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2013年3月31日 (日)

八重の桜 第13回「鉄砲と花嫁」

公式サイト

都から帰国した秋月(北村有起哉)は、八重(綾瀬はるか)と尚之助(長谷川博己)に覚馬(西島秀俊)からの伝言を語る。それは、以前提案した八重と尚之助の縁談を取り消し、尚之助に他藩への移籍を促すものだった。八重は激しく動揺し、針の稽古もままならない。一方の尚之助は、新しい銃を完成させるため、作業にいそしんでいた。数日後、銃を完成させた尚之助は意を決し、八重に求婚するが…。
都では、長州攻めが中止となり、容保(綾野剛)ら会津藩士は出鼻をくじかれる。西郷吉之助(吉川晃司)の翻意により、征長軍は一戦も交えることなく、兵を解くことになったのだった。(公式サイトより)

攘夷・・・テロがきっかけで起こった下関戦争。

都を去った長州は下関戦争での惨敗をきっかけに無謀な攘夷を捨てて、開国勤皇へ大きく舵をきっていきます。
この、一見、会津には無関係に見えた戦いは、長州にとってはいい薬となり、会津にとっては、大きな禍の種となります。

幕府は朝敵となった長州を打つべく、

前尾張藩主徳川慶勝を総督、越前藩主松平茂昭を副総督、薩摩藩士西郷隆盛を参謀に任じ、広島へ36藩15万の兵を集結させて長州へ進軍させる。(wikiより)

しかし、ぐずぐずとして動かぬ幕府に業を煮やした西郷。
亡き先君、斉彬の「国事に迷った時は勝先生をおたずねせよ。」という命に従って、大坂に居る、軍艦奉行の勝を訪ねます。

「あんたはどうしたいんだ。」
「無論、厳罰に処するべきだと。領地を召し上げ、半分は朝廷に献上、残り半分は戦に功のあった諸藩で割るべきと、考えております。」
「ま、およしなさい。」

そんな戦、幕府のためにはなっても、日本のためにはならない。内乱なんぞにうつつを抜かしている時か。
下関を襲った異国の艦隊が、もし摂津の海に攻め込んできたらどうするのか。
「腰砕けの幕府には、打つ手はないでしょう。
幕府にだけ、任していちゃいけない。国を動かす、新しい仕組みを作るのです。」
「新しい仕組み。」
「共和政治ですよ。」

日本中の優れた諸侯、諸藩が揃って会議を開き、国の舵取りをする。

「それは亡き先君が目指していたもの。」
「肝要なのは、己や藩の利害を超え、公論でもって国を動かすことです。」
「公論にごわすか。」

「幕府はもう、熟しすぎた柿みたいなものですよ。」
と、勝は実際に柿を手に取ります。
「外から攻められれば」
握り潰します。
得意そうな勝ですが、その柿を見てにっこり笑う西郷を見て、凍りつきます。

「わかりました。たった今、おいは目が覚めました。転換のためには何をなすべきか。はっきりとわかりました。
ありがとうごわした。」

去っていく西郷を見送りながら。

「薩摩の西郷。思ったより恐ろしい奴かもしれん。
・・・俺は少し喋りすぎたな。」

いつも塾生たちに話している調子で持論をぶち上げたのを、後悔してます。

江戸っ子らしい、おっちょこいちょいで裏表のない勝が、ほとんど異国と言っていい、薩摩人、西郷の底知れぬ腹芸に触れた瞬間を、こういう風に描いたのは初めて見ました。

勝と同じ意見を持つ者は多かったでしょうし、あの西郷が知らなかったとは思えない。
先君の命で訪れた勝の口から聞いたことが、重要だった。
斉彬を慕う一途さ、粘着力を、江戸っ子の勝が見抜けなかった、とも見えました。

なかなか興味深いシーンになっていたと思います。

西郷は、一転して長州を攻めるのは止め、恭順を進めることを提案します。
反発する徳川慶勝たち。
しかし「戦わずして勝つこそ、善の善なるもの」という孫子の法を説いて押し切ってしまいました。

長州は三人の家老の首を斬って、幕府に恭順の意をしめし、一戦も交えることなく、征長軍は兵を解いた。

西郷にしてやられた、と悔しがる慶喜。
江戸の老中たちが、将軍の上洛を何度も願い出た容保を何と評しているか。

「京都守護職ごときが将軍の進退に口を挟むとは、僭越至極、と、嘲笑っておるわ。
そればかりではない。わしとそなたが、朝廷の権威をかさにきて、御公儀を脅かす、という者すらおる。」
「何故、そのような・・・」
「江戸城のものは何も知らぬ。そのくせ、帝の御信に厚いわれらを妬み、京都方などと名付け、痛くもない腹を探ってくる。」

江戸藩邸からも、幕府の役人たちから嫌がらせを受けている、という訴えがきている、という神保修理の報告に苦り切る田中土佐。
「京都守護職は御公儀から押し付けられたもの、金ばかりかさんで、国元も疲れきっているというのに。」
「ご家老、殿のお体が案じられます。今がご退陣の潮時では。」

「うむ・・・なあ、修理よ。我らはいったい、何と戦っているんであろうの。」

ほんと、何と、戦っているのでしょうか。
政治に翻弄される会津の、悲しい呟きです。

倹約を強いられている国許でも、都にいる人々に対する妬みが渦巻いているようです。
「国許からみれば、都を仕切っているようにみえる。」と頼母。
秋月が無役のままなのも、嫉妬から。

確かに、都に駐屯する人々、平馬、大蔵たちは出世を重ねています。

.

さて、帰国した秋月が伝えた覚馬の意向とは。

佐久間象山の死が報われず、お家がお取り潰しにあったこと。
藩の組織に入ることが、頭の硬い会津に尚之助を引き止めることが、果たして尚之助のためになるのか。
尚之助の才能を惜しんで、先の縁談は気にすることなく、自由になれ、と。

しかし新式銃を完成させた尚之助は改めて、八重に結婚を申込みます。
「それは、できないです」と断る八重。

「私では、頼りないですか。」
八重には自分は相応しくない、と思っていた尚之助。
なので一度は縁談を断ったけれども、新式銃を作ったことで自信を持ったのです。
「日本で最も進んだ銃だと、自負しています。
例え生涯浪人でも、この腕があれば、生きていける。」

「だから、ならぬのです。
尚之助様を会津に縛り付けてはならないのです。」

覚馬の文が来た時から、ずっとそう思っていた。
仕官にこだわっていたのは、兄で、尚之助自身は望んでおられなかった。

「いつでも、どこにでも、旅立っていいのです。やりたいことをおやりになっていただきたいのです。」
「私はここで生きたい。八重さんとともに、会津で生きたいのです。
妻になってください。」
「・・・はい。」

やっとゴールインです。

大喜びの山本一家。
唯一、残念なことは、尚之助が山本家の居候のために、花嫁行列ができなこと。
嫁入りとも言えないし、婿取りとも言えない。

「しかたね。嫁さまがうちから出で、うちに入ってきたら、おかしいべ。」(笑)

姉が嫁入りすれば、かくばは自分の天下だと思っていたのに、とあてが外れた、と軽口を叩くも、心からのおめでとうを述べる三郎。

秋月が仲人をすることになり、八重の相手が尚之助が相手だと知った頼母。
八重は頼母のお気に入り。
彼に拝領邸がない故、八重が花嫁行列ができないことを気にしてくれました。
で、一計を案じます。

その一計とは。
秋月家で花嫁支度をして、山本家に嫁ぐことでした。

秋月が目を疑うほど、美しい花嫁となった八重。
舞う桜も美しかったです。
.

その他、さりげなく、見知らぬ土地に住まう妻、二葉の寂しさを気遣う平馬、平馬の気遣いに「めごいこと」とそっと喜ぶ二葉、そして八重の婚礼にショックを受ける大蔵。
大蔵や平馬の出世を喜ぶ山川家、祝言を挙げてすぐに夫が都に行ってしまって、まだ一家に馴染めぬ登勢を気遣う、姑の艶。

などなど、会津の人々の様子を、短くともきめ細かく描いていました。
歴史の見方が今までの幕末物とは違うことはもちろんですが、やがて来る悲劇の序章としても、ここがドラマとしてしっかり描かれているので、安定感があります。

序章・・・ではない。本当なら、この平和な日々が本章となるべきなのですが・・・

.

うーん、わかっていることはいえ、覚馬の目が悪くなっていっているのが、心配です。

予告の胡散臭い坊主頭の男は、岩倉友視なのね。

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