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2013年5月

2013年5月31日 (金)

カルテット!人生のオペラハウス

2013年公開 イギリス 98分 G 原題「QUARTET」

公式サイト

原作:ロナルド・ハーウッド
監督:ダスティン・ホフマン/脚本:ロナルド・ハーウッド/製作:フィノーラ・ドゥワイヤー、スチュワート・マッキノン/音楽:ダリオ・マリアネッリ/製作総指揮 ダリオ・ズーター、クリストフ・ダニエル、マルク・シュミットハイニー
出演:マギー・スミス、トム・コートネイ、ビリー・コノリー、マイケル・ガンボン

名優ダスティン・ホフマンが初めてメガホンをとった監督作。引退した音楽家たちが暮らす「ビーチャム・ハウス」で穏やかに余生を送るレジー、シシー、ウィルフのもとに、昔のカルテットメンバーでありながら、野心とエゴで皆を傷つけ去っていったジーンがやってくる。近く開かれるコンサートが成功しなければハウス閉鎖という危機を迎え、誰もが伝説のカルテット復活に期待を寄せるが……。「戦場のピアニスト」「潜水服は蝶の夢を見る」などで知られる脚本家のロナルド・ハーウッドによる戯曲を映画化した。(映画.comより)

@京都シネマ

Photo

ネタばれなしの簡単感想です。

単館ですが、1ヶ月以上のロングランとなりました。
観たのは5月の初旬です。小さい小屋ですが、確かに満席でした。
観客の年齢層は高め。ご夫婦らしきカップルも多かったです。

森の中の、プロの音楽家ばかりの老人ホーム。
マナーハウス(荘園邸宅)を利用した雅な建物と、広くて美しい庭・・・環境は抜群だし、好きなだけ練習できて、合奏する仲間にも困らない。

一瞬羨ましく思いましたけれども、同業者ばかりなのはしんどいかも、とも思いました。
経歴、運、そして運。アーチスト同士の嫉妬って奥深そうです。

でも本作はそういう暗い部分にはあまり立ち入っていません。
各々の家族についても、一切触れていません。

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ジーンへの想いを愛憎含めて断ち切れないでいる、寡黙で偏屈なレジーと、下ネタ好きな陽気なウィルフの、少年のような友情。
大スターのプライドと、無自覚な残酷さを失わないジーン。
元々無邪気なので、痴呆の症状が現れてもごく自然に見えるシシー。

あと、ガキ大将のセドリックやジーンに対抗心を燃やすプリマドンナなど。

確執や孤独感、老いによる病は描かれてはいますが、それよりも年を経ても瑞々しく生きる姿を、ほんわかとおとぎ話風に描いています。
例え家族がいなくても、痴呆が始まっても。
良い環境で、言いたいことを言い合える友人とともに年をとれるなら・・・理想の形の一つでしょう。

そこが受けたのかもしれません。
自分がその年になれば、老いの無残や現実を冷徹に描いた映画などあまり見たくないかも、と。


入居している人々のうち、メインキャストの5人以外は本当の音楽家だそうです。
それぞれのエンドタイトルで若き日の写真とプロフィールが流れれます。

特にマギー・スミスとトム・コートネィの若き日の写真には感慨無量。

音楽も楽しめますし、ほのぼのとする映画でした。

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2013年5月30日 (木)

歌ネタ王決定戦2013

公式サイト

披露できるネタを「歌ネタ」に限定したお笑いのコンテスト。主な審査観点は「面白さと音楽性」。「歌ネタ」の範囲・定義に関しては幅広く解釈されている。(wikiより)

「音楽要素があって面白ければなんでもOK」という、今年から始まった関西ローカル(MBS)のお笑いコンテストです。

「なんでもOK」なのは最終審査に勝ち残ったメンバーを見ればわかると思います(^^;;

司会は小籔千豊、はるな愛、フットの後藤輝基。

主役は出場者、と宣言したとおり、小籔さんと後藤さんの裏方に徹した司会ぶりに好感が持てました。
生放送ならではのドラブルを、緊張しつつも手際よく捌いていたのもさすが。はるな愛さんの顔は引きつっていましたけれども。

お笑いの審査員は
トミーズ雅、関根勤、ハイヒールリンゴ、ガダルカナル・タカ、間寛平。
音の審査員は
天童よしみ、デーモン閣下、川井郁子、松崎しげる、Bose。

一回戦は各自の持ち点、10点からの投票で。
決勝ステージは各自、一人のみ選出。

かつてのM1と同じ方法で、とてもわかりやすかったです。こういうシンプルなのが一番です。
笑の合計点と音の合計点、そしてそれぞれの合計点の合計。久しぶりに頭をフル回転して暗算しました(笑)。

放映されたのは5月18日。
大分遅い感想なのですが、せっかくメモったことでもあるし、備忘録として残しておくことにしました。

※採点の仔細な記録はwikiさんに載ってます(汗)

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以下、一お茶の間ファンの寸評です。
あくまで個人の好みですので、ご容赦くださいませ。
(以下敬称略です)

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<一回戦>

1.2700
ご存知の動きをファンクをベースにしたリズムでのダンスと歌で。
今回は色の変わるピンスポットをうまく使っていました。
少しショーパブっぽいのが、あまり知らない世界なので新鮮でした。

笑の合計点 45
音の合計点 40
合計    85

トップバッターなので、審査員の皆さんは採点に苦慮されていました。
カンペイちゃんは迷わず10点(笑)

2.アイロンヘッド
野球応援歌ネタ。一応歌は使っているけれども、普通のコントかな。
ネタそのものは面白かったです。

笑の合計点 42
音の合計点 40
合計    82

3.どぶろっく
今、認知度急上昇中の「もしかして」妄想ネタ。
歌と楽器。テンポもコーラスも良く、面白かったです。

笑の合計点 44
音の合計点 41
合計    85

4.キンタロー。
社交ダンス全国4位のダンスの実力をフルに生かしたネタでした。
素人目にも動きの激しさはよくわかりました。後半、息切れするのも無理はないです。
もし、日本に音楽主体のバラエティー番組が根付いていたら、重宝されただろうと思います。

笑の合計点 38
音の合計点 42
合計    80

5.すち子&真也
元ビッキーズのすっちーことすち子と、吉本新喜劇団員の松浦真也のコンビによる謝金取立てネタ。
昔なつかし音曲漫才を明るくモダンにした感じ。
真也のギターのうまさは充分にアピールできていたと思います。
すち子はほんとど「あほっ」と突っ込むだけですが(笑)、間とスピード感がありました。

笑の合計点 44
音の合計点 43
合計    87

6.阿佐ヶ谷姉妹
お馴染みのコーラスチームです。
ネタは「春色コンサート」。ブロードウェイから金爆、ももクロまで。頑張っていたのですが、大阪の舞台は初めてとのこと、ものすごく緊張していたのが伝わりました。
小藪が演じ終わった直後に「僕は好きです。」、一回戦全てが終わった後にも「一番好きです。」と再度フォローしていました。彼がフォローしたのはこのコンビだけでした。
うん、フォローしたくなるコンビです。

笑の合計点 42
音の合計点 39
合計    81

7.ななめ45°
韻を上手く使ったラップ。
サラリーマンの上司と部下のやりとりがネタになっていました。
ちょっとミュージカルっぽくもありました・・・下ネタメインの。(笑)

笑の合計点 41
音の合計点 45
合計    86

8.矢野号
メトロノームを使った歌ネタ。
メトロノームっていうのが目新しいのだと思いますが、メトロノームを鳴物(木魚や鐘など)に置き換えたら・・・自分は友人に僧侶が多いので、珍しく感じませんでした。
お経ってこういうものですし、実際に友人達はお経を練習していると見せかけてリズムや歌のトレーニングをしてましたから。←若き日のことです(^^;;
でも、アイデアとしては面白かったです。お葬式っていうのが、モロ過ぎたのかも。

笑の合計点 44
音の合計点 44
合計    88

9.嘉門達夫
もう、何の説明も要りません。大御所です。

笑の合計点 40
音の合計点 43
合計    83

10.マキタスポーツ
楽器と歌。「いとしのエリー」に長渕剛が混ざっていく、というネタでした。

最初、ギターの音が全く聞こえず、そのうち徐々に聞こえ出した、と思ったら、シールドが入ってなかったのね。
ネタの自ら途中で入れていました。
凝ったネタのわりにはウケはもう一つで、終わった後、(スタッフが)シールドの準備をしていなかったことを怒っていました。
最初にカチンときたから乗り切れなかったみたいです。
でも、シルードくらいは自分で確認した方がいいんじゃないかなあ。

それより、シールドが入っていない間、マイクも立てずにギターの音量を上げた音声さんに拍手。

笑の合計点 40
音の合計点 42
合計    82

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<一回戦の順位>

1.矢野号(88)
2.すち子&真也(87)    
3.ななめ45°(86)
4.どぶろっく(85)
5.2700(85)
6.嘉門達夫(83)
7.アイロンヘッド(82)
8.マキタスポーツ(82)
9.阿佐ヶ谷姉妹(81)
10.キンタロー。(80)

笑の順位は

1.2700(45)
2.どぶろっく、すち子&真也、矢野号(44)
3.アイロンヘッド、阿佐ヶ谷姉妹(42)
4.ななめ45°(41)
5.嘉門達夫、マキタスポーツ(40)
6.キンタロー。(40)

音の順位は

1.ななめ45°(45)
2.矢野号(44)
3.すち子&真也、嘉門達夫(43)
4.キンタロー。マキタスポーツ(42)
5.どぶろっく(41)
6.2700、アイロンヘッド(40)
7.阿佐ヶ谷姉妹(39)

自分はどぶろっく、すち子&真也、キンタロー、ななめ45°。

ななめ45°の韻を前面に出したネタは、いわゆるダジャレでなく、言葉の音を生かしていて英語的発想。ラップをうまく取り入れていたと思います。
キンタロー。は笑えたかっていうと、そうでもなかったのですが、一種、アスリートととして感動しました。

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決勝に進んだのは、矢野号、すち子&真也、ななめ45°。

一回戦が終わった直後、敗退したチームから、オーディエンスのリアル投票あり。
その結果、1組、決勝に進むことができる「オーディエンス枠」というのが設けられていて、どぶろっくが復活しました。順当と言えるでしょう。

それにしても投票時間、みぢかっ(苦笑)

結果が出るまでの間、復活枠に賭けたチームが大慌てで衣装チェンジに走り去った後、その場に残った嘉門達夫と阿佐ヶ谷姉妹が、まったり画面に向かって手を振る姿が印象的でした。

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<決勝戦>

1.どぶろっく
「もしかして」再び。
今回は卒業間近の生徒が女教師の思い出を語る・・・下ネタ(笑)。
ひたすらぐいぐい押してました。下ネタはねえ、コンテストでは不利なんですけれどもね。

ネタの傾向は別として、芸風は第二のテツ&トモと言う感じです。ご本人たちはそう言われるのは嫌かもしれませんが。
このジャンルでの久々の大型新人。頑張って欲しいです。

2.ななめ45°
一回戦のネタで登場した上司のその後と、ミュージシャン志望の若者達のやりとり。
民族音楽の意外性がメインで、韻を踏んだギャクが少なく、普通のコントのようになっていました。

3.すち子&真也
一回戦のネタの続きです。
普通、同じシチュエーションでやるとちょっとダレるのですが、面白さを維持していました。

4.矢野号
今度は取り調べ。
お葬式ネタより面白かったです。
でも、まだコメディアンとしての華がないんですね。今後に期待しています。

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<結果>

優勝は「すち子&真也」でした。

投票内容は以下の通り。

・すち子&真也 6票(ハイヒールリンゴ、ガダルカナル・タカ、間寛平、川井郁子、松崎しげる、Bose)

・ななめ45° 2票(天童よしみ、デーモン閣下)
・どぶろっく 1票(関根勤)
・矢野号 1票(トミーズ雅)

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「かしまし娘」「フラワーショウ」「タイヘイトリオ」「暁伸・ミスハワイ」「宮川左近ショウ」「ちゃっきり娘」(順不同)、そして今も現役「ホットブラザーズ」。
関西ではいわゆる音曲漫才が百花繚乱だった時期がありました。

この、今は、少なくともテレビではほとんど見かけない、音曲漫才という形式を、伝統にのっとりながら新しいセンスで復活させた「すち子&真也」が優勝したのは、「歌ネタ王」初回としても、順当だったと思います。

祝福する小藪の目にも涙。
おめでとうございます。

進行が初回にしてはスムーズで、ほとんどストレスを感じませんでした。
審査員のワイプは要らないとは思いましたが。

アンコールは進行に入っていたのでしょうか、それとも予定外?

さて二回目は開催されるのでしょうか。
スポンサー次第かもしれません(^^;;

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R-1ぐらんぷり2013
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幽やかな彼女 #08

公式サイト

20数年前、暁(香取慎吾)の部屋に住んでいた小原南中の生徒は、渡辺という政治家の息子だったとわかった。暁はそれがアカネ(杏)の教え子で、和泉(真矢みき)はその同級生だったのではないかと考え、当時の学校のことを調べ始める。
<中略>
りさは、暁の部屋を訪ねていた小夜と暁の関係を勘ぐり、隠し撮りした写真をネタに小夜を脅迫していたのだった。
<中略>
千穂は窪内(林泰文)が生徒の個人情報を密かに集めているのを知って疑念を抱き、窪内が引きこもる理科準備室に忍び込むが…。(公式サイトより)

前回貼り巡らした伏線を、三つの軸に寄りあわせたお話でした。

まず、アカネの過去がおおよそ明らかになりました。

霧澤が予想通りアカネ・・・滝沢茜の教え子で、卒業前に転校していったことを知った暁は、アカネのことを告げぬまま、ストレートに茜のことを霧澤に尋ねました。

霧澤は、暁に事件のことを尋ねられことに運命を感じる、と27年前のことを語りだします。

茜が熱血教師で皆から慕われており、合唱部の顧問だったこと。
27年前茜を刺したのが引きこもりの生徒、渡辺だったこと。
茜は、霧澤と渡辺の間に起きたトラブルに巻き込まれた?

一方、教室では、小夜がりさのターゲットにされてしまってました。
クラスメイトたちは見て見ぬふり・・・というより、その場では言葉も含めての暴力をふるうわけではないから、止めるきっかけがみつからない、という風にも見えました。
小夜の孤高のスタンスが仇となってしまったというか。嫌そうな顔をしている、というだけでは踏み込めない生徒たち。
りさの思惑通り、クラスの雰囲気は一気に悪くなってしまいました。

自分のことならともかく、暁に迷惑がかかるので、りさの誘いを断れない小夜に、ゲーム感覚でお金を強請るりさ。
小夜が差し出した三万円を破り捨てる・・・この、バチあたりがっ(怒)

今までは何となく反抗的な態度をとっているだけだったのが、小夜という具体的なターゲトを見つけてからでしょうか、どんどんエスカレートしていってます。

亮介は小夜がいじめにあっていることを暁に相談します。
ほんとうはこういうのを教師にチクったらいけない、でも、今回は原因が暁にあるかもしれないから。
そうねえ、適切な対応をしてくれる教師ばかりじゃないものなあ。良かれと思って動いても、悪い方向にいってしまうこともある。
そのことを身をもって体験しているため、身動きのとれない暁。

喧嘩でもしてくれたら動きやすいのですが・・・そうかあ、この地下深く潜る陰湿さこそがいじめなんだ。

かつて自分がずっといじめっ子だったことをカミングアウトした河合が、自分の経験を踏まえてさばさばと言い切ります。

ターゲットになったら終わり。まわりは見て見ぬふりをするだけ。
本人もプライドがあるからいじめられている、とは言わない。
だから、何もしない方がいい。

二人の話を立ち聞きしていた窪内が、その通り。そしていじめる方も弱い、河合に囁きます。
その窪内も何やらコソコソしており・・・

その頃、3年2組に変化が起こっていました。
もしおれがハブられていたら、お前もハブる?、おれはハブらない、とクラスメイトに呼びかける、相田。第1話で不登校だった生徒です。

顔を見合わせたのち、立ち上がる、今まで暁に助けられた生徒たち。
亮介も、同じように感じている生徒が他にもいたことで、微笑みます。

アパートでは。
悩む暁がアカネに、お前だったらどうする、と尋ねます。

信じます。
生徒を。自分が生徒たちのためにやってきたことを。
子供の問題は大人だけではどうすることもできない。
大事なのは、大人が見守ってあげること。

自分がしてきたこと・・・暁はアカネに勇気をもらい、明くる日、アカネを連れて登校します。

「今、このクラスにいじめがあるみたいです。」

暴力とか、わかりやすいことじゃないけれども、人の嫌がっていることをするのはいじめだと思う。

真っ先に、りさがつっかかります。
嫌がっている証拠があるのか。

これを言われたら反論できないだろう、と、用意していた言葉。

しかし暁はりさの詭弁を追い詰めるのではなく、それはこの教室にいるみんなが一番よくわかっていること。次は自分がダーゲットになるかもしれない、自分の安全を確保したくていじめ傍観している、それもいじめだと思うだと、みんなに呼びかけます。

この問題は自分には解決する力はないかもしれない。

「でも、担任としてちゃんと見ていようと思います。」

見ている。
第1話から暁が言い続けてきた言葉です。

暁が教室を出て行った後。
再び小夜を取り囲もうとするりさたちを、相田たちが、嫌がっている、と止めます。
普通に仲良くしているだけ、とかわすりさに、嫌がっているのがわからないのなら、頭悪いし、わかっているなら性格が悪い、と啖呵を切る亮介。

先生はおれたちを見ていてくれるし、クラスがギスギスするのは嫌だ、と相田。

忙しい両親にかまってもらえず孤独を抱えていた相田だから、人の弱さにも敏感になるのかも。
孤独を経験したからこそ、他の人の弱さをわかるようにようになる。こういう子供もいる。

りさたちは孤立し、去っていきました。
が、そのままで終わるわけがなく。
下校時、一人になった小夜を拉致し、トイレに押し込み、服を脱がせ、その姿を写メしようとします。

今回冒頭のいじめられっ子はりさだったんですね。

あまりのことに思わず引く生徒たちに激高し、ハサミを振り回すりさ。

そのころ、アカネの気配が感じられない、消えてしまった、とうろたえながら吉岡さんが暁のところへやってきました。
アカネは自分が教師だった頃にタイムトリップしてしまっていたのです・・・

こちらの世界に留まっていたくて、記憶の蘇りをだましだまし制御していたアカネが、ついに自分の過去と向き合うことに。
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吉岡さんも、大家さんが暁が渡した数珠を身に着けているため、憑りつけなくなって、その辺の人に憑りついちゃおう、というのを、そんなの本当の悪霊だ、とメグミに突っ込まれたり、暁と屋台で飲み交わしたり。
幽霊さんたちのシーンを書き漏らしてしまいました。

幽霊だからこそ、生きていることの大切さがわかる。
食事も味わいながら食べれることができる・・・とぼけた中にもしんみりした味わいがありました。

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3年2組の雰囲気の悪さが持続しなかったので、ちょっとほっとしたり。

暁が生徒たちを見ているのと同時に、生徒たちも暁を見ている。
だから暁が迷いながらも向き合ってきたことが、ちゃんと伝わっている。

りさが家庭内でハブられているのは、冒頭のいじめが関係しているのでしょうか。

ついに真実を知ってしまったアカネ。

もしアカネ・・茜の事件にすべてのエピが寄り合わさっていくのなら、渡辺はなんらかの形で関与してくるはず。
逆にそうでなければ、たがの外れたドラマになっちゃいますし。

そこは古家さんを信頼しています(^^;;

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2013年5月28日 (火)

土曜ワイド劇場特別企画 「スペシャリスト」

公式サイト

脚本:戸田山雅司/演出:七髙 剛
出演:草なぎ 剛、南 果歩、芦名 星、平岡祐太、佐戸井けん太、斎藤 工、大杉 漣、江波杏子、宮武美桜、紺野まひる

冤罪で10年服役していた元警察官が、刑事に復職!?
“犯罪者の心理を知りつくした”スペシャリストと
“被害者に寄り添い、犯罪を憎む”「おばさん刑事」―――
そんな二人が異色のタッグを結成!!
(公式サイトより)

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簡単感想です。

宅間のプロファイラーとしての卓越した能力を示す、小さな事件を前座として、謎の連続殺人事件を描いていました。
2時間枠でこういう作り方をすると、普通なら散漫な印象を受けるのですが、テンポが良かったので、集中して見続けることができました。

犯罪心理を追う話なので、トリックよりも一見異常に見える犯罪、そして犯人の動機を追うのがメインです。
あたりはずれの大きいジャンルですが、本作は硬質な出来上がりで、面白かったです。

プロファイラーを、免罪で10年服役していた人間を刑事に。
まあ、突飛ではあるけれども、目が笑っていない、ちょっと怖い草なぎさんがはまっていたのと、話そのものがしっかりしていたので、トップダウンということで、何だか納得させられちゃいました。
本当の犯罪者でもなく、頭でっかちな研究者でもないところがミソです。

一応京都が舞台で、姉小路が姑と娘と住む町屋に宅間が下宿する、という設定はわりとベタなのすが、「西区」など、存在しない地名を使っているので、いわゆる「京都モノ」にはなっておらず、パラレルワールドのような雰囲気も感じました。

宅間の過去は描かれていましたが、姉小路が熱血刑事になった理由の仔細は描かれていませんでした。警察官だった夫が殉職したことと関係あるのでしょう。

チームとしてはあと、元捜査二課(銭犯罪、経済犯罪、企業犯罪を扱う)の女刑事、松原と、元SPの堀川と、「おっとりとして、でしゃばらない@公式サイト」の元鑑識、猪熊と、スペシャリストが揃っています。
多少姉小路がうるさいけれども、その他のメンバーが寡黙なので丁度いいのかも。

松原と堀川、閑職に飛ばされても腐らず、キビキビと事件に取り込む姿が格好良かったです。時間も限られているため、彼らの背景が深く描かれていなかったのが残念です。

シリーズ化する時はメンバーを変えないで欲しいです。

・・・シリーズ化してくれると思ってていいですよね?(^^

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2013年5月27日 (月)

仮面ライダーウィザード #37「絶望、指名手配」

公式サイト

放火事件の容疑者とはいえ、逮捕させるわけにはいかない。ゲートの根本(平田実)を守るため、瞬平(戸塚純貴)はパトカーを奪って逃走。根本を逮捕しようと乗り込んできた凛子をも乗せて車を走らせる。(公式サイトより)

前編のカオスっぷりに比べると、ダメなゲートを中心に、まとまっていたように思います。
多分、凛子と瞬平の無駄ないがみ合いやアクションがなかったためでしょう。

仁藤がカラスの大群に襲われるシーンをマンガする、というアイデアはそれほど面白くはなかったし、良くみかけるものでした。実写にする予算も時間もないってことですね。→まんま勇者ヨシヒコやん(^^;;

というより、このエピ、いったかなぁ?・・・そんなことを言い出したら、このシリーズは成り立たないのですけれども(大汗)。
いや、こういう遊びは嫌いじゃないのですが、うまく本筋に絡ませていないのが、残念です。

人間体の加賀さんに、ゲートを絶望させなかったらどうなるか、と脅しをかけていたソラ。
どうなるの?
そもそも、なぜ加賀さんは九官鳥に変身できたのでしょうか・・・答えは求めていません(汗)。

すぐ、絶望、絶望、と言い出すゲートに、甘えんな、と言う凛子さん。
やっと刑事らしくなりました。
その言葉に、今まで手取り足取り面倒を見ていた瞬平も、かまいすぎた、と反省。

で、ラストは、九官鳥がいなくなってしまったことに絶望するゲート。

晴人たちがいるから彼のファントムは退治され、ゲートでなくなる、ということでしょう・・・なんて理屈をつけては面白くない(^^;;

よいオチでした。

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第15話「はらだたしいぜッ!ドゴルドのやぼう」

公式サイト

なんでも屋の仕事で、優子とともにロボット研究所を訪れたノブハルは、研究者となった高校時代の親友・中里(渋江譲二)に会う。しかし、中里は、昔とは違い感じの悪い男になっていた。同じ頃、ドゴルドがロボット研究所を狙っていることが判明。(公式サイトより)

ブルーさんの過去に、妹の優子が戦隊が嫌いという設定も生かしつつ、真面目にきちりと仕上げていました。

前回の亡くなった義弟のお話といい、ブルーさんメインの時って、本人の明るさと反比例したシリアスなお話が多くなるような気がします。
エリート商社マンの職を投げ打って妹の家族を支えたり、と、年を食っているだけに(汗)、背負っているものが多いからでしょう。
だから、オバカなだけではない話も作ることができる。いいキャラ設定だと思います。

融けない身体を捜し求めていたドゴルド。中里の開発しているロボットに目をつけ、中里に憑りつきます。
彼の焦燥感を利用して怒りのパワーを増幅し、自分のロボットを完成させ、認めさせることのみに意識を集中させる。

なので、とっても怒りん坊の嫌な男になってしまった中里に、昔、お互いが持っていた夢を思い出させるブルーさん。
それは、困っている人を助けること。
ロボットも、元々人を助けることために作っていたこと。

ブルーさんの友情を無駄なくサポートするメンバーたち。
超重力・・・確かに使い方は難しそう(笑)。
うっちーのポニーテール被りが可愛かったです。

仕事は変わっても。
僕の仕事はいつも人助け。今は街の何でも屋で、キョウリュウジャー。

おお、ブルーさん、カッコいい。

さて、うっちーくらい強い体を求めて苛立つドゴルド。
強い体・・・さて、どう展開していのでしょうか。

そこそこ強いカンブリ魔。
一ヶ月でドゴルドの中で融けてしまう、という設定がよりリアルに描かれていました。
その過程を想像すると・・・グロテスク(>_<)
ピーター・ジャクソン版「キング・コング」の、コックさん(ゴラム役を演じていたアンディ・サーキス)が口径生物に飲み込まれるシーンを何となく思い出してしまって、身体がむず痒くなりました。

こういう毒もないとね。

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八重の桜 第21回「敗戦の責任」

公式サイト

1868(慶応4)年1月に始まった「鳥羽・伏見の戦い」で、会津藩は苦戦を強いられていた。そのころ八重(綾瀬はるか)は、みねと共に訪れた神社で神保修理(斎藤工)の妻・雪(芦名星)に会う。雪は一心に夫の無事を祈っていた。しかし、その後も戦況は好転せず、初陣を果たしたばかりの弟・三郎(工藤阿須加)も敵弾に倒れる。
そして、敗色濃厚と知った慶喜(小泉孝太郎)は、夜陰に乗じて容保(綾野剛)に供を命じ密かに大坂から脱出しようとするが…。(公式サイトより)

開戦二日目。
官兵衛の指揮の下で初めて本格的な戦闘に加わるも、初めての戦場に圧倒され、竦む三郎。

会津では、八重とみね、そして修理の妻、雪が男たちの無事を願って諏訪神社にお参りしています。

「神様を試してはなんねえな。」
かつて願掛けの石と落としたことを悔やむ雪。
「もし、ばちが当たるなら、私に。旦那さまには当てて欲しくない。」
「お守りくなんしょ。あんつぁまを、会津の皆を。」

伏見・鳥羽では大砲隊をやられたため打ち込まれている会津。
新選組も行動を共にしています。
斉藤の表情が京にいた時より明るくなっているかな?
命をいとわぬ新選組たちに、官兵衛もわだかまりがとけたようです。
小さなシーンでしたが、伏線としては重要かと。

そこへ洋装に切り替えた大蔵が大砲隊を率いてやってきますが、本隊が押されているため、会津兵はやられるばかり、と戦況を偵察している、修理たち。

そして彼らは衝撃的なものを見ます。
それは敵方が掲げた旗・・・錦の御旗。

「しまった、あれは帝の軍勢の旗印だ。」
「いかん、このままだと、薩摩側に寝返るものが出る。」

指揮をとる西郷。
ちょっと不気味なのは、目が真っ黒なためでしょうか。光もなく、白い部分もない。

混乱する戦場。

「錦の御旗などあるはずがない。岩倉あたりがこしらえたのであろう。」と慶喜。
偽物を認めるわけにはいかない。
集めた各藩の将、主な士官を集めます。

「大坂を焦土と化し、我らは討ち死にするとも、江戸に残った者たちが志を継ぎ、戦い続けるであろう。
大義は我らにある。最期の一騎となるまで、戦い抜くぞ!」

初めて慶喜の激を聞いて気勢を挙げる人々。

「なんの騒ぎだ。」
惨憺たる戦場から戻った修理。慶喜個人に戦況報告をします。

譜代の淀藩が、朝敵になるのを恐れて寝返って旧幕軍の入城を拒んだこと。

「偽の錦旗に、してやられたか。」
「おそれながらに申し上げます。
我が軍勢、兵の数こそ、敵に勝っておりまするが、軍略が乏しく、このまま戦を続けては、兵を失うばかりと拝察つかまつります。」

「わかっておる。では、如何すればよい。申してみよ。」

「兵たちを率いて一旦江戸に戻り、戦略を立て直すべきかと存じます。」

「江戸に戻る?なるほどの。」

.

会津では。
まだ開戦の知らせは届いていないようです。

便りのない夫を案じる雪、殿のそばに修理が仕えている限り、会津は道を誤ることはない、と息子を信じる内蔵助。

.

開戦四日目。

覚馬の目のことを聞いた三郎。
大蔵から、ここは難所だから後方に行け、と言われるも、山本家の男として兄に代わって働きたい、と動きません。
姉の力を貸してくれます、と会津を立つ時に縫ってくれた刺繍を見せました。
「南天。難を転ずるか。」
大蔵は、わかった、よく狙って撃てよ、と許しました。

そこへ砲撃が。
援護するはず藤堂藩が、寝返って旧幕軍に大砲を撃ってきた。
混乱を極める戦場。

その中で。
三郎は倒れます。
弾の飛び交う中、南天の刺繍を握りしめて、突撃を決意するまで・・・怖かっただろうなあ。

大蔵に抱え込まれて陣に戻るも、すでに意識は朦朧としています。
「あんつぁま・・・」
大蔵を兄と思いつつ、命終えました。

史実では江戸で亡くなったとのこと。
合掌。

一方、官兵衛は修理に激怒していました。

「ご宗家に何を吹き込んだんだ。
大坂で戦い抜くお覚悟が、ぬしの進言で撤退に変わった、と聞いたぞ。」
「戦を続けては、無駄に兵が失われるだけだと申し上げたのでごぜえます。」
「先に死んだものの命は、無駄になってもいい、と言うのか。
総大将が出陣すれば、兵たちの士気が上がる。形勢は一気に逆転する。ぬしの進言が その好機を無駄にしたんだぞ!」

そこへ、榎本武揚が開陽丸を率いて参上しました。
慶喜に会う前に、修理から戦況を聞きたい、とのこと。

そして慶喜は。

「なんと仰せです。」容保

「江戸に戻る。ついて参れ。」

「兵たちが引き上げている途中でございます。」

「兵は置いていく。我らが城を出ることを、家臣たちに口外無用。
榎本の軍艦が停泊している。今宵の内に乗り込み、江戸に向かうのだ。」

「それはなりませぬ!
最後の一騎まで、戦い抜くと仰せになったではありませぬか。」

「あれは、皆の同様を鎮める方便だ。
一旦江戸に戻り、再起を図る。」

「ではなおのこと、全軍を率いて江戸に戻るべきにございます。」

「馬鹿を申すな。それでは江戸に着くまでにまた戦となる。
そなた一人で余と共にくるのじゃ。」

「いいえ。それがしは、藩士とともに残ります。」

「ならぬ!
そなたがここにいては、会津兵はいつまでたっても戦さをやめぬ。
偽物とは言え、錦旗が上がった上は、兵を引かねば、徳川は朝敵となるのだぞ!

会津の家訓に、徳川を朝敵にせよ、という一条があるのか。

会津どの。この策は神保修理が戦況の報告のおりに進言したものぞ。」

「まさか。」

「皆を救うための策じゃ。これしかない。家臣たちが朝敵の汚名をきて死んでもよいのか。」

家訓、修理の進言、朝敵の汚名。
慶喜、容保をとことん追い詰めます。

その晩、慶喜は開陽丸を乗っ取り、容保、定敬の兄弟を道連れにして江戸に戻りました。

慶喜が殿を連れていったことを知って驚く修理。

「追いかけるぞ。誰にも気づかれぬうちに、一刻も早くお戻りいただくのだ。」

しかし、間に合わず。

総大将が兵を捨てて逃げたことに唖然となる会津藩。
殿までも・・

「さては修理めが殿を連れ出したな。」

置いてけぼりを食らわされた人々の憤懣は、殿ではなく、修理に向かいます・・・

江戸に着くなり、官位を剥奪され、朝敵と呼ばれることとなった容保。

会津では頼母が家老に復職します。
慶喜公に追悼令が出て、会津、桑名は第二等の朝敵とされた、と内蔵助。
薩摩、長州の者たちが新政府を名乗り、天下に号令を下し始めた。

「やはり、兵を捨てて大坂城を出たのは愚策であった。」
と頼母。
その愚策を進言したのは修理、ということになっている。

「修理に罪があるならば、裁きを受けて死ねばよいこと。」
と内蔵助・・・息子のことよりも。
「じきに会津追討の令がでる。恭順するか、戦い抜くかを、決する時にござるぞ。」

「猶予はなんねえ。この会津が、朝敵の烙印を押されているんだ。」頼母。

山本家でも会津の行く末を巡って、権八と尚之助が意見を戦わしていました。

朝敵は薩摩や長州のこじつけだと言う権八に、戦が始まった時は薩摩や長州だったのが、今や錦の御旗を掲げた新政府である、と尚之助。
だから賊軍にならぬように一旦恭順すべきだ、と言う尚之助に、ぬしゃ、腰抜けか、と怒る権八。

「ならぬことはならぬ!」

八重も同じ意見でした。

「何年も都をお守りしてきた会津が、朝敵のはずはねえ。
敗れたままでは、殿がお城から逃げたままでは、会津が誇りは。
皆で戦えば。負けたままでは終わんねえ。
ならぬことは、ならぬのです。」


感情論とも言えます。でも、それが会津の人々の本音。

「やり直すための恭順なのです。まずは会津の無実を訴える。その一方で戦に備えて軍略をたてます。
私は洋式調練の具体策を持って城にあがります。」
あなたは密かにに領内の鉄砲、火薬、鉛などを集めてください。今度こそ軍政改革を断行していただく。」

夫の計画性と強い意思に納得し、従う八重。

新政府は鼻から会津を叩き潰すつもりだから、無実を訴えても無駄だったでしょう。
歴史は非情です。

江戸では。

修理が弾劾され、幽閉されていました。
家臣たちの前で、責めは自分にある、何とか幽閉をとくことはできぬか、と容保。

今、幽閉をとけば命が狙われる、殿が庇われるほどに怒りは強まるばかりだと、梶原。

「その怒り、まことはわしが引き受けるべきもの。」

皆に自分のあやまちを説き聴かせる、という容保を、梶原は修理はそれを望んではいない、と止めます。
誰にも告げず殿を追いかけたのは、殿の名誉を守るため。

そこへ、田中土佐が、慶喜から登城を禁じられた、と知らせにきます。

「今後、登城することはまかりならん、会津は江戸から立ち退け、とのご命令にごぜえました。」

あまりの悔しさに泣き崩れる土佐。
呆然とする家臣たち。家訓をつぶやく容保。

慶喜は老中を解任し、ともに戦った藩に江戸からの立ち退きを命じることで、新政府に恭順を示したわけです。

幽閉されている修理の下を訪れる容保。修理の左手に手を重ねあわします。

「そなたをこのような境遇に落とし、詫びる言葉が見つからぬ。
会津は都を追われ、今また江戸を追われる。その憤りが、そなたの身一つに向かってしまった。
どうやっても、そなたの名誉を取り戻すことができぬ。

修理。切腹、申しつける。」

「ありがたく、承ります。」

「さらばじゃ。」

「ははっ。」

容保が去った後、殿の命により屋敷の警護を緩めている、と示唆する秋月。

「殿の思い、なにとぞおくみとりくだされ。生きてくだされ。」

一人残された修理。

「殿は全てをわかっていてくださる。それで充分ではないか。」

夜が明けて。
秋月は、修理が一人で作法通りの、見事な切腹を遂げたことを告にきました。

「わしの代わりに、負け戦の責めを負うたか。
修理。生かしてやりたかった。」

神保修理、享年31歳。
合掌。
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有名な慶喜の遁走を巡っての、人々の思惑がぎっちりつまっていました。

さしたる軍略もなく数だけで押す戦いでは、犠牲ばかりが増えて勝てぬこと、軍制を刷新し、兵器を整え、軍略を立て直すために、一旦兵を引くこと、それが修理の真意でした。

しかし、兵たちを率いて戻らなかったのね、慶喜は。
修理の進言は渡りに船だったとも言えます。

実際の慶喜が何を思っていたかはわかりませんが、単身で江戸に戻ったことは、事実です。

恭順か徹底抗戦か。

もし、慶喜が先陣に立てば、官兵衛の言うとおり、形勢は逆転したのか。
もし、容保が大坂に残れば、会津の立場は現実よりましになっていたのか。

「朝敵」に浮き足立つ旧幕府連合軍ではやはり勝てなかったと思います。
鳥羽伏見での犠牲は増えたでしょう。
慶喜の遁走は犠牲を最小限にとどめた、という見方もできるかもしれません。
この地での犠牲が少なかった分、会津など、最後まで幕府側についた各藩の犠牲が増えた、とは言えるかもしれませんが。
会津の立場も、新政府の最終目的が幕府勢力を武力で叩き潰すことなのだから、あまり変わらなかったと思います。

しかし、気持ちが違う。兵たちの気持ちを思えば。
置き去りにするのは、やはり愚策だったと言えるでしょう。

徳川のみの生き残りを賭けて。
二枚舌、裏切りなどお構いなく、必死の慶喜には、愚策も何もない、後ろめたさもない。

しかし、脅され、引きずられた挙句、切り捨てられ、信頼していた部下を斬ることとなってしまった容保は。
踏みとどまるべきだった、と。

容保を守って死んでいった修理、勝つ見込みのない戦場で命を落とした三郎と多くの兵士たち。

改めて、合掌。

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2013年5月25日 (土)

2013年4月の読書 その2

最近、ブログを始めた頃の読書感想文を振り返って見たのですが、ものすごく短い(^^;;
中にはタイトルのみで感想を書いていない本もある。
すっかり忘れていました。

これからは初心に戻って短くしていこうと思います。

・・・と書きつつ。今回も結構長いんです(汗)

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※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

○新読   

ノーブランド 著:前田 政二(ヨシモトブックス)
さよなら映画、また近いうちに 著:田山 力哉(キネマ旬報社)

○再読 

脇役の美学 著:田山 力哉 (講談社)

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「ノーブランド」

30年前、笑いの世界を一変させた若者たちがいた。吉本興業の芸人養成所「NSC」の一期生―師匠を持たない初の芸人たちが雑踏の中から這い上がっていく。その姿を一期生の一人が綴った。可笑しく切なく眩い青春自伝小説。(「BOOK」データベースより)

ダウンタウン、トミーズ、ハイヒール、銀次・政二
笑いの歴史を変えた八人の若者が織り成す眩い青春群像劇
吉本興業が擁する芸人養成所「NSC」。
その一期生で、現在は放送作家として活躍する前田政二が小説家デビュー。
NSC同期生で親友のダウンタウンやトミーズ、ハイヒールらと、お笑い界の頂点を目指して過ごした青春の日々を、赤裸々に綴る青春自伝小説を上梓!
物語は1982年から幕を開ける。(amazonより)

一期生たちがブレイクしていくのをリアルタイムで見ていたので、懐かしくて購入。
思ったより「小説」の部分が少なく、作者の視点で見た「ドキュメント」として読めました。

今まで語られてきたエピソードばかりかもしれませんが、それらが文章としてまとめられ、残されたことに、演芸史的な意義があるかと。

演芸史、などと括られるのは、今なお第一線にて未知の領域を目指している芸人たちにとっては不本意だと思いますけれども。

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「脇役の美学」

「30秒の出番であろうと主役を食います-」 左卜全、殿山泰司、川谷拓三、樹木希林、伊藤雄之助など、日本映画を支えてきた名脇役10人のプライドと悲しみを綴る、壮絶な人間ドキュメント。(「MARC」データベースより)

上梓されたのは1996年。著者自身が出版した最後の本です。

殿山泰司、金子信雄、浜村純、伊藤雄之助、左卜全、川谷拓三、石橋蓮司、八名信夫、浦辺粂子、樹木希林。
田山氏に書きたい、と思わした人々ですから、一癖もふた癖もある人ばかり。

中でも印象的だったのは、87歳で悲劇的な終末を迎えた浦辺粂子と、田山氏のインタビューに、自分を批評家だと語った当時52才の樹木希林の章でした。

映画史的な関心から、往年の映画人の取材を地道にしていく人は本当に少ない。ベテランの田山さんがそれをやっていた。コツコツと自分の足で歩いて取材をしていた。そのことに頭が下がった。いわゆる”試写室族”とはその点では見事に一線を画していた。
(「さよなら映画、また近いうちに」川本三郎氏の追悼文より抜粋)

殿山泰司、伊藤雄之助、左卜全・・・かつてはその変人奇人ぶりが度々話題になった人たちですが、亡くなってから20年、30年、40年も経つと、伝説としても語られなくなってしまいました。
こうして文章になったことで、名前だけでなく、生き様が残されたのです。

人は誰でも死ぬものだという素朴な命題が今さらのようにはかなく悲しく私の胸を充たした。(「金子信雄」の章より)

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「さよなら映画、また近いうちに」

映画界の害虫よ去れ!死を賭して闘った評論家田山力哉の魂魄の著作集。映画界を震撼させたキネマ旬報の辛口コラム、映画祭の華・カンヌレポート、傑作実名小説『水原弘』『渥美清』、蔵原惟繕、深作欣二、黒木和雄、篠田正浩、降旗康男、ジェームス三木、菅原文太、原田芳雄、岩下志麻らが無頼派評論家・田山力哉を偲ぶ。 (「BOOK」データベースより)

著者の死後、まとめられ、その年(1997年)に出版された本です。
絶版ではないようです。
著者の作品中、新品で手に入れることのできる数少ない本だと思います。

「レコード大賞水原弘の死」

42歳で壮絶な最期を遂げた水原弘。
田宮二郎の評伝小説では、勝のお気に入りとなった水原に対する田宮の嫉妬が描かれていましたが、本作では、クラブで偶然出会った勝に気づいてもらえなかったことにがっくりし、歌手なんて軽っぽいもんだ、と俳優たちに劣等感を持つ水原の姿が描かれています。

勝を巡る田宮、水原の葛藤。
勝は著者と同じ年に亡くなりました
もし著者が生きていたら。必ず勝の評伝小説を書いたと思います。

「小説・渥美清 命の陽が落ちる」

著者最後の評伝小説です。

あくが強くエゴイスティック。自分のこと以外は顧みない。人を笑わせつつも笑わない目を持った、業界の嫌われ者。

その一方で生まれつきの虚弱体質で、芸人としてこれから、という時に肺結核に倒れ、死と向かい合った三年の療養を経ての復活。
そして癌と闘った晩年。

寅さんとは全く違う渥美のエゴイスティックな一面を描きつつも、自分と同じく病に苦しめられ続けた渥美へのシンパシーが伝わってくる作品です。

我々は同じように病気と闘い続けていたのだ。
<中略>
でも、渥美さん、よかったじゃないですか。もう、二度と病いに苦しむこともなくなって。(本文より)

同年代の監督、映画評論家たちの追悼座談も収められています。

参加メンバーは蔵原惟繕、深作欣二、黒木和雄 、千野皓司、石坂昌三。

このメンバーの内、2013年現在存命なのは千野皓司のみです。
司会は映画評論家でキネマ旬報元編集長の原田雅昭。

各章のタイトルがそのまま田山力哉を表していると思います。

・批評と本人との落差
・批評する側の痛み
・弱者に対する正義感
・命を削って書いた『渥美清』
・友情を犠牲にする批評
・同伴者の映画評論家を持った幸せ

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2013年5月24日 (金)

おとうと(1960年)

原作:幸田文「おとうと」(新潮文庫)
監督:市川崑/脚本:水木洋子/製作:永田雅一/音楽:芥川也寸志/撮影:宮川一夫
出演:岸惠子、川口浩、田中絹代、森雅之、江波杏子、浜村純、仲谷昇、星ひかる

幸田文の同名小説(中央公論社版)の映画化で、脚本は水木洋子、監督は市川崑。製作・配給は大映(東京撮影所)。宮川一夫により撮影された映像は、映画初の銀残しといわれる手法で現像され、独特の映像美が施されている。 キネマ旬報ベストワン、監督賞受賞作品。(wikiより)

Photo

@NHK・BS「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~家族編」

NHK「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本」サイト

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大昔に一度観てます。

今回は2年ほど前に録画したまま未見だったのを視聴しました。

白黒映画だと記憶していたので、鮮やかなカラーのオープニングに面食らいました。でも、場面によってはほとんど色彩がなくなる・・・
「銀残し」という手法を使っていたことは今回初めて知りました。

ニュープリントとのこと。映像、サウンドともきれいでした。
特に、セリフがはっきり聞き取れるのがありがたかったです。
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厳格かと思いきや、息子にはひたすら甘く、家庭内の面倒くさいことは全て女たちに投げ出す一方、生活費にちまちまと苦慮する父。
体が弱いことをアピールして娘に家事をまかせ、宗教にのめり込む継母。
頼られることに生き甲斐を感じつつ、女の部分を時折見せる姉。
弟は・・・こういう人間が家族にいたら大変です。彼が生きている間、周囲の人々は尻拭いに追われたでしょう。

しかし、そんないわば"出来損ない"の少年を決して追い詰めたりしない父と姉。
躾として正しいかどうかはわかりませんが、父と姉弟がじゃれあうような喧嘩をするシーンには温かさを感じました。
が、そこへ継母が入ってくると、すっと温度が下がってしまうのです。

継母が疎外感を感じていることを知りつつも、溝を埋めようとしない子供たちと、妻と子供たちの仲立ちの役目を全く放棄する父。
夫の弱い部分を見透かしつつ、開き直る妻。

家族の愛憎が堂々巡りするどろっとしたストーリーなのに、妙にドライな後味が忘れられませんでした。

今回、何十年かぶりに観て、なぜそう感じたのか、納得したと同時に凄い映画だったことにやっと気がつきました。

市川崑監督の研ぎ澄まされた感覚と宮川一夫撮影監督の映像は全く古びていないどころか、斬新で圧倒されました。
登場人物たちの心のあやを、セリフではなく、映像の力で表現しきっています。

そして、監督の意図を体現するキャストたち。

岸恵子さんは当時20代後半。
弟を演じた川口浩さんは20代半ば・・・感慨深いです。51才で亡くなられたのですねえ。妻の野添ひとみさんも、「犬神家の一族」(1976年版)に出演していた実弟、川口恒さんも早くに亡くなったことを思い出しました。

渋さの中にそこはかとないユーモアを漂わす父役の森雅之さん。
そして継母、つまり”悪役”の田中絹代さん。
しんねりむっつりした意地悪さの中に、全く価値観の違う、普通ではない家庭に後妻として嫁いだ余所者の孤独、疎外感を漂わせての存在感が素晴らしかったです。

田中さんの撮り方が、また凄い。
音、アングル、照明・・・ほとんどホラーです。

その他、岸田今日子さんの薄気味悪い継母の友人、デビュー当時の江波杏子さんのドライな看護婦、医者なのに死神のような浜村純さん。

戦前の日本を背景にした儚く悲しい少年の話をモダンな映像、演出で描いていて、違和感が全くありません。

ノスタルジックな泣かす映画になることをひたすら拒否した、計算しくつされた映画でした。

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※銀残し:この作業により映像の暗部が非常に暗くなり、画面のコントラストが強くなるので引き締まった映像になる。又、彩度の低い渋い色にもなる。

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ちなみに英語の題名は「The Quick Draw Kid」なんだそうです。
単純に訳したら「早撃ち小僧」・・・うーん(汗)。
スラングか何かで他の意味があるのでしょうか。

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2013年5月23日 (木)

モネ・ゲーム

2012年製作 米 90分 G 原題「Gambit」

公式サイト

監督:マイケル・ホフマン/脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン/製作:マイク・ロベル、アダム・リップロブ・パリス/製作総指揮:フィリップ・エルウェイ、リザル・リスジャッド/音楽:ロルフ・ケン/撮影:フロリアン・バルハウス
出演:コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマン、トム・コートネイ、スタンリー・トゥッチ

美術学芸員のハリー(コリン・ファース)は、大金持ちのシャバンダー(アラン・リックマン)を相手に、モネの名画『積みわら、夏の終わり』の贋作を使った非の打ちどころのない詐欺計画を立てる。しかしこの名画の持ち主を演じるPJ(キャメロン・ディアス)は、美人ながらも自由奔放なカウガールで、騒動を巻き起こす。さらにシャバンダーが別の鑑定士を用意するなど、次々とハリーの想定外のことが起き、計画は思わぬ方向へ転がる……。(映画.comより)

Photo

@TOHOシネマズ

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ネタばれなしの感想です。

コリン・ファースとアラン・リックマンのおバカ映画ならば見ておかねば、とあまり内容を把握しないで観に行きました。

1967年にシャーリー・マクレーンとマイケル・ケインが共演した「泥棒貴族」をコーエン兄弟脚本でリメイクした作品だそうですが、内容も雰囲気もかなり違うと思います。
リメイクというより、フェイクもののコメディとしてはよくあるパターンで、登場人部のキャラ設定も極めて類型的です。

風刺画から抜け出してきたような典型的なミドル・ミドルクラスの英国紳士、主人公ハリー。
敵役にアッパークラス・・・領主風の傍若無人なシャバンダー、ハリーの相棒に、古き良き英国小説ではおなじみの存在、「退役軍人」の中佐。
この極めて英国的階級社会をかき回すのが、これまた英国人から見た典型的なヤンキー娘・・・じゃない、女性。

ハリウッド風の大掛かりなフェイクを期待している人は、がっかりするかもしれません。(笑)
計画もあまり緻密じゃない、というか、ゆるいです。肝心なところであれれ?と思ったりもしました(^^;;

この映画の見所は、仕掛けよりも、最近シリアスな役が多かったコリン・ファースの喜劇的演技です。

シャバンダーより絵を見る力はもちろん、頭も良いと自負しているハリー。
恐らく苦学して這い上がってきたのでしょう。
ですので、シャバンダーの、人を人とも思わぬ態度に人一倍傷ついてしまう。
シャバンダーは別にハリーにだけではなく、自分が認めない人間全てに厳しいのですけれどもね。

劣等感と優越感、内気と大胆がないまぜになった男、ハリー・・・と、さすがはコリン・ファース。類型的なキャラを立体化していました。

とにかく、そのいじましさには泣ける(笑)。

ハリーがホテルで起こす騒動はよくあるパターンだったのですが、ホテルマン(キャラもオカシイ)とのやりとりも良く、テンポとキャラの配置で笑わしてくれました。
足掻きまくっているくせに、妙なところで微動だにしなかったり・・・この、微動だにしないのが新鮮でした。
あの後、どうやって切り抜けたんだか(笑)。

ホテルの一連のシーンが、自分的にはこの映画のクライマックスでした。

敵役のアラン・リックマン。
確かに権力者ではあるのですが、ちょっとお茶目で、そんなにあくどい人物には見えなかったです。贔屓なせいかもしれませんけれども(^^;;
というか、そもそも「悪者・シャバンダー」ってハリーの妄想ですし(笑)。

キャメロンはそのままキャメロンでした。
もし、もっと恋愛体質の女優さんだったら邪魔になっていたでしょう。
さばさばしていて良かったです。

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フェイクの話に徹していて、恋バナに時間を割かなかったのは好印象です。すっきりしていました。
また、最近は原題をそのままカタカナ化したタイトルが多いのですが、きちんと邦題をつけていたのにも好印象。

原題のgambitとは、元々はチェス用語で、先手必勝、もしくは先手必勝するための策、といったような意味だそうです
もし原題のまま「ガンビット」だったら、何のことやらさっぱりわからない。

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雑なところもあるし、多少お下品なところもあるのですが、そこが英国らしくってバカバカしい、クスクス笑える愛すべきB級映画でした。
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ちなみに日本人も、垢抜けないジャパニーズ・イングリッシュとはりついた笑顔、というお馴染みのキャラで登場します。
仕方がないです。こういう風に見えるんですよ、あちらからは。
まあ、この映画は日本人だけでなく、上にも書いたとおり、登場人物全てが記号ですし。
・・・ロンドンに行った時の情けない思い出が蘇って、すこーし心痛くはありましたが。

印象に残ったシーンを一つ、多少ネタばれ気味だけれども、本筋とは関係ないので書きとめておきます。

全く英語が喋れない、聞き取れない日本人が、英語の歌を上手に唄う、というシーンです。
これは珍しく好意的なのか、それとも皮肉なのか。あちらのユーモアは複雑だなあ、と。

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2013年5月22日 (水)

幽やかな彼女 #07

公式サイト

クラスの問題児・根津亮介(森本慎太郎)が健太郎(岩橋玄樹)に突然殴りかかった。暁(香取慎吾)は理由を問い詰めるが、2人は何も話さず、亮介は停学を命じられる。(公式サイトより)

今回のキーワードは「ぶつかりあうこと。」でした。

「穏便に。それが間違いのはじまり。ぶつかり合うことで始まることもあるのに。(概略です)」@霧澤

メインは小学校の時は同じサッカークラブに所属していて親友だった亮介と健太郎が、ぶつかりあって和解するまで。

しかしその他、ラストに向かっての伏線がぎっしり詰め込んであったため、かなりめまぐるしいお話でした

各エピを簡単に書き出します。

まず、かつての教え子から届いた葉書がきっかけで、暁のトラウマの原因が明かされます。

当時、中学2年のかすみがクラスでイジメられていたことに、担任の暁は気づけなかった。そればかりか、元気のないかすみを励まそうとした行動がかえってイジメをエスカレートさせ、かすみを自殺未遂にまで追い込んだ。以来、暁は生徒を遠ざけるようになっていたのだ。 (公式サイトより)

その教え子、広田かすみが教師を目指していることを知ったアカネは、暁に、過去から目を背けないで会いに行くことを勧めます。
教師を目指しているのだから、今はもう暁の気持ちを理解してくれているはずだ、と。

前回、大原が配ったアンケートに早速クレームをつけに来たりさの母親を宥める霧澤。
「大人も間違いを認めないと。」
クレーム内容とはあまり関係ない言葉で締めくくってましたが(^^;;
アンケートを作成した大原本人は全くタッチせず。

一方、停学になった亮介を心配するクラスメートたち。
前はもっと無関心で、踏み込まないようにしていたけれども、今はあんまりそういうの、恥ずかしくない、と、女生徒。

確かに変わってきた3年2組。
そんな雰囲気を「生温いからやだ、ぶっこわしたくなるんだよね。」とうそぶきながら眺めるりさ。

学校を休んで出版社に面接を受けに行った河合。
教師を辞めてこの会社に就職したい理由を話せません。はっきりした目的があるわけじゃないから当然です。
ここぞとばかり担当官たちから「まだ学生気分が抜けていない」などなど、今までの生き方そのものを突っ込まれてしまい、がっくり。翌日、無断欠勤します。
で、心配する林前で、自分は悪くない、誰も私の価値をわかってない、など、失敗を全て周りのせいにして盛大に拗ねまくるのですが、まあ、その表情の小憎らしいこと。
前田さん、良い子キャラより悪キャラの方が似合うかも。

林は「いい訳ばかり、自分が間違っていることを認めなきゃ、成長しません。」と、し叱り、好きな人が逃げてばかりいるのは見たくない、と、どさくさに告白しました。

そうそう、学校に行きたいというアカネの希望を叶えるために、管理人さんに憑りつく吉岡さんたち。
管理人さんとしてなら例の板切れを持ち歩けるから、というのが理由です。
人間体で食べる食事は美味しいらしく、憑りつかれている間に大食いをしたため、はおなかを壊してしまう管理人さん。
結構おいしいエピだったのですが、笑っている暇がありませんでした(汗)。

懲りずに何度も学校へ行くうちに、不審者として岩名に取り押さえられた管理人さん@吉岡さんを助ける小夜。
そのまま暁のアパートに連れて行きますが、出てきたところをりさに撮られてしまいます。

あと、りさの2年の時の担任が窪内だったことも明かされました。「一瞬ですが」だそうです。
一人、PC内のりさのプロフィールを見つめる窪内。何かあったんでしょうねぇ。

そして、意を決してアカネとともに広田に会いに行く暁。
広田は暁のことを許していませんでした。
私は苛められている生徒の気持ちがわかる。暁のような教師には絶対にならない。
私なら・・・暁は反面教師になったのですね。
慰める言葉もないアカネに、それならそれで前を向いて歩き始めたのだからいい、と暁。
でも、やはりショックだったみたいです。
このエピはこれでお終い?それとも回収されるのでしょうか。
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だいたい、以上。
もう、てんこ盛りすぎて、感想を書く余裕がありません。(^^;;

それぞれをあまり混線せずに捌ききっていたとは思いますが、これまでのペース配分とあまりに違うので、ちょっと疲れてしまいました。

あ、亮介の屈折を書くのを忘れていました。メインの話なのに(汗)。
息子をレギュラーにするためにコーチに裏金を渡すって、かなりひどい話だったんだけどなあ。
単に「いい話」として埋もれてしまったような気がします。
過去と向き合って手痛く跳ね返されてしまった暁との、対比エピだったのでしょうけれども。

実は生徒たちの髪型や顔立ち、背格好が、男女問わず良く似ているので、未だに見分けがつきません(大汗)。
特に髪型は見分けるのに目安になるのだけれども・・・
わかるのはりさと小夜、おさげで活発な香奈、セミショートで秀才の風。男子では亮介くらいです。

ラストアパートの過去は、次回で明かされるはず。
りさも「ぶちこわす」ために、小夜に近づいてきました。
いよいよ牙をむくようです。

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「DVD、映画、舞台のINDEX」ページを作りました

映画、DVD、観劇は本数が少ないので、アイウエオ別カテ及び、ウエブページ「クール別:鑑賞したテレビドラマ・映画・DVD一覧」でまとめるだけで充分と思っていたのですが、塵も積もれば山となる。
それだけだと備忘録として使いにくくなってきたため、年度順、あいうえお順で一括してまとめるページを作ってみました。

左サイドバー「DVD、映画、舞台のINDEX」です。
各タイトルに記事へのリンクを貼っています。

追記:年度順にしたら意味がないことに気がつきましたので(汗)、アカサタナで振り分けました。.

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2013年5月21日 (火)

世にも奇妙な物語 '13 春の特別編 ひとこと感想メモ

■呪web

演出:松木創/脚本:小川真
出演:佐々木希、田中幸太朗、佐津川愛美 他

人を呪わば穴二つ、を描いた正統派なホラー。
ヒロインが、如何にも想像力が欠如してそうなキャラだったから、伏線と合わせて行き着く先は見えていました。ですので、それまでをどう怖く見せるか、というタイプのドラマ。
見せ方も正統派でした。

後が怖いから「プチ」で辞めたんだけど、という展開だったら「奇妙な話」になったかも。

■石油が出た

演出:植田泰史/脚本:ブラジリィー・アン・山田
出演:丸山隆平、有村架純、渡辺哲 他

ありえない・・・不条理コミカルテーストの作品でした。
アイデアは面白かったです。
排他的な土地とよそ者という八墓村パターンに落とし込まないで、もう少しアイデアそのもので遊んで欲しかったです。

■AIRドクター

原作:小田扉「もどき」(講談社・モーニングKC「前夜祭」所載)
演出:鈴木雅之/脚本:森ハヤシ
出演:小栗旬、相島一之、原幹恵、宮田早苗、伊藤正之、平岩紙、小松和重、金剛地武志、矢柴俊博 他

豪華なキャスティングでした。

みーんな、フリをしているだけ。
実は、と明かされていくテンポが良かったので、突っ込む暇がなかったです。
思わず笑ったのは時計に間違われてあせる温湿度計。

国家試験を落ちた医大生、実は編集者の麻酔科医、エアギターリストになりきっちゃう外科医・・・。
みな、相当ヤバイですが、終わり良ければすべてよし。何とかハッピーエンドに締めくくるかと思いきや。
忘れてました、実は客室乗務員の機長を。

そうね、着陸はまずいよね、うん(汗)。

■不死身の夫

演出:石川淳一/脚本:高山直也
出演:檀れい、尾美としのり 他

アイデアそのものは珍しくありませんでしたが、殺し方がだんだん雑になっていくのに、ブラックなユーモアを感じました。

■階段の花子

原作:辻村深月『踊り場の花子』(『ふちなしのかがみ』 / 角川文庫収録)
演出:木下高男/脚本:高山直也
出演:徳井義実、大政絢 他

教師と元教育実習生。
この世のものではないのはどちら?それとも第三者がいるのかな?・・・というホラー独特の怖さより、殺人事件の方にウエイトがおかれていたので、消化不良でした。事件を明るみにしただけ、というか。
「奇妙な話」ならば、もっと捻りが欲しかったです。

....................................................................

今回は「奇妙な話」が少なかったような気がします。
面白かったのはキャスティングも良く、余韻も楽しめた「AIRドクター」。

「石油が出た」「不死身の夫」は、展開にもっと工夫が欲しかったです。
「呪web」と「階段の花子」は「ほん怖」向きだったのでは。

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2013年5月20日 (月)

仮面ライダーウィザード #36「九官鳥は語る」

公式サイト

鳥井坂署管内で放火事件が続発した。その捜査に狩り出された凛子(高山侑子)も、九官鳥の入った鳥カゴを持つ容疑者の写真を手に街で聞き込みを。そこへ現れた瞬平(戸塚純貴)と立ち話をしていると、なんと2人の目の前に鳥カゴを手にした男が現れた。(公式サイトより)

コヨミの謎はまだ引っ張るようです。
ワイズマンが人間体を隠す意味はあるのでしょうか。
隠すのは、すでに登場している人物かもしくは大物のキャスティングを予定しているか。
それとも実は人間体ではなくて、白い魔法使いなのかな?
でも、シルエットを見る限りでは人間っぽいです。まさか木崎ってことはないでしょうね?・・・

さて、今回はゲートが凶悪犯罪の容疑者だったらどうする?というお話でした。
うーん。このテーマはいいとしても。

放火犯という凶悪な犯罪を真剣に捜査しない凛子。
相手が凛子とはいえ、犯人を取り逃がす原因を作ったのにもも関わらず、開き直り、なおかつ捜査の邪魔をする瞬平。

二人の捜査シーンのドタバタは笑うところなんでしょう。
でも二人がうざすぎて、というより、放火、という犯罪が重すぎて、笑えない。
もっと真剣にやろうよって思わず突っ込んじゃいました。コメディー仕立てのお話にこんな突っ込みを入れるのは野暮なんですけれどもねぇ。
何より、最終クールに入っても、未だにレギュラーに愛着が持てないままなのが、寂しいです。

後半になってようやく登場した仁藤が、事情がわからなくても晴人のアシストをさっと引き受けるシーンで、すこしすっきりしましたが、ラストの瞬平の行動がうざすぎて・・・

恐らく根本は犯人じゃないんでしょう。
普段の姿が人間ではなく、九官鳥のファントム。
ワイズマンに魔力を奪われて再びへたってしまった晴人。

次回。仁藤の活躍に一縷の希望を持って、待ちます。

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第14話「あぶなァーい!スピリットベース」

公式サイト

最近のアミィは、キョウリュウジャーの活動により、勉強も日常作法もおろそかに。そこで執事のジェントルは、一流のレディに育てるための結月家伝統の荒療治“ジェントル・デー”を施行する。
<中略>
同じ頃、デーボス軍では、隙あらば楽をしようとする楽しみの密偵・ラッキューロを鍛えなおすため、デーボモンスター“デーボ・キビシーデス”が熱血指導を行っていた。(公式サイトより)

「隙あらば楽をしよる。」とお怒りのカオス。
楽しみの密偵なんだから、楽しむのがお仕事なんだけどねー。
というか、楽しみ属性のモンスター(ですよね?)を作っちゃったデーボス軍の方がオカシイってやオカシイんですが。

キビシーズって・・・(笑)
お子様目線の先生像が描かれていて、面白かったです。深い意味はないのでしょうけれども。

ピンクさんたら・・・ジェントルも大変です。
キビシーズが思わず共感しちゃったのもわかります。

うっちーの着物姿、裾を捌いてのアクションはさすがでした。

ラッキューロは男の子なのか、女の子なのかわかんないけれども、可愛いので無問題。

今回も一番可笑しかったのはトリンさんでした。
なんだかんだあって、スピリットベースに潜入したラッキューロを倒そうとする戦隊に
「基地の中だぞ。ブレイブもほどほどにな。」とか「荒れすぎにも注意」って。(笑)
ちょっと楽屋落ちっぽい突っ込みが冴えてます。

ラストシーンはピンクさんの、他のメンバーもあきれるお行儀の悪いおみ足。
とことん使ってますなあ(笑)。

キョウリュウジャーテーストの楽しいお話でしたが、前回と比べると、編集やテンポががちゃがちゃしているような気がしました。
レベルが高いシリーズなので、つい、期待しちゃうんですね。まったり楽しみます。

次回はブルーさんメインのお話です。

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2013年5月19日 (日)

八重の桜 第20回「開戦!鳥羽伏見」 

公式サイト

都では王政復古が宣言され、逃げるように大坂へ下ろうとする慶喜(小泉孝太郎)を林権助(風間杜夫)や佐川官兵衛(中村獅童)らが必死に引き留めるが、神保修理(斎藤工)にいさめられやむなく従うことになる。都へ出兵するも慶喜討伐の口実を失った薩摩と長州は、西郷吉之助(吉川晃司)の発案により、江戸で争乱を起こす。そして1868(慶応4)年1月、ついに「鳥羽・伏見の戦い」が始まる。
そのころ、慶喜や容保(綾野剛)らの都落ちを知った八重(綾瀬はるか)は、藩の女性たちと共に戦勝祈願の幟旗(のぼりばた)を縫い、スペンサー銃の練習に明け暮れていた。(公式サイトより)

「殿を道連れにはさせない。」
「一戦を交えずに退くは部門の名折れ。」
「このまま逃げたら、都落ち。」

慶喜、容保に訴える会津藩士たち。
かつては一介の藩士が慶喜と直に会うことなど考えられなかったのですが。
幕府を倒そうとしている薩摩や長州だけでなく、幕府側の秩序もまた乱れつつあるのが印象に残りました。

「これは薩摩を討つための策じゃ。余に考えがあってのこと。」
と、慶喜。
「いかなる策にございましょうや。」
大蔵は詰め寄ります。
「秘策ゆえ、今は語れぬ。」
「得心が参りませぬ。」

激昂する官兵衛。

修理が止めます。

「四年前のことをお忘れか。早まっては長州の二の舞。
殿に、朝敵の汚名を着せることになりまするぞ。」

黙り込む藩士たち。

「大坂に下る。」
田中土佐が命を下しました。

修理のこの一連の進言が、後になって悲劇を呼ぶのですね。

そして伏見にとどまった覚馬、江戸から京へ駆けつけた三郎・・・今まで描かれていた悲劇の余兆が次々と現実になっていきます。

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こちらから先に戦端を開かぬよう、心を砕く幕府側。
慶喜の秘策とはなんだったのでしょうか。

「諸国との外交はこれまで通り、徳川が行う。」
外国諸国の大使たちに申し渡す慶喜。
そんな慶喜の動きを警戒する西郷と大久保。

慶喜が各国公使と謁見した。日本の外交はまだ、徳川が握っている。
朝廷を取り込むだけでは、天下を覆すことはできない。
今、諸侯会議を開いたら、大名どもがこぞって徳川に味方するだろう。
人は変わることを恐れる。どんな悪い世でも、知らない世界よりは良い、と思いたがる。

「260年の眠りから国を揺り起こすには、よほどのことをばせんなんならん。」
と西郷。
「やはり、戦でごわんな。」
「国をば更地に戻すには、血も流さんなならん。」

しかし、慶喜に大人しく大坂に引きこもっておられては戦にならない。戦を始める口実がいる・・・

「江戸をば引っかき回すか。徳川歴代の地で、導火線に火をばつくっど。」

西郷の計略は、不逞浪士を集めて江戸市中で乱暴狼藉を働かせ、幕府側を挑発すること。
それも、後ろ盾が薩摩であることをあからさまにわかるようにして。

会津の江戸藩邸にいる梶原の下を訪れた勝。

「奴らの挑発には、決して乗ってくれるな。
今戦をしては、大政奉還してまで徳川の存続を図ったことが無駄になる。」

勝に、市中にばら撒かれている、江戸を焼き払うという予告文を見せる梶原。

「もはや強盗打壊しの類ではなく、戦でございます。会津も戦は避けたい。だがかような事が続けば・・・」

「だから頼むのだ。
会津の強さが、戦の火種を大きくする。
そうなってもし、敗れた時は、徳川は根絶やしにされる。
慶喜公には煮え湯を飲まされてきた。だが、おれは幕臣だ。徳川は滅ぼせねえ。

西郷という化け物に火をつけちまったのは、俺の失策だ。」

あの瞬間が、今に響いてきました。

西郷の計略は成功します。
浪士たちに屯所を襲われ死人を出した庄内藩士が、江戸の薩摩邸の討伐を行なったのです。

「賊徒討伐の知らせに城内は沸き立っております。」

江戸からの知らせに歯噛みする慶喜。

「しまった、火種は江戸にあったか。」

押さえつけられていた幕府側の兵士たちの歓声が響いてきます。

「これはもう、兵を挙げねばならぬ。」
という慶喜を、薩摩の挑発に乗ってはならない、と容保が諌めますが。

「この声を聞け。一万五千の猛りだす兵を・・・どうやって鎮めるのだ!」
「なれど・・」

「薩摩を討たねば、この怒りはわしに向かってくる。
主君のわしが、殺される。もはや、戦うしかない。」

自分が殺されるから・・・そうかあ。ふぅぅ・・・。ま、あくまでこのドラマにおける慶喜像ですが。

長州追討を取りやめにした時、静かな怒りと情けない思いを歌に込めて待っていた官兵衛を鼻で笑っていたのですが、今や、彼らを恐れている慶喜。
自分には逸る彼らを鎮める力はない。なぜなら彼らから信頼されていないことを知っているから。

ああ、西郷たちの推測通り、戦争を仕掛けられる口実を与えないことが、慶喜の秘策だったのかもしれません。

明けて、慶応四年一月一日、慶喜は遂に薩摩討伐を宣言しました。

全軍を鳥羽と伏見につぎ込む戦略と、そのような戦略を考えた幕府に不信を抱きつつも、会津も動きます。

「よほど覚悟していかねばならん。」と覚悟を決めた林たち。

一月三日。

関を設けた薩摩軍と、できたら先に仕掛けたくない幕府の間の押し問答が繰り返されます。
戦の覚悟がない、と幕府を冷ややかにみる会津と、新選組。

そこへ三郎が・・・来なくていいのに(_ _)

あえて難所を選んだ会津、林権助を見て、この戦、あてになるのは会津のみだ、と斉藤一。

そしてついに戦端が開かれました。

伏見の方から聞こえてきた大砲の音に焦る覚馬。

「いかん。」

大坂に行って殿にお目にかかって停戦を願い出る、と時栄たちを振り切って駆け出していきます。

「この戦の行き着く先は地獄だそ。」

出会ったのは薩摩兵でした。
ぼこぼこにされる覚馬・・・かつては剣の使い出だったのに・・・

戦場では近代兵器を揃えた薩摩の前に、次々と倒れる兵たち。

「死しても会津の名を汚すな。」

不利と知りつつ突撃を命じる林権助。
自らも撃たれてしまいました。
死してなお、戦場を見つめる権助。
合掌。

西郷と大久保は夜の戦場を遠くから眺めています。

「勝ったのう」
「これで日和見しちょった諸藩も一斉にこっちの味方につきもうそう。」
「期は熟した。」
「では、いよいよ。」
「錦旗をば挙げる。」

錦の御旗の下に慶喜追討の布告を出してもらう、という次の作戦を開始する西郷。

「そうなれば我らは官軍。慶喜は朝敵。一気に叩きつぶせます。」

御所では、岩倉が西郷の命を受けて動きます。

大坂にて敗戦の報を聞いて呆然する慶喜。

「敗れるはずはない。幕府軍は一万五千。薩摩ごときに。負けるはずはない、負けるわけがない・・・」

林隊全滅の知らせを受けた容保は、自ら指揮を取ると言い出しますが、大蔵に止められます。

慶応四年、一月三日、戊辰戦争の開始を告げる鳥羽伏見の戦いの初戦、幕府方は惨憺たる敗北を喫した。(ナレ)

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ついに戦争が始まってしまいました。

遠く離れた男たちを心配する照姫と八重たち藩の息女たちのやりとりや、自分と似ている、と竹子と心通わす八重など、会津のことはほとんど書けませんでしたが、彼女たちの下にも戦乱はひたひたと確実に迫ってきているのは伝わりました。

京から江戸にいる梶原の下に着いた二葉。
不逞浪士たちの狼藉から二葉を庇ったのは、梶原もよく知っているという、能楽師の娘、貞。
思わせぶりな登場だったのでwikiさんを覗いてみたら、やはり。梶原が二葉と別れた後、後添いとなった人でした。

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次回。
ああ、三郎と修理が・・・

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2013年5月18日 (土)

2013年4月の読書 その1

「今月の読書」という大雑把なカテのみでくくっていると、備忘録としてはあまり役に立たないことに気がついてウン年。
早く作者別のINDEXを作らないと、とは思っているのですが・・・正直いって、面倒くさい(^^;;

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※読書順、敬称略です。

○読書<新読>

さびしい写楽 著:宇江佐 理恵(小学館文庫)
辰巳屋疑獄 著:松井 今朝子(ちくま文庫)
南の子供が夜いくところ 著:恒川 光太郎(角川ホラー文庫)

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「さびしい写楽」

寛政の改革令に反旗を翻した浮世絵板元の蔦屋重三郎は歌舞伎役者の大首絵刊行を試みる。喜多川歌麿の離反にあい、絵師探しが難航するなか、突然現れたのが正体不明の東洲齋写楽という男だった。助っ人に駆り出されたのは不遇の日々を送っていた山東京伝、葛飾北斎、十返舎一九の三人。謎の絵師を大々的に売り出そうとする重三郎のもと、計画は進んでいく…。写楽とはいったい何者なのか。そして大首絵は刊行できるのか。宇江佐真理が史実を元に描いた傑作長編。 (「BOOK」データベースより)

最近進んだ写楽研究を元に書かれていて、写楽が誰であるかは早々に明かされていますし、写楽その人は脇役と言ってもいいでしょう。

写楽が誰だったか、より、「写楽の版画」が如何にして世に出たか。この時代の芸術家オールスターを一堂に会した一種の群像ドラマです。
写楽の版画に携わった人々の思惑とそれぞれの人生が、版画といういくつもの過程を経て生まれる総合芸術と重なるように描かれていています。
ひとつ間違うと長編小説としてはまとまりきらないかもしれないほど贅沢な素材を、「写楽の版画」というテーマでしっかりまとめた作品。

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「辰巳屋疑獄」

創業から三代で大きく発展し、金融業にまで手を広げた大坂の炭問屋・辰巳屋で、跡目相続をめぐる対立が起こった。ひとつの藩に匹敵する規模の豪商とはいえ、一商家の身内の争いがなぜ奉行所を巻き込み、死罪四人を出すほどの大事件となっていったのか…。『大岡越前守忠相日記』に「辰巳屋一件」として記述された未曽有の贈収賄事件を、奉公人元助の目を通して描く長編時代小説。(「BOOK」データベースより)

疑獄が起きるまでの、大坂の商家の浸々とした日常、そして破滅を迎えての資料を元にしつつの劇的な展開。
期待にたがわず、極めて映像的かつ骨太な作品で読み応えがありました。
何度も読み返すと思います。

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「南の子供が夜いくところ」

からくも一家心中の運命から逃れた少年・タカシ。辿りついた南の島は、不思議で満ちあふれていた。野原で半分植物のような姿になってまどろみつづける元海賊。果実のような頭部を持つ人間が住む町。十字路にたつピンクの廟に祀られた魔神に、呪われた少年。魔法が当たり前に存在する土地でタカシが目にしたものは―。時間と空間を軽々と飛び越え、変幻自在の文体で語られる色鮮やかな悪夢の世界。 (「BOOK」データベースより)

タイトルの「南の子供が夜いくところ」を含め、全7話。
「草祭」と同じく、連作、と言いきってしまうほどの整合性はないけれども、繋がってはいるという恒川氏らしい短編集です。

スペクタクルな「紫焔樹の島」、辻褄の合わなさが妖怪話っぽい「十字路のピンクの廟」、神話のような「雲の眠る海」、ミステリーとホラーの「蛸漁師」、知識人によって矯正されてしまう前の童話ような「まどろみのティユルさん」、そして不条理な残酷に満ち満ちた「夜の果樹園」。

少しネタばれになりますが・・・第1話冒頭で一瞬だけ登場する大人のタカシ。
不思議な体験を経た彼はどんな生活を営んでいるのでしょうか。
錆びたバスをユナの店と見違えたのは、ふと過去を思い出しただけなのか、それともユナに会いたくてさまよっていた・・・会いたくなるほど追い詰められているのでしょうか。かつての両親のように。
そして大人のタカシは何処にいるのでしょう。

最初は、大人になって魔法の世界から出されて日常世界に戻った、と思っていたのですが、読み進めていくうちに「南の島」はそんな生易しいところではないことがわかってきて、今も彼は、いや彼もまた、どこか異次元をさまよっているのかもしれない、と。覚めない悪夢のように。

全ては謎のままです。
謎は謎のままに。それが恒川氏の世界。

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2013年5月17日 (金)

舟を編む

2013年公開 日本 133分 G 

公式サイト

原作:三浦しをん「舟を編む」(光文社)
監督:石井裕也/脚本:渡辺謙作/プロデューサー:土井智生、五箇公貴、池田史嗣、岩浪泰幸/音楽:渡邊崇
出演:松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、黒木華、渡辺美佐子、池脇千鶴、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、八千草薫、小林薫、加藤剛、又吉直樹、麻生久美子、宇野祥平、波岡一喜、森岡龍、斎藤嘉樹

出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、独特の視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に迎えられる。個性的な編集部の面々に囲まれ、辞書づくりに没頭する馬締は、ある日、林香具矢という女性に出会い、心ひかれる。言葉を扱う仕事をしながらも、香具矢に気持ちを伝える言葉が見つからない馬締だったが……。馬締役で松田龍平、香具矢役で宮崎あおいが出演。監督は「川の底からこんにちは」「ハラがコレなんで」の俊英・石井裕也。(映画.comより)

@MOVIX

Photo_2

ネタばれなしで簡単に感想のみメモっておきます。

原作未読です。
辞書を作る話、ということだけで、内容はあまり仕入れずに観に行きました。

真面目な人たちが真面目に仕事に取り組む姿を、静かなユーモアを漂わせて描いた、宣伝通りの淡々とした作品でした。
こういう作品を観たかったので、満足です。

主人公が住む鄙びたアパートと、恐らく文京区の坂の遠景。
そして本が一杯の部屋。
辞書編纂部のある、近代的な本館の横に建つ、古い木造家屋。

これらの風景が醸しだす雰囲気に浸りました。

豪華なキャスティングの中で、印象に残った方々を何人かピックアップします。

まず先任の編集長、荒木を演じた小林薫さんの、ごくごく普通の人を普通に演じていての何とも言えぬ存在感。
謹厳実直だけれどもちょっとお茶目な松本教授。加藤剛さんがぴたりとはまっていました。
それから教授夫人の八千草さんの佇まい。

本作では不器用で人付き合いが苦手な真面目な馬締を演じた松田龍平さん。
つかみどころのなさで作品を引っ張っていました。不思議な俳優さんです。

馬締とバディを組む西岡役のオダギリジョーさんが、予想以上に良かったです。
営業マンらしいチャラっとした感じが、馬締の不器用なおかしさを引き出していました。
そして意外に熱血漢。チャラいだけでは一流の営業マンにはなれないですものね。
モノを作る情熱があるように、モノを売る情熱もなければ。

西岡が馬締の言葉に感極まって突然・・・(以下ネタばれなので伏せます)のシーンに、気がついたら涙していました。
そんなに劇的なシーンじゃなかったのに。どうして涙がこぼれたのか、今でもよくわからないんです(^^;;
浮世離れした馬締と香具矢、そして実は西岡のことを真剣に心配している三好たち三人の暖かな雰囲気にぐっときたのかもしれません。

一番可笑しかったのは、ちょっとネタばれになりますけれども、馬締が香具矢を採取していたところです。

全体的にカットのタイミングが良かったように思います。
真の主役は編集かも。

それでも133分は長いかな~と思わないではなかったです。
しかしこの長さが、辞書を作る、という気の長い仕事のまったり感を出すのに必要だったのかもしれません。

好みは別れるとは思いますが、好きな作品です。

「右」・・・確かに説明できない(^^

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2013年5月16日 (木)

おのれナポレオン:舞台

2013年 観劇

作・演出:三谷幸喜
出演:野田秀樹、山本耕史、浅利陽介、今井朋彦、内野聖陽、宮沢りえ

@東京芸術劇場

Photo .

年一、二作ほどしか観劇しない「観劇ビギナー」です。

予約開始が始まってすぐに、抽選に応募しました。
地方に住んでいるので何度も見にいく時間もお金もなく、1日限定でしたので、マチネ(昼公演)とソワレ(夜公演)両方に申し込みました。そしたら両方当たっちゃった。
それが5月11日。
ですので、天海さんのステージは見れずじまいでした。

ステージは、観に行かれた皆さんが書かれている通り、縦長の長方形、とかなり変わった
形で、マチネはステージ脇の特別シートでした。
いわばステージ袖から観ているような感じで、客席に向かってセリフを言っている時の表情は見れない代わり、正面からでは決して観れない表情が観れました。
何より、ステージが、キャストが近い!
なので無駄に緊張してしまいました(汗)。

ソワレは普通の席でしたので、いつもの観客気分に戻れたこともあって余裕ができて、終始クスクス笑いながら観れました。

結果的にですが、両面から観れて、とてもラッキー。
脇から観るのと、前から観るのと、印象が変わるのも興味深かったです。

ソワレはマチネに比べると、チェスの説明を短くしたりと、テンポアップしていたように感じました。

野田さん、内野さんのステージは初めてだったので、ただただ圧倒されました。
他の4人のキャストの皆さんを含めて、観客を楽しませよう、というエネルギーがストレートに伝わるステージでした。

山本さんについて。
ストレートプレイは久しぶり、というか、これほどの巧者たちとがっつり組んだステージは恐らく初めてで、それだけで充分楽しめました。
このメンツでこれほど出番が多いとも思っていませんでしたし・・・
どなたかが書かれていましたが、三谷さんが山本さんをこき使っているステージで(笑)、山本さんウォッチャーとしては嬉しい限りでした。

ステージ外で色々ありましたが、一観客としては、一期一会のライブを楽しめた、それが全てだと思います。

天海さんの一日も早いご回復を心からお祈りいたします。

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2013年5月15日 (水)

幽やかな彼女 #06

公式サイト

今回は生徒たちの恋愛話でした。バラバラと感想を書きます。

生徒の石田航(松井健太)の母親が学校に怒鳴り込んできた。航がクラスメイトの野本香織(荒川ちか)に誘惑されていたというのだ。(公式サイトより)

こういう問題で学校に怒鳴り込む母親ってどうかと思うのですが。
イジメなどとは違って私生活、つまり家族の問題でしょう。
そら、教師たちもうんざりするでしょう。

一方、不倫をしている香織の母親は自分のことで頭がいっぱいで、娘のことなど全く考えていません。
こちらの方が実際にいそうな気がします。酷い話ですけれども。
過干渉と無関心。どっちもどっちです。

離婚間際の両親に愛されたくて、良い子になろうと勉強も部活も精一杯頑張っていた香織。
でも、どちらも全く振り向いてくれない。

自分をどちらが引き取るかでも揉める両親。
どちらからもやっかい者、存在そのものを否定されたのと同じです。
まだまだ自分の存在を肯定してくれる人が必要な時なのに。
生きていくために、香織は親の他に自分の存在を認めてくれる人を見つけなければいけなかった。それが、航。

航だけには必要だと思って欲しい。
そのために、良い子になろうと頑張ったのと同じように、航に気に入られるように自分の身を投げ出そうとしたんですね。
それがどういうことなのか、深く考えることもなく。

幼い、とは言い切れないです。
嫌われたくないために・・・香織ほど思いつめていなくても、また、大人であっても、こういう気持ちで男性と付き合う女性は多いと思います。

アカネの言うとおり、航が優しくて人の心を思いやれる少年で良かったです。

あ、アカネのことを書くのを忘れていました。
香織が、木片の入った小夜の鞄を間違って持っていったために、衝動的に塾をさぼってしまった香織と航についていくはめになってしまったのです。
電話のかけ方、大分上達しました。

アカネは2時間以上部屋から離れると消えてしまうかもしれない、と小夜に言われて動揺する暁。

消えてしまう・・・成仏するとか生まれ変わるのではなく、ただ消えてしまうだけ。

失踪した香織と航、そして連れて行かれてしまったアカネを探そうとする暁。

河合に「私生活にはかかわらない」と言っていた始業式の時とは随分変わった、と指摘され、ふとトラウマがよぎり、立ち止まりますが、もう逃げない、と決心して踏み出します。

二人は警察に保護されていました。

親に愛されていない子供を励ます言葉は、難しいです。
暁は、親に愛されていない、という現実に向き合うよう、香織に言います。

親がどうの、なんて関係ない。自分が強くなればいい。親のことを嫌いになってもいい。自分の人生は親じゃなくて、自分が決めるしかないのだから。(概略です)

自らも泣きながら、号泣する香織を抱きしめる暁。
一時消えかけるも、無事、復活したアカネ。

一方、霧澤は香織の母親と面談します。

自分も離婚経験者だから、結婚を続けることが最善だとは思わない。しかし。
「親が子供に向かって、私にも幸せになる権利がある、というのは強迫だと思います。」
あなたが良い母親なら、娘の方から、幸せになって、と言ってくれたと思う。

吹っ切れた香織は、仕事人間の父親と一緒に住むことを選びました。

中学三年生の時に暁や航たちが支えてくれたことが、彼女の今後の支えになればいいなあ。

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書き漏らしたエピソードとして。

今回の騒ぎがきっかけで性教育についてのプリントを作る大原。
どんな内容かと思ったら、

保護者に向け、両親の馴れ初めや我が子が生まれたときの気持ちを子どもに話してあげて欲しいと呼びかけるものだった。(公式サイトより)

ただガミガミいうだけのスタンスだと思っていた大原が、実は真摯な教師だった、というのが良かったです。

そしてついに良い子仮面をかなぐり捨てた河合・・・ちょっと「悪夢ちゃん」っぽいシーンでした(^^;;
学校を休んで、本格的に転職活動を始めたようです。

生徒の方は。
何となく普通のクラスになってきて、かえって浮いた存在になりつつあるりさ。
特に、今まで他人のことに無関心だった楓までが級友のことを心配しはじめたのが気に入らない。この二人には何かあるのでしょうか?
ともあれ、彼女の闇が解けるのはもう少し後になりそうです。次回は亮介の話みたいですし。

アカネは。
暁が次第に生徒と向き合い始める姿を見て、自分も過去と向き合う決意をしました。
自分のことが見える暁が部屋に住んでくれているうちに、はっきりさせたい。
暁がいなくなってしまったら、いつ「見える人」が来てくれるか、わからない。
見えても、自分の思いをわかってくれるかどうかわからない。
また、一人ぼっちになってしまう・・・

アカネが香織について行くはめになったのは、偶然ではないのかも。←ドラマだから、というのは置いといて(^^;;

存在を認めてくれる人がいなければ、いないのと同じ。
違うのは、香織は生きているから自己発信できるのに比べ、アカネは相手が感じてくれないと、もしくは誰かが覚えていてくれないと「無」・・・。

いつも助けてくれる吉岡さんはジョン・レノンの死後4回目のライブを見に軽井沢へ言っていて(笑)、留守でした。
ですので、コメディ成分は少なめ。

ここは好みが別れるところでしょう。
実はユーレイさんではなく、教師たちを真っ当に描くのが目的のドラマのようです。
コメディが好きなのでちょっと残念ではあるのですが、真面目な意図は伝わってくるので、いじめっ子がいても、後味は悪くないです。


さて。
いったん消えかけてから調子がおかしくなったアカネ。
同時期に霧澤の記憶も描かれていました。

次回は暁の過去が明らかになるようです。

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2013年5月14日 (火)

2013年4月のまとめ~春クールドラマの中間報告その1

天候不順な春です。というか、春はどこへ?
その上、今年の夏は猛暑になるとか。しっかり体調管理をしないと。

さて、ドラマですが。
何と言うことでしょう、モチベーションがブログをはじめてから過去最低だった昨年(2012年)の夏より下がってしまってます(_ _);;

その結果、今クール、感想を書き続けているドラマは 「小暮写眞館」が終わってしまったので、火曜10時「幽やかな彼女」の1本のみとなってしまいました。

書こうと思いつつ、スタートダッシュが遅れたため、視聴のみになってしまったドラマもあります。
周回遅れでもいいからぜひ書きたい、と思わしてくれる作品がなかったとも言えます・・・

体調がすぐれなかったこと、そして視聴のみを含めて、過去最多だった前クールの反動もあって、ちょっと疲れちゃったのかもしれません。

クール外では「仮面ライダーウィザード」「恐竜戦隊キョウリュウジャー」「八重の桜」の3本です。
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※上記の各感想には左のカテゴリーからアクセスできます。

まず、初回は見たけれどもリタイアした作品から。

「ダブルス」
「トカゲ」を録画にして、こちらをリアルタイムで見る予定だったのですが、うっかり3話を見逃してしまい、そのままとなってしまいました。

「ラスト・シンデレラ」
ラブコメ、好きなんです。だから笑えないラブコメを見るのが苦痛なんです。
「現代女性の姿を赤裸々に描いた作品」(公式サイトより)ではなくって下品になっているのも期待していた内容ではなかったな。
下品なドラマは嫌いなわけではありません。下品を描くって、テクニックやエネルギーがいると思っています。
このドラマからはそれが感じられません。
なので、4話までは頑張って見たのですけれども、無理して見るのはやめようと。
見事なプリンセスを演じている三浦さんは見ていたいのですが・・・。

「35歳の高校生」
2話まで見ましたが、凄くストレスが溜まって、後はどうしても見る気になれず、録画が溜まる一方となったので、潔くリタイアすることにしました。
きっと生徒たちの生き方は変わるのでしょう。それまで待てませんでした。
コメディを期待した方が悪いんですね、きっと。

「間違われちゃった男」「でたらめヒーロー」
録画を失敗しちゃいました。ごめんなさい。

以上です。
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以下、毎回視聴しているけれども、感想を書いていないドラマについて簡単に。

「ガリレオ」
原作未読です。
動機など、原作だと多分納得できるのでしょう。
例えば4話「曲球る」。柳沢の奥さんが旦那に黙って台湾リーグにコネをつけるのが理解し難くって・・・
デティールを気にしなければ面白いです。
草薙や内海、城ノ内などがいなくなったので、湯川の独断場です。
レギュラーの減少によって、湯川の奥深い孤独感を具体的に現しているように感じました。

「鴨、京都へ行く。」
昼ドラ?という感想が多い本作品。
それなりに楽しんでいます。

しきたりには、一見無駄に見えても守らねばならない理由がある。その一方で新しい試みもしていかねばならない。
老舗旅館の娘として育ったわりに・・・いや、だからこそでしょうか、外国人なみの感性の持ち主のヒロインがしきたりを学びつつ、いかに新風を取り入れるか。定番のお話ですが、定番だけあって安定感はあります。

仲居頭の塩見のイケズっぷりは素敵。さすがです。
衣川は上羽やが好きすぎるのでしょうね~。梅垣やの女将とともにこれからどう動くか。
エリートを振りかざすツンツンヒロインに好感は持てないままなのですが(5話では少し進展)、最後には何かしら学んでいく、というストーリーにはあまりストレスを感じないので、最後まで見ると思います。

「家族ゲーム」
原作未読、ドラマ未見です。
沼田家の人々、そして彼らを追い詰めていく吉本。
櫻井さんはじめ、キャスティングが良く、面白いドラマだと思います・・・が、茂之目線で見てしまうためでしょう、痛々しくって、積極的に見ようという気に中々ならなかったのです。
4話で茂之が少し変わったので、最後まで見れると思います。
・・・あの女の子も吉本の仕込みのような気がする。

「潜入探偵トカゲ」
やっぱりこの枠のドラマだな、ということで。
もっちゃり感を楽しむか否か。
私はどの部分を楽しめば良いのか、よくわからないままなんです。なので、ボーダーライン上です。

「TAKE FIVE」
義賊という漫画的な設定なのに、なぜこんなに重くするのだろう・・・何度も書いていますが(汗)。
多少の齟齬はいいんです。スピード感があれば。
ダブり気味の企画といい、TBSさん、大丈夫?

「お天気お姉さん」
気象と事件がうまく結びついているとは思えない、というのは皆さんのご指摘通り。
事件そのものもねえ・・・ツメが甘いと言うか、ともかくゆるいです。
先週は車で轢いた理由がわかりませんでした。ぼやっと見ていたためでしょう(汗)

しかし、4話の野球選手の話で気象うんぬんより切なさを感じ、このドラマはこういうところを見ればいいんだ、と思った次第です。

何より、青木の普通の青年の佇まいに癒されますし(能力がトカゲと被っているのは残念ですが、こちらは天然さん)、変人だけど晴子と青木のフォローをする三雲の存在が大きいです。
もっとイビるキャラかと思っていた茜も、秘密は抱えていても意外にちゃんとした社会人だったり。
青木の上司や先輩もガミガミとは言うけれども、ごく普通の人たちですし、受け止める青木が素直なのでストレスが溜まりません。

と、よく見れば、レギュラーの中にあからさまに嫌なキャラがいないんですね、このドラマ。
だから、推理やトリックはゆるくても後味がいいんです。

晴子と蜜代、そして三雲の間にはどういう繋がりがあるのでしょうか。
茜のストーカー話はちょっと煩いので早めに解決して欲しいかも。
5話では青木が茜を女性として見るようになしました。青木の想いが報われるようには全く思えませんが(^^;;

なにはともあれ、この枠ならではのテーストをまったりと楽しんでいます。

「あまちゃん」
最初は80年代の懐古テレビシーンがちょっと寒く感じたりしたのですが、三週目あたりからどんどん面白くなってきました。
アイドルがテーマだからこれでいいんだなってことで。
(80年代はほとんどテレビを観れなかった時期なので、郷愁を感じないってこともありますが。)

やっぱり生きていたじいちゃん。
7週目の先週は、荒川さん筆頭に、クドカン劇場が炸裂。
”本当に笑える”、”元気が出る”朝ドラって久しぶり。

今後気になるのは、やはり震災をどう描くのか、ということ。

思い出すのはオバカなお話から急転直下、震災を絡ませた「11人もいる!」です。
でも一家の明るさ、能天気さは変わらぬままで、かつ、それまでのエピとのずれもなく、そうか、これが描きたかったんだな、と納得させられました。

このドラマではどう描かれるのでしょうか。

かつて1クール30分の昼ドラを手がけたことがあるので、ペース配分は大丈夫だと思います。

期待しています。

後、こちらではBSで放映していた「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」をやっと見終わり、今は「まほろ駅前番外地」をぼちぼち鑑賞しています。
「クロユリ団地~序章~」は夜、見れないので、消化できていません。(^^;;

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2013年春クールドラマ 初回の感想その4「TAKE FIVE」「家族ゲーム」「ガリレオ」
2013年春クールドラマ 初回の感想その3「お天気お姉さん」「35歳の高校生」「間違われちゃった男」
2013年春クールドラマ 初回の感想その2「ラスト・シンデレラ」 
2013年春クールドラマ 初回の感想その1「でたらめヒーロー」「鴨、京都へいく。」
2013年春のドラマ:視聴予定

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2013年5月13日 (月)

仮面ライダーウィザード #35「空の向こう側」

公式サイト

ソラの話によると、ファントムを増やそうとするのも、もう一度サバトを開くためだとか。人間をファントムに変えた、あの悪魔のような儀式を再び!?
「あんな儀式、二度と起させてたまるか!」。
俺やコヨミ(奥仲麻琴)のような犠牲者は出したくない。そんな晴人にソラは、コヨミのようにファントムを生み出して体が残るなどあり得ないという。だとしたら、コヨミは…?(公式サイトより)

結論からいうと、ソラが人間の心を持ったままファントムになった、というのは本当でした。
でも、人間だった時、すでに猟奇殺人犯だったのです。

なるほど・・・なのか?(苦笑)
ファントムの目的というか動機が今ひとつはっきりしないので、ソラの目的もよくわからないままです。
ファントムとはいったい何者なのか。
人間を滅亡させようとしているらしいけれども、なぜ?
それはこれからなのでしょう。でも。

スタート当初はさくさくと謎を解いていく、という印象を持ったのですが・・・ファントムについてはずっと放りっぱなしなので、その分危機感を感じれません。東京限定だしねー。

凶悪なソラだけが人間の心を持っているのは、ファントムの親玉の意思なのでしょうか。ワイズマンがラスボスだとは思えないし。
うーん。あんまり興味が・・・(汗)
というより、これ、シャレにならない設定な気がする。映画だと、お子様は見れないレベルだと思うのですが。
どこかに救いを残しておいて欲しいなあ。一応子供番組なんだから。

0課、仕事してました。
瞬平はほとんど活躍せず。

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第13話「ジャキリーン!ハートをまもりぬけ」

公式サイト

道場で手合せするソウジと空蝉丸の元に、ソウジの学校の剣道部マネージャー・りん(藤沢玲花)が、手作り弁当を持ってやってくる。ソウジたちが朝練に向かった後、空蝉丸は、りんが落とした手紙を拾う。これはラブレターではないかと思った空蝉丸は、女心に詳しいイアンに相談。りんの思いを知ったイアンと空蝉丸は、りんの恋の手助けをすることに。  (公式サイトより)

「女心に詳しい」って。ナルシーにしか見えないんですけど。(爆)
まあ、他のメンバーは論外だもんなあ。

そんな中、恋心の片方だけを切ってしまうデーボモンスター“デーボ・ジャキリーン”が出現。幸せな恋人たちの恋を壊してしまう。(公式サイト)

関係絶ちバサミ。わかりやすいわぁ~。
友情も切れます。
レッドさんもブルーさんへの関係を切られちゃって、大変。
「ひどい、ひどい」
女々しくなっちゃいました。
でも、ハサミを壊せば元に戻る、ということで、ブルーさん、ナイス。

基地で作戦を練るレッドさん。他のメンバーはグリーン君の恋愛大作戦で手一杯です。

「どうも、人が少ないようだ。」
トリンさん(爆)
「ま、戦隊だからな、色々あるさ。」
おいおい(笑)
この大雑把さ、好きです。

さて、ブラックさんのベタな作戦は、ピンクさんのキック炸裂で大失敗。
かえってりんはピンクさんとグリーン君の仲を疑って、傷心。

「最初から奇策に走りすぎたでござるよ。やはりここは正攻法で。」
「ああ、今度は大丈夫だ。」

うっちーの言葉に素直に頷くブラックさん。
すかしているわりには素直なのがチャーミングでした。
グループ交際が正攻法なのね(笑)

ところが、というか予想通り、裏目に出ます。
ブラックさんに不信感を抱くりんを宥めつつ連れていったところで、グリーン君とピンクさんが仲良くショッピングしているのを目撃しちゃって・・・。

ブラックさんがわざと見せたんだ、と誤解したりん。
ブラックさんに平手打ちを食らわして、泣きながら逃げていきます。
おお、この涙のCGは白眉だわ。今までの戦隊では見たことがないです。
遊んでるな~。

追いかけるグリーン君。
「最低よ、あなたの友だち。」
「それは違う、誤解だ。」
「誰と付き合おうが関係ないけど。」

そこでグリーン君はピンクさんとの関係を説明するのではなく、ブラックさんへの誤解を解こうとします。

「絶対、そんなことはしない。表向きはいい加減だけど、本当は熱くて、他人を傷つけるのが大嫌いな奴なんだ。
俺の仲間はみんなそうだ。」

みんながいなかったら、冷たい奴のままだった。
最近よく笑うようになった。
さっきだって、昔の俺だったら、りんが泣いてても気にしないで帰っていた。

「人の気持ちをわかろうと努力する、今の俺にしてくれたのは、仲間なんだよ。」

まだ13話目なのですが、冷たかったグリーン君が遠い昔のように思えます。
すげえな、この密度。

実はりんとグリーン君の恋バナではなく、このグリーン君のブラックさんへの思いがテーマなんですけれども、周りがオバカ過ぎる(激爆)

セーラー服姿のレッドさんとブルーさんの学ランのおまけもついて。
スタイルいいいです、レッドさん。ブルーさんも男前度が上がった?

グリーン君メインのお話でしたが、メンバーまんべんなく見せ場があって、お弁当とか、プレゼントとかの小道具や、幼馴染設定もうまく使っていました。
りんちゃんがとっても普通の女子高生で、彼らが普通の学校生活をおくっているのも良かったです。
だからこそ、戦隊メンバーたちのオバカっぷりが映える。緩急がついているのです。

(ライダーはこういうところまでエキセントリックにしちゃうから、主人公が目立たない気がするのね~。相乗効果が生まれて、とんでもない地平に行くこともあるんだけれども。)

トリンもワンシーンだけど爆笑。気にするんだ~。
このセリフ、何気に一番うけました。本筋には関係ないのですが、トリンに言わせるセンスが好き。レッドさんの答えもねっ

カミツキ合体も、お話に合わせてグリーン君、ブラックさん、うっちーの三人。

で、オチは全方位なグリーン君。(爆)

うっちー登場回も面白かったけれども、今回はキャスト、スタッフの総力戦て感じ。
キャラもたってて、チームワークの良さが心地良かったです。

とにかくテンポが抜群。

ああ、面白かった。(*´∀`*)

りんちゃん、あきらめないで。再びの登場をお待ちしています。

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2013年5月12日 (日)

八重の桜 第19回「慶喜の誤算」 

公式サイト

1867(慶応3)年、慶喜(小泉孝太郎)は徳川家の存亡を賭け、大政奉還を決意する。その知らせは会津の八重(綾瀬はるか)たちにも伝わり、尚之助(長谷川博己)は藩から軍備増強策を実現するよう指示される。八重たちは、都にいる会津藩の動向がわからず、不安を募らせていく。
都では、息を吹き返した討幕派の藩士や浪士たちが、会津藩や新選組に嫌がらせを繰り返していた。覚馬(西島秀俊)にも討幕派の浪士が襲いかかり、視力を失いかけている覚馬は斬殺されそうになる。しかし、その危機を小田時栄(谷村美月)が救う。時栄は、大垣屋(松方弘樹)が覚馬の視力を心配して送り込んだ下女だった。(公式サイトより)

銃を撃つのに邪魔だから、伊東悌次郎の髪を切っちゃう八重。
佐久に叱責されてしまいます。前髪を切るって、元服と同じことですからねえ。
そんな大事なことも失念するほど時局は切迫しているのか、と佐久に問われる八重。

「何があった時に、銃の心得があるほうが己の身を守れるものと思います。」

尚之助に嫁いでから、彼からの情報を聞き、緊迫感を共にする八重は、もう、のほほんとした娘ではなくなってしまいました。

銃の訓練。自衛。
平時なら武士の心得えとして済むところなのですが。
・・・綺麗事なのは百も承知で。
親として。子供に人殺しの訓練をさせなければならない世の中は、悲しいです。
でも、人類の歴史のほとんどがそうなんですねえ・・・。

高木盛之輔。時尾の弟だったことに気がつきました。

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慶応三年、十月十五日。大政奉還。
倒幕の大義名分を失った薩摩と長州。
それでも西郷は勅旨が下されたものとして動きます。
そもそも、勅旨そのものが

「偽勅や」
「それでもかまわない。」

これで薩摩は倒幕で一丸となれる。勅旨の役目はそれで十分。

「やりぬかねばならない勝負。」
「岩倉様もご覚悟を。」
「よし。」

薩摩が兵を出せば、慶喜も身動きがとれない。その間に根回しを勧める。

「王政復古や。」

日本を神武創業のはじめに戻す。
2500年と比べれば、たかが300年の徳川など、ひと息吹き飛ぶ。

「皇国を一旦更地に戻し、一から作りなおすんや。」

武士の世になって700年前後。
それをちゃらにしようというわけです。
異国の脅威に対する政策など、色んな弊害が出ていたのは確かだけれども、更地にされる方・・・藩や武士はたまったもんじゃない・・・それは維新以後に噴出するのでしょう。

しかし、覚馬を襲った武士は、ないよなあ。チンピラですやん。
会津ももっと警備をちゃんとしようよ・・・ま、そこは時栄登場エピのお膳立てとして割り切るとして。
正義の名の下に、裁きもなく気に入らない奴を斬る世の中って、怖い。
今、そんな人たちがいたら、危なくって外を歩けないです。幕末ってそういう世界なのね。
ちなみに江戸時代って時代劇とは違って、治安は良かったとか。公正なお裁きがくだされていたかどうかは、担当者によるようですが。

「今後の政のやり方は諸侯会議で決めることとなった。」
と家臣たちに告げる容保。
家臣たちからは危ぶむ声が。
「大名たちが集まるまで、薩摩が大人しくしているとは思えません。」
「幕府方も爆発寸前でございます。双方、ぶつかれば、戦となるやもしれませんぞ。」
「まことにこれが、国を一つにまとめるご英断でございましょうか。」

「わしも、危なきことと思う・・・だが、すでに大政は奉還された。
もはや是非を取り沙汰する時ではない。国許に使いを送る。

万一には、家老一人を国許に残し、全藩あげて上洛できるよう、備えさせよ。」

それって慶喜、いや徳川家と心中するのと同じなのですが、それでもなお、容保には守らねばならない家訓がある。

その会津では。
大政奉還とはご公儀が天下を朝廷にお返ししたということだ、と家族に説く権八。
「なら、これまではお借りしてたんだべか。」
と、八重。
「朝廷から諸政を委任されていた、ということです。」
尚之助。

「将軍様がお辞めになるなら、会津は誰にお仕えするのがし?」

答えられない権八。将軍がいなくなるということは、おてんとうさまがなくなるのと同じこと。想像もつかないでしょう。

これからどうなるの、と訪ねる佐久に、上手く収まって泰平の世となるか、天下分け目の大戦となるか・・・だけども何も騒ぐことはない。

「我らは会津藩士として、ご下命に従うだけだ。」

こっそり頼母を訪った内蔵助は殿からの命を伝えます。

「いや、挙藩出陣など、とてもとても。」
たじろぐ頼母。
「薩摩と戦うつもりなのか、殿は。」
「向こうから仕掛けてくるんだ。むざむざ討たれるわけにはいかない。」

「いや。戦わずにに済む道はある。
都に長州が戻ってくる前に、全軍、会津に引き上げればいい。
なあ、内蔵助殿、我が藩主、松平容保様に京都守護職を命じたのは、幕府だ。
その幕府が、政権を返上した今、京都守護職のお役目もきれるが、道理ではないか。
一日も早く、いや、一刻も早く全員、会津に帰ってくればいい。

薩摩も長州も、ここまでは追ってこまい。」

「それが正しい道かもしれん・・・頼母殿。
都ではその正論が通らん。」

絶句する頼母。

尚之助は、予算がないと一旦は却下された反射炉の設計を内蔵助の命で再開します。

「薩摩も長州も、ここまでは追ってこまい。」
徳川とともに動けば、この遠い会津まで追ってくるかもしれない、そういう事態になった時、会津には兵はいないはず。

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「これまで我らが浴びてきた血は何のためだったのか。武家の棟梁など、当てにならぬものだな」@斉藤一

大垣屋の肝いりで覚馬の身の回りの世話をすることとなった時栄。
気の強いところは八重と似ています。覚馬は銃を構えた時栄に八重の面影を見たのでしょうか。

さて、世の中は。

龍馬と慎太郎が暗殺されます。
薩摩は御所北面の相国寺へ兵をいれます。
慶喜は、朝議を仮病で欠席。同じようにするように容保に命じます。ふうぅ。

「うかうかと出向いては、薩摩の者に囚われるやも知れぬ。」
諸侯と同じ立場に立つのも嫌だったのかも。
しかし、これがまた裏目に出ます。

「なれど、ご欠席の場で長州のことを話し合われれば、取り返しのつかぬことになるのでは。」
と修理。その通りになってしまうのですが。
「今は将軍家のご判断に従う他、あるまい。」@容保

長州の藩主親子の復権が決まり、薩摩が御所に堂々と兵を入れます。

「御所での戦はならぬ。」
黙って通すしかない会津。
4年前と真逆になってしまいました。

王政復古が宣言され、摂政関白と幕府を廃絶。政は総裁、議定、参与の三職で行うことに。
しかし、新政府に慶喜は呼ばれない。

呼ばないことに異議を唱える山内容堂。
「進んで政権を返上したのは、朝廷への忠信の表れではないか。」
対して岩倉は、慶喜にはまだ疑わしいところがある。長年の失政の罪も重い、と。
「慶喜に誠意があるなら、官位を辞し、領地を朝廷に返上すべき。」
「領地返納、何を愚かな。朝議の場から外し断罪するのは、陰険至極。
それにこれは帝が幼いことをいいことに政権を我がものにする企みではないのか。」
「不敬やろ。」

この度のことはことごとく帝のご叡慮である・・・本当は容堂の言うとおり。偽勅なんですけどね。

「待たれよ。」
と春嶽も、徳川への過酷な処遇は不適当と存ずる、と異議を唱えます。

反対勢力をどう黙らせるか。大久保は西郷の指示を仰ぎます。西郷の指示とは。

「岩倉さんに伝えよ。何もむつかしいことではない。短刀一本あれば、かたのつくことである、と。」

阻むものは刺し殺してでも進むという、西郷の気迫は、容堂を押さえ込んだ。(ナレ)

こうして、慶喜の官位を下げ、領地の半分の二百万石を召し上げることが決まりました。

徳川の治世は一日にして覆ったのである。(ナレ)

薩摩のやり方に憤懣やるかたない官兵衛たちを必死に押しとどめる覚馬たち。

「朝議は欠席すべきではなかったか・・・いや、まだ手はある。ここからどう、巻き返すかだ。」
と慶喜。後悔先に立たず。
でも、刺し違える覚悟の薩摩相手では、出席していたら慶喜の懸念通り、囚われていたかもしれません。
で、容保を道連れに大坂に行くんですね。まだ手はある・・・どんな手を考えていたのでしょうか。

長州も上洛してきて、いよいよ一発触発に。いや、一発触発のきっかけを狙っている西郷。
徳川が巨大すぎるがために、逆に平和裏に済ますことができない。
二度と立ち上がれぬように叩きのめしてしまうこと、それが西郷の決意です。
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政権交代がきれいごとで行くわけがない、ということを、西郷をシンボルとして、じわじわと描いていました。
しかし、その西郷も新政府が成った時には・・・

そうそう、八重はやっと竹子と相打ちに持ち込めました。
次週は仲良しになりそう。

そしていよいよ「鳥羽・伏見の戦い」が始まります。

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2013年5月 9日 (木)

純と愛スペシャル「富士子のかれいな一日」ひとこと感想

スペシャルドラマの舞台は、純ちゃんが辞めてから2年半後の「カイザーオオサキプラザ大阪」。誕生日を目前にした、“39歳最後の富士子の一日”が描かれています。(公式サイトより)

連ドラの時と同じく、仕事に生きるクールビューティーな富士子さん。
そんな富士子さんが元彼からの電話一本でジタバタしてしまう・・・。

ジタバタ、と言っても、そこは富士子さん、見苦しくないし、仕事もきちんとやり遂げます。

オーナーがアメリカ人なので会議も英語。諸外国では当たり前なんでしょうね。ふぅ・・・
内容を要約できない通訳。如何にもいそうで笑えました。
しびれを切らして英語で渡り合う富士子さん。さらにフランス語さえ操るとは。さすがです。

ホテルのお仕事って時間が不規則、気は使いまくり。とっても大変だけれども、いや、だからこそお客様から笑顔をもらえることは格別なんだろうな、ということ・・・連ドラの時にはほとんど伝わってこなかったことが、すっと入ってきました。

ぞっとするような(^^;;)、わざとらしいお笑いもなく。
突発的な出来事を、ホテル業務の一端として淡々とこなすオーサキの人々。
何よりハードワークに疲れている富士子さんが自然に見えて、本編よりうんと素直な気持ちで見れました・・・ってことはやはり連ドラの時は主人公が空回り(以下自粛)

本編が苦手だった人も、見ていなかった人も楽しめるのではないでしょうか。

40才前後のキャリア女性を描いたドラマとして、少なくとも今、木曜日で放映中の連ドラよりは、ずっと自然なような気がしました。

ついに明かされる富士子のプライベートルーム・・・て、言っても、想像通り。寝に帰っているだけだもんなぁ。
富士子さん、ご自愛下さいませ。

2年半後。
誰が登場して、どう変わっているのか。←ここはあまり期待しない方がいいかも。なんせ

「そうそう視聴者の期待どおりには描かないよ?」っていう遊川イズムみたいなものがスペシャルにも反映されて(公式サイトより)

いるそうですから(笑)

そして、一瞬純が登場します・・・愛は?
地上波でもいつか放映されるでしょうから、伏せておきます。

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2013年5月 8日 (水)

幽やかな彼女 #04、#05 感想その他

公式サイト

粗筋は公式をごらんください。ラストまで細かく書いてくれてます。

4話は、ダンス部の顧問をしている林と、ともみの話。

林はダンスは上手くないけれども、教師の立場から、顧問としての情熱は持っている。
新歓オリエンテーションのメンバーからともみを外そう、という言う部員たちを止めようとしますが、そんな時、部活の顧問を1週間、試験的に民間のコーチに委託することが決まって、暇になる林。
あ、部員の中には当然、りさ様もいます(^^;;

林は、ともみがダンス部に入部した動機を聞きます。

勉強も運動も苦手で、昔から自分に自信がなかったともみ。友だちだと思っていた成績学年トップの秀才・葉山風(柴田杏花)に「つまらない人間」と冷たく突き放され、「自分を変えたい」とダンス部に飛び込んだという。 (公式サイトより)

「つまらない人間」というセリフは前回にも出てきました。

風が鼻持ちならない秀才、という設定はさておき。
自分の後ばかり追いかけてくる人間を対等に扱うのは、無理だろう、どこか尊敬できるところがないと、友人関係は築けないだろうな、と思いながら見ていました。
ともみをパシリにしなかった風は、健全かもしれない。

で、ともみは一念発起で頑張るわけで、ともみと同じく、自分にはとりえがないと思っている林は「がんばれば、人は変われる」と励まし、個人レッスンを始めます。

・・・とはいえ。教師の個人レッスンはえこひいき、ととられても仕方がないと思う。

でも、結果オーライ。
一旦は挫折しかけた林とともみは暁から「間違ってない」、「簡単に変われなくても、変わろうとすることに価値がある」とそれぞれ励まされ、再び練習を再開。

見事踊れたともみ、そして林も自信を持てたようです。

アカネは暁に外出用の服を買ってもらって大喜び。
そうか、お焚き上げすれば着れるのね。
それにしても似合ってないわ~(笑)

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5話は、学年一の秀才、風と、風の言葉に傷ついた万年二位の藤江、そして岩名先生のお話でした。

風たちを守るために「体罰教師」の汚名を着ようとした岩名。
言葉だって暴力だ、と風を諭す暁。
一旦は教育委員会のスパイになって、岩名が日常的に体罰をしていた証拠を掴もうとするも、最後には教師に立ち戻った河合。
言葉の暴力で息子、藤江を追い詰めていた父親は、暁や岩名に意見されて、あっさり改心。

「戻れる場所」という言葉も再び出てきました。

体罰・・・

何を指して体罰というのか。難しすぎてわかりません。
そこそこサボり好きな生徒でしたが、幸いなことに叩かれたことはなかったです。
でも、言葉の暴力は受けたと思います。
所謂叱責ですが、それとて言葉の選び方ひとつで暴力になるか否か、微妙。

息子を「クズ」よわばりすること、りさの母親が副校長に向かって言った「子供がいないウンヌン」は明らかに理不尽な暴力です。

言葉による暴力、という問題提起はされていたと思います。
教師サイドに言わせなかったことで、あまり深くはならなかった代わりに、後味は良くなっていたと思います。

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話は大幅に逸れますが、ちょっと思い出したことを書き留めておきます。
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高校生の時でした。
朝、起きれなくて、一月の半分以上、ずるずると遅刻していたことがありました。
遅刻って癖になるんですよね。←コラコラ(汗)
さすがに担任に呼び出されてしまいました。

担任は生物学の先生。少しばかり内職をしていても、決して声を荒げたことのない、ちょっとつかみどころのない人で、生徒の中には馬鹿にしている者もいたと思います。

どんな風に叱られるのかと、ドキドキしながら生物学準備室に入ったのですが・・・いつもと変わらない先生がいました。

「なんで遅刻するんだ」などの責め言葉は一切なく。
体内時計の説明を、ミツバチの研究をまじえながら、たんたんとしてくれたのです。
その頃、体内時計、というのはあまり普及していない考え方で、初耳のことばかり。
さすがは生物学の先生だと、目からウロコでした。
一方で、この話が理解できるかな?と試されている気もしました。

もし遅刻を続けたら、理解力ゼロのお馬鹿さん、と思われてしまう・・・明くる日からヨレヨレになりながらも定刻に間に合うように登校するようになりました。
なぁんて見栄っ張りなんでしょう(爆)
それを見透かされていた、というか。

この経験は形を変えつつも、社会人になって役に立っています。
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はい、話はドラマに戻って。

アカネさんのことを書いておきます。

わき腹の傷を見て、自分がノイローゼで死んだのではなく、誰かに刺されたのでは、と疑い始めたアカネ。
刺されて死んだこと自体ではなく、刺されるほど誰かに恨まれていることが悲しい、と落ち込んでしまいます。←これが暁が風の気持ちを推理するきっかけになっています。

暁に傷を見せる時に洋服に着替えていたのは、着物だとわき腹だけじゃすまないからなのかな。

で、次回への伏線としては、アカネはあの部屋の住人ではなかったこと、小原南中の職員だったこと。
職員。教師でなかった可能性もあるってことなのでしょうか。
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5話はテーマが重かったこともあり、幽霊さんたちの活躍が少なくて残念でした。
落ち込んだアカネがカラ元気を出して電話やPCに入ったりするシーンは、息抜きってところでしょうか。

あと、気になっているのは、大原先生の「赴任してきた暁をターゲットに、猛烈にアプローチをかける。」、今回ほとんど出番がなかった林先生の「生徒からは早々にナメられ、保護者からも「頼りにならない」という扱いを受ける。」という設定が曖昧になってきていることです。

とはいえ、大きく破綻しているわけではなく、教師たちがちゃんとしているので、ストレスは溜まりません。

今クールのレギュラー感想はこのドラマしかないので、最後まで書きます。

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2013年5月 7日 (火)

スペシャルドラマ「リーガル・ハイ」 超簡単感想

公式サイト

観たのは大分前です。
感想を書く時間がとれなくって、連休中に書こうと思っていたのに、その時間もなく・・・こんなに遅くになっちゃいました。

ですので、本当に、感想のみ書きます。
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ああ、面白かった!

まず、映画でなく、TVドラマにしてくれたことに感謝です。
しかも、このクオリティーで。

連続ドラマが終わった時、続編が観たいけれども、スタッフ、キャストの皆さんのパワーが持つだろうか、などとお節介なことを呟いていたのですが、ほんとに大きなお世話でした。

イジメ問題を扱って、一味もふた味も違うストーリーに仕上がっていていました。
そしてゲストキャラたちの多面性。
ひとつ間違えれば混線するところを、実に手際よくすっきり見せてくれていました。

中学2年生の和彦は自ら飛び降りたのか、それとも誰かに脅かされて飛び降りたのか。
クラスメイトも目撃者どころか、本人の認識すら曖昧。
そのうち非難の矛先は担任の藤井にむかうも、ネットを使った誘導でころっと変わる生徒たち。

結局、ラスボスなどいなかった。
イジメが起きる理由の一つは集団心理にある。
イジメの正体の捉えどころのなさが不気味に描かれており、藤井の胡散臭い笑顔が、ラストである意味救いになっていたのは、お見事でした。
榮倉さんのイメージを逆手にとった(失礼かな?;;)幕切れだったと思います。

和彦の母。
貧乏なのを理由に給食費を払わない・・・実はモンスターペアレントなのかと疑わせておいて、息子を思う気持ちが真実なところも見せつつ、結局、お金はあった方がいいに決まってる、というオチも効いていました。

レギュラー・キャスト、そしてゲストと、連ドラの時と全く変わらないテンションの高さ。
広末さん、ドSっぷりがはまってました。
古美門って一見Sっぽいけど、実はいぢめられるのが好きだったりして。(笑)

今回古美門を振り回したのは生徒たちで、北大路さん演じる勅使河原弁護士は結局それほど古美門を追い詰めたわけではないのですが、うっそりとした大物感でプレッシャーをかけていたのはさすがです。
古美門の法廷術を観察していたようで・・・パワーアップしてシーズン2にも登場する?

連ドラに引き続きの水戸黄門ネタ繋がりでのうっかり八兵衛も嬉しく。
北大路欣也さんは東映黄金期に格さんを演じられていたことを、今回知りました。
里見さんとの東映の盟友同士のハグ。めったに観られない、お宝映像でした。

シーズン2・・・そう、この秋から、なんと連ドラで登場\(*^▽^*)/

あるとは思っていなかったので、ものすごく嬉しいです!
お待ち申し上げてます。

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■リーガル・ハイ感想(2012年)

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2013年5月 6日 (月)

仮面ライダーウィザード #34「人気モデルの裏側」

公式サイト

国安0課に呼び出された晴人(白石隼也)と凛子(高山侑子)。木崎(川野直輝)は2人に頼みがある、と写真を見せた。の素性を調べてほしいということだ。以前、魔宝石を国安0課に流した男がこの男、つまりソラ(前山剛久)だという。(公式サイトより)

ダムからの飛び込み、お見事でした。
仁藤のトンボも。綺麗。

凛子が仕事をしていたし、仁藤と瞬平のお笑いコンビ、ボケる輪島にツッコむコヨミと、レギュラーそれぞれがバランスよく描かれていたように思います。
ドーナッツを取るのに魔法陣を使うのは・・・どうなんだろう。便利だけど。(苦笑)
魔法使い、という設定が忘れ去られないように日常で魔法を使うシーンを時々入れてくるのですが、どうもうまく溶け込んでいないような気がします。

木崎さん、久しぶり。もっとうまく使えばいいのになぁ。

さて、今回のお話の中心はソラです。

ゲートとファントムは人間体が同じだけで、全く別人。
しかし、ソラは人の心を残したままファントムになったという。
そしてそんなファントムは自分の他には誰もいなかった。

信じられない晴人。
しかし、身を張って千明を救う姿を見て・・・

千明が仕事にがっつく理由にソラは関係しているのでしょうか。
しかし、千明はソラのことを知らない様子でした。

本当にソラは人間の心を失っていないファントムなのかどうか。
もし、ファントムが人間の心を失っていないのなら、何が目的なのか。
それともそういうフリをすることで、ゲートをさらに絶望させようとしているのか。
白い魔法使いとワイズマンとの関係は?

後編で全てが明らかになるかどうかはわかりません。
ともかく、次回を待たないと。

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第12話「ブットバッソ!せっしゃとキングどの」

公式サイト

キョウリュウジャーは、ダイゴが特訓した少年・剛を応援するため、子供の日・すもう大会へ。しかし、奮闘空しく剛は負けてしまう。空蝉丸も陰から様子を見ていたが、アミィの指示により、ダイゴたちにツンツンした態度を取り、イアンたちをイラつかせる。そんな中、鯉のぼりのデーボモンスター“デーボ・タンゴセック”が出現。強くなりたいと願う剛を連れ去ろうとする。 (公式サイト)

今週も面白かったです。
簡単に書きます。

空蝉丸・・・本当なら他のメンバーにならってゴールドさんと書くべきなのでしょうか、こう呼ぶことにします。その方がしっくりくるので。

もとい、空蝉丸にツンデレならぬツンツンをレクチャーするピンクさんの、足なめ映像(笑)。

かつてタンゴセックと戦った経験がある空蝉丸。
レッドさんが隠れ里に飲み込まれるのを阻止しようとして、一緒にワープ(というのでしょうか;;)してしまいます。

獣電池の使えない隠れ里で、以前倒した時より強くなっているタンゴセックに苦戦する空蝉丸は、おやかた様そっくりのレッドを眠らせて、一人で戦おうとしますが、レッドさんはお尻をガブリンチョさせて眠気を覚ませて戦いに参加します。

手下ではない、仲間だ、というレッドさんの言葉に大感激の空蝉丸。
たちまちツンデレどころかデレデレに。

トリンと残ったメンバーが気を合わせて隠れ里にガブティラを送り込み、二人は元の世界へ戻ります。
空蝉丸の過去をピンクさんから聞いていた他のメンバーも空蝉丸を仲間として受け入れ、6人の戦隊が整いました。

今回は空蝉丸、レッドさんたち男子チームの生身アクションが多く、見応えがありました。
チャンバラってやっぱり面白い。

子供たちに戦場の心を植え付けて、元の世界に戻す、というタンゴセックの作戦。
テロリストの養成ですよね。今までで一番怖い作戦でした。

同じタイプのデーボモンスターを生み出すことができ、デーボスの力が増すと、モンスターの力が増す、とのこと。
なるほど。
はっちゃけながらも設定がしっかりしているのが好印象です。

デレになった空蝉丸はお節介焼きでめんどくさい・・・空回り野郎?(笑)

空蝉丸の暑苦しい愛情をがっちりうけとめるレッドさんも、今まで以上にリーダーとし頼もしく感じられて、ぐっと引き寄せられました。

いいチームになりそうで、嬉しいです。

次回は、何だか・・・カオスになる?
楽しみっ(^^

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2013年5月 5日 (日)

八重の桜 第18回「尚之助との旅」 

公式サイト

会津の防衛に不安を抱いた尚之助(長谷川博己)は、八重(綾瀬はるか)を連れて周辺諸藩見聞の旅に出る。二本松に立ち寄った2人は、熱心に砲術教練に励む少年隊士たちに出会う。二本松藩では変事に備え、藩士は皆、鉄砲を学ぶようにとの通達が出されていたのだ。
会津に戻ると、尚之助の仕官が許され、八重も権八(松重豊)や佐久(風吹ジュン)と喜び合う。尚之助は早速、各地の見聞録や軍備増強策を提出するが、守護職就任以来かさみ続ける出費により、もはや藩には尚之助の献策を実現させる余力はなかった。
そのころ、京にいる慶喜(小泉孝太郎)や会津藩士のもとに、薩摩兵千人が大坂に入ったという知らせが入り…。(公式サイトより)

連休中、生活パターンがイレギュラーだったため、がっつり感想を書く時間がとれず、すっかりさぼってしまいました(汗)。

公式粗筋に書かれていないところを中心に、端折って書きます。

前回、ラスト、足でまといにならねばいいが、みたいな表情をちらと見せていた尚之助。

ところが、野育ちの八重は鍛え方が違う、ということでしょう。
ヘタっている尚之助を尻目に元気溌溂(笑)。

「白河の関は、奥州の者が都に攻め込むのを防ぐために、作られたと言います。
皮肉にも、この関を超えて攻め入ってくるのはいつも、南の者たちでした。」
「もし、またそんなことがおきたら。」
「杞憂であればいいのですが。」

二本松で出会った少年たち。
八重が見事な銃使いっぷりを披露すると、ころっと態度が変わるのはお約束。

でも、戊辰戦争ではこの少年たちと砲術指南をしていた木村銃太郎はほとんど・・・(涙)。

仕官適った尚之助。
砲術指南、お給料は13人扶持です。
いつまでも蔵の二階に住むわけにはいかないでしょう、という母、佐久に、
「できればこのまま置いていただきたい」と尚之助。
「学問をするのも銃を作るにも、ここが一番都合が良いのです。」

八重に異論のあるわけもなく、二人の意向を嬉しそうに聞き入れる権八。

「ありがとなし。」と礼を言う八重。
居候のままでいい、と言ってくれたのは、覚馬と三郎の居ない山本家を守るため。
「おとっつぁまもほっとしてた。」

「会津に来て、もう10年です。
ここは私にとっても住み慣れた我が家なのですよ。」

尚之助の献策は、以前とは違い、評価されます。修理の父、内蔵助は会津に戻っていたのね。
しかし、実行に移す金がない。
がっくりするも、金ががなくても出来ることはあるはずだ、とめげない尚之助。
いや、ここでめげている時間はない。

大坂に薩摩が兵を入れてきました。
騒然となる都。薩摩の真意を図りかねて苛立つ慶喜。

京都の会津邸には、秋月が復帰。大蔵もロシア、欧州の外遊からワイルドになって戻ってきてました。月代は伸ばし、羽織の下はシャツ?
秋月、大蔵、広沢、覚馬、修理・・・
「殿、これで都の顔ぶれが揃いました。」と田中土佐。
確かに頼もしい。しかし、すでに遅し。

各国を回って、技術では劣っていない、技術を学びさえすれば異国に負けることはない。ようは、志しだ。しかし肩書きにこだわる公儀の心の狭さでは、この先のこの国の舵取りは難しい、とワイルド大蔵が秋月と覚馬に説きます。
同調する秋月。彼もまた、蝦夷地での経験を糧としていました。交易の出来る港もある。
長崎を見た覚馬もまた、貿易の重要性を実感していました。

「西国諸藩が豊かなのも、そのためです。会津にも海があれば、どんなにいいか。」

ここで秋月が仲人を務めた八重の婚礼のことを思い出します。

「美しかったぞ、八重殿の花嫁姿。」
「美しかったか、あのお転婆が。」

二人の会話に微笑みながら頷く大蔵。

さて。

慶喜の政権・・・将軍返上を画策する土佐、容堂の動きに危機感を覚える薩摩と長州。
それでは慶喜に将軍を返上さす、という大義を掲げて挙兵が空振りに終わってしまう。
将軍を降りても、武力を持っている慶喜は政権を手放すわけがないだろう。
向こうが動く前に朝廷から、徳川と会津を逆賊とする密勅を出してもらわねばならない・・・

覚馬が最新の銃を求めたことを後悔するくらいに、時勢の流れは速度を増していました。
「旧式でもなんでも手当たりしだいに買い付けた方が良かったか。」

ご公儀も会津も、薩摩や長州も、今のままの世が良いとは思っていない。だけど、目指す先が違いすぎる。

だったらまた戦をして、相手をねじ伏せるのか、と問う大垣屋に、いや、今、戦をするわけにはいかない。
「薩摩も長州もすでに戦備えが整っている。今やれば、ねじ伏せられるのはこっちだ。」と覚馬。

岩倉は徳川と会津を賊臣とする勅旨を作りあげ、大久保に見せます。
この勅が出る前に慶喜が政権を返上すれば、慶喜を奸賊としたこの尚書が嘘になる。
そしてどこにもなかった「錦の御旗」をでっち上げます。
一歩間違えば、こっちが逆賊となって、真っ逆さまだぞ、と。
早い者勝ちです。

容堂から政権返上の建白書を受け取った、と容保と定敬兄弟に告げる慶喜。

「わしはこの策を受けようと思う。大政を奉還する。」

幕府が強ければ、薩摩や長州など恐ることはない、そのはずであった。
政権を握っているゆえ、倒されるのだ。お返ししてしまえば、討たれる所以は、もうない。

「なれど、そのために幕府を失ってはどうにもならぬではありませぬか。」

と、激する容保。

「いや、この策を用いてこそ、徳川を守ることができる。
朝廷には政をする人材も、戦をする兵もない。
政権を返されたとて、何もできぬわ。
しばらくは従来通り、我らが国を動かすことになろう。
その間に徳川の威信を保つための手を打てばよい。」

「将軍職は、どうなるのでございます。武家の棟梁のお立場は!」

問い詰める容保。

それまで、葡萄酒を飲み、カステラなどお菓子をバクバク食いがら、政権返上という大事を人ごとのように語っていた慶喜。
ここでうっと詰まり・・・庭に吐き出してしまいます。

「例え、将軍の名を失っても、徳川家の天下一の大大名であることに変わらぬ。
すぐにやらねばならぬ。薩摩が動き出す前に。

のるかそるか。ここが勝負どころよ。

捨て身でいかねば、道は開かぬ。」

慶喜の追い詰められた末の決意に、言葉を失う容保たち。

先祖に面目が立たないことは重々承知の上で、260年続いた幕府の幕引きをすることになってしまった慶喜。
せめて徳川家は存続させたい。
滅びを食い止めようとする者に、国の明日を見る余裕があるわけもなく。

・・・幕府にではなく、徳川家に忠誠を誓っている会津の立場って、微妙すぎる。(_ _)

次回は早くも時栄登場。
まだまだ後の話ですが、八重と時栄の関係をどう描くのか、興味津々です。

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