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2010年10月24日 (日)

Q10 第2回

公式サイト

俺をこの世にひきとめるもの。

俺たちはキラキラしたものを掴むのに必死で、そいつを一瞬でも捕まえることができたら、また、どうでもいい教室に戻っていけるのかな。

"オタク中尾"のQ10へのストーカー行為を辞めさせるように、担任の小川先生に頼まれた平太。
秀才の河合への思いを「気の迷い」とごまかす影山。

手術を控える久保に中尾が書いた文を伝える平太。

「きらきらした思い、そりゃ恋だ。
俺もやっときゃよかったかなー、相手は誰でもいいんだけど。デートっていうか」

そういう小説があるんだ。
生涯にたった一度のデート。
それが夜の散歩。

レイ・ブラッドベリの「夜の散歩」・・・おそらく「生涯に一度の夜」という邦題で訳されている短編だと思います。
作品を読んだことはなくても、このタイトルだけで久保の思いが何となく伝わるかと。
でも、ピンとこない平太。
「ありえない。俺は普通がいい。」

「やっときゃ良かったなー。夜の散歩。そしたら手術失敗しても、まぁいいかと思えるし。」
「その程度なのか。」
「この世に引き止めるものなんて、その程度なんだよ。」

「大丈夫、できるよ、夜の散歩。」

「夜の散歩」という言葉に込められた久保の心の底からわきあがるような想いは、平太には理解できない。だってレイ・ブラッドベリという作家の持つ求心性を知らないから・・・久保もオタクなんですね。
また、平太は久保の、死を意識した想いと向かい合うことを、無意識に避けているのかもしれません。
しかし「普通の高校生」として、彼の言葉に響くものを感じたようです。
中尾を排除することなく、彼の行動を観察し、真意を探ろうとします。

一方、カツラを変えた山本に驚くクラスメイトたち。
山本の落としたピックを拾ったQ10。これは鱗だと言うQ10。
だから山本は人魚姫。
そんなのは作り話だ、山本は人間。と否定する平太。
小川家でどんな本を読んでいるんだろう。(笑)

「危険だけど、はまっちゃったのよねー、人間の男に。」
Q10から人魚姫の話を聞いた、柳教授。
「でもそいうことでもないとやっていけないんじゃないかな。そういうことがあるから、明日も生きていこうと思えるんじゃないかな。」
柳教授の横に何故か藤丘が。(爆)

Q10は「はまる」ことを研究し始めます。
校長先生は、仕事にはまっている。
平太は・・・中尾の後をつける平太を見て、平太が中尾君にはまっている、と判断します。
「先に帰ってて」
「ぱふ」

中尾がQ10をつけ回すのは、Q10が彼の"恋している"コミックの主人公、ルナにそっくりだからだ、ということがわかった平太は、ストーカー行為を辞めさすために、Q10が自分の彼女だと嘘をつきます。素直に受け入れる中尾。
「もともとQ10さんが好きだったわけじゃないですから」
と、コミックを見せる、つまりカミングアウトします。
「あー、そういうことか」
一瞬考え込む平太。

「もしさ、デートとかできたら生涯に一度の思い出になったりするのかな。」
ぱっと表情が輝く中尾。
「いや、デートといっても散歩するくらいだけど・・・」
「も、もし、ルナちゃんと散歩できるんだったら、三千万払ってもいいです。」
「三千万、持ってるの?」
「高校生が持っているわけないじゃないですか。だから、ローンですよ。サラリーマンになってから、コツコツコツコツ返していくんです。」
「お前、すげぇな。」

散歩するだけで、本気で三千万払おうとする中尾の「はまり度」に驚く平太。
中尾君、鼻血、鼻血。(爆)

漫画を買わずに覗き見する平太。全く興味がないのが良くわかるシーンでした。

その髪型は・・・まさか似てると言われているアイドルのパロをするとは。(爆)

このイメチェンが河合の「アイドルオタク魂」に火をつけ、結果的に今まで接点のなかった影山との距離を縮めるきっかけとなります。
「影山君て見かけによらず、健気だね。」
男子が男性アイドルに詳しいわけないだろうに。オタク魂全開です。(笑)
しかし、河合にはまっている影山は話を合わせます。それどころか、ちゃんと雑誌まで買ってリサーチしているし。本当に健気だなぁ。(爆)

お見合いなんでしょうか、デートの相手に「電柱オタク」であることがバレでふられる小川先生。

Q10は平太から中尾とデートしてくれ、と頼まれ、承諾。何故なら、平太が中尾君にはまっているから。
平太は中尾君が好き。中尾君を喜ばせたいと思っているから。その想いに応えたいから。

ルナの衣装で中尾とデートするQ10。二人のデートの様子を写真に撮る平太。
隣にいつの間にかよそ行き姿の柳教授が。
お見合いですか、いい人いましたか、と、挨拶程度に尋ねる平太に、
「恋は革命ですよ。自分の中の常識が全部ひっくり返っちゃうようなもんなの。お見合いの人とか、良さそうな人とかじゃ、永遠にひっくり返らないでしょう。つまり、そんな程度の奴じゃひっくり返らないでしょう。」
と、本気で語ります。恋愛オタク?
「はぁ~。」
と、ここでもピンとこない様子の平太。知らない世界だから。
「もし、恋に落ちて常識がひっくり返ってしまって・・・その後、どうなってしまうんでしょう」
「違う自分がいる。それが恋だよ。」

山本がイメチェンした動機は人魚姫そのままでした。
「ここは生きていける場所ですか」
助けてくれたQ10から問われた山本は、好きになった男性とは生きている場所、というか感性が違うこと、このままでは自分が"死んでしまう"ことに逃げずに向き合い、けして綺麗ではないだろう、夜の海に飛び込みます。

あぶない・・・と一瞬思いました。(汗)
見捨てて逃げる男。だめだ、こりゃ・・・

夜のデートをするQ10と中尾。
「中尾君は明日も生きていこうと思いますか」
「思います、多分、明日も明々後日も、その次の日もずっとそう思います。約束する。」

デートから戻った中尾に、デートの写真を焼いて後で渡すと、平太。
「ありがとう、一生の宝物にする。」
「本当にこれで気が済んだのかな。」
「十分だよ。しょうもないサラリーマンのおっさんになっても、これさえあれば、俺、生きていけると思うし。」
「本当にそれでいいのか。」
「だって仕方がないじゃん、好きになった人が二次元の人だったんだからさ。」

中尾の切ない思いに、ちょっとじんわりきました。

帰り道、バッテリー切れ(?)で眠り込むQ10に語りかける平太。
「俺があいつを喜ばせたかったのは、あいつが俺よりえらいと思ったからだ。」

堂々と人間じゃないものを好きだ、と言えるあいつがさ

「俺はたぶん、あいつより臆病だ。俺だったらそんなこと人に言えないし、そんなもの好きだって自分で認めるのも怖いと思う。」

その時、Q10が涙を流した?

「何だ、雨か。」

Q10を送り届けた後、小川先生の部屋に張ってある電柱写真コレクションを見た平太。
なんだよ、笑っているのか、と小川先生。
「いや、ちょっと感動しちゃって。俺は鉄塔が好きなんです。笑われると思うから誰にも言えないけど。」

いいのかな、そんなものが好きでも。

初めて人の好きなものに感動した平太のカミングアウトです。

「何言ってんだよ、良いに決まっているだろう。人間、何を好きになってもいいんだ。」

俺をこの世に引き止めるもの。
そっか、俺、恋してるのか。

後、父の橋袋に、初めて姿を現した引き篭もりの富士野など、ぎっしり詰まった内容でした。
セリフまで拾うつもりはなかったのに。意味がある言葉ばかりなような気がして。あーしんど。(汗)
次回からはもっと簡単にしようっと。

すべて受身だった平太が好きなものを、恋をしていると認識するまで。
登場人物それぞれの「はまっているもの」、そしてレイ・ブラッドベリを持ってくる木皿さんのオタク度が濃密だけど、湿気なく絡まった、らしいお話でした。

平太のシーンは長回しで、小川先生のシーンはスパッとテンポ良く切るなど、緩急をつけて、伝えたいことをぎっちり詰め込んだ感じ。
例えワンカットであっても、ストーリーの流れの中で主なキャラがまんべんなく生かされていたのではないでしょうか。

あえて言うなら、Q10より、クラスメイトたちの存在感が強かったように感じた点かな。アンドロイドらしさは出てはいましたが。平太に意識が目覚めた今後に期待です。

なんだか、2時間くらいのドラマを見たような気がする。
達者な若手の皆さん相手に佐藤さんがどういうスタンスをとるのか・・・緊張して見たためもあるかも。(汗)

メッセージ性の強いセリフが多かったので、ちょっとくどい、と感じた方もおられるかもしれませんね。

久保の存在もあるのでしょうが、バッテリーの切れたQ10、そして平太自身に「そこはかとない死」のイメージが漂っているのは、「ブラッドベリ」だからなのかぁ。そうかぁ。

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第1回

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