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2013年4月27日 (土)

2013年3月の読書 その2

いつまでも寒いです。
ちゃんと夏は来るのでしょうか。
今年のお米はちゃんと実るのだろうか。

前回、長くなりすぎたので今回は短めにしました。

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※読書順、敬称略です。

○新読   

金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲 著:赤川 次郎、有栖川 有栖、小川 勝己、 京極 夏彦、柴田 よしき、服部 まゆみ、菅 浩江、栗本 薫、北森 鴻(講談社文庫)
悪魔の話 著:池内 紀(講談社学術文庫)
西南の嵐―銀座開化おもかげ草紙 著:松井 今朝子(新潮文庫)

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「金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲」

もじゃもじゃ頭にぼんやりした姿。だがひとたび事件が起これば誰よりも鋭く謎を解き、犯人の心に潜む哀しみを見抜く、心優しき名探偵。横溝正史が生んだ日本を代表する探偵が現代作家の手でいま、甦る!金田一耕助に正面から挑んだ快作から、ある事件の「その後」の姿を描いたパラレル作、近田一耕助や金田耕一・錦田一コンビ、金・田・一トリオが活躍する変奏作まで。趣向を凝らした豪華オマージュ競演。  (「BOOK」データベースより)

それぞれに個性が出ていて面白かったです。
ちなみに金田一耕助シリーズはほとんど全て、戦前の耽美ものはおおよそ読んでいます。

印象に残ったのは故栗本氏の「月光座―金田一耕助へのオマージュ―」。
元ネタの「幽霊座」が好きな作品だったこともあると思います。緻密な構成に原作に対する愛情が感じられ、全く違和感がありませんでした。
そして京極氏の「キンダイチ氏先生の推理」。
こちらは特定の作品を踏まえてはおらず、戦前の作風を再現した世界に、横溝氏へのリスペクトをミステリー仕立てで織り込む構成力に唸りました。

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「悪魔の話」

悪魔。神の教えと対をなし世界の半分を支配するとされた闇の帝王たち。その誕生から性格、分類、風貌、材質、総数、そして悪魔との契約の方法まで。ヨーロッパが育んだ「悪魔」の観念はどこから生まれどこへ行くのか。その歴史を追い、人類史上最大の悲劇が生起する過程にまで迫る。人の世のいたるところにいる悪魔たちを凝視した“悪魔学入門”。 (「BOOK」データベースより)

宗教学や民族学などに偏らず、絵画や文学に登場する悪魔像も取り上げていて、面白く読めました。

存在しないもののほうがはるかに物語性に富んでいて、ずっと現実的で、より強く想像をかき立てる。(あとがきより)

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「西南の嵐―銀座開化おもかげ草紙」

熊本、秋月、萩、士族による乱が次々と起こる。銀座に棲むサムライ・久保田宗八郎は西から吹く風に男たちの絶望のにおいを嗅いだ。そして西南戦争が勃発。友たる市来巡査も複雑な心境を抱え出征してゆく。ご一新から九年、命の捨てどころを探し続けた宗八郎。ふたりの女からひたむきな愛を受け取り、悪鬼羅刹の如き宿敵との対決に赴く。傑作の誉れ高き三部作、熱涙溢れる完結篇。 (「BOOK」データベースより)

「幕末あどれさん」「銀座開化おもかげ草紙」シリーズを読みついでの、待ちにまった文庫化です。

まさかこんなラストが待っているなんて・・・思わず涙が出ました。
本を読んで泣くのは久しぶりです。

松井氏の作品を読んだのは「幕末あどれさん」が初めてでした。

暗い話だなあ、とちょっと引きながらも、芝居小屋の描写や、登場人物たちの生き様を並行して描く構成力の緻密さに惹かれて、「幕末あどれさん」のその後を描いたおもかげ草紙シリーズを読み進めました。
作者がことのほか歌舞伎に造詣が深いことを知ったのは、その後です。

「幕末あどれさん」の暗さがあってこその、この結末なんだと、深く納得しました。
全四作。今後も何度も読み返すと思います。

  

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