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2012年6月24日 (日)

平清盛 #25「見果てぬ夢」

公式サイト

見果てぬ夢、というのは信西の夢のことだったのでしょうか。
信西の夢を潰す勢力に加わることで、義朝の、源氏を再興し、武士の世にする、という夢が自分の手で果たせなくなる、という暗示なのでしょうか。

全国からまんべんなく薄く租税を徴収する。
大学寮を再建して人材を育てる。
宋との貿易を国家事業として始める。

つまり財力、人材の確保と外交の刷新。

信西は長い雌伏の時を経て、次々と改革を実行していきます。
頼長を追い落いおとし、保元の乱後の過酷な刑を断行した時の暗い表情と一変しています。
清盛の回想にある、若きの信西・・・高階通憲時代に戻ったかのよう。
人の野望は、かくも人を変えるのか・・・と思っておきます。(汗)

信西のポリシーに共感する清盛は全面的にバックアップします。

その頃朝廷は、かつての鳥羽院と崇徳帝と同じく、政の実験を握って離さぬ後白河院サイドと、そのことに不満を抱える二条帝サイドの対立し始めます。

早速二条帝の側近、藤原経宗、惟方をクビにし、また、寵愛する信頼を近衛大将を押す後白河院を諌める信西。
こうして、両サイドの恨みを買ってしまいます。

ドラマでは描かれませんでしたが、身分の低い信西が、権勢をバックに自分の子供たちを要職につけたことも、反感をかったようです。

摂関家、一族の後ろ盾を全くなくし、苦悩する義朝にさらなる悲劇が。
由良御前がついに息を引き取ったのです。

清盛に宋の薬をもらいに行こうとする義朝を、平氏に頭など下げてはなりませぬ、とひきとめます。

いついかなる時も源氏の御曹司として誇りをお持ちになり生きてきた殿を、由良は心よりお敬い申しております。
かようなことでお志を曲げないでくださいませ。

そなたの命にはかえられぬ、という義朝に、殿らしゅうもない、と由良。

「されど、うれしや。

殿、どうかわたくしを、どうか誇り高き源氏の妻として死なせてください。」

悲しくも、望んだ通り誇り高い生涯を閉じました。

由良御前を失い、常盤にも、私を逃げ場にするな、と拒絶され、私生活でもどん底に陥る義朝。

さて、信西憎しの信頼は、後白河院の側近でありながら、同じく信西を憎む二条帝の側近と手を結び、さらに武力を確保するために義朝を引き入れようとします。

「信西の首を取れ」

さすれば官位も領地もそなたの思いのままぞ。

悪魔の囁きです。
この人、源氏のことは犬としか思っていないんですよね。思いのまま、なんて信用できません。

思わず受けちゃだめ、と思っちゃいました。(涙)

信頼は同時代の人が書き残した日記などでもぼろくそに書かれている、とても評判の悪い人物です。・・・てね、平治の乱のキーマンであるにも関わらず、信頼のプロフィール及びデティールはほとんど描かれていないんですよね。塚地さんのおかげで、いけ好かなさが伝わる程度です。

利用するだけ利用して、捨てられる。義朝も、そのことはわかっている。
ですので、ここは一旦断りました。
しかし、今のままでは如何ともしがたい源氏。なんとか新たなコネが欲しいのも事実。苦しいところです。

流れは前後しますが、由良御前が仕えていた統子内親王改め上西門院の蔵人に取り立てられた頼朝。殿上始の儀で清盛と初めて対面します。
緊張のあまり、酒をこぼしてしまった頼朝に、「やはり最も強き武士は平氏じゃ。そなたのような弱き者を抱えた源氏とは違う」と清盛。
が、言い終わって微笑みます。

不思議に思う頼朝は、義朝に、父上は清盛をどう思っているのか、と尋ねます。

かつて競馬で清盛を負かした時に、全く同じことを清盛に告げたことを息子に語る義朝。

清盛を振り返らなかったのは、その時の自分の表情を見られたくなかったから。

「俺は嬉しかったのだ。あやつが立ち上がってくれたことが。
生涯競い合える相手が見つかったことが。」

「ようやく腑に落ちましてござります。
あの日、あのお方が、何故笑うておられたかが。」

きっと、同じ顔をしてられたのでしょうな、競馬の日の殿と、と正清。
ずっと悲しげに、ある時は心配そうに、義朝を見守ってきた正清が、この時は、穏やかな表情をしていたのが、何気に切なかったです。

あの日のように、再び清盛と対等に競い合いたい、という想いが湧き上がったのか、立ち上げる義朝。あー、決心しちゃったのかぁ・・・

平清盛なくして、源義朝はなく、源義朝なくして、平清盛はなかった(ナレ)

信西から、大願成就のために熊野詣でを申しつけられる清盛。
おともする家貞。
まめまめしく旅支度を差配する時子は、今やすっかり棟梁の妻としての貫禄が漂ってきました。かつて、祝の膳の数を間違えた頃とは大違い、ということがちょっとしたカットで伝わりました。
後、正清の表情を要所要所で入れたり、と、セリフに頼らない描き方は好きです。

いよいよ清盛が都を留守にする・・・乱はもうそこまで来ている、と思ったら、もう、始まっちゃいました。

信西の天下、短っ。でもこんなものなのかなぁ。
長々と政治の駆け引きを見せられるよりはいいかもしれません。

信西、義朝の最期を前に、彼らと清盛の若き日を振り返っていました。
ベタですが、大河ならではの描き方だったと思います。

清盛の頼朝への微笑みは、腹芸、とでも言うのでしょうか、見応えがありました。
一つ一つの決断が全部裏目に出てしまう義朝を見るのは辛いです。でも、事実だから仕方がない。

ドラマオリジナルの、清盛と義朝が良きライバルであり、友人でもあった、という設定が、今となってはせめてもの救いです。

田中麗奈さん、お疲れ様でした。気品があって気が強くて、そして薄幸さが心に残る由良御前でした。「されど、うれしや」には、涙。

さて、次回いよいよ平治の乱。
保元の乱よりさらにわかりにくいし、様々な伝承が入り乱れるも、事実関係など、今でもわからない部分があるそうです。

どのように描くのでしょう。

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コメント

こんばんは☆どもです。

競べ馬のシーンの回想。第三回のものを引っ張って
きてたけど、あのシーン。義朝と頼朝父子の会話を
絡めたことで いいシーンになってましたよね。

頼朝役の中川君、いいですよねー。
ちらっと見せる仕種が、この後演じる岡田君ぽいとき
もあったし。
父上に問いかけたときの台詞で
「たいらのきよもり」の言い方も岡田君と同じ言い方し
てたなぁとか・・
意識的にやってるのかな。

平治の乱か。清盛と義朝。戦わねばならぬのですね・・。

bluestarさん こんにちわ。

>競べ馬のシーンの回想。
「ほんらい武士とは、馬上からの射芸、すなわち「弓馬の芸」(=騎射)という特殊な戦闘技術を身につけた一種の芸能者だった」と、この間読んだ本に書かれていました。(読書カテで近日アップ予定^^;;)
それで、初めて、競べ馬で義朝に敗れたことが清盛にとってはすごくショックだったんだ、とわかりました。武士として劣っていることを突きつけられた、ということだったんだな、と。

単に競争に負けて悔しがっていたんじゃなかったんだ~。(大汗)

そういうことをふまえて見ると、あの時の過剰なほどの清盛の悔しがりようもよくわかるし、平治の乱を前にしての単なる回想ではない、ということもわかって、よけいに切なく、悲しいです・・・。

中川大志さん、良かったですね。
初めて印象に残った作品は「おひさま」(長男の子供時代)でした。
ミタの時に、随分大きくなったなぁ、と思ったのですが、まだ14才なんですね。

こんな純粋な眼差しを持った少年が、これから艱難辛苦を味わって、有能な政治家として非情なる一面を持つに至るんだなぁ、と思うと、源氏の悲劇の輪廻に思い馳せてしまいました。
義朝が為家をいつからか反面教師のようにしてしまったのと同じように、頼朝もいつか、義朝を・・・
この大河で、その時代まで描かれるかどうか、わかりませんが(^^;;

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