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カテゴリー「#ドラマ:2010年第4クール」の92件の記事

2010年12月30日 (木)

2010年のドラマのまとめ

今年もあと、わずかとなりました。
大掃除も形だけではありますが、やり終えました。
油汚れやカビ取りなど、めんどくさい部分は日頃の手入れが大事だと思い知らされました。
毎年反省するのですけれどもね。(苦笑)

今年の年末は関西ではあまり連続ドラマの再放送がなかったのが寂しかったです。

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さて、今年も感想を書いたテレビドラマで印象的だった作品と俳優さんを挙げてみることにしました。
各クールの「まとめ」であげた作品、俳優さんとは違う結果になるかもしれませんが、1年を改めて振り返って、ということでお許しください。

※「坂の上の雲」を含め、終了していないドラマは除きます。
※今年見たドラマの一覧はこちらのページをご参照ください→2010年度

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冬クールから「コード・ブルー 2nd season」「曲げられない女」「咲くやこの花」
春クールから「チェイス・国税査察官」「Mother」「新参者」
夏クールから「鉄の骨」「熱海の捜査官」「ホタルノヒカリ2」「GM~踊れドクター」「うぬぼれ刑事」
秋クールからは「霊能力者 小田霧響子の嘘 」「Q10」「SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~」
クールをまたいだ作品として「侍戦隊シンケンジャー」「ゲゲゲの女房 」「仮面ライダーW」「龍馬伝」

以上、思いつくままノミネートしてみました・・・て、結構多いなぁ(^^;;

面白かったから、感想を書き続けたのだから、ある意味当然なのですけれどもね。特に大河や朝ドラは見続けられただけでも、自分の中ではGood jobでして。
特撮はブログを始める前から見ているのですが、この2作は久々に完成度が高かったと思いました。

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今年は作品数が多いので、絞るために適当というか無理矢理に(汗)、部門別にわけてみました。

<どきどきミステリー&サスペンス部門>
先が読めない、毎回、次回の展開が気になる、というサスペンスの醍醐味を堪能できた作品。
※ノミネートは「鉄の骨」「熱海の捜査官」「SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~」

■熱海の捜査官
「鉄の骨」「SPEC」と迷いました。
「鉄の骨」は難しい内容を見事にドラマとして作り上げていて感服しました。しかし主人公のヒロインをめぐるエピソードに若干の不満が残ったことが記憶に残っていたので。わずかなことなのですが、短いシリーズだったので目立ってしまったかも。しかし前年度の「リミット 刑事の現場2」に引き続き、NHK名古屋の底力を見せつけられた作品でした。
「SPEC」は「ケイゾク」を観ていた方がより深く楽しめるようだったのと、続編がありそうなのに比べて、「熱海の捜査官」は独立した作品、ということで選びました。←三木ワールドを知っている方が楽しめただろうな、という点では「ケイゾク」を見ていれば楽しめただろう、ということと同じなんですけれどもね(汗)。作品の雰囲気とラストの謎の放り投げ方が好み、ということで。

<はらはら女性ドラマ部門>
女性が主人公ではらはらした作品・・・て、大雑把ですみません。
※ノミネートは「曲げられない女」「咲くやこの花」「Mother」

■曲げられない女
「Mother」と迷いましたが、後味の良さで選びました。特にヒロインの母親が亡くなる回はコミカルでありながらしみじみとしていて、忘れられられません。
「咲くやこの花」も脚本もキャストも、全て素晴らしかったので迷いましたが、同じクールに放映されていたうち、「曲げられない女」の方が記憶に残っているので。

<思わず笑えたコメディ部門>
タイトル通り。でも、ここが一番難しかったです。笑いの好みで選びました。
※ノミネートは「ホタルノヒカリ2」「GM~踊れドクター」「うぬぼれ刑事」「霊能力者 小田霧響子の嘘 」

■GM~踊れドクター
ええっと思われる方もおられるでしょう。完成度は他の作品と比べて劣るとは思いますが、カラっとしたナンセンスなタッチがつぼにはまった、ということでお許しくださいませ。(汗)
「ホタルノヒカリ2」は続編いうことで、「霊能力者 小田霧響子の嘘 」は作品のスケールで、「うぬぼれ刑事」は宮藤さんの作品の中で一番好きな「我輩は妻である」を抜けなかった、という無理矢理な理由で、自分の中で整理しました。

<こころがざわめいたドラマ部門>
ジャンルや作品としての完成度を超越して、印象に残る作品、という意味です。一番適当な部門です。(汗)
※ノミネートは「熱海の捜査官」「チェイス・国税査察官」「Q10」

■Q10
こころざわめく、なんて。これこそ好みですね。(汗)

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以上、自分が好きな作品を発表する口実というか、言い訳のような部門賞でした。

では今年、一番印象に残った作品は。ううむ、困った。

苦し紛れに作った各部門ですが、無意識に2部門にノミネートした「熱海の捜査官」が順当なんでしょうね。
ここは、自分の書いた評価に客観的に従って

■熱海の捜査官

に決定します。

自分で書いておきながら何となく不満げなのは何故(苦笑)。それだけ今年はドラマをたくさん見たし、印象的な作品が多かった、ということなんだろうと思います。最後まで「Q10」と迷いました。

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次に印象に残った男優さんを。
「龍馬伝」や「世にも奇妙な物語」などの短編、そしてシリーズそのものは未完ですが、出演シーンは終わっている「坂の上の雲」に出演された香川照之さん

女優さんは、「火の魚」「Mother」他単発ドラマにも多く出演された尾野真千子さん。「火の魚」は作品そのものが深く印象に残りました。

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来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を。

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2010年12月29日 (水)

2010年12月の読書

今年最後の読書のまとめとなりました。

今月は先月、先々月と本を買い控えた反動なのでしょうか、本屋さんに寄るたびに何かしら買ってしまいました。

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※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

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○<新読>

銀二貫 著:高田郁 (幻冬舎時代小説文庫)
夜市 著:恒川光太郎(角川ホラー文庫)
著名人名づけ事典 著:矢島裕紀彦(文春新書)
ロンドンはやめられない 著:高月園子(新潮文庫)
首ざぶとん 著:朱雀門 出(角川ホラー文庫)
アラミスと呼ばれた女 著:宇江佐真理(講談社文庫)
晩鐘 続・泣きの銀次 著:宇江佐真理(講談社文庫)

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○<再読>

泣きの銀次 著:宇江佐真理(講談社文庫)
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「銀二貫」


「みをつくし料理帖」シリーズの高田郁氏の新刊文庫です。
火事によって運命を翻弄される天涯孤独の少年、松吉が大坂天満で商人として成長していく時代小説です。高田さんらしい温かみ漂う後味さわやかな作品。さらさらと一気に読むめました。それにしても火事は怖い。

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「夜市」


表題の「夜市」は2005年日本ホラー小説大賞の大賞受賞作。カバーに書かれた「妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」~(後略)」というコピーに惹かれて買いました。氏の作品を読むのは初めて。同時に納められた「風の古道」とともにホラーというより、不思議な世界が描かれています。
ところどころ描写をワープさせたりぼかしたりする塩梅が絶妙で、時空の歪みがあざとくなく描かれていたように感じました。他の作品も読んでみたいと思います。

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「著名人名づけ事典」


子供に名前をつける時に役に立つ本、という以上に、作家や政治家など明治以降の有名人達の血縁関係や交友関係が基礎知識として簡略にわかるので、重宝しそう。
この本を読んで興味を持った人の伝記を読んでみるとか、ね。

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「ロンドンはやめられない」

20年以上英国はロンドンに、駐在員夫人として暮らした著者による風俗スケッチ風のエッセイ。ミドル・ミドルクラスを中心としたロンドンの人々、そして駐在員の奥方たちの暮らしぶりが軽やかに書かれています。
「子供の成功を恐れる親たち」などなど、ロンドンの人々のスケッチはもちろん面白いのですが、文章そのもの、例えば

女性は「自分自身や夫、恋人、そして子供など、自分に直接つながっているものや、自分に属しているものしか愛せない」けれども男性は「国や会社や出身県など、自分が属しているものを愛し、その愛が彼らの意気を高揚させる」

など、普段何となく感じていることを、飾らない平易な言葉で書かれてあるのが勉強になりました。

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「首ざぶとん」


京都と大阪の間に位置する街、恐らく長岡京市を舞台とした怪談連作短編集。

この人の作品を読むのも初めてです。収録された全4作、いずれも怪談実話の手法をうまく取り入れていて、小説、つまり作り物の怪談話で久しぶりに恐い、と感じました。
表題の作品は多少スプラッタが入っていますが、忌み言葉が巧みに使われていました。「トモダチ」は恐さとともにこの世に生きることの頼りなさを感じさせ、「ひじり」「羊を何度も掘り出す話」は実に怪談らしい不条理な世界を繰り広げます。特に「トモダチ」は携帯電話にまつわる怪談としても新しいパターンかと。

ヒロイン、まりかはごく普通のフリーター、本来なら探偵役である怪談収集家の華道教授の龍彦が強い霊感の持ち主でないどころか、結構あやふやな存在なのが、恐いです。多少強そうな人物も登場しますが、あくまで脇役で強いと言っても第六感が多少働く程度。「事件」を解決できるようなお払いパワーを持った登場人物は皆無なのです。そこが小説なのに本当に起こりそう、存在しそうで、恐い。えっと何回恐い、て書いたかな?(^^;;

夜中には読みたくない、傑作怪談集です。

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「アラミスと呼ばれた女」


幕末維新に実在したかもしれない、女性の通司(通訳)の半生を描いた作品です。
ヒロインを中心に、激動の時代が回り灯籠のように書かれていますが、ちょっと駆け足過ぎたような気もしました。歴史が移り変わる様子の説明描写が多くて、登場人物たちの会話が少なかったためかもしれません。歴史の流れをきちんと描かないと、ヒロインの生き様の特異性も浮かび上がらないためなのですけれども。

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「晩鐘 続・泣きの銀次」「泣きの銀次」


宇江佐真理氏の新刊文庫。
買ってからシリーズ第一作「泣きの銀次」の記憶が飛んでいるのに気がついて(汗)、先に再読してから読みました。どちらも短編集ではなく、長編です。

主人公は男前で腕も立つけれども、死体を見ると惨殺された妹を思い出してどうしても泣いてしまう、という岡っ引きの銀次。元は老舗の小間物屋の若旦那のですが、商売に興味がなく、十手持ちになるために自ら勘当を願い出た、ぼんぼんなんだけれども屈折した青年です。
第一作では身軽でいなせなあんちゃんだったのが、続編は10年後、不惑を向かえ、四児の父親となり、十手も返上して小間物屋の主として細々と暮らしている様子から始まります。
同心の表勘兵衛との関係はちょっと「髪結い伊三次捕物余話」シリーズの不破友之進と伊三次を思わせますが、表勘兵衛の方がもの柔らかい分、二人の関係も良好な感じがしました。

このシリーズは、犯人は早くから見当がつくのだけれども、証拠がつかめない。そして犯人たちがサイコチックなのが特徴。謎解き主体ではなく、そういった異常な人物を如何にして捕まえるか、という話を主軸とし、平行して銀次自身と銀次の周囲の人たちの喜怒哀楽が描かれている人情話です。
氏ならではの、しみじみとした情緒の中にも、ちらちらと人間の暗部が覗く作品でした。

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2010年12月28日 (火)

2010年12月のまとめ<2010年秋クールのドラマ・まとめ>

例年よりバタバタしたように思う、2010年もあとわずか。
年の瀬を迎えて、こちらは急に寒くなってきました。
あわてて灯油を買い足しに行きましたが、18リットルのタンクを持つのはもう限界かも。
20年使っている石油ストーブが壊れたら、ガスかオイルヒーターにしようかな、と思っている今日この頃・・・でも、石油ストーブ(ファンヒーターじゃありません;;)って作りが単純な分、中々壊れません。(苦笑)

ということで秋クールのまとめです。
今年のまとめは、その後書くつもり。

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※「自己紹介のようなメモ」にも書いておりますが、ドラマに関するものであれば、以前書いた記事も含め、いただいたTBには必ずお返しするようにしています。しかし、うまく飛ばない場合もあります。改めまして、この場にてお詫びとお礼を申し上げます。

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以下は初回から最終回まで感想を書いていて、今期で終わったドラマです。 
各作品のタイトルは最終回の感想、もしくはまとめ記事にリンクしています。

<連続ドラマ>

龍馬伝
霊能力者 小田霧響子の嘘
Q10
黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-
医龍 Team Medical Dragon3
SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~
獣医ドリトル
フリーター、家を買う。

<継続中>

天装戦隊ゴセイジャー(継続中) 
仮面ライダーOOO(継続中)
坂の上の雲(継続中)

<単発ドラマ>

世にも奇妙な物語20周年スペシャル・秋~人気作家競演編~
名探偵ポワロ「マギンティ夫人は死んだ」
名探偵ポワロ「鳩の中の猫」
おじいちゃんは25歳
名探偵ポワロ「第三の女」
目線
さよなら、アルマ~赤紙をもらった犬~

今まで一番たくさんドラマを見たクールだった・・・と思ったら、そうでもなかったです(汗)。
「Q10」の感想に時間をかけすぎたんですね、きっと。(苦笑)

今クールは、映画はおろか、DVDすらほとんど観れないほど時間的に余裕がなく、「初回から最終回まで視聴はしていたけれども感想は書いていないドラマ」、というのはありませんでした。

脱落したのは「ギルティ」。視聴する時間がなくなったためです。
でも、最終回は見ました。・・・それで十分だったかな。(汗)
多分、自分には合わなかったドラマなんだと思います。

「桂ちづる診察日録」も脱落してしまいました。土曜日は忙しかったので、溜めているうちに、終わってしまいました。

そういえばNHKの連続ドラマをほとんど観ていなかったです。
「セカンド・バージン」は随分話題になっていましたが、がっつりした恋愛ドラマが苦手なので食わず嫌いで見ませんでした。同じ理由で、復調した、という評判高い月9も未見です。

自分が観たドラマの中で、一番印象に残ったのは終わり方に対して賛否両論分かれたことも含めて「SPEC」です。
前作にあたる「ケイゾク」を観ていないので、予備知識なく観たのですが、それでも楽しめました。後半のスタイリッシュでハードなタッチも良かったですが、前半のゆるい雰囲気が好きでした。ここは、好みで。
キャストは変わってもまだ続きそうな感じですね。そういうシリーズなんでしょう。

「Q10」も好きな人とそうでない人にはっきり分かれたドラマでした。
この淡いブルーの光ゆらめく、海底のような世界にずっと浸っていたい、と感じた自分はもちろんはまった方です。
佐藤さんが出演されていなくても、好きな作品になっていたと思います。

この2本は甲乙つけがたいのですが、ここは贔屓で「Q10」の方が好き、ということで。

一番純粋に楽しめたのは「小田霧響子の嘘」です。
目新しさは何もなく、チープなテイストでしたが、それを確信犯的に踏まえた上で話をしっかり丁寧に紡いでいたので、安心してほのぼのと観ることができました。
制作スタッフ、キャストのみなさんが、自分たちが作るドラマに最後まで責任をきっちり取った作品だったと思います。

そういう意味で「黄金の豚」は真逆。おいおい、どこへ行くんだ、と突っ込みまくりのドラマのでした。リタイアしなかったのは突っ込むのが楽しかったからかも。(笑)
今期、「キャストの皆さんがお気の毒に思えたドラマ」ナンバーワンです。(大汗)

「獣医ドリトル」は序盤でバタバタしすぎたように思いました。
逆に「フリーター、家を買う。」は途中から失速したように感じました。それでもドラマがリアル感を失わなかったのは、二宮さんを初めとするキャストのみなさんと映像の賜物でしょう。

「医龍」は新参者にて、ちょっと遠目から見ていたかな。あまり入り込めないまま終わってしまいました。
「龍馬伝」については最終回の時に書いたので、改めて書きません。

○印象に残った女優さん
戸田恵梨香さんと石原さとみさんで非常に迷いました。
どちらも新境地を開拓されたと思います。
今回は「坂の上の雲」でまた違う面を見せてくれた石原さとみさん、ということで。

○印象に残った男優さん
無事大役を果たされた福山雅治さん、コミカルな演技はテッパンだな、と感じた谷原章介さんや「Q10」からは池松荘亮さん、細田よしひこさん、あ、佐藤健さんも。
でも今回は加瀬亮さんか二宮和也さんかな・・・と、今頃気がついたのですが、このお二人、「硫黄島からの手紙」で共演されているんですね。加瀬さんを観たのはこの映画が初めてだったと思います。
さて、こちらも迷ったのですが。
「アウトレイジ」などの映画を観ていないため、アグレシッブな面を観たのは初めてだった加瀬亮さん、ということで。

以上、あくまで、好みです。お許しくださいませ。

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さよなら、アルマ~赤紙をもらった犬~

公式サイト

原作:水野宗徳「さよなら、アルマ」

演出:一木正恵/脚本:藤井清美/制作:内藤愼介
出演:勝地涼/仲里依紗/玉山鉄二/草笛光子/石原良純/東てるみ/中村獅童/萬田久子/小栗旬/斎藤工/小泉孝太郎/池内博之/やべきょうすけ/西内まりや/加藤清史郎/松本春姫/大滝秀治 他

昭和17年。動物好きの学生・太一はアルマという名のシェパードを預かることになる。飼い主の健太と千津という子どもたちを引率していた教師・史子に一目惚れしたからだ。そして、アルマの優秀さの虜になり、アルマを軍犬として育てあげる。

そして、アルマに軍から招集がかかる。涙を流して別れを拒む子どもたち。太一は自らの判断を悔やみ悩む。アルマが戦地に行ってから1か月後、太一は、軍犬の訓練士としてアルマのいる満州へ渡る決意をする。そこで待っていたものは、太一の想像を超えた現実だった…。
(公式サイトより)

放送されてから時間がたっているので、ざっくりと感想をメモっておきます。

内容については何の知識もなかったのですが、タイトルから大体想像でき、辛いお話なんだろうなぁ、と少し躊躇しました。しかし主演が勝地さんということで、遅れて視聴。

特別出演、もしくは友情出演的ではありますが、キャストが豪華だったのに驚きました。
NHKでは結構宣伝していたようですが、民放のように騒がしく(失礼)ないので、全然気がつかなかったです。
また、同じ内容を民放で制作したら、もっとキャスティングを利用した枝葉の描写が多くなって、テーマが薄れてしまったと思います。それだけ、話を広げれる原作だったと思うので。

しかし、本作品は大作ではありませんが、思い切りのいい簡潔な脚本、丁寧な演出と編集、そして美術を含めてお金の掛け方が、さすがだと思いました。

あくまで主人公、太一とアルマの関係に絞りつつ、彼らに関わる背景や人々を整理して、それぞれの悲劇を最小限で最大限に描いていた、と思います。
特に史子と太一、有川のエピソードは、いくらでも膨らませたと思うのですけれども、そういった欲を封じ込めて、すべてアルマに帰結させているので、お話がストレートに伝わってきました。
太一の指図に全精力を傾けて忠実であろうとするアルマの姿に、次第に心を開いていく兵士たちの表情にも嘘がなく、緊迫感が途切れることがありませんでした。
彼らの悲劇の描き方が涙を強要するウェットな演出ではなかったために、余計に戦争の恐ろしさを感じたように思います。
今まで、隣にいた、今まで会話をしていた仲間たちが、一瞬でまるでモノのように殺されていく恐怖。その死に囚われていると自分の命が危ない、という恐怖。
今まで銃を持っていなかった太一が、仲間を、自分を守るために銃を構える姿にも、戦争という巨大な惨劇にまきこまれた人々の悲劇を感じました。

そして。
アルマの演技が素晴らしいし、素晴らしく撮っていました。
シェパードって大きいし恐い、というイメージだったのですが、人の言葉を聞く時に耳を立てたり、くるんとする仕草が可愛い、と思ってしまった。

大八車に乗せられたアルマの表情が心に残りました。

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2010年12月27日 (月)

M1グランプリ2010

寸評です。
お笑いに対する専門的な知識はないので、リアルテイムで笑えたかどうか、で書いてみました。好みも入っています。そのあたりはご容赦くださいませ。

以下、出演順に。

1.カナリア
1番はきつかったでしょうね。
何も始まらないうちに終わってしまったような気がします。
普段はもっと面白いんだと思います。間もテンポも・・・ひきつった顔がつらかった。

2.ジャルジャル
ネタは面白かったと思います。
でも、全てが単調。最初から最後までリズムが同じなので、引っかかる所がないように感じました。
特に短縮ワードのやり取りは、緩急のつけ方でもっとクレイジーになれたと思うのですが。

3.スリムクラブ
近年、特にブラックマヨネーズやアンタッチャブルがM1で優勝以降、すごく早いテンポの漫才が主流になっていたのですが、その傾向への意識的なアンチ・テーゼ・・・と見るべきなのか、単にテクニックがないのか。普段のステージを見ていないので、何とも判断がつきかねる、という審査員の悩みがよくわかります。
ともかく、あのステージであれだけタメれるなんて。せっかちな関西在住民から見ると、すごい精神力だと思いました。
指のネタなど、面白かったです。

4.銀シャリ
個性が全国的にうけるかどうかは別にして、テクニックはあるコンビ。しかし前のコンビが場を「荒らした」ためもあるでしょう、完全にステージ負けしてました。ちょっと気の毒でした。
テクニックがあるだけに、一旦噛み合わなくなるとそれを技術で取り戻そうとし、ますます空回りしてしまったように見えました。

5.ナイツ
彼らの言うとおり、スリムクラブとの間に銀シャリがあって良かったです。
リヴァースしていくオチ。よく練られたネタと落ち着きはさすが。でも、もっと長いステージ向きだったのでは。

6.笑い飯
「去年に味をしめて」サンタウロス。
彼らの世界は表現されていたと思いました。面白かったです。

7.ハライチ
このスタイルを貫くのはりっぱ。でも、ここも噛み合ってなかったなぁ。つっこみの間と表情が微妙にずれていて、ぼけが空回りしているように見えてしまった。そういうスタイルなんですけれどもね。難しいです。もどかしい気持ちになりました。

8.ピース
ピースらしさは出ていたかと。
ネタがよく練られていて面白く、ほのぼのと楽しめました。

9.バンクブーブー(敗者決勝戦勝ちぬけ)
同じネタを敗者決勝戦でやってられましたが、やはりうまい。テンションの持って行き方など、M1のステージがどんなものか、熟知しているな、と思いました。

<決勝>

■スリムクラブ
葬式ネタはよくありますが、独特の空気感。面白かったです。

■笑い飯
最後まで自分たちのスタイルを崩しませんでした。

■バンクブーブー
2本続けては・・・ですね。面白かったのですが。難しいものですね。

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これで「M1」というタイトルのコンテストは終了しました。
終わってよかったかな、とも思いました。

若手が「自分たちの漫才のスタイル」ではなく、「M1で勝つスタイル」を研究するようになってきたように思えてきたからです。
例えば、第一声からつかみにかかり、短時間でエンジンを高回転させていき、ラスト近くで別次元に突入する、といったスタイルなど。
この方法論だけが先行してしまっているような気がしたので。

さて、今回のM1。
例年通り、大舞台で自分たちの力を出し切れなかったコンビが多かったように思います。
その中で、「ナイツ」「ピース」「バンクブーブー」そして「笑い飯」はある程度普段通りだったし、普段通りだったことが逆に物足らなかったかもしれません・・・ええ、物足らなかったんです。

一番面白かったのは「スリムクラブ」でした。彼らにどれだけの地力があるかどうかは知りません。でも、面白かったのは確かです。
彼らが優勝しても良かったかもしれません。

ただ、振り返るに。
2002年、「笑い飯」が登場した時も衝撃的でした。しかし今回の「スリムクラブ」と同じようにあまりに異端だったので、一種「飛び道具」的に見られ、優勝はできませんでした。「笑い飯」のキャリアがあまりにも浅かった、という理由もあったでしょうが。
だから、「スリムクラブ」が優勝できなかったのはある意味納得、ではあるのです。

「笑い飯」については。
9年間M1の決勝に残ったのは素晴らしいことですが、逆に言うと優勝できなかった、ということでもあります。
そして今回、過去を上回るネタだったか、というと、そうは思えなかったのです。
確かに過去優勝できなかった原因の一つであるネタ選び、今回は揃えてきました。しかし視聴者というのは貪欲なもので、プラスαが見たいのです、ごめんなさい。(汗)

色々と書きましたが、あの西田さんが少し涙ぐんでいるを見て、感慨深かったです。
ずっと2002年の「衝撃のデビュー」「連続決勝出場」というタイトルを背負っていたのは辛かっただろうなぁ。
「衝撃のデビュー」をしたものの、コンビとしては伸び悩んで知る人たち、もしくは活動していない人たちが多い中、スタイルを貫いて踏みとどまったのは、すごいことだと思います。

本当におめでとうございました。
そして、出場された他のコンビの皆さんの今後の活躍を見たいと思います。

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2010年12月25日 (土)

坂の上の雲 2-#04「広瀬、死す」

公式サイト

ざっくり感想です。

ついに戦が始まりました。

当時は宣戦布告をしなくても良かったのですね・・・
ニコライ二世の譲歩案を握りつぶしたアレクセーエフ。
自分の利益のためなのか、戦が始まっても負けるわけがないと思っていたのか。
相手は、常識的に考えれば国土も人口も資源もお話にならないほどちっぽけな国だからなー。

律は思わず季子の元に駆けつけます。
凛々しくあろうとする季子が本当は心細く思っていることを照明で表していました。
この律と季子のエピソードも原作にはありません。が、しみじみしていて心に残りました。

ロシア海軍が広瀬の遺体を葬るエピソードも原作にはありません。どうやら最近の調査で明らかになったらしいです。←興味がある方は検索してみてください。

原作では

「その時、広瀬が消えた。巨砲の砲弾が飛びぬけたとき、広瀬ごともって行ってしまったらしい。」

で、終わっています。

広瀬少佐(死後中佐)が部下の杉野上等兵曹を探す逸話は、美談として大衆に広く受け入れられました。軍のPRももちろんあったでしょうが、こんな理想的な士官がいて欲しい、という一般の人々の願望もあったように思います。

・・・海軍の生活がどんなものだったか。特に兵(志願兵及び徴兵)にとっては。

どんなに海軍を愛する人の回想録でも、必ず「海軍精神棒、あるいは海軍精神注入棒、略してバッター」(「日本海軍がよくわかる辞典」著:太平洋戦争研究会/PHP文庫より)で毎晩のように行われる伝統的制裁のことが書かれています。

「スマートであるべき士官そのものが海兵学校時代に先輩から殴られ、後輩を殴ってきていたから、兵にたいする制裁をやめさせなければという発想がなかった。兵にも、理不尽な暴力に命がけで抵抗するという気概はなかった。~中略~日本社会が持っていた構造的な暗部でもあった。」(同書より)

砲撃シーン、迫力がありました。お金かけているなぁ。

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これで2部が終わりました。

子規の最期、真之と律、そして季子のエピソードなど、ドラマとして予想以上に丁寧に面白く作ってあったと思います。
しかし今回のアリアズナの話は少し引っ張りすぎたような気がしました。
広瀬とアリアズナのラブストーリーで始めたので、それで〆たかったのはわかるのだけれども。

で、広瀬少佐の最期の描写を確認しようと久しぶりに原作を手にとってみて、なんと、まだ半分もいっていないことに気がつきました。
なお広瀬少佐の最期は3ページ弱で終わっています。

原作はここからが長い。日露だけでなくポーランド、ユダヤなど実に多くの人が登場するしなぁ。
バルチック艦隊の大遠征のエピソードが大幅にカットされることは間違いないでしょう。この部分がかなり多いから。好きな話なんですけれども、仕方がないですね。ここに重点を置くと秋山兄弟が主役じゃなくなるし。

何はともあれ、また1年、おあずけです。
第3部、楽しみにしています。

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2010年12月24日 (金)

目線

フジTV公式サイト内の番組案内ページ

原作:天野節/演出:林徹/脚本:ひかわかよ/プロデュース:保原賢一郎
出演:仲間由紀恵/山本耕史/小日向文世/宇梶剛士/奥貫薫/田中幸太朗/上原美佐/国分佐智子/西尾まり/伊阪達也/団時朗/火野正平/きたろう

原作未読です。

「金曜プレステージ特別企画」としてフジ系で12月17日に放映されたミステリードラマです。
演出はテレビの「大奥シリーズ」を手がけた方だそうです。

すごく簡単に感想。

オープニングで流れたキャスト名が3人だけ。そのうち1人は刑事。
もう、この時点で犯人は絞られたようなものです。
なので、犯人を推理するのではなく、動機を推理するミステリードラマだな、と。
ま、山本さんの名前が仲間さん、小日向さんと並んでトップに名前がでるのは嬉しくはありました。←そこかい(苦笑)

突っ込みどころ満載のミステリーでしたが、旧細川家屋敷で撮影された映像は見応えがありました。

山本さん演じる男性は、英国だとジェームス・マカヴォイがやりそうな役。
キャスティングした方も多少は意識したのではないでしょうか。
受身スタンスの上手さも堪能できましたし。
山本さんのストレートな役での現代劇、満足でございました。

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お正月の大型時代劇は自分の地域では視聴不可なんです。(泣)

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2010年12月23日 (木)

名探偵ポワロ「第三の女」

2008年 英米制作

BS2にて視聴。

原作:アガサ・クリスティー「第三の女」

以下、ネタバレなし、感想のみ短く。

原作は1966年に発表されました。

最晩年の作品です。この作品も原作を忘れていたので、違いを気にすることなく、楽しめました。
「マギンティ夫人は死んだ」に引き続き、原作通りオリヴァー夫人が登場し、作家という立場を生かしたいい助手っぷりを見せてくれます。

「人を殺してしまったかもしれない」という若い女性の告白で始まるこの事件。

原題は「Third Girl」です。
「第三の女」って直訳ですね。日本語だと「当事者以外で事件に深く関わる人物」といったニュアンスがあり、「意外な人物」を指しすこともあるのですが、英題だと、直接の意味は、ちょっと違うかも。日本語から受ける印象を含んでいたとしても。

欧米ではよくみかけるルームシェア。
部屋の借主(名義を持っている人かな)がファースト、シェアする人物が増えるとセカンド、サード・・・とナンバリングする、そういう意味での「三番目の女性」ということらしいです。こういう呼び方が今も使われているかどうかはわかりませんが、少なくともこの小説が書かれた当時(1966年)は通用したのでしょう。
ドラマの舞台は例によって1930年代なので、ルームシェア、という言葉が若干馴染めない感じはしますが、友人同士が同居するパターンは古くからあるので違和感はありませんでした。

ロンドンロケはいつもの通り素晴らしいし、テンポがありました。
はっきり言って原作は、クリスティー作品の中ではですが、平凡な作品、という印象だったのですが、適度に通俗的な部分がドラマ化向きなのでしょう、ドンデン返しも効いていており、クリスティーらしい甘さもあって、面白かったです。

ラストであのポワロがね・・・。パートナーがオリヴァー夫人だからこそ、なのでしょう。
この二人のコンビをもっと見てみたいです。

ただ、ヒロインには魅力を感じませんでした。(汗)
英国では美人なのかな?

ミス・マープルシーズン3「無実はさいなむ」
ミス・マープルシーズン3「バートラム・ホテルにて」
ミス・マープルシーズン3「ゼロ時間へ」
ミス・マープルシーズン3 「復讐の女神」
名探偵ポワロ「マギンティ夫人は死んだ」
名探偵ポワロ「鳩の中の猫」
名探偵ポワロ「鳩の中の猫」

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2010年12月22日 (水)

フリーター、家を買う。 最終回

公式サイト

原作:有川浩「フリーター、家を買う。」

原作未読です。

母のこと、100万円のこと、面接をうけれなかったこと。
大悦土木の皆から慰められる誠治。
社長は誠治に事務と営業担当の社員になってくれないか、と声をかけます。
社員たちも、現場の仕事をわかっている誠治がなってくれたら、と期待します。

家に帰ると、息子を連れて家出してきた姉、亜矢子がいました。
しばらくいさせて、と言う亜矢子に怒る父。
もめそうになると、母に心配掛けないように誠治の部屋に集まるのね。誠治の部屋が小汚いのが可笑しいです。
そこへ面接を受けれなかった大手医療機器メーカーから会いたい、との電話がありました。

面接に行くと、受けれなかった理由を聞かれ、鬱病の母の調子が良くなかったため、と答える誠治。小木さんはここだけのご出演。
その場で採用が決まったようです。
嬉しそうな父。
しかし、誠治は大悦土木と迷っている、と。
大手医療機器メーカーと小さな土木会社では、迷うべくもないだろうと言う父に反発する誠治。
大悦土木を蔑むような発言をした父に、お父さんのことを尊敬したいのに、失望させないでくれ、と。
そのやりとりを聞いていた亜矢子は、誠治がたくましくなったこと、そして自分が家庭内の問題から逃げていることに気がつきます。

医療機器会社に受かったことを聞いた大悦社長は喜んでくれますが。
まだ迷う誠治に、真奈美は、本当はもう決めているんじゃないの、と。

社長に、何故自分を社員に採用しようと思ったかを尋ねます。同情なのか、と。
社長は、信頼できる人間、自分のパートナーになってくれる人物として誠治を見てくれていました。
僕はとっくにスタートを切っていたんだ。大悦土木に働き出してから。(概略)
気づいた誠治は大悦土木を選びました。
夫と同じ経理の仕事をやる、と聞いて喜ぶ寿美子。

で、亜矢子一家のことや熱々の哲平とあかりなど、色々ありまして。
誠一は大悦社長に嫉妬していたんですね。自分も家では馬鹿にされている、という社長に、息子を頼みます、と頭を下げる誠一。

「二世代住宅ローン」を組んで家を買うことに決定。引越しもとんとんと進んでいきます。←そんなに簡単に、キメウチで家って買わないよな~と思わず突っ込み(苦笑)。家探しの描写をすっ飛ばしただけかもしれませんが。でもタイトルが「家を買う」だから、ここはもう少し丁寧に描いても良かったのでは。

誠治は、本社に戻った後和歌山で2年間研修に行く真奈美を、引越し当日、作業を抜け出して、見送りにいきます。←引越しのダンドリについていけなくてうろうろしている母もいるのにさっ。(汗)
「不倫するなよ」って、この親子、一言多いところがよく似てます。(苦笑)
思わずむっとする真奈美に、あわててフォロー。「みかん送ってくれよ」
「送らない、食べに来て。」

父はこれからも尊敬できないかもしれないけれど。母の病気が完治するかどうかはわからないけれども。でも、僕らは幸せだ。(概略)

ラストは相変わらずの誠一、誠治親子のやりとりでした。
引越し作業中の竹中さんの確信犯的な小芝居が可笑しかったです。

西本さんは・・・もう、いいでしょう。
霊感商法はそのまんまなのね。100万円払ったことを誰も突っ込まないのがかえって不自然でした。父も黙認って・・・
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母の鬱病発症から始まって、引越しするまで。
まるっと何とか納めてくれました。
でも、これでいいのか?とも。(滝汗)

まず、あんなに簡単に引越しできるなら、もっと早くにできたんじゃないのか、と突っ込んでしまいました。
引越しを決意するまでの一家の軌跡を描いた、ということなのでしょうが、それにしては父の愛人騒動、霊感商法、西本さんの扱いなど、原作はどうなっているか知りませんが、ドラマとしてはチョイスするエピソードが違っていたような気がします。

誠治の成長物語、と言う点は貫かれたように見えました。
二宮さんの存在は大きかったです。
不器用で、言わなければならないことは言えず、言わなくてもいいことを言ってしまう頑固な親父を演じられた竹中さんもすごく印象的でした。
大悦土木の皆さん、そしてハローワークの北山さんもいい感じでしたし。

キャストの皆さんの力と映像のトーンは終始安定していたと思います。
なので、「良作」の雰囲気は出ていたと。
でも、風呂敷を広げすぎて、結局ご都合主義な展開になってしまったように感じたのは否めません。
特に「誠一」は脚本の帳尻あわせのワリを食ったように思いました。
そして西本さんとの綺麗すぎる別れでしょうか。西本さんのエピソードは、綺麗にまとめようとすればするほど安っぽく見えるというか、竜頭蛇尾のように感じました。

色々突っ込みを書きましたが、毎週、一喜一憂して観ていたのは確かです。
後、もう少しで本当の良作になったのでは、と思います。惜しい。

・・・家を買ったのは結局「フリーター」じゃなかったのね。

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2010年12月21日 (火)

GODSPELL:舞台

ロックミュージカル『GODSPELL ゴッドスペル』

俳優・山本耕史が初めて演出を手掛ける、注目の舞台です。
新約聖書マタイ伝の数々の寓話をベースに構成したロックミュージカルで、山本自ら主人公“ジーザス”を演じ、エネルギーあふれる舞台を繰り広げます。(世田谷パブリックシアター公式サイトより)

作詞・作曲:スティーブン・シュワーツ/脚本:ジョン・マイケル・テべラク
翻訳・上演台本・訳詞:Team YAMAMOTO
演出:山本耕史/音楽監督:前嶋康明
出演:山本耕史、内田朝陽、原田夏希、福田転球、明星真由美、中山眞美、上口耕平、
桜井美紀、MY A FLOW(Song Riders)、松之木天辺、飛鳥井みや、長谷川富也
ミュージシャン:前嶋康明(Keyboard)、鎌田裕美子(Keyboard)、中村康彦(guitars)、渡辺大(bass)、加藤直史(drums)

@シアタートラム

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簡単にメモ。

少し前に観覧してきました。
東京公演しかないので、行きはプラットこだま、帰りはその日の内の夜行バス、というとんぼ返りでいってきました。

1971年5月に初演されたオフ・ブロードウェイ・ミュージカルです。
山本さんは2001年に初演、今回は初演出を兼ねた再演。

同時期に作られた「ジーザス・クライスト・スパースター」はノーマン・ジュイソンが監督した映画を観たことがあります。
この「GODSPELL」も映画化されましたが、観ていません。映画としての評価は、少なくとも日本では 「ジーザス・クライスト・スパースター」の方が高かったようです。
同じくイエス・キリストを題材にしてますが、当時の日本で受けなかったわけが今回の舞台を観てわかりました。

「ジーザス・クライスト・スーパースター」はイエス・キリストの生涯をシリアスに描いているので、キリスト教のことがわからなくても、イレギュラーな歴史モノ、あるいは人間悲劇として見ることが出来ました。ピラト提督って?と、観た後で調べたりしたものです。
対して舞台を現代をNYに移した「GODSPELL」は聖書そのものを読んでいないと理解しにくい内容で、例え読んでいたとしても、イエス及びキリスト教に対する複雑な思いを肌で感じれない人には単なる悪ふざけ、もしくはヒッピー文化の落とし子としか思えなかったかもしれない。

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そんな作品ですので、最初のうちは、深いところは信者でないとわからないだろうなー、とちょっと身構えて観ていましたが、BLUESだってR&Bだって結局は同じ、これらのジャンルが生まれた背景を理解しなくてもエンターテイメントとして楽しんでいるじゃないか、と考えを切り替えてからは、気楽に楽しめることができました。

ゴスペルやR&B、そしてジミー・ウェッブもしくはバカラック風のPOPSが好きなので、音楽的にもすっと入っていけました。

若手の方が多かったので、オフ・ブロードウェイっぽいエネルギーを感じる舞台でした。
それから転球さんが可笑しくって。(爆)
ちょっと頑張りすぎだったりする雰囲気を、終始和ませてくれていました。さすがです。

山本さんについては、ほとんどアスリートを観るような気持ち・・・いえ、こちらが心配することのない堂々たる主役なのですけれどもね、ついつい冷や冷やしたり応援したり(苦笑)で、純粋にアクターとして観る余裕がなかった、というか。←いつものことですが。

登場の際に発するオーラを確認できただけで、充分です。(汗)

自分が観たのは2010年12月05日~26日の公演中、比較的最初の方。
アドリブっぽい動きの多いミュージカルだったので、あれからどう練れていったか、楽日近くにもう一度見たかったなぁ。
幕間のコールアンドレスポンスももっと進化していただろうし。
時間も懐も余裕がないので、1回しか観れなかったのが残念です。

来年あたり、地方公演してくれないかな。

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