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2012年4月

2012年4月30日 (月)

ATARU #03

公式サイト

「うわ ケーキかぁ」

くだらねぇ~(爆)

捨て山だったところから殺人を立証するまでは面白かったです。

チョコザイの能力を知った舞子と沢が彼の言葉を積極的に聞くようになったこともあって、チョコザイのアドバイスで事件が解決する、というパターンが安定したためもあると思います。
チョコザイが気まぐれではなく、事件を解明しようとしていることもわかってきましたし。

でも、今回、犯人像及び被害者像が歪んでいる様があまり描かれてなかったかな・・・

父親殺しを躊躇なく実行する息子。父の愛人を好きになってしまったことを告白する時の、何の逡巡もない表情が、なんらかの精神の欠如を感じさせました。
そして夫の不倫は何とも思わないのに、息子に恋人がてきて自分から離れていくことの方を悲しむ母親。

彼らをそんな風にしてしまったのは被害者なのでしょうか。
どんな父親だったのかな。

このあたりをもう少し描いてくれていたら、捨て山を拾うことで不幸になる人もいる、という沢の言葉、それでも犯人がいるなら捕まえるべき、という舞子の信念がより深く伝わったかな、とは思いました。

と、色々突っ込みましたが、犯罪を立証することがメインの話だとわりきれば、舞子、沢と警視庁捜査一課の連中のやりとりも大分すっきりしてきて楽しめました。
影の薄い玉倉、ユニゾン報告など(笑)。

「掃除する」と舞子にささやくシーンは少しコントぽくって笑っちゃましたが(汗)、一人、独自の風景を見ているチョコザイの姿には、だんだん切なさを感じてきました。

さて、犬飼から再び謎の違法無線の件を相談される沢。
普通なら、忙しい、ということで歯牙にもかけないだろう小さい情報なのですが、「サヴァン」という単語が気になって動き出します。
調子はいいけれども、舞子の暴走をそれとなくサポートしたりと、実は優しくてマメで有能な上司、というのが安心できます。

渥見の協力も得て、チョコザイを追っているのがアメリカ大使館だと判明します。
相手が悪い、と渥見はすっかり逃げ腰に。

沢、渥見、犬飼。三人が集まったのは初めて。濃いメンバーです(笑)。

蛯名家を離れて病院に保護されることになったチョコザイ。その後をつける、ラリー井上。

チョコザイ周辺はあまり複雑にしない方が気楽に見れるのですけど・・・。
チョコザイが事件を解決するヒントを舞子たちに与える、というパターンは続くとは思うのですが、どうなるのでしょうか。

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仮面ライダーフォーゼ #33「古・都・争・乱」

公式サイト

修学旅行ということで、もっとはっちゃけるかと思っったら、重大な事実が明かされた回でした。

まず、レオの人間体がついに登場。わー、横山一敏さんだ。レオのイメージにぴったりです。
校長がちゃんと仕事をするかどうかを監視する役目だそうで、この二人、あからさまに仲が悪そう。
校長の方が弱いだろうなぁ。
分身の術も、レオのパワーには勝てなさそう。

そして我望にスポンサーがいることが判明。Wで登場するも、結局組織の詳細もその目的もはっきりしたことは謎のままに終わった財団Xです。
映画「MOVIE大戦MEGA MAX」ですでに明かされていたそうですが、見ていなかったので驚きました。
フォーゼでも結局謎のまま終わり、塚田さんがプロデュースする仮面ライダーシリーズにはずっと登場しそうな気がします。

さらに賢吾の父親、緑郎が写真で初登場。風間トオルさん。これは写真だけでは終わらなさそう。どうなるのかな?
緑郎の友人で研究仲間の江本教授が、賢吾に重要なことを教えてくれました。

日本には2つ「コズミックエナジーが宇宙から降り注ぐポイント」であるザ・ホールが上空にある場所がある。(公式参照)
一つは天ノ川学園都市。そしてもう一つが京都。
京都の過去の人々は青龍、白虎、玄武、朱雀という4つのパワーポイントを設置し制御してきたんだそうです。

我望が天ノ川学園都市に目をつけたのは、ザ・ホールが上空にあったからなんですね。
修学旅行に、高校としてはベタすぎる京都を選んだのは、パワーポイントを破壊するためでした。
どうやら校長はフォーゼのパワーを利用して破壊を企んだようです。そこにメテオが加わったのはかえって願ったりかなったりだったのでしょう。

ということで、シリーズを貫くテーマを描きつつ。

遊びの部分では弦太朗に恋する、パワフルな優希奈が登場。ちょっとうざかったです。ま、うざくてなんぼのキャラなんですが。
巻き込まれたユウキが可哀想でした。一心太助は似合っていて可愛かったです。
ユウキを初め、今回のコスプレは弦太朗の宮本武蔵、流星の沖田総司、賢吾の鬼平もどきと、皆似合っていました。

弦太朗と優希奈が接近するのをとことん邪魔する流星。
誰よりも先に優希奈の気持ちに気がついたり、邪魔の仕方がどことなく女子っぽかったり。
弦太朗の危機、というせっぱつまった(笑)、モノローグ及び撒菱を巻く真剣な表情が個人的にツボで、爆笑しちゃいました。

ユウキにも何か雰囲気が変わったって言われてましたが、友人のために弦太朗を殺そうとしたことを深く反省し、これからは弦太朗を守るために命を賭けるそうで・・・二郎から弦太朗に対象が移ったのね(爆)。
クールな顔をしていて、実は情熱的な流星。
でも、弦太郎は鈍感というか博愛主義だから、流星の強い思い入れには片思いっぽいニュアンスを感じました。
それともフラグがたった?それだけは止めて欲しい・・・

何はともあれ、ライダー二人、仲良くなって良かったです。

江本教授が山崎一さんだったり、何気に豪華なキャスティングでした。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第10話  「戦う理由」

公式サイト

短く感想。

叩いても叩いても現れる大量発生したバグラー。
熱暴走したブルーさんのおかげで一掃できました。
が、エンターの本当の狙いは、手に入れたバスターマシンを完成させるのに必要なレアメタル。

「奪われたのはレアメタルのひとつで、メガゾードの心臓部に使われているデルタニウム39。」(公式参照)

だそうで、メガゾードを使って亜空間に転送するのをゴーバスターズたちに邪魔されないように、レアメタルの入ったボックスをメタウイルスを注入された人間たちに守らせる、という素敵に非情な計画を実行します。

そんな大変な時に、レッドさんがゴーバスターズとして戦うことに大反対しているレッドさんのお姉さん、リカが会いにくるとの知らせが。イラストレーターなのね。

レッドさんが忙しいので、ニックが会いに行きますが。

方向音痴なニックのキャラが生きていました。ハンドル。(笑)

両親を失ったヴァグラスとの戦いに弟が参加するなんて・・・何故家族をバラバラにするの、と説得にきたニックを詰るお姉さん。

レッドさんは、姉を説得するには言葉では無理、行動を見せるのみ、と、目の前で人々を救い、メガゾードを倒します。

戦う理由とは。
家族をバラバラにするのではなく、もう誰もバラバラにしないために戦うのだ、それが13年前に父から託された使命。
彼らを倒すのは、自分しかいない。

レアメタルを奪われても人の命は守れた。

うーん、ヴァグラスがバスターマシンを完成させたらもっと攻撃力が増して被害が広まる・・・とは思いましたが、二者選択なら、人命第一を迷わず選ぶ姿勢は清々しく感じました。

ヴァグラスの攻撃から人々を救うレッドさんたちの姿を見てお姉さんは、納得して帰りました。
弟を奪うもの、として嫌っていたニックを含めた家族の絵を残して。

チーター体のニックの絵、可愛かったです。

今回も乱れず、レッドさんとお姉さん、そしてニックの関係をがっちり描いていました。

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2012年4月29日 (日)

平清盛 #17「平氏の棟梁」

公式サイト

清盛の母の違う子供たちの屈折、時子の明子への遠慮などを絡ませながら、清盛お披露目の歌をクラマックスシーンとして、清盛と、棟梁の妻として一族を束ねることとなった時子の新米っぷりを描いたお話でした。

とは言え、清盛の慣れぬ棟梁ぶりが責められることもなく、まずまずは平穏な平氏たち。
やがて起こる争乱のまでの、つかの間の平和、といったところでしょうか。
忠正の表情が気にはなりますが・・・

清盛の息子たち、そして弟たちの弓矢のシーンはそれぞれの性格が出ていて、わかりやすくて面白かったです。

棟梁としてこなさねばならない仕事の多さに改めて亡き父、忠盛の偉大さを感じる清盛。
時子も、棟梁の家を仕切ることに戸惑います。
食事の用意が足らず、半端な魚の身がならんだ食膳(笑)。
では、宴にて場を盛り上げようとするも、すでに琵琶はやめた、と言って場をしらけさせる時子にああん?!と清盛。
この一連の流れは新しい棟梁夫婦の若々しさが出ていて微笑ましかったです。

家成は忠盛亡き後も、平氏の棟梁として清盛を引き立てることを、池禅尼に約束してくれます。
歌会は、家成が清盛を平氏の棟梁としてお披露目するためにお膳立てしたもの。
しかし、同時に、清盛に平氏の棟梁としての力量があるかどうかを試される場でもあります。
ドラマではほとんど描かれていませんでしたが、忠盛は歌人としても有名だったですからねぇ・・・

お披露目する歌のことで頭がいっぱいになる清盛。

一方、時子の弟、時忠は、時子の長子、清三郎にいらぬことを吹き込みます。

清三郎に、お前は清盛にとっては三男だが、正妻の時子にとっては長男。
正妻の子を清三郎というのは如何にもおかしい。お前の父は先の奥方様にそれは惚れておられたからな、お前よりも重盛、基盛が可愛いのだ。お前もいずれ邪魔になって寺にでもやられよう。そういうお前は文も武もわきまえずともよいのだ。

かつての忠正の姿が重なります。

傷ついた清三郎が反抗的な態度をとってわけを知らぬ清盛を苛立たせ、つい、口をすべらしてしまいます。

「明子ならば、もっとしかとした棟梁の妻となっていたぞ。」

あっちゃ~、です(_ _)

そこへ時忠が登場。
清三郎に言った内容、そして姉上が琵琶をやめた理由を話します。
耳の残る明子の音色をかき消されとうない、と清盛が言ったためだと。
姉のことを思った上だとしても、頑是無い子供に、お前は親に愛されていない、と言うのはいかがなものか。
自分がそのように見られている、という思いが後に禍根を残すのでは?

とは言え、時忠の忠告のおかげで、琵琶のことだけでなく、時子がおおらかに見えるため、ついずけずけと言い過ぎてしまうこと、そんな自分が言ったことが時子を知らず知らずの内に傷つけていたことに気がつく清盛。

結局、清盛が披露したのは

重盛に基盛それに清三郎 清四郎 みなわれらの子なり

歌にもなっておらぬ歌です。
それは清盛自身が重々承知。それでも代作を頼むことなくどうどうと、妻や子、わが一門の者たちを誰よりも大事に思っている意を込めた歌を歌う清盛に、眉を顰めるもの、あっけにとられるもの。

何とも諸刃の剣のごとき男、と得子。
だが、もっとも我らに足りぬものをもっている、とは鳥羽院。
そして雅仁親王は人を食った男、と。

屋敷に帰ると、時子が息子たちにせがまれて琵琶を弾いていました。

実の母亡きあと、今の母上、時子のおかげでずっと健やかに生きてこれた。父といえども母上を傷つけつことは許さない、と父に詰め寄る重盛、基盛。

自分が言わなくても、わかっている息子たち。

清盛は、そなたの音色と明子の音色はまるで違う、いずれも忘れはせぬ、と時子を琵琶の音を所望します。

一家揃って時子の琵琶の音に耳を傾ける清盛たち。

一家一族を大事にしたことで有名な、清盛の人となりを描いたお話でもありました。

対照的なのが源氏でした。
家督争いが勃発します。

義朝は父、為義が長男の自分ではなく、弟の義賢に家督を譲る、と聞いて激高します。
しかし為義は、強くなりすぎて、己が父の誇りを踏みにじってなんの痛みも覚えぬようになった、左様なものに源氏を背負わせるわけにはいかん、と義朝を突き放します。
ならば我が道を行く、と出ていく義朝。
かつては、自分が父を守る、と言っていたのに・・・

そうそう義朝は常盤と結婚しました。
今、自分があるのは常盤のおかげだと、メロメロです。
押しかけ女房とは言え、完全に打ち捨てられた由良御前。
それでも父や常盤を決して悪く言わない、寂しげな母を見つめる頼朝、この時7才

清盛を中心に、自ら政をすることを諦めていない崇徳院と、我関せずの雅仁親王、何か企んでいそうな信西、相変わらず崇徳院を蔑ろにする得子など、宮廷内の人間関係をコンパクトに描いていました。

次週、いよいよ後白河天皇の誕生ですね。
風雲急を告げる展開が始まります。

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2012年4月27日 (金)

カエルの王女さま 第3回「終わらない歌を歌おう」

公式サイト

感想のみ、バラバラっと書きます。
すごく突っ込んでおります。ご注意下さい。

由芽市桜祭りで初めて歌を披露したシャンソンズの様子が地元新聞にも掲載されたことによりシャンソンズの評判が街中でも少しずつ話題になっていく。(公式参照)

ワンマンな澪に反発しつつも、真面目にロックを踊る忠子が可愛かったです。
旦那の哲郎と玲奈、思わせぶりなだけじゃなくて、本当に過去に関係があったみたいです。
2年前っていうと不倫なの?結婚前なの?

市からの補助金を打ち切られて危機に陥る誤解されて鉄工所。
「気が立っている」同僚たちから誤解を受けていじめを受ける忍。いじめられるのは慣れているそうですが、現場に居合わせた澪から負け犬、と詰られます。

元旦那から金をせびられ、DVを受けている南。

澪の感化を受けて東京で就職活動をすることを決意したまひる。
東京で働くお姉さんは、本当にしっかりしたいい人でした。
でも、母親が姉妹を比較するのは良くないです。ドラマが終わるまでには好転するのでしょうけれども。

ついに明かされる謎の男、一希の過去とは。
ビジュアル系ロックバンドでデビュー直前だったのに、カメラの前に立つ恐怖に負けて逃げ出したのヴォーカリスト、ということでした。
哲郎とは高校の同窓生だったんですね。

と、主なメンバーそれぞれの境遇や過去と、シャンソンズを自分のステップボードに利用しようとする澪を描いていました。

でも、詰め込みすぎでは?

忍が次の就職活動をしているのではなく、実は新しい取引先とのコネクションを開拓しようとしていた、というエピと一希の過去話、哲郎と玲奈、そして南まで。
その上、それぞれのエピソードが皆中途半端な気がしました。いくら伏線とは言え、広げすぎているように思いました。

そのため、今回のメインのはずの一希の心境があまり描かれていないのが残念でした。
フォローとしては、まひるの「東京は恐い」というのがありましたが、後は澪が勝手に一希の気持ちを推測して喋りまくっただけ。
この構成は澪にとってもマイナスな気がしました。

一希自身の気持ちは、後のお楽しみ、ということなのかなぁ。
なんだかビジュアル系のファッションの玉山さんを見せたかっただけ・・・出オチになってしまったような気すらしました。
負け犬キャラは似合ってましたが(^^::

そして。
主人公の澪の気持ちも描かれていない。
なので、一希のことと言い、自分のことしか考えていない、ズケズケ文句ばかり言う嫌な女にしか見えませんでした。
南の子守唄にじっと耳を傾けるシーンから、もう少し広がりを見せても良かったように思います。
誰かが歌った後、シーンがすぱっと変わるのはミュージカルによくある手法なのですが・・・その形だけ日本のドラマに取り入れても、視聴者の気持ちがついていけない気がします。

もし、南の子守唄と被せるように澪の、皆に隠している気持ちを歌わせたら。
もっとミュージカルっぽくなっただろうに。
その歌はあくまで澪の心の中の気持ちだから皆には聞こえていない、という設定で。

ラストの、オフ・ブロードウェイっぽいシャンソンズのショークアイアも同じです。

ショーのシーンでシャンソンズが結束するのはお約束なのですが、ドラマとしては結束する理由が描かれていないから、浮いて見えました。
忍は一応気持ちを発散させましたが、グループとしての結束がどうの、というエピには発展しないままでしたし。
その上玲奈がいるのに、とつい思っちゃいました・・・いるのかな、哲郎と南の関係。(汗)

スタッフの皆さんがミュージカルが好きなのはよくわかるのですが、ドラマの部分とうまく融合していないように感じました。
もう少し人間関係を整理して、何とか頑張って欲しいです。

そうそう、今回ゲロゲロジングルが少なかったです。
入れるところがなかった、とも言えるでしょう。

フジオカ・・・できる男です。(笑)

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第1話 第2話

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2012年4月26日 (木)

37歳で医者になった僕~研修医純情物語 3話

公式サイト

原作:川渕圭一「研修医純情物語~先生と呼ばないで」「ふり返るなドクター~研修医純情物語」(幻冬舎文庫)

原作未読です。

指導医の新見は木島に転院を勧め、病気が治る見込みはないと宣告。祐太は新見の無神経さを責めるが、「根拠もないのに『治る』と言う方がよっぽど無責任」と一蹴される。(公式より)

末期の膵がん患者、木島啓一をホスピスに転院させるかどうか。

新見の宣告はドラマとして感じが悪い描き方をしてはいますが、現実にはよくあることです。逆に、無神経さを責めてどうするつもりなのかが、よくわかりませんでした。宣告の言い方が無神経だと思った、というのならわかりますが。この時点ではまだ新薬の情報もなかったわけですから。

で、木島をなんとか助けたい紺野は、沢村のアドバイスを受けて一つの方法を見つけます。それは日本ではまだ未許可の新薬の投与すること。
・・・今回、この「新薬」が微妙だったかも。外科系じゃないからなんでしょうが・・・。

さて、またも指導医・・・上司を飛び越えて突っ走る紺野。会社でもこういう感じだったのでしょうか。
新見は確かに紺野の言うことに全く耳を傾けない人物ですが、もう少し話をすればいいのに。たとえ受け入れられなくても、どうせ紺野は自分の思った方法を貫くだろうし。

新薬を使えば。
腫瘍の縮小に至ったのが10人に7人。死を宣告された人間にとっては驚きの可能性です。
しかし効かなかった場合は、数週間、早くて数日で死に至る。
もし投与しなければ、半年は生きながらえることができる。

決めるのは患者です。
紺野が大丈夫と言ってくれれば使います、という木島の言葉に躊躇する紺野。

一方で、早く元の職場で働き始めたいすず。紺野に、働いても大丈夫だと言って欲しいと頼みます。

そして、沢村の、幼い頃に病死した母の話。
かかりつけの医者は人当たりはよくても腕は悪かった。彼の「大丈夫」で、母のガンの発見が遅れたのだ、と。

この三つの「大丈夫」がリンクするわけですが・・・

まず、すず。
医者でなくても「大丈夫」なんて言えるわけないやん、と思ってしまいました。
恋人である、という甘えがあるからでしょう。
もし「大丈夫」と言って、すずの病気が悪化したら、紺野がつらいことになるのはわかるだろうに。

木島が「大丈夫」と言って欲しい気持ちはわかります。
木島の場合は「大丈夫」と言ってくれる相手が紺野でなくても良かったような気がする。
誰かに、言って欲しかった。そして自分の背中を押して欲しかったのかな、と。
結局、木島は自分で決断をくだしました。
半年か、数週間かの賭け。サイの目を振るのは自分しかいないのだから。

最初は大丈夫って言ってあげれば良かった、という後悔する紺野に、いや、やはり医者としては言ってはいけないこと、と思ったのですが。
木島は診断の大丈夫は期待していなかった。ただ励ましの大丈夫が欲しかったのかな、と思うと、後悔するかな、と思えてもきました。

ここまで一人一人の患者にのめり込むと体も心も持たないような気がします。研修医という経験の浅さもあるのでしょう。
もう少し科学者としてのスタンスを維持した方が良いのでは。それと技術向上とね(汗)。

沢村の「人当たりはいいけれども」という医者の話は、心当たりがありまくりでした。
人当たりがいいから、ヤブってわかっていても転院できなかったり・・・

無愛想でも、病気をちゃんと発見して直してくれる医師の方がいいに決まってます。だから沢村の信念は正しい。
でも、無愛想=感じが悪い、ではありません。中には感じが悪いを通りこして無神経な医者もいますからねぇ。こうなると腕の良し悪し以前の問題だし、治るものも治らない気がする。
ここが難しいところです。

面白いドラマ、というより、身近な例を思い起こさせるドラマです。
だからドラマ内で問題が解決しなくても、あまり気にならないかもしれません。
現実世界では解決することなく終わることの方が多いから。

次回はこちらもあまり仕事をしているようには見えない(汗)、下田にスポットがあたるようです。

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http://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/372-718c.html

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2012年4月25日 (水)

リーガル・ハイ  2話

公式サイト

今回も面白かったです。

最後まで「あれは恋でした」がボニータの曲と似ているとは思えませんでした。(爆)

アレンジって凄いです。著作権も入ってこない裏方仕事だけど、技術とセンス、理解力がないと絶対にできない。そのアレンジを作者本人が気に入るかどうかは、また別の問題ですけれどもね。

バタバタしておりまして、セリフのメモをとらなかったので(汗)、バラバラっと書きます。

まず、冒頭の、振り向きざまの「パクられた」から。
うっそ~って突っ込んじゃいました。
いいツカミです。

この「著作権侵害」の件を、地道に仕事をもらいにまわる黛が拾ってくることで、今回のお話が始まります。

免許も持っていないのに高級外車三台にクルーザーまで持つ男、古美門。バカだな~(笑)
そうそう、上達しないバイオリンのレッスンも。良かったぁ、あれが上手認定されなくって(^^;;

ともかく、「著作権侵害」は金になる、ということで二人はボニータたちのバンド「自爆魂」(笑)のライブを観に行きますが・・・

同じ曲とも思えず(笑)、依頼人がど貧乏なパンクロッカーとあっては引き受ける気にならない古美門をその気にさせたのは、服部の「あれは恋でした」を唄っている柊しずかに会えるかも、という囁きでした。服部、ナイスです。耳コピもばっちり。フォークソングをかじっただけってぇ。
というか、古美門、友近・・・じゃない、柊しずかのファンなのね(笑)
そんでもってあの唄、このご時世に200万枚も売れてるそうで、いや、もんのすごいですな。出来高払いなら、そりゃ古美門もやる気になりますわ。
その上「あれは恋でした」の作詞作曲者の葛西サトシ側に三木法律事務所がついていると知って、ますますファイトを燃やします。
それは三木の方も同じで、普通なら若手に任せるところを自ら乗り出してきます。

服部がおこした譜面によると、二つの曲は似てないわけではないようです。黛の「似てる」は全くあてになりませんが(笑)。
そのことを証明しようとする古美門ですが、作戦失敗(激爆)。
パンカーファッションで登場するボニータと傍聴席のバンド仲間のジャンゴジャンゴのために法廷は大騒ぎとなって、ひとまず閉廷となりました。

微妙に裏返された歌詞の内容、そして法廷で黛の唄(のようなもの)を聴かされる古美門の表情に爆笑。
新垣さん、音程はともかく、あれだけ拍子を外して唄うのは難しかったろうと思います。

対して三木の方は波形を持ち出したりして、抜かりがありません。
しかし、葛西に一抹の不安を覚える三木・・・それは。

3年間に300曲以上を作曲したヒットメーカー葛西サトシには、ゴーストライターが何人もいる、ということでした。
その事実を知られることを盗作疑惑をかけられるより恐れる葛西。
三木には解せません。盗作の方が不名誉なのでは?
曲を持ってきた人間が盗作したのだから、葛西自身には落ち度はない。

しかし。葛西は音楽業界内での自分の立場を吐露します。
葛西の曲は葛西が作ってこそ値打ちがある。
「葛西サトシ」の看板の看板があってこそ、曲が売れる。自分がこけると、「葛西サトシ」プロジェクトの下で働く大勢の人間が路頭に迷う。

そう言われれば、三木も戦術を変えざるおえません。

一方、古美門も、服部の手抜き料理からヒントを得て、葛西がゴーストライターを抱えていることを嗅ぎつけますが、金のなる木である「葛西サトシ」の名を貶めることを業界人が証言するわけがない。さて、どうしたものか、と行き詰った時。
過去の葛西の作品から、ボニータの元バンド仲間、小枝子が葛西に曲を提供したらしいことを気がつく一同。
ボニータが一人で直接会いに行きます。

今はバンドから足を洗い、ピアノ講師をしている小枝子は、葛西に曲を提供したことを認めました。そしてボニータの才能に嫉妬していたことも・・・やはりアレンジだなぁ(笑)

が。小枝子は法廷にて、前言を撤回して曲を提供していないと証言。三木から圧力を受けたようです。
そこへ、先日とは打って変わったスーツ姿で現れるボニータ・・・古美門の練った、保守的な裁判長向けのギャップ作戦です。
形勢逆転の一発は。
ボニータが録音した小枝子との会話でした。

そして法廷で堂々と発言するボニータ。

歌は誰のものでもない。でも、歌を作るのは子供を産むようなもの。
その子がいつのまにかさらわれて、服を着せ替えられて、その人の子として世に出たら。
やっぱり悲しい。わたしは自分の子供を取り返したい。(概略です)

勝負ありました。

裁判は取り下げられ、和解となり、和解金で「葛西サトシ基金」を創設するボニータとジャンゴジャンゴ。
パンカーらしさを失わず真摯に音楽を続けるが素敵でした。
福田沙紀さんと窪田正孝さんというキャスティングが、またツボ。全日本国民的美少女コンテストって(爆)。
そんな娘たちをなんだかんだ言いながら応援する豆腐屋の夫婦の入り方も、絶妙でした。

2話目にして直接対決した古美門と三木。
予想以上に深い因縁があるようです。
「また悲劇を起こすぞ」「贖罪」
という、穏やかならぬ三木の言葉。何があったのでしょうか。
沢地も意味ありげな佇まいも気になります。

前回と同じく適当な証拠をでっち上げようとする古美門と、それを制する黛の掛け合い、合い間に入る適度な遊びもテンポが良くて、楽しめました。

堺さんと生瀬さんのがっぷり四つの対決含めて、結局柊しずかに会えなかった古美門、というオチまで、今回も完成度が高くて、嬉しい。(^^)

儲け損なってソファーでだだをこねる古美門・・・堺さん、弾けてるなぁ(大爆)

次回も楽しみです。

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2012年4月24日 (火)

鍵のかかった部屋  2話「窃盗事件と練炭自殺」

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原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「ガラスのハンマー」「狐火の家」(角川文庫)

原作未読です。

簡単感想です。

さすが、儲けている弁護士はいいところに住んでますな。
時計を盗られた芹沢が、他人の時計を気にする一連のシークエンスは面白かったです。

前回の報酬の代わりに、自分の知り合いの事件の相談を持ち込んだ榎本。
芹沢たちが事件を解決できるとは思っていないようで、自分が事件現場である高澤の家に入りこむルートをつけたかったんでしょうね。

前回では榎本を全くの邪魔者にしていた芹沢の態度が軟化し、殺人であるわけがない、と口ではいいつつも、学校まで行ったりと積極的に事件解明に参加してます。
「あ」って(爆)。
最後には、何も思いつくわけないだろ、と純子に対して開き直っていました(^^;;

今回のトリック、犯人確定の決め手はよくわかりました・・・とは言え、科学トリックはちょっと苦手なので、ほほう、という感じでしたが(汗)。
それより、高澤そのものが印象に残りました。
性格とか匂わす程度だったコーヒーとか、美樹への感情がどんなものだったのか、とか。

でも、あまり描きすぎない方がいいのかもしれません。

窃盗の常習犯だった会田と知り合いだという榎本の過去に含みをもたせつつ。
予想通り、安定した内容だったと思います。

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ATARU #02

公式サイト

思いつくまま、ばらっと感想を書きます。

「花がない」と呟くチョコザイに、私のことぉ?と、キレる舞子から始まった今回。

花屋に行ったチョコザイ、舞子、沢の目の前で突然倒れ、そのまま息を引き取った男性が病死か殺人か?というお話でした。

チョコザイの言葉の切れ端からヒントを得つつ事件を解決していく舞子と、そんな舞子を危なっかしく思いながらも何かと助ける沢、というフォーマットは安定しているので見やすかったです。

初回よりも無駄なお遊びが少なく、一見遊びと思えるシーンがちゃんと伏線になっていたし、テンポも良くなったように思います。

ダイイング・メッセージの「青い薔薇」の真相に泣き崩れる犯人。
チョコザイというキャラはトリッキーですが、動機そのものは人情モノで、怪しげな登場人物を幾人か配置するのもお約束ですし、推理ドラマとしては尖がっていないというか、平凡な話。解決するまでが見せ場ではあります。
逆に言うと、犯罪や犯人をマニアックにしないことで、日曜9時、という時間に合わしているのかもしれない。
ただ、演出やカットなどが醸しだす雰囲気は独特。(コネタは別にして;;)
ここが好みの別れるところでしょう。

沢、忙しいだろうに、舞子んちに行きすぎ(笑)。
舞子の弟、昇も母の死を自殺だとは思っていないようで、彼の「すて山」という言葉に微妙に反応する沢と、舞子たちの母の死との関係が気になります。
医者の卵が弟って、使えるなぁ。彼が冷静なのも、好印象です。

最後にやっとジギタリス、と言えるようになった舞子(笑)。
渥見は好戦的な石川だけでなく、舞子も邪険に扱ってました。沢には嬉しそうに検査結果を話すのにね。

「シンクロナイズドスイミング刑事」はなんらかのオチがあるのでしょうか。
番組を見ながら舞子の膝枕で寝転がるチョコザイはちょっと可愛かったかな。舞子には心を許しつつあるのかも。
それにしても散らかった部屋です(笑)。
部屋といえば、何もなかったチョコザイの部屋に机が増えました。

松島から舞子への贈り物としてチョコザイの手に渡った花。
本当に花が欲しかったんですね、嬉しそうに花を眺めるチョコザイ。美しく見えているようです。どんな思い出があるのでしょうか。

チョコザイの過去、不審な通信を気にする犬飼、舞子の母の死の真相など、うまく整理しながら描いてくれれば、面白くなりそうです。

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2012年4月23日 (月)

2012年3月の読書 その2

身辺バタバタで、アップするのがすっかり遅くなりました。

今年の桜はすぐ散ってしまったような気がします・・・桜の咲いている期間はその時の自分のタイム感とリンクするのかもそれません。

※読書順、敬称略です。

○読書<新読>   

平安朝の生活と文学 著:池田 亀鑑(ちくま文芸文庫)
平家の群像ー物語から史実へ 著:高橋 昌明(岩波新書)
悲劇の名門 團十郎十二代 著:中川 右介(文春文庫)

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「平安朝の生活と文学」

豊かな国風文化を育んだ平安時代、その担い手だった宮廷の人びとはいったいどんな生活をしていたのか。本書は、『源氏物語』や『枕草子』などの文学作品をはじめ、さまざまな古記録を博捜し、当時の行事や日常を復元する。後宮の制度や宮仕えの動機から、住宅事情、食事と食べ物の種類、結婚と風習、懐妊と出産、美意識やその表現、美人の条件や教養、はては誤楽、疾病、医療、葬送、信仰などにいたるまで明らかにした、平安時代の女性生活百科の名著。国文学専攻の教師や学生はもとより、広く古典文学愛好家必携の書。通読するだけでも、当時の生活が澎湃として眼前に立ち現れる。 (カバーより)

今から六十年前に書かれた本の復刻版です。
「王朝女性に焦点を当てた生彩あふれる小事典」(解説より)。

文庫用に書かれているので、細すぎないところが素人には読みやすいです。
古典の時間にこの本が副読本としてあったら、もっと古典に親しめたかもしれません。

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「平家の群像ー物語から史実へ」

「賢人」重盛、暗愚な宗盛、「運命の語り部」知盛、こころ弱き人維盛―。それぞれ『平家物語』の描きだしたイメージでよく知られる平家の人びと。しかし「実像」はどうだったのか。当時の貴族社会や合戦の現実に目配りしつつ、人物それぞれの動きを丹念に追うことで、新たな「史実」が浮かびあがる。歴史研究の醍醐味を味わえる一書。  (カバーより)

著者は大河「平清盛」の時代考証をしている人。

清盛という巨星の元で母の違う子供たちがどのように出世したか、清盛が死んだ後どのような運命をたどったか。

普通は妻の出自で跡目が決まるのですが、清盛は自分が忠盛の正妻、宗子の長子ではないのに棟梁になったためか、自分も正妻の長子ではなく、亡き妻の長子を跡継ぎにした。
そのために、微妙な陰影が生まれたことがわかりやすく書かれています。

また、滅びた一族のために、平氏自身による正式な記録が残っていないことも知りました。
残っているのは、平氏が盛んだった時にそのことを快く思わない貴族の日記か、源氏の世になってから書かれたものがほとんど。
王家・・・院と張り合ったわけですから、鎌倉幕府が倒れた後も悪者。
朝廷を押さえ込んだ徳川家は源氏を称していたから、江戸時代でも悪者。
明治以降は当然。
天皇家と源氏を敵に回しては、再評価される機会はないも同然だったんだなぁ、と改めて思いました。

「平家物語」のフィクションの部分に、正史には残れなかった平氏に対する庶民の哀悼が込められていると思うと、切ないです。

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「悲劇の名門 團十郎十二代」

三百五十年にわたり歌舞伎界をリードしてきた市川宗家。十二人の團十郎はいかなる人物だったのか?舞台で刺殺された初代の血塗られたエピソード、「劇聖」と呼ばれる九代目の苦悩…。華やかな芸とスキャンダルに彩られた血筋を描く。 (カバーより)

何となく、購読。

歌舞伎はほとんど知らないので、たくさんの團十郎・・・だけでなく勘三郎、幸四郎、菊五郎などなどが登場してきて、初めは混乱しましたが、家系図とにらめっこして読み直し、團十郎各代の個性、大事件が起きたのはいつか、などは何とか整理できました(汗)。

何故市川宗家が特別なのか。
それは、他の家が養子などで継がれているのとは違い、初代から十代目まで、役者の天分を持った血筋が続いたため、一種神格化された・・・ということだそうで、知らなかった~。

「暫なぞ、荒事よわくては悪し・・・」で始まる五代目の家訓が興味深かったです。

傲慢さは、家訓なのだ。 
<中略> 
そして (十一代目海老蔵は) 批判された。時代が違うといえばそれまでだ。 


(本書より。かっこ内は主語がわかりやすいように書き加えました。)

なるほど。

十二人の團十郎たちが、多少のゴシップ性を保ちながらも節度を保って書かれているので、歌舞伎を全く知らなくても面白かったです。

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仮面ライダーフォーゼ #32「超・宇・宙・剣」

公式サイト

やっぱりタチバナが賢吾にラビットハッチやスイッチを与えた人(人間なのかは謎)でした。

タチバナに教えられて、ハッチの外壁に父、歌星緑郎が残したメッセージを見つける。
「最後に不可能を越えるのは人間同士の絆…」(公式参照)

本当に久しぶりです、賢吾のバックグランウドが描かれたのは。
今回は弦太朗を生き返させるキーマンとして活躍しました。
コズミック・スイッチが入る、入らない、というのは弦太朗と賢吾の気持ち次第だったんですね。絆を確認しあう二人。

一方、山田に捕らえられ、彼の脚本通り演じることを強制される仮面ライダー部。
反旗を翻すのは、今までなら美羽の役目だったのですが。
「俺もクズだけど、この脚本はもっとクズだ」(概略)
卑怯者キャラ、という初期設定がほとんど生かされていなかったJKが、その設定を逆手にとっての、格好いいところを見せてくれました。登場以降初めてかも、これだけJKが前面に出たのは。良かった良かった。

乱闘シーンでは、大文字先輩が美羽様を守っていました。守りきれなかったけれど、こちらはこちらで良いところを見せてました。

良いところ、と言えば弦太朗が死んだことに大ショックを受けている大杉先生もね。

アリエスは約束通り二郎を目覚めさせました。意外と律儀です。
目覚めた二郎にスイッチを押させることに成功した流星。
しかし、自分が流星にかけた迷惑を気に病むあまり、肉体が回復しない二郎。

回復しない二郎に、流星は絶望します。
何のために弦太朗を倒したのか。本当は、弦太朗と友達になりたかったのに。自分が裏切ったのは、自分自身の気持ち。

自分の気持ちに向き合った流星は、生身のまま、処刑寸前の仮面ライダー部の仲間たちを助けるためにアリエスたちに立ち向かいます。
生身アクション、長かったですね、頑張ってました(拍手)。
・・・アリエスの能力で眠らせたらいいのでは、と思いましたが、それではお話になりません(大汗)。

そこへ弦太朗と賢吾が駆けつけます。
弦太朗は「40すべてのスイッチのパワーを備えたコズミックステイツ」(公式参照)に変身、アリエスを撃破します。
フードロイドも召喚したコズミックステイツ、強い。パワーのインフレ?こんなに強くなって大丈夫?・・・でも、ヴァルゴの方がまだ強いようです。

弦太朗が生死の境目で見た両親は、あの世にいました。やはり、本当に亡くなっているのね・・・

山田はダークネビュラに転送されることなく、眠り続けている。また幹部がいなくなりました。

友子が流星にメテオドライバーを渡していましたが、タチバナから裏切り者と判断された流星は、メテオに変身できるの?という謎を残しつつも。あ、弦太朗が許したからいいのかな?

ともかく。40全てのスイッチが合体し、メテオの正体、タチバナと反ゾディアーツ同盟の存在が明らかになり、さらには二郎も目覚めたことで流星も仲間になり、新たなステージへと進みました。
いよいよタチバナの正体、我望の目的、ヴァルゴやレオの人間体など・・・人間体があるかどうかも含めて、核心に迫る展開になるのでしょう。

突っ込みどころはあれども、ドラマチックで面白い回でした。

でも、新しいステージに行くために、今まで欠けていたパーツを全部かき集めて何とか帳尻を合わした、という気がしないでもないです。

賢吾と弦太朗の絆とか、いつぶり?
賢吾が存在感を示したのも久しぶりでした。

しかし、弦太朗の危機や絆の再確認以上に、印象に残ったのは流星の絶望する姿でした。

流星の話が終わったので、弦太朗と賢吾の話が始まると思います。それはそれで寂しいかも(^^;;

次回、33話はライダー名物、恒例のお遊び回。
楽しみです。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第9話  「ウサダ奪還作戦!」

公式サイト

短く感想。

まず、一番印象に残ったことは、ゴーバスターズに黒いサングラスをかけさせている意味がわかったことでした。なるほどね。
そしてエンターさんが怒った!
何を勉強したのでしょうか。

イエローさんを口うるさく心配するウサダ。
今まであまり描かれていなかった二人の関係が微笑ましかったです。

イエローさんとウサダの喧嘩をわちゃわちゃと見守るレッドさん、ブルーさん、ゴリサキ、チダ。こちらも今まであるようでなかったシーンかも。ちょっと電王的ではありましたが(汗)。
電王と言えば、誘拐犯の一人はあの宝石泥棒さんだった?

落下するウサダを受け止めるブルーさん、凄い力持ちというか強靭な腰の持ち主です。

今回も入れ替え作戦など、手堅く面白かったです。
模範解答を書く司令官、というオチも綺麗に決まってました。

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2012年4月22日 (日)

平清盛 #16「さらば父上」

公式サイト

ついに忠盛パパがお亡くなりになりました。

引越しのようなものをしたら、風邪をひいてしまったようです。
必ず見ている「世にも奇妙な物語」、録画するのも忘れてしまいました。(泣)

三組の親子を描いた今回。
印象に残った部分をいくつか書きます。

久安6年(1150年)、藤原忠実は長男である摂政忠通の屋敷を襲い、藤原氏の長者の証である家宝・朱器台盤を奪う。(公式参照)
次男、頼長を氏の長者にするためですが、親子なのにどうしてこんなに仲が悪いのか描かれてません。事実がどうであるかというより、ドラマとしてどう見せるか、ということです。
摂関家の親子、兄弟喧嘩が国を揺るがす乱を引き起こす大きな原因のひとつなのだから、わずかなカットでもいいから描いてくれてもいいんじゃないかな、と思いました。
鳥羽院関係を、平氏の出番を削っても長く描いたことと比べると(汗)、ちょっとバランスが悪いかな、とも。王家の話が多すぎたとも言えます。このへんは好みでしょう。
また、このころから平氏の方も忠盛パパが亡くなるなど動きが活発になりますしね。

これで左大臣となっていた頼長は翌、仁平元年に内覧となり、関白の忠通を尻目に、バシバシ政をしきり始めるのですが。
同年、美福門院得子の策略で鳥羽院のお気に入り家成を襲ったために、彼の仕事ぶりの描写はあれだけで終わりそうな気がします。
これは時間的には史実だから仕方がないでしょう。

さて、忠実の命に従って忠通や家成を襲ったのは源為義。
武士の世にする、という理想を持つ義朝は、財力のない源氏の郎党を食わしていくためには汚れ仕事も厭わない為義の生き方に反発を強めていきます。
親子を心配する由良御前の心遣いも水の泡。
それどころか、義朝君、常盤を唯一の理解者って。(_ _)
由良御前がかわいそう、と思わずおもっちゃいました。

常盤は立板に水のごとく義朝の心情を口にしてましたが、いつの間にそんなに仲良しになっていたのでしょうか。
義朝を見て驚かなかったから、度々訪れていたみたいですが、常盤の職場は近衛天皇がらみの屋敷のはず。あ、お姫様の里の摂関家、というこという可能性もあるかな?ともかくそんなところでラブシーン・・・ま、てっとり早くまとめてはいました。

一方、平氏は忠盛がついに公卿まで後一歩となり、清盛が安芸守に命じられるなど、院と得子の信頼もあつく順風満帆です。
しかし、得子サイドからの頼長邸を襲え、という命を拒否することを主張する清盛。
その姿に平氏を、そして自分の果たせなかった夢を清盛に託す決心を固めたのか、体調のすぐれない忠盛は、ついに清盛を跡目に指名しました。
思わず宗子の表情を見る清盛。かすかに頷く宗子。

そして仁平3年(1153年)。
忠盛の魂は安芸の浜辺に清盛を訪れます。
忠盛パパのカーテンコールですね。
序盤を支えた中井さん、お疲れ様でした。

平忠盛、享年58才。
回想シーンでの、忠盛の勇姿が眩しかったです。

次回からは平氏の棟梁となった清盛の話が始まります・・・が、新米にて、まだ色々と悩みそう。

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2012年4月20日 (金)

カエルの王女さま 第2回「新しい私へ!浪漫飛行」

公式サイト

由芽市のママさんコーラスグループ『シャンソンズ』のコーチを務めることになった澪は、今までのような合唱ではなく、ジャンルや形式にとらわれずに音楽を自由に表現するスタイル―ショークワイアをやろうと言い出す。それに対してリーダーの忠子は、伝統あるシャンソンズに派手な衣装や踊りは必要ないと反論した。澪は、そんな忠子に、実際に歌ってみてから決めよう、と提案する。(公式サイトより)

簡単感想です。

新参者に大事にしていた場を引っかきまわされたら嫌だろうな、と思うし、その新参者が超・マンマンときては反発したくなる気持ちもよくわかります。
でも、いくら横暴で一方的でも、コーラス部を存続させたいなら澪の提案に耳を傾けた方がいいんじゃない?と思ってしまいました・・・天海さんの言うことですし。←キャラとごちゃにしてはいけないですが。(汗)

忠子、みぞれ、玉子の「春が来た」と澪、南、玲奈の「浪漫紀行」じゃねぇ・・・
忠子の力量は(以下自粛)。

そのプレゼン用の「浪漫紀行」ですが、冒頭で、澪が南と玲奈を「ちょっとちょっと」と呼んだ後、密かにレッスンしてたんですね?
二人を呼んでどうするだろう、と見ていたら、いきなり社長との対面になったので、ちょっととまどいました。

で、次にはもう、踊っている・・・

プレゼン用のレッスンシーンを映さなかったのは、後の特訓シーンを生かすためだとはわかるし、素人のはずの人がいきなり踊っているやん、という流れは、ミュージカルではよくあるパターンを踏襲しているのもわかります。
例えば、通行人たちがいきなり踊り出し、踊り終えた後、またその他大勢に戻る、みたいな感じかな、と。

でも、そういうパターンを知らない人にはどう見えたのか、心配になりました。
ノーマルなドラマとしては流れがちょっと変に見えたのではないかな、と。

せめて一度はレッスンをうけて踊れるようになった二人が、他の人とは違い、ショークワイアに積極的になる、という展開にした方が無理はなかったように思います。

でも、そうすると澪とシャンソンズたちの対決が鮮明にならないのかな、なんてことを思いつつ。

今回は澪と忠子の対立と決裂、そして和解を市長の悪役っぷりを軸に描いていました。
市長の悪役っぷりが、素敵。(笑)
CDが割られるシーンはちょっと心痛みました。
靴のエピソードは澪のミュージカルに対する気持ちがよく伝わってきて、ベタですが、印象的でした。言葉だけじゃないのが、良かったです。

忠子が市長の娘で先祖代々雅楽の家系に生まれたこと、そしてシャンソンズに入ったきっかけを知る澪。バレエも習っていたんですね。
忠子と夫の馴れ初め話は、本当はこんな男じゃないかも、という伏線かな。
そして乾の過去も明らかになりました。昔はこのあたりで人気のあったロックバンドの一員だったそうで。澪とは知り合いではなかったんだ。

自分を見せろ、裸になれ、と部員たちに呼びかける澪。
こんな田舎じゃ難しい、と尻込みするシャンソンズ。
でも、ステージに上がった時の快感が忘れられずに、という展開になるようです。

人には裸になれ、といいつつ、自分はもう後がないことを隠している、自分のことを誰にも言えない澪が、一番崖っぷちに立っていそうです。

ストレッチ姿、さすがでした。普通のドラマでは中々見れないお姿で、これだけでも得した気分です。ダンサーって凄いなぁ。

なんかとりとめないの感想になってしまいましたが、曲も次々出てきますし、気楽に楽しく見ています。
このまま、色々ありつつもチームの結束が固まっていく、という王道のパターンを貫いて欲しいです。

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第1話

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2012年4月19日 (木)

37歳で医者になった僕~研修医純情物語 2話

公式サイト

原作:川渕圭一「研修医純情物語~先生と呼ばないで」「ふり返るなドクター~研修医純情物語」(幻冬舎文庫)

原作未読です。

火曜日のドラマ感想は「リーガル・ハイ」でいっぱいいっぱいになりそう。
でも、このドラマ、テーマがデーマだけに、色んな感想が浮かぶんです。
少し遅れるかもしれませんが、感想だけ時間の許す限り、書こうと思います。
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今回はたらい回しにされる桑原に感情移入しながら見てました。
大病院ではありがちなことで、誰しも1度は経験しているんじゃないでしょうか。

外来に来たすずと向かい合う森下と、一度も患者を見ない新見の対比はわかりやすく、それゆえにストレートに作者の言わんとしていることが伝わりました。

新見みたいなドクター、いるもんなぁ。
忙しそうだから声をかけられないっていう気持ちも、凄くよくわかりました。
入院している病気とは関係ない症状を訴えてもいいんだろうか、とか、たいしたことないったらどうしよう、とか、手間のかかる患者だと思われたくないとか。

天涯孤独で、治療費が払えないっていうのも切実で。
この先、病気になったら負け、みたいな世の中になりそうな気がするし・・・

患者から自分の担当外の症状を聞けなかった沢村。
このドラマでは沢村のキャラをわかりやすく極端に描いているので悪役に見えますが、実際はよくあることなのではないかな、と思いました。

「担当外の患者への処置はルール違反」というのはわかります。
自分の見ている患者に勝手なことされたら困るでしょう。
それは、他の仕事でも同じこと。
部外者にプロジェクトをいじられたら嫌だろうな、と。

しかしこの縦割りシステムが今回のような出来事を生む一因でもあったわけですが・・・。

このドラマの面白いところは、型破りな紺野をヒーローとしては決して描いていないところかな、と。あー、意見の分かれるところでもあるかな?カタルシスは感じないですからね。

それなりの秩序でなんとか仕事をこなしている現場で、マイペースな動きをする新人がいたら困るだろう、という風にも見えるところがね。
医師として役に立っていないのに、正論だけは言う、年食った研修医って・・・。

でも、それなりの秩序、というのが曲者でもある。
できた時にはどんなに素晴らしいルールも、時が立てば弊害も起きるだろうから。

紺野の、患者の言葉を聞く、というスタンスは患者にとってはとても嬉しいこと。
しかし、そういうスタンスを病院関係者がとるには、意識改革も必要ですが、勤務状況や環境整備が不可欠・・・そんなことが出来るのかどうか。
今回、病院長が患者の方を向いていないことをはっきり口にしました。本音っぽくみえたのですが、どうなんでしょうか。

定規を使っての反省文は、ほとんどイジメだなぁ。
医局にこんな子供じみた罰があるとは思いもしませんでした。

紺野が医師を目指したきっかけは、ハイキング中の事故だった・・・まだ、何かあるようですが、とりあえず表向きの理由は皆に明かされて、すっきりしました。
これで研修医たちの紺野を見る態度も少し和らぎましたし。
すずが沢村に、理想を追う紺野を、それが彼の生き方だから応援する、というシーンは印象に残りました。
沢村は、母との間に何かありそうです・・・そういや、沢村って、いつもご飯代を払っていなですね。苦学生?

次回は、何か辛いことになりそうです。

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2012年4月18日 (水)

リーガル・ハイ  1話

公式サイト

脚本:古沢良太/演出:石川淳一/プロデュース:稲田秀樹/音楽:林ゆうき/編成企画:成河広明、加藤達也
出演:堺雅人、新垣結衣、生瀬勝久、小池栄子、田口淳之介、矢野聖人、里見浩太朗

偏屈で毒舌で最低の性格だが、訴訟で一度も敗けたことのない敏腕弁護士と、真面目で正義感が強いが、融通の利かない堅物な新米弁護士。
水と油の2人の弁護士が、ぶつかり合いながらも法廷で共闘!
闘うことを忘れてしまったすべての人たちに贈る「弁護士ドラマ」史上最も笑える極上のリーガルコメディ!(公式サイトより)

感想のみ書きます。

面白かったです。

公式サイトに書かれてある通り「偏屈で毒舌で最低の性格」で金にならない仕事は受けない嫌われ者の一匹狼、古美門と、正義感だけで突っ走るドジな新米、黛。

「鍵のかかった部屋」とコンビ設定が見事に被っています・・・芹沢は調子はいいけれども嫌われ者ではなさそうですが、弁護士という職業に幻想を抱いていない、という点では似ているかと。
こちらは法廷劇ですから内容は違うとはいえ、メインキャラの設定がこうまで似ていると、昨日の今日だし、比べるな、という方が無理です(汗々)。
同じ局なのだから、編成をもう少し考えればいいのにな、と思ってしまいました。

かたやドラマを下支えするキャラ、かたやドラマを引っ張る主人公。
それぞれスタンスの違う役をきっちり演じられているのはさすがです。

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それにしても番宣で見たとおり、堺さんは飛ばしてました。
このテンションの高さをうまく使ってくれるのかな?と不安だったのですが、キレのいいテンポで見せてくれていて、ひと安心。

前半、バイオリンや中国人女性のシーンは、まだ慣れていなかったので、ついて行ききれなかったのですが、案件を引き受けてからの下準備・・・マスコミ操作や被告の印象を良くする為の情報集め、そして記憶の曖昧な目撃者をその気にさせるなど、「勝つためには手段を選ばない」という古美門の動きが明確になってからは、ぐいぐい引き受けられました。

法廷シーンも、一度窮地に追い込まれるのはお約束でしたが、理屈の通ったドンデン返しは、堺さんの演技と演出もあって、スコっと落ちました。
刑事さん、逆ギレしちゃだめです・・・それだけ古美門の追い込みがうまかった、ということですね。
「罪無」は、予想通りでした。(笑)

黛、そんなに被告を信用していいのかな、と思いつつ見ていたら、どちらにでも取れるけれども、限りなく黒に近い余韻を残す結末に。

唖然とする黛に声をかける古美門。
「怖くなったか?自分は殺人犯を野に放ってしまったのでは ないかと。」
知っていたのか。と聞く黛。
「どっちでもいい。やっていようがやっていまいが、そんなのは私に関係ないし、何の興味もない。検察の証拠は不十分だった。だから彼は無罪になった。それが法だ。」
では、真実は。
「うぬぼれるな。我々は神ではない。ただの弁護士だ。」

がっちり格好よく決めてくれました。

この古美門の姿があってこそ。
策に溺れて大手のスポンサーを失い、がっくり肩を落とすシーンなど、普通ならばちょっとやりすぎなような部分も、かえって可愛く見れました(^^;;

何を信じていいのか。「自分で探せ!」と古美門に言われた黛は、三木法律事務所をやめて古美門の元に押しかけ就職します。

ラストは・・・書き漏らしましたが、二人がが初めて出会った時、古美門の理屈に完敗してしまった黛。その時のエピを伏線に使うとは思いませんでした。
言い負かされた理屈に打ち勝つ理屈で逆襲する黛。考えに考えたのでしょう(笑)。

完璧だ・・・それがその時言えていればな、という古美門のオチも決まっていました。

キャラ作りなど、ほとんど完璧な堺さんが見れて楽しかったです。
そんな堺さんの個性を生かした面白いお話で、ツカミは今期ではナンバーワン。←あくまで好みです。

新垣さんは・・・ごめんなさい、名前はよく知っているし、出演ドラマも見てはいるのですが、女優さんとしてはあまり印象に残っていないんです。
このドラマで、他の作品のヒロインたちと一味違う個性を見せてくれることを期待しています。ちょっと危なっかしい真直ぐさには好感が持てました。

存在感のありすぎる(笑)、謎にオールマイティな執事の里見さん、古美門と曰く因縁ある三木こと生瀬さん、何を企んでいるのかわからない沢地こと小池さんなど、レギュラーの数も多すぎず、因縁関係も原因は謎とは言え、わかりやすい。
バランスのよい作品になりそうで、楽しみです。

当然、視聴決定。
感想は、本当に感想だけになると思いますが、書きます。

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2012年4月17日 (火)

鍵のかかった部屋  1話「チグハグトリオが挑む、最初の密室事件」

公式サイト

原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「ガラスのハンマー」「狐火の家」(角川文庫)
脚本:相沢友子/演出:松山博昭、加藤裕将、石井祐介/プロデュース:小原一隆/音楽:Ken Arai
出演:大野智、戸田恵梨香、佐藤浩市

あまり感情を出さない淡々とした語り口調が不気味とも取られがちだが、膨大な知識を持つ上に、その鋭い洞察力と集中力で、完全犯罪と思われた事件の解決への糸口を、密室を破ることで見出していく…。こんな榎本役を大野が演じることにより、月9ならではのスタイリッシュでおしゃれなテイストは保ちつつ、今までとは違う新たなヒーロー像が誕生する。(公式サイトより)

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原作未読です。

今期は「ハンチョウ」などのレギュラー枠に「Answer」「都市伝説の女」、弁護士だけど「リーガル・ハイ」や深夜の「コドモ警察」まで入れたら半分以上が犯罪モノなんだ、と今更ですが、気がつきました。

中でも、本作、「ATARU」と、感想は書いていませんが「三毛猫ホームズ」と土日月、微妙に被っているドラマが続くような気がしました。

もちろんテイストは少しずつ違います。
「三毛猫」が土9枠らしく、ほのぼのとファミリー向けで、この「鍵のかかった部屋」は、番宣でご本人も言っておられましたが「ガリレオ」風。一番尖っているというか、マニアックというか、どうなるかわかならいのは「ATARU」かな?
初回を見る限りですが「三毛猫」とは密室被り。
「ATARU」とは主人公がエキセントリックなところ・・・特に指の動きが印象的なところが被っているかな?とも。もちろんキャラは違いますが。

さて、さっくりとドラマの感想。

密室なんていう面倒くさい計画を練ってまで人を殺そうとする犯人の背景や動機より、あくまで謎解きメインなお話ですので、気軽に見れました。
密室の状態は模型を使ってわかりやすく見せていたと思います。

途中、ちょっとながら見だったので、最後の遺言書が決め手になるのがよくわからなかった(汗)。
死んだ社長と専務しか知らないことが遺言書に書いてあったから、というオチです。
でも、遺言書を書いたのは社長だから、書いてあっても当然じゃないのかな?と。
ごめんなさい、何か見落としましたよね・・・

芹沢の、見栄っ張りで嫌な奴だけど、どこか憎めないところがあるキャラは佐藤さんならでは。
正義感だけは一丁前だけど弁護士としては半人前。好奇心旺盛でそのために余計なこともしでかし、芹沢をイラつかせる戸田さんの青砥とはいいコンビになりそうです。
大野さんの、無表情でぼそぼそ喋る防犯オタク、榎本は、はっきり言って、まだよくわかりません(汗)。
ヒーローとしてドラマを引っ張っていってくれるのでしょうか。
今後、榎本ならではの魅力を見せてくれると楽しめると思います。

原作もあるし、大コケはしないような気がします。
次回も見てみます。

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2012年4月16日 (月)

ATARU #01

公式サイト

脚本:櫻井武晴/演出:木村ひさし、吉田健、韓哲/プロデュース:植田博樹、韓哲/音楽:河野 伸、ノ・ヒョンウ/音楽プロデュース:志田博英
出演:中居正広、北村一輝、栗山千明、玉森裕太、利重 剛、奥貫 薫、嶋田久作、田中哲司、千原せいじ、中村靖日、庄野崎 謙、光宗 薫、中村昌也、三好博道、市村正親、村上弘明

※サヴァン症候群とは、自閉症や知的障がいを持った人のうち、特定の分野に限って常人では及びもつかない驚くべき才能を発揮する人の症状の事をいう。(記憶力・演奏力・絵画・計算など多岐にわたる)(公式サイトより)

簡単に感想を。

チョコザイ、舞子の過去と沢の関係など、色々な謎を匂わしたまま終わった初回。
チョコザイに異常な能力があることはわかりましたし、事件も解決したのですが。

登場人物はチョコザイ以外もみな変人ばかり。
お遊びのシーンが多いのは予想外・・・と思ったら、演出陣はコメディテイストのドラマを多く手がけている人たちなんですね。植田博樹さんは「SPEC」だし、「桜蘭高校」の韓哲さんはプロデュースも兼ねているし。
でも・・・「愛と感動のヒューマンドラマへと紡がれていきます。」(公式サイトより)なんですね?!

ともかくまだドラマのペースがつかめず、ストーリーの傾向も含めてまだ何もわからないというか、とっ散らかった状態です。確かなのはミステリであることだけ・・・

「警視庁の広告塔」であることに嫌気がさしている、クールだけれども熱い、という舞子のキャラは、何かとちょっと重なるかも。でもそれを言い出したらミステリは作れないからなぁ(汗)。
とはいえ、栗原さんにこういうキャラは似合っているし、好みです。
相棒の北村さんのコミカルテイストなキャラもいい感じですし、あと、中居さん演じるチョコザイが、コントっぽくならなければ(大汗)、三人のやりとりはそこそこ楽しく見れそうな気がします。

チョコザイが本格的に動き出して、遊びのシーンとシリアスな部分がうまくリンクすれば、もう少しタイトなドラマになるかもしれませんが・・・どうなるんでしょうか。まだ謎なドラマです。

次回も見ます。

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仮面ライダーフォーゼ #31「昴・星・王・国」

公式サイト

うわぁ、まさか、この回で流星の正体がばれるなんて思ってもいなかったです。
ラストシーンで、すべてふっとんじゃいました。

・・・えー、今回のお話を覚えている範囲で書き出していくと。

流星と交換留学生で昴星高校に行った脚本家志望の山田がゾディアーツ、しかも流星の捜し求めているアリエス・ソディアーツだった。

彼は人の生体活動をコントロールできる力を持っていて、気に入らない人間を眠らせることができ、その力を恐れる教師を含む昴星高校を自分の脚本通りに動かして王様きどりに。

フォーゼの攻撃が効かないのも、弦太朗自身の生体機能が劣化させられたから。
王様でいられる昴星高校が気に入っている山田は、迎えにきた校長など相手にしません。かえって生体機能を落とされてしまう校長。ダメダメだぁ(笑)。

生体機能をコントロールできるなら、眠り続ける二郎を目覚めさすこともできる?・・・アリエスから、眠らせた相手も起こすこともたやすい、という答えをもらって喜ぶ流星。
こいつなら二郎を救える。・・・えっと、二郎が何故眠り続けるのかは、よくわからないまま見てます。(汗)

しかし、タチバナからフォーゼと協力してアリエスを倒せ、という指令が。
いったんは拒否しますが、受け入れます。

そうそう、40番目のスイッチテストをする賢吾。完成すればフォーゼは最強のコズミックステイツとなれるのですが、失敗。スイッチには問題がないのですが、何かが足りないらしい、という伏線を張りつつ。

仮面部ライダー部の皆が見守る中で、再びアリエスと戦うフォーゼ。今度は生体機能を落とされないように距離を保っているので、アリエスを追い詰めいよいよとどめ、ということろでメテオが登場。
どうしても二郎を助けたいメテオは、タチバナに背いてアリエスを庇い、フォーゼを倒してしまいます。

自分の命令を聞かなかったメテオにタチバナは激怒。変身を解除してしまいました。
皆の見ている前で流星にもどるメテオ・・・
呆然唖然とするライダー部。

倒された弦太朗は、流星をぶつかりあえて嬉しい、と呟きつつ心配停止。
主人公が退場するわけないがないから心配しませんが(汗)、流星の方は一人の友人を助けるために別の友人を倒すってどうよ、と皆から責められそうです。

ついにメテオの正体が流星だとばれてしまいました。
これからどんな展開になるのでしょう。

ええっと、あと、書き残したことは・・・弦太朗、昴星のみんなの前で変身してました。昴星だからいいのかな?
それから大杉先生、いやいやながらも、交換留学生の話を手早くまとめてくれてました。校長の思惑ともうまく合ったんでしょうね。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第8話  「マシン設計図を守れ!」

公式サイト

3歳と7歳という幼少期から訓練を始めたレッドさんとイエローさんとの差を、15歳から始めたブルーさんは自主訓練で補おうとしている。努力の人です。
楽器や舞踊と同じようなものなのでしょうか。しかも年下の二人は天才らしいから、大変そう。

極秘だった新バスターマシン計画をどこからか嗅ぎつけたエンターが、設計図を狙って設計図を守るためにメガゾード開発工場に出没。

早速ガードするために出向いた開発工場で、ブルーさんは高校時代の友人、カズヤと再会します。
ともにエンジニアになる夢を持っていたそうです。しかし。

リュウジも、マシンエンジニアになることが夢だったが、例の事件により特命部に入ることになったのだ。(公式サイト)

カズヤがエンジニアになる夢を叶えた事を喜ぶブルーさん。
でも、カズヤはまだ下っ端で、自分のやりたいことができないことに不満を持っていた。

28歳かぁ。微妙な年齢ではありますが。
でもね、下積みに嫌気がさしたからっていうんでエンターに設計図を売るのは・・・やはり、いかがなものか。
人類の存亡を左右する最重要機関に務める人間としては意識が低すぎるやん、なんてね、大人気ない突っ込みをいれてしまいました。

結局「マシン設計図を守れ!」って、守れなかったんですよね。
ブルーさんも笑って許していいのかなぁ。すごく大事なことでしょ?機密漏洩って、刑事罰ですよ。

苦労人、ブルーさんのキャラはよく描かれていました。
高校時代に彼らが「先輩」とよんで尊敬し、度々訪れていた開発室(なのかな?)の人々は例の事件で・・・でも、ブルーさんは死んだとは言わない。いつか会いにいく、とカズヤに宣言します。

うん、ここはいい話でした。
しかしカズヤがあまりにも軽率なこと、なんのペナルティーも課せられなさそうなことが引っかかって、あまりお話に集中できなかったです。ああ、本当に大人気ないです、すみません(汗)。

新バスターマシンはエンターの手によって作られるのかな?

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2012年4月15日 (日)

平清盛 #15「嵐の中の一門」

公式サイト

オープニングのナレーションがありませんでした。今後もこのままでやって欲しい。

落馬で命を落とした家盛。

泣すがる宗子。
駆けつけた清盛を、触るでない、と拒絶します。
忠正は「お前が死ねばよかったのじゃ」と罵倒。

今まで何かと騒動をおこしてきた清盛に対する反感に加えて、家盛の突然の死の原因は清盛が神輿を射たためだと思っているんですね。

雨の中、屋根の上で呆然と座り込む清盛。
木を眺めるは、家盛の思い出をたどっているのでしょうか。

そこへ、家盛の同腹の弟、頼盛が訪れます。
奇矯な清盛の姿を見て「やることがいちいち仰々しい」と。これが平氏一門の大方の気持ちなんでしょう。

家盛が落馬したときに後ろにいた頼盛は家盛が最後に「兄上」と呟いたことを伝えます。
しかし、頼盛は清盛が苦手。
騒々しく何かをしでかしても、そうやってくよくよと悩まれる。

代わりに死ねばよかった、とまでは言わないけれども・・・そう思っているんでしょうね。
ただ一人父と母とを同じくする心安い兄と慕っていた家盛が死ぬくらいなら・・・しかし、いくら嫌いな相手でも、その兄上が最後の言葉、最後に伝えたかった相手に伝えるのは務めである、と。

頼盛は今後平氏一族の中でも独特のスタンスをとる人物。
このドラマではどう描かれるのでしょうか。

さて、喪のあけた忠盛は、鳥羽院に謁見し、変わらぬ忠誠を誓う。そして、高野山の宝塔再建という鳥羽院の命を受け、自分の名代を清盛に務めさせたいと申し出る。(公式サイトより)

家盛の死で揺れる平氏。
その元を作った自分が、こんな大役を果たせるかどうか、自信のない清盛。
そこへタイミングよく義清改め西行が旅から帰ってきて、清盛にしかできないことがあるはず、と励まします。
この仕事をやり終えることが家盛への供養にもなる、と気持ちを切り替えて没頭する清盛。

家盛の一周忌。
舞子の、そして忠盛の志の象徴である鹿の角を粉々にして忠盛を詰る宗子。
その志のために家盛は死んだのだと。

そんな父母の様子を言葉なく見つめる清盛、そんな清盛を見やる時子。
時子は、平氏の中の清盛のスタンスが微妙であることを見聞きするにつれ、清盛の抱える孤独感に対する理解を深めていきます。

美福門院となった得子は、院に忠誠をつくす忠盛に満足している様子。
落成のあかつきには、公卿になれるかもしれない、とほのめかします。

ついに夢が叶うか、と喜ぶ忠盛の前に現れたのは頼長。
家盛のことを悔やむ素振りで、ねちねちと自分と家盛との関係をばらします。
家盛が平氏の棟梁になるために全てを投げ出したこと。その行為が一門を売ることになる、と気づいて悩んでしまった小心者。
「さすが武士の子、見事な犬死じゃ」

わー、すごい蔑み。しかも「終わったことじゃ」と新たな愛人に声をかけるダメ出しつき。
期待通りの悪役っぷりです。

次男の頼長を偏愛する忠実は、長男忠通に摂関の座を頼長に譲れと迫っていました。
ちょっと残念なのが、ここまで忠実と頼長が直接会話するシーンがほとんどないことでしょうか。
摂関家内部の確執はサイドストーリーだから、あまり深く描くと清盛の話が飛んじゃうし、これはこれでいいのかもしれません。

近衛帝が元服すると、頼長が娘多子を入内させると、忠通は美福門院の養女を自分の養女とした呈子を入内させる動きをとる。張り合ってます。
この兄弟喧嘩に崇徳院と鳥羽院の確執が加わり、平氏、源氏ともに巻き込まれるんですね。
特に源氏は深刻な影響を受けるようで・・・。

高野山に納める曼荼羅に筆を入れようとしている清盛の元に、頼長から侮辱を受けた忠盛が現れ、今すぐこの仕事をやめよと、怒りをもって命じます。

武士の世を作るという志のために清盛を長男とした。そのことが家盛や宗子に犠牲を強いることを承知で。しかしそのことが家盛をどれだけ追い詰めていたか。
もう、院に媚を売るのは辞める。出世のための努力も無駄だ。
持っていきようのない怒りと自責の念で、曼荼羅に筆を入れることをやめない清盛を殴りつけます。
忠盛パパ、ちょっと八つ当たりしているように感じがしました(汗)。

しかし、打ちつけられ、血を流してもやめない清盛。
自分は家盛の兄だ、と言いながら、自分の血で大日如来の唇を書き入れます。
そこへ宗子たちがやってきて。
どことなく家盛に似ている曼荼羅を見て、家盛が兄上によろしく、と言っているようです、と清盛に微笑みかけます。

ナレーションによるとこれでどうやら平氏の嵐はおさまったそうです。

うーん、ラストの曼荼羅による怒りと和解のシーンは、俳優さんたちの力で何となく納得させられたけれども、セリフだけだと、意味がよくわかんなかったです(大汗)。
なにが、どう、収まったのでしょうか?
宗子が清盛に心を開いたから?殴られつつも曼荼羅に筆を入れることをやめなかった清盛の姿を見て、忠盛の中の志が蘇ったから?宝塔が無事完成するから?
特に宗子の心が融けるきっかけが・・・それだけで長年鬱屈したきた気持ちが晴れるのかな~?と。

出家してもモテモテな西行。(笑)
同居する崇徳院と雅仁親王・・・こちらもあぶない兄弟です。
徐々に源氏の舵取りを巡って為義との溝を深めていく義朝。
義朝の説得で宮中に入り、呈子につかえることにした常盤。

次回は・・・忠盛パパとお別れのようです。
寂しいです。

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2012年4月14日 (土)

2012年3月の読書 その1

「三島屋変調百物語」シリーズが新書化されているのに全く気がついていなかったので、慌てて買い求めました。
みをつくしシリーズは待望の新作(^^)

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※読書順、敬称略です。

○読書<新読>   

おそろしー三島屋変調百物語事始 著:宮部 みゆき(新人物ノベルス)
あんじゅうー三島屋変調百物語事続 著:宮部 みゆき(新人物ノベルス)
夏天の虹―みをつくし料理帖 著:高田 郁(角川春樹事務所 時代小説文庫)

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「おそろしー三島屋変調百物語事始」

ある事件を境に心を閉ざしてしまった17歳のおちかは、江戸の神田三島町で袋物を商う叔父夫婦のもとに預けられる。裏庭の片隅にひっそりと曼珠沙華のひと群れが咲く秋のある日、叔父・伊兵衛は、おちかに来客の対応をまかせて出かけてしまう。来客の相手をすることになったおちかは、曼珠沙華の花を怖れる客の話に次第に引き込まれていく。そして、伊兵衛の計らいで次々に訪れる人々のふしぎ話は、おちかの心を溶かし、やがて彼女をめぐって起こった事件も明らかに…。 (カバーより)

「霊験お初捕物控」シリーズを引き継ぐと思われるシリーズ。

お初が捨て子で身元がはっきりしないままだったのですが、おちかの過去はしっかり書かれています。
その過去が、人の心の闇が、おちかを苦しめる、というのが発端で、全五話の連作短編でもあり、五話目で一応の解決が書かれているので長編とも言えます。ぼんくら同心の平四郎シリーズと同じような形式です。

どろどろした感情、異次元世界の描き方など、まさしく宮部さんの世界でした。

家守はまた登場するのでしょうか・・・

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「あんじゅうー三島屋変調百物語事続」

一度にひとりずつ、一話語りの百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。 彼女のもとに不思議話を携えて様々な人がやってくる。 ある日、おちかは本所亀沢町の手習所<深考塾>の若先生・青野利一郎から 「紫陽花屋敷」と呼ばれる空き屋敷にまつわる不思議な話を聞く。 それは、<深考塾>の大先生である加登新左衛門・初音夫婦と、 草鞋に似た真っ黒な固まりである暗獣<くろすけ>との 交わりであった。 人を恋ながら、人のそばでは生きられない<くろすけ>とは……。 表題作をはじめ4話収録。(カバーより)

三島屋シリーズの第二弾です。
こちらは1話づつ独立した短篇集です。
そのためか前作よりさっぱりとした読後感でした。

第四話「吠える仏」だけは救いの少ないどろどろ系でしたが、エピローグですとんと落ちていて、それこそ厄落としをしてくれています。
少年が救われる第一話「逃げ水」、怪をトリックとして使いつつ、ほんの少し本当の怪をちらっと見せる「第二話「藪から千本」も面白かったですが、やはりくろすけの登場する第三話「あんじゅう(暗獣)」は、前作の化け物屋敷譚の印象そのものをミスリードとして使った切ない話で印象に残りました。
若先生こと青野利一郎や新太の寺子屋仲間の悪ガキどもも登場しますし。
新太の友達の悪ガキ三人組のひとりが「良介」というのが気になります。

その他にもお勝など新しいレギュラーも登場。
前作ではいい感じになりそうだった清太郎は、若先生の登場で影が薄くなりました。

続編の「三島屋変調百物語参之続」 はオール讀物で連載中。本としてまとまるのが楽しみです。

その前に「ばんば憑き」も読まなきゃ。こちらは文庫化もしくは新書化されるのはまだもう少し後になるだろうから、買うのはその時として、まずは図書館に行ってみようかな・・・

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「夏天の虹―みをつくし料理帖」

想いびとである小松原と添う道か、料理人として生きる道か・・・・・・澪は、決して交わることのない道の上で悩み苦しんでいた。「つる家」で料理を旨そうに頬張るお客や、料理をつくり、供する自身の姿を思い浮かべる澪。天空に浮かぶ心星を見つめる澪の心には、決して譲れない辿り着きたい道が、はっきりと見えていた。そして澪は、自身の揺るがない決意を小松原に伝えることに―――(第一話「冬の雲雀」)。その他、表題作「夏天の虹」を含む全四篇。大好評「みをつくし料理貼」シリーズ、〈悲涙〉の第七弾!! (カバーより)

前作「心星ひとつ」に続いてさらに追い込まれていく澪が描かれていて、一喜一憂しながら一気に読んでしまいました。
わずかな希望も消え、料理人としても危機を迎え、そしてなんとあの人が!・・・好きなキャラだったので悲しいです。
ここがどん底であって欲しいなぁ・・・

でも、澪には気の毒ですが、逆境に陥れば陥るほど感情描写、情景描写ともに密度が濃くなって、読み応えが増しているかも・・・いやいや、次回作ではぜひ、新たな希望を描いて欲しいです(^^;;

半年に一冊のこのシリーズ、作者の取材のため次は1年後になるそうで、ちょっと残念ですが、楽しみに待ってます。

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2012年4月13日 (金)

カエルの王女さま 第1回「希望の歌よ、響け 舞い戻った伝説の女」

公式サイト

脚本:吉田智子/演出:光野道夫、西坂瑞城、田中亮/プロデュース:渡辺恒也、大木綾子/製作総指揮:吉田尚剛
出演者:天海祐希、石田ゆり子、大島優子、大島蓉子、菊地美香、福原美穂、千葉雄大、玉山鉄二、片瀬那奈、濱田マリ、小泉孝太郎、久野綾希子、岸部一徳

負債を抱え暗雲漂う街の中、生活に苦しみ、行く先に不安を感じ、さまざまな人間関係に翻弄され、悩まされ前に進むことをあきらめかけていた由芽市の人々。しかし、倉坂澪が現れた時、その瞬間から何かが変わり始める。(公式サイトより)

簡単感想です。

弁護士、教師、刑事・・・そして今回は演歌でもなく、ミュージカルスター。
なんてったって天海さんが唄って踊るのだから、見ている方の期待は高まります。
逆に、ご本人及びスタッフはいつも以上に緊張しているかもしれません。これでコケたら(視聴率ではなく、内容が。)、シャレにならないもんなぁ。

ですので、岸部一徳さん、石田ゆり子さん、濱田マリさんなど要所要所に手堅い配置を施したキャスティング。
初回も人物紹介や設定など、ベタに手際よくまとめてきました。
玉山さんをちょろっと見せたりするのもお約束ですが、いい塩梅の見せ方だったと思います。
石田さんのわけありげな優等生っぷりは、思わずいらっとくるほどはまってました。義父の腰ギンチャクの旦那、小泉さんもね。(^^;;

過去の天海さん主演作品の概視感が漂うのもなんのその。
この手のお話は展開が予想されるだけに、リーダーのキャラにどれだけ説得力があるかがポイントのひとつだと思うので、当然と言えば当然です。

天海さんの歌唱指導は、さすが説得力抜群。
たとえシャンソンズたちが上手になっていく過程で、そんなうまいこといくかな?、なんていうエピがあっても、澪の指導を丁寧に描いてくれれば、ストレスなく面白く見れそうです。
なんてったて本職・・・伝説の男役トップスターなんですから、そこんところ、よろしく、スタッフさん。

R&Bが好きなので、福原美穂さんの声に惹かれました。
「風になりたい」を皆がそれぞれの生活の中で口ずさむシーンは、ベタですが、いや、ベタだからこそでしょう、ちょっとわくわくしました。

ちょっと話はそれますが、少し前に、賛美歌を唄う、というイメージしかなかったゴスペルクワイアー隊が、転調を繰り返す難曲を唄っているのを見て、びっくりしたことがありました。コーラスって奥深そう。

さてさて、市長たちの思惑との対決を抱えながら、正統派ではテクニック的にも人数的にも安見市のコーラス隊には勝てないシャンソンズ。
これからどうする?
ミュージカル好きなので、澪の提案するショークワイアに期待です。

感想は書いても短めになると思いますが、視聴は決定。

"ゲロゲロ"ってジングルが気に入りました。(^^)

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2012年4月12日 (木)

劇場版 SPEC~天~

2012年 日 119分 

監督:堤幸彦 /脚本:西荻弓絵/音楽:渋谷慶一郎、ガブリエル・ロベルト/撮影:斑目重友/エグゼクティブプロデューサー:濱名一哉/プロデューサー:植田博樹、今井夏木
出演:戸田恵梨香、加瀬亮、伊藤淳史、栗山千明、三浦貴大、でんでん、浅野ゆう子、福田沙紀、神木隆之介、椎名桔平、竜雷太、有村架純、岡田浩暉、松澤一之、載寧龍二、麿赤兒、利重剛

戸田恵梨香と加瀬亮のダブル主演で、未解決事件の捜査のため公安部に設立された「未詳事件特別対策係」=通称「未詳(ミショウ)」の捜査員が、特殊能力(SPEC)を持った犯人と対決する姿を描いた人気ドラマ「SPEC 警視庁公安部公安五課未詳事件特別対策係事件簿」の劇場版。未詳の特別捜査官・当麻紗綾と瀬文焚流のもとにある日、謎めいたミイラ死体殺人事件の報せがもたらされる。その事件はやがて国家を揺るがす事態へと発展していき……。監督はドラマ版の演出も手がけた堤幸彦。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

先日放映されたSPに釣られて観てきました。
ネタばれなしの簡単感想です。
ものすごく突っ込んでます。ご注意ください。
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○連ドラまともかく、SPは見ていないと半分も面白くないでしょう。
SPが前篇、映画が後編(?)、といってもいいくらい密接に繋がっていますから。
SPを見ないでこの映画だけ見る、という人は少ないとは思いますが。

映画として、こういう作り方はあまり好きじゃないんです。
だったらTVでやればいいやん、と思うのです。
タコ以外は映画ならでは、映画でなければ、という映像もほとんどなかったし。

○やっぱし、という終わり方でした。
つまり、まだ続きそう、ということです。それはそれでいいと思います。シリーズだから。

でも、ほとんど何も解明されない上に、新しい謎を入れてくるもんだから、見た後すっきりしないんです。
とっ散らかったまま終わらすのにもほどがあるよ~、と思わずスクリーンに向かって突っ込みいれてしまいました。

続編があるとしてもですね、一つの作品としてのまとまりが欲しかったです。なんか謎のだだ漏れ状態でした。

○当麻のSPECが明かされ、SPECホルダーとしての苦悩を激白するSPの方がインパクトがあったし、演出もキレていました。
映画はすべて冗漫。

○当麻と瀬文のコンビは安定して面白かったです。
一番可笑しかったのは、栗山千明さん演じる青池。

載寧さんの「デカレッド!」はわかる人にはわかる・・・その他、例によってわかる人にはわかるネタばかりです。(笑)

お客さんはよく入っており、ギャグシーン、特に青池さんのシーンはまんべんなく受けてました。
終わった後は。
真面目に考察する人、やっぱりね、とつぶやく人、なんだかよくわからんかったな、とぼやく人。
SPECファンの人がほとんどなのでしょう、ま、ほのぼのしてました。

以下、突っ込みどころをいくつか書きますが、ネタばれにて反転します。

津田、ニノマエ、美鈴が本当に死んだ、もしくは消えたかどうかは曖昧でいいし、今後しれっと再登場しても全くかまわないのですけれども、ストーリーの構成上、青池の子供の扱いが気になって。

子供を救出せずに爆破していいのか、津田(?)。そのことを誰も気にしてないし(苦笑)。

その子供。特殊な存在なんだろうなとは予想はできたので、謎の男(ノンクレジット)とともにいる、という幕切れはいいとしても。
もう少し気にかけてあげようよ、せめて瀬文と当麻。あれだけ助ける、って息巻いていたんだからさ。警察官の使命でしょ?

子供が行方不明になってしまった青池は途中退場のまま・・・青池と子供のパートはそっくりそのまま、続く、なのかな?栗山さんが再登場、ということなら嬉しいかも。

あと、ラストシーンの「猿の惑星」(オリジナル版)のパロディは、冒頭からの流れを含めてあまりしっくりきませんでした。
あれはリアルワールド?そこまで風呂敷を広げていいの?
続編を作るだろうことを思うとフェイクっぽいのですが。

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続編、テレビドラマになるのか、映画になるのかわかりませんが、その前にこの劇場版は番宣がわりにテレビで放映されると思います。
・・・見るのはその時でいいんじゃないかな(毒)

あ、SPECシリーズ自体は好きですから(^^;;

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甲の回 乙の回 丙の回 丁の回 戌の回 己の回 庚の回 辛の回 壬の回 癸の回(最終回) 翔の回(SP)

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2012年4月11日 (水)

37歳で医者になった僕~研修医純情物語 1話

公式サイト

原作:川渕圭一「研修医純情物語~先生と呼ばないで」「ふり返るなドクター~研修医純情物語」(幻冬舎文庫)
脚本:古家和尚/演出:三宅喜重、白木啓一郎/プロデュース:木村淳/音楽:菅野祐悟
出演:草なぎ剛、川あさみ、ミムラ、八乙女光、桐山漣、斎藤工、真飛聖、鈴木浩介、藤吉久美子、志賀廣太郎、田辺誠一、松平健

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原作未読です。

感想のみ書きます。

「僕生き」スタッフで草なぎさん主演。
主人公のキャラを含め、想像していた通りのテイストのドラマでした。
ですので、安心して見ていられる部分及び、突っ込みどころも似てるかな、といったところです。

早く一人前の医師になりたい。患者と信頼関係を築ける医師に。
病院を変えたいなんて思っていない、自分をやり直す為に医者になった。

"患者が本当に求めている医療”を模索していく紺野。

納得できない上司の命令に従わなければならなかったサラリーマン時代。
色々理由があって(それはこれから)、すべてをリセットして医者を目指したはずなのに。
医者の世界も結局サラリーマンと同じ。
出世をとるか、自分の意見を通すかで悩む紺野の姿にはリアリティを感じました。

しかし、言い方はきつくて乱暴だけど、沢村の言っていることの方に、肯いてしまいました。

医者を信頼しきって、セカンドオピニオンを放棄する患者は馬鹿だ。

・・・馬鹿だ、とは思わないけれども(汗)。

身内や友人の身内で何例かあったのですが・・・信頼できる、というよりウマが合う担当医、というのも、一歩間違うと馴れ合いになっちゃうこともある、と。
もう手の施しようがない状態になったので、お世話になった病院で最期を迎えたい、という人もいました。
特に高齢者の場合ですが、お世話になっている、という意識があると、病院側が積極的にでてくれないと患者の方からは言いにくいものらしい。ここでくじけちゃいけないのですけどね。
自分自身のことならまだしも、いったん覚悟を決めた高齢の身内を説得するのは、結構大変でもあります。

・・・紺野が、こういうことも含めて信頼に応えられる医師になりたい、と言ってることはわかりますが、ついつい、思ってしまったことです。

また、患者で賭けをしてはいけない、というのも正論だと思いました。

食事こそ生命力の源、というのは、とってもよくわかります。
辞めさせられるかもしれない。そんな危険を冒しても、自分の信念を貫く紺野。
しかし。
もちろん可能性を試さない病院サイドがそもそも問題なのですが、今回の紺野の手段は、危なっかしいというか。
無事で良かったけれども、もし誤飲が起きたら・・・手術と一緒。試す前に家族の承諾書をとっておくべきだと思いました。

全て終わった後に、しゃらっと沢田に礼を言う紺野が、ちょっと恐かったりしました.。
恐さと優しさの狭間を漂う。
草さぎさんの個性がよく出ていたシーンでもあったと思います。

と、とりあえず突っ込みましたが、主人公を取り巻く環境を少し極端に描くのは「僕生き」と同じ。
現実の大学病院の内幕は、ドラマより厳しいかもしれません。

松平さんの院長のスタンスは「任侠ヘルパー」と同じ?・・・あの時は最後までよくわからなかったんですけどね。恐らく題材のためでしょうけれども。
斉藤工さんはまたこういうキャラなのね(苦笑)。
紺野の過去はもちろんですが、水川さん演じるツンデレな沢田の過去が気になったりしました。

レギュラー・キャラはステロタイプではあるけれども、それゆえの安定感は予想通り。
何より、主人公としての草なぎさんの存在感はさすがだと思いました。

原作の粗筋を読む限りですが・・・そこそこ波乱万丈な展開になるかも?

あ、一つだけ・・・テストをする時のBGM。煩かったです。(汗)

感想は、書いても遅れると思いますが、次回も見ます。

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2012年4月10日 (火)

たぶらかし~代行女優業・マキ~ 1話「死者の代役」

公式サイト

原作:安田依央「たぶらかし」(集英社)
脚本:森下 直、西田直子 他/総合演出:遠藤光貴/監督:演奏光貴、白川 士、三島有紀子/チーフプロデューサー:堀口良則/プロデューサー:堀口良則、藤原 努/音楽:出羽良彰、田尻知之
出演:谷村美月、段田安則、山本耕史、白羽ゆり

所属劇団が突然解散し、多額の借金を背負った冬堂マキ(谷村美月)は女優オーディションの記事を読み、ORコーポレーションを訪ねる。社長の松平トキタダ(段田安則)はマキの演技の才能を瞬時に見抜き、すぐに女優として働いてもらう事に。そしてマキが演じる舞台はリアルな世界だと言う。ORコーポレーションの仕事とは、リアル世界に女優を派遣し、依頼された役を演じきる“代行女優業”だった。(公式サイトより)

出遅れたので、簡単に感想のみ書きます。原作未読です。
「代行女優業」というとあれですが、設定はよくあるパターン、良くも悪くも深夜テイストなドラマ、というのが第一印象でした。

義母が宮崎美子さんで婚約者が忍成修吾さん・・・キャスティングそのままのオチやん、と思ったら、

自ら悩んだり、傷ついたりしながら、やがて・・・人間という得体の知れない存在が持つ、優しさや愛おしさ、残酷さ、滑稽さを発見していく。
楽しくて面白い。それでいて泣けるエンタテイメントです。(公式サイトより)

泣ける・・・なんですね。
今回ラストの宮崎さんのハグはそういうことなんだ。

後味は悪くないと思うか、生温いと思うかは好みでしょう。

自分にとっては、ストーリーより谷村美月さんという女優さんそのものが見所なドラマです。
というか、それが目的で作られたドラマですよね。

今回、亡き女流画家の映像を見せられて思わず女優のスイッチが入るところ、その後、本気でなりきろうとするシーンは、期待通りでした。

キャリアの長い女優さん(て、まだ21歳!)ですが、主役を演じた「キャットストリート」(2008年 NHK)が最初に印象に残ったドラマでした。連ドラの主役はそれ以来かも?
その後トリッキーな役が多かったので、今や彼女が出てくると思わず身構えてしまいます。

このドラマでも、性格はノーマルなんですが(そのことが意外に感じる;;)、無駄に露出の多いコスチュームなど(笑)、体当たりなのは変わらず。この年で演技派な上に色気も感じさせるなんて、やはり只者じゃないです。
まずカワイイことを求められる同年代の女優さんの中では、ダントツに異色な存在だなあ、と改めて感じました。

できたらストーリーの方にもそれなりにスパイスが効いていると嬉しいのですが。

毎回感想を書くかどうかはわかりませんが、30分あまりのドラマですし、最後まで見ます。
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山本さんも出演されていますしね・・・コスプレ要員?(爆)
それもまた楽しみではあります(^^;;

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2012年4月 9日 (月)

仮面ライダーフォーゼ #30「先・輩・無・用」

公式サイト

簡単感想です。

いつまでも守ってもらうんじゃなくて、守る方になりたい、と暴れるハル。
自立心が芽生えた息子の反抗期のようなものでしょうか。

トラウマで先輩に拒否反応をおこす蘭を辛抱強く見守る弦太朗たちや、人の言葉を解せなくなるほど怪物化したハルに蘭の言葉が通じたシーン、そして彼らを新入部員として歓迎するライダー部の面々など、このシリーズらしい王道な学園ドラマでした。

仮入部を認められた二人。ハルはしばらく入院療養のため活動はできないでしょうが、蘭が今後どう関わってくるか、興味津々です。
ちゃんと武道を習っているのは彼女だけですもんね。とっても気が強そうです。美羽先輩とうまく折り合えるのかな?
ちょっと杏さんに目元などの雰囲気が似ているかも。

次回への伏線として、流星の母校、昴星高校が登場。
天ノ川学園高校に限られているはずなのに、昴星高校にもゾディアーツが現れた、というタチバナからの連絡が入り、久々に訪れる流星。
確かに元級友たちの様子がちょっと変・・・しかもリブラがうろついています。

メテオに変身して戦いますが、お前は甘いんだ、と友子に変身するリブラ。
クールを装いつつも実は熱い部分を持っている流星。リブラとわかりつつも友子の姿をしていてはまともに戦えません。
メテオストームにチェンジして何とか追い詰めるも、逃してしまいます。

今回も美羽様と大文字先輩はコメディーリリーフでした。

ホロスコープスは現在、7人?6人?
ダークネビュラに送られた二人も入れての勘定なのでしょうか。東映公式を見ると入っていそう?
それでも来週登場するアリエスを入れて6人。あ、理事長もホロスコープスなのかな?
他所ですでに誕生している、という設定だと、ちょっとがっかりするかも。

で、大杉先生ですよ。(笑)
ついに顧問になってくれました。嫌がってる部員もいますが(笑)、まずまず、めでたいです。

蘭から、ハルにスイッチャーを渡したのが教師だということを聞いて驚いていました。
なので、他の教師にはライダー部のことは言わない、くらいの機転は利かして欲しいのですが。
でも、何かのきっかけで校長だけにはポロっと口をすべらしそうな気もします。

スイッチをフォーゼに投げるシーンは格好良かった・・・かもしれない。がんばってます、田中さん。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第7話  「エース整備不良?!」

公式サイト

馴れ馴れしい新人整備士の態度が気に食わないレッドさん。
彼のうっかりミスでエースが故障してしまい、怒り心頭、厳しく新人君を咎めます。
デンシャロイドが暴れていてメガゾードの転送反応もある状況で、エースが出撃なできないのですから当然です。

自分は絶対ミスなんか起こさない、と言っていたレッドさん、デンシャロイドとの戦いの最中に風見鶏をうっかり見てしまって、かる~くフリーズしてしまいます。
その時、ブルーさん、イエローさんがやってきて風見鶏を打ち落としてくれ、フリーズ解除。

力を合わせて戦います。
今回、軽く名乗りらしきものがあったのに気がつきました。前からあったっけ(汗)。

ヒロムは、仲間の助けがあってこそ戦えるのだと実感する。(公式サイトより)
自分もミスをしたこと。そのミスを仲間にカバーしてもらったこと。
そして、エースの整備する人たち、作った人たち、多くの人たちとともに戦っていることを学ぶレッドさんのお話でした。

自分のミスを反省した新人の「クビにしてください!」っていう言い方は、気持ちはわかるけれども、なんか変。
かといって「もう一度チャンスをください!」だと話が長くなりそうではあります。(汗)

エースの整備士って50人いるんですね。
新人くんは今後、その他大勢として頑張るのでしょう。

デンシャロイド、面白かったです。
白倉P制作映画(「僕達急行~」)へのエールかも、と思ったりして。

定番のお話をいい塩梅でアクションを入れつつ、手堅く作っていました。
個人的には、もう少しオバカなテイストの方が好きではあります。
まともな分、インパクトが薄い、というか。贅沢言ってますね・・・(汗)。

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2012年4月 8日 (日)

平清盛 #14「家盛決起」

公式サイト

久安3年(1147年)、前回の続きから。

検非違使庁から戻った忠盛に、舞子の形見を肌身離さず持っていることを宗子が気にしている、とやんわり告げる家貞。

自分が平氏の棟梁になる、と兄に宣言した家盛は、幼き日に自分が木から落ちた時のことを語ります。

あの時、思わず母は清盛を叩いた。
「平次に何をしたのじゃ、平次に何かあったらお前を許さぬ。」
分け隔てなく育てているつもりなのに、思わず本心がでてしまった宗子。そのことが、家盛にとっても傷となっていた。傷ついたのは清盛だけではなかったのです。

「あの日から母上は負い目を感じ始めた。」
自分も母上の仰せのとおり兄上をまことの兄と思い、兄上こそが平氏の嫡男と思ってきた。

「されど、このままでは母上は苦しみ続け、平氏は滅びるのみでございます。」

家盛の言うことはもっともです。荒ぶる魂を制御できない清盛に平氏は翻弄されている。
しかし・・・

祇園闘乱事件で鳥羽院の信頼は得たものの、蟄居状態になる清盛。
平氏・・・武士を卑しきものとして登用することに反発する忠実、頼長親子を代表とする貴族たちから清盛を守るための鳥羽院なりの方法でもあります、
自分も出自が低い得子も頼長たちを快く思っていません。

清盛に代わって、やんごとなき公達にまじり、賀茂の祭りで舞う家盛。
家盛の立派な姿をほれぼれと見守る乳人の維綱。この後のことを思うと、哀れです。

家盛が正妻の子なのに清盛に遅れをとっている、とわざわざ耳打ちする忠実。
・・・出た、頼長の悪い顔。

目の敵にしていた平氏一門の人間、家盛を屋敷に呼びます。
忠正は大喜び。忠盛も嬉しそうです。
ひとつ権力に頼るより、いろんなパイプを持っていた方がいいのは、いつの世も同じ。

この前のシーンで由良御前が摂関家の警護を渋る義朝を諌めるのも同じ理由からですが、義朝は内大臣、頼長が大嫌いなので荒れます。
同じく鬱々とする清盛と街で出会って意気投合するかと思いきや・・・ここで常盤登場。

宗子に、舞子の形見の品を持っている理由を説明する忠盛。
「陰陽師の世迷言に惑わされた白河院が、罪なき女の命を奪うたことを忘れぬためだ」

・・・微妙な言い回しです。
陰陽師等、迷信などで悲劇が起きることを忘れないための戒めとして持っているのか。
罪なき女を忘れぬために持っているのか。
自分ならこんな言い方をされたら、結局どっちやねん、と思わず問い詰めるだろうなぁ(汗)。

でも宗子にとっては、もう、どちらでもいいんですね。理屈はもういい。
ただ。

「家盛が哀れです。」

自分は全てを受け入れているけれども。

その家盛は、頼長の罠にはまってしまいました。

家盛の舞いを褒め、兄、清盛の数々の不始末を補ってあまりある、と持ち上げる頼長。
正妻の長男である家盛こそが平氏の棟梁となるべき。

「道理。さよう、理に適ったことこそが好ましい。そなたのごとき優れたものが世に煌めくが、道理じゃ。」

年明けて。

従四位下、右馬頭に昇進した家盛。

頼長に招かれ、長かったであろう、怪しげな出自の兄の影で過ごした不遇の時は、と囁かれます。

「物わかりの良い弟の顔をしながら、何故正妻の子である自分がこんな思いをせねばならぬか、と。
まことならば己こそが嫡男、己こそが次なる棟梁。あの兄さえいなければ、と。そう思うて生きてきたはずじゃ。
わたしが叶えてやろう。清盛なんぞとるに足らぬ。まこと世に煌めくべきは、家盛、そなたじゃ。
そう思い知らせてやろう、平氏一門にも、鳥羽院にも。」

・・・ってついにやられちゃいました(汗)。

久安5年(1149年)、鳥羽院の熊野詣の警護を言い渡された平氏。
しかし、清盛の同行は許されなかった。

ここで異母弟たちが登場しました。
経盛、教盛。
彼らは、賀茂の祭りで見事に舞いを踊った家盛を慕っている様子です。
なぜなら見事な舞を踊ったから・・・朝廷では身だしなみ、振る舞い、作法が大事。これらは付け焼刃では見つかぬからこそ価値があるのでしょう。それで昇進したんですから←表向きは。

摂関家の覚えめでたく、正妻の子である家盛。
比べて、先だっての事件など、問題児の清盛はとても跡継ぎにはなれぬのではないか、と異母弟たち。
忠正も、もうよいではないか、と忠盛に、ここらで家盛を跡継ぎと定める決断をすべきだと促します。それが道理ということじゃ。

「私も、そう定めていたたきとうございます。兄上ではなく、私を跡継ぎにすると、この場ではっきりと、父上の口から言うていただきとうございます」

家盛がはっきりと名乗りをあげました。
驚く忠盛、宗子。

「兄上が跡継ぎではないことをはっきり世に示すことが、一門の安泰に繋がるかと存じます。」

家盛の志に反発した清盛。

「一門の安泰だけを考えていて世を変えられるか。なんのための一門じゃ、なんのための武士じゃ。俺は神輿に矢を射たことを、悔いてなどおらぬ。」

なんと恐ろしいことを、と、引く弟たち。
彼らにとっては、まず一門の安泰こそが大事。それは当然のことでもあります。
平氏の棟梁になってから何をする、という考えはない。ある方が異質です。でも父、忠盛は、理解しているはず。

「父上」

決意を促す清盛。しかし、忠盛は何も言わない・・・
父の逡巡を見た清盛。

「家盛、俺は降りる。跡継ぎはお前じゃ。」

時忠は清盛にがっかりしてます。
しかし、時子は一貫して清盛の味方です。
「あなたさまこそが、わが光る君。」

返事ができなかった忠盛。
清盛こそがこの世を変える男だと思い、例え我が子でなくても、跡継ぎにするつもりで育ててきた。

「だが、家盛が跡を継ぎたいと申した時に、心の軸が揺れおったわ。」

家盛からこの一件を聞いた頼長。これで清盛も終わりだと喜びます。しかし表情の硬い家盛。

「心の細い男じゃ。そんなことでは、世を正せぬぞ。」

院が頼みに思っている平氏の武力と財力は、そなたが跡継ぎとなれば、これらはわたしのものも同然じゃ。

「院は我らを頼らざるおえなくなるだろう。その時こそ、藤原摂関家の栄華を取り戻す時じゃ」

その言葉に驚く家盛。我ら平氏は院に忠義を誓っている・・・これで院と摂関家、どちらにもつける立場になった、なんて風に開き直れる人じゃないもんなぁ。だから狙われたんだし。

「今更何を言うておる。
そなたが清盛を落としたのじゃ。院が頼りに思うておる清盛を。
家盛よ。まことにわたしがそなたを棟梁の器と思い、引き立てたと、思うのか。
そなたが清盛よりも優れておるのは、はるかに御しやすい男ということじゃ。見目も申し分ないしの。

もう、遅い。己こそが嫡男、己こそが次なる棟梁。その欲に目がくらみ、そなたは一門を売ったのだ。」

蜘蛛の糸に絡め取られた家盛。毒針で心も打ち砕かれてしまいました。

その頃、自宅にて、家盛に負けたことは悔しくないが、淋しい、と時子にこぼす清盛。

熊野詣に出かける朝。

見送る宗子に。

「嫡男かそうでないか。左様なことはどうでもよかった。わたしが求めていたのは、ただ母上の笑うお顔を。
位を授かった、跡継ぎになったとお伝えした時、ただ当たり前の母として喜んでいただきかった。
兄上とも、母上とも。当たり前の兄弟、当たり前の母子でいたかった。

母上、せめて帰ったときには、せめて一度だけでも、当たり前の母として笑いかけてくださりませ。」

去っていく家盛。

熊野詣の帰り道。
仲の良さげな小さな兄弟を見かけた家盛は、清盛との思い出にふけるうちに、落馬してしまいます。

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山本さんの頼長は、期待通り、いやそれ以上にねっとりと悪い奴。(^^)
家盛のように素直な人間は、手もなくやられちゃうだろうな。

当たり前の兄弟、母子って難しい・・・
忠盛、宗子、清盛、家盛各自の、今までは奥深くしまわれていた複雑な感情が、頼長の仕掛けた罠によって波立つ様子が描かれていて、ドラマとして楽しめました。

清盛こそを跡継ぎとは思っていても、やはり我が子が可愛い忠盛。
そして宗子の気持ちが、言葉少ない中に、浮き彫りになっていたのが印象に残りました。

平氏の運命・・・宿命が、音を立てて動き出したように感じました。

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2012年4月 6日 (金)

ドライヴ

2011年 米 100分 R15

Photo

公式サイト

原作:ジェイムズ・サリス「ドライヴ」(ハヤカワ文庫)

監督:ニコラス・ウィンディング・レフン/脚本:ホセイン・アミニ/音楽:クリフ・マルティネス/撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル/製作:ミシェル・リトバク、マーク・プラット、ジジ・プリッツカー、アダム・シーゲル、ジョン・パレルモ/製作総指揮:デビッド・ランカスター、ビル・リシャック、リンダ・マクドナフ、ジェフリー・スコット、ゲイリー・マイケルズ・ウォルターズ
出演:ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、ブライアン・クランストン、クリスティーナ・ヘンドリックス、ロン・パールマン、オスカー・アイザック、アルバート・ブルックス

「きみに読む物語」「ブルーバレンタイン」のライアン・ゴズリング主演で、昼はハリウッド映画のカースタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手として働く孤高の天才ドライバーが、愛する女性を守るため裏社会を相手に命がけの戦いを繰り広げる姿を描いたクライムサスペンス。デンマーク出身の新鋭ニコラス・ウィンディング・レフン監督が手がけ、2011年・第64回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。(映画.comより)

@T・ジョイ

普段は観ないジャンルの映画なのですが、テーマに惹かれたのと、評判がとてもいいので、時間をぬって観に行きました。

主人公の「ドライバー」役のライアン・ゴズリングは知りませんでした。
ヒロイン、すっごく可愛い、と思ったら、「17歳の肖像」の主人公を演じたキャリー・マリガンでした。着々とキャリアを積んでるなぁ。

ストーリーはとても単純、映像もシンプルなのですけれども、余白のある、"感じる"タイプの映画です。
感性が合えば、惹き込まれる作品だと思います。
バイオレンス系は絶対ダメ、という人以外は、一見の価値はあるかと。

首都圏以外での上映館は多くないようですので、見逃した方はDVDで。

以下、ネタばれなしの感想のみなのですが、なるたけ先入観なしに観て欲しいため、間隔を開けました。

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実はバイオレンス系が苦手でほとんど観ていないため、同じジャンルの他作品と見比べてどうの、という見方はできませんでした。このジャンルのファンの人、勝手な事を書いています。ごめんなさい(汗)。

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どこからともなくやってきた用心棒風の男性が窮地に陥るヒロインを助け、またどこへともなく去っていく・・・基本、それ以上でもそれ以下でもないお話を、淡々と力みなく描いた映画。

この監督の作品は未見ですが、かなりの巧者だと思います。数々の賞は伊達じゃないです。(中には首をかしげる受賞作品もあるので;;)

カースタントシーン、セールスポイントであるのに関わらず、押し付けがましくない。
バイオレンスシーン、ショッキングなのに画面の温度は低い。
運転席に座っている主人公など、照明を含めてかなり凝っているのですが、サイコ映画ではないので、そういうところに観客の神経が行くようには撮っていない。

描きたい世界をどのように撮れば観客に伝わるかを熟知しているように思いました。
編集にも無駄がありません。

まず、オープニングのスピーディーでクールな展開で、ぐっと引き寄せられました。

主人公は、過去も名前も全くわからない、いつもはにかむような微笑を浮かべている無口な「ドライバー」という青年・・・そう、男じゃなくて、青年・・・それも少年に近い青年です。
普通に人を好きになり、相手からも好かれる。
ですので切々たる孤独感もあまり感じないし、人を遠ざけるような威圧感も普段は、ない。

暴力を振るう寸前まで全く残虐性を感じさせない、普通の優しい青年を演じるライアン・ゴズリングの雰囲気、その雰囲気を引き出したこと、それがこの映画の魅力だと思います。

もっと異相か、もしくはニヒルな男優さんが演じていたら、全く違う味わいの映画になったと思います。

ライアン・ゴズリングの仕草や雰囲気があまりに自然なので、監督=「ドライバー」と錯覚してしまうほど、作る側と演じる側の垣根を感じませんでした。

ヒロインのことも書いておかなければ。
しっかりしているけれども、生活は厳しくて少し疲れている。しかし揺れる女心も持っている・・・もう、まんま西部劇から抜け出てきたような女性です。
この類型的なキャラを個性的にするポイントである「揺れる女心」を、キャリー・マリガンが実に魅力的に演じていました。
底辺で生きているけれども品は失っていないシングルマザー、という存在感がお見事。

ネタばれにならない程度に、印象に残ったシーンを二つ。

目の前の暴力に表情一つ変えない、ストリップガールたち。
浜辺での殺人・・・。

着替えなくて大丈夫?とか、そこでマスクいる?、ラスト、そこでやっちゃう?など、突っ込みどころはありましたが、それも風景としてありかな、と思いました。

禁欲的な雰囲気は日本人の感性に合うのではないでしょうか。
低予算なところもね(^^;;

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※「17歳の肖像」の感想  ←無駄に長いです(汗)

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2012年4月 5日 (木)

2012年春のドラマ:視聴予定

今回は基準を少し変えてみました。

◎=例え突っ込みまくりになっても、最後まで観ます。
○=しばらく様子を見ます。
◇=初回のみの視聴になるかも(汗)

・月曜日
○鍵のかかった部屋
原作は読んでいません。密室モノをドラマとして面白く見せてくれるか。注目しています。

・火曜日
○リーガルハイ
「史上最も笑える極上のリーガルコメディ!」、ハードルあげてますなぁ(汗)。このコピーを信じたいです。面白くなって欲しい、という期待を込めて。
○37歳で医者になった男~研修医純情物語
安定感のあるスタッフ。大崩れはしないと思います。

・水曜日 
◇クレオパトラな女たち
う~ん。テーマに興味を感じない・・・加えて大石静さんのドラマとは最近相性が良くなんです。初回は見ます。

・木曜日 
◇Wの悲劇
原作はむかーし読んだことがありますが、ほとんど覚えていません。原作をかなりアレンジした薬師丸さんの映画は観ました。でも、今、見たい、というテーマではないのに加えて、この枠とはあまり相性が良くないのですが、初回は見ます。
◇パパドル
「 ママはアイドル!」 を原案にしたリメイク作品・・・には興味を感じないかも(汗)。ちゃんと笑えるコメディドラマになってくれたら嬉しいです。
◇カエルの王女さま
天海さんが、元ミュージカルスター、という役を演じるのには興味があります。

・金曜日
◎陽だまりの樹
金曜日に移った時代劇枠。原作未読ですが、内容に惹かれています。
◇もう一度君に、プロポーズ
この手のジャンルは苦手なので、腰が引けているのですが・・・どうでしょう(汗)

・土曜日
○三毛猫ホームズの推理
原作未読です。この枠は最近安定感抜群。大崩れはしないと思います。

  
・日曜日
◎ATARU
脚本は「相棒」を数多く手がけている櫻井武晴さん。このキャスティングでどんなドラマになるのか、見てみないとわからないです。

○家族のうた
マルモのラインなのでしょうね。誰をパパにするかで新味を出そうとしている気がします。確かにオダギリさんのパパ、というのは見てみたくはあります(汗)。

◎をつけたドラマであっても、おもに時間的な理由で、感想を書くかどうかは未定です・・・って、二作品しかないんですけれども(^^;;
 
ルーティン刑事系の感想を書くのが苦手なので、「ハンチョウ」「新・おみやさん」「Answer」は視聴しても書きません。

11時以降の深夜ドラマは録画のため、見るのが周回遅れになってしまって、書きそびれることが多いです。(汗)
「スープカレー」、こちらでは深夜3時からですからね~。
「たぶらかし~代行女優業・マキとともに絶対に観るつもりですが、感想は書けるかどうか・・・

深夜枠ではあと、「都市伝説の女」「コドモ警察」。初回は見てみます。

※テレ東系及びWOWWOWは視聴不能です。

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2012年4月 4日 (水)

2012年3月のまとめ<2012年冬クールのドラマ・まとめ>

今期は寒風をついて観に行った「J・エドガー」が何となくきっかけで、自分にしては久々に月2ペースで映画館に通いました。
観たかった映画が多かったためもあります。

そのかわり、映画のDVDを観る時間はとれませんでした。
観たい封切り作品がないシーズンは、またレンタルDVD生活に戻るかもしれません。

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※ミラー&トラックバック専用として「昼寝の時間@R」を運営しています。
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以下は初回から最終回まで感想を書いていて、今期で終わったドラマです。 
各作品のタイトルは最終回の感想、もしくはまとめ記事にリンクしています。

<連続ドラマ>

ラッキーセブン
ストロベリーナイト
最後から二番目の恋
恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~
くろねこルーシー

カーネーション
海賊戦隊ゴーカイジャー

<継続中>

仮面ライダーフォーゼ
海賊戦隊ゴーカイジャー 
平清盛

<単発ドラマ>

デカワンコスペシャル・ミッション
鬼刑事 米田耕作 ~銀行員連続殺人の罠~ 超・簡単感想
キルトの家 前後編
名探偵ポワロ シーズン12「三幕の殺人」
名探偵ポワロ シーズン12「複数の時計」
名探偵ポワロ シーズン12「ハロウィーン・パーティ」
名探偵ポワロ シーズン12「オリエント急行の殺人」
ミス・マープル シーズン4「ポケットにライ麦を」
ミス・マープル シーズン4「殺人は容易だ」

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最初から最後まで視聴して、感想を書かなかったドラマは「ハングリー!」「13歳のハローワーク」「理想の息子」です。
前期よりさらに最後まで感想を書いた作品が少なくなってしまいました(汗)。
「カーネーション」の感想を書くのに時間をとられたためかもしれません。週に一度なんですけれども(汗々)。

以下、あくまで個人的な、まとめを兼ねた寸評です。

「最後から二番目の恋」
最終回の感想にも書きましたが、途中からどんどんはまっていった作品でした。
2012年1月クールの作品の中では一番完成度が高かったと思います。
コメディ分野でこのような優れた作品が生まれたことが嬉しいです。

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「ストロベリーナイト」
推理ドラマとしてみると、穴が多かったとは思います(汗)。
姫川のキャラが好きかどうかで評価はわかれるかもしれません。
自分は、姫川だけでなく、彼女を取り巻く人々や雰囲気が好きでした。

DVDのタイトルに「シーズン1」がついているのに、今更ですが気がつきました(汗)

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このニ作品がダントツでした。

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「理想の息子」
感想は書きませんでしたが、最後まで見ました。

自分は、大地の友だちが増えていく流れはテンポも良くて好きでした。みんな個性的でしたし。金子ノブアキさんの使いまわし(笑)、丹波とその妹のくだらない(←褒めてます)遊びも楽しかったです。
野島さんのお話なので身構えていたのですが、暗転っぽいエピソードは三船先輩の実母の病気くらいだったでしょうか。
海と倉橋が結婚する結末も明るくてよかったです。

大地と母、海の関係をどう見るかで、評価がわかれると思います。

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「くろねこルーシー」
ストーリー、演出、すべてふわふわっとしたお話でした。
もう少しテンポが良ければ、と思わないでもありませんでしたが、これはこれでありなのかな、とも。個人的にはすごく楽しめた作品でした(^^;;

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「13歳のハローワーク」
この作品も感想を書きはぐれてしまいました(汗)。
自分で感想を立ち上げなかったものですので(汗)、感想を書かれているブロガーさん宅のコメントでときどき呟いていました。

そのコメントと重複しますが・・・
タイムトリップものは本格SFであっても矛盾が生じるので、最後、辻褄が合わなくてもかまわない、くらいの軽い気持ちで見ていました。
途中までは楽しかったのですが、ふてくされ少女のエピであれ?と感じ、微笑み男子、三上のエピにはちょっとがっかり。
しかも最後に三上やその他、気になる人々の現在の姿を見せてくれなかったことに、それはないやろー、と思わず突っ込んでしまいました。
視聴者が見たいものを見せて欲しかったなぁ・・・と、ラストは残念でしたが、お話そのものは大きく崩壊しておらず、楽しく見れた作品でした。

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「ハングリー!」
ロックとフレンチの融合。アイデアはいいと思うのですが、職業ドラマとしてみるとありえないことだらけだったので、感想はリタイアしました。作品は最後まで観ました。
青春ドラマとしてなら・・・男子たちがわちゃわちゃやっている感じは面白かったし、楽しそうでした。
でも、恋愛話には最後までときめなかったです。もっと違う設定にできなかったのかな?

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「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~」「ラッキーセブン」はどっちもどっちでしたが(汗)、「恋愛ニート」の方には、お茶を濁さないで何とかしよう、という真摯さを感じました。

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「ラッキーセブン」「カーネーション」「海賊戦隊ゴーカイジャー」については、各作品の最終回で書いたとおりです。

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「家族八景」は第七話まで視聴。まだ全部見ていません。
後は4月クールのドラマが始まるまでの、お楽しみ(^^;;

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○印象に残った女優さん
1月期に限るなら小泉さんだと思います。
今回は朝ドラから尾野真知子さんで。

○印象に残った男優さん
「ストロベリーナイト」の遠藤憲一さんは素敵でした。
しかし中井貴一さんで。
中井さんが登場すると重厚になる「平清盛」、そして何といっても「最後から二番目の恋」の和平が抜群でした。

以上、あくまで、好みです。お許しくださいませ。

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2012年4月 3日 (火)

SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~ 翔の回(SP)

公式サイト

まだ完結していないので、ネタばれなしの感想です。いや、若干書いているかも(汗)。
ご注意下さい。

約2年前のドラマの続編。
当麻や瀬文、野々村はもちろん、捜査一課の人たちは覚えていましたが、細かいストーリーは大分忘れていました。

で、自分の書いた最終回の感想を読んで・・・かな~りうやむやなラストだったことを思い出しました(汗)。

>放り投げたとは思いません。確信犯であることは間違いないでしょう。

なんて書いてます。確信犯、というのはこういうラストを用意した製作スタッフのことです(汗)。
当麻は最終回ラストで、絶対映画には出ない、って叫んでいましたが、SPまで作っちゃってるし(爆)。

そうそう、同時期に、同じく視聴者の想像に任せるタイプのドラマ「熱海の捜査官」が放映されていたことも思い出しました。懐かしい。

さて。

映画の宣伝絡みの水増しSPかもしれないと思いつつ観てみたら。

過去のVTRでお茶を濁すこともなく。
連ドラだった時の重要キャラの新撮もちゃんとあって、それも特別出演というスタンスではなく、必要なキャラとして登場。
その内の多くの人が、見た目は普通なのだけれども、そこはかとなく"あの世の人"というのが漂ってくるのが、好みの雰囲気でした。

何より、最終話、あの後一体どうなったの?という部分をちゃんと描いてくれていたことは、嬉しい驚きでした。
当麻のSPECも明らかにしてくれていましたし。

映画に続く伏線だとしても、SPとしてはここ最近ではダントツに満足のいく作品でした。

SPECを持つこと、つまりSPECホルダーの悩み、苦しみを堰を切ったように告白する当麻。
だからこそ、未詳の仲間を大事にしたい。

連ドラでは最後まで何を考えるのかわからなかった当麻の気持ちが聞けて、すっきりしました。
当麻が何を考えているかわからなかったのは、瀬文も一緒。でも、わからなくっても、愚直なまでに真直ぐに当麻を助け続ける姿が、連ドラ時よりはっきり描かれていました。

連ドラの時は謎そのものを描いていたのですが、今回のSPは当麻の気持ち、そして二人の絆が深まる様子をメインに据えていたので、わかりやすかったです。SPならばこういう作り方がベストでしょう。

当麻が再び感覚を失った左手で何度も何度も瀬文を叩くシーンが、忘れられません。

対する、今回の犯人の非道っぷりも鮮やかでした。
津田と同じく中身は謎・・・。
美鈴を陥れた美大の教授は、映画には関係なさそう?

例によって散りばめられた細かいギャグというか遊びも、それぞれに意味があり、すべることなくいい塩梅で楽しめました。
映像にもキレがあって、堤さんらしさを久々に満喫できたように思います。

ネタばれにならない程度に、ツボだった映像をいくつか書きます。
冷泉さん。現れ方も、消え方も・・・雪駄だけが浮かんでくるとか、可笑しかったです。(笑)
陽太がすっかり弟に戻っていたのが切なくも嬉しかったです。
ギョーザロボットは・・・何にも意味がなくても、ま、いいか。(爆)

ゲストのみなさん。
久々の横山やすし・・・やっさんヴァージョンの北村一輝さん、楽しかったです。その楽しさがラストの後味のホラーっぽい悪さを際立たせていて、演出も含めてうまいなぁ、と思いました。
でんでんさんは椎名吉平さん演じる"津田"の謎に繋がるんですね。

"課長心得"野々村が空港ですり替えた缶コーヒーは、何?
そして当麻、瀬文はどうする?

思わず映画を観たくなっちゃいました。←すっかり釣られてます(苦笑)。

このクオリティーを保ってくれるのなら、今度の映画で全て明らかにされることがなくても突っ込みません(^^;;
逆に、もっと続編が観たい、という作品になっていてくれれば、嬉しいです。

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追記:映画をみて、野々村が持っていた缶がコーヒーではなく、マカデミアナッツだったことがわかりました。

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2012年4月 2日 (月)

仮面ライダーフォーゼ #29「後・輩・無・言」

公式サイト

前編であることと、時間がないため、簡単に。

新入生の、気弱なハルと勝気で合気道の達人の蘭の幼馴染コンビ。
「ハルの友達は私だけ。ハルは私が守る」
それは裏返せば、蘭の友だちはハルだけってことです。
うーん、ありがちな設定で、これ以上突っ込んで推察する気力がわかない(汗)。
そうなった理由は次回で。

さて、ハルと蘭の関係がギクシャクしだし、強くなりたい、とハルがゾディアーツに変身してしまうことろを偶然とは言え、目にする流星。

ここ、数年、流星ほど常時登場する2号ライダーは見たことがありません。
去年が伊達さん、その前が刑事、その前が怪盗、その前は・・・何かややこしい設定でした。(汗)
登場するだけでなく、活躍してます。
次回は流星の母校の話も出てくるようですし。
格好いいので、いいんですけれどもね・・・
そうそう、友子がピンチになった時に変身しているような気がするのは、気のせい?(^^;;

有望な新入生が入ってきた、と一人悦に入る校長。ヴァルゴ・ゾディアーツが睨んでます(ように見えます;;)。鬼島が持っているはずのスイッチを持っていることをあまり追求しないのがかえって恐いです。
ハルに正体がばれそうになったりと、もう、フラグが立ちまくりです。

美羽様と大文字先輩のエピはサービスショットということで。(笑)
これくらいでもいいので、毎回登場して欲しいものです。

今回の一番の衝撃は、何といっても大杉先生にラビットハッチのことがばれちゃったことですね。過去最大の危機かもしれません。

どうなるライダー部、どうする、大杉先生、で続く。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第6話  「合体!ゴーバスターオー」

公式サイト

ゴーバスターオーへの合体“コンバインオペレーション”の訓練が始まった。ゴーバスターオーはエネトロンを大量に使うため、長く合体していられない。そのため、戦闘から離脱せず、敵の攻撃を受けながらの合体となる。わずかな遅れが命取りになるのだ。ところが、パイロットとしてバツグンの腕を持つヒロムが、タイミングがつかめず失敗ばかり。(公式サイトより)

年度始めのため何かと忙しいので、簡単感想を。

ブルーさんはレッドさんの失敗の原因を知っているようですが、自分から教えようとはしません。
イエローさんはそんなのブルーさんらしくない、意地悪だ、と。
けれども、今のレッドさんには言っても無駄だから、とブルーさん。

レッドさんの方はと言うと、意地を張ってブルーさんに原因を聞きません。

バスターマシンの格納庫は万が一のことを考えて7箇所に分散してあるそうで、一番奥の第七格納庫にある、以前ぶんどったメガゾードγから、なにやらひらひらとカードのようなものがはがれて浮遊・・・エンターの元へ飛んでいきました。
スパイカードみたいなもの?
そのカードで消火器をメタロイドにし、基地にあっさり侵入しました。
万が一、とかいっている割にガードが甘い基地です。(汗)
エンターさん、基地職員には手を出しません。目的はあくまでもメガゾードγを動かすことだからでしょうか。

早速ゴーバスターズがやってきますが、メガロイドに苦戦。
その間にエンターはメガゾードγを動かし、さらには格納庫の自爆プログラムを発動させ、去っていきます。
つくづくガードの甘い基地です。

メガゾードが転送されつつある一方、自爆プログラムが発動したために、動き出したメガゾードγ、メガロイドと格納庫に閉じ込められそうになるゴーバスターズ、危機一髪!

全ての扉が閉じる前に、ブルーさんはレッドさんを有無を言わさず、まだ開いている扉から出し、お前が外からこじ開けろ、指示します。

・・・ということで。

レッドさんは、自分に足りないものがわかりました。
それは、誰かを使うとか、誰かに任せる、という発想。
「自分でなんとかしようって意識が、タイミングを遅らせてたんだ」

ニックいわく、ずっと一人で訓練してきたせいなんだそうです。

爆破のせまった格納庫をこじ開けねばならない状況で、転送されてきたメガゾードと復活したメガゾードγと戦うエースのシーンはスリリングでした。

何とか爆破に間に合ったブルーさんとイエローさんと、訓練では一度も成功したことのない合体にチャレンジします。結果はもちろん成功。撃破します。

「特命合体」
そのままのネーミングで、思わず笑っちゃいました。

合体ってタイミングが難しい、だから訓練する、いうことは、三人の気が合わなければ、合体できない、ということ。
その他、長く合体していられない、というウルトラマン的な時限設定も加えてきました。
隊員だけでなく、色々と弱点を持った、というかドラマを作りやすい(汗)、戦隊です。

メインはレッドさんの成長物語でしたが、回想を交えてブルーさんの人となりやレッドさんとの関係もしっかり描いていましたし、イエローさんがレッドさんに対して大分軟化しつつある様子も含めて、三人をバランスよく描いていました。
ドラマしてはかなり完成度が高かったのではないでしょうか。

三人と悪役のキャラ設定がいいのに加えて、弱点の多い合体システム。
ちょっと対象年齢が高めあることをのぞけば、これで面白くならないわけはない、そつがないと言うか、磐石の構えです。
でも、まだ始まったばかり。期待を込めつつ見守ります。

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2012年4月 1日 (日)

平清盛 #13「祇園闘乱事件」

公式サイト

久安3年(1147年)

一門の繁栄祈願のため祇園社を訪れていた清盛たち。
僧兵・・・山法師の中の一人が兎丸の古い知り合いで、兎丸が父の敵の息子に仕えていることをからかったことがきっかけとなって乱闘騒ぎをおこしてしまいます。

祇園社を末社とする比叡山延暦寺とはかねてよりの因縁の仲。
忠盛は先手をうって兎丸、盛国たち、郎党を検非違使に引き渡すよう、清盛に言います。

しかしそれでは収まらない祇園社の僧兵たち。
忠盛、清盛の処分を求めて神輿を出して強訴します。
鳥羽院に命じられて、山法師たちを鎮圧しようとする源氏。
しかし、神輿を傷つけて神罰が当たることを恐れて、思い切った手がうてません。
どこからともなく飛んできた矢が、神輿を射抜きます。
山法師、源氏双方があわてふためきます。いったい誰が。

清盛でした。

狙って射た、と一族郎党の前で公言する清盛。

「んなものはただの箱じゃ、神など宿っておらぬ。」

また面倒をひきおこして、と例のごとく、清盛の血のことを持ち出して怒る忠正。神罰に怯える一同。
忠盛は清盛を殴りつけ、ともに自ら検非違使庁に蟄居します。

忠盛が清盛を殴ったのはデモンストレーション。白河院すら手を焼いた比叡山の強訴、わしらにはどうすることもできぬ、と淡々としたものです。

延暦寺は朝廷に忠盛、清盛の流罪を求め、さらに彼らを呪詛します。
呪詛。今まで歴史の一部として見ていましたが、よくよく考えると仏に仕えるものが、例え相手が悪人であったとしても神罰を願う・・・呪いをかける、というのは、何か変・・・ええっとあんまり難しいことは考えるのはやめておこう。(大汗)

さて、比叡山への対応に苦慮する朝廷。
内府、藤原頼長は忠盛親子を流罪にすべき、と主張します。
対して頼長の兄、関白忠通はこたびのことは祇園社のいいがかり、山法師の強訴に屈しては朝廷の威信に関わる、と平氏を援護します。
家成も援護。平氏の武力は今や欠かせぬものだと。財力も頼ってますからね~。

頼長の矛先は院に向かいます。
そのような世になったのがそもそものあやまち、その根源は白河院があまりにも荘園を増やし、その富を独り占めにしたことにある、と鳥羽院に、白河院の敷いた道を断ち切るべきだ、と進言。

今まで平氏の力を頼りにしてきた院は、自らは何も言わず、信西に発言を求めます。
信西は、一旦は頼長を持ち上げておきながら、「されど」と反駁。
白河院の形づくった世で皆が生きている。その世を今更なしにしようとするのは「治天の君がなによりなさってはならぬこと」と。
自分の意見でもありますが、院が望んだ言葉でもあります。
少し愁眉を開く院。

ここで忠通、頼長兄弟の父、忠実がのそっと発言します。
「おおそれながら、法王さまの御代は長くつづきますまい。」
父、師通を延暦寺の神罰で亡くした(とされている)忠実の言葉には重みがあります。
忠盛、清盛を罰しなければ、神罰がくだされるだろう。
院のために、二人を流罪にすることを勧めます。

ここ、歴史の本を読んでいてもややこしいところなのですが、忠実は次男の頼長の味方なんですね。
二人と対立するのは、長男、忠通。

頼長は自分に逆らった信西を責めます。意を同じくしていたはずではないかと。
信西は、わたしの目指しているのは、新しき政による新しき世であって、頼長が目指している藤原摂関家による古き政への立ち返りではない、と堂々と言い放ちます。臍を噛む頼長。

源氏は二人の流罪を求めてさらに強訴を行う動きを見せる山法師たちを阻む役目を続行中です。
平氏を守る行為であることはいまいましいが、源氏の力を示すチャンスと、一族郎党を鼓舞する為義。
清盛を流罪にしてたまるか、と義朝。

出産間近の時子の前で、清盛を悪し様に言いすぎたことを詫びに訪れた忠正は、時子が産気づいてばたばたしている中、亡き明子の子供たちのお守りをするはめに。
時子に男の子が生まれた時のことを思って不安がる亡き明子の子供たちを慰めます。
こうしているといい叔父さんなのですが。清盛がやんちゃすぎるんだろうなぁ。

蟄居中の忠盛と清盛は、時子の差し入れた双六に興じていました。
「やれやれ、またわしの負けか。」
思わぬ親子水入らずの時です。
どうして自分を引き取ったのか、父に聞く清盛。いつかこんなふうに平氏に災いをもたらすとは思わなかったのか。
そこで、忠盛は清盛の生母、白河院の力に屈せず、陰陽師の世迷言をものともせず我が子を守り抜いた舞子の思い出を語ります。

「わしはこの時を待っていた。舞子より生まれしお前が、あてにもならぬ迷信のごときものに立ち向かうのを。
清盛、お前はなくなてならぬ男だ。平氏にも、これから先の世にも。」

何としても清盛を流罪にしたい頼長。
こちらも呪詛などというあやふやな手は使いません。清盛の所業を洗い出し、清盛が神輿を射た現場の目撃者を探し出します。
目撃者は鬼若、のちの弁慶だそうですが、清盛がはっきり神輿を狙っていたことを証言します。
そのような者を見逃せば世はかき乱される、と院に詰め寄る頼長。
清盛を弁護する信西と言い争いになります・・・

逡巡する鳥羽院。
何を迷うておられる、平氏なくしては法王さまの世は続かないでしょう、と言葉をかける得子に、自分の迷いを告白します。
未だに亡き白川院に振り回されている。待賢門院のことといい、白河院の落し胤と言われる清盛といい、朕を追い詰める。今の世を治めているのは白河院のような心地さえする。

「今、迷いなく忠盛親子を救うことは、この身に流れる白川院の血に操られているような気がする。」

蟄居中の清盛に会いに行く院。
神輿を射たのはわざとなのか、手違いなのかを問いただします。

「わざとにございまする」

では、朕を射てみよ、と院。
エアー弓で射る清盛。幻の矢で射抜かれた院は、自分の中から白河院の血が吹き出ていくのを見ます。一滴残らず。

平清盛、そちこそが、朕を射抜いた矢そのもの。
白川院が、朕が乱しに乱した、世に報いられた一本の矢じゃ。

・・・鳥羽院は、清盛によって白川院に対するコンプレックスを克服した、ということですね。

こうして流罪をまぬがれた忠盛、清盛。
蟄居中に時子には子供、のちの宗盛が生まれていました。

清盛の弟、家盛は母、宗子が、夫が未だに舞子を忘れらずにいること、平氏に迷惑ばかりをかけている清盛を守るのはそのためだと思っていることを知り、決意します。
一族郎党を窮地に追い込む所業を繰り返す、天衣無縫な兄、清盛に代わって、自分が平氏の長となる、と。

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今回は、もつれあう関係が次第に緊張を増していく過程を、祇園闘乱事件という実際の出来事を挟んで描いていました。

この時代は、朝廷や貴族の力関係や人間関係、関係だけでなく、関わる人々の複雑な性格を描かずしては歴史を描くことは不可能ですので、ややこしくなるのは仕方がないでしょうね。

なので最近はややこしさを解きほぐす方に意識がいきがちで、ドラマとして面白いかどうか、わからなくなってはいます(汗)。
でも今回は面白かったです。

でも、さすがに次回からはもう少し短めの感想にしよう、と思っていたら、噂のシーンがっ。

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カーネーション・不定期観測メモ 第26週 最終週「あなたの愛は生きています」

公式サイト

自分のための備忘録としてメモです。

一度見たきりの印象を思い出しつつ。

平成17年4月。先週再会した後、独り住まいの奈津を、院長のアシストを受けつつ養護ホームに入れることに成功した糸子。今度は自宅の2階をもっとだんじりを眺めやすくするために、サロンに改装します。
改装を前にして、ガランとした2階。かつて糸子姉妹、勝と糸子、糸子の子供たちが暮らし、ハル、善三が療養した場所。
いわば家付き娘で、ついに幼い頃から育った家を出ることはなかった糸子。
神戸箱、デザイン画・・・あの世には持っていけない、とさばさばしているしているものの、思い出は深いでしょう。

新装なったサロンを活用しようと、多忙な中、着物リフォーム教室を開きます。着物のリフォームってむつかしいですね。
着物をモンペに仕立て直した時と重なるシーンでした。

父を亡くして落ち込む譲。母が亡くなった時よりダメージが強い、という譲に、それは親という庇護者をなくしたためだと、糸子。
守られる立場から、守る立場へ。父が自分の年の時に何をしていたか・・・
糸子は早くに独立しましたが、善作が亡くなった後により強く自分を守られていたことを感じていました。

少し糸子の想いとは違うかもしれませんが、井上靖氏の「わが母の記」に、親の死を、存在するだけで死から自分を守ってくれていた存在がなくなったことで、自分が死に直面することになったことへの恐れが書かれていたことを思い出しました。

忙しい糸子に講演のトラを頼む優子。相変わらず糸子をちゃっかりと頼りにしているようです。
マネージャーとして断る孝枝を飛び越して、糸子に直接交渉し、了承をとりつけてしまいました。

飛び越されて、ダハァーとのけぞる孝枝のリアクションに笑いました。
ここへきて、ようやく孝枝がドラマに溶け込んだ感じがしました。良かったです。

病院で講演したあと、ボランティアでアシスタントを務めてくれた女性、川上が周防の娘であること、周防が亡くなったことを知って、堰きをきったように涙する糸子。
どんな想いが去来したのでしょうか。
ともに過ごした時間より、思い出を噛み締める時間の方がはるかに長い。生涯にただ一度の恋。

そんな母を見守る、かつて、周防の存在を親戚のみならず近所のおっちゃん、おばちゃんみんなから責められた母を庇った優子。
川上にとっては糸子と父の関係はやはり心の傷とはなったようです。でも成長して、当時の二人の状況を客観的に振り返るようになってから、相手が糸子で良かった、と思えるようになった、と。

そして木曜日の放送冒頭、平成18年3月、意識不明で病院に運び込まれる糸子のシーン。
そうそう、お雛様を飾っている途中で倒れんだ、と糸子のモノローグ。
こうちゃんに娘がいること・・・結婚していていたことを知って、びっくりしました。

糸子の病室に集まってくる三姉妹。
意識不明のままの糸子の元で、化粧をめぐって他愛なくじゃれる優子と直子。
母が今夜ヤマだと聞いて泣き出す聡子を含めて、姉妹っていいな、と思いました。
前ヴァージョンからの、この姉妹ならではの関係が構築されている安心感もあります。

夜が明けて、目覚める、糸子。
姉妹たちは泣いて喜ぶも、容態が安定したと知るやすぐに仕事に戻っていきます。
糸子が彼女たちの立場だったら、同じことをしたでしょう。自分と同じく仕事に生きる娘たちを頼もしく見送る糸子・・・そのように感じました。

あほぼんたちのお見舞い、看護師長や孫、里香の世話を受けながら、全てが美しく見える、と一人ごちる糸子。
娘たち、そして自分を支えてくれた全ての人々を、ありがとうな、と思い浮かべます・・・

タクシーで帰ろうとする優子に同乗する直子のシーン、あれだけ寄ると触ると喧嘩ばかりしていた二人が、と思うと、思わず涙。

ついに、その時がきた。
糸子という大きな存在を失った姉妹たち。
聡子は赤いカーネーションを手向けます。

祭りの時期が来て、多くの客で賑わう糸子のサロン。
ジョニーも健在。
加奈子さん、お元気になられたんですね。こういう「奇跡」を残していたとは。不覚にも涙目になってしまいました(汗)。

平成22年。糸子の生涯を朝ドラにしたい、という申し込みを受けて戸惑う優子と、おかあちゃんの願いだから、ええやんか、受けよう、と直子と聡子。
優子は、直子とのしょうもない喧嘩までドラマ化されるのが嫌なようです。(笑)

鳶の舞う空。
かつて糸子が善作とともに見上げたのと、同じ光景です。

時が過ぎれば過ぎるほど喪失感が増す姉妹たち。(涙)

「泣かんでええ」
見守る糸子。
朝ドラの話が舞い込んだ時にその場にいる、という演出はこのドラマならではでしょう。

糸子の作ったサロンから、だんじりを眺める小原一家、多くの客。

そして平成23年10月、朝ドラ「カーネーション」の放映が始まります。
病院のロビーで観る、後ろ姿のみの老女は奈津・・・ドラマ内でははっきりしませんでしたが、TV雑誌には、そう書かれていました。だとしたらもう百才近いお年でしょう、全部見せなかったのはいい演出。

エンディングは、幼い糸子と尾野さんの糸子のデュエットから始まる第一回のオープニングでした。

デュエット、一回きりだと思っていたので、嬉しかったです・・・(涙)

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終わりました。

最終週、今までの伏線をちゃんと回収しきり、主人公の死を扱いながらもこのドラマの魅力である軽快さを失わなかったのは、お見事だったと思います。

周防の後日談、なにより三姉妹が多く絡んでいたためでしょうか、夏木さんの糸子の過去には、尾野さんの糸子がちゃんとあるように感じれました。

糸子の骨折とブランド立ち上げなど、糸子と娘たちの絡んだ時も面白かったです。
尾野さんの糸子と夏木さんの糸子の接着剤として娘たちをもっと絡ませていれば・・・でも、多忙な人たちですから、そうもいかなかったんでしょうね。

最後の方は色々突っ込んでいましたが、極めて個性的な女性の生き様を描ききったと思います。

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まとめとして・・・とてもまとめきれませんので、思いついたことをバラバラと書きます。

最初は、家族には威張っているけれども、借金の取立てを娘に行かせるような、ちょっと情けない父、善作の存在が大きく、糸子が成長するにつれて父娘の絡みが見どころとなり、善作が亡くなってからは女の腕一本で生き抜く糸子のエネルギッシュさがドラマを引っ張っていました。

善作、千代、妹たち、ハル、神戸の祖父母とおじさん、いとこ。近所のおっちゃん、おばちゃんたち、安岡家の人々、昌子。
パッチ屋の亭主、いばりんぼうの紳士服店の主人、デパートの支配人、サエ、婦人会のおばちゃん・・・

とても書ききれませんが、みんな糸子の大事な宝物。

そして勘助、泰蔵、勝、恵、周防、北村、春太郎、ジョニー・・・医院長、あほぼんたち。
みな、糸子、そして女性たちの強さを際立たせる存在でした。

この男たちの描き方は徹底しており、子役から成人に至るまでの三姉妹のキャラと関係のブレなさを含めて、モデルがいるためだとしても、出色だったと思います。

優子役の新山千春さんは青森出身とは思えぬ岸和田弁でした。

戦争というカタストロフィを過ぎると失速しがちなところを、移りゆくファッション、モード、それらと格闘する糸子、その娘たちを描いて乗り切ったのもお見事でした。

最後の交代劇には違和感を感じはしましたが、シナリオそのものは一本筋が通っていて、ダレるところも少なく、軽快で力強いシナリオだったと思います。

夏木さんはアウェイでやりにくかっただろうと思いますが、最後の最後に、自分の中では糸子として、すとんと落ち着きました。

尾野さんは、若い時も良かったのですが、善作が亡くなってから、戦争が激しくなって名実ともに一家を背負って奮闘する厳しい表情、そして中年を迎えての仕草が素晴らしかったです。
結婚した時には感じられなかった色気が周防の時に溢れていたのにも、唸りました。

パッチ屋修行から始まって自らデパートの制服の注文をとってきたりする行動的な糸子、彼女を支える家族の姿は出世物語としてわくわく感があって面白かったです。
一方で、強いが故に人を傷つけるエピソードがあったのもアクセントになっていました。

と、書き出すときりがないのですが。

面白かった回は、優子のオカッパの回。朝ドラとしてはトリッキーな展開が冴えていました。
勝はその影の薄さ、幸薄さゆえに印象に残りました。
三枚目としてずっと糸子を見守っていくんだろう・・・所謂朝ドラ定番のキャラだと思っていたのが、当時の日本人男性を象徴する運命をたどったことが意外だった勘助。思えばこの意外さがカーネーションというドラマ自体の意外さでもありました。
後の玉枝の言葉と合わせて、切なく苦しいキャラとして忘れられません。

一番印象に残っているのは、玉音放送を聞いた直後の糸子。
あの目は、凄みがありました。

見終わって。
一生をまっとうするまでを描いたためでしょうか、糸子とともに80年余りを過ごしたような錯覚を覚えました。
間違いなく、最近の朝ドラの中では一番余韻の残る作品となりました。

時は大正、岸和田に生まれた一人の女の子
名前を 小原糸子と申します
着物の時代に ドレスに出会い
夢見て 愛して 駆け抜けた
これは その おはなし

ああ、ここからドラマが始まる・・・.(泣)
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スタッフ、キャストの皆さん、長丁場、お疲れ様でした。半年、面白かったです。ありがとうごございました。

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