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2012年4月23日 (月)

2012年3月の読書 その2

身辺バタバタで、アップするのがすっかり遅くなりました。

今年の桜はすぐ散ってしまったような気がします・・・桜の咲いている期間はその時の自分のタイム感とリンクするのかもそれません。

※読書順、敬称略です。

○読書<新読>   

平安朝の生活と文学 著:池田 亀鑑(ちくま文芸文庫)
平家の群像ー物語から史実へ 著:高橋 昌明(岩波新書)
悲劇の名門 團十郎十二代 著:中川 右介(文春文庫)

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「平安朝の生活と文学」

豊かな国風文化を育んだ平安時代、その担い手だった宮廷の人びとはいったいどんな生活をしていたのか。本書は、『源氏物語』や『枕草子』などの文学作品をはじめ、さまざまな古記録を博捜し、当時の行事や日常を復元する。後宮の制度や宮仕えの動機から、住宅事情、食事と食べ物の種類、結婚と風習、懐妊と出産、美意識やその表現、美人の条件や教養、はては誤楽、疾病、医療、葬送、信仰などにいたるまで明らかにした、平安時代の女性生活百科の名著。国文学専攻の教師や学生はもとより、広く古典文学愛好家必携の書。通読するだけでも、当時の生活が澎湃として眼前に立ち現れる。 (カバーより)

今から六十年前に書かれた本の復刻版です。
「王朝女性に焦点を当てた生彩あふれる小事典」(解説より)。

文庫用に書かれているので、細すぎないところが素人には読みやすいです。
古典の時間にこの本が副読本としてあったら、もっと古典に親しめたかもしれません。

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「平家の群像ー物語から史実へ」

「賢人」重盛、暗愚な宗盛、「運命の語り部」知盛、こころ弱き人維盛―。それぞれ『平家物語』の描きだしたイメージでよく知られる平家の人びと。しかし「実像」はどうだったのか。当時の貴族社会や合戦の現実に目配りしつつ、人物それぞれの動きを丹念に追うことで、新たな「史実」が浮かびあがる。歴史研究の醍醐味を味わえる一書。  (カバーより)

著者は大河「平清盛」の時代考証をしている人。

清盛という巨星の元で母の違う子供たちがどのように出世したか、清盛が死んだ後どのような運命をたどったか。

普通は妻の出自で跡目が決まるのですが、清盛は自分が忠盛の正妻、宗子の長子ではないのに棟梁になったためか、自分も正妻の長子ではなく、亡き妻の長子を跡継ぎにした。
そのために、微妙な陰影が生まれたことがわかりやすく書かれています。

また、滅びた一族のために、平氏自身による正式な記録が残っていないことも知りました。
残っているのは、平氏が盛んだった時にそのことを快く思わない貴族の日記か、源氏の世になってから書かれたものがほとんど。
王家・・・院と張り合ったわけですから、鎌倉幕府が倒れた後も悪者。
朝廷を押さえ込んだ徳川家は源氏を称していたから、江戸時代でも悪者。
明治以降は当然。
天皇家と源氏を敵に回しては、再評価される機会はないも同然だったんだなぁ、と改めて思いました。

「平家物語」のフィクションの部分に、正史には残れなかった平氏に対する庶民の哀悼が込められていると思うと、切ないです。

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「悲劇の名門 團十郎十二代」

三百五十年にわたり歌舞伎界をリードしてきた市川宗家。十二人の團十郎はいかなる人物だったのか?舞台で刺殺された初代の血塗られたエピソード、「劇聖」と呼ばれる九代目の苦悩…。華やかな芸とスキャンダルに彩られた血筋を描く。 (カバーより)

何となく、購読。

歌舞伎はほとんど知らないので、たくさんの團十郎・・・だけでなく勘三郎、幸四郎、菊五郎などなどが登場してきて、初めは混乱しましたが、家系図とにらめっこして読み直し、團十郎各代の個性、大事件が起きたのはいつか、などは何とか整理できました(汗)。

何故市川宗家が特別なのか。
それは、他の家が養子などで継がれているのとは違い、初代から十代目まで、役者の天分を持った血筋が続いたため、一種神格化された・・・ということだそうで、知らなかった~。

「暫なぞ、荒事よわくては悪し・・・」で始まる五代目の家訓が興味深かったです。

傲慢さは、家訓なのだ。 
<中略> 
そして (十一代目海老蔵は) 批判された。時代が違うといえばそれまでだ。 


(本書より。かっこ内は主語がわかりやすいように書き加えました。)

なるほど。

十二人の團十郎たちが、多少のゴシップ性を保ちながらも節度を保って書かれているので、歌舞伎を全く知らなくても面白かったです。

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