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2010年12月 4日 (土)

2010年10、11月の読書

2010年10月分とまとめて書きます。

この10月にロンドンへ行って(ただ今途切れ途切れに旅行記を書いてます;;)、ペラペラ喋れなくてもいいから、ヒヤリングだけでもなんとかしなければいけないことを痛感。11月から週に1回、英会話教室に通いだしました。教室といっても、先生とたわいのない会話をするだけなんですが・・・実は英会話教室は3回目のチャレンジ。いつも途中で挫折していました。

その苦い経験から、レッスン時間だけでは絶対に身につかないことをようやく自覚したので、今回は普段から英語を意識して聞こうと、CD付の英会話本を購入、毎夜、寝る前にCDに合わせて発声しています・・・これが、よく眠れるんですよ、実に。いつも途中で意識がなくなってしまうんです。(汗)

後は英語のドラマを見るとか・・・外国語が身につく年齢はとっくに過ぎているのですが。これが最後のチャレンジになるかもしれないので、頑張ってみようと思っています。

そういうわけで、寝る前の読書タイムが大幅減。その上、新しく本を購入する余裕もなく、この2ヶ月はわずかにクリスティーの本を年代順に読んだくらいでした。

※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

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○<新読>

皇族と帝国陸海軍  著:浅見雅男 (文春新書)

○<再読>

アガサ 愛の失踪事件  著:キャサリン タイナン/訳:夏樹静子 (文春文庫・絶版)
邪悪の家  著:アガサ・クリスティー/訳:田村隆一 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
晩餐会の13人 著:アガサ・クリスティー/訳:厚木淳 (創元推理文庫・絶版)
三幕の殺人 著:アガサ・クリスティー/訳:赤冬子 (角川文庫・絶版)
謎のクィン氏 著:アガサ・クリスティー/訳:嵯峨静江 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

「皇族と帝国陸海軍」


明治以後、大元帥として陸海軍を統べる天皇のもと、男子皇族はこぞって軍人となった。だが、軍は徹底した能力社会。はたして、彼らはどんな歩みを辿ったのか?その姿を克明に記す画期的大作。出世は・軍功は?そして戦争責任は?明治から敗戦まで、天皇を支えた全48人の栄光と失意。 (amazonより)

所謂「ノーブレス・オブリージュ」(「特権は責務が伴う」もしくは「貴族の義務」)という概念のなかったお公家さんたちが、明治になってから押し付けられた運命がわかりやすく簡略に書かれてあります。
軍人に向いていない人、なりたくなかった人も当然いたわけで。
もし、軍人に向いていない人が、皇族というだけで軍部のトップに祭り上げられたらどうなるか。平和な時代にはお飾りで済んでいた人事が、日本が国際社会で追い詰められていくにつれ、周囲の思惑で変形していく過程が恐ろしいです。

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「アガサ 愛の失踪事件 」


映画を観たので、再読しました。映画の感想のところに書いたとおり、原作者がシナリオを書いているので、大筋は映画の通りです。
夏樹さんの訳は、正直言って、主語が抜けている部分が多くて、ちょっとわかりづらかったです。主語をぼかしてミス・リードする方法もありますが、そういうのとはちょっと違うと思いました。原作がそうなのかな?・・・英語も読めないのに、えらそうに書いてすみません。(汗)

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「邪悪の家」 (1932)

ヘイスティングスがアルゼンチンより里帰り。久しぶりに登場します。登場人物たちに魅力を感じないのと、動機に切迫感を感じないため、それほど好きな作品ではありません。しかし、ここ一番のトリックはさすが。

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「晩餐会の13人」 (1933)

自分の持っている創元推理文庫版は絶版になりましたが、ハヤカワ文庫―クリスティー文庫より「エッジウェア卿の死」というタイトルで発行されています。
ロンドンの地図と格闘したおかげで、舞台となったストリートの雰囲気や各現場間の距離感がわかるようなったので、ストーリーはわかっていても気分も新たに読めました。
個性的な犯人が印象的。動機はともかく、トリックありきの犯人ではなく、この犯人ならこうするだろう、という必然性と説得力を感じます。

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「三幕の悲劇」 (1935)

これも自分が持っている角川文庫版は絶版になりましたが、ハヤカワ文庫―クリスティー文庫より発行されています。
「エッジウェア卿の死」から本作の間には「オリエント急行の殺人」と「なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか?」という長編があるのですが、「オリエント急行の殺人」は、1年前、映画を観た後に読んだばかりなので飛ばしました。「なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか?」は苦手なスパイ冒険物なので(汗)、読みませんでした。
本作品を初めて読んだ時、犯人、動機、トリック、オチにいたるまでの全てに驚きました。本格派としての気品が感じられる作品。
短編のみの探偵、「ハーリ・クイン(Harley Quin)」シリーズの主役の1人、サタースウェイト氏が、アルゼンチンに帰ってしまった(と、思われる)ヘイスティングスの代わりに活躍します。

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「謎のクィン氏」 (1930)

ということで、作品群的には遡って、クィン氏の短編集を読み返しました。全12話。

ハーリ・クインとはイギリスのパントマイムの道化師のこと。英国人なら誰でも知ってる人物名なんだそうです。このシリーズにおけるクィンは姿かたちも曖昧模糊とした本当に「謎」の人物で、実際に事件を解決するのは「62歳のちょっとしなびた猫背の男」、好奇心旺盛な「俗物」」ではあるけれども芸術の熱烈なる信望者、サタースウェイト氏です。恐らく有閑階級、つまり働かなくてもいい身分の人。

彼がクィン氏にインスパイアされて事件に関わっていくのですが、ポワロやマープルシリーズのような正統派の推理話というよりは、英国伝統の怪談話や情話のテイストが色濃く漂う特異な短編集です。

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