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2011年3月 9日 (水)

四十九日のレシピ 最終回

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原作:伊吹有喜

セリフをメモったのに、なくしてしまった。
心に残る言葉が一杯だったのに。(涙)
なので、記憶を元に感想を書きます。文中のセリフは全て概略ですので、ご了承下さい。

書き忘れていましたが、原作は未読です。

空白の目立つオッカの年表。
オッカがボランティアで働いていた女子のための厚生施設、「リボンハウス」の理事長が尋ねてきます。
オッカの昔からの友人である理事長は、かつてオッカと交わした言葉を良平と百合子に伝えます。
私たちはステップボードでいい。踏み切り板となって、人が旅立つ手助けをする、それだけでいい。

4人はおそろいの縞々で部屋を、窓を掃除します。縞々って、可愛い。

オッカの四十九日の前日にブラジルに帰郷するハルミ。万里子の残した白い石を握り締めます。
例え「きれいごと」であろうと、百合子が自分を取り戻すのを見届けて去りました。
暗闇の中に浮かび上がる黄色いビートル。
この車の処分はもう決まっているのかな、そんなことを思いつつ見ていました。

当日。
オッカがアルバムを渡し損ねたリボンハウスの卒園生、美佳が尋ねてきました。
彼女の夢は、お金を貯めて、いつか、オッカに教わったコロッケパンを移動車で売ること。
おみやげに持ってきたコロッケパンは、オッカの味がした。

あの日、こんなものはいらん、と言ったがために、ついに食べれなかったコロッケパンを、おいしい、おいしいと言っていただく良平。
オッカの年表にオッカが書いてくれた絵を張ってもいいですか、と言う美佳に、喜ぶ百合子。オッカの空白が一つ埋まりました。

浩之も尋ねてきました。
良平は、皆と顔を合わせぬように川辺に連れ出して、浩之の話を聞きます。

母は体調を崩して入院。百合子にはすまない、と言っていた。
他にも男がいるらしい亜由美には、例え自分の子供でなくっても、ちゃんと生んで育ててくれ、と伝えた。そのために慰謝料として塾も、その他の資産も手放した。

これからは経済的に厳しいかもしれないが、百合子とやり直したい。なくしてしまって初めて大切なものに気がつきました。
自分の家族は百合子だけです。

土下座をして頼み込む浩之。ひどい男、自分勝手な男。しかし。
「なくしてしまって初めて大切なものに気がついた」
という言葉に良平は、自分を見たのかもしれません。

浩之を帰して、戻ってくると、熱田家は卒園生で一杯。
親戚の人たちも含めて、皆がオッカの空白の年表に書き込んでくれています。

と、「ぶしつけな」言い方が得意な伯母が、やるなら徹底的に、とハワインアンチームを引き連れて「四十九日の大宴会」を盛り上げにやってきました。
ハワイアン、というのが何故だか泣きそうになりました。まったりしてて・・・

宴が終わって、部屋に入った時。
百合子が目にしたのは皆の書き込みでびっしりと埋まったオッカの年表。
「ありがとう」
伯母さんまでが書き込んでくれています。

ありがとう、おかあさん。

浩之が訪れてきたことを告げた良平は、好きにしろ、と百合子に。
突っ放しているわけではない。お前の人生はお前が決めなければ。
百合子の気持ちがまだ浩之にあることを知った良平は、追っかけろ、と言いますが。

お父さんを置いては、一人にはできない。

俺を置いていけ、と、良平。
怒鳴ってなんかいないぞ。

ここ、いい言葉が一杯だったのですが。(汗)

良平からオッカのレシピ・・・処方箋を渡された百合子は、イモにも別れを告げ、次のステップへと旅立っていきます。
後に残った良平は、川辺にて、去っていこうとするイモに思い出話をしますが、対岸にオッカの幻が現れ、振り返ると。

いつの間にかイモは姿を消してしまいました。

台所に立つ幻のオッカに語りかける良平。
イモは実在したのか。ハルミも姉のピンチに姿を現したのかもしれないな・・・
オッカの幻が消えてしまいました。

「何度も俺を一人にするなっ」

ふと見上げた窓には、洗剤の泡で書かれた文字が。
「OTOMI」

うう、やられてしまいました。
原作通りなのかな?だったら読んでいなくて正解。

美佳が訪れた時に、知っているはずのイモがほとんど画面に出なかった時に、あれ?とは思ったのですが・・・今まで他の人には見えなかったのかな。見直してみようっと。(汗)

夢の中のようなハルミの去り際も、そういうことだったのね。
すきすき、すき焼き。

東京の家は手放さなくてもよかったようです。
あの、ミカンの木とともに、百合子は浩之とともに新しい一歩を踏み出しました。
オッカは、私たち家族は、幸せだった。
動物園での思い出の後には続きがあった。キリンの絵は嘘じゃない。

オッカ、そして良平はステップボードとしての役割を果たした、と言うことなのでしょう。
そして百合子もいつかは。

イモの語った生い立ちは、恐らくオッカの生い立ち。そして、家族がわからない、という言葉も。

見終わった後に、思わずテレビを消して、余韻に浸ってしまいました。

百合子が部屋を見渡すところから、父の言葉に涙するまで。
和久井さんの表情、そしてその表情の変化をじっくり撮った映像が圧巻でした。
静かに泣く表情だけで、これだけ心動されるなんて。

そして
「また一人にするのか」
という伊東さんの、良平の叫びが胸に刺さりました。

言えなかった「ありがとう。おいしい。」を口にした後、孤独を受け入れるまでに心の整理ができた、オッカへの気持ちが浄化された、と思いたいです。
人は死ぬ時は皆、一人。

一人でいることが寂しい、とは思いません。
一人になってしまったことが、寂しいなぁ、と。
しかし、寂しいから幸せじゃない、とも言えない、とも。

渡部さん演じた、ハルミのちょっと浮世離れした雰囲気。
徳永さんのイモの寂しげな表情、最後には透明感も漂っていて、深く心に残りました。

子供ができない女性の苦しみを、こういうことは男性にはわからないだろう、という作り方ではなく、人として、家族としての苦しみとして描いており、また、最後には人間の生き様、死に様まで描いていたように感じました。

まだ、なんとまとめていいのか、整理ができていませんが・・・
このドラマを見て何をどう感じるかは、人によって違うだろうし、それでいい、人それぞれ違っていて当たり前なんだと、それでいいんだよ、と、しみじみと語りかけるような作品だったように思います。

見れて良かった、と、心から思えるドラマでした。スタッフ、キャストの皆さん、ありがとうございました。

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コメント

ほんとうに、じわ~っと沁みてくるようなセリフがいっぱいでしたよね。
あんなに口下手だった良平が、ラストでは百合子にしっかりと思いを伝えてましたもんね。
まさかイモとハルミがそういう存在だったとは、まったく気づきませんでしたよ~
原作読みたいと思ってたけど、ドラマ終わる前に読み始めなくてよかった(笑
イモが乙美に似てたのも、いつも心配そうに百合子を見守っていたのもそういうことだったんですね。
>人それぞれ違っていて当たり前なんだと、それでいいんだよ、と、しみじみと語りかけるような作品だったように思います
そうですよね。
百合子自身が子供を産まない人生というものを受け入れられたように、いろんな幸せがあるって教えてくれたようなドラマでした。
本当に見てよかったです。

きこりさん、こんにちわ。

いいドラマでしたね~。

>まさかイモとハルミがそういう存在だったとは、まったく気づきませんでしたよ~
本当にまさか、でした。ポジション的にそうなのかな、とは思っていたのですが、まさか本当にそうだったのとは思いませんでした。

>原作読みたいと思ってたけど、ドラマ終わる前に読み始めなくてよかった(笑
本屋さんで手にとって、思わず買いそうになりましたが、ドラマが終わってから、と思い直して良かったです。(笑)

>いろんな幸せがあるって教えてくれたようなドラマでした。
いろんな幸せがあるってことが少しの寂しさとともに、ほんわかと感じられたドラマでした。

見れてよかったです(^^)

今週になってlivedoorさんに、また、全くTBが飛ばなくなっちゃいました。
気の抜けた頃に飛んでいくかもしれません。(汗)

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