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2013年3月

2013年3月31日 (日)

八重の桜 第13回「鉄砲と花嫁」

公式サイト

都から帰国した秋月(北村有起哉)は、八重(綾瀬はるか)と尚之助(長谷川博己)に覚馬(西島秀俊)からの伝言を語る。それは、以前提案した八重と尚之助の縁談を取り消し、尚之助に他藩への移籍を促すものだった。八重は激しく動揺し、針の稽古もままならない。一方の尚之助は、新しい銃を完成させるため、作業にいそしんでいた。数日後、銃を完成させた尚之助は意を決し、八重に求婚するが…。
都では、長州攻めが中止となり、容保(綾野剛)ら会津藩士は出鼻をくじかれる。西郷吉之助(吉川晃司)の翻意により、征長軍は一戦も交えることなく、兵を解くことになったのだった。(公式サイトより)

攘夷・・・テロがきっかけで起こった下関戦争。

都を去った長州は下関戦争での惨敗をきっかけに無謀な攘夷を捨てて、開国勤皇へ大きく舵をきっていきます。
この、一見、会津には無関係に見えた戦いは、長州にとってはいい薬となり、会津にとっては、大きな禍の種となります。

幕府は朝敵となった長州を打つべく、

前尾張藩主徳川慶勝を総督、越前藩主松平茂昭を副総督、薩摩藩士西郷隆盛を参謀に任じ、広島へ36藩15万の兵を集結させて長州へ進軍させる。(wikiより)

しかし、ぐずぐずとして動かぬ幕府に業を煮やした西郷。
亡き先君、斉彬の「国事に迷った時は勝先生をおたずねせよ。」という命に従って、大坂に居る、軍艦奉行の勝を訪ねます。

「あんたはどうしたいんだ。」
「無論、厳罰に処するべきだと。領地を召し上げ、半分は朝廷に献上、残り半分は戦に功のあった諸藩で割るべきと、考えております。」
「ま、およしなさい。」

そんな戦、幕府のためにはなっても、日本のためにはならない。内乱なんぞにうつつを抜かしている時か。
下関を襲った異国の艦隊が、もし摂津の海に攻め込んできたらどうするのか。
「腰砕けの幕府には、打つ手はないでしょう。
幕府にだけ、任していちゃいけない。国を動かす、新しい仕組みを作るのです。」
「新しい仕組み。」
「共和政治ですよ。」

日本中の優れた諸侯、諸藩が揃って会議を開き、国の舵取りをする。

「それは亡き先君が目指していたもの。」
「肝要なのは、己や藩の利害を超え、公論でもって国を動かすことです。」
「公論にごわすか。」

「幕府はもう、熟しすぎた柿みたいなものですよ。」
と、勝は実際に柿を手に取ります。
「外から攻められれば」
握り潰します。
得意そうな勝ですが、その柿を見てにっこり笑う西郷を見て、凍りつきます。

「わかりました。たった今、おいは目が覚めました。転換のためには何をなすべきか。はっきりとわかりました。
ありがとうごわした。」

去っていく西郷を見送りながら。

「薩摩の西郷。思ったより恐ろしい奴かもしれん。
・・・俺は少し喋りすぎたな。」

いつも塾生たちに話している調子で持論をぶち上げたのを、後悔してます。

江戸っ子らしい、おっちょこいちょいで裏表のない勝が、ほとんど異国と言っていい、薩摩人、西郷の底知れぬ腹芸に触れた瞬間を、こういう風に描いたのは初めて見ました。

勝と同じ意見を持つ者は多かったでしょうし、あの西郷が知らなかったとは思えない。
先君の命で訪れた勝の口から聞いたことが、重要だった。
斉彬を慕う一途さ、粘着力を、江戸っ子の勝が見抜けなかった、とも見えました。

なかなか興味深いシーンになっていたと思います。

西郷は、一転して長州を攻めるのは止め、恭順を進めることを提案します。
反発する徳川慶勝たち。
しかし「戦わずして勝つこそ、善の善なるもの」という孫子の法を説いて押し切ってしまいました。

長州は三人の家老の首を斬って、幕府に恭順の意をしめし、一戦も交えることなく、征長軍は兵を解いた。

西郷にしてやられた、と悔しがる慶喜。
江戸の老中たちが、将軍の上洛を何度も願い出た容保を何と評しているか。

「京都守護職ごときが将軍の進退に口を挟むとは、僭越至極、と、嘲笑っておるわ。
そればかりではない。わしとそなたが、朝廷の権威をかさにきて、御公儀を脅かす、という者すらおる。」
「何故、そのような・・・」
「江戸城のものは何も知らぬ。そのくせ、帝の御信に厚いわれらを妬み、京都方などと名付け、痛くもない腹を探ってくる。」

江戸藩邸からも、幕府の役人たちから嫌がらせを受けている、という訴えがきている、という神保修理の報告に苦り切る田中土佐。
「京都守護職は御公儀から押し付けられたもの、金ばかりかさんで、国元も疲れきっているというのに。」
「ご家老、殿のお体が案じられます。今がご退陣の潮時では。」

「うむ・・・なあ、修理よ。我らはいったい、何と戦っているんであろうの。」

ほんと、何と、戦っているのでしょうか。
政治に翻弄される会津の、悲しい呟きです。

倹約を強いられている国許でも、都にいる人々に対する妬みが渦巻いているようです。
「国許からみれば、都を仕切っているようにみえる。」と頼母。
秋月が無役のままなのも、嫉妬から。

確かに、都に駐屯する人々、平馬、大蔵たちは出世を重ねています。

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さて、帰国した秋月が伝えた覚馬の意向とは。

佐久間象山の死が報われず、お家がお取り潰しにあったこと。
藩の組織に入ることが、頭の硬い会津に尚之助を引き止めることが、果たして尚之助のためになるのか。
尚之助の才能を惜しんで、先の縁談は気にすることなく、自由になれ、と。

しかし新式銃を完成させた尚之助は改めて、八重に結婚を申込みます。
「それは、できないです」と断る八重。

「私では、頼りないですか。」
八重には自分は相応しくない、と思っていた尚之助。
なので一度は縁談を断ったけれども、新式銃を作ったことで自信を持ったのです。
「日本で最も進んだ銃だと、自負しています。
例え生涯浪人でも、この腕があれば、生きていける。」

「だから、ならぬのです。
尚之助様を会津に縛り付けてはならないのです。」

覚馬の文が来た時から、ずっとそう思っていた。
仕官にこだわっていたのは、兄で、尚之助自身は望んでおられなかった。

「いつでも、どこにでも、旅立っていいのです。やりたいことをおやりになっていただきたいのです。」
「私はここで生きたい。八重さんとともに、会津で生きたいのです。
妻になってください。」
「・・・はい。」

やっとゴールインです。

大喜びの山本一家。
唯一、残念なことは、尚之助が山本家の居候のために、花嫁行列ができなこと。
嫁入りとも言えないし、婿取りとも言えない。

「しかたね。嫁さまがうちから出で、うちに入ってきたら、おかしいべ。」(笑)

姉が嫁入りすれば、かくばは自分の天下だと思っていたのに、とあてが外れた、と軽口を叩くも、心からのおめでとうを述べる三郎。

秋月が仲人をすることになり、八重の相手が尚之助が相手だと知った頼母。
八重は頼母のお気に入り。
彼に拝領邸がない故、八重が花嫁行列ができないことを気にしてくれました。
で、一計を案じます。

その一計とは。
秋月家で花嫁支度をして、山本家に嫁ぐことでした。

秋月が目を疑うほど、美しい花嫁となった八重。
舞う桜も美しかったです。
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その他、さりげなく、見知らぬ土地に住まう妻、二葉の寂しさを気遣う平馬、平馬の気遣いに「めごいこと」とそっと喜ぶ二葉、そして八重の婚礼にショックを受ける大蔵。
大蔵や平馬の出世を喜ぶ山川家、祝言を挙げてすぐに夫が都に行ってしまって、まだ一家に馴染めぬ登勢を気遣う、姑の艶。

などなど、会津の人々の様子を、短くともきめ細かく描いていました。
歴史の見方が今までの幕末物とは違うことはもちろんですが、やがて来る悲劇の序章としても、ここがドラマとしてしっかり描かれているので、安定感があります。

序章・・・ではない。本当なら、この平和な日々が本章となるべきなのですが・・・

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うーん、わかっていることはいえ、覚馬の目が悪くなっていっているのが、心配です。

予告の胡散臭い坊主頭の男は、岩倉友視なのね。

2013年3月29日 (金)

2012年1月の読書 その2

3月ももう終わるというのに、まだ1月(_ _);;

花粉で目がかゆいです。頭もぼぅっとしてます。涙も出ます。うう。
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※読書順、敬称略です。

○読書<新読>   

町医 北村宗哲 著:佐藤 雅美(角川文庫)
やる気のない刺客ー町医 北村宗哲 著:佐藤 雅美(角川文庫)
口は禍いの門ー町医 北村宗哲 著:佐藤 雅美(角川文庫)
男嫌いの姉と妹ー町医 北村宗哲 著:佐藤 雅美(角川文庫)
都と京 著:酒井 順子(新潮文庫)
江戸の名奉行―43人の実録列伝 著:丹野 顯(文春文庫)

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「町医 北村宗哲」シリーズ

江戸・芝神明前の医院「北村堂」はいつも大繁盛。腕利きであるうえ義に厚い宗哲だが、訳あって人を斬り、長い逃亡生活を送っていた過去を持つ。そのためか、「その筋」から厄介な頼み事が持ち込まれることもある。ある日、昔の知り合い半五郎が労咳を病んだ身でふらりと江戸に現れた。宗哲は住む部屋を世話するが、家主に思わぬことで苦情を言われ…。人情とペーソス溢れる人気シリーズ第1作。  (「BOOK」データベースより)

作者の作品は初めて読みました。
いつも読んでいる作家さんん以外の時代小説を読んで見ようかな、と。

シリーズ全4冊の感想をまとめて書きます。

お江戸の仁義なき戦いと、赤ひげ先生を描いたハードボイルドな時代小説。
テンポが良く、連作短編集ならではの各話の時間の経過及び人間関係の繋がりがほどよかったです。
登場人物たちの外貌をほとんど書かないタイプの作品ですので、口調や生き様から想像しました。
狂言廻し的なスタンスの主人公、宗哲よりも、サブキャラであるヤクザな男たちの生き様が、より生き生きと目に浮かびました。

ここからは好み、ということで。
女性がキーパーソンになっているお話には物足りなさを感じました。
例えば第一シリーズ「小塚原の蝉時雨」のえい、第四シリーズ「男嫌いの姉と妹」の姉妹・・・。
そしてレギュラーである宗哲の妻、きぬは、映画全盛期の時代劇で主人公に寄り添う女性キャラそのもの。決してないがしろにされているわけではないのですが、ちょっと添え物っぽい感じなんです;;

さっぱりした読後感は残りました。

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「都と京」

狭い土地で千年続く歴史から生まれた「しきたり」と共存する「京都」。新しいものをどんどん取り入れて新陳代謝を繰り返す「東京」。日本のふたつの「みやこ」と、そこに生きる人間のキャラは、どうしてこんなに違うのか? 東女(あずまおんな)が、異文化「京都」に出会って以来の発見・疑問・驚きを、「言葉」「節約」「神仏」「若者」「敬語」「女」など、19の観点から鋭く考察した比較文化エッセイ。  (「BOOK」データベースより)

比較文化エッセイって、ほとんどの作品が短時間で読めちゃって、繰り返し読むこともないのに、なぜか時々気の迷いで買っちゃうんですねー(汗)
余所さんが京都について書いたエッセイは特に。
どう見られているか、の確認がしたいのでしょう。自分も余所さんだから。
エッセイ仕立の観光ガイドブック、というところです。
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「江戸の名奉行―43人の実録列伝」

鬼平、大岡越前、遠山の金さん…。時代小説や時代劇で知られる実在した町奉行、勘定奉行、火付盗賊改など名奉行43人の実像とは?「名裁き」から生まれた泣ける人情話から、厳酷なる取り調べ、火あぶりの拷問、島流しの実態まで豊富な史料から明らかにします。読めば時代小説がさらに深く楽しめるファン必携の一冊。  (「BOOK」データベースより)

もう、この紹介文のまんまです。
時代小説を読む時にはぜひ、脇に置いておきたい一冊。

名奉行とするかどうかは著者の意向が入っているとしても、こういう風にまとめてもらえると、とてもわかりやすいです。
項目としては取り上げられていない人物も、繋がりで触れられています。
奉行中心に書かれた歴史入門書でもあり、そういう視点から江戸を見るのも楽しかったです。

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2013年3月28日 (木)

ひと息。

今期のドラマのほとんどが終了しました。

こちらでは「コドモ警視」が今晩、最終回ですが、あまり書くことがない(^^;;

その後の時間帯に放映されているアニメ、「絶園のテンペスト」の方をがっつり見てました。
原作は読んでいません。
時間移動をファンタジーではなく、理屈で描いているのが興味深かったです。
登場人物たちが感情ではなく、理屈で動こうとしている。理屈を打破するのも、また理屈。
SF的に怖い怖い話なのですが、それぞれが真剣に理屈をこねる姿に、とぼけたユーモアを感じました。

・・・ということで「純と愛」が終われば、今期のまとめを書けそうです。

「純と愛」。
見てました。
途中で何度も挫折しそうになったし、あまりに辛いシーンは早送りにしちゃったりしましたが(汗)。

ホテル・クラッシャー、純はどうなるのでしょうか。
ホテルは再生するだろうけれども、愛は可能性を秘めたまま、ジ・エンド、になりそうな気がします。どうなんだろう。

さあ、年度末も大詰め。
頑張ってやっつけなければ。

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2013年3月27日 (水)

夜行観覧車 第10話 最終回

公式サイト

原作未読です。

今期、感想を書き続けているドラマの最後の1本です。
金曜日の晩って、中々リアルタイムで見れなくって、すっかり遅くなってしまいました。

まず、お詫びから。

第8話の感想で
「やはり弘幸はDVだったのかあ。何か、脱力(汗)。」
と書きましたが、トラップでした。

ごめんなさい。

すっかり原作者及びスタッフの思う壺にはまちゃっいました(滝汗)。

真相は。

8話で慎司が、兄姉の前で父からDVを受けていた、と告白した、その後。
慎司の体についた打撲を見て、定期的に暴力を受けていたようには思えない、と判断した良幸。さすが医学部です。
この設定は結構重要かも。普通の20才そこそこの若者ではわからないかもしれないもの。

しかし、良幸は、兄弟を守るために慎司の嘘に乗りました。
警察にも告げずに開いた記者会見の内容で、父がDVであったことを告白します。

父親のDVから逃れるために、思わず起こしてしまったことにすれば、印象ががらりと変わる。
暴力的な息子のいる被害者なんだけれども、加害者の家族から、DVの父を持った可哀想な一家に変わる。
それが、彼が世間から兄弟を守る唯一の方法だった。

本当は、弘幸は子供たちに医者になるための勉強を強要するような人ではなかった。
良幸、比奈子の思い出にあるとおり、優しく、尊敬できる父だったのです。
比奈子が弘幸のDVに全く気がつかなかったのは当たり前。そういう事実はなかったのですから。

良幸の告白を聞いた淳子は、やっと弘幸を殴るまでの過程を話し始めます。

勉強よりバスケが好きで、内部進学も危ない慎司に、父や兄と同じように医者になることを強要していた淳子。

あの晩。

慎司は母からの圧力に耐えられなくなり、彩花と同じように大声で叫び、暴れてしまいます。
怯える淳子。
弘幸は慎司を拳で止め、大人しくなった慎司にさりげなく優しく接します。
しかし、父と息子の様子を見ていた淳子の目は険しい。

階下のリビングにて話し合う夫婦。
慎司に勉強を強要しすぎてるのではないか、と弘幸。
このままだと医者にはなれない、と反論する淳子に、子供に医者になってもらいたいとは思わない。人には向き不向きがある、と説きます。

良幸と慎司。亡くなった妻と淳子。
「比べても仕方がない。」

弘幸の全ての言葉が自分へのダメ出しに聞こえてしまった淳子は、発作的にその場にあるもので弘幸を殴り倒してしまった。

これが事件の真相でした。

完璧な妻、完璧な母であろうとしていた淳子。
そこには先妻への強烈なコンプレックスがあった。
先妻や先妻の息子にたいする嫉妬を口にしたら、絶対に嫌われる。
不平不満を全部飲み込んで、自分の中でモンスター化していった淳子。

いつの間にか慎司がコンプレックスの象徴となり、ついには生贄になってしまったのです。

先妻と淳子、良幸と比奈子や慎司を比べるなんて思いもしなかった弘幸は、淳子の中にそんなに屈託があるなんて、全く知らなかった。
専制的、独裁的な夫、父親でもなかったですし。

そんでもっていきなりどつかれたんでは・・・たまったもんじゃないです。
意識が途切れるまで、自分が淳子に殴られたことにも気づかず、妻を求めていた弘幸が哀れでした。

自分のしてしまったことに慄く淳子。しかし、その後とった行動は・・・。
せめて捕まった時に、罪を認めるだけでなく。

全部喋っていたら、何日にも渡って慎司が犯人として疑われることはなかったのに。

・・・と、突っ込んだ人は多かったのではないでしょうか(^^;;

慎司に何も知らせずにコンビニへ行かしたのは事後工作のためだけではなく、自分の醜さ、現場の凄惨さを見せたくなかった・・・と、思いたいです。

コンビニから帰宅した慎司は、思わず逃亡してしまいます。
母のコンプレックスから発せられる負のオーラを一身に受けていた慎司には、何が起きたかを察知できたのでしょう。

その晩に弘幸は息を引き取り、淳子は行方不明の慎司を探すために病院を抜け出します。

あなたがすぐに真実を話していたら。

子供たちが世間から冷たい目で見られる状況は変わらなかったと思うけれども、何処へも行けない子供たちの苦悩はなかったかと。

しかし、慎司や淳子が逃亡したのがきっかけで、良幸が弘幸DV説を作り出すことができました。
それが兄弟たちにとってはさらなる負い目となってしまった。
特に良幸は、優しかった父にDVの汚名を被せてしまった、という深い心の傷を負ってしまいました。
母を許せないのと同じように、自分自身も許せない良幸・・・
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高橋家のことばかり書いてしまいました。
他の人々について、簡単に。
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遠藤家。

凶器となったトロフィーは、良幸の大事にしていた物だった。
もし、それが凶器となったと知ったら、良幸と慎司の間に禍根が残るだろう、だから絶対に隠して欲しい。
それが啓介が淳子から託された願いでした。ふ~ん・・・

結城は、啓介が凶器を隠したことを知りつつ、凶器がなくても罪が立件できる、ということで見逃します。
家族を、高橋兄弟を守るために、一生黙っていることを誓う啓介。
あ、弘幸から借りていたお金はすでに兄弟に返していて、ローン返済などで使い込んだお金は徐々に返していくとか。

彩花は、志保についに「友だちじゃない」と言えました。
教室で取っ組み合いになる二人。
教師からの連絡で真弓が駆けつけた時、志保はすでに来ていた母親に怒られていて、彩花に対して無理矢理謝らされていました。

このシーンだけでははっきりわからなかったのですが、多分鞄投げ捨ての件が明らかになったのでしょう。喧嘩だけならあんなに平謝りしないだろうし。
というか、志保と全然似ていない、居丈高でない庶民的な母親だったのに、びっくり。
だからきれいなお母さんがいて、ひばりが丘に引っ越した彩花を苛めたくなったのかな、と。

ま、これでイジメ問題は終わり。
長いこと引っ張ってきた割にはあっさり終わらしたような気がする。
イジメのシーンが一番ストレスだったし、強烈に残っているので、なんだか肩透かしを食らわされたような。
イジメがメインテーマじゃないとしても。

帰り道、彩花に「ひばりが丘を引っ越してもいい。」と真弓。
小さい時、転勤族だったから、ずっと一箇所で落ち着いて暮らしたかった。
ひばりが丘にきたのは、皆の幸せのためなんかじゃなく、自分の幸せのためだった。
本当に幸せなこと。それは家族三人でいること。

啓介とともに、家族が一緒である幸せを噛み締めながら観覧車に乗る遠藤家。
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小島。

真弓に、ひばりが丘に戻ってくる高橋兄弟を守って欲しい、ひばりが丘を守るためにも(意訳です)、と頭を下げられて、すっかり懐柔。
・・・それだけだったのね。
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その後の人々。

家に戻った高橋兄弟の下には、かつて兄弟と関わることを避けていた伯母、晶子が様子を見に来てくれています。

結城は離婚して離れ離れにくらす息子の入学式へ。

彩花、慎司、比奈子はおそろいの制服で丘の上の方に向かって登校。
彩花は清修学院高等部に進学、慎司も内部進学できたのね。良かったです。

そして良幸は。
いったんは大学を辞める決意をしたものの、結城の勧めを受け入れて、京都大学に戻りました。
同級生たちの下に戻る時、どんな冷たい視線を向けられるか・・・緊張する良幸。
しかし、友だちたちは、何事もなかったようにのほほんと受け入れてくれました。

このシーンが一番好きかも。
友だちは、事件がおきた時もまず、良幸のことを心配してくれてましたし。
何より、良幸の顔つきがたくましくなっていたのが、良かったです。

あの彼女とは二度と会わないで欲しいです。「殺人犯の息子」には近寄ってこないとは思いますが。うー、思い出しただけで、腹立たしい。
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良幸の決断にインパクトがありすぎて、ヒロイン、真弓の存在が吹っ飛んじゃったかも。
事件そのものに関しては傍観者だったのだから、当然と言えば当然なのですが。

最後に淳子に面会に行きましたが・・・この二人の友情っていうのも、もひとつピンとこないっていうか無理矢理っていうか。
人のことは放っておけないないのに、娘の異常を3年間見つめるだけだった真弓と、いきなりキレる淳子。
この二人に共感できなかったです。
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まとめとして。

面白かったです。
弘幸のDV疑惑、良幸の決断には完全に一本取られましたし。

原作通りの内容かどうかはわかりませんが、長編小説としてなら、面白かったと。
でも連続ドラマとしては・・・

真相が淳子の気の迷い(汗)、というたった一つの事件を、家庭内暴力、イジメ、近所づきあい、帰宅拒否などを盛り込みながら10話で描いたことを、長いと感じるか、過程をじっくり楽しむかは、意見の別れるところでしょう。

引っ張りすぎたため、淳子のおこした事件が、真弓曰く「誰の家族にもありえる」こととは思えなくなてしまったような気がします。

淳子の、恵まれた環境に反比例して大きくなる黒いコンプレックスは、彼女の資質にかなり左右された特殊なものとしてしか見えないし、何故黙っているのかが、理解できませんでした。
「母親失格」って言われるのが恐かった・・・そのために家族を、子供たちを傷つけてしまった淳子の気持ち。
小説ならわかるのかな?

真弓の彩花への告白は、公式に書かれていた「家族の絆の再生」を現していました。
なので、ドラマの結末として正解だし、多分そう言うだろな、という感じでした。

救いのない結末にならなくって、良かったです。

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2013年3月26日 (火)

泣くな、はらちゃん 第10話 最終回

公式サイト

現実世界からいなくなってしまった越前さん。
田中君と清美は寂しそう。百合子さんは心配そう。

越前さんは漫画世界で楽しく過ごしていました。
「いいですね。ここは。すごく穏やかで。」
心配そうなユキ姉。

百合子さんは越前さんちへおもむき、秀子さんとひろしの前でノートを振って、越前さんを呼び戻そうとします。
「帰ってくるのよ!」

激しく揺れる漫画世界。でも越前さんは帰ろうとしません。
「いや、ここにいたい。」

「みんな、越前さんを心配してるんですよ。もちろん、越前さんがこちらにいてくれるのは嬉しいんですが。」はらちゃん。
「いいの?本当に大丈夫?」ユキ姉。

「大丈夫です。
そりゃあ家族には悪いっていうか、私がいなくなったら泣いてくれると思いますけど。
それに、仕事もね、私が急にいなくなったら、困ると思います。
でも、それはほんのちょっとだけ。
あの世界は私がいなくても誰も困らないんです。何の問題もないの。
私なんかいなくなったって、あの世界は何も変わらないの。」

そんなことない、一人いなくなったら世界は全然変わってしまう、と仲間たち。

「この世界はね。あっちの世界は、そんなことない。
いなくなったら世界が変わってしまう人も、中にはいるかもしれなけど。
私は、そういう人じゃないんです。ちっぽけな、どうでもいい人間なんです。」

世界が大きすぎるんだな、と仲間たち。
黙り込むはらちゃん。

そのころ、現実世界ではひろしがノートを持ち出して・・・

はらちゃんが越前さんに語りかけます。

「越前さん。ありがとうございます。私は嬉しかったです。越前さんがこちらの世界にきてくれて。

でも、私は悲しいです。

あなたは、私なんか、という、自分なんかどうでもいい人間だという。
そんな越前さんが、私は好きではありません。嫌いです。
越前さんは帰るべきです、自分の世界へ。

帰って、自分と両思いになってください。世界と両想いになってください。
自分が相手を好きにならないと、両想いにならないんですよ、越前さん。
どうしてあなたは、自分に、自分の世界に恋をしないんですが。
こんなに素敵な人なのに。
あんなに素敵な世界なのに。

あんなこという越前さん、好きではありません。」

自転車の後ろにノートを括りつけて走るひろし。

漫画世界が激しく揺れます。
越前さんを戻そうとするはらちゃんに、ひとりじゃないぞ、俺たちもいる、と仲間たち。
「みんな!」越前さん。

かまぼこ工場の前でこけたひろしの前に、はらちゃんと越前さんが現れます。

「おかえり、よく帰ってきた」と越前さんを抱きしめる百合子さん。

田中君にこちらの世界にいることにしたんですか、と問われたはらちゃん。
「したいことがありまして。」と、にっこり。
玉田工場長に、結婚について教えてもらった時、両思いの男の人と女の人が一番楽しい時は、新婚さんだ、と聞いて、
「ぜひ、経験したいと思うんです。
なので、越前さんと新婚さんになりたいと思います。」

と言い出します。

しかし、さっき私のことを好きじゃないっていったじゃないですか、と、越前さんはすねてしまって、スタスタと帰っていきます。

越前さんを追いかけるはらちゃん。
そんな二人を見て。
「全く。切ない話なんだか、コメディなんだか、はっきりしろよ」と清美。

二人は家に戻っても、いつものようにやりあっています。
越前さんも本気で怒っているわけでなく。
出会った頃の思い出話を。

そのうち、胸がちくちくします、とはらちゃん。

「きっとそれは、切ない、だと思います。」
「それは辛いことなんですか、楽しいことなんですか。」
「辛いけど、きっと大切なものです。ちなみに、私もちくちくしています。」
「越前さんもですか。両思い、両、切ないですね。」

どこかへ行きますか、という越前さんに、越前さんのいる場所にいたいと、はらちゃん。
あまりにストレートなはらちゃんの言葉に、慣れつつはあっても、思わず照れる越前さん。
「なんか、ラブラブですね。」

でも、工場長さんは、楽しい新婚さんは短い、と言っていた、とはらちゃん。
そうとは限らない、ずっと新婚さんみたいな人もいると思います・・・

「ちくちくしますね。」
「ちくちくします。」
「両思い、両切ない、ラブラブ、ですね。」

はらちゃんはどうしてそんなに強いのか、と尋ねる越前さん。
「私は越前さんの漫画の人ですから、私が強いんだとすれば、越前さんが強いんだと思います。」
「違うと思います。」
どちらかと言えば、弱い。
「私はそうは思わないんですが。だって怒ると怖いじゃないですか。それに神様じゃないですか。」
「そうか。弱い神様は、困りますよね。がんばります。」

そこへ子供神輿の一団がやってきます。

御神輿とは、神様を担いでること。
「神様にね、ありがとうございます、これからもよろしくってことかしらね。」と秀子さん。
御神輿を担ぐはらちゃん。

夜。
布団を並べて寝る二人。

「はらちゃん。帰ってしまうんですよね、はらちゃんは。」
「はい。」

ちくちくしますね。
ちくちくしますね。

「おやすみなさい、はらちゃん。」
「おやすみなさい、越前さん。」

夜が明けて。雪がちらついてます。
二人に傘を渡す秀子さん。

「これは、傘。冷たい雨や雪から守るのよ。濡れると風邪をひいてしまうから。」
「風邪はだめです。越前さんは熱をだしますから。」

一緒に工場に行く二人。

工場で楽しそうに越前さんのお手伝いをしているはらちゃんを、田中君は配達に誘います。

と、形の悪いかまぼこが目にとまった越前さん。
どうする?越前さん。はらちゃんと田中君、清美が心配そうに見ています。

「長沼さん。これ、ちゃんとやってくださいね。お願いします。」
「ちょっと、あんた、やる気?」
「戦いは好きではありません。でも、防御はします。この世界、好きでいたいので。よろしくお願いします。」
「わかったわよ。可愛くないわね。」

前ははっきり注意できなかった越前さんの、第一歩。

車に乗った田中君は、はらちゃんが帰る、と聞いて。
「もっと聞いてください、あれは何ですか・・・聞いてください。」
マグロ、ウサギ・・・泣きながら答えます。
「田中さん、私たちはずっと両思いですね。」

工場に帰ってきた田中君とはらちゃん。
はらちゃんは清美に挨拶します。
「色々とお世話になりました。」
「帰るの?なんだ、つまんないの。」
「越前さんを、よろしくお願いいたします。」
「やだよ。あたしを誰だと思ってるの。悪魔だよ。
悪魔は、神様によろしくなんて、できないの。」

「なるほど」と田中君。←何だか可笑しい(笑)

「元気でな。」

一方漫画世界では、以前はらちゃんが持ち込んだ漫画を振る仲間たち。
え、まさか・・・でした。出てきたらややこしいもんね(笑)

居酒屋にて。
二人と百合子さん。

「百合子さん、私は何故、漫画の世界から出てきたのでしょうか。」
「なんでだろうね、わかんないな、きっと理由があるんだろうけどね。」
「私のように違う世界からこの世界にやってくる人は他にもいるんでしょうか。」
「いるんじゃないかな~。
でも、その人たちはみんな、ただの変な人、と思われてしまって、気づかれてないんだろうね、きっと。

人はさあ、自分の世界を疑わなくなっちゃうんだよ。
自分のいる世界だけが、世界だと思ってしまう。
だから、世界の常識と違うことを言ったりしたりする人を、変な人だときめつけてしまうんだ。

おかしいよね、そんなの。
だって、今いるこの世界だって、誰かが書いている漫画の中かもしれないでしょ?

わかんないよ。
漫画ってすごいんだから。」

そしてはらちゃんに、どうして帰ってしまうのか、尋ねます。

「離れていても、私と越前さんは両思いだからです。
私は幸せです。神様と両思いですから。こんなに幸せな人は、どの世界にもいないと思います。」

「でも、意地悪なことを、あえて聞くよ。
今は両思いかもしれない。でも、越前さんが他の人を好きになってしまったら?
はらちゃんよりもっと。」
「そんなこと、あるんでしょうか。」
「あたっとしたら?」
「それで越前さんが幸せでしたら、私も幸せです。」

「はらちゃん、その気持ちを、愛、って言うんだよ。
この世界では、それを愛って呼ぶの。
その気持ちを、誰かに持てることは、とっても幸せなんだよ。」

「百合子さんは、誰に、愛、ですか?」
「内緒だよ。」

「頑張って」と、一人帰る百合子さん。
帰りしな、越前さんに何を囁いたんだろう。

帰り道、百合子さんが鞄から取り出したのは、ペン先でした。

そして越前さんとはらちゃんのお別れの時。

「笑ってくださいって言われても笑えません。」
「越前さんが笑えば世界は輝くのに。越前さんが住む、この素晴らしい世界が。」
「この世界は、やなこといっぱいあるじゃないですか。そう、思ったでしょ、はらちゃんも。」

「きっと、どの世界にもやなことはあるんです。私のいる、漫画の世界にも、越前さんのいるこの世界にも。

でも、私は自分のいる世界が好きです。
世界と両思いになりたいです。両想いは幸せです。
越前さんも、世界と両思いになってください。
それが私の、一番の幸せです。

愛です。」

「わかりました。
私も、はらちゃんに愛、です。」
「越前さんが、この世界で、また、どうしても辛くなったら、その時は、私はいつでもやってきます。」
「はい。」

「新婚さん、楽しかったですね。」
「はい。」

ノートを開くはらちゃん。

「結婚式のケーキ入刀みたい。」
「け、ケーキ?入刀とは?」
「今度、会った時に。」
「わかりました。」

漫画の中に消えていくはらちゃん。
漫画から消えてしまう越前さん。

「おかえり」とはらちゃんを迎える仲間たち。

「とても幸せです。」
「良かった~」

「神様、愛です!」
叫ぶはらちゃん。

その後。

働くのが嫌なひろしは漫画家を目ざしているようです。本気?
百合子さんは漫画家として「奇跡の復活」をとげました。
越前さんは工場長に、田中君は副工場長に。
新入りは、いつもパートのおばさんの噂にのぼっていた、大橋さんの息子さん。すごくふつーの人だあ、と思ったら、ビブオさんだったのね。

神社の階段で唄う清美の前には十数人の観客が。
その中に田中君もいて、うっとりと聞き終えた後、
「で、誰なんですか?」と尋ねます。
「は?」
「だから、教えてくださいよ、その片思いの相手って、誰なんですか?」

溜息を憑く清美。
田中君の首根っこをつかんで。
「お前だよっ」
「え~っ すみませんでしたぁ~」

若干ポジティブな漫画を書いている越前さん。
子犬を抱いているあっくん。
みんなのセリフも少し複雑になっていて、笑いおじさんにもセリフが。(笑)

みんな笑っています。

「はらちゃん。
ちゃんと私は生きています、この世界で。
大きくなんて変わらないけど、それでも、あなたと会うまでとは違います。
まだ、世界と両想いじゃないと思うけど。

でも、はらちゃん、言ってましたよね。
片思いは美しいんだって。
だから、世界に、片思いです。」

会いたいな・・・

しかし、ノートを振ろうとするのはやめました。

そして。
いつのことか。

雨の日に、転んでしまう越前さん。ノートも落としてしまい・・・
傘をかざす人影が。

「越前さん。」
「はらちゃん。」
「はい、両想いのはらちゃんです。」

エンドタイトルの漫画の中に、仲間たちが登場してました。
口元だけだった越前さんも全身登場。
振り返り、テレビの向こう側に向かって、はらちゃんと一緒に手を振ってます。

********************************

セリフを長々と書いてしまいましが(ほとんど青色;;)、

「世界と両想い」
「片思いは美しいんだって。だから、世界に、片思いです。」
「きっと、どの世界にもやなことはあるんです。」

「自分のいる世界だけが、世界だと思ってしまう。世界の常識と違うことを言ったりしたりする人を、変な人だときめつけてしまう。」

「それで越前さんが幸せでしたら、私も幸せです。」
「はらちゃん、その気持ちを、愛、って言うんだよ。」

と、いうことかな、と。

他にも「ラブラブ」「切ない思い」「御神輿と神様」などなどキーワードになるような言葉がいっぱいありました。

ありすぎて、色々考えすぎちゃいました(汗)。
「漫画ってすごい」まで入れちゃうと、ちょっと頭が飽和状態。(^^;;

でも、そういう印象も含めての、ぼわっとした世界が着地点だったのだと思います。

最後は、大きな出来事があるわけでもなく、じっくりとはらちゃんと越前さんの交流を描いていました。
はらちゃんが帰った後。
越前さんが呟いているように、日常は少しづつしか変わらない。
越前さんの描く漫画も、大きくは変わらない。
でも、それが日々の生活。

はらちゃんに逃げることを封印した越前さん。

あのラストシーンは、越前さんの夢なのかもしれない。

夢、の方が切ないような気がしました。

大きく進展したのは清美と田中君。
やっと告白できた清美。そこであやまるのが、田中君らしいです(笑)。
とはいえ、そのあと、二人の関係はいきなり大きく変わらないような気がします。
清美は相変わらず悪魔さんのままだろうし、田中君は相変わらずぼんやりのままだろうし。
越前さんとはらちゃんと同じく、生臭くない恋愛。

一番環境が変わったのは、百合子さん。
百合子さんの愛は、漫画の中にある・・・ということでいいのかな。これは見た人によって感じ方が違うでしょうね。

新作にユキ姉は登場するのでしょうか。気になります。
彼らはもう、越前さんの世界の人間だから、新しいキャラを創り上げているかも・・・ひょっとしたら、越前さんは、新作のキャラだったのかもしれません。

二人が手を振るラストを見て、そんな風に感じました。

以前、愛読しているブロガーさんが、この世界は百合子さんが作り上げたものなのかも、と書いておられるのを拝読しましたが、本当にそうかもしれない、と。

現実世界の人々・・・秀子、ひろしとか、みな、何となく二次元的。
深くない、と言う意味ではなく。
越前さんも最後まで「越前さん」だったし。
清美のツンデレっぷりも記号的で、その枠から出れないもどかしさが増したように思います。

皆のセリフに裏がなく、見たまんまの人々だったのも印象的でした。
唯一、百合子さんの言動のみが思わせぶりだったっていうのも・・・百合子さんがこのドラマの「神様」説も成り立つかもしれない、と。

だとしたら、越前さんがずっとはらちゃんのことを思い続けるのも、本当に寂しい時には、はらちゃんに会ったりするのも、構わないんじゃないかな、と。

越前さんははらちゃん以外、誰も好きになれないまま一生を終えるのかな、と思うより、単に「めでたしめでたし」で終わった、と思った方がいいのかもしれない。

・・・何だか、とっちらかった感想になってしまいました(大汗)。
ファンタジーなドラマって、色々と考えっちゃうんです。
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キャスティングが素晴らしかったです。

越前さんって結局「お姫様」で、もし、麻生さんでなければ、もっと突っ込んでいたかもしれないですし、長瀬さんがはらちゃんでなかったら、もっと不条理性が際立ったかもしれない。この二人だったから微妙な陰影とともに突き抜けた明るさを感じれたのだと思います。

「越前さんが笑えば世界は輝くのに。越前さんが住む、この素晴らしい世界が。」

美しいセリフでした。

キャスト、スタッフのみなさん、そしてビブオさんの画。
はらちゃんの涙には、毎回泣かされました。

毎週、土曜日の晩がくるのが楽しかったです。
ありがとうございました。

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2013年3月25日 (月)

仮面ライダーウィザード #28「盗まれたベルト」

公式サイト

ビーストのパワーアップ編。
前編なので簡単に。

うだつの上がらない考古学者、中本にシンパシーを感じているらしい仁藤。
あきらかに挙動不審なのに。

巷で囁かれている「白い魔法使い=ワイズマン」説、どうなのでしょうか。
普通ならメデューサの言うとおり、邪魔者の魔法使いを先に倒しちゃえばいいんですよね。
そうしないのは、魔法使いがファントムの切り札的存在である、としか思えないのですけれども。
ま、白い魔法使いやワイズマンだけでなく、そもそもファントムたちが何をしたいのかが、よくわからないんですが。

なので、この件についてはその内明かされるのを待つことにします。

前回、真由の影に隠れてどうなったかわからなかったもう一人のゲートは、海外に避難したそうです。女子高生の娘を即、海外へ・・・おうち、お金持ちっぽかったもんな・・・じゃなくって(汗)、両親がファントムの存在を疑っていないってことですね。
娘の言葉だけでは、現場を見ていない両親にとってはにわかには信じがたい話だったでしょう。
凛子が説得したのかな?

で、ふと、思ったのは。
ファントムは白昼堂々正体を現すし、晴人も仁藤も一目を気にせず変身してるし。
世間の人々は彼らの存在を全くなんとも思っていないのかな。
そんなこと言い出したら、ライダーシリーズは成り立たないんだけど(大汗)。

ああ、そうだ、ファントム関係の情報を、社会不安を煽るから、ということで木崎が握りつぶしていたことをちらっと思い出しました。
今も握りつぶしてまわっているんでしょうか。

仁藤、それからソラ。
生身のアクション、頑張ってました。

と、いうことで後編に続く。

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第6話「ストップ!うたうキャンデリラ」

公式サイト

暴れ出したアンキドンの体内には、太古から恐竜たちを苦しめた、病気を操るデーボモンスター“デーボ・ウイルスン”がいた。ウイルスンは中世の時代にも一度復活し、ラミレスとアンキドンによって粉々に粉砕された。しかし、その破片がアンキドンの体内にとりついて、五百年以上の時をかけて増殖していたのだ。なんとか倒さなければ、抵抗を続けているアンキドンが力尽きてしまう。 (公式サイトより)

アンキドンが倒れれば、獣電池の中に眠るラミレスの戦士の力も消えてしまう、ということを知ったピンクさんは、ラミレスのためにも、デーボ・ウイルスンと戦う決意を固めます。

今回はピンクさんメインでした。

まずは、少しでもアンキドンのそばに連れて行こうと引き回し(違)、キャンデリラやゾーリ魔バンドをバイクで跳ね飛ばしたかと思えば、アンキドンの中に入ってデーボ・ウイルスンを誘惑したり。

そのほか、冒頭の、脈絡もなく唄い出すキャンデリラとか。

なんか、オモチャ箱をひっくり返したようなお話でした(笑)。

「トペランダの獣電池の力でペラペラになって」(公式より)とか、「誘惑のスティメロの獣電池」(同じく)とか、いきなり過ぎ、というか何でもありすぎ。ていうか、ピンクさん、お転婆を通り越して乱暴者になっている(笑)。
生身のアクション、今回も頑張ってました。
まだ6話なのに、すっかり女優さんの顔になってきました。

ストーリー的にはハチャメチャでしたが、勢いがあったし、楽しかったので、ま、いいか、と。(笑)

キャンデリラたちが跳ね飛ばされるシーンには、思わず可哀相、と思っちゃったです。
せっかくいい気分で唄っていたのにね~。

さらに可哀相だったのがデーボ・ウイルスンですよ。
スティメロって卑怯じゃない?(^^;;
楽しかったからいいけど。
それに500年もアンキドンの中で粘った悪者根性の持ち主なの、ばらまくウィルスが「ネムネム」だって。
確かに恐いけど、みょーに優しい。
朝、なかなか起きれない子供たちには合点の行くウィルスかも。
前回の虫歯といい、攻撃の仕方がブレません。
今後、この路線をどれだけ続けられるのか、興味津々です。

ぼっこぼこにされているウイルスンを見て、びびってピンクさんへの恋が醒めてしまったラミレスっていうのも可笑しかったです。

ラミレスは獣電竜を連れて登場してくれそう。

あ、そうそう、前回、ケーキ屋デーボスが虫歯デーボスになったのはウイルスンの仕業だったことがやっとわかりました(汗)。

カオスが獣電池を持っていました。この間の宝石といい、気になるところです。

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2013年3月24日 (日)

八重の桜 第12回「蛤御門の戦い」 

公式サイト

1864(元治元)年7月、長州が洛中へ向けて兵を進め、禁門の変(蛤御門の戦い)の火ぶたが切られる。蛤御門では、御所に向け銃を放つ長州に対し、覚馬(西島秀俊)ら鉄砲隊が応戦する。
 長州の勢いに押され、慶喜(小泉孝太郎)や容保(綾野剛)が率いる幕府軍は劣勢を強いられるが、そこへ西郷吉之助(吉川晃司)が率いる薩摩藩の鉄砲隊が現れる。薩摩の助けもあり、勝利を収めた会津藩。しかし、覚馬は爆裂により眼部に深手を負い、焼け野原と化した都の惨状に心を痛める。
 一方、会津では八重(綾瀬はるか)が、開戦直前に覚馬から手紙で勧められた尚之助(長谷川博己)との縁談に心を悩ませていた。八重はずっと兄のように慕ってきた尚之助と夫婦になることに戸惑いを隠せずにいたのだった。(公式サイトより)

禁門の変を「会津と長州の戦い」という視点で描いたドラマは、寡聞にてほとんど見たことがないので、興味深かったです。

1日で終わった戦いで、焼け野原になってしまった街。
戦いに巻き込まれた市井の人々を描いたのも珍しいです。
新式の銃や大砲を使った初めての本格的な内戦だったこともわかりました。

長州の兵の動かし方。
戦国時代より以前の時代はともかく、開幕以来初めて御所に攻め入ろうとする本気度が伝わってきました。
「変」というよりまさしく「戦」でした。
会津にとっては、いや幕府にとっては許しがたい暴挙です。
大火も、会津の砲撃だけでなく、長州が自分達の藩邸に放った火が原因でした。

なのに。

禁門の変以降、御所を守ったはずの会津は、皆から憎まれるようになってしまいます。

今、残っている正史は勝った者によって書かれたもの。
あの頃に庶民としてその場にいたら、会津、長州をどう見たのでしょうか。
ただ、都の人々は元々幕府が好きでない上に、長州は金離れが良かったこともあり、特に花街では人気があったんですよね・・・

新式の銃、ライフルを持って駆けつけ、長州を叩いた薩摩。
薩長連合を知った時の会津の驚愕や如何に(_ _)

物語的には、ここで西郷が覚馬の存在を知ったことが重要。
そして覚馬が目を損傷してしまいました。

大垣屋清八って知りませんでしたが、松方弘樹さんが演じられているので重要な人物なのだろうと思い、wikiさんを見てみました。
このドラマではこれから先、覚馬を助けて活躍するようです。
歴史的には彼の養子になった大澤善助が有名なんですね。
勉強になりました。

会津では。

覚馬の手紙に動揺する八重。
八重と結婚すれば藩士になれて、自分の意見を上に伝えることができる、という利点のために、逆に話を固辞する尚之助。
八重のことが好きだからこそ、自分の出世に利用するようなことが嫌なのでしょう。
長谷川博己さんが、尚之助の屈折した気持ちを陰影を持って演じてられました。

降ってわいたような縁談で一時はぎこちなくなってしまった二人。
しかし、八重は戦いの知らせに動揺する家族を支えてくれる尚之助に感謝し、改めて、ともに新式銃開発に取り組むことを誓います。

次回、一気に進展しそうです。

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2013年3月23日 (土)

最高の離婚 #11 最終回

公式サイト

「癒されるわ、救われるわ。俺に足りなかったものこれだ。」
なんちゃってすっかりアキバ系にはまちゃった光生。

ご機嫌で家に帰ってみると・・・マチルダとはっさくがいない!

うっかり開け放したままにしていた窓から出て行ったらしい、と大慌てで金魚カフェに飛び込む光生。
そこには河口湖の息子の下に引っ越す亜似子さんに挨拶に来ていた結夏もいて、一緒に探し始めます。

その頃、灯里の家では。
改めて、婚姻届にサインした二人。証人には光生たちになってもらおうと。

灯里は、この前はどうして出さなかったのか、と尋ねます。
いなくなった友だちの犬を探していたら、つい、と諒。
つい、なのね、と微笑む灯里。
あきれる気持ちを押し殺しての微笑みではなかったように思いました。
この人はそういう人なんだ、と再認識したような。

今度は大丈夫だよ、と言っていたところに、光生を結夏が、猫たちがいなくなった、一緒に探してくれませんか!と押しかけてきて、思わずドアを閉めようとする諒(笑)。

四人で探しますが、結局その晩は見つからないまま。
光生は結夏を連れて家に戻ります。
猫は死ぬ前に姿を消すって・・・と、しょんぼりしている結夏に、悪い方へ悪い方へ考えてもどうにもならないだろう、と光生。
光生も悪い方へ考えてしまっているから、自分に言い聞かせることもあって、言葉の調子はキツイです。
泣き出す結夏。光生は慌てて慰めようと、マチルダとはっさくを拾った当時のことを思い出させて、気を紛らわせようとします。
「名古屋城と白い恋人」・・・同時期に結夏が友人からもらってきたハムスターの名前なのね、きっと。
16匹が18匹になってもわからない、と結局ハムスターはこっそり返しにいった。

そんなこと話しているうちに、落ち着いてきた結夏。
AVのオーディションを受けることをもらします。
びっくり仰天の光生。まーほんと、後から後から、大変です。
「そこには危険なものが待っているんですよ!」
慌てふためいて、結夏を説得するために、わざわざツタヤへサンプルを借りに走ります。
「うわ、なんだ!これ、危険だ!」

でも、結夏は、そんなこと、知ってる、と。

「離婚して。こういう仕事、はじめる人、普通にいるって。普通にごろごろいるって。」
「他の人がそうだとしても結夏は違うでしょ。」
「何が違うの?私とその人たちと何が違うの?」
「それは、もう、全然・・・」
「私の何を知ってるの?私の何を知ってて言ってんの?何の権限があってそういうこと言ってるの?
あなたと同じ考えだって勝手に決めないで。あなたと私は他人なの。」

私が決めたことなの。あなたに関係ないの。口出される筋合いないの。権限ないの。

「ないのっ」

あなたと私はあの日偶然会って、不安だったから。

「たまたまそうなって。何となくいつの間にかそうなって。いつの間にか結婚して。それだけなの。
あの時会わなかったら、今でも他人のままだったの。
私が死のうと生きようと、あなたには知らないし、関係なかった。

ないのっ」

もう、完全にゴネってます。
一方でここまで言ってしまって、しまった、とも思っている。

AV、本当にやるつもりなら黙っている。
例え自分の事を女性として好きでなくて、光生なら絶対に止めてくれる。それは、わかっている。
止めてくれる光生が見たかったのね。

ああ、めんどくさいねえ。でも、このめんどくささ、わかる気がする。

四人の修羅場の時には、灯里に何も言えなかった結夏。
でも、光生一人になら、どんな無茶も言える。
四人の中では一番弱い人なのかもしれません。

光生は唖然というか、ちょっと疲れた風。
しかしここで投げ出さず、改めて結夏との関係を振り返ります。

「ま、そういう面もあるかもね。そういうふうに思ったことあるし。」
灯里にはそう言ってました。
「あれはたまたまだったのかな、不安だったのかな・・・
でも、今はちょっと、違うふうに思っているっていうか。」

出会った時のことを思い出します。

「はまさきです。」

震災の夜、たわいのない話をしながら延々と歩いた時のこと。
結夏のアパートのそばで、屋台のたこ焼きを買ったこと。
たこ焼き屋のおっさんは妻を亡くしていること。

「誰か好きになる時って理由とか探そうとするけど、でも、ほんとはそうじゃなくて、理由とか原因とかなくて、当たり前みたいにそうなって、当たり前みたいに甘えてしまって。
どうして好きだったかまた、わからなくなって。

結夏がいるのは当たり前だと思ってたから、普通なんだと思ってたから、全然大丈夫なんだと思ってたから、安心してたから、当たり前で・・・だけど、作るのは難しいけど、壊れるのは簡単で。
いつ、いなくなっても、おかしくない人と、一緒に暮らしてる。
いつ、なくなってもおかしくない、時間を過ごしてる。
いつ、お別れがきたって、おかしくないのに、好きだってことを忘れて生きている。
そういう風に生活している。

まあ、短くまとめると。大切な人だと思っています。」

「勝手なこと、言ってる。」
「ごめん。」
「もう、遅いとは思っているんで。」
「遅いとは思わないけど。言っていることわかるし。」
「権限はないとは思うんだけど、これは、やめて欲しい。」
「うん。」

「はあ~、良かった」

光生、頑張りました。(拍手)
これで収まった、と思いきや。

「でんぱ組.inc」のTシャツを突っ込まれて、再びゴングが鳴りました(苦笑)
内容は、あまりにセリフが早いのと、バカバカしいので(笑)、メモりませんでしたが、いつものごとくの詰りあいです。

あ、ここだけは書いておこう。

「何かちゅうと、思いやりだよ!自分の失敗、棚に上げて、ごまかすための魔法の言葉。」光生。
「その言い方、その言い方がぁっ、嫌だって言ってんの。」結夏。

ぷしゅー・・・エクササイズボールの空気が抜けて、試合終了。

あくる朝。
猫たちがまだ帰らぬまま、亜似子さんを迎えに来た父、修一に会いに行く二人。
その後、結夏は富士宮に帰ると。

おつかれさまです、という結夏の挨拶に
「疲れてないよ、俺は。え、どこ見て疲れていると思ったのかな?」
と返す修一を見る二人の顔。(笑)
車の拭き方に拘り、カーナビにめんどくさいイチャモンをつける、チョーめんどくさい人です。
もう、光生にそっくり。(爆)
こけ方、泣き方まで・・・修一役の山崎一さんに思わず拍手。

二人から離婚の話を聞いて驚く修一。

「静岡と山梨では、こんな離婚は認められません!」
って、自分も離婚しているから説得力はありませんが。
亜似子さんも呆れ顔。
「ご挨拶行ったか。茶畑に埋められるぞ。両家揃っての家族会議だ、頂上会議だ!」修一は、自分の理屈で、亜似子さんの引越しを後回しにして、結夏の家族に挨拶に行くことに。

「ばあちゃん、どうしよう。」

自分以上にマイペースな親父に困惑気味な光生。そして自分と結夏の関係も。
「うまくいかないんだよ。そんなつもりなくっても、結局喧嘩して、富士宮に返すことになって。」
亜似子さんに、何か目から鱗が落ちるようなことを言って、と頼みますが、80年間生きてきて目から鱗なんて落ちたことはありません、と突っぱねられます。

「幸せになってください、って言ったんでしょう?
だったら、そうなれるような、道まで連れてってあげなさい。
その先があなたでも、あなたでなくても。」

光生たちが出発する直前に、灯里と諒が婚姻届の証人のサインを貰いにきます。そして今度こそ、二人で婚姻届を出しに行きます。

「大丈夫だよね。」という灯里に「大丈夫だよ」と答える諒。
「自分に聞いたの。1%でも可能性があるんだったら、賭けてもいいよねって・・・諒さんを信じてるってこと。」

一方光生たちは、途中で光生の母・・・超がさつなお母さん(笑)も合流し、富士宮の結夏の家にて両家の家族が対面。
父親だちは恐縮し、あやまりあっていましたが、母親たちはさばさばしたものです。
どっから先が嫌なの?母たちに攻められる結夏。
唇へのキスは?
「キスは、今、ちょっと。」
ショックを受ける光生。

なんだかんだあって、例のごとく、親族、親戚連中がどやどやとやってきて、早速宴会が始まりました。
無理矢理カラオケを歌わせられる修一と光生。
でも、かつての光生がそうだったように、次第にノリノリになる修一。

男たちが騒いでいる中、結夏は、光生の母から「いいもの、見せてあげようか」と言われます。
いいもの・・・それは自分と修一の離婚届でした。おっと~(笑)
「結局、出すか出さないかなのよ。」

すっかりばらけた宴会や家族、親族たちをを眺めながら、光生はカラオケを唄います。
曲は沢田研二「君をのせて」。

結夏もまた、家族たちを見渡しつつ。
唄う光生を見つめます。

君のこころ ふさぐ時は・・・

結夏に気がついていったん歌を止めるも、歌詞を確認した後、結夏に視線を戻します。

君をのせて 夜の海を 渡る船になろう

自然と微笑みあう二人。

宴も終わった後。まだ、飲んでる人はいますが。(苦笑)

「とりあえず居場所は確保できた。」
富士宮の家に戻るお許しがでた結夏。
明日仕事だから帰るけど、父親はお酒飲んでいるから置いてくけど、いいかな、という光生に、全然大歓迎、と穏やかに笑って答えます。

まだ飲んでる人たち・・・

「小さいことで、いちいち、いちいち。」光生母
「海老、触った手で俺の携帯触っただろう」光生父
「小さい男ね」光生母
「烏賊触った手でお前の携帯触ろう」光生父
「思いやりがないんだねー」光生母
「あ、でたよ、思いやり。」
こっからは光生が言ったのの同じことなので省略(笑)

結夏の両親は、冷蔵庫にあったプリンを食った食わないで喧嘩してます。

何とも言えない表情で、自分たちにそっくりな喧嘩を繰り広げる両親たちを見る二人。
自分たちよりはるかに年季が入ってます。
まだまだ青い自分たち。

バスがないので駅まで歩いていく、という光生をいったん玄関で見送ったものの、駅まで送る、と後をお土産を持って追いかけてきた結夏。
入場券を払ってプラットホームへ。
電車の到着を待つ間に、結夏は家の鍵を返します。

電車が到着して、ドアが開いて、乗りこむ光生、残る結夏。
発車の合図が鳴り響き、結夏がお土産を渡そうとした瞬間、その手を引っ張る光生。

ドアは締り、動き出す電車。
何と言っていいかわからない二人。

「あー、あっ!」
突然の光生の奇声に結夏が気を取られた瞬間、結夏の唇に不器用なキスをする光生。

・・・って書いている方が恥ずかしいですよ。恋人ならまだしも。←そうか?(^^;;
夫婦なのにね、この二人。何やってたんだか。

「ダメな夫婦だね。」
「ま、いいか。」

ここで、一緒に眠る灯里と諒。
諒は、灯里の指にはめられた結婚指輪を、嬉しそうになぞってます。

いなくなった結夏を心配していた富士宮の両家の人々。
新横浜までの二人分の新幹線代出しちゃったからで800円しか残ってないから、目黒川まで歩いてかえる、という連絡を受けて、あきれるやら、ほっとするやら。

その先を案じる両家の父たち。また喧嘩するだろうに、うまくいくはずないのに。
「離れたくても、離れられなかったんでしょ」光生母。

出会いの時のように、たわいのないことを話しながら延々と歩く二人。
でも、今は、思い出話もある。

途中、屋台のたこ焼き屋に寄りますが、偶然にも。あの時と同じ親父さんの屋台でした。

そして思い出は二人のゼロ時間へ。
結夏のアパートにお邪魔する光生。
お互いの事を話しているようで、話していないような会話が続いている中、余震がきます。
怯える結夏・・・怖いよね・・・

「提案ですけど、嫌だったら、嫌って言ってください。
手、繋ぎませんか。
あ、あの、ほっとするかな、と思って。嫌だったら、全然。」

「私も繋ぎたいタイミングだったので。」

「あ、じゃあ、いいタイミングでしたね。じゃあ。」
「じゃあ。」

そして、今。

諒に語る灯里。

「思い出なんだと思うの。なんていうか、家族を支えるっていうか。思い出が増えていくのが、家族なんだと思うの。」

光生と結夏は夜明けの商店街を走ってます。元気だな~。
ついに家のそばまで戻ってきました。
いつもの橋の上で手をつなぎ合います。

「ただいま。」

マチルダとはっさくの姿はない。餌も残っている。
がっかりとダイニングテーブルに座り込む二人。
と、結夏の足に何か感触が・・・

帰ってきていたマチルダとはっさく。

「もう、死んだかと思った・・・」光生もそう、思っていたのね。
思わず泣きながら抱き合って喜ぶ二人。

.

公園にて、諒。

「最近オーラがなくなったって生徒たちに言われるんですよね。家内に話したら、それは良いことよって言われたから、まあ、いいかなって思っているんですけどね。」
どうやら子供は女の子じゃないかって。
「すごい心配じゃないですか。だって、悪い男とか、いっぱいいるでしょ。
そういう連中から娘を守る方法を、今、一生懸命、考えています。」

・・・もう、何も言いますまい(笑)。

スタジオにて灯里。

「最近、毎日、母と電話してて。

今までずーっと自分探している、みたいなところがあったけど、もう、そういうの、いいかなって。
そんなことより、誰かのために生きるとか、素直に思ったりして。
主人と子供のことを思いながら、ずっと納豆食べてて。
ま、結局、自分好きになるより、人好きになる方が簡単だし。
人、好きになれば、自分も好きになれるだなあって。」

立ち食いそばにて、結夏。

周りに離婚した、と言った手前、戻りました、とは言えなくて・・・まだ婚姻届けは出していないだそうで。
おいおい、大丈夫?

「で、旦那には内緒ですけど、今、料理教室、通ってるんです。
結構楽しいんですけど、ひとつ、わかったのは、教室で料理は上手になるかもしれないけど、作る気持ちは、育たない、ですね。
でも、昨日、カレー作って、旦那は美味しいって食べてたんで、私、食べてみたら、あははは、カブトムシと同じ味がしました!」

書き漏らしましたが、結夏はかつてキャンプをした時、口に入ったカブトムシを食べたことあるんです。(^^;;

歯医者にて、光生。

「で、最近、自分改造計画っていうか、自分をがさつにする訓練をしているんですよ。」
しかし、ポテチを食べた手でDVDをつかむ家内は師範クラス。
「家内のがさつさは2倍になったし、僕の我慢も2倍になって、4倍辛いです。
結婚て拷問だと思っていましたら、違いました。結婚は食物連鎖です・・・」

ここから先はめんどくさいので、もう、書きませんが(苦笑)、食物連鎖的には最終的に”草”な光生の靴下が緑色なのが可笑しかったです。

「黙って食べられるのを待つだけ。ああ~、辛い。4倍辛い」

どこかのバーにて、亜似子さん。

「色んな人がいて、だから面白いのよ、人生って」亜似子さん。.

ここで桑田さんの曲が流れ、宅配便で元気に働く淳之介、カフェで結婚式を挙げる菜那が登場。

結夏は再びクリーニング店で働き出し、諒はきれいなお姉ちゃんに目を奪われて、灯里に耳を引っ張られてます。ちょっと可哀想で、可愛い(#^.^#)

橋の上で出会った2組。亜似子さんから届いたほうとうで鍋をすることに。

ラストは再び歯医者にて、光生。

「あ、そうそう、そうだ。言い忘れてしました。
最近、自分の中で、僕、変わったな、と思うところがあるんですよ。

はまざき、って呼ばれても、返事することにしました。
よく考えたら、どっちでもいいかなあって。」

.

終わってみれば、浜崎夫妻の大喧嘩に、灯里と諒が巻き込まれた、とも言えるお話でした。

灯里と諒は、浜崎夫妻に、このタイミングで会っていなかったら、全く違う人生を送ることになっていたでしょう。
それが良かったのかどうかについては、歴史にもしもがないように、答えはでないと思います。

人は変われるのでしょうか。

灯里は子供の生命を感じるにつれ、母と和解し、諒への愛情を少しづつ取り戻していっているようです。
諒の妄想はまだ見ぬ我が子にぐんぐんと広がっています。
こんな姿を見たら、愛人としては100%信用できなくても、夫として、家族としてなら。わずかな可能性に賭けてもいいかな、と思えるかも。

諒は一見、一番変わったように見えますが、先週の感想で書いたとおり、変わることが彼の根本のような気がします。

だから、いつか修羅場を迎えるだろうな。
でも、灯里さんならしたたかにコントロールできるような気がする。

結夏は。
光生曰く、がさつさは威力を増しているようです。
ま、全く変わっていないのは確かです。
がさつなのも、そして光生が好きなこと、光生だけを見ていることも。

光生は多少、自分を変えようとしている。
結夏との間にあった様々なゴタゴタを、まるっきりなかったことにできる人間じゃないですもんね。
ドラマ開始当初は、なんて細かくて人付き合いがヘタで、めんどくさい奴、と思っていたのに、今や愛しいというか、応援したくなっています。

特に今回は、結夏のヒステリーによく耐えた、と。
あそこで結夏を突き放したら・・・いや、突き放せる人じゃないですね。
口先だけの優しいことは言えない。口先だけの悪口は言えるけど。
相手のことを不器用ながらも真剣に考えることができる人。
すごく強い人なのかもしれません。

久しぶりに父に会ったのも大きかったかも。まるで自分ですもんね。鏡を見るみたいな?
でもそのそっくりぶりに反発するわけでもなく。
ぽかんと見ている光生、そして結夏が可笑しかったです。
亜似子さんの前とか・・・こういう時の二人って、なんだかマチルダとはっさくみたい。
お母さんも結夏の上手を行ってました(笑)。

そうそう、愚痴はストレス発散に必要だと思いますが、やっぱり歯医者で言うのは辞めたほうがいいと思う(笑)。

光生や結夏の両親が喧嘩を繰り返すように、光生と結夏も繰り返すのでしょう。
同じことの繰り返し・・・でも、そういう日常がなくなることもある。
なくなって、初めてわかる。

二人が付き合うきっかけとなった余震のシーンを、今まではセリフだけだったのを、謎を解き明かすように最後に見せたのは、上手いと思いました。
このタイミングでこのシーンがあったから、二人が再び手を繋ぎ合うことに余計にじん、ときました。
手袋を脱がすのも、効いてました。

これからも色々あるだろうけれども。光生と結夏が元の鞘に収まって、ほんと、良かったです。

4人のキャラ、各ペアについては書き出すとキリがないので、この辺でやめておきます。
もう、充分過ぎるほど長くなっちゃったし(汗)。

ここで御礼を。
こんなとりとめもなく長い記事を読んでくださって、ありがとうございましたm(_ _)m

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キャスティングを含めての4人の個性、そして一つ一つのエピ、アイテム、セリフ、映像、音楽。
全てが丹念に構築されていて、お見事でした。
思わせぶりだけで終わった伏線、無駄だと感じる映像が何ひとつなかったです。

ラブ・コメディに的を絞ったぶれないストーリー。
何一つ大きな事件が起きるわけでもないのに、人間はこれだけ生きることに一喜一憂できる。

家族を作ることへの、若い人たちのぼんやりとした不安も感じました。
4人とも自分に自身を持てないでいる。でも、そのことで悩むより、人を好きになることが先。
彼らを見守る亜似子さんたち、大人の眼差しも忘れられません。

始まる前は、期待と共に、本当にコメディになるのかな?、という不安もあったのですが、可笑しくて切なくて、時々ちょっと怖い、お見事なコメディでした。

終わってしまうのが、寂しいです。
寂しいと言えば、最終回、4人のダンスが見れなかったことも。
でも、もう、4人のダンスは終わったんですね。先週、もう、踊ってなかったですもんね。

スタッフ、キャストの皆さん、ありがとうございました。
完成度の高いコメディを見ることができて、本当に楽しかったです。

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2013年3月20日 (水)

夜行観覧車 第9話

公式サイト

原作未読です。

母親に殺されかけた、と感じた彩花。
いっそう真弓に心を閉ざしてしまいます。
そして学校へ行けば、志保たちのいじめが待っている。
うう、見ているのがつらい。
ついにいじめはカバンを川に投げ捨て、取りに行けよ、というところまで行き着いてしまいます。

母の拒否され、居場所をなくしたと思い込んでいる彩花は、言われるままにふらふらと川の中に入っていきます。
そこへ真弓が通りがかり、必死で止める・・・
ここが遠藤家の沸騰点でした。

彩花が生きているだけで幸せなんだってことがわかった、と真弓。

小島の陰口だけでなく、高橋家に対する憶測まで言いたてる、元・取り巻きたち。
ひばりヶ丘も学校も同じ。
いじめのターゲットが変わっただけです。ふう・・・

取り巻き連中も小島に劣らず相当怖そうな人たちなんですが、もう止めにしませんか、と真弓は制します。
こういう陰口が今の高橋家、高橋家の子供たちを追い詰めていることがわかったから。
もう、黙って聞き逃せない。

立ち向かう真弓を窓から見る彩花。

さらに真弓は、高橋邸に貼られたポスターをはがしにかかります。
それが、今の自分にできること。
啓介も手伝い始めます。いわば専門家なので、力強いです。

そんな両親たちの姿もまた、窓から見詰める彩花。
そこへ行き場のなくなった良幸と比奈子が戻ってきます。

家から出てきた彩花に、八つ当たりをしたことを謝る比奈子。
何も言わずに走り去る彩花。
彩花・・・杉先花さんの、きっと足が早いんだろうな、っていう走りっぷりが印象に残りました。

彩花がしたこととは。
比奈子の学校へ行って、比奈子の友達を連れてくること。
比奈子を心配してくれる友だちがいて欲しい。
自分には、いないけれども・・・

二人。彩花の呼びかけに答えてくれました。
連絡をとらなかったのは、怖かったから・・・比奈子の陥った状況が想像を絶するため、かける言葉が見つからなかったから。

それはよくわかります。
そうかあ、声をかけていいものかどうか、迷った時は、拒絶されても、かける方がいいのかなぁ・・・

来てくれた友だちに抱きつく比奈子。
はじめて彩花が微笑みました。

こうして彩花たち遠藤家と高橋家の子供たち、そして比奈子の友人たちとで、高橋邸は綺麗になりました。
その様子を自宅の窓から伺う小島。

兄弟たちのために学校を辞める、という良幸を、結城は、自分のために生きろと、と止めますが、すでに何やら決意を固めたようです。

一方慎司は。

いつも向かいから聞こえてくる彩花の罵詈雑言をうらやましく思っていた。
自分もあんな風に思っていることを言えたら、と。

警察に行く時に彩花を見上げたのは、そういうことだったのね。

真弓からの差し入れ、カップ麺を見せられる淳子。
自分のことを本当の友達だと思っていてくれることを知って、泣き崩れます。

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遠藤家は今回で何とか収まるようです。
結城曰く、自分のことはさておいても人のことに一生懸命になる真弓。
今までは自分の家族を顧みず、だったのですが、その一生懸命さが彩花を動かしました。
啓介にも、もう隠し事はないようです・・・あ、凶器隠匿があった(大汗)。
もう、叫んだり悩んだりしないのは、覚悟を決めているからなのでしょうか。

いじめをはじめとする中傷誹謗があっての今回のカタルシスなのは、よくわかりました。

でも、どこか釈然としないのは、枝葉の部分を思わせぶりに描きすぎていて、それに振り回されたからでしょう。
色々推測して、疲れちゃった(--;;
製作者の思うつぼですね。

結局真弓も啓介も、感情の行き違いはあれども、そのまんまの人だった、ていうか、遠藤家にはミステリーはなかった、ということで。
あと1話ありますが。
・・・もし大どんでん返しがあったら、ごめんなさい、です(´▽`*);;

あとは慎司と淳子が何を隠しているか、ということだけです。
それより、小島の過去と志保たちと彩花の方が気になったりしてます。

それと高橋家に残された子供たちの行く末も。
父が亡くなった今、比奈子は学費の高そうな私学に通うのは無理なんじゃないかな~。
良幸はせっかくの京大医学部だし、やめないで欲しいなあ。

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2013年3月19日 (火)

とんび 第10話 最終回

公式サイト

原作未読です。

クズの孫を助けて怪我をし、入院したヤス。
軽いノリの主治医から再検査、と言われて青ざめます。めんどくさいスイッチが入りました(笑)。
駆けつけた旭をやせ我慢して追い返すも、たえ子さんには打ち明けます。

それから検査結果がでるまで思いつめるヤス。
遺言を考えたり・・・酒まで断ってしまいます。
さらにあんなに東京に行くのを拒んでいたのに、死ぬ時は旭のそばがいいかも、とまで思いはじめ、東京の研修センター講師の話を真面目に考えるように。

ヤスのリアクションはいつものようにオーバーだけど、今回はわからないではありません。年も年だし。

一方旭は職場の上司から、お父さんをこちらに呼んだらどうだ、と言われるも、「絶対にこないと思います。」。
親父は生まれた場所で死ぬ人。

しかし、由美はお父さんを呼び寄せて一緒に住もう、と提案します。
まさか由美から言ってもらえると思っていなかった旭は喜びますが、でも、普通じゃ絶対に承知してくれないよね、何か作戦を立てないと・・・と。
由美さん、おめでたみたいです。

「きれいな頭です。」
検査結果は全く問題がありませんでした。
早速東京行きの話を断るヤス。
しかし、会社は話を受けたもんだと思っている。間に立つのがめんどくさくなった所長は直接断ってこい、とヤスを東京に行かせます。

立派な社屋でヤスを出迎えたのは、すっかりえらくなった森本。
ヤスが東京行きを断ろうとするのを何だかんだと制しながら、研修センターまで連れて行きます。
全然なっていない若手たちに、たちまち目を三角にするヤス。
「やっさんはこの会社の誰よりも安全の大切さを知っている。」
その後、森本×旭一家の連携プレーにしてやられたヤスは、旭の家に泊まることに。
わざと掃除をしていないとか、料理をまだ作っていないとか、芸が細かい。そこそこきれいっていうのがミソなんでしょう。
美佐子が生きている時は家事は全てまかせっきりだったろうに。
旭のために、やもめ所帯を蛆も沸かさず切り盛りしてきたヤス。整理整頓が身に沁みてしまっているのに、親としての歴史を感じました。

「こっちで一緒に住まないか。」
その計画がバレた上で、旭は頼みます。
理由は、由美さんに子供が産まれるため。
俺は健介だけでいい、と言ったのだけど、由美は、どうしても親父とお母さんの血をひく子供をつくりたい、と。

そそさくさと帰郷したヤスに、クズが、リストラで今月一杯で会社を辞めることになった、と挨拶します。
ヤスは、自分より若いのに、長い間汗水たらして働いてきたのに、あんな立派な社屋を作っておきながら、信頼できる社員をリストラするとは何事だ、と納得いきません。
リストラの進まないこの職場で、この間の事故をいい口実にされた、仕方がない、となだめるクズ。

こうして、何も変わらないようで、町も変わっていく。

ヤスは迷います。
リストラされずに職場を用意されていて、しかも息子夫婦が一緒に住もうといってくれている。

「じゃあ、行かない理由、ないじゃない。」
ヤスの決心を促してながらも、寂しそうなたえ子さん。

帰り道、たえ子さんは俺が看取るから、と照雲。
ヤスが、身寄りのないたえ子さんを密かに気遣っているのに気がついていました。
あ、身寄りがない、というのは、今までのたえ子さんの佇まいからの推測です。随分前に会いに来てくれた娘さんとはあのまま没交渉だろうし。

「行ってもいいかな、お母さん。」

ついに決意したヤス。
持ち家だったのに、びっくり。

最後に残った荷物は旭の幼い時の玩具でした。
ひとつひとつ手にとってみるヤス。

「親なんだろうなあ、俺。
親しかこんなガラクタ、とっておかないだろう。」

こうしてヤスは、皆に惜しまれつつ、クズが運転するトラックに乗って東京に行きます。
クズ、最後の仕事でもありました。

.

・・・が、しかし。

東京に着いた途端。
「すまん、旭。おれ、やっぱりここには住めねえ。」
と、旭に頭を下げます。
「こうなるんじゃないかと思ったよ。」
予測していた旭は穏やかに受け入れます。
「田舎のみんなが心配?」

「それもあるけど。
俺は、お前の親だから。
俺がここへ来たら、お前が逃げていく場所がなくなるだろ。」

今は良くても、長い人生、何があるかわからない。お前がケツまくって帰ってくる場所がなくなる。
けど、俺は親父だから。

「寂しくなるからって、ここへ来ちゃいけねえんだよ。遠くから笑ってねえといけないんだよ。」

「そうか。」

早速夕なぎへ戻っていきます。
まさか・・・思わずうろたえるたえ子さん。
何もなかったようにしれっとビールだの、酒だの、食事だの矢継ぎ早に注文するヤスに、ようやく。

「いちいち、いちいち。ここはあんたんちの台所じゃないんだからねっ」

と、いつもの調子で突っ込みますが、半分嬉し泣き。

会社を辞め、講師の座にクズを推薦したんだそうです。

えっと、とんとんと行きます。
1年後。

旭と由美の間に男の子、コウスケが誕生。
二人が産まれたばかりのコウスケにかまいっきりなのが寂しい健介は、少し反抗的になっています。
健介とコウスケを差別しているつもりのない旭は、そんな健介を叱りますが・・・

一方、町では。
ヤスが夕なぎの中で騒がしくバイトをしています。やかましいです(爆)。
たえ子に首にしちゃえ、と常連たち。

「1日1度は考えるんだけどね。」(笑)

そこへ旭から「健介、そちらへ行ってないよね」という電話が入ります。
健介がいなくなってしまった。
あわててヤスが外へ出ると、健介が一人、立っていました。

怒られるかとびくびくしていた健介に
「でかした、一人でここまで来るなんて。」
満面の笑みで受け入れるヤス。
「なんで健ちゃんかきてくれたのに、怒るんだよ。」

ヤスと照雲と健介。三人でお寺に帰っていく道すがら。
あ、家を売っちゃった後、ヤスはお寺に住んでるみたいです。

健介は、コウスケが生まれてから寂しい思いをしていることを話しはじめます。
「やっぱり可愛いよね。顔だってお父さんに似ている。」
「健ちゃん、それは違うよ。」
と、照雲。

「血は繋がってない方がそっくりになっちゃうんだよ。」

父と自分は全然似なくて、ヤスが父そっくりになっちゃった。
同じように毎日毎日怒られて育ったんだよ。

「うちのお父さんはひょっとして、ヤスの方が可愛いんじゃないかな。」

そんなことを思ったことがある、という照雲。

照雲の気持ちを初めて知ったヤスは思わず立ち止まります。
健介の手をとって歩きはじめる照雲。

「今は悩んで良かったと思う。」
一人っ子の僕に兄弟がいるのだから。

「あいつ、おれのもん、横取りするんだよな。」
と、あわてて二人の後を追うヤス。
そうね、旭の野球コーチ、とかね(^^

その晩、旭に電話で報告するヤス。
健介の寂しい気持ちは、伝えませんでした。

.

明くる日、海辺にて。
まだ心を閉ざしている健介に、やっさんが悪いんだ、と頭を下げるヤス。正確には、砂の穴にですが。
お父さんとお母さんはやっさんのために子供を作ってくれんだ。だから健ちゃんに寂しい思いをさせたのはやっさんだ。

そこへ旭たちがやってきます。

健介に駆け寄る旭って、いきなり殴る旭。おっとするも、黙って見ているヤス。

「どれだけ心配したと思っているんだ!」

そして思い切り抱きしめました。
「もう、二度とこんなことすんなよ。」

「たまにはあっちもだっこしてやれ」と、ヤスは由美からコウスケを預かります。
後から健介を抱きしめる由美。

砂の山を作って遊ぶ由美と健介を見ながら、ヤスと旭。

「子育てって難しいね。」

「えらそうに育てようとするから、いけねえんだ。
子供よりちょっと長く生きているだけだ。
自信を思って言うけど、子育てって間違いの連続だ。
大丈夫だ。お前はお前の力で育ったんだ。」

けど。

「親はどうしても子供にしてやらならなきゃいけないことがある。
子供に寂しい思いをさせないことだ。
寂しさっていうのは雪みたいにちろちろ降って、いつの間にか心をガッチガチにさせる。
親は海にならなきゃいけない。
海になって笑ってなきゃいけない。
海には雪は積もらねえから。」

と、かつて和尚から言われたことだ、と旭に話すヤス。
どうしようもならなくなったら、助けてやる。

「俺さ、自分が不幸だと思ったことないんだ。
普通にずっとあったたかったから。
だから、親父は俺の海だったと思うよ。

ありがとう、お父さん。」

これは、とんびと鷹が旅をする物語だ。
人からとんびと呼ばれた父と、人から鷹と呼ばれた息子の物語だ。
本当はどちらがとんびで、どちらが鷹だったんだろう。

「とんびに見える鷹と、鷹に見えるとんびかもよ。」

波打ち際で遊ぶ旭たち一家を見るヤス。
「一人が二人になりました。」
美佐子の言った言葉を思い出します。
もっと増えちまった。

「お母さん、お母さんもポッカポカしとるか。」

正面から堂々と親子の愛情を描いた作品でした。

毎回、ヤスのめんどくささに突っ込みを入れていましたが、終わった後にしみじみ残ったのは、彼の真直ぐでゆるがない愛情でした。
そして親となって、改めてヤスの大きさに気づく旭の、ヤスへの思い。

それからヤスを支え続けた人々。
彼らにもそれぞれの思いがあったことが忘れられません。
ヤスに助けられたクズ、クズの嫁。

いつもとぼけた照雲が、実はやんちゃなヤスに劣等感を抱いたこともあったこと。
子供を望む願いが叶えられなかった幸恵。

大きなお寺に夫婦が二人きり・・・それほど珍しい話ではないのでしょうけれども、そんな夫妻の静かな時を想像すると、ヤスと旭の濃密な親子の時間がまぶしすぎて、ふと切なく感じました。
そして、一人きりのたえ子さん。

ヤス・オン・ステージのようで、いや、だからこそ照雲、幸恵夫妻、たえ子の孤独がひっそりと、しかし、くっきりと描かれていたように感じました。

今は、お寺に居候を決め込んでいるようだし、夕なぎも邪魔・・・じゃない、手伝っているから、賑やかでしょう。
これからは旭一家の里帰り先はお寺になるのかなあ。
ヤスの、照雲たちがいるところ、それが旭の帰ってこれる場所。

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和尚、クズ、クズ嫁・・・キャスティングも手堅かったです。
照雲の野村さんもいい味を出されていました。
たえ子さんの、ヤスへの軽妙で的確な突っ込みも、麻生さんならでは。

内野さんのヤスは、だんだん菅原文太さんに見えてきた(^^;;

佐藤さんの旭。
こういう子だったらみんなから可愛がられるだろうなあ、とすんなり思えました。
素直さやかしこさなど、少しでも嘘っぽく見えたら、ヤス及びドラマ全体が空回りしてしまう、難しい役だったと思います。

今回、健介を叱ったシーン、さっと父親の顔になったのには驚きました。

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正直言って、ベタすぎる、と思う時もあったのですが、毎回、どこかでほろっとさせられました。

最終回も「親しかこんなガラクタ、とっておかないだろう。」に思わず、うるっ。
そうなんですよね、自分でも忘れているものをとっててくれるんです。

自分も母の押入れから小学生の時の習字を見つけた時は・・・今より上手いやん(^^;;

帰っていける場所、というのにも。
年を重ねると、帰る場所はなくなっていく。
その代わり、自分が帰ってこれる場所になる・・・深いです。
なれない人も多いだろうなあ。

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日本映画の伝統の良き部分を感じさせてくれたドラマでした。
何だか昔の作品を見たくなっちゃったです。

キャスト、スタッフの皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m

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2013年3月18日 (月)

仮面ライダーウィザード #27「姉と妹」

公式サイト

色々ありましたが、ラストに全て持っていかれました。
後はアクションシーン以外、何も覚えていない(汗)。

真由も実はゲートだった。
絶望させようとするミサ・・・メデューサ。
しかし、真由のアンダーワールド崩壊しかけたその時、アンダーワールドの美紗の記憶が真由を救いました・・・で、いいんですよね?
今までのファントム同様、メデューサの中には美紗の感情は微塵も残っていない、ということで。

自らの力でファントムを封じ込めた真由の元へ、白い魔法使いがスカウトに現れます。
魔法使いになることがファントムを倒す唯一の道だ、と言われた真由。
美紗をファントムに殺され、両親もまた無残に殺されたことを知った真由は、白い魔法使いとともに消えてしまいました。

その事態を呆然と見る晴人、面白がるソラ。
魔法使いが増えていいじゃん、という単純なことじゃあないのね、きっと。(大汗)

ということで。
真由とミサの対決が後半の山場の一つになるようです。

そっかー、中の人は同一人物だからゲスト扱いにしなくてもいいんだ。
かといって、双子ファントムになるなく。
予想の斜め上の展開でした。

何はともあれ、メデューサが消滅しなくて良かったです。

凛子は今回も体を張って真由を支えたりと、何かとサポートしていました。
何だか格好良く見えてきたのは、目の錯覚だろうか(^^;;
瞬平は・・・(苦笑)

心配なのは、仁藤が最近ファントムを食べていないことです。
雑魚は食べているけれども・・・おやつばっかりじゃねえ。

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第5話「ドゴォーン!ムシバのアンキドン」

公式サイト

ダイゴたちは、特殊な力を持つガーディアンズの獣電池をテストすることに。ところが、マイペースのイアンと、真面目なソウジはぶつかってばかり。そんな中、おいしいケーキを作るデーボモンスター“デーボ・バティシエ”が出現。キャンデリラの指揮の元、喜びの感情を集めていた。(公式サイトより)

人を喜ばす、それも美味しいケーキで。
なんて真っ当、じゃないヘンテコリンな悪役なんだ、キャンデリラ。

悪役が明るいヒロインスタンスになるのは、ケガレシア様以来?

ところが、お菓子を作ること、作ったお菓子をおいしそうに食べてもらうのが大好きなデーボ・バティシエが豹変、ほんまもんの悪者になってしまい、人を虫歯して苦痛の感情を集めることになちゃいました。
・・・これだけ裏がなく、人の笑顔が見たいっていうモンスターっていうのも、珍しいかったです。

デーボ・バティシエの豹変はキャンデリラの予定外、慌てていました。
ラッキューロも頭を抱えています。
デーボス軍幹部の仕業?

苦しみの元が虫歯。

いいテーマだなあ。
徹頭徹尾低年齢層をターゲットにしていて、気持ちがいいです。

だから、まっすぐで融通の利かないグリーンさんと、チャラ男なのは照れ隠しなブラックさんとの確執も、あっさり気持ちよく解決しました。
複雑な人間関係でお子様たちを悩ましたりしません。
とはいえ、火と水の二人なので、また衝突するかも。
虫歯に苦しみながらのブラックさんのポーズも楽しかったです。

今回、初めて5人がキョウリュウジンに乗り込みました。

さて、コントロール不能になってしまった獣電竜アンキドンのパートナー、ラミレスは実は500年前に亡くなった古代戦士のスピリットでした。

アンキドン、虫歯さえ治せば元に戻ると思ったのに・・・なんと、次回へ続く。

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2013年3月17日 (日)

八重の桜 第11回「守護職を討て!」 

公式サイト

会津では、八重(綾瀬はるか)の弟・三郎(工藤阿須加)が、突然、都へ派遣される部隊へ志願して権八(松重豊)から激怒される。八重は三郎が初めて父に口答えをしたことに驚き、自分のまねばかりしていた弟の成長がうれしくもあり、寂しくもあった。(公式サイトより)

禁門の変前夜をじっくり描いていました。

佐久間象山が遭難しました。
朝廷、幕府の動きは長州に筒抜け。

その死を幸いとする真木和泉。
長州藩は都周辺に続々と集結します。その数、二千。
一方、会津藩は千六百。

しかし慶喜は動かず、長州に味方する藩もある中、このままでは会津が孤立する、と憂慮する覚馬と秋月。
そこへ広沢が、松代藩が佐久間家を取り潰した、と言う知らせを持って訪れます。
「先生は二度殺された」と憤懣やるかたない覚馬。
先生どころか、秋月の失脚もどうすることもできない、俺には何もできない、と焦る覚馬に、秋月はやってもらいたいことがある、と。
奴らは必ず攻めてくる。今動かぬのは一戦必勝の時を待っているからだろう。それは、毛利公の上洛。

去年の政変の腐心を無駄にはできない、何としても長州に都を奪われてはいかん。
「手をこまねいては、今度は会津が都から追われる。」

覚馬、大蔵、梶原の三人は町人に身をやつし、長州の拠点のひとつ、山崎天王山に探索に出かけ、長州藩が容保の首を狙っている確証をつかみます。

会津の追い落としを狙っていることはわかっていましたが、一国の藩主の命まで取ろうとしているとは。
事実としたら、単なる勢力争いではなく、本当に国全体を乗っ取る大クーデターです。
こういう急進派の動きには、長州藩自体が苦慮したでしょう。

ちょっと変な関西弁(汗)を喋って窮地を切り抜けた梶原は、祇園に出没してるのね。花街は情報収集に欠かせな場所だもんなー。

危機感を募らせる会津藩。
色んな情報が入ってきても、なおも煮えきらない慶喜に長州討伐の決断を迫ります。
もう一度長州に勧告して揺さぶってみる、と慶喜。
果ては、昨年の政変は本当に勅命によるものか・・・と疑っているものもいる、と。
憤懣やるかたない会津。

帝の意ははっきりしていました。

昨年八月の騒動以来、考えは変わっていない。
かねてより長州藩士の入洛を禁じているにも関わらず、兵を引き連れて都に入るは、不届き至極。
また、退去の指示にも従わず、勅命を奉ずる気のないことは、もはや明らかである。

そして、御簾を上げられ、自ら宣言しました。

「これを見過ごせば、上意は地に落ち、都はまた闇となる。
長州の軍勢、速やかに掃討せよ。」

正式に長州討伐の勅が下った・・・朝敵となったわけです。

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さて、会津の山本家では。
三郎が佐川官兵衛の隊に志願したことで波風が立っていました。

八重は、手柄を立てようと焦る気持ちはわかるけど、となだめますが、何もわかってない、と言い返されてショック。
ずっと自分の後を追いかけていた、あの三郎が・・・

でも、三郎が尚之助に志願の真意を話しているのを聞いて、本当に何もわかっていなかったことがわかります。

隊に入れて欲しいと槍で官兵衛に挑むも、まるで相手にしてもらえない三郎。
ぼこぼこにされて帰ってきます。

その晩、新式銃の工夫に余年のない尚之助に、頭を下げる三郎。

「会津のために苦心して作られたのに、上の方々はろくにご評議もしないで・・・
その銃が優れているのはわかっています。
だけど、俺では何処にも誰にも意見一つ言えない。」

「それで志願したのですか。
隊士になれば、一人前の藩士だ。新式銃のことを上に願い出ることができる。」

それでも、無茶だ、三郎はまだ若すぎる、と尚之助。

「若輩者が上に物を言うには、他にどんな手立てがあるのか。無茶でもやらなければ、道は開けない。」

かつての覚馬と同じこと言う三郎。

「そのことを言えば、お父上も手をあげなかったでしょうに。」
「父上には言えない。
だけど、俺は見てきたから。
鉄砲の家は一段低く見られて、上に物を申しても中々取り上げてもらえない。
父上のご苦労、俺はずっと見てきたから。」

三郎の気持ちは父、権八にちゃんと伝わりました。

「わしはぬしが生まれるずっと前から、この竈に毎日火を入れてきた。
何かを変えるのは、たやすいことではない。いっぺんにはうまくいかない。
それでも、それが正しいことなら、何度でも何度でも願い出て、ちょっとずつでも変えていく。ずっとそうやってきた。
親を見くびんなよ。

だけど、わしも我が子を見くびっていたかもしれない。
ぬしは、もう、りっぱに会津の男だ。」

八重は、尚之助に三郎の気持ちを引き出してくれたこと、和ませてくれたことのお礼を言います。
嬉しそうな尚之助。

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今回は、歴史の動きより、権八、三郎親子が印象に残りました。
いいお父さんと息子だなあ・・・

16才の子供・・・この頃は数えだから、今で言うと14、5才くらい・・・の子供を戦さに巻き込むわけにはいかない、と官兵衛。
これもねえ・・・(_ _);;

次回。
八重と尚之助は、いよいよって感じです。

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泣くな、はらちゃん 第9話

公式サイト

現実の世界には、暗く、恐ろしく、悲しい一面もあると知ってしまった、
はらちゃん(長瀬智也)と漫画世界の仲間たち。


「もとの世界に帰りたい」と言い始める仲間もいる中、
「それでも、私はこの世界の人間になりたいです」と主張するはらちゃん。
(公式サイトより)

「悪いけど、必要ってこと。」
「むつかしいなぁ、おい、こっちの世界は。」

自由行動、と言われても、越前さんについて工場にいくはらちゃんたち。
工場前の空き地でわちゃわちゃしてます。

「怖いところですよ、こっちの世界は。」
戦争、動物虐待、飢饉、貧富の差。
越前さんにはニュースを見たことは、この世界を悪く言うのはやめよう、と男たちは決めました。
元の世界に戻りたい、というあっくんを、「こっちの世界は素晴らしい」と引き止めるはらちゃん。
でも、ちょっと無理しているように見えました。

田中君は「彼らにとっての幸せは・・・」元の世界に戻ることではないか、と越前さんに言います。
なぜなら、両思いの越前さんや清美が悲しい思いをする姿を見るのが辛いから。
田中君の優しい気持ちに揺れる清美。

一方、はらちゃんたちは少年たちとサッカーをしたり、かけっこをしたり。楽しんでいます。
そこへ町を出ていく百合子さんを引き止めようとする越前さんが走ってきます。

「ほっときな。あいつは私たちを殺したんだよ。」と言うユキ姉に、はらちゃん。

「それは違います。百合子さんは越前さんの神様、つまり、神様の神様なんです。
百合子さんは私たちのお母さんなんです。百合子さんが私たちを生んでくれたんです。
母、またの名をお母さんです。」

確かに。たまちゃんは違うけれども(笑)

「しょうがないなあ。すぐに逃げるんだよ、あの人は。だめな神様なんだ。世話が焼けるよ、ほんとに。」

こうしてユキ姉も一緒に百合子さんを走って追いかけます。
笑いおじさんの走り方がいかにもって感じでした。あれでずっと走るのはしんどいだろうな(^^
百合子さんを捕まえた皆。

「あなたには、私たちを作り出した責任があるのよ。神様の神様なんだから。逃げないでよ。ちゃんと見届けなさいよ、私たちのこと。」

と、ユキ姉。

以前、百合子さんは越前さんに同じようなことを言っていました。
登場人物中、一番百合子さんの思いが入っているキャラ、ユキ姉。
だから、ユキ姉の言葉は、そのまま百合子さん自身の言葉でもあるのかも。

「許してくれるわけない、と思っていた。」
「誰が許さないって言ったのよ。覚えているのは、私だけだけど。私はあなたが神様で幸せだったわよ。
居酒屋だけでなくて、色んな場所を書いてくれたし。
漫画の絵だってずっと上手だったし。
同じことばっかりじゃなくって色んなこと、喋れたし。
色んな服だって着れたしさ。
好きだったわよ、あなたが創る世界。
もう、そこに戻れないのは、わかっている。
今の神様は、越前さんだからね。」

そうだったんですか、とはらちゃん。
その頃を覚えていないはらちゃんたちが、ユキ姉の言葉にいちいち越前さんを見るのが可笑しかったです。

申し訳なさそうな越前さん。
プロとアマ、ペンで仕上げた世界と鉛筆の世界、という差はともかく。
漫画の世界の人々を、一番大切な友だち、と越前さんは言っているけれども、書いていた世界は自分のうっぷばらしでできていましたから。
キャラを動かすこともなく、色んな場所を書く気も全くなかったし。
そら、百合子さんが描いた世界の方がバラエティに富んでいたでしょう。

セリフどころか、登場すらないことがある笑いおじさん。
神様の神様、今の神様をよろしく頼むよ。」
「頼りないんすよね、雑なんすよ、いろいろ。」とマキヒロ。
「そうなんです、広がりがないっていうか。」あっくんも。
「まあ、力不足だな。」笑いおじさん。

「どうも、すみませんでした。」
キャラたちのダメ出しに不服そうな越前さん。
でも、仕方がないです。(笑)
はらちゃんがフォローしようとするも、後の祭りでした。

「ねえ、居なくならないでよ。」
「優しいんだね、ユキ姉は。」

その晩の越前家の茶の間は引き続き仲間たちで賑わい、百合子さんは越前さんの部屋で、矢東薫子の作品集を手に取ります。

「ありがとね、越前さん。私の漫画、あなたが好きでいてくれて、ほんとに良かった。いい神様だよ、あなたは。」
「なんか、不満だらけみたいなんでけれども。」
「それくらいがいいんだよ。
あたしのはさ、クオリティーが高すぎて、だから、こっちが追い詰められてしまった。
ゆるいくらいが丁度いいんだよ、不満があるくらいがさ。」

越前さんの漫画は日記みたいなもの。だから、長く書き続けることができるんだろうなあ。
プレッシャーもないし、クオリティーを高める必要はないといえば、ないです。

「大丈夫?越前さん。不安なんでしょう、このままはらちゃんたちをこの世界にとどめておくの。
あんなにまっすぐで汚れがないのに、変わってしまうかもしれないもんね、この現実の世界に染まって。」

うつむく越前さん。

映画やアニメだったら、ハッピーエンドで終われるけれども、人はハッピーエンドの後も生き続けていかなければならない。

「大変なのはハッピーエンドの後なのにね。」

越前さんと百合子さんの不安は的中します。

悪い人たちから、悪い言葉でなじられ、でぼこぼこに攻撃される仲間たち。
「なんでですか、なんでそんなこと、するんですか。やめてください!」
仲間を守ろうとして殴られ続けるはらちゃん。

慌てて駆けつける越前さん、清美、田中君、百合子さんとユキ姉。
はらちゃんを守ろうとした越前さんまで殴られてしまい・・・悪い人を殴ってしまいました。

「なんでですか。これが、この世界ですか。」
激情のあまり、殴ることをやめないはらちゃんを、抱きついて止める越前さん。
「ごめんなさい、こんな世界でごめんなさい。」
泣きながらあやまり続ける越前さんを悲しく見詰めるはらちゃんと皆。

漫画の世界の人々は工場で手当を受けます。
はらちゃんは、呆然と人を殴っために傷ついた自分の拳を見ています。

「痛いです。心が、とても痛いです。
越前さん、どうか、私を嫌いにならないでください。」
「なるわけないです、なるわけないです。」

「僕は、僕は帰りたいです。自分の世界に帰りたいです。帰りたい。」と、以前から元の世界に帰りたいと言っていたあっくん。すっかり怯えています。
それもいいかもな、と、たまちゃん。笑いおじさんも
「別の世界ってのは、あるんだろな~って考えているくらいが、楽しいのかもな。」
とあっくんのそばへ行きます。
「不満はどこにでもあるんだろうしな。」
たまちゃんも後に続きます。
マキヒロはどうなんですか、とあっくんに尋ねられたマキヒロ。
清美を見て・・・でも。
「あっくんとはずっと仲間っすよ」と立ち上がりました。
「それが、いいのかもね。」ユキ姉も。

「私は、私は・・・」

答えの出せないはらちゃん。
苦しむはらちゃんを見て、越前さんはノートの封印を解き、はらちゃんの前に持っていきます。

「はらちゃん。」
「はい。」
「私たちは、両思いです。」


泣き出すはらちゃん。

「ほら、泣くな、はらちゃん。」

・・・思わず涙。

越前さんはゆっくりとノートを開きました。

漫画のキャラに戻って、消えていくはらちゃんたち・・・。

そして残された人々。
越前さんは泣きませんでした。緩やかな微笑みを浮かべています。
そんな越前さんを見る百合子さん。

その晩、親子三人だけに戻った越前家の食卓。
はらちゃんたちが帰ってしまったのが、寂しそうな秀子。

「お母さん、冴えない娘でごめんね。ひろし、冴えないお姉ちゃんでごめんね。」
「こちらこそ、馬鹿な弟ですみませんね。」
「変なお母さんでごめんね。」

秀子さんははらちゃんたちが漫画の世界から来たことをとっくに知っていました。恐らく初対面の時から。娘のノートを見ていたから、とは言え、やっぱり変なお母さんです。

こうして和気あいあいと食事をすませた越前さんは「おやすみなさい」と自分の部屋に戻ります。

その頃、いつもの居酒屋にいた百合子さん。何かに突然気がついたようです。はらちゃんとの別れの時の越前さんの表情がひっかっていたのでしょうか。
「まっさか。」
慌てて店を出ていきます。

越前さんはノートを開き、新しいページに漫画の続きを書きはじめます。
今までよりは丁寧に。

上のコマには勢ぞろいした仲間たちを。
下のコマには・・・

「はじめまして。」

漫画に書いたキャラに挨拶をしました。

「お願い。」

ノートを開くと。
漫画のキャラになった越前さん。

「来ちゃいました。」
「ええ~っ」

誰もいない越前さんの部屋に飛び込んだ百合子さんと秀子、ひろしが床に落ちているノートを拾い、開くと。

下のコマに、にっこり笑った越前さんが書いてありました。

「いい笑顔だわ、あの子。」
秀子さん、喜んでます(^^;;
一方、呆然とする百合子さん。

漫画の世界では、歌を歌うはらちゃんたちを嬉しそうに眺める越前さんを、ユキ姉が心配そうに見ています。
「いいの?」
「はい。だって、子供の頃から、漫画の中の世界で、はらちゃんたちとずっと一緒だったらいいのにって、思っていたし。
あの世界は、元々好きじゃないんです。」

はらちゃん、ずっと一緒にいましょうね。

「はい!」

満面の笑みのはらちゃん。

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皆が消えていくシーンは何度見ても泣けてしまう・・・

百合子さんとユキ姉のシーンにも、何だか、しみじみ。

さて。

工場長が漫画の世界ではたまちゃんになって以来、越前さんが漫画の世界に行ってしまう可能性はないのかな、と思っていたんですが、行ってしまいました。

越前さんは越前さんのままなのは、作家の特権?それともまだ生きているから?・・・なんていうのはこのジャンルのドラマには無粋な質問ですが、一応、書いておきます(汗)。

先週の予告から想像したように、現実世界の醜さに直接触れてしまった仲間たち。
はらちゃんは、殴られたことより、自分の中から沸き起こってきた暴力の衝動に、ショックを受けていました。
はらちゃんの流す涙がだんだん悲しく辛いものになるのが、見ていて辛かったです。
暴力のスイッチが入った時のはらちゃん・・・長瀬さん、迫力がありました。

仲間たちが戻ってしまうのは寂しいけれども、彼らのためには良かったと思います。
でも、はらちゃんは・・・

この事件は、はらちゃんと会ってから、少しづつポジティブになっていた越前さんにも、影響を与えたんですね。
はらちゃんに思わず暴力を震わせてしまうような、悪意に満ちた世界に、越前さんもまた直面したこと。
そして、それらからはらちゃんを守れなかったこと。

事件直後、ノートの封印を解きながら、漫画の世界に行く決意を固めていたのでしょう。
そのあと、さりげなく家族に別れを告げて。

漫画の世界に行ったのは、はらちゃんに会いたいから、ではなく、逃避。
それでも越前さんが幸せに暮らせるならいいのかもしれません。
しかし、自分の描いた狭い世界にずっと住んでいられるのでしょうか。

なにより、こちらの世界で越前さんが漫画の世界を見守ってないと、世界そのものが消えてしまうんじゃないのかなあ、なんてことも思ってしまいました。

恐らく越前さんは戻ってくるでしょう。
その時、はらちゃんは、はらちゃんと越前さんはどうなるのでしょうか。

次回、最終回です。
見守ります。
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※最終回の感想は遅れると思います。

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2013年3月16日 (土)

最高の離婚 #10

公式サイト

セリフは全て概略なんですが、長いです(汗)
なお、青色の部分は、多少きちんと拾ったセリフです。

灯里の妊娠を知った時、光生の気持ちはどう動いたのでしょうか。

ひょっとしたら、赤ん坊の父親になる、という考えが一瞬よぎったかもしれません。
同時に、諒がまだ灯里が好きなことを。
光生はめんどくさい人、いや、常識人だから、見てみぬふりをして、赤ん坊の父親にはなれないでしょう。

ともかく、混乱した光生は、混乱したまま結夏に電話をしました。
こんな時にこんな話ができるのは結夏しかいないですし。

最初、話がはじまらないのは、話すことが多すぎるから。
「で?」
結夏はすっかりツンデレ状態です。(笑)
何から話したらいいのか・・・まず、先日の修羅場の件をあやまります。
「こないだは、ごめん」
灯里とデートしたこと、灯里に心が傾いたこと、そしてあの場の会話全て。

ああいうことになったのは光生のせいだけじゃないのですけれども、結夏が傷ついたのは確かで、そのこと全てに対してあやまっちゃう光生。
結夏も"お疲れ様"を言ってなかったことをあまやります。
そして、改めて二人はお似合いだ、と強がります。

「紺野さんにあやまっておいてください。」

紺野の名前が出たのがきっかけで、灯里の妊娠を、混乱したまま打ち明ける光生。

「上原さんにはまだ言っていない。俺はどうすればいいのかな、紺野さんはどうするのかな。」

俺はどうすればいいのかな、紺野さんはどうするのかな、なんていう呟きを聞いたら、結夏としては
「あたし、関係ない。あなたが父親になればいい。付き合うつもりだったんだし。」
というしかないでしょう。
今カノが心配でしかたがない元夫の悩みなんか聞いちゃあおれません。

そこで、公式サイトに書かれているような流れになるわけです。←ちょっとショートカットしましたが、あまり効果はないようです、やっぱり長くなりそう(汗)

光生、怒ってました。
そして、混乱する思考の中から、思わず、

灯里の子供の父親になるなんて、結夏に嘘をついたいたことになる。結夏を傷つけることになる。

という自分の本心を見つけ出した。
この本心に気がついてしまっては、もう、灯里とは一緒になれない。

「結夏のことが気になっただけ。」

灯里は心配だけれども、そのことすら結夏と話すきっかけだったことにも気がつきます。

.

一人で迷う灯里が電話した先は
「おかあさん」
でした。
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光生は諒に会って、二人だけで話がしたい、と言い、諒も受け入れますが、連れて行かれた場所はカラオケ店、しかも合コン設定。
ヘラヘラと楽しんでる風な、灯里に振られたことをすでに過去のことにしてしまった風な諒を見て、怒る光生。

・・・が、諒も怒っていました。

「僕から奪っておいて。」
諒は光生の話が、灯里と一緒になる、ということだと思っていたんですね。
実は深く傷ついていた諒。

「正直、浜崎さんに殺意あります。」
「たった今、僕にも殺意、生まれました。」

マラカスとタンバリン・・・アホやなあ、この二人。(爆)

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結局肝心のことを話せないまま帰宅した光生を灯里が訪ねてきます。

心配する光生を一生分、褒める灯里。

嘘をつかない人と一緒にいるとほっとする。
結夏さんもわかっていたんだと思う。
光生といると安心できること。
嘘をつかないってことが生活するってこと。

こうして、もしかしたらつきあっていあかもしれない二人は、タイミングのズレ、ということで気持ちの整理をつけました。
では諒とは?

「私、産むね。」
でも、諒には言わない。
「私だけのことだから。」
一人で、と心配する光生に
「一人じゃないんだよ、二人になるんだよ。
私、母親になるんだ。それが私にとって嘘のない生き方なの。」

これが光生に言いたかったこと。
.

ハローワークにて、何の資格もキャリアもないことを卑下する結夏。
「受付というのもりっぱな職業ですよ。」
と、担当の人に言われて表情が明るくなります。

AVのスカウトマンの
「フォトショップなら二十歳」
なんていう失礼な褒め言葉にも、胡散臭いとわかっていながら嬉しいと感じてしまう自分に気がつく結夏。

「誰かに褒められたかった。」

結夏は自分に自信がない人・・・自分のどこに自信を持ったらいいかわからない人だった。

かつては持っていたのかもしれませんが、光生と結婚してから、光生のことばかり見ている内に見失ってしまったのかもしれません。ガッツ父が娘を褒めずに育てたとは思えませんし。

だから「誰か」というのは光生のこと。

亜似子さんに優しくしてもらうことは、光生から褒められないことの代償になっていたのかも。
亜似子さんが河口湖へ引っ越してしまうことを知って、がっくりしてしまいます。
光生と自分を繋ぐ唯一の存在でもあったのだから。

.

ちょっと話は前後しますが、灯里の決意を知って再び諒に会いに大学に行く諒。
しかし諒はいませんでした。
酔っ払って3階の窓から落ちて入院した、と聞いて慌てふためいて病院へ駆けつけますが、腕を折っただけ、しかも看護師さんたちに囲まれて入院生活をエンジョイしているのを見て、怒ります。

「酔っ払うたびに飛び降りていたら、5階とか6階に居酒屋、ないですよね。」

光生は諒が飛び降りたことそのものを心配しています。
灯里の言うとおり、ほんと、嘘のない人なんだなあ。
他人のことなのに本気で怒れる人。

「誰だって色々あると思うけど・・・何でもいいか。」
ヘラヘラ顔の諒を見て、ふっと、本気なるのが馬鹿らしく思った光生。
そのまま去ろうとします。諒も去っていきます。
その後ろ姿に向かって。

「あなた、子供いるんですよ。彼女のおなかの中に、あなたの子供がいるんですよ。」

立ち止まる諒。彼の反応は・・・

「ありがとう。」

目を一杯見開いて。
そのまま走り去っていきます。

そうか、そうなのね。
そんなに好きだったんだ。

初めて本気を見せた諒を見送る光生。

.

パジャマのまま、病院のスリッパのまま、灯里のアパートに行った諒。

灯里・・・さん、と何度目かの頭を下げます。
全く相手にしない灯里。

子供は今、2ヵ月。
その間、諒は浮気を繰り返していた。私が何をしていたか知らない。
だから、この子が自分の子供なんていえない。

「いろんな人と付き合っていけばいいよ。すぐに忘れられるよ。簡単に。」

そう、そんな男だと、みんな思っていました。
ここで食い下がる諒。

「忘れられない、忘れない。」

会いたいんです、その子に会いたいんです。

ここに来るまでに、その子の小さな手のこと、足のこと、それからのこと、その子がだんだん大きくなること。
ずっと思い浮かべていました。想像しました。あっと言う間に大きくなるんだ。
お父さん、お母さんとか呼び合って。

今もそうです。
この部屋には三人。二人はなくて三人いるんだなって。
だから忘れられない。

「その子が大人になるまでを思い浮かべてしまったから。

その子の父親になりたいです。
この家族に入れてください。」

想像が忘れられない・・・はたから見たら何やら陳腐な駆け落ち騒動を、人間、女性、及び結婚観を左右するほどに結晶させてしまった諒だからこそ。

駆け落ちの思い出で造られた人生観、こんな人間になりたくなかった、と虚無的に呟く諒の自画像は、子供や家族ができる、という想像によって塗り替えられたのでしょうか。
今回も何か勘違いしながら。

しかし、諒にとってはその想像が真実。
駆け落ちのシンボルが夜行列車なら、子供、家族のシンボルは、灯里が住む、この部屋。

必死な諒から離れる灯里の所作は、既にやさぐれモードではなく、楚々としていました。

・・・で。

「めんどくさっ」

わーい(爆)。

いったん心が離れたら、こんなもんですよ、女性って(_ _);;

駆け落ちの相手だったシオミさんもおんなじこと、思ったのかも。
元々諒のことが好きだったわけじゃないから、なおのこと。

自分のことを好きじゃない女性を、自分の想像力を元に掻き口説くことを繰り返しているのね。
ヘラヘラしてて心のない人、ではなく、おかしくて哀れな人だったんだ。
切ないくらい。

受け入れてくれるかどうか、連絡待ちの諒。
屋台で光生と飲んでます。
女性がまた連絡すると言って、してきたことない、と諒を脅かす光生ですが、しみじみと、あいつらわかんない、と。
「結婚、て、男同士、女同士でした方がうまくいくと思いません?」
見つめ合う二人。
「いや、思わないか。」

.

後日。
光生の留守電に諒のメッセージが入っていました。

「やり直すことになりました。」

で、また4人で会うことを提案します。
場所は金魚カフェ。

先に着いた光生と灯里。
大逆転、と祝福する光生に灯里は。

「愛情、ないですよ。」

愛情はないけど結婚する、信じてないけど、結婚する、という灯里の言葉がすぐには理解できない光生。

子供のために。現実的選択をしたと説明する灯里。
諒はまた浮気するだろう、とも。

諒は変わるって言ってる、という楽観的な光生の言葉を、即座に否定します。

「人は変わらないですよ。」

変わらないことが前提なら、何の期待もしなくていい。
愛情もなく、期待もない結婚生活を案じる光生。

「大丈夫、わたし、うまくやります。」

ここまで徹底的に割り切られたら。もう、言葉がみつからない光生。
なぜ、そんなことを僕に話したのか、と尋ねます。

「今は彼のことより、光生君のことがちょっと好きだからかな。」

10年前の仕返しだそうです。
仕返し、という言葉はキツイですが、誰かに本音をぶちまけたかった、それが諒より好きになった光生だったのかな、と。

子供を守ることが最優先。たくましいです。

子供のためにも、恐らく訪れるであろう修羅場もうまく乗り切って欲しいです。

・・・割り切って結婚する。

考えてみたら、愛情だの信頼だのが結婚する動機の大部分を占めるようになったのは、大昔はともかく、中世、近世、近代、現代を見渡しても、ここ何十年かのことです。
灯里のような女性が、政略上の結婚を苦と思わずにたくましく生きたんだろうなあ。

4人のはずのパーティに、結夏は現れませんでした・・・誰もが予想した通り。

パーティの帰り、亜似子さんちに寄る光生。
引越しの準備をしていました。
自分を育ててくれた人、かつ一番の理解者の亜似子さんが遠くに行ってしまう。
「色鉛筆と同じ。大事なものから先になくなるの。」

誰もいない自宅に戻る光生。
いつものように寝る支度をして、いつものようにベットに入って・・・寝むれない。
トイレの中で崩れます。
幸せそうな諒、男にはわからぬ幸せらしきものをつかんだ灯里、去っていく亜似子。
寂しい、寂しい・・・

「今、何してるかな、と思って。」

結夏に電話して、明日会いたい、と言いますが、もう約束がある、と断られます。
結夏は、例のAVスカウトマンと一緒でした。

「私、女優になろうかと思って。」

寝耳に水・・・孤独感など吹っ飛んでしまった光生。

「バカじゃないの。なれるわけない。騙されてる。」

誰でもそう言いますよ。

でも切られてしまいました。

もう繋がっていない電話に、そのうち電話ではなく、結夏がいつも座っていた、今は誰もいない椅子に向かって語りかける光生。
日常の細々としたこと。夫婦のままだったらい、いつでも話せたこと。でも、話したことがほとんどなかったこと。

一旦黙って結夏の席に移ります。

ベランダが見える。
由夏は、ベランダでお茶が飲みたいと言っていた。
今は盆栽があるだけ。

・・・・

で、終わっちゃわないのが、このドラマ。

いつも野球のお付き合いをしているお得意さんから電話が。
今回は野球のお誘いではなく、アキバのライブでした。

最初は嫌がっていた光生でしたが、段々生き生きとしてきます。
最後には大ノリに。

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結夏のシングルマザーの友人、バイト、AV出演のやりとりなどは書ききれませんでした。
今回も濃くって・・・特に男たちの寂しさがひしひしと伝わってきて、それぞれにホロリ。

諒の「ありがとう」にもふいをつかれましたが、灯里の決断は、まさか、でした。
いやはや、こういう方向でよりを戻すとは。

やっと正面から孤独と向かい合う光生、そして伏線として一人、輪を離れた結夏の行動。

結婚していた時、離婚しても同居していた時は、ズボラな結夏にあてつけのようにキチンと食事を作っていたのに、今や缶詰をキッチンで立ち食いする光生。
缶詰ねえ。そういうエピソードもありました。

こういう細かい描写を丁寧に重ねつつ、大きな山場をもってくる。

参りました・・・って言葉は最終回に書こうと思っていたのですが、もう、今、書いちゃいます。
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光生と結夏はどうなるのでしょうか。
光生が好きな限り、結夏は精神的に自立できず、苦しみ続けるのね。
だから吹っ切って新しい道を行くしかない。
でも、光生とすっぱり別れて、別の人を好きになっても同じことの繰り返しになる?
・・・何とか結夏の、好き、という形を変えることはできないものでしょうか。

人は変われない、ということで終わるのかなあ。

光生は、今、何かと覚醒中。
どこへ着地するのか全く見えません。

一件落着したように見える諒と灯里も、まだわかりません。
このままでは諒がカマキリのオスみたいで可哀想すぎますが、今となっては別れるのは新たなトラウマを作るだけ。もっと可哀想かも。

それに灯里が予言しているように、新たな想像で、人生観そのものが塗り変わっちゃうでこともあるでしょうし。

カマキリ・・・そうか、光生と諒の取っ組み合い、何かに似てると思ったら、手足が長くてカマキリみたいだったんだ。

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エンディングに、桑田さんのステージが。
そして、光生以外ほとんど動きませんでした。

次回、いよいよ、最終回。

どうなるのか、ドキドキ。

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2013年3月12日 (火)

とんび 第9話

公式サイト

原作未読です。

「年上だからね・・・ちょっとね。」

すぱっと言えない旭。
それは、ヤスが、旭が何か新しい世界に入っていくたびに、めんどくさく拗ねるのを知っているから。

予想は大当たり。
また、周りの人たちがいつものように、心配半分、面白半分、ネガティブなことを言ってあおるからなあ(笑)
ヤスの反応が面白いんでしょう。

「来るのはお嫁さんだからね。美佐子ちゃんじゃないからね。」

あ、言っちゃった(汗)。
最初は反射的に反対していた部分もあったのですけれども。
たえ子さんの一言で、自分の「理想の嫁」像に気がついてしまったヤス。
妄想モードに突入します。

きっと美佐子に似ている。

うわ~、めんどくさい(^^;;

旭はまさかヤスがそんな風に突っ走っているとは思いもよらず、坂本・・・今回から由美って書きます・・・を連れて帰郷します。
ヤスが触れ回るもんだから、物好きな町の人々もそろって、駅にて旭と由美をお出迎え。

由美を見たヤスは

「ちょっと、じゃないんじゃないか?」
「コブツキィ~?」


ヤスにはパワハラもセクハラも関係ありません(苦笑)

由美の離婚の原因は、妻が仕事するのを喜ばない夫との齟齬でした。
旭は、一人で子供を育てる苦労は親父が一番わかるはず、という方向で説得しようとしましたが、逆効果。
家庭より仕事をとったことが気に食わないヤス。
家族と、美佐子と一緒にいる時間を作るために、お金になる大型トラックを辞めた人だから。

「やめとけ、旭。」

お母さんだって生きていたら、きっとそう言う。
お母さんはそんなことは言わないと思う、と旭。

話はもめにもめ、結局「結婚するなら金輪際、親でも子でもない!」(と言ったことを、その晩夕なぎで喋ってました)ということになって、旭は由美を連れて帰っちゃいました。

東京に戻ってから、健介を寝かしつけながら眠ってしまった旭を見た由美。

「そうやって寝かせてきたんだな・・・お父さんも。」

明くる日、すぐに旭の故郷、ヤスの元に戻ります。
さすが、敏腕編集者。フットワークが軽いです。

お父さんのサインが欲しいと、婚姻届をヤスの目の前に差し出します。

「お父さんに認めていただきたいんです。お父さんじゃなかきゃだめなんです。」
「あんたみたいな女が一番嫌いだ。」
「私はお父さんが好きです。」
市川君が好きってことは、お父さんも好きってこと。

「私を娘にしてください。」


「娘・・・」

虚をつかれたヤス。ここで納得するかと思いきや。
婚姻届を飲み込んでしまいました。
あっけにとられる由美。
「こういうのをここでは、ヤスのバカを甘くみるっていうのよ。」
とたえ子さん。夕なぎに連れて行きます。

「ちゃんと言いたいことを言った方がいいよ。本当に本当に、言いたいことだよ。」
照雲に言われて、ヤスは渋々夕なぎへ。
いつもの人々が集まっている中、ヤスは由美からビールを注がれますが、由美が生ける口、と聞いて。

「美佐子は一滴も呑めなかった。呑めなくても、にこにこ笑って黙って人の話を聞いていた。」

由美を嫁と認めたくない気持ちの本音を爆発させます。

「ずれてる、しっくりこない。」

反対する理由が年上でコブツキであること以上に、美佐子と似ていない、ということがわかった由美。
どうしようもないことです。
自分が離婚した理由を納得してもらえば、なんていう次元じゃないです。
思わず頭に血が上ってしまった由美。

「それは無理。
市川君にはお母さんの思い出がない。」

そのかわり、お父さんの思い出がある。市川君からお父さんを取り上げたくない。

じゃ、身を引いてくれ、とヤス。もう、止まらない。
負けずに言い返す由美。年上やコブツキのことを引け目に思うな、と市川君に言われました・・・

ヤスのバカにまともにぶち当たる、気の強い由美。
このままじゃ喧嘩別れになる、というところへ旭が健介を連れてやってきました。

健介を見て、一瞬気をそがれるヤス。つかさず旭。
「色々気に入らないこと、あると思うけど、この子のお祖父ちゃんになってくれないかな。」

ヤスは思わず
「汚い・・・」
「汚いだろう、旭!」

より大きな声で詰ったのはなんと照雲でした。

子供を連れてくるなんて、やり口が汚い。
それじゃ、ヤスが何にも言えない。

「おじさん、この結婚に反対だ!」

いつも黙って話を聞いてくれたり、そっと味方になってくれる照雲の一喝にびっくりする旭。

「お母さんに何ひとつ似てない。」
お前のお母さんはもう、いない。
応援することも、叱ることもできない。

「そんなお母さんのため、どこか一つでも、お母さんに似ている人を選ぼうとは思わないか。」

滅茶苦茶なんですが、ヤスの本心、本当に本当のことです。そして。

旭に美佐子の思い出がないこと。

「たとえそうでも、それは、お前以外の人間が決して言ってはいけないことだ。」

この言葉は正鵠を射ていました。
思わず目を伏せる由美。

「何を言うんだ。」

ヤスが、ここで口を開きます。

「美佐子は喜ぶに決まってるよ。」


ええ~?!

「似てるとかどうかなんてケツの穴の小さいこと」

って、あんたが言うのね(笑)。

「旭と俺とをまとめて好きになってくれるのは美佐子だけだ。
似てるんだよ。
だから、娘になるんだ。」

うーん、めんどくさい(爆)

でも、こうやって言葉にして相手にぶち当たって、ひとつひとつ、自己確認していくのが、ヤスのやり方。

「やっちゃん、よく言った。」とたえ子さん。

「あ~、疲れた。」

ヤスに自身から、ヤスが納得できる理屈を引き出すために、お芝居をうっていた照雲。見事に乗せられたヤス。
照雲さんでないとできない大仕事でした。
ほんと、お疲れ様です。
ヤスの気持ちを通訳しつつ、気の強い由美にもそれとなく釘をさしました。
いい友だちだなあ・・・

「ありがとうございます、みさなん。」
ヤスのバカっぷり、ヤスの周囲の人たちの暖かさをはじめて経験した由美。
外から来て、この濃い空気に耐えられる人はほとんどいないと思います。

「こっち、こい。」
自分なりのスジを作り上げて納得したヤスは、たちまち相好崩して健介を招き入れます。
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墓参りに訪れるヤスと旭たち。
じいちゃんって何をしたらいいんだ、というヤスに、「可愛がったらいいんだよ。めんどくさいことは俺たちがやるから。」と旭。

「俺たち」にしみじみするヤス。
美佐子の仏前に向かって。

「俺たちってよ。いつにとっちゃもう、あっちが家族なんだろうな。
本当に二人きりになっちまったな。」

1年たって。
東京でばりり仕事をする旭。
一方、ヤスの会社では早期退職を募っていました。

その張り紙を見つめるヤスの元に、クズの嫁さんが孫を連れてやってきました。
あの、倉庫です・・・

「これは、トンビと鷹が旅をした物語。
旅なんだから、いつかは終わる。
だけど、そのことを俺は・・・すっかり忘れていたんだ。」

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クズの孫の伏線や「そこなのね」とか、色々と書き漏らしました(汗)。
今回、ヤスの暴走の引き金を引いてしまったたえ子さん。
ほんの少し・・・自分でも気がつかないどこかに、寂しい気持ちがあったのかもしれません。

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「お母さん、いつまでも若いな。」

ヤスの中に美佐子が生き続けていることがしみじみと伝わるセリフでした。

旭の巣立ちを見送って、それから・・・

トンビと鷹の旅は、ほんとに終わってしまうのでしょうか。
次回、最終回です。

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ラスト・ディナー 第1夜「また逢える日」ひとこと感想

脚本:岩松了/演出:片岡敬司
出演:田中麗奈、山本耕史、小林正寛、平原綾香

公式サイト

稽古は1日だけで、次の日には撮影、それも長回しだったとか。(田中麗奈さんのインタビューより@TVガイド)
舞台のような、短編ドラマでした。

以下、勝手な解釈です。

ヨシオが自分の思い出を欲しがっていて欲しい、というユカの願い。

生前のヨシオはもっとやんちゃだったのでしょう。
ユカが繰り返し繰り返し思い出しているヨシオは、すでに生きていた頃のヨシオではなくなっている。

生きているものは、死者のことを、死者の想いを様々に思いめぐらす。
あまりに思いが強いと、そこから抜け出せなくなる。

ユカの気持ちが悲しくもあり、少し怖くもあり。

思い出としてのライターを持って川を渡っていくヨシオを見送った後、ユカは一歩踏み出すのか、寂しさに耐え切れず再び思いに囚われてしまうのか。

どちらともとれない表情でした。
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山本さんのスーツ姿。
肩幅と胸囲が大きいから、サイズが合わないことが多いのね~(^^;;。
ラスト、マフラーを巻いたスタイルは良かったです。

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2013年3月11日 (月)

仮面ライダーウィザード #26「学園潜入」

公式サイト

ワイズマンのやり方に一切疑問を持たず、忠実なミサ。
ワイズマンのが気に食わないソラとは全く気が合いません。
サバトって、晴人が魔法使いになったカタストロフィーのこと?

ミサは御自らゲートを絶望させに学校へ潜入します。
そこにはミサそっくりの女子高生が・・・
さっさと双子だと明かしてくれてよかったです。

しかしミサの狙いは違う女子高生。ゲートだった美紗の妹、真由がいることは知りませんでした。
すぐに妹だってわかったのは、どこかで美紗の記憶が残っているからなんでしょう。
今までそういうファントム、いましたっけ。
ゲートの時と同じ職場で働いていたファントムは多かったですから、ゲートの記憶をツールとして使っているのかな?
ゲートの情は全く残っていないのが、今までのファントムでした。

さて、今度はどうなるのでしょうか。

あっと、ライダーたちのことを書いていませんでした(汗)。
晴人、学生服がお似合いです。
仁藤、あんな風に女子高生に絡んだら、そら、捕まりますって。
その上公務執行妨害の現行犯としても逮捕された仁藤を、あっさり釈放できた凛子。
木崎の力でも借りたのでしょうか。
瞬平・・・妙に似合いすぎ。最近ドーナッツ屋さんの出番が減っているのは彼のキャラ変更のため?
新しい使い魔、ゴーレムが人見知りっていうのは、本筋と関係あるのかないのか。

ということで、後半へ続く。

ミサまで退場しちゃったら寂しいです。

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第4話「うちぬけ! ゆうきのガブリボルバー」

公式サイト

ある日、イアンは宝石店を襲うマントの怪人に遭遇。イアンには、怪人のマントに見覚えがあった。怪人の正体は、デーボモンスター“デーボ・ドロンボス”。(公式サイトより)

デーボ・ドロンボスとはなにやら因縁があるようなブラックさん。
表情が一変、厳しくなります。ドロンボスの弱点も知っている。
ところがレッドさんが捉えられてしまい、「俺にかまわず撃て!」と言われるも、引き金が引けず、銃まで取り落としてその場を立ち去ります。

ブラックさんはケントロスパイカーを勝手に持ち出して再びドロンボスと戦うも、
その威力がすごすぎて吹っ飛ばされてしまう。(公式サイトより)

ここでブラックさんの素面をみんなが知ることとなります。
レッドさんは気づいていました。

あの軽い奴が、と何となく敬遠気味の戦隊たち。
しかしレッドさんだけは早速ブラックさんと話をします。
さすが、リーダー。
懐が深い上に料理も工作もできる男です。

ブッラクさんも、意外と素直な人でした。
グリーンさんとそんなに年が違わない感じがしたので、勝手に学生だと思い込んでいたら、23歳で、トレジャーハンターだったんですね。
助けられなかった友人はゴーオンブラックさん。え、あれだけ?(_ _);;

でも、ゴーオンブラックさんが見つけた宝石を、アイガロンが持っているっていうことは、再登場もあるのかな?
かなり重要な伏線みたいだし。

力を合わせてケントロスパイカーを制御し、ドロンボスを倒したキョウリュウジャー。
これで5人揃いました。
ガンマンだけにウエスタンっていうことで。

獣電池のチャージが間に合わない時は素面で戦う、という設定は今後も度々出てくるのでしょうか。
今シリーズ、生身アクションが多いのも見所です。
(映画と重なった時は減るかも;;)

ドロンボスがマントを開くたびに効果音がなるのが楽しかったです。
マントはアイガロンが有能な部下に授けるアイテムのようなので、また登場するかもしれません。

軽いノリのメンバーには実は悲しい過去があった、という定番のお話でしたが、わかりやすさテーストが貫かれていて、楽しめました。

次回は真面目なグリーンさんと軽いブラックさんがぶつかるお話です。

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2013年3月10日 (日)

八重の桜 第10回「池田屋事件」 

公式サイト

元治元年。
謹慎を解かれた象山が幕府の密命を帯びて上洛しました。
密命とは、朝廷に開国を解くこと。

密命とはいえ、開国派として名高い象山が派手な身なりで御所に出入りしていたなら、彼の目的は一目瞭然。

容保は年初よりの病のため、守護職辞任を願い出ていましたが、慶喜に引き止められます。

「貴公は帝の信任が厚い。辞められては余も困る。会津の力添えがなくては、都はとても収めきれぬ。
ともに命を捨てる覚悟で都をお護りいたそうぞ。」

田中土佐と容保は何とも複雑な表情です。

この時、辞していれば、まだ間に合ったのに・・・

あくまでこのドラマ上の印象として。
慶喜は帝の信頼厚き容保のご機嫌をとっているんだろうな、と。

象山はもし、朝廷が開国を了承して勅使を派遣しようものなら、国を二分する争いになるだろうし、都が攻められることもあろう、と会津の力を借りて帝を都から避難さすことを提案します。

そんな一発触発のおり。
新選組が商人として都に潜伏していた長州藩士、古高俊太郎を捕らえ、彼の店から大量の武器を発見した、という報せが会津の本陣に届きます。

長州の狙いは、失地挽回を目ざして都に火を放ち、帝を長州に連れていくのでは、という噂を裏打ちするもの。
古高が捕らまえられた今、一味は今後の事を決めるために集まるはず。
場所などはわからないけれども、会津にも出動を願い出ていると。

不逞浪士を一層するよい機会かもしれない、という横山主税に進言する秋月悌次郎。
慶喜と京都所司代に知らせて包囲網を作り、穏便に捕獲すべきと。
「そんな、悠長なことしてて、取り逃がしたらなんとする」と反論する田中土佐に、
「斬り合いになれば浪士どもは捨て身となり、それこそ街に火を放つやもしれません。」

外交官として奔走していた秋月らしい案を採用する容保。

しかし。
「ぐずぐずしていては取り逃がすぞ」と新選組がフライング。

池田屋騒動は、おおよそ今まで映像で描かれていた通り。
沖田の喀血と肥後の宮部鼎蔵の切腹はうまく絡ませてありました。
セリフがないのは、喀血のため・・・

新選組が動いた、と知って驚き駆けつける会津。
しかし、全ては終わっていました。

惨状の中に旧知の宮部の亡骸を見た覚馬は「なぜ勝手な真似を、誰が斬れと命じた」、と土方を責めますが、
「我らも命懸けでござる。お手前らのように悠然と構えていては、敵に逃げられる」といなされてしまいます。
そこへ、生き残った長州サイドの者が立ち上がり、覚馬に斬りかかる。
咄嗟に動けぬ覚馬、素早く斬り捨てる斉藤一。

「隙だらけだ。」

覚馬と宮部の、藩を超えた武士ネットワーク。武士ではない新選組には全く関係なく、それどころか早く自分たちの存在価値を認めてもらうために必死です。武士の悠長さを待っていては、生き延びれない。

秋月の、事を穏便にすまそうする案は間違っていない。しかし、幕府との連携は、筋は通っているけれども、幕府のフットワークが軽いわけがなく、その上諸藩の調整を行なっていては、捕縛どころか新選組の言うとおり、取り逃がしてしまったでしょう。

長州サイドがこの時点でどの程度テロと帝の拉致の計画を練っていたかは謎ですが、いきなり斬られてしまった人々に合掌。

「おぬしたしは火薬倉に火をつけたのだぞ。長州は今に牙を向いて襲ってくる」
と、覚馬の護衛を、今、会津の護衛を付けていたら却って危ない、と断る象山。

国許では、知らせを聞いた頼母が一旦は「これで会津は仇持ちになった」と憂うも、根っからの軍人である官兵衛を都に差し向けることを決意します。
「藩士の次男、三男から腕に覚えのあるものを選び、一緒に京に連れて行け。
ここまできたら、兵力を増やすしか、会津を守る手立てはない。」

変事を聞いた長州では強硬派の意見が強まり、千人を超す大軍を率いて都に迫る事態となります。
名目は「藩主の冤罪を帝に訴える」ですが、会津の追い落とし及び朝廷のリーダーシップを取り戻すことが目的です。

知らせを聞いた慶喜、容保、容保の弟で桑名藩主、定敬たち。
藩主親子の罪が減じられれば、兵士たちも得心して引き上げる、という長州の言い分をそのまま聞くつもりの慶喜に、「それでは御手にまわります」、と反対する容保。
帝の意思に反する振る舞い。
「武力にて一掃すべきかと存じます。」

守護職は都で戦をするつもりか、と慶喜。
伏見や山崎などの関所や街道で食い止める、と容保。

「貴公。ことさらに武力討伐を言い立てるは、長州の恨みを恐れるあまりか。
池田屋では、会津配下の者共が要らざる斬り合いをした。
長州が押しのぼってきたのは、その恨みを晴らすためとも思えるが。
会津の戦には付き合えぬ。」

愕然とする容保。

掌を返したような慶喜の態度に憤懣やるかたない会津重臣たち。
・・・うーん、そういう人なんですよね。
今後も同じように「慶喜の正義」に振り回されるかと思うと・・・
そして池田屋の件で秋月は左遷されてしまいます。

体の調子が思わしくない上、慶喜の言葉が応えている容保。

「我らは、会津のために働いてきたのではないのじゃ。」
「はい、全ては都を守護するためでございます。」と神保修理。

「このこと、お上だけは、おわかりくださるはず。」

お上にも形は違うけれども去られてしまうんですよね(_ _);;

こうして新選組のフライングを許してしまった会津は、どんどん窮地に追い込まれます。

土方、斉藤たちと、彼らを異物として忌む覚馬たちの関係はどのように変化していくのでしょうか。

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長くなったので、八重たちのことは簡単に。

右筆としてお城に上がる前に語り合う八重と時尾。

時尾が、大蔵が八重のことが好きなことに気がついていて、ずっと嫉妬していた、と告白すると、お返しに(汗)、時尾が右筆に選ばれたことを嫉妬した、と八重。

都の梶原宅で二葉と再会した覚馬。
八重もそろそろ縁談・・・って遅いです(^^;;
すでに後妻の口しかかかってませんよ~。
国許では後妻の話でも必死に進めようとする佐久たち。
でも、そんな努力も水の泡(笑)。

尚之助は。
改良した銃を藩に採用してもらいたいが、藩士ではないので願い出れない。
仕官などどうでもいい、と思っていたけれども、それは覚馬がいてこそだった、と。

何とか銃のことは進言できたようですが、ろくに評議もされずに却下されてしまい、今までになく激高します。

「わからず屋どもが!」

そんな尚之助を「あんつぁまも一緒でした。」となだめる八重。

「会津は頑固でたやすくは動かないけれども、諦めてはなりませぬ。」
認めていただくまで、何度でも作り直そう。
私が、ずっとお手伝いします。

「八重さん。ありがとう。」

血を全く恐れず、怪我の手当をしたりと、また近づいた二人。
でも、結ばれるにはまだ時間がかかりそうです。

ラストは、函館の居留地から密航しようとする新島七五三太。

「さらば、日本。窮屈な私の国。」

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次回、まだ禁門の変には至らないようです。

池田屋事件から禁門の変まで。時間をかけて描いています。
それだけ会津藩にとってターニングポイントだった、ということなのでしょう。

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泣くな、はらちゃん 第8話

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現実の世界にとどまった、
はらちゃん(長瀬智也)と漫画世界の仲間たちは、越前さん(麻生久美子)の家で一緒に暮らす事に。
越前家の食卓は朝から大騒ぎ。(公式サイトより)

ほんと、合宿状態です。楽しそう。
てんてこ舞いの秀子さんに一喝されて。
「働くとさらにものが美味しくなるっていう、あれじゃないですか」・・・「働くこと生きること」で一致団結、早速お手伝いをはじめたり。
て、言っても、ゆでたまごをむくことなんですけれども。
いや、ゆでたまごをきれいにむくのって、意外とめんどくさいんですよね。

「俺は働かない方が美味しく食べれるの、そういう人間なの」
と、相変わらずなひろし。
「では、ひろしさんは、食べ物を美味しく食べるために、決して働かないでください」@はらちゃん(笑)

清美ははらちゃんたちが漫画の世界の人であることを田中君に打ち明けます。
田中君は一応驚いたり疑ったりするれども、それほど抵抗なく納得しますが、一目惚れしたゆき姉とはどう頑張ってもダメなことに気がつきます。
マキヒロが好きな清美は、それで私も悩んでいるんだ、と。

「元はと言えば、あんたのせいだからね。」
なんのことだかわからない田中君。
「そんなんだから、あれなんだよ。」

確かに田中君は人よりぼんやりしているかもしれませんが・・・清美のツンデレっぷりも、すごくわかりにくです。

越前さんがかまぼこ工場に出勤すると、
突然パートさんたちが全員休むと連絡が入る。
当日の発注を受けてしまった越前さんは、どうしても人手が足りないと、
はらちゃん達に助けを求める。(公式サイトより)

はじめのうちは楽しげだった雰囲気が、納入時間が迫るにつれとんがっていきます。
はらちゃんたちは、時間に追われる、なんていう経験をしたこともなかったはず。
この世界で生きる、ということは、そういうこと。

越前さんの表情が、みんなの気持ちがとんがってきたのを心配したはらちゃんは「私の世界」を歌いだします。
一緒に唄いだす仲間たち。

歌を聞いて、この曲、私の、と清美。歌詞は違う。
後ろ向きな歌詞は越前さん作・・・。

あ、越前さん、あの時のシンガーが清美だとは気がついていなかったんだ!

だから、知らない人だったから、あんなにツンケンと突っかかれたのね。
普段、どんだけ周りを見ていなかったか・・・という解釈でいいのでしょうか。

ともかく「そっちの世界の人たち@はらちゃん」の越前さん、田中君、清美も一緒に歌いだして、雰囲気は再び前向きに。後ろ向きな歌詞だけど。

越前さんがはらちゃんたちにバイト代を渡すのに、ドキっとしました。
お金・・・とっても大事だけれども、煩悩といか欲望の源でもあるし・・・大丈夫かなあ。

そうそう、パートさんたちはストライキ的なことではなく、スターを出迎えるために、百合子さんは昨晩ゆき姉を見たことのショックで、休んでしました。

大喜びで欲しいもののところへすっ飛んでいく仲間たち。

笑いおじさんとたまちゃんは酒屋さんへ。
あっくんはペットショップへ。
車が欲しいと言っていたマキヒロ。清美と共に買い物に出かけます。
目に止まったのは、この間遊園地で乗っていたような子供用のおもちゃの車でした。それでも5000円じゃ買えません。
お札を出して清美を振り返るマキヒロ。悲しそうに首を横にふる清美。

ゆき姉はセレクトショップでアクセサリーを。
「似合いますねえ、それ」「「それ以上褒めれると殺すよ。」「いいっすねえ、それ」
ゆき姉のツンデレにはメロメロの田中君。
褒められて少し嬉しそうなゆき姉が可愛かったです。

田中君から今日がホワイトデーであること、ホワイトデーの意味を教えてもらったはらちゃんは、ダンボールいっぱいのキャンディを越前さんに贈りました。
越前さんは、はらちゃんがバイト代を全部キャンディを買うのに使ったことに。
「なんで全部使っちゃうんですか。はらちゃんだって他に欲しいものがあるでしょ。」
ああ、そっちで怒るのね。
「私は越前さんがいれば何もいりません。」
「もう、バカ。」
「越前さん、怒ってますか?」
「怒ってなくてもバカって言うんです。」

いちゃいちゃしてます(笑)

「嘘です。ありがとう。」

それぞれ買い物を終えた仲間たち。
笑いおじさんとたまちゃんは望み通りの酒と肴(多分)。
ゆき姉はショールをとめるアクセサリー・ピンを。

マキヒロは・・・落ち込むこともなく、ちっちゃいモデルカーを手に入れて無邪気に喜んでいます。その様子を見て、
「男子って感じ。幼い。」
と呟く清美。恋人っていうより弟?
マキヒロの幼なさは、越前さんが描き込んでいなかったからなのかも。

そこへ田中君がチョコを一応もらったから一応、ホワイトデー、とキャンディを渡してくれました。
キャンディのデザインは可愛い悪魔ちゃん。
「生まれてはじめて・・・」
と呟く清美。声が小さすぎて聞き取れない田中君。
「え、何か言いました?」
首を横にふる清美。
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日が落ちて。
「私の世界」を歌いながら越前さんちへ帰ってくるみんなを、百合子さんが待っていました。

「久しぶり、ゆき姉。」
「帰るよ。」

応えずに家に入るゆき姉。

「私は、私たちは、あいつに殺されたんだ。」

百合子さんは越前さん、はらちゃんと居酒屋へ。

「参ったな、越前さんだけには話しておこうと思ったんだけど。」

百合子さんはやはり矢東薫子でした。
そうと知って驚き舞い上がる越前さんのミーハーっぷり。

はらちゃん以外のことで、これだけ無条件に感情を爆発させた越前さんは初めて見ました。それだけ矢東薫子の漫画が好き、ということ。

「そこ、とりあえず乗り越えてもらっていいかな。」

事情を話しはじめます。

スランプに陥って漫画が書けなくなって、逃げた。
自分の描いた漫画世界をずっと放置していた。

「もちろん、書きたいと思ってたんだよ。
でもさあ、ほんとにある日突然、何にも書けなくなっちゃったんだ。
そしたらさあ、現れたんだよ、私の書いた漫画世界の人がね。」

発作的に原稿をマンションから捨ててしまう百合子さん。
我に帰って慌てて拾いに行った時に、ゆき姉に出会います。

「うそ、ゆき姉?」
「神様?」

その頃の百合子さんのスタイルはゆき姉そっくり。いや、逆。
百合子さんは自分そっくりのキャラを漫画に登場させた。

「私たちのことを、捨ててしまうの?
忘れないでよ、捨てないでよ、私たちのことを。」

「夢じゃないよね、これ。
嬉しい、嬉しい。こんなことってあるんだ。」

ゆき姉と一緒に住み始める百合子さん。

「楽しかったよ、ゆき姉と過ごした時間は。
でもさ、あたし、怖くなっちゃったんだよね。
こんな自分が神様だなんて、怖くなっちゃんだ。
荷が重すぎるっていうかね、誰かの神様さんなんて無理。
あたしには背負いきれないって思ったんだ。

楽しかったけど、ずーっとそのまま一緒にいるなんて、できるわけないしってね。
とにかく、何だか、もう、怖くて怖くてたまらなくなったんだ。

だから、殺した。

漫画の中でね、殺したんだ。
発表しなかったけれどね。」

漫画の中で殺されていくはらちゃんたち・・・

そのころ、ゆき姉も仲間たちに伝えていました。

「それっきり、私たちが生きることはなかったんだ。
越前さんがあたしたちを書くまでね。

怖いよ、神様は残酷だ。
越前さんだって、いつそうなるか、わからない。」

再び居酒屋にて、百合子さん。

「それっきり二度と、漫画を書くことはなかった。
ずーっと逃げて生きてきた。
別に、人を殺したわけじゃないけれど、私にとっては同じことだからね。

だから驚いたよ、越前さんが、私の書いた漫画の人物たちを使って漫画を書いててさ、そっからはらちゃんが出てきた時は。

でも、嬉しかった。
ああ、ここで生きててくれたんだって、思ってさ。

ありがとう、越前さん、嬉しかったよ。」

帰り道。
落ち込む越前さんの手を取るはらちゃん。
はらちゃんの顔を見て微笑む越前さん。

私の顔は好きですか、と尋ねられて。

「ええ、まあ、私が書いたわけですし・・・矢東先生のはらちゃんを自分好みに少しアレンジしましたし。」

越前さんの笑顔を嬉しそうに見るはらちゃん。

帰宅して。
事実をゆき姉から知らされて恐ろしがる漫画世界の人々に、自分の気持ちを伝える越前さん。

「安心してください。

私は、みんなのことを殺したり、忘れたりしません。
だから、安心して。

私はみんなのことが大好きです。
だって、ずっとずっと、私の友達はあなたたちだけなんだから。
私の、一番大切な友達です。
だから、だから絶対、あなたたちを傷つけたりしない。

絶対しない。

今まで、ありがとう。ずっと一緒にいてくれて。
それなのに、嫌なことばかり喋らせて、ごめんなさい。
ほんとうに、ごめんなさい。

でも、あなたたちがいてくれたから、生きてこれたんです、私。
これからは、私が、あなたたちを幸せにする番です。」

「本当に殺さない?」

「はい、だっていくなったら嫌だから、ゆき姉が。」

越前さんから名前を呼ばれて微笑むはらちゃんたち。

「みなさん、一緒に幸せになりましょう、この、素晴らしい世界で。」

まとめるはらちゃん。

「殺すしかないね。」
硬い表情のゆき姉が笑いました。

せっかく買ったお酒じゃなくって、お茶で乾杯。

越前さんの部屋に寝るゆき姉。
女子は二人だから、と言われて嬉しい、と。

その頃男子たちはテレビを見ていました・・・初めて越前さんのこと以外で泣く、はらちゃん。

ああ、この世界が嫌な世界であることを、まず、こういう形で知らせることにしたんですね、岡田さん。

お金が、彼らの欲望や失望をかきたてるきっかけにならなくって、ほっとしていたのに。

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漫画世界でのはらちゃんたちの死のシーンはショックでした。

百合子さんが捨てようとした原稿に書かれた絵はいかにもプロらしい仕上がりで、鉛筆書きの越前さんの漫画との違い、すなわち、世界の違いを感じました。

楽しかった、という百合子さんとゆき姉との生活は描かれていませんでした。
ゆき姉は百合子さんの漫画世界における分身的キャラ。
しかし自分の分身が実体化したら・・・というほどドッペル的なことはなく、恐らく、今のはらちゃんや仲間たちと同じように、何もかも子供のように楽しんだのでしょう。

でも、越前さんが一番想いを込めて描いているはらちゃんが、誰でもない越前さんを好きになったような、微妙な連動はあったように思います。

百合子さんが重荷に感じたのは、自分の分身でもある、全く無垢な大人の女性の人生を背負うことだったのでしょうか。

それとも、自分が書いた漫画のキャラに忘れないで、って言われても、もし漫画を描けなくなったら・・・漫画そのものが重荷になったのでしょうか。

ゆき姉の、外見とは違う、怯えた少女のような無垢さが印象に残りました。
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越前さんは現実世界で、はらちゃんたちを幸せにできるのでしょうか。
越前さんが「絶対」を繰り返す度に、ありえない感が強まってしまって。
現実世界では無理だとしたら、その時、越前さんはどうするのでしょう。

今回のラストや予告を見て、ここへきてちょっこし先行きに不安を感じてしまいました。
どうなるんだろう。

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2013年3月 9日 (土)

夜行観覧車 第8話

公式サイト

原作未読です。

エピソードを順不同でざっくりと。

彩花を、真弓を救ったのは小島でした。
高橋邸の窓ガラスを割ったのも、小島。
いつものように嫌味を言いますが、迫力は感じられませんでした。
いつも罵声を浴びていたら親だって追い詰められる、という言葉に少し共感したためかもしれません。
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部屋に閉じこもる彩花に、ここに引っ越してきて、欲しかったものを手に入れたような気がした、それに夢中になりすぎて、彩花やお父さんのこと、見えなくなっていた、と謝る真弓。
ちょっと落ち着いた彩花は、言ったってわかんない、私、病気だ、と。

「毎朝坂道を降りていく時、深いところに落ちてくみたいな気がする、学校についても教室も廊下も傾いて見える。
まっすぐ立ってられない、倒れないように必死、でもそうしていると、だんだん自分の方が歪んでくる。

誰かにちょっと押されたら、転がり落ちる。病気だよ、坂道病っていう病気。
助けてよ。」

何があったのか、と問う真弓に

「娘が私みたいのじゃなきゃ良かったのよね。
子供がだめだと親は幸せになれないんだよね。」

だめだと思っていない、という檀に再び興奮する彩花。

「だめだと思ってる。
私のことなんか、殺しちゃえばよかったのに。」

彩花は自分が想像もできないことで、自分の想像以上に傷ついている。そんな娘を殺そうとした。
愕然とした真弓は啓介に助けを求め、事態の深刻さに、啓介はやっと家族と向き合うことに。

「私、今まで人を殺すか殺さないか、なんて、理性があるかないかだと思っていた。
でも本当は、止めてくれる人がいるか、いないかの方が大きいんだね。
私には止めてくれる人がいた。
止めてくれる人がいるかいないか。たったそれだけの違い。」

止めてくれた人が小島だった、というは何とも皮肉。
ひばりヶ丘に夢中な人同士、とも言えます。

・・・母と娘、持ち家、隣人との関係、そして殺人。
現実とすり合わせて見るとしんどいので、あくまでドラマとして捉えることにしました。

その小島は、完全にひばりヶ丘自治会婦人部からハブられてしまいました。
夫が愛人宅に住んでいることまでばれています。
小島の代わりに新しいボスが生まれただけ。
彼女たちにとって高橋家の一件は、小島を追い落とすきっかけでしかありませんでした。
.

自分の家に戻った良幸と比奈子は潜んでいた慎司を見つけます。
「家に帰ってくれていて良かった。」
あんなに綺麗だった家は、今や廃墟同然に。

何があったのかを問う良幸に、慎司は父、弘幸の真実の姿を話します。

兄姉のように頭の良くない・・・勉強のできない慎司。
そのことで父から自分だけでなく、母も責められていた。

やはり弘幸はDVだったのかあ。

何か、脱力(汗)。

慎司が中学に通うようになった時から家にいなかった良幸はともかく、比奈子が全く気がつかなかったのは、家が大きすぎるから?

こうして今まで語られていなかったシーンが入り出しました。

そんなシーンのひとつ、彩花が比奈子たちに会いに行ったのは志保たちに会う前だったのでしょうか。

この前、罵声を浴びせたのに「大丈夫?」と駆け寄る彩花。
比奈子が心開くわけもなく。
あんたたちのせい、となじられてしまいます。

比奈子の追い詰められた気持ちはわかりますが、このシーンだけでなく、慎司に対する態度も含めて、キレ方が彩花、良幸の恋人・・・みんな一緒なのがちょっとしんどかったです。

結城から、慎司が真弓から借りた1万円で逃亡していたことを聞いて驚く淳子。
慎司の逃亡を助けてくれた、と思ったのか、それともその1万円が慎司を追い詰めたと思ったのかは、謎です。ま、多分前者でしょう。

淳子は喫茶店で啓介からお金を借りたことを思い出します。

お金はすぐに貸してくれたけれども、あの時渡されたのは凶器ではないのか、と問われます。
もしそうだったら・・・

「私には家族がありますし。いや、たいした家族じゃないんですけれども。
守りたいんです。」

必死な啓介。

淳子はなぜ、誰でもない啓介を呼び出し、お金を借りたのか。
家族を守りたい、という言葉に何を感じたのか。

うーん。
事件の真相はともかく、淳子の心理にミステリ的な謎はないような気がしてきましたが、どうなんでしょう。
.

いきなり良い父親になろうとして「自分だって逃げているくせに」と、娘からしっぺ返しを受ける啓介。
そら、そうだ。
でも、ここで踏ん張らないと。
あ、でも凶器隠匿の件があるんですね(_ _);;

夫の、家に帰りたくない気持ちが分かった真弓。
真弓だけじゃない、自分も舞い上がっていた、と啓介。

夫婦の距離は縮まったように見えました。

.

さて、ラスト。

慎司のことをリークしたのは誰なのでしょうか。

知っているのは良幸から直接連絡を受けた真弓、真弓が良かれと連絡した彩花。
描かれていませんでしたが、啓介も真弓から聞いていたかもしれません・・・これ以上の推測はやめておきます。

マスコミや野次馬たちにもみくちゃにされる慎司を必死で見る彩花。
護送車に乗り込む前の一瞬、彩花を鋭く見上げる慎司。
この二人の間にも、まだ語られていないエピソードがあるんでしょうね。
.

一人じゃ乗り越えられないことも、三人なら乗り越えられる。
いつか兄弟のありがたさを、噛み締める時がくる。

「母を返してください。
僕が、父を殺しました」

そのいつかは、多分、今日だ。

慎司の決意はなんなのか。
彼が加害者でなければ、誰?

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少し疑問に感じたところ。
出頭しなかったのは、警察までの交通手段が難しい、ということで納得できましたが、未成年とはいえ、重要参考人である慎司をすぐに拘束しなくてもいいのかな、と。
逃亡する恐れがないから?
でも、保護しているのは、兄とはいえまだ二十歳そこそこの青年だし。

・・・そうすると多分ラストに繋がらないのね(汗)
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あと、2話です。
次回、志保たちがまた登場・・・(_ _);;

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2013年3月 8日 (金)

最高の離婚 #09

公式サイト

結夏(尾野真千子)は、諒(綾野剛)と飲みに行き、彼にキスをする。実は結夏はひどく酔っていて、キスしたことなどまったく覚えていなかった。それを知らない諒は、光生に打ち明けようとしたが、上手く伝えられない。(公式サイトより)

前編は諒は結夏とキスしてしまったことを光生に、光生は灯里といい感じになりつつあることを諒に、灯里は光生とデートしていることを結夏に、結夏は酔っ払って諒にキスしたことを灯里に伝えようとするまでをコミカルに描いていました。
ああ、ややこしい(笑)。

後編は灯里のサイフから出てきた二枚の競馬場の入場券を見てピンときた結夏と、悟られたと知った灯里。
自分の部屋に誘い、光生とのことを話そうとして切り出せない結夏に、それまで敬語で話していた結夏が

「何。」

と豹変してから、シリアスな展開に。

「それは何。こっちにゆだねるの?」
.

全編、4人入り乱れてのお話。
粗筋を追うのも、セリフを詳しく書くのもあきらめました(汗)。
全部概略で。

誰の立場で見るかで感想も変わってしまって・・・今までもそうでしたが、今回は特に。

まとめきれなかったので、そのままバラバラとメモっておきます。

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冒頭、口内炎になっちまった光生の「これじゃ食べる道筋がないなあ」(笑)
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いきなりのキスって諒にとってはよくあること。でも、相手が結夏っていうのはさすがにちとマズイ、と思ったみたいです。
ところが結夏は全く覚えていない。

覚えていないことを知ったときの「う、うん?」という諒の表情に爆笑。

無邪気に光生と諒がチーズフォンデュったことに突っ込んだりしています。
結夏にとって、鍋するって特別なことのようです。家族や恋人の象徴というか。

※チーズフォンデュ:コンビニで出会った結夏と諒が何となく飲みに行って、三軒目で食した鍋でもある。その後、キスをしたらしい。
酔っていても全部覚えている、と豪語している結夏であるが、この三軒目の記憶は全くない。
三軒目でチーズフォンデュというのは、胃にもたれそうである。

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美容室嫌いの光生が美容院に行きました・・・それも代官山の。
妙にスタイリッシュな髪型になって金魚カフェにやってきた光生をからかう結夏と諒。
腹を立てた光生は、結夏が諒と一緒に食事しているのに八つ当たり。

「諒ガールズの一員になられたんですか。」@光生
「諒ガールズはもう、解散したんです。」@結夏

上原さんはまだ灯里さんのことが好きなんです、という結夏の言葉にドキっとする光生。
灯里は僕のことをどう思っているのでしょうか、と尋ねる諒に

「死ねばいいのに、と思っていると思いますよ。」

うつむく諒。

「インドに行こうかな」

と、ポツリ・・・あまりにもはまりすぎ(爆)。

淳之介は、結夏がキス魔だと指摘する。以前結夏は、泥酔して淳之介の家に泊まったことがあり、そのときは淳之介が逃げたのだという。(公式サイトより)

あの×マークが書かれたマスクはそういうことだったんだ。

愕然とする結夏。食べなかったはずのチーズフォンデュとともに何か思い出した?
そこへ諒がやってきて。

「はい、しました。」
「ごめんなさい。」
「たまたまそこに僕がいたから。」

たまたまとか、誰でもいい、みたいになってしまったことに、ヘン顔になって落ち込む結夏。

「あたし、気持ち悪い。」

諒の目が泳ぎながら笑っているのに、また爆笑。

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口内炎なので優しいものに、私もおなかの調子が悪いから、と、競馬場の帰り、二人で鍋をする約束をしてご機嫌の光生。
その隙をついて、諒が結夏とのキスを打ち明けます。

絶句する光生。

「黙って、5分黙って。お互いの考えをまとめましょう。」

で、自分も「ジャガバターのバター」という、例によってめんどくさいたとえを出して、自分が灯里の彼氏になりそうなことを打ち明けます。

諒の目つきが・・・
.

※競馬場:弱っているから、という流れではなく、今日は楽しかった、という流れで付き合いたいということで、光生が灯里を昼間のデートに誘った場所。
後の結夏の反応を見ると、光生の定番のデートコースのようである。
よって、光生の灯里への本気度もうかがわれる。

.

一方、スーパーでばったり出会う結夏と灯里。

灯里は男たちとは違って、光生といい感じになりつつあることを結夏に言うつもりはなかったんじゃないでしょうか。
結夏から諒とのことを打ち明けられた後でも。

誰でもいいなんて・・・と落ち込む結夏を
「そういう時、ありますよ。弱っていたりしたら。」
と、慰めた時、結夏に

「弱ってたってしていいことと、悪いことがあります。」

と道徳的にとっても正しいことを言われて、彼女の中で何かが動いた気がしました。
.

話がある、と灯里に誘われて家に行く結夏。
最初のうちはいつもきれいでしっかりしている。余裕なところとか、と、いつもの調子で持ち上げます。
いや、すでにいつもの調子じゃない。嫌味が含まれている・・・何故なら、もう、感づいているから。

結夏に強い態度に出られて、それまでびくびくしていたのに開き直りとも見れる態度になる灯里。
入れ替わるように結夏が崩れていきます。

「私が、まだ・・・。そのうえでってことだよね」

これ以上二人きりで話すのはやめよう、と家から飛び出していきます。

そのころ。

光生の告白を聞いた諒が「人殺しの目をしている」と、アパートを逃げ出す光生を「寝たんですか?!」と追いかける諒。

二人はいつもの橋で結夏と、結夏を追いかけてきた灯里とばったり会います。
灯里の手には、結夏のブーツが・・・

何となく察して、思わず顔を見合す光生と諒。
この二人の表情が、また、何とも言えず。

結夏を引き止める諒、灯里を引き止める光生。

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諒は「話がある」と灯里の部屋にみんなを集めたんですね。

なのに、LINEが・・・このうざったさが笑えました。
それも単なるお邪魔ネタではなく、助教の「カワイさん」でちゃんと繋がってて。

その「カワイさん」も、諒がその場を盛り上げようと意味なく出したネタではありませんでした。
女装、送別会、炊飯器・・・
「誰一人知らない人の話」と最初に光生が突っ込んだ時には彼に同調して「何も考えていいないんだから。」としか言わなかった灯里。
炊飯器を、結婚祝にくれた人だったんですね。
名前だけ知っている人かと思ったら、修羅場のあと、鍋を囲んだ時に、よく知っている人物であることがわかります。

諒の元妻であることをオープンにするかどうか。

最初は空気を読んだのか、それとも諒をいじめたかったのか、もしくは光生に諒と暮らした生活を匂わしたくなかったのか・・・

そして、この、濃~い集まりは、カワイさんからの電話でお開きとなります。

「カワイさん」だけでこんなに書くことがある(苦笑)
.

4人揃って。

まず席順でぎこちなくなり、皆を集めた諒が責められます。

「皆が話したがっているかな。と思って。」

諒は間違っていない。
でも、話はじめたら、今までのような上っ面の話にはならないことを、後の三人・・・いや、結夏と光生は恐れている。
灯里はすでに本当の自分をさらけ出しつつあります。

「僕から話します。」

珍しい。諒は何を話す気なんだろうって、後の三人だけでなく、視聴者も思ったはず。

空気に耐えられなくなった結夏は「邪魔しちゃってる」と席を立とうするのを引き止めるのが、この好奇心、というのが、絶妙でした。

諒がLINEに対応している間、にやにやと灯里を見ているばかりか、ちょっとコロコロで触ろうとしている光生。嗜める灯里。

そんな二人を見た結夏は、もう、我慢ができなくなります。

別れた相手が目の前で別のパートナーといちゃつく姿は、たとえ心が残っていなくても気持ちのいいものじゃありません。
ましてや、結夏は好きすぎて離婚を決意したのだから・・・灯里は結夏がまだ光生に未練があることを感じてはいるけれども、好きすぎて、が、原因だとはわからないでしょう。

もしわかったとしても、光生とのつきあいを辞めないだろうと思います。
それはそれ。もう、終わったこと。自分は自分、これからはじめる。
結夏より光生を思う気持ちは深くなくても、そういう気持ちと結婚とは、また、別もの、と。

・・・光生も、もう少し自重したら。全く男って。(微苦笑)

「嫌な言い方。」

ついつい、嫌味を言ってしまって自己嫌悪に陥り、パニックを起こしていまう結夏に追い討ちをかける光生。

「飲んでるの?」

うーん。これはじわり効く言葉です。

帰る、帰らないの押し問答の末、ついに泣き出してしまう結夏。

「別にそういうことじゃないから。鍋、食べようとしていたのに。」
競馬、観に行ったことも。
「別に気をつかうことないよ。」

そんなことを言うためにここへきたんじゃない。

「誘ったって嫌だったら、来ないよ。気になるから来たんだよ。
二人、あっていると思う。前々から思っていたんだよね。」

結婚ってやっぱり相性だと思う。きっちりと、しっかりと。

黙り込む男たち。

このままでは結夏が一方的に健気な女になってしまう・・・そうじゃない、と反撃する灯里。

「なんで離婚したの。今更何いってるんです。」

渡されなかった結夏の手紙を知らなければ、同じことを言ったと思います。

・・・灯里の「浮気したの?婚姻届をださなかったの?」に、ショボンとなる諒にちょっと笑っちゃいました。

「原因は僕にあるんだ。」

例の地震の晩のこととか、「ありがとう」を言わなかったとか。
結夏を庇う光生の態度が、灯里をヒートアップさせてしまいました。

そんな男、いっぱいいる・・・男なんてそんなもんだと。
そして光生の良いところをまくし立てます。

そんなことはあんたに言われなくてもわかっている・・・とは、結夏は言い返しませんでした。

言えばさらに修羅場になる、自分が嫌になる。
それに言ったところで、もう元には戻れない。
光生の気持ちはもう、灯里に向いている。
今、光生が自分を庇ってくれるのも、みじめ・・・

この時の結夏の気持ちは、見る人によって違うでしょう。

「ずるくない?」

向いていない仕事を一生懸命やって、酒も飲まず浮気もせず、朝食まで作る光生に、ありがとう、と言った?

「あなたも同じじゃない。」

灯里の言うことは本当に正しい。
でも、理屈で正しいことが、夫婦間で正しいとは限らない。
夫婦の数だけルールがあることぐらい、灯里もわかっている。

でも、言わずにはおれなかった。

「ありがとう」を言った言わないで大喧嘩できる世の中のすべての夫婦に、それが言えなかった自分に。

ふっと息を抜いて。

「理屈言っても女は聞いていない。逆切れさるだけ。」

ここで再びLINEが鳴って、今度は光生がキレます。
「なんでやるの!」
諒のスマホを取り上げて、台所のどっかの引き出しに放りこみ、

「僕だってこんなつもりじゃなかった。」

ここから、長くなるので割愛しますが(汗)、いかにも光生らしい独白が始まります。
圧巻でした。

「むしろ、キャンプとか、行きたかったです。
そういう話になったかもしれないじゃないですか、4人で。」

行ったこともない、行きたくもないキャンプに、この4人で、光生と結夏、諒と灯里のペアで行くことを想像する。

「子供とか、そのへんを走り回って。」

2組とも子供がいる。
欲しくないって言ってしまった子供だけど、いる。

思わず結夏が光生を見ました。

光生の妄想は続きます。

妻ととして母としての灯里を見て、寂しいかもしれなけれども、
「でも、紺野さん、良かったなぁ」
て思ったと思う。

「離婚なんて僕が言わなければ、一生しないと思ってました。」

しかし。

「離婚のボタンは一人一個づつ、持たされていますから。」

また妄想に戻ります。

帰りに渋滞に巻き込まれて車内で大喧嘩して。
窓から空を見上げて。

「ああ、鳥になりたいなあ。そんなキャンプですよ。」

そんなキャンプはもう、ありえない。離婚してしまったのだから。離婚の原因は僕にあるのだから、灯里を再び異性として意識しはじめたから、恋に落ちてしまったから。

「キャンプに行けなくて、ごめんなさい。」

なんて回りくどいたとえ。(ふぅう)


「みんなで鍋、食べませんか。」

重い空気を破ったのは、空気が読めない、というより読むことを停止してしまっている諒でした。

「離婚はそんな最悪な結果じゃないと思いますよ。最悪なのは仮面夫婦ですよ。
そうならなくって良かった。

離婚、万歳です、離婚、最高です!

そして灯里に向かって。

「ありがとう。今度は最高の結婚をしてください。」

「はい。」

決別の言葉、なのでしょうか。
仮面夫婦、というのは・・・多分自分たちのこと。

.

憑き物が落ちたように和やかに鍋を囲んだ4人は、それぞれの方向に別れました。

と、思ったら。
誘っく光生に灯里からお誘いメールが。

「映画に行きませんか」

やるなあ、灯里姐さん。
こうやって友人の彼氏だった諒を夫にしたのかなあ。
あの修羅場と鍋の後で。すごいエネルギーです。

歯科医院で愚痴れなくなった光生は、結夏行きつけの立ち食いそば屋で愚痴ります。

結夏はいつも明るくて大雑把で、安定しているけれども、灯里は不安定だと思っていた。

「妻のあんなところ、見たの、初めてでした。」

そうかあ、そうなのね。
結夏も光生に嫌われまいと、仮面を被っていたから。

結夏も灯里も、それぞれ強くて弱い。
強いところ、弱いところが違うだけ。

.

結夏の携帯の待受がぶれた尻尾だけなのが、可笑しくて切なくて。
だから亜似子さんに、ちゃんとした写メを送ってくれるように頼んだ。
亜似子さんは多分、光生に頼むと思ったから。

河口湖の側に住んでる息子であり光生の父親のシュウイチから、一緒に住まないか、と誘われていることを光生に伝える亜似子さん。

亜似子さんがいなくなったら。
姉夫婦はいるけれども、本当にひとりぼっちになってしまう。

光生にとっての家族とは、行きたくもないキャンプに行って疲れて鳥になりたい、と思ってしまうだろうけれども、それも悪くない、と感じれるもの・・・

・・・灯里は妊娠したようです。

これでかえってわからなくなってしまいました。
諒とあっさり復縁するとは到底思えないし、光生は家族を作ってもいいと思い出しているようだし。

いったいどうなるの?!

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かなりすっ飛ばしたのに、この長さ。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうごさいますm(_ _)m

エンディング、再び桑田さんが登場しました。
結夏はやられていましたが、灯里は強い!さすがSP。

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2013年3月 7日 (木)

夜行観覧車 第7話

公式サイト

原作未読です。

今回も登場人物別に書きます。

オープニングは啓介でした。

「一番変わったのは、カミさんですね。」

淳子から凶器らしきものを無理矢理預けられた後、警察をまきながら、何とか始末した啓介。
「俺のことをいたわれよ、何やってんだ、俺は」
などと叫びながら。
そんな大声出しても大丈夫なんでしょうか。

時間は前後します。

自宅に訪れた結城に事件当日の行動を問いただされて、高橋邸に入ったこと以外は事実を喋る啓介。
なぜ家に帰らなかったのか、という問いに、うちに帰りたいけれども、帰れない。帰宅拒否症であることを、真弓の前で告白します。
3年も前に借りた1000万円の件も問われていました。
それには、会社を辞めて独立するつもりだったのが、引き止められてしまったため機会を失ってしまった。お金はそのまま弘幸に返すつもりだった。
しかし、300万円引き出されていることを指摘され、いちいち覚えていません、とうろたえます。

結城たちが帰った後、300万円のことを真弓に問い詰められた啓介。
ボーナスが減ったから、ローンに当てていた、と答えます。そのことは言えなかった。

「高橋さんちのお金でローンを払っていたんだ」

呆然とする真弓。彩花のことを相談しますが、ここでキャパ一杯の啓介はキレます。

「自分だけ大変だと思うなよ。」
彩花のことは二人の問題だ。俺一人ならこんな苦労、背負い込まないよ。俺は俺でやることがある。」
「ひばりが丘になんか家、建てなきゃよかった。」

・・・ということで。

淳子が啓介に凶器を渡したのは、計画ではなかった?
小島の時はドアを開けず、啓介の時にドアを開けたのは偶然?

もし、啓介が高橋邸を訪れた時が、弘幸が倒れた直後ではなかったとしたら?

啓介が彩花が暴れ出すといつも家に入らず車の中で休んでいることを知っていて、彩花の声、啓介の帰宅を見計らい、慎司に声を上げさせたり、叫び声を挙げたりした・・・本格ミステリならそれくらいのトリックは使いそうですが、このドラマではどうなんだろう。

父として、夫として、家族としてどうよ、なんて勝手な、と啓介を責めることすら、何か虚しい気がしてしまいました。
ひばりが丘うんぬんはあれですが、こういう家族は実際にあるだろう・・・いや、ある。
そのことに暗澹とした気持ちになってしまって。

1000万円の使い道の件は、ローンの支払いに使った、ということで一応の決着はついたようです。
しかし、真弓は、高橋家の、淳子のお金で家を維持できていたと知って、何を思ったのでしょうか。

啓介が、淳子のことを絶対に言わない、と言っていたのは殺人・・・正確には傷害罪のことだけでしょうか。
そのことで自分も、ひいては家族も追い込まれているのに、なぜ秘密にするのか。
まだ、過去に何かあるのかな?

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後は簡単に。

「友だちの家より、自分の家の方が大事だよ。」

結城、よく言ってくれました。

真弓さん。よりにもよって志保に声をかけるなんて(。溜息)
娘の友人関係に普段から目を配っていたら、詳しくはわからなくても何となく感じれたのでは?
真弓自身、昔からの友だちや元の住まいの人たちからあれこれ言われているのを自覚しているのだから、公立の中学校に進んだ娘の鬱屈及び鬱屈の元は何となく推測できたのでは。

あ、そうか、真弓に厳しい目を向けてしまうのは、娘の置かれている立場を想像する力、もしくは努力を全く感じないからなんだ。

決して「二人の問題」ではないけれども、そう言ってしまう啓介の気持ちもわかります。
母と娘の関係ってすごく微妙ですので、男親は入っていきにくいと思う。
それぞれ別個にカウンセラー的スタンスはとれたと思うのですが。
啓介にはその余裕はなかった。

中学校に入った時に見せた兆候をそのままに、その後、割れ物を扱うがごとくだまって見ていただけだった二人の判断・・・ミスなんだろうなあ。
相談できる第三者がいれば良かったんでしょうが。それも複数。

ああ、もう、疲れるドラマです(汗)。

.

押し寄せるマスコミ、そして誹謗中傷から高橋家を守ろうとする自治会。
良かった、まともな人たちで。

「立ち退きを命じる、それが自治会婦人部全員が希望しています。」
という小島は孤立します。
予想外の展開に怒った小島は矛先を真弓に向けます。
「後はお宅が出て行けば。」

反論する真弓。
「娘のことは親である私の責任です。」
とあやまった上で。
「私と高橋さんが出て行けばひばりが丘はよくなるんでしょうか。」

憤懣やるかたない小島はマー君の会社に押しかけ、騒動ももうすぐ終わるから、と同居をせまります。
「やめてよ、違うよ、母さんがいるから帰りたくない。
もう、うんざりなんだよ。」

ついにはっきり言われてしまい、その場に崩れ落ちる小島。

.

志保たちの呼び出しに応じる彩花。

もう、なんで行くかな~・・・

行かなかったらもっと酷いことになるからなんでしょうか。

志保たちが彩花を苛めるシーンは割愛します。

ボロボロになって家路に着く彩花。

何かが割れる音で外に出た真弓は、高橋家の前に佇む彩花を見つけます。
割れたのは高橋家の窓。
彩花がやったのだろう、と責める真弓。違う、と言う彩花の叫びにも耳を貸しません。

一旦小康状態があって、食事時間。
唐揚げは彩花の好物・・・でもついに爆発する二人。

「明日、病院に行かない?」

言うタイミングも言い方もが違うよ、真弓さん・・・追い詰められているのは痛いほど伝わりますが。

「見栄じゃない、夢、みたんだよ。夢をみちゃいけないの?」

夫と同じこと、ひばりが丘なんかに住まなきゃ良かったんだ、という娘に叫び返す真弓。

.唐揚げを、レタスを娘の口に押し込みます。

「こんな母の顔 初めて見た。殺してやる、そんな風に見えた。」

.

クライマックスシーンでした。

一度さらったはずのテーブルが、次に映った時にはそこそこきれいだったことが妙に気になりました。
ストーリーの中ではどれだけ時間がたったんだろう。

後、彩花は小柄だから母に押さえつけられてしまったけれども、もし大柄だったらどうなっていただろう、とか、ストーリーとはあまり関係のないところを意識して見てしまいました。

あまりのめり込んで見ると、どっと疲れるので(_ _)

.

あ、高橋家のことを書いていなかった(汗)

子供たち曰く。

両親は本当に仲が良かった。
だから、母には父を殺す理由がありません、と比奈子。

良幸は、弟、慎司の成績が悪いことを知っていました。
内部進学が危ういくらいに。
中学進学当時、あのバーベキューの時にすでに
「全然授業についていけない。わかってないのは僕、一人だけみたい。」
と打ち明けられていたのです。
「慎司が僕に助けを求めていたんだ。」
慎司はこうも言っていた。
「試験の結果が悪かったら、まだ姉ちゃんのせいにされちゃうから。」

慎司は一人、観覧車に乗っていました。
小島は一人で観覧車を見ていました。
.

凶器は良幸のトロフィーのようです。
慎司以外の人物が弘幸を倒した可能性はあるのでしょうか。
事件そのものの動機も含めて、彼らはまだ秘密を抱えているのでしょうか。

・・・抱えてて欲しいです。
和解するにしろ、崩壊するにしろ。
サスペンスドラマらしく。
.

全部で10話?

後3話もあるのね・・・この感じこそが、湊さんのドラマの醍醐味でもあるのですが(^^;;

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2013年3月 6日 (水)

泣くな、はらちゃん 第7話

公式サイト

越前さん(麻生久美子)が机にしまった漫画ノートは、間違えて古紙回収トラックに積み込まれ、遥か遠くの古紙回収工場へ・・・。(公式サイトより)

ノートがなくなってしまって大ショックの越前さん。
清美も怒っています。
「話の結末もつけられない、ダメな神様」
と慰める百合子さん。

一方、ノートを乗せた車が追突された衝撃で全員、外の世界に出てしまったはらちゃんたち。
・・・ここでも、ひろし!

枠がかなり崩れてしまった漫画の世界がどうなっているか、気になります。

古紙回収工場で、いらなくなった漫画や雑誌がドロドロに解かされることを知ったはらちゃんたち。
「地獄か、ここは。」@ユキ姉。今までひらがなだと思っていました(汗)

ノートを取り替えそうとする工場のおじさん、意固地だなぁ。いや、職務に忠実というべきか。犬まで放つことはないとは思うのですが。でも、あの犬たち、どうして回れ右しちゃったんだろう・・・っていう突っ込みは無粋ですね、すみません(_ _);;

そうそう、あの犬たち、以前、あっくんを恐がらした犬と同じ犬種、シェパードでした。
ということは、このドラマならば、犬たちを連れていたおじさんと回収工場の人は同一人物、ということもありえるかもしれません。まだ確認していませんけれども。

改めて話し合う「漫画の世界の仲間たち。」

この場所が、いらなくなった漫画の墓場だということに相当のショックを受けて、早く元の世界に帰ろう、という皆に、だめです、とはらちゃん。
それだとノートだけが置き去りにされてしまうから。

置き去りにされたしまったら・・・何かを知っているユキ姉が
「ここで、この場所で、誰にも忘れられて、そして死んでいく」
と。

はらちゃんの、越前さんのところへ帰りましょう、という呼びかけにも乗り気でない仲間たち。
だって、俺たちは神様に捨てられたんだから。

しかし、私は神様を信じる、とはらちゃん。
何故なら
「両想いだからです」。

私たちが帰れば、越前さんは喜んでくれます、というはらちゃんの熱意にほだされる仲間たち。
「ダメな神様だなあ。神様は選べないからね。」
と笑いおじさん。
その言葉に、ずっと硬かったユキ姉の表情も和らぎます。

でも、どうやって帰る?
ここはどこ?

そこへ白い子犬が迷い込んでいます。
でかい犬に二度も襲われてすっかり犬恐怖症になってしまったあっくん。
これも「犬」です、とはらちゃんに言われてびっくり。
すっかり仲良しになりました。

「両思いですね、犬とあっくん。」@はらちゃん

さて、皆より多少はこの世界のことを知っているはらちゃんがリーダーとなって、どこかにある越前さんの下に行こうとする漫画の世界の仲間たち。

お金・・・持っているわけないですよね。
はらちゃん、いつも田中君か工場長におごってもらってたし。

お金がないことを聞いた優しそうなおばあさんちの畑で、大根収穫のお手伝いをさせてもらことに。
ずっと居酒屋にいて体を動かしたことのない仲間たち。体を動かせて嬉しそう。
お礼にもらったとれたての大根をおいしそうにほおばります。

「働くって、いいもんだな。」
「働くとは、生きることだそうです。」


亡くなった工場長の言葉です。たまちゃんはそこにいるのにねえ・・・

「俺たちの世界って小さいな。」

と、派手な車に乗った親子が登場。
男の子はあっくんが連れてきた子犬、チビの飼い主でした。
お父さんの方は、ヤバイ系?堅気の人ではなさそうです。

工場では。
全く元気のない越前さん。
新しいノートにはらちゃんを書いて呼び出そうとしますが、出てきません。
泣き崩れる越前さん。
もう、漫画の世界の人だとか、関係ないです。ただ、会いたい・・・

出てこなかったのは、新しいノートだから、じゃなくて、はらちゃんたちがこの世界に来ているから?なんてことを思いつつ。

ヤバそう、と思ったお父さんはミュージシャンでした。
派手なペインティングをした機材車に乗せてもらい、何もかも初めて見るものばかりで大はしゃぎする仲間たち。ユキ姉だけは冷静でした。
そんな仲間たちのはしゃぎっぷりを楽しむお父さん。
車を止めて、何でもいいから歌ってみろ、と、はらちゃんにエレキギターを渡します。

「私の世界」を弾き語り出すはらちゃん。

はらちゃんの見るマキヒロの、無垢な表情が印象に残りました。
何にも考えていないけれども、何か感動している、びっくりしている。
こういう表情は中々作れないと思います。

やがて、ユキ姉も一緒に皆で歌い出します。

良い歌だ、とお父さん。誰が創ったのか、とはらちゃんに尋ねます。

「言葉は神様にいただき、メロディは悪魔さんからいただきました。」

うお、カッコいい。そのままを言っただけなんですけれども(笑)。
お父さんも感動。

「ロックだね。ロックってカッコいいもののことだよ。」

つかの間、夕陽を眺める仲間たち、親子。

「素晴らしいよね、この世界。」
.

お父さんは離婚していました。
妻を幸せにできなかったから、という理由を聞いたはらちゃんは、越前さんへの思いを語ります。

「住む世界が違いすぎて、俺が幸せにしてやれないって。」
「関係ねえよ、世界なんて関係ねえ。それがロックだ。
好きな女をなくしちゃだめだ。」

日が暮れて。
お父さんははらちゃんたちをかまぼこ工場まで送ってくれました。

チビとの別れを悲しむあっくん。

去っていくお父さんを、ロックです、つまり、カッコいい人です、と、教えてもらったばかりの言葉で見送るはらちゃん。

「じゃ、またね。」

「またね、か」
少し悲しそうに呟く笑いおじさん。

夜の工場に誰かいるのかな、すれ違わなければいいんだけど、と思ったら、よかったぁ、越前さんたち社員は残業中でした。

やっと再会できた越前さんとはらちゃん・・・

「ごめんなさい。」

自分が書いたキャラたちが勢ぞろいしている・・・(感無量。)

自己紹介をする仲間たち。あれ、たまちゃんは?(^^;;

ユキ姉だけは越前さんの方から「ユキ姉ね。」と。

「ありがとう、私たちを書いてくれて、ありがとう。
もう一度生きることができた。」

前に出て越前さんに語りかけるユキ姉。

「ほんとの神だ。」

越前さんにノート返すはらちゃん。

私と越前さんは住む世界が違う。
両思いでも越前さんを幸せにすることができない。
両思いでも幸せになれないこともある。
もう、会わない方がいいのでは、と思いました。
その方がいいのかな、と思いました。
でも。

「嫌です、嫌です、嫌です!」

私はこの世界にずっといたいんです。
越前さんを幸せにしたい。

はらちゃんの、必死で熱烈な言葉を聞いた越前さん。

「私は神様なんかじゃない。
ただの人間だし、何の力もない。」

「あなたと一緒にいたい。」

「私にもどうしていいかわからない。」

「じゃ、もう、ずっと、このままでいいんじゃないかなあ。」

と、誰もが思っていたこと、でもそんなことになると、何かと問題が起きるだろう、と思っていたことを言っちゃう笑いおじさん。

すっかりその気になった越前さんは、ノートが開かないようにテープでがっちりとめてしまいます。

「このノート、もう、絶対に開きません。」

ああ、大丈夫?!
.

田中君にもう、遅い、と言ったり、マキヒロに抱きついたり。
清美の心は揺れているようです。

田中君もね・・・越前さんのことがまだ好きみたいだけど、沈んでいる清美も気になる・・・と思ったら、ユキ姉を見て「ど真ん中」と一目ぼれ(笑)。
清美曰く「年上好きかよ。」
それもあるかもしれませんが、はらちゃんたちとは意味が全く違う「漫画の世界の人」だから、ユキ姉から漂う二次元的な雰囲気を感じとって、ってこともあるかもしれません。

そして、勢ぞろいした仲間たちを見て逃げ出す百合子さんは?・・・もう、あれこれ推測したりしないで、見守ることにします。

ミュージシャンのお父さん。
ドラマ始まって以来の本格的なゲストでした。
レギュラーではない人と漫画の世界の仲間たちが触れ合うことで、いっそう世界が広がったように感じました。

彼らの初めての冒険は、少しだけファンタジックで少しだけ悲しい。
このドラマのテーストを凝縮したような世界で、胸がつまりました。

また少し成長したはらちゃん。
越前さんとの再会、そして越前さんと仲間たちが初めて顔を会わせたシーンには・・・ぐすん。

自分たちの世界の小ささに気がついてしまった仲間たちは、違う、ということだけで済むのか、それとも羨ましさも感じるのでしょうか。

この世界に留まることを決めた彼らが、そして受け止めることを決めた越前さんが、すごく心配。
嫉妬、失望、諦観・・・マイナスな感情を、漫画の世界の人々が強く抱かないことを願うばかりです。

と、たまちゃん、早速見つかってるし(^^;;
騒ぎのタネになりそう?

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2013年3月 5日 (火)

とんび 第8話

公式サイト

原作未読です。

お付き合いを断られた旭。
めげずに坂本さんちに押しかけます。

「オレのことも親父のこともバカにしてます。」
と言って、20才の時に照雲から渡された、和尚の手紙を坂本さんに差し出します。

「オレの親父がどんな人間かわかってもらえると思います。」

渡された時にすぐに読んでいたんだ。
.

年は2年さかのぼって、平成8年。

前回ラストの続き、父親はもう長くないから会って欲しい、と言う失踪したまま50年近く音信不通だったヤスの親父の息子からの電話です。

親父さんは死ぬ前に一度だけ詫びたい、と言っている。

あまりに突然すぎて、どう対応していいかわからないヤス。

幼馴染のたえ子姉ちゃんによると、ヤスの母親はヤスを生んですぎに亡くなってしまい、父親一人で育てていた。
しかしヤスが三才くらいの頃、ヤスの母親のお兄さん夫婦にヤスを預けて東京に行き、そこで就職し、新しい妻を迎えた。
結局、東京へ行ってからは何の連絡もよこしてこなかった、ということらしいです。

子供を捨てたってことか、といきり立つも、たえ子さんにキっと睨まれてしょぼんとなってしまったクズ。
たえ子さんは子供を「捨てた」側の人。

死ぬって聞かされても情が沸いてこないし、恨んでいた気持ちも忘れてしまっている。
これって赤の他人だろ、とヤスは会いに行く気になりません。
彼の中では父はもう、いないものになって久しく、ほんと、今更って感じなんでしょう。

そんなヤスを会いに行かせようと説得する人々。
幸恵さんの、駅前で倒れているおじいさんがフルーツ牛乳が飲みたいって言ったら、という例えに、少しその気になったようですが、照雲の、ついでに旭に会ってきたら、という言葉にたちまち硬化。

「東京に行かないって約束を破るわけにはいかない。これで筋が通ったわ。」

ああ、めんどくさい(笑)。

父親に会いたいと思わない自分をもてあましているのかもしれません。
会っても何を言っていいかもわからない。
一番恐れているのは、何も感情が起きない様を父親に見られることなのでしょうか。
ずっと罪の意識を持ち続けていた父親の感情についていけないことで、がっかりさせたくない。

こういう繊細な問題は一番苦手なヤス。
それは大雑把、ということではなく、本当はすごく繊細な人間だから。

そんなヤスをその気にさせたのは、たえ子さんでした。
昔、銭湯の前で拾ったという、父が作った石鹸箱で作った船を見せます。かつて自分が旭に作ってやった船と全く同じ。

「やっちゃんにはお父さんが大好きだった時期があるよ。忘れていても。」

忘れていても、記憶の片隅には残っていた。
呆然とするヤス。

「小さいやっちゃんに会わせてくれて、ありがとう。
あの日は私の最高の一日でした。」

かつて、無理矢理だったけれども、別れた娘に会わせてくれたことを感謝されるヤス。

しみじみと船を見ながら。

「知らないうちに。怖いねぇ、人間ていうのは。」

やっと重たい腰を上げるヤス。
大型免許も持っていないのに、東京便のシフトをねじ込んでしまいます。
しかし、会社もヤスをバックアップ。
大型免許のないヤスをクズの助手として、東京に送り出します。

「私は東京に、仕事で行きます。」

わかってるちゅうの(笑)。

東京への道中、クズは、数々のヤスのプロポーズ伝説が本当なのかどうか尋ねます。
ほとんど本当だったのに思わず、よく結婚してくれましたね、というクズに、

「すっとんきょうな女だったからなあ。面白がっていたんじゃないか。」

自分が面白がられていることを知っていたヤスは、カッとなった時は見境がなくなるけれども、基本、自分を冷静に見ることのできる人。

めんどうくさいのは、時々、引っ込みがつかなくなって、カっとなってるフリをしたまま、周りになだめてもらうのを待っていることです。
周りの人々も、それをわかりつつ、なだめている・・・寅さんだな、ほんと。

東京のトラックステーションに着いてもなお、約束を引き出して、旭には会わねぇ、と意地を張るヤスに、こう言っちゃなんですが、「会っても良い理屈付け」をしてくれたのは、クズでした。
自分も母しかいない、という恐い嫁の言葉を伝えます。
大事なのは、「くだんない約束じゃなくて、親一人子一人だってこと。」

ああ、めんどくさい(笑)
.

まず、父に会いに行くヤス。

電話をかけてきた息子さん、島野が出迎えてくれます。いい人、かつ普通の人でした。
母の連れ子なので、ヤスの父とは血は繋がっていないのだそうです。

新しい妻との間に子をもうけなかったのは。
ヤスにか、それとも連れ子だった島野に、遠慮したからなのか。
それは今となってはわからないことです。

病室の前まで来て、また迷い出すヤス。
父とそっくりですね、と言われ、意を決して中へ。

薬で眠っている父。
もう少ししたら目が覚めます、と言い置いて島野は出て行きます。

ほとんど記憶にない父を前にして。
やはり、こみ上げてくるものは一切感じない、ヤス。

小さい頃のことはあまり覚えていないんですが、と、初対面の人に対するがごとく、丁寧に挨拶をします。

でも、語りかけるべき父の思い出はない。
かわりに、たえ子や照雲、和尚たちの話を始めます。

「そうやって育ちましたよ。あの町で。」

そして美佐子の思い出、「とんびが鷹を産んだ」・・・旭の話。

「悪くない47年だったと思います。
もし、あなたが迎えに来てくれれば、別の人生があったのかも知れませんけど。
オレ、バカだから、別の人生がいいと思ったことはなかった。
あなたがくれた人生は何も何も、悪くなかったです。
全部、あなたのおかげです。
生まれさせてくれて、ありがとうございます。

(あなたは)あやまるようなことはしてない。
今を満足しているので、それでいいんです。」

こんくれぇで、丁度いいんだよ。

眠ったままの父に語りかけただけで帰っていくヤス。

その足で旭の会社を訪問します。でかい会社。
旭は取材で外出中でした。
出迎えてくれたのは、バイト時代から旭を可愛がってくれている上司。

ヤスを見て、旭が年上の人や目上の人にやたら受けがいい理由がわかった、と。
ジジ転がし・・・はっ、坂本さんも年上でした(^^;;

それだけ周囲の暑苦しい愛情に守られて育った、ということなのですが、斜めにみると、そうでないと生きてこれなかった、とも。
大人の中で育った子供って、へたすると顔色を伺うことばかりが上手になったりするのですが、素直に育ったのは、旭自身の資質もあるでしょうが、やはり周囲の見守り方、そして「お父さんの手」のおかげなのでしょう。

旭を待つ間に、旭が就職試験の時に書いた作文を読ませてもらうヤス。
ひょっとして情実雇用になるのでは、という不安を吹き飛ばしてくれた作文だったと。

タイトルは「嘘と真実について」

以下、概略で。

「僕には母がいない。」

旭のモノローグで、彼がすでに美佐子の事故死の真実を知っていることが気になっていたのですが、そうか、和尚の手紙だったんだ。

美佐子の事故死の顛末の真実を書いた上で。
和尚は、小学六年生の時についたヤスの嘘を許して欲しい、と。
美佐子の事故死がヤスのせいだったという嘘。

「お前のためを思って、悩んで悩んで、悩みぬいてついた嘘なんだ。」

それをどうか、幸せだと思って欲しい。
母に、周囲に、そして誰よりお前を愛してくれた父に、いつか、ありがとう、と言って欲しい。」

手紙を読んで、涙が止まらなかった。
そなことは初めて。
そして、鼻を噛む癖が父を同じなことに気がつく。

「美佐子さんが一番嬉しく思うのは、お前が父の嘘の告白を聞いた後も、一度たりとも恨まなかったことだろう。」

そう、和尚の手紙は締めくくられていました。

恨む。

「我慢していたのではなくて、そんな思いは一度たりともわいてこなかった。
僕はそのことが嬉しい。
僕自身ではなく、恨みを抱かせなかった父を誇りに思う。

父は嘘をついた。
僕は二十歳になって事実を知った。
だけどそれが、それが何だというのだ。

大切な真実と言うのは、父と過ごしてきた日々にあるのではないだろうか。」

その作文を読んで、ヤスは旭に会わないまま帰りました。
・・・会えないですよね、ヤスなら。

「あいつ、やっぱ、天才だわ。
オレが今日、やっとわかったことを20年かそこらでわかってた。」

.

時間は現在(平成10年)に戻ります。

和尚からの手紙を見せた旭は、こんなふうに、オレの親父は筋金入りのバカだから、年上だとか子連れだとか気にしない、と坂本さんを説得。

いや~、これだけ暑苦しい親子関係を見せつけられたら、例え父と息子も、ちょっと引くかも。母と息子だったら即時撤退(汗)。

「私なんか」と、自分に自信がないことを吐き出す坂本さん。
そして、どうして私なの?と。
長くなるけれども、と説明しだす旭。

・・・長くなるんかい、もう、メモるパワーがないよ~。

学生時代のバイト先の焼き鳥屋に取材に来たのは坂本さんだったんですね。
その時坂本さんに惚れて・・・いや、この頃はまだ憧れですね・・・、雑誌社に入って、ずっと見つめていたんだ。坂本さんもまだ人妻だったし。

好き、という感情に変わったのは、坂本さんが離婚してから。
空き缶入れに八つ当たりして、でも、空き缶を拾って戻すアクションが決め手に。

・・・ヤスっぽいところに惹かれたの?(^^;;

「僕は坂本さんに憧れをもらいました。
だから、もう絶対に、私なんかって言わないで下さい。」

長い。編集者ならもっと要領よくまとめよ、と坂本さん。

「まとめると、ま、結婚してください、ということです。」

.

亡くなる直前まで、ヤスと旭のことを思っていた和尚。
和尚が書き残さねば、美佐子の事故死の真実を旭に伝える人はいなかっただろうし、いてもヤスと旭の親子を傷つけることになる可能性が大きいでしょう。

この手紙を書いていた時・・・旭は野球に熱中していてお見舞いにも行ってなかった。
旭はそのことも思い出していたかも。
和尚の優しさ、暖かさ、そして大きさに涙。

自分を捨てた父を前にして、恨む気持ちは欠片もわかず、今まで人生を悪くない、と思うヤス。
父が母の事故のきっかけを作った、と聞いても、恨む気持ちを一度も持たなかった旭。

それぞれの気持ち生き様の真直ぐさにうたれます。

次回。

この、普通より固い絆で結ばれた親子・・・家族の中に、坂本さんはどう入っていくのでしょうか。
まためんどくさい騒動が起きそうです。

あ、そうだ。ドラマとしては、全く大したことではないことですが。

父親の息子さんの名前は島野。でもヤスの苗字は市川。
誰かが養子になったか、それともどちらかが正式な婚姻ではなかった?

・・・後になって気がつきました。

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2013年3月 4日 (月)

仮面ライダーウィザード #25「命の選択」

公式サイト

人質にとった瞬平(戸塚純貴)の身柄と交換に、仁藤(永瀬匡)の祖母でゲートの敏江(山口果林)を差し出せ、と要求するグレムリンとワータイガー。瞬平か、敏江か、どちらかを選べるわけがない。(公式サイトより)

簡単に感想のみ書きます。

叱られたことばかり覚えていて、可愛がってもらっていたことを忘れちゃいけないやん、仁藤。

男前な敏江さんに後押しされて、晴人と二人で瞬平を助けに行きます。

瞬平と引き換えに、ビーストドライバーを敵に渡した仁藤。
ぼっこぼこにされて、ついにワームタイガーの剣でとどめを刺されたかと思った瞬間に赤い羽根となって消えてしまいました。

事前にビーストの指輪を晴人のウィザードライバーにかざし、仁藤に魔法をかけていたのだった。(公式サイトより)

えっと前回を覚えていなかったのでよくわからなかったです。
そういう視聴者のために、回想シーンをいつになく丁寧に入れ込んでいてくれたのですが、それが余計に紛らわしかったりして。
加えて、ソラの仕掛けた罠は、引き伸ばしというか・・・ちょっとややこしく感じました。まだ頭が眠っている状態で見たためでしょう(汗)。

ミサを囮に使うなど、ソラはかなり小賢しい奴のでようです。
それなのに、なぜ白い魔法使いの言うとおり、魔宝石を晴人に渡したのか。
魔宝石の副作用といか、持ったものの運命が如何なるものなのか。
それは今後の展開待ち、ということで。

えっと・・・分身フォームはやっぱりずるい気がする(汗々)
緊迫感も漂わないし。

と、突っ込みつつも、前回のバス、今回の廃電車とアクション、画とも凝っていて、改めてライダーシリーズのアクション製作スタッフの底力を感じました。
これを何十年続けているんだもんなぁ。ほんと、素晴らしいです。

二人のライダーが揃っての変身シーンも格好良かったです。
怒りを持つだけの理由がちゃんとあるし、二人の気持ちが一緒、というのもあって。

そして今回は、敏江さんと仁藤のドラマのシーンで見せてくれました。
東映公式にも書かれている通り。
大ベテランの山口さんのリードで、若い仁藤がめきめきうまくなっているのが気持ち良かったです。

ラスト、二人で歩くシーンには思わずじん、ときました。

こうして仁藤の好感度はぐんぐん上がっていくのですけれども・・・

さて。

次回は、今回お怒りだったミサの話。
フラグ回じゃないですよね?

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恐竜戦隊キョウリュウジャー 第3話「あれるぜ! ざんげきのブレイブ」

公式サイト

ピンクさんがバイトしているファミレスには、名前がついていないようです。
いつの間にか調理人として働いてるレッドさん。
彼はどこに住んでいるのだろう。後の4人には帰る家があるからなあ。
誰かさんみたいにテント生活ってことは、ないやね?(苦笑)

今回はグリーンさんのターン。

戦国の時代から続く必殺剣の家系“立風館”の跡継ぎ。(公式サイトより)

でも最近は剣が荒れていることを父親に叱られてばかり。
どうやら反抗期らしく、キョウリュウジャーになったのも父を見返したいから、と。
そんなの本心じゃない、そんな勝手な人を獣電竜は選ばない、とピンクさん。

親子喧嘩の仲裁をするためにグリーンさんの父親に会いに行く、ピンクさんとブルーさんはレッドさんと同じくお節介、もとい、仲間思いのキャラのようです。

今回のデーボモンシターは、「閉じ込められた強い人間は怒る」という怒の幹部、ドゴルドの考えによって誕生したそうで、武芸やスポーツに秀でた強い人間ばかりを集めて左肩の虫かご、じゃない、牢屋に監禁していました。(公式サイト参照)

だからグリーンさんのお父さんも狙われたのね。

最後は父の剣を自分なりに取り入れた「斬撃無双剣」でローヤローヤを倒したグリーンさん。
お父さんとも少し仲直りできたようです。
「無双剣」って「円月殺法」みたい。

竹林から現れた新登場の獣電竜、ザクトルも可愛い。
「寡黙に技を磨く修行者」@公式
って、かっこいいです。キャラが設定された獣電竜は初めて。

キョウリュウジンの左腕となっていたドリケラとチェンジ。
しばらくはこういう風にがったいするんですね。
ああ、わかりやすい。

というわけで4人がそろいました
次回はブラックさんのターン。
あ、ゲストもゴーオンブラックさんだ!

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2013年3月 3日 (日)

八重の桜 第9回「八月の動乱」

公式サイト

京都で警備に当たる秋月(北村有起哉)と覚馬(西島秀俊)のもとへ薩摩から密使が送られ、倒幕をたくらむ長州を都から排除する企てに協力するよう求められる。その話を聞いた容保(綾野剛)は、長州の暴挙を見過ごすわけにはいかないと兵を挙げる。孝明天皇(市川染五郎)もこの動きに応じ、容保へ長州および三条実美(篠井英介)ら排除の勅書を送り、1863(文久3)年、八月十八日の政変が起こる。
 そのころ、会津では照姫(稲森いずみ)の右筆選びが行われていた。薙刀の師である黒河内(六平直政)も八重(綾瀬はるか)を推薦し、八重の名が最有力候補として挙げられるが…。(公式サイトより)

八月の政変前後から、あくる元治元年三月まで。
あくまで会津藩を中心に、ささっとわかりやすく描いていました。
長州側の動きはさらっと。新選組にもまだ芹沢鴨がいたんですが、描き出すときりがないですからね。

孝明天皇の、会津藩を頼りにする気持ちに懸命に応える容保。
長州嫌いだったと言われる孝明天皇が存命だったならば、会津の運命も変わったかもしれません。いや、徳川家の運命も。だから毒殺説まで出るんでしょう。

御製はともかく、御宸翰って難しい字です。勉強になりました。

覚馬は、会津藩士以外の受講者も受け入れる洋学所の設立を、殿直々に許可されました。
派手な政治運動はお話としては面白いけれども。
こういう確実で地道な活動が次の時代を切り開くのでしょう。

一方、会津に戻った照姫は右筆を選ぼうと、道場を訪れ、八重に目を留めます。
そのことを聞いた八重や友人、家族たちはすっかりその気になってはりきりますが、尚之助は不安そう。

蟄居を命じられた頼母の妻、千恵へ思いやりをみせる照姫は、皆からの尊敬に値する女性。右筆として仕えたくなる人です。
千恵の思いつめた表情も印象に残りました。

しかし、選ばれたのは時尾でした。
紋付を羽織ろうとして固まった権八。(笑)

また父上をがっかりさせてしまった。
でもよく考えてみれば、時尾さんみたいに慎ましくて気が利いて、優しいおなごでなければお城では務まらない。私はふさわしくないと落ち込む八重を、八重がお城に上がらなくて、ほっとしているいる、と慰める尚之助。

八重がお城に上がってしまったら、ここで一緒に銃を作ってくれる人はいなくなる。
新式銃を作るには八重の助けがいる。
私一人の力では、どうにもならない。

「八重さんの代わりはいない。これはあなたしかできぬ仕事です。」
「尚之助様・・・」

兄の留守の間、うちとかくばを守らねばならないことを思い出す八重。

「だけど、代わりはいないと言われると、わたし、嬉しくて。」

代わりはいないって言われたら、嬉しいでしょうね。
女子としては規格外であることを自覚しているだけに。

尚之助の八重への思いは友人の妹以上っぽい?
もしその気はなくても、こんな優しい言葉をかけられたら、誤解しちゃうかも。
でも、そっち方面にはとんと疎い八重。

二人が結ばれるには、もう少し時間がかかりそうです。

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始まってから二ヶ月が経ちました。

冒頭、初めは生意気な口を聞いていた子供たち。
八重の銃の扱い方、腕前を目の当たりにして、すぐさま態度を改め、敬語を使う様子が描かれてました。

今後の展開に繋がるシーンです。

ここまで。
一般人であるヒロインの描き方としては丁度いいように思います。
もっとヒロインを中心とする描き方もあるでしょうけれども、それだと時代劇になってしまうかな、と。

大河だからこそ描ける歴史のうねりと、豪華なキャスティングを楽しんでします。

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2013年3月 2日 (土)

2012年1月の読書 その1

もう三月なのですが。
ドラマの感想に追われて、すっかり遅くなってしまった・・・今クールは大変。

※読書順、敬称略です。

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○読書<新読>   

ばんば憑き 著:宮部 みゆき(新人物ノベルス)
母の遺産―新聞小説 著:水村 美苗(中央公論社)
楚漢名臣列伝 著:宮城谷 昌光(文春文庫)
名妓の夜噺 著:岩下 尚史(文春文庫)

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「ばんば憑き」

江戸で小間物商を営む佐一郎・お志津の若夫婦は、箱根湯治の帰途、雨のために戸塚宿で足止めになった。そして、やはり足止めの老女との相部屋を引き受ける。不機嫌なお志津をよそに、老女の世話を焼く佐一郎。その夜、風の音に混じって老女のすすり泣きで目を覚ました佐一郎に、老女が語り出したのは、五十年前の奇怪な出来事だった…。表題作はじめ6篇を収録。収録の「お文の影」では、『日暮らし』の岡っ引き・政五郎とおでこの三太郎が謎を解き明かす。また「討債鬼」では、『あんじゅう』の青野利一郎と悪童たちが奮闘するなど、他のシリーズの登場人物たちが縦横に活躍する傑作集。 (「BOOK」データベースより)

青野たちの話「討債鬼」は三島屋おちかと出会う前。「あんじゅう」にも登場する行念坊と話だけちらっと出てくる吉乃との出会いが書かれています。
政五郎親分とおでこの登場が嬉しい「お文の影」、タイトルになっている「ばんば憑き」、コロリをテーマにした「坊主の壺」、物の怪と必死に戦う少女を描いた「博打眼」、百鬼夜行と耳袋の話を宮部ワールドで描いた「野槌の墓」。
期待を裏切らない短篇集です。

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「母の遺産―新聞小説」

  

家の中は綿埃だらけで、洗濯物も溜まりに溜まり、生え際に出てきた白髪をヘナで染める時間もなく、もう疲労で朦朧として生きているのに母は死なない。若い女と同棲している夫がいて、その夫とのことを考えねばならないのに、母は死なない。ママ、いったいいつになったら死んでくれるの?親の介護、姉妹の確執…離婚を迷う女は一人旅へ。『本格小説』『日本語が亡びるとき』の著者が、自身の体験を交えて描く待望の最新長篇。 (「BOOK」データベースより)

文庫化まで待てず、久しぶりにハードカバーを買いました。

著者の御母堂、水村節子氏が書かれた自伝的小説「高台にある家」。
大変面白い作品で、続きを読んでみたい、でも水村節子氏の年齢を考えると無理かもしれない、と諦めていました。
やはり亡くなられたようです。
本作は水村節子氏と、娘である作者をモデルとした母娘の、ぎりぎりのせめぎ合いが描かれています。

「高台にある家」の後の話は「私小説」「本格小説」のモチーフに使われていて、断片的に推測することができました。
本作は登場人物たちの経歴など、これらの作品の中で一番創作的で、「母の遺産」というテーマに絞り込むために、かなりデフォルメされています。
しかし、母の死を間近にした娘の気持ちは作者の実感かと。

奔放に生きてきた母への嫉妬とリスペクト。
母娘として同じ感性を共有しているが故の反発と共鳴の微妙さは、女性でないと理解しにくいかもしれません。

救いの少ない話ではあるのですが、じめじめしておらず、観念的でもない。

場面転換など、古き良き大衆小説の味わいがあってテンポも良く、一気に読んでしまいました。

作者による「高台にある家」の後書きに、母の作品を本にする苦労と微妙な思いとともに、編集作業が、理由は書かれていませんけれども、かなり切羽詰った状況で行われたことが書かれていました。
本作を読んで「母」の度重なる骨折など・・・仔細が何となく推測できました。

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「楚漢名臣列伝」

秦の始皇帝の死後に勃興してきた楚の項羽と漢の劉邦。楚漢戦争という激動の内乱時代、霸を競う二人に仕え、戦う異才・俊才たちが、天下の流れを見極め己を賭ける。「劉邦は必ず害となります」項羽の軍師として、劉邦を殺すことを進言し続けた范増。劉邦の子のもと前漢の右丞相となった周勃ほか、名臣十人たちの知られざる姿。 (「BOOK」データベースより)

毛色の変わった話が読みたくって衝動的に購入しました。

フィクションの多い三国志より、項羽と劉邦の話の方が好き・・・というよりスーパーマン化された諸葛亮より病弱な張良のファンなんです。三国志の中では悪役にされがちな曹操が一番好きです。
こちらの戦いの方が古い時代なのにも関わらず、「史記」というしっかりした歴史書が残されているので、この時代を元にした小説群は基礎がしっかりしているような気がするのも好みです。
本作は史記にほとんど書かれていない斉の田横など、今まで楚漢戦争を描いた小説には登場しない人物を取り上げていて興味深かったです。

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「名妓の夜噺」

昭和前期から新橋で活躍し続けた名妓に詳細にインタビュー。政財界の要人たちの接待の場、伝統芸能の保存継承の場であった花柳界の知られざる姿を紹介。新橋芸者の一日から「旦那」の実態まで、社交界の“表も奥も”描く、本物の日本文化に触れる一冊。著者が名妓と出会った日々を回想した書き下ろし新章を増補した決定版。(「BOOK」データベースより)

「芸者論」に続いて購読しました。
中核となる「貴代女聞書」がとにかく面白い。昭和の花柳界なんて全く未知の世界なのに、情景が目に浮かびました。
貴重な風俗史としてだけでなく、名妓として昭和を生きた女性の伝記としても読み応えがある作品です。

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2013年3月 1日 (金)

最高の離婚 #08

公式サイト

結夏が出ていったことを知ってラッキー、くらいの諒。
自分は神経質で他人と一緒に暮らすのが苦手だから、と追い返そうとするも、そんなことが光生にできるわけもなく。あっさり居座られてしまいます。

久しぶりにベットで眠った光生は、枕の下にあった結夏のヘアゴムを発見。
握り締めます。
いつの間にか(笑)、同じ部屋に寝ている諒に
「未練、あるんですか」と問われて、
「何かいい忘れている気がして。」
と、ぼんやり答える光生。

さて、結夏の父、健彦が上京してきます。事情は公式サイトをご覧下さい。
今度こそショーットカット感想に・・・したい(汗)
.

「光生くん、落ちたんだよ。」
石が。
ならば、離婚したことを言わなければいけない。

でも結夏が家にいないことも不審に感じない、無邪気な健彦に、結局言い出せないまま、スカイツリー観光に付き合う光生。初めは馬鹿にしていたのに、健介以上にはしゃいじゃうのが、らしいです(笑)。
こうしてたっぷり楽しんだ後、離婚したことを告げ・・・見事なパンチをくらってしまいます。

健彦のパンチには、結夏がはじめて光生を連れてきた時の思い出と重なるのですが、そういう仕掛けを書き出すとまた長~くなるので、とりあえずすっ飛ばします(汗)。

結夏は実家には戻ってない。つまり、所在不明です。
「あのバカがっ」

菜那、なんとあっさり寿退社していました。
もちろん、すんなりとは退場しません。
クリーニング店に寄った灯里に、諒が今、うちに転がり込んでいることを伝えるためカフェに誘った光生たちとばったり会います。

空気が読めないのか、わざとなのか、二人を見て、お似合いです、実は奥さんより紺野さんに嫉妬してました、なんていう手榴弾を投げ込んで去りました。

亜似子さんを、結夏と会うのでは、と後をつける光生。
その推理は当たっていました。
仲良くプロレス観戦をする亜似子さんと結夏。
で、光生は・・・バカだなぁ(爆)

閉店後の金魚カフェで健彦に離婚の報告をする光生と結夏。
何とか元の鞘に戻って欲しい健彦の言葉は、今でも光生のことが大好きな結夏にとっては辛いだけです。
ついつい反発して喧嘩になってしまう親子をとめる光生。
「僕の責任です、結夏さんのせいではありません。」

本当にそうは思っていないけれども。
結夏を守ろうとしたのは確かです。

もう、帰ってくなくていい、と立ち去る健彦。

残された二人。
結夏は光生が手にしていたヘアゴムに気がつき、返してもらおうとします。

返すのか、光生・・・そら、返すよね。
嫌だ、何ていったら気持ち悪いと思われるかも知れないですから。

結夏の残していったエクササイズボールの処分を巡って、知らず知らずのうちにいつもの調子で会話が弾けるのですが、結夏が髪をヘアゴムで束ねるのをきっかけに静まります。

「幸せになってください。幸せに。」
「はい。わかりました。」

亜似子の部屋で。

「亜似子さん。それって最大級の別れ言葉じゃないですか。」
「夫婦はね、別れたら終わり、と思ったら、大間違いよ。
婚姻届が結婚の始まりのように、離婚届は離婚の始まりなの。」

立ち直るには、時間がかかる。

優しい亜似子さん。

「幸せになってください」

それが光生のいい忘れた言葉だったのでしょうか・・・恐らくそうなのでしょう。
いつも結夏に対しては憎まれ口や減らず口しかたたかない光生の、精一杯の言葉です。
この短い言葉の中には、別れだけでなはない、感謝、未練、愛情(?)・・・様々な思いが込められている。

でも、そういった隠された気持ちは結夏には伝わらない。
光生が結夏の気持ちがわからないように。

明けて。

娘のことを謝りながら帰郷する健彦を見送った光生。
黙々と自分の仕事をこなします。
・・・本当は動物園にずっといたかったんだろうなぁ。
念願かなって就職したのに、人間関係で躓いてしまったんだ。
そういう過去を結夏は知っているのでしょうか。

灯里も淡々と過ごしています。
しかし諒を見かけて・・・複雑な表情に。
通りかかった金券ショップの「新青森行き」をじっと眺めます。

夜。
駅前でぼうっと立つ光生に声をかけた灯里は、青森行きキップとほぼ同じ値段の加湿器を持っていました。
この間の「頑張ってください」という言葉が嬉しかった、と灯里は、食事に誘います。

一旦家に帰った灯里はネイルして、お洒落して・・・戦闘モードに入りました。
狙いを定めた獣みたいです。

獲物・・・いや、光生はどれくらい待たされたんだろう(^^;;

食事は同棲していた頃によく行った定食屋へ・・・思い出巡りね。
食事の後、一緒に住んだアパートに立ち寄る二人。
「まだあったんだ。」

「ひどいことを言ってしまって。」
光生は改めて灯里を激怒させたジュディマリの件をあやまります。
「ほんとはちゃんと楽しいこともありました。」
にっこり笑う灯里。
「弱ってると色々思い出すじゃないですか。」
「弱っているんですか。」

わかっているのに聞くのは、光生の優しさなのでしょう。

メガネを壊してしまう光生。

「あ、光生君だ。
メガネ、しない方がいいよ。」

呼び名を変えただけでなく、敬語から友だち言葉に変わりました。
変えるタイミングを狙っていたとしたら、絶妙の技です。しかもメガネ男子を愛でるとは。

メガネかけない方が好き、もったいない、綺麗な顔をしているのに。黙っていればかっこいいのに。
自分の良いところに気がついていない、そこが良いところなんだけど。

「灯里だってさぁ、黙っていれば大人しく見えるのに。」

お見事、釣れました。

その後、二人は居酒屋で延々と語り合います。

まず、子供の頃のあるある話で盛り上がって相手のガードを下げさせてから、向いていない仕事を頑張っていることを褒め、ネイルを持ち出して視線及び意識を自分の体に持ってこさす。

すごいです。
灯里・・・姐さんと呼ばしていただきます(^^;;

別れてからジュディマリをよく聞くようになった、という光生。確かに、聞いてました。

灯里が「クラシック」以外に好きな曲「イロトリドリ ノ セカイ」を当てて嬉しそう。
姐さんの、当てられたことを喜ぶ仕草は、イエローカード。
・・・本当にその曲なの?

なんだかんだと話題が弾み、光生のヘアスタイルに。
光生は美容室が苦手。亜似子さんと同じなんだ、なんて言ってる場合じゃないです。

髪をいじりあうのは、はい、レッドカード。

「すごく寂しい。一人なんだな、と思う。一人で死ぬのかな、とか思う。
誰でもいいから、ここにいて、と思う。
誰でもいいから抱かれたい、という人間になっちゃうんじゃないかな。」


相当すっ飛ばしました(汗)

「だめだよ、誰でもいいからって。」

一緒に食事をしている元カノがそんなことを言ったら、止めない元カレはほとんどいないでしょう。

「じゃ、光生君がいい。」
「さみしいからって、そんなこと。」
「一回寝てみよ。とりあえず、寝てみよ。」

肉食系ってこういうことなのね、なるほど~(^^;;

思わず、結夏、助けてあげてっと思ったのですが・・
薄暗いといういか怪しげな階段の途中で諒とディープキスをしていたのでありました(苦笑)。

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光生と諒のやりとりや、光生と灯里の会話のほとんどをすっ飛ばしても、この長さ。
どこがショートカットなんだ。(反省)

転がり込んできた諒の猫っぷりが可愛かったです。
エビフライ作って待っていたり。
マイペースだけど無神経と言うわけではない。

ふりかけていたのは清めの塩だったのね(笑)。
「俺はなめくじか!」@健彦。

ガッツさん、いい味出してました。

「光生さんは、あれなの。
他人の不幸を自分の不幸のように嘆き悲しみ、他人の幸福を自分の幸福のように喜ぶことができる人なの。」
@結夏

光生ってそんな人だったけ?・・・と思いつつ聞いていたら、ドラエモンの丸パクリだったそうで。
最初は健彦の言うようにちゃかりしている、と笑ったのですが、結夏の気持ちを思うと、じわじわと複雑になりました。
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前半のコミカルパート、テンポが良くって、思わず何度も笑っちゃいました。
後半は、姐さんの「死ねばいいのに」と思っていた元カレ光生への仕掛けを、セリフと仕草でじっとりとスリリングに見せてくれました。

真木さんの肉食系女子っぷりとシナリオが素晴らしかったです。

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灯里が光生に接近したのは、また好きになった、とかじゃ絶対にないと思うし、いくら舞い上がっているとは言え、光生も気がついているはず・・・なんてね。
男と女はわかりませんです。

「なんでいつも僕が悪いみたいになるのかな。」

自ら招いているんですが(笑)。
もう、光生のことを嫌な奴なんて思えません。

あと3話。
どんな風にこのもつれ合った関係を着地させるのでしょうか。
見届けるのが楽しみであり、終わってしまうのが寂しくもあり。
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エンディング。
4人の絡みがねちっこくなってきた?
桑田さんの乱入ヴァージョンは今回だけなのでしょうか。。

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