仮面ライダーフォーゼ #28「星・嵐・再・起」
カニの言うとおり、走れメロスなお話でした。
タチバナはいくら流星が懇願しても、メテオに変身させてくれません。
ついにカニに魂を奪われてしまう流星。
一緒に行く、というライダー部たちを拒んでひとりで奪い返しに行きます。
そこへ、友人の二郎の容態が急変したとの知らせが。病院に行かねば・・・というところに、ライダー部たちがやってきて、自分たちが身代わりになると申し出ます。
カニは、ライダー部たちの魂を奪い、1時間後、4時までに戻ってきたらこいつらの魂を元に戻すという約束で、流星の魂を戻します。
病院に駆けつける流星。
そこへタチバナから連絡が入ります。
4時に埠頭までくれば、特例としてパワーアップしたスイッチを渡そう。
4時・・・カニとの約束の時間です。
このまま戻らない、を入れると3つの選択肢です。
もちろんライダー部の元に戻るわけで。
結末はわかってはいましたが、変身できない流星の絶望・・・メテオに変身したいのは自分のためではない、二郎のためであり、その二郎の容態が急変するという事態がおこってしまう。しかし一方で、自分のために身を犠牲にして待っていてくれる仲間がいる。
走れメロスなテーマを軸にテンポよく描かれていたので、面白かったです。
大喜利で惨敗するライダー部、というお遊びシーンもアクセントになっていましたし。賢吾・・・頑張ったなぁ(^^;;
戻ってくると、カニは地獄大喜利モードになっており、友子以外の部員たちは敗れて魂の輪を切られてしまっていました。
約束が違う、と激怒する流星に、ならば俺を笑わしてみろ、とカニ。
素手で立ち向かう流星に、「笑わせるね」・・・この言葉が欲しかったのね。
言葉だけでも「笑わされた」カニ。部員たちの魂は元に戻ります。
弦太朗がフォーゼに変身して戦う間に、タチバナとの約束の場所に行く流星。しかし時はとっくに過ぎていて・・・
そこへタチバナから連絡が入ります。
ライダー部を選んだので、合格。パワーアップのスイッチを渡そう。
昔話に出てくる神様のような人です、タチバナさん。
正体についてあれこれ考えるのはやめておこうっと。
パワーアップしてメテオストームとなった流星はキャンサーノヴァに苦戦するフォーゼを助け、ついに倒します。
・・・メテオストームのアイテム、妙にアナログチックでした。(汗)
敗れたカニはついにメテオの正体を言う機会もなく。
カニ・・・鬼島が大嫌いな校長すなわちリブラによって、ダークネビュラへ追いやられてしまいました。鬼島の姿を刑事に変えることでヴァルゴを騙していましたが、すぐにばれそうではあります。
戦いすんで、再び二郎の病室を訪れる流星。とりあえずの危機を脱したようです。
今度ばかりはこいつらに感謝しなければ。
今まで友情ゴッコと馬鹿にしていたけれども、俺もこいつらと同じ馬鹿なんだ、とひとりごちる流星。
でも、まだ、弦太朗の差し出した手は握れない。
「まだ、その時ではない。」
ライダー部には正体はバレませんでした。
キッグナス事件以降、友子が流星を何かと気にしだしたようです。異性としてではなく、人として気にしている、という感じかな?
今回はおじいちゃんが登場しなくて残念でした。
でも、おじいちゃんが、一瞬の登場で説得力を感じさせる八名信夫さんであったこともあり、弦太朗のバカっ正直に友情を求める気持ちに、少し厚みを感じることができました。
再登場してくれることを願っています。
ということで、弦太朗のバックボーンが明かされた前後編ではあったのですが、やっぱり主人公は流星だなぁ、と思ってしまいました。
今回もライダー部の結束力はきれいに描かれていたのですが、弦太朗を含めてサブキャラに見えてしまいました。
悩み、ジレンマを丁寧に描いているし、正体をばらしてはいけない、というタブーまで背負っている肉厚なキャラだから、一番感情移入できるんですねぇ。
作り手の方も、ここまでキャラを作っちゃうと、流星メインの流れを止められないのかもしれない、と邪推(大汗)。
これからの展開に期待です。
さて、また幹部候補生が消えちゃいました。
ダークネビュラって、ひょっとしたら虎の穴みないなもので、中で鍛えられていたりして。
で、最終回近くで復活、揃い踏みする・・・なんてことはないか。(汗)
次回。
そうかぁ、新年度で組変えかぁ。宇津木先生はもう登場しない、ということなんですね。残念。
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