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2011年9月

2011年9月30日 (金)

「プロヴァンス物語 マルセルの夏」「プロヴァンス物語 マルセルのお城」

Photo

マルセル スペシャルエディション [DVD]

夏にBSで放映された映画の感想です。
随分遅くなってしまったので、簡単にネタばれなしでまとめてメモっておきます。

「プロヴァンス物語 マルセルの夏」
1990年 仏 111分 原題「La Gloire de Mon Pere」

「プロヴァンス物語 マルセルのお城」
1990年 仏 99分 原題「Le Chateau de Ma Mere」

原作:マルセル・パニョル「少年時代の思い出―父の大手柄」「少年時代の思い出―母のお屋敷、少年時代の思い出―秘めごとの季節」
監督:イヴ・ロベール/脚色:ジェローム・トネール、ルイ・ヌスラ、イヴ・ロベール/音楽:ウラジミール・コスマ/製作:アラン・ポワレ
出演者:フィリップ・コーベール、ナタリー・ルーセル、ディディエ・パン、ジュリアン・シアマーカ

1895年、マルセルは南フランスのマルセイユに近いオーバーニュに生まれた。父のジョゼフは小学校教師、母のオーギュスティーヌはお針子をしている美しい女性であった。マルセルが3歳のとき、一家はサン・ルノーに引越すが、その頃彼は字が読めるようになり、早熟を心配した母は、6歳になるまで字を読む事を禁じてしまった。やがて彼にポールという弟ができた。1900年、妹が生まれ、マルセルの世話をしていたローズおばさんが結婚した。そしてマルセル9歳の夏、一家は田舎の別荘を借りる事にした。病弱な母に新鮮な空気を吸わせるためだ。そこはまるでおとぎの国、マルセルにとって生涯で最も美しい日々の始まりでもあったのだ。(goo映画より)

原作は読んでいません。
探してみたら、もう絶版のようでした。
DVDも新品としてはもう販売していないようです。

19世紀末から20世紀初頭まで。少年自らが語る、両親、マルセイユなどプロヴァンス地方で過ごした思い出の日々。
大人から見るとなんという出来事ではないのですが、子供にとってはひとつひとつがいかに大事件であるかが、美しい映像とともに、主人公の繊細なモノローグで描かれています。
このモノローグが最小限に抑えられていて、効果的でした。
軽やかでありながら哀切を含んだサウンドトラック、そして抑制の効いた使い方も印象に残りました。

主人公の生い立ちを描きつつ、おもに父への思いが中心となった「マルセルの夏」。
別荘のある山岳地帯の、荒々しい美しさもですが、伯母がデートするマルセイユの公園の美しさも印象的でした。
主人公がリセへ進学までの1年ほどを描いた続編の「マルセルのお城」は母への思いが中心となっています。
近道となる水路周辺の瑞々しさが匂うようで、別荘周辺の景色と対照的に描かれています。
また、冬のマルセイユも舞台になっていて、こちらも魅力的でした。

早熟だった主人公、マルセルにとっての大事件とは。
弟の誕生、伯母の恋愛と結婚、妹の誕生・・・そして別荘に行くこと。

別荘では、育った環境の全く違う親友ができたり、父と伯父の他愛のない張り合いを本気で心配したり。マルセルにとっては尊敬する父の威信がかかった大事件です!
自分が持っていないところを認め合う、親友リリとの友情も忘れられません。

「マルセルのお城」では奇妙で生々しい初恋も経験します。
生々しい、というのは、失恋のきっかけのことです。幻滅する主人公の気持ちに共感できました。
いつも暗い部屋が白日の下に露わになった時。そして嗅覚。
でも、好きだ、という気持ちが消え去らないところに、マルセルの優しい心を感じました。

別荘はマルセイユからそれほど遠くないようなのですが、まだ車の普及していない時代。片道4時間歩いて毎週末に通うって、凄いです。これがフランス人のバカンスというものへの執念なのでしょうか。
特に小さな妹を抱いて歩くお母さん。体が弱いのに。ハラハラしました。
で、他人の庭を黙って通る方法で、近道をすることになるのですが。
なんども繰り返されるこの冒険のシーンに、BGMがほとんど入っていないのが印象的でした。

思いがけず招かれたお城のティーパーティーの映像は、まるで印象派の絵画のよう。
苦学した父が、息子にかける期待を込めつつ、やがて自分を追い越していくだろう寂しさを呟くシーン、はかなく消えていく、母と弟の映像、そして親友リリの最期の姿。

一つ一つの出来事の根底に、父への尊敬、病弱な母を慈しむ心情と、別荘で過ごした幼き日々への愛惜が溢れていて、音楽のように心に沁みました。

ほっとしたい時に何度でも見返したい作品です。

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監督、イヴ・ロベールが大々昔にテレビでみた「わんぱく戦争」(1961)の監督だったとは知りませんでした。
舞台は今思うとですが、同じく南仏の小さな村。小学校低学年のチビッコたちが、きっかけは忘れましたが、ボタンの取り合いっこで大騒動を起こす、という可愛らしくもエネルギーに満ちた映画だったと記憶しています。モノクロだったような気がしますが・・・
1度しか見ていませんが、強烈な印象が残っています。

原作者のマルセル・パニョルは、レスリー・キャロンが主演した「ファニー」(1961)の原作者である、ということくらいしか知りませんでした。フランスでは小説家としてだけでなく映画及び演劇界の大立者、人間国宝的存在の人なんですねぇ。
なお映画「ファニー」はご自身の監督作品ではなくジョシュア・ローガンです。
こちらも大昔にお昼間の名画劇場で1度見たきりですが、はっきり記憶に残っています。こちらはカラーだったと思います。

「プロヴァンス物語」の日本語訳の原作本。ポチっとしてみるには、高いかなぁ・・・と迷っています。

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2011年9月29日 (木)

キングオブコント2011

以下、一お茶の間ファンの寸評です。
あくまで個人の好みですので、ご容赦くださいませ。
(以下敬称略です)

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<1回目>

1.トップリード
タクシーネタ。綺麗にまとめていました。でも、思わず吹いてしまう、というところがなかったです。

2.TKO
マジックネタ。「ホボ・ブラジル」には思わず笑ってしまいました。でも、会場の点数は伸びませんでした。作りこみすぎたのかな?

3.ロバート
忍者お笑いコンビネタ。いきおいはありました。でもちょっと雑な気がして。うーん、自分にはそんなに面白いとは思えなかったです、ごめんなさい。プロから見たら、違うのでしょうね。

4.ラブレターズ
ラップネタ。ラップ、上手でした。でもこの種のネタばかりだと厭きられる?2本目が楽しみ。

5.2700
リズムコント。好みじゃないのでしょう、笑いどころが見つからず、印象に残りませんでした。

6.モンスターエンジン
戦隊ものネタ。松本のコメントじゃないけれども、好きにやってました(笑)。自分は笑えました。

7.鬼が島
あやつり人形ネタ。キモ怖い人形の表情とチャールストン風な音楽がうまくあっていて、新鮮。笑えました。

8.インパルス
脱獄ネタ。もう、インパルスの世界です。点数が高かろうが、低かろうが、関係ありません。

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<1回目の順位と点数>

1.ロバート  942
2.2700  884
3.鬼が島  874
4.モンスターエンジン  843
5.インパルス  815
6.ラブレターズ  790
7.TKO  757
8.トップリード  750

去年もそうでしたが、TKOの点数が低すぎるような気がします。
はっきりいうと、会場にいる芸人さんたちが目指すコントではないのでしょう。
自分の中では、最下位はトップリード、一番面白かったのは鬼が島でした。
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<2回目>

1.トップリード
セッカチで先の見える男・・・ネタ。発想もいいし、よどみなく演じているのですが、メリハリに欠けた気がしました。緊張のためか、間を詰めすぎたようにも思います。お客さんの呼吸をつかめなかった、というか。

2.TKO
「ポーランド」はウケました。1回目よりは妥当な点数が出たと思います。うまいんだけれどもなぁ。

3.ラブレターズ
授業ネタ。コボちゃんには笑っちゃいました。ツッコミの人の動きが、キレるスレスレのところをよく表現していたと思います。

4.インパルス
町工場ネタ。いつもの・・・と思ったら、堤下がかんじゃって、板倉がアドリブでフォローして、それが面白かったのですが。ネタが終わったあと、DT二人が突っ込めないほど気落ちしてました。それはそれでライブ・コンテストらしくって良かったと思います。完成されたインパルスの世界が少し歪んだところが。でも、これでウケるのは邪道なんだろうな。

5.モンスターエンジン
テーマパークのスタッフネタ。吉本新喜劇の定番ギャグを本気でいうと怖いのね(笑)。西森の弾けっぷりは見応えがありました。ラストの竹刀の「勢い余って」の撃ち方は賛否両論、てところでしょうか。自分は面白かったです。

6.鬼が島
ニシオカ中学校ネタ。途中までは良かったのですが、女子中学生が反撃し始めてから、急に世界がバラけてしまった感じがしました。彼らならではの世界から、芸人さんたちが集まって即興でやるコントのレベルまで落ちちゃったような。

7.2700
キリンとゾウ。これ、ゲームかなにかのパロディなんでしょうね。ゲームの類をしないので、全く笑えませんでした。松本曰く「おじいちゃん、おばあちゃん、完全無視」、はい、わたし、置いていかれました(笑)。でも、シュールな世界観は好きです。

8.ロバート
自動車修理工場ネタ。うーん、それほど新しくもないし、テンポが飛びぬけていいようにも思えなかったし・・・笑えませんでした。好みでしょうね。ロバートは好きなのですが。
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<2回目の点数と総合順位及び点数>

1.ロバート  934 1875
2.2700  925 1809
3.モンスターエンジン  919 1762
4.インパルス  881 1696
5.鬼が島  805 1679
6.TKO  877 1634
7.ラブレターズ  798 1588
8.トップリード  765 1515

そいうことで、TKO以外はほぼ、2回目に出た得点通りの結果となりました。

自分の中ではモンエンが一番でした。

2700の高得点は、好みでしょう、わかりません。だって笑えなかったから。
しかし、芸人さんたちが見ると違うんでしょうね。新しい発想というか形が評価されたのかもしれません。

そういう意味では、完成されたTKOやインパルスは不利かも。
特にインパルス、今回のようなちょっと崩れた彼らもいいけれども、圧倒的な完成度と集中力で他をねじ伏せる、という形でないと勝てないような気がします。
期待値が高い分、ハードルが高いというのでしょうか。

ロバートのダントツでの優勝は予想外でした。
しかし明るく華やかで楽しくはありました。ネタは2008年の時のほうが尖がっていたかもしれません。尖っていればいい、というわけでもないのですが。

華がある、というのは大切なこと。
華って自分たちだけで努力して出るものじゃなく、周りの環境、助力があってこそ、というのが難しい。裏返すと、売れっ子になると皆さんそれなりに華やかさを持ち始め、洗練された顔つきになってくる、ということですが、そこへいくまでが、大変なんだろうなぁ。インパルスはさらに高いところを求められている気がしました。

ロバート、優勝おめでとうございました。

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2011年9月28日 (水)

「アイシテル」「アンフェア the special~ダブル・ミーニングー二重定義」 簡単感想

「アイシテル」

連続ドラマは見ていません。原作も未読です。

ドラマとしてはどうだろう、と思ってしまいました。
最初にネタバレしちゃうなんて。
後はもう、そこへ向けての予定調和しかない。
主人公がどういう選択をするのか、兄はどういう生き方をしていたのか。
原作を読んでいないのにも関わらず、すべてわかった上でドラマを見るのは、結構辛いです。
テーマがどれほど重くても、ドラマである以上、スリル感は必要だと思うのです。
ついこの間終了した同じようなテーマを扱ったドラマが、サスペンスに満ち溢れていただけに・・・
加えて、BGMがとても煩かったです。
キャストのみなさんは良かっただけに、もったいない作品でした。

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「アンフェア the special~ダブル・ミーニングー二重定義」

これも連続ドラマを見ていません。
ですので、ヒロインが変わったことには違和感ありませんでした。
でも、「アンフェア」という括りでなくても作れたんじゃないかな、とは思いました。
普通の2時間ドラマでしたもの。
映画の宣伝を兼ねているのはわかりますが。

で、普通の2時間ドラマにありがちな、すなわち、サスペンスではあるけれども適度に甘いお話でした。ストーリーも、編集も、犯人像も。←毒書いてごめんなさい。

阿部さんは嫌味満開、絶好調でした。かがんで元園田の手を撫でるところなんて、笑っちゃいました。あれ、アドリブなのでしょうか。「マルモ」のいい人より、こういう阿部さんの方が好きだったりします。

一番印象に残ったのは元園部のベスト(微苦笑)。
アンバランスさは狙ってのことでしょうか。スーツそのもののサイズも合ってはいませんでしたが・・・紫色って(爆)。
妙に似合っているのが、可笑しかったです。

WOWOWに加入しようかどうしようか。迷っているうちに「死刑基準」は見逃しちゃいました。
サービス期間がすぎたら毎月2415円。
地上波もあるし・・・そんなにテレビを見ている時間は、ないと思うの(汗)。

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2011年9月27日 (火)

ドン・キホーテ 第11話 最終回

公式サイト

終わっちゃいました。何だかんだと突っ込んできましたが、楽しい作品だったので、寂しいです。

簡単に思い出しつつ書きます。

総長選出の方法が「極道かるた」。
総長が登場しました。お元気そうでなによりです。
鯖島はバカだけど、かるたとりだけは得意なんだそうで。
早速城田(鯖島)が鯖島(城田)たちにレクチャーします。

心で探せ。
それからフライングは絶対にNG。

さて、本番。姐さんまで参加する総力戦です。
でも、鯵沢の姐さんは、外国人。おバカな設定だなぁ。(笑)
練習の時は可愛い句だったのが、本番ではコワイ句になっていたのがオカシかったです。

最後、大将戦。
鯖島(城田)、鯖島のアドバイスで心で探して(笑)、善戦するも引き分けに。
でも、最後が1枚ってさ、どうなの?かるた、関係ないじゃん。(笑)
そこは頭より反射神経、やはり実力の世界ってことなんでしょうか。

延長戦は助っ人を呼ぶルール。
鯵沢組には、今までジャッジをしていた白竜さん(役名を忘れました)が。寝返ったのか、と色めく鯖島組。
鯖島組には・・・やっぱり城田(鯖島)でしょう、裏で動いている自相の計画はさておき。

両者互角、そして最後の一枚。だからなんで1枚なんだ(爆)。

総長のくしゃみに反応してしまった城田(鯖島)、自ら戒めていたフライングをやらかしてしまいました。
今のは練習、とやり直しを求める城田(鯖島)と、そんなこと許さねぇ、と鯵沢。
両組入り乱れてあわや、というところで、鯖島(城田)が負けを認め、その場はお開きに。

かるた大会には負けたものの、潔く負けを認めた組長に、改めて感服するあゆみ、そして兵藤たち。

児相の方は、神経過敏な母親から女の子を引き離す作戦が続行中。
途中で母親に気づかれて、「最終兵器@ミネコ」城田(鯖島)が女の子を奪って、西脇の待つ車の方へかけて行きますが、そこは鯖島組の真ん前。

その時丁度、鯖島組には、鯵沢を総長にしたい組員がカンフーの達人を引き連れて独断で殴りこみをかけていました。

中身が城田の鯖島は当然役に立ちません。で、兵藤がかんばる!真剣弾丸止め!(激爆)

なんとか組の外まで追い出したところへ、組員の打った流れ弾が自相の車のタイヤに当たってしまいました。
あぶねぇ~。
なおも暴れるカンフー達人。
すったもんだを見ていた城田(鯖島)、西脇にバナナを食べさせて、皮を、ぽいっ・・・て。「カンフー」だもんね(^^;;

カンフー達人がすべって転んで兵藤たちに取り押さえられているすきに、城田(鯖島)は女の子を自転車に乗せて、その場をずらかりました。

例によって成り行きまかせでサイクリングを始めた城田(鯖島)ですが、見るもの全てが珍しくて大喜びの女の子に次第にほだされていきます。
このシーンにはほのぼのして思わず、ほろり。

城田(鯖島)のおかげで児相の方は丸く収まりました。

鯖島組の様子を見に行く城田(鯖島)。
ところが、例の鯵沢組組員が執念深くつきまとっていて、城田(鯖島)を撃ってしまいます。

鯖島(城田)の腕に倒れこむ城田(鯖島)。
ここで、何度も生き返る、というコント(笑)。
しかし、かるた大会の礼を言うのにはぐっときました。
確かに城田でないとできない行動でした。

そこへどろどろと例の怪しい雲が・・・

気がつくと、元の体に戻っていた二人。あははっ(^^;;

で、城田、立ち上がれるんかいっ

一ヵ月後。
退院して草食系メガネ男子に戻った城田。
総長になった鯖島。
それぞれの生活に戻っていました。
でも、ちょっとづつ影響は受けているようです・・・って、鯵沢の「一世風靡セピア」に一瞬ですべて持ってかれました(爆)。

元に戻っても仲の良い二人。
そこへまたどろどろと雲が・・・

今度は兵藤と西脇ですかっ
ああ、なんてバカなんだ。←褒めてます。

それを見ていた二人。
ほっとくことにしたようで。
銀座に飲みに行かないか。
今日はちょっとだけ飲んじゃいます。

ていうことで、終わりました。

そうそう、ミネコから、家の鍵を渡されて喜ぶ幸子。自分の鍵を持つのは初めて。エリとも対等の友だちになれたようです。

今回、自相の方は、飛ばして書きました。
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最後の最後でナンセンス・コメディー爆発、といった感じ。
ナンセンスは大好物ですので、とっても面白かったのですが、今までの話と微妙にずれているように感じずにはおれませんでした。

最初からこの最終回のようなテイストなら。
そうすると間口は狭まるでしょうが、作品としては筋が通ったかも、と思いました。

入れ替わりの現象は、何の意図もない、どころか、オチに使うくらいの軽いものだったんですね。最初からそういう設定だったの?と思わず勘ぐっちゃったりしました。

と、言うのも、西脇のキャラ造形がブレていたり、幸子とエリがいつの間にか普通の友だちになっていたり。
鯖島じゃないけれども、なんだか行き当たりばったりな感じがして。

組の方をどう描くかもあまり定まってしなかったような気もします。
最初からかるた大会や、出入りのバカバカしさ。こういったシーンをもっと描いていくれていたら。これは好みでしょうね。

あまり描くと自相のシリアスでしんみりした話と融和しなかったかもしれないし。

とても面白かっただけに、色々ともったいないところもあった作品。でも、ふんわりと楽しめました。

小林聡美さんの、鯖島をも従える頼もしさ、あゆみの可憐できりっとした姐さんぷり、兵藤の存在感は忘れがたいです。
そしてなんと言っても松田翔太さんと高橋克美さん。
高橋さんあってのあの、のびのびとした格好いい松田さんだったかな、とも。今後の作品が楽しみです。

兵藤と西脇・・・どうなったのでしょう(爆)

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おひさま 不定期観測メモ:第25週

公式サイト

最終週も間近となりました。

で、つくづく思うのは、朝ドラっていうのは、「万人向け」が鉄則なので、年齢、環境、立場によって意見の別れるところはぼかすのだろうな、ということ。
戦前の話ならば、ある程度の共通認識があるけれども、戦後は価値観がバラバラだから、その最大公約数を掬いあげるのは、大変なのかもしれない。

なーんてもう、総括モードになっております。これ以上時代が変わることもなさそうだし(汗)。

さて。

和成の行動ですが。ドラマの流れ的にも首をかしげる部分が多いです。
なんか、この時代で終わらすための引き伸ばしとも見えたりするんですね・・・そこまでして何を描きたいのかが、まだわかりません。最終回でわかるのでしょうか。

しかし、高良さんと井上さんのやりとりは見応えがありました。
夢中になると周りが見えなくなる、ヘタレというか(汗)、優しいけれども芸術家肌の夫と、夫のあまりに無頓着な行動に心配し、嫉妬する妻。
嫌味にならないギリギリのところで可愛らしさを見せた井上さんは、素晴らしかったと思います。
無理矢理な話を、役者さんの力で乗り切った、と言う感じ。

あとは、春樹の手紙を大事にしている真知子。
手渡された時は、内容を読み上げませんでした。
今になって明かされる内容。

この手紙を読んでいる、ということは、自分はもうこの世にはいないということ。その覚悟の上で
「空の上から、あなたの不幸を取り払って見せます」
なんて言われたらなぁ。(涙)

手紙のことは夫には永遠の秘密。白紙同盟だけの秘密。
でも、語られていない言葉がある。
きっと誰に明かされることもなく、真知子とともにこの世から消えるのでしょう。

あと、ケイコと圭介の結婚話と、ようやく帰還した和成。

かつてお弁当事件の時のナレーションで、その後ケイコと圭介が結婚することになる、と聞いた時はほのぼのしたものですが、実際に見るとそうでもなかったです。すみません(汗)。
集まってきたクラスメイトたちの存在感が薄かったためでしょうか。
顔を映したのはハナだけ。後の人々は背景。
今まで誰も登場していないから仕方がないのですけれども。
こういうシーンって、見守ってきた視聴者にとっても同窓会に参加した気分になりたいのですが・・・顔の見えない同窓会っていうのもなぁ、と。

そして、映画館で倒れた良一。
あ、杏子のことを忘れていた・・・

いよいよ次週、最終回です。

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2011年9月26日 (月)

仮面ライダーフォーゼ #04「変・幻・暗・躍」

公式サイト

美羽のツンデレっぷりが気持ちよかったお話でした。
「空よりも高いプライドを持つ美少女@公式」、納得です。
体もはってました。

演出などがだんだん乗ってきたのでしょうか、見ている方が馴れたためなのでしょうか。
結末はわかっていても見せ方とテンポが良くて、新シリーズが始まって初めて面白く感じました。
「ウプス」などの使い方など、プロのお仕事を見せてもらった気がします。

マイナスパワーで弦太朗たちを応援するロリ娘、友子。
日和見的で鼻持ちならない隼人。美羽が優勝した時の挨拶。お前、いったい、何様(爆)。

メイン三人以外のキャラが、わずかな描写でもしっかり描かれていたのが好印象でした。

謎が先行する話が多い中で、まず、複数のレギュラーのキャラ設定を提示することから始まるのは珍しいかもしれません。

弦太朗と美羽のやりとりに、ほんの少し甘い雰囲気を入れてきたのも、ライダーモノとしては新鮮でした。

「仲間」であるユウキと美羽の、コミカルな角突き合いも、ライダーモノでは珍しいかも。
こういう普通の女子高生が登場すること自体がここ最近なかったように思います。
いや、けして普通ではないのですが・・・えっと、普通のドラマに登場しそうな、といった方がいいのでしょうか。
それがいいかどうかは好みでしょう。

学園モノをちゃんと作ろう、という気持ちは伝わりました。

ただ、学園に限定すると1年間は持たないかもしれない・・・途中で大きなカタストロフがおきて舞台が学園からワープする可能性もありそう?

ともかく、何がおきても、この調子で最後まで脇キャラを大事にして欲しい・・・いつの間にか設定がうやむやにならないことを願うばかりです(汗)。

今回のライダーは一目も憚らず変身。
でも、変身したところを見た生徒はライダー部員になるのですね。

キャラ萌えはしないかもしれませんが、ドラマとしては期待できそうな気がしてきました。
まだ、様子見ですが。

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海賊戦隊ゴーカイジャー 第31話 「衝撃!!秘密作戦」

公式サイト

U・A・O・Hでウアー、なるほど(笑)。

バスコが登場する話は、レッドさんとの因縁もあるし、ザンギャックと比べて大分頭がいいこともあって、お話も緻密でシリアスです。

オーレンジャーも、すみません、見ていないのです。
しかし、オーピンクさん、前半は中の人が普段バラエティーで見せる軽いノリで、後半作戦が発覚してからは現役のU・A・O・H隊員らしさを見せてくれて、お話そのものにもメリハリを感じました。

文句を言いながらも買い物に付き合わされるツートップも。

オーピンクがさかんに時間を気にしていることから、軍人であることを見破ったブルーさん。←多少無理矢理ですが、ブルーさんの表情と流れが良かったので、無問題。

そして作戦が失敗したことを知ったオーピンクさんから大いなる力を託す、と言われても、
「俺は海賊だ。欲しいものはこの手でつかみとる」
と言ったレッドさん。
格好良かったです。

久しぶりに二人のアイコンタクトが効果的に使われていたのも嬉しかったです。

バスコの正体はまだよくわからないけれども、ゴーカイジャーみたいに人間に近い宇宙人ではなく、限りなくザンギャッグに近い生物のようで、ダマラスもそのことを知っていた様子。
バスコとザンギャックの関係は、今まで描かれていた以上に深いのかも、という伏線の貼り方もいいです。

とにかく、バスコ、強い、強い。
一瞬にしてなぎ倒されてしまったゴーカイジャーたち。
今まで、ちょっと本筋から離れていたいたようなバスコが、強敵として絡んでくることで、面白くなってきました。あの薄笑い、そしてサリーの存在も効いています。

レジェンド回については時々突っ込んでいましたが、キャラ設定を含めてきっちり作りこまれた作品だなと、改めて感じました。

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2011年9月25日 (日)

江 姫たちの戦国史 第37話

公式サイト

「千姫の婚礼」の通りの内容でした・・・と、今回の感想はこれで終わりたい気分です。
そうそう、家康は征夷大将軍になりました。

芦田さんは、さすが。

前回終わりに登場した大野治長が、予想されたこととは言え、いきなり出張りだしたました。
今までどこにいたんだ?(苦笑)
片桐且元は影が薄そうです。

あくまでこのドラマのことです。

せっかく1年間弱というスパンを与えられているのに、人物の描き方が点でしか描かれていないのはもったいないというか。

で、娘の養子、自分の一存で決めていいのか、江。
このドラマではいいのでしょう。今更突っ込むところでもないのかも。
千姫の方がはるかによくわかっています。

三姉妹が顔を合わすはこれが最期、とのこと。このドラマの主旨から言えば、少しあっけなかったかも。

歴史的なことをさておけば、それができれば、もっと楽しめるのかなぁ。

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2011年9月23日 (金)

2011年9月の読書 その1

いつも遅れるので、今月は早めに書き始めることにしました。

※読書順、敬称略です。

○読書<再読> 

血脈(上中下) 著:佐藤 愛子(文春文庫)
佐藤家の人々ー「血脈」と私(文藝春秋社)

「血脈」(上中下) 

 

それは大正四年秋、当代随一の人気作家、佐藤紅緑の狂恋から始まった―。生きようとする情熱ゆえに欲望と情念に引きずられる一族、佐藤家の人びとの凄絶な生の姿。第四十八回菊池寛賞受賞。(上巻:amazonより)

久が金銭苦の果て女と心中。悲しむ老父紅緑を冷やかに眺める八郎の眼。戦争を境に佐藤家の世代替りと新たな苦闘の時代が始まる…。欲望と情念に引きずられる一族の人々の壮絶な生の姿を描く、著者のライフワーク第2弾。(中巻:amazonより)

いま、一人残った愛子が見据える佐藤家を灼き尽くす因縁の焔の行方―。情念の奔流に押し流されつつそれぞれの生を駆け抜けたはらからへの熱き鎮魂の想い。畢生の大作、堂々完結。(下巻:amazonより)

「文藝春秋」に12年の歳月をかけて連載されていた作品。

まず、連載期間12年、という歳月を感じさせない、文体の統一感、エネルギー量の一定感、そして対象物に対する揺るぎない姿勢に、作者の強い意思と性格を感じました。

作者本人も登場しますが、前半は作者が誕生する前の出来事である、ということもあり、「わたし」という一人称ではなく、その時々にスポットのあたった人の目線で書かれています。

自分の家族を小説にするということは、身を削る、ということ。
その覚悟がなければ「面白い小説」には決してならない。

描かれている人々が全て実名で登場するこの作品は、全く容赦がありません。
ブルトーザーのごときパワーで、抗いきれない負の力に導かれて自滅していく人々を、いわば「身内の恥」を克明に描いています。

ですので、非常に面白いです。
自分の家族を描く時に含まれがちな含羞がなく、自虐、という形をとって自分自身を甘やかすこともなく。
高尚に傾くこともなく、俗におもねることもない朗々とした文体ですので、とても読みやすいのも魅力のひとつでした。

自分より下の年代など、微妙にぼかされている人々もいますが、身内のことをここまで書かれたら、普通の人なら、あまりいい気はしないだろうと思いました。
作者が一族の中で最年長者、すなわち遠慮するべき人が少ないということが、ここまで描けた理由の一つではないか、と思いました。
いや、佐藤愛子氏には、最年長とか、関係ないでしょうね。

「佐藤家の人々ー「血脈」と私」

「血脈」の作者によるあとがきが含まれていたりするので、内容は目新しくはないのですが、作品に登場した人々、佐藤紅緑氏とその家族の写真が、数は少なくとも掲載されているので手に入れました。
若くして亡くなった、作者の兄たちの写真が、印象に残りました。

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2011年9月22日 (木)

チーム・バチスタ3~アリアドネの弾丸 第11回 最終回 「さようならバチスタコンビ!殺人迷宮から救い出す…最後の謎」

原作:「アリアドネの弾丸」(海堂尊著/宝島社刊)

公式サイト

原作未読です。

先週の感想で「弁護団の二人。彼らが医療技術に長けていることはまだ描かれていないので、松崎を殺したとしたら、ちょっと後出しジャンケンぽいかなぁ。」って書いたら、見事に後出しジャンケンでした(苦笑)。

なので、自分の推理は大ハズレでした。あははっ。

時間も経っていますので、粗筋は省略して、感想のみ書きます。

連続殺人ねぇ・・・

20年前の事件を解決はしたのですが、「後出しジャンケン」のために、独立した事件のように感じてしまいました。
やっぱりこの人だったのかぁ、というガッカリ感もありましたし、彼の異常性が良くも悪くも印象的すぎたためかもしれません。
20年前の捜査ミスが、こう人物を野放しにしてしまった、ということを描いているのはよくわかりますが。

死因を正しく究明することが、次の犯罪を防ぐことになる。
それには、警察、法医学とAiなどの新しい技術の連携が不可欠である、ということを斑鳩に納得させるために用意された事件のように見えてしまったのが残念でした。

結局、宇佐見が暴走することもなく、斑鳩が宇佐見を抹殺することなく、会見で謝る"いい人"になり、島津が法医学チームと仲良くなって・・・ということで、八方丸くおさまりました。
でも、鳴り物入りで始まったAiセンターはどこへ?グッチーはまだAiセンター長なの?・・・Aiセンターが途中から前面に出なくなったので、竜頭蛇尾的印象は持ちました。

ま、この甘さがシリーズの持ち味だと思っているし、開始前に予想していたより、推理物としての骨格は構築されていたので、満足です。
ミスリードもしっかりしていて、途中、自分勝手な深読み推理が楽しめました。
元からグダグダなお話だったら、推理なんか楽しめませんから。

ラスト、宇佐見の扱いは甘かったですが、涙、涙で終わらさなかったのが、何より。

あまり馴れ合わないグッチーと白鳥のコンビの迷走しながらも鋭い推理(汗)、そしてなんといっても玉村の活躍が楽しかったです。

ひとつだけ合点がいかなかったこと。
それは島津に何もペナルティーが課せられなかったことです。

確かに法律で罰することができない行動ではありますが。
「未必の故意」という方法で復讐を遂げようとし、実行に移した彼の中の暗い部分はどうなったのでしょうか。
父親を殺されてしまったこととで相殺されたことになるのでしょうか。
全てが終わった後の島津自身の気持ちが描かれなかったのが不満でした。おずおずと笹井にあやまる表情だけで、すべて解決しちゃったのが。

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ドン・キホーテ 第10話

公式サイト

すっかり感想を書くのが遅くなってしまいました。
ですので簡単に感想のみ書きます。

総長選挙になぜか討論会でマニフェスト発表、なんて言うのもバカバカしくって楽しかったし、最初はいつものように投げやりだった城田(鯖島)が、佑麿の養子話に真剣になっていく様子も心に残りました。

佑麿の、僕を叩かない人、お前なんかいらない、死ね、なんて言わない人、という希望も。

「わからない。」
だったらわからない、ということを伝えなければ、とミネコに言われ、転向していく一哉に会いに行く幸子。
幸子に、きついけれども、ちゃんとアドバイスをする友達も・・・この子ら、いつの間にかいい子になってるぞ?(^^;;

一哉は、幸子を成長さすためだけのキャラだったようです。
なんか残念。
この作品、あまり深く伏線を貼らないからなぁ。

さて、討論会。城田でなくても、人前・・・しかもコワモテさんたちの前でマニフェストを発表なんかできません。
このドタバタは楽しめました。
結局何を言って皆の拍手喝采を浴びたのか・・・「ガン、ドン、ズドン」なのはわかりましたが。
総長が欠席しているのは気になりました。自宅療養中?
鯖島が総長になることに拘るのはヤスとケンを一人前にしてやりたかったから。
以前の雨の日の出来事は、ヤスとケンを助ける時のことだったのですね。

鯖島組サイドがほとんどお笑い担当になっているのは、バランス的には仕方がないのだろうと納得しつつも、それでも、もうほんの少しハードな部分があると、切なさが増したかも、とも思ったりします。

ともかく、鯖島と城田がお互いの仕事への理解を深めていく様子を描きつつ、笑わせて、ほろりとさせる。
楽しかったです。

佑麿のその後は、まだ未定。
簡単に解決できる問題じゃないのはよくわかります。
それを一晩で決めろ、というのはミネコが、城田に「自表」を撤回させるための手段だったのでしょう。確かに城田(鯖島)は成長しましたし。
でも、佑麿のことが何も進んでいないのが、仕方がないとは言え、気になりました。

そしてここで突然どろどろと現れた暗雲。
城田と鯖島の心が歩み寄ってきたからなのでしょうか。
それにしても突然過ぎるような気がしました。
突然といえば、西脇の涙も・・・

うーん、楽しいのですが、脇キャラの動かし方やエピソードの絡ませ方に、もう少し繊細さがあればなぁ。
何だかもったいないかも。
半年スパンの話ならいいんですが。

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2011年9月20日 (火)

おひさま 不定期観測メモ:第24週

公式サイト

育子の事件について。

中華人民共和国が成立して朝鮮戦争が始まって。
初めは日本の民主化だと容認していた労働運動をGHQが弾圧を始めて、一方、労働運動も次第に激化して、今でも迷宮入りになっているさまざまな事件がおきたり・・・。

共産主義者、もしくは共産党支持者とみられたたくさんの人々が職業を追われた「赤狩り」すなわちレッドパージ、という流れが背後にあること、しかも戦前の治安維持法の記憶が生々しい時代であることを描いていないので、何が何だか理解できないんじゃない人が多いのでは、と思ったりしました。

街角の小競り合いで拘留されただけなのに、なぜ育子があんなに思いつめているのか、育子の家族があれだけ心配したか、陽子が反則とも言うべき切り札をつかったのか、それを承知でおばあさまが重々しく登場したのか、わからないのではないかと。

育子は社会主義や共産主義者ではなく、女性の地位向上を訴えていただけです。だからこそ、当局のやり方に反発したのではないでしょうか。

このドラマを見ていると、昭和25年(1950年)前後って、混乱もひと段落した社会のように見えますが、世の中はまだまだ騒然としていたようです。

この時のレッドパージに引っかかった人、労働組合に参加しただけで、さる大企業をクビになったという人が身内にいて、その当時の社会の雰囲気などを聞かされていたので、育子の話の流れは、ちょっと気になりました。身内から見た当時の雰囲気が全てだとは思いません、そういう部分もあった、ということです。

でも、そういう生臭い話を描かないのがおひさまテイスト。

ちなみに赤狩り、すなわちレッドパージは日本だけじゃなく、アメリカ本国でも凄まじかったのは、有名な話。

話が逸れました。

さて、ドラマの感想です。

初めはガラガラの「百白花」。
でも、暢気な家族。
今なら、隠れた名店、と評判になるかもしれませんが、自動車が普及しているわけでもない時代。
焼けてしまった松本の店舗に比べると、食べ物屋としては随分と立地条件が悪いですからね。街道沿いにあるわけでもなさそうですし。
旅館ならいいかもしれませんが、庶民が気軽に行ける雰囲気ではないような気がします。

しかし、そこは「おひさま」。次第に評判を呼んで、繁盛してきました。
郊外の、辺鄙な(ように見える)蕎麦屋に足を運ぶ余裕が人々に生まれてきたってことでしょうか。
良かった良かった。

おっと、育子の弟、一郎が須賀健太さんでした。
この出番だけで終わるとは思えません。かつての同級生、杏子と仲良さげに声をかけていましたが・・・まさかね?
それともスペシャルゲスト?
二人は今、いくつだっけ。終戦の年に卒業だったから、17歳前後でしょうか。
杏子は陽子の口利きで、画家の弟子になることに。

そういえば、陽子の生徒たち。
陽子としては、お店があるから人数を増やそうとは思っていないだろうけれども、ずっと顔ぶれが変わらないのも、なんだか寂しい気がします。

で、いきなりの戦友話が始まりましたよ。

ここから先は・・・続く。

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仮面ライダーフォーゼ #03「女・王・選・挙」

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このタイトル「・」いる?と、とりあえず突っ込んでおきます。

アストロスイッチって、40個もあるんですね。
その中のひとつ、ホッピング・スイッチは使い物にならない、と賢吾。
確かに手を焼く弦太朗。
破壊してしまった水路、ちゃんと直してねっ(^^;;

しかし、その使い物にならないホッピング・スイッチを、諦めずに使いこなせるようになったことで、弦太朗を見直す賢吾。
それと、情報屋JKが本筋に絡んできたこと。

前編、ということもあって、明らかに性格の悪い女王様、美羽を狙っているゾディアーツの話より、これらの方の話の印象に残りました。

わかりやすくてテンポもいいと思います。
でも、自分的には、うーんと、いまいちまだのれてません。
元々、ヤンキーというか、リーゼントモノが好きじゃないからかも。

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海賊戦隊ゴーカイジャー 第30話 「友の魂だけでも」

公式サイト

風邪が治ったアホぼん。
そこへやってきたのは、シドをバリゾーグに改造した科学者、ザイエン。
バリゾーグの様子を見に来たそうですが、著名な科学者を迎えて大喜びのアホぼんは、彼に、地球人のバリゾーグ化計画を依頼します。
やりがいがありそうだと、引き受けるザイエン。
そんなザイエンに嫉妬するインサーン姐さん・・・というところが今週のザンギャッグ・チームでした。

一方、自分と同じ名前の丈と出会うブルーさん。
赤ん坊を助けたり、ザンギャッグに襲われたボクサーを助けたり、信頼のおける人物のようです。

ザイエンが落とした、バリゾーグの設計図を解析する丈。
彼こそがイエローライオンだった。
シド先輩の肉体はもう戻らない。しかし、魂は・・・

ライブマンもね、全くも見てみないのです(汗)。
「友よ」よいう丈の想いの元を知らないのは、残念でした。
しかし、大原丈とブルーさんの絡み、西村さんのアクションは見応えがありました。

ザイエンが倒されて密かにほくそえむインサーン姐さん。
地球を見ながら佇むバリゾーグは、何を想う?

シド先輩絡みのエピソードは、ゆるくシュールなお話が多いゴーカイジャーの中で、極めて正攻法。
かつ、まだ謎の多い赤レッドとレッドさんの繋がりより、ブルーさんの方が直接バリゾーグと結びついているので、一番わかりやすいです。
ブルーさんがシド先輩の魂を救うことができるのかどうか、という伏線も、山椒はピリリ、という感じがしました。

イエロー姐さんの過去は、今の彼女の性格、生き方を形作ったもの、という役割は果たしているかもしれません。
ピンク姫の過去は面白そうなので、ぜひ作って欲しいです。例えばかつての家臣が登場するとか・・・(妄想入ってますね;;)
そう言えば(汗)、銀色君の過去も伏線にしてます。あー、恐らくですが。

その中でグリーン君の過去はいまだ謎・・・

以下、引き続き妄想。
ええとこのお坊ちゃま風なので・・・何らかの理由で家出して、その時にレッドさんと出会ったとか。
一人息子を追いかけてきた両親が登場するとか・・・は、ないか(^^;;

レジェンド回、元ネタを知らなくても楽しくはあるのですが、ゴーカイジャー自身の話が見たい気がします。

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2011年9月18日 (日)

江 姫たちの戦国史 第36話

公式サイト

高次を若狭一国8万5,000石へ加増転封する、という家康の申し出を当然と受け取る初。
家康じゃないけれども、信長の血を感じました。
先週から、やっと初の本領が発揮されてきたようで、何よりです。これからの活躍を期待しています。もうすぐ10月ですけれども。

その家康は、ようやく到着した秀忠に会おうとしません。
関ヶ原の戦いに間に合わなかった責任を下の者に負わすことなく、自分を責める秀忠。

三日後対面する親子。
叱責しない家康。
秀忠に会おうとしなかったのは、他者へのしめしのため。
父から武家の頭領としての試練を与えられたことを知りつつ、自分の無能ゆえに多くの兵士を犠牲にしてしまった苛立ちを露にして立ち去る秀忠。
今までまともに相対したことのなかった息子が、初めて感情をむき出しにしたことを喜ぶ家康。

守りたいものを守るため。
捉えられた三成は秀忠に淀君への思慕を告白し、秀頼と淀君の後を托して、粛然と処刑されます。
三成の、命を賭して豊臣家、そして淀君を守ろうとした思いを噛み締める秀忠。

一方、妊娠している江は、側女に秀忠の手がつき、男子を産んだことを知って大ショック。
初や北政所は側室がいることを受け入れているのに、受け入れられない自分はおかしいのだろうか、とも。
戻った秀忠に、生まれている子が姫だったら、離縁して欲しいと願い出ます。
生まれた子は女の子でした。
しかし、秀忠は徳川家の跡継ぎは江の産んだ子のみ、男の子がいなければ養子をとればよい、一生側室はとらぬ、と離縁を思いとどまらせました。

などなど。

秀忠へ深い愛情をそそぐ一方、政治家として一筋縄ではいかぬしたたかさを見せる家康の表情に、史実かどうかはともかく、大河らしさ(大河らしさっていうのも曖昧ですが;;)を感じました。その父を、今までのように人ごとのように見るのではなく、反発しながらも学ぼうとし始めた秀忠にも。

史実・・・あの男の子はまさか1611年生まれの保科正之じゃないですよね?
「一生側室は取らぬ」と言ったのは、勝姫誕生(1601年)の時だし。
今後またひとモメあるのか、それとも正之の存在は抹殺されるのか・・・残された話数を考えると抹殺されそうですが、どうなんでしょう。

ま、いいです。

江サイドのエピソードは、おぼえがある、とさらっと言う一方、江を気遣う秀忠とか、さらに絆を深める江と秀忠とか、大姥局との和解とか。
今回は政治の表舞台とのバランスが良かったし、江の女性としての苦悩も描かれていて、ホームドラマとして、少なくともこのドラマが構築しようとしている世界に無理は感じませんでした。

ただ、最後の江がなつを訪ねるシーンは要らなかったように思いました。
あくまでこのドラマの流れとしてですが、妥協したように見えて。
良くも悪くもはねっかえりの江キャラを発揮して欲しかったかも。

江戸に移ってから普通に観れるようになりました。
家康、秀忠の親子関係の描き方が密になったというか、北大路さん、向井さんの好演もあって、今までのように皮相的ではなくなったこともあるのでしょう。

江を無理に政治に関わらせなければ良かったのに、と改めて思いました。

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2011年9月17日 (土)

陽はまた昇る 第9話 最終回

公式サイト

突っ込みまくっているので、ご注意下さい。

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まず。
はかなく命絶えた奈津美・・・安西は、奈津美が撃たれた状況を知らないままなのでしょうか。
あのままなんですか!?

辞職うんぬんについては・・・もう、ワケがわかりません。
脚本が井上さん、そしてこのキャスティング、ということで期待していたのに。
なんとラストにも再登場!の成宮さんの存在もぶっ飛ぶ粗いシナリオでした。

さて、以下、簡単にまとめ感想を書きます。

皆さんが書かれているように2時間ドラマに納めるか。
もしくはいっそのこと昔のスクールドラマのように半年以上続ければ、面白くなったかもしれません。
だったら、逃避行にも時間がそれなりに使えて、バランスがとれたかもしれないかな、と。
あれだけ生徒のキャラを細かく設定してあったのに(公式参照)、ほとんど生かせてなかったのが、もいったいないです。
最後の別れのシーンも中途半端だったですし。

もったいないといえば佐藤さん、三浦さん・・・。
特に佐藤さん。
ひたすら主人公を格好よく描こうとするストーリー、そして主人公を目立たせるためだけに配置された脇キャラ。
緻密さもなく、粗くても勢いがあるわけでもない。そうなってしまったのは、キャストの方々の負うべきことではなく、製作サイドの意識の問題です。

佐藤さんをヒーローにすべく描いていることが、ことごとく裏目に出てしまっていたような気がしました。

波岡さんが最後までいい人だったのが、救いでした。

そういうことを踏まえた上で熱演されていたキャストの皆さん、本当にお疲れ様でした。
皆さんの次回作に期待しています。

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2011年9月16日 (金)

それでも、生きていく #11 最終回「光の方に向って・・・」

公式サイト

駿輔の変わりに草間ホームに日参するようになった双葉。
駿輔は、草間の凄絶な選択を見せられてから、ひとり、呆然と過ごしている。

墓参りをする深見家。
そこに遠山・・・三崎家の娘たちがいた。響子が呼んだと言う。
「亜季にあやまらないでください。7年の人生をまっとうした亜季の冥福を祈ってください。」
加害者家族だからと、後ろめたく思わないで生きて欲しい、と双葉たちに告げる響子。
許すとか、そういう気持ちの整理はまだついていないと思います。
これから一生、自分を責めたり、文哉に対して絶望的な怒りに打ち震えたり、在りし日の娘の思い出を辿ったりしながら生きていくのだと思います。
しかし、三崎家の苦しみを感じだことで、先週言ったとおり「ほっとした」部分はあったのだと思います。

例えばですが・・・文哉が正常な感情の持ち主で、響子に泣いて謝ったとしても、ほっとはできなかったと思うのです。
何を言われても娘は帰ってこない、という気持ちが、文哉に集中することでより強烈になるような気がして。

響子曰く「自分勝手」ではあるけれども、残された家族が苦しんでいる、「同じ乗り物に乗っている」人が自分の家族以外にいる、ということを感じることで、少しの平安は、得られたのではないかと。洋貴と双葉のことを受け入れるくらいの。
少なくとも、このドラマでは、そう描かれていると思います。
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「希望って誰かのことを思うときに感じるものじゃないかな。」
墓参りの後に、「ふかみ」に寄った双葉に語りかける洋貴。

「ずっと一緒にいられたらいいな、と思って。」
どんな昨日、ではなく、どんな明日を見ているかで、話がてきたらいいな、と。

不器用な洋貴の告白。
しかし双葉は。
嬉しい、と言いながら

「今日で最後にしたいと思っています。」

草間さんにお願いしたんです。草間ファームに住み込んで、被害者の娘、悠里の母親の代わりをさせてください、と。
何度も頼み込んで、説明して、やっと受け入れてくれました。

真岐は延命治療をすることになった。
これから終わりのない治療が始まる。
母親になるって、そういうこと。終わりがない。

洋貴は、成長して双葉が加害者の妹だと知ったら恨まれるかもしれない、と反対します。
恨まれても受け止める、と双葉。

あなたは加害者じゃない。ただの妹じゃないか。
「なんであなたが背負うんですか。あなたが引き受ける理由はないでしょう。」

その理由とは。

「真面目に生きたいんです。真面目な人でありたいんです。甘えたくないです。」
「そんなの理由にならないです。」

亜季が殺されたことも、いつか忘れられられるかもしれない、という洋貴に。

「忘れられるかどうか、想像してみました。忘れられないと思いました。
忘れてもいいかどうか考えてみました。忘れたらいけない、と思いました。
ごめんなさい、それが私のみている明日です。」

亜季のこと・・・忘れられるわけがない、と、ふっと我に帰る洋貴。
双葉と一緒に生きる、ということがどういうことなのか。
お互いがお互いを見るたびに、事件の記憶が蘇る。ずっと一生。

「ああ・・・」

普通じゃなかったけれども楽しかった、と言って立ち去ろうとする双葉に、来週、1日だけでいいから、普通の人みたいにどっかいったりしませんか?と呼びかける洋貴。

初めての、普通の、デート。
電車に乗って、遊園地へ出かける二人。
他愛のない会話の中に、「15年ぶり」という言葉が現れると、一瞬の間が空きます。
そういうこと、なんですね。

なんとかして双葉を引き止めたい洋貴。
一緒にいたいから、だけではなく、終わりのない贖罪の行為を止めようとしている。
しかし、双葉の気持ちは揺らぎません。
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文哉に面会に行く駿輔。以前の事件の時は行かなかったのかもしれない。

生まれた時は、あんなに可愛かったのに。

「お父さんを憎んでくれ、お父さんがお前をそんなところへ行かしてしまった、壊してしまった。
どうしていのかわからない、お前のことがわからない。」

無駄かもしれないが、慟哭して語りかける駿輔。

「とうさん。お母さんの顔が思い出せないんだ」

母の顔が思い出せない、と呟いた後、次第に興奮する文哉。
・・・そこなの?
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小さなレストランにて。
"いつも"の会話ではない、普通の会話だと弾まず、思わず苦笑いをする双葉と洋貴。
それでも"いつも"の話はやめよう、と言う双葉に、今日だけだから、と、"いつも"の話をする洋貴。

「文哉に会いに行きます。何度でも行きます。拒否されても行きます。」

洋貴には普通の生活を送って欲しいと願う双葉。
しかし、洋貴には洋貴の決意がありました。

「そうしたら、道は別々だけど、同じ目的を見ているみたいじゃないですか。
それって、嬉しくないですか?」

お店を出て、語らう二人。

「深見さんに会いに行ったこと、何回も後悔したんですが、会いに行って良かったです。」

洋貴のいいところをいっぱい知っている。
すごく優しいところとか。
優しいとことか思い出すと、ちょっと涙が出てきます。

次第にこみ上げてくる感情。
自分の表情を見せたくなくて、洋貴に「ちょっとあっちを向いてて」もらう双葉。
双葉は洋貴の背中に、後ろ姿に向って語りかけます。
洋貴は後からの双葉の声に耳を澄ませます。

同じ方向を見ている、二人。

ミス・ユニバースとか、王冠なんかより。
「遠山さんと一緒にいる方が楽しいです。」
「なんかモテているようで、嬉しいなぁ」
「このへん界隈で、すごくモテてます。」
「深見さんもこのへん界隈じゃ、すごくモテますよ。」

満島さん、瑛太さんの表情。
かつてないラブシーンでした。

「終わります、終わります、はい、終わりました。」

立ち上がってさよならの手を振る双葉に、応えない洋貴。

「黙っちゃって、無視ですか?」

意地になって手を振る双葉。
その時、洋貴が動きました。双葉を抱きしめる洋貴。

「ずっとこうして欲しかったです。」

もう、こうして抱き合うことはないのでしょうか。

「なぜ」
「加害者の妹だからです。」

離れた二人。
「いってきます、いってきます。」
今度は双葉に応えて手を振る、洋貴。それも両手で。

公園のほの暗い闇の中に走り去る双葉の後ろ姿。

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拘置所の側の工場に住み込みで就職した駿輔を訪ねる洋貴。
毎日、文哉に会いに通っている。しかし、会えたのは一度だけで、ずっと拒否されているとのこと。でも。
その一度だけの面会で文哉が助けを求めきたから。
それだけが生きる希望だと。
洋貴は、父の形見の時計を駿輔に渡します。

文哉に会った洋貴。
「妹、どうしてる?」
「もう、お前の妹じゃない。」
「・・・俺のせいじゃない」

相変わらず無表情に部屋を出ようとする文哉に、駿輔が昔の友人から集めた写真を見せます。
それは、幼い文哉でしょうか、赤ちゃんを抱いた母の写真でした。
号泣する文哉。
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文通をする双葉と洋貴。

双葉は、決意どおり草間ファームへ行き、そして真岐の病室を訪れ、一生悠里を守ることを誓います。
傷を抱えながらもごく普通の生活を送る、響子と耕平一家。
母娘二人で歩き出した、隆美と灯里。
草間に送金を続ける駿輔。

「遠山さん、朝日を見てまぶしくて、遠山さんの一日を思います。」
「深見さん、こうして朝日を見ていると、深見さんと同じ朝日を見ているような気がします。
いつもあなたを想っています。
私が誰かとつないだ手のその先で、誰かがあなたの手をつなぎますように。」

つないだ手にこめた想いが届きますように。
悲しみの向こう側へ。
進め。

ボートに乗っている洋貴。
何かを思い出して急に立ち上がります。
それは、あの日から借りっぱなしだったビデオ。
15年間。
「延滞料、いくらになりますかね。」

15年間止まっていた洋貴の中の時計が動き出した、ということ。

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ドラマとしては、色々突っ込みどころがあったと思います。

感想は、書き出すと長くなるので、端折って書きます。もし、書き足すことがあれば、後日に。

耕平一家は、響子の日常を現す存在として。
屈折は抱えながらも、あっけらかんとした部分を持つ次男、耕平は、なんでも抱えてしまう長男、洋貴と対照的でした。
働き続ける臼井は、草間が自ら進んでわけありの人々を雇ってきたことが悲劇を生んでしまったことへの、救いとして。
出番は少なくても、意味があったと思います。

気になったのは、真岐延命治療の費用。
駿輔がさほど送金できるとは思えないです。農地を売ったのでしょうか。

引っかかるのは、元看護師と、五月。
元看護師には、文哉の抱える闇を、客観的に描写したいがために"無理矢理”登場させたような、設定の無理さを感じました。
五月は存在自体に?でした。
深見家とはまた違う被害者家族の気持ちを代弁するものとして登場させたのでしょうか?
今回も登場してましたが、洋貴に「もう、終わったこと」と言わせたかっただけ?(汗)。

文哉については、もう、これ以上描きようがないでしょう。
ただ、文哉の闇が、幼い頃のトラウマがきっかけだった、と思わす描写には、少し首をかしげました。
うーん、そうかもしれない、そうでないかもしれない。

文哉の闇は、環境の変化や気持ちの持ちようで直る、といった類のものではなく、明らかに病気です。
病気は、専門医に任せなければいけない。

駿輔が早くに気がついていれば、なんらかの治療は可能だったかもしれない、完治することはなくても、事件をおこさせなかったことはできたかもしれない。

前妻の、前妻との結婚生活の記憶を抹殺してしまったのは、駿輔です。
抹殺してしまうほど、つらい、ひどいものだったのでしょうか。
抹殺してしまった、という設定で、文哉の幼少期を父親として見守っていなかったということを表していたのでは、と思いました。
そういう意味では駿輔が文哉の罪を背負っていこうとする気持ちはわかります。

でも、妹の、双葉は、どうなんだろう。
被害者家族との恋愛感情はともかくとして。
あの兄の代わりに贖罪に一生を捧げるのは、どうなんだろう。
そうすることが、双葉に生きていく力を与えるのなら、いいのだろうか。
双葉というキャラだから納得できるものの、普通なら、洋貴と同じく、止めると思います。

と、突っ込みどころはあるにせよ、心の通じない犯罪に関わった人々が、いかにして再生していくのか。この重く難しいテーマの作品を地上波で放映したことには意味があったと思います。
「Mother」と対をなす、坂元さんらしい作品だったとも思います。
「Mother」はエンディングが少し緩慢だった印象があるのですが、この作品は、ストンと落としてきました。

そして、見ようによっては少し破綻のあるストーリーをまとめたのは、キャストの皆さんの力でした。
実にいい配役だったなぁ・・・

今回の、満島さんと瑛太さんのラブシーン。双葉の決意に違和感を感じはしたのですが、その違和感を浄化させる切なさに満ち溢れていて、落涙しました。

第8話の大竹さん、風間さんの対決とともに、忘れられないシーンになると思います。
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「いってきます。」

双葉はいつか戻ってくるのでしょうか。いつか、どこかで、誰かの手をつたって、洋貴と再び相まみえることができるのでしょうか。

見応えのある作品でした。
ワンクールに一作は、こういうずしんとくるドラマが見たいものです。
スタッフ、キャストの皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

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2011年9月15日 (木)

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1、PART2

英・米製作
PART1 2010年 148分、PART2 2011年 130分

原作:J・K・ローリング
監督:デヴィッド・イェーツ/脚本:スティーヴ・クローヴス/音楽:アレクサンドル・デプラ、ジョン・ウィリアムズ(テーマ曲)/製作:デヴィッド・バロン、デヴィッド・ハイマン、J・K・ローリング
出演者:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、 エマ・ワトソン、レイフ・ファインズ、トム・フェルトン、ブレンダン・グリーソン、ジェイソン・アイザックス、ヘレン・マックロリー、 ジョン・ハート、マイケル・ガンボン、ゲイリー・オールドマン、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、マギー・スミス 他

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PART1はDVDで、PART2は映画館で観ました。
原作は2作目まで読みました。映画は第1作からDVDで観ています。

PART1、PART2まとめて、ちょっとだけネタばれありで、簡単に感想を書きます。
※あまりいいことは書いていませんので、読みたくない方は、ここでご遠慮下さいませ(滝汗)。
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まず、このシリーズに携わってこられたスタッフ、キャストの皆様へ。
10年間、お疲れ様でした。

全8作。一話完結ではなく、大幅なキャストの変更もなく、このスケールで連続物で作り続けたこと。
そのこと自体が稀有なことだと思います。
原作がワールドワイドな大ヒット作品だった、というのは大きな要素でしょうが、持続できたは、やはり映画製作スタッフの熱意の賜物だと思います。
今後このような企画が通るかどうか。
「ナルニア」は続行中ですが。
しかし、「ナルニア」とは違い、このシリーズがずっと「ハリー・ポッターの物語」であり、彼の成長とともに作られ続けたことを考えると、感慨無量です。

さて映画の方ですが。

上に書いたことと矛盾していますが、シリーズが長すぎて、忘れている設定が多く、次々と謎が明かされても、あれ?えっと、あ、そうだっけ、と思いながら観たので、何かを深く感じる暇がありませんでした(汗)。

とにかく、まず登場人物が多いこと。
最終話なので、過去に登場した人物が一杯出てくるのですが、忘れている人も多くって。ですので、学校での戦いで亡くなられた人々を映されても、感慨が浮かびにくかったです。
また、ダンブルドアやシリウス周辺の人間関係はほとんど記憶になかったですし・・・。

情報量も多くて、例えば杖。材料も、性質も途中でよくわからなくなってしまいました。←ここ、重要な所なのに。最後に残った杖の重要性だけインプットしておけば大丈夫かもしれませんけれども。

本当なら最終話を観る前に、第1話から復習するべきなのでしょう。
もしくは、原作を熟読するべきなのかも。

ハリーとロンとハーマイオニーの関係を描くPART1、特にハリーとハーマイオニーのダンスのシーンはちょっとモダン・シュールな雰囲気で、印象的でした。

PART2の戦闘シーンは、自分の中では「ロード・オブ・ザ・リング」を上回るほどの印象は残りませんでした。

でかい怪物の使い方を含めて攻撃の仕方が雑で、「城」の攻防戦を描いた、映像ならではの醍醐味が感じれませんでした。ここにいたる流れもちょっとバラけていたし、攻防戦というより、ほとんど惨殺のように見えました。
主人公のハリーが戦いに加わっていないのも、緊迫感に欠ける要素だったのかもしれません。何しているんだ、って、思わず思っちゃいました。だって、ハリーが来なければ、ここまで破壊されなかったはず、とかね。
いや、大事なことをしようとしてたのはわかるのですが(汗)。

でも、この流れは原作ありきですから、映画の責任ではないのでしょう。

「大事なモノ」の危険性を描いた前作から時間が立ち過ぎて、自分の中ではあまり「大事」に思えなかったのも、一因かもしれません。

ただ、映像化するならば・・・という点もあったように思います。
悪女、ベラトリックスも、あっさり・・・て感じでした。ここはもっと盛り上げて欲しかったかなぁ。
そして本命のあの人のラストは、ハガレンFAの方が迫力があったように思ったり。

PART2はエピソードの詰め込みすぎなど、長い原作の映画化にありがちな欠点が、最終話だからでしょう、余計に顕著に感じたのかもしれません。
そういう意味では、様々な事件が次々と起きても、主役三人の関係の決裂と再生が軸となっていたPART1の方が、わかりやすかったし、悪夢を描いたような独特の暗い映像とともに、心に残りました。

ハリーの抱える、癒されることのない孤独感が伝わってきて、切なくもありました。

最終話を観終わって、一番強く感じたのも、ハリーの孤独感でした。彼の孤独感だけが、この壮大な物語のエンドマークの向うにポツンと残っているように感じました。

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スネイプの気持ちの描き方は、奥床しかったです・・・。
影の主役、アラン・リックマンもこの10年、お疲れ様でした。

ラストシーン、主役の三人の姿に違和感がありませんでした。
特殊メイクはもちろんですが、もう、一生分の仕事を終えたような表情が何とも言えませんでした。
こんな大作に10年以上関わっていたら、これから先、俳優としてはどうなるのだろう、とおせっかいなことを思ったりもしました。
ともかく、お疲れ様でした。
最終話が終わって、改めてこの三人あってのシリーズだった、と思います。

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最後に、ひとつだけ、言わせてもらうと。
ジニー・・・うーん。このキャストだけはチェンジしても良かったんじゃないのかなぁ、と・・・ごめんなさい!

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ハリー・ポッターと謎のプリンスの感想

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2011年9月14日 (水)

チーム・バチスタ3~アリアドネの弾丸 第10回 「点と線」

原作:「アリアドネの弾丸」(海堂尊著/宝島社刊)

公式サイト

原作未読です。

父の画像を見つめる島津・・・Aiでは松崎の死因はわからない。
松崎は20年前の殺人犯として葬り去られるのか。事件の疑いはあっても証拠がみつからない、と悩むグッチー、白鳥。
そこへ島津が現れ、父が死ぬ直前にかけてきた留守番電話の内容をグッチー、白鳥、笹井に伝えます。
内容は、自分が真犯人を知っていること、その人物の名前をあげても取り合ってもらえなかったこと。そこへ誰かが訪れたらしく、切れてしまったこと。

笹井に頭を下げて死亡解剖を頼む島津。
笹井は、松崎が、かなり高度な医療技術を持った人間によって殺された可能性があることを発見します。

一方、ここ20年間におきた未解決殺人事件を調べていた白鳥は、グッチーを連れて渓谷へピクニック・・・
いぶかしむグッチーに、ここで3年前に今回、そして松崎事件と同じ手口の事件がおきたことを延べ、もし同一犯なら、20年前の事件の犯人が松崎であるわけがない、と。

同じような状況下での不審死がこの20年間の間に何件も、しかも同じ水系で起きていることも探り当てました。

松崎に殺された疑いがあることを知らされた斑鳩。ショックをうけている様子です。
電話をかけてきた宇佐見には松崎の件を知らせずに、早く帰って来い、とだけ告げます。

そして白鳥が今回の事件を担当している桜宮署で自分の発見したことを披露していることろへ、乗り込んで、玉村に事件の仔細を知らせろ、と要求。

これは所轄の事件だ、警視庁が出る幕はない、と白鳥。
しかし、白鳥はあくまで門外漢、斑鳩の命令に従うも従わないのも、玉村の意思です。

玉ちゃん、頑張りました(^^)v

前に宇佐見の件をゴリ押してもみ消されたことで、斑鳩に対する不審もあったのでしょう。
「わたしは正義の味方です!」

松崎が殺された可能性がある、という情報をテレビで知った宇佐見は、あんたのことは信じない、と斑鳩に絶縁宣言。

白鳥は、斑鳩の視線から、事故扱いされてしまった連続殺人事件と思われる内の一件に着目。
調べて見ると、なんと検死官は斑鳩だった。
そう、斑鳩は笹井の父上の下で検死を学んでいたのでした。

笹井の下に現れた宇佐見。すわ、拉致か、と思いきや、松崎のことを聞きたかっただけでした。もう、斑鳩を信用してませんから、直接聞こう、というわけですね。
「俺の事件だ」と、立ち去ろうとする宇佐見に、連れて行って、と笹井。

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日本は「死因不明社会」。
事件性があったと後から気づいても、何も残っていなかったら永久に何もわからない。
せめてMRIかCTデータが残っていたら。

このドラマが、Aiシステムだからできること、を描いているのではなく、Aiシステムがあったなら、という、視点で描いていることが、ようやくわかりました。(汗)
直接役に立つ、というより、何かあった時のホケン、ということ。

電話で大事な事を話すグッチーとか、所々に穴はありましたが、白鳥の推理に無理が感じられないので、全然許容範囲内です。
宇佐見を使ったミスディレクションも生きていました。宇佐美、島津、笹井、そして斑鳩の思いが松崎事件に集約されていく流れも、自然だったと思います。

真っ当なことを熱く述べる白鳥、その気持ちに呼応する玉ちゃんのシーンはすっきりしました。
こういう形のカタルシスできちんと盛り上げてくれるのは、気持ちがいいです。
もちろん、斑鳩の悪役っぷりがあってこそですが、脇キャラも生かしてくれています。

その他、珍しく笹井と普通に話す白鳥も良かったし、笹井を慕う須賀も。

「ちっちゃいおじさんが大きな声だして、なにしてんの」(爆)

さて、犯人ですが。
松崎を殺した人間は、高度の医療技術を持っている。
でも連続殺人事件の犯人と同一人物とは限らない。

笹井と宇佐見はどちらの事件にも関わっていないように思います。

須賀は技術はあるだろうけれども、動機がわからない。連続殺人犯の方は年齢的に考えにくいです。

弁護団の二人。彼らが医療技術に長けていることはまだ描かれていないので、松崎を殺したとしたら、ちょっと後出しジャンケンぽいかなぁ。
連続殺人の方はありえるかも。
でも、20年前に警察に聞いてもらえなかった、ということは彼らではなくやはり警察内部の人間なのでしょうか。他にももみ消された理由がある?

毎回最後に白鳥があいつが犯人だ、という人間は大抵違うから(汗)、斑鳩が連続殺人犯及び松崎殺しの犯人だとは、あまり思えません。自分の検死ミス、もしくはそれ以外の何かを隠蔽しようとしているかもしれませんが。

だとしたら、松崎事件の方は島津?!
あの留守電メッセージそのものがトリックだったとしたら。動機は・・・斑鳩にダメージを与えるため。
ひょっとしたらですが、松崎はもう命が長くなく、その命を賭けて執拗に付け狙う警察に復讐をしたかった。そして、その身を息子に託した、とか。宇佐見ー北山と同じです。
画像には何か写っていた。しかし、より確実にするために、わざと笹井に解剖を頼んだ・・・この人、前に「未必の故意」で北山を見殺しにしているんですよね。そのペナルティは何だかの形で受けるように思うのですが、違うかなぁ。

あと・・・上の推理と相似形なのですが、斑鳩の側近、名前は知りませんが、いつも車を運転している人。動機は、宇佐見が北山に抱いている心情と同じ。つまり彼にとって斑鳩を守ることがすべて、ということで。でももしこの人だったら、それこそ思いっきり後出しジャンケンだよな~、なんて結構楽しんでます(^^;;

あ、白鳥の「犯人だ」そのものがミスディレクションなのでしょうか。だとしたらやっぱり斑鳩・・・?

次回、最終回、楽しみです。

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2011年9月13日 (火)

おひさま 不定期観測メモ:第23週

公式サイト

やっと「飯田小太郎とオクトパス」に気がついた一同(^^)

今週、ずっと疑問に思っていたこと。
それは、なぜ元の場所に丸庵を再建しようとしないのか、ということです。
徳子の生家であり、皆があれほど残念がっているのに・・・

あの店は借家だから→ユキが譲って欲しい、と言っていたので、持ち家のようです。
お金がないから→いや、別の場所にお店を見つける余裕はあるようです。さらに松本の家が持ち家ならば、それを担保に資金調達、という手もあったかと。

あー、担保だのなんだのっていう生臭い話はおひさまテイストじゃないんでしょうね。

その他、自分が見落とした理由があったのかなぁ?だったらごめんなさい。

ともかく、何がなんでも「赤い屋根の家」に移したい、という強引さを感じてしまいました。
そのため、節子さん、安子さんとの別れが吹っ飛んじゃいました。このお二人とは、もう年が年だけに、永の別れになるかもしれないのに・・・
いや、このドラマ、皆さんご長命ですから、わからないか。

ユキ先生、おいくつなのだろう。昭和7年の時にもう教師でした。その時に新卒だったとして。師範学校出ですから、陽子が教師になった年と同じならば数えで19歳、おおよそ大正12年(1913年)前後の生まれということになります。
今年の最長寿は明治29年(1896年)生まれの114歳の方ですので、ありえなくはないか・・・なんてドラマとは関係ないことを考えちゃいました(汗)

お見舞いに訪れたケイコ、そして圭介再登場。もう、充分意識しあっているようです。
茂樹と育子、気持ちは通じ合っているようです。
陽子の口ぶりがテンポがゆっくりになったためでしょうか、今の陽子にますます似てきました。いや、似せているのでしょうね。

あと3週。
もうひと波乱ありそうです。

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ドン・キホーテ 第9話

公式サイト

リアルタイムでお酒を飲みながら見ていたら、細かい部分を忘れてしまいました(汗)。
放映から時間が経っていることでもあるので、感想のみすごく簡単に書き留めておきます。

鯵沢の疑いって・・・そっちの方ですか。
確かに見た目は充分に怪しいコンビです(笑)。
まぁ、まさか中身が入れ替わっている、なんて突飛なこと、普通の人は考えないでしょう。

家事を全部長女、千佳にまかせて家でゴロゴロする、事業に失敗し、借金を抱えた父親、清志。
そのために長女は学校にも行けない。
そこで児相が乗り出すわけです。
父に反抗することもなく、健気に弟の世話や家事をこなす千佳役に大橋のぞみさんがぴったりはまっていて、宮崎吐夢さん演じる清志の、気弱なロクデナシっぷりが際立ってました。

父親のギャンブルと鯵沢の金貸し業が絡んで、すわ、と思ったのですが、やはり闘争、とはいきませんでした。
だって、城田は児相の「お楽しみ会」の演目、劇の方に夢中だから(^^;;

「ドン・キホーテ」の筋にすっかり惚れこんだ城田、監督、脚本、主演で張り切っていますが、「ドン・ガン・ズドン」では何もわからないぞ。
ここのシーンは古典的な監督・コントのパターン。
幸子が何気に良い動きをしてました。
シナリオは・・・鯖島に書かしてました(^^;;

長セリフはカンペに書かせて岩で出演している千佳たち兄弟に持たせていたんですね。
しかし、そこへ清志が現れて・・・

と、清志の借金など、都合よくバタバタっと終わらしたなぁ、とは思いましたが、劇に興じる相変わらずな城田や、ダメな父でもひたすら慕う千佳たちが可愛くて、楽しめました。

あと2話。
どうやったら二人が元に戻るのか、はもちろんですが、鯖島組はどうなるのか、そして何となく一哉が気になったりしています。本人は真面目な好青年だけど、親が実は・・・なんてことは、ないか(汗)。

このまま、ゆるゆる楽しむには充分、という感じで終わるのでしょうか。

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2011年9月12日 (月)

魔術はささやく

原作:「魔術はささやく」宮部みゆき(新潮文庫)

演出:古厩智之/脚本:渡辺千穂/編成企画:太田 大/プロデューサー:黒沢 淳、村上研一郎、渋谷未来
出演:木村佳乃、中村蒼、小池栄子、谷村美月、眞島秀和、草村礼子、里田まい、六角精児、大杉漣、松重豊、加藤治子、原田美枝子、奥田瑛二

公式サイト

原作未読です。簡単に感想のみ書きます。

犯人は登場してすぐにわかりました。一人だけ色合いが違うキャラだし、しかもキャスティングがね(汗)。
動機及び手段、吉武の行動にもあまり納得はできませんでした。
原作には、各登場人物の気持ちや環境がもっと丹念に書き込まれていて、それぞれの行動に無理を感じないように構築されているのだろうな、と思いました。

ドラマは一番のクライマックスを謎解きそのものよりも、守が最後にどう動くか、に持ってきたように感じました。
もしそうならば、守演じる中村蒼さんの好演もあって、その主旨は成功していたと思います。

あと、本当に悪い顔のまっちげさんが見れたのが嬉しかったです。

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「砂の器」前編しか録れなかった・・・(涙)

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仮面ライダーフォーゼ #02「宇・宙・上・等」

公式サイト

ユウキからコズミックエナジーを利用したアストロスイッチの研究をしていた賢吾の父が、その力を悪用しようとする人間たちに殺害されたことを知らされる。フォーゼドライバーとアストロスイッチは亡き父の遺産。以来、賢吾はゾディアーツを止めることが自分の仕事だと思い込んでいるという。
賢吾はそんな重いものを背負っていたのか…。(公式サイトより)

弦太朗は賢吾に反発するのをやめ、サポートをしたい、と申し出ます。

病弱少年、賢吾の秘密が明かされ、二人の基本スタンスも確立されました。
何かと展開がはやいです。

「仮面ライダー」という都市伝説、二人でひとつという設定、ガイアメモリーを思い出させるゾディアーツ。確かにWに似ているかもしれません。
無駄な謎は引っ張らないところも似ている?だったらちょっと嬉しいかも。

フォーゼドライバーで変身したものが「仮面ライダー」という意識はなかったんですね、なるほど。
みんなと友だちになる、と言う弦太朗ですが、友子へのあの迫り方はちょっと怖かったです。
そんな怖い目に会いながらも、ゴス娘、友子は友だちとはいかなくても、味方にはなってくれそう。いじめにあっていた少年は公式を見ると今回きりの登場のようです。ふ~ん・・・
あとの、どうみても嫌~な性格の連中とも、友だちになれるのかな?

幼友達のユウキに、雰囲気が変わった、と言われてうつむく弦太朗。
彼にも何かありそうです。

病弱少年が見た目病弱に見えないのはちょっと気にはなりますが(大汗)、そこは演技でカバー、ということでしょうか。
ユウキって優香さんに似ているかも・・・などなど、まだまだ遠巻きに様子を見ています。

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#01

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海賊戦隊ゴーカイジャー 第29話 「アバレ七変化で新合体」

公式サイト

アホぼんが洟垂れ小僧に(爆)。
「地球風邪」に罹ったそうで、その治療薬はダイヤールが集める「地球の女性たちから幸せエナジー」。
彼は大きくも小さくもなれる能力の持ち主。
小さくなって豪獣神の中に潜入し、銀色君をおしのけて乗っ取ったかと思うと、ゴーカイシャーの中にも潜入。

敵を倒すために、自分の船の中でもかまわず銃をぶっ放す海賊たちの無神経さが可笑しかったです。
おかげで船はボロボロに(爆)。

アバレンジャーも見ていなかったので、笑里さんのキャラ設定や「ブヒ」とか、妄想ピンクなどのネタがわからなかったのが残念です。
見ておられた方は楽しかったでしょうね。

後半のピンク姫の活躍は、あれこれ突っ込むより、ダイヤールも思わず惚れる可愛さ満点のコスプレ・ショーを楽しむ、ということで(汗笑)。
素直に注射をうたれるダイヤール、そうとうオバカさんでした。ナムナム・・・

「ピンク姫って海賊らしくない。どういうところがよかったのんですか、あの守ってあげたい雰囲気のため?」と聞く銀色君に、お前はまだわかっていない、というレッドさん。
「どういうところがよかったのか」って、恋人じゃないんだから。(笑)
ピンク姫は実はしっかりものなんだ、ということなんだろうと推測しつつ見たのですが、ピンク姫のはっちゃけた所も知っていて、仲間に加えたようではなさそうです。
それとも何かもっと秘密がある?

いや、あまり考えるのはやめておきます。
みんなが驚く、というオチをつけたかっただけかもしれないので。

ドラマとしては構成など、ゆるゆるでしたが、ゴーカイジャーのこういうゆるいところが好きだったりするので、楽しめました。

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江 姫たちの戦国史 第35話

公式サイト

さすがに小山までは行けなかった江(苦笑)。

上田城攻めは、真田親子から描いたものはあっても、秀忠サイド、そして秀忠その人にスポットをあてて描いたものが今まであまりなかったので、少し面白かったです。人間関係とか・・・合戦シーンには期待してませんでしたし。

初は、いつもなら、またでしゃばって、と思うところですが、今回は凛々しく見えました。
殿様のブレーンは初だけなのか、とは思いましたが(汗)。

高次が何故西軍を裏切り、大津城に立て篭もる決意をしたのかは、よくわかりませんでした。今後、語られることはあるのでしょうか。

女官たちの物々しい見回りに、最初はびっくりしていたものの、最後は大姥局たちとともに長刀を稽古する江。
あの人に戦は無理です、て、百戦錬磨で生き残ってきた家康に言うのはどうかと思うのですが、それが「江」ですからね。
「なぜじゃ」って、他の人も言うセリフですが、江の口から発せられると、ああ、またか、と思ってしまいます。

ともかく、散々な目にあってしまった秀忠の試練は、まだ続く。

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2011年9月11日 (日)

2011年8月の読書 その3

※読書順、敬称略です。

○読書<新読> 
作家の値段 著:出久根 達郎(講談社文庫)
ハリー・ポッターと賢者の石 著:J.K. ローリング/訳:松岡 佑子(静山社)
ハリー・ポッターと秘密の部屋 著:J.K. ローリング/訳:松岡 佑子(静山社)

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「作家の値段」

初版か再版か、帯や函は残っているか、美麗か、もちろん作家の人気も――さまざまな条件で古本の価値は大きく変わる。街場の古本屋は知っているのだ。本当に残るべき文学、消えていく文学とは何なのかを。読書好きのためにホンネで書ききった、「本邦初、読んで損はない、どころか読めば儲かる実益作家論」。 (amazonより)

今は伝説となったインテリア雑誌、「室内」に連載されていた著者のエッセイが楽しみだったことを思い出して、購入。

初版などにこだわるどころか、寝ながら読むには文庫本が一番、と思っている、古書の世界とは縁遠い人間です。
版が変わった場合、後書きが変わったり加わることがあり、その内容によっては、思わず買ってしまうことはあります。DVDの特典映像に惹かれて買ってしまうのと似た感覚ですね。

古本の価値の付け方は大変興味深かったです。
「本邦初、読んで損はない、どころか読めば儲かる実益作家論」というコピーはどうなんだろう。確かにわかりやすい紹介文ではありますが・・・何だかハウツーものみたいです。

著者の、作家、作品、そして本そのもに対する愛情と真摯な姿勢が伝わってくる、飄々とした中にも品格漂うエッセイ集だと思います。
起承転結、間の取り方、特に著者の尊敬する同業者「大場さん」の登場のさせ方が絶妙です。

帯は大切。わかってはいたのですが、読むのに邪魔、取っておくのも億劫なのでなのでついつい捨てていました。

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「ハリー・ポッターと賢者の石」「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

 

上記「作家の値段」に触発されて、増えるに任せていた本を多少整理、大手古本メーカーに売りに行ったさい、査定を待っている間に、店内をうろついていて・・・買ってしまいました。

映画は最終作のみ映画館で、あとはレンタルDVDではありますが、全て見ているので、当然原作に興味はありました。
しかし値段が高いのと、ベストセラーと聞くと、それだけで購読意欲を失うタイプですので、今まで手を出しませんでしたが、完結編が出版されて4年、映画も完結し、やっと騒ぎも収まったようですし、なにより携帯版が出たためなのでしょう、一冊100円だったので、衝動買い。

映画を見たのが大分前だったので、映像を忘れていることもあり、あまり比較せずに読めました。
特に第二作、日記を書いたのがトム・リドルだったことなど、ほとんど忘れていました。
映画を見た時はトム・リドルが後々重要なキャラになるなんて全くわからなかったですし。

話の展開に釣られて読み飛ばしてしまったので、一作目には勢いを感じた、くらいしか感想が書けません。

シリーズ全編を読んでから、まとめて書いたほうが良さそうです・・・いつになるのだろう(汗)。

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2011年9月10日 (土)

陽はまた昇る 第8話

公式サイト

簡単に感想を書き留めておきます。

ほとんど毒しか書いておりませんので、ご注意ください。

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「無茶苦茶だよ」@宮田
この言葉をそっくりお返ししたい。思わず作家さんの自虐ネタかと思いました。

「あんたの手でこの中のひとりを殺してもらう」

考える時間は1時間って。すみません、思わず嘘っ、突っ込んでしまいました。

ここで引っかかってしまったので、生徒たちとの緊迫したやりとり、そして犯人逮捕のためには手段を選ばない遠野が嘘をつく瞬間の緊張感が全部吹っ飛んじゃいました。

安西を犯罪者に追い込んだ一因は警察に、ある。
警察が追い詰めた結果が、警察学校で繰り広げられる。

わからないではないプロットではありますが。

しかし、追い詰められていく安西をほとんど描いていないので、単なるキレキャラとしか見れませんでした。
逃避行中のキャラとのギャップが凄すぎます。あの無口でミステリアスな安西は、いったいなんだったんだろう。ARATAさんと斉藤さんのPV?(汗)
ともかく、謎の男、という仕掛けだったのでしょうが、それが裏目に出たように感じます。
こういう展開ならば、もっと安西という人間を丁寧に描くべきではなかったのかな、と。

あと、おとり捜査に失敗したのにえらそうな杉崎が気になったり。
思わせぶりなわりな設定のわりに大した動きをしなかった校長。うう、なんだろう、この不完全燃焼な気分。せっかくの配役がもったいない・・・

「綺麗事にすがって生きていた、綺麗事も必要なのだ」とスナックのママ。
被害者家族である彼女が一番ブレていないキャラかもしれません。

そうそう、蓑島が奈津美に腹を立てるのには凄く共感しました。そうだ、その通りだっ(汗笑)

ただ、蓑島の腹立ちに共感しながらも、遠野と電話で会話する奈津美の儚げな風情には胸打たれるものを感じました。
・・・でも、だから余計に腹が立つ、みたいな(爆)。

撃たれた遠野の姿で、最終回へ続く。
でも、助かるのがわかっているからなぁ。

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2011年9月 9日 (金)

それでも、生きていく #10「対決の果てに」

公式サイト

「ふかみ」のトイレから朝日を眺める洋貴の姿から始まりました。

先週の感想で
「双葉を探しに行こうと、車に戻った洋貴」と書きましたが、それは自分の勘違いで、まだ出発していませんでした。

ストーリー順ではなく、バラっと書きとめておきます。やはりまとめきれませんでした(汗)。

洋貴が双葉の元へ行った後、残された響子と耕平。
被害者家族だと同情されるのも面倒くさいので、適当に周囲に合わせて生きてきた、そのノリでお母さんにも「がんばれ」と言い続けたことをあやまる耕平。
いや、励まされた、と響子。

・・・耕平の気持ちはとてもよくわかります。

因島に行き着いた文哉。
亡き母の実家を訪れ、納屋で母の写真を探していました。
しかし、一枚もありません。
母の両親は、家を出たきり音信不通だった娘のこと、娘の家族のことは、本当に何も知らなかったのですね。

赤ちゃんが泣くと、あー嫌だ、もう嫌だって。
しかし父は帰ってこない。
お父さんとハワイに行った時の話ばかりしていた。
水着のままで、大きな赤いエビを食べた話。
あんたたちがいなければ、産まなければハワイに何度も行けたのに。
母は洗濯物を持ってベランダのところへいった。
そして、天国のハワイにいくの、と言い残して飛び降りた。

何度もお父さんと双葉と新しいお母さんを殺す夢を見た。
僕、みんなを殺してしまう。
死のうと思って。
三日月湖の柵を壊そうと思って金槌を持っていて。
そしたら洋貴の妹が歩いていて。

「ネロは生まれてこなかったほうが良かったんじゃない?悲しいことばかりなのに何で生まれてきたの?」

お母さん、助けて、と何度も思ったけれども、どうしてもお母さんの顔が思い出せなくて。
夜のところには大きな赤いが見えてて。
目覚めたら洋貴の妹が浮いていました。

大丈夫です、次はちゃんと自分を殺します。

文哉にただならぬものを感じた祖父母。

一方、草間ファームに通い続ける駿輔。
無視し続ける草間の手には、延命拒否の同意書が。一旦は握りつぶします。
このままでは娘、真岐は早晩自力で息をすることもできなくなる。
しかし延命処置を施したくても、莫大な治療費がかかる。
いずれにしても、二度と目を覚まさぬ娘。

駿輔を意識の戻らぬ真岐の病床の元に連れて行ったのは、どちらを選ぶにしても、その決意にはずみをつけたかったのかもしれません。
農園を売らねば娘は死ぬ。しかし、農園を売れば孫娘になにも残してやれない。

父親が娘の死を諦めるところだ、目をそらさないで見ておけ、と、駿輔の目の前で、くしゃくしゃになった同意書にサインします。

どちらも辛い。
辛さの原因は違っても、この極限の「辛さ」だけは共有しているように思えました。
決して部外者にはわからない。

そのことはすでに洋貴は気づいていた。
そして加害者家族としてマスコミに追いかけられ始めた隆美と灯里の元を訪れた響子も。

15年間隆美たちに嫌がらせを続けてきた響子。
15年前、おなかの大きい隆美の写真を見て、あなたを憎んだ、と。

その響子をずっと、憎んでいた、と隆美。
加害者家族として、絶対に口に出してはいけない、いや、思うことも許されない気持ち。
わたしは身勝手な人でなし、と、自分を責めながらも、家族を害するものとして、響子を憎まずにはおれなかった隆美。

最初は今まで通り頭を下げ続ける隆美が、あなたと話したくてきたのです、という響子の言葉、眼差しで本音を言い出します。
この間が何とも言えませんでした。

隆美の本音を聞いて、ほっとしました、と響子。
あなたが15年間苦しんできたことを知って、ほっとした私も、人でなしです、と。

あなたたちを許せる日がくるとは思えないけれども、隆美たちが撮られた写真を見ても、もう昔のような気持ちにはなれなかった。
それは洋貴が双葉と会った時の気持ちと同じかもしれない。

私たちは被害者家族と加害者家族。
同じ乗り物に乗っていて、一生降りることはできない。
じゃあ、行き先は一緒に考えないと。

因島に着いた洋貴は、双葉を発見。
あの電話ボックス、フェリー乗り場にあったようですね。それにしても、暑そうでした。

洋貴からの伝言を聞いていない、いや聞けない双葉は、洋貴の気持ちの変化に気がついていません。双葉の言動から、洋貴も聞いていないことに気がついているようですが、問いただす間もなくぶつかり合います。
ぶつかりあって、お互いが相手を殺人犯にすまい、と思っていることを確認しました。

母の名前も知らなかった双葉。
記憶も写真も、何も残さずこの世を去ってしまった人なんですねぇ・・・

文哉の行き先だと思われる母の旧姓、「村上」家を一緒に探す洋貴と双葉。
そのうち、文哉が立ち寄ったと思われる家を発見、文哉が自殺しようとしていることを知ります。

その晩、夏祭りが催されている学校のプールサイドで、自分の手足をガムテープで縛って、自ら水中に落ちていく文哉。

プールの入り口に置いてあったオレンジを見た洋貴は、プールに走っていって、文哉を助けます。
このまま兄が自殺してくれたら、と言っていた双葉も、必死で兄に呼びかける。

洋貴の人工呼吸で、息を吹き返した文哉を連れて、地元の洋食屋というより定食屋に入ります。

文哉がトイレにたった間に、言葉を交わす洋貴と双葉。
これからどうするつもりなのか、と問う双葉に、わからない、と洋貴。
でも、信じてみようかと。

席に戻った文哉に、今までの自分の心の変化を必死に語りかける洋貴。
いや、そんなことはどうでもいい。
今の話は全部忘れていい。

ただ、今朝、朝日を見たんだ。
便所臭いトイレの窓から。
今までそんなこと感じなかったのだけれども、また今日が始まるんだな、と。
楽しくてもつらくても、幸せでもむなしくても。
生きることに価値があってもなくても。
今日が始まるんだな、と。

文哉の手を握る洋貴。

うまく言えないけれども、俺、おまえと一緒に朝日を見たい。
もう、それだけでいい。

しかし、文哉は。

「ごはん、まだかな。」

洋貴の手から自分の手を抜きながら。

「お兄ちゃん、おなかすいているんだよ」

自首すればいいんだろう、あやまればいいのか、ごめんな洋貴、双葉、ごめんな。

泣き出す双葉、大声で笑い声を出しながらオムライスを食べる洋貴。
もう、笑うしかない。

二人に伴われて警察署の前に行く文哉。
双葉は、一人で行く、と去っていく兄の背中にとび蹴りを入れ、馬乗りになって殴りかかります。
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律儀にご飯代を払おうとする文哉が、リアルでした。
自分の「ルール」から外れたものには一切無関心。
自分の世界以外のことであるならば、蹴られても、殴られても、罵倒されても、何の痛痒も感じない。
そのことは双葉もよくわかっている。でも、蹴らずにはおれない。

文哉の描いた絵にある、湖に浮かんでいる赤い服を着た少女は、大きな赤いエビでもあったのでしょう。

亡くなった母のことは、全くわからないままです。夫の口から思い出の一つも語られず、実の親からも忘れられた存在になりつつある。

人から忘れられる、というのは真の死を意味する、と、聞きいた覚えがあります。彼女は少なくとも文哉の記憶には残っている。しかし、その記憶の形・・・何とも無残な気がしました。

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隆美が、自分のことを憎んでしまうほど苦しんでいたことを知った響子が、ほっとした、というのはわかるような気がします。
そこには人間の感情があり、言葉が通じるのですから。

被害者家族と加害者家族が同じ乗り物に乗っている、という解釈を、当該の方々がどう感じるかはわかりません。
このドラマ内では、それぞれがそういう想いを抱くにいたる流れを、キャストの方々の力があってですが、丹念に描いているとは思いました。

響子と隆美のシーンにも息をのみましたが、洋貴、双葉、文哉のシーンにも圧倒されました。
無駄だよ、洋貴、と思いながら、一縷の望みを持ちつつ・・・やはり無駄でした。

食堂の親父のくだり、深刻な気分で入った店の雰囲気が、自分の気持ちとは無関係に何とも脱力していたことを思い出しました。こういうことって、その時のつらい気持ちとともに、妙に記憶に残るもんなんですね。

来週の最終回に向けて。
草間につらい決断をさせた文哉の闇がますます暗くなる一方、少しの光は見えてきました。
しかし同じ乗り物に乗っているからといって、洋貴と双葉、被害者家族と加害者家族がともに人生を歩むのは、傷が大きすぎて無理なような気がします・・・あわせ鏡をみて暮らすのは辛いんじゃないかなぁ、と。
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因島には中世に活躍した村上水軍の本拠地のひとつがあったから、村上姓が多いんですね。
以前、因島にある水軍城(村上水軍の博物館)に行った時のことを思い出しました。

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2011年9月 8日 (木)

2011年8月の読書 その2

※読書順、敬称略です。

○読書<再読> 

高台にある家 著:水村 節子(ハルキ文庫)
私小説ーfrom left to right  著:水村 美苗(新潮文庫、ちくま文庫)
本格小説(上下) 著:水村 美苗(新潮文庫)

以下、読んだ順です。

 

「高台にある家」

2000年に発表された単行本は絶版。この文庫版も品切れ中・・・というかもしかしたら絶版になってしまうかもしれない作品。

水村美苗氏の御母堂が書かれた自伝的小説です。

幼いころほんの一時預けられた、横浜にある裕福で西洋風な伯母の家。そのような家の娘であったらと願う少女は、神戸、大阪の裏長屋で無教養丸出しの年老いた母と不釣り合いな若い父のもとに育つ。様々な異父兄姉の登場を通して、霧が晴れるように分っていくのは母の複雑な過去と自分が庶子であるという事実。やがてくる父との別れ、残された母を連れての上京、そしてあこがれの伯母の家での思いもよらぬ青春。さらに戦争……。(amazonより)

というカバーのコピーに惹かれて、作者はもちろん、水村美苗氏のことも何も知らずに買いました。

ミステリではないのですが、優れてミステリなストーリーです。
昭和初期の横浜、神戸、そして大阪は下町の様子が目に浮かぶように描かれているだけでなく、登場する人々のキャラが個性的でぐいぐい引き込まれました。

娘である水村美苗氏の書いた後書きを読んで、70歳を超えて初めて書かれた小説だと知り、びっくりしたものです。本当は、自分が小説にしたかった、とも書かれてあります。
編集者としてかなり美苗氏が力を注いだことも、うかがい知れます。

話は、戦争が終わって、さぁ、これからどうなるんだろう、というところで終わっています。
後書きに、80歳を迎えて続編を書いている、と書かれてあったので、楽しみにしていました。

なぜなら、作品内の端々で主人公であり作者である水村節子氏が歩んだその後人生が波乱万丈であることを匂わしていましたし、なにより作中で描かれた作者の境遇と、本作のカバーに書かれた作者略歴「1921年、神戸生まれ。(中略) 二度目の結婚のあと渡米し、二十年間ニューヨークに住む。1982年帰国」との間にギャップがありすぎて、作品のラストから渡米に至るまでのおおよそ10数年間にどんなことがあったのか、非常に興味が湧いたからです。

しかし、作者自身の作品として続編は発表されないままです。

何度読んでも面白い、このまま絶版になってしまうのは、実にもったいない作品です。

 

「私小説ーfrom left to right」

※自分が持っているのは新潮文庫版です。

「高台のある家」の主人公がその後どうなったのかが知りたくて、後書きを書かれていた方が小説家であることを思い出し、横書きで書かれた特異な本作を購入しました。

「美苗」は12歳で渡米し滞在20年目を迎えた大学院生。アメリカに溶け込めず、漱石や一葉など日本近代文学を読み耽りつつ育ったが、現代の日本にも違和感を覚え帰国をためらい続けてきた。雪のある日、ニューヨークの片隅で生きる彫刻家の姉と、英語・日本語まじりの長電話が始まる。異国に生きる姉妹の孤独を通じて浮き彫りになるものとは…。本邦初、横書きbilingual小説の試み。 (amazonより)

雪の日の「美苗」の1日を、回想を交えて、思いつくまま書いた、という体裁をとっています。
日本の明治以降の文学を牽引した「私小説」という形式を意識的に使っています。

姉、奈苗や、アメリカ人との会話は英語で書かれてあるので、最初は読みにくかったです。
しかし次第に、東洋人であることを折に触れて思い知らされ、屈折し、だからこそ日本文化にプライドを持ち続ける一方、「英語の国」で英語をうまく操れないことの孤独が、そくそくと伝わってきました。
うまく操れない、というのは、英語で小説を書けるかどうか、というレベルのことです。

英語で小説を書かなければ世界に通用しない、しかし、「美苗」は日本語で小説を書くことに拘ります。
そして日本人の母国語に対する無頓着さ、ひいては文化を含めて、母国のというものに対する概念の希薄さが、アメリカ人には理解できないことを知っていく過程が痛みをともなって描かれてます。

作者の母、すなわち「高台のある家」の主人公のその後が、断片的にではありますが、語られています。

 

「本格小説」(上下)

「嵐が丘」の設定を日本を舞台に展開させることを意図した、上記「私小説」とは実に対照的にドラマチックな展開の作品です。

導入部に「作者」が登場し、まず「私小説」のその後が、姉、母、父を含めて描かれており、「私小説」でも描かれた「作者」の少女時代が、ニューヨークに移り住んだばかりの若き日の父母の姿を含め、「小説」的に再構築されています。
留学や駐在員が珍しかった時代、「私小説」で描かれた「美苗」そのまま、屈折した思いを抱いていた「作者」はともかく、一種のエリート意識を持ち、きらきらしていた一家が年を経てばらばらになるまでを描いた後、偶然ではなく出会った青年が語った体験談に天啓を受けて、青年の視点で書くという形で「作者」が小説を書き始める。ここまでが「本格小説の始まる前の長い長い話」です。

しかし主人公はこの「偶然ではなく出会った」青年ではなく、青年が出会った謎の男性です。

この男性が歩んだ人生を、男性の知り合いである中年女性が語るのを青年が聞く、という形で、ようやく物語は始まるのです。プロローグでは青年は語り部であり、本編では中年女性の話の聞き手になるわけです。

その後、「作者」はもうほとんど登場しませんが、青年の生きている時間と、主人公の歩む人生は交互に描かれます。
かなり複雑な構成です。

この作品だけ読んだ人はひょっとしたら、大掛かりなメロドラマ、としか感じないかもしれません。
しかし「高台にある家」「私小説」を読み終えてから読むと、いや、ぜひ読んでから、本作を読んで欲しいです。

「本格小説」は「作者」が主人公ではありませんが、作者の母や祖母の送った時代や人生がプロットとして巧みに取り入れられています。作者の計画的な作品作りにも納得できます。
三部作、と見ることもできるかもしれません。

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「私小説」「本格小説」。
「高台にある家」のその後を知りたい、という一心で、夢中になって読みました。

寡作な人ですが、つい最近、新聞小説「母の遺産」を完結されたそうで、上梓されるのが待ち遠しいです。

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2011年9月 7日 (水)

チーム・バチスタ3~アリアドネの弾丸 第9回 「最終章突入!えん罪は本当か…事件発生」

原作:「アリアドネの弾丸」(海堂尊著/宝島社刊)

公式サイト

原作未読です。

目だった外傷のない女子高生の死因はいつもの通り心不全・・・ではなく、嘱託医、佐土井(役名忘れました;;)の判断で、 「ちっちゃい先生」 (爆)のいるAiセンターにて死因を究明することに。
次第にAiの存在が増してきているようです・・・というほどまだ役に立ってませんが(汗)

結局MRIでは原因を解明できず、解剖に回されることになりましたが、Aiセンターと距離を置きたい笹井に断られ、コワイ山岡が担当。
「意識を失った後、一度停止した心臓を何者かが再鼓動させた痕跡を発見するが、遺体の第一発見者が心臓マッサージを行ったと聞いて事件の可能性を否定」@公式サイト
で、結局下した判断は心不全でした。

その頃、島津とともに、島津の父、松崎と、松崎手製のかっらいカレーを食べていました。
薬を常用している松崎。体調が良くないようです。

事件そのものに興味を持った笹井は解剖初見を読んで、状況などから20年前の冤罪事件との相似に気がつき、ルール違反を承知で解剖を行ないます。
首を絞められた痕跡があることを発見、ますます20年前の事件との関係が気になる笹井は、
遺体のMRIを担当者でもある島津にその旨を伝えますが、また、あの苦しみを味あわせるのか、と激高する島津。また、笹井も感情的に対応、二人を止める白鳥。
笹井もまた、あの冤罪事件で人生を狂わされた一人だと、島津を宥めます。

一方、斑鳩も事件の類似に気がつき、逃亡中の宇佐見と接触、今度こそ真相を突き止めろ、松崎から目を離すな、と命じます。

現場を調べていた玉村は、マッチを発見。

松崎をつけまわし、締め上げる宇佐見。
20年前の、そしてこの20年間の悪夢が再び・・・弁護団のメンバーに救いを求める電話をかける松崎。

警察に抗議を申し入れる弁護団。しかし宇佐見単独の行動なので、玉村たちは困惑顔。
その情報を掴んだ白鳥は斑鳩を突つきますが、かえって松崎が犯人である証拠の品がある、とマッチを見せられます。
しかも宇佐見が松崎を付け狙っている。身を守るために自首をすすめる、と。
な、なんと卑劣な。
警察の威信を守るためには手段を選ばない、知的で傲慢なエリートの悪役がはまっています、高橋さん。

笹井は、解剖初見から、幾度も心臓マッサージをおこなった後があることを発見。
グッチーと白鳥は「被害者を窒息させては蘇生させ、命を弄びながら殺害する快楽殺人だったのではないか」と疑います。
やはり松崎が犯人なのか。

とにかく話を聞こう、松崎の家を訪れた、グッチー、白鳥、笹井。
ところが、彼はすでに死んでいた。
肝機能障害を患ってたとのことで、黄疸、腹水などの典型的な症状が出ていることから、検視では病死と判断されますが、が、白鳥が納得するわけがありません。

玉村が松崎の指紋が採取されました、と拾ったマッチを見せに来ましたが・・・あれ?じゃ、斑鳩が持っていたのは?何故持っていたの?ということで、次回へ続く。

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まず、ひとこと。今更ですが。
予告はもう少しなんとかならないのでしょうか。ミステリなんだから。

さて。島津が白鳥を無視してグッチーにお礼を言っていたり、笹井がまず、グッチーに声をかけたり。
グッチー、皆に信頼され始めています。撃たれて良かったね(笑)。
そんなグッチーを斜め見ながら暖かく見ている白鳥。
まさに、バディという感じ。
二人が順当に活躍しているので、面白かったです。
笹井が加わってのトリオもいい感じでした。←笹井は事件に関係ないと信じています(汗)。

松崎が真犯人だったのかどうかはおいといて、弁護団の中に怪しい人間がいることは確かでしょう。その人物と斑鳩に繋がりはあるのでしょうか。

・・・それにしても上でもちらっと書きましたが、Aiセンター、殺人の道具にされたり、事件解決のきっかけを作ったりはしていますが、まだ一度も本来の役目を果たしていません。結局解剖なのね、みたいな。(汗笑)
ま、その分笹井が活躍するシーンが増えるので、いいですけれども。

今のところ、まだ本格ミステリ路線です。
このままでのラストスパートを期待しています。

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2011年9月 6日 (火)

おひさま 不定期観測メモ:第22週

公式サイト

多忙にて、いつも以上に簡単にメモっておきます。

おひさま、陽子の力も川原は届かなかった。
一生自分を責め続ける、と、川原はタエを不幸にした自分を許さぬまま、立ち去りました。
とてもひどい亡くなり方をしたんでしょう・・・

彼の今後は描かれるのでしょか。それとも、戦争の傷を負った人々を代表する形で、このまま登場しないのでしょうか。

さて、かつての教え子、杏子を引き取る決意をした陽子。
子守りと店番ができて良かった・・・なんてちょっといぢわるに、言ってみる(汗)。
いやいや、杏子にとっては喜ばしいことです。良かったです。

そして実業家となったユキと再会。
彼女の「お店って、いつでも入り口が開いていて、『いらっしゃい』っていう感じが好き@公式」という思いに共感を覚える陽子。

教壇に立つ、という形での、先生になるという夢は、もう、いいようです。
夢が変わるのはよくあることですし。
いつでも入り口が開いているのがいい、という気持ちは、先生であった時にも持っていた気持ちですから、夢の形より、そういう夢を持つ陽子の心のあり方が大事なんでしょう。←弁護口調になっているかも。スタパーに出演された井上真央さんにとても好印象を持っためでしょうか(^^;;

裁縫教室の方は満員盛況です。
陽子を思わず須藤さん、と呼ぶ先生(すみません、お名前を忘れました)、先生の前では生徒に戻る陽子が微笑ましかったです。

そこへ、ふりかかる悲劇。
丸庵が家事に焼けてしまいました。

戦争を何とか耐えてやりすごし、蕎麦も手に入るようになって順調にいきだした丸庵。
戦火で焼かれるのもショックだとは思いますが、さあこれから、という時に消失してしまうのは、また違った意味で、何ともやりきれないでしょう・・・

次回からは最終章になるのでしょうか。
あー、いや、最終章はお店ができてからかな?

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ドン・キホーテ 第8話 

公式サイト

不登校の生徒、圭太について相談してきた中学校の教師、貴子は鯖島の小学校の同級生でした。
鯖島は貴子に借りがあった。
その借りとは。
悪がきだった鯖島。貴子の給食費がなくなっていた事件がおこり、皆が鯖島が犯人だと言う中、貴子だげは鯖島を信じてくれた・・・って、盗んでいたんかいっ。
貴子を助け、自分が盗んだことをあやまり、あの時のお金をかえさなくっちゃ、と張り切る鯖島。

一方、様子のおかしいペットのアレックスをペットショップに連れて行った城田は、丁寧に応対してくれたショップ店員に一目ぼれ・・・でもでも、外貌は鯖島なんですよね。
1週間は目を話さず看病すること、と言われて鯖島組に連れて帰ったところ、あゆみが大の爬虫類嫌いであることが判明。頭を下げて頼み込みます。

自相に母親とともに相談に訪れた圭太。
メンタルフレンドとして幸子がサポートします。
2年生になってから6月までは部活も勉強も、すごく張り切って通っていたのに、急に不登校になってしまった、いじめにも心当たりがない、と母親。
鯖島は学校以外なら行ける、という圭太をだまして学校に無理矢理連れて行きますが、足がすくんでどうしても入れない圭太。とうとう泣き出してしまいます。
そんな圭太を気の毒そうにみつめる美少女が。

幸子が、その美少女、マナから事情を聞きだしました。
圭太とはご近所さんで幼馴染だけれども、クラスが一緒になったのは今年が始めてであること。
女子たちで、クラスの男子の格付けランキングを作ったのだけれども、圭太がビリからビービーの39点だったこと。それを圭太に見られたこと。

以前からマナのことが好きだった圭太は、初めて一緒のクラスになってはりきっていたんですね。ところが「39点」で、がっくり。自分の全てに自信をなくしてしまい、学校に行くのが怖くなった原因でした。・・・最下位の子はどうなるんだ?という突っ込みは入ってでしょうが(笑)。
圭太にとっては「39点」がすべてなんですね。

お遊びのランキングなんだけれども。
他人からみたら些細なことでも、凄く傷つくことってあります。
しかも、一番多感な時期です。張り切っていた分、しかも好きな女の子がいるグループに採点されちゃってショックだったんでしょうね。わかります。
しかも、マナはもうすぐ転向しちゃう。

そんな繊細な圭太の気持ちなど、例によって頓着しない鯖島。

ペットショップに通い詰めるも、ショーウインドウに映る自分の姿にがっくりする城田。
これじゃぁ告白できない・・・って、鯖島に失礼なことを。でもその悩みを聞いた鯖島も納得するところが(爆)。

鯖島の悩みを元に、伝えられるってことは幸せなことなんだ、伝えたくても伝えられない奴もいる、お前は幸せだ、と圭太に説教(説得ではない;;)しますが。

鯖島組では。
夫のために、必死でアレックスに慣れようとしているあゆみの姿に、胸打たれた城田。
ショップ店員への気持ちを封印することに決めました。

鯖島は、貴子が給食費の件を全く忘れていることにがっくり。
もう、どうでもいいや、と借りを返すことを投げ出してしまいます。
しかし、城田に、ちゃんとごめんなさいって言わなくていいんですか、むずむずしませんか?と。

三人三様の気持ちが、特に少年の小さな恋が、ほわっと描かれて、ほんわかと楽しめました。

三人全員の叫びが伝わらなかったことも、いいオチでした。
伝わらなかったけれども、むずむずはなくなった。
鯖島は相変わらず唯我独尊。
城田は、可哀想、というか、なんというか(笑)。
健気なあゆみ、そして彼女の気持ちをしっかり受け止める城田。本気であゆみのことが好きになったら、切ないだろうなぁ。

とても普通の男の子、圭太。自信無げなで繊細な表情が良かったです。
自転車のチェーンを直そうとするシーンには、ちょっとうるうる。

幸子も、確実に前に向って歩いているようです。一哉が裏のない、好青年のようでよかったです。エリ(だっけ;;)も、単にいじわるなだけじゃなさそう?

で、再び出てきました、鯵沢。
どうなるのかな?
予告を見たら楽しそうだったので(笑)、その場はなんとかしのげそうです。

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2011年9月 5日 (月)

仮面ライダーフォーゼ #01「青・春・変・身」

公式サイト

はい、はじまりました。ごく簡単に感想を書きます。

ライダー初の学園ドラマで、かつ本格的に宇宙に取り込むお話だそうです。

学園ドラマ・・・ライダーでは初かもしれないけれども、ドラマとしては新鮮味を感じませんでした。
空気読めない熱い主人公とクールで病弱な相棒、そしていじめっこやら、お調子者やら、オタクやら・・・今のところ定番すぎる感じ。
ライダーの頭・・・といっていいのかな、なんだかベースというか将棋の駒みたい(失礼;;)。ネタバレを見ていないので、由来を知らないんです、ごめんなさい。

あと、宇宙ですね。どうやって取り込むのでしょう。

主役の人は、日経エンタメにノーマルな髪型で載っているのをお見かけしましたが、ちょっと影のある美形さんでした。それをあえてリーゼントにしたことが吉とでるかどうか。

初回ですので、まだまだ様子見です。愛着が持てるようになればいいのですが。

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海賊戦隊ゴーカイジャー 第28話 「翼は永遠に」

公式サイト

CMあけ、巨大ロボ戦のダイジェスト、ああ、今日はラストに巨大戦はなしなのね、なんて見ていたら、この映像はあほぼんが過去の戦いを編集したものでした。ドM?(笑)
あまりの連戦連敗っぷりに、
「いっそ清々しいくらいだ」
とヤケクソに。(爆)

そこで、側近達は宇宙一の賞金稼ぎ、キアイドーを雇いました。
強いです。
いつもなら、いくら相手が強くても関係ないさー、というレッドさんが、過去に負けたことがあり、それも初めて恐怖を感じた相手とあって、トラウマとなったのでしょうか、腰がひけています。

散々な目にあったゴーカイジャーに、オウムが「手がかりはジェットマン」というお告げを。

さて、戦隊についてなにも知らなくても、ジェットマンが伝説の戦隊であること、そして衝撃のラストは、「戦隊シリーズの歴史」のような番組を通じで知ってました。細かいネタはわかりませんが。

戦隊オタク、というより戦隊博士の銀色君曰く、謎が多い戦隊だそうで。

ジェットマンたちを探し始めるゴーカイジャーの前に現れたのは、レンジャーキーを持っていないのにも関わらず、ブラックコンドルに変身する男。
その名は結城凱。

既に亡くなっている彼の姿が見えないのは、銀色君だけ、という設定も捻りが効いてました。
普通の生活を送っているジェントマンの仲間を戦いに巻き込まないために、あの世から現れた、結城凱。

死んでもなお戦う凱の姿を見たマーベラスは、自分の中の恐怖に打ち勝つ。(中略)自分に勝つ力、自分の壁を打ち破る力こそが、ジェットマンの大いなる力だったのだ。(公式サイトより)

そう、とても真っ当なゴーカイジャーのお話で、テンポもよく、綺麗に〆ていましたが、雰囲気は戦隊じゃないような気がしました。ジェットマンというゲストと、脚本家さんのためでしょう。
ゴチック感が漂うのは、幽霊が登場するためもあるでしょうが、いや、そもそもこういう設定にしたことそのものがらしいかと。
正直いって「キバ」の時は好きじゃなかったのですが・・・さすがです。
冒頭とエンディング(笑)。
この異色感、好きです。

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江 姫たちの戦国史 第34話

公式サイト

家康から上杉攻めの総大将を命じられた秀忠。
戦の経験がないのに、そんな大役は引き受けられない、と断りますが、もちろん命が覆ることはなく。
相変わらず人事のように無感動な秀忠を責める江に、本当は徳川家の跡取りであることに重圧を感じつつ育ってきたことを話します。
自分にその力があるとは思えないようです。
ならば徳川家を出ようと、江。お百姓にでもなればいい、と。
ぅんな、ばかな、と秀忠。
江は、伯父織田信長、かつ母、市の形見の品「天下布武」の印をお守り代わりに渡します。
そこで、秀忠は、ずっと織田信長を尊敬していたこと、その姪を嫁に迎えることにプレッシャーを感じていたことをカミングアウト。
信長を兄、信康の命を奪った人、とは思っていなかったようです。
かつては信康のことを恨みがましく言っていましたが、それは信長の命に唯々諾々と従った父への反発、それも裏返せば、跡取り息子であることの重圧から出た言葉だったのかも。←珍しく好意的解釈です(汗)

ともかく、二代目としてのプレッシャーだらけの秀忠。
そんな秀忠を一人前にしようとする家康。
関が原の戦いではさんざんだったようですが、それは次回描かれるのでしょう。

さて、領地に引き篭もって出てこない上杉を責めるのは、豊臣のため。自分も豊臣の家臣ですからな、と天下を取るつもりなのでは、と心配する淀君をまるめこむ家康。

そして家康直々に助力を頼まれた高次。額にあぶら汗が。
心配そうな初。

あいかわらず何にでも首をつっこむ江と、家康の前でもでしゃばる乳母。
江と秀忠のラブコメ、そしてガラシャの最期。
それぞれの関が原前夜を、今まで描いてきた流れにのっとってまとめあげていたのでは。史実はどうあれ(汗)、「姫たちの戦国」らしさは感じました。
どの会議にも女性が立ち会い、意見を述べたりすることを含めて、ドラマ「江」としては間違っていない展開だったと思います。

こういうお話を面白いと感じるかどうか。好き嫌いはあるでしょうけれどもね。

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2011年9月 4日 (日)

2011年8月の読書 その1

※読書順、敬称略です。

○読書<新読> 

チヨ子 著:宮部みゆき(光文社文庫)

○読書<再読> 

おちゃっぴい―江戸前浮世気質 著:宇江佐 理恵(徳間文庫、文春文庫)
神田八つ下がり―河岸の夕映え 著:宇江佐 理恵(徳間文庫、文春文庫)

以下、読んだ順です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

 

「チヨ子」

全5編からなるホラー&ファンタジーの短篇集です。

「雪娘」は幼い頃に仲のよかった友人たちが久しぶりに出会ったときに現れた怪を、「チヨ子」は「わたし」が着ぐるみのアルバイトをした時の不思議な体験を描いていて、わかりやすいお話でした。
「オモチャ」は寂れゆく商店街と年老いた肉親への追憶を儚く描いたお話。
「いしまくら」は思春期の少年少女の正義感とを見守る父親を描いて、苦くて恐ろしくも、甘さの漂うお話。
一番の問題作は宗教絡みの「聖痕」でしょう。正直言って、よくわかりませんでした。

一番好きなのはラストシーンが瑞々しい「いしまくら」です。情景が目に浮かびました。

 

「おちゃっぴい―江戸前浮世気質」

江戸情話6編の短編集です。

全く関係のない話を集めたのではなく、「町入り能」「概ね、いい女房」は大工の初五郎が、「れていても」「あんちゃん」は薬問屋の菊次郎とその友人たちが登場します。
その他「驚きの、また喜びの」は中年の岡っ引き、伊勢蔵一家の話、「おちゃっぴい」は北斎と彼の娘で絵師の栄、そして独特な画風で知られる菊川英泉と、実在の人物を脇においての恋物語です。
なお、著者は「酔いもせず」(文春文庫「桜花を見た」収録)という栄の生涯を描いた短編も書いています。

いずれも宇江佐ワールドど真ん中のお話ばかりで、これから氏の作品を読んでみようかな、と言う方にお勧めの作品集です。

 

「神田八つ下がり―河岸の夕映え」

 

上記「おちゃっぴい―江戸前浮世気質」に登場した伊勢蔵、そしてやさ男だけれどもちょっと捻くれものなところが印象的な菊次郎の、それぞれのその後を描いた話「余は姫じゃ」「神田堀八つ下がり」を含む6編の短編集です。

その他、火事のために大店を失った娘の縁談を描いた「どやの嬶」、幕臣ではあるけれども非役、つまり出世コースから完全に外れた武士がそれなりに人生を楽しむ話「浮かれ節」、わけあって津軽藩を脱藩した兄弟を描いた「百舌」、勘当された大店の若旦那と幸薄い年上の女性の愛の行方を描いた「愛想づかし」。

「神田八つ下がり」と比べるとほろ苦い味わいがあり、こちらもお勧めです。

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2011年8月のまとめ~夏クールドラマの中間報告その2

バタバタしているうちに8月が終わってしまいました。
ここ数年、バカンスとやらに全く縁がないまま、過ぎ去る夏にさよならしてます。
バカンスといっても、究極のインドア派なので、どこへ行きたいわけではありません。
ただただ、家でじっくり休みたいです。

※「自己紹介のようなメモ」にも書いておりますが、ドラマや記事内容に関するものであれば、以前書いた記事も含め、いただいたTBには必ずお返しするようにしています。しかし、うまく飛ばない場合もあります。特にFC2さん及びBIGLOBEさんにはほとんど飛びません。
改めまして、この場にてお詫びとお礼を申し上げます。

今クール、感想を書き続けているドラマは、サイドバーにカテゴリーの頭に「■」がついている作品です。(リタイヤ及び休止含む。)

火曜10時「チーム・バチスタ3~アリアドネの弾丸 」、火曜10時「胡桃の部屋」、水曜10時「ブルドクター」、木曜9時「陽はまた昇る 」、木曜10時「それでも、生きていく 」、土曜9時「ドン・キホーテ 」、日曜9時の「花ざかりの君たちへ イケメン☆パラダイス2011」の7本。

「ブルドクター」と「イケメン☆パラダイス2011」は感想はリタイアしてしまいましたが、視聴は続けています。

クール外で「仮面ライダーオーズ/OOO」「海賊戦隊ゴーカイジャー」「江」の3本。
不定期感想というか週単位で感想を書いているのが、「おひさま」。

「ブルドクター」は段々"ながら見"状態になってきたので感想はリタイアしました。名倉先生は気になるので、最後まで見ます。
「イケパラ」も感想が書けるほど集中して見なくなってしまったので、リタイアしちゃいました。中村蒼さんの不器用な佐野は中々いい感じだと思います。

以下、視聴しているけれども、感想は書いていないドラマです。

「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」
原作未読です。初回の感想でボロクソ書いちゃったのですが(汗)、門倉と伊崎が別々の部署で活躍し出した3話あたりから面白くなってきました。門倉と伊崎が角突きあうシーンが苦手だったのです。
東と門倉・・・北村さんは好きだし、いい味を出していると思います。声はお父さんそっくり。
多部ちゃんの憧れの眼差しを受けるなんて、果報者だなぁ・・・なんて思いつつ(笑汗)。最後まで見ます。

「荒川アンダー ザ ブリッジ」
原作を知らないのと、出演者たちのドラマへの思い入れ度が前面に出すぎているのにちょっと引いてしまっていたのですが、「わびさび」あたりから、独特の世界を肩の力を抜いて楽しむことができるようになりました。面白いです。
感想は書きにくいので書いていませんが、最後まで見ます。

「桜蘭高校ホスト部」
原作は読んでいません。「荒川」とは対極の笑いを追及してます。
どちらも好きですが、「荒川」が深夜だからこそできることを追求している作品であるのに対して、こちらはゴールデンでも良かったよな、と思わせるわかりやすい作品だな、と。

あくまで好みですが、勢いとまとまりの良さは今期ナンバーワンだと思います。
テンポがいいし、各キャラも生きています。また、まわりの生徒たちに嫌味がないのがいいなぁ。とにかく面白いです。
なので1時間枠で、という意見も多いのもわかります。
でも、30分枠だからこその、無駄のない展開がテンポの良さに繋がっているんじゃないかなぁ、とも思ったりしてます。
なお、映画化が決定したとのこと。

感想を書かないのは、後発ドラマだったためです。他のドラマの感想でいっぱいいっぱいだったので、書こうかどうか迷っているうちに、時期を失ってしまいました。
今は気楽に楽しんでいます(^^)

「華和家の四姉妹」
これも原作未読です。同じく姉妹を描いた「胡桃の部屋」が始まってからは、完全に"ながら見"になってしまいました。
登場人物の誰にも感情移入できなくって。好みでしょうね。最後まで見るかどうか、迷っています。

評判がいい「勇者ヨシヒコと魔王の城」は見れない地域なので、とても残念です。
BSで放映される時を逃さないようにしないと。

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2011年9月 3日 (土)

陽はまた昇る 第7話

公式サイト

今週の発売の「週間TVガイド」掲載の来週の粗筋と被っています。1話少なくなったのでしょうか?でも、視聴率は今期の中では良い方なので、方向転換したのでしょうか?

さて。

安西を不運な男と見るか、勘違い男と見るか。
警察学校が安西ただ一人に乗っ取られるのをスリリングと見るか、警察学校なのになんて迂闊な、と見るか。
逃避行パートと警察学校のパートが絡み合って盛り上がってきた、と思うかどうかを含めて、すべて好みでしょうね。

単なる学校ものにはしないぞ、という作者の意図はわかるのですが。

いつも笑顔の警察官にないたい、と言いつつ高校生たちにボコボコにされる宮田。
一方、不審尋問で発砲した上、取り逃がす警察官。警察学校を舞台にした話なのに。
もう、無理やりです・・・

その他、キャラの動かし方、編集を含めて、すべてに大雑把な作りのドラマだなぁ、という印象でしか見れなくなってきました。
あと2話。ここでリタイアするのも悔しいので、簡単でも、最後まで書きます。

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2011年9月 2日 (金)

それでも、生きていく #09「心はどこにある?」

公式サイト

文哉の心の闇は描かれていましたが、ラストに、この絶望的な状態でも、心を通わす洋貴と双葉の姿が描かれていたので、先週よりは切ない感じがしました。あくまでこの作品比ですが。
先週は錐(キリ)のような展開でしたから・・・

以下、メモってはいましたが、思い出しながら書いた部分も多く、思い違いなどがあるかもしれません。文中のセリフは概略です。

何故亜季を殺したか、という響子の問いに、「たまたまあっただけ」と応える文哉。
呆然とする響子。
なんていう人間。いや、人間じゃない。
呆然としながらも、何事かと駆けつけた嫁、由佳に、この男が文哉であること、孫を守ること、そして電話をすること、それも警察より先に洋貴に、と指示します。

そこへ、洋貴にともなわれて双葉がやってきます。

双葉を見る響子のまなざしには、文哉にあった直後にも関わらず、出会った頃にあった詮索するような感情、隠し切れない不信感はありませんでした。まだショックから抜けきれていないためもあるでしょうし、双葉の人となりを知り始めたからかもしれません。

犯人があんな人間だったこと、その憤りを犯人の家族の双葉にぶつけることはありませんでした。

「なにか、食べる?」
以前のような、間を取り繕う言葉ではなかったように感じました。

この作品の中での「ごはんをたべる」ということは、日常の世界に戻る、ということ。

学校にあった人体模型、あれには心がない・・・文哉もそうなんじゃないか、と洋貴。
心のない人間には言葉が通じない。

一方文哉は、三崎家に逃げていきました。
他人行儀で寡黙な文哉。圧が凄いです。
腫れ物のように扱う隆美、怖がる灯里。
そこへ、洋貴に送ってもらって双葉が帰ってきます。

「110番したの?」
怯える二人とは対照的に、すらっと言う双葉。目が怒っています。

そして文哉の方も双葉には言いたいことを言い始めます。
家が狭いこと、ひいては父親はちゃんと働いているのか、と文句を言うかと思えば
「お父さんはちゃんと汗かいて頑張ってる」、と激した双葉の言葉を遮るように、
「晩ご飯、なに?」

こういう家族がいたらしんどいよなぁ・・・

双葉たちの過ごした15年間を思いやることは全くない、と思いきや。

「お兄ちゃんのことをずっと恨んでいるんだろう」

彼の心のどこから発せられた言葉なのか。
思っていることを前後の繋がりなく、断片でしか言葉にできないので、他人には理解できないし、実際にこんな人がそばにいたら怖いです。

でも、双葉は怯まない。思いのたけをぶつけます。

「恨んでなんかいない、家族恨めない、だから苦しかったんじゃない。なんであんなことをしたの。わたしのせいなの。だったらわたしを殺せばいいじゃない!
もう、取り返しがきかない。奪ったのはお金でも物でもなく、命。命は奪ったら償えないんだよ!」

隆美の制止を振り切って文哉に喰らいつく双葉。
文哉はハサミをつかんで。
「死んだ奴はいいよな。死んだ人は死んだら終わりだけど。殺した方は生きていかなきゃならない。
お兄ちゃん、可哀想なんだよ、お兄ちゃんは。」

響子が感じたのと同じ絶望、加えて、それが実の兄だという絶望に、声もない双葉。

そこへ父、駿輔が戻ってきて、文哉の気を落ち着けながら、そっとハサミを取り上げます。

響子の作ったありあわせの晩ご飯を食べる一家。
これから先、ずっと待っているから、と自首を勧める駿輔に、また僕を見捨てるつもりですか、と席を立つ文哉。
自分が配達をしていて、お父さんはタクシーの運転手で。東京で会った時に、気づかないふりをしていたことに、気がついていた、と。
「捨てたんだ、邪魔だったから。」

先ほどは、お父さんはちゃんと働いているのか、と言ってましたが、かつてはエリートだった父が「汗をかいて」働いていることは知っていたようです。
それでも、そんな風に父のことを言ってしまう息子。

「そうやって母さんのことを見殺しにした。」
立ち去ろうとする文哉に、どう言うことだ、と尋ねる駿輔。
「俺と双葉の目の前で飛び降りたんだ。双葉は赤ん坊だったから覚えていないだろうけれども。
母さんがこっちを見ながら、夜の闇の中に落ちていくのを。」

夫に絶望して、子育てに疲れて。

前妻の死は事故死だと思っていた駿輔は、またも呆然となります。

文哉は、一緒に行こう、と双葉を誘いますが。
首を横にふる双葉。

そこに、双葉からのメールで文哉が現れたことを知った洋貴が到着します。
車から出る時に迷った末、ナイフは、置いて行きました。

家から出てきた文哉とばったり出会った洋貴は、腕をふって挨拶をする文哉に、ふいをつかれて一瞬応えてまいます。
その後、我に帰って逃走する文哉を追いかけますが、乱闘になった末、取り逃がしてしまいました。

怪我を負った洋貴は双葉の家へ。

何か食べるものはいりますか?料理は得意です、と尋ねる双葉に、冷凍ミカンが欲しいと応える洋貴。
冷凍ミカンは料理じゃない・・・

ナイフを持っていかなかったことを後悔する洋貴に、洋貴には人殺しにはなって欲しくない、ナイフは似合わない、冷凍ミカンのほうが似合ってます、と双葉。

「ほっとけ、と言うんですか。これからまだ15年。いや、また一生。また、あんな思いをしながら。
責任能力がない、とかでまた裁判されないまま出てきて、亜季のこともあの人たちのことも忘れて、平気でまた何処かで暮らして。また同じことを誰かに。」

一方、日垣家は。報道される事件を見ながら、今は「雨宮健二」だが、そのうち、あの三日月湖事件の少年であることはばれるだろう、と。
ばれた時は、ここにも押しかけてくるのだろうか、と心配する由佳。耕平は、大丈夫だよ、と言いますが、本当に大丈夫なのでしょうか。

おじに買ってきてもらったお弁当と、響子が作ったもやしのお味噌汁が、三崎家がともに過ごす最後の晩餐。
響子は、娘たちとともに社員寮のある清掃会社に勤めることに。
「責任を負うのはお父さんだけでいい。お前たちはお前たちの人生を生きてくれ。」
駿輔は、どこにいくのかわかりませんでしたが、一人で文哉を待つことにしたようです。

引越し当日。
テレビのインタビューを受けている草間と孫娘、悠里を見た双葉は、一人だけ別行動をします。
それは真岐が入院している病院へ行って、悠里が抱いていたぬいぐるみを繕うことでした。
ぬいぐるみの背中が綻びている、そんなところを見ていたんですね。

草間の了解を得て、ぬいぐるみを修理する双葉に、お母さんが何も食べていないことが心配だと、悠里。

何も食べられなくなったお母さん。それはもう、生きているとは言えない。

レンタカーを乗り捨てで契約する双葉。

一方、「ふかみ」にいる洋貴は。
車の気配で出てみると、店の車の中に、冷凍ミカンが置いてあった。

「前に言っていた人体模型の話だけど。
心は、心って大好きな人からもらうもののだと思うのです。
亜季、父、母。
人を好きになると、その人から心をもらうんですよね。
あなたからももらいました。
復讐より大事なものがあるんじゃないか。」

双葉の携帯の留守電に告白する洋貴。復讐より大事なものがある、と気づいてくれたのに、ほっとしました。
しかし、写真とは言え、真岐の姿を見てしまった双葉は、もう携帯には出ない。

前に洋貴と入ったファミリレスで食事をとり、ナプキンに、「好きでした」と書き残すも、うっかりそのナプキンで口を拭いてしまい、捨ててしまいました。

双葉を探しに行こうと、車に戻った洋貴は、ダッシュボードからナイフがなくなっていることに気がつきます。

双葉は。
文哉が拘っていた、亡き母の故郷、因島へ向って出発しました。
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五月などのシーンを省いても、この長さ。ああ、しんど。誤字脱字が一杯ありそう。
粗筋を整理するだけで疲れてしまって、感想を書く気力がなくなってしまいました(大汗)。

というか、五月も、何食わぬ顔で働いている臼井も、今のところですが、全然話に絡んませんよね。
五月にはこれ以上登場して欲しくはないんですけれども(汗)。

響子を「あなた」と呼び、料理を褒める文哉。
文哉にとって灯里はもちろん、響子はあくまで部外者でした。
駿輔に対しては一見恨みしか抱いていないように見えますが、甘えているようにも感じました。
そして、双葉は自分と同じ魂を持つ者、という思い込み。

文哉の精神にブラックボックスを生み出した原因が、母の自殺を目撃したことだけだとは思えませんでした。この作品ではそういう風に描かれるのかもしれませんが。

お話を大きく転回させるためのキーワード・・・人体模型、冷凍ミカン、ぬいぐるみ・・・ちょっとあざといというか、無理があるように感じるのは毎度のことなのですが、洋貴、双葉、文哉、その他、それぞれのキャストの方々の力で惹きつけられました。

あと、2回。文哉の行く末と洋貴と双葉の想いはどのように描かれるのでしょうか。

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因島はとても美しい島で、四季を通じて何度も観光に訪れ、その度に車で島をぐるりと一周したことを懐かしく思い出しました。

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2011年9月 1日 (木)

チーム・バチスタ3~アリアドネの弾丸 第8回 もう一人の真犯人

原作:「アリアドネの弾丸」(海堂尊著/宝島社刊)

公式サイト

原作未読です。

そんな設定だったとは。
原作未読で良かったです。

グッチーを撃った弾は貫通していた、しかし北山を撃った弾は貫通していなかった、ということから、第三の協力者がいなければ無理な犯行であることに気がついた白鳥。それは誰か?

倒れたグッチーに取り乱したかと思うと、助かった姿を見るや早速いつもの減らず口を叩いたりと、白鳥のツンデレな名探偵ぶりが楽しめました。

一方、斑鳩にふてぶてしく毒づく、釈放された島津。
島津の態度にムカついた・・・いや、なにやら不穏なものを感じた斑鳩は、彼の過去を調べることに。

そして、会見。宇佐見の犯罪をもみ消し、冤罪事件をよりインパクトのある「北山の自殺」でかき消し、冤罪の原因を警察の捜査ではなく、未熟だったDNA判定のみにあったがごとく、たくみにすりかえた斑鳩。
ついに謝罪の言葉はなく。

あと数センチで危なかったグッチー。幸い怪我は軽症でした。
脳への影響を調べるために、病院に戻ってきた島津の手で、MRIで検査を受けます。
短い時間でMRIを調整できた島津。グッチーの「こぶりな脳」(笑)は鮮明に撮られていました。
白鳥は、グッチーの画像と以前、島津が留守の時に撮られた未調整のはずの画像と比べてみて、謎を解きました。

白鳥、グッチー、笹井、島津、三船、斑鳩だけで開かれたAiセンター会議で暴かれた島津の過去。
彼は冤罪事件で捕まった松崎の息子だったのです。なんと。
人と人とも思わないマッド・ドクター・キャラなんだと思っていた島津が。
すっかりだまされました。

磁場の設定や白鳥たちへの「伝言」も効いていましたし、欠け落ちた事実の見せ方もうまかったと思います。やはり宇佐見が実行犯だったんですね・・・

「未必の故意」ですか。なるほど。
「未必の故意」であるが故に、島津への怒りを露わにする斑鳩に、いつもはちゃちゃを入れる白鳥が手を出さない、いや出せないのも納得です。

父の判定が冤罪の原因のひとつになったことをあやまる笹井に、一番許せないのは、父を信じなかった自分だと、島津。おお、涙しました。
「この仕事をしてから気がついた。人は誰でもミスをする。」
だから父を責めたことを謝りたかったが、侘びの言葉をかける前に父は死んでしまった。あなたは、まだ間に合う、と島津に松崎に会いに行くことを勧めて立ち去る笹井。
そして斑鳩に別れを告げます。
もう、誰にも自分の領分を邪魔させない、と。
笹井の、法医学者としての誠意とプライドが伝わりました。

逃亡中の宇佐見から斑鳩に電話が。
戻って来い。今までと変わりなく勤めればいい、と斑鳩・・・そう、宇佐見の犯行は明るみになっていませんからね。
しかし宇佐見は、松崎が犯人でなければ20年前の事件の真犯人は誰なのか、と訴えます。
ここで斑鳩は一変。
その通り、事件はまだ終わっていない。我々は北山の意思を引き継ぐべきだ、と、焚きつけるような口調に。

結局、誰がどんな悪意を秘めているかわからぬまま、次回へ。

しかし、トリックに無理がなかったし、動機も面白かったです。
なにより、白鳥&グッチーのコンビがほどよく活躍、かつじゃれあっていたので、楽しめました。
骨の髄まで性善説でできている、というかそれ以外の発想ができないグッチー。斑鳩がいつもの高圧的な態度を改めたのも納得できました。
そして「ごめんなちゃい」「そこそこ」と、もごもご謝る白鳥(爆)。

松崎と島津の対面を盗み見する宇佐見。
何を考えているのでしょうか。
話が落ち着きそうになると、かき混ぜてくる。連続ドラマとしての統一感とメリハリをつけるために必要なジョーカー的存在です。こういうキャラは現実離れした悪役になりがちなのですが、福士さんのキャラ作りもあって、自然に見れました。

島津の「未必の故意」は許されるのでしょうか。
笹井の後ろ姿を見つめる須賀。彼自身に謎があるとは思えないけれども、宇佐見の呪縛は続いていそうな気がします。
斑鳩の圧力に屈した玉村が心配です。
そうそう、労災を気にする三船(笑)。

みなさん、わずかな出番でもキャラを見せてくれるので、面白いです。
来週も楽しみ。

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