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2013年3月27日 (水)

夜行観覧車 第10話 最終回

公式サイト

原作未読です。

今期、感想を書き続けているドラマの最後の1本です。
金曜日の晩って、中々リアルタイムで見れなくって、すっかり遅くなってしまいました。

まず、お詫びから。

第8話の感想で
「やはり弘幸はDVだったのかあ。何か、脱力(汗)。」
と書きましたが、トラップでした。

ごめんなさい。

すっかり原作者及びスタッフの思う壺にはまちゃっいました(滝汗)。

真相は。

8話で慎司が、兄姉の前で父からDVを受けていた、と告白した、その後。
慎司の体についた打撲を見て、定期的に暴力を受けていたようには思えない、と判断した良幸。さすが医学部です。
この設定は結構重要かも。普通の20才そこそこの若者ではわからないかもしれないもの。

しかし、良幸は、兄弟を守るために慎司の嘘に乗りました。
警察にも告げずに開いた記者会見の内容で、父がDVであったことを告白します。

父親のDVから逃れるために、思わず起こしてしまったことにすれば、印象ががらりと変わる。
暴力的な息子のいる被害者なんだけれども、加害者の家族から、DVの父を持った可哀想な一家に変わる。
それが、彼が世間から兄弟を守る唯一の方法だった。

本当は、弘幸は子供たちに医者になるための勉強を強要するような人ではなかった。
良幸、比奈子の思い出にあるとおり、優しく、尊敬できる父だったのです。
比奈子が弘幸のDVに全く気がつかなかったのは当たり前。そういう事実はなかったのですから。

良幸の告白を聞いた淳子は、やっと弘幸を殴るまでの過程を話し始めます。

勉強よりバスケが好きで、内部進学も危ない慎司に、父や兄と同じように医者になることを強要していた淳子。

あの晩。

慎司は母からの圧力に耐えられなくなり、彩花と同じように大声で叫び、暴れてしまいます。
怯える淳子。
弘幸は慎司を拳で止め、大人しくなった慎司にさりげなく優しく接します。
しかし、父と息子の様子を見ていた淳子の目は険しい。

階下のリビングにて話し合う夫婦。
慎司に勉強を強要しすぎてるのではないか、と弘幸。
このままだと医者にはなれない、と反論する淳子に、子供に医者になってもらいたいとは思わない。人には向き不向きがある、と説きます。

良幸と慎司。亡くなった妻と淳子。
「比べても仕方がない。」

弘幸の全ての言葉が自分へのダメ出しに聞こえてしまった淳子は、発作的にその場にあるもので弘幸を殴り倒してしまった。

これが事件の真相でした。

完璧な妻、完璧な母であろうとしていた淳子。
そこには先妻への強烈なコンプレックスがあった。
先妻や先妻の息子にたいする嫉妬を口にしたら、絶対に嫌われる。
不平不満を全部飲み込んで、自分の中でモンスター化していった淳子。

いつの間にか慎司がコンプレックスの象徴となり、ついには生贄になってしまったのです。

先妻と淳子、良幸と比奈子や慎司を比べるなんて思いもしなかった弘幸は、淳子の中にそんなに屈託があるなんて、全く知らなかった。
専制的、独裁的な夫、父親でもなかったですし。

そんでもっていきなりどつかれたんでは・・・たまったもんじゃないです。
意識が途切れるまで、自分が淳子に殴られたことにも気づかず、妻を求めていた弘幸が哀れでした。

自分のしてしまったことに慄く淳子。しかし、その後とった行動は・・・。
せめて捕まった時に、罪を認めるだけでなく。

全部喋っていたら、何日にも渡って慎司が犯人として疑われることはなかったのに。

・・・と、突っ込んだ人は多かったのではないでしょうか(^^;;

慎司に何も知らせずにコンビニへ行かしたのは事後工作のためだけではなく、自分の醜さ、現場の凄惨さを見せたくなかった・・・と、思いたいです。

コンビニから帰宅した慎司は、思わず逃亡してしまいます。
母のコンプレックスから発せられる負のオーラを一身に受けていた慎司には、何が起きたかを察知できたのでしょう。

その晩に弘幸は息を引き取り、淳子は行方不明の慎司を探すために病院を抜け出します。

あなたがすぐに真実を話していたら。

子供たちが世間から冷たい目で見られる状況は変わらなかったと思うけれども、何処へも行けない子供たちの苦悩はなかったかと。

しかし、慎司や淳子が逃亡したのがきっかけで、良幸が弘幸DV説を作り出すことができました。
それが兄弟たちにとってはさらなる負い目となってしまった。
特に良幸は、優しかった父にDVの汚名を被せてしまった、という深い心の傷を負ってしまいました。
母を許せないのと同じように、自分自身も許せない良幸・・・
.

高橋家のことばかり書いてしまいました。
他の人々について、簡単に。
.

遠藤家。

凶器となったトロフィーは、良幸の大事にしていた物だった。
もし、それが凶器となったと知ったら、良幸と慎司の間に禍根が残るだろう、だから絶対に隠して欲しい。
それが啓介が淳子から託された願いでした。ふ~ん・・・

結城は、啓介が凶器を隠したことを知りつつ、凶器がなくても罪が立件できる、ということで見逃します。
家族を、高橋兄弟を守るために、一生黙っていることを誓う啓介。
あ、弘幸から借りていたお金はすでに兄弟に返していて、ローン返済などで使い込んだお金は徐々に返していくとか。

彩花は、志保についに「友だちじゃない」と言えました。
教室で取っ組み合いになる二人。
教師からの連絡で真弓が駆けつけた時、志保はすでに来ていた母親に怒られていて、彩花に対して無理矢理謝らされていました。

このシーンだけでははっきりわからなかったのですが、多分鞄投げ捨ての件が明らかになったのでしょう。喧嘩だけならあんなに平謝りしないだろうし。
というか、志保と全然似ていない、居丈高でない庶民的な母親だったのに、びっくり。
だからきれいなお母さんがいて、ひばりが丘に引っ越した彩花を苛めたくなったのかな、と。

ま、これでイジメ問題は終わり。
長いこと引っ張ってきた割にはあっさり終わらしたような気がする。
イジメのシーンが一番ストレスだったし、強烈に残っているので、なんだか肩透かしを食らわされたような。
イジメがメインテーマじゃないとしても。

帰り道、彩花に「ひばりが丘を引っ越してもいい。」と真弓。
小さい時、転勤族だったから、ずっと一箇所で落ち着いて暮らしたかった。
ひばりが丘にきたのは、皆の幸せのためなんかじゃなく、自分の幸せのためだった。
本当に幸せなこと。それは家族三人でいること。

啓介とともに、家族が一緒である幸せを噛み締めながら観覧車に乗る遠藤家。
.

小島。

真弓に、ひばりが丘に戻ってくる高橋兄弟を守って欲しい、ひばりが丘を守るためにも(意訳です)、と頭を下げられて、すっかり懐柔。
・・・それだけだったのね。
.

その後の人々。

家に戻った高橋兄弟の下には、かつて兄弟と関わることを避けていた伯母、晶子が様子を見に来てくれています。

結城は離婚して離れ離れにくらす息子の入学式へ。

彩花、慎司、比奈子はおそろいの制服で丘の上の方に向かって登校。
彩花は清修学院高等部に進学、慎司も内部進学できたのね。良かったです。

そして良幸は。
いったんは大学を辞める決意をしたものの、結城の勧めを受け入れて、京都大学に戻りました。
同級生たちの下に戻る時、どんな冷たい視線を向けられるか・・・緊張する良幸。
しかし、友だちたちは、何事もなかったようにのほほんと受け入れてくれました。

このシーンが一番好きかも。
友だちは、事件がおきた時もまず、良幸のことを心配してくれてましたし。
何より、良幸の顔つきがたくましくなっていたのが、良かったです。

あの彼女とは二度と会わないで欲しいです。「殺人犯の息子」には近寄ってこないとは思いますが。うー、思い出しただけで、腹立たしい。
.

良幸の決断にインパクトがありすぎて、ヒロイン、真弓の存在が吹っ飛んじゃったかも。
事件そのものに関しては傍観者だったのだから、当然と言えば当然なのですが。

最後に淳子に面会に行きましたが・・・この二人の友情っていうのも、もひとつピンとこないっていうか無理矢理っていうか。
人のことは放っておけないないのに、娘の異常を3年間見つめるだけだった真弓と、いきなりキレる淳子。
この二人に共感できなかったです。
.

まとめとして。

面白かったです。
弘幸のDV疑惑、良幸の決断には完全に一本取られましたし。

原作通りの内容かどうかはわかりませんが、長編小説としてなら、面白かったと。
でも連続ドラマとしては・・・

真相が淳子の気の迷い(汗)、というたった一つの事件を、家庭内暴力、イジメ、近所づきあい、帰宅拒否などを盛り込みながら10話で描いたことを、長いと感じるか、過程をじっくり楽しむかは、意見の別れるところでしょう。

引っ張りすぎたため、淳子のおこした事件が、真弓曰く「誰の家族にもありえる」こととは思えなくなてしまったような気がします。

淳子の、恵まれた環境に反比例して大きくなる黒いコンプレックスは、彼女の資質にかなり左右された特殊なものとしてしか見えないし、何故黙っているのかが、理解できませんでした。
「母親失格」って言われるのが恐かった・・・そのために家族を、子供たちを傷つけてしまった淳子の気持ち。
小説ならわかるのかな?

真弓の彩花への告白は、公式に書かれていた「家族の絆の再生」を現していました。
なので、ドラマの結末として正解だし、多分そう言うだろな、という感じでした。

救いのない結末にならなくって、良かったです。

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