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2012年12月 5日 (水)

ゴーイング・マイ・ホーム 第8話

公式サイト

今週のクーナ劇場は。

「人間はいるだけで、はた迷惑。」

良多も遊んじゃダメやん。
そんなことするから、クーナ父ちゃんが町を出て行くことに・・・は、関係ないですね。

亡くなった奥さんの歯形を愛しそうになでている姿に、思わずホロリ。
.

メモを取っていたのですが、いつにも増して、少なくとも初見の時はそんな風にして見ない方がいいような気がしてきたので、途中で止めました。

それぞれの表情が全てだったような気がします。
特に治と菜穂の和解のシーン。

長くなるので、菜穂メインの感想を書きます。

.

と、その前に。

授業を全く聞いていておらず、先月の課題「ごんぎつね」のことばかり考えていた萌江。
その場では軽くあしらった先生。
やはりピントがずれているのかなぁ、と思ったら、「ごんぎつね」と同じ作者、新見南吉が書いた「手ぶくろを買いに」を差し出したのには、ほっとしました。
ちゃんと萌江のことを見てたことがわかったので。

この本を渡す時の二人の心の動きは、セリフでは現せないものでしょう。
「きつねが見えるの?」
今まで上目づかいで見ていた先生に、くすくす笑いを見せるようになるまで。
その微笑を嬉しそうに見る先生。

信じていた人間に殺されてしまう「ごんぎつね」は今でも思い出すたびに悲しくなるお話です。
死に敏感になっている幼い萌江は、物語という枠を超えてのインパクトを受けただろうと思います。
「手ぶくろを買いに」は、子ぎつねが無事に戻り、母ぎつねの「人間て、いいものなのかなぁ」というつぶやきで終わっています。

冒頭の「人間はいるだけで、はた迷惑」というクーナの言葉と対になっているのかもしれません。

エンディング・タイトルに黒井健さんが絵を描かれた本が映っていました。
「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」と聞くと、真っ先に黒井さんの絵が目に浮かぶので、嬉しかったです。

.

と、話が逸れました。

クーナのイベントの下見で、皆より早くに町に着いた良多親子。
道中、楽しそうでした。
良多、いいお父さんです。ちょっと羨ましい。
母の口真似を無邪気にするようになった萌江。少しはあの本で癒されたのかなぁ。

そんな仲睦まじい三人を見て、菜穂は夫、恵に会いに行くことを決心します。
出張に行く、と治に嘘を言って大地を預かってもらい、訪れた場所は、牛舎。
牧場、ではないんですね。

そこには若い母娘がいて、恵と親しげな雰囲気を感じ取る菜穂・・・と視聴者。
具体的なセリフはないのですが、撮り方なんでしょう。

大地のことからポツポツと語り出す二人。
町から人が減っていっていることを菜穂から聞いて、ダムなんか作ったから、とはき捨てるようにいう恵。

「あの町は何をやってもだめだ。」
「だから、捨てたの?」

私にはできない、生まれ育った町だから。

「やり直したかったんだ。」

母娘のことを尋ねる菜穂。

「世話になっているんだ。」

それ以上は言いません。ごまかすように少し冗談ぽく。

「気になるのか?菜穂らしくないな。」

「らしくないって。」

らしくないって、使いようによって思わずムカっとくる言葉です。
こういう場面では、特に使って欲しくないでしょう。
何がらしくないっていうのか。そんなふうにしか私を見ていなかったのか・・・

「なんで、なぜ黙って出て行ったの。」

牛舎を去り際に、思い切って尋ねる菜穂。

「すまない。でも、俺、後悔していないんだ。」

夜更けて、治の元に戻った菜穂。
治は菜穂の嘘を見抜いていました。
そのことをいつものように直接的にではなく、やんわりと匂わすのは、治の精一杯の優しさ。
親子です、その気持ちが伝わった菜穂もまた、いつものように反発しません。
本音を語り始めます。

「出張、失敗しちゃった。この町の人口、一人増やそうろ思ったんだけどな。」
「知ってた。」

「後悔していない、て、言われちゃった。」
お父さんは?

「後悔だらけだ。」

父もまた、素直に今まで言えなかったこと、菜穂の母、久実が亡くなった時のことを語り始めます。

もう、亡くなるって聞いて、恐くなって病室から逃げ出した。

「あん時はごめんな。」
「もういいよ、後悔しているなら。」

後悔というのは、かつてそこに愛があった証拠だ。

久実が言っていた言葉。
以前、良多が父のノートに書かれた言葉として沙江に言った言葉です。
久実から聞いたでしょうね。
しかも、元ネタはトイレの日めくりの言葉だったんだ。(^^)

仏壇の中から大事にとってあった日めくりを取り出す治。

「別れることがなければ、新しい出会いもない」
「どうにもならないことは忘れてしまおう。」(以上、概略です)

などなど。
一緒に楽しそうに読む菜穂。

二人の空気が次第に和んでいく様子には、見入ってしまいました。
.

後悔していない。
突き刺さる言葉でした。
菜穂の衝撃はいかばかりでしょうか。

しかし、だからこそわかったこともある。
後悔が深いぶん、父は母を、そして菜穂を愛してる、ということ。

治の後悔の元はエキセントリックなことではありませんでした。
治親子、そして栄輔にとっては大きな出来事ではあっても、日常のひとこま。

日常のひとこまひとこまにドラマがある、とも言えるのでしょう。
.

書ききれませんでしたが、部下から良多と同じように言われ出している真田、家出の常習犯の多希子など。

真田はどうするのでしょうか。このまま会社人間になるのか、それとも?

家出の原因は、自分が、夫が動けなくなって嬉しいと思う敏子ほど夫を愛いしていないことに気がついたから。
・・・これは難しい。
何を馬鹿なことを、と一蹴するのは簡単でしょうけれども。

家出を繰り返す多希子のことを良多から聞いて「わからなくもない」と言う沙江に驚く良多。
でも、沙江は自分の母親が家出を繰り返していたことから、自分はしない、と。

栄輔が故郷に戻りたがっていること、そのことを敏子が知らないことも打ち明けます。

「それは、言えないないかも。」

口をそろえる二人。

.

あと、萌江が見つめていた学校の非常用の窓(のようなもの)は亡くなっためぐみちゃんと関係があるかな?とか。
良多が紗江を連れてきたことを「良かった、良かった。お母さんに似たんだね。」と出迎える治。良かったのは、妻を連れてきたことが、なんじゃないかな、とか。
松茸にもマヨネーズの良多とか(笑)。

「ここは誰も褒めてくれないから、せめて自分が褒めてあげないとかわいそう。」

クーナ・・・徳永の言葉もずっしりきました。

.

宮崎さんの強い表情、場を和らげていく西田さんのオーラ。
見応えがありました。

次回、なにやら暗転する出来事がおこるようです。

萌江や大地が傷つかなければいいのですが。

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□ゴーイング・マイ・ホーム」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ~
いや~このドラマを見始めてから、宮崎さんの役者としてのすごさを再認識していたのですが、今回も印象的でしたよね。
抑えた自然な演技が効いてました。
そして、加瀬さんもさすがですよね。
もーーこのドラマうまい人ばっかりだから、わざわざいう事もないんだけど(笑
>「手ぶくろを買いに」は、子ぎつねが無事に戻り、母ぎつねの「人間て、いいものなのかなぁ」というつぶやきで終わっています。
内容のことまで気づきませんでした。
担任の先生から、さりげなく人間を信頼する内容の絵本が太渡されたんですね。うまいなぁ・・・
この先生のキャラ、今まで好きじゃなかったけど、今回、萌江のことをちゃんと理解しようとしていることがわかってほっとしました。
>萌江や大地が傷つかなければいいのですが。
そうだよね。なんか予告の感じだとクーナを捕獲しようとしたのかな~?
ちょっとドキドキですわーーー(´∀`;)

きこりさん こんにちわ。

>宮崎さんの役者としてのすごさ
加瀬さんといい、ほんと、すごい、ですね。
二人のシーンは見応えがありました。
ドラマって面白いなぁ、と思わせてくれるシーンを見れて幸せ。ちっちゃい幸せですが(笑)
>もーーこのドラマうまい人ばっかりだから、
誰ひとり欠けても、この空気感はでないでしょうね~。

>この先生のキャラ、今まで好きじゃなかったけど、今回、萌江のことをちゃんと理解しようとしていることがわかってほっとしました。
私もなんだかなぁ~と思っていたのですが。
「手ぶくろを買いに」の内容を知らなくても、萌江に同じ作者の絵本を渡す、ということだけで、馴染まない子、と排除するのではないことが伝わったと思います。
きこりさんのおっしゃる通り。ほっとしました(^^)

>なんか予告の感じだとクーナを捕獲しようとしたのかな~?
良多のシリアスな顔や見ちゃだめ、というセリフの断片・・・気になります(_ _)

Largoさん、こんにちは。
いつも読ませてもらってます。

私も1回目はメモとりませんよ。
ドラマの直後にアップされるようなブログもありますけど、
私は速報性は全く重視していないので。
ブログを書くためにドラマを見ているわけではありませんしね。

私は菜穂と治のシーンが一番良かったですね。
ジワジワっとじ~んと来ました。

また、宮崎あおいの演技に圧倒されましたね。
素晴らしかったです。


以下、
多少、私の考えと違う点、
他の方のブログを読んで知ったことがあったのでコメントさせて頂きます。
決して貶める意図はありませんので誤解なきようお願いします。
そもそも、私がドラマレビューブログを読むのは、
感じ方が同じだったり違ったりすることを楽しむためですから。

>そんな仲睦まじい三人を見て、菜穂は夫、恵に会いに行くことを決心します。

菜穂が惠に会いに行く事を決心したのは、帰宅時に
大地に「でも、ママがいればいいよ」と言われた時だと思います。
もちろん良多家族を見たのが引き金になっているとは思いますが、
決定打は大地の言葉だったと私は思います。

>治は菜穂の嘘を見抜いていました。

見抜いてはいなかったのではないでしょうか。
菜穂の「この町の人口一人増やそうと思ったんだけどねぇ」
のセリフのあとに治の表情が変わったので、
そこで初めて気づいたと思うのです。

>萌江が見つめていた学校の非常用の窓(のようなもの)は亡くなっためぐみちゃんと関係があるかな?

トリ猫家族http://blog.livedoor.jp/matakita821/archives/52042679.html#moreでosenさんが
非常用の窓は目印がクーナの帽子に見えると指摘していました。
私はてっきりめぐみちゃんがそこから落ちたのかと思ってしまいましたよ

ほんとに、このドラマは1カットも見逃せるシーンがないですよね。
二度見、三度見してわかることもある。
とても味わい深いドラマです。


良かったら私の記事も見に来て下さい。
おかしな所があったら遠慮なく指摘して下さい。

それでは、またお邪魔します。

ジオさん こんにちわ。

お返しが遅くなって申し訳ありません。

>また、宮崎あおいの演技に圧倒されましたね。
帰り際に恵をじっとみる表情が忘れれられません。

何が菜穂が恵に会う決心をさせたのか、治がいつからそのことをしっていたのかは、セリフを含めて具体的に描かれていないので、見ている人たちの、それぞれの経験で解釈は変わるでしょうね。
それがこのドラマの楽しみ方だと思いますし。

私は、菜穂の帰りを炬燵に入って待っている治の表情から、大地を預かって、と言われた時から何となく察していたように感じました。
出張から帰った菜穂を出迎えた時に、いつもの雰囲気と違ってましたし。
菜穂の言葉で確信したのかな、と。

これも、治と菜穂の親子関係をどう見ているかで、感じ方は変わんでしょうね。

また、よろしくお願いいたします。

Largoさん、こんばんは。
遅くなるのは気にしなくていいですよ。
ただ、メールと違って書き込まれたかどうかが
直接見ないとわからないので時々様子見には来てしまいますが。


>私は、菜穂の帰りを炬燵に入って待っている治の表情から、大地を預かって、と言われた時から何となく察していたように感じました。
出張から帰った菜穂を出迎えた時に、いつもの雰囲気と違ってましたし。
菜穂の言葉で確信したのかな、と。

待っている時の表情ですか。
そこは判断材料に入れていませんでした。
様子が違ったのは
急な出張だったり、帰りが遅かったりしたから
何かあるんだな、というくらいは感じていたとは思いましたが。

惠の居場所を菜穂が知っていることを治が知っていたとすれば
Largoさんの考えるとおりだと思いますが、
そこが描かれていないので、想像するしかないですね。


あのくだりで別の見方があるとは思いませんでした。
いろいろな見方、感じ方があるものですね。
そういう見え方、感じ方をさせる「ゴーイング マイ ホーム」
良いドラマですね。
もう一回見てみようかな。
また別の発見があるかもしれません。

ではまた~。

ジオさん こんにちわ。

このブログはTB、コメントとも承認制にしていますので、お手数をおかけしてます。

>急な出張だったり、帰りが遅かったりしたから
そうかもしれませんね。

>惠の居場所を菜穂が知っていることを治が知っていたとすれば
おっしゃる通り、ここが描かれていないので、どちらとも言い切れないですね。

各々自分たちの心境に沿って見るので、見ている人の数だけ見方がある。
多かれ少なかれドラマってそういうものなのですが、この作品は特に、そういうふうに見てくれることを楽しんで作っているのかも、とも思います。

最近は多忙にて、あまり数多くのブログさんを見れない状態なのですが、時間ができたら、ゆっくり巡ってみようと思います。

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