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2012年12月

2012年12月30日 (日)

東京散歩 2012年冬

去年訪れた「文京ふるさと歴史館」の「坂道展」で購入した特別展図録を手に、文京区を巡ってきました。

Photo

※販売は終了しているようです。

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今回の散歩のくくりは、

・去年行けなかった坂道を、ひたすら歩くこと。
・出発点は「本郷三丁目」(都営バス・丸の内線)
・最終目的は、今年2012年11月に開館した「文京区立鴎外記念館」。

です。

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201212_001

この日の東京の空。

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予定通り「本郷三丁目」駅で下車。
本郷通り沿いに北へ歩いて「東大前」駅(都営バス&南北線)付近へ。

まず「新坂(S坂)」を目指して本郷通りを東へ曲ったところ、何となく雰囲気がある道だな、と思ったら、森鴎外の作品「青年」を元に整備された道でした。

201212_002

「青年の散歩道」という標識と地図が要所要所にあります。
小説や評論に出てくる地名を迷わず巡れるので、とても助かりました。

201212_003_s   201212_004

S坂と根津神社。

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根津神社を抜けて根津裏門坂(千駄木通り)に出て、一旦坂の頂上を目指して本郷通りの方へ歩いてみました。
目で見るよりも、きつかったです。

引き返して不忍通り方面に向かう途中で、適当なところで径を北の方に、つまり団子坂の方向に曲がってみました。
本当は藪下通りを曲げれば良かったのだけれども、そのことに気がついたのは帰宅してからでした。残念。

区立小学校、中学校の手前で右に曲がって不忍通りに出たのち、団子坂を登りました。
根津裏門道よりさらにきつかったです。

頂上手前に、旧森鴎外宅「観潮楼」、今は「文京区立鴎外記念館」があります。

文京区立鴎外記念館 公式HP

201212

※記念館HPより

たっぷり2時間以上閲覧したあと、館内にあるカフェにて、唯一「観潮楼」時代の痕跡が残る庭園を眺めながら一服しました。

201212_2

※記念館HPより

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昔は東京湾も一望できたという「観潮楼」正門から西の眺めです。
人寂しかった坂も今はこの通り。

201212_005

わかりにくですが、ビルの狭間からスカイツリーが見えます。

201212_006

わかりますか?(汗)

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文章の中の世界を、そして時の移り変わりを自分の足でたどるのって楽しい。

短くても充実した時間でした。

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東京散歩 ←去年の記事です。

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2012年12月28日 (金)

2013年冬のドラマ:視聴予定

今期のまとめより先に書きます。

2013年の冬は主人公の職業に偏りのない、バラエティに富んだクールになりそうです。

◎=期待値:大
○=期待値:普通
◇=期待値:期待してもいいのかな?
無印=視聴は続けても、感想は多分書かない。

○「とんび」日9 TBS
 「dinner」日9 フジ
 「ビブリア古書堂の事件手帖」月9 フジ
◇「ラストホープ」火9 フジ
 「サキ」火10 フジ
 「いつか陽のあたる場所で」火10 NHK
◇「書店員ミチルの身の上話」火11 NHK
 「シェアハウスの恋人」水10 日テレ
 「おトメさん」木9 テレ朝
 「あやぽん~走る国際空港」木9 TBS
◎「最高の離婚」木10 フジ
 「夜行観覧車」金10 TBS
◇「信長のシェフ」金深夜 テレ朝
◎「泣くな、はらちゃん」土9 日テレ
 「カラマーゾフの兄弟」土11 フジ

午後11時以降のドラマは気になる作品だけ書き出してみました。
初回はなるたけ多くのドラマを時間の許す限り見たいと思っています。

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「とんび」
原作未読です。
感想は書いていませんが、2012年1月に堤真一さん、小泉今日子さん、池松壮亮さんたちで放映されたNHKの作品は見ていました。
感想を書かなかったのは、キャストの皆さんや昭和の雰囲気は良かったのですが、感動するポイントがよくわからなかったからです(汗)。
自分が父親かもしくは息子だったらぐっときたのかもしれません。

TBS版の脚本は「MR.BRAIN」「JIN」などの森下桂子さん。ということは女性の視点も加わるはず。それが吉とでるかどうか。
演出は「JIN」、そして佐藤健さん繋がりでいくと「ROOKIES」「冬のさくら」の石丸彰彦さん。

と、なんのかんの書いてますが(汗)、佐藤さんが出演するとあれば見なくては(^^;;
内野さんも楽しみです。後は面白くなってくれることを願うばかり。

「dinner」
TBSを優先するので感想を書く時間はないと思います。
お料理ものは見た目がきれいなので結構好きなんだけど。
初回は見ると思います。

「ビブリア古書堂の事件手帖」
原作未読ですが、ベストセラーなので書店でよく見かけます。
文庫本のカバーに描かれているヒロインとはイメージが違う?
初回は見ます。

「ラストホープ」
再生医療などの最先端医療現場のヒューマンストーリーと、複雑に絡み合うチームメンバーたちの秘めた過去が描かれていく…メディカルサスペンスエンタテイメント!(公式サイト参照)
テンポが良ければいいのですが。
多部ちゃんが出演するので、初回は見ます。

「書店員ミチルの身の上話」
原作未読です。
ぐっとハードな展開になりそう。
キャスティングが魅力的。後はテンポでしょうか。

怖い仲間さん再登場の「サキ」とハードな内容らしい「いつか陽のあたる場所で」はキャパオーバーかな?火曜日はもう、大変。

「シェアハウスの恋人」
恋人なし、友人なし、親友は夜のコンビニ、のジミーな会社のジミーなアラフォー女性のお話だそうです。(公式サイト参照)
この枠は最近自分の中では今ひとつになっているんです。本作はどうなるのでしょうか。
アラサーと微妙な三角関係かぁ・・・微妙。
楽しく弾けてくれたら。
初回は見ます。

「最高の離婚」
このキャスティングで脚本が坂元裕二さん。
今期一番期待しているドラマのひとつです。

このドラマに集中したいので題材にあまり興味のわかない「あやぽん」「おトメさん」は感想をパスします。

「夜行観覧車」
原作未読です。湊さん・・・またエグイ話になりそう。
視聴続行の勇気が保ても、感想は書く時間はとれないと思います。

「信長のシェフ」
原作未読です。
タイムスリップものは好物なので見ます。
感想は時間的な理由で書けないかもしれません。

「泣くな、はらちゃん」
漫画の世界に住む一人の男が、「現実」の女性に恋をした・・・。(公式サイトより)
こんなぶっとんだ設定のドラマを岡田惠和さんの脚本で長瀬智也さんが主役、となれば見なければっ

「カラマーゾフの兄弟」
原作は大昔に何とか読破した記憶がありますが、ストーリーは忘れてしまった(汗)。
ロシア文学ねぇ・・・暗さと重さに耐えられるかどうか。好みでしょうね。
感想は書かないと思いますが、初回は見ます。

あと、大河「八重の桜」。
幕末維新時に幕府側についた人々の悲劇については側面からしか知りませんので、背景となる歴史には非常に興味があります。
2ヶ月ほど様子を見ながら感想を書きます。

番外として
「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」
やっとBSジャパンで見れる~\(^O^)/
感想は書きませんが、とっても楽しみです!

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無印のドラマやタイトルを挙げていないドラマでも、魅力を感じれば感想を書くかもしれませんし、面白くても、すぐに感想を書く時間がない、もしくは書きにくい作品は書かないかもしれません。

特撮と大河がある日曜日以外は、多くても毎週感想を書く作品は1日1作にするつもり・・・というか、筆が遅いのでそれが限界かも。

ルーティンな警察ドラマと深夜ドラマは、これまで通り、見ても毎週感想は書きません。
一覧には書きませんでしたが「コドモ警視」はちょっと楽しみかも(^^
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※テレ東系及びWOWWOWは視聴不能のため、パスします。

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2012年12月26日 (水)

悪夢ちゃん #11 最終回「ドリー夢」

公式サイト

原案となった恩田睦氏の小説「夢違」は未読です。

武戸井彩未(北川景子)が志岐貴(GACKT)を殺してしまったと思い込んだ古藤結衣子(木村真那月)はショックで意識を失い、昏睡状態に陥ってしまう。結衣子が目を覚まさない原因は医者にも不明。古藤万之介(小日向文世)が言うには「意識の世界を捨て無意識の世界に行ってしまった」という。このまま眠り続けると現実にいる結衣子の身体は滅びてしまう…しかし、そんな状態でも結衣子は予知夢を見ていた。その夢札を見る彩未。

シスターマリカ(藤村志保)に会うために児童養護施設にやって来た彩未。そこで彩未は人身売買を行なっていた闇の組織の全貌と自らの過去を知る事になる。

病院のベッドでは、未だに結衣子は眠り続けたままだった。しかし5年2組の生徒は、口々に「結衣子を見た」と言う、公園や、駅や、美容室で…結衣子は友達の前に現れ、すぐに姿を消した。

このまま夢の世界に行かせるわけにはいかない…彩未は結衣子の無意識にアクセスすることを試みる。

彩未の過去、夢獣の正体、結衣子の父親…全ての謎が、今、明らかになる。(公式サイトより)

リアルタイムで見たのですが、粗筋を書いている時間がないので、公式をまるまるコピペしちゃいました。(汗)

以下、補足します。

人身売買にかかわっていたのは先代の施設長でした。
止めることができなかったシスターマリカは施設長を殺し、白いブランコの下に埋めた。

全てが終わった後に彩未が描いた絵を見て、愕然とします。
その絵を神のお告げとし、自分への戒めとして受け入れたシスターマリカは、白いブランコの上に聖堂を建てて密かに弔っていました。
しかしそのことを嗅ぎつけた組織はシスターマリカを脅します。
シスターマリカは施設の子供たちを守るために誘拐事件に協力したのです。

これが、シスターマリカの秘密。
告白の後、自ら聖堂に火を放って自殺しようとしましたが、悪夢ちゃんの夢札を見た彩未、琴葉、山里によって救われ、警察に引き渡されました。
謎のシスターを含む一味も捕縛。
シスターマリカの証言で、少なくとも組織の一部は解明されそうです。
こうして人身売買の件は終わりました。

夢獣の正体は、シスターマリカが持っていた菜実子が描いた絵から明らかにされました。

悪夢ちゃんの母親、かつて彩未の友だちだった菜実子が、自分の飼い犬、ユメノスケを欲しがる彩未をなだめるために、ユメノスケの絵を描いてあげたのです。
その絵を見せられた教授は、幼い彩未が見た夢札を見せます。

そこには、学芸会にはミュージカルがしたい、と楽しそうにはしゃぐ悪夢ちゃんの姿が。
その夢札を一緒に見る、幼い彩未と菜実子。
もちろん、菜実子にははしゃいでいる少女が誰であるかわかりません。
彩未は、あの子は菜実子の娘であると。そしてこの時にはもう菜実子はこの世にはいないと、無邪気に答えます。

菜実子は、自分の母親が亡くなった時には彩未を罵りましたけれども、その後ずっと彩未のことを気にかけていました。
高校生の時に自分が長くは生きれないことを悟り、身ごもった子供を産む決意をします。
この子を彩未に会わせなければ、彩未は一生自分の昔を思い出せないかもしれない。
それは父のせいなのだ。

彩未ちゃんに必ず結衣子を会わせてあげて。
自分はいい、結衣子の中で生きていくから。

こうして菜実子は子供の父親の名も告げず亡くなりました。

悪夢ちゃんと彩未の夢の両方に登場する夢獣とは、菜実子だったのです。

彩未と悪夢ちゃんは会うことが決まっていた。
そして彩未が教師になることも。

菜実子の写真を見つめる彩矢。
そこには志岐と校長先生の姿が写っていました。

そこへ教授に呼ばれた校長先生がやってきて、菜実子との思い出を語ります。

実は校長は菜実子が小学生だった時の担任でした。
何年かぶりに菜実子に呼ばれて病室を訪れた時、武戸井彩未、という名を覚えて欲しい、と言われたのです。

その子は私の一番の親友。
子供の頃に別れて、向うにはその記憶がない。
でも、その子は必ず教師になる。
その時は見守って欲しい。
必ずいい先生になる。そうでないと私が困る。

その言葉を実行すべく、校長先生は彩未を自分の学校に赴任させ、見守っていたわけです。

夢獣といい、人を信じていなかった時からずっと菜実子に守られたことを知った彩未。
眠って夢の中で悪夢ちゃんを助けに行きます。
悪夢ちゃんをおぶって学校へ行く彩未。

また誰かの悪夢を見てしまうのが怖い、という悪夢ちゃんに、夢なんか少しも怖くない、と、かつて悪夢ちゃんの夢がきっかけで二人で助けた人々のその後の姿を、自分の明晰夢の中で見せます。

お酒をやめた父とキャッチボールをする冬馬。
父の夢だった歌とギターを継いだ姉。

目の手術が成功した弟とお金を掘り出しにいったサッカー少年、翔。
缶の中には「ちゃんと届けようね 神さまは見てるぞ」というメモが入っていました。
あの時は山里の人相の悪さもあって(琴葉に指摘されていました;;)、てっきり志岐とネコババしたと思っていたのですが、そうね、ここまでくれば、そんなことをするはずがないことがわかる。

自分も母親の呪縛に苦しんでいた琴葉は莉音の母に近づいて、彼女の心を少しずつ変えていった。そのため莉音母娘はとても良好な関係になった。
琴葉の努力が母娘の未来を変えたのです。

悪夢ちゃんが死を予知した、貝原の元生徒は、貝原が足しげく見舞いに訪れ、彼の教師になる夢を応援するようになって生命力を高めていった。
頭の中の腫瘍もどんどん小さくなっていっている。

みんな悪夢ちゃんに影響を受けたかもしれない。
だけど、そこから先は自分で歩いてる。
自分の力で未来を変えていく人もいる。
その人間の未来は、その人にしかつくれない。

だから、あなたは何も恐れることはない。
悪夢ちゃんは悪夢ちゃんのままで、未来をつくっていけばいい。
私が受け止めてあげるから。
どんな悪い夢でも。
ちゃんと受け止めてあげるから。

そこへ夢王子と夢獣が登場。

良い夢が見たければ、いつでも呼んで、と夢王子。
みんないるから。夢の中でも君は一人じゃない、と夢獣。

「さあ、戻ろう」

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駆け足の補足でも、こんなに長くなってしまいました(_ _;;

菜実子が彩未と悪夢ちゃんの出会いから、彩未が教師として目覚めることまで、全てのお膳立てをしていた、ということでした。
彩未が記憶を取り戻すために、病弱をおして子供まで作って。

菜実子がそこまでする理由が少し見えにくく、唐突な気がしないでもなかったです。
全て彩未の予知夢のためなのか、彩未を大切に思っていたためか。
両方なのでしょう。

その事実に涙する彩未・・・も難しい役どころだったでしょう。
自分が彩未の立場なら、ええ~?!と涙するより前に呆気にとられたかも知れません。
しかし、菜実子の書いたユメノスケの絵を見てピンときた彩未は、どこかでそのことに気がついていた。
だから涙した・・・ということなのかな、と。

幼い頃に母の死や、自分が長く生きられない未来を見せられた菜実子が一番可哀想。

彩未が予知夢を見たり、意味もわからず無邪気な予言をしたりするのは仕方がないとして。
彩未を実験台とし、彼女の夢を不用意に娘と一緒に見せた教授が、一番罪深いかも。

菜実子が、お父さんのせい、と言うのももっともです。
教授は悪夢ちゃんを通してひたすら贖罪をしていた。

悪夢ちゃんも可哀想。
彼女は彩未を救うために誕生した。
つまり教授の実験の結果が回りまわって生まれたわけで。
「結衣子」としての誕生を祝ってくれる人はいたのでしょうか。
人造モンスターの変形のような気がします。

彩未の夢に導かれて悪夢ちゃんを産んで生を終えた菜実子が、こんどは彩未を導くことに。

そして悪夢ちゃんは彩未と出会うことでモンスターではなく「結衣子」になることができた。

ああ、ややこしい。

よく考えてみると、マッドドクターとその血を受け継いだ娘・・・相当ブラックな話なのかもしれません。

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教授が10年以上も助手を務めていた志岐に、悪夢ちゃん自身や、彼女のデータに触れさせなかったのは、菜実子の相手ではないかと疑っていたからでしょうか。
事情は語られていないのでわかりませんが、はた目には娘を捨てた男ですもの。

そして志岐が悪夢ちゃんに執着したのは、娘だと知っていたから。
アメリカに連れて行くというプランも、本当に悪夢ちゃんのことを思ってのことだったのでしょう。

と、思わせといて。
やっぱり生きていた?!

というところでジ・エンドでした。

親子、そして恋人の再会を喜んで・・・いいのかな?
勘ぐればですが、彼もまたマッドドクターなのだから、ひょっとして何か企んでいるかもしれない・・・最後の最後までスパイスの効いたドラマでした。

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最終回、伏線回収を詰め込みすぎた気もしましたけれども、逆に言えば回収し忘れた伏線が少ないということでして、すっきりしました。

父を刑務所に見舞いに通っていることを全く隠さない杏奈や、ミュージカルのステージで、かつて顔を書かれて泣いていた赤根が楽しそうにメイクをしていたりと、細かいところまで拾っていたと思います。

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「SF学園ファンタジー」にしては学園の部分は少なかったかもしれません。
しかし、切なくもハートウォームなファンタジーとして、この枠のテーストはしっかり守っていたと思いますし、夢をテーマに、彩未が教師として目覚める話をぶれずに紡いだドラマだったと思います。

悪夢、特に中盤までの映像や、夢と現実の狭間にいる奇妙な感覚は好みでした。

キャスティングもぴったりでした。

一筋縄ではいかない琴葉を演じた優香さん、善悪定まらぬミステリアスな雰囲気そのものを纏ったGACKTさん。
悪夢ちゃんを演じた木村真那月さんは、ときどきはっとするほど美しく見える時があって、魅力的でした。
悪い顔や態度そのものがオチだった和田正人さんも(笑)。

そしてなんといっても彩未を演じた北川景子さん。
今までは美人すぎることがかえってハンデになっていたようにも見えたのですが、今作品は、成長するたびに変わる表情が楽しめました。
一生懸命な時もいいですし、意地悪な表情も素敵でした。
今後の作品が楽しみです。

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今クール、毎週心待ちにしていたドラマのひとつでした。
終わってしまって寂しい。
スタッフ、キャストのみなさん、ありがとうございました。

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秋クールドラマ 初回の感想その3 「悪夢ちゃん」「TOKYOエアポート」 02 03 04 05 06 07 08 09 10

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2012年12月25日 (火)

PRICELESS~あるわけないだろ、んなもん!~ #10 最終話

公式サイト

全社員に逃げられた統一郎は幸福荘の二三男を訪れ、自分の負けを認め、二三男が自分の異母兄弟であることを明かし、父の遺言を伝えます。

自分は何ももっていなかった。
経営者としての器も、父の愛情も。

二三男は、父親のことにも驚きましたが、統一郎がそんなでかい悩みを一人でしょってたんだ、ということにも。

しかし、先代はちゃんと統一郎のことを思っていた。
ミラクル魔法瓶の特許を最初に出願したのが統一郎の誕生日。
それからも特許出願日はいつも統一郎の誕生日だった。

社内のゴタゴタが世間に知られて信用をなくし、存続の危機の陥るミラクルを救うために、二三男たちは、究極の魔法瓶をミラクルの名で作ることを決意します。
二三男、模合、彩矢や榎本たちの屈力で、心離れた社員を呼び戻し、生産ルートや流通ルートを確保、広瀬からの資金援助を取りつけで、なんとか踏みとどまることができました。

二三男は社員全員を集めた場で、統一郎を社長にする、と宣言します。
そんな奴いらない、という声に、「いらない奴なんかいない」と二三男。
台上に上がった統一郎は、みんなと魔法瓶を作りたい、頭を下げます。
彼の謝罪は受け入れられ、社長に戻ります。

ミラクルを去る二三男たち三人。
次には1週間温度が変わらない魔法瓶を作るそうで・・・ラストの生中継は北海道での試作品の実験シーンでした。

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時間の都合で粗筋は簡単にしました。

生放送のシーン、余分感が出なければ良いのだけど、と心配でしたが、三人のコンビネーションと一発勝負の良さがでていて、まずは良かったです。
魔法瓶からうまくお湯が出てこなかった時にはドキドキしました(笑)

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先代も罪な遺言を残したなぁ。

幼い頃に一度会ったきりの二三男のことは恐らく影ながら見守っていたんでしょう。
亡くなる直前は二三男に対する贖罪に心が占められていたのかもしれません。
財前が唯一、尊敬する先代の遺言に背いたのは、先代がもう正常な判断力を失っていると判断したのでは。
このあたりは脳内補填で(^^;;

一人ぼっちの統一郎が、皆の輪の中に入っていけて良かったです。

そして、新たな冒険に旅立つ三人。
幸福荘での川の字はそのままなのね(笑)

炊き出しの人たち。
内緒にしておくからって。
以前、コメントをいただいたことが納得できました。
二三男だから、なんですね(^^)

最終話は三人の絡みがたっぷり見れて楽しかったです。
二三男と彩矢が良い感じになるその背後にのっそり立つ模合(爆)
お約束だとわかっていても、笑っちゃいました。

萌の大叙事詩に付き合う彩矢、大島、さらには豪田と川の字になる模合の画も可笑しかったです。

統一郎とのカインとアベル設定があっさりしていたのも、好みです。
そうそう、ボールの伏線は回収したけど、寛太と両太の行方不明の父親の話は回収しなかったのね。

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まとめとして。

ストーリーについては「あるわけないだろ、んなもん!」がテーストの話なので、ちまちまとした突っ込みは入れません。

会社の危機。
普通ならまず買収、あとは欠陥製品の販売などを持ってくるのでしょうか、そういう生臭いものではなく、全社員逃亡、というある意味牧歌的な理由を持ってきたのは、このドラマらしくて良かったんじゃないでしょうか。

サラリーマン・ドリーム・ストーリーの変形バージョンでした。
こういうテーストでの男性が主人公のドラマは最近あまり見なかったので、そういうドラマだと割り切って見ると面白かったです。
不快に感じるところがありませんでしたし。

大家さんや遥子など、脇キャラの使い方がちょっともったいない気もしましたが、主役の三人と統一郎を立たすためには仕方がないでしょう。
書き込まれなかったエピもあったし、もう少し話数があっても良かったかもしれません。

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最近の木村さんのドラマは、主人公をひたすら持ち上げるだけ持ち上げたあげく、主人公の一人旅にさせてしまう変に力んだ作品が多かったのですが、"チーム二三男"を作り上げた本作は気楽に楽しめました。

中井さんの模合、香里奈さんの彩矢とのバランスが良く、藤木さんの統一郎も、憎たらしさを感じさせつつ最後は踏みとどまって欲しい、と思わせるライバルキャラで、ドラマを支えていたと思います。

彩矢との恋バナのコミカルなテーストは好みでした。
彩矢がさばさばしていたのが好感度大です。
もう少し彼女の特殊技能を生かしたエピがあれば良かったのですが。

特に木村さんのファンではないのですが、これでまでドラマ界を牽引してきた人としての敬意を持っています。
そういう人の魅力を引き出すドラマになったことが嬉しいです。

中井さんには、よくぞこのドラマに出演してくれました、と、お礼を言いたくなっちゃいました。
それほどのキーパーソンであるにもかかわらず、圧迫感のない、優しい存在感が素敵でした。

続編はあるのかな?
ちょっと噂を聞きはしたのですが・・・映画じゃなく、連続テレビでお願いしたいなぁ。

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2012年12月24日 (月)

仮面ライダーウィザード #16「クリスマスの奇跡」

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「今日は俺の希望の日なんだ!」

協力的でないゲートが多くって、晴人も大変です。

1話完結は予想外でした。

でも、魔宝石を巡る謎、やっぱり仕事をしていないことが目立っていた凛子、でも、木崎からお墨付きをもらっていること。フェニックスの企み、そしてゲートのキャラ、希望と絶望。

盛りだくさんな内容がテンポ良く描かれおり、無駄がなくって丁度良かったです。
晴人が凛子のサンタ姿に後ろ向いて笑うネタも、いいアクセントになっていました。

しかも、孤独な達郎に自分を重ね合わせる晴人が描かれていて、彼の戦いが如何に見返りを求めぬ献身的なものなのかを、初めて感じることができました。
つまり主人公が立っていた。

今までの中で一番面白かったかもしれない。
それこそ「クリスマスの奇跡」。

やんちゃだった達郎が、園長先生に誘われて養護施設に入っていくシーンにはじんわりしましたし、サンタさんの奇跡も、ほのぼのと見れました。

これからも基本形は1話完結にした方がいいんじゃないでしょうか。

次回、いよいよ2号登場?!

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特命戦隊ゴーバスターズ 第44話  「「聖夜・使命果たすとき」

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ナミエが保育士になったのは、かつて司令官やブルーさんたちが開催したクリスパーティーで幸せな気持ちになったから。
13年前の出来事がなければ、ナミエは保育士にはなっていなったかもしれない。

ゴーバスターズはクリスマスを守ったのだ。子どもたちの笑顔に包まれたゴーバスターズは、13年前に託された命をつなげていくこと、それこそが自分たちの使命だと気付くのだった。(公式サイト)

保育園がほとんどでてくない、と思ったら、そう繋いできましたか。
なるほど~。小林さんらしい。

ロボ戦のバーゲンセール状態だった今回。
どさくさに紛れて(^^;;)、フロッグまで登場しました。可愛い。
先週に引き続き、ラビットの多彩な変形が楽しめました。

メサイアに取り込まれてしまったエスケイプさん。
そのメサイアが倒されてしまった!

エンターさんはやはり健在でした。
彼は何を企んでいるのか、何を元に反撃しようとしているのでしょうか。
センパイのデータを含むメサイアのカードが気になります。

公式を見ると、エスケイプさんの復活もありそうな気がするのですが、どうでしょう。

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平清盛 #50 最終話「遊びをせんとや生まれけむ」

公式サイト

鎌倉にて。
一人写経をする頼盛に。
西へと逃れた平家一門は壇ノ浦あたりで滅びるだろう、と告げる頼朝。

「そなた悔いてはおらぬのか、一門から離れ、こうして一人命長らえることを。」
「平家は常に一連托生。」

話は4年前、清盛の死の直前に戻ります。

都にて高熱にうなされる清盛。
生霊が伊勢の西行の元にあらわれます。

「あるまじきことぞ」
「生霊というのは便利なものでござりますな」

確かに。

死の近いことを知るも、斃れていった人々の名を挙げ、皆の志を受け継ぎ、武士の世を作り上げるまでは、と清盛。

「頼朝を倒し、再び福原の都を造り上げるまでは、死ねん。」

「その方々も皆、そうだったのではございませぬか。
やり残したことがある。果たせなかった思いがある。
皆、無念であったことでしょう。
されど、皆に等しく訪れるのが、死というのもの。
それゆえにこそ、人は命尽きるまで、存分に生きねばなりませぬ。
そして、お手前ほど、それを体現したお方を 私は他に知りませぬ。」

嬉しい時、楽しい時も。辛い時、苦しい時さえも。
いついかなる時も、子供が遊ぶように、お手前は生きた。生き尽くした。
お手前が生きてこられた、平清盛の一生。
眩いばかりの美しさにござります。

西行の言葉を、清盛へのはなむけとして書いておきます。

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「平家のつわものたちよ
比類なきわが一門よ
聞くが良い
きっと我が墓前に頼朝が首を備えよ。」

恐竜が倒れるようなBGMとともに斃れる清盛。

「治承5年潤二月。平清盛は誰よりもたくましく、64年の生涯を駆け抜け、生き抜いた。」

後日、平家を清盛の遺言を持って訪れる西行。
携えた刀は生霊が持っていったものなのでしょうか。

清盛の姿となって一門の皆に暖かい言葉をかけます。よりまし(イタコ)状態です。

そして頼盛には、平家の血を絶やすな、と。

「時子、そなたこそわしの紫の上じゃ。」

後は転がり落ちる平家の人々のその後が紹介されます。

忠清は伊勢の乱を起こすも捕縛され斬首。
貞能は重盛の遺骨とともに鎮西へ落ち、忠度は一ノ谷で戦死。

重衡は大仏焼き討ちを恨む南都に送られ、斬首。
重盛の遺児、維盛は一ノ谷の陣中から逃亡、出家した後、那智の滝にて入水自殺。

そして壇ノ浦。

「もはや、これまで」 

知盛の言葉で決意を固める時子。

重盛のもう一人の遺児、資盛は壇ノ浦で散った。
経盛、教盛も入水。
宗盛は息子とともに入水するも捕らえられ、のちに親子ともども斬首。
重盛の妻、経子は壇ノ浦まで一門と運命をともにした。(重盛亡き後のことははっきりわかっていないらしいです。出家したとも。)
建礼門院徳子は出家し、一門の菩提を弔った。

時忠は壇ノ浦でご神鏡を守った功績で死罪を免れ、能登の国でしぶとく生き抜いた。

三種の神器のことを気にしていましたからね。
姉、時子には草薙の剣をたくしていました。

「海の底にも、都はございましょう。」

時子は安徳天皇を抱いて入水します。
持っていたのは草薙の剣?それとも清盛の形見なのでしょうか。

知盛は激戦の果てに碇を体に巻きつけて、海に身を投げた。

海の底、静かに落ちていく剣。これは清盛の剣であることは、後でわかりました。

盛国は、鎌倉に送られたのち、一言も発せず、餓死による自害を選んだ。

「一連託生」

頼盛は平家の血を守り抜き、壇ノ浦の1年後にひっそりと生涯を終えた。

平家という名は長くは残らなかったけれども、血は綿々と繋がりました。

平家を滅ぼした後、頼朝がやることは。
勝手に朝廷から官位をもらった弟、義経を討つことでした。
討伐を決定するも、身内同士で殺し合う苦しみを知る頼朝には、まだ迷いがある。
そこへ東大寺勧進の使者として西行が訪れます。

ここへ来て、清盛のよりましとして大活躍の西行です。

「頼朝、我が倅どもが、きっとそなたを討ちとる。そしてそなたが首を、きっと我が墓前に備えようぞ。」
「さて、そうはまいりませぬ。」

「そう言うと思うたわ。
しからば、頼朝殿。まことの武士とは如何なるものか。

みせてみよ。」

西行・・・いや清盛と向き合う頼朝。

頼朝は、義経を討つことが私が選んだ道、と迷いを捨てます。
追い詰められた義経は自害。弁慶の立ち往生。

弟の屍の上に私は、武士の世を作り上げた。

・・・義経だけじゃないのですけれどもね。

西行は願った通り、桜咲く頃に往生を遂げた。

建久元年、30年ぶりに上洛した頼朝は後白河法皇と対面します。
双六を持ち出す法皇・・・かつて清盛と遊んだ時のようなぎらぎらした面影はありません。
1年あまりのち、66年の生涯を閉じました。

かく言う私も、その9年後に死に。
室町に幕府が置かれ、足利の世になってようやく、清盛がその礎を築いた国と国との交易が行われることとなった。

小兎丸たちの乗った船を映した後、海底に刺さる剣を引き抜く若き清盛。
兎丸の声に導かれて邸に。
そこにはほとんどがもうこの世にいない人々がにこやかにうち揃っています。

あ、重盛が微笑んでいる・・・(泣)

「平清盛なくして、武士の世はなかった。」


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平家の滅亡をファンタジーを交えて描いた最終回。
平家にまつわる様々な伝説や怨霊の物語の雰囲気を取り入れた、とも言えるでしょう。
物の怪の血を強調したり、崇徳院の最期をホラーで描いたりした本作のテーストは、貫かれていたと思います。

あと、ナレーションの多いこと。(苦笑)

主人公が亡くなった後は全て後日談だから、当然と言えば当然ですが。
後日談がなくては、平清盛という人物の物語は完結しないですし。

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あの琵琶法師はもしや、と思ったら、公式サイトに

亡くなった盛国を弔う琵琶法師はかつて禿の長として京を震撼させた羅刹(吉武怜朗)だった。

と、書いてありました。
映像を見ただけではわかりにくかったし、盛国を弔っているとは、全く気づきませんでした。

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1年間も見ていると感想もブレてしまっていると思いますが、とにかく、見終わった直後に感じたことを簡単にまとめておきます。

視聴率の悪さが度々話題になりましたけれども、BSが普及したことを考慮すると、地上波のみのドラマと単純に比較はできないのでは。
ネットの見逃し配信が普及すれば、いよいよ視聴率なんてあてにならない時代になるような気がしますが。

しかし、日曜日の8時に大河を見る習慣を持つ、特に高齢層に受けが良くかなかったのは、わかるような気がします。
わかりにくいし、暗かったですから。

前半、宮中ドラマにウエイトを置きすぎたように感じました。もう少し平氏サイドを描いて欲しかったです。
中盤以降、清盛が反抗期を卒業し始めた頃から面白くなってきました。

でも、あの宮中メロドラマがあったからこそ、ラスト近くに、過ぎ去っていった雅な時代を哀感こめて懐かしむことができた、と言えるでしょう。
王朝文化の終焉を描くこと。それもこの大河のテーマの一つでした。

1年間見続けてこその醍醐味です。

このテーマで明るい物語は期待していなかったし、教科書だけではわからない平安末期の権力闘争を見せてくれれば、と思っていたので、ある程度満足できまし、勉強になりました。

権力闘争ってドロドロしているものだから、まともに描こうとすればするほどドロドロとなって当たり前、またそうでなければ面白くない。

少なくとも前作より、よほど人間及び人間関係がしっかり描かれていたと思います。

始まる前は、今までの大河のように、主人公の清盛を正義のヒーローとして闇雲に持ち上げるのでは、という不安がありましたが、特に後半は、大河としては稀に見る悪い主人公となっていて、新鮮でした。
清盛なくして武士の世はなかった、とは言うものの、権力者、独裁者のいやらしさを、ちょっとオーバーなほど描いていました。
重盛の葛藤に涙したのも、清盛が悪役だったからこそ。

各エピのバランスが良かったとは言い難いかもしれません。
しかし、人の気持ちの複雑さ、滅びの運命を歩む人々の切なさは伝わってきました。

松山さんの老いた姿、驚くほど自然でした。
であるからこそ。
ラスト、タイトルロールでの若き日の清盛の初々しさに胸をつかれました。

60年余の人の一生を見た、という実感が湧いてきて、今となっては、反抗期の清盛が愛しく思い出されます・・・

今後の活躍を楽しみにしています。

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祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の世の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ

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スタッフ、キャストの皆さん、1年間お疲れ様でした。
がっつり見させていただきました。ありがとうございます。

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2012年12月22日 (土)

ホビット 思いがけない冒険 (感想を含むメモ)

2012年 米 170分 G 原題「The Hobbit: An Unexpected Journey」

Photo

原作:J・R・R・トールキン/訳:瀬田 貞二「ホビットの冒険」(岩波少年文庫)
監督:ピーター・ジャクソン/脚本:フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ギレルモ・デル・トロ、ピーター・ジャクソン/製作: ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、キャロリン・カニンガム、ゼイン・ワイナー/共同製作:フラン・ウォルシュ/音楽:ハワード・ショア/コンセプチュアル・デザイン:アラン・リー、ジョン・ハウ
出演:マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、イアン・マッケラン、アンディ・サーキス、ケイト・ブランシェット、イライジャ・ウッド、クリストファー・リー、エイダン・ターナー、ピーター・ハンブルトン

「ロード・オブ・ザ・リング」の前章となるJ・R・R・トールキン著「ホビットの冒険」を映画化した3部作の第1部。「ロード・オブ・ザ・リング」より60年前の中つ国(ミドル・アース)を舞台に、指輪の前所有者であるホビット族のビルボ・バギンズが繰り広げる冒険を描く。ドラゴンに支配されたエレボールのドワーフ王国の再建をかけ、旅へ出ることになったビルボは、戦士トーリン・オーケンシールドら13人のドワーフとともに、ゴブリン、オーク、巨大なクモなど危険が待ち受ける荒野を進む。やがて旅の途中でゴラムと出会ったビルボは、中つ国の運命と深く結びついた指輪を手に入れ……。若きビルボを演じるのは、英国の新鋭マーティン・フリーマン。ガンダルフ役のイアン・マッケラン、ゴラム役のアンディ・サーキスら「ロード・オブ・ザ・リング」でもおなじみのキャストが再登場。監督も「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のピーター・ジャクソンが務める。(映画.comより)

@MOVIX

3Dは上映時間が合わなかったので2Dで観ました。

3時間弱の作品を映画館で観るのは、ほんとに久しぶり。
寒い時期でもあるので、鑑賞前の過ごし方を含めて、体調維持に気を使っちゃいました(^^;;
11月末からの、自分にとってはハイペースな映画館通いは、この映画を観るためのペーシ配分作りだった、と言っても過言ではないかも。

当初二部作の予定が三部作になったことを知ったのは観に行く直前でした。
観て納得。
原作を読んだのは大分前なので忘れているところもあるのですが、まだまだこれからだってことはわかりました。

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以下、ネタばれなし、超・簡単感想です。感想以外の部分が長いです。

この話の後日談「指輪物語」は愛読書、「ロード・オブ・ザ・リング(以下LOTR)」三部作はDVDのスペシャル・エクステンデッド・エディション ・バージョンを持っています。

本作は瀬田さん訳の「ホビットの冒険」で読んでいます。

ですので、単独の映画作品としては、もう観れなくなっています。
LOTR三部作や原作を全く知らない人が観たらどう感じるのでしょうか。

LOTRを観ていないとわからない部分がありますし、第一部なのでお話も完結していないですし。

原作未読でLOTR第一部を観た時は、何も知らなくても第二部が観たくてたまらなくなったのですが、本作品はどうなんだろう。

「シャーロック」のワトソンを演じているマーティン・フリーマンのビルボは、イメージにぴったりで大満足だったのですけれども、通りすがりの観客にとって魅力的かどうかはわかりません。

原作についての本音を言っちゃうと、お話そのものは面白かったのですが、ビルボにも、ドワーフの山の下の王、トゥーリン・オーケンシールドにもあまり魅力を感じなかったんです。ちびっこな年寄りのイメージがね・・・主人公が男前であることを期待する時期に読んだためでしょう(汗)
なので、彼らより、ちょっぴり意地悪な闇の森のエルフ王、スランドゥイルの方が好きだったかもしれない。

映画ではトゥーリンの偉丈夫ぶりも良かったですが、ドワーフ一族の若者たちに目がいきました。特にキーリ。注目株かも。

まあ、そういうことも踏まえての全体のざっくりとした印象は。

アクションシーンを盛っているためか、原作よりかなり毒々しい感じはしました。
LOTRでは新しく感じた特殊メイクやCGにはもはや驚かなかったし、戦闘シーンには荒く感じた部分もありました。
橋を使ったシーンはLOTR第一作に似ていたかも。
荒野を歩くシーンも・・・でも、これは同じ世界観で作っているのだからOKでしょう。

※「中つ国」歴史地図 ― トールキン世界のすべて(評論社)
愛読書です。トールキンの作り上げた「中つ国」を目で楽しめる実に豪華な本です。

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と、ここまでなるたけ客観的に書こうと思うあまり、突っ込みが多くなってしまいましたが・・・本当はこのチームで映画化されたことが嬉しい、の一言でして。(^^;;

まず、冒頭のドワーフの王国が素晴らしかったです。
ドワーフが古い歴史を持った誇り高き一族であること、トゥーリン・オーケンシールドが王国を取り戻そうと思う気持ちがひと目で理解できます。

何よりこんな映像が観れるなんて。「シルマリルの物語」に通じる壮大な画でした。

空撮シーンは前作に引き続き迫力があり、美しい自然とともに満喫できました。
懐かしいホビット庄、そして裂け谷の遠景も変わらず美しかったです。
小さい時からエルフに会いたかったビルボが惹かれるのもわかります。

ゴラムは・・・キモ可愛さと切なさが増してました。

有名ななぞなぞのシーンが観れて楽しかった・・・って、やっぱり原作やLOTR、「指輪物語」から離れられないです。(汗)

ちゃんとした感想は三部作が完結してから、それら全部を通して観てから、それからLOTRを観てから・・・になるかもしれません。ヽ(´Д`;)ノ

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原作との違いをほんの少しだけ。

フロドや老いたビルボの登場はファンサービスとして。

トールキンの構築した「中つ国」の物語全般を通じてほとんど登場しない茶色の賢者、ラダカストが活躍しているのには、びっくり。今後も登場するのかな?

ガラドリエルも原作には登場しませんが、お会いできて嬉しかったです。

「指輪物語」追補編に書かれている、「ホビットの冒険」には書かれていないドワーフたちの歴史「ドゥリンの一族」の一部が脚色しつつ交えてありました。これも嬉しかったです。
・・・と、いうことは同じく「ホビット」には書かれていなかった、トゥーリンの父の消息、ドワーフ一族に伝わった「いとしいしと」の顛末も描かれるのでしょうか?

そうそう、ピーター・ジャクソンが大好きな大蜘蛛も早々と登場しました。(苦笑)

その他の原作との違いは、これから読み直して確認する予定です。
で、間に合えばもう一度観にいくかもしれません。
DVDもしくはブルーレイは今から買う気満々です。でも、買い焦らないようにしないとねっ(^^

原作ファンとしては、完結するまで1年、2年と待たされるのがもどかしくもあり、楽しみでもあり、というところです。

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ちなみに、原書には言葉遊びが多く、その面白さを日本語に訳すのは難しいんだそうです。

映画館には外国の観客が目立ち、隣の席は恐らくアメリカ人留学生の、女の子二人と男の子一人の三人組でした。
彼らが、日本人たちがくすりともしないところでクスクス笑っていたのが印象的でした。
どうやら韻を踏まえた洒落で笑っていたようです。
字幕には全く反映されていなかったというか、訳しがたいユーモアだったんでしょう。

原書が読めれば、もっと面白さがわかるんだろうなぁ・・・

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2012年12月21日 (金)

結婚しない 11 最終回

結末は。

春子は教授の家で同居を始め、純平と思いが通じた千春は春子の住んでいたマンションを借りて本格的に一人暮らしを始めました。

あ、千春、無職です。

真里子と森田、麻衣と山田も成立。

千春と春子は、タイトルどおり誰も「結婚しない」で、完。

めでたしめでたし。

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ここで終えてもいいのですが・・・本音も書いておかねば、11話分の視聴時間が無駄になりそうな気がするので、書いちゃいます(汗)。

突っ込みしか書いていません。それも思いっきり突っ込んでいます。

ご注意下さい。
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主役(?)の三人に的を絞ります。

千春は。

資格試験って「旅行業務取扱管理者」?それとも「旅程管理主任者」?
前者だと試験は年に一度、国内は9月、国外は10月。後者は添乗員としての添乗員派遣会社に登録しなければいけないらしいので、千春には当てはまらないですね。仕事内容も違いますし。
だとしたら千春が受けた試験は9月か10月・・・???
受けたのは「旅行業務取扱管理者」じゃなかったのかも。ここ、よく見てませんでした。ごめんなさい。

それにしても受験勉強の期間が短すぎるような気がします。
春子さんが入院して手術するまででしょ?
倒れて一度入院してから、手術を決意するまでの猶予があったとしても、です。
それまでに勉強していたようには描かれていませんでしたし。そんなに簡単な試験なのか、それとも千春が優秀なのか、どうなんでしょうー。

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純平は。

パリへ行かずに北海道へ。
子供を教えながら絵を続ける・・・メルヘンだなぁー。

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春子さんは。

子宮全摘手術・・・決断は是非ともかく。
相変わらず雑な診療風景なのも、もう、いいとして。

子宮筋腫の切除手術って今はそれほど難しい手術じゃないとは思うのですが、術後はホルモンのバランスが崩れるためもあって、体だけでなく、精神的にも回復にはかなり時間がかかります。
ましてや全摘だったら・・・
取っておわり、みたいな描き方をされると、がっかりを通り越して腹立たしくさえありました。
つまり、千春と春子が一歩踏み出すためのネタにしかなっていない。
ネタにはして欲しくなかったです。
一歩進むきっかけになるネタには、もっと違うものを持ってきて欲しかったです。

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教授、思いが通じてよかったですね~(^^

本当は結婚して欲しそうだけど、強く言えないのが、らしかったです。

純平にしてもそう。
最後のハグの強さから見て、本当は一緒にいたいのかな、と。

でも自分の生活の見通しが立たないから切り出せない、というふうに見えました。←これは人によって感じ方は違うと思いますが。

無職の千春が一緒だったら、生活・・・つまり「食っていくこと」を考えないといけない。
生活に追われずに、誰にも邪魔されないで絵に専念したい、という気持ちを優先させたように感じました。

再び絵を描きだした、ということが彼の新たな一歩。

絵が認められようが認められまいが、一生このまんまなんだろうな、この人。

そういう人は確かにいます。
でも、30歳半ばで結婚しなきゃ、と思っている女性がそんな人を好きになってしまったら?
その葛藤が一切描かれていない。なぜ?(苦笑)

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千春の最後の結論は、結婚が全てではない、でした。

うーん、千春くらいの年齢で結婚しようと頑張っている人は、自分のライフスタイルを見つめ直した上で、結婚する、という選択していると思うのです。真剣です。

30歳半ばで急に結婚を意識して手当たり次第周囲の異性と付き合いだし、出した結論がこれって、いや、そういう人もいてもいいけれども、少なくとも千春に対しては、今頃なに言ってるの、としか思えなかったです。

しかも、本当に好きな人と一緒に人生を歩もうとはしないんですね。
結婚したことで起きる確執から逃げようとしているとしか見えない。

結婚に限らず、相手のことを真剣に思えば思うほど、傷つけあったりしてしまう、その切なさが全く抜けているので、終わった後に見事に何の感慨も浮かびませんでした。

千春が成長したようにも見えなかったですし。

無職で一人暮らしでえらく優雅な生活だなぁ。派遣だから退職金ももらえたかどうかわからないしさぁ。失業保険、もらえたのかな?困ったら家に戻ればいいんだよね、うん。
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ハウ・ツーものとトレンディドラマを混ぜた感じのドラマだと覚悟はして見ていたので、千春が色んな男性と付き合うエピまでは、それなりの雰囲気があり、そこそこ楽しんで見ていました。
見事に浅い展開も、そういうドラマなんだ、と割り切ってましたし、不快感はなかったのです。

春子さんが大家さん程度にしか千春と関わらないこと、純平の立体感のないキャラなどは、そのうち何とかなるのかな、ならなくってもまぁいいか、くらいの気持ちで見ていました。

しかし、9話あたりから、高原の登場、春子の病気ネタで不快感が生じてしまいました。

そしてラスト、婚姻届を紙飛行機にして飛ばすところ。
「結婚しない」というタイトルをうまく描いたと思っているのでしょうか。

それを役所に取りに行った教授の気持ちを思ったら、籍に入るつもりがなくても、できないと思うのですが。

不快すぎて「婚姻届を馬鹿にしたら、婚姻届で泣くことになるぞっ」と思わずわけのわからない突っ込みを入れてしまいました。(苦笑)

ほんとに締めくくるだけの画。
そのためには春子を貶めることも辞さない。

籍に入らない同居婚を選ぶにしても・・・もう、すべてが浅いです。
浅くても面白ければいいのですが。

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ベタで王道な話だからキャスト頼みになるだろう、だから大きくは崩れないと予想していました。
見た後にがっつり印象に残らなくっても、幸せな雰囲気が楽しめるラブストーリーになればいいなぁ、と期待もしていました。

けれども、終わってみると。
王道云々以前に。

梁の数が足りないばかりか、梁が途中で寸断されている欠陥住宅のようなお話になってしまたように思います。
これではキャストの皆さんも支えようがないでしょう。
ほんわかした雰囲気を醸しだしていた千春すら潰してしまう、恐ろしい(汗)脚本でした。

王道の話をきちんと面白く見せるには、熟練の技術が必要だと思うのですが、それが欠如していたとしかいいようがない。

最後まで好感を保ち続けたのは教授と春子のお母さん。
真里子と森田には、祝福を。
傍観者だった麻衣には被害は及ばず。良かった良かった。
映像は落ち着いていて綺麗でした。

今は突っ込みまくっていますが、何年か後に再放送で見たら、また違う印象を持つかもしれません。

キャストの皆さんの今後の作品に期待しています。

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秋クールドラマ 初回の感想その1 「結婚しない」「高校入試」 02 03 04 05 06 07、08 09 10

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2012年12月20日 (木)

THE MANZAI 2012

リアルタイムで見れなかったので、録画にて視聴。

結果はわかっていても楽しんでみれました。
風物詩でもあることですので、感想を書かしていただきます。

構成は去年より大分改良されていました。
4時間超から2時間半に。
16組から12組に。

その他、たけしさんの途中退場もなく、バラエティ色やトリッキーな舞台映像が控えめになり、真剣勝負らしさ・・・厳しいコンテストを勝ちあがってきた人たちへの敬意が感じられるようになっていました。

でも、不満もいくつか。

まず、審査方法。

途中でわかっちゃうのはいいの?
10しかない点が5つ来た時点でわかっちゃうっていうのは。

1つもはいらないまま待っている方はたまらないだろうし、ショー的にも緊迫感が感じられませんでした。
審査員票が偏ったグループは、去年、さんざんこき下ろしていた(汗)、「ワラテン」システムに救われたかもしれません。

もう、M-1みたく、持ち点100でいいんじゃないのかなぁ。

ちなみに、審査員と視聴者の感覚が違うのは、全くかまわないと思っています。

それから「お忍びゲスト」。
ご本人たちは心から笑っているのでしょうが、やらせっぽく見えてしまって、映った途端に醒めてしまうんです。
昔も笑い屋さんみたいな人たちがいたようですが、芸能人だとちょっと感覚が違ってしまう。
今は個人情報管理が厳しく、客席の一般人を撮るのが難しいための工夫なのはわかるのですが。
もう、客席を撮る時は遠景のみでいいんじゃないでしょうか。

あと、まだ時間配分がバタバタしている印象を受けました。
演者さんたちへのフォローも欲しです。
司会者との絡みでも面白さを発揮する人たちもいるのと思うのです。後でネタにも出来るし。
それも含めてのお笑い芸人じゃないかな、と。
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前置きが長くなりましたが、以下、贔屓はいりまくりの、超・個人的寸評です。

<Aブロック>

1.テンダラー(予選11位)
一番手って、演者だけでなく見ている方も緊張しているから難しいでしょうね。

仁義なき戦いネタ。ツカミの部分がぎこちなく感じました。本来ならば本ネタに入ってからどんどん挽回できるのでしょうが、いかんせん、時間制限がありますから。
下ネタを入れたのは失敗だったかも・・・。
これからも応援します。

2.ウーマンラッシュアワー (予選6位)
八つ当たりネタ。ツッコミが食い気味だった去年に比べ、随分聞きやすくなっていました。順番も良かったのでしょう。
コンテスト用なのでしょうけれども、いきなりトップスピードで始まり、畳み掛けるようにヒートアップしていく「若い漫才」でした。
早口に馴れたためでしょうかネタも面白く、愛嬌が滲み出るようになってきて、楽しかったです。
ただ、この早口の関西弁が全国区になるにはもう少し時間がいるのかな?
この1年でファンになりました。今後が楽しみです。

3.ハマーカーン(予選5位)
「わたしはいったい、何をしているんだ」ネタ(笑)。いいなぁ、耳に残ります。
去年も出場していたそうですが、全く記憶に残っていませんでした。
段違いに面白くなっていました。

4.オジンオズボーン(予選2位)
AKBネタ。というか、ダジャレメインなのでわかりやすかったですし、さすが、スタイルが確立されていて、テンポが良かったです。
苦節13年。華が出てきました。これからが期待できるコンビ。

※自分が選んだのはウーマンラッシュアワー。ワラテンはオジンオズボーン。審査員評はウーマンと割れましたが、ハマーカーン。

<Bブロック>

1.トレンディエンジェル(予選10位)
ハゲネタ。矢部さんの言うとおり、楽しい漫才でした。
しかし、一発芸扱いにされるかも。インパクトがありすぎて普通のネタができないというか。
舞台オンリーならいいのですが、総合的お笑いを求められるテレビではちょっとキツイかもしれません。彼らがどのスタンスを目指しているのかはわかりませんけれども。

2.NON STYLE(予選9位)
「全然進まない男同士の友情」ネタ。
基本的なテクニックは言うまでもなく、コンテスト用のネタの流れ、テンポアップの仕方。
ツカミから段違いの安定感があり、面白かったです。もっと見たかったー。

3.磁石(予選4位)
言葉遊びネタ。このコンビも去年出場しているのですが、全く記憶にない(汗)。
テンポは速いけれどもどことなくまったりとしていたかな?ごめんなさい、今年もあまり覚えていないですm(_ _)m

4.千鳥(予選1位)
タクシーネタ。よだれだこさん、ね(笑)。
本番に弱いというか、今年もやっちゃったかなぁ・・・ネタをちょっと間違えるほど緊張していたようです。本来ならもっと面白いはず。
あと、前から思っていたのですけれども、口臭いギャグは全国区にはならない気がする。

※自分はNON STYLE。ワラテンも同じく。審査員票はNON STYLEと割れましたが、千鳥。

<Cブロック>

1.スーパーマラドーナ(予選8位)
懐かしネタ。ネタだけでなく、ボケのキャラや「ほんでね」の間などの言い方が何とも懐かしく、微笑ましかったです。いつも怒っている風のツッコミとのコントラストも楽しめました。
これからが楽しみなコンビです。

2.アルコ&ピース(予選10位)
忍者と城の門番ネタ。このコンビも去年の記憶が全くない(汗)。
今年はしっかり記憶に残りました。禁じ手、と言うほどのインパクトは感じませんでしたが、とても面白かったです。
でもナイナイさんのコメントの通り、漫才というよりお芝居・・・コントかな、と。

3.笑い飯(予選3位)
桃太郎の唄ネタ。
こういうスタイルでネタを作り続けていることが凄いなぁ、と。
今日は元気がない、と言う審査員のコメントに納得していなかった様子。元気がないというわけではないように思います。コメントを言った審査員とは違うところを目指しているような気がしました。
それがどんな形なのか。見続けたいと思います。

4.エルシャラカーニ(ワイルドカード 予選13位)
怪談ネタ。去年の記憶がないです(汗)。本当はもっと面白いでしょう。ちょっと見ている方の集中力が切れちゃいました、ごめんなさい。

※自分はスーパーマラドーナ。ワラテンは笑い飯、審査員票はアルコ&ピースに集中しました。

<決勝戦>

1.ハマーカーン
クリケット、が印象に残りました。
お坊ちゃまのボケにキレキレのツッコミ。ツッコミが上手くなったのでしょうねぇ。言葉の選び方も良かったです。
独自のスタイルを確立させていて、安定感もあり、ネタもよく練れていて、面白かったです。

2.千鳥
大人の相談室ネタ。
自分的にはドカンドカンとはこなかったけれども(汗)、彼らの世界は感じました。
がんばれ!

3.アルコ&ピース
パイロットネタ。今度もコントっぽかったです。
漫才の大会なので、漫才が見たかったかな・・・なぁんてえらそうに書いていますが、漫才のスタイルなんて不確定なもの。こういうのもあっていいと思います。
でも、このステージで演じられた部分だけ見れば、やっぱりコントだと思う(_ _);;

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優勝者は、ご存知の通り、ハマーカーンでした。
ワラテンは千鳥。千鳥はこの1票だけでした。あと、審査員票が1点アルコ&ピースに入っただけ、圧倒的勝利でした。

決勝戦の出来だけで見れば、順当な結果だったと思います。自分も同じくです。

1回戦と合わせて一番笑った漫才はNON STYLE、一番好きだった漫才はスーパーマラドーナです。
ですのでCブロックでアルコ&ピースに票が集中したのには、ちょっと納得がいかなかったりもしたのですが、1票しか持っていないのだから、仕方がないですね。

みなさんの今後のご活躍をお祈り申し上げます。

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キングオブコント2012
R-1ぐらんぷり2012
ドリームマッチ2012
THE MANZAI 2011
キングオブコント2011
R-1ぐらんぷり2011
ドリームマッチ2011
M1グランプリ2010
キングオブコント2010
R-1ぐらんぷり2010
ドリームマッチ2010
M1グランプリ2009
キングオブコント2009

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2012年12月19日 (水)

ゴーイング・マイ・ホーム 第10話 最終話

公式サイト

まずざっくりと粗筋を書きます。
セリフは概略です。
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クーナのお父さんが亡くなってしまいました。

100年も一緒にいたのになにもしてやれなかった。
俺たちは小さくて弱いから、こういう時は自然の助けを借りるんだ。
でも人間は大きいから、そんな助けはいらないだろう?
うらやましいな。
俺も人間に生まれたかった。

うたた寝から目覚める良多。

家族でがやがやと進められるお通夜とお葬式の段取り。

この家は一人では大きすぎるから、ここを売ってマンションに引っ越す、と敏子。
いくらなんでもそういう話は早すぎるんじゃない、という子供たちに、早い方がいいのよ。
「期待してないから。」
同居を、ですね。

栄輔との約束通り、精進料理を作る紗江。
じゅんじゅんも手伝ってます。

良多は、栄輔が自分が作ったCMを見ながら言った最後の言葉「くだらない」を笑って言ったことにこだわります。

弔問に訪れる人々。
良多の会社の人々も訪れます。
「ペロンチョ」CMは大好評で、第二弾の製作決定だそうで、真田に、ああいうのは先輩にしかつくれない、必ず戻ってきてください、と言われて良多は「これからは俺の時代だな」と嬉しそう。
次はほら、例のちっちゃい奴で、という上司の提案を断る良多。
「クーナはやめときましょうか。」
「ほっといてあげましょう」

良多と肯き合う真田。

紗江は母に初めて料理を手伝ってもらっています。
「教えてあげる。」・・・普通、逆だけど。

女たちで作り上げた美しい精進料理の数々。

髭が伸びてきた父の顔をなでる良多は、髭の、肌の感触から父と過ごした幼き日を思い出し、亡くなってから初めて涙します。
そんな良多を抱きしめる紗江。

「もっと色々話しときゃよかった。後悔か・・・」
「そこに、後悔があったってことなんでしょう。」
「だったら後悔も、良かった、ということなのかもしれないな。」
「そうね、悪くないかもね。」

治、菜穂、大地が弔問に訪れました。
「くみ」とか「クーナ」の名前が出て、思わずそれは長野ではカブトムシのことをそう呼ぶんです、と誤魔化す治。
女性を見ると誰彼構わず(恐らくですが;;)兄貴の愛人か、と尋ねる栄輔の弟が、長野じゃそんな呼び方はしない、と割り込んできましたが、良多たちが何とかその場から離しました。
兄弟だから、どちらも長野出身なのね。

残された敏子は治たちに尋ねるともなく話します。
今までのハイな表情が一変していました。

「本当は帰りたかったんでしょう、ふるさとに。」

ほんの一瞬ですが、言葉を呑む治。
即座に否定します。

「死ぬ時はこの家でって。家族の下でって言ってましたから。なぁ。」

同意を求められた菜穂も。

「はい。満足だったんじゃないでしょうか。
ここで死ねて。奥さんのそばで。」

「そうかしらね・・・」

少し遠くを見る敏子。

その間に、萌江と大地の二人は、家の庭・・・なんでしょうか・・・からする囁き声に気がつきます。
声のするほうに近づいていくと、りんどうがさわさわと木漏れ日のもと、揺れていました。

「おじいちゃんのお葬式に来たんだね。」

治たちを見送る良多。
治に、僕の知らない父のことを聞かせて欲しいと。

「色々あるんだ、話したいことが。」
「また行きますから。」
「待ってるから。」

来年のクーナイベントに参加することを約束して別れます。

去っていく三人の後ろ姿。
この三人はこれから、いやこれまでも。
三人で家族として生きていく。
当たり前のことなのですが、なぜか切なかったです。

お葬式の晩。
庭に佇む萌江と良多。

かすかな囁きが聞こえます。

「聞こえるか?パパも聞こえる。」

微笑みあう親子。

「わたしの時もよろしくね。」
という敏子の見送りを受けて、良太親子も家路につきます。

長野に帰った治たち。
駅前に佇み、タクシーを待っている間に。

「町で同じ年の女の人を見かけるとお母さんのことを思い出す。」
という菜穂に、俺も同じだ、と治。
「死んでもいなくなったりしない。」

治の家に着いた時、「ただいま」と菜穂。
わだかまりがあった時は言わなかったんですね。
久しぶりの「ただいま」を聞いて嬉しそうな治。

「ああ、いいなぁ、ただいま、かぁ」

.

帰路での良多親子。
来年のお正月は家に呼ぼうかな、と。
はりきって料理をつくる、と乗り気の紗江。

栄輔が倒れた時には、姑たちと関わるのをあんなに嫌がっていたのですが、こちらも変わりました。

マンションの前でクリスマスツリーを飾る小林さん。いつも愚痴のネタになっていた娘さんも一緒です。きれいな子やー。

どうやらいつも口だけで参加していなかった良多に、初めて本気の言葉を。

「やりましょう、クリスマス。必要ですよ、ここにも。」

その晩。

ソファーの下を覗き込む良多。

「もう、いないのか。」

でも。
阿部クーナが、書き割りのような森を背景に、たったひとり、どんぐりを抱えて上を、空を見上げて微笑んでいました。

その姿は良多に見えたのか、見えなかったのか。

めぐみちゃんに返せなかった本を本棚に戻す萌江。
ぬいぐるみを抱えてお母さんの寝室に行きます。

「どうしたの?」
「フロドが引っ越しちゃったから。」

ベッドの中に萌江を招き入れる紗江。
ベッドの中に飛び込んだ萌江は母に尋ねます。

「むらさき色のお花が咲いていたところ、クーナのお墓だと思う?」
「うーん、どうかなぁ~。
でもね、あの時、死んじゃったパパのこと、ちょっと思い出しちゃった。」

その頃。
壊れた扉と悪戦苦闘する良多。
何してんだか(笑)

外から撮っていたためか、自分の空耳でしょうか、どこからかクーナたちの囁きが聞こえたような気がしました。

締め出されて冷え切った良多のために紗江はあったかいクラムチャウダー(多分)を作ります。
話題は萌江の学芸会のこと?

出来上がったクラムチャウダーの上には、人参で作った小さな三角の帽子。

最後のカットは、大きなどんぐりを抱えたクーナ・・・?
エンドロールのラストで、萌江であることがわかります。
.

.

細かいところは書ききれませんでした。
いや、細かいところ、というのは自分が思っているだけで、人によって大事だと感じる部分があったと思います。

終わってみれば、栄輔が倒れて亡くなるまで、本人と彼の家族、友人たちを描いた物語でした。
彼が倒れたこと、亡くなったことが一番大きな出来事で、それ以外のドラマチックな展開はほとんどない。
しかし、彼が亡くなった後。
見た目にはほとんどわからないけれども、良多たち、治たちの気持ちは変化していました。

.

以下、感じたことをとりとめもなく、ぽつぽつと書きます。

誰もがどこかで予想していた栄輔の死。
そういう人のお葬式の準備ってこんなもんですよね。
悲しんでいる暇はない。
特に自宅で亡くなった時は大変です。
このドラマでは描かれませんでしたが、場合によっては警察もきますし。

触感からふいに蘇る思い出と喪失感。リアルでした。
母が亡くなってから同じ年配の女性を見ると母を思い出す、という感覚も。

紗江が亡くなった父のことを思い出したように、真田も思い出したのでしょうか。
ふっきれた表情をしていました。

菜穂の、奥さんのそばで最期を迎えたことを幸せに思っている、という言葉は、慰めだけではなかったように感じました。
恵への辛い想いの裏返しのような気がして。

小林さんの、ここにも必要ですよ、という言葉が印象に残りました。
クーナは、森の中にいるだけじゃない。
見えなくても、いる。そこにいる。

それぞれがそれぞれの形でクーナを見たのかもしれません。

見れなかった、見る機会がなかったのは、敏子と多希子たちなのかなぁ。

栄輔が最後に怒っていたか、笑っていたかこだわる良多を適当にあしらう多希子。
こだわりを理解できなかったのではなく、父と息子の絆へのヤキモチが入っていたように思いました。
健次は、存在感のなさで存在感がありました。

敏子は。
夫の気持ちがどこにあったのかを気づいていたのでしょうか。
そもそも、栄輔は敏子との生活をどう思っていたのでしょうか。

思えば、治から「二度とここへは来るな」と言われた時に栄輔は、ふるさとでクーナを見つけること、亡くなった人たちと生きている間に会うことを、見果てぬ夢として、長年連れ添った妻の下へ戻る決意をしたのかもしれません。
やすらかな最期は、その人たちに会えるから・・・

治の言葉を慰めとしつつも、夫の想いがふるさとや亡き人たちに向いていることを確信しているような気がしました。
残されたものは悲しい。
でも、あれこれと夫の想いを自分なりに咀嚼することも、また愛なのかなぁ、と。

順番だから。

敏子が亡くなった時は。
今度は敏子の想いを、子供たちが咀嚼することでその人の記憶は受け継がれる。
そうしてくれる人が居る限り、人は、死なない。

ちょっと気になったのは、栄輔が買った土地かな?
どうするのでしょうね?
.

なぜフロドは、クーナは去っていったのでしょうか。
栄輔が去ったから?
それとも良多たちの意識が死から離れたから見えなくなっただけ?
また、見える時がくるのでしょうか。

.

三人が長野に着いた時に、もう、阿部タクシーは待っていませんでした。

.

以上、自分勝手な解釈です。
解釈に正解はない。
見た人がそれぞれに感じればいいことなんでしょう。

書き漏らしたことはあるとは思うのですが、ものすごーく長い感想文になってしまったので(汗)、このへんでやめておきます。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございましたm(_ _)m
.

.

その変化の描き方のまったりさを良しとするか、退屈だと思うかで、評価は大きく分かれるでしょう。
または映画で良かったんじゃないか、とか。

ずっぽりはまった口としては、ワンシーンたりとも見逃しにできない、温かくて充実した時間を過ごせたドラマでした。

逆に、メッセージを詰め込みすぎた、とも思えるほどです。

「世界は見えるものだけで出来ているんじゃない」
「「後悔とは、そこにかつて愛があったという証しだ」

そして
「いいなぁ、ただいま、かぁ。」etc.

見た人がそれぞれに、心に残った言葉やシーンをチョイスすればいいのでしょう。
そういうドラマがあって良いと思ういます。

クーナははっきりとした存在としては描かれずに終わりましたが、それはそれで良かったように思います。

「世界は見えるものだけで出来ているんじゃない」んだから。

こういう作品を連続ドラマとして企画した製作スタッフの勇気に敬意を表したいと思います。

そして、キャストの皆さん、お疲れ様でした。見応えがありました。ありがとうございました。

数字は取れませんでしたが、伝説的な作品になったと思います。

大丈夫、DVDは売れると思うよっ、と、阿部クーナなら言いそう(^^;;

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2012年12月18日 (火)

PRICELESS~あるわけないだろ、んなもん!~ #09

公式サイト

二三男、模合、彩矢のトリオが復活して、視聴モチベーションが上がりました。

結局広瀬社長が出資したんですね、いきなりりっぱなオフィスに引っ越したハピネス魔法瓶。
魔法瓶一つ当たっただけで、ちょ、ちょっと大丈夫?
広瀬社長の言うとおり、早く新製品を開発しなきゃいけないんじゃないのかな~。
オフィスよりも新しいアパートを、という模合のいうことももっともです。
彩矢はそれほど強く主張してなかったかな?

ともかく、さあ、これから、という時に、ミラクルから痛撃を受けます。
あの二日たっても冷めない魔法瓶の特許はミラクルにある。したがって特許権の侵害でハピネスを訴える、と。
二三男たちに勝ち目のない訴訟です。
二三男を支持する町工場の社長さんたちにも切り崩し工作の手が伸びているとか。

統一郎は二三男がある程度成功してから叩く腹づもりだったんですね。
その方がダメージが大きいから。

何とかミラクルに対抗しようと足掻く二三男ですが、模合に、このままだとみんながやられてしまう、戦略的撤退もある、と諭されます。
それでも戦う、という二三男に模合はミラクルの誘いを断った工場が、ミラクルの差し金でしょう、他の会社との取引も断たれてしまって仕事がない状態になっていることを教えます。
その途中で目つきが怪しい・・・と思ったら倒れてしまいました。

原因は過労。重篤な病でなくて良かったです。
過労の原因は、何とか町工場との取引を再開してもらおうと、取引先めぐりをしていたから。

ここにいたって撤退を決意する二三男。
統一郎を訪ね、ハピネスをなくすから、町工場のみんなとともにもう一度ミラクルで魔法瓶を作って欲しい、彼らのことをよろしく頼む、と土下座して頼み込みます。
承諾する統一郎・・・が、しかし。

ミラクルに呼びつけられた町工場の社長を前に、統一郎は、魔法瓶造りを再開するつもりはない、と宣言します。
榎本も反論しかけますが「あなたたちの代わりは、いくらでもいるんですよ」とばっさり。
約束どおり彼らはミラクルの下で社長たちは働くことになるのですが、経理だの営業だの、およそ畑違いの仕事を押し付けられた・・・というのは、榎本の同僚情報。

同僚の中にも統一郎のやり方に不満を、もしくは不安を持つものが増えてきている様子です。
「かわりのきく人間なんていない」という二三男の言葉を思い出す榎本。

統一郎と二三男の両方を知っている彩矢曰く、二人は似ている。
けれども、統一郎は寂しい人だと思う、と。

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筋は前後しますが、全てを失って元の木阿弥に戻ってしまった二三男、彩矢、模合。
新しいオフィスどころか、一旦戻った前のちっちゃなオフィスまで引き払うことになり、幸福荘の三畳一間に逆戻り。
川の字で眠る三人・・・この絵は何べん見ても楽しいです(^^)

二三男は二人に新しい道を探してもらうつもりだったのですが、どこまでもついていく、と模合と彩矢。
そうこなくちゃねっ。

そんなある日の朝。
ぼや~っと歯磨きをする三人を訪ねてきたのは榎本・・・とミラクルの全社員でした。(笑)

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今までビジネスの進め方などにちまちまと突っ込んできましたが、今回のラストで、ここまで、ぅんなアホな、という絵を見せられたら、全部ふっとんじゃいました(^^;;

1960年代の陽気なサラリーマン映画みたい。
こういうアホな感じは好みです。

でも、生放送を取り入れるのはいかがなものか。
ドラマとして意味がないし、失敗している作品も多いしなぁ・・・

書けませんでしたが、予想通り、二三男は先代の隠し子だったようで。
統一郎と二三男のカインとアベル設定が、ちと不安。
あまりじめじめして欲しくないです。

広瀬社長に斬られ、財前以外の全社員に去られてしまった統一郎、どうする?

次回、最終回。
彼も含めての大団円になってくれますように。

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悪夢ちゃん #10「タイ夢」

公式サイト

原案となった恩田睦氏の小説「夢違」は未読です。

生徒達が次々と失踪し、明恵小学校にマスコミが押し寄せてきた。
武戸井彩未(北川景子)は警察署に行き、春山(田中哲司)に、犯人は志岐貴(GACKT)だと訴えるが、春山は取り合おうとしない。(公式サイトより)

粗筋まじえつつ、感想をバラバラと書きます。文中のセリフは概略です。

銃で脅す志岐を「一度は信じたこともあったのに。この子は死んでも私が守る。」と
振り切って悪夢ちゃんを連れて逃げた彩未。

朝、バイクで出勤した琴葉は、保健室で寝ている彩未と悪夢ちゃんを発見します。
目覚めた彩未は、もう少し寝かしてあげて、と。
多くを語らずとも琴葉はわかっている。

先生たちが行方不明になった自分たちのクラスの生徒を心配するシーンと合わせて、緊迫した中にもほっこりしました。

彩未は警察に行って志岐を捕まえ欲しいと訴えますが、全く取り合わない春山。
あれ、怪しい、なんてことを思ったので、悪夢ちゃんのことを言わなかったのにはほっとしました。
なんせ田中哲司さんですから、何かありそう、と思っちゃったのですが。

次に「夢見る羊の家」を訪れるも、シスターマリカに冷たく追い払われてしまいました。
彼女は何か知っているはず。若いシスターに監視されているのでしょうか?

帰り道、誰かにつけられる彩未は琴葉に連絡。
自分は家に帰らずに学校へ帰ると。マスコミが張っているし他の先生たちも泊り込んでいるから安全。
悪夢ちゃんは琴葉が、警備が強化された教授の研究室にサイドカーで連れて帰ります。
琴葉が帰り際に、私はあの学校から離れたくない、と訴える悪夢ちゃん。

あの学校に転校して初めて人と一緒にいたいと思った。
学校も、保健室も大好き。
クラスのみんなも、琴葉先生も彩未先生も失いたくない。
あの学校からどこへも行きたくない。

悪夢ちゃんを抱きしめる琴葉。

学校も保健室もあなたが安心して未来を夢見るためにあるんだから。
ありがとう、悪夢ちゃん、私たちの学校へ来てくれて。

孤独だった悪夢ちゃんを包み込むの、心からの「ありがとう」。
突っ走り気味だった琴葉の、教師としての軸が定まったように感じました。

一方保健室で眠った彩未は夢獣に会います。

消えた子供たちの行方は、夢獣も知らない。
彩未が誰かの無意識にアクセスしないと。

そうすれば、私が伝達することはできる・・・確かにいきなり理屈っぽい。(笑)

ようは、彩未が夢の中で意識して誰かを思えばいいんだそうです。

意識したのは、誘拐された七海。
浮かんできた映像は奈央と同じでした。シスターマリカがまたも登場します。
彩未の意識も入っているのか・・・?

その頃悪夢ちゃんが予知夢を見ていました。

明くる日。
クラスメイトが行方不明になって、一致団結し、彩未に助けを求める子供たち。
赤根君も目立ってました。
「空気なんか読んでないからね!」

子供たちの真直ぐな気持ちを受け止めた彩未先生。
無茶をするな、という校長を振り払って動きます。

廊下で悪夢ちゃんに出会った彩未。
また夢を見たらしい・・・
内容を尋ねる彩未に「あの人のところには行かないで。」とだけ告げる悪夢ちゃん。

その晩、悪夢ちゃんは先週悪夢ちゃんの夢に登場した仮面の男達にさらわれてしまいます。

教授の研究室に駆けつけた彩未と琴葉は、悪夢ちゃんの夢札を見ます。

夜の船上にて。
シンデレラの格好をした彩未が、夢王子こと志岐の裏切りを怒ってカボチャで殴りつける。
海へ落ちていく志岐・・・
夢は、手錠をかけられ大勢の警察官に連れて行かれる彩未の姿で終わっていました。

大好きな彩未が自分のせいで警察に捕まる夢。
だから、彩未に言わなかったのです。

殴りつけるシーンの背景に注目する彩未。
流れ星の位置から、船の時間と場所を特定し、その時、その場所を操行する船を見つけだします。
中々理論的です。

夢の通りにならないように、とついてきた琴葉とともに船に乗り込む彩未。
琴葉に悪夢ちゃんのことを託して、夢札に出てきた通りの時間に甲板に上がります。

そこには同じ夢札を見た志岐が待ち受けていました。

予知夢の通りになれば、君は悪夢ちゃんを救える。
もし、その未来を変えればその保証はなくなる。
さあ、どうする?

一人の人間の未来を救えば未来は変わる。戦争も犯罪もとめることができるが変わる。
人間の無意識を変えることによって、それが可能になる。
悪夢ちゃんの夢にはその可能性が秘められているのだ。
そして、彼女にはそれを正しく導く人間が必要なのだ。

それが自分、つまり志岐というのか。
人身売買組織に身を売った人にそんなことができるわけがない、と激高する彩未。

しかし、志岐は子供たちがどうなったかは知らない、と言います。
シスターマリカが隠しているのを知っているのではないか、と尋ねる彩矢。
その言葉で、やはり彩未も予知夢を見れることを確認した志岐。

そう、自分も悪夢ちゃんだった。
昔はそういう力を持っていたけれども、今は明晰夢の中であの子がみた悪夢を受け継ぐのが精一杯。
長い間、私はその力を忘れていた。
そのおかげで目覚めていても、人の心が見えなくなっていた。

「そうでなければ・・・あなたを好きになんていなかった。」

「嬉しいよ。好きだと言ってくれて。」

かぼちゃならぬオレンジ色のブイをふりあげる彩未。

「さあ、もう時間だ。」

次の瞬間、流れ星が流れ、海へ落ちていく志岐。

あとは悪夢の通りの展開になってしまいました。
琴葉に助けられた悪夢ちゃん。
彩未が警察に捕まったこと、志岐が海に落ちたことを聞いて悲鳴を発し、意識を失ってしまいます。

警察の取調べで厳しく追及される彩未は、信じてもらえないと思いつつも、志岐が自ら死を選んだ、と申し立てます。
自分でも信じられないのかも。
果たして警察が信用してくれるのか?

そこへ助手の山里が彼女の証言を裏付ける人物としてやってきます。

本当は組織の誘いをはねつけていた志岐。
誘いに乗らねば彩未にも消えてもらう、と脅かされた彼は、彩未たちを守るために仲間になったふりをした。
組織はさらに学校の子供たちを誘拐して、悪夢ちゃんを連れてくるよう、圧力をかけてくる。
緊迫した状況の中で、夢札を見た志岐は、夢の通り自分が警察の目の前で死ねば、組織も悪夢ちゃんを諦めるだろう、と。

あらかじめ警察を呼んでいたんですね。
だからあの時、タイミング良くわらわらと現れたんだ。

自分が行くことを確信していたのか、と尋ねる彩矢。

先輩は確信していました、と山里は志岐の言葉を伝えます。

「武戸井彩未とはそういう人間だ。」
本来は生徒のためなら命も投げ出すような先生だということを。
「その本性に一番に気づいたのが、恐らく この僕だ。
それだけが僕の自慢かな。」

先輩が彩矢のことを本当に好きだったこと。
だから、貴方に恨まれるなんて、大したことではない、と。

それよりなにより、貴方と悪夢ちゃんを引き離してはいけない。
あの二人は夢研究の宝だ。
研究者としても全力で、あの二人を守り抜かなければならない。

「それが、自分の使命だ。」

明けて朝早くに誘拐さいれた子供たちが戻ってきました。
教室で夜を明かした先生たち。
戻ってきた自分のクラスの子供たちを抱きしめます。
七海だけは一人。寂しそう・・・
彩未は警察にいたため遅れでやってきました。
ぱっと笑顔になる七海をかたく抱きしめる彩未。

彩未が志岐を殺したと思い込んだ悪夢ちゃんは、ショックで意識不明になってしまい、かなり危ない状態に陥ってしまいました。
先にそのことを伝えれば良かった、と悔やむ琴葉。

・・・その通りなんですけれどもね。でもそれだと話は動かない(^^;;
このドラマでは、こういうわざとらしさも許せます。←上から目線でごめんなさいm(_ _)m

そこに至る伏線がしっかりしていました。
思い返すとですが、家に押しかけてきた生徒たちと彩未をじっと見つめていました志岐。生徒じゃなくて彩未を見ていた・・・ロリコンじゃなかったのね。(泣笑)
その他、なんだかんだ言いながらも、きっちり生徒たちを助ける彩未を冷笑ではなく、愛を持って見守っていたんだなあ・・・

で、クライマックスは。

家に戻った彩未。
暗い部屋の中で、ベットの上に残された志岐の銃を持ち、鏡に向かって撃ちます。

水鉄砲でした。

馬車がカボチャになって夢から醒めたか?シンデレラ。
君はそこで現実に気づけばいい。
さようなら。

悪夢の中の志岐の言葉です。

初めて泣き崩れる彩未。

北川さんの、今まで押さえていた感情の爆発に、思わず涙しました。
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今回も盛りだくさんな内容で、とても全て書ききれませんでした。
その全てに意味があるから、大変。

言わずもがなのことですが、志岐はわざと残していったんですねぇ。
そうでもしないと彩未が山里に託したメッセージを信じないと思ったから。

自分が信じた人は信じるに足る人だった。
志岐が仕向けたこととははいえ、最後まで彼を信じられなかった彩未。
だからみんなを助けることができた、とも言えます。
心の壁をまたひとつ崩した・・・崩された今、大切な人を失ってしまった苦しみに号泣する彩未。
心を閉ざしたままであれば、そんな苦しみも知らずにおれたのに。

先に人に心を開いた悪夢ちゃんは、大好きな彩未が自分の悪夢の通りになってしまった苦しみに耐え切れずに、夢の中に行ってしまいました。

予想の斜め上行く志岐の本音と、彩未の哀しみにすっかりやられてしまいました。

生徒たちの無事を願う先生たちの描き方もこのドラマのテーストで統一されていて、お見事。
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苦しみを取り戻した彩未は悪夢ちゃんをどうやって救うのでしょうか。
国際人身売買組織、そしてシスターマリカが抱える謎・・・恐らく彩未の謎がどう結びつくのか。

次回、最終回。楽しみであり、寂しくもあります。

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秋クールドラマ 初回の感想その3 「悪夢ちゃん」「TOKYOエアポート」 02 03 04 05 06 07 08 09

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2012年12月17日 (月)

仮面ライダーウィザード #14「帰ってきた映画監督」、#15「ラストシーンの後は」

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晴人がゲートさと思った悟史が実はファントムで、彼を心の支えとしていた千鶴がゲートだった。

前回の和菓子の話の時もそうでしたが、晴人にはゲートを見抜く力はない。コヨミにはある。少なくともファントムを見抜く力はある、という設定。
だとしたら、もっとコヨミを活躍させて欲しいなぁ。

晴人一人で戦っている手薄感を何とかして欲しいです。
敵方が個性的ではないのも、なんだかなあ、というところ。

千鶴を絶望させないために、悟史がファントムあることを知らせない晴人。

晴人が絶望の危機に陥った日蝕の時に、ファントムになった悟史。
それからは街のゴロツキになってしまった。

ファントムになると本当に人が変わってしまうんですね・・・いや、もう人間じゃないのか。

でも、晴人のことは覚えていた。いや、ファントムになってから見かけたのでしょうか。
自分はファントムになってしまったのに、晴人が魔法使いになったことが気に食わない。

ファントムにならなかったことが気に食わない、というのは、ファントムになったことをいい事だとは思っていないってこと?とか色々考えちゃいました。

ですので、前編では多少人間への未練があるってことなのかも、と思ったりもし、後編、
フィルムを観た時に、人間だった時の想いがカケラでも戻るかと、多少期待はしたのですが、だめでした。

日蝕に立ち会ったという、結構おいしい設定のゲストキャラだったのですが、後編、千鶴に焦点を当てたためもあって、中途半端になってしまったような気がしました。

千鶴に内緒でファントムを倒した晴人。
悟史はもっと映画の勉強をするためにアメリカに行った、と千鶴に告げます。
その言葉を信じて、女優への道を再び歩み出す千鶴。
ベタですが、ちょっとほろっとしました。

・・・でも、千鶴はゲートのままなんですよね。
そのことはメデューサも知っているわけで。
また、狙われないのかな?

新たな緑の魔宝石をコヨミに渡した魔法使いは、何か企んでそうです。
それにしても、えらくさくさくっと新たな指輪を作っちゃいました。

無駄にねばっこくする必要はないと思いますが、全体的に淡白すぎるような気がします。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第42話「突撃!メガゾードの中へ」、43話「決意のクリスマス」

公式サイト

粗筋は公式サイトから引用して、さくさくっと書きます。

42話はデンシャロイド2のお話でした。

エンターがメガゾードにメサイアカードを投げたことにより、メガゾードがメサイアのメタロイドになった “メガゾードロイド”となってしまう。さらに、2体目のメガゾードも転送完了。しかし、2体目は行方が分からない。(公式サイトより)

ほんま、ややこしい。(苦笑)

イエローさんのちょっとイタイ励ましが無駄にならなくって良かった、と思ったら。
メガゾードロイドとなったデンシャロイドが集めていたのは、人間の弱さと、その弱さから立ち上がる強さ、という二つのデータだったのです。
エンターさんはゴーバスターズが人々を立ち上がらせることを確信していたんですね。
この捻りは効いていました。

倒したメガゾードロイドの中から行方不明だったメガゾードが出てきました。
寄生していたんだとか。
その名もメガゾード・セータ。
メサイアと一体化したメガゾードで、中にはエスケイプさんが乗り込んでいる、ということでいいのでしょうか。

2つのデータを集めたメサイアはさらに成長を遂げたのだ。一旦退散するゼータを、ゴーバスターズは為すすべなく見送るのだった。(公式サイトより)

43話は恒例のクリスマスエピですが、最終章の始まりでもありました。

クリスマスを目前に控えたゴーバスターズは、毎年恒例の児童センターの子どもたちと過ごすクリスマスパーティの準備に大忙し。(公式サイトより)

レッドさんがコスプレ好きなのは元大道芸人だから・・・そのエピ、ちょっと忘れていました。
久しぶりに、ニワトリ・フリーズも発動しました。
この設定、今後出てくることはあるのかな?

楽しい雰囲気もそこまで。
ケンとタテが一緒になったケンタロイド登場。残虐非道なメガロイドです。

今回メタロイドが集めているデータは、人間の怒りのようだ。(公式サイトより)

だからゴーバスターズの怒りを煽っているんですね。
クリスマスは彼らにとっても特別な日。

13年前の悲しい事件の後、クリスマスを誰にとっても悲劇にしないため、黒木司令官とリュウジは児童センターでのパーティを始めた。そんな思いのこもったクリスマスを守るため、ゴーバスターズはヴァグラスに立ち向かう。(公式サイトより)

そんな彼らの思いをおちょくるような、エスターさん、エスケイプさんの黒いサンタの衣装が素敵でした。

レッドさんは、13年前のクリスマス・プレゼントであるオルゴールと、ニックの歌声を聞いて怒りを抑え、ケンタロイドの削除に成功します。

が。
そんなことよりなにより。

エンターさんがエスケイプさん乗り込むメガゾード・ゼータに潰されちゃいました!!

エスケイプさんは、パパをペットのように育てているエンターさんを許せなかったようです。

彼女の怒りを鼻で笑うエンターさん。
単なるデータの寄せ集めであるアバターがそこまでマジェスティを思って感情に流されるとは。
「お気の毒に、あなたは不完全さにおいて、完全に人間のコピーです。」

ぐちゃっ・・・でした(泣)

今回使ったカードが、今までエスケイプさんがエンターさんに逆らえなかった理由である、切り札だったのでしょうか?
そのカードを手に入れたので潰せたのでしょうか。

不完全な人間のコピーになった、と言われたエスケイプさん。
人間の感情のデータを収集しすぎたのかも。
だとしたらメサイアもそうですよね。

先週はラスボス(?)登場回にも関わらず、あまりわくわくはしませんでした。
デンシャロイド2の設定がなんだか雑なような気がしたので。

今回は、13年前の悲劇にまつわる特命部とゴーバスターズたちの想いとメサイアサイドのお話がうまく絡んでいたように思います。

クリスマスのお話は、次回へ続く、です。

エスケイプさんも素敵ですが、最初から一人で頑張っていたエンターさん。
このまま消えてしまうとは思えません。
お戻りをお待ちしてますよ!

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2012年12月16日 (日)

平清盛 #49「双六が終わるとき」

公式サイト

ついに治承5年になってしまいました。

正月を寿ぐ平家一門。
この顔ぶれで正月を祝うことは二度とない。

東西南北・・・国のあちこちで平家に対する反乱が起きる一方、病に伏せっている高倉上皇の容態も芳しからず、悪化の一途を辿っている。
平家にとっては四面楚歌の状況になってきました。

病床で世の乱れを憂い、後に残された徳子の身の上を心配する高倉上皇は、王家よりも平家よりも、上皇様が大事という徳子に見守られて世を去ります。

そして、あの男が治天の君として帰ってきた。
世の乱れを清盛のせいであると皮肉たっぷり詰る後白河法皇。

「困ったことがあれば何でも申せ。わしは頂きに立つもの。いかなることでもしてやれるであろう。」

賽の目を投げます。

どうやら法王は幽閉されている間に、反平家運動を煽っていたようです。

徳子にも法皇の後宮に入って欲しいという願いをはねのけられる清盛。
まだ後宮政治にこだわっているんですね。
これが清盛の限界なのでしょう。

なんの、まだ別の打つ手を考える、という清盛に、
「もうよいではありませぬか」
と、まったり説く時子。
「気楽にまいりましょう。」
琵琶を奏で、久方ぶりに源氏物語が読みとうなりました、と。

「おかしな奴じゃ」

目を閉じて若き日を思い出す清盛。

後白河の異母兄弟、上西門院統子の邸の歌会で歌を披露する西行は、かつての愛人、待賢門院璋子の女御、堀河殿と再会します。

昔の恨み言を懐かしく語る堀河殿。

「恋の歌など詠み交わす世は、もう長くは続かぬかもしれぬなあ。
雅の花開いた平安の都はもはや・・・」
「では、今宵は存分に楽しみましょう。」
「この、生臭坊主。」

本当でござります。(笑)
夜通し歌合をしただけ、とのことですが。
まことか、と聞く清盛も、おかしい。

これだけ追い詰められても起死回生を狙っている、と西行に言われて。

「わしが諦めれば、まことの武士の世はできん。」

諦めてはいないのでしょうが、先ほどの時子とのシーンといい、油っけが抜けて、とぼけたおじいさん、みたくなってきました。

西行の言葉を借りて、頼朝が鎌倉に新しい都を建設していることが語られます。
自分たちの、福原の都を造る時の熱気を思い出す清盛。

若き頼朝が鎌倉で若い者たちと夢を語るシーンと、清盛の回想シーン、今の、寂しい清盛の周囲を並行して描いていたのが、この大河らしい演出でした。

「武士の世だ。」

何事かを悟ったような清盛。
夜更けて、後白河の元を訪れ、双六の勝負を挑みます。

あの時と同じように、負けた者は勝った者の願いを必ずひとつ、聞き届けるという約束で。

あの時・・・清盛が初めて後白河と会った日の双六勝負。
あの重盛はもう、いない。

ここで、ことあるごとく「武士は王家の犬である」と清盛を挑発する後白河と、彼の圧力をはねのけようとする清盛、この二人の葛藤の回想シーンが入りました。

夜が明けるまで、延々と双六を続ける老人、二人。

「合わせて七以上の目を出さねば、わしの勝ちが決まる。」

じっと目をつぶり、投げる清盛。
賽の目は一と・・・六。

「して、何が望みじゃ。」

「法皇様と平清盛の双六、本日をもって最後にしていただきとうござります。

我ら、武士は王家の犬と言われて生きてきました。
保元の戦も、平治の戦も、王家、朝廷の命により武士同士が戦わされてまいりました。

されど、もはや、平安の世は終わりを告げようとしておりまする。
これより先は、武士同士が覇を争う世となりましょう。

武士はもはや、王家の犬ではござりません。」

「さようか。もう、さようなところまでたどり着いておったか。」

礼をして立ち去る清盛をだまって見つめる後白河。
彼が愛した雅な世界、傍若無人にふるまうことが許された時代は、もう、滅び去ってしまった。
そして、清盛はもう勝負をしてくれない・・・一緒に遊んでくれない。
置いてけぼりを食らわされた子供のような、寂しげで悲しげな表情でした。

でも、この人、勝負を降りないんですね。
持続力があるというか、エネルギッシュというか。
今度は鎌倉相手に”遊び”を仕掛けます。
まぁ、頼朝だけは相手にしてくれなかったわけですが。

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鎌倉の方では、頼朝が、都だけでなく着々と武士の世のシステムを作り上げていました。
梶原景時が御家人に。
仲睦まじげな頼朝、義経兄弟。

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今回、松山さんの表情がまた変化しました。
同じ老人になってから、実に様々な表情を見せてくれて、飽きません。

と、感じ入って見てたのですが。

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熱病を発した清盛。

西行のところへ生き霊を飛ばしているぞっ

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実は水曜日発刊のTVガイド誌で最終回の粗筋をうっかり読んでしまい、読まなきゃ良かった、とマジで後悔してたんです。

でも、こんなにどうどうと伏線貼られたら・・・何と言っていいかわからない。
最後に清盛を登場させたいのはわかりますが・・・怨霊が跋扈する時代だから、それでもいいのかな。

ここまで見続けた視聴者を裏切らない程度にして欲しいとは思いますが、もう、何がおきても平気な気もする(^^;;

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次回、いよいよ最終回。

予告に木曽義仲らしき人物が登場。そして弁慶が血まみれになっていました。
重大事件だけピックアップして「盛者必衰のことわりをあらはす」のでしょうか。

ともかく。
がっつり見させていただきます。

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2012年12月15日 (土)

ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館

2012年公開 アメリカ・カナダ・スウェーデン 95分 G 原題「The Woman in Black」

Photo

公式サイト

原作:スーザン・ヒル「黒衣の女 ある亡霊の物語」(ハヤカワ文庫)
監督:ジェームズ・ワトキンス/脚本:スーザン・ヒル、ジェーン・ゴールドマン/製作:ブライアン・オリバー、サイモン・オークス、リチャード・ジャクソン/音楽:マルコ・ベルトラミ

出演:ダニエル・ラドクリフ、キアラン・ハインズ、ジャネット・マクティア、リズ・ホワイト

「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが主演するゴシックホラー。19世紀末のロンドン。愛妻を亡くし、失意のどん底にいた若き弁護士アーサーは、事務所の所長に命じられた仕事のため、ひとり息子をロンドンに残し、とある田舎町に赴く。その町で最近他界した老夫人の遺言状を見つけ出さなければならないアーサーは、老夫人が住んでいた館に足を運ぶ。しかし、沼地に建つ館には異様な雰囲気が漂い、謎めいた黒衣の女がたびたび出没。やがて館の忌まわしい過去と、町の子どもたちが相次いで変死している事実を探り当てたアーサーは、恐るべき呪いの連鎖に巻き込まれていく。(映画.comより)

@MOVIX

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忙しいと言いながら、今月は見たい映画が多く、時間をぬって小まめに通っています。
その分ドラマの感想が遅れがち。(汗)

前半はネタばれなしの簡単感想です。
後半にちょこっとネタばれ感想を呟いていますが、反転してあります。

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原作未読です。
原作通りなのでしょうか。未読で良かったです。
もし読んでいたら、原作との違いが気になって素直に怖がれなかったかもしれません。

スプラッタもどきや悪魔オチだけは避けて欲しい、と思いながら見ましたが、その点ではがっつり本格派のゴーストストーリーで、英国風のB級ゴチックホラーの世界をたっぷり楽しめました。

因縁を探るなどの伝承的及び推理的要素を最小限に止め、お化け屋敷の恐怖に的を絞ってテンポ良くコンパクトに納めていたのも好印象です。

特に音はうまく使っていました。

その他の仕掛けも・・・。
でも、来るぞ来るぞ、で来た時は、怖すぎて笑っちゃいました(苦笑)。
ホラーとコメディは紙一重、というのを実感できました。

客席はまばらでしだが、怖さが一段落した時に、ほっとする雰囲気が漂ったのがわかり、何だか一体感を感じちゃいました。映画館で観て良かった~(^^;;

なお、音楽はマルコ・ベルトラミ。
偶然ですが、1本前に観た「人生の特等席」と同じ人でした。

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内緒の話とか・・・何でそんなところに行くのかなぁ、怖いやん、やめときぃや、と、ぶつぶつ突っ込みながら見るのも、この手の映画のお楽しみ。

主人公の心情をそこはかとなく漂わしているのが、単なるお化け屋敷ムービーになっていないポイントでしょう。
そこはかとなく、が、いい塩梅でした。

ここを撤退したら仕事がなくなる。息子のために逃げ出すわけにはいかない。
息子への愛情の強さ=妻への愛情の強さでもある。
彼が死をも恐れないのは、勇気ではなく、喪失感からなのかもしれない。

主人公が死を恐れているのではなく、生を望んでいないように見えるのが、伝統的なゴチック小説風だったと思います。

主な登場人物が極めて少なく、ほとんどダニエル君の一人舞台でした。
子持ちの役をやる年齢になっていたのね、と、感慨深かったです。
いつか笑顔の役も見てみたいです。

ちなみにハリポタ繋がりでいうと、初老の紳士は最終話でダンブルドアの弟を演じた人だそうです。

ここからがっつりネタばれ感想なので、反転します。

このブログの背景が白じゃないので、ディスプレイによっては完全には消えていないかも?
ご注意ください。m(_ _)m

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犬がどうなったのかが気になりました。
帰る時、車に乗ってましたっけ?

あいつが隣に立っているシーンは分かっていても怖かったー
ドンドン鳴る音の原因も・・・よくあるパターンなのですが、がっつり見せないのが怖かったです。
壁紙が破れていたところが丁度足の当たっていたところなのね・・・

だからぁ、どうして音がするところに行くかなぁ、ダニエル君(^^;;

幽霊の怒りを静めるって・・・幽霊さんは生きていたときから偏執的な性格だったようだから、そんなぬるいことじゃダメだろう、とは思っていたのですが。

結局ダニエル君親子は殺されちゃったけれども、魂は亡き妻が救ってくれた、ということでいいんですよね。
じゃなければ、あの可哀想な子供たちのように幽霊の邪念のとりこになって成仏できず、この世を彷徨うことになっていたと。
魂を取り損なって幽霊も悔しがっていたように見えましたが、これは想像です。

奥さん、もう少し早くに助けに来てくれれば良かったのに。

あ、奥さんは夫と子供を呼び寄せたのかな?
だとしたら、親子は結局成仏できなかった・・・なぁんてことはないですよね、光に包まれていましたから。

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反転終わります。

ダニエル君、この映画を撮った時、ちゃんとおはらいしたかな、向うではそんな風習はないのかな、なんてことも気になりました。

深くはないかもしれませんが、お化け屋敷映画として楽しめた作品。

あと、原題そのままのタイトル。
芸がないような気がしました。
「亡霊の館」とついているけれども、まず目に飛び込むのは「ウーマン・イン・ブラック」。
これじゃ通りすがりの”怖いもの好き”を惹きつけられないと思うんですが。

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※以下、余談です。

スプラッタ及び悪魔オチ除く、純粋なお化け屋敷映画で最初にこれは怖い、と思った作品は、たった一夜の恐怖をモノクロで描いた「たたり」(1963年 米)です。

深夜放送でたまたま、怖い映画と知らずに観たので余計に怖かった~。若かったってこともあると思います。
ほとんど同じ設定の「ヘルハウス」(1973 米)も怖いですが、「たたり」の方を先に観たので印象がより深いです。
リメイク「ホーンティング」は観ていません。

監督が「ウエスト・サイド・ストーリー」「サウンド・オブ・ミュージック」のロバート・ワイズだと知ったのはうんと後になってからです。同じ人とは思えず、びっくりした記憶があります。

ほとんどお化け屋敷しか出てきません。幽霊の姿すら・・・

不安を煽る映像と斬新な仕掛け、そしてホラー映画の必須アイテム、音の使い方が抜群でした。
オチはよく覚えていないというか、ちょっとわかりにくいのですが(汗)、過程がひたすら怖かったです。キャストが実力派だったこともあるでしょう。←これも後から知りました。

出るか、出ないかで怖がらす、正統派恐怖映画。


でも、刺激に慣れてしまった今観たら、物足りないかもしれません。
その当時はびっくりした仕掛けも、今ではCG合成で見慣れているし。
逆にCGがない時代にどうやって撮ったのか・・・不思議です。

それにしても。
原作小説「The Haunting of Hill House」から取った映画タイトル「The Haunting」を原作小説の邦題「山荘綺談」でもなく、「たたり」と・・・「祟り」でもなく、ひらがなで「たたり」と名付けた人のセンスはすごいです。タイトルから怖さが漂ってくるもの。
今なら普通なのでしょうが、1963年当時としては斬新だったのではないでしょうか。

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デビッド・コパーフィールド
ハリー・ポッターと謎のプリンス
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1、PART2

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人生の特等席

2012年公開 米 111分 G 原題「Trouble with the Curve」

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公式サイト

監督:ロバート・ローレンツ/脚本:ランディ・ブラウン/製作:クリント・イーストウッド、ロバート・ローレンツ、ミシェル・ワイズラー/製作総指揮:ティム・ムーア/音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:クリント・イースト、エイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョン・グッドマン、マシュー・リラード、ロバート・パトリック、ジョー・マッシンギル

2008年の監督・主演作「グラン・トリノ」で事実上の俳優引退宣言をしていたクリント・イーストウッドが、4年ぶりに銀幕復帰を果たしたドラマ。
大リーグの伝説的なスカウトマンとして知られるガスは、年齢による視力の衰えを隠せず、その手腕に球団フロントが疑問を抱き始める。
苦しい立場のガスを、長年離れて暮らしていたひとり娘のミッキーが手助けすることに。
父と娘が久々に対じすることにより、秘められた過去と真実が明らかになる。
「マディソン郡の橋」(1995)以来17年にわたり、イーストウッドから映画製作を学んだロバート・ローレンツがメガホンをとり、イーストウッドが自身の監督作以外で俳優に徹した主演作としては「ザ・シークレット・サービス」(93)以来19年ぶりとなった。
撮影のトム・スターン、美術のジェームズ・J・ムラカミら、イーストウッド組のスタッフが集結。
共演にエイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイクら。(映画.comより)

@MOVIX

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ネタばれなしの簡単感想です。

アメリカはジョージア州の自然を主な背景に、ガンコ親父とオキャンな娘のすれ違い、という王道の話をきっちり描いた、普通にいい話でした。

イーストウッドが監督した作品のような捻りや深さはありませんが、その代わり眩しそうなイーストウッドの表情をほんわかと楽しめる作品。

主人公のライバル・・・現場を一度も見ずに、PCデータだけで判断するスカウトって本当にいるのかな?
ともかく、悪役が悪役らしいのがわかりやすく、安心してカタルシスを感じることができました。

大リーグの歴史に詳しい人なら、もっと楽しめるかもしれません。
そうそう、秘密兵器の少年、どことなく野茂に似ていたような気がしました。

老舗の映画ブログさんが、イーストウッドが出演したことで格が上がった映画、と書かれていました。
全く同感です。
もう80歳を越えているとは思えない現役感は半端ないです。

エイミー・アダムス、主役級の映画は「魔法にかけられて」「サンシャイン・クリーニング」「ナイト ミュージアム2」を見ているのですが、顔が覚えられない。(大汗)
雰囲気や容貌に癖がないためでしょうか。その普通っぽいところが個性なのかも。

回想シーンでのイーストウッド、過去の作品からの引用だと思うですが、どの作品だろう、なんてことが気になりました。

家族でほのぼの楽しめる作品です。

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2012年12月14日 (金)

結婚しない 10

公式サイト

粗筋は公式をご参照下さい。

感想のみ書きます。

突っ込みが多い、というかほとんど突っ込みしか書いていませんのでご注意下さいませ。
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まず、一番に訴えたいのは。(苦笑)

一夜をともにしてからの「結婚を前提に」って!?

あの涙は?「良かった」って?
単に自分が現役の女性であることを試したくて一夜をともにしたの?

一般道徳論ではなく。
これって今まで描かれてきた千春というキャラの崩壊じゃないかな、と。

純平が好きなのに、まるで実験みたくそういうことをするキャラとしては描いてこなかったと思うのですが。

結婚前提じゃなかったわけのなら、だったら、憎からず思っていた元彼が迫ってきた時に試した方がまだ納得できるかな、と。
あの時は彼の婚約者への未練に気づいて、潔く送り出した、その潔さに共感したのに。

ま、あの時とは状況が違うし、叶わぬ片思いより現実的な結婚を選ぼうとする気持ちはわかります。
でも、持って行き方がまずいのでは。脚本の。

なんだかなぁ、千春がとってもオバカに見える。(涙)

千春が春子からの電話に涙するシーンにもさっぱり泣けなかったです。
菅野さんの涙は綺麗だったのに。

実験台にされた(汗)高原もね、やっちゃってからプロポーズする、そのこと自体に文句はないのですがそういうキャラ・・・というか、そういう柄には見えなかったんですが。
よくわからん人です。

千春と高原のラブシーンになると目を背けたくなるのは何故。(失礼;;)
恋バナなら、たとえ本当に結ばれる相手ではないとわかっていても、もう少し美しく、ドキドキできるように描いて欲しい。

春子の病気の扱いが、また、酷い。

子宮筋腫、確かにできた箇所や大きさで重篤になるケースもありますが、40代以降の女性の5人に一人は多かれ少なかれ持っているんです。
それだけ身近、かつデリケートなものですので、医者の宣告の仕方も含めて、描き方がとっても気になりました。
子宮摘出という事態へ春子を追い込むための道具にすぎないようにしか見えなくて。
わかりやすくはありましたし、わかりやすさを目指しているドラマだとわかってはいるのですが、病気ネタが嫌いなためもあって、ついつい突っ込んでしまいました。

案の定、そのこともあって、教授のプロポースをあっさり断る春子、という段取りに。

一人だった時は何とも思わなかったのに。
誰かがいることを知ってしまったからこそ、一人の寂しさを知ってしまった春子。
千春のためを思う気持ち、重大な宣告をされ、それら全てを一人で全部背負わなければならない春子の寂しさ。

春子が純平に、病気のこと以外の本音を言うシーンは本当はいいシーンだと思うし、しんみりしたかったんですが・・・(_ _)

ここまで突っ込むなら見なければいいのですが・・・9話まで見ちゃったら、もう引っ込みがつかなくなっちゃったんです、ごめんなさい。

純平は・・・頑張ってください。(^^;;

あとは古典的なすれ違いの連続で次回へ引き伸ばし。
空港パターン、直球で入れてきました。(苦笑)

麻衣の告白の結果は次回で聞けるのかな?
次回が最終回でーす。

誰か結婚するのか、誰がしないのか。それは見届けたいです。

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秋クールドラマ 初回の感想その1 「結婚しない」「高校入試」 02 03 04 05 06 07、08 09

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2012年12月13日 (木)

悪夢ちゃん #09「皆夢」

公式サイト

原案となった恩田睦氏の小説「夢違」は未読です。

武戸井彩未(北川景子)が担任するクラスで図工の時間に「自分の一番遠い記憶」という課題で全員が絵を描いた。近藤七海(大友花恋)と月本奈央(土岐瑞葵)は貼りだされた1枚の絵を見て恐怖を覚えた。それは古藤結衣子(木村真那月)の描いた“天使の羽がついた白いブランコ”の絵だった。(公式サイトより)

エピ順不同で簡単にバラバラと感想のみ書きます。

夢はひとつだけ。
気色悪くて素敵でした(^^;;

お腹あるいは体内を裂いて何かが出てくる悪夢って、深層心理的に不滅なんでしょうね。

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気色悪いと言えば、奈央のひきこもりの兄ちゃん。
でも、奈央がまず助けを求めたのは兄ちゃんでした。
父母が仕事で手が離せないこともあったでしょうが、やっぱり兄妹。
兄は必死で妹を助けようと、ネットを駆使します。
彼の呼びかけに応えたのは、コスプレ集団でした。
セーラームーン・・・やプリキュアみたいなのも混じっていたから、「戦隊」というのは違うかもしれません。
彩未の突っ込みは「アベンジャーズかっ」(笑)。

彼らが奈央を救助するのを見て、これも現代日本の悪夢、という彩未の呟きが印象に残りました。
妹が助かって満足そうな兄ちゃん。
コーラのラッパ飲みは体に悪いですよ。0カロリーじゃなさそうだったし。
彼の生活パターンは当分続きそう。

彼のことはこれ以上描かれないでしょうけれども。
現代日本の悪夢かぁ・・・

さて、前回でふっきれた彩未。
今は自分の気持ちをごまかすこともなく、自分の生徒を守るために先頭に立って行動します。
麦山からすらも(笑)生徒を守ろうとする仕草が格好良かったです。

そうそう、生徒に身の危険が迫っているという彩未の予想の根拠が、予知夢、と聞いても全く疑わない貝原。
そうですね、自分も見せられましたもんね。なるほど。

悪夢ちゃんは、彩未の身の上を聞いて今まで以上になつきます。
でもまだ彩未も予知夢が見れることは知りません。

最終回に向けての伏線として、国際誘拐団が登場しました。
白いブランコの記憶に導かれて、彩未は自分が育った養護施設を訪ねます。

彩未の能力を最初に見抜き、教授を呼んだのはシスターマリカでした。
彼女は虐待を受けていた児童を救っていた?どんな方法で?
もしそれが違法なものだったとしたら、きっかけは自分の能力だったのか・・・

若いシスターが誘拐団と関わっているのは間違いなさそうですが、シスターマリカは関係しているのかどうか。

自分の研究の材料としての悪夢ちゃんに固執する志岐は、国際誘拐団の誘惑にのるのかどうか・・・のったみたいですね(^^;;
でも、のったと見せかけてまだ何か企んでいるのかも?

心理学とスピードで母親の呪縛から逃れたという、変な人、琴葉さん。
飛び道具的存在というか、いいアクセントになっているというか。
ナンセンスなキャラなんですね。
こういうちょっと捻ったキャラが生き生きしているドラマが好きなので、楽しめました。
本当はまっとうな正義感溢れる熱血教師の彩未といいコンビです。

あと、彩未のトラウマを解き放った代わりに、人体実験(という言い方があっているかどうかわかりませんが)をしていた、という弱みを彩未に握られてしまった教授のおどおどっぷりが可笑しかったです。

ドラマ冒頭付近、ソファーで悪夢ちゃんをポイっと横に置いて飛び跳ねるコヒさんの動きが切れていて、さすがだな、と感じました。
ぴょんと飛び跳ねる悪夢ちゃんも可愛かったです。

それをフフフと笑って見ている北川さんの微笑みがまた、素敵でした。
意地悪なんだけれども悪意は感じられない微笑。
改めて北川さん、この役がはまっているな、と。

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志岐の甘言にのらなかったでほっとしたのもつかの間。
必死に悪夢ちゃんを守ろうとする彩未、どうなる?・・・ということで次回からは最終章。

なぜ志岐が夢王子となって彩未の夢に登場したのか、夢獣の正体は?
彩未と悪夢ちゃんにもまだ謎があるのでしょうか。

彩未、教授、琴葉、悪夢ちゃんたちがどんなコンビネーションを見せてくれるかも楽しみです。

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秋クールドラマ 初回の感想その3 「悪夢ちゃん」「TOKYOエアポート」 02 03 04 05 06 07 08

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2012年12月12日 (水)

ゴーイング・マイ・ホーム 第9話

公式サイト

今週はクーナ劇場から始まりませんでした。

多忙にて、リアルタイムで見た記憶を頼りに、気にとまったシーンと簡単な感想のみ書きます。
後日、別項で書くかもしれません。
文中のセリフは全て概略です。
別の帽子のことについては、公式粗筋をご覧下さい。

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クーナのイベントが明日にせまって。
味噌蔵見学での親子三人、楽しそうでした。
味噌というのは、まわりの菌によって出来上がる。
目には見えない、どこにでもいる菌・・・目には見えないものの捉え方が紗江らしかったです。
紗江って、幼い頃には色々あったけれども、本当に健全な精神の持ち主だなぁ。
軸がぶれない、というか。
萌江のような繊細な子供だと、もう少し陰影の深い感情も理解して欲しい、と感じることもあるかもしれません。
でも、母の頼もしさは救いになるはず。

クーナ人形を返しにきた萌江は治とばったり。
栄輔の様子を尋ねる治に、もうすぐ死ぬかもしれない、という栄輔の言葉を伝えます。

人はいつか死ぬ。順番に、遅かれ早かれ。

死をたくさん見てきた治の言葉です。
うなずきもせずじっと治を見つめる萌江。少し間があって。

でも、早いとやっぱり、ちょっぴり悲しいかな。

うなだれる治。

イベントの用意をする菜穂を手伝いながら、クーナの右手が何を握っていたのか尋ねる良多。
菜穂曰く、色んな説があるそうで、クーナが亡くなった時に手向けるりんどうとか、四葉のクローバーとか。
良多は、目に見えないものを握っているんじゃないか、と。
栄輔の受け売り。そしてそれは菜穂の母、久実の受け売り・・・という言い方はあれだな、栄輔が忘れ難い、久実の言葉。

その晩、良多はクーナの夢を見ます。

今日は阿部クーナ一人だけ。なんだか寂しそうでした。
クーナにも、何を握っていたのかを尋ねる良多。
忘れた。
そこで良多は、何か目に見えないものを握っていたんじゃないのか、と確認。
よっぽどこの説が気に入ったのね。

目に見えないもの?と聞き返すクーナに、夢とか、希望とか・・・と喩えを挙げる良多。

ここでちょっとクーナの表情が変わりました。

「悪意とか失望とかな。」

目に見えないものの中には、恐いものものたくさんあると思う。

「ちゃんと恐がらなきゃな。」

当たり前のことなのですが、このドラマはそのようなものを描いてこなかったので、冷や水を浴びたような気がしました。
クーナが言うというのが、また、深い。

明けて。
クーナイベントの朝。
良多はクーナの夢を見ることを紗江と萌江にカミングアウトします。
大丈夫?という紗江と、にっこり笑う萌江。

ちょっと頼りないけれどもロマンチストな父とたくましい母。いいバランスなのね。

最初は同行を断っていたじゅんじゅんをアシスタントとして呼び寄せた紗江。
お味噌を作る菌の話を聞いて、今まで自分ひとりで料理を作っているような気になっていたけれども、じゅんじゅんやお母さん、萌江とか色んなものをもらっていたことに気がついた、と。

以前、自分の中にはお袋の味はない、と言っていた紗江が少し変わりました。

あの人は何菌なのか、と、森の中に入っていく良多を見送る紗江。

参加した人々は思い思いのやり方でクーナを捉えようとしています。
ベニテングダケに化ける駐在さん、梶と、着せ替え人形の服を並べる看護師さん、堤がいい感じでした。
くだらない~って、笑い方を忘れてしまった堤が笑っているのが何とも微笑ましかったです。
で、うっとうしいのが、クーナ研究家(笑)。
その罠はだめでしょう。音もさぁ・・・(_ _;;
とはいえ、良多と真田に連行されていく姿が妙に可笑しかったです。

治はやおらカップ焼きそばを食べ始めます。
良多たちに何で?と尋ねられて、思わず話してしまいました。
昔、栄輔と久実と三人で焼きそばを食べた時、クーナに会ったことを。
慌てて「クーナ風?」とかごまかしていましたが。

その話を聞いて、前夜試していたを仕掛けてみる良多。
ざるの中に石炭を入れて。

クーナ探し、楽しげだったのですが、先週の予告が気になって、気が気ではありませんでした。

そのころ、栄輔は。
大きな鼾をかいて寝ていました。
大きな鼾って結構危険だそうなので、ちょっとどきどきしました。

さて、クーナイベントはひと段落したようです。
紗江の作った美味しい料理を食べながらくつろぐ人々に、母から聞いたクーナのことを話し始めます

花の種を手向けていた。
死んだクーナの胸の上に。
りんどうの種。とうもろこしみたいな形した。

「だから、母と山を歩く時はりんどうの花を見つけると、クーナのお墓だから踏んだり摘んだりしちゃだめよ、って。」

ここでクーナ研究家が「初めて」(笑)、良いことを言いました。

彼らは森の主じゃない。
森に生かされていることを知っている。謙虚なんだ。

帰る間際に、良多は自分の仕掛けた罠から音がするのに気がつきます。

思わず緊張する、紗江と萌江、治と菜穂と大地、そして真田。

ざるを開けてみると・・・もぐら?なのか?

姿を見なかった良多は、何がいたとははっきり伝えませんでした。
もし、もぐらだったとしてもそんな偶然があるのかどうか?
結論はでませんねー。
良多も半信半疑。

広場に帰ろうとする一同ですが、急に靄ってきた森の中、道に迷ってしまいます。
何か思い出したように、先頭に立って歩き出す治。

たどり着いたのは、りんどうの花畑。

ここだ。
ここで、俺たちは昔・・・

随分死んだなぁ・・・
すまない。

泣き崩れる治。

かつて描かれた治の追憶の中の花畑はもっときらきらしていて、楽しげなざわめきもしていました。
今は薄暗く、静まり返っている。

増えてしまったりんどう・・・

それはダムのため。
森の恵を奪ってきた自分たちのせい。

呆然とする一同。

ここは人間が長くいていい場所じゃない、と治。

そして栄輔は。
夕飯に焼きそばを敏子にリクエストし、息子が作ったCMを見て、くだらない、と笑いつつ・・・
息を引き取りました。

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予告を見て想像していた「事件」はもっと血生臭いものでした。例えば動物の死骸を見つけてしまうとか。
もしそうだったらこのドラマのテーストが壊れるかも?といらぬ心配をしていたのですが、そこはさすが。
悲しみのベクトルが違いました。

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夫にピンとこないことを今更愚痴る多希子。
結婚する時にもっと反対してくれればって。(苦笑)
その愚痴を頭ごなしに退けない、娘の気持ちもわかったりする母、敏子。
多希子もそれで少しガスが抜ける。

微妙すぎて男性にはわからないかもしれませんが、この二人、本当に頭から健次を否定しているわけではないと思います。
母娘ならではの雰囲気が絶妙でした。

ま、ちょっとワガママではありますけれども。
そういうお年頃なのかもしれません。
にこにこしている健次さん、いい旦那さんだと思うけどなぁ。
でも、いい人だから満足、ということでもないんでしょう。

この夫婦はこうやって年を重ねていくのかもしれません。

あと、よほど仕事に嫌気がさしてきた様子の真田や、新しい住人のことなど、書ききれませんでした。

それでもこの長さ。(^^;;

今回、一番印象に残ったのはやはり、治・・・西田さんでした。
この、はっきり言ってつかみどころがないような、ほわっとしたストーリーを見事にドラマにしていました。

悔恨の涙を流す治。
このシーンだけが突出しているわけではない。
第1話からの、治の思いが繋がっていてこそ。

りんどうが本当にクーナたちの墓標に見えました。

良多の夢に出てきたクーナ一族もあそこに眠っているのでしょうか。

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次回、最終回。

良多は、家族たちは栄輔をどのような気持ちで見送るのでしょう。
りんどうを見た萌江、大地、そして菜穂は、何を感じたのでしょうか。

是枝さんの世界を最後まで堪能したいと思います。

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2012年12月11日 (火)

PRICELESS~あるわけないだろ、んなもん!~ #08

公式サイト

感想のみ簡単に書きます。

彩矢が出て行って戻ってくるまで。
お約束の展開でしたが、王道の安定感はありました。

最初に統一郎に、二三男との違いを述べよ、と言われて答えられなかった彩矢。
統一郎のトップダウンなやり方に接し、模合さんから先代の教えを聞いてからのち、はっきりと違いを言葉で表せるようになりました。

やりがいを感じれる場所とは。
それはミラクじゃない。
恋愛感情に左右されることは止めて、ハピネスに戻る彩矢。

二三男が彩矢のことを異性としてどう思っているかは、まだ謎。
嫌いなわけはないってことはわかってはいるんですが。
ここんところは月9として楽しませてもらっています。

もったいなかったのは、彩矢がいなくなったことで二三男と模合が困ってしまうエピがなかったこと。
いなくなって寂しい・・・だけなように見えました。

無理に遥子を貶める必要はないのですけれども、彩矢だったらこうしただろうな、という部分があったら・・・例えば予約の件ですが、これは単なる遥子個人のうっかりミスで、彩矢なら?という比較になっておらず、少し物足りなかったです。

何をしでかすかわからない二三男についていくことが多かったので、同じくついていくしかない遥子との違いを出すのが難しかったのかもしれません。
違いと言えば・・・めんと向かって二三男に文句を言うところでしょうか。

遥子は普通のいい子でした。
お嬢さまだけれども仕事も普通にできます。
二三男の気持ちを察して身まで引いちゃった。
その分、爽やかではありました。

彩矢にも去られて、ついに切れた統一郎。
次はどう出る?

財前専務がだんだんメフィストフェレスみたいになってきました。

「絶対金田一さんだ」と囁く榎本と、シンさん・・・川平さんの「ムム」は可笑しかったです。

・・・炊き出しって、一般人が食べてもいいのかな?その分寄付すればいいのかな?
前にもこういうシーンがあったけれども、よくわからないです。(汗)

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平清盛 #48「幻の都」

公式サイト

簡単に感想のみ書きます。

手柄を立てた武将たちに土地を安堵することで、束ねていく頼朝。
土地を巡って小競り合いを繰りかえしているのを、肌で感じていたからこそ。

武士たちの本音は、平家であろうと源氏であろうと、自分たちの権利を守ってくれればどちらでもいい。
遠く都に何代も住み続けた平家は、土着の武士たちの、土地に対する血のしたたるような思いを忘れ去ってしまっていたのでしょう。

しかも清盛の思いは土地にはない。
宋との貿易や銭の本格的な導入、すなわち流通の改革にあった。
清盛の施政を評して、すこし前を行き過ぎていた、とも言われるのは、こういうことだったんだ、と。
だから誰にも理解されなかった。

ここへきて、ようやく清盛の目指す世、新しい国の形というのが、何となくわかってきました。←遅い(汗)
宋とのことはわかりやすかったのですが、銭の件は信西や西光を通じて何度も描かれてきたのですけれども、その重要性なりにピンときてなかったんです。
自分の頭も平安末期。(苦笑)

今回、公家たちのプレッシャーに屈した宗盛の懇願を受け入れて、ついに福原を捨てる決意をした清盛の表情で、やっとしみじみと伝わってきました。

正確に言うと、回想シーンの編集がうまかった、というか(^^;;

福原を捨てる。
それは一大貿易立国を作る、という夢を捨てること。

ふがいない自らの半生を省みながら、自分の役目は、今父上をお諫めすることだと涙ながらに訴える。(公式サイトより)

宗盛の意見を聞き入れた清盛。

忠清によって、自分の夢に破綻が生じていることに気がつかされたからもあるでしょうが。

弟・家盛、叔父・忠正、息子・重盛・・義朝、兎丸も含めると、自分の歩んだ後には、累々と平家一門や友たちの屍が横たわっている。
今までは、その風景が見えつつもがむしゃらに突っ走るパワーがあったけれども、今はエネルギーが消えつつためなのでしょうか・・・

その胸のうちは、福原の新内裏での五節の舞を、そして人気のなくなった邸をみつめる清盛の、寂寥感漂う表情から想像するしかありません。

見る人の想像を掻き立てる松山さんの静かな表情に引き込まれました。

自分と父、兎丸の夢を継ぐという小兎丸に深々と頭を下げるシーンも印象に残りました。
小兎丸とともに笑顔で去っていく、かつての仲間たち。
本当は一緒に行きたかったのでは。
でも、それはもう、見果てぬ夢・・・

清盛を心配そうに黙って見つめる時子。
フカキョンのこんなに憂い漂う表情は初めて見ました。美しかったです。

弁慶から祇園闘乱事件のことを聞いた頼朝。
清盛が目指した国づくりはわからなかったかもしれないけれども、既製の権威などものともせず、という気概は理解できたようです。

我も武士である、と勇んで僧たちの叛乱を鎮めにいった重衡。
南都をあやまって焼け野原にしてしまいました。

かつて、神輿に向けて矢を放った清盛は、「天は平家を見放した」(公式サイトより)と呟きます。
確かに、火事はよくないです・・・
落ち込む一族。

そこへ、重衡が乱を鎮めたことを喜び勇んで報告しに参上します。

宗盛が意見した時は蹴飛ばしたのに、今はその気力もないのか。
平家の行く末に諦観を抱いたのか。

「ようやった」
と褒める清盛。

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重衡の屈託のない表情。でも、そこに生命力は感じられない。滅び行く一族のあだ花のようでした。

結末を知っているためもありますが、持ってき方も良かったと思います。

あと2話。
清盛、そして平家の一族の最期を見届けねば・・・
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また、ひとやすみ。

こちらは、雪こそ積もりませんでしたが、とっても寒かったです。

先週末から多忙を極め、感想を書く時間がとれませんでした。
TBやコメントへのお返しも遅れています。m(_ _)m

レギュラー感想のうち、特撮シリーズの感想は来週にまとめて書きます。
「平清盛」「PRICELESS」は、短くとも書くつもり。
「悪夢ちゃん」はまだ見れていません(涙)。
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年末準備のためにDIYショップに行って、思わずパーソナル用の加湿器を衝動買い。
去年、買ったコンパクトな気化式を買ったのですが、あまり安物すぎたためか(1500円程度)すぐに壊れちゃったで、今回は超音波式にチャレンジしました。
ちゃんと動いているかどうか、目で見れますし。

その店オリジナルのなので画像はありませんが、ペットボトル差込みタイプで1800円弱。
早速、30cmほど離れたところに湿度計を置いて効き目を確認。
10分ほどで30%から45%に上がったので、まずはいい仕事しているようです。
後は耐久性でしょうか。
この値段なら、2、3年持ってくれれば、まずは満足かも。

2012年12月 7日 (金)

結婚しない 09 簡単感想

公式サイト

粗筋は公式をご参照下さい。

このドラマ、一見、のんびりした恋バナなんだれども毎回、れれれ?と感じるところがあるんです。
あんまり平和すぎると記憶に残らないから、わざとそういう箇所を作っているのかな?

今回は高原。

出社した千春は、店長(佐伯新)から来月の契約更新はできないと通告される。組織改革のため、人員整理をするよう通達があったらしい。それを知った高原は、大切な人のためならどんなことでも力になる、と千春に申し出る。(公式サイトより)

高原は千春が今の仕事に前向きになっているのを知っているはず。

だったら、正社員は無理でも、千春の契約を延長するように会社に掛け合ったら?
「本社からきたエリート社員」でしょ?

一緒にプランも立てた仕事仲間でもあるはずなのに。

それなのに、ハローワークに行く、という千春を励ますだけ。それで「大切な人のためならどんなことでも力になる」って。

何言ってんですか。(怒)

結局千春の仕事ぶりを認めてなかったのか。それとも、結婚に持ち込むため、わざと動かなかったのかな?
だったらすごく自分勝手な人だな~と。
千春がそれでも良いというなら、かまいませんが。

千春が職を失いそうになる、という状況を作りたかったがためのエピのようにも感じました。

高原の態度が解せなさ過ぎて「一番大事な人は誰ですか」というテーマや、条件が35歳未満のこと、教授のことなどが吹っ飛んじゃいました。(大汗)

教授のお母さんが亡くなった、というエピもまた、春子を動かすための仕掛けにしか見えず、教授は春子の携帯番号を知らないんだな、くらいの感想しか持てなかったのが悲しいです。

純平の話はほとんど進まず。
千春が結婚退職する、と聞いて動揺はしてましたが・・・純平はそういうキャラなのだから仕方がないってことでー(棒)

そうそう、麻衣が山田が好き、という設定がえらく唐突に出てきました。山田の顔がわからないです。(苦笑)

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次回、春子の「低め安定」という伏線は回収されそうです。

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秋クールドラマ 初回の感想その1 「結婚しない」「高校入試」 02 03 04 05 06 07、08

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2012年12月 5日 (水)

ゴーイング・マイ・ホーム 第8話

公式サイト

今週のクーナ劇場は。

「人間はいるだけで、はた迷惑。」

良多も遊んじゃダメやん。
そんなことするから、クーナ父ちゃんが町を出て行くことに・・・は、関係ないですね。

亡くなった奥さんの歯形を愛しそうになでている姿に、思わずホロリ。
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メモを取っていたのですが、いつにも増して、少なくとも初見の時はそんな風にして見ない方がいいような気がしてきたので、途中で止めました。

それぞれの表情が全てだったような気がします。
特に治と菜穂の和解のシーン。

長くなるので、菜穂メインの感想を書きます。

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と、その前に。

授業を全く聞いていておらず、先月の課題「ごんぎつね」のことばかり考えていた萌江。
その場では軽くあしらった先生。
やはりピントがずれているのかなぁ、と思ったら、「ごんぎつね」と同じ作者、新見南吉が書いた「手ぶくろを買いに」を差し出したのには、ほっとしました。
ちゃんと萌江のことを見てたことがわかったので。

この本を渡す時の二人の心の動きは、セリフでは現せないものでしょう。
「きつねが見えるの?」
今まで上目づかいで見ていた先生に、くすくす笑いを見せるようになるまで。
その微笑を嬉しそうに見る先生。

信じていた人間に殺されてしまう「ごんぎつね」は今でも思い出すたびに悲しくなるお話です。
死に敏感になっている幼い萌江は、物語という枠を超えてのインパクトを受けただろうと思います。
「手ぶくろを買いに」は、子ぎつねが無事に戻り、母ぎつねの「人間て、いいものなのかなぁ」というつぶやきで終わっています。

冒頭の「人間はいるだけで、はた迷惑」というクーナの言葉と対になっているのかもしれません。

エンディング・タイトルに黒井健さんが絵を描かれた本が映っていました。
「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」と聞くと、真っ先に黒井さんの絵が目に浮かぶので、嬉しかったです。

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と、話が逸れました。

クーナのイベントの下見で、皆より早くに町に着いた良多親子。
道中、楽しそうでした。
良多、いいお父さんです。ちょっと羨ましい。
母の口真似を無邪気にするようになった萌江。少しはあの本で癒されたのかなぁ。

そんな仲睦まじい三人を見て、菜穂は夫、恵に会いに行くことを決心します。
出張に行く、と治に嘘を言って大地を預かってもらい、訪れた場所は、牛舎。
牧場、ではないんですね。

そこには若い母娘がいて、恵と親しげな雰囲気を感じ取る菜穂・・・と視聴者。
具体的なセリフはないのですが、撮り方なんでしょう。

大地のことからポツポツと語り出す二人。
町から人が減っていっていることを菜穂から聞いて、ダムなんか作ったから、とはき捨てるようにいう恵。

「あの町は何をやってもだめだ。」
「だから、捨てたの?」

私にはできない、生まれ育った町だから。

「やり直したかったんだ。」

母娘のことを尋ねる菜穂。

「世話になっているんだ。」

それ以上は言いません。ごまかすように少し冗談ぽく。

「気になるのか?菜穂らしくないな。」

「らしくないって。」

らしくないって、使いようによって思わずムカっとくる言葉です。
こういう場面では、特に使って欲しくないでしょう。
何がらしくないっていうのか。そんなふうにしか私を見ていなかったのか・・・

「なんで、なぜ黙って出て行ったの。」

牛舎を去り際に、思い切って尋ねる菜穂。

「すまない。でも、俺、後悔していないんだ。」

夜更けて、治の元に戻った菜穂。
治は菜穂の嘘を見抜いていました。
そのことをいつものように直接的にではなく、やんわりと匂わすのは、治の精一杯の優しさ。
親子です、その気持ちが伝わった菜穂もまた、いつものように反発しません。
本音を語り始めます。

「出張、失敗しちゃった。この町の人口、一人増やそうろ思ったんだけどな。」
「知ってた。」

「後悔していない、て、言われちゃった。」
お父さんは?

「後悔だらけだ。」

父もまた、素直に今まで言えなかったこと、菜穂の母、久実が亡くなった時のことを語り始めます。

もう、亡くなるって聞いて、恐くなって病室から逃げ出した。

「あん時はごめんな。」
「もういいよ、後悔しているなら。」

後悔というのは、かつてそこに愛があった証拠だ。

久実が言っていた言葉。
以前、良多が父のノートに書かれた言葉として沙江に言った言葉です。
久実から聞いたでしょうね。
しかも、元ネタはトイレの日めくりの言葉だったんだ。(^^)

仏壇の中から大事にとってあった日めくりを取り出す治。

「別れることがなければ、新しい出会いもない」
「どうにもならないことは忘れてしまおう。」(以上、概略です)

などなど。
一緒に楽しそうに読む菜穂。

二人の空気が次第に和んでいく様子には、見入ってしまいました。
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後悔していない。
突き刺さる言葉でした。
菜穂の衝撃はいかばかりでしょうか。

しかし、だからこそわかったこともある。
後悔が深いぶん、父は母を、そして菜穂を愛してる、ということ。

治の後悔の元はエキセントリックなことではありませんでした。
治親子、そして栄輔にとっては大きな出来事ではあっても、日常のひとこま。

日常のひとこまひとこまにドラマがある、とも言えるのでしょう。
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書ききれませんでしたが、部下から良多と同じように言われ出している真田、家出の常習犯の多希子など。

真田はどうするのでしょうか。このまま会社人間になるのか、それとも?

家出の原因は、自分が、夫が動けなくなって嬉しいと思う敏子ほど夫を愛いしていないことに気がついたから。
・・・これは難しい。
何を馬鹿なことを、と一蹴するのは簡単でしょうけれども。

家出を繰り返す多希子のことを良多から聞いて「わからなくもない」と言う沙江に驚く良多。
でも、沙江は自分の母親が家出を繰り返していたことから、自分はしない、と。

栄輔が故郷に戻りたがっていること、そのことを敏子が知らないことも打ち明けます。

「それは、言えないないかも。」

口をそろえる二人。

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あと、萌江が見つめていた学校の非常用の窓(のようなもの)は亡くなっためぐみちゃんと関係があるかな?とか。
良多が紗江を連れてきたことを「良かった、良かった。お母さんに似たんだね。」と出迎える治。良かったのは、妻を連れてきたことが、なんじゃないかな、とか。
松茸にもマヨネーズの良多とか(笑)。

「ここは誰も褒めてくれないから、せめて自分が褒めてあげないとかわいそう。」

クーナ・・・徳永の言葉もずっしりきました。

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宮崎さんの強い表情、場を和らげていく西田さんのオーラ。
見応えがありました。

次回、なにやら暗転する出来事がおこるようです。

萌江や大地が傷つかなければいいのですが。

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お悔やみ

訃報についてはめったに書かないのですが・・・57歳。
必ず復活されることを信じていたので、ショックでした。

中村屋一家のドキュメンタリー・シリーズのナレーションをされていた森光子さんが旅立たれてわずか一ヶ月弱。

マクドナルドの中村屋勢ぞろいのCMが思い出されます。

心よりお悔やみ申し上げます。
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2012年12月 4日 (火)

PRICELESS~あるわけないだろ、んなもん!~ #07

公式サイト

15分拡大・・・心配だった間延び感がなく、二三男、彩矢、模合、この三人のキャラがバランス良く立っていて、最後まで面白く見れました。
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師走・・・先生じゃないけれども、やっぱり忙しい12月。
粗筋を追いながら、ざっくり書きます。

新聞の記事に載ったおかげで売れ出した、究極の魔法瓶。

能見が予言していた通り、売れたら売れたで、また大変なことに。

元ミラクルの下請けとして魔法瓶の部品を作っていた町工場の人々と業務提携を結ぶ二三男。
ミラクルから切り捨てられた社長たちに向かって、俺は絶対に皆さんを見捨てたりしません、と言い切りました。

彩矢も、なるたけ効率よく20社前後の工程を組むことで、無駄を省き、価格を下げようと、張り切って作業分担プログラムを組みます。
一人、何もしてないように見える模合。
子供たちには相変わらず呼び捨てにされるし、いつも酒飲んでいる、と彩矢も冷たい。

爆発的に売れるのはいいのですが、あまりにも数が多いので、期日内の納品は無理、という工場が出てきます。
無理矢理ノルマを課そうとする彩矢をなだめる一方で、無理、といった相馬社長の愚痴やら本音を酒の席で聞く模合。
相馬だけでなく、こうやって他の工場間の微妙な齟齬などもきちんと把握しているんですね。
大人ですな。こういう人がいないと。

そのうち、とうとう相馬の会社の部品が遅れたために、期日内に納入できない事態が起こります。

二三男が相馬を切り捨てられないことを知っている彩矢は、幸福荘に社長たちを呼び集めます。
社長たちの意見で、そして相馬自身の意思として、抜けさせようという算段です。
しかし、相馬のことがきっかけで日頃の不満を言い出し、もめ出し、収拾がつかなくなる社長たち。
一人一人が一国一城の主ですから、そら、我も強いです。

そこへ、だったら、魔法瓶を作るのをやめます、と、二三男の鶴の一声。

二三男は40年前に作られた、ミラクル魔法瓶の第一号を皆に見せます。

これは皆さんが40年前に作ったもの。
すごい技術。
ミラクルで営業をやっていた時、ずっと皆さんが作った製品に助けられてきた。
ものがいいから、自信を持って売れた。

「だから今回、皆さんとこうして一緒に直接仕事ができて、俺、すげぇ光栄だなと、ずっと思っていたんです。」

俺の思う魔法瓶は金が儲かる魔法瓶じゃない。
皆さんと一緒に作る魔法瓶です。
一人でも欠けるんだったら、もうやめにします。

静まり返る社長たち。
去っていく相馬。

すぐに代わりの工場を探し始める彩矢に、二三男は。

切り捨てるのが一番簡単だけど。
「せっかく仲間になったんだから、皆でどうしていけばいいか考える方が、絶対楽しいだろう」と。

でも、それじゃ会社が潰れてしまう、と涙ぐむ彩矢。
彩矢の強い気持ちを知った二三男は、困ってしまいます。

今まで「あっ」という思いつきを有無を言わせず通してきた二三男が、初めて自分の思いを強く押すことに躊躇しました。

結局模合の根回しが効いて、再び持ち前の馬力を発揮し、何とか大量の注文を納品することに成功した二三男。

自分のやり方を通してしまう二三男と、そんな二三男をしっかりサポートできる模合。
でも、自分は二三男のやり方を否定してしまった・・・絶妙のコンビネーションで難局を乗り切る二人を見ていて、この会社に自分が必要かどうか、と落ち込む彩矢。
ついにアパートを、会社を出て行ってしまいました。

彩矢は決して間違っていないんです。
統一郎が予測したとおり、効率の悪い部門を切り捨てられない二三男は、通常の会社経営としては甘いんでしょう。
でも、それはそれでいい。
そう思えるくらい勢いがあって、面白かったです。

先週さんざん突っ込んだ、魔法瓶の値段についての企業努力も見られましたし、町工場の社長さんたちの佇まいが良かったです。

財前専務に言われるとおり二三男の動向を探る榎本、そのことをわかっている二三男、何故か二三男を放置する統一郎など、書ききれなかったエピもうまく絡んでいました。

恋バナの方もいい塩梅でした。
薄くもなく、濃くもなく。
何より、ヒロインに共感しながら見れるのが嬉しいです。

二三男が好きなんでしょう、と彩矢に再び問う遥子。
前に聞かれた時は色気より食い気だったのに、今回は動揺する彩矢。

遥子には自分の生き方を理解してもらおうとは思わない二三男ですが、彩矢にはわかって欲しいと思っている。
それは仲間だから。じゃなきゃ、雑魚寝なんてできませんもんね。

モテる男の無自覚さを演じる木村さんは久しぶり。
演じすぎると気障になるのですが、その辺はさすがです。

それにしても掛け布団はダメでしょう、近すぎるって。(^^

ここでも模合さん、いい仕事してました。(笑)

来週も拡大。
この調子なら、大丈夫そうです。

追記:新商品・・・携帯炊飯器、もったいないことしたなぁ。6万円前後の魔法瓶より売れると思う(^^;;

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悪夢ちゃん #08「マイ夢」

公式サイト

原案となった恩田睦氏の小説「夢違」は未読です。

時間の都合で、印象に残ったシーンを中心にばらばらと感想を書きます。

武戸井彩未(北川景子)のクラスの生徒、樋口杏奈(春名風花)は父親の暴力に悩んでいた。杏奈の父親は眠っている間、勝手に体が動き、奇妙な動きを繰り返す。そして杏奈に暴力を振るうという。父親は暴れている時の記憶は無いらしい。(公式サイトより)

顔に痣を作った杏奈をほっとけない琴葉。
この人、時々暴走するけれども、自分がトラウマを抱えている分、人の痛みには敏感なんですね。

杏奈母娘を連れて志岐の研究所を訪れます。
話を聞いた志岐は、父親の行動をレム睡眠行動障害とし、父親の夢を見たら直るかもしれない、と巧に勧誘。
その気になる母親、しかし杏奈は人の夢を見るなんて、と頑なに拒否します。
またもや悪夢ちゃんの能力は否定されてしまいます・・・

5年2組の教室では、ネットに流出した“予知夢を見ている人間”の写真が話題になっていた。そこにはモザイクで顔を隠された結衣子が写っていた。(公式サイトより)

悪夢ちゃんは欠席。
でも、似てるとざわつく2組。

辞表を出した彩未は、そのことを生徒に納得させてから辞めなさい、と校長に言われ、猶予をもらいます。
子供たちを納得させる辞める理由が思いつかない彩未は、自分こそが予知夢を見ることができる人間です、と宣言します。

一方、悪夢ちゃんを取り戻しに志岐に会いにいった教授は、孫を悪夢から守るために幼い頃から夢札を引いていたこと自体、科学者としての欲があったはずだと志岐に指摘されてしまいます。
夢札を度々引いたために悪夢ちゃんの予知能力はますます高まっていった。
でも、孫を守るためには引かざるおえない。そこに科学者としての野望が少しもなかったと言えるのか?

否定できない教授。
帰宅してBAKUを破壊します。

そこへ欠席した悪夢ちゃんの様子を見に、彩未が訪れます。

教師を辞めるという彩未に、その理由を質し、悪夢のことを聞き出した教授は、ついに夢の正体を明かします。

彩未を苦しめていた悪夢は、やはり現実ではありませんでした。

教授によって明かされた彩未の過去。
夢に出てくる少女は教授の娘。
彩未が殺したと思っていた女性は、教授の妻でした。

幼い彩未に予知夢を観る能力があることを知った教授は、彩未の夢札をひきます。
その夢札は、彩未が見ていた夢、そのままの内容で、その夢札を見てしまった彩未と教授の娘は、本当に彩未が母を殺したと思い込んでしまったのです。

実際は、線路に落ちた見知らぬ少女を助けようとして亡くなったとのこと。
妻は、その少女に彩未を見ていたのかもしれない・・・

しかし、ショックのあまり記憶をなくしてしまう彩未。
彩未を愛想笑いしかできない子供にしてしまったのは私のせいだ、と教授は悔やんでいたのです。
娘も亡くなった今、今度はたった一人の孫娘が悪夢・・・予知夢に苦しめられている。

あの子を助けられるのは君しかいない、そして、君を助けられるのはあの子しかいない、と彩未を説得します。

消し去った記憶を取り戻さない限り、君は一生自分を受け入れることができない。
ひとを信じることも、心から笑うことも。
君にいつか言いたかった、大丈夫、これは夢だ、と。

自分も悪夢ちゃんだったなんて、と呟く彩未。

教授はやはり彩未の過去を知ってて近づいたんですね。
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さて、部屋を出て行こうとした杏奈は、悪夢ちゃんとばったり会います。

杏奈と目を合わせてしまった悪夢ちゃんは、杏奈の悪夢を見てしまいます。
彩未の見てきた悪夢と重なる幕切れ。
杏奈は父の後ろ暗い部分に気がついていました。
だから父の夢を見せることを拒んだのですね。

研究所で会ったことは誰にも言わない、と悪夢ちゃんに言う杏奈。
そんなことはどうでもいい。
自分は自己チュウでいたい。
世界のトップになる人はみんな自己チュウなんだから。

そんな二人の会話を聞いていた彩未。

ついに封印を解いて、杏奈の父親の深層心理の中に入ってきます。
やはりラストは、プラットホームに立つ父を押そうとする杏奈・・・しかし、彩未は時刻をチェックしました。

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今回、悪夢ちゃんが見た悪夢は彩未の夢とシンクロしていました。
ですので夢の映像そのものにはインパクトはあまりありませんでしたが、悪夢にうなされてとる杏奈の父親の行動が妙に恐かったです。

そして、その恐いはずの行動が、杏奈によって希望に変わる。

ラスト、悪夢ちゃんを見て、辛いばかりではなかった記憶を取り戻していく北川さんの表情が、今までになく柔らかだったのが印象に残りました。
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マイ夢のマイ、とは、まさしく自分の、ということ。
杏奈の、どんあことがあっても私は私、という強い気持ちは、悪夢ちゃんに響いたようです。

強く生きようとしている杏奈の姿や、明かされた彩未の過去など、お話は面白かったのですが、解せなかったのはいつのまにか悪夢ちゃんが家に帰っていたこと。

彩未の方は、自分の悪夢が現実ではなかったからもう悪夢ちゃんを避ける必要はなくなったわけですが、自分といると彩未に迷惑がかかるから、という悪夢ちゃんの思い込みはどうなったのでしょうか。

彩未が悪夢ちゃんを説得するシーンがなかったので、杏奈を救うという緊急事態のためとは言え、なんだかなし崩し的にタッグを組んだように見えました。

彩未と悪夢ちゃんの和解などというベタベタしたシーンがないのは、このドラマらしくはありましたけれども。

また、あれだけ悪夢ちゃんに固執していた志岐があっさり手放したのは、彩未も予知能力者だと気がついたからなんでしょうか。
だとしても、今の時点では彼の気持ちは誰にもわからない。

彩未は、あっさり手放した志岐を訝しくは思わなかったのかな?と。

悪夢ちゃんの気持ちの変化、志岐の目論んでいることなど、今後明かされるのを待ちます。

悪夢ちゃんをアメリカに誘っている時の志岐。やっぱりあぶない人に見える(^^;;

封印を解いた彩未がどうのようにして悪夢ちゃんを救うのか。
次回も楽しみです。

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秋クールドラマ 初回の感想その3 「悪夢ちゃん」「TOKYOエアポート」 02 03 04 05 06 07

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2012年12月 3日 (月)

仮面ライダーウィザード #13「夢を継ぐ者」

公式サイト

松木が、ファントムの謀略で店じまいに追い込まれても、絶望しないのは。
弟子の徹也に店の味と自分の技を継いでもらうこと、すなわち徹也の存在そのものが希望だったから。

松木に瞬平のことを聞かれた晴人は、自分のやっていることを誰かに継いでもらおうとはおもっていない、と。

ファントムに徹也が松木の希望だと知られました。
一同、今度は徹也を襲うだろうと、徹也のいそうな場所・・・お店に駆けつけます。

そこには黙々と饅頭を作る徹也の姿が。

出来上がった饅頭を師匠に渡して、俺が親方の希望になります、と徹也。

そんな二人を見て、自分が瞬平の「自分にはたぶん一生叶わない夢だけれども、魔法使いになって人助けがしたかった。」という意思を引き継ぐものであることに気がつきます。

・・・と、いうお話でした。

のんびり構えているようで、実は一人でファントムを倒さなければいけない、という使命感でいっぱいっぱいだった晴人が、瞬平の気持ちに気がつくまで。

お店は結局閉めちゃうんですね。
伝統は弟子に託して。

でも、師匠、隠居するには若すぎます。年金だけじゃ食っていけないだろうし、なんて余計なことを考えちゃいました。

感じの悪いままで終わってしまった料亭のおかみなど、人生はそんなに甘くないよ、というお話でもありました。

うーん。

今回、松木と徹也の師弟の絆はしっかり描かれていましたし、晴人と瞬平の関係にうまく繋がっていました。

でもなんか普通のドラマっぽいというか。
別に魔法使い設定でなくても、もっと言うと、ライダーじゃなくても作れたんじゃない?と思ってしまいました。

あくまで好みですが。
今ひとつ、この作品ならではの個性というか、雰囲気が感じられないまま、おおよそ1クールが過ぎてしまったように思います。

2号ライダーが登場するまでは見守ります。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第41話 「怪盗ピンクバスター!」

公式サイト

今回のメサイアカードが憑りついたのはルーペだったのね。
公式ストーリーに載っていた名前でわかりました。
ぼやっとしていたもので、その瞬間に気がつきませんでした(汗)。
今回の収集アイテムは、欲。

欲がなくなるということは、生きる欲もなくなる、ということだから殺すのと一緒の悪業ではあるのですが。
最初の犠牲者二人がいかにも強欲そうだったので、欲がなくなるのはそれはそれでいいんじゃないかな、と思ってしまいました。(汗)

変身姿に一般人が全く関心を持たずに素通りするのを、不思議とも思わないレッドさん。
それほどゴーバスターズの姿は街に溶け込んでいるのね~。

ピンクパンサー、可愛かったけれども・・・

自分のミスでメガロイドを誕生させてしまった。
そのことを伏せて、カードとくすねたモーフィンブレスを引き換えに、何だかんだとレッドさんを引っ張りまわす。

ツンデレお嬢様キャラなのはわかるのですが、微妙にむかつくのはなぜ?(笑)

レッドさんへのハートを盗む、というオチも今ひとつでした。
41話かけて作りこんできたレッドさんのキャラとしっくりこなかったというか、唐突に感じました。

早い回での登場ならもう少し楽しめたかもしれません。

エンターさんもエスケイプさんも登場しないし・・・寂しい。

今まではお遊び回であっても、なんらかの伏線がうまく貼ってあったんだけれども、今回は、本当に番外編でした。

メガゾードにスタッググランチャーを盗まれちゃったシーンは面白かったです。

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2012年12月 2日 (日)

平清盛 #47「宿命の敗北」

公式サイト

挙兵した頼朝の元に集まる源氏を含む武士たち。
それを阻止するのは
石橋山の合戦で敗走した頼朝たちを助けたのは梶原景時。

立て直しを図る頼朝たちの元へ上総広常が二千騎を率いてやってきます。
多勢を率いてやってきたため、えらそう。

「源氏の御曹司というだけで、所詮は都育ちの生白いお方であろう。場合によってはその首を取って、一族郎党、この広常の家来にしてらろうぞ。」

しかし、下馬もしないとは、愚か者のもののふ、と敗戦にも頼朝に一喝されて、すぐにあなた様こそ御大将の器、とあっさり認めます。
広常の態度やセリフは、大将として成長している頼朝を描くためのフリでしたが、「場合によっては」以降の言葉は当時の武士たち誰しも思っていたことではないでしょうか。
この大河の中で描かれるかどうかわかりませんが、頼朝が源氏の御曹司であると認めない人もいたのだし。

まだ不安定だった頼朝の地位。
富士川の合戦で勝利を収めるもすぐに都を目指さず、まず、地元東国を束ねる、という策は当然でしょう。

それにしても。
頼朝を救った景時、頼朝の元に集った三浦氏・・・頼朝の死後に滅ぼされていることを思うと、「武士は勝ち続けねばならない」という言葉が重いです。

そして頼朝、義経兄弟の、運命の初対面です。

清々しい表情の義経。
最初は見も知らぬ若者から兄上と呼ばれて戸惑うも、微笑みながら受けれる頼朝。

新興勢力として明るく元気な源氏サイドに、すでに悲劇の種が蒔かれつつあります。
でも、それはこの大河とは別の話。

こうして平家の息の根を止める、最強の刺客が参戦しました。

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その平家は。

40話前後から描かれていた没落へ至る数々の仕込みが完全に熟成しました。

頼朝挙兵の報告を受けてもなお、福原遷都を完成させることこそが真の勝利だと、内裏建設を進める清盛。
重盛の遺児、維盛を頼朝討伐の総大将に命じます。

忠清の反対を押し切って、兵站を確保しないまま源氏討伐に出発した維盛は、傭兵たちの士気をまとめきぬまま、富士川で屈辱的な敗北を喫してしまいます。

公家として暮らしてきた、戦の経験のない若者が総大将。
つまりほとんどお飾りなので、補佐する人々がしっかりなければならない。
だから忠清の役目は重かったはず。進退を問われるのは当然なのですが。

ここはドラマの流れにのっとって。

武士とも思えぬ情けない負け戦に激怒する清盛を、命を賭して諌める忠清。
忠盛の元に駆けつけた、若き日の姿が思い出されます。
今や長老格です。

「戦というものをご存じなく、出陣には吉凶の日取りも選ばず、兵の進退も心得ず。
陣中に遊び女を入れ、水鳥の羽音に怯え、戦場から逃げる。
それこそが、まごうことなき平家のおのこの姿にございます。

保元、平治の乱を勝ちぬいて、武士の夢見て財をなげうち、公家や法王たちと渡り合い、一門を公卿の家柄まで引き揚げられました。」

続けて清盛が今まで成し遂げてきた業績をとうとうと述べます。

「横へ横へと広がる世を目指されたました。」

そして今や。

「ご息女を入内され、御孫君を帝とさなれました。」

何をわかりきったことを、と清盛。
ここで、渾身の力を込める忠清。

「殿、平家はもはや、武門ではござりませぬ。
殿ご自身が、もはや武士ではござりません。
殿が目指した武士の世は、武士のままでは作れぬものにござりました。

ご無礼を仕りました。」

逍遙として首を打たれようとする忠清。

皆が止めるのを振り切って、父祖伝来の剣を持って打とうとする清盛。
しかし、その刹那、剣の重さにバランスを崩して尻餅をついてしまいます。

「おのれにとって、生きるとはいかなることか。
それを見つけた時、心の軸ができる。
心の軸が体を支える。体の軸が心を支えるのだ。」

忠盛の言葉を思い出す清盛。
記憶は荒ぶれていた若き日からさらにさかのぼって幼き日へ。

「私もなりとうござります。父上のように立派な武士に。」
「ではその気持ちを心の軸にしろ。」

呆然とする清盛。
体の軸が・・・

盛国が清盛を止めなかったのは、もう、剣をふるえぬことを知っていたからでしょう。
自分の失敗でもないのに、清盛の怒りにひたすら怯える宗盛が印象に残りました。
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すでに武士ではない。
皆が感じていたことではあるのですが・・・

目指していた世を、武士の世、武士のための世ではない、と否定されてしまった清盛。
出自に引け目を感じつつ、それがゆえに武士であろうと努力してきたのに。

何とも残酷な真実でした。

いつから軸がずれたはじめたのでしょうか。
そして苦心惨憺して敷いた道が、そのまま一族の滅亡に繋がっていくことを思うと・・・(_ _)

武士ではない、武士の世ではない、と否定された時の清盛・・・松山さんの目に浮かぶ涙が忘れられません。

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もがき苦しむ主人公を描いて異色だった大河も、あと3話です。

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2012年12月 1日 (土)

2012年10月の読書

ひと月遅れの読書メモ。
多忙にて、あまり進みませんでした。

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※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

○読書<新読>   

芸者論―花柳界の記憶 著:岩下 尚史(文春文庫)
なでしこ御用帖 著:宇江佐 真理(集英社文庫)
あの日、パナマホテルで 著:ジェイミー・フォード/訳:前田 一平(集英社文庫)

○読書<再読> 

斬られ権佐 著:宇江佐 真理(集英社文庫)

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「芸者論―花柳界の記憶」

花柳界、芸者、三業地…文字としては馴染みがあっても、実態は殆ど知られていない世界。長年新橋演舞場に身を置き、数々の名妓たちと親交のあった著者が、芸者の成り立ちから戦前、戦後の東京の花柳界全盛の時代までの歴史と変貌を細やかに描写。処女作にして和辻哲郎文化賞を受賞した、画期的日本文化論。  (「BOOK」データベースより)

何年か前に「タモリ倶楽部」にて、赤坂あたりの元高級料亭の跡を巡る回に案内人として登場したのが著者であることを思い出し、購入しました。今は「ほんまでっか!?TV]」でもお馴染み。
新橋演舞場に勤められていたのですね。知りませんでした。

大変重要な内容を、テレビでのあの口調そのままに、風格漂うもあだっぽい老妓の昔話のごとく綴った作品。
面白くって、一気に読んでしまいました。

花魁と芸者の区別など、誤解していたことが多かったです。
うたかたに消えていく社会風俗の中にこそ、その時代の人々の息吹が残されている。だからこそきちんと書きとどめておく必要があるのだと思います。

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「なでしこ御用帖」

八丁堀の町医者の娘お紺は、娘盛りの十七歳。その楚々とした風情から、なでしこちゃん、と呼ばれているが、実は大酒飲みの捕物好き。それもそのはず、祖父は“斬られ権佐”のふたつ名を持つ捕物名人。ある日、次兄の流吉が、殺しの下手人として、しょっ引かれたからだまっちゃいられない。岡っ引きの金蔵小父さんを引き連れて、現場にのりこみ真相を探る。人情と恋と家族愛の心温まる時代小説。 (「BOOK」データベースより)

お紺の成長を、作者得意の各話にオチがある短編形式で描いています。
前作にあたる「斬られ権左」、読んでいたのですが、宇江佐氏の作品をいくつか飛ばし読みしていた時期なので、あまり覚えていませんでした。(汗)
それでも充分に楽しめる作品です。
一番印象に残ったのは、余韻が何とも言えない、お紺にとってターニングポイントになった「吾亦紅さみし」でしょうか。

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「斬られ権佐」

惚れた女を救うため、負った八十八の刀傷。江戸・呉服町で仕立て屋を営む男は、その傷から「斬られ権佐」と呼ばれていた。権佐は、救った女と結ばれ、兄貴分で八丁堀の与力・数馬の捕り物を手伝うようになる。押し込み、付け火、人殺し。権佐は下手人が持つ弱さと、その哀しみに触れていく。だが、体は不穏な兆しを見せ始めて―。一途に人を思い、懸命に生きる男の姿を描いた、切なくも温かい時代小説。 (「BOOK」データベースより)

「なでしこ御用帖」を読んで、再読しました。
以前、感想を書いた覚えがあるのですが・・・読書カテを整理しないと。自分でも探し出せない(汗)

コピペの通り「切なくも温かい」、そして哀しいお話です。
それゆえ、いっそう権左の周囲の人々、そして作者の権左への眼差しの温かさが際立ちます。
この作品の主要キャラで「なでしこ~」にも登場する人物はわずかですが、権左と彼を守る人々、特に妻、あさみの結縁と想いが、「なでしこ」のヒロイン、お紺を導くことになる。
「なでしこ御用帖」を読まれた方で本作未読の方は必見の作品です。

なお、権左の孫の時代を描いた「なでしこ~」の時に、まだ生きていてもおかしくない年齢で唯一、その後がはっきりしない主要人物がいるのですが、「なでしこ~」には遂に登場しませんでした。
だから権左の家がどうなったのかもわからない。
でも、技は腕のいいお弟子さんたちに、仕立て屋の血はお蘭を経てお紺の兄に受け継がれた、ということで充分なのでしょう。家というのはそう簡単には続かないものなのだから。

行方不明になったその人は・・・人知れず、何処とも知れぬ土地で亡くなってしまったのかなぁ。切ない。
ひょっとすると「なでしこ~」の金蔵小父さんが、その人物の身代わり的存在なのかもれません。

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「あの日、パナマホテルで」

アメリカの純粋な大衆小説を読むのは本当に久しぶり。

シアトルの航空会社を早期退職し病の妻を看取ったヘンリーは、絶望の淵にいた。そんなとき、戦時中収容所に移送されることになった日系人が密かに運び込んだ荷物が地下から40年ぶりに発見され、騒然としているホテル横を通りかかる。目に飛び込んできた鯉の絵の傘…ケイコのだ!脳裡には、戦争のため離ればなれになった初恋の日系少女の面影が鮮やかに蘇り…。全米110万部のベストセラー。2010年アジア・太平洋文学賞受賞。  (「BOOK」データベースより)

少年が大人になるまで。きっかけは幼くとも一途な恋。そして冒険の数々。背景は潮の香り漂うモダンで雑多な港の街並から一転して荒涼とした大地へ。

登場人物もうまく整理されていて、「こういう作品が映画になるべきだと思います」という山田洋次氏による帯のコピーの通り、大きく手を加えなくてもすぐ映画になりそうなラブ・ストーリーでした。

主人公のヘンリーは日本人たちを激しく憎む中国系移民の一人息子。
彼と恋をするのが日系移民二世のケイコ、というロミジュリ展開ですが、ヘンリーの両親が日本人を憎むようになった原因が今に繋がる感情と同じなのが生々しいです。
作者は日系でも中国系でもないアメリカ人です。
アメリカ人が日系移民たちの歴史を題材として、しかも好意的に取り上げているのが珍しかったです。

もっとも日系だけでなく、中国系はもちろん、その他の非欧米人、特に黒人には非常に好意的です。

理屈じゃない、素朴で無邪気で、少し自分勝手な(汗)好意。

登場人物の中で一番印象に残ったのはミセス・ビーティでした。主人公の運命に関わる白人の中年女性です。

最初は目立たないのですけれども、徐々に存在感が増してきて、読み終えると、過去パートにおいては、ミセス・ビーティのみが重要な白人キャラであることに気がつくのです。
ですので、作者は彼女にアメリカ人が理想としている人物像を担わしているのかな、と。

ベストセラーということなので、2010年当時のアメリカ人の気持ちが何らかの形で反映されているのでしょう。

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