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2012年10月15日 (月)

平清盛 #39「兎丸無念」、#40「はかなき歌」

公式サイト

まだ疲れがとれず、眠たくてたまりません(汗)。

二週分、感想中心に書きます。
粗筋は公式をご覧下さい。

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#39「兎丸無念」

冒頭、牛若、今は遮那王と弁慶が再会します。
弁慶から初めて自分の本当の父の名を聞かされる、と仕掛けならば、この出会いこそ平家の滅亡を決定的にするものと言えるでしょう。

どんどん墓穴を掘っていく平家一族、そのことに気がつかず魔王道へまっしぐらの清盛の暗い雰囲気とは対照的に、すこしコミカルで軽い、少年マンガのような雰囲気でした。
新興勢力の明るさは描かれていたと思います。

そのころ都は、時忠の放った禿たちによる密告によって、誰も平家の悪口を言えなくなってしまう恐怖政治がひかれていました。
そのことを、これで自分の夢を実現させるためには良し、と黙認する清盛に不満を募らせる兎丸。
おりしも大輪田の泊の工事は困難を極め、現場では怪我人が続出する事態に。
まるで黒部ダム・・・土木工事って今も昔も政治の中心なのね。逆に言えば優れた土木技術を持つものが、政治を制す、ということなのでしょう。

この状態を知りつつ、宋からの使者を受け入れるために港の構築工事を無理矢理早めようとし、そのためには人柱も辞さないまで突っ走ろうとする清盛に、兎丸の怒りは爆発してしまいます。

仲間をひきつれて都に帰り、五条の橋の下で酒盛りしつつ、大声で清盛の悪口を叫んで憂さをはらします。わざとなのでしょう。案の定、悪口を聞きつけて現れた禿たち。
子供たちによる虐殺。ホラーでした。

呼びにきた妻、桃李に、溜まっていたうっぷんを晴らした後、明日には帰る、と答えていましたが、それは妻の下になのか、大輪田の泊なのか、それとももう帰れない、と覚悟をしていたのか。
つまり、清盛とは完全に袂を分かつつもりだったのか、もう一度清盛の夢を実現させてみようとと思ったのか、清盛と紡いできた夢が裏切られた絶望が深かったのか、ついに明かされることはありませんでした。

若き日の清盛と兎丸の船上のシーン。
この時は、どんな○ンピース、と思ったものですが、今は哀しいばかりです。

兎丸を殺され、嘆き悲しむ清盛を、禿たちが庭の影からのぞき見ていました。
憧れの人を仰ぎ見て感激する子供たち。
彼らの表情を見て清盛は自分の罪深さを知ったのか。時忠に禿たちを始末するように命じます。
始末って、時忠はどうしたのでしょうか。罪に罪を重ねたのでしょうか。
具体的に描かれていなかったのが、兎丸の最期より怖かったです。

ドラマが始まった頃は、兎丸がこういう形で最期を迎えるとは思ってもいませんでした。
子役時代(違)からの仲間でしたものねぇ・・・
禿の描き方といい、見応えのあるお話でした。

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#40「はかなき歌」

ついに完成した大輪田の泊を経て、厳島神社に後白河法皇と建春門院滋子を招く清盛。
栄華ここに極めり。後は落ちるだけ・・・

今や王家の一員として恥ずかしくないよう、武より舞の修練に励む平家の公達たち。
その姿が情けなくって泣く伊藤忠清。
でも、それは一族が自分のような恥をかかぬように、という清盛の命なのです。

難しいところです。
マナーを知らなければ、人として扱われない宮中で生きていくには仕方がないことなのですが。
清盛が武士の世を作り上げていく間に、こうして子孫たちはどんどん公家社会に取り込まれていっていく。
だから頼朝は都に近づきませんでした。

平家の力に逆らえるものは今や誰もいない。
重盛も大臣一歩手前の近衛大将(だったと思います。間違っていたら後で訂正します;;)に昇進します。
義弟の出世を妬む成親。
一方、西光も。
清盛の銭による商いにわが師、信西の思い描いていた世界を見て機嫌が良かったのが、相撲節会への協力を一蹴されて、一転、本格的に清盛を恨みはじめます。
そして法王もまた。
清盛が夢をどんどん実現させていくのを羨ましく眺めているだけの自分が情けなく、不機嫌に。ならば自分の夢とはなんなのか。わからない・・・

そんな不協和音漂う宮中の舵を切っていたのが滋子でした。
平家を栄えさせるとともに、平家を利用して法王の力も高めた、知性もあり、頭もよく、繊細かつ度量も大きい人。
自分の夢を実現させるのに邁進するあまり人の気持ちを考えない清盛のサブとして活躍する一方、複雑な法王の気持ちを誰よりも理解していた人でした。

清盛のような形あるものを作るのを夢とするのではなく、消え去っていく運命にあるものを残すのが我が夢、と今様の歌集「梁塵秘抄」を編纂する法王をそっと包み込む滋子。
「梁塵秘抄」と聞いてすぐに出典を挙げる回転の良さもまた、魅力なのでしょう。
滋子を抱きしめる法王には、若き日、父、鳥羽上皇や兄、崇徳院に反発した荒ぶる面影はありません。

しかし。
滋子の命は突然断たれてしまったのです。
法王が悲しむ暇もなく。

滋子の不在で再び不安定になる法王の心と宮中のパワーバランス・・・

「滋子の心は滋子のもの。そして滋子の心はいつも法皇様のおそばに。」

鳥羽院の女性関係がメロドラマだったとすれば、法王と滋子はファンタジックに描かれていました。
はかなく消える歌声のように・・・まさしく「はかなき歌」。
今シリーズで一番合点がいったタイトルでした。

伊豆では。
頼朝が源氏の棟梁として目を覚ましつつあるようです。

これから今までにも増して、清盛、重盛、法王、公家たちの思惑が入り乱れ、歴史に名は残しているけれどもその背景については諸説入り乱れる事件が多発。
はっきり言って教科書では絶対にわからない部分です。
どう描いてくれるのでしょうか。

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