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2010年8月17日 (火)

歸國

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感想だけでも、忘れないうちに書きとめておきます。

※いったん書いた後に、思ったことがあり、少々加筆しました。

原作未読ですので、公式で、登場人物それぞれに細かい背景が設定されているのを知りました。
ドラマを見ただけでわかる人もいれば、わからなかった人もいました。

大宮上等兵(ビートたけし)が甥(石坂浩二)を自分の手で殺してしまったのには驚きました。
大宮が仲間とともに帰れない理由にもなるわけですが。

ただ、ドラマとしてみた場合ですが、妹の「ありがとう」を含めて、納得がいかなかったです。
とにかく、何故殺したのかがよくわからなかったのです。

妹を見捨てるようにして病院に任せきりにしたからなのか。それとも「今の日本をダメにした象徴」と見たのか、もしくは自分たちが成仏できずに永遠に彷徨わせている原因の一つと思ったのか。
政府関係の要人を、それとわかるように死なすことで、無念や警鐘を表現したかったのはわかるのですが、果たして効果的な表現だったのかどうか、戦争を体験していない自分には疑問でした。

日本の礎となることを信じて亡くなられた人々の魂は、どんなに無念であっても、現実的には無力。だからこそ悲しく、死を強制する時代を恐ろしく感じるのではないのかな、と。

現代の若者達の捉え方が型どおりで皮相的なのにはちょっと苦笑。70年代の映画によくでてくるような光景だな、と。音楽やダンスが変わっただけ。

また、故郷に帰った水間上等兵(遠藤雄弥)以外、若手たちがみな将校だったのは絵になるからなんでしょうけれども、兵士の大部分が徴兵された単なる「兵」、朝から晩まで殴られどうしだった人々だったことを思うと、偏っていたような気がしました。
早稲田のエースだった竹下中尉(塚本高史)、水谷少尉(小栗旬)、日下少尉(向井理)のエピソードなど、悲しくて切なくて・・・わかりやすいのですけど・・・彼らはエリートなんですよね。

だからこそ、大宮にはポリシーのようなものを背負わさないで、とことん、どこにでもいる普通の人々・・・の魂であって欲しかったかなぁ。たけしさんの使い方がもったいなかったような気もしました。

対極的だったのは自殺した志村伍長(ARATA)で、彼の存在がドラマの重しになっていたように感じました。
また、どこへ載せるでもない、誰にも伝えられないのに、取材を続けるメフィストフェレス的な立花報道官の、屈折した想いも印象的。

日下少尉の、妻と三日で別れなければならなかった話には、将校、下士官、兵、階級を問わない痛みを感じました。

全体の感想としては。大宮のエピソードがショッキングすぎて、そのことしか記憶に残らないかったように思いました。

映像は重く、迫力がありました。

※ここから加筆部分です。

全体的にヒロイズムに満ち溢れた作品だったと思います。

たたき上げの大宮を一種の英雄というか「まつろわぬ神」的にして突出させたのは、倉本さんの意思として尊重はしたいと思うのですが。妹への情、甥への恨みと、今の日本に対する絶望感がうまく絡み合っていなかったので、結局大宮に何をさせたかったのかをうまくドラマとして表現されていたとは思えない。

成仏できずに彷徨う兵士達の魂が列車に乗って深夜のひとときだけ、この世に戻ってくる。

このアイデアは非常に面白い(といっては失礼ですが;;)のに、大宮の事件に特化してしまったために、同乗してきたはずの他の大勢の、本当ならごく普通の生活を送れるはずだった方々の無念さが飛んでしまったように思えたのが、残念でした。

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