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2012年2月16日 (木)

J・エドガー

オリジナル・タイトル「J.Edgar」
2011年 米 137分

Photo

公式サイト

監督、音楽:クリント・イーストウッド/脚本:ダスティン・ランス・ブラック/製作:クリント・イーストウッド、ブライアン・グレイザー、ロバート・ロレンツ、ロン・ハワード
出演者:レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー、ジョシュ・ルーカス、ジュディ・デンチ

@MOVIX

ネタばれなし、雑感混じりの簡単感想です。

冬の映画館は帰りが寒くて、ついつい足が遠のいてしまうのですが、この作品は題材に興味があったので、寒風をついて観に行きました。

小さい時。
テレビや映画、そして少年少女向きのノンフィンクションノベルズなどの影響で、FBIはギャングと戦うヒーローでした。
これらの作品の影響で、1920~1930年代のファッションや音楽などが好きになったのだと思います。

しかし、作品中でも語られていましたが、ヒーローとしてのFBI像は、全てではありませんが、世論操作活動の一環だったんですね。それにまんまと釣られた一人だったわけで。それでも、この時代のトレンドが好きなことにはかわりはありませんが。

主人公、J・エドガー・フーバーは生い立ちすらよくわからない・・・自分で消してしまったのかもしれませんが・・・謎の人物です。
しかし、アメリカのような国で、48年間もFBI長官を勤めた、というか、その座を離さなかった、というだけでも、いかに尋常じゃない人物であるかがわかるわけで。

この、いけ好かない怪物的な男の人生を、イーストウッド監督お得意の、時間軸を錯綜させる手法で描いています。
伝記モノは、結末がわかっているので難しいのですが、48年間を、監督の重大だと思われるポイントに絞ってタイトに描いているのは、さすがだとは思いました。

同監督の他の作品ほど、一種の後味の悪さ・・・「正しさの価値感」を揺らがすような重みがないので見やすかったです。

しかし、その分、イーストウッド監督の作品としては、物足りなくも感じました。
うーん、コクが足りない、というか。

実在の人物の映像化という垣根を越えての、人間の業のようなものを感じれなかったのです。
ですので共感もしなければ、日本人だからでしょうか、強い嫌悪感も感じませんでした。
それは、エドガー自身の人生、性格にドラマを感じにくかったためもあると思います。

若い時から極端な正義感と権力志向、支配欲の持ち主で、徐々に頑迷さは増すものの、徹底的に打ちのめされるような挫折を味わうこともなく終わった人生。
そんな権力の頂点にいるはずの、彼の抱えていた強いコンプレックス、すなわち闇とは・・・この闇の部分にあまり闇を感じれなったんです。いや、感じることは感じれるのですが、怪物的な部分と比べると、弱い気がして。伝説的な人物も実は普通の弱い人間だった、という解釈なのかもしれません。そこに共鳴するかどうか。ここは、難しいところです。

エドガーが変らないのと同じく、主人公を取り巻く環境も、基本的には大きく変化しません。
激動の歴史とは対照的に、FBIの中の時間は淡々と移っていくように感じました。
世界のパワーバランスが変り、人々の意識が変り、大統領も変り、技術は進歩しても、彼、彼らが老いる以外は、ほとんど変らない。
それが、最後まで貫かれた愛とともに、監督が描きたかったことの一つなのかな、とは思いました。

挫折、については、多少オチがあるのですが、それも予想の範囲内で、驚くほどのことではありませんでした。
女性秘書のキャラ、スタンスは最後までよくわからなかったです。

この映画をチョイスする人は、アメリカ現代史に多少とも興味のある人だと思いますが、もし何も知らずに無作為に観ると、人間関係などがよくわからないかもしれない・・・伝記モノの欠点ですね。

主演のディカプリオ。とりたてて好きな男優さんではないのですが。
特異なキャラを演じて絶賛された「ギルバート・グレイプ」から「タイタニック」での二枚目としての大ブレイクを経て、あれやこれや出演して、ここに至るのか~、と、ちょっと感慨深かったです。

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