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2012年4月14日 (土)

2012年3月の読書 その1

「三島屋変調百物語」シリーズが新書化されているのに全く気がついていなかったので、慌てて買い求めました。
みをつくしシリーズは待望の新作(^^)

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※読書順、敬称略です。

○読書<新読>   

おそろしー三島屋変調百物語事始 著:宮部 みゆき(新人物ノベルス)
あんじゅうー三島屋変調百物語事続 著:宮部 みゆき(新人物ノベルス)
夏天の虹―みをつくし料理帖 著:高田 郁(角川春樹事務所 時代小説文庫)

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「おそろしー三島屋変調百物語事始」

ある事件を境に心を閉ざしてしまった17歳のおちかは、江戸の神田三島町で袋物を商う叔父夫婦のもとに預けられる。裏庭の片隅にひっそりと曼珠沙華のひと群れが咲く秋のある日、叔父・伊兵衛は、おちかに来客の対応をまかせて出かけてしまう。来客の相手をすることになったおちかは、曼珠沙華の花を怖れる客の話に次第に引き込まれていく。そして、伊兵衛の計らいで次々に訪れる人々のふしぎ話は、おちかの心を溶かし、やがて彼女をめぐって起こった事件も明らかに…。 (カバーより)

「霊験お初捕物控」シリーズを引き継ぐと思われるシリーズ。

お初が捨て子で身元がはっきりしないままだったのですが、おちかの過去はしっかり書かれています。
その過去が、人の心の闇が、おちかを苦しめる、というのが発端で、全五話の連作短編でもあり、五話目で一応の解決が書かれているので長編とも言えます。ぼんくら同心の平四郎シリーズと同じような形式です。

どろどろした感情、異次元世界の描き方など、まさしく宮部さんの世界でした。

家守はまた登場するのでしょうか・・・

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「あんじゅうー三島屋変調百物語事続」

一度にひとりずつ、一話語りの百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。 彼女のもとに不思議話を携えて様々な人がやってくる。 ある日、おちかは本所亀沢町の手習所<深考塾>の若先生・青野利一郎から 「紫陽花屋敷」と呼ばれる空き屋敷にまつわる不思議な話を聞く。 それは、<深考塾>の大先生である加登新左衛門・初音夫婦と、 草鞋に似た真っ黒な固まりである暗獣<くろすけ>との 交わりであった。 人を恋ながら、人のそばでは生きられない<くろすけ>とは……。 表題作をはじめ4話収録。(カバーより)

三島屋シリーズの第二弾です。
こちらは1話づつ独立した短篇集です。
そのためか前作よりさっぱりとした読後感でした。

第四話「吠える仏」だけは救いの少ないどろどろ系でしたが、エピローグですとんと落ちていて、それこそ厄落としをしてくれています。
少年が救われる第一話「逃げ水」、怪をトリックとして使いつつ、ほんの少し本当の怪をちらっと見せる「第二話「藪から千本」も面白かったですが、やはりくろすけの登場する第三話「あんじゅう(暗獣)」は、前作の化け物屋敷譚の印象そのものをミスリードとして使った切ない話で印象に残りました。
若先生こと青野利一郎や新太の寺子屋仲間の悪ガキどもも登場しますし。
新太の友達の悪ガキ三人組のひとりが「良介」というのが気になります。

その他にもお勝など新しいレギュラーも登場。
前作ではいい感じになりそうだった清太郎は、若先生の登場で影が薄くなりました。

続編の「三島屋変調百物語参之続」 はオール讀物で連載中。本としてまとまるのが楽しみです。

その前に「ばんば憑き」も読まなきゃ。こちらは文庫化もしくは新書化されるのはまだもう少し後になるだろうから、買うのはその時として、まずは図書館に行ってみようかな・・・

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「夏天の虹―みをつくし料理帖」

想いびとである小松原と添う道か、料理人として生きる道か・・・・・・澪は、決して交わることのない道の上で悩み苦しんでいた。「つる家」で料理を旨そうに頬張るお客や、料理をつくり、供する自身の姿を思い浮かべる澪。天空に浮かぶ心星を見つめる澪の心には、決して譲れない辿り着きたい道が、はっきりと見えていた。そして澪は、自身の揺るがない決意を小松原に伝えることに―――(第一話「冬の雲雀」)。その他、表題作「夏天の虹」を含む全四篇。大好評「みをつくし料理貼」シリーズ、〈悲涙〉の第七弾!! (カバーより)

前作「心星ひとつ」に続いてさらに追い込まれていく澪が描かれていて、一喜一憂しながら一気に読んでしまいました。
わずかな希望も消え、料理人としても危機を迎え、そしてなんとあの人が!・・・好きなキャラだったので悲しいです。
ここがどん底であって欲しいなぁ・・・

でも、澪には気の毒ですが、逆境に陥れば陥るほど感情描写、情景描写ともに密度が濃くなって、読み応えが増しているかも・・・いやいや、次回作ではぜひ、新たな希望を描いて欲しいです(^^;;

半年に一冊のこのシリーズ、作者の取材のため次は1年後になるそうで、ちょっと残念ですが、楽しみに待ってます。

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