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2012年7月15日 (日)

平清盛 #28「友の子、友の妻」

公式サイト

落ちのびる途中の義朝親子と正清。
頼朝がはぐれた理由は、髭切を探すため。

一方、都では。
信頼、成親たちが仁和寺の後白河院を頼って身を寄せました。
そこには信西の妻、朝子の姿も。

「何も申さずともよい。疲れたであろう、膳の支度がしてある。」
と信頼の手をとる後白河院。
ほっとする信頼。
運ばれてきた膳、にこやかに信頼に酒を次ぐ朝子。

「ひとつ今様でも披露してしんぜよう。」

昔のように、阿諛とともに拍子をとる信頼。
しかしその唄は聞いたことがない・・・

「これは白楽天の長恨歌じゃ。寵愛した家臣に国を滅ぼされた皇帝の物語でな。
朕は、そうはなりとうはない。」

怒ってます、後白河院。
豹変する院に恐懼する信頼と成親。

今まで後白河院の気持ちをあまり描いていなかったので、彼がどう出るかわからず、スリリングなシーンでした。

そのまま平氏の元へ引き立てられます。
沙汰を任された清盛は、重盛の義兄にあたる成親を、今回のみ、今後は身内といえでも容赦しない、と許します。
乱の行く末をどっちに転んでも大丈夫、と余裕でみていた成親も、今は清盛に平伏するのみ。でも、この男、懲りないんですよね・・・
信頼には「左様な愚か者を生かしておいては志半ばで死をとげられた信西殿がうかばれない」と死罪を申し渡します。

「おもしろうないのう」
「志なきものの一生がおもしろうないのも、道理。」

公家が武士の裁断によって斬首されるとは、わずか数年前では考えられぬことであった。(ナレ)

信頼の、化粧の剥がれた汚い顔が良かったです。

青墓までたどり着いた義朝親子。
戦いで負った傷が重くなり、ついに動けぬ体となった朝長は、敵の手にかかるよりは、と父に介錯してもらいます。
父と別れて北国を目指した義平は石山寺で捕まり、処刑されました。

正清の舅人、尾張の長田忠致の元に落ち延びた義朝と正清。
風呂の支度をしてますゆえ、と歓待する素振りをする忠致の真意を見抜いた義朝は、源氏はここでまでだ、と、覚悟を決めます。

正清がかつて義朝に教えた木の登り方。

「足のかけ方、次につかむ枝の探し方。それを間違わなければ、落ちることなく、誰よりも早くてっぺんに登れる。
俺は間違うたのだ。
正清、もう木登りはしまいじゃ。」

木の登り・・・。(泣)
互いに刺し違える主従。

義朝の自害を聞いて喜ぶ平氏一門。
しかし、頼朝を捕らえ処分せねば、この戦は終わらぬ、と表情を変えぬ清盛。

まもなく頼朝は捕縛されました。
清盛から義朝や兄たちのその後を聞かされ、泣き崩れます。

平氏一門の中には、身内のほとんどを亡くした頼朝に同情しているものもいるようですが、清盛は自分の覚悟は叔父上を斬った時より決まっている、と。
「新しき国作りを邪魔だてするものは許さん。それが例え友の子であっても。」

頼朝に初陣の時に矢を射掛けられたこと根に持つ宗盛が頼朝にからみます。
「そなたなど逆賊ではないか。」
宗盛と頼朝。その後逆転する境遇への伏線です。宗盛の最期まで描かれるかどうかわかりませんが。

左様な悪口は聞き苦しいぞ、と宗盛をたしなめる池禅尼。
何故檜と小刀を所望したのか、頼朝に尋ねます。
父と母と兄たちにせめて卒塔婆の一本でも作って菩提を弔いとうございます。

「命のあるうちに。」
母の教えに従い、源氏の棟梁の子としての覚悟を決めている様子をじっとみつめる池禅尼。
清盛に頼朝の助命を願います。
頼朝は亡き家盛にしている、と。
顔かたちではない、父思い、母思い、兄思いのところが。

しかし、清盛は平氏の棟梁として情に流されるわけにはいなない、と一蹴します。
池禅尼は食事どころか水も断って頼朝の助命を訴え始めましたが、衣食に不自由なく暮らしてきた母が断食など続けられるわけがない、と清盛は気にしません。

池禅尼に茶を差し出す家貞。
家貞は、池禅尼が実は清盛を心配していることを見抜いていました。
「いっそ痛々しいのは、清盛。」
頼朝を殺すことでさらなる業を背負うことを。

思わずお茶に手をだしてしまう池禅尼。清盛もまた、母を知っていた、ということでしょう。
しまった・・・という表情の池禅尼と、内緒、という仕草をする家貞。
和久井さんと梅雀さんの的確な演技がひかりました。

そして常盤登場。
もう、常盤は子供たちのために、何とかして清盛の心を捉えるべく決意しています。
その噂通りの美しさに、一門たちは清盛が側妻にするのでは、と言い立てますが、時子の悋気が怖いから側妻にするつもりはない、とかわす清盛。でも、顔がにやけてます。

殿の威厳を増すことを私の悋気で阻んでいると思われてはたまりませぬ、常盤を側妻にしてください、と怒る時子に
「常盤殿は義朝が心の支えとしていたおなご。それを我がものにしようなどと、どうして考えられる。」
と清盛。

その言葉で、義朝のことで苦しんでいるのが本心であることを確認した時子。

「義朝様は敵である前にかけがえない友。その上でご裁断なさればよろしいのではございませぬか。」
常盤殿と三人のお子のことも、頼朝殿のことも。

頼朝に沙汰がくだされる時がきました。

髭切を持ってこさす清盛。
一騎打ちをした時に義朝が残したものだと。

源氏十代に伝わる太刀を置いて去った義朝の胸中を如何に思ったか、頼朝。

「はよう、はよう殺してくださりませ。
我が父義朝は、まことの武士でございました。
財に物を言わせ、朝廷に取り入る平氏のやり方を許せず、太刀の力にまかせて挙兵いたしまいた。
その父が、平氏の棟梁の前に髭切を残して去ったとは。
弱々しい背を見せて去ったとは。もう、見とうはございません。
まことの武士がまやかしの武士に負けた。
左様な世の行く末を私は見とうござりません。はよう斬ってくださいませ。願わくば、その髭切で。」

髭切を手にとって頼朝に近づく清盛。
頼朝を・・・殴り倒しました。
ここから、頼朝の姿は義朝に。不甲斐ない友に対する怒りを爆発させます。

「お前はそれで気がすむだろう。ただ一心に太刀を振り回し、武士として生き、武士として死んだ。そう思うておるのだろう。
だが俺はどうだ。俺はこれから先も生きていかねばならん。
お前がおらぬこの世で。武士が頂きに立つ世を切り開いていかねばならぬのだ。
それが如何に苦しいことかわかるか、如何に虚しいことかわかるか。

だが、俺は乗り越える。乗り越えてこその武士じゃ。
醜きことにまみれようと、必ずこの世の頂きに立つ。
途中で降りた愚かなお前が見ることの景色を、この目で見てやる。
その時こそ、思い知れ、源氏は平氏に負けだのだと。
あんなつまらぬ乱を起こしたこと悔やめ。己の愚かさを罵れ。

俺はお前を断じて許さぬ。」

髭切をつきたてる清盛。
ここで、頼朝の姿に戻りました。

「誰が殺してなぞやるものか。まことの武士如何なるものか、見せてやる。

源頼朝を流罪に処す。
遠く伊豆より平氏の反映を指をくわえて眺めておれ!」

立ち去る清盛を呆然と見送る頼朝。

さて、常盤に会う清盛。
父の顔を知らない赤子、牛若を見て、自分が同じ年頃の時に、我が子の命を守るために死んだ母に想いをはせ、常盤の、己の身はどうなってもいいから、子らを助けて欲しい、という覚悟に念を押し、押し倒します。

夫の仇に身をまかす覚悟があるかどうか。押し倒して自害などされたら大変ですもんね~。

「死ぬことは許さん。生きて子らを守れ。」
「もとより、その覚悟にござります。常盤は源義朝の妻にございます。」

なるほど、義朝ブランドを最大限に利用しました。
友の妻を抱く、という少し倒錯した感覚は、倒錯しているが故に魅力的なのかも。

かつ、清盛の実母への思慕も利用した?
実母のことは初めて聞いたようですから、中々アドリブのきく女性です。

後ろ盾を失った女性が、この時代を生き抜くのは難しい。しかも逆賊の妻。
清盛が討たずとも、野垂れ死にを含めて、命を長らえることは不可能でしょう。
顔見知りの、時の一番の実力者に庇護を求めるのは正解。例え仇であっても。
鬼若じゃ明らかに力不足ってことで。

由良御前ならどうしたでしょうか・・・。

伊豆に旅立つ頼朝。しばらく出番はなくなるかな?

こうして清盛は、武士として初めて公卿になりました。正三位、参議。

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今回も面白かったです。
頼朝の姿が清盛の思いによって義朝になる、という趣向は例によって賛否両論でしょうけれども。

頼朝、牛若、のちの義経の助命。
平氏の未来を決定づける決断が、清盛によってくだされた回でもありました。
義朝の死と清盛の温情が絡み合って平氏の滅亡に繋がることになる・・・

後白河院と信頼など、各エピソードが濃くてテンポも良く、何より一人一人の思いやひとつひとつの決断が、やがて大きな歴史の動きになっていく様子が描かれていて、凄く大河っぽかったです。(^^;;
清盛の後ろ姿が本当に大きく見えました。

池禅尼が頼朝の嘆願をするエピソードはもっとめそめそするかと思ったら、意外に明るく描いていたのが好印象でした。
単に頼朝の命を助けようとしていただけではなく、清盛に救いを与えること、という設定は良かったんじゃないでしょうか。
常盤ももっと受身かと思ったら、意外にしたたかでした。ドラマとしてはこちらの方が面白いです。
時子、どう出る?数年で違う人に嫁ぐはずだから、それまでの辛抱です。
ま、時子自らが言っていたように、側妻がいて当たり前の時代ですしね。

わざわざ頼朝の処刑を願い参じた西光が気になります。
かなり粘着的な感じですが・・・

義朝、正清の最期は多少あっけなかったですが・・・合掌。

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