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2011年8月26日 (金)

それでも、生きていく #08「それぞれの覚悟」

公式サイト

先週よりさらに重くなりました。
粗筋を書くのも辛いくらいです。ですので、感想を中心にバラっと書きます。

洋貴、耕平の兄弟が文哉が勤めている千葉の農場に到着した時、救急車もまた到着した。
そこには文哉の姿はなく、文哉の父、駿輔が立ちすくんでいました。

真岐は、予想していた以上に重篤な症状でした。
頭部に負った深刻な打撲のために、昏睡状態から目覚めることは期待できない・・・
しかも、髪の毛を引っ張られた痕跡がある、ということは、真岐が刃物を持っていたためにおきた揉みあいの結果だとしても、文哉がなんらかの暴力をふるったのは確かです。
まさか臼井が絡んでいるとは思えないし。

駿輔をなじる余裕もなく、ただただ混乱する真岐の父、五郎。
混乱の極の時に、しっかりしようと思うあまり、誰かれなく丁寧に応対してしまう。
こういうタイプの人、います。最初から取り乱すより、実に現実的でした。
ここはうまい流れだなぁ、と思いました。

そんな五郎を見守る、かつての被害者家族と加害者家族。

あまりの出来事に、長い間の確執もフリーズしてしまい、ともかく何かできることはないかと、一緒になって入院に必要なものをスーパーマーケットに買いに行く三人。
スーパーの明るい照明と、淡々と買い物をする、一見日常的な姿が印象的でした。
三人の中では、自分自身が親であり、今まで事件と少し距離を置いていた耕平が比較的冷静だったのも。

深見家の兄弟が五郎にかつての自分たちを見ているのが、辛かったです。
駿輔の気持ちは、とても書けません。しかし何をさておいても、やらねばならないこと。
それは、いつでもそこを出られるようにしておくように、と家に電話を入れることでした。

この事件によって洋貴は被害者家族を客観的に、そして事件直後の加害者家族の姿を観ることとなります。

一方双葉は。
「ふかみ」で響子手作りの食事をいただこうとしていたところに、兄からの電話を受けます。

お前がいやだ、と言ったからだ。

自分より深見家と親しい双葉。たった一人の味方だと思っていた妹なのに。
そんな想いが文哉にあったのかどうか?

響子も、耕平からの電話で事件を知ります。
再びおこしたのか。あの子は。

茫然自失となった双葉にお風呂をすすめます。

亜希の時は、知らせを待っているうちに夜が明けて、それから後はお風呂のことなど、どっかへいってしまった。あなたの家もそうだった?
うなずく双葉に響子は。

「だから、ご飯とお風呂はすませられる時にすましておいた方がいい。また長い一日が始まりるのだから。」

洋貴から響子にかかってきた電話で、被害者の容態が重篤なことを知った双葉は、まだ髪の乾かないまま、「ふかみ」を出て行きます。
父にでも、洋貴にでも、兄にでもなく、被害者に会うために。

夜が明けて。

夜が明けると、凍っていた感情も動き出します。

現実の重たさにふらふらと道に彷徨い出る駿輔を引きとめる洋貴。
我に返った駿輔は慟哭します。

「このまま生きていても償いきれるのでしょうか。15年たっても償いきれないのに。」

警察が乗り出し、逃亡した被疑者の身元も、五郎の口から判明しました。
あの、三日月湖の。なぜ、それを早く言わないんですか、と警察。
様子を見ていて、自分が文哉の父親だと名乗り出る駿輔。

各自がパトカーに乗る直前にやって来た双葉を見た五郎は。

あんたの娘さんかい、そうか、娘がいるのか。

茫然自失の状態から徐々に本当の感情が蘇ってくる。

娘を返してくれ、返せ!

怒りを爆発させ、三崎を詰ります。

家に戻るように言い残してパトカーに乗る父を、真っ黒な瞳でみつめる双葉。
あの地獄がまた戻ってきた。

洋貴は遠山さんのせいじゃない、と声をかけますが。

いえ、わたしのせいなんです。

「お前がいやだって言うから、こんなことになった。双葉のせいで、また人を殺した。」

そう、兄が言ったから。

その頃。文哉は「ふかみ」に向っていました。
途中で、息子を連れた耕平の妻、由佳と出会い、「ふかみ」まで連れてきてもらいます・・・と、書くとなんでもない情景なのですが、文哉のキャラと編集があいまって、じわじわっと怖かったです。

釣り客だという青年が、一目で文哉だとわかった響子。
いったんは恐怖と憤怒で打ち震えますが。
冷静さを取り戻し、取り乱して文哉に抱かれた孫を奪うこともなく、応対します。
本当はすぐにでも由佳たちを逃がしたかったのかもしれません。

おむつを代えるために由佳たちが奥にが入って行った後。
釣竿を選んでいる文哉と二人きりになった響子。
文哉のそばにあったハサミを遠ざけようとした時に、文哉もまた、響子が自分を文哉であることに気づいていることを知ります。
文哉の気配が変わったことを察した響子は、はじめて娘を殺した男と向き合います。

人の命を何だと思っているのだ、怒り、詰り、殴る響子に掴みかかる文哉。

ああ、でも。
あの日からずっとずっと言いたかったことを、どれだけぶつけても。

人の言葉が通じる人間ではなかった。

なんという絶望感。

響子を演じる大竹さんに鳥肌がたちました。
天才ってこういう人のことを言うんだなぁ。
すごいです。

被害者の修羅場を追体験し、加害者家族の絶望を目の当たりにした洋貴。
死にたい、と呟く双葉に、遠山さんが死んだら、自分も死ぬ、と。
その言葉に、自分は洋貴とは加害者なのに、と応えた双葉に、感情を爆発させる洋貴。
死ぬとかいうな。
どこか、自分たちのことを誰も知らないところに行きたい。二人だけで。

文哉の心の闇は誰にも救えないような気がしてきました。

自分は病気なんです、という言葉が、言い訳のようで怒りを覚えましたが、彼の欠落した部分を際立たせてもいました。
双葉をなじるのも、他の人からは理不尽に思えても、彼の中ではりっぱな理屈になっているのです。
彼の精神世界はもう、手の届かないところにある。
だから、双葉は彼の闇に引きずられてはいけない。

彼は果たして生まれてきて良かった人間なのかどうか。然るべき機関に一生閉じ込めておくべきなのか・・・悲しいです。

救いのないお話だったのですが、大竹さん、そして風間さんの素晴らしいエンターティメントが見れたことが、救いでした・・・矛盾していますが。あのシーンを観れて良かった、と。

うーん、また、まとまりのない感想になってしまいました(汗)。

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