の妹だ。
鉄砲のことなら、誰にも負けねえ。
敵にお城は渡さぬ。
仲間がやられるのを、黙って見るつもりはねえ。

私たちの大事な故郷、会津はこの手で守る。」

「心ゆくまで戦え。」

優しく八重の肩を叩く内蔵助。

「会津武士の姿、目に焼きつけてくれる。」
と官兵衛。

「皆、何があろうと、会津を守りぬくべ!」

心ゆくまで戦え・・・城が落ちてしまえば、こうして勇ましい決意を述べる八重も命がない。ならば、好きに戦え、ということ。
しかし、八重の言葉は、皆を奮い立たせたように感じました。

一方竹子は、城下に残った人々が自害しているのを見て、自分も自害しようといている雪を止めます。

「死ぬのは、一人なりとも敵を倒してからになさいませ、修理様の仇、討たなくてもよいのですか。」

.

少年たち・・・恐らく最年少の白虎隊に銃の構えを指導する八重。
そこへ外堀が破られた、との報せが。
先に守りに赴く八重は、健次郎に後から隊を率いてくるよう、命じます。

「ええが、上手く出来ねえ子は、決して連れてきてはなんねえ。」

年かさの男たちが八重を邪魔者扱いする中、健次郎ががっちりサポートしてくれるのが、頼もしいです。
とはいえ、健次郎とて数えでわずか14歳なのですが。

城に戻った殿を守る、田中土佐。ここを片付けてから後から参ります、と。
城の周囲は乱戦状態です。
殿を城までガードするのは権八。

八重は隊を率いて奮闘しています。

その頃。
頼母の家では・・・

「母上、父上はお叱りにならないでしょうか。」

「お叱りにならねえ。
会津は、罪もないのに罰を受け、無念を飲み込んで敵に恭順した。
それでも、まだ足りなくて、敵は会津を滅ぼしにきた。
そんな非道な力には、死んでも屈指ねえ。
このことを、命を捨ててしめすのが、西郷家の役目だ。」

命を絶つことで会津の矜持を示す。悲愴です。

しかし、幼な子まで・・・
今の尺度と知りつつ、それは間違っている、と思ってしまいました。
幼さ子たちだけ残しても、敵兵に無残に殺されるかもしれないし、食べていくこともできないだろう、と言う思いもあったのかもしれません。
事実、戦後処理は過酷だったようですし・・・
でも、無理心中というのは、いつの世であっても、罪深いのでは、と。
.

城に入れず敵兵に占拠されつつある城下を逃げ惑うユキたちは、危ういところを病をおして戦いに加わった師、黒河内伝五郎に救われます。

敵地にあって、征討軍兵士たちも怖いのでしょう。相手が女子供であっても気が抜けない。だから、容赦はしない。

ようやく城に辿りついて、殿に会った頼母の下に、長男、吉十郎が参じます。

「母上も妹たちも皆、家に残りました。」
「そうか。そう、決めたか。」

全てを察する頼母。

頼母の邸宅を陣どる板垣。
自決した女性たちを見つけ、死にきれなかった瀕死の娘の最期を遂げさせます。
書き留めるもの、辛いシーン。

この日、自決した藩士家族は二百人とも言われ、女たちの無言の抵抗は壮烈を極め、征討軍の指揮を鈍らせた(ナレーション)

その頃、飯森山に退却した白虎隊たちは、城下が燃えているのを見て。

「お城に戻んべ。」
しかし、街道は敵で一杯だ。
「討ち死にも覚悟で、正面から行くべ。」
「討ち死にならいいけんじょ、その前に、敵に捕まったら。」
「敵に捕まんのは、恥だ。」
「日進館で教わったな。」
「腹をきんべ。生き恥を晒しては、殿に面目が立たぬ。」

ああ、そんなふうに思っちゃだめ・・・敵に捕まるのを恥と思ってもいい。でも、戦う前に命を捨てては・・・

今だから、何とでも言えるのは、重々わかってはいるのですが。

八重の言葉を思い出し、銃にまだ弾が残っている、という悌次郎も、次々と自決していく仲間たちを見て、切腹してしまいます。

すでに負け戦を経験している、集団心理。少年たちだけの隊、ということもあったのかもしれません。
もし、あの場にいたら、自分も自決したかもしれない。ノーとは言えない。
悲しいというより、怖さを感じました。
しかも切腹では即死の可能性が低いから、刺し合わないと、辛いだけ・・・地獄絵図です。
.

外堀で戦っていた内蔵助と土佐は、守りきれず。
覚悟を決めた二人が、静かに語り合います。

「斬るか。」
「今、斬る腹を、あんときに斬っておれば。」

土佐が悔やみます。

「守護職、お受けした時か。」
「家老一同、腹斬ってお断りすれば、会津は、こげな道を辿らずにすんだ。」
「言うな。もう、よかんべ。
おら、最後に、徳川のためでも、幕府のためでもなく、会津のためのいくさをしたのだ。これ以上の名誉なことは、ねえ。」
「我らは幸せ者だ。修理も腹斬った時はきっと、同じ思いだったべ。」
「ほんだら、修理も本望、だったか。」

ずっと自問自答していたのでしょう、垣間見せた内蔵助の父としての表情が何とも言えませんでした。

宙を見上げて呼ばわる土佐。

「大蔵、官兵衛、平馬。みな、会津を頼む。」
「では、さらばだ。」

ここで背後で急に人が立ち上げったのに、一瞬ぎょっとしました。介錯人だったのね・・・

短刀を持ち合う二人。

「生まれ変わる時は、また、会津で。」

.

戦い続ける八重は、大山を撃ちました。

城内に残っていた四斤砲を修理してした尚之助。
さすが、戦場に八重がいることにちっとも驚きません。

四斤砲を出丸の外に持っていく、という尚之助に、城の外に出ては危ない、と八重。

「外に出たら撃ち殺される。なじょしたらいい・・・」

八重の思いついたこととは、城郭の一部に大砲で穴を空けて、そこから撃つこと。

.

京では。

瀕死の覚馬を看病する大垣屋に、時栄は、覚馬の「覚書」を託します。

・・・あれ、まだ渡っていなかったんだ(汗)
西郷が覚馬を助けたのは覚書を読んだからだ、と思っていました。

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板垣は、短期決戦を止め、包囲戦に持ち込むことにしました。

その晩、八重は、時尾の手を借りて、髪を切ります。

「私は三郎だから。長い髪はもう、いらねえ。」

お城は守る。

私は、諦めねえ。

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八重がいよいよ本領発揮。
大山弥助が鶴ヶ城での戦闘初日に負傷したという事実を、絡ませてきました。

時代が近い分、幕末維新の戦いは生々しいです。

頼母一家、白虎隊・・・涙の出る余地がないほど、残酷て辛いシーンでした。
皆が死に急いでいる。

それゆえ「諦めない」という八重の言葉が強く残りました。
それは、今を生きる、ということ。

京で苦労してきた老雄二人の最期には、それぞれの思いが偲ばれて、涙しました。

合掌。

感想としては、これくらいが精一杯です(_ _

次回は竹子たち・・・と大蔵の活躍。

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2013年6月29日 (土)

二回目のロンドン旅行。 その3:準備したもの

目覚まし時計(ホテルにはない)や傘などは前回の通りです。

新たに用意したものは、まず、スーツケース。

前回は友人から借りたのですが、今回は7泊なのでもっと大きなトランクが必要なのと、借りに行くのも返しにいくのも大変でしたので、買いました。

サイズは90L。
スーツケースを買うのは初めてでしたので、何軒かお店を巡って下見をし、電化製品と同じように、型遅れだとデザインの差だけで、格段に安くなることを学習しました。
結果選んだのは、これ。

同じ値段帯のものと比べてみて、断然軽かったです。

次に用意したのは洗濯用品です。
7泊ってことで、念の為に。

100円ショップで小さな物干しハンガーと物干し用ロープを購入。
洗剤は普段使っているのを小分けしました。

後はいつも使っているごく普通のプラスティック製洗面器。
場所をとるかな、と思ったのですが、壊れ物のガードとして大いに役に立ちました。

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迷ったのは、ノートブックもしくはスマホタブレットなど、ネット端末を持っていくか、どうか、です。
つまり、あちらでネットを使うかどうか、ということ。

まず、ネット環境から。

ホテルは前回と同じロイヤル・ナショナル・ホテルですので、大体の設備はわかっていました。

部屋にLANは、ない。
ロビーにあるネット端末機は、有料。
言わずもがなのことですが、日本語に対応していないので、日本のHPにアクセスしても文字化けします。

と、いうことでアクセス手段は通信のみになるわけですから、料金形態を把握しておかないといけません。
で、調べてみました。

持っているスマホ・タブレットは「海外パケ・ホーダイ」が自動適応される機種。
携帯は未だにガラケーですが、こちらも適応機種。
あ、英国では、です。国によって違うらしい。

料金は段階制になっていて、1日20万パケットまでなら上限1980円。それを超えても使い放題というシステムで1日2980円。(ドコモのHPより)

なお、自分の携帯は、緊急のメールしか受け付けないようにもできる、特殊な設定をしています。
だから、メールチェックだけなら、1日何件もありません。
メールの送受信は1件50円です。

もしネットも使うと。
動画はもちろん、地図も大量のデータを読み込むので、ごっつう高くつくらしいです。
でも、海外で一番使うっていったら、地図でしょう。
とは言え、海外パケ・ホーダイなら、上限は決まってるし・・・

で、ネットを使うならWi-Fiをレンタルした方が安くて便利なのかも、と調べてみました。

比較したところ、5日以内ならレンタルWi-Fiの方が断然安いです。
10日(機上時間含む)だと、会社にもよりますが、安いところだと今は通信料込で13000円弱。←国によります。英国は高いです。
パケ・ホーダイより安いかどうかは、使用頻度によるでしょうね。
料金的には、ここが迷いどころです。

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実は前回、ネットを必要とは全く感じなかったのです。

道に迷っても、それはそれでいい思い出になりましたし。
迷って途方にくれるような街でもありませんから。

また、普段、大量にメールをする習慣もない。
旅の間のことはノートに書きました。
普段、キーボードに向かってばかりいるので、新鮮でした。

ならば迷う必要はないのですが、あれば、何かと便利なことはわかっている。
便利なのは大好きですが、ネット社会からちょっと抜け出したくもあったりして・・・

でも、一応は調べておこうと探っているうちに、段々あった方がいいかなぁ、と日和ってきたのです。

結局あれこれ迷った末に・・・やっぱり頼らない旅にしよう、と決意。
端末は持っていくと使いたくなるので、家に置いていくことにしました。

この決断が良かったのか、どうか。
これが、難しいところなんですわ(^^;;

あ、ちなみにロンドン市内のマクドナルドは、Wi-Fiを無料で提供しているとのこと。(2012年現在のサービスです)

次回は空港まで行くぞっということで、つづく。

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その2:準備その2 ツアー予約
その1:準備その1

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初めての海外旅行でロンドン一人旅 編

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2013年6月28日 (金)

2013年夏のドラマ:視聴予定

第1週から始まる作品もあるので、春ドラマのまとめより先にメモっておきます。

春に比べると少し期待できそうで、嬉しいです。

◎=期待値:大
○=期待値:普通
◇=期待値:期待してもいいのかな?
無印=視聴は続けても、感想は多分書かない。

視聴予定ではないドラマのタイトルは書きませんでしたが、書いていないドラマを含めて、初回はなるたけ多くのドラマを、時間の許す限り見たいと思っています。

半沢直樹日9 TBS
  SUMMER NUDE月9
  救命病棟24時 シーズン5火9 フジ
スターマン~この星の恋~火10 フジ
激流~私を憶えていますか?~火10 NHK
Woman水10 日テレ
   ショムニ水10 フジ
  DOCTORS2 最強の名医木9 テレ朝
ぴんとこな
  Oh, My Dad!!木10 フジ
なるようになるさ金10 TBS
   警部補 矢部謙三2金深夜 テレ朝
  斉藤さん2土9 日テレ
  天魔さんがゆく深夜 TBS

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「半沢直樹」
原作未読です。
ビジネスドラマというので、思わず「官僚たちの夏」がフラッシュバックしたのですが(汗)。

基本は性善説。ただしやられたら倍返し!(公式サイトより)

この通りのドラマになれば、面白くなりそう。
でも最近のTBSドラマ、妙に重いのが心配なんです。
堺さんの自由自在さを存分に生かした、面白いドラマになることを願うばかりです。

視聴は決定していますが、日曜日は今は大河で精一杯なので、感想は書いても大分後になるかも。

「SUMMER NUDE」
夏らしいドラマが少ない今期。
レギュラー感想は恐らく書きませんが、夏を感じたいので、見ます。

「救命病棟24時 シーズン5」
お馴染みのシリーズです。
大ハズレはしないはず。
進藤と小島で見たかったんだけど。

医療ものと刑事ものはレギュラー感想を書くのが苦手なので、おそらく書かないと思います。

「スターマン~この星の恋~」
岡田さんと堤さん。
どんなドラマになるのでしょう。
期待しないわけにはいきません・・・いや、あまり期待しすぎると好みと違った時のダメージが大きそうなので、そこそこの期待にとどめておきますー(^^;;

「激流~私を憶えていますか?~」
すでに始まていて、感想も書いてしまいましたが(汗)、「スターマン」が始まったら、遅れると思います。
感想のリタイアはなるべく避けたいのですが、どうなるだろう←自問自答です(^^;;

「Woman」
「スターマン」と同じくシングルマザーがヒロイン。
田中裕子さんを主人公の母親にキャスティングしているので「Mother」へのアンサードラマとなるのかな、と思ったりもしています。
ドラマとして大ハズレすることはないと思いますが、好みは別れると思います。なんせ、坂元さんだから。

「ショムニ」
ごめんなさい、今更感を持ってしまいました。
でも、初回は見ます。

「DOCTORS2 最強の名医」
第1シリーズ及びSPは見ていません。
初回は見ます。

「ぴんとこな」
原作未読です。
歌舞伎の世界には興味津々なのですが・・・踊り、発声、所作。
はっきり言って、不安の方が大きいです。
なぜ歌舞伎界からのキャスティングがないのか・・・本物を混ぜると(失礼;;)、落差がはっきりわかるからかな、という邪推までしてしまいました。スミマセン!!
個人的には見どころがあるので、多分、最後まで見ます。
予想を良い感じで裏切ってくれたら、嬉しいです。

「Oh, My Dad!!」
こちらはシングルファーザーでのハートフルコメディ・・・見る前から内容が目に浮かぶんですが。(大汗)
大バケしてくれる?コメディ好きなので、頑張って欲しいです。
初回は見ます。

「なるようになるさ」
舘さんのとぼけたユーモアが大好きなので、初回は見ます。
レギュラー感想は時間的に無理かもしれません。

「警部補 矢部謙三2」
金曜ナイトドラマはツボをはずしません。嬉しいな~。
感想は書かずに、ゆるゆる楽しみます(笑)

「斉藤さん2」
原作はリアルタイムで読んでいました。
前シリーズは2、3話ぐらいまで。
ドラマとしては面白かったのですが、イメージが合わなくって。
原作を知らない方が楽しめる、という典型的な例かも。
初回は見ます。

「天魔さんがゆく」
堂本剛さんで、脚本、演出が福田雄一さん。
これは見なければ。
でも、福田さんの作品って書きにくいんです(^^

深夜ということもあるので、感想は書かずにまったりと楽しみたいと思います。
こちらでは7月23日から放映。←自分へのメモ。

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ざっと見たところ、シリーズ作品が多いのが目につきました。5本もあります。
それとシングルの話が3本もあることも。

今年の夏は学園モノがないんですね。寂しいです。(「ぴんとこな」はちょっと違うような気がするので。)
夏なのに!夏休みなのに!

今、明るい学園ドラマは作りにくいのでしょうか。

そのためもあるのか、高めの年齢層をターゲットにしたドラマが多いように感じます。
暑苦しい夏になるかもしれません(汗)

深夜ドラマは上記以外に「悪霊病棟」をチェックします。鶴田法男さんが有名なお化け屋敷プロデューサーの五味弘文さんと組むホラーって・・・視覚的に最凶になる?
「クロユリ団地~序章~」ですらまだ消化していないのに、見れるかな~(^^;;

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※レギュラー感想を書く作品は、日曜日を覗き、基本、1日1作です。

無印のドラマやタイトルを挙げていないドラマでも、魅力を感じれば感想を書くかもしれませんし、面白くても感想が書きにくい作品は書かないかもしれません。

テレ東系及びWOWWOWは視聴不能です。
なお、テレ東系は一期遅れてBSで放映された時に視聴しています。

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2013年6月27日 (木)

ナチュラル

1984年公開 アメリカ 138分 原題「The Natural」

原作:バーナード・マラマッド「ナチュラル」
監督:バリー・レヴィンソン/脚本:ロジャー・タウン、フィル・ダッセンベリー/製作:マーク・ジョンソン/製作総指揮:ロジャー・タウ、フィリップ・M・ブリーン/音楽:ランディ・ニューマン/撮影:カレブ・デシャネル/美術:アンジェロ・グラハム、メル・ボーン
出演:ロバート・レッドフォード、ロバート・デュヴァル、グレン・クローズ、キム・ベイシンガー、ウィルフォード・ブリムリー、バーバラ・ハーシー、ロバート・プロスキー、ジョー・ドン・ベイカー

若くして野球の天才と呼ばれるが、凶弾によって球界入りを遅らされ、35歳にして“奇跡のルーキー”として活躍する事になった男ロイ・ホッブス。その男の半生を「レインマン」のバリー・レヴィンソン監督が詩情豊かに綴った作品。R・レッドフォード主演。(Yahoo映画より)

@NHK・BS

録画したまま未見だった作品のひとつです。←大分溜まってます(汗)

原作未読、ネタばれなしの簡単感想です。

「ナチュラル」とは”天性の才能”という意味。

開始間もなく登場する謎の女・・・ファム・ファタール(運命的魔性の女)が暗示した神話の通り、天才野球選手、すなわち英雄が辿る過酷な運命を描いたドラマでした。
二つの大戦間、1910年代後半から始まり、ナチスがポーランドに侵攻する1939年で終わっています。

メジャーリーグのことは全く知らないのですが、登場するチーム名はほとんど架空のはず。
ですので、主人公のチームがメジャーリーグなのかマイナーリーグなのか、最初、わかりませんでした。
試合内容がメジャーリーグにしてはあまりにもお粗末でしたし(汗)。
神話時代の野球、と言ったところでしょうか。

謎の女の目的が何だったのかは、最後までよくわかりませんでした。

しかし、伝承的神話として見るならば、辻褄の合わない所があってもいいのかもしれません。

雷、腕試し、放浪、ファム・ファタールたち、エクスカリバーのようなバット、呪い、英雄失墜を企む立ち悪魔の陰謀、故郷で待つ恋人、そして自分が親であることを知らない英雄・・・神話の要素の盛り込み方は、お見事、と言ってもいいと思います。

神話の英雄って、どうしてこんなに誘惑にノーガードなんだろうと、歯がゆかったのですが、それがこの作品のポイントなのだから仕方がありません。

レッドフォードは、運命に翻弄される英雄がはまっていました。
野球のこと以外は何も知らない素朴で無口な男。
しかし・・・35才はともかく、さすがに20才前後を演じるシーンには無理を感じました。
そのため時間の経過も感じられませんでしたし。
ま、神話の英雄には年齢は関係ない、ということで(汗)。.

突っ込みどころは多いのですが、失敗作、とも思えないのは、野球を愛し、野球に娯楽を超えた神聖性を求めるアメリカ人の思いのようなものが伝わってきたからかもしれません。
野球に伝説を求める人々の思いに応えた作品、とでも言うのでしょうか。

野球ドラマとして観るか、神話・・・ファンタジーとして観るかで、評価は別れると思います。
格調は高かったです。

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最後に・・・あ、少しネタばれ気味ですので反転します。

主人公はその後、どうなったのでしょう。
最後のシーンは現実なのか、それとも主人公が垣間、観た夢なのか。

「神話の英雄」のままならば、幸せな余生が待っているとは思えないのですが、どうなのでしょう。

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2013年6月26日 (水)

激流~わたしを憶えていますか?~ #01

公式サイト

原作:柴田よしき「激流」(徳間文庫)
脚本:吉田紀子/制作統括:黒沢淳、銭谷雅義/音楽: 千住明
出演:田中麗奈、国仲涼子、ともさかりえ、桐谷健太、山本耕史、刈谷友衣子、武田真治、賀来千香子、田中美佐子、小林星蘭、山口馬木也、高橋一生、山口馬木也、根岸季衣 他

修学旅行で失踪した15歳の少女から、20年後、5人の同級生に届いた謎のEメール。再開した同級生たちに、不可解な事件が次々と襲いかかる・・・。
35歳という人生の転換点にたち、仕事でもプライベートでも断崖絶壁に立たされている5人は、転げ落ちる石のように、人生の激流にのみ込まれていく!!(公式サイトより)

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原作未読です。
原作情報をwikiなどで見たところ、登場人物の設定が微妙に違うみたいです。

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井上(三隅)圭子は出版社文芸部の編集者で、同業の夫と離婚協議中。夫は売れっ子作家と不倫をしている。
中学校の時は眼鏡をかけていた。

東萩耕司は現在、世田谷主婦殺人事件を捜査中の警視庁捜査一課の刑事。独身で中学生の時は同じく鉄道オタクの鯖島と仲が良かった。

河野(御堂原)貴子は専業主婦。セレブだったはずが夫が離職。生活を維持するためか、売春をしている。
中学生の時はおとなしく、お嫁さんにしたい候補ナンバーワンだった。

秋芳美弥は歌手、小説家として成功するも、麻薬所持で逮捕。その後名声は落ち、今は恐らく細々と、小説家メインで活動している。

鯖島豊は銀行員。彼らの中学校から東大に進学したのは鯖島くらいらしい。離婚して、時々神戸にいる息子に会いにいっている。

失踪した冬葉は口数の少ない大人しい生徒で、フルートが上手だった。
よく吹いていた曲は「アルルの女」。

後、気になる描き方をしていたのは当時の担任、旭村正隆です。

公式のプロフィールにはもう少し詳しく書いてあるのですが、第1話でわかったことは、おおよそこれくらいです。

冬葉が失踪した時はもう一人男子生徒がいたのですが、今回は登場しませんでした。

彼ら6人は、冬葉が失踪した後、彼女をいじめていたのではないか、と疑われて苦しんだようです。

しかしそれから20年。冬葉はついに明のまま。
冬葉のことを忘れていた5人。
謎のメールを受け取って再会したものの、冬葉はすでに死んでいるのでは、と誰しも思っている。
では、あのメールは誰から送られたのか?

メールが送られてきてから、5人に厄災が降りかかる?

今回は圭子でした。

珠洲の生原稿を編集部のデスクで紛失してしまった上に、圭子の名前で珠洲に送り返されていた。しかも大きく赤字で×を入れて。
当然激怒する珠洲。

そして別居中の夫からは、圭子に文芸の世界から消えて欲しい、という愛人である作家の願いを押し付けられる・・・うーん、ひどい男。

編集部に夫の手先がいるのでしょうね。恐らく、ですが。

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と、いうことで。
まだ第1回なので、何とも言えない、というのが正直なところでした。←ドラマとして面白かどうか、というより、好みとして、です(汗)

非現実的に描かれていた、失踪シーン。
一車線で一方通行のトンネルを抜けたら消えていた・・・
バスは乗り合いバス、一般の人も乗っていたので、あの状況で姿を消すのはほとんど神隠しのごとし。

しかし、あくまでも圭子の夢での回想ですので、無意識にしろ意図的にしろ、記憶の欠如や塗り替えがあるかもしれません。

悪夢のような失踪シーンと、度々挿入される中学生の冬葉の儚げな姿と合わせると、不思議ドラマにも見えてしまうのですが、どうやら5人の愛憎が絡まったどろっとした話になるようです。

どろっとした話はあまり好きじゃないのですけれども、サスペンス&ミステリーの部分がしっかりしていれば、面白く見れるかもしれません。どうなんだろう。
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最後まで見ると思いますが、レギュラー感想を書き続けるかどうかは、7月第2週から「スターマン」が始まりますので、まだ決定していません。
感想を書く時間がとれるかどうか・・・。

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2013年6月25日 (火)

ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ 簡単感想

公式サイト

脚本:池上純哉/演出:西谷弘/音楽:福山雅治、菅野祐悟
出演:柴咲コウ、ユースケ・サンタマリア、柳楽優弥、伊武雅刀、余貴美子、滝藤賢一、大路恵美、永島敏行、モロ師岡、澤部佑、吉高由里子、品川祐、北村一輝、吉高由里子、渡辺いっけい、福山雅治 他

今回のスピンオフドラマは、完全オリジナル作品。現在放送中の『ガリレオ』第1話で、内海薫はオクラホマへ研修にいくため、新人刑事の岸谷美砂(吉高由里子)を湯川学(福山雅治)に紹介し旅立ちましたが、今回のスピンオフでは、その研修に行く直前に内海が捜査したある難事件が描かれています。(公式サイトより)

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連ドラは毎回見ていますが、レギュラー感想は書いていません。
ガリレオシリーズの原作は未読です。
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本編は物理的トリックメインですが、本作は多少のトリックはありましたが、正統派の刑事物語でした。
犯罪に対する切り口が全く違うにも関わらず、ガリレオの世界になっていたのは、お馴染みのキャラが登場することはもちろんですが、BGMの役割も大きかったと思います。
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いわば左遷同然でオクラホマ研修に行かされることになった内海の鬱屈。
二転三転する容疑者の供述に翻弄されつつも、自力で突き止めた真実は、内海にとって愕然とするものだった。警察官としても、女性としても。
しかし、目を逸らすことはない。そして、そこで終わらせない。
事件の絵を書いたとも言える人物との心理戦に、体を張って挑みます。
そして得た苦い勝利。
人前では涙を見せない・・・トイレで一人号泣する内海。

トイレの入り口に「清掃中」の看板をそっと置き、廊下で佇む当摩。
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内海の目線で丹念に描かれた、テンポのいいハードボイルドなドラマで、見応えがありました。

いい塩梅でコミカルなシーンを入れる緩急をつけた流れもよく、2時間強、がっつり楽しめました。

余さん、ユースケさん、柳楽さん。キャスティングも良かったと思います。
当摩、いい味出していました。

特別出演の湯川教授と栗林のシーンは、内海との信頼関係が感じられて微笑ましく、本編では道化役だった弓削先輩もナイスアシスト。うまい使い方でした。

そして何より、柴咲さんの内海。

本編よりさらに得難いキャラに成長、目ヂカラもアップ。
ハードボイルドが似合っていました。

孤立無援の中、挫折感を抱えながらもめげずに地道な捜査を続ける姿は、同性の共感を得ただろろうと思います。
ヒロインは同性に好かれないとね・・・

続編が作られる可能性はあるのでしょうか。
オリジナルだけれどもキャラはガリレオとか、色々調整する部分はあるでしょうけれども・・・見てみたいです。できたらバディーは当摩のままで。

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2013年6月24日 (月)

仮面ライダーウィザード #40「自転車に乗りたい」

公式サイト

知り合いからお古のマウンテンバイクをもらったとご機嫌な瞬平(戸塚純貴)と偶然出会った仁藤(永瀬匡)。かつて山奥の遺跡を自転車で回ったことを思い出し、瞬平の自転車に思わずニンマリ。そこへ誰かの悲鳴が聞こえてきた。ファントムか?仁藤は瞬平から「借りるぜ」と強引に自転車を奪い、現場へと急行する。(公式サイトより)

仁藤って何でもできるのね。
譲少年が思わず「教えて」とお願いしてしまう気持ちがよくわかります。

譲少年が自転車に乗りたい、という理由にも共感できました。
はたから見たらそれほど大きなことではないけれども、少年にとっては深い傷になっている。
近所のお姉さん、朱里さんが美しいことも、少年の繊細な心の動きに説得力をもたらしていました。

何度もこける譲を心配しながらも、手を貸すのを我慢して見守る仁藤。
そんな仁藤に幼い時に亡くした父親の姿をダブらせる譲。
せめてお兄さんにしてくれよ、と仁藤。ほんと、良い奴です。

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今回の前編は面白かったです。

ラスト、譲が絶望してしまうまで。
仁藤たちの元に駆けつける晴人を邪魔するメデューサ、そしてついに魔法使いとなった真由の登場と、目が離せない展開でした。

こんなに面白い前編は本シリーズでは初めてのような気がする。
少なくとも、引き伸ばし感はなかったです。

謎の男、笛木を探し出すのに、国安の木崎の助けを借りる晴人と凛子の動きも、話に厚みを増していました。

今まで枝葉の部分がストーリーの邪魔になっている、と感じることが多かったのですが、今回はそれがありませんでした。

風を操るシルフィの攻撃もストーリーに沿っていてましたし。

やればできるやん!!

・・・と言ってもメインは仁藤なのですが(大汗)

仁藤の方がお話を作りやすいのでしょうかね。
なんだか晴人が不憫になってきました。
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テレビシリーズにての女性のちゃんとした変身シーンは、レアかも。
ああ、そういやキバがあったっけ・・・印象が薄いです。作品自体もね(汗)

時期も短いし(もう40話)、今後の展開によっては「仮面ライダー」としてはカウントされないかもしれません。

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第18話「つかんだッ!カンフーひっさつけん」

公式サイト

キョウリュウグレーに、戦隊からの追放を通告されたダイゴ。(公式サイトより)

弱いところがないと、強くなれない、今更どこかを弱くしろなんて、無理じゃん、と、納得できないレッドさん。

トリンはグレーさんを庇います。

「実は、グレー・鉄砕(出合正幸)は初めて獣電池で変身したキョウリュウジャー。(公式サイトより)」

自分の弱さゆえ、愛する者、愛するふるさとを失う恐怖と戦い続けてきた男なのだ、と明かします。
初めて獣電池で変身した人。試行錯誤で苦しい戦いをしたのでしょう。

そこにグレーさん登場、レッドさんを再びコテンパンにやっつけて、「逢魔の森」にいざないます。
「逢魔の森」って心の迷いで人間を殺すところなのね。公式を読んでわかりました。

レッドさんを心配するキョウリュウージャーたち。
パワーアップしたナガレボーシが街で暴れ始めたことを感知したトリン。
皆に伝えようとしますが、そっと押しとどめるうっちー。

拙者のような堅物がリーダーになってもいいのか、拙者にとってはリーダーはレッドさんだけ。モンスターが出た時は拙者にまかせて、と、皆を「逢魔の森」に送り出します。
そして一人でナガレボーシと戦いますが、形勢不利・・・。

「逢魔の森」ではレッドさんが、すっごくアヤシイ釣り人に助けられたり、パパの幻影に会ったり、幻のナガレボーシにやっつけられたりしながら、何かがわかってきたようで・・・

そこへ自分を捜し求める仲間たちの声が聞こえてきて、はっと気がつきます。。

自分が怖いもの、恐れているもの、それは仲間を失うこと。
仲間たちからうっちーが一人で戦っていることを聞いたレッドさん、駆けつけようとしますが、グレーさんが立ちはだかります。
自分を超えて行けってことです。

開眼したレッドさんは、見事、グレーさんの石頭にブレイブを込めた拳を入れて、傷をつけることができました。
グレーさん、痛そう・・・(笑)

ブンバッキーもレッドさんの強さが本物になったことを認めるであろう、と送り出すグレイさん。

一方、ドゴルドとナガレボーシに囚われて、いたぶられているうっちー。
ここは他のメンバーじゃだめなんです、うっちーじゃないと。←独断と偏見です。(^^;;

駆けつけたキョウリュジャーたち。
パワーアップしたナガレボーシをやっつけちゃいます。

強くなった途端に俺たちより強くなる、と愚痴るナガレボーシが可笑しかったです。

彼らを見守るトリンの元にあのアヤシイ釣り人がやってきて・・・カンフー僧に変身!
思わず二度見するトリン(笑)。

巨大化したナガレボーシを倒すためにブンバッキーもやってきて、一致団結、カンフースタイルで撃破しました。

グレーさんはシアンさんとともに残る二体の獣電竜を探しに出かけましたが、そのうち一体はグレーさん曰くわけあり気な様子・・・。

グレーさん、シアンさん、人間体での再登場をお待ちしています。

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今までも仲間を大事にしてきたレッドさん。
でも、失う怖さに気がついていなかったのです。
失ってから気がついたのでは、遅い。

レッドさんの怖いものはグレーさんが恐れていることと同じでした。
山の怖さを知らない登山家なんていない、というアドバイスも効いていました。
山の怖さを知らずして登るのは、とても危険。敵の怖さを知らずして戦うのも、危険。

パワーアップはアイテムではなくて、スピリット。
ブンバッキーは加わりましたが、それもレッドさんのブレイブを認めたからこそ。

今回のブルーさんのおやじギャグ。相変わらずさぶいけれども、いつもに増してブルーさんの思いやりが伝わって、暖かく聞く事ができました。
すっかり熱血漢になったブラックさんも気持ちよく。
格好良い上にいたぶられちゃったりするうっちーにも大満足でした。

ストーリー、テンポ、ビジュアル、そしてユーモア。
すべてうまくまとめられていて、面白かったです!

毎回、このテンションで最後までいけるのか、などとお節介な心配をしてしまうのですが、次回のモンスターは「恐ろしいくらい可愛い(東映公式)」って(爆)。
キャデリラが拗ねないかな?
少なくともモンスターのネタは、まだまだありそう。

楽しみです。

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2013年6月23日 (日)

八重の桜 第25回「白虎隊出陣」 

公式サイト

1868(慶応4)年8月、二本松を陥落させた新政府軍はついに会津領内へと陣を進めてきた。竹子(黒木メイサ)は戦に備え、女性たちによる薙刀隊を編成する。城下には触れが回り、権八(松重豊)と尚之助(長谷川博己)も登城することに。八重(綾瀬はるか)は、自分も一緒に出陣したいと懇願するが、権八に一蹴される。
戦況はますます悪化し、会津藩士らは続々と出陣していく。ついに予備の部隊である白虎隊にも出陣命令が下り、八重は砲術を指南した隊士たちに最後の助言をして送り出す。そして、登城の触れがとうとう八重たちにも回ってきて…。(公式サイトより)

次々と脱落していく奥羽列藩。
敵の狙いは会津のみ。

事に備えてかくばを整理する権八は、八重が幼い時に描いた鉄砲の絵を懐にしまいます。

病に倒れた黒河内伝五郎を見舞う八重とユキは、照姫を守る決意で薙刀隊を結成した竹子たちから誘われます。
が、断る八重。

「みんな勇敢だ。立派に戦って、照姫様をきっとお守りすんべ。
だげんじょ、薙刀では、薩長は倒せねえ。
薙刀ではねえ、お城を守れるのは。」

冬さえくれば、雪さえふれば。そこまで持ちこたえれば・・・家老に任命された佐川官兵衛と山川大蔵。
しかし、新政府軍の進行は予想以上に早かったのです。

京での西郷。
早く片付けねば双方の兵が無駄に死ぬ、と中村半次郎に膠着状態の日光口に行くよう、命じます。
総督府は会津を根こそぎ滅ぼすつもりでは、と言う半次郎に、

「私怨で始めた戦じゃなか。収む道を探らにゃならん。
話してみるか、あん男と。」

牢獄を訪れた西郷は、流行り病に倒れている覚馬を、医者に見せよ、牢から出してもよい、と命じます。
「死なせっとは惜しか。」

会津は次々と守りを破られ、猪苗代城まで撤退してしまいます。

15歳から60歳までの男子全員に登城命令がでました。
健次郎も白虎隊として登城します。
山本家でも出陣の儀式が行われていました。
思いつめた様子で見守る八重。

「戦の成り行き次第では、お前たちにも、お城からご沙汰があんべ。その時は慌てることなく、お指図に従え。」

「おとっっあま、私もお供させてくなんしょ。鉄砲の腕は人に負けねえ。大砲のことも、西洋戦術のことも、全てわかっております。私を戦に連れてってくなんしょ。」

「馬鹿言うんでねえ。鉄砲持って戦場に行くおなごが何処にいるんだ。」

「会津を守るためです。私の腕は、必ずお役に立ちやす。」

「だめだ。ぬしゃ、武士でねえ。」

「武士の娘だし。二本松では、小さな子供まで戦った。敵が目前に迫っているのに、ただ黙って見てはいられねえ。」

「だめた!」

「私は三郎の仇が討ちてえ。私は鉄砲で戦いやす。」

ここで佐久に叩かれます。

「お許しをなく、おなごを戦さ場に連れていけるわけがねえべっ。
余計なことを言って、大切なご出陣の邪魔をしてはなんねえ。」

母の言うことはもっともで・・・黙る八重。

「行ってくる。」

立ち上がる権八。

「三郎の仇は、わしが討つ。」

「・・・ご武運を。」

権八と八重のやりとり、八重の思いつめた表情をじっと見ていた尚之助。何を思う?

頼母も登城しました。
言葉なく見送る千恵・・・

敵が城下に侵攻するのを絶対阻止したい会津軍は、残り少ない兵力の投入を余儀なくされた。(ナレ)

陥落寸前の猪苗代城では、もう、ここもいけない、会津を脱出し、榎本艦隊がある仙台でもうひといくさしようという土方。
しかし、斎藤は同行せず、会津に戻ると。
激高して止めようとする土方。

「この戦、待っているのは籠城戦だ。援軍が来るあてもねぇ!
死にに帰るようなもんだ。いいから、一緒に来い。」

「今、会津を見捨てるのは、義にあらず。
生死をともにした仲間を捨てるのは、士道に背きます。」

隊旗を見る斎藤。

「お前・・・ふっ、会津に惚れたおなごでもできたか。

「ええ。相手は女ではなく、愚かなほどに真っ直ぐな会津という国です。」

弾が尽きても、まだ刀がある。

「そうか。ならば、俺は、俺のいくさをしにいく。」

「はい。」

斃れた仲間たちの思いを背負っているからこそ、勝つつもりの土方。
会津の意気を感じ、会津に殉じようとする斎藤。
道は違っても、士道を貫こうとする気持ちは同じ。

二人の別れには、思い入れもあるので、うるっとしました。

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本陣にて、猪苗代が落ちた報を聞いて、敵の動きが早すぎる、と内蔵助。
十六橋を落とそうとするも、石の橋にて手間取っていると聞いて、川をけられたら城下まで二里(おおおそ8キロ)もない、と。

「出陣する。滝沢本陣にて指揮をとる。」

容保が動きました。傍らには弟、元桑名藩主の定敬。
十六橋に近すぎる、と、止めようとする家老たち。

「いや。こ度こそ、わしは、皆とともに戦わねばならぬ。」

出陣する容保を護衛するのは白虎隊。

城内にはもう精鋭が残っていなかった。(ナレ)

照姫とともに見送る時尾。白虎隊の中に弟、盛之輔を見かけます。
籠城の用意を命じる照姫。

進軍する白虎隊の中に伊東悌次郎を見た八重。思わず声をかけずにはおられません。

「銃のことは悌次郎さんにしっかり教えてあるから、よく聞くように。
まともに撃ち合って、無駄に死んではなんねえ。」

一礼する悌次郎。

滝沢本陣にて十六橋が破られたことを知らされた容保。
このまま戸ノ口原の侵攻を許せば、一気に城下に攻め込まれる。しかし、もう、ここに割く兵力がない。
援軍となると、白虎隊を出陣させねばなりません、と田中土佐。

決断を迫られる容保・・・

「白虎士中二番隊に出陣の命が降りた。」

土佐の号令で集められた少年たち。

「ぬしたちは若年なれど、本軍の兵だ。怯まずに戦ってこい。」

容保が現れて。

「皆の武運を祈る。」

少年たちを見送った後、戸ノ口原が敗れた時に備え、籠城の構えを取るよう、土佐に命じます。

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城下では。
敵軍が迫った時は半鐘を鳴らすので、それを合図に藩士家族は城に入り、町方、村方の者は城下を出よ
というお達しが。

男たちの居ない山本家。
長い間使えてくれた徳造とお吉に暇を出します。
お金を受け取らず、山本家が無事に城に入るまで見届ける、と二人。

二人は、敵が城下に来たら、足でまといにならないように、おなごは皆、死ぬ覚悟だという話を聞いて、心配しているのです。

「心配いらねえ。私たちは必ずお城に入る。」
と八重。

城に入って、皆で会津を守るんだ、と佐久。

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雨中、戸ノ口原で野営する白虎隊たち。

士中二番隊頭、日向内記は少年たちの食べ物を調達するため、里に降りました。
本当に少年だけになってしまった白虎隊。

飢え、寒さ、疲れ、そして初めての戦いを前にしての恐怖で黙り込む少年たち。

「おしくらまんじゅう」

意気消沈した空気を何とかせんがために掛け声をかける篠田儀三郎。
「押されて泣くな」
と、伊東悌次郎が応えました。

一人、二人、立ち上がり、次第に全員でおしくらまんじゅうに熱中しはじめる少年たち。
笑い声も生まれました。

「子供みてえだな。」

・・・子供なんですが(涙)

「明日は戸ノ口原から敵を追っ払ってやんべ。」
「おう」

「俺たちは会津の武士だ。」

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その頃。
もう二度と戻ってはこれないかもしれないかくばに、お礼を言う八重。

あくる朝。

銃声が響く戸ノ口原。

そしてついに半鐘が鳴らされました。
半鐘が鳴ったということは・・・戸ノ口原が破られた、ということなのでしょう・・・・・

敵が、もう、そこまで来ている。

三郎の軍服をまとい、髷を潰してまとめた八重。

「私は、三郎と一緒にお城に上がりやす。
今から、私が三郎だ。
逆賊呼わばりして、会津を滅ぼしに来る者たちを、私は許さねえ。
私は、戦う。」

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土方の言うとおり、籠城しても、敵を破るだけの兵力を持った援軍はこない。
破竹の勢いの新政府軍を止めるのに、戦の経験の全くない少年たちを投入せざるおえない。

・・・絶望的な戦いに突き進む会津。

今、安全な場所にいる者としては、もう、何も言えません。

頼母と千恵、土方と斎藤の別れ、そして少年たちの野営が悲しかったです。
決断をする時の容保の表情も忘れられません。

八重が活躍する時、それは修羅場を迎えた時なのだ、と、覚悟はしていたのですが、次回、予告を見ただけで、辛い。

感想は書けないかもしれない(涙)

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2013年6月22日 (土)

二回目のロンドン旅行。 その2:準備その2 ツアー予約

電話予約を入れて、いざ当日。

担当の人に機内2泊、ロンドン泊5日のツアーを申し込みたい旨を伝えた後、実は、と、前回、ヒースロー空港のカタール航空のカウンターで、危うくロンドンからドーハ行きのチケットを貰いそこなうところだったことを、その時のeチケットのコピーを見せながら打ち明けました。

そして、ツアー会社さんには何の責任もないことは重々承知であること、カタール航空の評価が高いことも知っている、その上で、海外ではそういうことはよくあることなのか、また、何をミスればそういうことになるのか、原因が知りたいと。

担当の人は、そういうことは聞いたことがない、と非常に驚き、ちょっと調べてみます、と一旦席を外しました。

そうかあ、滅多にないことなんだ・・・つまり、運が悪かった、ということなのね、ふぅぅ。

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会社も2年も前のことを言われて、困ったでしょうねえ。
滅多にないことならば、原因もわかりようがないだろうし。

結局英語が話せないのが原因なんでしょうね、と、困り顔で戻ってきた担当の人に言うと、いえ、eチケットさえあれば普通は何の支障もないのです、と慰められました。

うん、私もそう思う・・・でも、実際支障は起きてしまった。

ですので、そういう時に相談出来る現地の窓口はないのか、尋ねました。
このツアー会社はロンドンに支社がないことは知っていたので、代理でいいので、と。

そう尋ねつつ、前回、こういうことをちゃんと聞かなかった、もしくは聞いていなかったことを反省。

教えてもらったのは、各国で現地ツアーを展開している「みゅう」のロンドン支店の電話番号でした。
ここなら契約しているので、営業時間内ならば大丈夫、とのこと。
もし真夜中に困ったことが起きたなら、多少電話代はかかるけれども、日本の支店にかけてください、とも言われました。
そうか、時差が8時間あるから。もちろん営業時間かどうかは確認しなければなりませんが。

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これで何とか迷いを吹っ切ることができました。
高い東京発の直行便より、安くて便利な乗り継ぎ便。

次は利用航空会社の選択です。

カタール航空以外の、フライト時間の短いヨーロッパ乗り継ぎの航空会社を使用するツアーも一応提示してもらったのですが、やはりちょっとお高い。

高いと言ってもおおよそ2万円。されど2万円。
しかも乗り継ぐことに変わりはない。

他に国際線の経験がないためもありますが、カタール機そのものにはモニターの故障以外、特に悪い印象も残っていないので、カタール航空に決定。

何より決め手になったのは、ドーハ―ロンドン路線にも日本人乗務員が一人、乗るようになりました、という担当の人の言葉でした。

どんだけ日本人やねん。我ながら情けない(_ _);;

さて、日程です。

希望日の格安シートは、連休を挟んでいることもあって、ピンポイントでほとんど満席。キャンセル待ちか、片道1~2万円ほど(日によって違います)余分に払えば、何とか確保できるかな、という状態でした。

そこで、もし2泊延泊が可能ならば、往復格安シートで行けますよ、と、空席カレンダーを提示しながらのプレゼンが・・・うう、上手い。
延泊料金は2泊で36000円。運賃は往復とも希望日ならば2~3万円の割増。

2泊・・・天候による運休など、何が起きるかわからないのでホケンで空けておいた休暇分、ギリギリでした。

余裕を持って帰国するか、めいっぱい滞在するか。うーん・・・

いやいや。ロンドンなんて滅多に行けないんだから。迷っている場合じゃない。

何かアクシデントがあった時は、あった時!

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・・・あれだけ乗り継ぎにびびっていた自分は何処へ(^^;;

お店を訪ねる直前まで、輪郭が定まっていなかった旅が現実化していくにつれ、怯えは過去のものとなっていったのでした。←まあ、たいそうなことです(汗)。

担当の人の対応が良かったためもあります。
書ききれませんでしたが、その他様々なポイントでいちいち迷っていたので、全てが決まるまで2時間以上・・・まことにお手数をおかけしましたm(_ _)m
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と、いうことで2回目はロンドン7泊に決定。

お値段はサーチャージ代、延泊代、空港使用料金など〆て、21万円弱でした。

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20122

※同じくホテル近くの公園です。

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その1:準備その1

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初めての海外旅行でロンドン一人旅 編

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2013年6月21日 (金)

秋刀魚の味(1962年)

1962年公開 日本 113分 英語タイトル「An Autumn Afternoon」

監督:小津安二郎/脚本:野田高梧、小津安二郎/製作:山内静夫/音楽:斎藤高順/撮影:厚田雄春/美術:浜田辰雄
出演:笠智衆、岩下志麻、三上真一郎、佐田啓二、岡田茉莉子、中村伸郎、三宅邦子、北竜二、環三千世、東野英治郎、杉村春子、吉田輝雄、加東大介、岸田今日子、高橋とよ、菅原通済、織田政雄、浅茅しのぶ、牧紀子、須賀不二男

「小早川家の秋」のコンビ、野田高梧と小津安二郎が共同で脚本を執筆。小津安二郎が監督した人生ドラマ。撮影は「愛染かつら(1962)」の厚田雄春。(Movie Walkerより)

@NHK・BS「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~家族編」

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ストーリーは書いていませんが、ネタばれを含む簡単感想です。ご注意下さい。
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「おとうと」の時も書きましたが、フィルム再生技術の進歩は凄い。

小津監督の作品は大昔にテレビで「晩春」(1949年)と「東京物語」(1951年)を観ただけです。

その時は子供だったこともあって、昔の言葉遣いがよくわからない上に、その頃の日本映画の保存状況、特に音が非常に悪かったため、セリフが聞き取りにくいことが気になって、作品の世界にはいっていけずじまいでした。

その後、世界的に「小津調」の名声が高るにつれ、かえって敬遠するようになっていました。はい、へそが曲がってます(汗)
「小津的な」と評される作品を面白い、と感じたことがあまりなかったためでもあります。

ですので、本作が初・小津体験と言っていいと思います。

賛美されている構図へのこだわりなど、実際目にして、ああ、なるほど、と。感じ入りました。
映画製作者たちが思わず取り入れたくなるのも、もっともだなあと。
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静かな画面に秘められた人間の心の機微。
人生の終盤にさしかかった主人公、平山周平の、常に穏やかでにこやかな表情の中にある、悔恨、寂寥感・・・なんてことは言い尽くされているでしょう。

計算しつくされた静かな世界に動きをもたらすのは、食べ物に執着する姿がいじましい、東野英治郎さんが演じる元漢文の教師「ひょうたん」。
それから元艦長だった平山の、加東大介さん演じる元部下。

平山はさぞ、部下に慕われる艦長だったのでしょう。
「もし日本が勝っていたら、今頃ニューヨークにいたかも。」
という元部下の言葉にはどきっとしました。
バーで軍艦マーチに合わせて敬礼をしながら歩き回る、酔っているとはいえ、彼の少しイった目つきが強烈でした。

海軍で艦長と言えば、超エリートです。
平山は日本が負けた後、どんな人生を歩んだのでしょうか。
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ナビゲーターの山本晋也氏が、イタリア映画のような、と言っておられましたが、音楽によるところも大きいと思います。

最も驚いたのが、この音楽の使い方です。

少しラテン系のリズミカルなテーマとBGM。
この明るく軽やかな音楽を、軽いシーン、悲しいシーン問わず、ほとんどのシーンに使っている。
特に、ひょうたんの娘を演じる、杉村春子さんが泣くシーンに使っているのにはびっくりしました。

画面と音楽のミスマッチ感で、恐らく監督の意図通り、このシーンは忘れられなくなりました。
構図は取り入れることはできでも、愁嘆場でこういう音楽を使うセンスというか勇気を取り入れるのは難しいでしょう。
一つ間違えば・・・凡作、駄作。ああ、怖い。

ミスマッチと言えば、音楽だけでなく、セリフと表情の関係もそうでした。

「不潔な感じがする。」
きつい言葉を、普段は温厚な平山が、温厚な表情のまま、友人にはっきり告げるシーンも忘れられません。

ゆるやかに漂うユーモアの奥底にあるひやりとした感触と危うさ。

映画批評においては「小津調」と「完璧」はセットになっていたため、もっと予定調和な世界だと思い込んでいました。

いや、こんなにスリリングだったとは。
もっと早くに観れば良かったです。
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あと、この作品の2年後に、37歳で亡くなられた佐田啓二さん。
顔立ちは似ていないのですが、身体の線、動き方、雰囲気が、中井貴一さんにそっくり・・・いや、逆ですね、中井貴一さんがそっくりなのにしみじみしました。

小津監督の享年60歳、というのも、今思うと、若いです。
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この作品に描かれた昭和30年代の日本は、小津監督の生み出した幻想。
映画とは、多かれ少なかれ、監督含む製作スタッフたちの幻想であることに改めて気づかされ、幻想を映画として創り上げることの大変さに思い至らしてくれた作品でした。

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2013年6月19日 (水)

幽やかな彼女 #11 最終回

公式サイト

「ずっとそばにいてほしい」と暁(香取慎吾)に告白され、有頂天のアカネ(杏)。だが、急に顔を曇らせると、幽霊のアカネが生きている暁と一緒に暮らしてはいけないと言い出し…。

そんな中、暁を仰天させる知らせが入る。3年2組の生徒全員が千穂(前田敦子)を人質に取り、教室に立てこもったというのだ。その頃、小原南中では、我が子を心配して押しかけた保護者たちへの対応に和泉(真矢みき)ら教職員が追われていた。騒ぎを知った教育委員会の轟木(加藤虎ノ介)も現れ、校内は騒然となる。
教室の外から必死の説得を試みる岩名(髙嶋政宏)。まもなく、中にいる亮介(森本慎太郎)が電話で岩名に要求を伝えてきた。「俺らの要求は一つだよ。神山を学校に戻して、担任を続けてもらいたい」。続けて電話に出たりさ(山本舞香)も、父親の京塚(飯田基祐)に暁の転任を白紙にするよう伝えてほしいと懇願。暁を慕う生徒たちの真剣な訴えに、岩名は言葉をなくし…。 (公式サイトより)

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今回もセリフをメモる時間がなかったので、ざっくりと書きます。
文中のセリフは全て概略です。

修学旅行前みたいに立てこもりを用意する生徒たち。
やることの是非はともかく、皆で徹夜で何かするって楽しいそう。

河合まで参加しちゃってます。良くも悪くも印象は「足」。もういっぺん使ってきました。

でも浮かれているばかりじゃない。
かえって暁の立場を悪くするんじゃないか、と気づきはじめます。

さて、大人たち。
駆けつける親たち、PTA内の権力者の言うがままに動く教育委員会。
彼らが強制撤去しようとするのを、教師たちは暁が生徒を説得することを支持します。

何かあった時は自分たちが責任をとる。

今まで語られてきたセリフの集大成でしたが、それぞれの教師の個性は出ていました。
中でも、自己反省する大原と、いままで何事も副校長まかせだった校長の、公園の遊具を教育に擬えた話は印象に残りました。
窪内は生徒一人一人を良く見ていた、良い先生、ということで。

教室で生徒たちを叱責する暁。

理由があれば、間違ったことをしていいなんて理屈は通らない。
これから理不尽なことなど山ほどある。そのたびにこんなことをするのか。
大人だって弱さを抱えて生きている。
自分を理解してくれと甘える前に、相手を理解する強さを持って欲しい。

みなさんはもう、大丈夫です。

文化祭で唄う予定の曲で、暁の卒業式を行う生徒たち。
タクトをふる暁。

唄い終わって感無量の暁と生徒たち。
そこへ教育委員会の人々がバリケードを壊して入ってこようとします。
倒れてきた机からりさを庇った暁は意識を失って・・・

意識だけが自分の部屋に戻った暁は、アカネと触れ合うことができました。

このまま死んでもいいや。いつか死ぬんだから。だったら一番良い時にみんなに惜しまれて死ぬのもいいかもしれない。

おいおい、生徒たちに言っていることと違うぞ・・・(^^;;

でも、教師だって人間だから、ということなのでしょう。
もういいやって思う時だってある。
このままだったら、ずっとアカネといられるしね。

しかし、ユーレイなのにポジティブ志向のアカネには、暁が何を言い出したか、最初は理解できません。
そういう発想はアカネにはないことだから。

猛然と説教をはじめます。

気軽に死ぬなんて言う人と一緒にいたくない。
20年以上の幽霊生活を舐めないで。
私がどんな思いでここでうやってきたと思っているのか。

・・・結構楽しんでたようです(笑)

暁と会えてよかった。いろんなものを取り戻せた。
正確に言うと、取り戻せたのは暁だけだけど。
私は取り戻せない。
死んでいるんだから取り戻す資格がない。

人は死んだら終わり。
生きている人の思い出にはなれても。死んだ本人が何かを積み重ねることはできない。

生きている、ということは、それだけで可能性なのだから。

死ぬまで精一杯生きてください。
私は向うで待っています。

アカネが成仏しなかったのは、暁の思いのためだったんですね。
それを引きちぎるアカネ。

あなたに会えてよかった。

抱き合う二人・・・の魂。
やがて光に包まれたアカネは消えていきました。
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京塚が訴えを取り下げたので、暁は小原南中で教師を続けることができました。
ほんと、岩名の言うとおり、お騒がせな親父です。
河合と北山は良い感じになっているようで。
窪塚の方がお似合いなような気もするのですが(汗)

で、アカネは・・・幽霊というより背後霊?
暁は一生一人身ってことになるのかな。
幸せは人それぞれですから。それもOK、ということで。

お城の模型のネタはここで使ったのね。

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まとめ感想を書きます。

立てこもりの顛末はまあまあ予想通りでした。
そういうベタな部分もありつつ、教師たちが皆、真っ当な人々だったのが気持ち良かったです。

生きている、ということはそれだけで可能性なのだから、というアカネの言葉も響きました。

特徴的だったのは、親子、家族の関係です。

親がどうの、なんて関係ない。自分が強くなればいい。

駆け落ち騒ぎの時に、暁が生徒に言う言葉です。
りさも両親と分かり合えたとは思えません。少なくともそういう描写はないままでした。

その他、何かあればクレームをつける親、ただおろおろする親、全く無関心な親。
(三話の、アイドルになりたい娘の気持ちを受け止める父親は、例外的存在でした。)

自分のことで精一杯な大人たちに守ってもらえない、子供たちの心細さが印象に残りました。
だからこそ、ずっと見守ってくれている暁を失いたくなかったのだなあ、と。
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えっと、少しだけ突っ込みを書いておきます。

中盤で貼った伏線を、全てうまく寄りあわせていたとは、感じれなかったです。
その理由は、淳也、そして暁のかつての教え子、京塚の母、そして父など、重要なファクターの存在感が大きすぎたためです。
微妙にバランスが悪かった、と言うか。

特に淳也は、セリフひとつで片付けられちゃったみたいな気がする(涙)
できたら生きて絡ませて欲しかったなあ。
生きてこそ・・・アカネの言ったことを体現する人物として、ワンカットでもいいから。

幽霊という飛び道具をうまく取り入れていたとも思えなかったです。

真面目なメッセージが一杯つまった、ストレートな学園ドラマと、ユーレイというかファンタジックなパートが浮いていたように感じました。
アカネの過去が本格的に絡んでくるまでは、存在感も薄かったですし。

ラスト近くの吉岡さんには思わず噴出しちゃいました。
本当はこういうシーンがもっと見たかったのですが、これは好みですね。

なんだかんだ書きましたが(汗)、後味の良いドラマでした。

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2013年6月18日 (火)

噂のモーガン夫妻

2009年公開 アメリカ 103分 G 原題「Did You Hear About the Morgans?」

監督、脚本:マーク・ローレンス/製作総指揮:アンソニー・カタガス、ライアン・カヴァーノ/製作:マーティン・シェイファー、リズ・グロッツアー/共同製作:メリッサ・ウェルズ/音楽:セオドア・シャピロ/撮影:フロリアン・バルハウス
出演:ヒュー・グラント、サラ・ジェシカ・パーカー、サム・エリオット、メアリー・スティーンバージェン、エリザベス・モス、マイケル・ケリー

スター共演によるロマンチック・コメディ。殺人を目撃した離婚寸前のセレブ夫妻が、身分を隠して田舎町へ逃亡。カルチャーギャップの妙味と大人の恋愛模様が巧みに交錯する。(Movie Walkerより)

@BS

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ネタばれなしの超簡単感想です。

妻はマンハッタンで数千億円の物件ばかりを扱う不動産会社の女社長、夫は、全米屈指の敏腕弁護士という、別居中で離婚寸前、子供のいないセレブな夫妻。
別居の理由は、夫の浮気。
あくまで浮気だったようで、妻を愛している夫はひたすらあやまりますが。
突っぱねる気の強い妻。

後でわかるのですが、妻は、夫に対してはもちろんですが、浮気をされた自分も許せないというか、浮気をされたことで相当落ち込んでいたのです。
夫が浮気をしたのは、自分に魅力がなくなったためではないか、と。
不妊治療でギクシャクしはじめた頃のことであったようで、年齢的にも非常にデリケートな精神状態だったのです。
しかし、本音を言うにはプライドが邪魔する妻。
そんな二人がやむを得ず西部のど田舎に隔離され、ジタバタするわけで。

ま、ちゃんと口で言わないと相手には伝わらないよ、というお話でした。

例によってヒューは気の弱いインテリ。
西部の田舎やそこに住む人々の描き方もお決まりのパターン。

でも、それぞれのシチュエーションを丁寧に描いているので、わかっていても笑ってしまう。
これが伝統というものでしょう。エンターティメントの提示の仕方が素晴らしいです。
劇中のチビッコの歌も上手でした。

ただ、主人公たちのとんでもセレブっぷりがね~。
アメリカそのものが夢の国だった時ならば、おとぎ話として割り切って楽しめたと思うのですが、人や物の行き来が自由になり、全世界規模で貧富の差が問題になっている今は、少々鼻についたりしました。

妻には、女性としての悩みが伝わる以前に、最後まで多少の傲慢さを感じてしまいました。
それだけヒューのダメ男っぷりが可愛らしかった、とも言えるかもしれません。

本当は、とんでもないセレブやミュージシャンなどより「アバウト・ア・ボーイ」くらいのダメっぷりが好きなのですけれども。

他愛なく笑おうと思えば、笑える作品です。←なんだか捻くれた書き方。

以下、ネタばれ含む感想ですので、反転しておきます。
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結局、この夫婦、養子をもらうのです。
それも東アジア系の。

「いとしい人」(2007年米製作 ヘレン・ハント、ベッド・ミドラー、コリン・ファース)を思い出しました。

この作品の感想の一部を再掲します。

>何かと言うと「中国人の養子」というキーワードが出てくるのが気になりました。

それが流行りなのかな?
何故、自国の子供じゃないのだろう。

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原題の直訳「モーガン夫妻のこと、聞いた?」が「噂のモーガン夫妻」。
わかりやすくって、内容を端的に表していて、お見事。
ラブコメの邦題は、総じて知恵を絞っているような気がします。

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2013年6月16日 (日)

八重の桜 第24回「二本松少年隊の悲劇」 

公式サイト

八重(綾瀬はるか)がかつて尚之助(長谷川博己)と共に訪ねた二本松領内が、新政府軍によって侵攻された。八重と交流をもった二本松少年隊も出陣したが、多くの少年兵が新政府軍の激しい銃撃にさらされ、敗走する。深手を負った少年兵たちは八重が救護にあたる会津の日新館へと運ばれる。
その後も会津は苦戦を強いられていた。白河口の総督として尽力していた頼母(西田敏行)は、容保(綾野剛)に再び恭順を主張するが受け入れられず、白河口総督の任を解かれる。
会津城下に戦火が迫るなか、京都では覚馬(西島秀俊)が自分にできることはないかと考え、新国家のあるべき姿ともいうべき意見書を書き始めていた。(公式サイトより)

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会津については覚悟ができた、覚馬。
今の自分に出来ることは、その先を見ること、作ること。
牢屋番に幾度破り捨てられても、まさに血を吐く思いで建白書「菅見」を口述しています。

八重の指導で銃の取り扱いを学ぶ少年たち。
早くから八重から鉄砲指南を受けていた伊東悌次郎は、腕を認められて年が満たなくても白虎隊に入隊。

「八重様のおかげだ。」

高木盛之輔は大殿の護衛兵として城に上がることに。
勉強ばかりしていた山川健次郎は遅れをとった、と悔しがります。

体を鍛えるにはこれが一番、と久しぶりに米俵を担いてみせる八重に、昔を、三郎を思い出して思わず涙ぐむ佐久。

かつて訪れた白河、二本松はどうなっているのか・・・戦況を憂慮する八重。
あの時に話したことが、何もできていない。何も間に合わないうちに戦が始まってしまった・・・もう悔やむには遅すぎることを誰よりわかっている尚之助。

健次郎たちを見つつ、あの子たちも戦場に行くことになるのか、と呟く八重は、尚之助の「白虎隊はあくまで備えの隊。まだ戦場に出す年ではない」という言葉に、良かった、と。

白河には板垣と大山が来ていました。
白河を落とすためではなく、会津を落とすために。
彼らは兵站線を絶ちながら兵を二本松に進めることにします。

大山から日光口を破れなかった原因を聞かれた板垣。山川大蔵というのが手強かった、と。
完璧に敵の進軍を封じた山川大蔵。
「会津の山川。」
初めて大山は山川の名を知りました。わずかなシーンでしたが、戦後への伏線として、メモっておきます。

白虎隊の士中一番隊と二番隊は新選組とともに猪苗代で殿の警護にあたっていました。
なお、この時、土方と白虎隊が本当に親しく会話したかどうかは不明なのだそうですが、少年たちにとって新選組の土方歳三は憧憬の的だったとのこと。

新選組というのは会津から古くからある隊名の一つであると少年から聞いた土方と斎藤。

「子供と言えど、会津武士は違うものだな。
俺があの年の頃は石投げの喧嘩ばかりしていた。」


”バラガキ”だったものね・・・(笑)

「私も似たようなものです・・・会津の古い隊名だったのか、新選組は。」

感慨深げな斎藤。
土方も、以前は会津の飼い犬にはならない、出し抜こうとも思ったけれども。

「存外、信用されていたのかもしれんな。」

子供たちの歓声を聞いて、京の時には決して見せなかった柔和な表情に。
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棚倉城が落ち、白河を取り返せない頼母は、容保に停戦することを提案しますが、他の家老から猛反発を受けます。

何を、今更。
恭順の道は絶たれている。奥羽諸藩の加勢を得ても帰順は叶わなかったというのに。
何と引き換えに和睦に持ち込むつもりか。

それがし、西郷頼母、そして家老一同腹を斬って、首を差し出す。

「奥州街道を塞がれては、会津への武器、援軍、糧食の流れが絶たれます。」

そんなことはわかっている、それを止めるのが総督の役目、なぜ、のこのこと戻ってきたのだ、と責められる頼母。

敗戦の失策は幾重にもお詫びするが、兵器の差は明らか、その上戦さ場にて諸藩が一丸となるのは

「これは、これは難しござる。」

ここで、兵器の問題がまた繰り返されます。
もう、言っても詮無いことと知りつつ、反射炉を今すぐ作れないか、大砲は、と詰め寄る頼母に、できればやっている、と激昂する田中土佐。

「今は、その、金も、時も、」
「土佐~っ。
だから、あん時、一刻も早く都を出ていればっ」

容保含め、一同、凍りつきます。

「ぬしゃに何がわかる。俺は都で戦った。血を流した。筆舌に尽くしがたい屈辱も、ともに味わった。
何も知らないぬしゃ、出過ぎた口を聞くな。」

一刻も早く都を出ていれば、息子は死なずにすんだかもしれない、内蔵助の苦い、苦い言葉。

容保は硬い表情で、頼母を解任しました。

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列藩同盟の銃の修理をする尚之助や権八たち。八重も重要なスタッフとして加わります。

ほとんどが火縄銃。

それを目の当たりにしたから、頼母が停戦を言い出したのだろう、という尚之助の言葉に複雑な表情の家老、萱野。

健次郎の分析で、火薬さえも関ヶ原の時代と同じであることがわかりました。
体は弱くても、頭は抜群に出来て、みるみる銃や火薬の仕組みを吸収する健次郎。

そこへ秋田藩が敵に下ったと言う報せが入ります。
背後にも敵を抱えてしまった会津。

これで二本松まで北上されは大事になる・・・

「二本松、あの子たち・・・」
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京では、松平春嶽が、国事を全て自分たちだけで決めている、と岩倉と木戸たちのやり方に疑問を投げかけていました。

会津が朝敵などというもでっち上げではないか。
太政官の中には、かつて御所に向かって発砲したものもいるというのに。
会津の謝罪、恭順の願い書を全て握り潰し、その結果、奥羽一円は戦乱の地となっている。
罪なきものを罰し、内乱を起こすことが王政復古なのか。

体制を一新すべき時に甘い処断はしていられない、会津を帰順を受け入れるなど、もってのほか、と反論する木戸に、
会津討伐はかつての長州征伐の裏返し、官軍と賊軍とはいつ入れ替わるかわからんことを恐れているのか、と春嶽。

「だから、二度とそのようなことが起きぬよう、禍の種は絶たねばならん。そのために僕の仲間たちは血を流してきたんだ。」

禍の種。自分たちが禍の種にならないために。

私怨を含む政策になおも疑問を呈する春嶽を、

「全てはご叡慮や。」

の一言で封じ込めようとする岩倉。

「歪んでおる。あなた方の作る新しい国は、踏み出したその一歩から、すでに歪んでおる。
誰のための国作りぞ。」

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二本松では、八重の出会った子供たちが、鉄砲が撃てる、ということで兵士として編成されていました。

板垣率いる新政府軍と対峙する少年たち。
12歳から17歳。数えもしくは単純計算だろうから、今だと12歳とあっても11歳だったかもしれません。

敵に寝返るより、同盟の信義を貫く道を選んだ、誇りを持って戦え、と激を飛ばす木村銃太郎。
彼だってまだ22歳。子供たちを庇って斃れました。

相手があまりにも子供なことに驚く大山は、一旦引き上げさせます。
木村から後を託された二階堂は、その処置を礼で持って受け取ろうしますが。
先生の仇をとろうと、少年が立ち向うのを止めようとして撃たれてしまいます。

重なるショックに錯乱する少年。
敵の隊長を刺します。いくら相手が子供でも、刃を振りかざしてきては。それが戦争。
少年も、どんなに怖かっただろう・・・

この少年は「家族ゲーム」の真田を演じた、吉井一肇さんでした。

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解任された頼母。
自宅で、妻の千恵と老母を前に、殿を守って命を捨てる覚悟を語ります。
家のことを頼まれた女たち。

「西郷頼母の名に恥じぬお働きをなされてくださいませ。
おなごばっかりでも、旦那様の名を辱めることはいたしませぬ。」

和やかに遊ぶ女の子たち・・・

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日新館に運ばれた二本松の少年たち。

かつて八重から貰った縁起物のだるまを手にして息絶えてしまった13歳の少年を抱きしめ、慟哭する八重。

「こんな子供を。なんで子供まで・・・」

晩、一人、銃を撃つ八重。

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大義名分を振りかざした新政府に追い詰められる奥羽の人々。
圧倒的に不利な状況とわかっていても戦おうとする会津。

こうなっては仕方がない・・・本当にそうなのだろうか。
政治の駆け引きの結果、死地に追いやられる少年たち。

この悲劇は歴史として、もう動かしようがないけれども。
ここから学ぶことはあるはずだったのに。

この後、日本全体が会津と全く同じ道を辿ることになる。
春嶽の言うとおり、踏み出した一歩から歪んでいたためなのか、どうなのか。

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次回、白虎隊が前線に立つことに。
悲劇は加速していきます。

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2013年6月15日 (土)

二回目のロンドン旅行。 その1:準備その1

行ったのは去年の10月・・・放ったらかしにするにもほどがある(-_-;)

ドラマや読書の感想でいっぱいいっぱいだったこともあるのですが・・・・

実は、一回目のような劇的な出来事はなかったけれども、長く滞在した分、じわっと落ち込んでしまって、中々書く気にならなかったのです。
と言っても、たかが7泊なんですが。(前回は3泊)

ぼちぼち書き残す気持ちにようやく、なりました。

前回は「はじめて」ですので、準備を含めてかなり長々と書きましたが、今回は、なるべく短くするつもりです。←あまり自信はありません(^^;;
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まず、前回、あまり良い印象を持たなかったにもかかわらず、なぜ再びロンドンに行こうと思ったのか、から。

ロンドンに対する印象などは「はじめての「初めてのロンドン旅行」をご覧ください。

初めての海外旅行でロンドン一人旅 編

ひとことで言うと、言葉が通じなくても、機内を含めて、異邦人として快適に過ごせるかどうか、再チャレンジしてみたかったんです。リベンジ、というか。

もちろん英国以外にも以下の条件で、色々、色々、検討しました。

○パッケージツアーが好きではなく、なるだけフリーで動きたい、だとしたら安全なところ。
○暑い所には行きたくない。虫が嫌いなので。
○所謂リゾート地は、一人で行っても楽しめないだろうから、NG(^^;;
○自力でホテルを予約する自信はないので、前回のような飛行機とホテル予約のみのフリープランのツアーを申し込む。

・・・うーん、前回のような、かあ、だとしたら、見逃したところもあるので、ロンドンに再チャレンジしてみようかな、と。

結局、何だかんだ文句を言いながらも、歩きやすくって、魅力的な街なんです、ロンドンって。
この結論に至るのに、半年かかりました。(´▽`*);;

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前回、乗り継ぎをめぐるトラブルを経験したので、フリープランで直行便のツアーを検討してみました。

トラブルの仔細は

その27:最終回です。
その26:帰国の日。

をご覧ください。

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一番近い空港は関空です。車でおおよそ2時間。
直行便は関空からは出ていないので、成田か羽田発になります。

○成田及び羽田直行便は午前中に出発するので、前日に東京に着いていないと間に合わない。
大阪、東京往復の交通費の他に東京での宿泊費がかかる。

○関空だと夜中出発でなので、その日の仕事を片付けてから、乗り合いタクシーで間に合う。
そのかわり、トランジットに2~3時間要する上、回り道をするので時間がかかる。

・・・乗り換えのストレスを避けるか、利便性及び価格を優先させるか。

最初は海外での乗り換えは絶対に嫌、と思っていたのですが・・・予算を眺めているうちに次第にブレが生じてきたのです。我ながらセコイなあ、と思いつつ。
一番近い空港が関空でなければ、迷う余地はないのですけれども。

結局、一人であれこれ迷うより、プロに相談するのが一番だという結論に至りまして、前回と同じ旅行会社を訪ねました。
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前回書きましたが、この旅行会社はサーチャージ料は別料金ですが、一人部屋追加料金はとらないシステム。
その他の会社はサーチャージ料込み、一人部屋はビジネスホテルクラスで一泊あたりおおよそ10000円の追加料金、というシステムがほとんどで、滞在が長くなればなるほど、高くなる。
しかし3~4泊程度なら、サーチャージ料金と同額くらいなので、合計すればほとんど差がない、と言っていいでしょう。

差がないのなら、トラブった原因もわかるかもしれないので、とりあえず同じ会社に行ってみようと思ったのです。

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あれー、また長くなってしまった(大汗)。
この分だと、離陸するまでに後3回くらいかかりそう。

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※宿泊したホテルの近所の公園です。赤いのは、電話BOX。

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2013年6月14日 (金)

リアル 完全なる首長竜の日

2013年公開 日本 127分 G 

Photo

公式サイト

原作:乾緑郎「完全なる首長竜の日」(宝島社文庫)
監督:黒沢清/脚本:黒沢清、田中幸子/企画プロデュース:平野隆/エグゼクティブプロデューサー:田代秀樹/プロデューサー:下田淳行/音楽:羽岡佳/撮影:芦澤明子/主題歌:Mr.Children
出演:佐藤健、綾瀬はるか、オダギリジョー、染谷将太、堀部圭亮、松重豊、小泉今日子、中谷美紀

第9回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した乾緑郎の小説「完全なる首長竜の日」を、佐藤健&綾瀬はるか主演、黒沢清監督で映画化。浩市と淳美は幼なじみで恋人同士だったが、淳美は1年前に自殺未遂で昏睡状態に陥り、いまも眠り続けていた。浩市は淳美を目覚めさせるため、「センシング」という最新医療技術を使って淳美の意識の中へ入り込み、彼女がなぜ自殺を図ったのかを探る。センシング中に出会った淳美は、浩市に「首長竜の絵を探してきてほしい」と頼み、浩市はその絵を探しながら淳美との対話を続ける。しかし、センシングを繰り返すうちに、浩市は見覚えのない少年の幻覚を見るようになり……。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

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原作未読、ネタばれなしの感想メインですが、最後に少しだけネタばれ含む感想を書いていますのでご注意下さい。

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他人の夢の話って聞いていて面白くないことが多い。
本人だけが、辻褄が合っていないシーンが自分の過去のどこから来ているのかを知っていて、その繋がりを楽しんでいるから。
話し手の心象風景を自己満足で語られると、ついていけません。

しかし、話し手の腕が良い時は、不条理な世界にぐっと引き込まれる。

この映画はどちらなのだろう、という不安を抱きつつ、映画館へ。
冒頭でぐっとひきつけられなかったので(汗)、不安が中々消えず、作品の世界に浸るまでに時間がかかりました。

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結論から言うと、「センシング」をどう捉えるかという点と、「あれ」がなぜ罪悪感の象徴になったのか、そこに必然性を求めるか否かで、大きく意見が別れると思いました。

自分は、わからなくてもいい、と思ったので、OKです。
「センシング」はねえ、多少都合が良すぎないかな、とは思いましたが。

その他のシーンはキャストの表情、セリフ、そして衣装を含めて、ああ、そういうこと、と納得できるよう描いていました。
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SFのような、ホラーのような、スペクタクルのような、特撮のような、もやっとした不条理な悪夢の世界。

もし、ハリウッドだったら、スペクタクルなシーンをもっと作りこんで前面に出しただろうし、主人公たちの感情の波やサイコ的なトラップも、もっとドラマチックにわかりやすく描いただろうと思います。

でも、圧力を感じない、日本的な"もやっと”感は嫌いじゃないです。
作り手側の意図を押し付けてこないので、暑苦しくない。
もやっとした画面から、じわじわと悲しみが沁み込んできました。

相手の意識の中に入る。
君が、あなたが。ずっと自分の意識の中にいたような気がする、というようなセリフもありました。
だからといって精神的にわかりあえている、ということでないような気がするのです。
肉体だけでなく精神そのものも、どこまでも「個」なのだから。
少なくとも生きている間は。

ここから先の感想はネタばれを含みますので、一番後に書きます。

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ちょっと突っ込みを入れます。

もやっとした部分=中途半端と感じるシーンもありました。
プロットだけでなく、CGの質にも。
CGは予算もあるのでしょうね。
廃墟のシーンが仮面ライダーみたいなのが、ライダーファンとしては楽しみつつも、それでいいのかな、と、複雑な気持ちになりました。

一番気になったのは、シーンの繋ぎ目の粗さです。
わざと粗くしている部分もあるのでしょうが、もう少し作りこんでくれたら、もっと作品の世界に浸ることが出来たと思います。
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主人公二人を描くことに全力を傾けた作品。
すなわち、二人の放つスターのオーラを、真っ当に描いた作品です。

それぞれのファンはそれなりに楽しめたのではないでしょうか。
「仁」「八重の桜」「ブラッディマンデイ」・・・それぞれのドラマのキャスティングと重ね合わせるのも一興でしょう。

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以下、ネタばれを少し含みますので、ご注意下さい。
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前半は浩市の分身だった淳美。
後半、スタンスが逆転した後は、姉のようにも見えました。
どちらの淳美にも生身の女性を感じることはなく、清らかでひたすら美しく、時には残酷でもある、勇敢なミューズのようでした。

でも、それは浩市がそう感じているからなのでしょう。
どの淳美も結局は浩市から見た淳美なのです。

だとしたら、淳美に立体性はなく、この映画で生きている人間として描かれているのは浩市だけ、ということになります。

自らの中に廃墟を持ち、欠落してしまった何かを捜し求めていた浩市。
目覚めた後、彼の心から「あれ」は去っているのでしょうか。廃墟は消えているのでしょうか。
淳美に立体性を感じないので、その後の二人の暮らしが想像できません。
浩市の彷徨はずっと続くような気がするのですが・・・
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映画の世界にどっぷり浸れたのは、帰宅してから後です(^^;;

感想を書くために何度も反芻しているうちに、様々な印象がそぎ落とされていって、最後に残ったのが、ひとりぼっちの浩市の姿でした。

佐藤さんは、浩市の孤独感をよく表していたと思います。

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映像的な物足りなさは感じましたが、じんわりと記憶に残る作品。

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2013年6月12日 (水)

幽やかな彼女 #10

公式サイト

暁(香取慎吾)のクラスの文化祭の出し物が合唱に決まった。香奈(未来穂香)はさっそく停学中のりさ(山本舞香)に連絡。りさの早い復学を願ってのことだが、りさに反感を抱く舞(飯豊まりえ)らには、それがおもしろくない。

そんな折、轟木(加藤虎ノ介)が暁に転任を勧告。京塚(飯田基祐)がりさを復学させる条件として、暁を学校から追い出すよう教育委員会に要請したらしい。だが、和泉(真矢みき)はこの要求をはねつけ、りさを学校に戻すつもりはないと断言。親の愛情に飢えて心が歪み、茜をあやめた淳也に似たりさを許せずにいたのだ。このことを知ったアカネ(杏)は、和泉を救ってあげてほしいと暁に頼む。 (公式サイトより)

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あまりがっつりとメモれなかったので、記憶を頼りに書きます。

教師を辞めるのを辞めます、と職員室で宣言した河合。
だったらTPOをわきまえた服装に変えよ、と大原。

・・・TPOって、やる気があるかどうかは関係ないんじゃないかな、と突っ込みつつ。

河合はりさのことを窪塚に相談します。
窪塚は、人の気持ちをどうにかできる魔法の言葉なんてない、と。それより。
「改心ズ・ハイ」。
いきなり頑張りすぎると疲れるよ、と河合にアドバイスします。

河合の言う通り、単に気が弱いだけの、本当はいい教師のようです。
りさたちに手こずったことがトラウマになったのか、1年間、生徒に話しかけれなかったんですねえ。
お祝いに呑みに誘う岩名(笑)。

りさともう一人、救って欲しい生徒がいる、とアカネが霧澤の名前を言ったシーンにはちょっとうるっとしました。
暁はアカネを霧澤にあわせ、事件の真相を語ります。
淳也はりさと一緒だったこと。
茜が自殺しようとした淳也を止めようとして、誤って刺されてしまったこと。
死ぬ間際まで、いや、死んだ後までずっと淳也のことを心配していたこと。
淳也に思いが残って、もはや生きていた頃の記憶がなくなってしまうほどの長い時間、淳也のアパートにとどまっていること。

霧澤はアカネを見る事はできないけれども、自分を抱きしめてくれる暖かな気配は感じることができました。

父の理不尽な取り引きを知ったりさは河合にそのことを打ち明けます。
河合はりさの父に直談判するも。
きれい事を言う暁など信用できない、親なら誰でも我が子がいじめられる側になるよりいじめる側の方がいいと思っている、とはねつけられます。

・・・そうかなあ。河合も絶句していましたが、大分と歪んだ考え方です。

転任を、今日1日だけ担任をやらせてもらうという条件で受け入れた暁。
生徒たちにはもちろん知らせずに、最後の教壇に立ちます。

教室では、りさと舞が本音でぶつかり合っていました。

人なんか信じない。友人だなんて思ったことがない。都合のいい奴だと思っていた。でも、それも悪くない、楽しい時はあった、とりさ。
舞たちも、自分たちがりさを怖がっていたことを認めます。都合のいい奴でしかないことも自覚していました。だからこそ、反発も強かったのでしょう。
でもその一方で、彼女が何かを抱えていることも感じており、心を開こうとしない寂しさも感じていたみたいです。
単にりさの、圧倒的な威圧感に振り回されていただけではない。

今、やっと少し心を開き始めたりさ。
舞に、できれば友だちになりたい、と。
りさの、勇気を振り絞った言葉です。

彼女たちのぶつかり合いを見て、暁も本音を語りだします。

ここへ来た時は、みんなに興味なんかなかった。
教師を、大人を見下して、信じてなくて、お互いに距離を置いて、本音を言わない中学生たちに合わせて、自分も仕事と割り切って踏み込まないようにしようと思っていた。

でも、教師というのは、そういうもんじゃないだろう、と言ってくれた人がいて。

自分を変えようとしたり、人と繋がろうとしたり、大人になりたいと願ったり、自分を見失ったりして、みんなもがいていること、距離を置いているように見えて、消えない絆があることが見えてきた。

そんな傷つきやすい心、傷つきやすいからこそ隠している。
でも、だからこそ、ぶつかり合うことで生まれるものがある。

みんなの教師で良かった。

去っていく暁。

暁の様子がいつもと違う、と不審に思う生徒たち。
りさが転任のことを、転任を強要された理由を打ち明けます。

けっこうサバサバとアパートに戻った暁。
サバサバっとアカネに告白しちゃいました。
人間と幽霊の恋愛・・・は、やっぱり何かとやばいと思うけどなあ。別れは切ないけれどもねえ。

どんな結末にしてくれるのでしょうか。

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子供たちを信じて見守る。
それが大人、そして教師の役割。

暁、霧澤、生徒たちのお話はいい流れでした。
でも、学級封鎖には、正直、あれ~っと思っちゃいました(大汗)
概視感がありすぎ・・・見る前からおおよその流れが想像できちゃって。

良い形で裏切って欲しいものです。

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淳也が亡くなった、と聞いた時には思わず、なんと不憫な、と涙しましたが、亡くなったらしい、ということですから、まだ何らかの伏線になりえるかも。
だとしたら?・・・
あと、模型を壊したのはアカネの力だった、ということで決着したのでしょうか。
それにしては唐突なエピのように思うのですが・・・どうなのでしょう。

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2013年6月11日 (火)

五月のミル

1989年製作 フランス、イタリア製作 107分 原題「Milou en Mai」

監督:ルイ・マル/脚本:ルイ・マル、ジャン=クロード・カリエール/製作総指揮:ヴァンサン・マル/製作:ジェラール・モルト/音楽:ステファン・グラッペリ/撮影:エマニュエル・カストロ
出演:ミシェル・ピッコリ、ミュウ=ミュウ、ドミニク・ブラン、フランソワ・ベルレアン、ハリエット・ウォルター、ヴァレリー・ルメルシェ、ミシェル・デュショソワ、ルノー・ダネール、ブルーノ・ガレット 他

1968年5月、フランスの田舎の家に集まってきたブルジョワ一家の数日間の騒動を描く人間ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはヴァンサン・マル、製作はジェラール・モルト、監督・脚本は「さよなら子供たち」のルイ・マル、共同脚本はジャン・クロード・カリエール、撮影はレナート・ベルタ、音楽はステファン・グラッペリが担当。出演はミシェル・ピッコリ、ミュウ・ミュウほか。(Movie Walkerより)

@BS

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ネタばれなしの簡単感想です。

公開当時、話題になったのを見逃していた作品。

所謂「お葬式」ものです。
葬儀の形は違えども、家族たちが本音を吐き、人間関係が錯綜するのは日本と変わりません。

亡くなったのは、主人公、ミルの母親。
地主の息子として生まれたミルは、自分の土地を管理する以外の仕事をしたことがない、初老の男です。
立派な家と農地や庭はあれども、もうそれだけで暮らしていける時代ではなく、実はとっても貧乏。
でも、お金がなくても、自然の恵みがあれば、のんびりと暮らしていける。
そんな生活に満足して生きてきました。

母親の死で集まってきたのは、ミルの娘とその娘、つまりミルの孫。ミルの弟とその息子。
ミルの亡くなった末弟の娘、つまり、姪。
家屋敷の処分を巡るミル、弟、姪、娘の思惑が、母の死そっちのけでぶつかりあいます。

家を売って金に換え、分配すべきだと主張する弟たちと、絶対売らないと譲らないミル。
家には母の思い出がつまっている、というより、ミルにとっては生命線ですから。

そこにメイド、姪の友人、ミルの娘の幼馴染、なぜかトラックの運転手まで加わってきて・・・

と、まあ、ストーリーだけ書くと2時間サスペンスみないな設定なのですが。

いじましい遺産争いと各々が秘めている苦悩、そして恋愛沙汰が、美しい田園風景の中で、多少ブラックの効いたユーモアを交えて描かれいて、ルイ・マルのエスプリ漂う作品になっています。
後半のドタバタにはサイレント映画の趣きを感じました。

お葬式ってお祭りなのかもしれない。
センチメンタルなシーンはほとんどありません。
祭りの終わった後の寂寥感まで、明るく描いています。
その明るさが、見終わった後で切なく残りました。

お葬式を混沌とさせた原因に、1968年にフランスで起こった五月革命があります。

五月革命とは、日本の安保闘争、チェコの「プラハの春」、アメリカの反戦運動など、1960年代末に世界同時期に起きた学生運動のひとつ、という教科書的説明を鵜呑みにしていただけなので、本当に革命に発展する、と捉えられていなかった日本の安保闘争と同じように思っていたのですが。(「プラハの春」は別次元の事と捉えていました。)

※自由と平等と自治を掲げた約1千万人の労働者・学生がパリでゼネストを行った。(wikiより)

この作品を観て初めて、労働運動まで広がったフランスでは、かなり切迫していたことを知りました。
流血革命を何度も経験しているからこその緊迫感でしょう。

あと、欧米の人たちの恋愛表現ってほんと、肉食系、と、改めて思いました。

TV放映可の作品ですから過激なシーンはありませんが、いや、だからこそでしょう、精神がそのもの肉食だなぁって。性だけでなく、生そのものに対して。

音楽がジャズ・ヴァイオリニストのステファン・グラッペリとは知りませんでした。
とても心地良いです。サントラが欲しくなりました。
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非ハリウッド系欧米映画が好きな人にはお薦めです・・・って、そういうのが好きな人はとっくにチェック済みだと思います(^^;;

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2013年6月10日 (月)

仮面ライダーウィザード #39「ピッチの忘れ物」

公式サイト

謎の男、笛木は白い魔法使いでした。
紫の指輪は真由のものなのは決定でしょう。

予想通り・・・と、いっても選択肢は余りありませんでしたらねえ。
さすがにここにきて第三の人物は登場させませんでした。
後は白い魔法使いとワイズマンが同一人物なのか、それとも仇敵なのか、というところ。
ファントムが何者なのか、何がしたいのか、というのはちゃんと説明してくれるのでしょうか。

今の相棒、仁藤に背中を押された晴人が、和也に、今の夢、すなわち魔法使いとして誰かの希望になる夢を叶える姿を見せる、というお話でした。
でも、ラスト、白い魔法使いの"衝撃”の登場で、友情物語は何処かへ行ってしまいました。
そこまでに描かれていたと言えば描かれていたと言えば、描かれていましたけれども。
主人公の過去に関する話なのに、なんだろう、このザコ・エピ感(汗)。

最後、やっぱりインフィニティーで倒しました。
それも圧倒的な強さで。
ある程度相手の力を見切った時点で、さっさとインフィニティーになればいいのに。
それだとお話が成り立たないのはわかりますけれども。
そんな初級レベルの話でいいのかなぁ、ライダーなのに。

すぐに最強形態にならない、なれない理由を提示しない変身モノって、カタルシスを感じにくいんじゃないかなぁ、と思ってしまうわけです。こんなこと、ど素人が書くまでもないことなのですけれども。

試行錯誤でもがく姿を和也に見せたかったのかなあ。
でも、そのために和也は怪我をしてるしなあ。

ということで、次回はいよいよ真由が復帰します。

こちらも来週はお休みだそうです。

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第17話「ガチだぜ!キョウリュウグレー」

公式サイト

前回の感想で、グレーさんの人間体はいないようだ、などど書いてしまいましたが、ボウケンシルバーさんだったとは。早とちりしてごめんなさい(^^;

ゾーリ魔たち、強い。今まではザコ扱いだったのに。
でも、キョウリュウジャーがレベルアップしたら、またザコに戻っちゃうんだろうな(汗)

ゾーリ魔たちが大量発生し、強くなったのは、デーボスの力が増した証拠、と警戒するトリンの元に現れたのは、自称石頭のグレーさんでした。

「どんな人間にもある光と影。俺はその象徴の戦士。白と黒の混ざった色。」

光と影、白と黒・・・善悪、ということではなく、長所と短所、という意味なのでしょうか。

今回のデーボスは
かつての恐竜の宿敵、デーボモンスター“デーボ・ナガレボーシ(公式サイトより)
恐竜絶滅の仮説、隕石の衝突 病気 氷河期。
だからヒョーガッキ、ウィルスンとは同期なのね。なるほど~。

ともかく、強敵です。
全く歯が立たないキョウリュウジャー。
レッドさんたちの危機を救わんと駆けつけたうっちーの必死の攻撃で、何とか退散させることはできましたが、グレーさんはキョウリュウジャーの不甲斐なさにおかんむり。

うっちー以外は戦隊として認めないと、他のメンバーに試練を与えます
中国風の箱庭にスピリットだけ飛ばされたメンバーたち。
それぞれ、自分の得意技を封じられて悪戦苦闘しますが、

自分の長所に賭けて勝負を挑み、見事、課題をクリア。(公式サイトより)

レッドさんはいち早くクリアしていて、鼻高々。
皆も、さすが、と感心するも、何だか怪しい感じです。

再びナガレボーシが現れました。
しかし、何故かレッドさんの攻撃だけ全く効きません。

ナガレボーシは次回も登場するので巨大化せず。
パワーアップしたゾーリ魔が何体も合体、巨大化しました。
前から思っていたのですが、どの巨大化デーボモンスターより、巨大化したゾーリ魔が一番ビジュアル的に気持ち悪くて素敵です。

倒したのはグレーさんの相棒、ブンパッキー。
尻尾を納める場所があったりと、中々可愛いです。

グレーさんとブンパッキーはレッドさんをキョウリュウジャー失格とし、代わってうっちーをリーダーに指名します。
うろたえるうっちー。(笑)

お前には弱さがない、だからそれ以上強くなれない、って言われてとまどうレッドさん。
中々奥深いですな。

どんな試練があたえられるのでしょうか。
全ては次回で!

・・・次週はお休みなんだそうです。残念。

そうそう、エンディングが新しくなっていました。
デーボス幹部たちのダンスシーンが残っていて、良かったです(^^

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2013年6月 9日 (日)

八重の桜 第23回「会津を救え」 

公式サイト

1868(慶応4)年3月、会津討伐に乗り出した新政府軍が仙台に到着。参謀の世良修蔵(小沢仁志)らは同じ奥羽の仙台藩に早く会津を討つよう命を下す。しかし、理不尽さを感じずにはいられない仙台藩は米沢など奥羽の諸藩と結束し、会津救済の嘆願書を提出することに。その知らせを聞いた八重(綾瀬はるか)は、安堵(あんど)する。そして八重と尚之助(長谷川博己)は早速、米沢藩士らに銃の扱いを教える。
 しかし、会津救済の嘆願はあえなく世良によって破棄され、これに怒った仙台藩士らが世良を暗殺。新政府軍と会津・奥羽軍との間で戦いの火蓋が切られる。(公式サイトより)

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「奥羽の賊徒は奥羽に撃たせる。」

憎々しげに奥羽諸藩を挑発する世良修蔵。

「何もかんも遅れた土地よ。」

うわっ、腹立つ・・・

世良については、彼が奥羽鎮撫軍の参謀でなければ、戦争は起きなかったかもしれず、世良のような人物を参謀にした新政府軍の不明を攻める説と、戦争を起こすための人選だったという言う説など色々あるようですが、横暴な振る舞いの数々で憎まれたことは確かなようです。

覚馬の消息不明の知らせを聞いてから、うちにこもりっきりになってしまったうらを、薙刀の道場に引っ張り出す八重。

「みねもそろそろ薙刀を始める頃だ。うちで手ほどきするのは姉様の役目だなし。それまでに腕を磨いておかねば。」

そこへ雪が現れます。
修理の喪はあけていないけれども。何もせずにいては、旦那様に申し訳なくて。
気丈に稽古に打ち込みます。

ここに至るまでの雪の心情は推し量るしかありません。
修理の死を受け止めつつも、別居生活が長かった故に、まだ実感がわかないのかもしれません・・・。

雪の姿を見て、率先して稽古を始めるうら。

「みねは旦那様からの大事な預りものだ。強え会津のおなごに育てねえと、後で旦那様に叱られっちまう。」

八重に、覚馬は生きている、また会える、と言われて。

「うんだなし。」
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「幕府を潰した汚名とともに。」

江戸城を退去する慶喜。
しかし、徳川ご宗家は残った、と見送る勝。

「なあ、勝。そなた、これまで誰に仕えてきた?」

上様にございます、と答える勝に、

「そなたが仕えてきたのは、徳川幕府だ。わしではない。
わしに家臣はいたろうか。
会津のように君臣一体となる家臣が。

これで徳川は残り、江戸も戦火を免れた。
では、会津はどうなる。

・・・いや、よい。」

会津はどうなるって、あんたが言うな、と思わず突っ込み(汗)。

孤独な人であったことはわかります。
ともかく、こうして徳川家は逃げ抜けました。幕臣たち(旗本、御家人)は大変だったろうけれども。

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奥羽では、会津討伐を命じられた仙台藩、米沢藩が、今年は凶作でもあるし、誰も戦などやりたくない、と、何とか戦争を避けようと会津藩を交えて協議していました。

梶原平馬は、容保が恭順第一の考えであることを伝えます。
ならば、その意思を形で示されよと諸藩。
慶喜が水戸に退いた今は、旧幕府勢力の筆頭は会津なのだから。

世良の要求は、鶴賀城の明け渡しと・・・容保の首。
理不尽な、それでは徳川ご宗家より重い処分だと、激昂する大蔵。
それは諸藩も同じ思いでした。

恭順の証として会津が提示したのは、容保が城を出て謹慎することと、領地の一部を返上。

「あめぇ。」

せめて鳥羽伏見の首謀者の首を三つばかり指す出すくらいでないと。
これを聞き入れてくれなければ、我らも会津討伐に討って出なければならない。

猛然と反発する平馬、と会津。

「されば、その時は全藩あげて、死を持って国を守るのみ。」

どうしても首がご入用なら、自分の首を鎮撫軍に差し出せ。

会津を追い詰めては、自分たちも巻き込まれてしまう・・・会津に罪はないことは我らもみな承知している、となだめる諸藩。

鎮撫軍総督へのとりなしを頼む秋月。
総督府の意のままになっては奥羽の地は踏みにじられる、これは決して会津一国のことだけではない、と訴える尚之助。
おお、このような重要な場に参加するようになっています。

「さよう、ことは奥羽全土さ関わる。」

仙台藩、米沢藩が呼びかけて諸藩が結束して嘆願すれば、あるいは何とかなるかもしれない。

「今こそ奥羽諸国の力が試される時かもしれん。」

奥羽諸藩の嘆願書に一縷の望みをかけつつ、主力部隊を国境にすすめる会津。

白河口は頼母と新選組。
越後口に官兵衛。
日光口には大蔵。

容保が土方に近藤が斬首されたことを尋ねるシーン、近藤と土方たちの別れには、思わず涙・・・
後日、本当にお墓を建ててくれた容保。
でも、その中には遺骨は入っていない。

負傷した土方に代わって組の指揮をとるのは「山口次郎」こと、斎藤一。
ともに戦った官兵衛が不審な顔。いや、こちらも不審(笑)。
土方は普通に斎藤、と呼んでるし。
公式プロフィールにもある通り、謎の人物、斎藤一。
そのうち、この大河なりに改名の理由をつけてくれるのでしょうか。

戦列を離れる土方は斎藤に「刀の時代は終わったな」と。

土方を見送た斎藤は、祠にお参りする時尾と出会います。

「どなたか、お身内か。」
「友だちの弟です。鳥羽伏見の戦で亡くなって、今日が月命日。
お城勤めだと、線香を手向けに参ることもできませぬので、こうして。」

三郎の月命日。

「一緒に供養させてもらえるか。俺にも弔いたい人がいるのだ。」

並んで手を合わせる二人。

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奥羽二十五藩が会津救済の嘆願書に署名したことを八重に知らせる権八と尚之助。

「仙台の伊達様と米沢の上杉様が総督府にお届けになられ、和議に向けての協議をされるということです。」

それならば、会津が逆賊でないことが明らかになるのか、と言う八重に、なる、と権八。

「そもそも、そもそも、会津には、なんも、なんーも非はねえんだ。」

他藩が会津のために動いてくれることに感謝する八重。
そこへ米沢藩の人々が、銃のこと、射撃のことを学びに訪れます。
米沢藩の軍備は大分遅れているとのこと。
構えを指導する八重。

顔が近いわあ。そりゃドキドキするよね~(笑)。

久しぶりに賑わうかくば。

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しかし。
嘆願書は世良に一蹴されてしまいます。
成り上がりものにコケにされる藩主たち。

江戸に残った広沢も嘆願をするため西郷に会おうと試みますが、捕らえられてしまいました。
一旦は会えると喜びつつ身繕いする広沢が哀れでした。

福島では。
傍若無人をつくす世良にじっと耐える諸藩の家臣たち。
世良が都の総督府に宛てた「奥羽みな敵とみて討つべし」という密書を手に入れて、ついに暴発、世良の首をはねてしまいました。

会津をなだめて穏便に事を進めようとしていた諸藩自ら、戦乱を招き寄せてしまったことに・・・

ああ、これこそ、西郷たちの思うつぼ(溜息)。
奥羽攻めの口実ができました。

知らせを聞いた会津。

参謀を切り殺したとあっては、もはや和議の余地はない、と内蔵助。
もはや、戦は避けられぬ、と容保。

「もはや、話し合いではすまなくなる。」

雨の中、急ぎ登城する権八と尚之助を呆然と見送る八重とうら。

世良の死によって
奥羽諸藩は、後戻りのできない全面戦争の道を進みはじめたのである。(ナレ)

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白河口の戦い。
敵陣に届かぬ砲弾に愕然となる頼母。
自分は突貫する、みなは戻って城を守れ、と叫ぶ頼母を押しとどめる斎藤たち。

越後では、官兵衛が長岡藩の河井継之助に会っていました。
協力を要請するまでもなく、戦う気満々の河井継之助。

五月六日、三十一藩からなる奥羽越列藩同盟が成立。

白河口で故障した銃を修理する尚之助。
旧式な装備の数々・・・
修理を手伝って欲しいという尚之助に、八重は日新館に傷病者の看護に向かうと告げます。
うなずく尚之助。

「武器がこの有様では、負傷兵はさぞ・・・」
「あの白河が今は戦さ場に・・・」

尚之助の予想通り、日新館が大勢の負傷者で一杯でした。

「これも戦だ、怯んではなんねえ。やんべし。」

ユキとともに看護を始める八重。

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京で幽閉中の覚馬。

「どこで間違ったんだ、会津は。いや、俺は。」

象山塾で、都で、長崎で。
世界を見ようとしてきた。
十年後、百年後に続く、豊かな道を探すはずだった。
それなのに。
会津は今、滅びの道を進んでいる。
俺には何にもできない・・・

いったん昏倒する覚馬でしたが。

「何だ、今、何と言った。」

<立ち上げれ!>

覚馬の耳に松陰の声が蘇ります。

<ただ、身一つでいい、立ち上げれ。>

立ち上げれ。

「そうか、まだある。俺に出来ることが。まだ、一つだけ。」

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ラストは、日新館で働く八重。

「もうちっと、やらせてくなんしょ。出来ることを、もう少し。」

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頑固な会津をさらに硬化させるように仕向けてきた新政府。
ついに罠に絡みとられた会津。
毎回、何とかならなかったものかと思ってしまうのですが。ふぅ・・・

権八と尚之助を見送る雨のシーン。短いカットでしたが、沈んだ風景と見送る八重とうらの表情も良く、彼女たちが急転する運命を迎えた時として、忘れられなくなるかも。

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2013年6月 8日 (土)

ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ

2010年公開 米・英・仏製作 109分 英国「NANNY McPHEE & THE BIG BANG」、米題「Nanny McPhee Returns」

原作:クリスティアナ ブランド「マチルダばあやといたずらきょうだい」(あすなろ書房)
監督:スザンナ・ホワイト/脚本:エマ・トンプソン/製作総指揮:デボラ・オズボーン、ライザ・チェイシン、エマ・トンプソン/音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード/製作:リンゼイ・ドーラン、ティム・ビーバン、エリック・フェルナー/撮影:マイク・エリー
出演:エマ・トンプソン、マギー・ギレンホール、リス・エヴァンス、マギー・スミス、レイフ・ファインズ、ユアン・マクレガー、エイサ・バターフィールド、ロージー・テイラー=リットソン

人気作家クリスティアナ・ブランドの小説「ふしぎなマチルダばあや」を、アカデミー賞女優エマ・トンプソンが脚色し、自ら主演した「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」の続編。戦地に行っている父親に代わって牧場をなんとか切り盛りしようと試みる若い母親を助けるため、田舎にやってきた乳母のマクフィーだったが、ここでも、魔法を使って3人の子どもたちと、2人の甘やかされた従兄弟を躾けることになる。共演にマギー・ギレンホール、リス・エバンス、マギー・スミス、ユアン・マクレガー。(映画.comより)

@スカパー

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原作未読、ほんの少しだけネタばれありの簡単感想です。
2005年公開の前作「ナニー・マクフィーと魔法のステッキ」は観ています。

主演のエマ・トンプソンの監督、脚本作です。前作は脚本のみでした。

手に負えないいたずらっ子たちのいる家に突然やってくる、無愛想で実は魔法使いの乳母(ナニー)。
メアリー・ポピンズと似ている設定ですが、どちらも元々英国に根付いている伝説を下にしているのでしょう。

「魔法のステッキ」は20世紀初頭が舞台で、コリン・ファースのいたずらっ子に手を焼くやもめっぷりをのんびりと楽しめたのですが、本作は第二次世界大戦が背景ですので、のんびり、というわけにはいきません。

英国タイトルは「THE BIG BANG」、すなわち大爆発。
爆発するのは宇宙から金融市場まで色々ありますが、本作ではすばり爆弾ですし。

前作同様、手に負えないいたずらっ子たちが登場しますが、田舎の子供たちは留守を預かる母親の手伝いもするし、戦地で音信不通になった父親を思う鬱屈もある。
疎開してきたロンドンの子供たちも、彼らなりの寂しさを抱えている。
そして田舎の子供たちと都会の子供たちの対立。

前作より少し寂しくて悲しい世界です。

この設定が生かされていたかというと・・・そうは思えなかったです。

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いがみ合う子供たちを仲良くさせるナニーの魔法は、前作の雰囲気を保っていて楽しかったですし、現実が子供たちが追いつめる事態になっても、ナニーがきっと助けてくれる、という安心感も満たしてくれました。

しかし、戦争、農場を狙う小悪党の叔父、借金取り、少しボケはじめたドクティー夫人・・・詰め込みすぎてバラけてしまった印象を受けました。

叔父やドクティー夫人はともかく、借金取りたちの念入りなキャラ作りは蛇足だったと思います。子供たちとも、ナニーとも、直接は何の接点もないのですから。
ファンタジーの映像も今ひとつ弾けてなかったかな、と。これは好みですね。

なお、マギー・スミスはこの後に撮った「カルテット」の方がスリムになっていて、うんと若く見えました。役作りはさすがです。

一番気になったのは爆弾のエピソードです。
不発弾処理のニュースを聞いた直後に観たためかもしれません、爆弾処理の軽さに違和感を持ってしまったのです。
ファンタジーには不粋なツッコミだとは思いつつ・・・万能のナニーがいると言え、子供たちに任せるのが不自然というか。
子供たちの友情を固めるエピにも思えませんでしたし。
なぜ、こんなエピソードを持ってきたのか、不思議です。

もっと子供たちに焦点を合わせたエピソードを重ねて欲しかったです。

ちなみに、DVDの表紙になっている楽しいシーンは、本編にないです。

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農場の息子が達者で可愛いので検索かけたら、「ヒューゴの不思議な発明」の主人公、ヒューゴを演じたエイサ・バターフィールドでした。

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2013年6月 7日 (金)

お買いもの中毒な私!

2009年公開 アメリカ 105分 原題「Confessions of a Shopaholic」

原作:ソフィー・キンセラ「レベッカのお買いもの日記」(ヴィレッジブックス)
監督:P・J・ホーガン/脚本:トレイシー・ジャクソン、ティム・ファース、カイラ・アルバート/製作総指揮:マイク・ステンソン、チャド・オーマン、ロン・ボズマン/音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード/製作:ジェリー・ブラッカイマー/撮影:ジョー・ウィレムズ
出演:アイラ・フィッシャー、クリステン・リッター、ヒュー・ダンシー、ジョーン・キューザック、クリスティン・スコット・トーマス、ジョン・グッドマン

 

ソフィー・キンセラのベストセラー小説「レベッカのお買いもの日記」を、「ベスト・フレンズ・ウェディング」のP・J・ホーガンが映画化したロマンティック・コメディ。お買い物中毒の雑誌編集者レベッカが、経済誌の編集部に異動したことから巻き起こる騒動を描く。主演は「ウエディング・クラッシャーズ」のアイラ・フィッシャー。「セックス・アンド・ザ・シティ」の人気スタイリスト、パトリシア・フィールドが手掛けた衣装にも注目。(映画.comより)

@BS

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原作未読、ネタばれなしの簡単感想です。

原題を直訳すると「買い物中毒者の告白」・・・ラブコメテーストを取り入れた上手い邦題です。
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おしゃれで可愛らしくてテンポがよくて、適度にハラハラさせる、よく出来たラブコメ&サクセスストーリー。

ラブコメのヒロインは皆、何がしかの劣等感を抱いているのですが、この映画ではタイトルの通り、買い物依存症であること。
破産寸前になっても、なお、買い物をやめない。
一方で自分の実力を省みない、強い上昇志向の持ち主でもある。

本当にダメダメなヒロインです。
加えて、見た目ももうひとつ・・・。
健気な親友、スーズが美人すぎるせいかもしれません。

ヒロイン、レベッカを演じるのはアイラ・フィッシャー。
はじめて見る女優さんです。
いわゆる美人ではなく、かといって一見個性的でもありません。
このごく普通に見える女優をヒロインに抜擢したのが、この映画のポイントでしょう。

豊かな表情で、ダメなりに一生懸命に生きるヒロインを熱演しており、次第に可愛らしく見えてくるのです。
商品"たち"の誘惑にふらふらっとなるシーンには、ああ、わかる、その気持ち、と思ってしまいました。
ダメなヒロインキャラなのに共感を抱かせるあたり、かなり達者な女優さんなのだと思います。

王子様役のヒュー・ダンシーは英国TVのミニシリーズ「エリザベス1世~愛と陰謀の王宮~」と映画「ジェイン・オースティンの読書会」を観ているのに、全く覚えていませんでした。←確認したら、両方ともかなり大きな役でした(^^;;
如何にも英国生まれのええとこのボンボンで、ちょっと線が細い、今時の男前です。

現実においては買い物中毒って大変。
もし、身内にレベッカみたいな人がいたら大迷惑だし、自分だって何かの拍子で陥るかもしれない・・・そんなシリアスな要素をまるっと甘くまとめた、ハリウッド・ラブコメの成功作。

楽しめました。

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2013年6月 6日 (木)

はじまりのみち

2013年公開 日本 96分 G 

Photo

公式サイト

監督:原恵一/脚本:原恵一/プロデューサー:石塚慶生、新垣弘隆/音楽:富貴晴美/撮影:池内義浩/ナレーション:宮崎あおい
出演:加瀬亮、田中裕子、濱田岳、ユースケ・サンタマリア、斉木しげる、光石研、濱田マリ、山下リオ、藤村聖子、松岡茉優、相楽樹、大杉漣、宮崎あおい

「二十四の瞳」(1954)、「喜びも悲しみも幾年月」(57)、「楢山節考」(58)など数々の名作を残した日本を代表する映画監督・木下惠介の生誕100周年記念作品で、木下監督の若き日の姿を描いた人間ドラマ。戦中、脳溢血で倒れた母を疎開させるために2台のリヤカーに母と身の回りの品を積んで山越えをしたという実話を軸に、血気盛んな映画青年として軍部ににらまれ、松竹を一時離れるきっかけとなったエピソードなどを盛り込みながら、母子愛の物語を描き出す。アニメーション映画「カラフル」「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」などで高い評価を受ける原恵一監督が、自身初の実写映画に挑戦。木下惠介役に加瀬亮、母親たま役に田中裕子。(映画.comより)

@MOVIX

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ネタばれなしの簡単感想です。

木下監督の若き日の実話、という内容にも興味はありましたが、一番注目したのは、原恵一監督の実写映画である、ということです。

原監督の前作「カラフル」を観た時に、このテーマは実写向きだろう、と思ったことが忘れられなくて。

結論を言うと、ご本人も言っておられる通り、木下監督の作品の雰囲気を忠実に、注意深く再現した映画でした。
ひとくちに木下監督の作品、と言っても、色んな作風があるのですが、おもに「二十四の瞳」的な世界です。

加瀬さんの、挫折した青年の静かな鬱屈。
道化役を演じた濱田さんの躍動感。この映画の動的な部分を背負っていました。
知的中流階級の婦人として、かつ映画スターとしての貫禄を見せてくれた田中さん。
そして枝葉の情報をそぎ落としたストーリー。
淡々とした映像とゆったりとした間が心地良かったです。

木下監督の生誕100周年記念作品として安心して観れる作品。
こういう作り方でなければ、木下監督の実話は再現できなかったと思います。

ただ、途中で木下監督の作品がいくつか挿入されるので、映画作品として独立しているようには感じませんでした。

全編、全シーンを通じて一番印象に残ったのが修復された「陸軍」です。
(有名なラストシーンのみ以前テレビで観たことがあるのですが、音も映像も段違いに綺麗になっていました。)

戦時中に作られた映画はほとんど見れないので、珍しい、ということもあったと思います。
昭和19年に製作されたこの映画に映る軍人たちは"本物”で、見送る人々もエキストラであっても、戦時下の人々なんだと思うと、重く切なかったです。
彼らはその先にあるものを知らない。
そして私達も今から先にあるものを知らない。

ドラマには、ドキュメンタリーでは捉えきれない時代の雰囲気、風俗などを残す力があるんだな、と改めて思いました。

「陸軍」という映画そのものがテーマであり、かつ、木下監督の力強い映像へのオマージュとして、原監督は「陸軍」をこの作品の一番のクライマックスにしたのだと思います。
「生誕100周年記念作品」という主旨を正しく反映した映画でした。

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括りのない中で作られた原恵一監督の実写映画を観てみたいです。

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※スクリーンに映った「カルメン故郷に帰る」の鮮やかさには思わず目を見張りました。

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2013年6月 5日 (水)

幽やかな彼女 #09

公式サイト

翌朝、和泉(真矢みき)はりさが舞(飯豊まりえ)を刺した事件を教育委員会に報告。ろくに事情も聞かず、りさに転校の処分を下す。りさは取り巻きの仲間に絶交され、クラスで孤立状態に。(公式サイトより)

うだうだっと書きます。

個人情報で育成ゲームを作っていた窪塚・・・マッドドクターの素質がありそうです(^^;;

りさが名門小学校に通っていた時に酷いいじめにあっていたことを、河合に伝える窪塚。
そこまでわかっていて、何もしないんですよね、この人。
でも、河合にアドバイス。

向き合ったら責任をとらなきゃいけない。自分は弱虫だからそれはできない。
教師を辞めるはずなのに、りさのことが気になるは、彼女にも血が通っていることを知ってしまったからだろう、と。

言ってることは間違っていないのだけれどもねぇ。よくわからない人です。
彼の本当の姿はまだ描かれていないのかもしれません。

一旦は登校するも、今までつるんでいた連中からあからさまにハブられるりさ。
りさもそうなることはわかっていた。カラオケに誘ったのも、ハブる連中の態度、そしてハブられる自分を確認しただけ。
仲間を刺された生徒たちは、わかりやすい敵を見つけて安心する。
「二度と顔、見せんな。」

その後、母親同席で、霧澤から転校を言い渡されるのは、粗筋の通りです。
「一線を越えてしまった。罰しなければ、生徒も救われない。」
いつもなら生徒の立場に立つ霧澤なのに、今回は即断で厳しい処分を下します。
鬱屈したりさは当然、と受けれましたが・・・

27年前、茜を刺したのは、不良仲間のリーダーだった渡辺淳也。
仲間たちが茜の説得で更正していき、一人になってしまったのと逆恨みしたのです。
霧澤は、淳也に脅されて電話で茜を呼び出したことをずっと後悔している。
その上、事件は大物政治家だった淳也の父によってもみ消されてしまった。

この事件は霧澤のトラウマになっている。

タイムスリップしたアカネは暁の下へ、へらっと帰ってきました。
記憶が戻ったから自縛霊から浮遊霊になった、と本人は言っていますが、小夜曰く、浮遊霊になったのではなく、この世との結びつきが弱くなったためだそうで、それでも消えないのは、まだこの世に強い思いを残しているからでは、と。

ともかく、またまた難問を抱えた暁を、正しいことができるかどうかは、生きている人にかかっている、と励まします。

罰することより、正すこと。
責めることより、救ってあげること。

りさが休んでいる3年2組では。
転校を望む、かつてのりさの仲間たち。
さっさと転校してくれ、「死ね」をつけ加えて。

本当に簡単に言うのね、残酷な言葉を。

暁たちが教室を出て行った後。
一人の女子生徒が、死ねと言う言葉に対して、さっきのはひどいと思う、と元仲間たちの少女たちに言います。

うん、よく言いました。顔と名前を覚えていなくてごめんなさい(汗)。

関係ないだろう、と応える少女たちに、関係ある、いじめのターゲットが変わっただけ。りさのことを悪く言えない、やられたらやりかえす、いつまでこういうこと続けるのか、と。
他の生徒たちも同意します。
このままりさがいなくなって、話ができないままなのはいや。

一方、教室を出た後の暁と河合。
かつていじめっ子だった河合は、中間たちのリーダーだったりさが、一転していじめられっ子になっていくのを見て、自分がいじめた子から恨まれているのかな、と呟きます。

小夜のように、自分をいじめている相手の気持ちまで推し量れる子供ってあまりいないだろうから、恨まれているかも。

りさの家庭訪問に行く、という暁に、行ってどうなるんですか、と噛みつく河合。
行く意味はその後からついてくるもの。ずっと傍観者ではいられませんから、と暁。
とりあえず、動け、ということ。

茜を刺した後、一人ぼっちで怯えている淳也の姿も見ていたアカネは、りさのことを心配して憑いて・・・ついていきます。

政治家のりさの父は、小学校の時のりさのいじめをもみ消してしまった。
それは、りさをいじめた相手の父親が自分より格上の政治家だったから。
母親の方は、そのことを引け目に感じていました。
以来、娘を腫れ物のように扱い、娘の気持ちに向き合うこともなく、叱ることもなく、ただ物を買い与えてご機嫌をとるだけになってしまった。
今回の障害事件も、父親は世間体をきにするだけ。
一方で、未だに来る強迫メール。

りさは、小学校の時のいじめの告発をブログもしくはSNSに載せ、行方不明に。
りさを探す教師たち、3年2組の生徒たち、と浮遊霊。

いじめの現場となったかつての学校にいるりさを見つけたのは河合でした。

自分がどんどん嫌な人間になっていくこと、そして自分が生まれたことに絶望し、自分に刃をつきつけるりさ。

「ふざけんな、ガキ。」

河合が止めます。
自分みたいな、世の中なめきって生きているような、嫌な人間でも生きている。

「だって死んだら終わりなんだから。」

アカネの活躍もあって命をとりとめたりさを抱きしめる河合。

「死んじゃだめ。死んだら負け。関係ない奴が懲らしめても、あんたが生きてなきゃ、意味がない。」

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りさが必死の思いで書いた告発文を握り潰し、娘を留学させるとしゃあしゃあと言う父に怒る暁。

傷ついたおじょうさんを、父親なのに放り出すのですか、と詰め寄ります。
あんた達みたいにきれい事だけではやっていけない、と父。

「大人が子供にきれい事を言わなくってどうするんですか。
あんた、最低だ。親として、大人として。」

思わず殴りかかる暁をアカネがとめました。

「京塚さんを僕のクラスに戻してください。僕と、僕のクラスに救わせてください。」

数日後。

暁と河合は一人、自宅でカウセリングを受けるりさを訪れます。
変われるのだろうか、というりさに、変わらないかもしれない、そうじゃないかもしれない。もし、辛くなったら、また話、聞くから、と河合。
二人が帰る間際。

「河合先生、ありがと。」

りさの言葉に霧澤に言われたことを思い出した河合。

「たった一度だけでいいから、心の底から、ありがとう、と生徒に言ってもらうことをしてもらえませんか。」

自分が一番弱いことを認めた河合。

「人を馬鹿にして、否定して。もっとちゃんとした大人になりたかったです。」
「今からでも遅くないんじゃないですか。」

暁が霧澤から預かっていた退職届けを破ります。

今回は大活躍だったアカネ。
暁と河合の仲が気になる様子。
「死んだら負けですよね~」(笑)

3年2組でも、秀才の風が動き出しました。

「あっちは先生にまかせて、こっちは私たちがどうにかしなきゃいけないんじゃないかな。」

しかし教育委員会はりさの父親の圧力を受けて、暁の転任を霧澤に言い渡しました。
単に目障りだったのか、それとも何か他の理由があるのかな?
暁の模型が壊されていたのも気になります。

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河合と暁の言葉が全てでしょう。
いじめっ子だった河合は、ボーダーラインで彷徨うりさを抱きしめることで、自分の過去と向き合うことができた、ということでしょうか。

一連のりさの一件で、3年2組の生徒たちも、敵を見つけて安心する、という自分たちの中にある気持ちに気がつきました。

りさは、うーん、つらかっただろうなあ。
大人でも充分に辛いのに。
わかりにくいいじめではなく、あからさまな、相手もはっきり特定できたいじめなのに。
この時点でちゃんとホローしてあげれば。
犯罪をもみ消してまでいじめた相手のに立った父親なんて、信じられなくなって当たり前(_ _)
いじめた子供にとっても不幸だったでしょう、ちゃんと正してくれる人がいなかった、ということは。

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今回も良いお話でした。
情報量が多いので、とても疲れましたが(汗)。

「どっこいしょー」のアカネはもちろん、吉岡さんも活躍していました。
吉岡さんの役に立たなさが、ラブリー(笑)

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あと2話。

淳也は何らかの形で関わってくるはず。

アカネの行く末以外で気になるのは、暁の元教え子でしょうか。
描かれることはあまり期待できませんが、窪塚の本心も。
河合がかつていじめた同級生の登場っていうのは、さすがになさそう。

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2013年6月 4日 (火)

2013年5月のまとめ~春クールドラマの中間報告その2

ドラマ視聴のモチベーションが上がらぬまま、春クールも最終月を迎えてしまいました。
その分、録画したまま未見だった映画を観たりと、まったりとはしています(^^;;

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今クール、火曜10時「幽やかな彼女」の1本です。

クール外では「仮面ライダーウィザード」「恐竜戦隊キョウリュウジャー」「八重の桜」の3本です。
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※上記の各感想には左のカテゴリーからアクセスできます。

リタイアしたのは「TAKE FIVE」。録画に失敗しちゃったので。

以下、毎回視聴しているけれども、感想を書いていないドラマについて簡単に。

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「ガリレオ」
原作未読です。
今週はまだ見ていません。
トリック重視のストーリーって思い入れを持ちにくいかな。
手品の種を明かされているみたいで・・・手品なんて言うと湯川先生に怒られるかもしれませんが。(^^;;
気楽に見ています。

「鴨、京都へ行く。」
鴨の上から目線なキャラが従業員に「はいはい、しょうがないお嬢様やわ」と受け入れられてから、見やすくなりました。鴨も自分の短所に向かい合うようになってきましたし。
梅垣屋のおかみはやはり一筋縄ではいかない京女でした。
衣川がどうでるか。ドサクサにまぎれて大好きな上羽やを自分のものにしようとする・・・ってことはないでしょうね、恐らく。

1話の中にエピが同時進行する形式ですが、各エピの繋がりが雑に感じることもしばしば。
基本的設定にも突っ込みどころが満載なのですが、物凄く不快に感じることもないので、何となく見続けています。まさしく朝ドラテーストなドラマです。

「家族ゲーム」
原作未読、ドラマ未見です。
追い詰められて行く神木君の表情見たさに見ているかも(^^;;

慎一にターゲットが移ってから見やすくなりました。
"吉本”の過去も大分明かされましたし。
強くなった茂之。でも新たな試練が。
両親・・・大人は色んな邪念が入るから、中々真実を見ようとはしないでしょう。

沼田家が今後どうなるのか、マキは何者なのかといったことより、茂之が心配です。
そして、吉本を「良い人」にせずに、皆を煙に巻いたままで終わってくれるかどうか。
注目しています。

「潜入探偵トカゲ」
望月の件はこのドラマらしくもっちゃりとしてはいましたが、案外あっさり片付けちゃいました。なので、少しすっきりと軽くなりました。連佛さんのスタンスもわかりやすくなって、コミカルな動きが生きてきましたし。

重いままなのが槇村。重いのだけれども、あまり必要なキャラとは思えない。
それから寺島の重さ。特にトカゲとの絡みが、重い。
例えばですが、腐れ縁っぽい可笑味を漂わせてくれたら、お楽しみポイントがてきたのに。あくまで好みですが。

もうすこしスマートでテンポのいいな映像にならないもんかなぁ、もったいないなあ、と毎回呟きながら・・・最後まで見ると思います。

「お天気お姉さん」
後2話くらいで終わるのかな?
ミイラ事件を引っ張るとは思いませんでした。ラストは晴子の過去に関わる事件なのでしょう。

三雲と蜜代は夫婦だった。別れた原因は蜜代の浮気。浮気の相手は天川、とその他(笑)。
天川を蜜代の店に連れて行く三雲もヘンだけど、天川のことを全く覚えていない蜜代もヘン。これはネタなのか、それとも何かの伏線なのでしょうか。

7話、橋本のストーカーがメインで、殺人事件がつけたしになってしまったのにはびっくり。いきなり自首ですか。(苦笑)

と、推理ドラマとしては突っ込みどころがありすぎて困ってしまうのですが、雰囲気は好きなんです。
録画したのを違う曜日に見ると、曜日の感覚がおかしくなるくらい、まさしくザ・金曜深夜枠のドラマ。
どこがどう、と説明はできないのですけれども。

「あまちゃん」
先週末まで見ました。
クドカンワールド全開(笑)。

気が強くって友情にも熱いのだけれども、嫉妬もする、打算と信念がない交ぜになったユイは、人間って割り切れるものじゃない、というクドカンさんのキャラ造作の象徴のように思います。
朝ドラのヒロインはそんなにいじれないから、サブキャラに思いを込めたのかもしれません。
とはいえ、天然ボケからコロっと一転、暗い子に戻ったりするもアキも、充分にクドカン的キャラなのですが。
あと、あっけらかんとした先輩や、いきなりコソコソとつきあいだすヒロシとしおりとか。いかにもって感じです(笑)。
常連キャストに混じっての水口@松田龍平さん。ぬらっと馴染んでいるのが可笑しい。

多少お話の流れがまったりすると、引き伸ばし、とか言われるみたいです。
このドラマは小ネタも楽しまなくっちゃ、と、思うのですが、これは好みでしょうねえ。

春子と正宗が離婚話をしている時の、大吉の顔芸、「バスガス爆発」・・・笑わせてもらいました。

予告でしたっけ(はっきり覚えていない;;)、ちらっと写った太巻こと古田さんが怪しすぎる。(笑)

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2013年4月のまとめ~春クールドラマの中間報告その1
2013年春クールドラマ 初回の感想その4「TAKE FIVE」「家族ゲーム」「ガリレオ」
2013年春クールドラマ 初回の感想その3「お天気お姉さん」「35歳の高校生」「間違われちゃった男」
2013年春クールドラマ 初回の感想その2「ラスト・シンデレラ」 
2013年春クールドラマ 初回の感想その1「でたらめヒーロー」「鴨、京都へいく。」
2013年春のドラマ:視聴予定

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2013年6月 3日 (月)

仮面ライダーウィザード #38「奪った希望」

公式サイト

晴人の夢とは。
プロ・サッカー選手だった。

かつて晴人と和也は2人そろってセレクションに参加。ピッチで激しくボールを奪い合っていたが、晴人と接触した和也がヒザを負傷。セレクションに受かるどころか、再起不能と言われるまでの重傷を負ってしまったのだという。(公式サイトより)

和也は晴人を恨んではいないが、自分に一言も言わずに逃げてしまったことが許せない。
晴人は和也の夢を奪った自分が許せなかった。だからサッカーから逃げた。
その後、サバトに巻き込まれたから、戻るきっかけがなくなったのでしょう。

・・・普通(汗)。何と言ってよいのやら。

ゲストエピなみのテンションです。いや、ゲストエピの方がエキセントリックかもしれない。

この普通さが狙いだとしても。今(38話)まで引っ張ったわりには弱いのでは。
もっと前にやっておけば、素直に見れたと思います。

まだ幼少期の記憶、という伏線が残っているので、そちらに期待することにします。

ライダー名物、ヒステリック女子が登場。
もう、何も言いますまい。不快感増幅装置だった、とだけ記しておきます。

バハムート、人間体からして強そうです。
はやくインフィニティーに変身すればいいのに(汗)。
すぐにはインフィニティーに変身できない理由を描いていたら、引き伸ばしているとは感じなかったと思います。

さて、賢者の石を手に入れたくてワイズマンの下で動くソラは、今後の「人生」について色々考えているとか。そして疑問が生まれます。ワイズマンの「本当の目的はファントムを増やすことではなく、ファントムを生み出す行為なのかもしれない」(公式サイトより)

ふーむ。ま、今後の展開を待ちます。

面影堂に謎の男、笛木が紫の魔宝石を持って現れました。

もし彼が白い魔法使いなら、どこかで修業をしている真由用なのかも。
そうだ、魔法使いの修業。晴人はしなかったのかな?

もしワイズマンなら・・・何が目的か全くわからないです(^^;;

笛木の正体や意図は後編で明かされるのでしょうか。
全くの新キャラってことはありえなさそうですけれども、どうなんだろう。

今後も基本、前後編でしょうから、後5話、多くて6話なのですけれどもねえ。

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第16話「モグモグーン!おれのたからもの」

公式サイト

久しぶりにキャンデリラの歌声が聞けたと思ったら、アイガロンのターンでした。

今回のキャンテリラの作戦は、人々をありもしない宝石探しの夢を見させることで、喜びを感じさせること。
キャンデリラの公式プロフィール「人々を堕落させ、喜びの心を奪おうとする」というのを読んだ時は、どゆこと?と思っていたのですが、キャンデリラの歌って麻薬みたいなものなのね。人々をトリップさせてありもしない幸福感に酔わせ、その喜びの感情を奪う。

でもいつも効率が悪い、とドコルドに突っ込まれています。
例え量を集めても、喜びって怒りや悲しみの感情に比べるとホヤンとしてそう。
今回、お尻ショットまで見せて頑張っていたのにねぇ。

今後、一発逆転の秘策がでるか。気になるところです。

さて、キャンデリラの作戦に引っかかったのは人間だけじゃない。
宝石大好きなアイガロンまでやってきました。

そこへ駆けつけたキョウリュウジャーたち。

アイガロンはレッドさんがしているペンダントが、かつて自分が人間から奪った超古代の秘石と似ている、しかも互いが共鳴しあっていることに気がつき、何が何でも手に入れようとします。
一方、親友、士郎を殺したのがデーボ・ドロンボスではなく、アイガロンだと知ったブラックさん。
怒りで我を忘れて無茶な攻撃を仕掛け、レッドさん、ピンクさん、うっちーを窮地に落としてしまいます。
巨大な石板の下に閉じ込められてしまった三人。

いったんはその場を逃れた、ブラックさんとグリーン君。
また仲間を危険な目に合わしてしまった、と落ち込むブラックさんを、レッドさん風に励ますグリーン君。
最初は反りの会わなかった二人ですが、今は良い感じです。

ブラックさんもいつものキザな口調ではなく、なにやら伝法な物言いになっていました。
これがブラックさんの本当の姿なのでしょう。

トリンとともにレッドさんたちを救い出します。←飛ばしすぎ?(汗)
秘石をアイガロンから取り戻すことにも成功しちゃいました。相変わらず展開が早いです。
レッドさんのペンダント、ブラックさんの秘石。これは今後のお楽しみ、ということで。

早いと言えば、今回もめまぐるしい展開でした。
つなぎ方が少し雑だったような気がしないでもない。←あくまで「キョウリュウジャー比」です。
でもこういう昭和テーストな展開は、キョウリュウジャーの持ち味でもあるので、ま、いいか、てところで(^^

トリン、今回は普通にサポートをしているな、と思っていたら、ラストにド・アップ。カメラに寄り過ぎでしょう、ちょっと怖かったぞー(爆)。

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次回。
ゴールドとくればシルバー・・・じゃなくて、グレーさんが登場。
でも人間体じゃないみたいです。

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2013年6月 2日 (日)

八重の桜 第22回「弟のかたき」 

公式サイト

八重(綾瀬はるか)のもとに、弟・三郎(工藤阿須加) と兄・覚馬(西島秀俊)が落命したとの知らせが届く。しかし、三郎は遺髪や形見の衣服があるのに覚馬の遺品がないことを不思議に思った八重は、「あんつぁまは死んでいない」と言い張る。
その後は気丈にふるまっていた八重だったが、近所の少年たちに鉄砲を教えながら、少年を「三郎」と呼んでしまい、いきなり角場を飛び出していく。
そのころ覚馬は、薩摩藩士に捕らえられ獄中にいた。視力を失いながらも、何度も会津救済を願い出る覚馬。しかし、すでに西郷(吉川晃司)ら東征軍は江戸へと兵を進めていた。(公式サイトより)

ひっそりと江戸を離れ、5年ぶりに会津に戻る容保。

「みなを置いて大坂を出たこと、今でも、ただただ、恥じ入るばかり。」

殿の懺悔を聞く家臣たちも複雑な表情です。
あれほど帰りたかった会津なのに、辛い帰郷となってしまいました。
喜徳に家督を譲って謹慎します。

孝明天皇の崩御の時に帰っていれば・・・

江戸に最新の戦術を学びに出ていた尚之助によって、三郎の死が山本家に知らされました。
京へ向かったことも知らなかった八重には信じられません。
が、尚之助が大蔵から預かった軍服の刺繍を見て、言葉を失います。

覚馬が目を患っていたことも初耳。
薩摩に囚われて四条河原で処刑された・・・情報が錯綜しているようです。

討ち死には武士の本懐、三郎は本望だろう。
覚馬は無念だったろうが、目を痛めたのが戦ならば、やむおえない。

「息子たちの最期、確かめてくれて、ありがとうございました。
両名とも山本家の男として、恥ずるところはねえと存ずる。」

尚之助に静かに深く頭を下げる権八の、落ちくぼんだ目。
自分の悲しみを堪えてうらを慰める佐久。

自慢の息子たちだったのに・・・

八重はショックで攻撃的になり、知らせをもたらした尚之助に噛みつきます。

「かたきは私が討つ。」

西国大名たちを味方につけた官軍は、錦の御旗をおしたてて、いよいよ京を出発し、「賊軍」を蹴散らしながら江戸に到着します。

このあたりはさくさくと描いていました。
それにしても豪華なメンツ、キャスティングです。

官軍の動きを見て、紛糾する会津。
容保も喜徳を補佐して城に上がります。

主戦派の官兵衛を、新政府に歯向かえば賊軍と決めつけられる、と抑えようとする頼母。
しかし官兵衛は、かつては長州だって朝敵だった。勝てば良いのだ、と。

「勝てばすなわち、官軍。」

確かに。「朝敵」は政治力学の産物。

「殿に申し上げます。
戦に敗れたままで、武士の一分が立ちましょうや。
言われなき朝敵の汚名を被り、恭順したままで、会津の面目が立ちましょうや。」

内蔵助の静かな怒り。
恭順派は頼母だけのようです。
戦に負けた悔しさ、大切な人々を失った悲しさは、もう抑えようがありません。

容保は。

「会津はあくまで恭順を貫く。もとより、朝廷に刃向かう心はない。
ただし。
攻めてくるならば、全藩を持ってこれと戦う。」

今、会津には薩摩、長州に戦う力はない、と言葉を返す頼母に、軍制改革を行う、と容保。

「逃げるところは、もう何処にもない。戦は、この会津で起こるのだ。」

言葉を失う頼母。

攻めてくるのを待つ、というのも、今になって軍制改革を行う、というのも、なんだか泥縄式のように感じました。あれよあれよという間に追い込まれたのですけれども・・・

「戦になれば会津は滅びるまで戦う!」

覚馬の叫びが悲しいです。

新政府の威信を示すため、何が何でも会津を討つ、と薩摩と長州。
会津の降伏条件は、容保の首を差し出すこと、ただそれのみ。

世良修蔵が登場しました。小沢仁志さん。憎々しい面構えです。

江戸に入った西郷を訪ねる勝。
有名な「江戸城無血開城」会談です。

慶喜は隠居の上、水戸で謹慎するなど、勝の出した講話の条件を生温いと一旦は蹴る西郷。
慶喜の首を討つべし、という者が大勢いると。

「もし、薩摩が敗れていたら、あんたはご主君の首を討って差し出せるか。
万国公法では、恭順した敗者に死罪を申しつける通りはありませんぞ。」

嘆願を聞き入れたくれたらなら、責任を持って江戸城を無血で引き渡す。
もし、戦が起これば、江戸は火の海となり、戦とは関係のない多くの民が家や命を落とすだろう、と説得を続ける勝。

「あの屋根の、ひとつひとつ下には、人間が住んでいるんだ。
あんたが作ろうとしている新国家は、そんな人たちから家や命を奪うのか。
それがあんたの、目指す国作りか。」

西郷は説得に応じます。

「明日の江戸城総攻めは取りやめる。」
「ありがてえ。」

勝の知恵と西郷の胆が江戸の街を救った、いわゆるいい話です。
普通ならここがクライマックス。
しかしこの大河はここでは終わりません。

「さて、そげんなれば、振り上げた拳は何処へ下ろすかじゃな。」

喉をごくりとさす勝。
徳川家のために会津を犠牲にすることとなってしまうわけです。

勝はそこまで読んでいたのかどうか。読んでいなくてもいなくても、結果は同じなのですが。会津はとことん、徳川家に裏切られるんですねえ。

会津では尚之助の指導の元、藩士たちが仏式軍事訓練に励んでいました。
わずかな時間で実地の訓練まで身につけてくれた、と尚之助の才能を褒める頼母。

武道とは程遠い、一見子供の遊びのような訓練をよそ者の号令でやらされる・・・今までなら考えられなかったことですが、新しい戦場を知っている官兵衛が率先して励んでいます。

京では。
今まで徳川の顔色を窺ってきた公家たちの方が、慶喜を殺すことを主張していることに、呆れる西郷。
強いものになびくことで生き延びてきた者たち、と大久保。これから奥州討伐にかかることを思えば、江戸での大戦を避けることはかえって得策と、西郷の策を支持します。

覚馬の嘆願書は西郷の元にちゃんと届けられていたんですね。大垣屋の袖の下効果?

嘆願書に勝の言った万国公法が書かれてあったのを目にとめた西郷は、牢獄の覚馬に会いに行きます。

西郷と知らずに奥州討伐をとどまるよう、願い出る覚馬。
西郷は、明後日決まっていた覚馬の処刑を取りやめさせます。
相手が西郷と気づいて、「俺を斬って会津を助けてくれ」と叫びますが・・・

新選組の残党や新政府軍に不満を抱く者たちが会津に集結し、奥州諸藩が加担すれば、一大勢力となる、と大久保。

「やはり討たんならんか。」

会津は武力というより存在そものが強すぎた、ということでしょう。

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以上、大分と省略しました。
書き漏らしたこととして。

江戸から戻ってきた人たち、竹子の母と妹や二葉親子。
大蔵を迎えた登勢の様子は描かれていませんでした。八重のことを心配する大蔵は描かれていましたが。
もっと気になったのは、雪のこと。いずれ描かれるでしょう。

今回は三郎の死に動揺する八重に焦点を絞っていました。
しかし、八重の錯乱はちょっとヒステリックに見えてしまって・・・権八静かな悲しみの方が印象に残りました(汗)。

それから・・・沈む容保を心配する照姫。

家臣たちの、容保を見る目が多少変わったような気がしました。
名目上、もう殿ではない、というだけではないような気がします。

年齢別に編成された、玄武隊、青龍隊、朱雀隊、そして白虎隊。
成長した山川健次郎が登場しました。まだ白虎隊にも入れぬ年齢ですが。

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斎藤一が会津に到着。
覚馬の生存を信じる八重に、余計な望みは持たぬ方が良い、と言います。
しかし八重は。
私はあきらめない、死んだと決ったわけでもないのに、望みを捨てることはない。

「生きてっから。あんつぁまは、きっと生きてる。」

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2013年6月 1日 (土)

2013年5月の読書

月初めに前月の読書感想を書くのは初めてかも。

と、言うのも、5月は「泣きの銀次」、「巷説百物語」シリーズの最新刊を読むとともに、すでに感想を書いている、それぞれのシリーズ概刊を読んでいたからです。

元々持っている本のINDEXを作りたい、という動機で始めたカテゴリーですので、一度タイトルもしくは感想を書いたら、それで完了・・・というのが自分的括り。
初期は形式が混乱しており、INDEXも不完全なので只今整理中ですが、整うのはいつになることやら。

だから、読書量はともかく、感想を書くのは三冊だけ♪

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※読書順、敬称略です。

○新読   

虚ろ船 泣きの銀次参之章 著:宇江佐 理恵(講談社文庫)
惜櫟荘主人 一つの岩波茂雄伝 著:小林 勇(講談社文芸文庫)
西巷説百物語 著:京極 夏彦(角川文庫)

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「虚ろ船 泣きの銀次参之章」

五十路を目前にした岡っ引きの銀次。長女が嫁に行くその日、不穏な事件の知らせが届く。翌朝、胸騒ぎを覚えた彼が見たのは轟音とともに過ぎていく空飛ぶ物体だった。以来、銀次の周りでは奇怪な事件が起こり始める。「虚ろ舟」と呼ばれるこの光る球は吉兆か、それとも凶兆か。「泣きの銀次」シリーズ最終章。(「BOOK」データベースより)

「泣きの銀次」の時は三十代で颯爽としていた銀次。「晩鐘」で四十となり、最終章で五十に。
このシリーズは各章全てで銀次の大事な人、身近な人が去っていきます。
「泣きの銀次」で家族。この章で銀次を兄貴と慕い、庇ってくれていた青年が「晩鐘」で、本作では「晩鐘」で健気だった少年が・・・

正直言って、タイトルになっている「虚ろ船」の存在には馴染めませんでした。
しかし、銀次を含めての、人の心の移ろいやすさが醸し出す無常観は深く心に残りました。

良いこともあれば、悔やむこともありつつ、人は生き、そして死んでいく。
表勘兵衛の年老いていく姿や、全てを背負って生きる決意をした娘を見つつ、残された時間を懸命に生きようと決心する銀次。

江戸の春で終わるラストシーンまで。
本作も一気に読んでしまいました。

一作、二作、最終作の表紙・・・銀次のイメージが違いすぎるような気がする(汗)

 

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「惜櫟荘主人 一つの岩波茂雄伝」

「低くくらし、高く思う」を精神の支柱に据え、処女出版・漱石の『こゝろ』以来、本作りの全てに最高を求め、先見の明と強い信念で多くの優れた全集・叢書等を上梓、出版事業に激しく情熱を燃やした人間味豊かな岩波茂雄。十七歳で入店以来“岩波文化”の黄金時代を共に築き上げ、互いに最も信頼しつつ、強烈な個性をぶつけあった著者が肌身を通して語る、追慕の情溢れる偉大な出版人の記録。 (「BOOK」データベースより)

岩波のことも著者のことも何も知らずに衝動買い。
ですので、著者が岩波茂雄の親戚になるくだりでびっくり。何も知らないって楽しい。

親戚ですので、岩波茂雄の私生活のデリケートな部分に関する著述は幾分控え目です。
しかし岩波茂雄の強烈な個性と、かなり年下でかつ雇われ人の身でありながら、彼と渡り合った著者もまた、強烈な個性の持ち主であることは、十分に伝わってきました。

実は小林勇の名は、森鴎外の末っ子、森類の回顧談「鴎外の子供たち」でI書店のK専務として、見かけていました。
(この本の感想は以前書いています。)

類の回顧談を原稿の状態で内容を知った姉たちが、内輪のごたごたを暴露したみっともないものであると激怒。
その時に書き直すように直接圧力をかけたのが、類曰く、姉たちの崇拝者であるK専務だった、というエピソードが書かれてあったのです。

「鴎外が偉いんで、君が偉いんじゃあない。いばるな。」(「鴎外の子供たち」より)

本作を読んで、類の誇張ではなく、それくらいのことは言いそうな人だったのだな、と納得。

人から何と思われようと、出版に理想を求め続けた二人の歴史は、戦前の神田書店街の姿とともに大変面白く読めました。

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「西巷説百物語」

大坂屈指の版元にして、実は上方の裏仕事の元締である一文字屋仁蔵の許には、数々の因縁話が持ち込まれる。いずれも一筋縄ではいかぬ彼らの業を、あざやかな仕掛けで解き放つのは、御行の又市の悪友、靄船の林蔵。亡者船さながらの口先三寸の嘘船で、靄に紛れ霞に乗せて、気づかぬうちに彼らを彼岸へと連れて行く。「これで終いの金比羅さんや―」。第24回柴田錬三郎賞を受賞した、京極節の真骨頂。 (「BOOK」データベースより)

巷説シリーズの最終巻・・・らしいです。
とは言え、主役は「続」と「前」に登場した林蔵。
「お調子者」(解説より)の林蔵が仕掛け人ですので、それまでの巷説シリーズに漂っていたペダンチックかつ重苦しい雰囲気及び残酷性は薄いです。いや、残酷なお話もあるのですが、どろっとはしていないかな、と。

などなど、雰囲気が違うのでシリーズのファンには物足りなく感じるようです。又市の登場もわずかですし。

私はあまりどろどろした話が好きじゃないので、「巷説シリーズ」お馴染みの面々がゲストのように登場する短篇集として面白く読めました。

・・・と、好きじゃない、と言いつつ。
本作を読んだ後に、又市、百介たちの年表片手にシリーズ第一作から読み直している最中です(^^;;

各作品の感想は以前に書いたので、以前とはまた違う感想を持ちましたが、もう書きません。

ああ、ほっとする~。感想文って、ほんと、むつかしい。

    

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