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2011年4月21日 (木)

夜のピクニック

2006年 日 117分

全校生徒1000人で、24時間かけて80キロを歩く伝統行事「歩行祭」。今年で最後の歩行祭を迎える貴子は、この特別な日に一度も話した事のないクラスメイト・融に話しかけるという賭けをしていた。そんな簡単なことができない、親友にも言えない秘密が2人にはあった。秘密の賭けを胸に秘め、彼女の最後の歩行祭が始まる…。第2回本屋大賞を受賞した恩田陸の小説を映画化!多部未華子、石田卓也ほか出演。 (amazonより)

原作:恩田陸「夜のピクニック」(新潮社刊)
監督:長澤雅彦/脚本:長澤雅彦、三澤慶子/音楽プロデュース:伊東宏晃/企画・プロデュース:牛山拓二、武部由実子
出演者:多部未華子、石田卓也、郭智博、西原亜希、貫地谷しほり、松田まどか、柄本佑、高部あい、加藤ローサ、池松壮亮、海老澤健次、近野成美、嶋田久作、田山涼成、南果歩

多部ちゃん繋がりで借りました。原作は読んでいません。

長澤監督の作品は「天国はまだ遠く」(2008年)を見たことがあります。淡々とした日常生活の中にほんの少しファンタジックな要素が入った、まったりとした映画でした。
その時の感想はこちら。

以下、ネタバレなしの感想を簡単に。

最初は貴子(多部未華子)と融(石田卓也)の関係を早々にバラしちゃうのはどうなんだろう、と思いましたが、ベストセラーの映画化でもあるし、そういう二人がどのように絆を結ぶかを見せる映画なんだな、と思いました。
伏線に使ったりしたら、昼ドラチックになってしまうかもしれないですしね。

ロードムービー、そして群像劇の一種です。

融の親友、忍が何度も呟く、「過ぎ去った時を感じれることはあまりない。」「この景色は今しか見れない」(いずれも概略です)、と言った言葉に象徴される、彼らの"青春"が凝縮された1日を、淡々と描いていました。話に起伏がないわけではありません。熱血には描いていない、という意味で。

なのでだらだらしているようにも感じれますが、このだらだら感が、24時間、ただ歩くだけ、というテーマには合っているとも言えます。
耐久歩行なので「ピクニック」として楽しむという気分はあまりなく、学校行事だから歩かなきゃいけないだよ、しんどいなぁ、めんどくさいなあ、という気持ちと、何とか走破してやる、という気持ちが交錯する生徒達の長い行列。
こんなに長い距離を歩いたことはありませんが、時々突発的に走ってみたり、疲れたぁ~と愚痴をこぼしたり(ヘタレな貫地谷さんw)、秘密を打ち明けあったり、唄ったりしながら、ただ、ひたすら歩く感じが、遠足的で、懐かしかったです。

核になるのはもちろん貴子と融。
あまり日常的ではない状況にいるこの二人にリアル感をもたらしたのは、多部ちゃんと石田さんの存在感だと思いました。

彼らを取り巻く友人達も個性豊かです。
「ちりとてちん」出演前の貫地谷さんと「つばさ」の多部ちゃんが共演しているのは、中々興味深かったですが、印象的だったのは、「ゾンビ」こと高見光一郎を演じる柄本佑さん。
シーンとして印象に残ったのは、正規の道を走らず、森の中に消えていく救護バス。
「天国はまだ遠く」もそうでしたが、一見無意味な、ちょっとシュールなシーンを入れることによって、日常に非日常の行間を作る、というタイプの監督さんのようです。
あくまで好みですが、アニメ合成のシーンは、浮いていたような気がしました。

"ちょっとシュールでわけありげなシーン"の入れ方は、2年後に撮られた「天国はまだ遠く」の方がこなれているようには感じました。

等身大で純な青春映画。まったりしたい方、ほっと息をつきたい方にお薦めです。

ピクニック前日のそれぞれの様子を描いたオムニバス映画「ピクニックの準備」も見たくなって、いつも行くレンタル・ショップで探してみたのですが、見つかりませんでした。残念。

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コメント

Largoさんもご覧になったのですね~!
作り方もキャストも初々しい群像劇でしたよね。
貫地谷しほりさん、「スウィングガールズ」を経て、「ちりとてちん」の後ですね。多部ちゃんもそうですが、独特の道を歩いてる感じです。
>このだらだら感が、24時間、ただ歩くだけ、というテーマには合っているとも言えます。
このだらだら歩きを続けたせいで、疲れとやけっぱちとなんかつきぬけた感覚になっちゃって、日常を超えられるんですよね。
多部ちゃんと石田君の本当は話したいんだけど、中々近づけないっていう目の演技がなんとも良かったなぁ・・・
それと「Q10」で印象的だった池松君が中坊で、出てたのもかわいかった(笑
うちの近所でも「ピクニックの準備」はなかったです・・・

きこりさん、こんにちわ。

長澤監督の「天国はまだ遠く」を観た時に、こういう作品も作っていることを知ったのですが、何となく観ないままやり過ごしていました。
きこりさんの記事を拝見して、やはり観ておこう、と思い立つことができました。
視聴して、良かったです!

>多部ちゃんと石田君の本当は話したいんだけど、中々近づけないっていう目の演技がなんとも良かったなぁ・・・
ポツポツとしたセリフがセリフとは感じさせない、ごく普通の高校生をとても自然に演じられている中で、この目の演技が印象的でしたね。

池松君、可愛かったですね~(^^)
「Q10」も、2年前の「三銃士」のアテレコも良かったし、これからが楽しみな俳優さんです。

「ピクニックの準備」、本編ではちらっとしか映らなかった運営部の生徒たちのエピソードもあるみたですね。観たいなぁ・・・

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