GTO 2話
原作未読です。ドラマ前作も見ていません。
ざっくり感想です。
雅から連絡を受けていた美姫は、警察署長の父親から渡されていた緊急通報ボタンを使って、英吉を留置所送りにする。(公式サイトより)
粗筋は公式サイトをご覧下さい。
この手口で過去の担任たちを辞めさせていたらしい。
で、後で糸を引いていたのは雅。
過去に彼女、そして2年4組の生徒たちが担任を拒否するになった出来事があるようで、それは何なのか。
吉川、杏子は、雅を恐れているというより、その出来事自体を鬼塚に言うのを恐れているというか躊躇っているように見えました。
そんな吉川の様子に気がついた弾間。が、まだ時は至らず、様子見のようです。
雅は2年4組のリーダーではあるけれども、ちょっと突っ走り気味?
今回、鬼塚をこっそりサポートした菊地、菊地の行動を面白がる神崎麗美、と、雅についていっているようでそうではない生徒の存在も明らかになりました。
菊地は鬼塚のようなタイプが大嫌いなんだそうで、では、なぜ助けたのか。一筋縄ではいかないようです。
菊地と対照的なのが、次回のメインになるだろう、村井。こういうタイプは鬼塚と共鳴しやすそう。
と、またまた生徒中心目線で書いてしまいました。(汗)
今回のメインは不登校の生徒、美姫。
彼女がオオカミ少女になったのは、仕事熱心すぎて家庭を顧みなかった父親への反発から。
寂しいのはお前だけじゃない、と美姫を諭す鬼塚。
たとえ父親に受けいれられなくても、そんなのはお前だけじゃない。
熱過ぎず、説教臭くもなく、鬼塚の家庭も複雑だったのかな?と思わせる表情と口調だったので、思わずしんみりしました。
そう思わせたAKIRAさん、予想外に(失礼;;)いい感じかも。
自分のために閑職を移動した父と仲直りできた美姫。
わたしが鬼塚を守る、と、吉川や杏子より積極的に鬼塚サイドにつきました。
それは彼女が転校生のため、過去の出来事を知らないためなのでしょうか?・・・あ、2年4組って、1年からそのままクラス替えしていないのかな?
多少乱暴ですが、それも含めて突っ込む隙のない、王道のお話でした。
王道なお話だからこそ、冷酷とも見える尾美さん演じる美姫の父が変わったことを、涙まみれにせず、きぐるみで表す、というほんの少しの変化球的な表現が印象に残りました。
また、風船が空高く登っていく風景も美しかったです。じっと見上げる鬼塚も。
こういう静けさが漂うカットを入れてきたのも意外でした。
何度も戦うシーンを入れなかったり、少ないシーンで弾間との絆を表したり。
テンポも良かったと思います。
ストーリーはベタでも、映像的に楽しめるドラマになるかもしれないです。
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GTO 第2話「鬼塚外し始動VS危ない不登校女子」
今ひとつ興味を引かれない『息もできない夏』がやっと終わって一息つけました。
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2年4組の教室。
コロッと心を入れ替えた杏子(新川優愛)が「鬼塚は今までの教師とは違う」と発言します。
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