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« 2011年8月のまとめ~夏クールドラマの中間報告その2 | トップページ | 江 姫たちの戦国史 第34話 »

2011年9月 4日 (日)

2011年8月の読書 その1

※読書順、敬称略です。

○読書<新読> 

チヨ子 著:宮部みゆき(光文社文庫)

○読書<再読> 

おちゃっぴい―江戸前浮世気質 著:宇江佐 理恵(徳間文庫、文春文庫)
神田八つ下がり―河岸の夕映え 著:宇江佐 理恵(徳間文庫、文春文庫)

以下、読んだ順です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

 

「チヨ子」

全5編からなるホラー&ファンタジーの短篇集です。

「雪娘」は幼い頃に仲のよかった友人たちが久しぶりに出会ったときに現れた怪を、「チヨ子」は「わたし」が着ぐるみのアルバイトをした時の不思議な体験を描いていて、わかりやすいお話でした。
「オモチャ」は寂れゆく商店街と年老いた肉親への追憶を儚く描いたお話。
「いしまくら」は思春期の少年少女の正義感とを見守る父親を描いて、苦くて恐ろしくも、甘さの漂うお話。
一番の問題作は宗教絡みの「聖痕」でしょう。正直言って、よくわかりませんでした。

一番好きなのはラストシーンが瑞々しい「いしまくら」です。情景が目に浮かびました。

 

「おちゃっぴい―江戸前浮世気質」

江戸情話6編の短編集です。

全く関係のない話を集めたのではなく、「町入り能」「概ね、いい女房」は大工の初五郎が、「れていても」「あんちゃん」は薬問屋の菊次郎とその友人たちが登場します。
その他「驚きの、また喜びの」は中年の岡っ引き、伊勢蔵一家の話、「おちゃっぴい」は北斎と彼の娘で絵師の栄、そして独特な画風で知られる菊川英泉と、実在の人物を脇においての恋物語です。
なお、著者は「酔いもせず」(文春文庫「桜花を見た」収録)という栄の生涯を描いた短編も書いています。

いずれも宇江佐ワールドど真ん中のお話ばかりで、これから氏の作品を読んでみようかな、と言う方にお勧めの作品集です。

 

「神田八つ下がり―河岸の夕映え」

 

上記「おちゃっぴい―江戸前浮世気質」に登場した伊勢蔵、そしてやさ男だけれどもちょっと捻くれものなところが印象的な菊次郎の、それぞれのその後を描いた話「余は姫じゃ」「神田堀八つ下がり」を含む6編の短編集です。

その他、火事のために大店を失った娘の縁談を描いた「どやの嬶」、幕臣ではあるけれども非役、つまり出世コースから完全に外れた武士がそれなりに人生を楽しむ話「浮かれ節」、わけあって津軽藩を脱藩した兄弟を描いた「百舌」、勘当された大店の若旦那と幸薄い年上の女性の愛の行方を描いた「愛想づかし」。

「神田八つ下がり」と比べるとほろ苦い味わいがあり、こちらもお勧めです。

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