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2011年12月26日 (月)

坂の上の雲 3-#04 最終回「日本海海戦」

坂の上の雲 3-#04 最終回「日本海海戦」

原作:司馬遼太郎「坂の上の雲」(文春文庫)

公式サイト

ざっくり感想メモです。

3年間に及ぶ大作が完結しました。

艱難辛苦を乗り越えてやっとたどり着いた地の果て、極東の海峡で、1隻残らず撃沈されてしまったバルチック艦隊。
1隻残らず撃沈せねば、勝った事にならない、この稀有なことをやってのけた連合艦隊。
日露戦争を中枢で体験した人々が表舞台を降りるにつれ、どうやって勝ったかではなく、勝った、という事実だけが一人歩きしてしまった。
陸軍においては、勝ったとはとても言えない状況だった。

もし、負ければ。
日本語が公用語でなくなる、というのは、ああ、植民地というのはそういうことなのか、と思いました。

また、ナレーションの通り、この時代の日本語は言文一致運動がある一方で、昔ながらの言葉使いも混在し、混乱していたようです。子規や漱石たち、明治の文学者たちは、日本語とは何か、というところから、満身創痍となりながらも取り組んでいた・・・と、今月読了した「慶応三年生まれ七人の旋毛曲り―漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代」(著:坪内 祐三/新潮文庫)という本に書かれていました。

漱石が子規の家を訪ねるシーンはオリジナルです。ここだけちょっと浮いていた気がしました。

気になったこと・・・それは後に殉死する乃木の、何も変らん、という言葉でした。何を意味していたのでしょうか。←ここ、原作にあったかどうか忘れました(汗)。

東郷その連合艦隊の大部分が凱旋の命令があるまで佐世保港内にとどまっていた時に、事故がおこりました。
旗艦三笠が火薬庫の爆発により沈没してしまったのです。
原因は不明。この事故で亡くなったのは339人。

以下、原作より抜粋します。

ついでながら日本海海戦における侵入軍-ロシア側-の死者は約五千で、捕虜は六千百余人である。防御軍である日本軍の戦死は百数人にすぎなかった。真之はロシア人があの海戦であまりにも多く死んだことについては生涯の心の負担になっていたが、それにひきかえ日本側の死者が予想外に少なかったことをわずかに慰めてとしていた。が、戦線で死んだものよりもはるかに多数の人間が火薬庫爆発といういわば愚劣な事故で死んだことに、真之は天意のようなものを感じた。あの海戦は天佑に恵まれすぎていた。

ドラマでも、かつては文学に心惹かれた真之の、繊細な部分が描かれていたと思います。

日露戦争後の好古と真之兄弟のことは、原作と同じく。
多くは語らず、風のように描かれていました。

一部から三部まで。
最初は明治という時代を秋山好古、真之そして正岡子規という個を通じて描かき、次第に個が飲み込まれるがごとく、日露戦争そのものが主人公となっていき、最後に再び個に戻る。

明治の風俗を細やかに、戦闘シーンは迫力を持って描かれていて、見応えのある映像でした。
特に、情緒に流されない戦闘シーンは物量ともども圧巻でした。
お金がかかっているのも納得。

また、原作に忠実にヒーローを作らず、扇情的に陥らない作りは、さすがNHK、というか放映期間三年、ということも含めてNHKでないと作れなかったドラマだったと思います。
リアルタイムで観れて、幸せでした。

うーん、今は感無量で、これ以上の事は書けません。原作を読んでいるので、純粋にドラマとしての感想が書きにくい、ということもあると思います。

欲を言えばですが、ロシア、そして他の国々の動向を描いた部分もちゃんとドラマにして欲しかったかも。そうすると作者言うところの「このちっぽけな国」ということがもっとよくわかったかな、と。他国の話の時にも退屈にならないように、ちゃんとしたスターをキャスティングして・・・なんて、やっぱり無理かな(汗)

スタッフ、キャストのみなさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

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