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2013年4月16日 (火)

小暮写眞館 #03

NHK プレミアムドラマ

周りから心霊写真探偵と呼ばれる花菱英一(神木隆之介)の元に、またも不可思議な写真が舞い込む。それは、河合家の縁側で親子3人を娘の元婚約者が撮影したもので、なぜか背景にも親子3人が泣いた姿で写っていた。その謎を究明しようとすると、英一の両親に夫婦げんかが勃発。弟のピカ(加部亜門)が母・京子(松下由樹)を心配する一方、父の秀夫(石黒賢)はプチ家出をするものの行くあてもなく、結局英一の捜査に付き添い…。(BSプレミアムドラマより)

原作未読です。

今回は、テンコちゃんと同じ軽音楽部の女子生徒、千春から依頼された不思議な写真の謎解きを通じて、花菱家が背負っている過去に迫っていました。

※文中のセリフは全て概略です。

写真は、千春の先輩、公恵の家の縁側で、千春と先輩の家族が座っている、その右隣の硝子戸に、先輩たちが泣き顔でぼわっと写っている、というものでした。
写真を撮ったのは、当時の公恵の恋人、取引先の社員でもあった足立。公恵の父親は小さな町工場の社長でした。
その写真を撮った後、彼から一方的に別れを告げられ、そのことに激怒した父はその三ヵ月後、急死してしまい、工場も閉鎖せざるおえなくなってしまいました。
以前から血圧が高かったそうです。

別れの理由は、公恵の前に付き合っていた彼女に結婚を迫られたから。
結婚してくれないなら、と手首を切ったそうです。だから責任をとって結婚すると。

幸せそうな結婚ではなさそうです。というか、この時点で怪しい話ではあるのですが(汗)。

公恵は、嫌われたわけではないのなら、いつか私の元に戻ってきてくれるのじゃないか、と希望を持っていました。
その一方で、父を死なしてしまったのは自分のせいだと、自らを強く責め続けていました。

写真を撮った後に一気に暗転してしまった家族。
写真の泣き顔は、その前兆だった・・・

自分を責める公恵に、ふうちゃんが亡くなった時の母の姿をだぶらせたハナちゃん。

「先輩のせいなんかじゃない。必ず謎を解いて見せます。だから自分を責めないで、昔みたいに笑ってくれますか?」

こうして最初はあまり乗り気じゃなかった写真にすっかり前のめりになったハナちゃん。
元彼を探すも、勤めていた会社は外資系で、すでに日本から撤退しており、彼自身は行方不明であることを知ります。
順子に頼み込んで、現住所を調べてもらうことに。

そんな時。
公園のでぽつんと秀夫が座っているのを、下校途中に見かけたハナちゃん。
こんな時間に・・・昨夜の喧嘩のこともあるので、気になります。
「うちへ帰ろう」というハナちゃんに「うちには帰らない」と頑なな秀夫。

そこまでこじれているの?と思ったら、「うち」違いであることが後でわかりました。

そこに順子から足立さんの住所がメールで送られてきました。
すぐに行こうとするも、秀夫を置いていけないハナちゃん。秀夫を連れて足立さんのアパートに行きます。

足立さんはアパートに居ました。
恐らく今の職場の制服を着て、すっかりやつれて果ててた姿です。

公恵の父が亡くなったこと、会社が閉鎖されたことも知らず、ハナちゃんから聞いて驚き、さらにがっくりとなってしまいました。
例の写真を見せると、気持ち悪そうな反応を全くせず、すんなり念写であることを認めました。
というのも、もう1枚、公恵が写りこんでいる写真を撮っていたからです。

元カノに結婚を迫られた、という一連の話は全部嘘だったことを話し始める足立。
本当は。
公恵の父が作る製品を高く評価した足立。
「一緒に世界へ出ましょう」と彼を説得し、古くからの取引先の注文を断らせ、自分の会社の注文を最優先させました。張り切っていたのです。
しかし、会社は日本から撤退することとなりました。
それでも製品発注を続けて欲しい、と上に頼むも、全くとりあってもらえず、クビになってしまったのです。

このままでは公恵を幸せにできない。
写真を撮った時は、丁度そのころでした。
何も知らずに微笑む、幸せそうな家族。

「あの家には縁側があったんです。」
世界に出ることを考えてたのに、世界のど真ん中に出ることに失敗してしまった足立。
その時見た公恵の家の縁側は、まさしく世界の縁側だった。
「縁側はどこまでいっても縁側でしかない。嵐になれば、真っ先に雨ざらしになる。」

それだけではない。自分の挫折に、公恵の父の工場まで巻き込んでしまった。
公恵は自分なんかといるより、別れた方が幸せになる。

その時の足立の悔しく情けない思いが写真に写ったのか・・・。

「それは違う。」
話を聞いていた秀夫。
「なぜ、そばにいてあげなかった。なぜ、一緒にいてあげなかった。」

営業マンなら新規開拓するとか、昔の客に頭を下げてもう一度取引してもらえるように頼むとか、方法はあったはず。
それなのに、本当に大変になる時に、なぜ。

どんなに影で思っていても、そばにいなきゃなにもできない。なにもできなくってもいいんだ。

秀夫は自分の思いを重ねて足立に語りかけています。

「自分が愛する家族が本当に大変な時にそばにいないなんて、そんなの家族じゃない。
家族が死ぬって大変なことなんだよ。
肝心なな時にそばにいないんじゃ、意味ないんだよ。
大事な人を守れないなんて男じゃないんだよ。そんなの父親じゃないんだよ。」

そして、部屋から出て行きました。
後を追いかけるハナちゃん。

ふらふら歩いている秀夫を見つけたのは、テンコちゃんでした。ナイス。
ハナちゃんは秀夫とともに、その晩、テンコちゃんの庭で野宿をすることにしました。

そのことを母、京子に伝えて欲しい、という電話をとったピカちゃん。
何かハナちゃんに言いたそうでしたが・・・表情が暗いです。

その晩、ハナちゃんは秀夫から、喧嘩の理由を聞きます。
それは、秀夫の父が危篤であること。
京子にすぐに駆けつけるに言われるも、「うちには帰らない」と突っぱねたことでした。

何故、帰らないのか。それはふうちゃんのお葬式の時の、秀夫の親戚が京子にきつくあたったことが原因でした・・・ハナちゃんが凍結させていた思い出です。

ぶうちゃんが亡くなった時に、出張でそばにいてやれなかったこと。
お葬式の時に、秀夫の母親と、恐らくおばたちに詰られる京子を助けてやれなかったこと。
「孫を返せ!」
我が子を亡くしたショックの只中にいる京子への、残酷な言葉の数々・・・

私はだめな母親です、あなたのご家族を満足させられない嫁です、と離婚を切り出す京子に。
一番悪いのは、自分だった、と秀夫。
「もう、誰にもあなたを責めさせたりしない。これからは僕と家族のことだけを考えてください。これからは何があっても守るから。」
親戚たちと縁を切ることを誓ったのです。
秀夫の決意を受けて、京子もまた、自分の親や親戚と縁を切った・・・

話を聞いたハナちゃん。
それでも、死に目に会えなかったら後悔する、と京子と同じことを言って説得します。
縁を切ったといっても、家族なのだから。

明け方、秀夫は父の元へ行きました。
帰宅して、京子から間に合ったことを聞くハナちゃん。
と、同時に、お父さんは言わなかっただろうけど、と、お葬式の時のことを教えてくれました。
秀夫が京子の両親に「自分がそばにいなかったから」と一生懸命誤ってくれていたと。

その後、足立がハナちゃんを呼び出し、自分が間違っていた、と語ります。

「縁側には縁側の価値があったはずなのに。雨にも負けない価値も、陽だまりの優しさも。どんなことがあってもそばにいてあげるべきだった。」

縁側の写真と、一人の写真。
どちらも自分勝手な思いが念写されたものだった。

縁側の悲しい顔は、予知でもなんでもない。自分の心が写っただけ。
もう1枚、笑っている公恵が写りこんでいたのも、自分が望んだ公恵の表情だった。こんな公恵が見たい・・

謝っても許してくれないかもしれないけれども。
念写の中に込められた自分の思いに気がついて、公恵と向かい合う決意をしたことを話してくれました。

いつもの鉄橋のそばの河川敷で。
ハナちゃんは、川向こうのマンションのベランダにいる小さな女の子に、微笑みながら手を降る順子に出会います。

最近、手をふってくれるようになったとか。

「無神経と悪意の境目ってそういうところにあるんだろう。」

いつもとは違って和やかな表情をしている順子におもむろに尋ねるハナちゃん。

たとえば、小さい子供が死んだとして、悲しんでいる親に向かって、その子が死んだのはあんたがダメだからとか責めるのは。無神経じゃないのか?

「無神経じゃないよ。本気で責めてる。」

小さな子供が死ぬなんて、あっちゃならないことだから。だれかの責任にしないと気がおさまらない。

「そういうのは善意だから。余計に始末が悪い。正義、と言ってもいいかも。
それって、あんたの妹のことだろ。」

ピカちゃんから聞いていたそうです。
そして、ピカちゃんがどうしてふうちゃんじゃなくて、小暮さんに会いたがっているか、という理由も。
それはふうちゃんには、大きくなってしまった自分がわからないかもしれないから、だから小暮さんに自分を紹介して欲しいため。

ピカちゃんは、なぜそんなにふうちゃんに会いたがっているのでしょうか。
単なる子供の好奇心じゃない。何かを伝えたいのかな。

.

ほとんど粗筋を書いているだけになってしまいました(汗)。

今回のタイトルは「縁側の涙」。
縁側、という場所がお話に溶け込んでいて、さすがだなあ、と唸りました。

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このドラマ、はっきりした幽霊は出てきませんし、不思議な写真が撮られた原因も現実的なものばかりなのですが、この世とあの世の境目を覗いているように感じます。

登場人物たちが、何がしかの形であの世の人々のことを強く思い続けている。その気持ちが伝わってくるからかもしれません。

次回、もう、最終回です。

順子が過酷な過去とどう向き合うか。
ハナちゃんも「善意」で母を苦しめた人たちに立ち向かうようです。
そして、あの女の子は?

みんなが前に向かって踏み出すラストでありますように。

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コメント

こんばんわ~♪
なんか来週で終わりなんて、寂しいですよね。
もっと花菱家の物語を見ていたいし、心霊写真探偵の活躍を見ていたいですよ~
これ、原作読んでませんが、原作もこれで終わってるんですかね~?
>この世とあの世の境目を覗いているように感じます。
ほんと!謎を解き明かしてみれば、すごく現実的な話なんだけど、必ず死者が関わってきている。
そして、その死者のことを忘れたくないでいる人たち・・・
死を振り返る話なんだけど、それがしっかり生へとつながってるのがスゴイですよね。
あ~ハナちゃんやテンコたちと別れるのが辛いっスよ~

きこりさん こんにちわ。

>なんか来週で終わりなんて、寂しいですよね。
寂しいですね~。もっとハナちゃんたちの活躍が見たいです。
私も原作を読んでいないんですが、だいたい原作通りなんだそうです。
だとしたら、これで終わり、でいいのかもしれないけれども・・・
神木君の年齢も考えると、近々に続編を作って欲しい気もします。
宮部さん、書き下ろしてくれないかしら(^^;;

>死を振り返る話なんだけど、それがしっかり生へとつながってるのがスゴイですよね。
死を扱いながらも、最後にちゃんと生きている人たちの体温を感じられるんですよね。

・・・て、書いているうちに別れが辛くなってきましたぁ。
最終回、ちゃんと終わってくれますように。ナムナム・・・

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