ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1、PART2
英・米製作
PART1 2010年 148分、PART2 2011年 130分
原作:J・K・ローリング
監督:デヴィッド・イェーツ/脚本:スティーヴ・クローヴス/音楽:アレクサンドル・デプラ、ジョン・ウィリアムズ(テーマ曲)/製作:デヴィッド・バロン、デヴィッド・ハイマン、J・K・ローリング
出演者:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、 エマ・ワトソン、レイフ・ファインズ、トム・フェルトン、ブレンダン・グリーソン、ジェイソン・アイザックス、ヘレン・マックロリー、 ジョン・ハート、マイケル・ガンボン、ゲイリー・オールドマン、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、マギー・スミス 他
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PART1はDVDで、PART2は映画館で観ました。
原作は2作目まで読みました。映画は第1作からDVDで観ています。
PART1、PART2まとめて、ちょっとだけネタばれありで、簡単に感想を書きます。
※あまりいいことは書いていませんので、読みたくない方は、ここでご遠慮下さいませ(滝汗)。
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まず、このシリーズに携わってこられたスタッフ、キャストの皆様へ。
10年間、お疲れ様でした。
全8作。一話完結ではなく、大幅なキャストの変更もなく、このスケールで連続物で作り続けたこと。
そのこと自体が稀有なことだと思います。
原作がワールドワイドな大ヒット作品だった、というのは大きな要素でしょうが、持続できたは、やはり映画製作スタッフの熱意の賜物だと思います。
今後このような企画が通るかどうか。
「ナルニア」は続行中ですが。
しかし、「ナルニア」とは違い、このシリーズがずっと「ハリー・ポッターの物語」であり、彼の成長とともに作られ続けたことを考えると、感慨無量です。
さて映画の方ですが。
上に書いたことと矛盾していますが、シリーズが長すぎて、忘れている設定が多く、次々と謎が明かされても、あれ?えっと、あ、そうだっけ、と思いながら観たので、何かを深く感じる暇がありませんでした(汗)。
とにかく、まず登場人物が多いこと。
最終話なので、過去に登場した人物が一杯出てくるのですが、忘れている人も多くって。ですので、学校での戦いで亡くなられた人々を映されても、感慨が浮かびにくかったです。
また、ダンブルドアやシリウス周辺の人間関係はほとんど記憶になかったですし・・・。
情報量も多くて、例えば杖。材料も、性質も途中でよくわからなくなってしまいました。←ここ、重要な所なのに。最後に残った杖の重要性だけインプットしておけば大丈夫かもしれませんけれども。
本当なら最終話を観る前に、第1話から復習するべきなのでしょう。
もしくは、原作を熟読するべきなのかも。
ハリーとロンとハーマイオニーの関係を描くPART1、特にハリーとハーマイオニーのダンスのシーンはちょっとモダン・シュールな雰囲気で、印象的でした。
PART2の戦闘シーンは、自分の中では「ロード・オブ・ザ・リング」を上回るほどの印象は残りませんでした。
でかい怪物の使い方を含めて攻撃の仕方が雑で、「城」の攻防戦を描いた、映像ならではの醍醐味が感じれませんでした。ここにいたる流れもちょっとバラけていたし、攻防戦というより、ほとんど惨殺のように見えました。
主人公のハリーが戦いに加わっていないのも、緊迫感に欠ける要素だったのかもしれません。何しているんだ、って、思わず思っちゃいました。だって、ハリーが来なければ、ここまで破壊されなかったはず、とかね。
いや、大事なことをしようとしてたのはわかるのですが(汗)。
でも、この流れは原作ありきですから、映画の責任ではないのでしょう。
「大事なモノ」の危険性を描いた前作から時間が立ち過ぎて、自分の中ではあまり「大事」に思えなかったのも、一因かもしれません。
ただ、映像化するならば・・・という点もあったように思います。
悪女、ベラトリックスも、あっさり・・・て感じでした。ここはもっと盛り上げて欲しかったかなぁ。
そして本命のあの人のラストは、ハガレンFAの方が迫力があったように思ったり。
PART2はエピソードの詰め込みすぎなど、長い原作の映画化にありがちな欠点が、最終話だからでしょう、余計に顕著に感じたのかもしれません。
そういう意味では、様々な事件が次々と起きても、主役三人の関係の決裂と再生が軸となっていたPART1の方が、わかりやすかったし、悪夢を描いたような独特の暗い映像とともに、心に残りました。
ハリーの抱える、癒されることのない孤独感が伝わってきて、切なくもありました。
最終話を観終わって、一番強く感じたのも、ハリーの孤独感でした。彼の孤独感だけが、この壮大な物語のエンドマークの向うにポツンと残っているように感じました。
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スネイプの気持ちの描き方は、奥床しかったです・・・。
影の主役、アラン・リックマンもこの10年、お疲れ様でした。
ラストシーン、主役の三人の姿に違和感がありませんでした。
特殊メイクはもちろんですが、もう、一生分の仕事を終えたような表情が何とも言えませんでした。
こんな大作に10年以上関わっていたら、これから先、俳優としてはどうなるのだろう、とおせっかいなことを思ったりもしました。
ともかく、お疲れ様でした。
最終話が終わって、改めてこの三人あってのシリーズだった、と思います。
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最後に、ひとつだけ、言わせてもらうと。
ジニー・・・うーん。このキャストだけはチェンジしても良かったんじゃないのかなぁ、と・・・ごめんなさい!
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