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2010年9月22日 (水)

終着駅 トルストイ最後の旅

2009年 独・露・英

監督・脚本:マイケル・ホフマン/音楽:セルゲイ・イェフトゥシェンコ/製作:クリス・カーリング、イェンス・モイラー、ボニー・アーノルド/原作:ジェイ・パリーニ
出演:ヘレン・ミレン、クリストファー・プラマー、ジェームズ・マカヴォイ、ポール・ジアマッティ、アンヌ=マリー・ダフ

ロシアの偉大な作家、トルストイ(クリストファー・プラマー)の妻(ヘレン・ミレン)は50年近く夫を献身的に支え続けてきた。その人生も終盤に近づいたころ、夫は弟子(ポール・ジアマッティ)と新宗教を興し、爵位も財産も捨てようとする。そんな折り、トルストイ信奉者の青年(ジェームズ・マカヴォイ)が助手として屋敷にやって来る。(シネマトゥディ参照)

終着駅 トルストイ最後の旅 公式サイト http://www.saigo-tabi.jp/

@TOHOシネマズにて

原作未読です。ネタばれなし、感想を短く。

ジェームズ・マカヴォイが出演している、という凄くミーハーな理由で観に行きました。

また、「クィーン」のヘレン・ミレン、「幻影師アイゼンハイム」のポール・ジアマッティ、そしてクリストファー・プラマーという、そうそうたるキャストにも惹かれたし、米資本が絡んでいないので、文芸モノとしてある程度の水準は保たれているだろう、という期待もありました。(汗)

トルストイについてはほとんど何も知りません。
大昔に「戦争と平和」と「復活」を読んだ記憶がありますが、昔すぎて内容は忘れてしまった。
ですので、この映画のテーマのひとつでもある「トルストイ主義」もネットで知りえる程度の知識しか持たずに観ました。トルストイの妻が悪妻だった、という噂と、彼の最期についてのエピソードはいくつかの本で読んだことがあります。

しかしトルストイのことを何も知らなくても、一組の老夫婦の、複雑な愛情を描いた作品として、期待通り、見応えがありました。
逆にトルストイに詳しい人が観ると、伝記ものの常で、純粋に映画として楽しめないかもしれません。

傍からどのように見えても、夫婦のことは、夫婦にしかわからない。
年を経てもなお、枯れることのない情熱。

ひょっとすると、ある程度年齢のいった人か、もしくは二人の娘、サーシャ的立場にいる子供でないと感情移入いにくい作品かもしれない、とは思いました。

自分も前半は少し退屈だったのですが、妻、ソフィヤが全身全霊で夫を求めるあたりから、どんどん惹かれていきました。

とにかく妻を演じるヘレン・ミレンの迫力に圧倒されました。
最初はそのわがままぶりに少し辟易するのですが、次第に少女のままのようなお転婆な老婦人にも見えてくるのは、演技力はもちろんですが、彼女の持つ軽やかな個性の反映のように感じました。
愛する人のためには、プライドもかなぐり捨てて錯乱するも、時として凛とした表情を見せる。
マギー・スミス、ジュディ・デンチの次の世代を担う英国女優として、年々凄くなっているような気がします。

ポール・ジアマッティも怪しい雰囲気を醸し出していました。
トルストイ役のクリストファー・プラマーはさすがの貫禄。でも、重くはない。これも彼の個性でしょう。

悲劇でありながら全体に漂う軽やかさが、自分には心地良かったです。
もしキャストを含め、ロシア主体で作られていたら、重量感漂う、もっと長尺の悲劇になっていたでしょう。それはそれで見応えがあったとは思います。

で、秘書役のジェームズ・マカヴォイですが。
「つぐない」のようなキーパーソンではなく、いわば狂言回し的な役でしたが、きっちり繊細に演じていて、安心して見れました。
品のいい、コミカルでキレのいいリアクションも過不足なく。満足いたしました。←ミーハーですみません。

久しぶりに映画を観た、という気分になりました。
ああ、感想にもなっていないなぁ。(汗)
力のある作品の感想を書くだけの力がないもので、申し訳ありません。

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以下、この作品にはあまり関係ないことです。

マカヴォイが、2006年にドラマで共演した9才年上の女優、アンヌ=マリー・ダフと結婚した後「しばらく主夫業に専念するために休養する」みたいなことを言っていたらしいことは知っていましたが。

サーシャを演じていたのが、その嫁、アンヌ=マリー・ダフだったとは。
見終わった後、公式で知りました。思わず、意味もなく(汗)、うらやましい、と思ってしまった。

お子さんも誕生したそうで、おめでとうございます。

ロバート・レッドフォード監督の新作「The Conspirator(共謀者)」に出演していますが、日本で公開されるかなぁ?

※ジェームス・マカヴォイについては、まだカテゴリーを新設するほどでもないので、ブログを始めてから観た作品の感想の記事へのリンクを貼っておきます。下記以外には「つぐない」「ペネロペ」を鑑賞しています。また、いつか再鑑賞して感想を書きたいと思っています。

ジェイン・オースティン 秘められた恋
ウォンテッド
ウィンブルドン

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