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2012年6月26日 (火)

ATARU #11 最終回

公式サイト

最終回。

蛯名の母、真理子は事故で亡くなったのか、自殺だったのか、それとも?
真理子の死に父、達夫が関わっているのかのかどうか・・・

沢は予想通り、駆け出しの頃、真理子の事故の担当でした。
駆け出しゆえに、周囲に押し切られて「捨て山」として処理されてしまった事故が、ずっと引っ掛かっていたんですね。
でも、今更蒸す返すことは不可能。
が、前回の殺人に、あの時の事故が、達夫が絡んでいるかもしれない、となれば、話は別です。

チョコザイも動き出そうとします。
チョコザイは蛯名家に起きた悲劇を全てインプットしているんですね。
何とか止めようとする沢と蛯名。「捜査しなくていい」とインプットしようとしますが、効き目なし。

真理子のお墓から骨壷を取り出し、お骨を並べ始めます。
その様子を見て「私が妻を殺したのだ」と取り乱す達夫。

チョコザイの、真理子の右手の中指がない、頭蓋骨の骨に血痕がある、というヒントを元に動き出す「捜査一課第4強行班12係沢班」(公式参照;;)。
あれほど蛯名が捨て山に首を突っ込むのを嫌がっていたのに、今や一団結して捜査にあたります。ラリーもチョコザイのために、協力してくれてます。

あ、捜査しているのは、真理子がつけていたはずのブレスレットです。
この経緯は長くなるので、端折ります。(汗)

一方蛯名は。「勝手だけど。」
今まで人の捨て山は平気で調べていたのに、自分の捨て山を調べるのが怖い、とチョコザイの隣で泣き出します。
蛯名の涙を拭くチョコザイ。
泣いたら前が見えない。泣く時は見たくない時だけ。

事件が終わった後に泣いていてのは、見たくないものを見ないためだったのでしょうか。

ラリーにとっては、チョコザイが積極的に人と関わり始めたことが大変"興味深い"ことのようで、蛯名のためだ、と。
蛯名の母を思う気持ちが、自分の母への気持ちが重なったのだ、と解釈します。

確かにそういう気持ちもあっただろうし、出会った時から蛯名から離れようとしなかったのは、蛯名の中の気持ちに感応したのかもしれませんが。

チョコザイに負担がかかると知りつつ、力を貸して欲しい、と頼む蛯名に、にっこり笑ってグーサインを出すチョコザイ。
そのサインは蛯名に向けてだけではなく、沢にも向けられたもの。
二人は、チョコザイの友だち。
ラリーには、チョコザイが"友だち"という概念を持つことが理解できていないような気がしました。

アタルを障害者ではなく、天才として歩ませたい、というラリー。
それだけの能力がある、と。
対して沢は、今までの事件を降り返って。
「能力、病気、障害。それをわけるのにどんな意味があるのか。
とてもやっかいだけど、愛すべき個性じゃだめなのか。天才も同じだ。天才じゃなきゃだめなのか。」

ラリーの論法だと、天才と認められなければ、障害者、ということになりますからねぇ・・・。

15年前に真理子がタモリさんに(違)注文したファミリーリングも届いて。
真理子の事故は、自殺でも居眠り運転でもなく、突然脳に起きた障害のためであることがわかりました。やと長年、一家を苦しめてきた疑惑が晴れたのです。
チョコザイ、捜査一課のみんなに礼を言う蛯名一家。

シャボン玉が消えても、今までのように泣いたり哀しそうな表情にならないチョコザイ。
蛯名家、沢たちの嬉しそうな顔が見たかったから。満足げです。

エンディングは。

渥見の誕生間近の第五子は、本当は双子らしく、第五子と第六子なのね。
でも、生まれてみたら、第七子もいたのね。つまり三つ子だったのね。
びっくりしつつ大喜びする渥見にほのぼのしました。
うん、大家族ものに出れますよ。(笑)

チョコザイをわりとあっさりラリーに渡す両親。
チョコザイの才能をのばす・・・という言葉が決め手になったのでしょうか。
一方で、一緒に住むのは、やはりきつい、と、どこかで思っていたのかもしれません。
例えそうでも、その気持ちを咎める気にはなれませんでした。普通の親子でも、長年離れて暮らしていたら、しっくりこなかったりしますし。
NYへ会いに行く、と言った母の複雑な表情には親子ならではの葛藤を感じました。

ラリーの誘いを断り、警察も辞める蛯名。
これからは一般人として捨て山を拾っていくようです。
手があいていたら手伝ってやってもいい。野崎も大分変わりました。
あ、ポスターが早速石川に変わっている。

空港にて、アメリカに旅立つチョコザイとラリーを見送る沢と蛯名。
と、ラリーを背後から飛び蹴りする男が・・・すっかり暗示から立ち直った犬飼です。
犬飼の言うとおり、これくらいしたっていいですよね。(笑)

去っていくチョコザイの後ろ姿に、思わず泣き出す蛯名。
と、チョコザイが戻ってきて大事に大事にしていたネズミのマスコットを「もう、絶対に離れません」と渡しました。
沢には手にしていたケチャップを・・・やっぱり若干差があるようです。(笑)

大ラスは。
チョコザイのいなくなった部屋で、モルモット(かどうかわからないけれども、ネズミ系)を飼い出した蛯名でした。

沢はあの部屋に住み続けるのかな?
蛯名、いや、蛯名家のためにも、住んで欲しいです。

能力と障害と病気をわけることに意味はないだろうけれども。
それにちゃんと名前をつけて、それで初めて対処の仕方がわかり、救われる人がいる。

空港での別れ際にラリーが言った言葉です。
かつて門倉教授が言っていたことと同じ。

蛯名が拘った捨て山の存在もですが、能力か、障害か、病気かについてのラリーと沢の会話が、このドラマが言いたいをあらわしているように感じました。

どちらが正しい、とか言うのではなく。

.

最終回を見て。

捨て山の存在や、能力か障害か、という難しい問題はさておき。
あくまでドラマとしてみると。
結構突っ込みどころがあるというか、回収されなかった伏線が多かった気がしました。

気になった部分をいくつかあげると。

犬飼と一緒にさらわれた女性はどうなったんだろう。そんな酷い目はあっていないと思いますが、宙ぶらりんでした。

それから野崎が子供虐待に異常したこと。

チョコザイが中鎌田に拘ったのは、単に住んでいた時期が長かったから、というだけなのでしょうか。それにしてはフリ方が大仰だったなぁ、とも。
八王子にはいい思い出がなかったから?それもうやむやでした。

すべてを意味ありげに描くのはいいけれども、コネタはともかく、ミステリとして大事な部分には、それなりの決着は見せて欲しかったです。

などなど、中途半端な部分が目につきました。

また、野崎が断片的なことしか言わないチョコザイに苛ついて「ほな、最初に言えよ」と言うのに、答えた蛯名の言葉、
「それをくみ取るのが私たちの役目なんです。」
という流れがもっと前に出ていたらな、とは思いました。
チョコザイという特異な探偵をどう生かすか。
最初は手探りだったのかもしれません。

中盤から、事件よりチョコザイそのものが謎として大きくなってきたのですが、ここは好みでしょうねぇ。
事件を描くのか、つまり捨て山メインで描くのか、チョコザイ、という存在を通して特異な体質を持った人々の生き方、苦悩を描くのか。
少し分離していたような気もします。

それでも、面白かったです。

最初は過去の経験から、事なかれ主義に自分を押し込めて、休職中の蛯名を止めてばかりだったのが、最後には中津川にガキのようにゴネるまでに変わっていく沢の存在は大きかったです。
蛯名を心配する姿勢がブレなかったのも良かったし、誰よりもチョコザイを人間として見ていました。
チョコザイに精神的に入り込んでしまって、謂わば盲目的に守ろうとする蛯名とは違って、少し離れたところから冷静にみるスタンスも好ましかったです。

蛯名は途中でラリーの誘惑に揺らぎましたが、それとて損得勘定とは無縁の思いから。
二人とも真直ぐで優しい人でした。
ラリーのような打算がない。
恐らく、沢と蛯名は打算を持とうと思っても持てない人間で、ラリーは自分でも気がつかないうちに打算が働くタイプなんだろうな。

チョコザイにとって、二人は友だちであり、父親、母親だったような気がします。
蛯名を慰めるシーンには、ほろりとしました。
本当は自分が一番苦しいだろうに・・・

今回をチョコザイの登場篇とし、本格的に蛯名を沢とともにサポートして、事件を解決するシリーズも見たいような気がします。

中居さん、北村さん、栗山さんをはじめ、キャストの皆さんの雰囲気が良く、完璧な作品ではなかったけれども、好きな作品でした。

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