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2011年11月27日 (日)

蝶々さん~最後の武士の娘~後編 簡単感想

   

原作:市川森一「蝶々さん」上下(講談社文庫)

公式サイト

原作未読、オペラ「蝶々夫人」も未見です。

恐らく原作では幼馴染のユリとの絆をはじめ、水月楼の末路など、仔細に書き込まれているのでしょう。

長い原作を、前後編でまとめるために、ヒロインのみに的を絞った、まるでお蝶を蝋燭とした回り灯篭のような物語にまとめきった、という印象です。

かつては自分も回り灯籠の切りぬき絵の一部だったのが、時を経て外から眺めることができるようになった伊作が、灯篭の模様をジョーに語る・・・

お蝶の、まだ夢の中かもしれない、と呟く姿が印象的な儚いお話でした。

舞妓をやめ、フランクリンを待っている間、お蝶がどうやってたつきを・・・生活を立てていたかをはっきり描かなかったのが、その時間が夢であったことを強調しているようにも感じました。

自分の夢を恋と重ね合わせてしまった。
フランクリンはあくまで夢の象徴で、彼自身を愛していた、とは言い切れないようにも感じました。
確かにハンサムで男気のある人物ではあったでしょうが、実像は妻がありながら長崎式結婚を挙げた、ごく普通の男。

彼女の自死は、自分のプライドを守るためだけでなく、自分の夢の実現を不用意に他人に託してしまった自分に対する罰のような気もしました。
子供に夢を託しつつ。

武士の娘としての矜持がなければ、祖母、母から、自らの命を断ってまで託された夢がなければ、また違った生き方が出来たでしょうが、それでは筋が通らない。

後編では、ほとんど一人でドラマを引っ張った宮崎さん。
幕末維新の気風を濃厚に受け受け継いだ武士の娘を、一途に演じていて、惹きつけられました。
その一途さは、恋愛にではなく、夢に向けられていたので、悲恋物語とは感じませんでした。
「恋愛」が持つ生々しさもなかったですし。
演出の清水さんが公式サイトに書かれていた「胡蝶の夢」という世界は描かれていたと思います。

お蝶には、強さより、危うさを感じました。
その危うさが、魅力的でした。

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