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2011年10月18日 (火)

神様の女房 第3回 最終回

原作:「神様の女房ーもう一人の創業者・松下むめの物語」高橋誠之助 (ダイヤモンド社)

公式サイト

原作未読です。

簡単に感想を書きます。

最終回は、戦中戦後の夫妻の姿を描いていました。

会社が順調に業績を伸ばす中で、長男、幸一を亡くし、長生きできない家系に生まれた、という先入観に再びとらわれる幸之助。
早くに家族を亡くし、ほとんどひとりっきりで生きてきたためか「家族」というものを肌で掴み取れきず、大家族の井植家の団欒にも溶け込めない。そこに自分の居場所はない、と感じたのかもしれません。

一方、政財界のおえらいさんとの付き合いも増え、学歴のない身を卑下してみたり、「紳士の嗜み」として本当は興味のないゴルフや長唄を習ってみたり。

むめにも会社が株式化したのを期に、経理の仕事から身を引くように言いいます。
二人三脚でやってきたつもりなのに・・・一旦は動揺するむめですが、会社のために、受け入れます。
そのかわり、社員の妻たちを集めて、妻の心得を教育する集いを開くことを納得させます。
自分だったら出たくない集まりです(苦笑)。

その後、西宮に大邸宅を作るも、軍のお偉いさんとの打ち合わせなど、仕事と称してほとんど帰ってこない夫を寂しく待つむめ。

戦争が本格化し、弾丸どころか、飛行機まで作らされ、あげくに戦争に負けた後はGHQより財閥指定を受けて身動きがとれなくなり、苦境に陥る幸之助。
共倒れになるよりは、と井植兄弟を独立させます。これが三洋電機のはじまり。

しかし、中々家に帰ってこない幸之助。
弟たちによると、祇園あたりで飲めなかったお酒を飲んでうさを晴らしているらしい。
家に帰ってこないのは、家まで帰る間に酔いが醒めるからとか。
それは、私が煙たい、ということなのか、と、むめ。さらに家に帰らずに、どこへ帰っているの、と問い詰めると「か、会社」と微妙な反応。

会社のソファーに横たわる幸之助を迎えに行くむめですが、一人思念に閉じこもる幸之助。
ついに税金対策その他で、離婚を申し出ます。
偽装だと言いますが、もちろんむめは納得しないしません。
淡路島の里に帰ってしまいます。

と、最終回はまた、初回と同じく、むめと幸之助を中心に描いていました。

伝記モノは結末がわかっているので、そこに至るプロセスをどう描くかにかかっていると思うのです。
一番しらけるのは、主人公を持ち上げすぎること。
かつ、短期のドラマの場合は登場人物を増やすと視点がボケること。

このドラマは、むめの目線から見た幸之助像、という形で天才ではあるけれども、いや、天才だかこそでしょうか、家族、学歴、教養人に対するコンプレックスを抱え込み、人付き合いも苦手だし、かんしゃく持ちで陰気、という負の部分を描いていたので、面白かったです。
もっと負の部分もあったのでしょうが、関係者がご存命なので、これがギリギリ、というところでしょう。

成功していくプロセスを描いた2話では若干登場人物が増えて、画面はにぎやかなのだけれども、ドラマとしては面白いかなぁ?という感じだったのですが、最終回で、また、夫婦の関係に関わること以外はばっさり捨てていたので、人間関係的には全3回という長さにあっていて、見やすかったです。
歴史の切り捨て方は、判断の難しいところ。

「松下幸之助」の伝記にはなっていなかったかもしれませんが、「幸之助とむめ」という夫婦の歩みは描かれていたと思います。

ラスト、夫婦の終焉を描くのではなく、これからまた、一からやり直す、という余力のある二人の姿でさっと終わらしたのが、印象的でした。

キャストの方々はもちろん、美術、編集、そして脚本と、品格を感じさせる作品だったと思います。

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さすが、むめ(常盤貴子)と幸之助(筒井道隆)を演じた、おふたり、役者力!です なれそめの不器用で初々しかった頃といい、会社の駆け出し時代。苦労した頃といい、 どんどん会社が大きくなり、従業員を住み込み制にして大所帯を切り盛りするさま。 そして、大会社のトップにのぼりつめた頃まで、それぞれ、顔を含めて、年齢も含め、演じ分けてるのが、凄いなぁ… と感じました。 視聴者も「ああ、こんな感じだったのかも」と、光と影がリアルです。 役者力といえば、むめの父、井植清太郎(津川雅彦)... [続きを読む]

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