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2010年8月29日 (日)

妖しき文豪怪談

公式サイト

金曜日の晩に一気観しました。

第一夜「片腕」 川端康成
監督・脚本:落合正幸
出演:平田満、芦名星、山田麻衣子 他
ドキュメンタリーパート ナレーション:津嘉山正種

第二夜「葉桜と魔笛」 太宰治
監督・脚本:塚本晋也
出演:河井青葉、徳永えり、小林ユウキチ、芦沢孝子、國村隼
ドキュメンタリーパート ナレーション:池脇千鶴、園部啓一

第三夜「鼻」 芥川龍之介
監督・脚本:李相日
出演:松重豊、井川遥、小山颯 他
ドキュメンタリーパート ナレーション:野島裕史

第四夜「後の日」 室生犀星
監督・脚本:是枝裕和
出演:加瀬亮、中村ゆり、澁谷武尊 他
ドキュメンタリーパート ナレーション:坂井真紀

所謂「純文学」には疎く、それぞれの作家の代表作を読んだことがあるくらいです。今回のお話の中で読んでいたのは「鼻」だけでした。

ですので、原作との比較ではなく、あくまでドラマとしての感想を簡単に。

「片腕」
ほとんど平田さんの一人芝居で見応えがあり、霧に沈む幻想的で異国風な街並みも魅力的でしたが、お話はちょっと退屈だったかもしれない。(汗)
腕の持つエロチズムは良く表現されていたと思いますが、男のエロスの描き方がお洒落じゃなかったような。他がスタイリッシュな映像ばかりだったので、異質に感じました。わざとかもしれません。
実は話より、どうやって撮ったんだろう、ということが気になりました。
こういう幻想的なお話は、原作を読んで読者がおのおのイメージした方がいいのかもしれない。

「葉桜と魔笛」
死を目前にした妹を見守るヒロインを演じられた河井青葉さんは存じ上げなかったのですが、とても魅力的な女優さんだなぁ、と思いました。厳しい父親役の國村隼さんのキャスティングも効いてました。
ハンドカメラが効果的に使われていて、映像にインパクトがあり、惹きつけられました。
優しくて恐くて、悲しいお話。

「鼻」
原作の後日談で、オリジナルなお話。テーストも全く違うお話になっており、四作の中では一番肉食系で迫力があり、松重さんの熱演も印象的。ただ、あくまで好みとしてですが、自虐的な流れにちょっとお腹一杯になりました。
また、一番ドキュメンタリーパートがメイキングらしく作ってありました。話がオリジナルだからかなぁ。直後にメイキングを観るのは、一歩間違うとドラマの興をそぐような気がします。

「後の日」
子供を失った親の悲しみと、親に捨てられた子供の悲しみを、是枝さんらしく淡々と描いたお話でした。一番「文芸作品」ぽかったかもしれません。
どこからともなくやってくる、赤ん坊の時に死んだ長男。父の目から見て、この長男の正体がだんだんあやふやになっていくところがじんわりと恐かったです。静かな余韻を感じました。

心に残ったのは「葉桜と魔笛」。他のドラマは主人公(たち)の世界に終始しているのに比べて、他者との関係がシンプルでありながら複雑でした。また、思わせぶりなシーンをぎりぎりで血肉の通った映像に仕上げていたと思います。このぎりぎり、というのが怪談には必要な要素だと思ったので。

あと、好きではないタイプのドラマですが、「鼻」。心にトゲを刺されたような後味の悪さをきっちり描いていたと思います。

各作家を紹介するドキュメンタリーパートも興味深く、面白いシリーズでした。

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