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カテゴリー「#ドラマ:2012年第1クール」の79件の記事

2012年4月 4日 (水)

2012年3月のまとめ<2012年冬クールのドラマ・まとめ>

今期は寒風をついて観に行った「J・エドガー」が何となくきっかけで、自分にしては久々に月2ペースで映画館に通いました。
観たかった映画が多かったためもあります。

そのかわり、映画のDVDを観る時間はとれませんでした。
観たい封切り作品がないシーズンは、またレンタルDVD生活に戻るかもしれません。

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※ミラー&トラックバック専用として「昼寝の時間@R」を運営しています。
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以下は初回から最終回まで感想を書いていて、今期で終わったドラマです。 
各作品のタイトルは最終回の感想、もしくはまとめ記事にリンクしています。

<連続ドラマ>

ラッキーセブン
ストロベリーナイト
最後から二番目の恋
恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~
くろねこルーシー

カーネーション
海賊戦隊ゴーカイジャー

<継続中>

仮面ライダーフォーゼ
海賊戦隊ゴーカイジャー 
平清盛

<単発ドラマ>

デカワンコスペシャル・ミッション
鬼刑事 米田耕作 ~銀行員連続殺人の罠~ 超・簡単感想
キルトの家 前後編
名探偵ポワロ シーズン12「三幕の殺人」
名探偵ポワロ シーズン12「複数の時計」
名探偵ポワロ シーズン12「ハロウィーン・パーティ」
名探偵ポワロ シーズン12「オリエント急行の殺人」
ミス・マープル シーズン4「ポケットにライ麦を」
ミス・マープル シーズン4「殺人は容易だ」

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最初から最後まで視聴して、感想を書かなかったドラマは「ハングリー!」「13歳のハローワーク」「理想の息子」です。
前期よりさらに最後まで感想を書いた作品が少なくなってしまいました(汗)。
「カーネーション」の感想を書くのに時間をとられたためかもしれません。週に一度なんですけれども(汗々)。

以下、あくまで個人的な、まとめを兼ねた寸評です。

「最後から二番目の恋」
最終回の感想にも書きましたが、途中からどんどんはまっていった作品でした。
2012年1月クールの作品の中では一番完成度が高かったと思います。
コメディ分野でこのような優れた作品が生まれたことが嬉しいです。

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「ストロベリーナイト」
推理ドラマとしてみると、穴が多かったとは思います(汗)。
姫川のキャラが好きかどうかで評価はわかれるかもしれません。
自分は、姫川だけでなく、彼女を取り巻く人々や雰囲気が好きでした。

DVDのタイトルに「シーズン1」がついているのに、今更ですが気がつきました(汗)

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このニ作品がダントツでした。

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「理想の息子」
感想は書きませんでしたが、最後まで見ました。

自分は、大地の友だちが増えていく流れはテンポも良くて好きでした。みんな個性的でしたし。金子ノブアキさんの使いまわし(笑)、丹波とその妹のくだらない(←褒めてます)遊びも楽しかったです。
野島さんのお話なので身構えていたのですが、暗転っぽいエピソードは三船先輩の実母の病気くらいだったでしょうか。
海と倉橋が結婚する結末も明るくてよかったです。

大地と母、海の関係をどう見るかで、評価がわかれると思います。

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「くろねこルーシー」
ストーリー、演出、すべてふわふわっとしたお話でした。
もう少しテンポが良ければ、と思わないでもありませんでしたが、これはこれでありなのかな、とも。個人的にはすごく楽しめた作品でした(^^;;

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「13歳のハローワーク」
この作品も感想を書きはぐれてしまいました(汗)。
自分で感想を立ち上げなかったものですので(汗)、感想を書かれているブロガーさん宅のコメントでときどき呟いていました。

そのコメントと重複しますが・・・
タイムトリップものは本格SFであっても矛盾が生じるので、最後、辻褄が合わなくてもかまわない、くらいの軽い気持ちで見ていました。
途中までは楽しかったのですが、ふてくされ少女のエピであれ?と感じ、微笑み男子、三上のエピにはちょっとがっかり。
しかも最後に三上やその他、気になる人々の現在の姿を見せてくれなかったことに、それはないやろー、と思わず突っ込んでしまいました。
視聴者が見たいものを見せて欲しかったなぁ・・・と、ラストは残念でしたが、お話そのものは大きく崩壊しておらず、楽しく見れた作品でした。

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「ハングリー!」
ロックとフレンチの融合。アイデアはいいと思うのですが、職業ドラマとしてみるとありえないことだらけだったので、感想はリタイアしました。作品は最後まで観ました。
青春ドラマとしてなら・・・男子たちがわちゃわちゃやっている感じは面白かったし、楽しそうでした。
でも、恋愛話には最後までときめなかったです。もっと違う設定にできなかったのかな?

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「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~」「ラッキーセブン」はどっちもどっちでしたが(汗)、「恋愛ニート」の方には、お茶を濁さないで何とかしよう、という真摯さを感じました。

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「ラッキーセブン」「カーネーション」「海賊戦隊ゴーカイジャー」については、各作品の最終回で書いたとおりです。

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「家族八景」は第七話まで視聴。まだ全部見ていません。
後は4月クールのドラマが始まるまでの、お楽しみ(^^;;

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○印象に残った女優さん
1月期に限るなら小泉さんだと思います。
今回は朝ドラから尾野真知子さんで。

○印象に残った男優さん
「ストロベリーナイト」の遠藤憲一さんは素敵でした。
しかし中井貴一さんで。
中井さんが登場すると重厚になる「平清盛」、そして何といっても「最後から二番目の恋」の和平が抜群でした。

以上、あくまで、好みです。お許しくださいませ。

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2012年3月30日 (金)

僕達急行 A列車で行こう

公式サイト

2012年 日本 117分

監督、脚本:森田芳光/音楽:大島ミチル/プロデューサー:白倉伸一郎、三沢和子、川田亮
出演:松山ケンイチ、瑛太、貫地谷しほり、村川絵梨、ピエール瀧、星野知子、伊東ゆかり、笹野高史、伊武雅刀、西岡徳馬、松坂慶子、菅原大吉、三上市朗、松平千里

A

「間宮兄弟」「武士の家計簿」の森田芳光監督が、鉄道オタク=“鉄ちゃん”の青年2人を主人公に描くオリジナルのハートウォーミングコメディ。大手企業に勤めるマイペース男子の小町と、経営危機を迎えつつある実家の鉄工所勤務の小玉は、性格も仕事も異なるが、共通の趣味である鉄道を通じて出会い、“鉄っちゃん”ぶりで周囲をあきれさせながらも、幸せの輪を広げていく。小町役の松山ケンイチと小玉役の瑛太が初共演を果たす。劇場公開前の2011年12月20日に他界した森田監督の遺作となった。(@映画.com)

@MOVIX

ネタバレなしの感想のみ、簡単に書きます。
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鉄オタでも、監督及び主役二人の熱烈なファン、というわけでもなかったのですが、追悼の意も込めつつ、癒やし系の作品かも、と思って視聴しました。サッチャーさんの話も面白そうだったのですが・・・癒されたかったんです。(汗)

何だか不思議な映画でした。

ベースは森繁久弥さんの「社長シリーズ」なんだと思います。
松坂慶子さんが森繁さんのポジション、松山ケンイチさんはシリーズ初期の小林桂樹さん、といったところでしょうか。

松坂さんの社長や取り巻く、西岡徳馬さんたち重役、秘書役の村川絵梨さんのシーンは、そのまま「社長シリーズ」の雰囲気でした。明るくて、前向き。
まったりとした会話の間や、わざとの古臭いカットバック、音楽、色、メイクに至るまで昭和の匂いがぷんぷんしました。特に中洲のバーのセット。(笑)

上記の方々、そして貫地谷しほりさんを含めてキャストの皆さんが、監督が目指すところをよくわかって演じているので、安心して懐かしむことができました。

「社長シリーズ」と一番大きく違うところは、時代背景よりも、主役の二人の描き方のような気がしました。
いや、「社長シリーズ」を見たことがない人でも、この二人の醸し出す雰囲気が、オーソドックスで予定調和な話を不思議な、ちょっとファンタジックな映画にしていることはわかると思います。


小町役の松山ケンイチさん、小玉役の瑛太さんが、泣いたり落ち込んだり悔しがったりはするけれども、決して怒らないんです。

ほとんどのシーンで生暖かい笑顔を浮かべていて、ゆっくりした間とあいまって、二人の顔が何だかお能の面のように見えてきたりもしました。
ここが好みのわかれるところでしょう。

自分は最初は違和感がありましたが、列車に揺られるがごとく、だんだんと心地よくなったクチです。
爆笑ではないのですが、くすくすと笑えました。

お互いのこだわりを尊重しつつ、いちゃいちゃする(違)、小町と小玉。
この二人の独特の表情や動き、そして間が、テレビドラマにしてもいいような話を、監督の思い描いた世界、映画ならではの味を持った作品にしたのだと思います。


お二人とも今よりぽっちゃりしているのが、可愛かったです。
松山さんは「セクシーボイスアンドロボ」の雰囲気に似ているかもしれません。

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列車の走る風景。列車から観る光景。日本の田園風景は、本当に美しい。

疲れた時にまったり見直したい、優しい映画。
癒されたい、という願いが叶って、満足でした。

シリーズ化も考えていたほど、長年暖めていた企画だったんですねぇ・・・

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「ありがとう 森田芳光」

クレジット最後の言葉です。
館内が明るくなるまで、誰も席を立ちませんでした。

合掌。

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※事前に作品情報をほとんど仕入れずに見たので、エンド・クレジットでプロデューサーの中に白倉さんの名前を発見して、びっくり。仮面ライダーから離れてこういう作品を作ってたいたとは。
加えて、小町の同僚の、イケメンだけども妙な雰囲気の青年、どこかで見たことがある、誰だっけ・・・と思ったら、仮面ライダーディエンドの戸谷公人さんでした。

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2012年3月29日 (木)

ミス・マープル シーズン4「ポケットにライ麦を」「殺人は容易だ」

NHK公式サイト

@NHKBSプレミアム

ネタバレなし、簡単に感想のみ書きます。

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「ポケットにライ麦を」

2008ー09年 英米制作

原作は1953年に発表されました。

本シリーズからジェーン・マープル役がジェラルディン・マキューアンからジュリア・マッケンジーに交代しました。
ほとんど笑わない女教師のようなジョーン・ヒックソン、ヒックソンとは対照的にふわふわっとしていたジェラルディン・マキューアン。
今度のマープルは押し出しがよくって、エネルギッシュ。
原作初期のセント・メアリ・ミード村時代のミス・マープルのイメージとはちょっと違う気がしますが、後期、活動的になって村から飛び出してからの作品には合うかもしれません。

本作はマザー・グースものの秀作として何度か読み直していたので、粗筋は覚えていました。
ミス・マープルがレックス家に入り込むきっかけを与える老婦人は登場しませんでしたが、犯人と動機、オチは大体原作通りだったと思います。

登場人物が少ない上に、似たような顔立ちの俳優さんがいなかったので(汗)、見やすかったです。
特に女優さんたちが個性的で、それぞれ魅力的でした。

原作の面白さでもあるミス・リードを1時間半の尺に合わせて思い切って整理し、一人の被害者の哀れさをより前面に出したことでミス・マープルの悲しみがストレートに伝わり、それ故にラストの急転直下のオチがストン、と落ちました。

美しく広大なイチイ荘のロケを含めて、映像化に成功した作品だと思います。

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「殺人は容易だ」

2008ー09年 英米制作

原作は1939年に発表されました。ポワロもミス・マープルも登場しません。

数少ない未読の作品の一つだったので、純粋にミステリとして見れました。
原作の登場人物一覧と見比べてみると、マープルを割り込ませた以上に、かなり改変していたような気がしますが、どうなんでしょう。

ま、その辺は原作を知らないので置いとくとして、あまり後味は良くない話ではありました。
推理ドラマとして見ると・・・犯人は途中でわかりましたが、英国の田舎の風俗は楽しめました。
田舎での選挙運動など、横溝正史の「悪魔の手毬唄」を連想しました。
女性の年齢がわかりにくかったことが難点だったかも。年配の女優さんに魅力的な方を揃えていた、とも言えるのですが。
そのため、母と娘ほどに年齢が離れているように見えなかった、というか。難しいところです。

原作では探偵役らしい、元警察官のルークは、シリーズでは珍しく普通に男前でした。(汗)

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※シルヴィア・シムズ、というクレジットを見て、聞いたことがあるな、と調べてみたら、大昔にテレビで観た「大学は花ざかり」(1958年英国作)という映画のヒロインでした。

粗筋は、ケンブリッジ大学に留学したドイツ人青年の、カルチャーショックを含めた青春物語だったと思います。この映画で、オックスフォード大学とケンブリッジ大学の関係や、ボートレースって伝統なんだな、ということを何となく知りました。

DVDはおろかVHS化もされていない小品なのですが、なぜ覚えているかというと、主役のドイツ人青年がドイツの名優、当時はドイツを代表する二枚目だった、ハーディ・クリューガーだったからです。
その作品の前後に日曜洋画劇場などで「ハタリ」(1961) 、「飛べ!フェニックス!」(1965)、そして「シベールの日曜日」(1962)を見て、ファンになっていたんです・・・恐らく。

Photo

※「シベールの日曜日」スチールです。

で(汗)、シルヴィア・シムズは、主人公の、若くて可憐で気の強い恋人役。

その頃のシルビア・シムズのポートレートが見たい人はSylvia Symsで検索してみてくださいませ。

好きだったハーディ・クリューガーはともかく、シルヴィア・シムズ、一回しか見ていないのによく覚えていたものだと我ながらびっくり。小さい時に見たものは忘れないんですねぇ。今じゃ、さっぱりですわ(汗)。

この「殺人は容易だ」では、最初に亡くなる老婦人役でした。
ああ、映画製作時からもう、50年以上も経っているんだなぁ・・・

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オリエント急行殺人事件(1974年)
ミス・マープルシーズン3「無実はさいなむ」
ミス・マープルシーズン3「バートラム・ホテルにて」
ミス・マープルシーズン3「ゼロ時間へ」
ミス・マープルシーズン3 「復讐の女神」
名探偵ポワロ「マギンティ夫人は死んだ」
名探偵ポワロ「鳩の中の猫」
名探偵ポワロ「第三の女」
名探偵ポワロ「死との約束」
ミス・マープルシーズン2 「スリーピング・マーダー」
ミス・マープルシーズン2 「親指のうずき」
ミス・マープルシーズン2 「動く指」
ミス・マープルシーズン2 「シタフォードの謎」
名探偵ポワロ「ナイルに死す」
ジョーン・ヒクソン版ミスマープル「牧師館の殺人」
ジョーン・ヒクソン版ミスマープル「書斎の死体」
ジョーン・ヒクソン版ミスマープル「牧師館の殺人」
名探偵ポワロ シーズン12「三幕の殺人」
名探偵ポワロ シーズン12「複数の時計」名探偵ポワロ シーズン12「ハロウィーン・パーティ」名探偵ポワロ シーズン12「オリエント急行の殺人」

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2012年3月28日 (水)

桜蘭高校ホスト部@映画

2012年 日本 105分

Photo

公式サイト

原作:葉鳥ビスコ「桜蘭高校ホスト部」(花とゆめコミックス)
監督:韓哲/脚本:池田奈津子/音楽:仲西匡/音楽プロデューサー:志田博英/製作総指揮:村松俊亮/エグゼクティブプロデューサー:田代秀樹/プロデュース:伊與田英徳/企画プロデュース:杉山剛/プロデューサー:橘康仁/プロデューサー補:高野英治
出演:川口春奈、山本裕典、大東駿介、中村昌也、千葉雄大、高木心平、高木万平、竜星涼、篠田麻里子、ニックン、市川知宏、菊田大輔、鈴木勝大、戸次重幸、鈴木亜美、清水昭博、升毅、江波杏子、財前直見

セレブな家庭の子女ばかりが通う名門校を舞台に、“ホスト部”なる部活動に入部した庶民の女子高生の恋と青春を描いた学園コメディーの劇場版。累計1,300万部を売り上げた人気コミックを基にテレビドラマとして実写化し、さらに映画化となった。(@シネマトゥデイ)

@MOVIX

原作未読です。

ネタバレなしの超・簡単感想です。
突っ込んでます。ご注意下さいませ。
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特定の俳優さんのファンということもなく。
ただただ、深夜で放映されていたドラマが大好きだったという理由で、ご祝儀がてら見ました。(ドラマの感想は書いていません。)

結論から言うと。
テレビドラマの続編、もしくはSPの映画化って、個人的にですが、成功例に当たったことが少なく、あまり期待はしていませんでしたので、ま、こんなもんかな、と。

しかし、あのドラマのテイストを維持できたら、ひょっとしたら大化けする可能性もないではない、という希望を抱いていたコメディ好きとしては、アイドル映画であることは百も承知で、突っ込ませていただきます。(大汗)

可愛さを自覚していないハルヒ、オバカな環先輩、腹黒い鏡夜先輩など、ホスト部メンバー及び相変わらずな猫澤先輩に久しぶりに会えて、楽しかったです。

しかし。
ドラマの、バカバカしくも突き抜けた明るさと、テンポの良さが好きだったのに、湿っぽくてシリアスなお話でした。
こんな話を見たかったわけではなかったんですけどねぇ。
スプラスティックなシーンもあるにはあったのですが、湿ったエピソードに足をとられたのか、テンポが悪く感じました。

まず、お話の中心がホスト部メンバーではなく、ミシェル・江梨華・モナールだったこと。
また、彼女のキャラが、現実味を帯びた生臭い企みを持っている、という設定のため、暗いこと。
ドラマではゲストも含めて皆、どことなく浮世離れしていて、ほんわかしていたのになぁ。
ああ、残念。

もっとホスト部のメンバー中心のストーリーを見たかったです。

ハルヒの父、亡き母、環の父、生き別れの母(フランス人には見えませんでしたが、それはご愛嬌、ということで;;)、祖母、そして鏡夜の父など、顔は出していましたが・・・ああ、もったいない。

尺が長すぎたのでしょうか。そのため張り切って色んな要素を入れすぎたのでしょうか。ドラマの撮了後に作ったので、練り上げる時間がなかったのでしょうか。

原作、テレビドラマを知っている人たち、俳優さんのファンの人たち以外の、アイドル映画という枠を越えて、コメディ映画ファンを納得させてくれる水準に届かなかったのが、ドラマのファンとして、残念でした。

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そうそう、アメフト部の一員としてゴーバスターズのレッドさんこと、鈴木勝大さんが出ていることを知らなかったので、びっくり。レッドさんの時より大人びて見えました。登場シーンは少なかったですが、自分のスタンスをしっかり把握している動きが、気持ちよかったです。

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2012年3月27日 (火)

くろねこルーシー 第12話 最終回「先人は言う。茶柱が立つとなんたら・・・」

公式サイト

若いカップルに
「お互いに褒めあうことから始めましょう。」
まず、結婚資金をためよう、僕も貯めているんです、と占い・・・というかアドバイスを与える陽。
順番待ちの人も結構いて、地道な占い稼業はぼちぼち成り立っているようです。

あらら、双子ちゃんたちがあんなに大きくなって。
前回から三年経っているんですね。(@公式)
一家を背負って三年続くのなんて大したものです。

美紀が持ってきてくれたポットのお茶を注ぐと、茶柱が立っていました。
その茶柱を見て、父、賢のことを思い出す陽。

小汚い町の定食屋。
食事をとりながら、賢は、陽に話します。
「明日からバラバラに暮らすから。いや、離婚するわけじゃないんだよ。」
このままでは食べていけないから。めどがついたらまた一緒に暮らせるから。
黙って父の言葉を聞いている陽。

トイレに行った帰りに陽が見たのは、一生懸命茶柱に細工をしている父の姿でした。
陽が席に戻ると、茶柱が立ったことに気がついたふりをし、縁起がいいんだよ、これからいいことがある、と陽気に語りかける賢。

陽は結婚式の費用が貯まったこと美紀に報告。
もったいない、なんていいつつも、ちゃっかり母、幸子と一緒に場所もドレスも決めていました。
陽を信じていたんですね。
幸子と美紀。どちらも楽観的でおおらかな女性です。

明くる日、賢の元弟子だった純導が、自分の将来を占って欲しいと訪れます。
賢と同じく押し付けがましさのない、陽の雰囲気を褒める純導。

陽の出した結果は----あなたは疲れている。助けてくれるのは、古くからの友人です。
それは純導が自分自身を占ったのと同じ結果だったとのこと。そして、古いノートを陽に渡します。
それは、かつて、賢の占いに引かれて弟子入りしたものの、結局モノにならず破門された時に盗んだ、賢のノートでした。
そこには、陽のことが書かれているそうです。

これでやっと占いを辞められます。辞めるという出口だけはみつかった。
陽にノートを返して、今は亡き賢に謝る純導。そして、ルーとシーを撫でながら、

黒猫はご主人様に幸せを届ける。
だから、偶然に会った人は、幸せを吸い取られる。

という迷信を伝え、長年の罪の意識から解放されて、晴れやかに去って行きました。

ああ、そういう言い伝えがあるんですね。
偶然に会った人の幸せはご主人様へ届けられるんだ。
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ここで、最初の「日本一、黒猫に横切られるツイてない男」という設定の意味が繋がりました。
黒猫に横切られてばかりだった時の陽と、ルーとシーをなりゆきから飼い出してからの陽の人生が変わっていったこと。
黒猫に関する言い伝えは迷信であっても、ルーとシーを戸惑いながらも世話をしたことは、黒猫占い師だった父のことを思い出すきっかけとなった。

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部屋で独り言・・・ではなく、ルーとシーに語りかけている陽。

父さんさぁ、あいつらとよく喋っていたんだよね。
子供の時は変な人、と思ったのに。
今、俺、同じこと、している。

ここで再び思い出。

寝転がってノートに何かを一生懸命書いている賢。陽が見ていることに気がつくと、隠しました。
決して離婚するわけじゃないからね。

それは家族がバラバラになる前の日でした。

肯く陽。
手にはグローブを持っていたのに。ついに、キャッチボールがしたい、とは言えないまま。

さて、純導が返してくれたノートを見る陽。
そこには、陽について書かれた文章がびっしり。
最後のページが切れている。
そこに、いつか見た、「陽は占い師になる」と書かれた切れ端を合わせると、ぴったり合った。

声を殺して泣く陽。

結婚式当日。

自分たちは式を挙げていないから、と賢の写真を持ってきた幸子。
一緒に挙げようと思って。
幸子は、ルーと賢とシーの写真を並べ賢の下に、もう一匹黒猫の写真を置きます。それはルーシー。ルーとシーのお祖母さん。

猫アレルギー復活のために、鼻にちり紙を突っ込んでいる花嫁へ、きれいだよ、と繰り返し言う陽。(笑)
軽いシーンでしたが、微妙な表情が見せ所でした。

家族は一緒にいても、バラバラでも、特別な存在で
たとえなくなってしまっても、一緒にいる。
だから人は一人じゃない。

父さん、久しぶり。
俺さ、結婚して子供もできたんだよ。
俺、占い師になったんだ。
紹介するよ、ルーとシー。
なんか癪だけど、父さんの占い、当たったよ。

やっと、ここまでこれた。

父さん 今、初めて思います。
僕はあなたの息子で良かった。

「人を思う気持ちが占うことだと、僕は信じていきたい」

鴨志田陽
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最初、どんなドラマを作ろうとしているのか、よくわかりませんでした。

で、これだけ書くことがあるドラマになるとも予想していませんでした。(大汗)

単に黒猫嫌いのツイていない男が、押し付けられた子猫を育てることでツキを拾っていくのか、もしくは、成長していく姿を描くのかな、と思っていたのですが。
黒猫を育てることはすなわち父と向き合うことであり、彼が家族を背負う自覚を持つに至る過程を描いたドラマでした。

ほのぼのしすぎて、ちょっと詰めが甘く感じられる部分もありましたが、父と息子の関係の微妙さは描かれていたと思います。
わざと水彩画のようにぼかして撮った、とも言えるかも。この辺は好みでしょうね。

生きている間は好きになれなかった。働きもせず、いつもゴロゴロして猫と話しているダメな親父だと思っていた。
亡くなってからも存在を受け入れられずに、目的もなく何となく生きていた青年。
父の象徴である黒猫と出会ってからは、何度も何度も噛み締めるように父の思い出を辿ることで、父の人生を思うようになり、そして自分の人生と重ねていくようになる。

・・・どういう事情でバラバラになったのか、バラバラになってからどうなったのでしょうか。
持ち家を手放さすにすんだことや、幸子の様子を見ると、解散したままではなかったように思いますが、子供にとってはキツイですね、「バラバラになる」って。離婚するわけじゃないって言われても、よくわからないだろうし。

山本さん演じる普通の青年が、もう見れないのは、ちょっと残念です。

ほんわかしたドラマで、癒されました。ありがとうございました。

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父のノートを読んで、一人、黙って泣く姿には、胸締めつけられました。

ラスト、人気のない歩道で、雪が舞い始めた空を見上げる陽の姿が、なぜか・・・切なかったです。

家族があって、人は一人ではないのだけれども。
人間て、やはり孤独なのかもしれない。
父、賢がそうであったように。

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2012年3月24日 (土)

恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~ Lesson10 最終回

公式サイト

「衝撃の結末」とは、作者の正体もしくは社長の結婚のことだったようです。

ゆあんとは、中国語で縁、という意味。
「忘れた恋のはじめ方」の作者、ゆあんの正体は社長だった。

社長、いや、ゆあんの講演を聞きに集まる、菜々子、美帆、ただっち。
凛と駿平はスタッフとして舞台袖にいます。
本は、好きな人の手を離してしまったことを後悔し、若い人たちがそうならないように、という思いで書いたものだそうで。
そこへ、先週登場した、社長の知り合いの謎の中年男性が現れ、公開プロポーズ。
男性は社長の元夫でした。
著名なドキュメンタリー作家だそうです・・・このパフォーマンス(違)はいい宣伝になったろうなぁ。また本が売れそう。

社長の公演を見て、菜々子はただっちにプロポーズ。
美帆は、慰謝料をあてにせず、自分の力で歩き出すことを決意します。
凛は、駿平に背中を押されて、「クリニックを閉めて」富山に戻る松本を追いかけますが、間に合わず。

後日。
菜々子とただっちの結婚式。

やはり来ない松本。
猫?・・・ああ、ただっちが飼っている猫ね、随分出てこない設定だからすっかり忘れていました。そういうことが多いドラマではありました。

ウェディングケーキは駿平が作ったもの。駿平がなりたいものってパティシエでした。だからスィーツ自慢のバーに通っていたんですね。専門学校の入学金や授業料(結構高いです)とか・・・駿平の母、妙子は育てはしなかったけれども、お金は渡しているようです。

式が、というより、披露宴が終り、皆が二次会に移った後、まだ会場にいる凛と駿平。駿平が片付けに奥へ行き、一人会場に残った凛の元へ・・・

と、いうことで、美帆が菜々子とただっちの、駿平が凛と松本のキューピットとなるも、この二人はそれぞれの道を歩みはじめる、というハッピーエンド、ベタなラブストーリーでした。全員がカップルにならないのもお約束。

ただっちと駿平が松本の部屋を掃除していたのは、松本が部屋を整理していたのはなぜ?・・・というような細かい突っ込みは置いといて。(汗)

一番大きな突っ込みを書きます。

社長が凛に恋愛ゲームを仕掛けた本当の理由とは。

「人はひとりで生きていけるのか。そのことを一人で生きていこうとしているあんたに考えて欲しかった」

・・・自分にはよくわかりませんでした。
いや、セリフの意味はわかります。それが、恋愛ゲームと結びつくことが、よくわからなかったんです。
そもそもの発端がよくわからないのは、致命的でした。
最後の最後にこれでは。そこまではそれなりに楽しめていたのですが。
こんなもっともらしいセリフでまとめるくらいなら、オバカな理由の方が良かったかもしれない、好みですが。

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以下、まとめです。

恋愛に臆病になっている大人たちを描く、というテーマはいいと思うし、ある程度伝わりました。
でも、発端が無理矢理なので、何をのっけても無理矢理になってしまう。
いや、無理矢理なきっかけで話が始まってもかまわない。そのことが活かされていたならば。
途中から王道なラブストーリーに路線変更したために、きっかけである「恋愛ゲーム」という要素が消えてしまい、結果、無理矢理な話になってしまったように思いました。

恋愛ゲームで始まったのなら、それでもっと遊ばないと。
もったいないです。

そういう意味では初期のトンデモ展開、例えば突然のミュージカル、突然の卓球試合などには、遊ぼうとする意欲を感じました。

卓球については、ええ格好しいの松本が素の自分を初めて凛に見せるきっかけとなったアイテムなのだから、例え映像に既視感が漂ったとしても、二人が惹かれ合う気持ちの原点として、もっと活かしても良かったように思います。でも、シリアス展開にしちゃったからなぁ・・・
そうそう、焼き芋より、ほうれん草そばの方が記憶に残っているのですが、転用しにくいエピソードではありますな(苦笑)。

シリアスならシリアスで、登場人物たちの日常を描いたエピソードをもっと丁寧に描いて欲しかったです。
唐突な設定には突っ込みがいがあるのですが(汗)、形だけの会話など、エピソードの繋ぎ方も含めて練れていない部分には、愛ある突っ込みはできない・・・

何かと残念なドラマでしたが、凛と松本が結ばれるだろう、という結末を含めて、総じて後味は悪くなく、楽しく拝見しました。

・・・最後の「理由」がなければ良かったのに。正直、これでガクっときました。すみません(汗)。

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2012年3月23日 (金)

最後から二番目の恋 第11回「恋はまだ終わらない~最終回」

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もうすぐロケに入ります、と軽く仕事のことを話したつもりなのに、ロケが迷惑なことを力説し始める和平に、ツッカカリポイントカード制にしよう、と返す千明。
対して、なんすか、とか、言葉の端々に湘南のヤンキーの匂いがする、ヤンキーポイント作りますか、と切り返す和平。
勢いで、ご心配なく、鎌倉では絶対ロケしませんから、と言っちゃった千明。

相変わらずです。(爆)

ところが、ロケの予定地が急にNGになって、万理子の提案で鎌倉が急浮上。
和平に啖呵切った手前逡巡するも、それしか手がない、と割り切ると、わかった、わたしがどうにかする・・・天下取ってやるか(笑)、と千明。
そのころ、市役所にいる和平は、ぶるっと震えて「ヤンキーの匂いがする」。

ということで始まりました。最終回です。
まず、粗筋をかいつまんで。

ドラマを観て、あの場所に行ってみたい、というドラマに必ずします、と市役所で和平に頭を下げる千明。
すぐに了承、動き出す和平。格好いいです。
テンポよく、次はすぐに、重要なロケ地である神社へお願いしにいった帰り二人のシーンに。
「ペンギンが歩いているみたいですね」
長時間正座したため、足が痺れてちゃんと歩けない千明をからかう和平。
携帯に出ようとすると「ペンギンて、電話できるんですか」
この時の中井さんの嬉しそうな顔とリアクション(笑)。

でも、千明はつっかかっていきません。
「今日、ヤンキー、つれていないんですか。」
なおもからかう和平に
「今日は仕事なので置いてきました。」
と千明。
「江ノ島はあっちですよ、連れて行ってあげましょうか」
和平さん、思いっきり楽しんでます。
「いえ、結構です。」

以前、家族が千明に迷惑をかけた時に、謝罪しに和平が千明の会社を訪れた時と対をなしていました。
仕事モードの相手をからかう・・・今回の和平の方が大人気ないかな(笑)。でも、それだけあの時より親しくなった、ということ。

さて、明くる日。ロケが始まって。
ケータリングを兼ねて真平、典子、えりなも見学にきました。
到着が遅れている俳優たちのリハーサルの代役を、急遽その場で見繕う、二次元オタクの武田。チョイスしたのは、真平と知美。和平さん、あなたじゃないって。(笑)
いい勘してるわね、と武田の判断に満足の千明。

真平と知美は喧嘩しながらもいい感じです。
そんな二人を感慨深げに見つめる、千明と和平。
「あれですね、モテキ、終了って感じですね、お互いに。」という千明に、うなずく和平。
和平は生き生きとしている真平の姿に、嬉しそうです。

そして。
その晩、真平を呼び出す千明、知美を呼び出す和平。
会話は聞こえませんでしたが、内容は想像できます。できるように、練り上げられたドラマです。
相互のカフェを外から撮っているシーンが綺麗でした。

夜のビーチ沿いのベンチ。
一人座る真平の横に知美がやってきて座ります。
「悪いけど」喧嘩する気分じゃない、二人。
「悪いけど」。真平は意識して言ったわけじゃないけれども、二人の距離が近づいたことが感じられました。

合言葉は「ピニャ・コラーダ 」(爆)。
離婚届を出したその後で、会ったことのないメル友とバーで待ち合わせることにした典子につき合わされる千明。何とか逃れようとしている仕草が、可笑しかったです。

で、バーに現れたのは・・・広行と和平。

わーっ、先週のカット、編集はヒッカケだったのね~。
いや、最初は広行だと思っていたのですが、あのカットですっかりミスリードされてしまいましたよ。

で、後は書くのも馬鹿馬鹿しい(大爆)。
何やってんだか、と突っ込んだら、千明たちも同じことを言ってました。

残った二人は、いつものペースではなく、しんみりと語り合います。

何やってんだか、は私も同じ(ちょっと意訳)、と千明。

真平君とお別れしたんです。そのわけは。
鎌倉に来た時、色々弱ってて、このままずっと一人で生きていくのかな、と不安だったし、寂しかった時、目の前に天使が現れて。
あの時のわたしには都合が良かった。
その上、恋人にもなってくれた。それで、まだまだ捨てたもんじゃない、頑張ろうと思えた。
でも、自分のずるさに気づいてしまった。
多分、キープしてた。真平君という素敵な恋人がいるという状況を。
これが、最後の恋になるかなって。(概略です)

千明が、別れた恋人の兄に、別れた理由を、弟を傷つけないよう、柔らかい言葉を選んで話しているのがよくわかります。

別れを告げられた時、真平は。
「失恋させてくれてありがとう。失恋も恋愛のうちだよね。」
と言ってくれた。
これは、千明に告白することを迷っていた時に、和平から言われた言葉。
「天使ですよね。本物の。」

じっと千明の話を耳を傾けて聞いていた和平も、まいったな、実は私もね、全く同じことを考えていました、と自分のことを語りだします。

つき合っていたわけではないけれども、知美に、もう二人で会ったりするのはやめよう、と告げた。
困った顔をしながらも、はっきりさせなかったのは、本当は楽しかったから。
若い女性とすごす未知の時間、未知の世界、どうなるのかわからないドキドキ感を楽しんでいたから。

和平からはっきり言われた知美は
「好きでいることを断られるのはおかしいと思います。」
と言ったそうです。

知美の言葉に納得する二人。

年を増すごとに、わかっていたつもりのことが、どんどんわからなくなっていく。
でも、わかったような顔をしていたい。わかったようなふりをしていたい。
それが大人ってことなのかも、と和平。

年下の人に甘えて傷つけて。
「お互い、情けない、ダメなおじさんとおばさんですわ。」
もう、朝ごはんを食べにいけなくなりました、と千明。
気にしないでいい、と和平・・・で、酒飲みたちの夜はふけていく。

明くる日から。
典子が家に帰って再び一人に戻った千明。
長倉家には寄ることをやめて、一人で朝ごはんを食べ、ばんばん働き、家に仕事を持ち込む、という鎌倉に来る前と同じ生活を、淡々と過ごします。
隣家の前を通る時に、変わらぬ日常の声が聞こえてくるシーンはちょっと寂しいですが。

そんなふうな日々が過ぎたある日、真平が庭からやってきます。
「元彼参上」
長倉家の伝統のピクニック、バーベキューパーティーへのお誘いでした。

長倉家のパーティですから、それは賑やかです。

千明にふられた真平と万理子。いや、万理子はまだ望みを持っているようですが(笑)。
最近、感じるんです。真ちゃんは死なない気がする、と万理子。
万理子の意識が死から離れたことも意味するのかもしれません。

万里子は今や立派な戦力です、と和平に言う千明。万理子が日々成長していく姿を見ていると涙が出てくる、とも。
「年をとるとだんだん伸びしろがなくかっていくから。」
そんな千明を「男前だ」と褒める和平ですが、その言葉、何だか地雷っぽい感じ・・・案の定、千明の目が三角になりかけてます(笑)。

男前の意味を説明する和平。
人間ていうのはもともとは男と女に分かれていなくって、神様が分けた。なので結婚とか関係なく、男と女で一人前。
だから女の人が一人でいるとだんだん自分の中に男が出来ていく・・・て、確かに理屈っぽいぞ、和平。
こんなおいしいネタをふられて千明が黙っているわけはありません。
あなたはおばさん入ってる、と噛みつきます。
女のおじさんと男のおばさん。

ここで、パーティーが始まり水入りになるかと思いきや。
元彼の家族とパーティするなんて、あなたぐらいなもんですよ、とまたツッカカリポイントゲット。(爆)

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さて。ここからは、千明のモノローグをなるたけ忠実に書きます。
このドラマのテーマが全てつまっており、タイトルの意味するもの、そしてドラマの内容に、これ以上の言葉をつけ足すことは何もないと思ったので。
耳コピなので句読点や漢字は間違っているかもしれません。

寂しくない大人なんて、いない。
人生はいつか終わってしまうことに、大人は気づいているから。
その終わりは誰ともわかち合えないから。

だから、楽しい時には思いっきり笑いたい。悲しい時にも思いっきり泣きたい。
どちらも大切な時間だから。

寂しくない大人なんていない。
だからこそ、寂しさを埋めるための恋をするのはやめよう。
恋がなくったって、素敵な人生は絶対にあるはず。

月並みな言葉だけど、前を向こう。
ちゃんと生きているのが、一番大事なんだ、そう、思う。

人生って自分の未来に恋をすることなのかもしれない。
自分の未来に恋していれば、きっと楽しく生きていられる。

46歳、独身。
人生への恋は、まだ終わらない。

もし、これから誰かと恋をするとしたら。
それを最後の恋だと思うのはやめよう。
次の恋は、最後から二番目の恋だ。

その方が人生は、ファンキーだ。

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お見事でした。思わず、拍手。

千明のモノローグのバックに長倉家の人々の日常が描かれています。

真平と、カフェを手伝う知美。「金太郎」「ヒグマ」と罵り合いながらもいい感じです。

なんでもない日常に戻った典子の家族。
この遠景固定のアングルが、ヒッチコック風で、まだ少し不安を感じさせるんですよね。
でも、不安のない家族はないのだから。

仕事に一生懸命取り組む万理子。

そして、和平は?

極楽寺駅の改札口で例によってカードを探す千明をからかいます。
一緒に帰る二人。
例によってバトルが始まりますが。

途中から、二人の会話を拾えるだけ拾ってみました。
これ以上ない素晴らしいエンディングだと感動したので。
青が千明、緑が和平です。

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それって、もしかして、わたしのこと、好きだからとか、なんですか?

何いってんですか。
違うんですか。じゃあ、嫌いなんですか。

嫌いじゃないですよ。

わたしは結構好きですけどね。

<驚愕の和平>

何でそういうことをですよ、さらっと言うんですか。しかもこんな場所で。そういうもんじゃないでしょ?!

別にいいでしょ、何だって。
よかぁない・・・、な、何だってっつぅたな、今。
どうだっていいでしょ。
そんな大切なことを、何だってっつぅたな。
言いましたよ。。
そんな大切なことを言う・・・
だったらあなたが先に言えば良かったでしょ。

わたしだって言おうと思ってましたよ。
(なに)うじうじして。
うじうじ・・・
男らしくないなぁ。
男らしくないってぇたか
言いましたよ。

また、その話、いきますか?
ああ、いきますか?
いきますか。

いや、わたしはいきません。一人でどうぞ。

一人は嫌です。

わたしだって一人は嫌です。

じゃぁ、二人でいきましょうよ。

「また、いつかどこかで」

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この間、おおよそ1分。
濃いです。
最後の最後にストンと二人の会話で落としてきました。

もう、ただ、お見事としかいいようがありません。
お見事すぎて、そして余韻で、思わず泣けました。

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拡大することもなく、きっちり通常の時間枠で納めたのは、スタッフの矜持でしょう。
この心意気にも、拍手。

ただ、タイトルバックに映っていたシーンで、本編にないシーンがあったような気がして、気になりました。クレームではありません。それを言ったら、いつも最後に流れていた写真もそうですものね。
まとめて、いつかどこかで観れることを楽しみにしています。

「真剣にやっているのを楽しむのが、ラブコメディ」
その通りでした。

はっきり言って、最初の頃は、女性同志の会話などに馴染めなかったりしていたのですが、真平の病気の行方が何となく見えてきてから、どんどん楽しくなりました。
「おひさま」後遺症のため、岡田さんへの信頼がちょっと薄れていたこともあります。
しかし、信頼回復。

キャストのみさなんも素晴らしかったです。
特に中井貴一さん、小泉今日子さん、感服しました。

まだ書きたりないのですが、大分と長くなってしまったので、ひとまず、これで終えておきます。

スタッフのみなさん、キャストのみなさん、楽しい作品をありがとうございました。
本当に面白かったです。

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2012年3月22日 (木)

R-1ぐらんぷり2012

ひとこと感想。

テレビで見かける人しか知らない、ごく一般的な視聴者です。
前哨番組も見ていません。
あくまで個人の好みですので、ご容赦くださいませ。(以下敬称略)

<Aブロック>
■友近
お馴染みの演歌歌手ネタ。安心して見れる分、インパクトは感じませんでした。

■野生爆弾 川島
対照的に、ピンだと何をやらかすかわからない、スリリングな芸人さん。誰か止める人がいないと(笑)。
一応、お絵かきネタなのですが、下ネタは好きじゃないので、ひいてしまいました。
シュールなネタは観客と感性が合わないと大怪我するのですが、そのスタイルを貫いているのはある意味えらいです。

■AMAMIYA
どうして去年と全く同じネタをしたのかな。

■COWCOW 多田
50音BOX。毒がなくわかりやすいネタで、無邪気に笑えました。

個人的にはCOWCOW多田。彼しか選びようがなかったというか。
審査員もCOWCOW多田。

<Bブロック>
■サイクロンZ
ダンスにマジックを取り入れた・・・マジックの完成度より、ダンス優先すると・・・、というネタでした。失敗しなければいけないところで成功していたような(汗)。
それにしてもほんとに太りました。太って、かまいたちの山内と似てきました。

■アインシュタイン いなだなおき
フリップ芸。ネガティブな言葉にポジティブに言い返す言葉、というネタは面白くないわけではなかったのですが、ちょっと安い感じ。ジャンクションパートでの、一発芸っぽいアクションでペースダウンしていたような気がしました。

■チュートリアル 徳井
やっぱりというか、まさか、というか、。生では懐かしい「ヨギータ」」リターンズでした。

■キャプテン渡辺
こちらもお馴染みのあるあるネタ。テンポがいまいちで、ネタを生かす瞬発力がなかったように思いました。

個人的にはチュートリアル徳井。話術勝負だと、格が違うかな、と。
審査員もチュートリアル徳井。

<Cブロック>
■千鳥 大悟
豹変するところはさすがにうまい。しかし、このあんちゃんキャラ、関西ではお馴染みでも、全国区だとガラが悪すぎてひかれたんじゃないでしょうか。オチが下ネタというのもマイナスポイントでした。

■ザ・プラン9 ヤナギブソン
帰宅後の行動プランが、いかにも、という感じで徐々にヒートアップしていくのも、オチも面白かったのですが、下ネタなのがマイナスポイントでした。「屁」ではない、何か別のものでも良かったような気がしました。

■ヒューマン中村
確かに去年より話術もテンポも見違えるように洗練されてました。面白かったです。去年、自分が書いた評を見返してみたら、ボロクソ書いてました。(汗)
「山田君、座布団 It's mine」思わずメモちゃいました(笑)。

■すぎちゃん
お馴染みのワイルドネタ。目新しくはなかったのですが、キャラに愛嬌というか華があります。不器用そうなところも含めてちょっと春日と被っているかな。売れてきたら春日が焦りそう。
だぜぇ~、は確かに癖になるかも。

個人的にはヒューマン中村。ネタが面白かったし、スタイルも好みでした。でも、こういう端正なスタイルは大受けしないんですよね。頑張れ。
審査員はすぎちゃん。

-------------------------------------------
<決勝戦>

■COWCOW 多田
ギャグマシーンですね。ベテランらしい、さすがの安定感で面白かったです。

■チュートリアル 徳井
あの格好で良いことを熱く呼びかけられても、という結構奥深いネタなのですが、女性アナの言っていた通り、女性客はドン引きだったでしょう・・・本当に、決勝で何やってんだか(笑)。
でも、これがこの人のスタイルというか信念だから、仕方がないかな。

■すぎちゃん
ネタなのか、とちっているのか、境目が面白かったです。

個人的には、「ネタの面白さVSキャラの面白さ」で、ネタの面白さをとって、COWCOW多田でした。ヒューマン中村もそうですが、コツコツとネタを積み重ねるって大変だと思うんです。そのネタの面白さをちゃんと伝えることのできる芸も大事ですし。そいうことを改めて感じさせてくれました。

すぎちゃんも面白かったんですが。タレントとしてはすぎちゃんの方が先にブレイクするかも。COWCOW多田や、今回は参加していませんでしたがバカリズムのように自己完結する芸ではなくて、イジリ役、TVだと、それこそ雨上がりのような突っ込みがいた方がいい芸かと。寄席だと、上手くいけば客席を巻き込んでの開放感あるお笑いになるんだろうな、と思いました。

審査員も、同点決勝の末、COWCOW多田でした。

一人だけ徳井を選んで、その結果、自分の一票ですべてが決まる、とわかった時のキム兄の困った顔が一番見ものでした。
このシステムがいいかどうかは別にして、ほとちゃん、焦りながらもよくMC、踏ん張りました。

雨上がり決死隊とスタッフとの連携が、R-1グランプリが始まった当初から比べると格段に良くなっているなぁ(しみじみ)。無駄なヌキも少なくなったし。
今は安心して見ていられます。THE MANZAIも頑張って欲しいものです。

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今年からTHE MANZAIにならってブロック制にしたんですね。
去年は個人対決だったんだ。すっかり忘れていました(汗)。
個人戦よりは、くじ運に左右されないかもしれません。

すでに一家をなしている人たちが多かった今回の大会。
そのため、良くも悪くもドキドキ感はあまりなかったです。
安易な下ネタが多かったのは、個人的に残念でした。
野生爆弾川島は論外として(苦笑)、チュートリアル徳井以外は、他のものに置き換え可能かと思えましたし。

COWCOW多田さん、おめでとうございます。
接戦ではありましたが、終わってみると妥当な結果だったと思います。

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ドリームマッチ2012
THE MANZAI 2011
キングオブコント2011
R-1ぐらんぷり2011
ドリームマッチ2011
M1グランプリ2010
キングオブコント2010
R-1ぐらんぷり2010
ドリームマッチ2010
M1グランプリ2009
キングオブコント2009

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2012年3月21日 (水)

ストロベリーナイト 第11回 最終回「ソウルケイジ 後編」

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原作:誉田哲也「シンメトリー」「ソウルケイジ」「感染遊戯」(光文社刊)

原作未読です。

オープニング。
高岡は耕介の父を殺していなかったんだ・・・
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姫川が、胴体部分の写真を見て「高岡ではない」と言ったのは、内藤と名のっていた時の事故の傷が全くなかったためでした。
ということは。
高岡は生きている。死体は戸部で、高岡に殺された、という推理です。

しかし、それは高岡=内藤である、という前提ありきの結論で、先に発見された左手首との血液型及び胴体は一致している、という事実を橋爪に突きつけられてしまいます。
では、再鑑定を、という姫川の提案も却下。
そのやりとりを見ていた日下、いつものように予断で言うな、とは言わずに黙っていました。「勘にも頼れば、想像もたくましくした」時の感覚が戻ったのでしょうか。

そこへ、耕介が遺体の確認のために到着したとの知らせが入ります。
私が立ち会う、と日下。

耕介は、胴体部分を見て・・・いやほとんど見ずに、高岡である、と断言しました。
「おやっさんです。」
確かですか、と訊ねる日下に
「俺らは親子同然なんですから。」
と重ねて断言します。
その様子を、じっと見つめる日下。

日下から耕介の証言を聞いて、そんなはずはない、と噛み付く姫川。
しかし、いつもの、予断は許さない、とガミガミうるさい日下とは様子が違います。

親子同然。彼らの関係を説明する時に周囲の人々がよく使った言葉。
でも、本人の口からは初めて聞いた。
「重かったね。
親子っていうのはよくも悪くも、重いよな。」

この日下の言葉で、13年前、自分が暴漢に襲われた直後の父の姿を思い出す姫川。
それは、普段は温和な父が、台所で包丁を握り締め、犯人を殺したい、という憎しみに体を震わす姿だった。
SPの予告でも流していたこのシーン、回想だったんですね。
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この調子で書いていくと、すごく長くなりそうなので、なるたけ流れのまま、かいつまんで書きます(汗)。

ドリンクコーナーにて。
姫川との久しぶりの仕事は疲れるだろう、と何やら物思う日下に声をかける今泉。
「ああ」
たまに会うのが嬉しいか、と言うと、否定しない日下。
嬉しいんだ、日下。片思いかぁ。(違)
仕事のやり方やペースが全く違うから、確かに疲れるでしょうね。

姫川はたまでもいいが、家族はそうはいかないぞ。今泉は日下の家庭事情も把握しているようです。

耕介は、父の自殺を止めなかったことを高岡から知らされていました。
ほんとうにすまなかった、とあやまる高岡を責めず、死ぬことでしか責任を取れないなんて、情けない、と父親の不甲斐なさに対して怒る耕介。
そんな耕介を複雑な表情で見つめる高岡・・・回想シーンです。

姫川は、國奥から、長く大量の血液につけておくとその血が内液に浸透し、判断をあやまることがある、というアドバイスを受けます。それにしても、ずさんな、危険な計画だ、とも。
大量の血液とともにビニール袋に入れられた左手首。
さらに、死因が感電死であることも示唆されます。

「高岡にはちゃんと自分の人生をやり直して欲しい。」
走り出る姫川。

ここで、ガンテツ登場。葉山にちょっかいをかけます。
「姫川班にいても、菊田の上にはいけねえぜ。」
腰ギンチャク2号がせいぜいだ。
そこまでは、葉山も思わずむっとするも、嫌味を言っているな、程度だったのですが。
殺された、家庭教師の名前が姫川と同じレイコであることを指摘されて、思わず動揺します。

美智子に会う、姫川。
「ある人が教えてくれたの。生きるためには戦わなきゃいけない、と。」
自分の過去を話し、美智子にもまっすぐ前を向いて戦って欲しいと語りかけます。
しかし、美智子は、あなたとは違う、私は自分で脱いだから、と、泣き出す美智子。
悪いのは戸部、あなたは悪くない。泣けなかったんだよね、と抱きしめる姫川。

戸部は、死んだ父の生命保険では借金は返せない、と、美智子の体を要求していたのです。

耕介との出会いは一ヶ月前、父が会社に殺されたようなものだ、と告げにきた時。それが本当の二人の出会いでした。
耕介は、美智子の事情を知っている上で、好きになった。

・・・ここ、なぜ、耕介が美智子にわざわざ彼女の父の死の真相を知らせにきたのかが、よくわかりませんでした。
耕介はどこかで、戸部が自分と同じような境遇にある美智子という女性への非道な仕打ちを知った、そのどこか、いかにして、が、わからなかったんです。
こまめに入っている回想シーンには描かれていなかったので。

でも、もし回想シーンが俯瞰的なものではなく、高岡だけのものなら、耕介単独の行動は入っていなくてもいいんですね。
方法はともかく、耕介は最初から美智子を救のが目的で会いにきた、ということで。

姫川は、左手首のDNAが胴体と一致しないことを再検査で突き止めます。
しかし、それは上の判断を仰がずに勝手に行なったことで、「服務規程違反だ」と橋爪の怒りを買ってしまい、高岡=内藤説も一蹴されてしまいます。
そこへ日下がやってきて、戸部の愛人に胴体の写真を見せて、戸部のものであることを確認、さらに愛人宅にあった戸部の遺留物を採取、胴体とのDNAの一致を立証したことを報告します。
「処分は処分として、事実は事実として。」
姫川のラインで動くことを進言します。さらに、胴体を高岡だと証言した耕介のことも、気が動転していたのでしょう、そのことを見抜けず申し訳ありませんでした、と庇いました。

ここで、事件の当日の回想が入ります。・・・あ、これは高岡の回想ではなく、恐らく姫川の推理、ということなのでしょう。耕介の行動を高岡が知ってるわけはないですから。

あまりにひどい戸部を思わず思い切り殴りつける耕介。大工で鍛えているから力も強そうです。

ざんざん殴られて立ち去った戸部は、高岡工務店に怒鳴り込みに行きます。
高岡はこの時初めて美智子の境遇を知ったのではないでしょうか。だとしたら衝撃は強かったはずです。

ひどい男、許せない男。
こんな男につきまとわれては彼らの将来は滅茶苦茶になってしまう。そのことを一番良く知っているのは、自分。
思わず・・・そう、思わず戸部を感電死させてしまいます。
そして自らの左手を切り落とし、深夜、一人、死体を処理する・・・
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美智子の下に姫川が来たことで、事態が切迫してきたことをしる耕介は、覚悟を決めたようです。行かないで、一人にしないで、と美智子。

久しぶりに家に帰って、父と話す姫川。

母の、私が人を殺す夢を見た、というつぶやき聞いて。その通り、私は殺したい人間がいた。そんな自分はおかしいかと思った。でも。

助けてくれたのは、お父さんだった。
私のために包丁握って。私の代わりに何度も殺してくれた。
それが当たり前の感情なんだって。
だから私は踏みとどまれた。(ここ、概略です)

そんな娘に父は。

お母さんの方がずっと強かった。
泣かなかった。玲子に失礼だって。
必死に前向きに生きようとしている玲子に、失礼だって。

母が抱えていた思いを伝えます。

翌日。出頭する耕介。
美智子も、勇気を振り絞って、私も一緒に行って全てを話す、とやってきますが、「強くなった君がいてくれる、それだけで充分だ」と、帰します。

耕介の取調べは日下が担当することに。
同席を求める姫川。絶対口出ししないことを条件に、許可する日下。

戸部を殺したのは自分だ、と自白する耕介。
彼がそういうことを予期していた日下。
「あなたをまっすぐに育てた高岡さんが可哀想だ」
と、一連の事件の流れを説明します。

高岡・・・内藤の人生を含め、一部始終を聞いて、冗談じゃない、なんで一人で勝手に。親父と一緒だと、混乱しつつ悲憤する耕介を静かに諭す日下。

「しょせん、高岡の自己満足だ。」

でもな、人間てそんなに利口じゃないんだよ。
無条件で、ただただ守ってあげたい、ただただ愛している。
そう思っている時の父親ほど不器用な生き物はいなくてな。
自分勝手で、格好悪くて、うまく抱きしめることもできない。
気持ちは溢れるほどあるのに、できない。
高岡も、君のお父さんも・・・

高岡の居所について心当たりはないか、訊ねますが、わからない。

と、今まで黙って聞いていた姫川が「私は会っている」と突然立ち上がります。
「行こう、高岡さんのとこに。」
と耕介を引っ張っていく姫川。後を追う日下。

「会っているのに。バカだ。」

堤防堤を走る三人。

そこは、事件発生当日に聞き込みをするも、"酔っ払っていて"話ができなかったホームレスのテントでした。

中には、すでに失血死した高岡、いや、内藤が安らかな顔で横たわっていました。
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母の病室を訪ねる姫川。
母を抱きしめて。

「お母さん、私はもう、あなたを抱きしめられるくらい強いのよ。強くなったの。」

とだけ言い置いて去っていきます。

その様子を見ていた父に「あったかかったの」と泣きながら寄り添う母。
「泣いていいんだよ。」

人気のいなくなった捜査班の部屋。
日下から報告書(始末書?)の書き直しを厳しく指導される姫川。
誤字脱字、文法の誤り・・・姫川、ムカっときています(笑)。

そこへ日下の携帯が鳴り、自分は家に帰るから、と。
子供が苛めに耐えかねてひと悶着やらかした・・・

「今のことは係長に言うなよ。」
「・・・了解。」

少しは日下をサイボーグではなく、一人の人間として見れるようになったのでしょうか。

書き直しを終えて部屋を出ると、菊田が待っていてくれました。相変わらずの二人です(^^)
髪の毛、くしゃって、王道だけどこの二人に限っては、萌えるシーンでした。

で、エピローグとして。

一人飲んでいる葉山、そこへ「偶然だな」と現れるガンテツ。
そんなわけはないわけで。
「腰ギンチャク2号」って、言葉は悪いけれども、ガンテツの言わんとしている事はわかるような気がしました。
でも、日下をハメたエピソードを思うと、親切心からとは素直には思えません。

この続きは映画を観ろってことなんですかね。
それとも、映画は映画として独立した話を撮って、続きは連ドラとして第二シーズンを予定しているのでしょうか。
できたら、連ドラで見たいのですが。
話に波はあっても、連ドラの方がコクを感じるんです。

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ということで、結局長くなってしまいました。ふぅ~。

耕介は高岡が何をしていたのか、全く知らなかったんですね。
だから、戸部が生きていると思って、いつも美智子をガードしていた。
若い二人が、傷は負わされましたものの、自らの手を汚していなくて良かったです。
愛人の息子が殺された事件に関わっている、ということでつきまとわれたりしませんように。

保険金詐欺は、被害者は皆、追い詰められての自殺で、誰かが手を下したものではないようです。
因果関係を立証するのは大変に難しいでしょう。
なんという卑劣な手口。
黒幕の田嶋組には何の容疑もかけれないままです。
田嶋組にはガンテツも噛んでいるようですので、攻防はまだ続きそう。

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姫川、日下、高岡、耕介。それぞれの親子関係が重層的に描かれていて、最後まで濃かったです。

日下は、家族は登場しませんでしたが、彼の、父親としての想いが今回の事件を動かしたように感じました。
普段は考慮しない姫川の推察。しかし、そこに真実を嗅ぎつけたならば、こだわりは捨てる。
物凄く真っ当な刑事で、格好よかったです。

比べて、姫川は、まだ、若い。それでいいんだと思います。
全11話、姫川が、両親の想いを受け止めれることができるまでを、ガンテツや日下、今泉、橋爪といった恐いおっちゃんたち・・・今泉はサポート役でしたが・・・を絡ませつつ描いた成長物語だと感じたので。

日下も、人付き合いが苦手というか、第一、顔で損しているよなぁ、いや、その顔がいいんですけれどもね(^^;;

石倉、湯田の話がもう少しあれば、と思わないではありませんでしたが、チームではなく、姫川の話なのだから、これはこれでいいのかもしれません。

途中あれれ、と思った話もありましたが、ラストの3話は、見応えがありました。
そういえば、「感染遊戯」の思わせぶりな謎の仕掛け人はそのまま謎で終わっちゃったな・・・

それでも雰囲気など、好みのシリーズでした。
面白かったです。

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人気のない草深い河原の中にある、ブルーシートでできたテントを囲んで、立ちすくむ姫川と日下の俯瞰図、そして耕介の泣き叫ぶ声には、思わず涙。
印象に残るシーンでした。

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※誤字脱字、文法のあやまりがあれば、後で直す・・・かも(^^;;

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第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話

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2012年3月20日 (火)

くろねこルーシー 第11話「先人は言う。夜に爪を切ると親のなんたら・・・」

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子供の頃、父はいつも仕事もせずに猫のように家でごろごろしていて、時々思い出したかのように迷信や格言を僕に教えた。

やがて、父や猫のことを忘れた、いや、忘れようとしていた。
何か決めごとがある時は、父だったらこうすだろうと逆をチョイスをしてきた。
そうすることで僕が家を出た意義を見出したかった。
だから、つまらない迷信は僕にとってずっと敵だった。

夜、爪を切った陽。

次の日、父はこの世を去った。
涙は出なかった。父だったらここで号泣するだろう、と思ったから。

それから何年かたって、陽は、人生の中で最もありえないチョイス、父と同じ占い師になりました。
「こうなってみて初めて僕の人生が始まったような気がした。」
でも流行る、というところまではいっていないようです。
妻と、もうすぐ生まれてくる子供。
覚悟はできているのか、と母。ごろごろしているように見えた父は、ちゃんと覚悟していた。

カクゴ弁当。
「食べづらいなぁ、これ」(爆)

覚悟はあるのか。
俺は今、弱っている。自分でもわかっている。
そんな時に誰かに何か言われたら、すぐにそのことに人生賭けちまうかもしれない。
そうゆうこと、あんた、背負えるのか。

「はい」

リストラされ、多額のローンを抱えた55才の酔っ払いのサラリーマン、井岡を占おうとした途中で、美紀がいよい

よ病院に運ばれた、との知らせが入ります。
父の最後に間に合わなかった陽は、どうしても、立会いたい。しかし、井岡もほっておけない。
井岡を無理矢理連れて、病院へ急ぎます。

立会いの下、美紀は無事出産。

その後で、井岡を改めて占う陽。
宿命と運命は違う。未来は自分で決めるるのです、あなたを救ってくれるのは、家族です、と伝えます。
大丈夫です、大丈夫だって心から願っていれば、大丈夫です。

井岡をほっておかなかったのは、彼が死のうとしている気持ちが伝わったから。
そんなことは陽にとって初めてだった。初めて、占いできた、と思えた。

生まれたのは双子だったのね。大変だぁ。

親は子供の健康を願い、その後、理想を重ねる。
子供の将来を思い、今、自分ができることを考える。
父さん、今日、あなたの孫がふたりも生まれました。
まだ自分に何ができるか、不安です。
でも、その不安を引き受けるのが、覚悟なんですね。

僕は、やっと父さんと同じスタートラインに立てました。

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井岡こと相島一之さんとの共演シーンが思った以上にがっつりしていたので、嬉しかったです(^^)

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