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2012年12月11日 (火)

平清盛 #48「幻の都」

公式サイト

簡単に感想のみ書きます。

手柄を立てた武将たちに土地を安堵することで、束ねていく頼朝。
土地を巡って小競り合いを繰りかえしているのを、肌で感じていたからこそ。

武士たちの本音は、平家であろうと源氏であろうと、自分たちの権利を守ってくれればどちらでもいい。
遠く都に何代も住み続けた平家は、土着の武士たちの、土地に対する血のしたたるような思いを忘れ去ってしまっていたのでしょう。

しかも清盛の思いは土地にはない。
宋との貿易や銭の本格的な導入、すなわち流通の改革にあった。
清盛の施政を評して、すこし前を行き過ぎていた、とも言われるのは、こういうことだったんだ、と。
だから誰にも理解されなかった。

ここへきて、ようやく清盛の目指す世、新しい国の形というのが、何となくわかってきました。←遅い(汗)
宋とのことはわかりやすかったのですが、銭の件は信西や西光を通じて何度も描かれてきたのですけれども、その重要性なりにピンときてなかったんです。
自分の頭も平安末期。(苦笑)

今回、公家たちのプレッシャーに屈した宗盛の懇願を受け入れて、ついに福原を捨てる決意をした清盛の表情で、やっとしみじみと伝わってきました。

正確に言うと、回想シーンの編集がうまかった、というか(^^;;

福原を捨てる。
それは一大貿易立国を作る、という夢を捨てること。

ふがいない自らの半生を省みながら、自分の役目は、今父上をお諫めすることだと涙ながらに訴える。(公式サイトより)

宗盛の意見を聞き入れた清盛。

忠清によって、自分の夢に破綻が生じていることに気がつかされたからもあるでしょうが。

弟・家盛、叔父・忠正、息子・重盛・・義朝、兎丸も含めると、自分の歩んだ後には、累々と平家一門や友たちの屍が横たわっている。
今までは、その風景が見えつつもがむしゃらに突っ走るパワーがあったけれども、今はエネルギーが消えつつためなのでしょうか・・・

その胸のうちは、福原の新内裏での五節の舞を、そして人気のなくなった邸をみつめる清盛の、寂寥感漂う表情から想像するしかありません。

見る人の想像を掻き立てる松山さんの静かな表情に引き込まれました。

自分と父、兎丸の夢を継ぐという小兎丸に深々と頭を下げるシーンも印象に残りました。
小兎丸とともに笑顔で去っていく、かつての仲間たち。
本当は一緒に行きたかったのでは。
でも、それはもう、見果てぬ夢・・・

清盛を心配そうに黙って見つめる時子。
フカキョンのこんなに憂い漂う表情は初めて見ました。美しかったです。

弁慶から祇園闘乱事件のことを聞いた頼朝。
清盛が目指した国づくりはわからなかったかもしれないけれども、既製の権威などものともせず、という気概は理解できたようです。

我も武士である、と勇んで僧たちの叛乱を鎮めにいった重衡。
南都をあやまって焼け野原にしてしまいました。

かつて、神輿に向けて矢を放った清盛は、「天は平家を見放した」(公式サイトより)と呟きます。
確かに、火事はよくないです・・・
落ち込む一族。

そこへ、重衡が乱を鎮めたことを喜び勇んで報告しに参上します。

宗盛が意見した時は蹴飛ばしたのに、今はその気力もないのか。
平家の行く末に諦観を抱いたのか。

「ようやった」
と褒める清盛。

.

重衡の屈託のない表情。でも、そこに生命力は感じられない。滅び行く一族のあだ花のようでした。

結末を知っているためもありますが、持ってき方も良かったと思います。

あと2話。
清盛、そして平家の一族の最期を見届けねば・・・
.

.

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コメント

>しかも清盛の思いは土地にはない。
宋との貿易や銭の本格的な導入、すなわち流通の改革にあった。

こういう事は江戸時代以降にお願いしますって感じなんですよね。
京からさっさと遠ざかってしまって王家の外祖父になったくらいで
天下を取ったような気になって安心しきっているのも、時代を読めてなかった。
戦国大名が見たら笑われるぜって感じの思想ですよね^^;

回想シーンの入れ方は本当に素晴らしいです。
私もタイムスリップ状態(;_:)

>重衡の屈託のない表情。でも、そこに生命力は感じられない。滅び行く一族のあだ花のようでした。

本当にそうですねぇ…重衡くんの憎めない笑顔が明るければあかるいほど
かえって痛々しく見えました。

あと2回ですねぇ…がっつり見守りましょう~!

くうさん こんにちわっ

>こういう事は江戸時代以降にお願いしますって感じなんですよね。
信長とちょっと似ている気がするんですね。
不必要な関所を撤廃して経済と流通を活性化させるなど、貨幣経済に力を入れたり(wikiさんより)、焼き討ちしたり、独裁的なところも。先駆者というのはこういうものなのかもしれません。
でも、寺社の寄進、遷都、還都などなど、お金のかかることばっかりするし、密偵は放つし。下々のものは大変ですわ。
血で血を洗う戦いをしながら土地を守っている武士たちも、世の中も鎮まっていないのに、何、先走ってんだ、と思ったでしょう。

>回想シーンの入れ方は本当に素晴らしいです。
これこそ大河の醍醐味ですね~(^^)

>かえって痛々しく見えました。
平家一族の表情とあいまって、何とも哀しくなりました。
その前に流れた清盛の若かりし日と比べても・・・

>あと2回ですねぇ…がっつり見守りましょう~!
今から体調を整えておかねば!!

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