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2013年5月27日 (月)

八重の桜 第21回「敗戦の責任」

公式サイト

1868(慶応4)年1月に始まった「鳥羽・伏見の戦い」で、会津藩は苦戦を強いられていた。そのころ八重(綾瀬はるか)は、みねと共に訪れた神社で神保修理(斎藤工)の妻・雪(芦名星)に会う。雪は一心に夫の無事を祈っていた。しかし、その後も戦況は好転せず、初陣を果たしたばかりの弟・三郎(工藤阿須加)も敵弾に倒れる。
そして、敗色濃厚と知った慶喜(小泉孝太郎)は、夜陰に乗じて容保(綾野剛)に供を命じ密かに大坂から脱出しようとするが…。(公式サイトより)

開戦二日目。
官兵衛の指揮の下で初めて本格的な戦闘に加わるも、初めての戦場に圧倒され、竦む三郎。

会津では、八重とみね、そして修理の妻、雪が男たちの無事を願って諏訪神社にお参りしています。

「神様を試してはなんねえな。」
かつて願掛けの石と落としたことを悔やむ雪。
「もし、ばちが当たるなら、私に。旦那さまには当てて欲しくない。」
「お守りくなんしょ。あんつぁまを、会津の皆を。」

伏見・鳥羽では大砲隊をやられたため打ち込まれている会津。
新選組も行動を共にしています。
斉藤の表情が京にいた時より明るくなっているかな?
命をいとわぬ新選組たちに、官兵衛もわだかまりがとけたようです。
小さなシーンでしたが、伏線としては重要かと。

そこへ洋装に切り替えた大蔵が大砲隊を率いてやってきますが、本隊が押されているため、会津兵はやられるばかり、と戦況を偵察している、修理たち。

そして彼らは衝撃的なものを見ます。
それは敵方が掲げた旗・・・錦の御旗。

「しまった、あれは帝の軍勢の旗印だ。」
「いかん、このままだと、薩摩側に寝返るものが出る。」

指揮をとる西郷。
ちょっと不気味なのは、目が真っ黒なためでしょうか。光もなく、白い部分もない。

混乱する戦場。

「錦の御旗などあるはずがない。岩倉あたりがこしらえたのであろう。」と慶喜。
偽物を認めるわけにはいかない。
集めた各藩の将、主な士官を集めます。

「大坂を焦土と化し、我らは討ち死にするとも、江戸に残った者たちが志を継ぎ、戦い続けるであろう。
大義は我らにある。最期の一騎となるまで、戦い抜くぞ!」

初めて慶喜の激を聞いて気勢を挙げる人々。

「なんの騒ぎだ。」
惨憺たる戦場から戻った修理。慶喜個人に戦況報告をします。

譜代の淀藩が、朝敵になるのを恐れて寝返って旧幕軍の入城を拒んだこと。

「偽の錦旗に、してやられたか。」
「おそれながらに申し上げます。
我が軍勢、兵の数こそ、敵に勝っておりまするが、軍略が乏しく、このまま戦を続けては、兵を失うばかりと拝察つかまつります。」

「わかっておる。では、如何すればよい。申してみよ。」

「兵たちを率いて一旦江戸に戻り、戦略を立て直すべきかと存じます。」

「江戸に戻る?なるほどの。」

.

会津では。
まだ開戦の知らせは届いていないようです。

便りのない夫を案じる雪、殿のそばに修理が仕えている限り、会津は道を誤ることはない、と息子を信じる内蔵助。

.

開戦四日目。

覚馬の目のことを聞いた三郎。
大蔵から、ここは難所だから後方に行け、と言われるも、山本家の男として兄に代わって働きたい、と動きません。
姉の力を貸してくれます、と会津を立つ時に縫ってくれた刺繍を見せました。
「南天。難を転ずるか。」
大蔵は、わかった、よく狙って撃てよ、と許しました。

そこへ砲撃が。
援護するはず藤堂藩が、寝返って旧幕軍に大砲を撃ってきた。
混乱を極める戦場。

その中で。
三郎は倒れます。
弾の飛び交う中、南天の刺繍を握りしめて、突撃を決意するまで・・・怖かっただろうなあ。

大蔵に抱え込まれて陣に戻るも、すでに意識は朦朧としています。
「あんつぁま・・・」
大蔵を兄と思いつつ、命終えました。

史実では江戸で亡くなったとのこと。
合掌。

一方、官兵衛は修理に激怒していました。

「ご宗家に何を吹き込んだんだ。
大坂で戦い抜くお覚悟が、ぬしの進言で撤退に変わった、と聞いたぞ。」
「戦を続けては、無駄に兵が失われるだけだと申し上げたのでごぜえます。」
「先に死んだものの命は、無駄になってもいい、と言うのか。
総大将が出陣すれば、兵たちの士気が上がる。形勢は一気に逆転する。ぬしの進言が その好機を無駄にしたんだぞ!」

そこへ、榎本武揚が開陽丸を率いて参上しました。
慶喜に会う前に、修理から戦況を聞きたい、とのこと。

そして慶喜は。

「なんと仰せです。」容保

「江戸に戻る。ついて参れ。」

「兵たちが引き上げている途中でございます。」

「兵は置いていく。我らが城を出ることを、家臣たちに口外無用。
榎本の軍艦が停泊している。今宵の内に乗り込み、江戸に向かうのだ。」

「それはなりませぬ!
最後の一騎まで、戦い抜くと仰せになったではありませぬか。」

「あれは、皆の同様を鎮める方便だ。
一旦江戸に戻り、再起を図る。」

「ではなおのこと、全軍を率いて江戸に戻るべきにございます。」

「馬鹿を申すな。それでは江戸に着くまでにまた戦となる。
そなた一人で余と共にくるのじゃ。」

「いいえ。それがしは、藩士とともに残ります。」

「ならぬ!
そなたがここにいては、会津兵はいつまでたっても戦さをやめぬ。
偽物とは言え、錦旗が上がった上は、兵を引かねば、徳川は朝敵となるのだぞ!

会津の家訓に、徳川を朝敵にせよ、という一条があるのか。

会津どの。この策は神保修理が戦況の報告のおりに進言したものぞ。」

「まさか。」

「皆を救うための策じゃ。これしかない。家臣たちが朝敵の汚名をきて死んでもよいのか。」

家訓、修理の進言、朝敵の汚名。
慶喜、容保をとことん追い詰めます。

その晩、慶喜は開陽丸を乗っ取り、容保、定敬の兄弟を道連れにして江戸に戻りました。

慶喜が殿を連れていったことを知って驚く修理。

「追いかけるぞ。誰にも気づかれぬうちに、一刻も早くお戻りいただくのだ。」

しかし、間に合わず。

総大将が兵を捨てて逃げたことに唖然となる会津藩。
殿までも・・

「さては修理めが殿を連れ出したな。」

置いてけぼりを食らわされた人々の憤懣は、殿ではなく、修理に向かいます・・・

江戸に着くなり、官位を剥奪され、朝敵と呼ばれることとなった容保。

会津では頼母が家老に復職します。
慶喜公に追悼令が出て、会津、桑名は第二等の朝敵とされた、と内蔵助。
薩摩、長州の者たちが新政府を名乗り、天下に号令を下し始めた。

「やはり、兵を捨てて大坂城を出たのは愚策であった。」
と頼母。
その愚策を進言したのは修理、ということになっている。

「修理に罪があるならば、裁きを受けて死ねばよいこと。」
と内蔵助・・・息子のことよりも。
「じきに会津追討の令がでる。恭順するか、戦い抜くかを、決する時にござるぞ。」

「猶予はなんねえ。この会津が、朝敵の烙印を押されているんだ。」頼母。

山本家でも会津の行く末を巡って、権八と尚之助が意見を戦わしていました。

朝敵は薩摩や長州のこじつけだと言う権八に、戦が始まった時は薩摩や長州だったのが、今や錦の御旗を掲げた新政府である、と尚之助。
だから賊軍にならぬように一旦恭順すべきだ、と言う尚之助に、ぬしゃ、腰抜けか、と怒る権八。

「ならぬことはならぬ!」

八重も同じ意見でした。

「何年も都をお守りしてきた会津が、朝敵のはずはねえ。
敗れたままでは、殿がお城から逃げたままでは、会津が誇りは。
皆で戦えば。負けたままでは終わんねえ。
ならぬことは、ならぬのです。」


感情論とも言えます。でも、それが会津の人々の本音。

「やり直すための恭順なのです。まずは会津の無実を訴える。その一方で戦に備えて軍略をたてます。
私は洋式調練の具体策を持って城にあがります。」
あなたは密かにに領内の鉄砲、火薬、鉛などを集めてください。今度こそ軍政改革を断行していただく。」

夫の計画性と強い意思に納得し、従う八重。

新政府は鼻から会津を叩き潰すつもりだから、無実を訴えても無駄だったでしょう。
歴史は非情です。

江戸では。

修理が弾劾され、幽閉されていました。
家臣たちの前で、責めは自分にある、何とか幽閉をとくことはできぬか、と容保。

今、幽閉をとけば命が狙われる、殿が庇われるほどに怒りは強まるばかりだと、梶原。

「その怒り、まことはわしが引き受けるべきもの。」

皆に自分のあやまちを説き聴かせる、という容保を、梶原は修理はそれを望んではいない、と止めます。
誰にも告げず殿を追いかけたのは、殿の名誉を守るため。

そこへ、田中土佐が、慶喜から登城を禁じられた、と知らせにきます。

「今後、登城することはまかりならん、会津は江戸から立ち退け、とのご命令にごぜえました。」

あまりの悔しさに泣き崩れる土佐。
呆然とする家臣たち。家訓をつぶやく容保。

慶喜は老中を解任し、ともに戦った藩に江戸からの立ち退きを命じることで、新政府に恭順を示したわけです。

幽閉されている修理の下を訪れる容保。修理の左手に手を重ねあわします。

「そなたをこのような境遇に落とし、詫びる言葉が見つからぬ。
会津は都を追われ、今また江戸を追われる。その憤りが、そなたの身一つに向かってしまった。
どうやっても、そなたの名誉を取り戻すことができぬ。

修理。切腹、申しつける。」

「ありがたく、承ります。」

「さらばじゃ。」

「ははっ。」

容保が去った後、殿の命により屋敷の警護を緩めている、と示唆する秋月。

「殿の思い、なにとぞおくみとりくだされ。生きてくだされ。」

一人残された修理。

「殿は全てをわかっていてくださる。それで充分ではないか。」

夜が明けて。
秋月は、修理が一人で作法通りの、見事な切腹を遂げたことを告にきました。

「わしの代わりに、負け戦の責めを負うたか。
修理。生かしてやりたかった。」

神保修理、享年31歳。
合掌。
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有名な慶喜の遁走を巡っての、人々の思惑がぎっちりつまっていました。

さしたる軍略もなく数だけで押す戦いでは、犠牲ばかりが増えて勝てぬこと、軍制を刷新し、兵器を整え、軍略を立て直すために、一旦兵を引くこと、それが修理の真意でした。

しかし、兵たちを率いて戻らなかったのね、慶喜は。
修理の進言は渡りに船だったとも言えます。

実際の慶喜が何を思っていたかはわかりませんが、単身で江戸に戻ったことは、事実です。

恭順か徹底抗戦か。

もし、慶喜が先陣に立てば、官兵衛の言うとおり、形勢は逆転したのか。
もし、容保が大坂に残れば、会津の立場は現実よりましになっていたのか。

「朝敵」に浮き足立つ旧幕府連合軍ではやはり勝てなかったと思います。
鳥羽伏見での犠牲は増えたでしょう。
慶喜の遁走は犠牲を最小限にとどめた、という見方もできるかもしれません。
この地での犠牲が少なかった分、会津など、最後まで幕府側についた各藩の犠牲が増えた、とは言えるかもしれませんが。
会津の立場も、新政府の最終目的が幕府勢力を武力で叩き潰すことなのだから、あまり変わらなかったと思います。

しかし、気持ちが違う。兵たちの気持ちを思えば。
置き去りにするのは、やはり愚策だったと言えるでしょう。

徳川のみの生き残りを賭けて。
二枚舌、裏切りなどお構いなく、必死の慶喜には、愚策も何もない、後ろめたさもない。

しかし、脅され、引きずられた挙句、切り捨てられ、信頼していた部下を斬ることとなってしまった容保は。
踏みとどまるべきだった、と。

容保を守って死んでいった修理、勝つ見込みのない戦場で命を落とした三郎と多くの兵士たち。

改めて、合掌。

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