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2012年4月 8日 (日)

平清盛 #14「家盛決起」

公式サイト

久安3年(1147年)、前回の続きから。

検非違使庁から戻った忠盛に、舞子の形見を肌身離さず持っていることを宗子が気にしている、とやんわり告げる家貞。

自分が平氏の棟梁になる、と兄に宣言した家盛は、幼き日に自分が木から落ちた時のことを語ります。

あの時、思わず母は清盛を叩いた。
「平次に何をしたのじゃ、平次に何かあったらお前を許さぬ。」
分け隔てなく育てているつもりなのに、思わず本心がでてしまった宗子。そのことが、家盛にとっても傷となっていた。傷ついたのは清盛だけではなかったのです。

「あの日から母上は負い目を感じ始めた。」
自分も母上の仰せのとおり兄上をまことの兄と思い、兄上こそが平氏の嫡男と思ってきた。

「されど、このままでは母上は苦しみ続け、平氏は滅びるのみでございます。」

家盛の言うことはもっともです。荒ぶる魂を制御できない清盛に平氏は翻弄されている。
しかし・・・

祇園闘乱事件で鳥羽院の信頼は得たものの、蟄居状態になる清盛。
平氏・・・武士を卑しきものとして登用することに反発する忠実、頼長親子を代表とする貴族たちから清盛を守るための鳥羽院なりの方法でもあります、
自分も出自が低い得子も頼長たちを快く思っていません。

清盛に代わって、やんごとなき公達にまじり、賀茂の祭りで舞う家盛。
家盛の立派な姿をほれぼれと見守る乳人の維綱。この後のことを思うと、哀れです。

家盛が正妻の子なのに清盛に遅れをとっている、とわざわざ耳打ちする忠実。
・・・出た、頼長の悪い顔。

目の敵にしていた平氏一門の人間、家盛を屋敷に呼びます。
忠正は大喜び。忠盛も嬉しそうです。
ひとつ権力に頼るより、いろんなパイプを持っていた方がいいのは、いつの世も同じ。

この前のシーンで由良御前が摂関家の警護を渋る義朝を諌めるのも同じ理由からですが、義朝は内大臣、頼長が大嫌いなので荒れます。
同じく鬱々とする清盛と街で出会って意気投合するかと思いきや・・・ここで常盤登場。

宗子に、舞子の形見の品を持っている理由を説明する忠盛。
「陰陽師の世迷言に惑わされた白河院が、罪なき女の命を奪うたことを忘れぬためだ」

・・・微妙な言い回しです。
陰陽師等、迷信などで悲劇が起きることを忘れないための戒めとして持っているのか。
罪なき女を忘れぬために持っているのか。
自分ならこんな言い方をされたら、結局どっちやねん、と思わず問い詰めるだろうなぁ(汗)。

でも宗子にとっては、もう、どちらでもいいんですね。理屈はもういい。
ただ。

「家盛が哀れです。」

自分は全てを受け入れているけれども。

その家盛は、頼長の罠にはまってしまいました。

家盛の舞いを褒め、兄、清盛の数々の不始末を補ってあまりある、と持ち上げる頼長。
正妻の長男である家盛こそが平氏の棟梁となるべき。

「道理。さよう、理に適ったことこそが好ましい。そなたのごとき優れたものが世に煌めくが、道理じゃ。」

年明けて。

従四位下、右馬頭に昇進した家盛。

頼長に招かれ、長かったであろう、怪しげな出自の兄の影で過ごした不遇の時は、と囁かれます。

「物わかりの良い弟の顔をしながら、何故正妻の子である自分がこんな思いをせねばならぬか、と。
まことならば己こそが嫡男、己こそが次なる棟梁。あの兄さえいなければ、と。そう思うて生きてきたはずじゃ。
わたしが叶えてやろう。清盛なんぞとるに足らぬ。まこと世に煌めくべきは、家盛、そなたじゃ。
そう思い知らせてやろう、平氏一門にも、鳥羽院にも。」

・・・ってついにやられちゃいました(汗)。

久安5年(1149年)、鳥羽院の熊野詣の警護を言い渡された平氏。
しかし、清盛の同行は許されなかった。

ここで異母弟たちが登場しました。
経盛、教盛。
彼らは、賀茂の祭りで見事に舞いを踊った家盛を慕っている様子です。
なぜなら見事な舞を踊ったから・・・朝廷では身だしなみ、振る舞い、作法が大事。これらは付け焼刃では見つかぬからこそ価値があるのでしょう。それで昇進したんですから←表向きは。

摂関家の覚えめでたく、正妻の子である家盛。
比べて、先だっての事件など、問題児の清盛はとても跡継ぎにはなれぬのではないか、と異母弟たち。
忠正も、もうよいではないか、と忠盛に、ここらで家盛を跡継ぎと定める決断をすべきだと促します。それが道理ということじゃ。

「私も、そう定めていたたきとうございます。兄上ではなく、私を跡継ぎにすると、この場ではっきりと、父上の口から言うていただきとうございます」

家盛がはっきりと名乗りをあげました。
驚く忠盛、宗子。

「兄上が跡継ぎではないことをはっきり世に示すことが、一門の安泰に繋がるかと存じます。」

家盛の志に反発した清盛。

「一門の安泰だけを考えていて世を変えられるか。なんのための一門じゃ、なんのための武士じゃ。俺は神輿に矢を射たことを、悔いてなどおらぬ。」

なんと恐ろしいことを、と、引く弟たち。
彼らにとっては、まず一門の安泰こそが大事。それは当然のことでもあります。
平氏の棟梁になってから何をする、という考えはない。ある方が異質です。でも父、忠盛は、理解しているはず。

「父上」

決意を促す清盛。しかし、忠盛は何も言わない・・・
父の逡巡を見た清盛。

「家盛、俺は降りる。跡継ぎはお前じゃ。」

時忠は清盛にがっかりしてます。
しかし、時子は一貫して清盛の味方です。
「あなたさまこそが、わが光る君。」

返事ができなかった忠盛。
清盛こそがこの世を変える男だと思い、例え我が子でなくても、跡継ぎにするつもりで育ててきた。

「だが、家盛が跡を継ぎたいと申した時に、心の軸が揺れおったわ。」

家盛からこの一件を聞いた頼長。これで清盛も終わりだと喜びます。しかし表情の硬い家盛。

「心の細い男じゃ。そんなことでは、世を正せぬぞ。」

院が頼みに思っている平氏の武力と財力は、そなたが跡継ぎとなれば、これらはわたしのものも同然じゃ。

「院は我らを頼らざるおえなくなるだろう。その時こそ、藤原摂関家の栄華を取り戻す時じゃ」

その言葉に驚く家盛。我ら平氏は院に忠義を誓っている・・・これで院と摂関家、どちらにもつける立場になった、なんて風に開き直れる人じゃないもんなぁ。だから狙われたんだし。

「今更何を言うておる。
そなたが清盛を落としたのじゃ。院が頼りに思うておる清盛を。
家盛よ。まことにわたしがそなたを棟梁の器と思い、引き立てたと、思うのか。
そなたが清盛よりも優れておるのは、はるかに御しやすい男ということじゃ。見目も申し分ないしの。

もう、遅い。己こそが嫡男、己こそが次なる棟梁。その欲に目がくらみ、そなたは一門を売ったのだ。」

蜘蛛の糸に絡め取られた家盛。毒針で心も打ち砕かれてしまいました。

その頃、自宅にて、家盛に負けたことは悔しくないが、淋しい、と時子にこぼす清盛。

熊野詣に出かける朝。

見送る宗子に。

「嫡男かそうでないか。左様なことはどうでもよかった。わたしが求めていたのは、ただ母上の笑うお顔を。
位を授かった、跡継ぎになったとお伝えした時、ただ当たり前の母として喜んでいただきかった。
兄上とも、母上とも。当たり前の兄弟、当たり前の母子でいたかった。

母上、せめて帰ったときには、せめて一度だけでも、当たり前の母として笑いかけてくださりませ。」

去っていく家盛。

熊野詣の帰り道。
仲の良さげな小さな兄弟を見かけた家盛は、清盛との思い出にふけるうちに、落馬してしまいます。

.

山本さんの頼長は、期待通り、いやそれ以上にねっとりと悪い奴。(^^)
家盛のように素直な人間は、手もなくやられちゃうだろうな。

当たり前の兄弟、母子って難しい・・・
忠盛、宗子、清盛、家盛各自の、今までは奥深くしまわれていた複雑な感情が、頼長の仕掛けた罠によって波立つ様子が描かれていて、ドラマとして楽しめました。

清盛こそを跡継ぎとは思っていても、やはり我が子が可愛い忠盛。
そして宗子の気持ちが、言葉少ない中に、浮き彫りになっていたのが印象に残りました。

平氏の運命・・・宿命が、音を立てて動き出したように感じました。

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