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2013年4月24日 (水)

小暮写眞館 #04 最終回

NHK プレミアムドラマ

弟・ピカ(加部亜門)が失踪してあわてる英一(神木隆之介)に、霊園から電話が入る。ピカが小暮泰治郎(品川徹)の墓を訪ね、死んだ姉・風子へ謝罪のメッセージを託そうとしていたのを知り、英一は封印していた過去の罪に向き合わざるをえなくなる。一方、英一がほのかな思いをよせる不動産屋の事務員・順子(成海璃子)の元に彼女の母が現れるが、順子は追い帰す。やがて英一は、花菱家と親戚との確執にケリをつけに行くが…。(BSプレミアムドラマより)

原作未読です。

不安定な天候のためか、2日に軽~く風邪をひいてます・・・て、ずっとひいているってことなのかな?(汗)
そんな中、夏物・冬物の入れ替えを強行したら、風邪のグレードが少しアップしてしまいました。
そんなこんなでセリフを拾う気力がなくなってしまったので、粗筋をメインに書きます。
.

家族の誰にもなく、テンコちゃんに居場所を知らしてきたピカちゃん。

ピカちゃんはふうちゃんのお墓じゃなくって、小暮さんのお墓に行っていました。
ふと思ったのですが、親戚たちと縁を切っている花菱家。自分たちだけのお墓を作る余裕もなさそうだから、ふうちゃんのお墓はまだないのかも。

テンコちゃんに迎えに行ってもらおうと頼むハナちゃんに、こんなことをするなんて、一人で抱えきれないってことだろ、迎えにいってやれよ、とテンコちゃん。
他人のことなら真っ先に動くハナちゃんなんですが。封印したお葬式に繋がる記憶から目を逸らしたかったのかも。

ハナちゃんはピカちゃんを迎えに行って、抱え込んだ想いを聞いてあげました。
いつもの河川敷のベンチに座る兄弟。
偶然通りかかる順子が二人そっと見守っています。

ピカちゃんは、ふうちゃんが自分のことを怒っている、と思っていました。
そう思いこんだわけは。

あの晩、ふうちゃんが風邪を引く前に、ピカちゃんは風邪をひいていたのです。
その風邪がふうちゃんにうつってしまった。
自分の看病をしている間に、ふうちゃんの具合が悪くなってしまった。
だから、ふうちゃんが亡くなったのは自分のせい。
自分が悪いから、ふうちゃんが亡くなったことでお母さんがお祖母さんたちから怒られてしまった。
だからふうちゃんは自分のことを怒っている。

ピカのせいじゃない、悪くない、と抱きしめるハナちゃん。

ふうちゃんは怒ってなんかいない。
ピカが生まれのを一番喜んでいたのはふうちゃんで、お前のことが大好きだったんだから。
お前は何も悪いことはしていない。

抱きしめながらも、ふうちゃんのお葬式の様子がフラッシュバックするハナちゃん。

「あ、ふうちゃんじゃない?」
その時、ピカちゃんが立ち上がって、川向こうのマンションを指差しました。そこのベランダには、先日、順子が手を振っていた女の子が立っています。
「ふうちゃん!」
懸命に手を降るピカちゃん。
こちらに気がついた女の子も手をふってくれましたが、そのうち、すっと姿を消してしまいました。

ピカちゃんは手を降るふうちゃんを見たことで、ふうちゃんが自分を許してくれたように感じ、重い荷物を降ろすことができました。

あの女の子はふうちゃんだったのか、それともいつも順子に手をふってくれる女の子だったのか。すっと消えたように見えたのは灯りのせいなのか・・・

ハナちゃんにとってはどちらでもいいこと。
ピカちゃんが思いつめた気持ちをはらすことができたのだから。

明くる日。
すっかり明るくなったピカちゃんに映画のチケットを渡すテンコちゃん。あ、ピカちゃんの好きな例の怪獣映画(多分;;)ね。
テンコちゃんは順子も誘って欲しいと、ハナちゃんにチケットを渡します。
テンコちゃん、順子のことが好きだったのかな。

帰りに不動産さんに寄って誘うと、意外にも順子は「見たかった」と嬉しそうに受け取りました。有給とって観に行くって(^^)v

いったん店を出たものの、携帯を忘れたことを思い出したハナちゃん。
店の前で順子と中年女性がもみ合うのを見てしまいます。

次の日。
上映時間にやってこない順子。連絡もつかない。
素直に喜んでいた順子が約束を破るとは思えないハナちゃんは、以前列車の前に飛び出したこと、そして昨日のこともあって嫌な予感を覚え、店に駆け込みます。

昨日のこと、約束の場所にこないことを聞いた須藤は顔色を変えます。
中年女性は順子がずっと逃げていた順子の母親でした。
須藤に教えられた順子のアパートに駆けつけたハナちゃんは、部屋の中で意識朦朧となって倒れている順子を助け出します。

入眠剤及び精神安定剤などの過剰摂取が原因です。
早くに発見されたので大事には至りませんでした。
列車事故の時と同じく、須藤は、自殺を図ったのではない、とハナちゃんに言います。
中々眠れないためにだんだん量が多くなっていっただけだと。

ハナちゃんが見守る中、順子が目覚めました。

高一の時に家を飛び出した。それは、そのままいたら、母親とその愛人をいつか殺してしまうと思ったから。

母親を殺したい思うほどの何があったのか。
その理由は聞かないハナちゃん・・・聞けないですね。何となく察せられるから。

今までの順子の言葉を思い出します。

非戦闘員なら誰も殺さなくてすむ。
家族なんて外から見ただけじゃわからない・・・。

全部自分のことを言っていたんだ、とハナちゃん。
逃げてよかったと思う。逃げることであんたは自分を救ったんだ。
そういうあんたはどうなの、と順子に聞かれて。
ハナちゃんは今まで誰にも言えなかったことを話し始めます。

あの日。
母が熱を出したピカちゃんの世話にかかりっきりなので退屈したハナちゃんは、邪魔をして叱られてしまいます。
母の心労を慮るには、ハナちゃんは幼すぎました。
その晩、ふうちゃんの様子がおかしいことに気づくも、ピカちゃんの看病で疲れている母を起こすとまた叱られるかもしれない、と声をかけられず、そのまま眠ってしまったのです。
気がつくと、母がふうちゃんを泣きながら抱きしめていた・・・
お葬式で母が祖母や伯母たちから責めらていた時も、何も言えなかった。
罪悪感と恐怖。

自分がやってしまったことから目を背けることに精一杯で、ピカの悩みに気がついてやれなかった。
俺は最低だ。

「あんたは悪くないって言って欲しい?」と声をかける順子にかぶりをふるハナちゃん。
「じゃあ、言わない。」
言ったところでハナちゃんの後悔は一生なくならないだろうから。
「あんたの妹は知らない。」
でも、あんたを見ていれば、この家に生まれてきのなら、きっと幸せだったのだろうと思う。

肯くハナちゃん。
後日、亡くなった祖父(父、秀夫の父)の納骨式に、花菱家の代表として出席することを決意します。(書き漏らしましたが、お祖母さんから連絡があったんです。)
ケリをつけたいことがある、というハナちゃんの気持ちを汲む、秀夫と京子。

ハナちゃんは順子に付き添いを頼みます。
喪服を持っているか、と聞かれて、社会人、なめんなよ、と応える順子。すっかり元気なってました。

納骨式は遺産を巡っての嫌な雰囲気の中で行なわれました。
笑顔のお祖父さんの写真が悲しそう。
予想通り、ハナちゃんも嫌味を言われます。
息子だけを寄こすなんて、ダメな嫁・・・とまた母の悪口が飛び交う中、立ち上がるハナちゃん。

「うちは長いことご無沙汰をしてしまいました。」

それはこれからも変わらない。
なぜなら7年前、風子が亡くなった時のことを忘れられないから。
風子が亡くなったことに、うちの両親も自分も弟も責任を感じている。
みんな、自分のせいだと思っている。
付き合いを断ってうちだけで閉じ篭ったのは、責任の重さを痛感しているから。

「だけど、それは、あなた方にガタガタ言われる筋合いはないわけで。
身内だからといって言っていいことと悪いことがあります。
時間がたったって許せることと許せないことがあります。」

何を生意気な、という親戚たちの声を制して続けるハナちゃん。

何かが起きた時に、誰が悪いかを決めるのはあんたたちの勝手。

「だけど、それに俺たちを巻き込むな!
今度うちの家族たちを傷つけることがあったら、俺が許さない!」

走って逃げるハナちゃんと順子。
呆然とする親戚たち。

人気のない駅のプラットホームのベンチにたどり着き、大笑いする二人。
今まで見たことがない晴れ晴れとした笑顔を見せた順子。
インスタントカメラを買ってきて、ハナちゃんを撮り、そのカメラを渡して自分と撮ってもらいます。
どちらも恥ずかしそう。
その後、順子は一人、反対側のプラットホームに移ります。

不動産会社を辞めた。
「私も、母親とケリをつけてくる。
そのカメラ、あげる。現像しなくていい。いらなかったら、捨ててもいい。
でも、私は持ってるよ。ずっと持ってる。」
「戻ってくるよな?」
微笑みながらも被りをふる順子。
「いつもみたいに、ま、いいけどな、て言いなよ。」
「言わない。絶対に言わない。」

やがて列車がきて、順子は去っていきました。

1年後。
大学生になったハナちゃんは写真を撮るのが趣味になったようです。
趣味・・・なのかな?もっと違うものなのかも。

この1年におきた出来事は。
下の叔父さん夫婦がふうちゃんに線香をあげに訪れ、お母さんの親戚とも付き合いを再開したこと。
クモ鉄のみんなやテンコちゃんとは大学は違うけれども、一緒に遊んでいること。
ピカちゃんが絵画コンクールに入賞したこと。

そしてハナちゃんの下には、順子から写真が送られてきます。
何処とも知れぬ空の下で、列車を撮っている順子。

「みんな、ちゃんと走り出している。」

ハナちゃんが撮った小暮写眞館のカウンターの写真には、小暮さんとふうちゃんが並んで写ってました。
.

どんなに幸せな家族にも、何か抱えているものがある。
風子が亡くなったことが、どれほど家族それぞれの深い傷になっているかは、家族以外にはわからない。
順子やテンコちゃんのような人ではなく、花菱家のことをよく知らない、繊細じゃない人だったら、彼らの傷の微妙なニュアンスは、理解できないかもしれません。

だからこそ、花菱家はこれからも、娘の悲劇を声高に言って発散することなく、責任を誰かに転嫁することもなく、それぞれがじっくり重荷を背負っている生きていく。

重荷を背負う、すなわち、ふうちゃんのことを忘れない、ということ。

ハナちゃんの納骨式での啖呵は引き込まれました。
すごく、良くわかる。
自分ちも、親戚とは言えども、いや親戚だからこそ口を挟まれたくない、知られればきっと両親が責められるだろう問題を抱えていたので。
付き合いが大切なことはよくわかるのですが・・・。
きっとどの家族にもあるのでしょう。
「わたしのこ~とは ほっといて♪」(^^;;

.

順子の過去を彼女に語らせなかったりと、このドラマらしさは貫かれていたと思います。
そこがちょっと物足りなくも感じました(汗)。

順子の「非戦闘員なら誰も殺さなくてすむ」というメッセージは重たかったです。
しかし重い分、消化しきれてなかったよう気もしました。
小暮さんももう少し絡んでくるかと思ったのですが。
あからさまな心霊現象を見せないことで、ほわっとした雰囲気を醸しだしてはいたと思います。

順子の母は娘に会ってどうするつもりだったのかな。お金の無心にでもきたのでしょうか。ここをぼかしたのもこのドラマらしいとは思いましたが、順子が母とどうケリをつけたかは、匂わして欲しかったかも。

そして順子の件にも、ハナちゃんの心霊写真探偵らしい活躍をテンjコちゃんたちも絡ませて欲しかったです・・・原作があることなので、あまり無理を言ってもいけないとは思いつつ。

あと、気になったのは順子が列車に惹かれる理由でしたが・・・もう、そっとしてしておきます。←変な書き方ですみません(汗)

順子と母のことをぼかしたことで、夢とうつつ、あの世とこの世の境目の世界のドラマという印象はいっそう強まりはしました。

もしくは。
ひとつひとつの言葉や出来事に決定的な決着をつけなかったのは、あくまでハナちゃんから見た日常を描いたドラマであり、彼が見ていないものは描かない、ということなのかもしれない、とも思ったり。

ですのでハナちゃんの成長も感じられたし、ハナちゃんと同じ目線で不思議なものを見れたりしました。

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なんだかバラケた感想になってしまいましたが(汗)、最後まで雰囲気を楽しめた作品でした。
ここ最近の宮部さん原作のドラマの中では、一番雰囲気が忠実だったと思います。

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コメント

こんばんわ~♪
風邪どうですか?暖かくなったと思ったら冷え込んだり、
着るものの調節も難しい時期だから、ひいちゃいますよね。
おだいじにね( ´・ω・)ノ
そうですよね~はっきり見せないことが、このドラマらしいっちゃーらしい・・・伝わってくるものはありますもんね。
それでも、やっぱり、もうちょい欲しかったかな~と望んでしまいます(笑)好きなドラマだと、やはり。
>そして順子の件にも、ハナちゃんの心霊写真探偵らしい活躍をテンjコちゃんたちも絡ませて欲しかったです・・
そうそう!そうなのよ~
もう心霊写真探偵、関係なくなっちゃってたから、なんかもったいないような気がして。
テンコとの友情も、もっと絡ませて欲しかったなぁ・・
でも、おもしろいタイプのドラマですよね。
こういう超常現象を普通に受け入れている人たちの話って好きだし(笑
あの世とこの世を繋ぐって切り口が新鮮だったかも。
もっと花菱家やハナちゃんとテンコの日常を見ていたかったなぁ・・・

きこりさん こんにちわ。

ありがとうございますm(_ _)m
>着るものの調節も難しい時期だから、ひいちゃいますよね。
青葉繁れる初夏の風景と、体感温度のギャップに体が戸惑っているみたいです(^^;;

>もう心霊写真探偵、関係なくなっちゃってたから、なんかもったいないような気がして。
そうそう。テンコちゃんもねぇ。
原作を読んでいた人の感想を読むと、4話目はかなり詰め込んでいたみたい。
うう、きこりさんが恐れていた通り「ミチル」と同じことになっちゃったのかも(汗)。
でも、
>こういう超常現象を普通に受け入れている人たちの話って好きだし(笑
私も好きなので、楽しめました。
心霊写真を否定するわけでなく、かといってホラーでも、ファンタジーでもなく。
不思議なお話でしたね。
ゆったりした映像も好きでした。
>もっと花菱家やハナちゃんとテンコの日常を見ていたかったなぁ・・・
恐らく続編はないと思うからこそ、見たい気持ちがじわっと残りました。
寂しいです。

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