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2012年6月28日 (木)

2012年5月の読書 その1

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※読書順、敬称略。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

○読書<新読>   

乾山晩愁 著:葉室 麟(角川文庫)
「イギリス社会」入門~日本に伝えたい本当の英国 著:コリン・ジョイス/訳:森田 裕之(NHK出版新書)

○読書<再読> 

21の日本の名画を楽しむ~時代を映す美の真髄 監修:岡部 昌幸(青春BEST文庫)
浮世絵鑑賞事典 著:高橋 克彦(講談社文庫)
浮世絵ミステリーゾーン 著:高橋 克彦(講談社プラスアルファ文庫)

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「乾山晩愁」

天才絵師の名をほしいままにした兄・光琳が没して以来、尾形乾山は陶工としての限界に悩んでいた。追い討ちをかけるように、二条家から与えられた窯を廃止するとの沙汰が下る。光琳の思いがけない過去が、浮かび上がろうとしていた…。在りし日の兄を思い、乾山が晩年の傑作に苦悩を昇華させるまでを描く歴史文学賞受賞の表題作をはじめ、戦国から江戸の絵師たちを綴った全5篇を収録。松本清張賞作家の原点、待望の文庫化。 (「BOOK」データベースより)

題材となった絵師は

「乾山晩愁」尾形乾山:寛文3年(1663年) - 寛保3年(1743年)
「永徳翔天」狩野永徳:天文12年(1543年) - 天正18年1590年)
「等伯慕影」長谷川等伯:天文8年(1539年) - 慶長15年(1610年)
「幸信花匂」清原雪信:寛永20年(1643年)? - 天和2年(1682年)?
「一蝶幻景」英一蝶:承応元年(1652年) - 享保9年(1724年)

※生没年はwikiを参照しました。

永徳、等伯は代表的な絵を少し、乾山は光琳の弟としてうっすら、後は全く寡聞にて知らない絵師たちのお話でしたが、知らなくても面白く読めました。歴史の狭間を、自分との、そして世間との葛藤を抱えて生きる人々の姿が生き生きと描かれていています。再読したいと思える作品でした。

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「21の日本の名画を楽しむ~時代を映す美の真髄」

「鳥獣人物戯画」の鳥羽僧正から年代順に雪舟、長谷川等伯、狩野永徳、俵屋宗達、尾形光琳、与謝蕪村、丸山応挙、喜多川歌麿、葛飾北斎、東洲斎写楽、渡辺崋山、歌川広重、高橋由一、河鍋暁鍋・・・
十二世紀の平安時代から、20世紀の大正時代まで800年に及ぶ名画の中から、21人の名画を選んだ本です。(本書より)

品切れ中のようです。

「乾山晩愁」を読んで、そういやこんな本を持っていた、と思い出して読みました。いや、眺めた、というべきでしょうか。
今は知りたければネットで検索してぱぱっと見ることができるのですが、買った当時は、高い美術本を手に入れる前の、または展覧会へ行く時の道先案内として重宝しました。
カラーではない分お安くてお手軽。簡単な目録変わりになった本です。

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「浮世絵鑑賞事典」

世界に誇るべき日本の文化財・浮世絵は、日本特有の、そして庶民の芸術である。その歴史、代表的絵師のプロフィールと作品、技術用語など、浮世絵鑑賞に最小限必要でかつ充分な事項を、読みもの風に展開!事典しても、いつでもどこでも使えるユニークな「浮世絵ハンドブック」。(カバーより)

何となく流れで再読。
品切れ中のようです。再版して欲しいなぁ。
浮世絵も楽しめますし、高橋克彦氏の、浮世絵へのこだわりが強いがために、逆につとめて抑制を利かした簡潔な解説文が心地よく、何ども読み返しています。
高橋克彦氏の実質的な処女作品でもあります。

ちょっと話は逸れますが・・・少し前に「最後の浮世絵師」として、月岡芳年と小林清親を取り上げたSP番組がNHKBSで放映されました。
「日曜美術館」的な内容を期待して観たのですが、絵への解釈を押し付けるような内容で、げんなりしました。
特に、二人の描いた構図をそのまま写真で再現するという企画は、悪趣味としか言いようがありませんでした。

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「浮世絵ミステリーゾーン」

浮世絵は江戸人たちの旺盛な好奇心に応える情報メディアだった!絵をじっくり眺めると、遊び心と知恵にあふれた豊かで楽しい暮らしが見えてくる。地震、火事、殺人事件を知らせ、人気役者の死を伝え、さりげなく商品の宣伝も紛れ込ませる。人々の日常生活の実態、情報伝達の面白さが詰まった浮世絵の不思議な魅力を語り、江戸の社会の深層を探る含蓄に富むエッセイ集。 (「BOOK」データベースより)

続いて再読。
こちらは再版されているようで、嬉しいかぎりです。

「18才の頃から浮世絵と付き合いはじめ」、以来のめり続けて「浮世絵を愛する私の心には変わりはない」(かっこ内、あとがきより)と言いきる著者の選んだ「六大美人絵師」「六大風景絵師」「五大役者絵師」。
選んだ理由が明快で見識に富んでいます。

日本人は海外よりリアリズムの重要さを教えられ、西洋は日本からリアリズムの無意味さを学んだ。これは美術だけの問題ではない。文学、演劇、映画に関しても同じことだ。日本ほど幻想小説の育ちにくい土壌はない。読者は多少でも本当らしさが含まれていないと感動しない。だが江戸を振り返って見れば馬琴をはじめ秋成、一九、京伝とみなファンタジーや戯作で、私小説の流行したためしがない。歌舞伎も同じだ。(浮き絵~日本に学んだ「脱写実」より)

浮世絵に少しでも興味を持っている人にお薦めです。

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「「イギリス社会」入門~日本に伝えたい本当の英国」

「女王のことをみんなどう思っているの?」「階級社会はいまも続いているの?」「雨ばかりで憂鬱になるって本当?」「おすすめの料理はなに?」。こんなベーシックな話題から、社会の真相に迫る奥深いテーマまで、イギリス人なら誰もが共有している習慣や感覚を、異邦人の目であらためてじっくり観察し、ユーモアたっぷりに解説した至極のガイド。本物のイギリスが立ち上がってくる。  (「BOOK」データベースより)

ちょっと気分を変えたくて読みました。

イギリス人というより、イングランド人による、ちょっと捻くれたイングランド自慢の本です。けなしながら、自慢しているんです。

けなし自慢・・・で思いついたことを、この手の本の口調を真似して書いてみます。

自分の出身地の悪口を面白おかしく話す人がよくいますが、実は、けなしている所ほど、愛着を持っています。
ですので、けっしてうかうかと、そのけなし文句に乗ってはいけません。そうだそうだ、と同意しようものならあなたはそれ以降、けっして彼(彼女)から話しかけられることはないでしょう。

すみません、話が逸れました。(汗)
唄い文句通り、「本物のイギリス」が書かれているかどうかはわかりませんが、パブが面白そうだ、とは思いました。

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