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2011年10月 6日 (木)

2011年9月の読書 その2

※読書順、敬称略です。

○読書<新読>   

リアル怪談ー奇妙にこわい話ベストセレクション 選:阿刀田 高(光文社文庫)
心星ひとつーみをつくし料理帖 著:高田 郁
(ハルキ文庫)
彼岸花 著:宇江佐 真理
(光文社文庫)

○読書<再読> 

文藝怪談実話―文豪怪談傑作選・特別篇 編:東 雅夫(ちくま文庫)

以下、読んだ順です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

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「リアル怪談ー奇妙にこわい話ベストセレクション」

'98年の公募開始から10巻刊行されたシリーズより、セレクトされた作品が掲載。
シリーズ第1巻は持っています。

トータルすると「奇妙にこわい話」ですので、怪談、というほど怖くはありません。
一番こわく感じたのは、第1話でした。

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「文藝怪談実話―文豪怪談傑作選・特別篇」

文豪たちはお化け好き!?―若き日の遠藤周作と三浦朱門が熱海の宿で体験した迫真の幽霊目撃談。泉鏡花ら大正昭和の文人墨客をふるえあがらせた田中河内介にまつわる霊威譚の連鎖。小泉八雲から小林秀雄まで、山下清から水木しげるまで、三遊亭圓朝から淡谷のり子まで…古今の文豪を中心に、文化各界の多彩な名人上手が、達意の筆で描きだす怪談「実話」の傑作を一巻に蒐めたアンソロジー。 (amazonより)

「若き日の遠藤周作氏と三浦朱門氏が熱海の宿で体験した迫真の幽霊目撃談」は、同じ出来事を二人の作家がそれぞれの世界で書いているが大変興味深かったです。

そして大正初年に、画壇、文檀、そして演劇界のそうそうたる人々が集まって行われた「百物語」の催しにて起きた怪事件のスケールの大きさ。

また、今では手にいれ難くなった作家の片鱗を伺い知ることもできます。
奥床しい怪談がぎっしり掲載されているアンソロジーです。

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「心星ひとつーみをつくし料理帖」

もう六弾目となりました。本作は全四話。
今までは工夫を重ねてひたすら前へ前へと進んできたけれども、腕が上がってきた分、別のステージも見えたきた。どこを目指すのか。そして女性としても・・・抜き差しならぬ決断を迫られる澪の様子が描かれています。

キャラがすっかり安定してきた安心感と、澪の行く末が気になって、突っかかることなく一気に読んでしまいました。
巻末の「みをつくし瓦版」によると、もう結末は決まっているとのこと。
うーん、気になる。
偏屈な戯作者、清右衛門は、もしかして歴史上の人物なのでしょうか。はて。

「賄い三方よし」、つまり冷ご飯に熱々の豆腐を匙で掬ってのせる賄い料理、豆腐丼は、読みながら涎がでてきました。簡単な材料で料理ベタな人でも作れそうなのが、また魅力。

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「彼岸花」

山深くにある貧しい家の思い出を描いた「つうさんの家」、大工の見習い青年が、心に受けた傷をじんなりと抱えながらも明日に向かって生きていく「おいらのツケ」、尼寺に暮らす人々の幾春秋を描いた「あんがと」、中年ならではの姉妹の本音と絆を描いた「彼岸花」、認知症になった姑をめぐる「野紺菊」、ひとり住まいの、若くはない女性の揺れる気持ちを描いた「振り向かないで」。

夜道で立ち止まって、提灯ですぐ足元を照らしてみる。
ぼんやりと見えるのは自分の足と地面だけ。
じっと見つめていると、現在と過去が、淡く小さい灯りの中に浮かんでは消えていく・・・そんな話を綴った全六話の短篇集です。

作者の天性のストーリーテラーっぷりが楽しめます。時たまサービスしすぎ、と思うこともありますが。

唯一男性が主人公の「おいらのツケ」。もっとも江戸モノらしく、かつ、恵まれないけれどもまっすぐ生きていく若者を描く、作者の優しい眼差しが感じられました。.

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