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2012年5月

2012年5月31日 (木)

ダーク・シャドウ

オリジナル・タイトル「Dark Shadows」
2012年 米 113分 PG12

Photo

公式サイト

原作:ダン・カーティス
原案:ジョン・オーガスト、セス・グラハム=スミス
監督:ティム・バートン/脚本:セス・グラハム=スミス/製作:リチャード・D・ザナック、グレアム・キング、ジョニー・デップ、クリスティ・デンブロウスキー、デビッド・ケネディ/製作総指揮:クリス・レベンゾン、ナイジェル・ゴステロウ、ティム・ヘディントン、ブルース・バーマン/音楽:ダニー・エルフマン
出演者:ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム・カーター、エバ・グリーン、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジョニー・リー・ミラー、クロエ・グレース・モレッツ、ベラ・ヒースコート、ガリバー・マクグラス、クリストファー・リー、アリス・クーパー

1966年から71年まで米ABCテレビで放送され、「血の唇」(70)として映画化もされたゴシック・ソープオペラを、ティム・バートンとジョニー・デップが8度目のタッグで新たに映画化。1752年、裕福なコリンズ家に生まれ育ったプレイボーイのバーバナスは、魔女アンジェリークの手により不死のバンパイアにされ、生き埋めにされてしまう。2世紀を経た1972年、ふとしたきっかけでバーバナスは自身の墓から解放されるが、200年が過ぎたコリンズ家はすっかり落ちぶれ、末裔たちは誰もが暗く不可解な秘密を抱えて生きていた……。バーバナス役でデップが主演し、エバ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム・カーター、クロエ・モレッツら豪華キャストが共演。(映画.comより)

@MOVIX

ネタばれなしの感想のみです。

ヴァンパイアモノだし、デップ&ティム・バートン、音楽がダニー・エルフマンときては、これは観ておかなくては、と。

原作となったTVシリーズやヴァンパイアマニアの間では伝説的な映画「血と唇」は観ていません。

人によっては悪ふざけ、とも思える映画かもしれませんが、妙に力んだ「スウィーニー・トッド」や「アリス・イン・ワンダーランド」よりは軽くて楽しめました。

「スリーピー・ホロウ」に「マーズ・アタック」を振りかけたようなお話。異形のもの、というカテゴリーで言うと「シザーハンズ」も混ざっていますが、「シザー・ハンズ」のような切なさは全くありません。
ひたすらブラックで悪趣味な映画です。
観終わった後に何も残らない、と言っても過言じゃない。(笑)

でも、こういうの、好きなので満足でした。
デップとティム・バートンが楽しみながら作っている感じも伝わってきましたし。
もう、この悪ガキたちがっ、と突っ込みながら観てました。(爆)

しかしいくらふざけていても、パロディの入れ方、テンポの良さ、映像の美しさは一流。
ただし、M・ジャクソンそっくりのメークは、パロディとしては手垢がついているのでは、とは思いました。

段ボールに入ろうとするデップのカットが印象に残りました。妙に可愛くて。
ああ、こういうシーンを増やせばもっと女性受けが良かったのかもしれない。

デップ&バートンチームが大好きな人にお薦めです。

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後、出演者は・・・ボンドガールのエヴァ・グリーンと、バートン映画ではおなじみのヘレナ・ボナム・カーターが恐ーいお姉さんたちとして登場。
常連組ではクリストファー・リーもちらっとだけ出演しています。
いつもの役どころとは間逆なのが可笑しかったです。

ミシェル・ファイファーってもう、いいお年なんですね。キャトウーマンのイメージが強くって。
アリス・クーパーは・・・お若い。(汗)

一家の娘が「ユゴーの不思議な発明」で可憐な文学少女を演じたクロエ・モレッツとは、全く気がつきませんでした。「キックアス」も観なければ。

ヒロイン役の新星、ベラ・ヒースコートがお屋敷を訪ねる時に着ている、当時(1972年)のデザインのコートがとってもキュートでした。

最後に。

邦題、原作があるとは言え、もう少し何とか捻れなかったののでしょうか。
ダークなんとかってありふれすぎていて、インパクトがないと思うのですが。
オバカ映画ならそれらしいタイトルをつければ良かったのに。

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「ホビット」予告編

ダーク・シャドウを観に行ったのですが、予告編、不意打ちだったのでテンションがあがってしまいました。

「ホビット」が今年の暮れに公開ですと?!

大分前に映画化の話が紆余曲折、うまく進んでいないという噂を聞いて以来、その後の経過を追っていなかったので、いきなり予告編を見せられて、びっくりしました。(汗)

イアン・マッケランがそのままガンダルフを演じるとは。(喜)
ビルボのイアン・ホルムもお元気そうでした。アンディのゴラムもそのまま。そしてなんと言ってもガラドリエル様・・・ケイトもちらっと見えた気がしたのが気になって帰ってから調べたら、ちゃんとクレジットにお名前が載っていました。(嬉涙)

音楽はもちろんハワード・ショア。
撮影監督も同じくアンドリュー・レスニー。
全スタッフが三部作の時のまま、ということはないでしょうが、予告を見た限りでは、期待大。

ピーター・ジャクソン、ありがとー。

前後編に分かれているようで、後編は来年封切り予定だそうで。
楽しみがまた増えました。

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全部持ってます。オーディオ・コメンタリーなどのおまけを合わすと、それぞれ軽く12時間越えの大作です。でも、見だすと止まらない。

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映画を(正しくはDVD)を見てから購入。
自分は一冊づつ買いました。

原作を読んで、改めて映画の素晴らしさに驚愕。そしてまた映画を観て・・・しばらくこのリンクから抜け出せませんでした。
そしてだんだん、原作の深い部分に触れていったのです。

で、関連本として、まず手に入れたのがこれ。

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そんでもってこんな本も買っちゃいました。

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これでエルフの歴史が深いことを知って、

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トールキン先生が創造した中つ国の「創造神話」、中つ国の成り立ちがかかれた本です。

サウロンの正体、ガラドリエルの生い立ち、フロドを襲った蜘蛛、そして指輪の由来が書かれていて、「指輪物語」だけではわかりにくかった部分が氷解。

何より、トールキンの空想した世界の壮大さ、その世界を生涯に構築してきた執念に圧倒される一作です。

※なお、本作を読んで、上記「トールキン指輪物語辞典」が辞典というには頼りないというか、あてにならないこともわかりました。(汗)
挿絵も、今ひとつだし・・・

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トールキン自筆の中つ国を元にした年代別の地図です。圧巻です。

ここまで行ってから、ようやく読んだのが、

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遅い。(汗)

でも、ホビットの話、そして指輪物語は、トールキンの創造した世界のほんの一部なんですよね・・・。

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神代の世界を描いた「シルマリル」の後の世界、大勢のエルフたちが中つ国を去った後の人間たちを描いた未完の作品集です。
「シルマリル」と同じく、トールキンの死後、ご子息が編纂しました。

「ホビットの冒険」そして「指輪物語」に繋がる神話的歴史書です。
映画では、第1部最初のシーン、アラルゴンの先祖が殺される戦い(これで指輪が消失する)の前の、長い歴史やローハン王国の成り立ちも書かれています。

奥深いトールキンの世界。
ここまでしかたどり着けませんでした。
ピーター・ジャクソンがトールキンの全部作品を深く読み込み、研究した上で、三部作を製作したことがようやくわかったくらいでしょうか・・・

本格的にはまっている人は、ここからさらに影響を受けたと言われる北欧神話やケルト神話に進んだり、言語学者トールキンが作ったエルフ語などの人工言語を解読したりしておられるようで・・・恐るべし。

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2012年5月30日 (水)

リーガル・ハイ  7話

公式サイト

こちらも忘れないうちにメモっておきます・・・忘れることはないだろう、お話でしたが。(爆)

古美門(堺雅人)と黛(新垣結衣)のもとに、地方企業の徳松醤油から遺産相続訴訟の依頼が舞い込む。亡くなったのは徳松醤油社長の徳松嘉平(菅登未男)。嘉平のもとで働いていた黛のいとこ・千春(木南晴夏)からの依頼だ。徳松醤油は辺ぴな片田舎にあり、古美門は現地に赴くことを固辞するものの、報酬目当てに結局行くことに。さらに、その話を聞いていた服部(里見浩太朗)も、休暇をとって彼らと共に徳松醤油に向かう。(公式サイトより)

争いの元は、嘉平が三人の子供たちそれぞれに「全てを譲る」という遺書を残したこと。
どれが本物か?それとも法定通り三分割するのか?

何がなんでも紀介を勝たすために、嘉平を無理矢理認知症にしてしまおう、というところが古美門らしい、というか、まさしく「リーガル・ハイ」。

裁判の焦点は、古美門の思惑通り、嘉平老人が亡くなる少し前から認知症だったかどうかに絞られます。
認知症ならば、2年前に書かれた実質会社を仕切っている末っ子の次男紀介宛の遺書が有効。
そうでないならば、一番最近に書かれた、経営には一切関わらず遊び回っている長女清江に書かれた遺書が有効。

鍵を握っているのは、ずっと嘉平の世話をしていた、誰よりも徳松醤油を愛する黛のいとこ、黛千春・・・
しかし、千春は経営に失敗して家を追い出された長男泰平についた三木、そして沢地から、紀介が徳松醤油を大手メーカーに売ろうとしていたことを知らされます。

千春は一体どういう証言をするのか・・・

もっと遊んでいるかと思ったら。
いや、とっても遊んでました。
でも法廷シーンを見せ場にもってくるなど、ちゃんと「リーガル・ハイ」になっているのが凄かったです。

片田舎にレギュラーを全部集めつつも、顔出し程度ではなく、ちゃんとストーリーに組み込んであることにも力を感じました。

沢地のパック、井手の逆立ちもおふざけではあるのですが、テンポがいいので悪目立ちしない。
てか、なんで湯船で逆立ちするの。(爆)

その他、、紀介が妾の子供だから~と嘆いたり、実は自分のところで作っている醤油の良さがわからない、ウスターソース派だったり。(笑)

「三本の矢」にも爆。

結局嘉平老人は認知症ではない、と証言をした千春によって全てがひっくりかえるのですが、千春の徳松醤油への愛情が伝わってきたので、気持ちよくドンデン返しを楽しむことができました。

兄弟たちの幼い頃の回想シーンも、こういうシーン、あるある、と思って見ていたら。
兄弟仲及び徳松醤油の行く末に明るさを感じさせるオチに繋げるとは。

ゲストの皆さんもはまっていました。
特に千春の木南晴夏さんの腹に一物あるというか、七瀬っぽい従業員、少しのセリフとちょっとした動きだけでしたたかさを匂わす山谷初男さん。

伊吹吾郎さんと服部さんの里見浩太朗さんとのツーショットだけはストーリーとは関係ない完全なお遊びでしたが、入れ方のセンスがいいので、とても楽しめました。
濃いわ~、このお二人。(激爆)

何より、古美門が金田一さんのコスプレに至る経緯や、例の頭をかきむしりながら「あっ」とひらめくシーンが単なるパロディではなく、お話と溶け込んでいるのがお見事でした。
中身は古美門、いつものように毒舌を吐いてジタバタしているのに、金田一さんのコスチュームをしていることに違和感を感じなかったです。堺さん、似合いすぎ。

訴訟の方も、何故嘉平老人が三通も遺言書を書いたのか。真相は誰にもわからないけれども、孤独な老人の心がほの見えたり。
また、認知症は恥ずかしいことではない、と古美門流ではありましたが語られたり。ぎっしり詰まっていました。

うーん、褒め出したらきりがないです。

最後、醤油掛けご飯で締めくくられてしまっては、もう、ひれ伏すしかございません。

実は、金田一耕助という、定番のネタなので、しらけたらどうしようかと思っていたのですが。

丁寧でテンポが良く、センスがあって、オリジナリティーもある。パロディとはこういう風に作るんだ、というお手本のような作品でした。

先週に引き続き、永久保存版。
まだ一回しか見ていないので、時間ができたらじっくり見返してみようと思います。

あ~、面白かった!

そうそう、タイトルで黛のキックがなんと通りこしてしまってました(笑)・・・どうなるのかな?

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鍵のかかった部屋  7話「今回は、密室が破られません」

公式サイト

原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「ガラスのハンマー」「狐火の家」(角川文庫)

原作未読です。

月曜日まる1日TVを見なかっただけで、レギュラーで書いているドラマの感想がたまってしまってアップアップの状態です。
ですので、簡単に感想のみ書きます。

榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)に連れられ、築百年の日本家屋にやってきた。案内したのは、家主・西野真之(吉田鋼太郎)の友人・遠藤晴彦(平田満)だ。ここで西野の中学生の長女・愛美(森迫永依)が死亡したが、顔に殴打の跡があったため、警察は他殺と断定、第一発見者の西野が容疑者として連行された。(公式サイトより)

遠藤は西野が犯人ではないことを立証して欲しくて、今や密室事件の専門家として名を馳せている芹沢の下を訪れたわけです。

肝心の芹沢は、田舎の小さい事件に興味なし、F1観戦のためにモナコへ行くとかで、すべて青砥と榎本にまかせちゃいました。
きっと原作に隙がない時ほど、オリジナルキャラの芹沢の出番はお飾りになってしまうのでしょうね・・・

今回のトリックはわかりやすかったです。
くみ取り式トイレに狐火・・・もう、こ、恐すぎる。
座敷童子はちょっと見たい気がしましたが。
脚立の使い方にも納得、狐火が事件解決の決め手になるのも面白かったです。
金塊をトイレに・・・洗えばいいのか、いや、その前に息子を、ですね。(汗)
死体とは言え、汚物に隠すとは・・・西野の怨念を感じました。

西野と娘まで引き取るという遠藤の関係、息子の猛が何故あのような人間になったのか、などは描かれていませんでしたが、密室を破る、というドラマのメインテーマに沿って、すっきりとまとめてあったと思います。

西野の追い詰められた気持ち。
親子だからといってわかりあえるわけではない。いや、切っても切れない親子だからこそやりきれないこともある。
後悔することといえば、もっと早くに殺さなかったこと・・・
悲しい親子です。
実の兄に殺された愛美が可哀想でした。

気になったのは、幼いとはいえ、明日香が姉が死んだ後でもニコニコと明るく笑っていることでしょうか。これはミスリードかな。思わず明日香が犯人かと思っちゃいました。(汗)

ラスト、榎本の背後に上がった狐火は単なるオチ?それとも何か意味があるのでしょうか。

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ATARU #07

公式サイト

交番で拳銃に撃たれて死亡した警察官、和田が、他殺か自殺か、を巡るお話でした。
平行して、ラリーと、沢と渥美の元上司、福留の話も。
ラリーはともかく、福留の絡ませ方がちょっと微妙だったような気がしました。

検視中の死体の傷を見たチョコザイは、銃口から30センチ以上離れて打たれたとほのめかす。(公式サイト)

この状況て自殺と断定できるのか。
鑑識の渥見は硝煙反応や線条痕などから自殺と考えるしかない、と言うが、銃声が2発聞こえたこともあり、他殺として捜査を始めようとした沢ですが、中津川警部は自殺だと、とりあってくれない。
それでも捜査を続けようとする沢に、口先だけで出世したくせに、などと憎々しげに声をかける"捨て山"野崎。
和田の上司は自殺だと言い切るも、和田の部下、柏原は何か知っている様子。
案の定、捜査に妨害が入りました。

一方で、5年前、犯人確保の寸前に行方をくらましたままだった上司、福留と再会する沢。
今まで音信普通だったのに、今になって和田の身辺をうろつく福留の行動に不審をいだきます。
福留は亡くなった和田の同期だったんですね。

結局。

柏原の証言で、和田が上司から壮絶なイジメをうけていたことがわかりました。
「あの時私が声をかけていたら・・・」と、無くなる直前の和田を見た柏原は悔やんでいました。

福留の潜入先に踏み込んだ沢は、自殺する寸前の福留を発見。
福留は、自分が和田を殺した、という遺書を書いていました。
何故なら、自殺では退職金や年金がおりないから。
つまり、和田は自殺だったということ。

事件の一ヶ月前から連絡をとりあっていた和田の追い詰められた気持ちが福留にはよくわかった。
自分が失踪したのも、追い詰められたからです。

半年かけても被疑者を絞れ切れず、上司に責められる日々を送っていた福留。
やっと追い込んだ被疑者の家に踏み込む前夜に、なんと容疑者にアリバイがあることがわかった。しかし、今更、また違いました、とは報告できない。
しかしこのままでは誤認逮捕となってしまう。
もんもんと悩む福留の側で、半年間の苦労が報われると、はやる沢。

翌日現場にて。部下を指揮する責任の重さと上司の圧力の板ばさみが頂点に達した福留は、部屋に踏み込む寸前に記憶が飛んでしまいました。

結果、自分を信じてついてきた渥見たちの目の前で逃亡してしまったのです。
責任者が逮捕寸前に行方不明、という前代未聞の出来事。
そして被疑者誤認の責めは全て沢や渥見たちが負うことになった、というのが5年前の真相でした。

そんな福留は和田を止めるどころか、追い詰められた気持ちに共鳴してしまって他殺に見えるような自殺の仕方をメールで教えてしまった。

警察はそのことを掴んでいた。
そのメールが公になれば、和田の自殺の理由がわかってしまう。
それを隠匿したかった・・・うんと、わかったようでよくわからない。理由ではありません、描き方が。(汗)

ともかく。

自殺教唆、または自殺幇助で任意同行する、という沢に、自分が殺したことにしてくれ、でないと家族が救われない、と頼む福留。
ここで蛯名が怒ります。
自殺じゃなかったら救われるのか、退職金や年金が出たら救われるのか。違う、楽になりたかったのはあなただ、と。

がっくりする福留に、「あの時私が声をかけていたら」と尋ねる沢。
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・・・よくわからなかった部分がいくつかありました。

警察が、監視カメラのDVDを危険を冒してまで取り返そうとした理由がわかりませんでした。
結局自殺だから、誰も映ってなくていいんですよね?
かえって自殺だと言う裏づけになるし。あ、当日以外の映像に福留が映っていたから?
ここ、わかりにくかったのは自分だけ?(大汗)

何とかして蛯名がチョコザイを庇うシーンを撮りたかったのかな、と思ってしまいました。その様子をラリーが盗聴しているわけだし・・・次回への伏線として。

5年前のシーン、バイクに乗っていたのは誰だったの?被疑者と福留の両方がバイクに乗っていた、ということなのでしょうが、わざとのトリッキーな映像に混乱しました。

福留の居場所はどうやって調べたのでしょう。
福留からの連絡があったから?何か見落としたのかな?

自殺の理由がイジメだったということを工作までして隠すという、警察の陰湿な体質がテーマのひとつだったと思うのですが、枝葉が多くて、肝心の事件の描き方が粗かったように思いました。
自殺の動機を隠す、というプロットを生かせる題材じゃなかったというか。

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渥見があの口調になったのは、これだと奥さんとぶつかる確率が減るから、というのは何となく同意。
先週拉致された犬飼はどうやらセンターに戻ってきている?でも、口調が変わっているとか・・・先週のラストは一体なんだったのか、ちょっと疑問に感じてしまいました。

5年前の沢、ハゲてる?(汗)
福留が失踪してから、身なりを整え、大阪弁を封印、仕事仲間とはビジネスライクに接するようになってから出世したとか。野崎はそんな沢の変わりようを詰っていたのでしょうか。蛯名が休職してから、徐々に前の沢に戻っていっているようです。
それは何故?

チョコザイは度々ラリーを訪れている。
チョコザイ曰く、ラリーたちと蛯名は違う、らしい。
ラリーはチョコザイが蛯名に命令されて犯罪捜査をしていない、ということに気がつきます。

暴力的な匂いがすると、すっと蛯名の後ろに隠れるチョコザイ。
自分が眠れないことを心配されていることに気がついているんですね。
寝たふりをするチョコザイ・・・彼の魂は何を見ているのでしょうか。

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2012年5月28日 (月)

仮面ライダーフォーゼ #37「星・徒・選・抜」

公式サイト

短く感想。

宇宙飛行士選抜試験を受ける弦太朗たち。
JKは受けなかったのね。
大文字先輩と美羽様は宇宙飛行士には興味なさそうだから、受けなかったっぽい。
折り鶴をジャズトミートで飛ばす友子。彼女の能力は今だ謎です。
パニくってしまったため不合格になった流星。久しぶりのモノローグもすっかりヘタれになていました。(爆)

アクエリアス・ゾディアーツにも「あなたの部下じゃない」と嫌われる校長。本当に人望がありません。立神のうっそりした突っ込みに思わず同意。

フォーゼ・コズミックステイツになるとフードロイドたちが止まる。どういうシステムなのでしょう。プログラムが移行するってこと?
今まで実際に合体するんだと思ってました。(汗)

そうそう、前回のカプリコーンもそうだったけれども、いきなり幹部で登場のアクエリアス・ゾディアーツ。
そもそも幹部の定義がよくわかってないのだけれども、以前は幹部になりますか、人間捨てますか?くらいの究極の選択だったと思うのですが・・・ま、いいです。

で、ええっと、今回一番印象に残ったことは。

エリーヌうるさい

アクエリアスの能力は面白いのだけれども。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第14話  「サバ?救出作戦」

公式サイト

短く感想。

チューバロイドの「2体による二段攻撃」、めんどくさいだけであまり有効な作戦じゃなかったような気がしました。(汗)
イエローさんだけが一体目の攻撃を受けなかった利点もほとんど描かれていなかったし。誘拐作戦ともうまく連動していなかったような。

今回は登場しなかったエンターさん。計画しただけでやり逃げ?

イエローさんの心配の仕方がお父さんなブルーさん、エンターさんに化けたレッドさんの「トレビアン」に突っ込んだりと、いい味をだしていました。

イエローさんのサプライズは、バディロイドたちが初めて動いた日・・・誕生日パーティだったんですね。
前回、頭ごなしに否定したことを反省するレッドさん。ブルーさんの言う通り、成長しました。

ニックにゴリサキが乗ってる!重そう。
ゴーバスターズたちが変身する時に後ろにバディロイドたちがいるのは、初めてかもしれない。ちょっと豪華な感じでした。

レッドさんが適当に答えたサプライズ「温泉旅行」にがっかりするも、次第に乗ってくるニックやツンデレなウサダ、と楽しそうなパーティが開かれていた時、司令官が会っていた人物は?

あーら、マジイエローさんですか。
すっかり滑舌が良くなっていたので、見違えました。(汗)

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2012年5月27日 (日)

平清盛 #21「保元の乱」

公式サイト

1156年(保元元年)7月10日。

戦いを前にして。

後白河帝側についている義朝。
この戦いに死ぬ覚悟で望んでいる。死んでから恩賞を受けてなんとなりましょう、昇殿を願い出ます。

昇殿、すなわち殿上の間に昇るには五位以上の官位が必要。
昇殿を願い出る、ということは官位のおねだりです。
公家たちは眉をひそめますが、帝は面白がります。
その帝の態度を受けて、参謀の信西は、戦場で父とまみえても命のやりとりをする覚悟があるか、と念を押した上で、その場で義朝を下野守に昇殿させ、軍議に参加することを許します。
下野守、従五位を叙爵されたことで、帝が臨席する軍議に参加できる資格を持ったわけです。

卑しいと思われようと、何としてでも昇殿を願ったのは、軍議に参加できなければ単なる傭兵で終わってしまうのですから。
清盛はこの時すでに正四位。祖父や父たちの功績のおかげです。
源氏の御曹司の必死さを見つめる平氏の御曹司。

さて、崇徳院側では為朝、後白河側では義朝、源氏の兄弟によって夜討ちの策が献策されます。

策を聞いて「おぞましい」と、頼長の兄、関白忠通。
「それが戦にございます」と義朝。

当時、公の戦いでは夜討ちはルール違反とされていました。

検討するのは、頼長と信西。

「その義、まかりならん。」

夜討ちなど、鎮西の田舎にて十騎、二十騎の暴れものが行う狼藉。
これは帝と上皇様の戦いぞ。

「孫子曰く。利に合えばすなわち働き、利に合わざればすなわち止まる。」
我らは今、兵の数で劣っておる。それで攻めるは利に合わぬ。大和の軍勢がつくのを待つのじゃ。

「また孫子に曰く。夜呼ぶ者は恐るるなり」
夜に兵が呼び合うは臆病の証し。

「夜討ちは卑怯なり。」

却下する頼長。

一方、信西は、頼長が自分の決定の根拠として引用した、孫子の、それも全く同じ部分についての正反対の解釈を披露します。

夜通しこうしてピーピーと論じ続けるは、臆病もののすること。
例え夜明けを待つにせよ、ぼんやりと待つことを孫子はよしとはせなんでありましょう。

「ならば動くがよし。今すぐ。」

再び頼長。

「いやしくも天下の計を争うこの戦。夜討ちなんぞ、と下劣な策を用いれば、上皇様は世を治める器にあらずと、世にしめすも同然。」

器にあらず、という言葉がぐざっときた崇徳院は、頼長の策を取りました。
この時、負けを予想したかもしれない、為義、忠正の表情。

帝側では、忠通が、ならばすぐにうってでよ、と信西の策を取りました。
信西は検索した義朝を、さすが源氏、戦慣れしておる、と持ち上げる一方、都育ちの武士ではこうはいくまい、と清盛を挑発します。

義朝の勢いに圧倒さっぱなしだったおぼっちゃま、清盛は、今更ですが自己アピール。

確かに、東国でもまれた義朝とは違って、都で育った清盛には、後々汚名を着るかもしれないルール違反はできなかったかもしれません。

「殿もお人が悪い。あれでは少しばかり下野守が気の毒でございます。」
「はて、何のことやら」


師光の言葉にとぼける信西。
後の平治の乱への伏線です。

成り上がりの信西、義朝と、御曹司の頼長と清盛の対比。そして帝としての存在感を増してきた後白河。

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今回はここまでが面白かったです。

ここから突っ込んでいます。ご注意ください。

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肝心の戦は、女性たちのシーンをしつこく割り込ませたために、迫力半減。
特に忠正と清盛が立ち会う寸前。
どうしてあんな風に分断したのかなぁ。

ここまで緊迫した雰囲気でぐいぐいおしていたのに、ここで気が抜けてしまいました。

為朝の奮戦、忠直の絶命。
正清を庇った通清の最後、通清の最期を悼み、自ら戦場に赴く為義。
実際の戦に、怯えて腰が抜ける頼長。あれだけ見下していた為義に罵倒され、上皇にも見捨てられた無様な姿。それまで居丈高だった分、落差が大きく、放たれたオウムが哀れでした。

などなど、キャストの皆さんの熱演もあってのいいシーンは一杯あったのに。
散漫な編集のために、緊迫感がなくなってしまいました。

歴史の上では大きな転換点となった戦ですが、規模そのものは小さかったので、スケールも小さくなるのはしかたがないとしても、です。
スリリングな映像には編集できたはず。
スリリングどころか、時間の経過、清盛、義朝、為朝の位置関係など何もかも曖昧模糊としていました。
戦の様子が伝承しか残っていなくても、ドラマとして構築できたはずです。

そして無事を祈る女性たちのシーンが多過ぎる、長すぎる、タイミングが悪すぎる。美福門院まで登場させる必要があったのかなぁ。由良御前と常盤の会話は必要だったのでしょうか。気が散りました。

戦いは?今回の目玉は戦でしょう。
非情な戦いを描ききることで、悲劇も際立つと思うのです。
それだと大河としては残酷すぎる、という判断なのでしょうか。
いや、大河ではありませんが同じ時間帯の「坂の上の雲」では描いていました。

うーん、残念です。
清盛の描き方も含めて、ぬるま湯に戻っちゃたです。
この先がまた不安になってきました。

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2012年5月26日 (土)

ル・アーヴルの靴磨き

2011年 フィンランド・仏・独 93分 原題「Le Havre」

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公式サイト

監督・制作・脚本:アキ・カウリスマキ
出演:アンドレ・ウィルム、カティ・オウティネン、ジャン=ピエール・ダルッサン、ブロンダン・ミゲル、ジャン=ピエール・レオ

「浮き雲」「過去のない男」のアキ・カウリスマキ監督が、フランスの港町ル・アーブルに生きる人々の姿を描いた人情劇。北フランスの港町ル・アーブルの駅前で靴磨きをして暮らしているマルセルは、妻アルレッティと愛犬ライカとともにつつましい生活を送っていた。そんなある日、港にアフリカからの不法移民が乗ったコンテナが漂着し、マルセルは警察に追われていた1人の移民の少年イングリッサと出会う。そしてその頃、アルレッティは医師から余命宣告を受けており……。妻のアルレッティ役にカウリスマキ作品常連のカティ・オウティネン。(映画.comより)

アキ・カウリスマキ監督の作品を見るのは初めてです。
どこかの映画館で予告編を観て、画面から漂う雰囲気に惹かれて、何の知識もなく観に行きました。

ネタばれなしの感想のみのつもりですが、感想の部分にネタばれが混ざってしまっているかもしれないので、ご注意ください。(汗)

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冒頭のみに登場する老人、えらく色っぽいなぁ、と調べてみたら、ジャン=ピエール・レオでした。
子役デビュー作品「大人は判ってくれない」(1959年)から半世紀以上も経っているんだなぁ・・・

本作は1992年に同監督作品「ラヴィ・ド・ボエーム」の後日談、と言うことも後で知りました。
「ラヴィ・ド・ボエーム」は観ていないので、粗筋を検索。本作の主人公、マルセル・マルクスがなぜあれほど一生懸命になって見ず知らずの少年を助けようとしたのかが、わかりました。

でも、そのことを知らなくても、充分にマルセルの気持ちは伝わります。

マルセルのペットと出演する監督の愛犬、ライカの血統には驚きましたが。←公式サイトに載っています。
とことんこだわる監督なんですね。

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若い男女は全く登場しません。
移民問題や格差など、ヒリヒリした現実を背景にしながらも、長回しや無声映画的な演出などを駆使して、老人たちの童話、として作り上げた作品です。

日本では無名と言っていい二人の男優、主役のマルセルを演じたアンドレ・ウィルムと警視役のジャン=ピエール・ダルッサン、そしてマルセルの妻を演じたカティ・オウティネンが、現実とファンタジーの狭間漂う作品の雰囲気を引っ張っていました。
特にアンドレ・ウィルムが格好いい。年相応の格好良さ、そしてフランス人ならではの色気を見せてくれてます。

子役の少年が変に達者でないところ、瞳の白い部分が綺麗なことも印象に残りました。不遇な境遇でありながら凛としていて育ちの良さを感じさせる。王子様、といったところでしょうか。

マルセルがほとんどホームレスすれすれ(本人曰く)の生活をしているにも関わらず、堂々たる風貌と態度である背景、過去の説明はほとんどありません。ほんの少しのセリフと、俳優さんの風格で描いています。
他の登場人物も同じ。一番描かれているのはバーのマダムの過去ですが、それでも輪郭がつかめる程度で、年など具体的な表現はありません。

一方で黙々とした動作が多いです。
それを長回しで撮る。長いです。
そのことに意味があるのか、ないのか。

この撮り方をどう受け止めるかで、童話、もしくは昔の映画っぽくさっと終わる・・・人によってはあっけないとも感じるかもしれないラストシーンの意味が変わってきそうな気がします。
童話なのか、マルセルの願望なのか・・・。

どっちなんだろう、と思わすように撮った監督の仕掛けに見事に引っかかったのかな?など、帰る道々、ずっと思いめぐらせてしまいました。

地中海とは違う、ノルマンディーの何となく寂びれてやさぐれた港町の風景を、そのまま撮っているように見せながらも、色彩などを駆使して童話の舞台してしまう手法に翻弄されて、深読みしすぎちゃったのかもしれない。

単純なストーリーなのに、見方を変えると複雑な面が見えてくる、という作品が好きな人にはお薦めです。

まったりとした間は「僕達急行 A列車で行こう」に少し似ているかも。

感想もなんか複雑になっちゃたです。(汗)
単純な童話としても楽しめる作品です。

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余談の感想として。

マルセルの「卵一個分のオムレツ」というオーダーの仕方が勉強になりました。
加えて、マルセルは「赤ワイン」と注文するのですが、後でやって来た警視はワインの銘柄を指定して注文するんです。
もちろん、お店の人の態度はあからさまに違います・・・警視の時は撮っていませんでしたが。
外観がド○ールみたいな普通っぽいお店でも、ワインの選び方で身分を推し量られてしまうのね。
あちらでの外食は面倒くさそうだな~。(汗)

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2012年5月25日 (金)

カエルの王女さま 第7回「Mあなたしか見えない」

公式サイト

突っ込みいれてます。ご注意下さいませ。
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市長の誘導に引っかかって「県大会で優勝できなければ解散する」と啖呵を切ってしまってから、落ち込む澪。
さらに、忠子が家出したことを聞いてどんづまりに。
TVでかつての恋人で、今や世界的な振付師となった三宅が帰国したことを知り、なにやら思いついた様子。
あななたたちには刺激が必要よ、なんていうわかったようなわからないような命令で、シャンソンズのメンバーも引き連れて東京へ出かけます。

ここまでのテンポは良かったと思います。
皆がバスの中で遠足気分で歌うシーン、街中でうろつくカットも楽しかったですし。
シュガーベイブが好きだった、ということもありますが(汗)。
EPOのカバーで、かの有名なバラティーのエンディングソングにもなりました。

さて。
その後は、澪と三宅の再会、忠子と玲奈の直接対決を経ての、忠子夫妻の和解まで。

いきなりのテンポダウンです。
予想はしていましたが、こうまでベタな演出、編集とは。そして、暗い・・・(溜息)

このドラマ、いつ練習してるの?という疑問を持つ人が数多くいるようです。
突然歌い出すのもミュージカルの形式のひとつ、一種のファンタジー、と割り切っている見ているつもりの自分でも、ショークアイアそのものの話でここまで練習シーンがないと、さすがにテンションがあがりません。

廃部寸前、基礎から鍛えなきゃならないほどの素人の集まりであるシャソンズが頭角を現していく様子を全く描いていないんだもの。
忠子夫妻、玲奈の三角関係ではなくて、こっちを見せて欲しいのに。

はっきり言って、この三人の話に全く興味がわきません。
メンバーが欠けたら困る、というエピを入れたかったのでしょうが・・・それにしてもこの設定いる?←この突っ込み、何度目でしょうか(苦笑)

なので、ラストのショークワイアシーン、いつもなら少しはカタルシスを味わえるのですが、今回は、さっぱりでした。曲や歌が悪いわけではないです。シチュエーション的に盛り上がりませんでした。

学級委員長からメロドラマの主人公にさせられてしまった石田さんがお気の毒。魅力的に見えないキャラですもの。

三宅、必要だった?とは思いましたが、三角関係の話よりはテーマに沿っているように思いました。

いっそのこと、お台場あたりでもいいから、ウエスト・サイドのパロディでもやってくれれば・・・有志だけでいいから。(汗)

ストーリーよりメイキングが見たいです・・・これも何度も書いているような気がする。

ラスト、いきなりオリジナルを作れ、と言われ、晴天の霹靂の一希。(笑)
今回はあまり出番がありませんでしたが、来週は多そうです。

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第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話

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2012年5月24日 (木)

37歳で医者になった僕~研修医純情物語 7話

公式サイト

原作:川渕圭一「研修医純情物語~先生と呼ばないで」「ふり返るなドクター~研修医純情物語」(幻冬舎文庫)

原作未読です。

学部長選を目前に控えた佐伯(松平健)が、内科の利益が落ちていることに焦りを覚えていた。このところ入院患者の在院日数が伸びてベッドが空かず、新規の患者を受け入れられないことが原因だった。佐伯は、祐太の影響で患者と親しく話をするようになった研修医たちを問題視。治療にかかる時間を長引かせる原因と考え、患者との交流を控えるよう釘を刺す。(公式サイトより)

締め付けはかなり厳しく、特に紺野の影響を受けた研修医たちはマークされています。
中島、うろうろ見張る時間があったら、自分の仕事をしたら?それこそ人件費がもったいないよ、と、思わず突っ込み。
いるんですよね、こういう上司・・・

さすがに紺野も、将来のことを思うと、交流を控えざるおえないようで、ちょっと静かです。

さて、慢性甲状腺炎を恋人、香澄を置いて、一人、メキシコ旅行に旅立とうとする林田。
林田の複雑な心境を思いやって、いってらっしゃい、と送り出すも、心細げな表情の香澄。
香澄の気持ちを察した紺野が林田に、香澄の側にいてあげて欲しい、と頼みに行きますが、林田は、そばにいても何もできない、と、断ります。
確かに。でも、近くにいてくれるだけでいいんですよね。

香澄の気持ちはわかってはいるのでしょうが、香澄の親に、娘には健常者と結婚して欲しい、と言わるなど、人間関係や人の目がわずらわしい林田。

普通の人とそうでない人の間には、線が引かれてある。
紺野さんも自覚した方がいい。

すずのためにできることを考える紺野。
しかし、すずから別れを告げられてしまいます。
自分が紺野の重荷になるのが、自分にとって重荷になっている、と。

私は祐太さんの患者になりたかったんじゃない。

改めてすずのことを思う紺野。
そして出した答えは。

僕は7年間、すずの病気のことしか見ていなかった。
すずが何を考え、何を思っているのか。見ていなかった。
これからはそばで支えていきたい。
全部受け入れる。

改めてのプロポーズでした。

一方の林田も、紺野の、線を引いているのは自分。簡単には消せないかもしれないが、自分が引いたものなら越えられるはず。足が不自由でも、心が不自由でなければ、という言葉に押されて、逃げるのはやめて、香澄の元に戻ります。

再び患者に積極的に話しかけはじめた紺野。
研修医チームもそれにならって、以前の通りに。
佐伯教授は自分の方針が徹底されないことにお怒りですが・・・

紺野とすずを中心に、林田たちを絡ませ、うまくまとまっていたと思います。
37歳の研修医、という特異性の描き方は、自分の思っていた方向とは違いますが、これはこれでいいのかもしれません。

紺野の、利益を追求して、患者さんを二の次に考えるのは病院として正しいのか?という問いに、利益を度外視してボランティア精神で突っ走るのが医者として正しいのか?世の中には絶対的な正義はない。しかし、明確な不正解はある、と応える森下。
こういう先輩がいるだけで、救われます。

紺野のプロポーズを見ていた沢村の表情が気になりました。
まだ、吹っ切れていないようです。
あくまで好みですが、恋愛感情のもつれは持ち込んで欲しくないです。

一旦は退院させられた石浜さんがすぐに帰ってきました。
酒の飲みすぎで肝臓やられたって。ほんと、病院はホテルじゃないよ、自分の体、大事にしようよ、と一瞬思ったのですが、ひょっとしてわけありなのかも?

次回は8話目。
佐伯も絡んできて、そろそろラストに向かってのお話になりそうです。

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2012年5月23日 (水)

リーガル・ハイ  6話

公式サイト

ちょっとバタバタしてまして、感想のみにさせていただきます。
2週間ほどは短縮営業になるかと・・・m(_ _)m

今回は男女の機微を描いたお話。

芥川賞受賞作家、神林とフリーキャスター、安奈のおしどり夫婦・・・と思いきや。
神林から古美門に離婚調停の依頼が。
ハイパー・メディア・クリエーターの依頼(激爆)と痴話喧嘩の仲裁だけはやらない、と、即、断ろうとした古美門に安奈サイドの弁護士事務所から電話がかかってきます。

三木!

これはポリシーの問題ではない!
一転して闘志満々で引き受ける古美門の前に現れたのは、三木がわざわざアメリカから呼び寄せた、圭子・シュナイダー・・・古美門の元妻だった?!
トイレに逃げ込む古美門!

今回の感想、「!」が多いです(^^;;

古美門と圭子はかつて三木事務所の同僚で、息がぴったりあったパートナーでもあったそうです。でも1年ももたなかった。
この二人・・・わかるような気がします。

ああ、井手君は今回も外されちゃいました。
ま、仕方がないですね。

離婚の条件で折り合わない神林夫妻。
安奈がヒステリックになることは古美門が体を張って証明しました。服部さん、格好いい。情報通だし。
そして神林が浮気三昧なのは、本人が告白(笑)。
不貞は圧倒的に不利。丸腰で法廷に立つことになると、古美門。

法廷では・・・夫婦喧嘩は犬も食わない、などどいうレベルを越えたドロドロの展開に。
どっちもどっちです。
有名人の場合は、いくら頭に血が上っていても、離婚調停はなるべく和解で終わらした方がいい、というのがよくわかりました。

そういう展開になることを予想していたんでしょうねぇ。さすがの古美門も、もう、口を挟むのをあきらめちゃった。(笑)
そんな古美門を楽しそうに眺める圭子。

圭子に「赤毛のアン」と呼ばれる黛・・・なんで「赤毛のアン」なのかな?「夢見る夢子さん」・・・今はそんな言い方はしませんが(汗)、からの連想だけ?何か裏設定があるのでしょうか。

で、圭子姉御とアンジェリーナ姐さんにつかまっちまいました。
この三人の女子会・・・影からそっと見てみたい(^m^)。

圭子からのヒントに気がついた黛。蘭丸の手も借りてある事実を突き止め、古美門に報告します。これなら勝てる、と手応えを感じる古美門。でも、いつものテンションじゃない?

ある事実とは。
安奈と親友の夫との不貞疑惑。
下ネタの応酬で恥をかくことには耐えられても、これだけは明かされたくない、ということで、安奈が折れ、和解にもって行くことに成功しました。
一番繊細な部分だったのでしょう。
最後、別れの時に、そんな妻の気持ちを神林が思いやるのは、甘い結末かもしれませんが、古美門、圭子の関係ともども後味が良かったです。

さて。和解、ということは、三木事務所の負け。
悔しがる三木に、もう、私はあなたの部下じゃない、と立ち去る圭子。
仕方がないです、古美門を倒すのは三木先生しかいない、とそっと焚きつける沢地。
沢地は、古美門と三木の直接対決を仕組んでいるように見えます。2話で1度対決しているのですが・・・何故なのでしょうか。

黛は、圭子がわざとヒントをくれ、古美門を勝たせたことに感動し、正義のためには負けてもいい、そんな人の下で働きたい、働かせてください、と、圭子にお願いしますが、あっさり断られてしまいます。

あなたは一生、私のようにはなれない。古美門の下で滑った、転んだやってなさい。
そうすればいつかあいつに勝てるかも。
彼に勝てるのは、私ではない。

がっかりして戻った黛に、古美門も圭子がヒントをくれたことを知っていた、と告げる服部。
驚く黛に、それが、阿吽の呼吸、ということなのでしょうかな、と。
神林夫妻がこれ以上傷つかないための、暗黙の了解、チームプレイ。

タイトル、黛が段々古美門に近づいてきました。
本当にキックは決まるのでしょうか。

古美門と圭子・・・堺さんと鈴木京香さんのバトル、期待通り見応えがありました。
情けなさを体当たりで演じる堺さんに、京香さんも貫禄たっぷりの長セリフで応酬。
いいもの見させてもらいました。
永久保存版です。

各々が半分に割った金貨を大事に持っている、という幕切れ、予想はできましたが、このお二人が演じられると、余韻が増すなぁ。

粗筋だけ、それも大分端折ったのですが、結構長くなってしまいました。
今回は苦味の少ない、コメディテイスト全開のお話でした。
とにかくひとつひとつのセリフが面白い。テンポもいい。
とっても楽しかったです。

と、思ったら。
衝撃の予告がっ

なんじゃ、こりゃ!!!(^□^);;

好きなように遊んでませんか?
そういうの、大好物です!(^^)v

しかも木南晴夏さんに、伊吹吾郎さんまで・・・

もう、来週が待ちきれないです!!

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2012年5月22日 (火)

鍵のかかった部屋  6話「舞台を密室にした犯人の話」

公式サイト

原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「ガラスのハンマー」「狐火の家」(角川文庫)

原作未読です。

感想のみバラバラと書きます。
粗筋は公式サイトをご参照下さい。

役者としては今ひとつで、パフォーマーとして参加している薬師寺のコンプレックス。
自分の脚本家としての才能の限界を知っていた鬼塚の苦悩。
鬼塚の限界を知りながら、ともに劇団を運営し続けている畑山。

この薬師寺と鬼塚と畑山、という劇団を創設したメンバー間の感情のもつれの結果の事件だったのですが、何か浅く感じてしまいました。今までの話と比べると・・・ですが。

薬師寺を典型的な脅迫犯としてしか描いていなかったこと。
そして畑山の心情がほとんど描かれていなかったこと。容疑者の一人だから描くわけにはいかなかったことはわかりますが。
最後、鬼塚が追い詰められる姿を見たくないために、黛たちに同行しない、ということに畑山の心情が少し伺われましたが、前後の流れにちょっと無理を感じてしまいました。

榎本の活躍を描くドラマですので、犯人サイドをこと細かく描く必要はないのかもしれません。

犯人には興味がない、と言い切る榎本のキャラは立っていたし、トリックも面白かったです。
ですので、普通の名探偵ものとして、可もなく不可もなく、という印象でした。
何か、今までみたいなプラスアルファーが欲しかったのかも。贅沢ですけれども。

水城弁護士役の清水紘治さんの、いつもの役とは違ういいパパぶりが一番のオチだったかもしれない。

「チーム榎本」がなかったような流れになったのが、残念だったかな~。
芹沢はオリジナルキャラだから、あまり多くを求めてはいけなのかもしれませんが。

ラスト、前回、前々回とは違って青砥の誘いを聞き流しながら鍵を開けることに専念し、開いた時ににやっと笑う榎本。
また流れが変わった?どういうキャラなんだろう。

そうそう、鴻野は榎本に協力しているんですね。

今後どうなるのかな?

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ATARU #06

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長岡満(布施紀行)という青年が自宅アパートで手首を切りバスタブの水に手を入れた状態で亡くなっていたのが発見されたという。大家の石嶺(花王おさむ)の通報で駆け付けた警察が家宅捜査や鑑識を行った結果、後頭部に腫れはあるものの自殺の可能性が高いと判断された。 (公式サイトより)

今回も、事件そのものよりも事件に関わった人を描いたお話でした。

絶対音感の能力が高すぎて「睡眠時以外は不協和音で体調を壊してしまう」障害を持った女性、水瀬咲絵。

確かに他人にはわかりにくい障害です。
普通なら才能になるはずなのに。
医師たちにも、母親にすら。誰にも障害として扱ってもらえない。
神経過敏でしょう、気持ちを楽にして、っていうのは診察でも何でもないもんなぁ。

誰も理解してくれない苛立ちを抱えて生きている咲絵は、同じようなスペックを持つチョコザイに当り散らします。
わかってもらえる人がいていいわね・・・会ったばかりでそんなことがわかるのかどうか疑問に思いました。
咲絵の言葉に怯えて舞子の後ろに隠れるチョコザイ。

チョコザイだけでなく、沢たちも手厳しく拒絶します。こちらは犯人扱いされているから当然といえば当然ですが、物のいいように険があります。
苦しみを負っているのはわかるけれども、きつい女性だな、と思っていたら、そういう彼女のキャラそのものがテーマの一部でした。

事件が咲絵が目撃した時計の位置から解決した後、舞子の弟、昇がアドバイスします。
絶対ドを相対ドに置き換えて聴く訓練をすれば、少しはマシになるかもしれない。この方法が本当に効くかどうかはわからないけれども。
そして咲絵に、先週登場した門倉の名刺を渡して、一番尊敬している人、と紹介しました。
門倉の写真を見るだけで安心感がわきます。このへん、いい重ね方です。

初めて具体的な対処方を聴いた咲絵。
病気であることを認めてくれただけでも嬉しい、と頭を下げます。

ひょっとしたら今までも真剣に助言してくれた人がいたかもしれない。
なのに、自分のことで精一杯で、いつもヒステリックに対応していた。あなたたちにも。ごめんなさい。(概略です)

事件が解決した後、再び涙するチョコザイ。
手のひらには、爪の食い込んだ傷が・・・

その姿を見た沢は、チョコザイは咲絵のように思っていることを語れないけれども、同じように、自分の能力に苦しんでいるのかもしれない、と舞子に呟きます。
かつ、同室で寝泊りしているので、チョコザイが昼も夜も寝ていないことを知り、心配な様子。
夜はずっと花を見ているのでしょうか・・・なぜ?

事件そのものは、家賃滞納を巡るトラブルでした。
突発的に起きた傷害事件を、パニって隠蔽しようとしたところから、殺人事件にしてしまった。
殺意がなかったことなど、わかってしまえば日常起こりうる事件とも言えます。
チョコザイのトリッキーな才能、その才能をめぐる動きとは対照的で、不思議なコントラストでした。

隣の住人、石田卓也さんはやっぱり噛ませ犬でした。(笑)

チョコザイの周辺は。

法治国家での違法無線が許せない犬飼は、沢が止めるのも聞かずに独自で調査を始めます。
「ネズミ」その行動はラリーに筒抜けです。

一方、ラリーは、特殊能力開発のための援助を打ち切られそうになって、チョコザイ=ATARUの能力が役に立つことを実証するため、ATARUが解決した事件のサンプルを集めようとするらしい。どうやって?
もちろん、チョコザイの動きは、彼の荷物(ネズミの人形?)に仕込んだ盗聴器で把握しています。

一番びっくりしたのは、沢、犬飼、そして渥見が同期の警察官だったこと。
だから、渥見は沢だけに笑顔を向けるのね。すっごいあからさまなのね。(笑)
三人はかつて上司に裏切られたことがある。
それがきっかけで、渥見は科捜研へ、犬飼は照会センターに移動した。
刑事を続けているのは沢だけ。

その上司はどうやら次回、登場するようです。

ラスト、動き出したラリー。
犬飼にはフラグが立っていたので、殺されないだけマシ、とほっとしましたが、居酒屋のお姉さん(ですよね?違っていたらごめんなさい;;)まで誘拐するとは。
なぜ?犬飼の声がでかすぎて色々聞いてしまったから??

沢たちがチョコザイの能力で日常的な犯罪を解決している間に、ラリー関係が大きく動き出しました。
ひょっとしたら、チョコザイにもっと大きな事件を解決させようと仕組んでいるのかもしれない?

沢と蛯名家の人々がわいわいやってるシーンが楽しい。沢の、カット終わりの捨てゼリフ、どこまで台本なんだろう。(爆)
ROLLYの再登場も、この作品らしかったです。
色々突っ込みどころはあるのですが、こういう雰囲気は好きです。

単なる個性的なサブキャラ、と思っていた人たちが本筋に絡んできて、立体的な展開になってきました。

次回が楽しみです。

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※以下、全くの蛇足です。
絶対音感は就学以前、5歳前後まででないと身につかないとも言われていますが、学習可能なものです。
書くまでもないことですが、音楽のセンス、才能とは別物。

主にピアノで習得することが多く、西洋音楽の12音階が基本になっているため、民謡など、12音階以外の音階が多用される音楽を理解する時の足枷にもなりかねません。
あ、でも耳コピする時は便利でした。

相対ドの感覚はブラバンなどでフルートなどのC菅以外の管楽器を練習すれば身につけることが容易かもしれません。(例えばアルトサックスのドは絶対ドで言うとミのフラット、トランペットやテナーサックスはシのフラットなど)

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2012年5月21日 (月)

仮面ライダーフォーゼ #36「本・気・伝・歌」

公式サイト

JK=ジーンの物語の後編。

ロックスターになるという夢のために仮面ライダー部を去っていったJK。
絆の一角が崩れたために、コズミックパワーも消滅してしまいました。

JKとカプリコーンが共演するネット放送を聴いて異常に興奮する人々。
中でもステックでそこら中を叩きまわる賢吾が相当ヤバそう、と思ったら倒れちゃいました。病弱設定ですもんね。
でもユウキも友子も疲労困憊、エネルギーを吸い取られてゾンビのようになっちゃってます。

どうやらジーンの番組のファンだった人間ほど共鳴度が高いようだと分析する流星。
(だから番組を聴いていない大文字先輩と美羽には影響がないのかな、と推察。)
自分やジーンのファンの弦太朗に影響がないのは、コズミックパワーで守られているから。

このままでは大変なことになる。
三日後に開催されるJKたちの復活ライブは絶対阻止せねば。

そのころ立神(横山一敏)は、カプリコーンのギターが発する特殊音波がすべてのスイッチに共鳴すると我望(鶴見辰吾)に進言。失われたはずのコアスイッチも見つかるのでは、と提案する。コアスイッチと聞き色めき立つ我望。いったいコアスイッチとは?(公式サイトより)

番組を止めに行く流星、大文字、美羽たちは、JKたちを取り逃がしてしまいます。
代わって現れたレオ相手に苦戦するメテオ。
レオはどんなスイッチにも対応できる特殊体質だそうで、ライダーたちが過去に倒した幹部ゾディアーツに次々に変身、しかもパワーアップしています。
タチバナは、逃げずに戦う、というメテオを、勝てるわけがない、と強引に助けます。
これからレオと出会ったら逃げるんだ、という忠告に屈辱を感じる流星。

別行動をとった弦太郎は、猟師町で釣り。
漁師のおっさんと何か賭けをしているようで。←何を賭けていたかは公式サイトを参照下さい。

ライブ当日。
悪夢にうなされて目覚めるJK。
ライダー部の仲間を裏切ったことが、じわじわ効いてきたようです。
これでスターになったとしても。それは・・・やっぱり間違っているのでは?
迷うJK。
誘惑するカプリコーンの殺し文句は、「親父のようになりたいのか」。
その言葉でフラフラとステージに立つJK。

一方、メテオが再びレオと戦っています。
先の戦いで負傷しているのに。タチバナさんに何と言われようとも、俺は絶対に逃げない、と。
しかし、力の差は歴然としています。

ライブ開場は憑りつかれた客で満杯。ゾディアーツを見ても恐がりません。
賢吾たちもフラフラになりつつ一緒になって騒いでいます。

観客たちのパワーに圧倒されるJK。
ここでヘタな歌を歌って、かつてのように罵倒されたいのか、というカプリコーンの悪魔の囁きに押され、ついに歌い出そうとしたJKの前に、弦太郎がE.ギターを持って現れます。

「さぁ、歌え、JK!俺の魂のギターで」。
弾きだした曲にはっとするJK。
やがて歌い出します。

ヘタくそな歌に、というより、カプリコーンの魔術の音楽が聴けなくて怒り出す観客たち。
カプリコーンは・・・歌うのを止めないのね(^^;;

最後のシャウトあたりは随分上手だったと思う。←中の人は本当は上手だしね(^^;;

歌い終わって。
憑き物がおちたように清々しい表情になるJK。
改めて弦太郎と友情のシルシを交わします。
観客も、正気に戻り、三々五々帰っていきました。皆、どうしてここにいるかも覚えていないようです。

企みが失敗して怒るカプリコーンを、復活した絆を元にコズミックスティツに変身したフォーゼは撃破します。

メテオもレオの右足首に攻撃を集中さすことで、一矢報いました。

倒されたカプリコーン。
我望にスイッチを回収された後、ゾディアーツになっていた時の記憶を消されて解放されます。
闇オチ・・・ダークネピュラに落とさなかったのは、カプリコーンのおかげでコア・スイッチの存在を確認できたから。

何も知らず学園生活を送る五藤。ゾディアーツになった今までの生徒たちはそうとうダメージを負っていたのだけれども、えらく元気そうです。(汗)

大文字先輩と美羽様はここのところサンドバック状態だなぁ。
登場してくれるだけで嬉しくはあります。

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と、突っ込みどころはあったのですが。

JKの後悔、弦太朗とJKの、今はミュージシャンを辞めて漁師になっている父親、メテオの意地。

それぞれの話の塩梅が良かったような気がします。

「宇宙キター」と陽気なフォーゼとは対照的に、いつも悲壮感が漂うメテオの戦いぶりにライダーの原点を見るからでしょうか、惹きつけられます。
陽と陰。いいコンビです。

JKの父の話、もっとベタかと思ったのですが、生活臭を出さず、あくまで音楽を通じての和解、というのも好みでした。

JKと向き合って問題を解決し、ダチになる、という思いを全うする弦太郎。
弦太郎に主人公としてのオーラを感じました。

ジーンの最後の放送、・・・JKのちょっと格好つけたナレーションをバックに、改めてライダー部の一員になった姿などが流れるラストに・・・あれ、なんだろう、泣けちゃいました(照)。

自分へのケジメとして歌を封印したJK。
自分には才能がない、とわかっていても捨てられなかった夢を、捨てる。
まだ若いのだから、そんなに自分の才能を決めつけなくても、とも思うのですが。
その一途な思い込みに、ちょっとじんわりきたのかもしれません。

それとも一見チャラそうな人間がふと見せる真剣さが良かったのかな?
あー、そういうのを良い、と思うってことは、所謂ダメ人間好きで、あげくドツボにはまる思考パターンなのかも。気をつけようっと。(苦笑)

あ、話は戻って(汗)。

JKの歌がヘタだからこそ、弦太朗のギターで歌う姿にぐっときたのだと思います。
中の人・・・土屋シオンさんが魅せてくれました。

で、じんわりした後に、オチがJK の本名って。(爆)

神宮海蔵。

男らしい名前・・・ですやん・・・(爆々)
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個人的にですが、今までのフォーゼの中でもベストテンに入る話となりました。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第13話  「サプライズな休日」

公式サイト

京都東映第1スタジオが全焼しちゃいました(つД`;)
けが人がなかったことが不幸中の幸いでしたが、残念です・・・
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さて。

いつもなら休みの日も特訓を重ねるイエローさんが、特別に休暇を申請してバティロイドたちをねぎらうタプライズツアーを企画。
バディロイドたちが行きたいところをそれぞれの相棒から聞き出すなど、用意周到です。
ゴリサキは動物園、ウサダは遊園地。さすがイエローさんツボを心得ている、と大喜びです。
ウサダが遊園地に行きたい理由が、自分で運転しなくていい乗り物に乗りたいから、とか、ニックが、レッドさんはきっといい加減なことを言ったに違いない、自分のサプライズだけは失敗だぁ、とサプライズが行なわれる前にがっかりする姿など。
いかにも休暇らしい楽しい雰囲気だったのですが。

パンダー・エンターさんが、今までにない作戦で挑んできました。
もう、休暇どころではありません。

東映公式に書いてる通り。
タイトルから、息抜き回かと思ってしました。
一見落着の後、ニックのサプライズでオチ、と思ったら、まさかの前後編。
しかも、重要な伏線もいくつか描かれていました。

メガゾード完成を目前にして、「創造するものたち」という謎の言葉を呟くメサイア。
計画の全容を知らされず、黙って働け、と言われて、さすがのエンターも不満が押さえきれない?
また、一切の連絡を断って司令官が行った場所は?司令官は何を考えているのか?

今回のメガロイド、チューバロイドにも謎が多くありました。
あまり威力のない音波攻撃をしつこく繰り返すのは何故?
チューバロイドが「後一人」というのは、イエローさんだけが波動攻撃を直接受けていない、ということなのでしょうか。

戦いの中、それでもイエローさんがサプライズを今日行なうことにこだわるのは何故?

などなど。
戦隊ものとしてはかなり複雑な構成でしたが、畳み掛けるアクションに、各キャラの個性も手際よく入れ込んでの、テンポのいいすいっきりした演出でした。

ひとり観覧車に乗せられたウサダが、なんだか不機嫌そうだったり。一人じゃ嫌、ということなのでしょうか。
ウサダが肉弾戦では邪魔っぽかったのが可笑しかったです。
チューバロイドがバクラーをひきいてパレードをするシーン、戦隊らしい画でした。

チューバってすっごく高い楽器なんですよね。
メガロイドとして倒された後、ちゃんとチューバに戻れるのかな?
どうも戻れなさそうなのですが・・・盗られた人、可哀想。

どうやら、次回以降、新たな展開になるようです。
ネタばれは全く読んでいません。
推察もやめて、来週の解決篇を待ちます。

司令官の行動の謎が明かされるのは、もう少し後なのかな?・・・

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2012年5月20日 (日)

平清盛 #20「前夜の決断」

公式サイト

1156年(保元元年)。

上皇に近づき、治天の君の座を奪うことを説く権力の座を追われた悪左府、頼長。
二人の接近を危うんだ信西は先手を打って上皇たちに謀反の疑いをかけます。
こうして帝=美福門院、信西勢と上皇=頼長勢の関係は一発触発の事態に。

乱を前にしての平氏、源氏、それぞれの郎党、女性たちの様子が並列して描かれていました。

清盛を中心とした筋だけかいつまんでみます。

頼長への恩義から上皇につく源為義、鳥羽上皇に差し出した誓紙に忠実に、帝側につく源頼朝。

しかし清盛は一門の値打ちを上げるため、態度を保留することにしました。

「ただ勝つだけではだめなのだ。公卿になれぬでは、政には関われぬ。政に関われねば、世を変えることはできぬのだ。」

しかし武士の世を作る、という意味を理解するものは少ないようです。
いつも真っ先に反対を唱える叔父、忠正は、黙って清盛の策を受け入れました。忠盛が生きていれば同じようにしたであろう、と。
忠正の気持ちを察している家貞。

態度のはっきりしない清盛に苛立つ、故家成の息子、家親や藤原信頼たち。彼らは蔑みながらも、平氏の武力と財力が喉から手が欲しいほど欲しいのです。

後白河帝は清盛を呼び出して、たとえ恩賞を釣り上げても、地位は上がらない。忠盛と同じように夢が叶わぬまま終わるのだ、と言い放ちます。
黙って聞く清盛。

乱の前日。
清盛は帝側につくことを決意します。
伊藤忠清が弟、忠直を連れて馳せ参じますが、為義の下に強者として名高い鎮西八郎為朝がついたことなど、入り乱れる情況の中で、帝側につくことへの不安を覚える平氏一門。

清盛は何故帝側についたかを語ります。

帝に、どんな手柄を立てても武士は公卿になれぬ、と言われた。しかし、その言葉の中に、俺に登ってこい、登ってきてみせよ、と仰せなのだと悟ったのだ、と。

そんな勝手な思い込みで戦わされたのではたまったものではない、と反発する頼盛。

「いや、あのお方だけが、今の世における武士の力をようわかっておいでなのじゃ。」

戦は博打ではない、生きるか死ぬか、今、この時を戦いに打ち込まぬ者は命を落とす、と忠清も発言します。
現場の人、つまり戦略ではなく戦術の人ですから、戦を駆け引きに使うこと、戦に雑念を持ち込むことに反対の様子。でも彼のような立場の人間が戦略に口出しするとややこしくなるわけで。いや、忠盛なら口を挟まなかったでしょう。

「実にもっともじゃ。」

しかし、もう今までの清盛とは違う。
軍人としての忠清の意見を認めながらも自分の意を伝えます。

「皆に尋ねるが、こたびの戦は何がために戦うのか。
帝と上皇様になりかわり、関白様と悪左府様の名代として、武士同士が戦うのだ。
皆、これに命を賭して戦えるのか。」

黙り込む一門。

「俺は確かな手応えを得たい。武士の世はもう、そこまできておると。
我ら平氏はそのために戦う。帝方にお味方し、命懸けでな。」

決して利用されるだけの王家の犬として戦うのではない、と。

「方々、これは棟梁の命にございます。生きるも死ぬももろとも、それが平氏の強さ。
こは先の棟梁のお言葉。くれぐれもお忘れなきよう。」

盛国が場を仕切りました。
平氏一門の結束を信じて疑わない清盛。

しかし、思考が飛躍する清盛に危うさを感じ、過去のもろもろの因縁から反発する頼盛は、自分たちの一党は上皇側につくことを決意します。

母、池禅尼が止めるのも聞きません。
清盛に従って平氏一門を全滅させるわけにはいかない。家盛亡き後、父と母の血を受け継いだ唯一の息子として死ぬわけにはいかない、と。

頼盛の、清盛を危うく思う気持ちはよくわかります。足元を見ていない感じがするから。
しかし、今日の味方が明日の敵になることが普通だったこの時代にあっては、どう考え抜いて動いても、結局、運が大きく作用するような気がする。
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乱の当日、忠正が頼盛を止めにきます。

上皇を助けることはならぬ。
例え上皇が勝ってお前だけが生き残れば、一門の棟梁を裏切ったと、謗りを受ける。
さようなことになれば、池禅尼がどれほど悲しむか。

「何より、兄上に顔向けができぬ」

まさか、いつも清盛が平氏に災いするのを危ぶんてきた忠正に止められるとは思っていなかった頼盛。

「平氏が根絶やしになったらなんとなさります。」

頼盛の問いににやっと笑う忠正。

シーンが変わって。

清盛の下にやって来た頼盛。
しかし忠正はこない。頼盛の代わりに自分が上皇側についたのです。

連れ戻す、と出かけようとする清盛。

「もとより、忠正様のお心の軸は平氏を守ることでござります。こたびの戦も、断じて平氏を絶やさぬように戦うお覚悟にござりまする。」

と、止める家貞を

「生きるも死ぬももろとも。それが平氏の絆じゃ。絆を断って何を守れるというのじゃ。」

と振り切ろうとする清盛に、頼盛が、清盛はきっとそう言うであろう、と見越した忠正からの伝言を伝えます。

「清盛、わしとお前の間には、絆など、はなっからないわ。」

崩れ落ちる清盛・・・

しかし、もう以前のように吠えたり泣いたりはしませんでした。
池禅尼、忠盛の、そして父祖代々の一族の思いを身を呈して受け止めた忠正の思いを飲み込んで、決意を新たにします。この表情、良かったです。

清盛以外のエピソードとして。

「やっかいな殿を見捨てられぬのはわし譲りじゃな」
鎌田通清と息子、正清の別れのシーンが忘がたかったです。

女性たちのエピソードでは、義朝が由良御前の避難先に常盤を連れてきた話でしょうか。

出陣する義朝に父、兄弟たちと戦っていいのか、と、常盤。
これには由良御前もむかっときたのでは。
義父と夫の間に立った私の苦労も知らずに。あんたに今更そんなことを言われたくないわってところですよね。
ご武運を、義朝に刀を渡す由良御前。事、ここに至ってはもう、送り出すしかない。
複雑な表情で刀を受け取る義朝。

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今までで一番面白かったです。

やはり、事が大きく動く話は面白い。
戦前夜の人々を描きつつも、清盛がちゃんと核になっていたのも良かったです。
それも今までのような迷える清盛ではなく、平氏の棟梁として描かれていたのが。

もう、むやみに感情を爆発させない。
後白河帝に挑発されても乗らずにその裏にある気持ちを汲み取り、一門の反論に喧嘩腰で応じるのではなく、まず相手の意をくんで、自分の信念を伝える。

一門を説くイントネーション、声音が忠盛に似てきました。

いや、もう、すごい成長です。
ぐっと堪える姿に、次の一手を考えている気配が漂ってきました。
これからはカリスマ性を持った平清盛が見れるかな?そうであって欲しいです。

ラスト、腕組みをしたまま騎乗する姿が格好良かったです。
義朝と二人並んだシーンにはちょっとワクワクしました。

清盛を格好良い、と思ったのは初めてです。
やはり主人公には格好良い部分がないと。

・・・ここまでの描き方については、ひとまず置いておいて。(汗)

次回を楽しみに待ちます。

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2012年5月19日 (土)

2012年4月の読書 その1

乱読気味な月でした。

※読書順、敬称略です。

○読書<新読>   

アンのゆりかごー村岡花子の生涯 著:村岡 恵理(新潮文庫)
隣之怪~蔵の中 著:木原 浩勝(角川文庫)
黒沢明という時代 著:小林 信彦(文春文庫)
丘の一族 著:小林 信彦(講談社文芸文庫)
東州しゃらくさし 著:松井 今朝子(幻冬舎文庫)

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「アンのゆりかごー村岡花子の生涯」

戦争へと向かう不穏な時勢に、翻訳家・村岡花子は、カナダ人宣教師から友情の証として一冊の本を贈られる。後年『赤毛のアン』のタイトルで世代を超えて愛されることになる名作と花子の運命的な出会いであった。多くの人に明日への希望がわく物語を届けたいー。その想いを胸に、空襲のときは風呂敷に原書と原稿を包んで逃げた。情熱に満ちた生涯を孫娘が描く、心温まる評伝。(「BOOK」データベースより)

自分たちの時代は、「赤毛のアン」、そしてモンゴメリー、と言えば村岡花子氏でした。「小公子」「小公女」は、後から氏の訳だと知りました。

著者は村岡花子氏の孫です。

幼い時に家族と別れてカナダ系女学校で寄宿生活をおくったこと。
慎ましやかな反面、全てをなげうって、愛を貫いたこと。
関東大震災の悲劇。
ステップファミリーを築いたこと。

教師であったモンゴメリーの生涯と重なる部分もありました。

氏にこのような経験があったからこそ、「赤毛のアン」が訳され、出版に至ることができたのだ、ということが、移り変わる時代の雰囲気とともによく伝わってくる、面白い伝記でした。

微妙な部分は残された手紙を掲載するのみで、推測を読者に委ねる手法は、効果的であるとともに、キリスト教を貫いた村岡氏のお身内である著者の慎ましやかな配慮を感じました。

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「隣之怪~蔵の中」

小学校の夏休み、父の実家の蔵からは、夜になると宴会の声が聞こえた。しかしその晩、大人たちは早く寝たという。翌日の夜、楽しそうな声に誘われて蔵の扉を開けたところ…。蔵にまつわる恐ろしくも哀しい話(「蔵の中」)。自宅で娘の遺書を発見した妻が倒れた。暖かい部屋にいるのに、恐ろしいほど体温が下がっている。そして妻の口から驚きの言葉が…(「白い息」)。恐怖と感動が絶妙にブレンドされた、怪談シリーズ第2弾。(「BOOK」データベースより)

「新・耳袋」シリーズとは一線をかくし、因縁話を解禁したシリーズの第二弾の文庫本化作品です。

う~ん。因縁の部分がちょっとくどかったです。(大汗)

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「黒沢明という時代」

世界のクロサワ”の全作品を、戦時中からリアルタイムで見続けてきた著者が描く、名監督の栄光と挫折、喜びと苦悩。そこには、時代と格闘した映画作家としての黒澤明がいた―。『姿三四郎』『生きる』『七人の侍』から晩年の作品まで、最もストイックでヴィヴィッドな視線を投げかける、小林信彦の黒澤論。 (「BOOK」データベースより)

頑強な巨体に恵まれたこの監督は、<しみじみと老いを描く>ことに向かない気がする。(本文より)

クロサワ、というすでに多くの人によって語られている人物の評論を、氏が、多くの時間をさいて書き上げたのは、リアルタイムで見続けた人間の記録として残しておきたい、という思いもあったから・・・
氏の、東京の「下町」にこだわる想いに連なる作品です。

「自分の舌しか信用しない」(本書「あとがきに代えて」のタイトル)

裏付けをとった証言しか採用しないこと、そして自分が経験したこと、思ったことしか書かないという、氏のポリシーを貫いた評論です。当たり前のことのようですが、そうでない「評論」は多いと思うのです。

鋭い洞察と的確で平易な文章。
推論を重ねて砂上の楼閣を作り上げること忌み嫌う姿勢。
氏の評論家としての天賦の才を存分に感じることのできる作品を、また一つ読むことができました。

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「丘の一族」

『オヨヨ島の冒険』に始まる笑いと諷刺の作品群、『冬の神話』に刻まれる小林信彦の原点、多彩な作品は著者の鋭い批評精神に支えられ、独得の世界を構築する。敗戦直後の日常を、東京下町に生れ育った中学生の“眼”をとおし捉えた「八月の視野」、戦前の下町の風情を彷佛させる遊び人・清さんを主人公に描く「みずすましの街」、ほかに表題作及び「家の旗」。著者自選。傑作中篇小説四篇。 (「BOOK」データベースより)

昭和30年代のはじめ、就職難の時代に大学を卒業した青年の屈折した思いを描いた表題作、「丘の一族」は短篇集「決壊」(講談社文芸文庫)に収められている「息をひそめて」と表裏一体をなす作品です。
「家の旗」は自分の代で手放した老舗に対する思いが、「八月の視野」は集団疎開での過酷な経験によって痛めつけられた少年の心が描かれています。
いずれも、作者の経験から生まれた一連の作品群と連なるものです。
一番創作らしい構成なのは「八月の視野」でしょうか。

以上三作品は自分の中にある空洞を見つめるような暗さが漂うのですが、ラストの「みずすましの街」だけは少し色合いが違い、飄々とした後味が残りました。

時代の流れや大人の都合に翻弄されて傷ついているばかりではなく、一方で映画や舞台、特に人並み外れて笑いに敏感な小林少年の姿が、ほのかに見えるような作品です。

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「東州しゃらくさし」

江戸へ下ると決めた上方の人気戯作者・並木五兵衛。一足先に行って様子を報せてほしい──。頼まれた彦三は、蔦屋重三郎の元に身を寄せる。彦三に自らを描かせた蔦屋は、顔の癖を容赦なくとらえた絵に息を呑む。彦三の絵を大きく仕掛ける肚を決めた蔦屋。一方、彦三からろくな報せのないまま江戸へ向かった五兵衛には、思わぬ挫折が待っていた──。(カバーより)

実在の歌舞伎狂言の立作者、初代 並木五瓶(1747?1808)と、謎の浮世絵師としてあまりにも有名な東洲斎写楽(活躍期:寛政六~七年)を絡ませ、当時の歌舞伎の興行の有り様を生き生きと描いた作品です。

どんな人物が写楽だったのか、という謎をテーマした作品やドラマは何作か読んだり見たりしてます。その中でも本作は無理がないように思いました。
まず、上方歌舞伎の作家、並木五瓶が江戸に下ったのが寛政六年(1793)、というところに目をつけたことのがうまいというか、すごいです。
ですので、当時の風俗描写の巧さも相まって、ある人物が「写楽」になる過程がスムーズに納得できました。ひょっとしたら本当にそういうこともあったかもしれない、と。

役者を含めて、実在の人々が多数登場するので、先月読んだ「悲劇の名門 團十郎十二代」と首っ引きで読みました。
歌舞伎に造詣が深い著者ならではの作品で、読み応えがあり、面白かったです。

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2012年5月18日 (金)

カエルの王女さま 第6回「あなたの嘘が許せない」

公式サイト

今回は面白かったです。持ち直してくれて、良かったぁ~。

まず開始早々、署名集めのために澪率いるシャンソンズが広場で歌って踊るのが、ミュージカルっぽくって楽しかったです。
青空の下っていうのも開放感がありました。前回の画面が暗かっただけに。

忠子が一生懸命歌って踊る姿が健気。
それとなく仲間になっていて、プラカード持ってうろうろする一希がオカシかったです。

澪の解雇通知を手に入れた玲奈。
でも、誰も言うつもりはなかった。
しかし、義父である市長から、澪追い出し作戦がうまくいないことを責められた上、玲奈との関係まで嗅ぎつけられてしまった哲郎がプレッシャーにあえいでいる姿に同情して、渡してしまったのです。

明くる日。
案の定、哲郎を従えて練習場に意気揚々と乗り込む市長。
哲郎、ダメダメだなぁ。ま、こういう人物がいないとドラマは回りません。

澪はブロードウェイのスターなんかじゃない。
たった一度だけ、怪我をした主役の代役を務めただけ。
その後はオーデションにも落ち続けた。
ニューヨークのエージェントに問い合わせたら、三流だと。
シャンソンズの皆があがめていたスターはまがいもの。
集めた署名も紙くず同然。(概略です。以下同じく)

得意満面で澪の経歴をバラす市長。
ピートが自分のことを三流だと言ったことにショックな澪。

本当にピートがそう言ったかどうかはわかりませんね。
三流で主役の代役が務まるほどブロードウェイは甘くないことを、皆が知らないことをいいことにここぞと「代役」で貶める市長。岸部さんが実に憎々しげでした。

乗せられたメンバーたちは自分たちを騙していたのか、と澪に詰め寄ります。

代役であったこと、もう一度返り咲くためにシャンソンズを利用しようとしてたことを否定しない澪。

「でも、自分の責任は果たしてきた。」

すっからかんになって食べるものにも困っている上に、誇りを汚されてしまったのに、ここで強がちゃうのが澪です。

正直言ってしんどかった。音楽堂がどうなろうが、この市が消えようが知ったこっちゃない。

「そこらで鳴いてるカエルと一緒。どんなに頑張ったってカエルは カエル。」

忠子にひっぱたかれて、退場。
荷物をまとめて町を出て行こうとします・・・徒歩で。(笑)

車で追いかけてきた一希。

ずかずか乗り込んできて、そのままさよならか。
よく俺に逃げるな、なんて言えたな。俺はもう逃げていない。

「どっかのでけぇ女のせいで。」

私は逃げていない、と澪。

たった一回であっても、誇りに思っている。
それも嘘だというんなら、こなところにいる必要はない。

何故そこまでブロードウェイにこだわるのか、と訊ねる一希に、ある人との約束だから。
でもその人はもういない。

再び去っていく澪。

一方、経歴を知っててコーチに雇った森館長に詰め寄る忠子は、逆に、
「大事なことは嘘かどうかじゃない。心を動かされたかどうか。」
と諭されます。

ここへきて、森館長、裏方に留まらず、積極的に動き出しました。

利用しようとした、というのが本心であっても、コーチのおかげで自信とか勇気をもらったはず、と言うまひるの言葉に、自らを省みるメンバーたち。
一希は、澪が嘘を本当してみせる、と言っていたことを伝えました。

確かに澪はコーチという仕事をちゃんと果たしてきた。
個々の触れ合いで、澪の負けず嫌いな性格もわかってきた。メンバーへのきつい言葉は同時に自分自身に向けられていたこと。

そして彼女がショウに賭ける情熱が並々なならぬことも。それは真実。

ここで澪の独唱。斉藤さんの唄です。

学級委員長の忠子も、シャンソンズを裏切ったことを悔いている玲奈も、みんな、澪に戻ってきて欲しいと思うも、どうやったこの気持ちを伝えることができるだろうか。
メンバー全員が考えた方法は。
市役所内にある有線放送局を乗っ取っての、歌を交えての呼びかけでした。

戻ってきた澪に、戦い方を教えてください、と頼む忠子。
「私たちがあなたを雇います。」
きらりん、と澪の目が輝きました。お金、ないもんね(笑)

あんたたちのはったりごとを私が真実にして見せる。

街角で思いっきし清々しい表情で署名を集める澪。
「アンダースタディー」って代役って言う意味なのね。(笑)
どこまでも見栄をはる澪に呆れ顔の一希とまひるたち。
なんか、駄々っ子を見守る感じなのが良かったです。

これで雨降ってなんとやらで、結束が固まるかと思いきや。

忠子が哲郎が玲奈と浮気をしていたことを忠子が知ってしまいました。
さて?

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玲奈が潔くなったおかげでドロドロ感が払拭されました。哲郎の情けなさ度はアップしましたけれども。
その情けない姿も、玲奈の決意のおかげで笑える程度に。小泉さんがはまってました。

忠子にはバレてしまいましたが、たとえ元サヤに戻らなくっても、ドンヨリとした展開にはならないだろうという期待が持てました。

割愛しましたが、アイドルになりたかった玉子の、何とも言えない過去話などを含めて、すっきり見れた今回。
そうそう、忍君はどうやら一希にマジ惚れしている様子です。叶わない思いかも知れない・・・

一番良かったのは歌の使い方です。

冒頭と放送局でのクワイアシーン、そして澪のソロ。
今回のテーマ、「メッセージ」にも、エピソードにもちゃんとはまっていました。
ですので、今回は、いつ練習したんだ、なんていう野暮な突っ込みはやめておきます。
楽しくてじんわりきて。楽曲そのものも良かったですし。

次回、どうなるのかなぁ?
あまり期待すると自分の中で時のダメージが大きいので(汗)、ほどほどに楽しみにしています(^^)

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第1話 第2話 第3話 第4話 第5話

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2012年5月17日 (木)

37歳で医者になった僕~研修医純情物語 6話

公式サイト

原作:川渕圭一「研修医純情物語~先生と呼ばないで」「ふり返るなドクター~研修医純情物語」(幻冬舎文庫)

原作未読です。ちょっと突っ込み入ってます。
ご注意下さいませ。

瑞希(水川あさみ)と谷口(桐山漣)が出かけたショッピングモールで男性が倒れる騒ぎが起こる。瑞希はすぐに駆けつけて応急処置を行い、男性を救うが、谷口はうろたえておろおろするばかり。その様子を撮影したネット動画が公開されたことから、谷口の失態は広く知れ渡ってしまう。

そんな折、内科病棟の特別清掃が行われることになり、清掃業者が下見にやって来た。そのスタッフの中に、祐太を恨めしげに見つめる倉田誠(浅利陽介)がいた。

そして『紺野祐太先生は人殺し』と大書きされた怪文書が、廊下やトイレ、患者の病室など院内のいたるところにバラ撒かれる事態に。(公式サイトより抜粋)

怪文書を作成したのは谷口でした。
自分は落ちこぼれ医者だと自虐的になった谷口が"りっぱな人"紺野に嫉妬した結果、ほんの出来心でしてしまったこと・・・ほんの出来心で文章書いてレイアウトするんかいっ、と思わず突っ込み。
結局、自分一人で救急処置を成功させたことで立ち直ります。

谷口の挫折と成長を描いたお話でした。
ラスト、初キスが・・・と泣くオチは面白かったです。

でも。
前回の、看護師との溝はどうなったの?
谷口の成長を描くなら、少しは看護師のアシストも描いて欲しかったです。
今後、谷口の看護師に対する態度は変わるかもしれません。その伏線としても。
サブキャラである谷口と看護師たちとの話を本格的に取り上げるお話は、多分ないような気がします。
多分、反省した谷口が勉強会に出るようになる、くらいで終わりなんだろうなぁ。

という感想をまず書いてしまったほど、メインの紺野の過去話より、谷口の迷走の方が印象に残ってしまいました。
どんなに行動がNGであっても、少なくとも谷口の方が医者という職業に向き合っていたからでしょう・・・というか、前回の話を引きずりすぎて見てしまったのかもしれません(汗)

自分の行動が一人の人間を死に追いやってしまった、という自責の念を持ち続け、すずの事故がきっかけとなり、自分を変えようと思って飛び込んだ医者の世界。
でも、結局世界は変わらない・・・

今回、紺野が過去を告白する以外、ほとんど何もしていない気がします。告白事態は重いものなのですが。
過去を知っている青年の前での診察も、撮り方のわざとらしさの方が気になりましたし。

このドラマの企画を聞いた時は、「37歳で医師になった元サラリーマン」がどんな奮闘ぶりをみせてくれるのだろう、と期待したのですが。
回を重ねるごとにそれ以外の要素を混ぜすぎて、主人公が動くシーンや話が少なくなっているような気がします。
その上、沢村の思いを加えてきました・・・

自分的にはコイバナ路線はいらない、と思っていたので、一体どこへ行くんだろう、このドラマと、不安になってしまいました。
ラストに向けて、院長のスィーツ好きが伏線になっているような気がするのですが、どうでしょう。

折り返し地点を過ぎて。
紺野がカミングアウトしたことによって研修医のチームワークもいい方向に向かっていくようですし、「状況が変わらなくても、自分は変われる。」という信念のもと、紺野自身が動く姿をもっと見せてくれることを期待しています。

あ、でもすずのことで色々悩むんだろうなぁ(_ _)
悩む姿を描くのいいのですが、極力「7歳で医師になった元サラリーマン」という設定を生かして欲しいものです。

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2012年5月16日 (水)

リーガル・ハイ  5話

公式サイト

秋クールに「勇者ヨシヒコと魔王の城」第二章の放映決定だそうで\(^O^)/
もちろんスタッフ、キャストはそのまんま。

でもテレ東系だから、BSに落ちてくるのを待たなきゃ。(泣)
見逃し配信してくれないかなぁ・・・

さて、感想です。
今回も面白かったです。

古美門(堺雅人)と黛(新垣結衣)は、収賄罪で実刑2年5カ月の有罪判決を受けた大物政治家・富樫逸雄(江守徹)から、弁護の依頼を受ける。これまで富樫の窮地を何度も救ってきた彼自慢の国内最強弁護士軍団をして、控訴して確実に勝つ自信がないと言った難しい案件だ。(公式サイトより)

古美門曰く。

「私の信条は2つです。私にふさわしい報酬を得ること。引き受けた訴訟は必ず勝つということ。」

つまり、勝てる訴訟しか引き受けない、ということです。

富樫を検察送りにされた背景には、彼の政敵の暗躍はもちろん、慣例を尊ばない彼が権力の座につけば、恐らく既存権益を失うことになる、霞ヶ関のおえらいさんたちがいる。

従って、古美門は富樫の依頼は相当ヤバイと判断、考える時間をください、と返事をします。
富樫も、負け戦をしないことはいいことだ、と大物らしく鷹揚に了承。

ここまでは自分のペース、とほくそえむ古美門でしたが、すぐに富樫から呼び出されて、時間をもらった上に断る、なんてことはないだろうな?と脅かされしまいます。
ヘタすると弁護士生命どころか命のものが危ない・・・

笑ったままビビる古美門。(激爆)
考えるも何も、もう受けるしかなくなってしまって、パニくってます。
ま、このまま終わる古美門ではありませんが。
九ノ一、草のものって。(笑)

九ノ一の黛は富樫家のお手伝いさんに接近。
草のものの蘭丸は沢地に接近。

草のもの、蘭丸はアンジェリーナ姐さんこと沢地女史に一撃の下に倒されちゃいました。小池さん、似合ってる(^^)
でも、それとなくヒントもくれました。ミステリアスな女性です。

そのヒントを生かしたのは九ノ一、黛。偶然ですが。

検察が賄賂の受け取りメモを捏造した経路は2時間サスペンス風でした。でも、春木さんの熱演もあって本当にありそうではありました。

今回の見所は、ドラマの中盤あたりで富樫及び古美門が収賄政治家について語るシーンでしょう。

富樫曰く。

「人を先生と呼ぶ時は、その人に何かしてもらう時である。
教師には教えてもらう、医者には直してもらう、弁護士には助けてもらう。
政治家が先生と呼ばれるのは、稼がせてもらうから。」

身内すら信用しないことに、ますます嫌いになった、と例によって正義感をむき出しにする黛に古美門が語ります。

「金と権力は表裏一体。金を集めるものが力を持つ。なぜなら、人は金のあるところに集まるから。
しかし、この国では金を集めるものは悪とされる。」

ここで街頭インタビューに応える人々の映像。
こういうインタビューを見ているといつも思うのです。
マスコミが意図的にチョイスしてるんじゃないかなって。

「己は金を求めるのに、政治家にはクリーンさを求める愚民たち。
彼らに媚びた政治家がクリーンな政治を標榜し、愚民がまたそれを支持する。
その結果、力のない、何もできない政治家ばかりが増え、力のある政治家は検察によって抹殺される。
そして日本の政治家が駄目だ、と同じ国民が嘆く。」

今まで正義について語ってきたのと同じく、堂々たる理論です。
ここで、賄賂に対する概念がちょっと揺らぎました。
そうそう、江戸時代以前は心づけと称する賄賂が当たり前だったしなぁ、なんてね・・・
なんだかんだと弁護士論法で納得させちゃう古沢さん、そして堺さん、恐るべし。

でも、この件についてはやっぱり詭弁だと思う。
確かに大衆は愚民かもしれないけど。
何が駄目なのかちゃんと考えていないもんね。
政治家には、やはり、圧力に負けない理念を持っていて欲しいです・・・。

あなたとわたしは合わせ鏡だ、と古美門に言われた、検察特捜部のエース・辰巳史郎。
手段を選ばないのは似ているかもしれません。
ただ、辰己は破滅を恐れない。自分の仕事を真っ当するために家族も作らなかった。ちょっと格好良かったです。お友だちにはなりたくないですが。(汗)

結局富樫は控訴せず。
その代わり検察の弱みを握った。このカードで検察をも転がせる。

「私は無敵だ。」

73歳で総理になることを企む、エネルギッシュで面の皮の厚い男、富樫。
お手伝いさんの気持ちは恐らく全く通じていないと思います。

しかし江守さん演じる富樫にちょっと可愛げがあったのと、富樫絡みでコントちっくに締めくくっていたのが救いでした。それが狙いなんでしょうね。やられたって感じです。

その分、政治家の冷酷さや、政治家が力を持つためにはそうならざるおえない政治構造に対するぞっとする恐さはあまり感じませんでしたが。これ以上暗くなってもね・・・前回の日照権をめぐる話の方が救いがなかったように思います。

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今回も、何が正論、ということではなく。
マスコミ報道のあり方なども含めて色々考えさせられました。

次回は古美門の元妻登場?!しかも鈴木京香姉御って!
楽しみすぎる(^^)v

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2012年5月15日 (火)

鍵のかかった部屋  5話「鍵のかかっていない部屋」

公式サイト

原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「ガラスのハンマー」「狐火の家」(角川文庫)

原作未読です。

風邪っ引きのため、簡単感想です(汗)

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テニスボールでドアを閉める、というトリックの実現性はさておき。

ピッチングマシーンはどうやって家まで持ってきたんだろう。
持ったことがないので重たさはわかりませんでしたが、一人で持てるほどには軽いんでしょうね。
だとしても、あれをガラガラ学校から持って来るわけにはいかないから車を使ったんでしょう。描かれてはいませんでしたが。
軽くても大きさはそれなりにあるので普通の乗用車じゃ無理そう。←車に痕跡が残ると思う。あ、でも犯人だと思っていないから、調べなかったのね。
あと、あの狭い庭に持ち込むのは苦労しただろうなぁ、ビニールのセッティングなど、思いつきを含めて全部1時間でやりとげたのかぁ・・・などなど、瑣末なところですが(汗)、色々考えちゃいました。

全部思いつきだからこそできた、と思うか、思いつきでできるか、と思うか。微妙だったかも。
機械的トリックの特徴ではあります。

また、榎本の前説によれば、今回は歪んだ心理と歪んだ家がリンクした話、のはずだったのですが、わざわざ前置きするほど飛びぬけて今回の犯人が歪んでいる、とは感じませんでした。(汗)
今までの犯人の方も十分歪んでいたような気がする。

と、トリック、犯人像自体にはちょっと「?」が。そのため、いつもよりは入り込めませんでした。そういうところが気になる性分でもあるので・・・(^^;;

アバン、榎本を迎える芹沢の笑顔がオカシかったです。
そして、芹沢、鴻野、この暑苦しいオッサン二人が榎本を取り合う様子も。(笑)

自分にとって榎本は?
改めて問われると説明のしようがなかった青砥が、ラストに芹沢の、俺たちはチームメイトだ、と言う言葉ににっこり納得するのが可愛かったです。

「チーム榎本」
自己顕示欲及び鴻野への対抗心があるとはいえ、芹沢が榎本をがっつり仲間に入れたのも良かったです。
「チーム芹沢」じゃないところが、芹沢の人の良さが出てるかも(^^)

・・・が。

榎本にはやはり過去があるようです。
そのことを知った鴻野がどう出るか?

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ATARU #05

公式サイト

昇の通う大学病院で、階段から精神科の植松教授が階段からころげ落ちたあげく死亡する、という事故がおきました。
目撃者は昇。誰かに押されて落ちた、と証言しますが、彼の立ち位置からは押した人物の顔は見えなかった。
しかし昇より上で、もっと現場が見えやすい位置に立っていた、精神科助手の浅尾は、誰も見ていないという。
昇が幻覚を見たのか、それとも浅尾が嘘をついているのか?

事件の内容はだいたいこんな感じ。
途中で捨て山になりそうだったのですが、死亡した教授のカードから教授以外の血が検出されたため、殺人事件の方向で動くことになりました。

容疑者としてはあがったのは、植松教授に論文を否定され、助教授になる道を立たれた講師の桂井、植松教授と何か論争をしていた門倉教授。

しかし桂井は浅尾の恋人、門倉は浅尾が尊敬している恩師。
浅尾は誰を庇おうとして嘘をついているのか?ということが、一番のポイントになっていました。

「真ん中」にこだわるチョコザイによって解けた謎とは。
浅尾が、かつて負った頭蓋骨骨折のために左目で見た風景を認識する神経が損なわれていた、ということでした。
視力そのものではないところがミソです。
見えていないわけでないので自分でも気がつかない。知らないうちに想像で補ったりもしていたらしい。
この伏線はうまく描いていたと思います。

チョコザイが薬物に詳しいのはさすがでした。
しかし、彼にもわからない薬名があった。なぜなら、新薬だったから。
など、犯人が薬品会社の人間であることも、伏線がちゃんと張られてあったので無理がなかったと思います。

また、良心と誇りを持っていたのが教授ではなく、薬品会社の人間だった、というのも、ちょっと帳尻あわせ的ではあったけれども、捻ってました。

ただ、いつもより小ネタが多かったかな。
全く本筋と無関係なネタもあれば、シンクロナイズドスイミング刑事の「人と協調性が全くない。それどころか音楽とも協調できなくなった。」(笑)という意味深なネタまで。
また、思わず笑えたネタもあれば、やりすぎ、と感じたネタもありました。

途中までは、少しうるさいかなぁ、と思ったりもしたのですが。

しかしチョコザイと精神科をからませたためか、予想外に余韻が残りました。

次々と新しい病気が発見される精神科。人の未来は精神医学にかかってる、という信念を持ち、その症状こそが君の能力だ(以上概略です)、と医師になることをあきらめようとした浅尾を引き止めるエンケンさん演じる門倉教授。エンケンさんだからか、説得力を感じました。

あなたの左目になる、と浅尾に寄り添う桂井。
ベタなシーンではありましたが、岡田義徳さんが浅尾を好演されていたため、ほろっとしました。

臼井さんを含め、ゲストのキャスティングが良かったと思います。

「皆さんには未来を助けるとドクターになってほしい」という門倉の信念に共鳴し、精神科医になる決心をした昇。
自殺した母が最後に笑顔を浮かべたことを誰にも言えず、またその笑顔をどう解釈すればいいか、ずっと思い悩んでいたんですね。決心をしたことで、一歩前に進めたようです。

度々病院を抜け出すため、入院をやんわり断られてしまったチョコザイの保護責任者になろうとする舞子。それには第三者の身元引受人が必要。と、なると、沢しかいません。
最初は腰が引けていた沢ですが、事件が解決した後、涙を流すチョコザイを見て、引き受けることにしました。

これでようやく蛯名家に戻ってきたチョコザイ。舞子たちの母のこともインプットしたようです。
自殺前に笑顔を浮かべていた、という昇の話に反応する沢・・・次回は舞子たちのアパートに引っ越してくるようです。それはそれで楽しそう(^^)

今回登場しなかったラリーは、舞子たちとチョコザイが親密になることをどう思っているのでしょうか。気になります。
「うん、うんとうるさい」池田鉄洋さんは今回限りの、あれだけのゲスト?(笑)
沢をじわじわいびり、シンクロ刑事に異常に反応する中津川がじんわりと面白いです。

事件解決のたびに涙を流すチョコザイ。
悲しいから泣いているのでしょうか?・・・わかりません。

エレベーターを開けたときに立っていた浅尾と父の姿をダブらせていたようです。
「バイバイ」・・・
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5話まで見て。

チョコザイのヒントを元に動く舞子や沢たちが漫画チック描かれているのは、このドラマのテイスト。
ガチャガチャした中に、チョコザイ、そしてチョコザイにほだされる沢など、切ないシーンを入れてくる。
だから余計に切ないと感じるか、もっとスタンダードに作ればいいのに、と思うかは、好みでしょうね。
ミステリーの部分は一風変わっていて、面白いと思います。

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2012年5月14日 (月)

仮面ライダーフォーゼ #35「怪・人・放・送」

公式サイト

京都のザ・ホールが消滅したことで天高に降り注ぐコズミックエナジーの数値が増大。残りの十二使徒が続々と現れる可能性が出てきた。(公式サイトより)

という危機が訪れようとしている中での、JKメインのお話、前編でした。

じつはネットラジオのカリスマ覆面DJ"ジーン"だったJK。

いつも鈍い弦太朗が、今回は見違えるように鋭かったです。
ただ一人、JKの正体を見抜きました・・・ま、結構あからさまに妨害してましたけどね(汗)

DJジーンは俺の夢の残骸。
親父のようなプロのミュージシャンになるのが夢だった。
いつしか、自分の中に、大スター、ジーンが生まれた。それは自分がなりたい姿。
でも、現実は違った。自分は歌もヘタ、才能もない。
でも、夢が忘れられなくて、DJジーンを始めた。

35話にしていきなり登場した設定でしたが、JKが今まで積み上げてきたキャラに合っていたので、すんなり受け入れられました。
ちょっと屈折している風だったのも、挫折した夢を背負っていたためだったんだな、とか。

ちょっと話が前後しました。

今回のゾディアーツはすでに覚醒していて、十二使徒の中の一人、カプリコーン。
正体は中学校の時にJKとユニットを組んでいた五藤でした。
校長が「ラプラスの瞳」で見抜き、天ノ川高校に引き抜いてきました。
なるほど、フォーゼも35話目。後、2回1話として6~7話くらいしかないですから。便利な能力です。

カプリコーン・ゾディアーツのギターに合わせて歌うJKの歌も最高にうまくなっている。(公式サイトより)

・・・これなら夢を叶えられるかもしれない。
揺らぐJK。

しかし、彼らの演奏は人の精神に何らかの影響を与えるようで、興奮しすぎて怪我をした人も出てしまいました。
ライダー部でも、ユウキと友子と賢吾がトランス状態で「はやぶさ君」。(笑)
賢吾のドラマー姿、スティックの持ち方を含めて、中々様になっていました。

弦太朗に演奏をやめるように言われ、一度は決意したものの、夢を捨てられないJK。
カプリコーンと演奏を始めてしまいます。
止めに行く弦太朗。

しかし、JKはライダー部を辞める、と言い出し、弦太朗の言葉に耳を貸しません。
「大切なのは今じゃない、未来。」
どんなに楽しくても、高校生活なんて人生にしたらほんの一瞬。
友だちだって卒業したら二度度会わない奴ばかり。そんなもののためにチャンスは逃せない、そんなことをしたら、一生負け犬。(概略です)

JKの心がライダー部から離れたため、コズミックステイツに異変が起こります。
コズミックステイツって思った以上にスピリチュアルな装置なんですね。

「親父みたいになりたいのか」(五藤)
「親父のようになりたくない」(JK)
予告でもちらっと映っていましたが、お父さんはどうやら今は活動を停止しているようです。どうする、弦太朗。

JKがメインでしたが、彼と一対一、真っ当に向かい合っているので、弦太朗がちゃんと主役に見えました。

JKの本当の姿にも納得、小ネタもいい塩梅、全体にすっきりしていて面白かったです。
後編にも期待。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第12話  「変装はお好き?」

公式サイト

前回、空のかなたに弾かれてしまったイエローさん。
そのことが悔しくて、猛特訓しています。
意地っ張りでがんばりやさんです。
私生活すべてをゴーバスターズに費やしているんですね。

オペレーターのミホさんは、いつ遊んでいるんだろう、まだ16歳なのに、と、イエローさんにプライベートのないことを気にしています。うん、視聴者としても気になっていたところではあります。

自分全ての時間をヴァグラスを倒すことに費やすことに何の疑問も抱かないイエローさん。
4歳からのエリート教育。学校にも行っていないから、外の世界のことはほとんどしらない、まさしくエネルギー管理局の箱入り娘です。

しかし、イエローさんとそっくりな女優、アンジー・スーが自分の夢の実現のために懸命になっている姿をみて、自分の夢とは何だろう、と考えちゃいました。

ヴァクラスを倒すことが夢?

いいや違う、とレッドさん。
ヴァグラスを倒すことは夢や願いじゃない。
イエローさんも肯きます。
「絶対にやらなきゃいけないことは、夢って言わない。」
全てが終わったら、何か夢をみつけられるといいね、とブルーさん。

そしてアンジーにも、私は夢をもったことがない、ずっとヴァグラスを倒すことを考えてきたから。
でも。それは自分の意思でやっていること。
「ヴァグラスを倒す。あなたや皆の夢を守るためにも。」
これぞ、正義の味方です。格好いい。

親を知らない、エネルギー管理局みんなの愛で育てられた、勝気で真面目な箱入り娘。
これはちょっと萌える要素かもしれません。
エースとエースに化けたコピーゾードの見分けがつかない時に、両方攻撃すればわかる、という雑なところが素敵。(笑)

イエローさんのバックボーンがちゃんと描かれたいいお話でした。
定番の一人二役話に人間に化けることができるメタロイド“コピーロイドを絡ませる手堅いお話でもありました。

前髪切っただけで大分印象が変わるのね。
スタントさんがいるとはいえ、アクションも頑張ってました。
アクションといえば、通りすがりのお姉さんも凄かったです。

で、エスターは、予想通りメガゾード製作に必要なクリスタルを手に入れました。
もう、メガゾードは完成されるもんだと思ってみています。
でも、その先は?
ちょっとドキドキ。

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2012年5月13日 (日)

平清盛 #19「鳥羽院の遺言」

公式サイト

後白河の即位が大きな波紋を起こす中、即位を演出した乳人の信西が台頭。
皆、後白河のことをうつけ者、信西のあやつり人形と思っているから、フィクサー信西に取り入ろうとする人々が群がってきました。
信西は自由に政を動かすために、邪魔者、摂関家・・・特に頼長を追い落とすことを企んでいます。そのためには大乱が必要だと。

一方、異母弟、義賢を息子、悪源太こと義平に命じて殺し、源氏の棟梁の証しである剣、「友切」を奪い取る義朝。
父、為義の嘆きも耳に入りません。
かつては父を守る、と言った義朝が・・・。
長年仕えてきた正清は、変わってしまった義朝について行けず、去っていきました。

片や、乱れた政を正し、宋を手本とした理想の国家の設立を夢見ていた信西。
片や、源氏を強くし、武士の世をつくることを夢見ていた義朝。

二人とも、夢を実現するために突き進む内に、何か大きなものを犠牲にしてきたようです。
いや、犠牲にしなければ夢は実現しないと、覚悟を固めています。

即位式の場に崇徳院が送った歌

「あさぼらけ 長き夜を超へ にほひたて くもゐに見ゆる 敷島の君」

確かにそれぞれの頭文字をとると「あなにくし」になります。
後白河は崇徳院を憎み、鳥羽院はその恨みの深さに恐れおののき、帝をやはり重仁にするとまで取り乱します。
しかし、後白河に「ここは私の世じゃ」と言われ、心労がピークとなり、倒れてしまいます。
この時代の人々にとって「恨み」とは、生命を脅かす恐ろしい存在でした。

清盛は自責の念にかられる鳥羽院が写経した「法華七喩 長者窮子」を院に渡すなど、仲裁に動きますが、頑なになった院の心は動きません。

危篤に陥った鳥羽院に、信西は、戦がおこった時は忠誠を誓うための誓紙を出すよう進言します。

しかし、平氏は父と子の仲を割くような戦いには参加しない、と鳥羽院への誓紙にを出さず、崇徳院と鳥羽院の仲を取り持つと宣言する清盛。

池禅尼は忠正(豊原功補)に、いざというときは亡き忠盛の志を守ってくれと頼んだ。(公式サイトより)

もし、忠盛ならば、誓紙を出さないとしても、それはどちらに与するのも危険だし、意思表明しないことで平氏の力を高く売りつけることもできる、という計算の上だったでしょう。
しかし、清盛は乱をおこしたくない、という志はともかく、その根底にあるのは二人の院に自分と忠盛を重ね合わせているだけ。そんな清盛を池禅尼は不安に感じた、という流れでした。
池禅尼の動きが保元の乱では大きな役割をはたした、という記録(愚管抄)を元に作られた話でしょう。

とはいえ。このドラマは清盛を中々一人立ちさせてくれないですねぇ・・・

結局清盛は、義朝にそれでも武家の棟梁かと、そして信西にそなたが最も守りたいものは何だ、と問いただされ、平氏一門をとりました。
危篤に陥った鳥羽院を見舞いに着た崇徳院の前に立ちはだかります。

「少しばかり遅うございました。私には私の守るべきものがございます。」

これで吹っ切れた?

追い返された崇徳院に近づくのは、頼長・・・

近衛帝を呪詛した、との疑いをかけられて政から遠ざけられた頼長。父からも「やりすぎたのだ」と突き放されます。
オウムが唱えるほど、後白河の悪口を言っていたようですが。だんだんと追い詰められてきました。

後に後白河の寵妃となる平滋子が登場しました。
くせっけのお姫様ね。それだけで個性的です。

(人前で姿や顔を見せることがなかった平安時代の女性は、髪の長く美しいことが美人とされてきた、と知った時、だったら天パの女性はそれだけで誰からも相手にされなかったのかなぁ、と思ったことがありました。)

鳥羽院が崩御して、またパワーバランスが崩れました。
徐々に大乱に向かって動いていく様子が面白かったです。

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2012年5月12日 (土)

2012年4月のまとめ~冬クールドラマの中間報告その1

肩こりがひどいので、イチかバチかで最近近所にできたマッサージ店を試してみました。

・・・はずれ。(_ _)

痛いです、と何ども訴えました。しかし言った当座は弱くしてくれるのですが、すぐ、もとの力に戻ってしまう。
肩こり持ちじゃない人だったんじゃないかな?とも。

やめます、という勇気がなかったので(汗)、最後まで我慢しました・・・ああ、痛かった。

マッサージって当たるも八卦だなぁ、とつくづく思い知らされました。

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さて。

今クール、感想を書き続けているドラマは

日曜9時「ATARU」、月曜9時「鍵のかかった部屋」、火曜9時「リーガル・ハイ」、火曜10時「37歳で医者になった僕~研修医純情物語」、木曜10時「カエルの王女さま」、の6本。

クール外で「仮面ライダーフォーゼ」「特命戦隊ゴーバスターズ」「平清盛」の3本。

※各感想には左のカテゴリーからアクセスできます。

「たぶらかし」は感想はリタイアしちゃいましたが、視聴は続けています。
いい話なのはいいのですが、ストーリーにもう少しスパイスが欲しいというか。谷村さんのなりきりシーンが売りなのに、それが生かされていない話も多いような気がします。
そして段田さんがもったいない。山本さんは多分超・多忙なので、こんなものかな、と。(汗)

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以下、毎回視聴しているけれども、感想を書いていないドラマです。

「コドモ警察」
「勇者ヨシヒコと魔王の城」に続く福田雄一さんの快作になりそうな予感。

最初、何故深夜枠で?と思ったのですが、これくらい徹底したナンセンスをやるには、この時間帯でないと無理なんだろうなぁと、納得。

1話目では子役さんたちの技量にバラツキがあるのが気になったのですが、その後、セリフ分担など、それぞれの技量に応じてうまく割り振られてきたので、安心して笑えるようになりました。

石原さんのボスがそうだったように、デカ長はあまり動きません。鈴木福君の多忙さを逆手にとった配役です。

マイコは別撮りシーンが多いような気がします。
2話の、誘拐されつつもそれなりに楽しんだようだな、とデカ長に突っ込まれるシーンは好き。(笑)

一番チビッコのスマート。擬似家族の武藤夫妻のアホらしい笑いを堪える姿が可愛くって。3話では慣れてきたのか、かなりクールになってました。武藤父の「去り際常にクール」に思わず爆。
スピンオフ「アプリ警察」での可愛さは破壊的です(^^)。

エナメルとブル、年恰好が一番似ているので、最初はあまり区別がつかなかったのですが、エナメルの女好きキャラ、ブルの猪突猛進さを演出ではっきり打ち出してきたので、今はもう大丈夫。
「アプリ警察」で突っ込みをこなしているエナメルは、かなり出来る奴です。
今作が初めてのドラマだというブルも、どんどん成長してます。

イノさんはもう、扇子をあおいでいるだけで存在感があります。(笑)

で、一番お気に入りなのはナベさん。
落ち着いているのに、子供、なのがたまりません。彼が現場をしきると画全体に安心感が漂います。でも「うんちっち」なんだ。(激爆)
新人刑事、国光も、ナベさんとの絡みにノっているみたいです。

その国光。
子役の皆さんに負けていない、勝地涼さんって凄い。
コケたり倒れたりする時に全く躊躇がないのでキレがいいし、子供たちのボケの引き取り方、とぼけた間の取り方が素敵。(^^)

「リーガル・ハイ」と並んで、今期一番のお気に入りドラマです。

「陽だまりの樹」
原作未読です。
実は第1話の録画に失敗してしまい、オンデマウンドで購入しようとしたらアプリが対応してなくて、見れず。(←GW中に解決しましたが)
何かめんどくさくなってきたところ、GW中に再放送していたのを見ました。
後は5話まで一気見しました。

何か決意しても「明日からでいいか」とすぐ誘惑に負けてしまう良庵の成宮寛貴さんと、真面目すぎて融通の利かない熱い男、万二郎の市原隼人さん、この二人の主人公がはまっていて、いいんです。
万二郎を見ていると、思わず拳を握っちゃいます(^^)。

ストーリーが面白いのはもちろんですが、適度なユーモアとシリアスな展開。緩急のつけ方がうまいです。
時代劇と歴史絵巻の差はありますが、色んな括りでがんじがらめになっている大河が可哀想になりました。

「都市伝説の女」
初回、2話と洋人が現場のものを動かすたびに突っ込みすぎて、疲れちまいました。鑑識なのに!

2話の呪いの宝石に絡む殺人事件のラスト、丹内が柴山に、犯人に殺意を目覚めさせたのは呪いのダイヤのためかもしれない、と呟くところは都市伝説っぽかったですが・・・
後は小学生レベルの内容の伝説ばかり。それがこのドラマのテイストなんでしょう。
幼い頃神隠しにあったという月子は能力者なのか、小栗は何者なのか、春樹は実在の人物なのか、といった伏線はありますが、なんだろう、確信犯とは言え、足を武器にする月子が好きになれない(激汗)。
丹内や郷原の使い方がもったいない、と思ったりしながら、まったり見ています。

「三毛猫ホームズの推理」
原作未読です。
マツコとホームズ、似てる~!
・・・というくらいでしょうか。

肝心の推理がゆるゆるすぎて。ま、その分ゆるゆる見ていますが(汗)。
特に第ニ話は見終わった後に疑問噴出。
一番気になったのは涼子の代わりに殺されたいとこ・・・結局誰が殺したの?泉田なのね?でなきゃ、最後父娘の和解もないもんね?人一人殺されているのに、えらくスラっと流したなぁ、と。
で、第三話で前後編に・・・う~ん、ゆるゆるテンポがだらだらに。(大汗)
小説ならいいのだろうけれども、主人公が血を見ると卒倒する、という設定も色んな矛盾を生んでいるような気がします。刑事じゃなきゃいいんですけれどもね。もしくは石津が素早くフォローするとか。
このドラマも脇キャラを生かしていない気がします。

「スープカレー」
大泉さんはずっとあれだけなのでしょうか?アシスタントのわざとらしいボケが微妙に勘に触るんですが。(汗)
一人一人のエピの前に毎回、前回のシーンを流すのはどうなんでしょうか。
同じシーンばかり見ているような気がします。
そうしなければわからないような細切れなストーリーもいかがなものかと。
せっかくなのだから、5人ががっつり絡む話にすれば良かったのに・・・4人、もしくは5人の話がそのうち繋がっていくのかな?
大仕掛があるやなしや。あまり期待しないで見ています。

「RUN60」
3話、第一章分まで見ました。去年公開された映画を再編集したヴァージョンだそうで、こういう映画があったことを知らなかったため、面白かったです。
ヒロインの小林涼子さんは安達祐実さん系の顔立ち。
Wも含めて、桐島連さんが一番格好よく撮られたテレビドラマ(正確には映画ですが)のような気がします。
第2章からはテレビ・オリジナル版だそうです。悪役の和田聰宏さんがいったん退場するのが残念かも・・・視聴続行するかどうかは未定です。

「梅ちゃん先生」
前作が濃すぎたためもあり、また戦争直後などの風俗などが気になったので、3週目あたりまでは見続けるかどうか迷いながら見ていました。
1960年代を背景にしたファンタジー「三丁目の夕陽」と同系統のドラマだと割り切ってからは、青春ホームドラマとして楽しめるようになりました。一代記じゃない、ってことで。

はっきり言ってお話そのものは、伝統的な朝ドラで、可もなく不可もなく。
そこそこ面白いのはキャストの皆さんの力のような気がします。
もしヒロインがコメディエンヌ、掘北さんじゃなく新人だったら・・・想像するのも恐ろしいです(^^;;

最初はガンコ親父の建造が類型的に感じたのですが、そこは高橋克実さん。じわじわ味を出してきました。今はヤミ屋で波に乗っている陽造おじさんが、世の中が落ち着いてきた時にどうなるかが心配です。そして満島真之介さんの山倉がオカシイ。

変に一代記にしないで、最後まで青春ドラマとして貫いて欲しいかも。

「家族のうた」
突っ込みを入れるほど真剣に見ていないため(汗)、お話自体は大きく破綻しているとは思いません。
ただ、主人公のキャラが、テレビ的に好感度低すぎるかな~と。(_ _);;
映画、もしくは深夜枠ならアリだと思いますが、ゴールデンのお茶の間には、この主人公の尖がり具合は受け入れられないんだと思います。
うーん、いっそのこともっと情けないキャラにしてもよかったのでは。
情けなくても可愛げがあるか、もしくはベタでも格好いい主人公。オダギリさんならどちらもOKのはずなのに、と思うと、もったいない気がします。

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2012年5月11日 (金)

カエルの王女さま 第5回「超セクシーダンス戦争」

公式サイト

テレビ局では不本意な放送のされ方だったが、由芽市では評判を呼び、着実に評価を高め、続いて安見学園大の学園祭への出演依頼が飛び込む。急遽盲腸のためメンバーが来られなくなったグループのピンチヒッターということで乗り気のしない澪だったが、学園祭が全国放送されたこともあると聞いて俄然やる気を出す。
度胸もつけたシャンソンズに足りないのは「セクシーさ」ということで澪は今回のテーマは「ダンスナンバー」と発表する。(公式サイトより)

相当突っ込んでいます(汗)。ご注意下さい。
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悪意あるツイッターの書き込みなどの妨害にあって、学園祭の出演を断られたシャンソンズ。
すると市民から慰めやら応援の声がどっさり届いて・・・

って。
新生シャンソンズになってから行なった活動って、町内花見大会とローカルテレビに出演しただけなんですが?

結局セクシーダンスは完成されないまま。
披露したのは、大ラスで踊るようなパフォーマンス・・・このパターンはいつ練習したのでしょうか。
しかも観客がいなくても、イメージしてって・・・う~ん。

最終回あたりで本当に大観客の前で踊るシーンを盛り上げるための伏線なのでしょうが、レッスンしている様子をほとんど描いていないから、全然頑張っているようには見えないのが、何とも残念。

ステージに立つ姿が少なくとも。泥臭いスポ根風になってもいいから、本気でクワイアに取り組み、壁にぶち当たる姿を描いてくれていたら、まだ共感を覚えたかと思います。
初めはそういう王道パターンでそこそこ見せてくれていたのですが、今や刺身のつま程度になってます。

他の部分を回によってどう味付けするかは自由ですが、澪、そしてクワイアが成長していくシーンだけはブレずに描いてくれれば、まだ楽しめるのに。

クワイアを作り上げていく過程が刺身のつまなら、刺身は何?
音楽堂の存亡?合併話?
いやいや、これらの話の中心になくてはならないのが、クワイアなのでは?、と見ながらぐるぐる考えちゃいました。

何度か書いてますが、玲奈と哲郎のドロドロはいるのでしょうか。
セクシーダンスに関わるコミカルなシーンと玲奈の重いシーンが分離してしまってます。
澪の本当の姿が明らかになった時をドラマチックにするために、澪の「代役」と玲奈の「自分は二番手」という思いを重ねたいだけに見えます。

それに、過去に何かあったとしても、今や面と向かってはっきりと、妻の方が大事だ、と言われているのに、その直後に私と奥さんとどっちが大事なの?というセリフを玲奈に言わせるのは、流れ的におかしくないですか?
それとも、それほど玲奈って残念なキャラなのか・・・古典的なイジワルはしてましたけれども・・・なんだろう、このモヤモヤ感。

その他、今までシリアスなテイストで冷えかけていた忠子と哲郎夫妻を描いていたのに、打って変わって、コメディテイストでラブラブモードになるエピなど、持っていき方が唐突過ぎて、お茶を濁された気分になりました。
「大人の関係だろ」って逃げる哲郎って一体どんな男なの?
いきなり甘える忠子も・・・

そしてセクシーダンスの練習でいきなりオネエみたいになる忍。なのに、以前彼を苛めていた工員たちのリアクションなし。粗いです。
テレビに出演した一希を見て、自分も頑張ろう、と酔っ払う社長の存在が救いでした。

それぞれ、そのシーンだけ見れば面白いのに・・・

片瀬さんのダンスは素晴らしかったし、他のキャストの皆さん一人一人の頑張りはよく伝わります。
いつもラストに繰り広げられるショータイム、あそこまで仕上げるのはとっても大変だと思うのです。

・・・何故、その大変さをドラマとして描かないのかな、と。マジになるから?それとも個人差がですぎるから?・・・大人の事情?

無駄な遊びや話でキャストの皆さんの頑張りを潰してしまっているのが、非常に残念です。

次回、澪の経歴がバレるみたいです。
由芽市と安見市の合併、そして音楽堂はどうなるのか。
昔は音楽をやっていたらしい市長がどう変わるかが、ポイントになるかもしれません。

まだ折り返し地点。桜さんは戻ってきてくれるのでしょうか。
途中でレギュラーがどこかへ行っちゃうパターン・・・嫌な予感がしないではないです(^^;;

何とか持ち直してくれることを願っています。

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第1話 第2話 第3話 第4話

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2012年5月10日 (木)

37歳で医者になった僕~研修医純情物語 5話

公式サイト

原作:川渕圭一「研修医純情物語~先生と呼ばないで」「ふり返るなドクター~研修医純情物語」(幻冬舎文庫)

原作未読です。

谷口(桐山漣)が自分と新見(斎藤工)のミスを看護師のせいにしたことから、谷口と直美(真飛聖)の仲は険悪に。直美は、大病院では、医師―看護師の間に目に見えないヒエラルキーが存在する、と祐太(草なぎ剛)に話し、医師への不信感を露わにする。(公式サイトより)

医者と看護師の間には深くて広い河がある。

その河にはまった・・・というより、その河をより深く広く広げてしまった大病院の跡取り息子、谷口。

実社会ではよくあることとは言え、谷口のとった行動は人としてどうよ、と思いました。
そりゃ看護師たちに嫌われますわ。
自分の未熟さを突かれて、八つ当たり気味に師長、直美の娘、葵を邪魔扱いにしてました。
確かに職場に娘を入れるのはちょっと・・・。特に病院だと触ってはいけないものが多そうだし、何が起きるかわからないので危険かもしれません。

一方、看護師がつけていた記録のおかげで患者の疾患を発見できた紺野。
患者のためには医者と看護師の連携が必要不可欠と考え、動きます。
まず、直美に協力してもらって、カンファレンスに看護師も参加できるよう呼びかけますが、院長に即却下されました。
それも、直美がいたたまれないような暴言を吐いて(_ _);;

病院内のことは全くわからないのですが・・・
大学病院もしくは大病院であっても看護師に嫌われたら、医者もやりにくいんでは?

ともかく、看護師がカンファレンスに参加することのメリットを、会社の組織連携に例えて説く紺野に、元会社員らしさを感じました。

仕方がない、と諦めず、状況が変わらなくても、自分は変われる。
だから、まず、自分たちだけでも、勉強会という名目で看護師を交えたカンファレンスを始めよう。

患者の死から立ち直って、紺野らしさが戻ってきたようです。

そんな紺野の思いが次第に周囲の人たちの気持ちを動かしていく様子は、他の医師たちの描き方がひどいこともあって、王道ですが、すっきりしました。これからですね。

特に反抗的でもなく、医師として淡々と真っ当に働いている森下の自然体に癒されました。

論文が雑誌に掲載され得意満面の、院長の腰ぎんちゃく、中島。
自分の言う通りに動かない森下を煙たく思う院長は、彼を森下の対抗馬として準教授に昇格させる算段を立ててます。

一方、すずが倒れて・・・すずの主治医は森下。
中島絡みで嫌なことにならなければいいのですが。

次回、谷口ははまってしまった河から抜け出せるのか?

両親の心配を重く感じるすずの気持ち、直美と葵の葛藤は時間の都合で割愛しますm(_ _)m
直美の別れた夫ってスーパードクターだったのね。看護師でなくても、妻を務めるのは大変そう。
葵役の大出菜々子さん、どこかで見たことがあるとおもったら「おひさま」で両親を空襲で亡くした少女でした。

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2012年5月 9日 (水)

リーガル・ハイ  4話

公式サイト

印象に残ったことを大急ぎでパラパラと書きとめておきます。

日照権を巡る訴訟のお話でした。
住民側の弁護士は、人権派として数々の実績を挙げている大貫。
古美門は訴えられたマンションを建設する会社の弁護士に。

どちらも裁判には持ち込まず、示談で終わらしたい、と言うのが本音です。
大貫の提示した額は一世帯あたり500万。
古美門は5000円。
ここは狐と狸の化かしあいです。

住民の一人、出産間近い久美子と親しくなった黛は大いに不服ですが、服部にだまされたと思って、と言われて古美門についていきます。

まず、自分で人権派弁護士って看板を上げてるのって何か胡散臭いと思いました。
しかもポエム、唱えているし(笑)。

で、助さん格さん再会のシーン(激爆)。サウンドつきでの大サービスです。
この時はスタッフの遊び心であって、お話的にはなくてもいいシーンかな、と思ったのですが。

今回は古美門が全開でした。

「東に日が沈むのは天才バカボンの世界だけです」などなど、とても拾いきれませんでしたが、名言及び迷言の数々を立て板に水のごとくまくし立てる堺さん、素晴らしいです。

蘭丸も活躍していました。新しい住人として住民サイドに動揺を起こします。
大貫も建設会社の新たなマンション計画をネタに脅すなど揺さぶりをかけてきますが、古美門は揺るぎません。
住民一人一人の弱みを握り、悪魔の囁きとともに切り崩していきます。

「他の人は20万円だけど、自分に協力すればあなただけ40万円渡しますよ。いいお小遣いにはなるでしょ?・・・」

古美門のやり方、さらに日照権が争点のはずなのに、町民をまきこんでのマネーゲームになってしまった訴訟のあり方に、どうしても納得できない黛。
お金ではなく、純粋に日照権を守りたいと思っている久美子に、訴訟団から抜けて単独で裁判を起こすことを提案します。

自分の信じる正義のために動こうとしている黛に古美門は、町内にある小さな工務店を見せます。
あの工務店は建設会社の下請けで何とか食っている。もしマンション建設が頓挫したら、あの工務店は潰れるだろう。君の言う「正義」のために。(概略です)
虚をつかれる黛。

「嘘だ」
あの工務店は何の関係もない。しかし、君の見えないところで、今言ったようなことがおきるんだ。

「正義ってなんですか」
セリフの順序は前後しますが、初回と同じ質問を古美門にぶるける黛。
「弁護士にとっての正義とは、クライアントの利益を守ることだ。弁護士は神ではない!」(概略です)

結果は。
全会一致で、古美門の示した金額で手を打つことが決まりました。

悪徳企業をのさばらせるのか、この国の諸悪の根源は政治家とゼネコンだ、とあくまで戦うことを呼びかける大貫。
しかし、町内会の人々は、そんなことをしてなんになる、と醒めた反応です。
「社会正義だ!」と叫ぶ大貫。
「それはあんたの自己満足だろ?」と町内会長。

大貫は本当に儲けを考えないで動く弁護士だったんですね。
誤解していたとあやまる古美門。
だから、水戸黄門のテーマを流したんだな、とここで何となく・・・納得しました。少なくとも人権派を振りかざした悪徳弁護士ではなかったのだから。
どちらともとれる大和田さんの表情が今回の話の鍵の一つだったかもしれない。
憑き物が落ちたように、悄然と雨の中を去っていく後ろ姿が印象的でした。

面白かったし、問題提起も含んでいて考えされられました。

町内会の人々と建設会社の関係は日本の縮図。

今作っているマンションの南側に平気で新たな高層マンション計画を立てるゼネコン。
一つの計画が頓挫すれば、関連する下請けにしわ寄せがいく。
善も悪もひっくるめて、昔ながらの村社会の長の象徴としての町内会長。
わすかなお金で当初の争点を見失ってしまう住民たち。
ここに住んでいる限り、皆の利益に反することはできない、という久美子。
自分の正義を貫くことに拘るあまり、自らを汚すことに疑問を持たなくなってしまった大貫。

そして自分の家の近所に高層マンションが建つと聞いた途端「訴訟だっ」と息巻く古美門もね。(笑)

正義とは。
よく練られたシナリオで見応えがありました。

そんな古美門に晴れやかに宣戦布告する黛。
どうやって黛を倒すのかな?

今後の紆余曲折が楽しみです。

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2012年5月 8日 (火)

鍵のかかった部屋  4話「先入観殺人」

原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「ガラスのハンマー」「狐火の家」(角川文庫)

公式サイト

原作未読です。

時間がないので簡単感想で。(汗)

取材中なのに、助けを求める青砥の電話に応じて、とるものもとりあえず駆けつける芹沢・・・優しいですやん。
原因がゴキブリだとわかっても怒らず、真剣に退治するなんて、優しいですやん!うらやましいぞ、青砥。(^^;;
芹沢も虫が苦手だからひと事じゃなかった、としても、です。うらやま(以下自粛;;)

今回は芹沢復活で、またテンポが戻ってきました。
前回のようなしっとりした話もいいですが、芹沢が加わるとワンラックアップするような気がします。
青砥とともに蜘蛛にびびるカットには爆笑。

その芹沢、ドラマ開始早々桑島の亡くなった状況に疑問を抱き、「密室殺人だ」と榎本を煽ってました。
榎本を胡散臭そうに邪魔者扱いにしていた初回とは、唐突なくらい変化しています。芹沢パパって感じになってきた?
でもこの方が見やすいので、自分的にはOK。

桑島の知り合いの虫オタク、古溝にいかにもな松尾諭さん、可憐そうだけど実は腹に一物もっていそうな桑島の妻、美香に白石美帆さんと、どちらともいえないキャスティングや、桑島の部屋に裸足で上がるかどうか、など、細かいところも効いていて、面白かったです。・・・推理小説的には密室殺人、というカテゴリーの犯罪なのかどうかはかなり微妙ですが(汗)。

美香の口元がふっと歪んだ瞬間は、それまでのおとぼけがお見事だったので効果的でした。
美香の告白に愕然とする一同。
最初は危なくて変な人だった古溝が、純粋な人に見えました。

事件には直接関係ない部分ですが、芹沢の時には全く気にしていなかったのに、榎本を上げる時には、いいと言うまで入らないで、と必死で部屋を片付ける青砥に思わず共感。
そうそう、ベットメイク(ってほどでもなかったですが;;)も大事です。
蓬が嫌いなのね。

前回に引き続き、恐い女性に出会ってしまった青砥。
自分にもあんな部分があるのかな、と落ち込む青砥に、ありません、と断言する榎本。
青砥に脅かされて、お菓子を口に入れる前の一瞬の躊躇、パクリと食べた後のわずかな微笑みが印象的でした。

多勢に無勢。エサであるコオロギに食われちゃったクモ。
そのシーンは・・・思い浮かべたくない(_ _)

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ATARU #04

公式サイト

舞子たちに連れられて、入院・保護されたチョコザイ。
そこへラリーが現れます。もう少し泳がせるつもりだったのが、チョコザイの方から車に乗り込みました。条件反射?
同じ事を三回言うと、その言葉の意味をインプットするそうです。

ラリーの英語は、ちっちゃい画面(15インチ)で見てたためもあるでしょう、背景が重なって字幕が読みにくかったので、ほとんど推測状態でした(汗)。洋画だとそんなことないんですが。字幕の場所って大事なのがわかりました・・・と、ドラマに関係のない話でした(^^;;

沢、舞子とともに解決した事件ファイルを見ていた時のセリフと併せると、チョコザイ・・・ATARUはラリーの下で犯罪捜査のスペシャリストとして訓練を受けており、日本に帰るまではまだ実践経験がなかった、ということでいいのかな?
日本へ帰したのは、何かのトレーニングのためだったのだが、思ったほどの効果が見られないので引き取りにきた。
ところが「特別な絆がある」、つまり自分の言うことなら受け入れるはずのATARUが、制止を振り切り、自らの意思で事件を解決しに行ってしまった。

この変化に興味を覚えるラリー。
もう少し様子を見よう、ということになったようです。

メインのお話は、激突死した小型飛行機のパイロット、橋田を巡って。事故なのか自殺なのか、それとも殺人なのかを見極めるお話でした。

状況は、限りなく自殺に近い。しかしパイロットの婚約者、理子は自殺なんかじゃない、と訴えます。
しかし、橋田の両親は、息子が婚約したことはおろか、理子の存在すら知らなかった。

理子は果たして本当に婚約者なのか?
警察を信用できない理子の依頼を受けた民間の事故鑑定士、公原。
普通なら依頼者の利益をかんがみて事故を主張すべきところを、限りなく自殺だと断定するのは何故か。

橋田を巡る人間関係は、明かされてしまえば単純なものでしたが、それなりのミスリードにはなっていました。

何より、飛行機事故、という専門的な知識がいる推理は、チョコザイによくあっていたと思います。能力トレーニングをした国がアメリカ(多分)という設定にもあっていたとかと。
飛行機がらみの犯罪なんて、日本ではほとんど起こらないだろうから。

そして、例えチョコザイがヒントを呟いても、理解できる人がいなければ無意味。そこで理子の幼馴染として専門家を配し、また、単なるチョコザイのサポートで終わらせなかったのもいいバランスだったと思います。

・・・実際あのようなことが可能かどうか、ということはさておき、飛行機そのものを道具にした犯罪は珍しかったので、楽しめました。

舞子にまとわりつく松島の使い方も良かったと思います。
今回一番受けたのは「刑事」って、間髪入れずに答えた中津川。あんたも見てるんかいっ(爆)

犯人は、自殺に見せかけることが可能な人間。同じくパイロットの笹井でした。演じておられたのは安藤サクラさん。
最初から怪しくはあったのですが、トリックを考え、実行するだけならまだしも。まさか、最後の最後は暴力でトドメを指すとは。一度は、いやもしかしたら今でも惚れた人なのにねぇ。
でもこの人ならやりかねない、と思わすのはさすがでした。腕力もありそうだし。

ラリーが登場した分、小ネタに割く時間は大分少なくなりました。それはそれで寂しいかもしれない。
場面転換のテンポの良さ、舞子と沢のコンビは安定していました。

今や完全にチョコザイの能力を頼りにしている舞子・・・と沢。

頼りにしているのだけど・・・「私はチョコザイのことを何も知らない」、と呟く舞子。
チョコザイがラリーの制止を振り切って出かけたのは、舞子の姿を見たからなのか、それとも飛行機事故に興味を惹かれたのか。

この二人に通ういあうものは生まれるのか、生まれているのか?といったところも含めて、続く。

なぜチョコザイが花にこだわるのか。花を活けてもらって嬉しそうな表情が、なんだか切なくて気になります。

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2012年5月 7日 (月)

仮面ライダーフォーゼ #34「天・穴・攻・防」

公式サイト

修学旅行篇の後編。

北って、出町柳。確かに近年までは街のはずれだったんだけれども。
何となく貴船か鞍馬をイメージしていたので。「大」の字が必要だったのでしょう。

鴨川の中にあんなのが1000年も立っていた、というのが、またチープな設定で素敵(笑)。
それを言えば映画村の中にあったのもそうなんだけれども(汗)。

実は弦太朗が仮面ライダーだったことを知っていた優希奈。
ゾディアーツの被害者及びその関係者たちの前で結構平気で変身してますもんね。

修学旅行でのストーカー行為は、いつも戦いに明け暮れている弦太朗が可哀想、修学旅行くらいは「戦いをやめて普通の高校生のように楽しもう」という主旨だったそうで。

・・・おせっかいとは、このことですな。
フォーゼになろうがならまいが、ダチのためには体を張る。
弦太朗をいつも見ればわかることなのに、とも。
そんな勘違いな優希奈にも、分け隔てなく優しいユウキに癒されました。

・・・そういや、ごく初期に、実は賢吾はユウキのことが好きなことを匂わすシーンがあったのですが、賢吾病弱設定とともに自然消滅してのでしょうか。

さて。
猫の皮を被ることをやめ、二郎のような犠牲者をださないために、これからは全力でゾディアーツとの戦いに集中すると賢吾に宣言する流星。
でも、部室に残るメンバーには、新たに出会った強力な敵、レオのこと・・・じゃなく、優希奈のことばかり訊ねてます。(爆)
心機一転、いろいろ頑張れ(笑)。

レオ、強いです。
メテオストーム一人では全く歯が立ちません。

我望と会った賢吾。
我望の口から、緑郎、江本教授の3人でコズミックエナジーを研究をしていたこと、自分が父、緑郎を殺したことを聞きます。そして自分が緑郎を殺したようなものだ、と。
驚く賢吾。しかしそれは
「コズミックエナジーの研究を止めていれば、緑郎も事故死せずに済んだはず、という意味。」(公式参照)
映像を最優先で見ていたので、最初、妙に納得している賢吾に、え?と思ってしまいました。
事故死じゃないですもんね。まだまだ騙されている賢吾。

今回、一番印象に残ったのは、ヘタレ度アップの校長です。

北の石碑を何とか破壊したものの、パワーアップしたフォーゼに敗れた校長の不甲斐なさに、我望、ご立腹。
這いつくばってあやまるも、ダークネビュラ行きを宣告されます。

が、あわや、というところでリブラとしての能力、星のさだめが見えるラプラスの瞳を持っていることに目覚めます。我望は射手座だそうで・・・

こうしてダークネビュラ行きを免除された校長。しぶといなぁ。

優希奈の勘違い行動をうまく話しに取り入れ、ほの甘い思い出も作りつつ、修学旅行は無事終了しました。
あ、無事じゃないか・・・結局京都の上にあったザ・ホールは天ノ川学園都市に吸収されてしまったのですから。

次回は登場エピ以来始めてのJKメイン回。
いつもギターを弾いていたのも伏線だったようで、楽しみです。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第11話  「ねらわれたウイークポイント」

公式サイト

ブルーさんの弱点、熱暴走を狙ったエンターさん。
レッドさんの弱点の方が攻めやすいと思うのだけど、まだ気がついていないんでしょうね、きっと。

ゴリサキの体温感知装置は設定が低すぎて戦闘の邪魔になってしまいました。
ブルーさんに怒られる、と落ち込むゴリサキでしたが、大人なブルーさんは責めたりしませんでした。良かれと思ってやってくれたことだから。
でも、そんなブルーさんとの関係を不満に思うゴリサキ。自分とブルーさんの間には垣根がある、と。

ニックとウサダは、レッドさん、イエローさんと好き勝手言い合っているのに・・・彼らは子供の頃から見守っているから、とゴリサキは思っているようですが。

風の洒落連発の扇風機が化けたファンロイドさん。風力のわりに羽が小さいのもご愛嬌。
ゴリサキは体を張ってブルーさんを守ります。

ファンゾードに一蹴されて空のかなたに飛んでいき、きらりん、と消えちゃうRH-01。(笑)
GT-01はエビゾリ?になってCB-01のステップボードになりました。
先週もそうでしたが、毎回合体しないのは好印象です。

一件落着の後。
もっと本音でぶつかり合いたい、といゴリサキの訴えを快く受け入れるブルーさん。
もう、この時点でいつもの大人なブルーさんなんですけれどもね。
だから、ゴリサキの本音というよりほとんど悪態の聞き役になってしまってしまってます。
ゴリサキ、それじゃ単なる駄々っ子だぞ。
他の二組は友だち関係だけど、ブルーさんとゴリサキはご主人様と執事のようなものなのかも。

あ、年寄り臭い、というのが数少ないNGワードなのがブルーさんらしい。(笑)

ということで、ゴーバスターズとそれぞれのバディとの絆を描く第三弾だった今回も、これまでの流れを踏まえた、手堅い作りでした。

どれも完成度の高いお話ばかり。キャストにも不安がないのに、なんだろう、この物足りなさは。
萌える部分がないんだろうなぁ。あくまで好みです、すみません。
ブルーさんがもっと熱暴走してくれたら・・・

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2012年5月 6日 (日)

平清盛 #18「誕生、後白河帝」

公式サイト

病に倒れた近衛帝。万が一のことがあれば誰を帝にすえるか、錯綜する人々の思惑を描いていました。

ちょっとかいつまんで整理すると。

我が子重仁が即位する可能性が高い崇徳院。今度こそ、帝の父としての上皇として政を動かせる、と期待を膨らませ、力を貸すように、と清盛に声をかけますが、清盛は今は鳥羽院に仕える身、と断ります。
崇徳院は激高。かつて騙されて落ち込んでいた時に慰めてくれたではないか、と詰ります。
だから、耐え忍んきたのだと。

平氏も揺れます。
もし重仁親王が帝になれば崇徳院が治天の君となり、鳥羽院は政の中心から遠ざけられるだろう。
このまま鳥羽院べったりでいいのか。
紛糾する中、どちらにもいい顔をすれば良い、と時忠。
清盛はその意見を採り上げた上、鳥羽院と崇徳院の仲を修復させると一族に言い渡し、鳥羽院に崇徳院と和解するよう、進言します。

近衛帝の病は自分が崇徳院を避けてきた報いかもしれない、と怯え、悔いる鳥羽院は清盛の言葉に動かされます。

今までは冷や飯を食わされているもの同士、それなりに暮らしていたのですが、ここにきて浮き足立つ兄、崇徳院が煩わしく、屋敷を抜け出す雅仁親王。

芸事の盛んな青墓の宿を訪れて、乙前なる白拍子が歌う今様に心惹かれます。
「遊びをせんとや 生まれけむ」
清盛の母、舞子が歌っていたのと同じ歌です。

乙前は実在の白拍子。ドラマでは祇園女御に似た人物にしたのかと思ったら、公式で祇園女御その人、という因縁設定にしたことを知りました。

乙前がかつて祖父の愛人だったことを知らぬまま、雅仁親王は誰にも言えなかった鬱屈した思いを打ち明けます。

今や自分だけ誰からの相手にされない存在となってしまった。その思いを声が枯れるほど歌ってはらしてきのだ。

その歌にかける情熱が今に世の中を動かすでしょう、慰める乙前。

その他の人々は。

鳥羽院の側近であり、平氏の庇護者として尽くしてくれた家成が亡くなりました。
病の床で、あえて武士のことを野良犬と言って、清盛を鼓舞する家成。
後を次ぐのは彼の息子、成親と養子の師光、後の西光。曲者登場です。

暴れん坊の八男坊、為朝の所業のために鳥羽院の怒りを買い、検非違使を解官された為義は、いよいよ頼長に密着します。
綱紀粛正に厳しすぎる、と父、忠実からも忠告を受ける頼長ですが、法を厳守することに口出し無用と受け付けません。

突然「鎮西八郎」こと為朝が登場しました。
為義が為朝の所業についてどう思ったのかは一切描かれず。

頼長が「悪左府」と呼ばれた所以である「綱紀粛正に厳しすぎる」という采配も、鬼若と忠実のセリフだけですましちゃいました。ま、あまり期待はしてませんでしたけれども。
多少なりとも学習したので脳内補填しました。

さて、祈祷の甲斐なく、近衛帝は崩御されました。

歯車が動き出します。

妻の喪に服している頼長が欠席した会議で、次の帝を誰にするか議論されます。

帝を継ぐのは崇徳院の皇子、重仁か、もしくは雅仁親王の皇子、守仁か。
うつけ者として名高い雅仁親王を押す者は誰もいません。

重仁親王が帝になれば崇徳院が権力を握ることとなり、人事は刷新される・・・つまり、この会議に出席している者、皆が失脚することになりかねない。
とはいえ、父が帝でないのに息子を帝にするのはいかがなものか、と守仁親王の即位にもクレームをつける信西。魂胆見え見えです。頼長さえいなければ、公卿たちの気持ちを操ることなどたやすいこと。

が、ここで鳥羽院が「崇徳院と和解し、重仁親王を帝につける。」と、思わぬ懺悔と決意を表明して、信西を慌てさせます。

崇徳院が許すわけがない、それどころか鳥羽院サイドと崇徳院サイドで分裂し、大乱がおきる、と必死で押しとどめる信西。そして信西を支持する得子。

そして結果は。

崇徳院に許してもらえる自信がなく、大乱を恐れた鳥羽院の決断によって、重仁親王を外すことに決まりました。
そして守仁親王を帝にするために、まず父である雅仁親王を帝にすることに。
後白河帝の誕生です。
雅仁親王を政治に興味のないうつけ者として御しやすし、と思っている信西の思惑通りに運びました。

決定を聞いて、かつてより、さらに深く絶望する崇徳院・・・
もう、彼の系統に帝がまわってくる可能性はほとんどなくなってしまいました。

崇徳院の父が本当は誰なのかわかりませんが、激情タイプなのは鳥羽院そっくりです。

自分の預かり知らぬ政治力学で、いきなり帝になってしまった後白河。
清盛とはは、同じ歌に心惹かれるもの同士。
二人の長い長い確執が始まりました。

清盛は事実、この時は皇位継承問題との関わりを避け、中立を守っていたようです。

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動きがあったので面白くはありました。
でも、今更ですが、知らない人にはわかりにくいかも。
わかりにくい時代だから仕方がないのですが、描かねばならないことが多すぎての取捨選択が今ひとつというか、ここに至るまでをドラマ的にもう少し整理してもよかったのでは。

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2012年5月 4日 (金)

テルマエ・ロマエ

2012年 日 108分

公式サイト

Photo

原作:ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」(エンターブレイン)
監督:武内英樹/制作:亀山千広、市川南、寺田篤、浜村弘一/プロデューサー:稲葉直人、菊地美世志、松崎薫/脚本:武藤将吾/音楽:住友紀人
出演:阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開、笹野高史、市村正親、キムラ緑子、勝矢、外波山文明、飯沼慧、岩手太郎、木下貴夫、神戸浩、内田春菊、松尾諭、森下能幸、蛭子能収

「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの同名コミックを阿部寛主演で実写映画化。古代ローマ帝国の浴場設計師ルシウスが現代日本にタイムスリップし、日本の風呂文化を学んでいく姿を描くコメディドラマ。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

原作は未読ですが、ヤマザキさんの他の作品を愛読しているので観に行きました。
阿部ちゃんのローマ人っぷりも観たかったですし。もう、出オチでもいい、との覚悟とともに(^^;;

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以下、ストーリーに関するネタばれなしの感想です。
覚悟はしていたのに、悲しい性(さが)で思わず突っ込んでしまいました。
多少控えめにはしたつもりですが・・・ご注意くださいm(_ _)m
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お客さんはよく入っていました。
前半は大ウケ。笑い声が絶えませんでした。
長さも1時間半超と、丁度良かったです。

後で知ったのですが、日本の部分のほとんどは映画オリジナルだそうで。
wikiを見たら、ローマ時代の人々の設定も映画用に変更してあるようです。
結末も、現在連載中なのでもちろんオリジナル。
でもヤマザキさんも加わってのオリジナルなので、モメることはないでしょう(大汗)

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前半は面白いんです。
阿部ちゃんのいちいちの「はっ」なんてまさに漫画そのもの。(爆)
上戸さんたち、特に笹野さんがB級っぽいペラさをさすが、巧みに演じてられました。

音楽もペラい。
曲ではなく。
同じ映画館で「のだめカンタービレ」を観たのですが、音圧が違いました。

映像がまたペラい。
チネチッタでロケを敢行して、このペラさ。
B級映画としての節度は保たれていたと思います。


決して皮肉ではありません。
B級にはB級の美学があると思っているので。

戦闘シーンのペラさが他の画と調和していて素敵でした。


ここから突っ込みはいりますm(_ _)m

ヒロインのラテン語習得の速度や「バイリンガル」(←観た人にはわかる^^;;)設定はOKだったのですが、ルシウスに西暦がすんなり通じる設定には、あれぇ?と思ってしまいました。どんなに破天荒なシチュエーションでも、ヤマザキさんはこういうところは大事にしそうなイメージを持っていたので。
でも、日本での温泉地のいかにもな場所のロケのコラボといい、和洋問わずわかりやすさといかがわしさを目指した映画なんだ、と、納得しました。

納得するする一方で、そういったいかがわしさを笑いに変えきれていないようにも感じました。
象徴的なのが歌手のおっちゃんの使い方。すごく中途半端でした。もったいない。

そしてやっぱり、と思ったのは、コメディ映画としてのテンポが後半ダレることです。
団結する平たい顔族たち、彼らの(主役二人ではなく;;)焚き火の前の儚いシーンなど、印象的な映像もありましたけれども・・・

抜群に面白い設定を生かしきれていないというか、持て余したというか、映像としてコメディに仕立てきるエネルギーがつきたのか。

なので、コメディ映画としてはB級には届かないかな、と・・・(汗)。

おまけで配られたヤマザキマリさん作の小冊子「テルマエ・ロマエ 特別編」が面白かったです。
CMで流れるシーンの数々がベストセレクションかも(汗)。
そんでもって温泉に浸かりたくなりました。

そうそう、阿部ちゃんのぶっ飛びぶりはある程度予想の範囲内だったのですが、竹内力さんの異様な存在感は予想外でした。(Vシネはほとんど観ないので;;)

特に「腐ってる」の一回目は不意打ちで、思わず笑っちゃいました。
唯一余念なく笑えたシーンでした。
他にも面白いシーンはあったのですが、CMで見慣れていたので、思わず噴き出す、という感じではなかったんです。

だからこそ、この隠し玉的なギャグをもっと大事に撮って欲しかった・・・粗いわ~っ、と思わず突っ込んでしまいました。
このギャグだけじゃないんですが・・・あああああ、何かともったいない映画でした。

逆に言うと、尖がっていない、ということですので、気軽に楽しめると思います(^^;;

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カエルの王女さま 第4回「オバサン、TVに出る」

公式サイト

ローカルテレビ局から取材の依頼を受けたシャンソンズ。

自分がまひるを鍛え直していく姿を映像化してもらおうと、まひるを中心としたショークワイアの構成を考える。澪が選んだ曲とは山口百恵の「ロックンロール・ウィドウ」などの女の魅力を爆発させる曲の数々。(公式よより)

自分に自身が持てず、センターに立てないどころか、シャンソンズに入っていることすら母親に言えないまひると、かつてセンターから逃げた一希。
そしてセンターに立つことにこだわり続ける澪。彼女にはもう反対してくれる母親はいない。

この3人に的を絞って描かれていて、すっきりしたベタなお話になっていました。
澪の生い立ちが少し明らかになったのも好印象です。
何もかもぶち込んできた先週とはえらい違いです(汗)。

その代わり他のメンバーはモブになっていましたが・・・。

今回、澪の選択に納得できたことも見やすかった一因です。
打算とまひるの成長を思う気持ちがうまく重なっていました。

まひるを、見ている方がじれったくなるほど典型的内向タイプとして描いてきたことが効果的でした。
スターは孤独、自分の限界決めて良いのはチャレンジした人間だけ(概略です)、などなどのスパルタ発言にも納得できました。
忠子が過保護に見えて、ちょっとうざく感じるほど(汗)。

山口百恵さんの歌の歌詞もうまく使われていたように思いました。
単に自分が知っているだけなのでしょうけれども。(汗)
特に「This is my trial」のアカペラは効果的でした。流れはベタベタでしたけれども、そのベタさ加減と歌がよく合っていたと思います。

まひるのお姉さん、美沙子が、妹の歌っている姿を真剣に見ていてくれて良かったです。

安アパートで逡巡する一希。
玉山さんは黄昏ている姿が実によく似合います.

テンポ、編集など、まったり感があって、昭和の香りがしました。最後のショータイムも合わせて懐かしい邦画・・・青春ドラマを見ている感じ。
山口百恵さんの歌がメインだったためでしょう。
演出が歌に合わせた、ということなのかな。分割画面も使わなかったですし。

やはり日本人はステージは別として、映像だと「ミュージカル」より「歌謡ショー」の方が作りやすいのかもしれない。どうなのかなぁ・・・
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入院していた母の前で、絶対スターになる、と言い切った澪。母はもう亡くなったので、今更その言葉を撤回することはできない。

強い人です。
でも実はセンターには一度も立っていないのかもしれない・・・?

市長、高笑いしすぎ。(笑)

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第1話 第2話 第3話

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2012年5月 3日 (木)

37歳で医者になった僕~研修医純情物語 4話

公式サイト

先週の感想で、一人一人の患者にのめり込むと体も心も持たないような気がする、と書きましたが、今週は木島のことを引きずる紺野が、再び末期ガンの患者と向き合うことで、自分なりの患者との境界線を見つけるまで。

一歩成長した紺野とともに、そんな紺野の影響で研修医たちが変わっていく様子も具体的に描かれていました。

ちょっと頭がいいから医者になったという下田。羨ましいです(汗)。
下田の「めんどくさい」発言は患者サイドから見たら許せないけれども、そういう時もあるだろうなぁ、と。
特に自分から治療を放棄するような患者に関わっている余裕はないだろうなぁ・・・下田は暇そうでしたが(大汗)。

外科系に比べると時間をかけて治す内科系は確かに地味かも。

下田と香織、切れる沢村の描き方は、ベタと言えばベタですが、全体的に粗かったような気がしました。

最後の最後に香織に声をかけるのが、ほとんど接点がない紺野っていうのは・・・主人公だからだから仕方がないですね。

と、下田関係は突っ込みどころがあったのですが、元大女優、羽山早苗と紺野のやりとりは、江波杏子さんの貫禄もあって、引き込まれました。
タバコもうまく使っていたと思います。
哀れまずに、ただ医者の役を演じて欲しい。死ぬまで、プライドを保てるように。
彼女の死と向き合う姿勢が、紺野の患者との付き合い方の指針のひとつになりました。
最後、お化粧した早苗が美しかったです。

すずの職場に新しい職員として阿部力さんが登場しました。
高校時代の怪我がもとで足を悪くした青年です。(役名、忘れました;;)
あからさまに訳ありげ。

そういえばまだほとんど出番のない谷口。
来週あたりあるようです。

森下先生が決して孤高の天才肌の医師ではないことがわかって、なんだかほっとしました。

「リーガル・ハイ」と同じ曜日なので、感想を書く余裕がなくなるかも・・・(汗)

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#01 #02 #03

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リーガル・ハイ  3話

公式サイト

今回、古美門と黛は別々の事件を担当しました。

思いついたことをばらばらと書きます。

古美門は
「汚い野次で球場から強制退去させられたことに怒る望月ミドリ(阿知波悟美)が訴える、球団への賠償請求。」(公式参照)
を引き受けます。

賠償額は何と1500万円。球団側は試合のチケットはちゃんと払い戻しているし、お見舞金も渡しているので、勝ち取るのは相当難しそうな案件です。

球団側の弁護は、三木法律事務所の若手、井手が自ら名乗りを挙げて担当します。
普通なら、球団側が勝って当然の裁判。
しかし、三木も沢地もどうやら井手が勝てるとは思っていない様子。

その予測は大当たり。
恐らく必死で集めた過去の判例を持ち出すも、論点が違う、と古美門に一蹴されてします。

勝負にならない、とはことことですな。

古美門は望月の球団愛を訴えることで裁判長の心を動かし、勝ち取ってしまいました。
望月の球団愛は嘘ではないけれども・・・嘘じゃない、というとことがミソなんだろうなぁ(笑)。
依頼人にとってはこれほど頼りになる弁護士はいないでしょう。

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一方、黛の方は、ストーカー行為で訴えられた青年、榎戸の国選弁護人として法廷に立っていました。
原告側の検察官は「黛が法科大学院時代に教壇に立ったことのある相沢」(公式サイトより)。
かつ、淡い思いを抱いた人。

榎戸と面会するも、ストーカーされたという相手側女性、美由紀の訴えを裏付けるような印象しか持てなかった黛は勝ち目がないと判断して、罪状を認めた上での減刑に持ち込むつもりだったのですが、榎戸が突然法廷で無罪を訴えたため、混乱してしまいます。

榎戸は、黛が自分を信じていないことに不信感を抱いたために、本心を明かさなかったのです。

とはいえ、怒りまじりに自分の行為の正当性を訴える榎戸からは、自分勝手な思い込みしか感じられない・・・どう見ても典型的なストーカーとしか思えません。
でも。
彼の言葉の中に、ふと、かつて自分が相沢に抱いていた憧れと失望をだぶらせる黛。
榎戸の思いが全く一方的なものだったのかどうか、疑問をいだきます。

初めから美由紀は榎戸を疎ましく感じていたのか?

通勤バスについての服部の経験を聞いて、榎戸の証言の裏づけを取り始める黛。
結果、榎戸と美由紀が度々席を同じくして楽しそうに語らう姿、そして榎戸の渡した似顔絵を嬉しそうに受け取っているのと見た、という証言、そして決め手として、美由紀が、気持ちが悪いからすぐ捨てた、と証言した似顔絵を結婚のために引越しする美由紀のアパートから手に入れました。

通勤バスとは。乗車する時間も決まっているし、何故か座る場所も決まっている。そうそう、そういうもんです。
最初から榎戸のことを避けたかったなら、時間をずらすなり、座席を変えるなりするだろうし、ましてや笑顔で似顔絵を受け取ったりしないはず。

その時は美由紀は単純に嬉しかったのでしょう。
婚約者がいたとしても、たとえ結婚していたとしても。異性からの好意は嬉しいもの。
少なくとも笑顔を見せるほどには、榎戸からの好意を嬉しく感じており、話すのも楽しかった。
その、ほのかな好意から出た何気ない笑顔や感謝の言葉。
それが榎戸を暴走させてしまったんですね。恐いです。
法廷で、美由紀が自分が示した好意を全否定するのもわかります。

榎戸の、相手の気持ちを思いやれないほどの過度の思い込みからくる行動は、やはりストーカーそのものとしか思えませんでした。
ですので黛が、美由紀にも非があるとして無罪を勝ち取るのは恐いな、と思いながら見ていました。
もし無罪になったら美由紀や家族たちは恐くて寝れないでしょう。(_ _)

しかし、黛の、自分の思い出を重ね合わせた真摯な弁論が、榎戸の頑なな心を開かせました。
黛・・・新垣さんの弁論には説得力を感じました。

証拠である似顔絵を提出させず、自分の行為をストーカーだったと認める榎戸。

ストーカーが自分の行為をストーカーだと認めることは大きな前進だと思います。
古美門の言うとおり、勝てはしなかったが、負けもしなかった裁判でしたが、美由紀たちにとっても、榎戸自身にとっても良かったです。
特に、もし、似顔絵を持っていたことを夫に知られたら、美由紀の立場が非常にまずくなる、ということに気がついた榎戸の変化が。

黛は無罪よりもっと大きなものを勝ち取る・・・というより、榎戸と分かち合ったように感じました。

黛の、淡くて小さいけれども、針のように記憶に残る苦い初恋は切なかったです。
その切なさ、一途さが、突っ走ってしまった榎戸と重なりました。
一歩間違えば、誰もが榎戸のようになるかもしれない。でも、最後の最後で踏みとどまれた。

榎戸役が永山絢斗さん、というのも大きかったかもしれません。一途ゆえに思い込んでしまう若者の危うさや孤独を感じました。

黛の失恋や、榎戸のストーカーに至る経緯はよくあるパターンなのですが、持って行き方がうまいのでしょう、彼が罪を認めるシーンにはほろっとさせられました。

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コミカルテイストの古美門の裁判と、正反対の黛の裁判。
好きな対象にのめり込む、という共通点はありましたが、それ以上交じり合うことはありませんでした。
ちょっとバラけているた、とも言えるかもしれません。

自分は黛と榎戸の思いがほろ苦い後味として残ったので、どちらかひとつだと軽くなりすぎたり、重くなりすぎただろうな、と好意的に見ました

ありえませんが、もし古美門が榎戸の案件を本気で手がけたら。その方が恐いかも、とも。
このあたり、謎なんですね。楽しみでもあるのですが。

新垣さんメインの回でしたが、古美門が本当に切れ者であること、三木だけでなく法曹界から嫌われていること、そして口では何と言おうが、それとなく黛を気にかけているらしいことも伝わるお話だったと思います。

後、沢地の胡散臭さなど書ききれませんでした。正体がわからない、という意味では蘭丸もと似ているかもしれません。

万能執事、服部さん、ナイス・アシスト(笑)。

メインからサイドへ、そしてメインへ。堺さんの立ち位置の自在さと存在感もを感じました。←贔屓目かもしれませんけど(^^;;

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※役名の誤記を訂正しました。

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#01 #02

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2012年5月 2日 (水)

鍵のかかった部屋  3話「盤面が語る密室の謎」

公式サイト

原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「ガラスのハンマー」「狐火の家」(角川文庫)

原作未読です。

今回の密室は科学トリックではなく、榎本の言うとおり、動機、つまり人の気持ちがトリックでした。
竹脇は密室にしようとしてチェーンをかけたのではなく、将棋盤に残された手を残したかった・・・思わぬ気持ちの動きが単純な殺人を複雑にしてしまう、というトリックの方が科学トリックより現実的な気がするので、しっくりきました。

「トリックは単純な方が面白い」(by 江戸川乱歩)

最初に駒を動かした時点で犯人はわかってしまうのですが、遺体の位置から、密室、そして動機の謎が解明されていく流れが面白かったです。

実際、八百長が可能かどうか、将棋ソフトでプロに勝てるかどうか、将棋のことを全く知らないのでわかりませんでした。どうなんでしょうか。
わかっていたら、来栖が追い詰められるシーンにもっとドキドキできたかもしれないし、来栖が負けを認める決め手となった、毒島竜王の手がどれだけ凄いかがわかればもっと面白かったかも。

上昇志向の強い来栖を演じた相武紗季さん、存在感がありました。
「ブザービート」以降、陰影を持った役が増えてきました。
ひょっとしたらですが、今後大バケするかもしれない。

忍成修吾さんがミスディレクションとして登場(笑)。
こういうキャスティングは大事です。

今回は事件の関係者として警察に目をつけられた芹沢の出番は少なく、榎本と青砥が頑張っていていました。
いつもは動機に興味を示さない榎本が犯人を追い詰めるたため、探偵らしく見え、青砥もワトソン的スタンスをこなしていました。

榎本が美人の来栖に興味を持っている、と思った青砥がからかい気味に「恋人はいるんですか」と聞いた時、どうして女性は恋愛の話をしたがるのか、と聞く榎本に、面白いからですよ、と答える青砥。
このやりとりが、最後の、来栖の本心を知ってがっくりしながらもなお弁護を申し出よう、と呟く青砥にかける榎本の慰めのつもり(だと思う)セリフに繋がっているのも、甘さがほんの少し感じられる端正な探偵モノになっていたと思います。

佐藤さんのもたらすユーモアは足りませんでしたが、これはこれで面白かったです。

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2012年5月 1日 (火)

宮沢賢治が伝えること:朗読劇(メモのみ)

シス・カンパニー公演
出演:木村佳乃、段田安則、山本耕史(敬称略

「よだかの星」は子供心に一番印象に残ったお話。堪能いたしました。

ひとつだけ・・・この劇場(世田谷パブリックシアター)、客席の傾斜があまりないので、前の席に大きい人が座ると、何も見えなくなってしまう。(汗)
朗読会、という動きの少ない舞台だと、余計に感じました。
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